第96回 市原愛 ソプラノ クリスマス・コンサート -...
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リクライニング・コンサート
第96回 市原愛 ソプラノ クリスマス・コンサート
美しきミューズの贈り物
~ドイツ・アウグスブルク歌劇場専属歌手の実力
市原愛(ソプラノ) 丸山滋(ピアノ)
2012年12月21日[金]
15:00 start(14:30 open)
19:30 start(19:00 open)
1回券 普通席 3,000円
リクライニング席 3,500円
ヨーロッパを中心に活動を広げ、今最も注目を浴びている“ソプラノ界の新星ミューズ”市原愛。本場ドイツのアウグスブルク歌劇場専属ソロ
歌手を務めた経歴を持ち、ウィーン国立歌劇場音楽監督の小澤征爾にも認められた実力派の彼女が、しっとりと心に染み入るオペラ・アリア
の調べとクリスマスにぴったりなプログラムで、日常と離れたゴージャスな世界へと誘います。
お客様には、ドレスアップしていらしていただき、彼女とともに贅沢なひとときをお楽しみいただく予定です。
極上の空間で最高の感動を体験する60分コンサート
市原愛(ソプラノ) Ai Ichihara, soprano
神奈川県生まれ。 北鎌倉女子学園高等学校音楽科を経て東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。 明治安田クオリティオブライフ文化財団の海外音楽研修生、また文化庁芸術家在外研修
員としてミュンヘン国立音楽大学大学院を修了。東京藝術大学在学中より、ソロ・リサイタルやコンサート出演、またシドニーオリンピック日本選手団解団式での「君が代」独唱、国立劇場
における内閣府主催天皇陛下御在位10年記念式典における演奏、敬宮愛子様ご誕生を記念ロイヤル・ガラ・コンサートの記念演奏に起用されるなど才能と素質は高く評価されてきた。
ドイツ留学後は、ミュンヘンのプリンツレゲンテン劇場、バイロイトの辺境伯歌劇場、バーデン州立歌劇場のヘンデル音楽祭に、ドイツ初演のバロック・オペラ「アラリーコ」のプラチディ
ア役で出演。 2007年2月アウグスブルクのゲッギンゲン・クアハウス劇場におけるオペレッタ「こうもり」のアデーレ役では、その歌唱と演技に満場の客席から大喝采がよせられた。同年9
月ハンブルガー・カメラータのシーズン幕開けの定期演奏会ではハイドンのオペラ「アルミーダ」のタイトルロールに抜擢され、新聞紙面で“ソプラノ界の新星”と絶賛された。同カメラー
タの公演には3年連続で出演している。’07年12月にはウルフ・シルマー指揮のミュンヘン放送管弦楽団に客演。シルマー氏の信頼を得て、その後も共演を重ねている。これらの演奏はバ
イエルン放送やドイツラジオベルリンなどでも放送されている。 国内では、小澤征爾、クリスティアン・アルミンク指揮の新日本フィルハーモニー交響楽団、ハンス=マルティン・シュナイ
ト、金聖響指揮の神奈川フィルハーモニー管弦楽団、飯守泰次郎指揮の東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、井上道義指揮の読売日本交響楽団、小林研一郎指揮の名古屋フィル
ハーモニー交響楽団、ヘルムート・ヴィンシャーマン指揮の大阪フィルハーモニー交響楽団、東京都交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、広島交響楽団などと共演。 08/09シーズン
は、アウグスブルク歌劇場の専属ソロ歌手として契約。オッフェンバック「天国と地獄」オイリディケ役ほか、年間約70公演に出演。’10年度CHANEL Pygmalion Daysアーティスト。 これ
までに、ドイツ歌曲をヘルムート・ドイチュ、フランス歌曲をセリーヌ・デュティイ、 声楽をエディット・ヴィーンズ、児島百代、保永秀樹、原田茂生、朝倉蒼生の諸氏に師事。 現在ヨーロッ
パと日本を中心に、リサイタルやオペラ、コンサートのほか、宗教曲のソリストとして活躍している。
プログラム
◎ヘンデル:主よ、汝に感謝す ◎ヘンデル:歌劇「リナルド」より“私を泣かせてください”
◎ドヴォルジャーク:歌曲集「ジプシーの歌」 op.55 ◎ドヴォルジャーク:ユモレスク(ピアノ・ソロ)
◎ドヴォルジャーク:歌劇「ルサルカ」より “月に寄せる歌” ◎クリスマスソングメドレー 他
(1ドリンク付)
丸山滋(ピアノ) Shigeru Maruyama, piano
東京芸術大学大学院修士課程を修了。修了時にクロイツァー賞を受賞。植田克己氏に師事。1992年よりドイツ学術交流会(DAAD)の政府奨学金留学生として、ミュンヘン音楽大学マイス
ター課程に入学。ピアノをクラウス・シルデ、歌曲演奏法をヘルムート・ドイチュの各氏に師事。’94年、ハンス・プフィッツナー歌曲コンクール(ミュンヘン)において歌曲伴奏特別賞を受
賞。同年、ミュンヘン音楽大学を修了。その後若い演奏家たちと様々な国際的経験を積んだ後、’95年に活動の場を日本に移す。帰国後は、ソプラノの鮫島有美子、テノールの岡﨑實俊、吉
田浩之、ヴァイオリンの千住真理子、チェロの藤原真理ら多くの一流演奏家たちのパートナーとして、リサイタルやCD、DVD、放送などにおいて盛んな共演を続けている。’97年、J.S.G.国
際歌曲コンクール(東京・大阪)において優秀伴奏者賞を受賞。同年、日本演奏連盟主催「演連コンサート93」として東京文化会館でデビューリサイタルを開催。以降ソロ、室内楽、歌曲と
ピアノが関わる幅広い分野での活発な活動を行っている。また現在までに東京芸術大学において室内楽科とピアノ科の非常勤講師を務めた他、歌曲演奏に関する大学での公開講座など
も行っている。