第5章 えひめの住生活物語 - ehime prefecture愛媛県住生活基本計画 73 第5章...

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愛媛県住生活基本計画 73 第5章 えひめの住生活物語 ○愛媛県住生活基本計画で位置づけた様々な施策の推進を図ることにより、今後 えひめで増やしていきたいライフスタイルのイメージ(理想像)を「えひめの 住生活物語」として提案します。 ○これらは行政機関や民間事業者だけでなく、県民ひとりひとりの取り組みによ って実現を目指そうとするものです。 ○ただし、現時点で、費用面や制度面の担保があるわけではなく、今後の新たな 取り組みが期待されるものとして、記載しています。

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Page 1: 第5章 えひめの住生活物語 - Ehime Prefecture愛媛県住生活基本計画 73 第5章 えひめの住生活物語 愛媛県住生活基本計画で位置づけた様々な施策の推進を図ることにより、今後

愛媛県住生活基本計画

73

第5章

えひめの住生活物語

○愛媛県住生活基本計画で位置づけた様々な施策の推進を図ることにより、今後

えひめで増やしていきたいライフスタイルのイメージ(理想像)を「えひめの

住生活物語」として提案します。

○これらは行政機関や民間事業者だけでなく、県民ひとりひとりの取り組みによ

って実現を目指そうとするものです。

○ただし、現時点で、費用面や制度面の担保があるわけではなく、今後の新たな

取り組みが期待されるものとして、記載しています。

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えひめの住生活物語

愛媛県の隅から隅まで、赤ちゃんからお年寄りまで、

みんなの愛顔がもっともっとあふれるように、

未来に向けた、こんな物語を一緒に描きませんか?

○愛媛県住生活基本計画で位置づけた様々な施策の推進を図ることにより、今後

えひめで増やしていきたいライフスタイルのイメージ(理想像)を提案します。

○これらは行政機関や民間事業者だけでなく、県民ひとりひとりの取り組みに

よって実現を目指そうとするものです。

○ただし、現時点で、費用面や制度面の担保があるわけではなく、今後の新たな

取り組みが期待されるものとして、記載しています。

まち全体がみんなの

お家やけん! 住み慣れた地域で楽しく安心して

暮らすことのできるまちの実現

空き家を放ったらかしには

せんけん! 空き家の流通と若者の仕事づくり等を

組み合わせた地域活性化

山もいっぱい 木もいっぱい

どんどん使うけん! 地域の木材を使うことによる

環境保全と経済循環

その1

その2

みんな勉強しよるけん!

住まいをまち全体の資源として大事に

使い、主体的に住まう意識を学ぶ

その4

その3

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えひめの住生活物語 ~その1~

まち全体がみんなのお家やけん! 住み慣れた地域で楽しく安心して暮らすことのできるまちの実現

○本県ではこれからますます人口減少・少子高齢化が進むことが予想される中、「人と人」

「人とまち」とのつながりが希薄になるおそれがあります。

○高齢者が元気に安心して暮らせるまちにするとともに、次世代を担う子どもたちにとって

も魅力あるまちにする必要があります。

●まちが、住民のライフスタイルの変化に対応することへの課題

「まち全体を我が家」に見立てて、まちにある様々な資源を活用し、

機能の充実化を図り、つながりを創出することで、生きがいを持っ

て健康に暮らすことのできるまちづくりを進めていくと・・・

安心して生活のでき

る高齢者住宅に住み

替えたいけど資金が

足りないわ

住み慣れたこの町で最後

まで暮らすことができた

らいいけれど、一人暮らし

は不安じゃな。

手頃な中古住宅をリ

ノベーションして子

どもがノビノビと育

つ住宅に住みたいな。

でも、中古住宅って少

し不安なんですよね。

子ども家族が近くで

住んでくれると安心。

孫も遊びに来てくれ

るし楽しいわ。

親が近くにいて、子育

てを手伝ってくれた

らいいのにな。

老後は気の合う仲間達と趣味やス

ポーツを楽しんだり、一緒に食事

をしたり。新しい家族のように楽

しい生活を送りたいですね。

高齢化が進んできて、

まちの中に空き家や

空き地が増えてきて

不安です。

こんなことに困っとるけん・・・

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病院・診療所

医療・福祉

施設の誘致

高齢者や障がい

者等の暮らしに

配慮した住棟の

バリアフリー化

外出機会を増やし、多世

代交流機会を増やす屋外

空間(例:市民農園)

子育て世帯等に利用しや

すいよう整備された公共

施設や公園等

ケア付きの高齢者

住宅等の誘致

(住み慣れた地域内

で安心して暮らせ

る受け皿)

高齢者の

住み替え支援

空き家・空き

店舗を活用し

た集いの場

まちの中に「住宅」と

「住み手」の循環が生まれ、

まちの活性化が進みます

○流通が進む中古住宅や賃貸住宅に

は、一度地区外に転出していた子

どもと、その家族がUターンして、

親世帯と子世帯が同居するケース

も増えています。

○親世帯が子育てを手伝ってくれる

ことで、仕事と育児の両立がしや

すくなっています。

○高齢者や障がい者等はバ

リアフリー化された住宅

で、地域や家族等に見守

られながら、快適に過ご

しています。

○毎日、地域の集会所や空き家を活用した集いの場

に行って気の知れた友人たちとゲームやスポーツ

を楽しんだり、市民農園で野菜づくりを楽しんだ

りしており、生きがいをもって暮らしています。

こんな住まいづくり・まちづくりをしたいんよ!

○新たに新築される住宅は省エネ性や

耐久性に優れており、誰もが使いやすい

ユニバーサルデザインになっています。

中古住宅の流通促進

による若者定住・

近居同居の促進

多世代居住が進むコンパクトシティ

家族も増えてきたし、

庭付きの一戸建てに

住みたいな

子供が巣立ってから一戸建ては

広すぎて管理も大変になって

きたから、もう少し楽に過ごせる

ところに行きたいわ

○子どもから高齢者までが安心して暮ら

せるよう、住宅から徒歩や公共交通機

関で容易に行ける範囲に買い物や通院

ができる施設があり、介護サービスも

受けることができる、「機能的かつコ

ンパクトなまちづくり」が進められて

います。

○希望すれば、ケア付きの高齢者向け

住宅等に住み替えることができる

ので、安心して過ごすことのできる

ライフスタイルも選択されていま

す。

各世帯構成に適した住宅への住替えサイクル

○住宅資産の活用等により、

買い物や通院等の、利便性

の良い住まいに住み替え

ています。

○高齢者が住み替えた後の

住宅は、耐震性等がチェ

ックされ、品質が保証さ

れた中古住宅や賃貸住宅

として円滑に流通し、子

育て世帯等の居住が進ん

でいます。

住宅団地に併設

された福祉拠点施設

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えひめの住生活物語 ~その2~

空き家を放ったらかしにはせんけん! 空き家の流通と若者の仕事づくり等を組み合せた地域活性化

○県内には、衰退が著しい中心市街地や高齢化が進むニュータウン、若年層の流出により地

域の持続性が保てなくなってきている中山間地域や島しょ部等、人口減少や少子高齢化等

により空き家が増加して、様々な問題が発生している地域があります。

○街道筋の町や宿場町、城下町など、まちの歴史を背景としてできている歴史的市街地が残

っているものの、それらの保存や再生が十分に図られていない地域があります。

●人口減少や少子高齢化等に伴って、住まいだけでなく、歴史的なまち並み等のまちの資源

が減少していく課題

実家を相続したけれ

ど、当面使う予定はな

いし、どうしよう。

所有している空き家

が老朽化してきた。

誰かが使ってくれた

ら嬉しいけれど、メン

テナンスの費用が結

構かかるなぁ・・・

人が減って、空き家も増加して

いるので、地域活力の衰退が心

配ですよ。

わしの町は高齢化が進

んできて、空き家が増

えている。防犯面でと

ても不安じゃ。

カフェを出店したいけれど、なるべく費

用を抑えて気軽に始められる空き物件

が、なかなか見つけられないなぁ。

歴史的な建物の維持管理や改修には費用

がたくさんかかるので、改修できないま

ま、老朽化してしまっている。

歴史的な建物を活かしたまちお

こしに取り組んでみたいけれ

ど、どうしたらいいのか・・・

こんなことに困っとるけん・・・

課題のある地域において、増加している空き家・空き地(歴史的建

造物やまち並みを含む)を地域活性化の資源ととらえ、その有効活

用により定住人口の増加や、まちに必要な機能の再生を進めていく

と・・・

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○どうしても使い手のない

空き家については、建替や

除却など適切な新陳代謝

が進んでいます。

住まいの相談窓口(コーディネーター)による

空き家(中古住宅)の流通促進

古民家等の再生によるにぎわい創出の連鎖

こんな住まいづくり・まちづくりをしたいんよ!

住まいの相談窓口

(コーディネーター)

○空き家情報バンクや地域活性化に取り組む

事業者が、空き家所有者から寄せられる相

続・財産管理や入居希望者から寄せられる

物件探しや改修方法など住まいのあらゆる

相談についてワンストップで応えられる窓

口を設けており、空き家の情報をもとに希

望に応じたマッチングも図っています。

○空き家の活用がきっかけ

となり、若年層の定住や、

地域産業の活性化、コミ

ュニティ活動の活性化が

図られています。

○えひめにおける、

・新たな事業を始めたい!

・自然豊かな環境で子育て

したい!

といったニーズと、活用可能な空

き家とを結びつけることで、定住

や新たなビジネスが生まれ、各地

域の個性があふれています。

例えば・・

農林業の豊かな地

域での農産品を活

用したカフェ

○歴史的建築物を改修

し、宿屋や飲食店等に

活用する人たちが現

れてきています。

○住民が歴史的な建築

物に触れられるイベ

ントの開催や、住民

主体によるファサー

ド整備のほか、行政

による街路美装化等

を通じて、まち全体

でこれらを大切にす

る風土が生まれてい

ます。

○伝統工法の建築物に関す

る改修・修復技術が進歩

し、これらの普及が進む

ことで、歴史的なまち並

み等が再現され、多くの

人が訪れるようになって

います。

○ニュータウンでは、移

住してきたファミリー

層が空き家・空き地を

活用して「ミニ図書館」

や「プレイパーク」な

どを開設し、「子育て

しやすいまち」への整

備が進んでいます。

例えば・・

通信環境を整えることで中山間

地域でのIT関連起業を後押し

空き家を活用した移住

や起業などを考えたい

若年層・ファミリー層

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えひめの住生活物語 ~その3~

山もいっぱい 木もいっぱい どんどん使うけん! 地域の木材を使うことによる環境保全と経済循環

○本県は全国有数の林産県ですが、木材需要の伸び悩みや、林業を持続的に維持できる市場

環境が整備されているとは言い難い状況にあり、林業の衰退、後継者不足の問題が生じて

います。

○林業の衰退等により、山が管理不足に陥ると、表土の侵食等により土砂災害の危険性が高

まるおそれもあります。

●地域産木材の流通が促進されないことによる課題

家を建てるときは、安

価な外国産木材に押さ

れて、地域産の木材を

利用する住宅はなかな

か増えないなぁ。

山が荒れてくると、雨水に

よる表土の侵食等、土砂災

害の発生の危険性が高ま

って怖い・・・

地域固有の景観や住文化

を継承している木造住宅

や、その建築を支える技

術者が少なくなってきた

んじゃ。

こんなことに困っとるけん・・・

地域産材を利用し

た住宅を建てたく

ても、どこに相談し

たらいいか分から

ないなぁ。

林業の担い手が少なくな

ってしまった・・・地元

の木材を使う人もなかな

か増えないし、山林の管

理ができず、荒れてきて

いる山もある・・・

地元の木材の活用が促進されることで、建設分野等における木材流

通量の増加が進むとともに、山の適切な管理にもつながるため、こ

れらの林業分野の振興を進めていくと・・・

建設業界においても低炭素

社会の実現を目指した取り

組みが求められているか

ら、木材利用の推進(他資

材の代替等)により、CO2

の排出を削減することも重

要なんだよね。

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建設分野等における木材利用

(新技術の活用を含む)

こんな住まいづくり・まちづくりをしたいんよ!

○地元産の木材を使う

ことが地域の山や自

然を守ることにつな

がるという認識が県

民に広がっています。

○林業に対する関心が

高まり、林業で働く

若者の増加や、森づ

くりボランティアの

参加者も増加してい

ます。

○地域の山の木で建てら

れる木造住宅が増えて

おり、低炭素社会の実

現にも貢献していま

す。

○山・林業に関心のある県民

が増えて、生産者等との交

流が進んでいます。

○県産材の消費量が増

え、適正な価格で取引

されることにより、山

の手入れや管理も適切

にできるようになり、

土砂災害の危険性も低

くなっています。

個人の住宅だけでなく、県内の「CLT」の生産工場を活用し、大規模な木造建築物も建設されています。

※CLT:クロス・ラミネイティド・ティンバー(P.64参照)

林業振興・木造住宅の普及が、山間・中山間地域全体の振興に波及しています。

○伝統的な住宅の構法やデザイ

ン、住文化に関心が高まり、地

域の景観や風土に配慮した住

宅が増えています。

○林業分野(木材業界等)と建設分野(設計・建

築関係者等)との連携が広がっています。

○適切に管理

される森林

がCO2の吸

収源等とし

て、地球温

暖化の防止

に貢献して

います。

○地域の木材をふんだん

に使用する建設業に携

わる専門技術者の育

成・拡大が進んでいま

す。

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えひめの住生活物語 ~その4~

みんな勉強しよるけん! 住まいをまち全体の資源として大事に使い、主体的に住まう意識を高める

○「住宅すごろく」と言われるように、一昔前は庭付き一戸建てやファミリー向けマンショ

ンを購入すると、その住宅が終の棲家として「あがり」とされていました。このため、加

齢による身体機能の変化や、世帯構成の変化があったとしても、購入した住宅を売却して

より利便性の高い地域へ移り住んだり、世帯人数に見合う規模の住宅に住み替えたりする

ような生活スタイルは、あまり根付いていません。

○定期的に住宅の検査を行なったり、必要に応じてメンテナンスを施したりする習慣が定着

しているとは言い難く、次世代に受け継ぐことのできる優良住宅ストックの確保が課題と

なっています。

●個人の住まい方の意識に対する課題

こんなことに困っとるけん・・・

一人暮らし

の高齢者が

だんだん多

くなってき

たのう・・・

個人の住宅に

も環境への配

慮が求められ

てきているの

よね。

ひとりひとりの住まいに関する意識を変え、次世代に受け継ぐこと

のできる住宅の増加を図るため、幼少期から、住宅の使い方や暮ら

し方等に関する学習を進めていくと・・・

中古住宅を購入して自分好みにリフ

ォームしたいけれど、どんなやり方

があるのか分からないなぁ。

周りの人とコミュニケーション

がとりやすい住まい(シェアハウ

ス等)に住みたいな!

退職したけれ

ど、まだまだ元

気に働けるし、

何か地域に貢

献できるよう

な仕事ができ

んかのぅ。

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ライフプラン作成ワークショップ

リフォーム検討

ワークショップ

ガーデニング体験ワークショップ

住まいの

メンテナンス

DIY体験

ワークショップ

まち歩き・街並み見学ツアー

未来の住宅コンクール

住まいづくり・まち

づくりを積極的に考

える人が増えていま

す。

新しい考え方の住ま

いづくりや暮らし方

が普及しています。

住宅がまち全体の資源

として活用されたり、大

切に利用される意識が

広がっています。

学校での住教育

住宅メンテナンス

こんな住まいづくり・まちづくりをしたいんよ!

○自分のライ

フステージ

と住まいの

関係を考え

てみよう!

○中古住宅をリフォームし

て、自分好みの間取りや

デザインにできることを

実感してみよう!

○自分で住宅のメンテ

ナンスをするための

技術と知識を学んで

みよう!

○大工仕事を体験して

みよう!

○大人になった時の暮らし方を

考えてみよう!

住まいづくり・まちづくりのワークショップや勉強会が、住宅関連事業者や市民団体の活動により広がっています。

○みんながお

庭をきれい

にすること

で、まち全

体に潤いが

生まれるの

よ!

○自分たちが住んでいるま

ちのことをもっと知るた

めに、まち歩きイベント等

が開催されています。

○家を建てるとき

に、もっと街並

みのことを考え

てみよう!

○これからの住宅

や住まい方に向

けた意識を高め

るため、「家を長

く大切に使う」、

「まちの風土や

風景に合わせた

住宅」等、学校で

は、幼いころか

ら住まいに関す

る学習が進めら

れています。 ○住宅の所有者ひとりひとり

が、定期に住宅診断を受け、

適切な時期にメンテナンス

を実施しています。