第7回 インフォメーション・ミーティング...2015/12/01  · 第7回...

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2015年12月1日 (東証第一部・札証:8524) 第7回 インフォメーション・ミーティング (2016年3月期中間期決算)

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2015年12月1日

(東証第一部・札証:8524)

第7回

インフォメーション・ミーティング (2016年3月期中間期決算)

Page 2: 第7回 インフォメーション・ミーティング...2015/12/01  · 第7回 インフォメーション・ミーティング (2016年3月期中間期決算) 目次 2016年3月期中間期決算ハイライト

目次

2016年3月期中間期決算ハイライト 資本・配当政策

(ご注意事項)

• 2012年10月1日に持株会社「札幌北洋ホールディングス」と「北洋銀行」は「北洋銀行」を存続会社として合併いたしました。なお、本資料の2012年度第2四半期(中間期)決算までの「連結」に関する計数は「札幌北洋ホールディングス」の数値を表記しております。

• 資料には当行グループの将来の業績、経営目標などに関する記述が含まれております。こうした記述は将来の業績を保証するものではなく、リスクや不確実性を内包するものです。将来の業績は経営環境の変化などにより、予想と異なる結果となる可能性があることにご留意ください。

• 当行以外の金融機関に関する情報は一般に公知の情報に依拠しております。

• 表示金額は特にことわりのない場合、表示金額未満を切り捨てております。

1 連結損益サマリー P1

2 単体純利益の前年比内訳 P2

3 貸出金・預金の状況 P3

4 有価証券運用 P4

5 利回り P5

6 役務収支・経費 P6

7 信用コスト・不良債権 P7

8 業績予想に対する進捗状況 P8

経営戦略

1 地方創生への取り組み P9

2 北海道新幹線開業に向けて P10

3 地方創生の具体的事例 P11

4 法人戦略① 成長産業への支援・経営改善支援 P12

5 法人戦略② 中小企業向け貸出 P13

6 リテール戦略① 資産運用相談・総合取引拡充 P14

7 リテール戦略② 個人向け貸出 P15

8 有価証券運用戦略 P16

9 ローコスト体質の確立 P17

10 TSUBASA(翼)プロジェクトへの参加 P18

1 自己資本比率の向上 P19

2 株主還元の強化 P20

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2016年3月期中間期決算ハイライト

1.連結損益サマリー

1

2013.9期

実績

2014.9期 実績

2015.9期 実績

前年比 中間期

業績予想

連結コア粗利益 553 492 493 +0 506

資金利益 441 385 387 +2

貸出金利息 370 350 334 ▲15

有価証券利息配当金 94 52 69 +17

預金等利息(▲) 10 10 10 ▲0

役務取引等利益 97 94 94 +0

その他業務利益 15 13 11 ▲1

経費(臨時処理分除く) 385 393 388 ▲4 393

うち銀行人件費 152 158 159 +1

うち銀行物件費 197 196 189 ▲6

うち銀行税金 27 29 31 +2

連結コア業務純益 168 99 104 +4 113

信用コスト(▲) 32 ▲27 ▲9 +17 19

有価証券関係損益 74 17 35 +17

連結経常利益 206 156 164 +7 140

親会社株主に帰属する当期純利益 175 100 103 +2 92

連結コアOHR 69.59% 79.80% 78.83% ▲0.97%

連結ROE 11.30% 6.04% 5.59% ▲0.45%

単体ROE 8.84% 5.98% 5.71% ▲0.27%

(億円、%)

・連結コアOHR=経費(臨時処理分を除く)÷連結コア粗利益 ・連結ROE=親会社株主に帰属する当期純利益÷期中平均自己資本×365÷期中日数 (期中平均自己資本は、期首・期末の平均値)

2015.9期は増収増益決算となり

ました。貸出金利息が減少したも

のの、これを有価証券利息配当

金でカバーしました。

貸出金利息は市場金利低下の

影響で減少、役務取引等利益は

預り資産販売手数料が増加した

一方、為替手数料の減少、カード

ローン等の支払い保証料の増加に

より横ばいとなりました。

経費は、人件費が増加した一方、

預金保険料率引き下げの影響な

どにより、前年比減少しました。

信用コストは、企業倒産件数が落

ち着いて推移していることや取引先

の財務内容改善によるランクアップ

の影響で、9億円の戻し入れとなり

ました。

この結果、連結ROEは5.59%と

なりました。

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

16

17

18

19

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2016年3月期中間期決算ハイライト

2.単体純利益の前年比内訳

2

純利益の増減要因 【単体】 (億円)

97 +16

14.9期 当期純利益

+0 +0

▲1

▲16

+3

+17

▲2

+3 102

預貸収支の減少

有価証券利息の増加

その他資金収支

役務収支

その他業務利益

経費の減少

信用コストの増加

有価証券関係損益の増加

その他臨時損益の増加

15.9期 当期純利益

単体の当期純利益は、5億円の

増加となりました。

預貸収支は市場金利低下の影

響で15億円減少となりましたが、

有価証券利息が16億円増加しま

した。

また、信用コストが前年比で16億

円増加した一方、有価証券関係

損益が17億円増加しました。

+16

▲15

その他一括

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2016年3月期中間期決算ハイライト

3.貸出金・預金の状況

3

8,208 8,248 8,097 8,493

(+396)

16,969 16,480 16,410 16,396

(▲13)

16,214 16,369 16,529 16,615

(+85)

12,188 13,188 13,298 13,998

(+699)

0

10,000

20,000

30,000

40,000

50,000

60,000

12年上期 13年上期 14年上期 15年上期

大中堅企業向け 中小企業向け 個人向け 地公体向け

セクター別・貸出金平残 【単体】

(億円)

53,581 54,287 54,336

16,683 17,616 18,684 19,876

(+1,192)

47,989 48,711 49,681 50,804

(+1,123)

4,301 4,556 4,494 4,938

0

20,000

40,000

60,000

80,000

12年上期 13年上期 14年上期 15年上期

法人 個人 公金・金融

セクター別・預金NCD平残 【単体】 (億円)

68,974 70,884 72,859

69,553 71,964 73,138

76,159

4,661 4,667 4,407

4,000

50,000

60,000

70,000

80,000

12.9末 13.9末 14.9末 15.9末

資金量 預り資産

資金量・預り資産末残 【単体】

(億円)

0 8,187 8,277 8,057 8,710

18,360 18,310 16,797 16,773

16,295 16,443 16,538 16,699

12,771 12,627 12,795 13,725

0

10,000

20,000

30,000

40,000

50,000

60,000

12.9末 13.9末 14.9末 15.9末

大中堅企業向け 中小企業向け 個人向け 地公体向け

セクター別・貸出金末残 【単体】

(億円)

55,614 55,658 54,188

(+1,168) 55,504

(+2,759) 75,618

55,909

貸出金平残は、地方公共団体向

けや大中堅企業向けが伸び、全

体で前年比1,168億円増加しま

した。

また、預金NCD(資金量)平残

は、各セクターで伸び、全体で前

年比2,759億円増加しました。

80,159 77,545

76,631 74,214

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2016年3月期中間期決算ハイライト

4.有価証券運用

4

2014.9末 2015.3末 2015.9末

取得原価 評価損益 取得原価 評価損益 取得原価 評価損益 15.3末比 15.3末比

国内債券 13,626 206 13,344 222 11,943 ▲1,401 189 ▲32

国内株式 498 505 514 677 518 +3 729 +51

その他 1,926 9 3,062 36 3,085 +22 ▲11 ▲47

国内株式投信・ETF 37 8 202 31 281 +78 2 ▲28

外国債券・外債投信 1,873 1 2,794 5 2,710 ▲83 ▲2 ▲8

外国株式投信・ETF - - - - - - - -

REIT・その他 15 - 65 - 92 +27 ▲11 ▲10

合計 16,051 721 16,921 936 15,546 ▲1,374 908 ▲28

日経平均株価(円) 16,173 19,206 17,388

新発10年国債利回(%) 0.525 0.400 0.350

(億円) その他有価証券の内訳 【単体】

3.21 3.46

2.93

3.09

3.41 3.29

3.97

0

1

2

3

4

5

12.9末 13.3末 13.9末 14.3末 14.9末 15.3末 15.9末

(年)

円債デュレーション(変国含む) 【単体】

40 28 30 30

5

7 9 16

10 10 9

10

30 48

4

12

0

50

100

12年上期 13年上期 14年上期 15年上期

円債 外債 株式 その他

有価証券利息配当金の内訳 【単体】

(億円)

86 95

53

市場金利が低水準で推移する

中、変動利付国債を売却したこと

から、取得原価は大幅に減少しま

した。

※投資事業組合向け、譲渡性預金を除き、子会社株式を含む。

70

評価損益は、株価の下落や変動

利付国債売却の影響により2015

年3月末対比で減少しました。

円債デュレーションは、変動利付

国債を売却したことから3.97年と

長期化しました。

有価証券利息配当金は、円債が

横ばいとなった一方、外債や株系

資産を広く積み増したことから、前

年同期比では16億円の増加とな

りました。

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2016年3月期中間期決算ハイライト

5.利回り

5

1.60 1.55

1.50

1.43 1.39 1.39

1.33 1.31 1.45

1.37 1.32

1.27 1.23 1.21

1.17 1.13

1.0

1.5

道内銀行全体 北洋銀行

月末貸出平均約定金利 【単体】

(%) 預貸金利鞘 【単体】

(%)

1.48 1.36

1.28 1.20 1.27

1.18 1.12

1.01

2.09 2.00 1.94 1.96

1.07

0.90 0.77

0.65 0.5

1.5

2.5

12年上期 13年上期 14年上期 15年上期

全体 事業者向け 個人向け 地公体向け

セクター別・貸出利回り 【単体】

1.14

1.42

0.68 0.87

0.66 0.55

0.45 0.49

1.34

1.33

1.48 1.60

0.0

1.0

2.0

12年上期 13年上期 14年上期 15年上期

全体 うち円債 うち外債

有価証券運用利回り 【単体】

(%) (%)

0.03 0.03 0.02 0.02

1.08 1.06 1.05 1.00

0.36 0.27 0.21

0.17

0.0

0.5

1.0

1.5

2.0

12.3末 12.9末 13.3末 13.9末 14.3末 14.9末 15.3末 15.9末

1.48 1.36

1.20 1.28

経費率

預貸金利鞘

預金等利回

貸出金利回

15.9末の貸出約定金利は、

1.13%と前年同月比0.08ポイン

ト低下しました。

15.9末の預貸金利鞘は、前年比

0.04ポイント縮小し0.17%となり

ました。

セクター別の貸出利回りは、全体

では前年度比0.08ポイント低下

の1.20%となりました。

有価証券運用利回りは、円債・

外債ともに上昇しました。全体では

外債・株系資産の割合が増加し

たため、前年同期比0.19ポイント

上昇しました。

※「道内銀行全体」の 最新数値は15.8末。

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2015年3月期中間期決算ハイライト

6.役務収支・経費

6

16 25 27 31

41 41 40 40

62 65 66 68

▲24 ▲26 ▲30 ▲31

▲24 ▲27 ▲28 ▲32

70 77 75 75

▲100

▲50

0

50

100

150

12年上期 13年上期 14年上期 15年上期

120 131 135

▲49 ▲54 ▲59

140

▲64

役務収支の主な内訳 【単体】 (億円)

役務収益

役務費用

役務収支

うち為替手数料

うち投信・保険

うち団信保険料

30 27 29 31

194 197 196 189

151 152 158 159

0

100

200

300

400

12年上期 13年上期 14年上期 15年上期

経費の主な内訳 【単体】 (億円)

376 377 383 380

(30) (29) (33) (33)

うち人件費 (賞与等)

うち物件費

うち税金

物件費の主な内訳 【単体】 (億円)

27 28 28 14

50 49 50 51

38 42 41 44

77 77 76 78

0

50

100

150

200

250

12年上期 13年上期 14年上期 15年上期

194 197 196 189

うち預金 保険料

うち業務 委託費

うち減価 償却費

その他

役務収益では、投信・保険(預か

り資産販売)の手数料収入が増

加しました。

役務費用では、団信保険料がや

や増加しました。

この結果、役務収支は前年比で

ほぼ横ばいの75億円となりました。

経費は、前年同期比3億円減少

の380億円となりました。

物件費では預金保険料が前年同

期比13億円減少しましたが、減

価償却費等が増加し、前年同期

比6億円減少の189億円となりま

した。

うちその他

うちその他

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1.95 1.82

1.48

259 226 198

658 627 506

616 532

509

13.9末 14.9末 15.9末

2016年3月期中間期決算ハイライト

7.信用コスト・不良債権

7

13.9末 14.9末 15.9末 前年比

新規倒産 5 7 4 ▲3

ランクダウン 30 17 19 +2

最終処理 0 0 0 0

担保価値下落 1 3 1 ▲2

ランクアップ ▲5 ▲13 ▲10 +3

回収等 ▲16 ▲37 ▲23 +14

貸倒実績率変動 10 ▲6 ▲4 +2

北洋銀行計 26 ▲29 ▲13 +16

連結子会社計 6 2 3 +1

連結合計 32 ▲27 ▲9 +17

【連結】 (億円)

信用コストの構成 (億円) 開示債権額・比率

【単体】

要管理 債権

危険 債権

破産 更生等 債権

1,535 1,386

1,214

【単体】 貸倒実績率

開示債権 比率* (%)

*部分直接償却後 (部分直接償却は未実施です。)

13.9末 14.9末 15.9末 前年比

正常先 0.047 0.029 0.028 ▲0.001

要注意先 0.734 0.784 0.641 ▲0.143

要管理先 10.394 9.311 9.683 +0.372

破綻懸念先 41.230 34.112 35.522 +1.410

(%)

単体の信用コストは、前年同期比で

16億円増加しましたが、13億円の

戻し入れとなりました。

内訳では、新規倒産が3億円減少し

た一方、回収等が14億円減少しま

した。

開示債権額、比率とも減少傾向が

続いています。

貸倒実績率は、正常先がほぼ横ば

いとなったほか、要注意先が低下した

一方、要管理先・破綻懸念先が上

昇しました。

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2016年3月期中間期決算ハイライト

8.業績予想に対する進捗状況

8

【単体】 2015.9期 中間期実績

2016.3期 通期計画

中間期 進捗率

Ⓐ÷Ⓑ×100

コア業務粗利益 469 975 48.1%

資金利益 389 769 50.6%

預貸収支 325 657 49.5%

貸出金利息 335 677 49.6%

預金・NCD利息(▲) 10 20 50.4%

有価証券利息配当金 70 130 54.1%

その他資金利益 ▲6 ▲18 -

役務取引等利益 75 195 38.9%

その他業務利益 3 11 35.6%

経費(除く臨時処理分)(▲) 380 757 50.2%

コア業務純益 88 218 40.8%

信用コスト(▲) ▲12 24 -

有価証券関係損益 35 40 88.9%

その他臨時損益 15 16 95.6%

経常利益 152 250 61.1%

特別損益 1 ▲5 -

法人税等調整額等(▲) 51 80 64.1%

当期純利益 102 165 62.1%

(億円、%)

① 引き続き道内中小企業向け貸出に注力

② 投信償還益を計上、上期計画を達成

③ 市況影響し預り資産収益未達も、推進継続

④ 預金保険料率引き下げ等で計画比下回り

⑤ 取引先ランクアップ、回収増加で信用コスト戻し入れ

⑥ 変動利付国債の売却益を計上、外債等を入替

上期は大企業向け・地方公共団体向け貸出が増加

全体の利回りは計画比下回ったが、個人向けは計画達成

(カードローンなどコンシューマー・ファイナンスが好調)

投信の満期償還益5億円を計上

円債の償還再投資は、市況をにらみ柔軟対応

株式市況の足踏みで投信販売が計画未達

下期さらに専担人員増員し、販売推進継続

預金保険料は料率引き下げで前年比▲13億円

業務委託費をはじめ一般経費を計画比圧縮

ランクアップで▲10億円、回収で▲23億円

依然、企業倒産は落ち着き → 大幅な増加は見ていない

金利環境踏まえ変国売却、44億円の売却益計上

外債等を一部入れ替えし売却損も計上した

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経営戦略

1.地方創生への取組み

9

地方創生は、地域金融機関にとっ

て、地元経済活性化の観点からも

重要な取り組みと位置付けていま

す。

北海道を含む道内180自治体のう

ち、151自治体と関与し、地方創生

の「総合戦略推進組織」には65自

治体でメンバーとして参画していま

す。

道内180自治体 (北海道含む)

当行関与先

151自治体

(83.8%)

道内180自治体 (北海道含む)

総合戦略推進組織 参加数

65自治体

(36.1%)

具体的事例 「空き家対策」「子育て支援」をサポートするローン商品

「ほくよう既存住宅活性化ローン」

※いずれも10月末現在

自宅を 貸したいニーズ

大きな家を 借りたいニーズ

子供が独立した 高齢者世帯

子供が増えた 子育て世帯

日本管理センター 提携

賃貸 リフォーム

住み替え資金 ローン

借り上げ・家賃保証

本年9月には、地方で大きな問題と

なっている「空き家対策」「子育て支

援」をサポートするローン商品として、

「ほくよう既存住宅活性化ローン」を

発売。

地元各自治体との連携協定も積極

的に締結し、具体的に施策をご提案

する段階へと進んでおります。

Page 12: 第7回 インフォメーション・ミーティング...2015/12/01  · 第7回 インフォメーション・ミーティング (2016年3月期中間期決算) 目次 2016年3月期中間期決算ハイライト

経営戦略

2.北海道新幹線開業に向けて

10

いよいよ2016年3月26日、北海道

新幹線の新青森~新函館北斗間

が開業します。

これによる経済波及効果は年間約

136億円との試算もあり、道南・函

館地区だけではなく、北海道全体へ

のプラス効果が期待されています。

本年2月には、北海道新幹線開業

に向け道南の大沼エリアで体験型観

光農場を運営するどさんこミュゼ株式

会社に6次産業化ファンドを通して出

資することを決定しました。

2016年3月26日 開業予定

経済波及効果

年間約136億円 ※出所:日本政策投資銀行

198

470

15

39

0

10

20

30

40

50

0

100

200

300

400

500

2009 2010 2011 2012 2013 2014

訪日外国人来道宿泊延べ数

全道 (左軸)

道南圏 (右軸)

(年度)

(万人泊) (万人泊)

※出所:北海道経済部観光局

北海道新幹線開業に向けた 「北洋6次産業化応援ファンド」の活用

農業生産法人

株式会社流山 JR北海道

北洋6次産業化 応援ファンド

どさんこミュゼ 株式会社 在来和種馬(どさんこ)、農作物等を活用

観光体験、レストラン・カフェ、簡易宿泊施設運営

生産 事業 送客・ツアー 販売

農産物 在来和種馬 (どさんこ)

観光体験 レストラン

宿泊

新幹線など 送客

ツアー造成

出資

出資

現物 出資

道南地区へのインバウンドについて

も、全道同様に増勢が続いており、

北海道新幹線の開業により、新しい

「人」や「ビジネス」の流れが期待でき

ます。

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経営戦略

3.地方創生の具体的事例

11

地方創生の具体的事例をご紹介し

ます。

農業生産法人と観光バス会社が設

立した企業に、当行が出資。北海道

の強みである「食と観光」をコンセプト

とした地域活性化の取り組みを進め

ております。

このほかにも、ものづくり、再生可能エ

ネルギーをはじめ、さまざまな取り組み

を、地方自治体、産業界、教育機

関、労働組合、マスコミと連携し(い

わゆる「産官学金労言」)、当行の

総力を挙げて、地方創生に貢献しま

す。

農業生産法人

株式会社ファームズ千代田 札幌観光バス株式会社

北洋6次産業化 応援ファンド

美瑛ファーマーズマーケット株式会社 肉牛・生乳を活用した事業を展開 既存レストラン、乳製品製造販売

オーベルジュ新規運営、首都圏でのデリカエッセン事業展開

生産 事業 送客・ツアー

出資

出資

出資

肉牛・生乳の生産 オーベルジュ新規運営 (2016年冬オープン予定)

東京での惣菜店 (2015年11月オープン)

観光バスによる送客

ラグジュアリーバスの内観

食・農業 ものづくり 観光 再生可能エネルギー 海外進出 ローン商品 医療福祉 事業承継 …

数多くのソリューション・メニューと実績 地方創生に貢献

北洋銀行 融資 融資

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経営戦略 法人戦略①

4.成長産業への支援・経営改善支援

12

1,985

2,096

2,143 2,140

2,210

14/3

実績

15/3

実績

15/9

実績

16/3

当初計画

17/3

計画

医療・福祉向け融資残高(億円)

経営改善支援への取り組み

再生支援協など 外部機関の

活用

再生ファンドの 活用

早期の経営改善計画 策定支援

担保・保証に過度に 依存しない

事業性評価による 貸出の推進

医療・福祉や食・農業などの成長産

業への支援強化を継続。蓄積したノ

ウハウをご提供することで、差別化を

図ってまいります。

取り組みが定着してきた「企業戦略

会議(CSM)」は、事業承継を中

心としてテーマが多様化しており、お

客さま企業のニーズに一層的確にお

応えしてまいります。

経営改善支援への取り組みも、お客

さまとの接点強化が重要と認識して

おり、継続的な取り組みと専門スタッ

フのスキル向上、外部機関やファンド

の活用を通じ、お客さま企業の経営

改善をお手伝いしてまいります。

各種ファンドによる出資実績

北洋イノベーション ファンド

北洋6次産業化 応援ファンド

青函活性化 ファンド

北洋農業応援 ファンド

22件

405百万円

3件

125百万円

2件

15百万円

1件

50百万円 継続的な取り組みが信用コスト削減に寄与

163

445

534

634

834

14/3

実績

15/3

実績

15/9

実績

16/3

計画

17/3

計画

企業戦略会議(CSM) 累計実施件数

(※)CSM=Corporate Strategy Meeting

お取引先企業の事業戦略や経営課題全般について、

お取引先・当行(営業店・法人部)・外部提携先(ビジ

ネスコンサルタント)が一同に会し、課題を抽出してソ

リューションを提供する会議。

出資企業に対する実績 融資平残6億円増加

従業員45名増加

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経営戦略 法人戦略②

5.中小企業向け貸出

13

当行貸出金のうち、中小企業向け

は3割を占めております。

中小企業向け貸出の月中平残を見

てみると、2014年度の後半から前

年同期比変化率がプラスとなる月が

多くなってきました。

お客さま接点を一層拡大し、CRMシ

ステムも活用し、中小企業の皆さま

への貸出を強化してまいります。

また、私募債による資金調達ニーズ

も高まっており、中小企業向け貸出

平残に私募債を加えると、前年同期

比平均残高は増加しております。

2015/9

貸出金末残

55,909億円 うち中小企業向け

16,773億円

(30.0%)

うち大企業向け

8,710億円

(15.5%)

うち個人向け

16,699億円

(29.8%)

うち地公体向け

13,725億円

(24.5%)

▲5%

▲4%

▲3%

▲2%

▲1%

0%

1%

2%

3%

13/4

13/7

13/1

0

14/1

14/4

14/7

14/1

0

15/1

15/4

15/7

中小企業向け貸出 月中平残の前年比変化率推移

引受私募債残高(末残)

687 709 724

753 782 789

113 114 114

133 127 134

400

600

800

1,000

14/6 14/9 14/12 15/3 15/6 15/9

(億円)

0

801 823 838 887

909 924

大中堅企業向け

中小企業向け

中小企業向け貸出・私募債平均残高

2014年 上期

2015年 上期

前年 同期比

貸出 平均残高

16,410 16,396 ▲13

私募債 月末残高 期中平均

694 781 +87

合計 17,104 17,177 +73

(億円)

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37

51

71

119

145

13年

上期

13年

下期

14年

上期

14年

下期

15年

上期

経営戦略 リテール戦略①

6.資産運用相談・総合取引拡充

14

預り資産専担者数(各期末日現在) (人)

個人のお客さまの資産運用手段が

多様化するなか、預かり資産専担者

を増強するなど、投資信託・保険商

品の窓販を強力に推進しています。

2015年度上期の投資信託販売額

は、中国経済の先行き不安などから

株式市況が不安定だったこともあり、

2014年度下期を下回りました。

銀行本体発行のクレジットカード

cloverなど個人のお客さまの総合的

な取引を推進しています。また、相

続・贈与にかかわる相談受付態勢も

強化しております。

インターネットサービスでは、前月より

Web専用口座の取り扱いを開始し

たほか、当行ウェブサイトが「地方銀

行サイトランキング」※の「機能性・使

いやすさ」部門で、全国第1位に選ば

れました。

237 251

261 262

297 309

13/3 13/9 14/3 14/9 15/3 15/9

投資信託・一時払保険販売額(半期)

361

301

348

449 413

363 333

312 317 316

13年

上期

13年

下期

14年

上期

14年

下期

15年

上期

投資信託

一時払保険

※財産資産承継プランニング 遺言信託取次、遺産整理業務等 をすべて合算した件数。

clover会員数

70.0 71.3

72.3 73.5

74.5 75.5

13/3 13/9 14/3 14/9 15/3 15/9

遺言信託等※受付件数 (万件)

(億円)

(件)

※モーニングスター株式会社「Gomez Web サイト地方銀行ランキング(2015年10月)」

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経営戦略 リテール戦略②

7.個人向け貸出

56 74 100

133 168

10

33

60

95

122

100

95

89

84

79

14/3 14/9 15/3 15/9 16/3

カードローン末残の推移 (億円)

「スーパーアルカ」+(旧「アルカ」)

住宅ローンやカードローン、消費性

ローンの増強に取り組んでおります。

住宅ローン残高は、消費税率引上

げの駆け込み需要の反動から2014

年度上期に一旦落ち込んだ後は、

増加傾向が続いております。

カードローンは、商品性を強化した

スーパーアルカ、ATMで契約まで完

結するATMカードローンを中心に増

加しております。

消費性ローンも、2015年上期は順

調に推移しております。

Web完結型申込や、本人確認書

類のアップロードサービス開始(H27/9)

など、お客様の利便性向上を通じ、

残高の増強を図ってまいります。

「ATMカードローン」

15

「その他カードローン」

167

203

251

370

313

(計画)

住宅ローン残高 (億円)

消費性ローン残高 (億円) 個人向け貸出の増強策

15,700

15,601

15,664 15,663

15,711

15,400

15,500

15,600

15,700

15,800

14/3 14/9 15/3 15/9 16/3 0

(計画)

272 269 281 297

51 53 54 62

92 81 73 60

14/3 14/9 15/3 15/9 16/3

目的型 無担保フリー その他

416 403 409 420

446

(計画)

住宅 ローン

カード ローン

消費性 ローン

住宅ローン休日説明会の積極実施 ハウスメーカー等との関係強化

DM発送先へのフォローコール実施 増額・借換の提案強化

EBM情報発信による提案強化 職域でのローン提案推進

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経営戦略

8.有価証券運用戦略

16

市場金利が低下していることを踏ま

え、2015年上期は、円債の償還再

投資を見送りました。

この結果、2015年9月末の有価証

券運用残高は減少しました。

2015年下期は1,000億円程度の

円債償還再投資を実施するほかは

市況動向を見ながら慎重に対応して

まいります。

13,344

11,943

12,694

2,771

2,711

2,800

521

494

494

285

398

410

9,000

10,000

11,000

12,000

13,000

14,000

15,000

16,000

17,000

18,000

15/3 15/9 16/3

純投資株式・J-REIT 政策投資株式

外債 円債

0

(億円)

(計画)

16,921

15,546

16,400

有価証券運用実績・計画

2015年度下期 運用方針

円債 金利が低位に推移するなか 償還再投資1,000億円程度実施

外債

原則慎重対応、現状維持も、 状況に応じて積み増し検討

純投資株式 J-REIT

3.09

3.41

3.29

3.97 4.10

2.70

3.00

3.89

3.60 3.50

2

3

4

5

14/3 14/9 15/3 15/9 16/3

円債(変国含む)

外債(投信含む)

0

債券デュレーション (年)

円債デュレーションは、2015年上期

に変動利付国債を売却した影響で

長期化しました。2015年下期は円

債の再投資を実施することなどから、

やや長期化する計画です。

(計画)

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経営戦略

9.ローコスト体質の確立

17

事務効率化の推進

信用コストの削減

中期経営計画の重要な柱の一つで

ある「ローコスト体質の確立」、特に

事務効率化を推進しています。

引き続き営業店後方事務の集中化

に取り組むほか、新たにローンの端末

処理事務の集中化を開始、営業店

をセールスの場へ転換してまいりま

す。

信用コストの削減では、いわゆる「目

利き力の向上」はもちろんのこと、お

取引先との十分なリレーション構築に

よる予兆の把握、経営改善支援に

よるお取引先の財務内容改善を進

めております。

目利き力の向上 業界知識の蓄積と倒産事例の研究

お取引先とのリレーション構築 予兆の早期把握と適切な対処

経営改善支援の取組を通じた お取引先の財務内容の改善

営業店 後方事務 集中化

ローン事務 (端末処理)

集中化

融資 債権書類 集中化

営業店窓口後方の事務を集中し、効率化

11月までに札幌地区営業店で集中化完了

ローン実行時の端末オペレーションを集中化

営業店事務の効率化に向け細部を検討中

全店の債権書類を集中し、一括管理

現在移行作業中・・・2016/5に完了予定

効率化により 生まれた戦力を 営業推進に向ける

信用コストの低水準での 安定化をめざし、取り組み継続

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経営戦略

10.TSUBASA(翼)プロジェクトへの参加

18

2015年8月26日に発表いたしまし

た通り、地方銀行6行が参加するシ

ステム共同化プロジェクトである、

「TSUBASA(翼)プロジェクト」に参

加いたしました。

すでに参加行同士の情報交換を開

始しており、幅広い分野で連携を進

めてまいります。

千葉銀行

第四銀行

東邦銀行

北國銀行

中国銀行

伊予銀行

将来の基幹系システムの共同研究・検討

(2015年8月加盟)

幅広い分野で積極的に連携

参加行共同での商品開発

市場・国際部門業務連携協定

各種サブシステムの共同化・連携

災害時相互協力協定

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資本・配当戦略

1.自己資本比率の向上

19

306 415

645

805

979

1,115 1,204

10.26% 10.70% 10.91%

11.50%

10.00% 10.09% 10.36%

11.5%程度 12.5%程度

0%

2%

4%

6%

8%

10%

12%

0

200

400

600

800

1,000

1,200

1,400

1,600

10.3末 11.3末 12.3末 13.3末 14.3末 15.3末 15.9末 16.3末 17.3末

単体自己資本比率

単体利益剰余金(億円)

バーゼルⅡ バーゼルⅢ

公的資金完済

(単体) 14.9末 14.12末 15.3末 15.6末 15.9末

自己資本比率 10.27% 10.14% 10.09% 10.44% 10.36%

自己資本(億円) 3,471 3,511 3,477 3,533 3,556

リスクアセット等(億円) 33,791 34,602 34,440 33,837 34,318

信用リスクアセットについて 基礎的内部格付手法(FIRB)への

移行準備中 (2016年3月末を目指して)

現時点では 2016.3末で11.5%程度 2017.3末で12.5%程度

を見込む

2015年9月末の単体自己資本比

率は10.36%となりました。

現在、信用リスクアセットの算出方法

について、標準的手法(SA)から

基礎的内部格付け手法(FIRB)

への移行準備中です。

仮に計画通り2016年3月末に

FIRBへ移行する場合、同月末の自

己資本比率(単体)は11.5%程

度、翌2017年3月末には12.5%

程度まで上昇する見通しです。

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資本・配当戦略

2.株主還元の強化

20

2016年3月期(今期)より業績連動配当を再開

配当実績および配当予想

配当金 =

普通配当金 業績連動配当金

+ 1株あたり 年間10円を予定

通期の親会社株主に帰属する 当期純利益が 150億円を上回る 場合に、 その超過額の30%を 目途にお支払いする予定

従来の200億円から変更 株主還元強化

1.5円 1.5円

2.5円

3.5円 3.5円 3.5円

5.0円 5.0円

1.5円

中間 期末 中間 期末 中間 期末 中間 期末

13.3期 14.3期 15.3期 16.3期

年間3円

年間6円

年間7円

年間10円 年間10円 +業績連動配当1.5円

(※)2016年3月期より「連結当期純利益」は「親会社株主に帰属する当期純利益」に変更となります。

現時点での「親会社株主に帰属する当期純利益」予想(170億円)どおりの 業績の場合、業績連動配当予想は1.5円です。

今度とも一定の自己資本比率の水

準を確保できる見通しが立ったことか

ら、業績連動配当を再開いたしま

す。

なお、株主への利益還元を一層強

化するため、「親会社株主に帰属す

る当期純利益」の基準額を200億

円から150億円へ引き下げておりま

す。

配当性向は概ね30%弱の水準を

目途とし、連結業績を勘案のうえ、

期末に業績連動配当金をお支払す

る予定としております。

2015年11月に公表いたしました通

り、「親会社株主に帰属する当期純

利益」の予想が170億円であるた

め、業績連動配当の予想は1株当

たり1.5円となる見込みです。

(予想)