第65回母親大会2019...

2
い の ち 生命を生みだす母親は 生命を育て 生命を守ることをのぞみます 記念講演 記念講演 第1日目 【プロフィール】 1959年生まれ。名古屋大学法学部卒。1999年より現職。専攻は日本政 治思想史。学生時代より原水爆禁止運動に参加し、2006年より原水爆 禁止世界大会起草委員長を務める。 主催●第65回日本母親大会実行委員会 東京都千代田区二番町12-1 全国教育文化会館内 TEL 03-3230-1836 FAX 03-3230-1837 開催●静岡県母親大会実行委員会 静岡県静岡市葵区春日2-9-1 三上工業2F TEL・FAX054-253-6081 協力●東海ブロック各県実行委員会  (愛知・岐阜・三重) 「子どもと教育」、「くらし、権利、労働」、「平和と民主主義」、「女性の地位向上めざして」など、さまざまな問題をテーマ別に話し合います。 ●12時30分~17時 ● 会場:グランシップ/焼津文化会館/あざれあ ●12時30分~17時 ● 会場:グランシップ/焼津文化会館/あざれあ 講師 冨田 宏治さん (関西学院大学教授) ビキニ被災から65年 ―核兵器のない平和な未来を 【プロフィール】 1948年生まれ。東京都立大学法学部卒。専攻は労働法、ジェンダー法。 日本学術会議会員、日本労働法学会代表理事、ジェンダー法学会理事長 (2007~2009年)を歴任。 講師 浅倉 むつ子さん (早稲田大学教授) 女性差別撤廃条約採択40年 あらゆる女性への差別をなくして 分科会 分科会 24 24 ビキニ被災から65年 女性差別撤廃条約採択40年 世界に「核戦争から子どもを守ろう」とよびかけ、草の根の母親・女性の願いや要求を語り、歩みつづけて64年。 65回目の日本母親大会が、母親大会の原点の地であり、第五福竜丸のふるさと焼津のある静岡県で開催されます。 北から南から、職場から地域からみんなで誘いあってあつまりましょう。 ビキニ被災から65年 女性差別撤廃条約採択40年 世界に「核戦争から子どもを守ろう」とよびかけ、草の根の母親・女性の願いや要求を語り、歩みつづけて64年。 65回目の日本母親大会が、母親大会の原点の地であり、第五福竜丸のふるさと焼津のある静岡県で開催されます。 北から南から、職場から地域からみんなで誘いあってあつまりましょう。 25 25 第2日目 ●9時30分~ 14時30分 ●9時30分~ 14時30分 全体会 全体会 in 静岡 ● 会場:グランシップ 大ホール・海 ● 会場:グランシップ 中ホール・大地 65 2019年

Upload: others

Post on 23-May-2020

0 views

Category:

Documents


0 download

TRANSCRIPT

Page 1: 第65回母親大会2019 4のコピー65回目の日本母親大会が、母親大会の原点の地であり、第五福竜丸のふるさと焼津のある静岡県で開催されます。北から南から、職場から地域からみんなで誘いあってあつまりましょう。土

い の ち

生命を生みだす母親は 生命を育て 生命を守ることをのぞみます

記念講演 記念講演

第1日目

【プロフィール】1959年生まれ。名古屋大学法学部卒。1999年より現職。専攻は日本政治思想史。学生時代より原水爆禁止運動に参加し、2006年より原水爆禁止世界大会起草委員長を務める。

主催●第65回日本母親大会実行委員会 東京都千代田区二番町12-1 全国教育文化会館内 TEL 03-3230-1836 FAX 03-3230-1837開催●静岡県母親大会実行委員会 静岡県静岡市葵区春日2-9-1 三上工業2F TEL・FAX054-253-6081協力●東海ブロック各県実行委員会 (愛知・岐阜・三重)

「子どもと教育」、「くらし、権利、労働」、「平和と民主主義」、「女性の地位向上めざして」など、さまざまな問題をテーマ別に話し合います。

●12時30分~17時●会場:グランシップ/焼津文化会館/あざれあ●12時30分~17時●会場:グランシップ/焼津文化会館/あざれあ

講師 冨田 宏治さん(関西学院大学教授)ビキニ被災から65年 ―核兵器のない平和な未来を

【プロフィール】1948年生まれ。東京都立大学法学部卒。専攻は労働法、ジェンダー法。日本学術会議会員、日本労働法学会代表理事、ジェンダー法学会理事長(2007~2009年)を歴任。

講師 浅倉 むつ子さん(早稲田大学教授)女性差別撤廃条約採択40年 ―あらゆる女性への差別をなくして

分科会分科会8月24日8月24日

ビキニ被災から65年 女性差別撤廃条約採択40年世界に「核戦争から子どもを守ろう」とよびかけ、草の根の母親・女性の願いや要求を語り、歩みつづけて64年。65回目の日本母親大会が、母親大会の原点の地であり、第五福竜丸のふるさと焼津のある静岡県で開催されます。

北から南から、職場から地域からみんなで誘いあってあつまりましょう。

ビキニ被災から65年 女性差別撤廃条約採択40年世界に「核戦争から子どもを守ろう」とよびかけ、草の根の母親・女性の願いや要求を語り、歩みつづけて64年。65回目の日本母親大会が、母親大会の原点の地であり、第五福竜丸のふるさと焼津のある静岡県で開催されます。

北から南から、職場から地域からみんなで誘いあってあつまりましょう。

8月25日8月25日 日第2日目 ●9時30分~ 14時30分●9時30分~ 14時30分全体会全体会

in静岡

●会場:グランシップ 大ホール・海 ●会場:グランシップ 中ホール・大地

第65回2019年

Page 2: 第65回母親大会2019 4のコピー65回目の日本母親大会が、母親大会の原点の地であり、第五福竜丸のふるさと焼津のある静岡県で開催されます。北から南から、職場から地域からみんなで誘いあってあつまりましょう。土

母親運動のあゆみは日本の女性運動のあゆみです

母親が変われば社会が変わる!母親が変われば社会が変わる!母親が変われば社会が変わる!母親が変われば社会が変わる!

 1954年、ビキニ環礁でのアメリカの水爆実験によってマグロ漁船員の久保山愛吉さんが亡くなりました。広島、長崎に続く3度目の被爆に母親たちは怒り、平塚らいてうさんら6人は全世界にむけ「水爆禁止のための訴え」を送り、1955年スイスのローザンヌで世界母親大会の開催が決まりました。 それに先立ち6月、第1回日本母親大会が東京で開かれ、日本各地の炭鉱や農村からも、1円募金などで送り出された2000人の母親が集まりました。世界大会には河崎なつさんを団長にあらゆる分野から代表を選び、14人が参加しました。はばひろい母親運動の出発点です。

-「日本婦人の訴え」から  「世界母親大会開催へ」

母親大会のはじまり

 帰国後の報告会は、全国各地で数千回開かれ、各地に母親運動が広がりました。そして母親・女性たちの願いをかかげ、子どもたちを小児マヒから守るための生ワクチンの緊急輸入、学校給食の脱脂粉乳を生乳に、ポストの数ほど保育所を、高校全入や私学助成など教育問題、物価値上げ反対、地球環境・公害問題など母と子をとりまくさまざまな問題にとりくみ、貴重な成果をあげながら、60年余をあゆみつづけてきました。 世界母親大会によせられたギリシャの詩人ペリディス夫人の詩の一節「生命(いのち)を生みだす母親は 生命を育て 生命を守ることをのぞみます」は、今日まですべての母親・女性の心をとらえ、連帯のスローガンになっています。

-くらし・平和を守ってたくさんの 母親・女性たちが行動

母親大会のあゆみ

 第65回日本母親大会は、母親大会の原点の地であり、第五福竜丸のふるさと焼津のある静岡県で開催されます。1日目は「子どもと教育」、「くらし、権利、労働」、「平和と民主主義」、「女性の地位向上めざして」など、テーマに分かれての分科会です。2日目は47都道府県からの参加者が一堂に集まる全体会で、2つの会場で開かれます。記念講演の講師は冨田宏治さんと浅倉むつ子さんです。「核戦争から子どもを守ろう」との母親たちの熱い願いから始まった母親大会は、願いや悩みをもちよって、学び、交流し、話し合うみんなのひろばで、だれでも参加できます。静岡県で開催される第65回日本母親大会に、切実な要求・願いをかかげて行動し、ひとりで悩んでいる人にも声をかけ、北から南から、世代をこえてさそいあい、よびかけあってあつまりましょう。

母親大会の原点の地静岡県にあつまりましょう