第77期 報告書 -...

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証券コード:4676 第77期 報告書 平成29年4月1日平成30年3月31日

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  • 証券コード:4676

    第77期 報告書平成29年4月1日▶平成30年3月31日

  •  株主の皆様におかれましては、平素より格別の御高配を賜り、厚く

    御礼申し上げます。

     当社は、放送の公共的使命と社会的責任を常に認識し、広く支持され

    るコンテンツの制作・提供を目指すとともに、強固な事業ポートフォリオ

    の構築に向け、グループの事業分野を拡大してまいりました。

     当社はこのたび策定いたしました「“変わる”フジ・メディア・ホール

    ディングス 中期経営計画」を推進し、グループの成長および収益基盤の

    拡充を目指してまいります。

     何とぞ、当社グループへの倍旧のご支援を賜りますようお願い申し

    上げます。

    代表取締役会長 代表取締役社長

    ● 売上高は、放送事業、制作事業、生活情報事業、広告事業が減収となり、全体では減収。● 営業利益は、放送事業、制作事業、映像音楽事業、広告事業、都市開発事業、その他

    事業が増益となり、全体では増益。● 経常利益も増益となったが、親会社株主に帰属する当期純利益は前期に計上した

    負ののれん発生益等の反動により減益。

    業績のポイント

    6,433 6,4656,5396,405

    平成27年3月期

    平成28年3月期

    平成29年3月期

    平成30年3月期

    売上高(単位:億円)

    平成27年3月期

    平成28年3月期

    平成29年3月期

    平成30年3月期

    252223

    243256

    営業利益(単位:億円)

    249273

    228199

    平成27年3月期

    平成28年3月期

    平成29年3月期

    平成30年3月期

    親会社株主に帰属する当期純利益(単位:億円)

    351303324

    351

    平成27年3月期

    平成28年3月期

    平成29年3月期

    平成30年3月期

    経常利益(単位:億円)

     当社は、株主に対する利益還元を経営の重要課題のひとつとして位置づけ、認定放送持株会社体制のもと、業績に応じた成果を配分することを基本方針としております。以上を踏まえ、当期の期末配当は1株当たり20円とさせていただきました。

    利益還元について

    株主総会で使用した連結業績ハイライト動画は9月30日まで当社ホームページでご覧いただけます。その他財務情報の詳細もホームページ 株主・投資家情報をご覧ください。フジ・メディア・ホールディングス 株主・投資家情報

    ご あ い さ つ

    連 結 業 績 ハ イ ラ イ ト

    1

    2

  • 組織概略

       その他事業(株)扶桑社(株)フジミック(株)フジゲームス(株)エフシージー総合研究所(株)フジキャリアデザイン

    Fujisankei Communications International, Inc.(FCI) 他

       映像音楽事業(株)ポニーキャニオン(株)フジパシフィックミュージックFuji Music Group, Inc.(FMG)

       制作事業(株)共同テレビジョン(株)フジクリエイティブコーポレーション(FCC)(株)フジアール(株)フジ・メディア・テクノロジー(FMT)(株)NEXTEP 他

       放送事業(株)フジテレビジョン(株)ビーエスフジ(株)ニッポン放送(株)仙台放送

       生活情報事業※(株)ディノス・セシール 他

       都市開発事業(株)サンケイビル(株)グランビスタ ホテル&リゾート

    前期 当期

    280,550 260,677

    4,027 4,483

    前期 当期

    17,722 18,011

    2,571 2,601

    前期 当期

    33,937 33,587

    225 365

    前期 当期

    64,103 69,009

    8,625 9,654

    前期 当期

    115,422 113,831

    816 1,281

    売上高

    営業利益

    平成30年3月期における㈱フジ・メディア・ホールディングスを構成する7つの事業セグメントの業績の状況は以下のとおりです。

    主な子会社の業績(単位:百万円)

    当期のセグメント別売上高構成比(%)

    42.1%売上高445億円(前期比2.1%減)

    18.1%売上高489億円(前期比1.9%増)

    6.3% 15.4% 4.4%

    映像音楽事業

    売上高1,089億円(前期比6.3%増)

    制作事業

    売上高477億円(前期比3.1%減)

    売上高1,283億円(前期比1.8%減)

    売上高2,983億円(前期比4.6%減)

    生活情報事業

    広告事業

    その他事業

    都市開発事業

    放送事業

    6.9%6.8%売上高310億円(前期比6.4%増)

    ※このグラフの各売上高は、セグメント間の内部売上高(615億44百万円)を含む数字です。

    関連会社  ㈱産業経済新聞社、㈱フジランド、日本映画放送㈱ 他※㈱サンケイリビング新聞社は2018年3月に連結子会社から持分法適用関連会社になりました。

       広告事業(株)クオラス

    事業セグメント別 業績の状況 財務情報の詳細は、当社ホームページの株主・投資家情報をご覧ください。フジ・メディア・ホールディングス 株主・投資家情報

  • ❶事業ポートフォリオの再定義と強化 当社グループの事業セグメントを整理し、(株)フジテレビジョンを核にメディアおよびコンテンツ関連会社をひとつのセグメントに集約し収益力を高める「メディア・コンテンツ」事業と、戦略投資により中長期的に一層の成長を目指していく「都市開発・観光」事業をグループの2つの柱に位置づけます。さらに新規分野の開拓にも注力してまいります。

     当社では、このたび、2018年度から2020年度を期間とする「 “変わる”フジ・メディア・ホールディングス 中期経営計画」を策定いたしました。株主の皆様からの信頼とご期待に応えるべく、グループ一丸となって取り組んでまいります。

    “変わる” フジ・メディア・ホールディングス

    中期経営計画 2018年度   2020年度

    2016年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度連結売上高 6,539 6,465 6,230 6,450 6,550連結営業利益 223 252 255 285 325メディア・コンテンツ 112 118 141 178 218 うちフジテレビ 40 44 60 90 120都市開発・観光 109 141 115 115 115その他 1 6 4 4 5

    ※調整額は省略 2016年度のセグメント内訳は概算値

    簡易EBITDA 406 438 444 490 550※簡易EBITDA = 営業利益 + 減価償却費

    2020年度目標中期経営計画 連結経営目標

    連結売上高

    6,550億円連結営業利益

    325億円簡易EBITDA

    550億円単位:億円

    メディア・コンテンツ

    都市開発・観光

    その他(新規含む)

    フジ・メディア・ホールディングス

    事業セグメントの整理

    中 期 経 営 計 画

  • ❷「メディア・コンテンツ」事業の強化 ■(株)フジテレビジョンの改革 グループの中核子会社として(株)フジテレビジョンの業績回復を図ります。2017年度は新たな経営体制のもと抜本的改革に着手し、6期ぶりの営業増益を達成しました。引き続き、以下の取り組みを進めてまいります。

    (ⅰ)進行中の構造改革 引き続き、環境変化に対応できる経営体質を目指し、会社全体での固定的な費用の抑制、番組制作費の効率的運用に取り組むなど、構造改革を進めます。

    (ⅱ)視聴率向上と地上波広告市場におけるシェア拡大 ゴールデン・プライム帯の視聴率向上に注力し、番組制作費の戦略的投下を行うとともに、昨年のマネジメント刷新に続く本年4月の人事異動による全社的新体制のもと、改編ごとに視聴率の向上を目指し、放送収入の増収を図ります。

    (ⅲ)配信事業の成長戦略 今後の配信事業への取り組み方については大きな経営課題として認識しています。技術の進歩・メディア環境の変化を予見し、

    収益の拡大を目指し、「FOD(フジテレビオンデマンド)」のプレゼンスを高めながら、配信事業における最良の収益体制を追求してまいります。また、放送に加え配信・タイムシフトを含むトータルリーチでテレビの媒体価値の向上を目指します。

    (ⅳ)放送外事業の収益向上 イベント、映画、MD、パッケージ、VRなど放送外事業について、中期的戦略・経営目標のもと、事業効率の改善を図り、成長を促してまいります。

    ■セグメント一体としての改革 「メディア・コンテンツ」事業では、総合コンテンツファクトリーとして、グループメディア向けの強力なコンテンツ制作機能のさらなる充実を図るとともに、外部向けプロダクション機能の拡大、また、コンテンツホルダーとしての収益拡大を目指します。この方針のもとで、音楽関連ビジネスの効率化・拡大、ゲーム事業の成長、海外市場の開拓・拡大などの取り組みを進め、強いコンテンツをもとにトータルでのメディア価値の向上と収益の拡大を図ってまいります。

    事業ポートフォリオの再定義と強化

    従来の事業セグメントを整理

    成長の2本柱 + 1

    放送

    フジテレビ

    ニッポン放送

    BSフジ

    仙台放送

    制作

    共同テレビ

    FCC

    フジアール

    FMT

    NEXTEP

    映像音楽

    ポニーキャニオン

    フジパシフィックミュージック

    生活情報 広告

    ディノス・セシール

    サンケイリビング新聞社

    クオラス

    都市開発

    サンケイビル

    グランビスタホテル&リゾート

    サンケイビルマネジメント

    サンケイビルテクノ

    その他

    扶桑社

    フジミック

    フジキャリアデザイン

    フジゲームス

    FCI

    ※主要グループ会社旧セグメント(2017年度)

    新セグメント(2018年度〜)メディア・コンテンツ

    フジテレビ

    ニッポン放送

    BSフジ

    仙台放送

    FMT

    NEXTEP

    ポニーキャニオン

    フジパシフィックミュージック

    都市開発・観光

    ディノス・セシール

    クオラス

    サンケイビル グランビスタホテル&リゾート

    サンケイビルマネジメント サンケイビルテクノ

    その他(新規含む)

    共同テレビ

    FCC

    フジアール

    扶桑社

    新規

    フジミック

    フジキャリアデザイン

    FCI

    フジゲームス

    中期経営計画

  • ❸「都市開発・観光」事業の成長戦略 「都市開発・観光」事業をグループの柱の1つと位置づけ、戦略投資を拡大するとともに、観光需要の安定的な拡大を見据え、中長期的に育成してまいります。 都市開発分野では、資産開発・回転型事業を強化し、保有不動産の入れ替え・売却による収益の獲得とともに、リスクを抑制しながら戦略的な投資のための原資を確保してまいります。ビル賃貸事業では安定的な成長を図り、また、住宅事業における賃貸事業の強化等を図ります。 観光分野では、既存ホテル・施設の収益向上を図るとともに、新コンセプトホテル「インターゲートホテルズ」「GRIDS」の開業を進めます。また、札幌パークホテルの再開発事業とともに、北海道空港(株)の筆頭株主として空港民営化事業への参画を目指すなど、北海道エリアでの事業強化を図ります。さらに、台場MICE/IRへのコンソーシアムによる参画を検討・準備しています。

    ❹事業ポートフォリオの強化に向けたグループ構造の見直し  グループ会社の経営環境等を踏まえ、本年3月、一部のグループ会社について資本関係の見直しを行いました。引き続き事業ポートフォリオの強化に向けた取り組みを進めてまいります。

    ❺改革に向けた資本政策 「都市開発・観光」の成長拡大、「メディア・コンテンツ」の強化および「新規分野」の育成・獲得に向け、財務の健全性を確保しながら、外部資金の活用も含め投資を拡大してまいります。 そのほか、当社では、本年5月に自己株式の消却を実施しました。 また、株主の皆様への還元を引き続き重視し、安定的な配当方針を継続してまいります。

     以上の取り組みにより、2020年度に連結売上高6,550億円、連結営業利益325億円、*簡易EBITDA550億円を目指し、当社グループの成長と企業価値の向上を図ってまいります。*簡易EBITDA=営業利益+減価償却費

    “変わる” フジ・メディア・ホールディングス FOR 2020 AND THE FUTURE

    連結営業利益

    2018年度2017年度 2019年度 2020年度 その後の成長イメージ

    141

    252億円223億円

    325億円285億円

    255億円

    (  )

    3か年目標

    新規事業による利益拡大

    150~200億円

    300億円~

    都市開発・観光

    メディア・コンテンツ

    109 億円

    112億円

    115億円

    141億円

    フジテレビ40億円

    118 億円フジテレビ44億円

    218 億円フジテレビ120億円

    中期経営計画

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  •  “恐怖”をテーマにした美術展「怖い絵」展が大ヒット。絵画の背景を知ることで、その“絵”の見え方が変わるという、新たな鑑賞方法を提供しました。また47都道府県を回った「ブラスト!:ミュージック・オブ・ディズニー」、「ブリトニー・スピアーズ」、

    「デュラン・デュラン」、「ベルリン・フィル」の来日公演、体感型エンターテインメント「フエルサ ブルータ WA!」や、小栗旬のミュージカル初挑戦として話題となった「ヤングフランケンシュタイン」、日本初上演のブロードウェイミュージカル「ファインディング・ネバーランド」等、それぞれの分野で熱いイベントを展開し多くの来場者に笑顔と感動と興奮をお届けしました。

    文化芸術からエンターテインメントまで様々な展開で好調!

    フジテレビ映画が躍進6冠獲得に中国公開も!

     「昼顔」の23.3億円を筆頭に、「帝一の國」が19.3億円、「ミックス。」が14.9億円の興行収入をあげ、年間を通じてヒット作を連発し話題を集めました。「三度目の殺人」

    (興収14.6億円)は第41回日本アカデミー賞で最優秀作品賞をはじめ6冠を獲得、またアジア圏へのライセンスが好調で「ミックス。」と「三度目の殺人」が中国で劇場公開されるなど、国内外で大きな存在感を示しました。 

    「ミックス。」©2017 フジテレビジョン 東宝

    「三度目の殺人」©2017 フジテレビジョン  アミューズ ギャガ

     累計発行部数200万部突破の人気コミックの実写映画化。若手屈指の人気清純派女優二人の共演による欲望むき出しの愛憎劇「累-かさね-」は9月7日(金)公開。

     2月に開幕したシルク・ドゥ・ソレイユ創設30周年記念作品そしてフジテレビ開局60周年事業「キュリオス」がお客様に大好評!!東京公演のブームから大阪、名古屋、福岡、来年4月開幕の仙台まで巡演する珠玉のエンターテインメントにご期待ください!

    「累-かさね-」©2018 映画「累-かさね-」製作委員会 ©松浦だるま/講談社

    「怖い絵」展

    「キュリオス」Photos: Martin Girard, Pierre Manning / shootstudio.ca © 2014 Cirque du Soleil

    土屋太鳳×芳根京子 「累-かさね-」 大ヒット「キュリオス」がいよいよ全国へ!

    映画 事業

    Ticket

    PICK UP PICK UP

     今期は昨年10月、プロボクシング村田諒太が念願の世界王者となった、エンダムとの再戦を生中継、20.5%と高視聴率を獲得。ドラマは「コード・ブルー ‐ドクターヘリ緊急救命‐ THE THIRD SEASON」が7月クール民放連続ドラマの視聴率トップに輝く大ヒットとなり、単発では、大きなコンセプトチェンジを行った

    「FNS27時間テレビ にほんのれきし」が好評を博しました。また、「めざましテレビ」等、平日午前帯に続き、「バイキング」や「直撃LIVE グッディ!」が好調で、新たな“お昼の顔”として定着してきました。3月には、長年多くの視聴者に愛されたバラエティ番組

    「とんねるずのみなさんのおかげでした」「めちゃ×2イケてるッ!」等が終了し、新しいフジテレビを切り開いていくための新番組の数々に期待が集まっています。

    ボクシング村田戦が高視聴率「コード・ブルー」大ヒット

     フジテレビが本当に“変わる”ための4月改編。水曜19時57分

    「林修のニッポンドリル」、22時「梅沢富美男のズバッと聞きます!」、木曜21時「直撃!シンソウ坂上」、土曜19時57分「世界!極タウンに住んでみる」など新バラエティ

    番組が続々スタート。報道番組は、地上波・BS・ネットのニュースブランドを「プライムニュース」に統一。不透明なこの時代に明日を見通す指針となる本格ニュース番組を目指します。

    変わる、フジ 変える、テレビ

    番組

    PICK UP

    ト ピ ッ ク ス ここからは、主要各社の活動を振り返ってご紹介いたします。

    「林修のニッポンドリル」 「梅沢富美男のズバッと聞きます!」 11

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  • アニメ作品の充実と多角的展開 カラフル&遊び心満載の「RULE bis」がデビュー

    テレビ通販やファッションが好調、LINE公式化もスタート パッケージ収入が減少した一方、権利収入が伸長し、減収増益となりました。 音楽事業では、Sexy ZoneやA.B.C-ZのCD、ライブDVD/Blu-rayが安定した実績を残しています。映像事業では、洋画「ラ・ラ・ランド」「ジョン・ウイック:チャプター2」、邦画では「帝一の國」等が売上に貢献しました。アニメ「ボールルームへようこそ」の海外販売が大きく伸び、「美男高校地球防衛部LOVE!」等の人気アニメのイベントも業績に貢献しました。

     個人消費が伸び悩む中、セシールのカタログ通販の販売戦略見直しなど構造改革を行い、減収ながら大幅増益となりました。 ディノスのテレビ通販は引き続き堅調に推移し、5期連続増収となりました。カタログではディノスのファッション「DAMA Collection」

    「So close,」、セシールの「メンズセシール」、オリジナルコスメ「イミニ」が年間を通じ好調に推移しました。3月には新チャネルとして、ディノス、セシールともLINE公式アカウントがスタートしました。

     7月には大ヒット作「進撃の巨人」シーズン3の放送を開始。秋以降も例年にない数のアニメ作品をラインアップ。イベント、グッズ販売、海外販売など多角的に展開していきます。

    BS4K実用放送、いよいよ12月1日始動

    「BSフジLIVEプライムニュース」 「草野満代 夕暮れWONDER4」

     新たな経済効果が期待される「新4K8K衛星放送」サービスが12月にスタートします。4月にキャスターが替わり、放送10年目に入った「BSフジLIVEプライムニュース」の4K化にご期待ください。

     ディノスの新ファッションブランド「RULE bis」が登場です。カラフルな色使いと遊び心がコンセプトで、年齢問わず楽しんでいただける、ポップでカジュアルなテイストです。

    ディノス、セシールともLINE公式化

    洋画、邦画のヒット作品が貢献

    「進撃の巨人」©諫山創・講談社/「進撃の巨人」製作委員会 「RULE bis」2018夏号

    PICK UP

    PICK UP

    PICK UP

    PICK UP

    オールナイトニッポン50周年イベントが好評! タイム収入、イベント収入が堅調でしたが、スポット収入が伸び悩み、減収減益となりました。 10月に「オールナイトニッポン」が50周年を迎え、「オールナイトニッポン50周年〜今だから言えるあの話」や「ビートたけしのオールナイトニッポン」などの特別番組を多数編成し、好評を得ました。また、オードリーら現役パーソナリティが出演するライブ「ALL LIVE NIPPON Vol.6」や、「中島みゆきリスペクトライブ〜歌縁」など冠イベントを多数開催し、話題を呼びました。

    「ALL LIVE NIPPON Vol.6」

    あなたにショウアップ!ニッポン放送 新番組「飯田浩司のOK!Cozy up!」(月〜金6時〜)「草野満代 夕暮れWONDER4」(月〜木16時〜)が好評です。また、「ショウアップナイター」はプロ野球の興奮と感動を余すところなくリスナーに届けています。

    レギュラー番組が好調、11時間生放送も話題に! スポット収入が好調に推移し、売上高・営業利益とも過去最高を記録する増収増益となりました。 放送開始から丸9年が経過した「BSフジLIVEプライムニュース」は引き続き好調。昨年4月から月曜〜金曜のベルト編成となった「クイズ!脳ベルSHOW」も第二の看板番組として定着し、11月にはBS局初となる11時間生放送スペシャルも話題になりました。このほか大物ゲストが登場した桂雀々の40周年を記念する落語会などが放送外収入に貢献しました。

    「クイズ!脳ベルSHOW」

    「帝一の國」©2017 フジテレビジョン 集英社 東宝 古屋兎丸 / 集英社

    トピックス

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  •  「産業の発展と地球環境との共生」を目指し、産業界を対象とする顕彰制度として1992年に創設された「地球環境大賞」(主催フジサンケイグループ)の第27回授賞式が4月9日、秋篠宮ご夫妻をお迎えして開かれました。 この賞は地球温暖化防止や生物多様性の保全、循環型社会の実現に寄与する新技術・新製品の開発など環境保全活動に熱心に取り組む企業や団体を表彰するもので、これまでに延べ269社・団体を顕彰しています。当社グループは本賞の趣旨に賛同し支援を続けています。

    第27回地球環境大賞 授賞式を開催CSR通信 Vol.23

    「Sエス

    -GゲートATE」シリーズなど

    オフィスビルが好調新ホテルブランド

    「Iイ ン タ ー ゲ ー ト

    NTERGATE Hホ テ ル ズ

    OTELS」開業フジテレビ番組本が好調!WEBほか出版外事業も拡充

     オフィスビルが好調に推移したほか、不動産販売収益や再開発事業出資に関する利益配当等が寄与し、売上高・営業利益とも過去最高を記録する増収増益となりました。 「S - G A T E 大手町北」、

    「Xエクス

    -Pプ レ ス

    RESS有楽町」、「S-GATE秋葉原」が開業し、高い稼働率で収益に貢献しました。さらに「ルフォンプログレ本町WEST」「ルフォンブランシェ西宮」など大型の賃貸レジデンスが寄与しました。 ホテル開発では、全国主要都市にゲストハウス型「G

    グ リ ッ ズ

    RIDS」など様々なタイプのホテルを開発、運営しています。

     外国からの旺盛な訪 日 需 要 も あ り、シティホテル、リゾートホテルが好調で増収増益となりました。 鴨川シーワールドは水族館棟が3月にリニューアルオープン、ベルーガパフォーマンスがさらに進化を遂げました。 3月に「INTERGATE HOTELS」の1号店

    「ホテルインターゲート京都 四条新町」、4月に「ホテルインターゲート東京 京橋」が開 業 し ま し た。さ ら に、2 0 1 9年 春 に は

    「広島」「金沢」の2棟の開業を予定しています。

     書籍部門、WEB事業、電子出版で収益を伸ばし、増収増益となりました。 フジテレビ番組本が好調で、「東大ナ ゾ ト レ 」が5巻合計80万部超えとなったほか、月9ドラマ

    「コード・ブルー」が4巻合計18万部、「胸キュンスカッと」が5巻合計17万部のヒットとなりました。 今年創刊30周年を迎える「週刊SPA!」はイベント開催を含めてブームアップを図るほか、シリーズ展開を強化するフジテレビ番組本をはじめ、期待作の発行を予定しています。

    「X-PRESS有楽町」

    「ホテルインターゲート京都 四条新町」

    合計100万部突破を目指す「東大ナゾトレ」シリーズ

     フジテレビが制作した「環境クライシス〜沈みゆく大陸の環境難民〜」(2017年8月19日10:25〜11:45 関東ローカルで放送)が、ドイツ・ボンで開かれたCOP23※のジャパンパビリオンで上映されました。番組では、気候変動による環境の変化で、住む土地や家を奪われた環境難民をテーマに、気温50度を超える砂漠で水を汲むために10キロの道のりを歩く少女や、海面上昇で島が沈み家を失った親子、大都会に続々と流れ着く難民たちを取材しました。会場では、多くの参加者が、画面に映し出された過酷な現状に見入っていました。

    環境ドキュメンタリー番組がCOP23で上映!

    ※COP23=国連気候変動枠組条約第23回締約国会議 2017年11月開催

    インドの枯れた大地 COP23ジャパンパビリオンでの上映会

    トピックス

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  • 誕生から10年、シリーズ最大のスケール&スペクタクルで贈る

    「劇場版コード・ブルー ‐ドクターヘリ緊急救命‐」

    フジテレビが主催する展覧会のご紹介2CLOSEUPクローズアップ

     2008年7月に1st Seasonが放送され、大ヒットとなった連続ドラマ「コード・ブルー ‐ドクターヘリ緊急救命‐」。「リアルな医療・災害現場の描写」「患者とそれに接する人々が織りなす感動の人間ドラマ」「主人公たち5人の成長物語と絆」を描いた本作は、他の医療ドラマと一線を画する作品として多くのファンを生み、スペシャルドラマ、2nd Season、さらに昨年夏に好評を博した3rd Seasonと次々に続編が制作されました。 そして誕生から10周年となる2018年、映画化を求めるファンの皆様の声に応えるべく、劇場版の公開が決定しました。今作では「空」と「海」でTVシリーズを上回る未曽有の大事故が連続発生します。 “史上最悪の現場に、彼らはいかに立ち向かうのか。そしてその先に、答えはあるのか―”この夏、「コード・ブルー」の集大成となる劇場版にどうぞご期待ください。

    2018年7月13日より国立科学博物館にて開催2018年6月6日より上野の森美術館にて開催中 2018年10月5日より上野の森美術館にて開催

    フジテレビのイベント情報はこちらから

    フジテレビ イベント

    ミラクル エッシャー展 奇想の版画家、M.C.エッシャ-の大規模個展。世界最大級のエッシャーコレクションを誇るイスラエル博物館から、代表的な

    「だまし絵」のほか初期作品や木版など選りすぐりの約150点を日本初公開。

    フェルメール展 17世紀のオランダ絵画黄金期を代表する画家、ヨハネス・フェルメール。わずか35点ともいわれる現存作品のうち、日本初公開を含む日本美術展史上最多8点ものフェルメール作品を展示(東京展)。

    特別展「昆虫」 国立科学博物館で初となる、「昆虫」をテーマとした大型特別展。日本最大の甲虫

    「ヤンバルテナガコガネ」のホロタイプ標本(その種の基準となる世界で1つしかない標本)

    をはじめ、数万点に及ぶ昆虫標本を展示。

    生誕120年 イスラエル博物館所蔵 産経新聞創刊85周年・フジテレビ開局60周年記念事業

    《相対性》1953年All M.C. Escher works copyright © The M.C. Escher Company B.V. - Baarn-Holland. All rights reserved. www.mcescher.com

    ヨハネス・フェルメール「牛乳を注ぐ女」 油彩・キャンバス/1660年頃/アムステルダム国立美術館Purchased with the support of the Vereniging Rembrandt, 1908 ©Rijksmuseum, Amsterdam

    1CLOSEUPクローズアップ

    ヤンバルテナガコガネ(ホロタイプ標本)©国立科学博物館

    ©2018「劇場版コード・ブルー ‐ドクターヘリ緊急救命‐」製作委員会

    公開日2018年

    7月27日(金)

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  • ※画像はイメージです。

    台場駅

    船の科学館駅

    首都高湾岸線

    りんかい線

    青海駅

    お台場海浜公園駅

    ゆりかもめ

    フジテレビ球体展望室

    ダイバーシティ東京プラザ

    レインボーブリッジ東京テレポート駅

    ●ゆりかもめ「台場駅」下車徒歩3分 ※「台場駅」は 「新橋駅」から約15分、「豊洲駅」から約16分●りんかい線「東京テレポート駅」下車徒歩5分 ※「東京テレポート駅」は 「大崎駅」から約11分、「新木場駅」から約7分

    交通機関のご案内

    会社概要(平成30年3月31日現在)会 社 名 株式会社フジ・メディア・ホールディングス

    (FUJI MEDIA HOLDINGS, INC.)事 業 内 容 認定放送持株会社設 立 昭和32(1957)年11月18日決 算 期 3月31日資 本 金 1,462億35万円連 結 従 業 員 数 7,484名本 社 〒137-8088 東京都港区台場二丁目4番8号

    役 員(平成30年6月27日現在)代表取締役会長 嘉 納 修 治代表取締役社長 宮 内 正 喜専 務 取 締 役 金 光   修常 務 取 締 役 和賀井   隆常 務 取 締 役 羽 原   毅取締役相談役 日 枝   久取 締 役 遠 藤 龍之介取 締 役 岸 本 一 朗取 締 役 横 山   淳取 締 役 松 村 一 敏取 締 役 石 原   隆

    取 締 役 清 原 武 彦取 締 役 島 谷 能 成取 締 役 三 木 明 博取 締 役 石 黒 大 山取 締 役 横 田 雅 文取 締 役 寺 﨑 一 雄常 勤 監 査 役 尾 上 規 喜常 勤 監 査 役 瀬 田   宏監 査 役 茂 木 友三郎監 査 役 南   直 哉監 査 役 奥 島 孝 康

    同封のアンケートはがきに必要事項をご記入のうえ、郵送にてお申込みください。ご希望される株主様からの多数の応募が予想されるため、抽選とさせていただきます。当選された方には、7月中にご案内状を発送いたします。

    2018年7月20日(金)消印有効

    場所 フジテレビ本社屋

    開催日A 8月 6 日(月)B 8月16日(木)C 9月11日(火)

    集合時間 13時 ※終了時刻は15時(予定)

    対象となる方

    本年3月31日現在の株主名簿において5単元(500株)以上を3年以上保有していただいている株主様とご同伴者様1名 ※見学はスタジオおよび関連施設が対象となり、番組収録の見学はございません。※移動手段はすべて徒歩となります。

    見学ガイドスタッフが館内をご案内し、テレビ局の施設や仕事についてわかりやすく解説いたします!

    募集要項 お申込み方法

    締め切り

    フジテレビ本社屋特別見学会のご案内

    I N F O R M A T I O N

    会 社 概 況

    株主優待のご紹介 本年9月30日現在の株主名簿において100株以上を保有する株主様を対象に、当社オリジナル手帳を12月上旬に発送予定です。是非ご利用ください! ※画像は 昨年イメージ

    株 主 優 待

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  • 株式の状況発行済株式の総数 単元株式数 株主数

    236,429,800株 100株 44,335名

    大株主株 主 名 持株数(千株)比率(%)

    東宝株式会社 18,572 7.86

    日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口) 11,228 4.75

    日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) 9,064 3.83

    株式会社文化放送 7,792 3.30

    株式会社NTTドコモ 7,700 3.26

    関西テレビ放送株式会社 6,146 2.60

    日本マスタートラスト信託銀行株式会社(退職給付信託口・株式会社電通口) 4,650 1.97

    株式会社ヤクルト本社 3,969 1.68

    日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口9) 3,951 1.67

    日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口5) 3,927 1.66

    所有者別株式分布状況

    外国人等の株主名簿への記載・記録の制限等当社では、放送法の規定に基づき定款を定め、外国人等の議決権が20%以上となる分の株式は、名義書換を拒否しております。

    確定申告の添付書類について

    事 業 年 度 4月1日から翌年3月31日まで

    基 準 日 期末配当:3月31日(中間配当を行う場合は9月30日)

    定 時 株 主 総 会 6月下旬

    公 告 の 方 法 産業経済新聞に掲載

    株 主 名 簿 管 理 人 お よ び特 別 口 座 の 口 座 管 理 機 関

    東京都中央区八重洲一丁目2番1号みずほ信託銀行株式会社

    各 種 お 手 続住所変更、配当金 受 領 方法の指 定 等

    証券会社に口座をお持ちの場合

    証券会社に口座をお持ちでない場合(特別口座の場合)

    お取引の証券会社 みずほ信託銀行 本・支店 みずほ証券 本・支店

    ●郵送物等の発送・返戻に関する ご照会●株式事務に関する一般的な お問い合わせ●支払明細の発行に関するお手続

    〒168-8507 東京都杉並区和泉二丁目8番4号みずほ信託銀行株式会社 証券代行部

    (土・日・祝日を除く9:00~17:00)

    未 払 配 当 金 の お 支 払 みずほ信託銀行およびみずほ銀行 本・支店(みずほ証券では取次のみ)

    詳細は当社ホームページをご覧ください。

    配 当 金 領 収 証 ・口 座 振 込 に てお 受 取 り の 株 主 様

    同封の「配当金計算書」が添付書類となります。

    株式数比例配分方式をご 利 用 の 株 主 様

    お取引の証券会社にお問い合わせください。

    株 主 メ モ

    フジ・メディア・ホールディングス 株式手続

    金融機関21.9%(51,833千株)66名

    その他の法人30.1%(71,296千株)361名

    個人その他27.4%(64,813千株)43,511名

    外国人16.6%(39,131千株)367名

    金融商品取引業者4.0%(9,355千株)30名

    (注1) 「個人その他」には、自己株式2,235千株および放送法に基づき名義書換を拒否した株式(外国人持株調整株式)38,543千株が含まれております。

    (注2) 放送法で定める外国人等の有する議決権数の当社議決権総数に占める割合は19.99%です。

    株 式 情 報 (平成30年3月31日現在)

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