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●発行:(有)クリエイティブ・ビジネス・エージェンシー(cba) 〒261-0012 千葉市美浜区磯辺 5-7-3-210
●編集・発行人 伊澤偉行
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<2015年11月5日号>No.478・479合併号
―――――――――――――――――――― そろそろ来年の仕込みが始まる
――――――――――――――――――――
一般社団法人日本ケーブルテレビ連盟(理事長 西條 温 東京都中央区)は、「日本ケーブルテレビ大賞」番組アワードの贈賞式を10 月22 日、iTS COM STUDIO&HALL二子玉川ライズ(東京・世田谷区)で開催した。
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2 cba No.478/479(2015/11/5)
《《《《 第第第第 4444 7777 8888 ・・・・ 4444 7777 9999 合合合合 併併併併 号号号号 目目目目 次次次次 》》》》
◆◆◆◆1111....第第第第 41 41 41 41 回回回回 「「「「日本日本日本日本ケーブルテレビケーブルテレビケーブルテレビケーブルテレビ大賞大賞大賞大賞」」」」 番組番組番組番組アワードアワードアワードアワード
グランプリグランプリグランプリグランプリ ((((総務大臣賞総務大臣賞総務大臣賞総務大臣賞)))) ほかほかほかほか各賞発表各賞発表各賞発表各賞発表!!!!!!!!
◆◆◆◆2222....J:COMJ:COMJ:COMJ:COM、、、、MVNOMVNOMVNOMVNO 事業事業事業事業にににに参入参入参入参入ーーーー10101010 月月月月 29292929 日日日日からからからから「「「「J:COMJ:COMJ:COMJ:COM MOBILEMOBILEMOBILEMOBILE」」」」提供開始提供開始提供開始提供開始
◆◆◆◆3333....飯田飯田飯田飯田ケーブルテレビがケーブルテレビがケーブルテレビがケーブルテレビが NTT NTT NTT NTT 東日本東日本東日本東日本とととと協業協業協業協業~~~~全国初全国初全国初全国初!!!!光光光光コラボレーションモデルによるコラボレーションモデルによるコラボレーションモデルによるコラボレーションモデルによる
ケーブルテレビケーブルテレビケーブルテレビケーブルテレビ提供提供提供提供エリアエリアエリアエリア全域光化全域光化全域光化全域光化、、、、サービスサービスサービスサービス拡充拡充拡充拡充によるによるによるによる地域活性化促進地域活性化促進地域活性化促進地域活性化促進
◆◆◆◆4444....日本日本日本日本ネットワークサネットワークサネットワークサネットワークサービスがービスがービスがービスが、、、、ケーブルラスケーブルラスケーブルラスケーブルラス電話電話電話電話のののの提供提供提供提供をををを開始開始開始開始
◆◆◆◆5555....唐津唐津唐津唐津ケーブルテレビジョンがケーブルテレビジョンがケーブルテレビジョンがケーブルテレビジョンが「JC「JC「JC「JC----data」data」data」data」のののの利用利用利用利用をををを開始開始開始開始!!!!
~~~~マルチチャンネルにマルチチャンネルにマルチチャンネルにマルチチャンネルに、、、、マルチコンテンツをマルチコンテンツをマルチコンテンツをマルチコンテンツを配信配信配信配信~~~~
◆◆◆◆6666....イッツコムのマスコットキャラクターイッツコムのマスコットキャラクターイッツコムのマスコットキャラクターイッツコムのマスコットキャラクター「「「「コムゾーコムゾーコムゾーコムゾー」」」」のののの LINELINELINELINE クリエイターズスタンプクリエイターズスタンプクリエイターズスタンプクリエイターズスタンプ
10101010 月月月月 23232323 日販売開始日販売開始日販売開始日販売開始!!!!
◆◆◆◆7777....ネクストキャディックスネクストキャディックスネクストキャディックスネクストキャディックス、、、、フィールドフィールドフィールドフィールド業務業務業務業務クラウドサービスをクラウドサービスをクラウドサービスをクラウドサービスを開発開発開発開発
----セールスフォース・ドットコムセールスフォース・ドットコムセールスフォース・ドットコムセールスフォース・ドットコム「「「「OEMOEMOEMOEM パートナーパートナーパートナーパートナー」」」」契約契約契約契約をををを締結締結締結締結----
◆◆◆◆8888....第第第第 28282828 回回回回「「「「ケーブルマン・オブ・ザ・イヤーケーブルマン・オブ・ザ・イヤーケーブルマン・オブ・ザ・イヤーケーブルマン・オブ・ザ・イヤー2015201520152015」」」」受賞者決定受賞者決定受賞者決定受賞者決定
――――――――記念講演会記念講演会記念講演会記念講演会・・・・贈呈式贈呈式贈呈式贈呈式、、、、12121212月月月月8888日開催日開催日開催日開催――――――――
◆◆◆◆9999....コンテンツホルダーによるコンテンツホルダーによるコンテンツホルダーによるコンテンツホルダーによる直営型映像配信直営型映像配信直営型映像配信直営型映像配信サービスサービスサービスサービス「「「「bonobobonobobonobobonobo((((ボノボボノボボノボボノボ)」)」)」)」提供開始提供開始提供開始提供開始
◆◆◆◆10101010....多多多多くのくのくのくの人人人人にににに動画動画動画動画のののの魅力魅力魅力魅力をををを伝伝伝伝えるえるえるえる動画情報動画情報動画情報動画情報サイトサイトサイトサイト「「「「動画動画動画動画アカデミーアカデミーアカデミーアカデミー」」」」をををを提供開始提供開始提供開始提供開始!!!!
----動画活用事例動画活用事例動画活用事例動画活用事例やややや最新最新最新最新のののの動画情報動画情報動画情報動画情報などなどなどなど動画動画動画動画にににに関関関関するコンテンツをするコンテンツをするコンテンツをするコンテンツを提供提供提供提供
◆◆◆◆11111111....キッズステーションのキッズステーションのキッズステーションのキッズステーションの動画視聴動画視聴動画視聴動画視聴アプリアプリアプリアプリ 「「「「子育子育子育子育てててて TV TV TV TV ハピクラハピクラハピクラハピクラ」」」」iOSiOSiOSiOS 版版版版、、、、配信配信配信配信スタートスタートスタートスタート!!!!!!!!
「「「「東日本大震災東日本大震災東日本大震災東日本大震災」により被害に遭われた皆様、そのご家族・ご関係者の方々に対しまして、」により被害に遭われた皆様、そのご家族・ご関係者の方々に対しまして、」により被害に遭われた皆様、そのご家族・ご関係者の方々に対しまして、」により被害に遭われた皆様、そのご家族・ご関係者の方々に対しまして、
心よりお見舞い申し上げますとともに、被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。心よりお見舞い申し上げますとともに、被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。心よりお見舞い申し上げますとともに、被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。心よりお見舞い申し上げますとともに、被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。
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◆◆◆◆12121212....朝焼朝焼朝焼朝焼けのけのけのけの「「「「霧霧霧霧のののの海海海海」」」」をををを見下見下見下見下ろしながらろしながらろしながらろしながら、、、、広島県三次産広島県三次産広島県三次産広島県三次産のののの朝食朝食朝食朝食をををを味味味味わうわうわうわう
観光観光観光観光イベントイベントイベントイベント「「「「雲雲雲雲のののの上上上上のののの朝朝朝朝ごはんごはんごはんごはん」」」」をををを10101010月月月月13131313日日日日((((火火火火))))にににに開催開催開催開催!!!!!!!!
◆◆◆◆13131313....NTTNTTNTTNTT 東東東東、、、、教育教育教育教育 ICTICTICTICT 化化化化をををを促進促進促進促進するクラウドするクラウドするクラウドするクラウド型学習型学習型学習型学習プラットフォームサービスプラットフォームサービスプラットフォームサービスプラットフォームサービス提供提供提供提供
~~~~教育業界向教育業界向教育業界向教育業界向けけけけ「「「「ひかりクラウドひかりクラウドひかりクラウドひかりクラウド スマートスタディスマートスタディスマートスタディスマートスタディ」」」」をををを 11111111 月月月月 13131313 日日日日よりよりよりより提供開始提供開始提供開始提供開始~~~~
◆◆◆◆14141414....NTTNTTNTTNTT コムウェアコムウェアコムウェアコムウェア、、、、光光光光コラボレーションコラボレーションコラボレーションコラボレーション事業者事業者事業者事業者のののの新規参入新規参入新規参入新規参入をををを支援支援支援支援するするするする
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◆◆◆◆15151515....「「「「CEATEC AWARD 2015CEATEC AWARD 2015CEATEC AWARD 2015CEATEC AWARD 2015」」」」各部門各部門各部門各部門グランプリ・グランプリ・グランプリ・グランプリ・準準準準グランプリグランプリグランプリグランプリ決定決定決定決定
◆◆◆◆16161616.FM.FM.FM.FMくららくららくららくらら857857857857、、、、11111111月月月月2222日日日日、、、、本免許交付本免許交付本免許交付本免許交付。。。。11111111月月月月3333日日日日((((祝祝祝祝))))開局開局開局開局
◆◆◆◆17171717....電力小売電力小売電力小売電力小売事業事業事業事業にににに新規参入新規参入新規参入新規参入するするするする東急東急東急東急パワーサプライとイッツコムがパワーサプライとイッツコムがパワーサプライとイッツコムがパワーサプライとイッツコムが「「「「電力電力電力電力ササササーーーー
ビスビスビスビス」」」」にににに関関関関するするするする業務提携業務提携業務提携業務提携にににに合意合意合意合意。。。。イッツコムがイッツコムがイッツコムがイッツコムが 12121212 月先行受付月先行受付月先行受付月先行受付をををを開始開始開始開始!!!!
◆◆◆◆18181818.NHK.NHK.NHK.NHK放送研修放送研修放送研修放送研修センターセンターセンターセンター《《《《ケーブルテレビケーブルテレビケーブルテレビケーブルテレビ研修研修研修研修》》》》案内案内案内案内
「日本ケーブルテレビ大賞」番組アワードの贈賞式が行われた「iTS COM STUDIO&HALL 二子玉川ライズ」。「ケーブル・コンテンツ」、そして「ケーブル 4K コンテンツ」の聖地になるような気がする。そうなることが、ケーブル業界の発展を意味することになるだろう。
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◆1.第41 回 「日本ケーブルテレビ大賞」 番組アワード
グランプリ (総務大臣賞) ほか各賞発表!!
一般社団法人日本ケーブルテレビ連盟(理事長 西條 温 東京都中央区)は、全国のケーブルテレビ
が独自に制作する「ふるさと発」の優れた番組を顕彰し、地域住民のための映像情報文化の更なる発
展を目指して毎年実施している「日本ケーブルテレビ大賞」番組アワードの贈賞式を 10 月22 日、iTS
COM STUDIO&HALL二子玉川ライズ(東京・世田谷区)で開催した。
今年はこれまでの番組アワードを継承し、質の高い番組づくりでグランプリを目指す部門を「コン
ペティション部門」とする一方、日常的な番組からケーブルテレビならではのアイデアやチャレンジ
性を評価する「エクストラ部門」を設けて作品を募集したところ、コンペティション部門 124 本、エ
クストラ部門92 本、合計216 本の応募があった。
「コンペティション部門」では、予備審査を通過した最終ノミネート 15 作品の中から、厳正な審
査のもと、グランプリ(総務大臣賞)、準グランプリ、審査員特別賞、優秀賞(3 作品)、奨励賞(9
作品)の各賞を決定。
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「エクストラ部門」では、応募者が他局の作品を見て投票した上位 5 作品と、コメンテーターが選出
した特別賞(2 作品)、奨励賞(4 作品)を表彰した。
松下新平・総務副大臣兼内閣府副大臣が、グランプリ(総務大臣賞)を発表した。
式典では、全国のケーブルテレビ事業者の番組制作関係者など約 280 人が集う中、各賞を発表した。
グランプリ(総務大臣賞)は、伊万里ケーブルテレビジョン(佐賀県)「天の川が見えたら~忘れな
い 伊万里商業学徒報国隊~」が受賞。同局は2010 年(第36 回)にもグランプリを獲得しており、5
年ぶり2 度目の受賞となった。両部門、合計26 作品の受賞結果は添付ファイルのとおり。
これらの受賞作品で許諾のとれた作品は、AJC-CMS(コンテンツ流通システム)で全国のケーブル
テレビで放送できるよう配信するほか、動画配信サイト「じもテレ」にもダイジェスト版を近日掲載
して紹介する予定。
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準グランプリの新川インフォメーションセンターのみなさん 審査員特別賞を受賞した BTV ケーブルテレビ
【問い合わせ先】一般社団法人 日本ケーブルテレビ連盟 <http://www.catv-jcta.jp>
コンテンツ・ラボ 担当:榊原・中田・小林 TEL:03‐3566‐8200 E-mail:[email protected]
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◆2.J:COM、MVNO 事業に参入―10 月29 日から新サービス「J:COM MOBILE」
提供開始。 「J:COM オンデマンド」見放題で「TV Everywhere」環境を提供
J:COMがMVNO事業に参入し、新サービスの「J:COM MOBILE」を10月29日から全国の J:COM
エリア(*1)で一斉に販売開始した。それに先立ち、10 月 13 日記者発表が行われ、佐々木新一会長の
J:COM事業の概要説明に続き、牧俊夫社長が「J:COM MOBILE」商品を紹介した。
新サービスの一番の売りは、J:COM オンデマンドの利用時にパケット利用料が無料(*2)になること
(専用端末利用)。この日本初のサービスで、「TV Everywhere」環境を充実させる。だが、せっかく
の「TV Everywhere」環境も、ガラ系ケータイ利用者では使いたくても使えない。そこで、ガラ系利用
者に抵抗感の無い専用端末を用意し、さらに初期設定サービスを無料にするなどサポートの充実で、
スマホへの移行のハードルを低くした。これによって、50代、60代、70代の TV視聴層を「J:COM
MOBILE」に導くねらいだ。
「J:COM MOBILE」の主な特徴は、以下の通り。①LTE対応で高速大容量を実現、②「J:COMオ
ンデマンドアプリ」利用時にデータ通信量のカウントなし(*2)。スポーツライブも存分に楽しめる、③
充実のサポートで、自宅にいながら利用開始可能、④日本初上陸のオリジナル端末 専用アクセサリ
ーも販売、⑤シンプルでわかりやすい料金体系 月額2,980円 キャンペーンで端末実質無料(*3)、⑥
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日本ケーブルテレビ連盟との連携によりSIMカード単体も提供。
また、LTE対応タブレットも販売開始「いつでも、どこでもテレビが楽しめる」し、「TV Everywhere」
を実現。スマートフォン、タブレットともに公衆無線LAN 「wi2300」を追加料金なしで提供する。
(*1)札幌、仙台、関東、関西、九州・山口で加入可能 (*2)データ通信量(パケット)カウントなしの対象となるのは「J:COM
オンデマンドアプリ」でコンテンツを視聴した場合のみ。同じコンテンツでも「J:COMオンデマンドアプリ」以外のア
プリを利用すると、データ通信量がカウントされる。 (*3)「J:COM MOBILEスマホセット【3GB】」(2年契約)と「J:COM
TV」「J:COM NET」(40M以上)への加入が必要。
■J:COM 事業概要説明
佐々木 新一 代表取締役会長
J:COMの事業規模は、当社ホームパスが1,930万世帯、総世帯に占める割合が約35%、また、いず
れか1つ以上のサービスに加入している世帯の数が509万世帯になる。当社のサービスエリアは、29
社74局で全国5大都市圏をカバーしている。また、加入世帯数およびシェアは2014年4月の JCN合
併を経て500万世帯を超えた。これにより、ケーブルテレビ市場における当社のシェアは約5割とな
りケーブルテレビ事業者として業界最大手となっている。
サービス契約者数は、テレビが約 400万、ネットが約 300万、電話が約 360万、3サービス合計で
は約1,000万契約を突破した。
当社の目指す世界について。当社は「J:COM Everywhere」というコンセプトの下、「どこでも、楽
しめる」「どこでも、使える」「どこでも、頼れる」を実現すべくお客様へのサービス提供かつ向上
に努めてきた。
「どこでも、楽しめる」では、2013年第4四半期から、宅内で場所を選ばずどこでもテレビを楽し
んで頂ける「with タブレット」の提供を始めた。おかげ様でサービス開始から約 2年、累計 45万契
約、ご契約者のアクティブ利用率が50%を超える高水準と、順調にセカンドスクリーンとしての利用
シーンが浸透しつつあると考えている。
「どこでも、使える」の取り組みについて。当社ではこれまでテレビサービスに続きネット、電話、
そして2012年に電力サービスをリリースし、エンターテイメントの分野にとどまらずライフラインに
までサービスポートフォリオを拡げてきた。そして本日モバイルの提供をご案内させて頂くことにな
り、まさしくEverywhereな価値を提供し、これまでの宅内向けから宅外へ、どこでも使えるサービス
の提供へ努めていく。
「どこでも、頼れる」だが、当社はお客様との直接接点を最も重視しており、3,400名の販売スタッ
フ、3,500 名のサービスエンジニア、12 拠点のコールセンターで対応しており、その大半を社員でカ
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バーしており、ご契約時から工事、設定、アフターサポートと、全てのフェーズにおいて、お電話で
の対応はもちろんのこと、訪問ベースでの対応を売りとしている。
本日発表させて頂くモバイルは、まさしくどこでも頼れるサポートが求められる商材なので、その
親和性は非常に高いと期待しているところである。
■J:COM MOBILE 商品概要
牧 俊夫 代表取締役社長
<J:COM MOBILE 導入の背景>
J:COM MOBILE導入の背景だが、まずテレビ視聴がモバイルにシフトしている、それと、スマホが
ある程度の普及率にいくと伸びないのではないか、成長に翳りがあるという背景がある。私どもは、
メインのお客様は50、60、70代だが、このお客様に、家のテレビだけではなく、モバイル、タブレッ
トでまたスマートフォンで、外でテレビを見て頂きたいという大きな提案をしている。もう1つは、
20、30、40代。テレビ離れが言われているが、コンテンツから離れているわけではない。YouTubeを
見たり、見逃しで外で見たりしているわけだが、この層にもっと面白いテレビコンテンツを見て頂き
たい。そうすることによってコンテンツを見る方の層を広げたい、これらが背景にあって、ちょうど
機が熟したと思っている。
視聴スタイルの変化。直近(2014年)ではパソコンでの視聴が50%くらい、スマートフォンが56%
ぐらい。意外と低いのがテレビにネット接続する視聴。こういった実態がある。スマホ市場について
見ると、出荷台数で前年割れの状況だ。
そこで J:COM MOBILEだが、ぱっと見た目フューチャーフォンではないかと思われるかもしれな
い。10月29日より折りたたみのスマートフォンをご提供する。
<J:COM MOBILE 商品コンセプト>
J:COM MOBILEの商品コンセプトについて。安倍首相はスマホ料金が高いんじゃないかとおっしゃ
ったりしているが、我々のコンセプトとしては、サービスに加えて、もっと使い込んでもらうために
はサポートをきちっとしなければいけない。もちろん料金的なサポート、端末も使い易くしなくては
いけない。オリジナリティも高めなければいけない。ということで、「サービス」「サポート」「料
金」「端末」の4つのコンセプトで提供したいと考えている。
<J:COM MOBILE サービス>
そこでまず、J:COM MOBILE サービスの J:COM オンデマンドの利用パケットを無料にしたい。
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「Netflixが入って来ます。ソフトバンクで映像コンテンツが見られます。でも、パケット料は別です」
となると、ずっと外で見ていたら、どうしてもパケット料が高額になる。Youtube でもそう。我々は
J:COMオンデマンドで見る映像については、全てパケット料は無料にしようと。これが大きな特徴で
ある。
TV視聴ユーザーであれば圧倒的にお得!ということで、今3GBを予定している。3GBというのは、
1日1時間高画質(HVGAW)ドラマを楽しむ場合、1ヶ月で約18GB。我々のコンセプトは、このと
ころを無料にして、Webやメールなど約3GBというところを含めた料金設定にしたい。MNOさんだ
と 7GBバイトだが、毎日 23分高画質でドラマを楽しむと、だいたい 1ヶ月 7GB。他社のMVNOだ
と 3GBが普通だが、毎日 10分見ると約 3GB。ということで、圧倒的に映像を楽しむ方においては、
有利な料金になる。
J:COMオンデマンドのアプリだが、我々の一番上位くらいに入って頂いていると約 3.8万本のコン
テンツがいつでも楽しめるということになる。合わせて放送中の番組がいつでも楽しめる。例えばプ
ロ野球だと、今12球団が全部生でタブレットで見られる。そのほか、ニュース番組も含めてゴルフ、
テニスなども見られる。我々のコンセプトは、スポーツがライブで外で、いつでもどこでも見られる
ということが、売りになっている。
<J:COM MOBILE サポート>
次に、J:COMのモバイルサポート。スマートフォンに変えたいが、店で1時間聞いてもよく分から
ない、家に帰ってみてもよく分からない。こういうことがあるので、我々は徹底的にここをサポート
していきたい。
初期設定サービスでは、スマートフォン利用において必要となる ID の設定などについては無料に
したい。お任せサポートは、使い方が分からない場合などお宅まで駆けつけてお手伝いするサービス
で、月 5々00円。故障や破損時に電話1本で交換機器をお届けする端末保障サービスは、月 3々80円。
3,500人のサービスエンジニアを中心にサポートする。スマホの初期設定サービスは、サポートデスク
からリモートで行うが、タブレットの場合はエンジニアがご自宅で、端末初期設定、GoogleTMアカウ
ント、J:COMID、Wi-Fi、DLNA などの設定を行う。こういった流れで非常にモバイルの敷居を低く
したサービスになっている。
おまかせサポートの実績だが、累計で54万件の契約を頂いている。年間だいたい100万件近いサポ
ートをさせて頂いている。
<料金>
J:COM MOBILE &withタブレットの料金は、それぞれの月額料のほか、J:COMオンデマンドの利
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用パケット料は無料、それと初期設定+おまかせサポート+端末保障まで含めた料金設定になってい
る。スマホセットの場合、au4G LTE auVoLTEとWi-Fiスポットとしてはwi2300を込みにして、音声
とデータ合わせて2,980円。
サポート等いろいろな面があるので格安スマホとは一線を引いているが、私どもの商品は IOTをき
ちっとして速度がしっかり出るようにする。下りであれば150メガ出るようにしている。MVNOの端
末の難しさというのは、キャリアとどうやって IOTのテストをしっかりするかというところがポイン
トになってくるかと思うが、これについては相当力を入れてやって来た。
合わせて、もう一つ私どもは日本ケーブルテレビ連盟が商品展開しているケーブルスマホのSIMの
みの販売も行っている。これは、ケーブル業界共通の商品であるので、月額基本料は音声+データで
1,600円。データのみでは900円となっている。
withタブレット料金だが、タブレットはテレビに続く商品として月額980円。基本データ量は1GB。
販売と同時に 10月 29日から開始するキャンペーン(2016年 1月 11日まで展開予定)では、J:COM
サービスと同時加入で端末が実質無料となる。withタブレットもモバイルと同様にキャンペーンを予
定。タブレットの場合はタブレットを無料にして、24時間「TV Everywhere」利用料として 800円で
提供しようということで、どこでもタブレットを使って頂く環境を整えるといったかたちでキャンペ
ーンを展開する。
<まとめ>
J:COM MOBILEをまとめると、LINEもFacebookも出来る、ざっくぅボタンからお気に入りにワン
タッチでアクセス出来、映画もドラマもライブもスポーツも J:COMオンデマンドで見放題、放送中の
番組も見られる。月額利用料が 1,980円、初期設定もおまかせ、端末代もキャンペーンで 0円という
かたちになっている。我々、テレビを中心として家庭内のサポートをしっかりしていきたい。通信関
係も J:COMに言って頂ければ全ておまかせ。あとはお客様に使って楽しんで頂くだけ。こういった世
界である。
<Q&A>
Q1:どうしてこういうサービスが出来たのか?また、ケーブルスマホとの使い分けについて。
A1:私ども L2で接続しているので、そのなかで計算をして J:COMオンデマンド経由であれば無料で
提供出来るという計算をして、こういった設定にした。スマホについては、auの委託販売もしている。
それで今回も J:COM MOBILEということで端末セットというのを基本にしている。その他に、ドコ
モをお使いの方などもおられるので、そういったお客様については、SIMも提供しようと。お客様に
基づいて提案するというのが、私どものスタンスになっている。
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Q2:auのスマートバリューとの棲み分けは?
A2:私どもは、今までのいろいろなコンテンツがテレビを中心に J:COMのケーブル事業を伸ばしたい
と思っているので、テレビを中心にMNOでは出来ない料金体系とかお客様に提案しなければいけな
い。それを考えた結果、端末とセットで出すことにした。何とかとセット割引をするとかということ
はあまり考えていない。サービスとセットで見せている。ケーブル・インターネット・電話とかいろ
いろな組み合わせで私どもの商品は提供しているので、その最適なものをお客様に選んで頂く、また
選ばれるようにアドバイスをするというのが、私どものフェイス・トゥー・フェイスのサービスだ。
3,400名の要員がいるので、やっている。
Q3:今回 J:COMオンデマンドの無料サービスを受けられるのは、今回発表された端末だけか?
A3:今、J:COMオンデマンドのアプリは iPadでも見られるし、アプリとして設定しているので、私ど
ものテレビサービスに入って頂いていればそのアプリが使えるというかたちにはなっている。それを
モバイルにセットにして、通信料を含めて提案したというのが今回の J:COMMOBILEの商品。アプリ
はAndroidでも iOSでも両方提供する。
Q4:J:COM MOBILEのSIMのみの契約なのか、例えば来年春に何かしら別の端末で使えるような施策
などは予定されているか?
A4:今回のサポート無料とか J:COMオンデマンドの通信料無料にするというのは、この商品だけ。通
信料が掛かっていいということであれば既にお使いの iPad とかスマートフォンでもアプリを見て頂
くことは可能だ。
Q:5このサービスで、どのくらいの目標を設定しているのか。
A5:数値目標は大好きだが、この場での発表は控えさせて頂きたい。始めるからには端末調達をしなけ
ればいけないため、メーカーさんとの関係があるので、ある一定量はきちっと販売していきたいと思
っている。
Q6:スマホ割、ケーブルテレビのSIMカード、今回の au回線を使ったスマホなどモバイルだけでもい
くつも商材があることになるが、実際の営業体制のなかでどのように提案していくのか。
A6:au とはスマ割がセットされているので、今までのスマートフォンが安くなるというコンセプトで
きっちりやっていきたい。そうではない、毎月の料金がスマートフォンでは大変だとか、フューチャ
ーフォンくらいの値段だったら入るんだという方が私どものお客様にはたくさんおられるので、この
層のお客様に対しては、今回の J:COMMOBILEをしっかり提案していきたいと思っている。ケーブル
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スマホの方は、ケーブルテレビ連盟が決めたので基本的にはドコモの回線になっているので、メイン
の2つで頑張りたいと心情的には思っているが、ただ我々ケーブル業界の50%を占めているので、そ
こについてもしっかり提供していきたい。やがて端末でいいものが出て来れば巻き取っていけるので
はないかという思いも少し持っているが、そういうかたちで種類を増やしてお客様にあった料金体系
を提案していく。
Q7:Wine Smartだが、スマホという位置づけなのか。KDDIの出しているガラホとの違い?
A7:基本的にはスマートフォンの範疇だと思っている。画面を触っても操作出来るし、テンキーでも操
作出来る。ある程度年齢のいった方、電話の多い方にも使いやすい。KDDI のものとは別。KDDI の
方はタッチで出来ない。余談だが、韓国でゲームばかりやって困るという子どもにこれを渡すと、ゲ
ーム操作がやりにくいからゲームから離れたという話も聞いている。
◆3.飯田ケーブルテレビが NTT 東日本と協業~ 全国初!光コラボレーションモデルによる
ケーブルテレビ提供エリア全域光化、サービス拡充による地域活性化促進 ~
株式会社飯田ケーブルテレビ(本社:長野県飯田市、代表取締役社長:原 勉、以下「飯田ケーブル
テレビ」)と東日本電信電話株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:山村 雅之、以下「NTT
東日本」)は、飯田ケーブルテレビが長野県飯田市、下伊那郡の一部エリアで展開する放送サービス
と、NTT 東日本の光アクセスサービス※1 とを活用し、飯田ケーブルテレビの提供エリア全域光化、
約6 万世帯を対象とした提供エリアへの拡大、およびサービス拡充による地域活性化促進を目的とし
た協業を展開していくことで合意した。光コラボレーションモデルによるケーブルテレビ提供エリア
全域光化は、国内初めての事例となる。
※1 NTT 東日本が提供する「フレッツ 光ネクスト」または光コラボレーション事業者が提供する光
アクセスサービス。
1.背景
飯田ケーブルテレビは1986 年に会社設立し、1988 年より、長野県飯田市及び下伊那郡の一部エリ
アにて放送事業を展開し、地域に根ざした放送サービスを提供している。近年、インターネットの高
速大容量化等が求められていることを踏まえ、飯田ケーブルテレビは 2015 年2 月、NTT 東日本の光
コラボレーションモデルを活用した「いい-NET 光」を開始した。その一方で、同軸ネットワークの
更改、4K 放送等放送通信サービスの高度化への対応が課題となっており、対策の検討を行ってきた。
こうした背景の中、飯田ケーブルテレビと NTT 東日本は、光アクセスサービスを活用した飯田ケ
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ーブルテレビの提供エリア全域光化、およびサービス拡充による地域活性化促進に向けて、今回の協
業にいたった。
2.協業の概要
飯田ケーブルテレビは、NTT 東日本の光アクセスサービスを活用して、ケーブルテレビ放送を提供
する。これにより、長野県飯田市および下伊那郡のフレッツ光提供エリア(約 6 万世帯)に拡大して
サービス提供が可能となる。本協業により、飯田ケーブルテレビは既存の同軸ケーブルによる放送か
ら、光ファイバーを活用した高度な放送サービスに早期に切り替えることが可能となり、さらにお客
様は、光一回線のみでテレビ、電話、インターネット等を利用できる。
なお詳細なサービス提供内容等については、飯田ケーブルテレビより別途公表される。
《サービス提供イメージ》
※2 インターネットの利用には、本サービスに対応したプロバイダとの契約が必要。
※3 契約プランによってはセットトップボックス(STB)が不要な場合がある。
http://www.iidacable.tv/wp-content/uploads/2015/10/tv-service.pdf
3.サービス提供開始時期 2016 年度第1 四半期から順次提供予定
4.サービス提供エリア 長野県飯田市、下伊那郡の一部エリア※4
※4 サービス提供エリアについては別途公表。
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5.各社の役割
■飯田ケーブルテレビ
・NTT 東日本の光アクセスサービスを活用した放送サービスの提供
・ケーブルテレビ提供エリア全域光化の促進
■NTT東日本
・光アクセスサービスの提供
・光化に向けた技術支援等
6.今後の展開
飯田ケーブルテレビは、サービス提供エリア内の既存同軸ネットワークを、今後数年以内に光コラ
ボレーションモデルを活用した「いい-NET 光」に完全移行させることにより、地域のみなさまの快
適で先進的なテレビライフの実現に向けて取り組んでいく。また、飯田ケーブルテレビは、地域のみ
なさまの暮らしに密着し、安心・安全な生活が送れるよう、飯田ケーブルテレビが従来から提供して
いる自治体連携サービス※5 のさらなる拡充に向けた取り組みを推進し、地域活性化に寄与していく。
一方、NTT東日本は、既存の同軸ネットワークの光化を円滑に進めるために、飯田ケーブルテレ
ビに対して、サービス移行時の様々な技術的課題の解消に向けた支援等を実施していくとともに、地
域活性化に向け飯田ケーブルテレビと協業を進めていく。また、本事例を他のケーブルテレビ事業者
にも提案することで、ケーブルテレビの光化等課題解決を支援し、地域活性化に寄与していく。
※5 飯田市及び下伊那郡の町村と取り組んでいる「安心ほっとラインサービス」や「迷惑電話対策サ
ービス」、「ライブカメラの映像配信サービス」等住民の安心・安全な生活のためのサービス。
■各社概要
◎株式会社飯田ケーブルテレビ
所在地:長野県飯田市松尾明7590-1
代表者:代表取締役社長 原 勉
資本金:1 億6,860 万円
URL:http://www.iidacable.tv/
◎東日本電信電話株式会社
所在地:東京都新宿区西新宿3 丁目19 番地2
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代表者:代表取締役社長 山村 雅之
資本金:3,350 億円
URL:http://www.ntt-east.co.jp/
【問い合わせ先】株式会社飯田ケーブルテレビ 林、吉川 TEL:0265-52-5406
◆4.日本ネットワークサービスが、ケーブルラス電話の提供を開始
KDDIは、ケーブルテレビ (以下、CATV) 事業者のCATV網とKDDIのCDN (注1) を活用した電
話サービス「ケーブルプラス電話」について、2015年12月11日より、対象となる提携ケーブルテレ
ビ事業者を拡大し、新たに株式会社日本ネットワークサービスにおいて提供を開始する。
株式会社日本ネットワークサービスは、「ケーブルプラス電話」のサービス開始に伴い、「高速イン
ターネット」・「多チャンネルデジタル放送」・「電話」によるトリプルプレイサービスを提供しま
す。これにより、地域の皆さまにより快適な生活環境を提供する。
1. 対象事業者一覧
◎都道府県:山梨県
◎CATV事業者名:株式会社日本ネットワークサービス
◎サービスエリア (注2):甲府市 (旧 上九一色村は除く)、韮崎市、南アルプス市 (旧 八田村)、甲斐
市、北杜市 (一部地域)、笛吹市、中央市、中巨摩郡昭和町、西八代郡市川三郷町、南巨摩郡身延町 (旧
中富町・旧 身延町)
◎提供開始予定日:2015年12月11日
2. サービス概要
◎基本料金:月額1,330円 (税抜)
◯通話料金:市内・県内市外 8円/3分 (税抜)
県外 15円/3分 (税抜)
ケーブルプラス電話同士の通話 無料
◯番号ポータビリティ:現在利用している東日本電信電話株式会社 (以下、NTT東日本) または西日
本電信電話株式会社 (以下、NTT西日本) の電話番号がそのまま利用できる。
◯auまとめトーク (注 3):au携帯電話と auおうち電話をセットで利用のお客さまに、まとめておト
クなサービスを提供。
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◯緊急通話への対応:110番、118番、119番への緊急電話が利用できる。
◯その他:「ケーブルテレビ」、「インターネット」などのサービスとセットで加入すると、ケーブ
ルテレビ事業者各社にて月額料金総額にセット割引を適用。
【参考】NTT東日本料金例
◯基本料金 (プッシュ回線住宅用2級局)月額1,600円 (税抜)
◯通話料金 (平日昼間)[市内] 8.5円/3分 (税抜)
[同一県内市外] 20~40円/3分 (税抜) 小数点第3位は以下切り捨て。
注1)Contents Delivery Networkの略。IP技術、大容量回線等を活用し、映像・音声等の配信に適した
コンテンツ配信網。 注 2)サービス提供エリア内でも同サービスを利用いただけない地域・施設があ
る。詳細は、株式会社日本ネットワークサービスへ。注3)auおうち電話の詳細は下記を参照。
http://www.au.kddi.com/mobile/charge/calling-charge-discount/matome-talk/condition/
◆5.唐津ケーブルテレビジョンが「JC-data」の利用を開始!
~マルチチャンネルに、マルチコンテンツを配信~
株式会社唐津ケーブルテレビジョン(以下、唐津ケーブル、本社:佐賀県唐津市、代表取締役:中
村隆)は2015年10月1日より、ジャパンケーブルキャスト株式会社(以下、ケーブルキャスト、本
社:東京都千代田区、代表取締役社長:大熊茂隆)が提供するセンター配信ASP型データ放送サービ
ス「JC-data」(ジェイシー・データ)を導入した。
唐津ケーブルでは、自社コミチャン「ぴ~ぷる放送」と、「チャンネルからつ」(唐津市行政放送)
および「チャンネル玄海」(玄海町行政放送)の3チャンネルでシステムを共有する形で導入するこ
とにより、効率的なシステム構築とマルチコンテンツ配信を実現している。
「JC-data」は、唐津ケーブルの本格稼働により44局目の利用開始となった。
●各データ放送の特徴 (※画面については別紙参照)
1.唐津ケーブルコミチャン「ぴ~ぷる放送」
①データ放送ラジオ (11月1日サービス開始)
データ放送上で地元ラジオ局の放送を聴くことが可能。ラジオ放送を聴きながらデータ放送で地元の
情報をチェックでき、災害時には緊急情報が表示される。
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②日めくりカレンダー
唐津市の市民が毎日日替わりで、データ放送トップ画面に登場する。
③ローカル天気情報
市町村合併前の地元に密着したローカルな天気予報をお届けする。九州地方をクローズアップし
た降水予想図を提供。
【主な配信コンテンツ】
黄砂情報/花粉情報/紫外線情報/PM2.5情報//情報掲示板/おくやみ/クロスワード
2.唐津市行政チャンネル「チャンネルからつ」
唐津市からのお知らせ情報が随時反映され、速報性が高い点が特徴。
【主な配信コンテンツ】 市からのお知らせ/休日当番医/イベント情報/ごみ出しカレンダー
3.玄海町行政チャンネル「チャンネル玄海」
「町からのお知らせ」「今日のレシピ」「天気予報」「警報・注意報」といった情報が、トップ
画面を見るだけで一目でわかり、利便性が高い点が特徴。
【主な配信コンテンツ】 町からのお知らせ/くらしのカレンダー
●主な共通コンテンツ
気象情報:3時間天気/週間天気(ポイント・全国)/ 天気予想図/九州地方の降水予想図/台風情報/
災害情報:佐賀県土砂災害情報、唐津市緊急情報
1. 唐津ケーブルコミチャン「ぴ~ぷる放送」 データ放送画面
① データ放送ラジオ画面
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② トップ画面 (黄枠内:日めくりカレンダー)
③ ローカル天気情報画面
2. 唐津市行政チャンネル「チャンネルからつ」 データ放送トップ画面
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3. 玄海町行政チャンネル「チャンネル玄海」 データ放送トップ画面
「JC-data」 は、気象情報、Lアラート、レシピなどの豊富なコンテンツ、各社共有で利用
できるデータ放送テンプレートについて、高く評価されている。
【問い合わせ先】ジャパンケーブルキャスト株式会社 プラットフォーム事業部
JC-dataチーム 電話03-6910-2906 メールアドレス:[email protected]
◆6.イッツコムのマスコットキャラクター「コムゾー」のLINEクリエイターズスタンプ10月23
日販売開始!-サッカー大好きなコムゾーが自らお絵かきした「コムゾー(サポーター編)」
イッツ・コミュニケーションズ株式会社(以下、イッツコム 本社:東京都世田谷区 社長:高秀憲
明)は、10月23日(金)より、無料通話・無料メールアプリ「LINE(ライン)」において、イッツ
コムのマスコットキャラクターである“コムゾー”の LINEスタンプ「コムゾー(サポーター編)」
を販売開始した。
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販売を開始したLINEスタンプは全40種類で、サッカー大好きなコムゾーが、サッカー観戦を楽し
く盛り上げるために、自らお絵かきをした「サポーター編」。 サッカー大好きなサポーター同士の会
話を盛り上げること間違い無しのスタンプとなっている。
■コムゾー(サポーター編)LINE スタンプ概要
・販売価格:1セットあたり120円(税込)、または50LINEコイン(Android端末、iOS端末のみ)
・1セット数:40種類
・販売開始日:2015年10月23日(金)
・購入方法:以下、①、②いずれかの方法で購入
①「LINE STORE」(web)内の右記ページにアクセス http://line.me/S/sticker/1198705
②お手持ちのスマートフォンで右記のQRコードを読み取り、
スタンプ購入ページにアクセス
*パケット通信料はお客さまの負担となる。
●スタンプイメージ
◆7.ネクストキャディックス、フィールド業務クラウドサービスを開発
-セールスフォース・ドットコム「OEM パートナー」契約を締結-
ネクストキャディックス株式会社(代表取締役社長:豊田崇克、本社:東京都港区、以下 ネクスト
キャディックス)は、株式会社セールスフォース・ドットコム(代表取締役会長 兼 CEO:小出伸一、
本社:東京都千代田区、以下 セールスフォース・ドットコム)と OEMパートナー契約を締結した。
これにより、多くのケーブルテレビ事業者が求めるフィールド業務が、すべてクラウド上で実現する
ことになる。
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ネクストキャディックスの主力製品である設備設計・管理システムは、国内のケーブルテレビ事業
者の約40%で稼働している。これら多くのお客様から営業・工事施工といった社外の業務においても
ネクストキャディックスの製品を効率的に活用したいと強い要望が寄せられていたが、この度、セー
ルスフォース・ドットコムの「Force.comR」を利用した新たな製品開発により、お客様の営業活動か
らフィールドメンテナンスまでの業務がすべてクラウド上で実現できることになった。
新たに開発する製品では、時間や場所の制約を受けることなく、ワークスタイルを自由に広げる事
で、より効率的な営業サービス活動を実現でき、お客様のフィールド業務を強力に支援する事が可能
となる。
ネクストキャディックスは、ケーブルテレビ事業者はもとより、IoT(Internet of Things:あらゆるモ
ノが接続されたインターネットという意味で、コンピュータや通信機器だけでなく、自動車や家電な
どあらゆるモノに通信機能を持たせインターネットに接続している状態)の普及で増大する通信デバ
イスやセンサーからのデータ収集・分析・状態監視のプラットフォームとして、防災、環境保全、工
場管理、ビル管理などの事業者を対象とした、新たなクラウド型アプリケーションサービスの提供に
向け開発を開始する。なお新製品は、2016年1月頃のリリースを予定。また将来的にはアジア新興国
へも拡販する予定。
■ネクストキャディックスが提供するフィールド業務クラウドサービスの概念図
■ネクストキャディックスが提供するフィールド業務クラウドサービスのラインナップ(2016 年1 月頃予定)
① Cadix SFA Cloud(営業支援クラウドサービス)
・施設情報表示、営業エリア分析、訪問計画・営業履歴管理、顧客情報閲覧、日報作成、業務進捗管理
Cadix FSM Cloud Cadix SFA Cloud
マルチデバイス対応
営業支援クラウドサービス ⼯事・施⼯管理クラウドサービス
状況把握・集計 営業・訪問
引込予約 営業計画
顧客管理 ⼯事管理 設備管理
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② Cadix FSM Cloud(工事・施工管理クラウドサービス)
・施設情報表示、工事・施工計画、履歴管理、工事指示書作成、作業進捗管理
■ネクストキャディックスについて
ネクストキャディックスは、1980年創業、2004年ネクストウェア株式会社の連結子会社として発足
した。ケーブルテレビ事業者向けの伝送路管理システム「Cadix シリーズ」は、国内で圧倒的なシェ
アを有しており、今後ますます広域化、大容量化する光心線やFTTH施設にも対応できる設備設計ソ
リューションであると多くのお客様から好評。
詳しくはホームページ参照。 http://www.nextcadix.co.jp/
【問い合わせ先】ネクストキャディックス株式会社 担当:吉田、橋本
TEL:03-5447-2615 Email:[email protected]
◆8.第28 回「ケーブルマン・オブ・ザ・イヤー2015」受賞者決定―記念講演会・贈呈式―
(一社)ケーブルテレビ情報センター(CRI:代表理事・大島精次/上越ケーブルビジョン代表取締役会長)
では、毎年 12 月に「ケーブルマン・オブ・ザ・イヤー」(昭和 63 年より)を実施しているが、今年度の「ケーブ
ルマン・オブ・ザ・イヤー2015」が以下の通り選出された。
「ケーブルマン・オブ・ザ・イヤー」は、ケーブル(放送通信)テレビ業界の発展のために貢献を
された、業界関係者(個人・団体)を対象にした「表彰制度」で、1988 年の第 1 回目から今年で 28
年目を数え、この間に85(個人・団体)名が「ケーブルマン・オブ・ザ・イヤー」に選ばれている。
選考は「ケーブルマン・オブ・ザ・イヤー選考委員会」において検討され、今年度は、以下の3名
が受賞された。
【受賞者】 佐藤 英生氏 大分ケーブルテレコム㈱ 代表取締役社長
【受賞理由】平成4年4月1日の開局以来、多チャンネル、VOD、FTTH、超高速BBサービス等、
常にケーブルテレビによる最新・最高のサービスを提供するなど、ケーブルテレビ業界の先進企業と
して、事業の拡大並びに業界の発展に大きく貢献されました。
【受賞者】 白石 成人氏 ㈱愛媛CATV 常務取締役
【受賞理由】コミチャン(地域密着型)コンテンツの海外戦略を始め、データ放送やハイブリッドキャスト等、
ケーブルテレビによるスマートテレビサービスの実践と合わせ、地域WiMAXやMVNOなど、無線利活用
による新たなビジネスモデルの開発に取り組まれました。
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【受賞者】 関本 好則氏 チャンネル銀河㈱ 代表取締役社長
【受賞理由】石原プロモーション+全国ケーブルテレビ局との連携による『黒部の太陽』全国チャリティ上映
会の実施を始め、“4K未来映像プロジェクト”(『西部警察』のロケ地を4Kカメラで巡る紀行番組)の推進な
ど、ケーブルテレビ局+番組供給会社+大手芸能プロダクションによる新たなコンテンツの創造に貢献され
ました。
受賞を記念し、贈呈式並びに記念講演会が下記の日程で開催される。
■第28 回「ケーブルマン・オブ・ザ・イヤー2015」贈呈式
日 時:平成27年12月8日(火)
【特別講演】15時00分~16時00分
テーマ:IoTが開く未来とケーブルテレビの役割
講 師:国立大学法人 奈良先端科学技術大学院大学
ユビキタスコンピューティングシステム研究室
教授・工学博士 荒川 豊氏
【贈呈式】16時15分~16時45分
〈受賞者〉
佐藤 英生氏 大分ケーブルテレコム㈱ 代表取締役社長
白石 成人氏 ㈱愛媛CATV 常務取締役
関本 好則氏 チャンネル銀河㈱ 代表取締役社長
【懇親会】17時00分~18時30分(プレスセンタービル10F レストランアラスカ)
【来賓者】総務省、ケーブルテレビ連盟・CATV技術協会、衛星放送協会、他
【会 場】(公社)日本記者クラブホール(日本プレスセンター)
東京都千代田区内幸町2-2-1 03(3503)2721(代表)
・講演会+贈呈式(プレスセンタービル10F ホール)
・懇親会(プレスセンタービル10F アラスカ)
【問い合わせ先】一般社団法人ケーブルテレビ情報センター(CRI)
〒104-0045 東京都中央区築地1丁目12-5 レジディア東銀座211
事務局(柳澤)03(6264)1945
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◆9.コンテンツホルダーによる直営型映像配信サービス「bonobo(ボノボ)」提供開始
パケットビデオ・ジャパン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役 最高経営責任者(CEO):吉
田 一成 (以下、パケットビデオ・ジャパン))がシステム運用パートナーを務める、コンテンツホル
ダー直営型映像配信サービス「bonobo(ボノボ)」が9月30日 午前9時より提供を開始した。
■「bonobo(ボノボ)」http://www.bonobojapan.jp/
[サービス概要]
◯「bonobo(ボノボ)」は映画やドラマ、アニメ、音楽など幅広いジャンルの映像作品といつでも出会
えるサービス
◯都度課金型映像配信で、映画1本から購入・レンタル可能
◯マルチデバイス/OS対応なので、テレビ・PC・タブレット・スマホで視聴可能
◯コンテンツホルダー直営型のサービスだからこそできる充実の新作ラインアップ
◯NTTdocomoグループのパケットビデオ・ジャパンがシステム運用パートナー
[サービスの特長と今後の展開]
◯提供タイトルは、松竹株式会社・東宝株式会社・東映株式会社・株式会社 KADOKAWA・ウォルト・
ディズニー・ジャパン株式会社・株式会社TBSテレビ の6社約300タイトルからスタート、12月以
降40社以上に拡大予定
◯映画・アニメ会社、テレビ局などスタジオ、チャンネル毎の専用ページを開設
◯自分にあった映像作品との出会いを高める映画・映像専門ポータルサイト開始(2015年12月以降)
◯「レコメンド機能」により、ライフスタイルにあった映像作品を提案(2015年12月以降)
【本件に関するお問合せ先】 パケットビデオ・ジャパン株式会社
Tel: (03) 6711-5100 Fax: (03) 6711-5114 [email protected]
◆10.多くの人に動画の魅力を伝える動画情報サイト「動画アカデミー」を提供開始!
-動画活用事例や最新の動画情報など動画に関するコンテンツを提供~
大手企業を中心に年間1000本以上の映像制作を手がける株式会社プルークス(東京都港区 代表取
締役:皆木研二、以下「プルークス」)は、動画活用事例や最新の動画情報を提供するサイト「動画
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アカデミー」を開始。
現在、「動画」に関して徐々に注目されてきてはいるものの、まだまだ一部の業界や企業のみにしか
活用されていないのが現状。「動画」は時間や場所に関わらず、いつでもどこでも情報を届けたい相
手にアピールすることが可能となるため、企業にとって、有効なマーケティング手段となることは間
違いない。
また、一般の方においても、動画というと、とても難しく遠いことに感じてしまいがちですが、ス
マートフォンと通信回線の普及により、スマートフォンでの動画撮影も手軽になり、個人が動画制作
をすることも可能になってきている。
「動画アカデミー」では、ビジネスにおける動画活用事例や最新の動画情報はもちろんのこと、一般
の方まで広く動画に親しみを持てるような動画に関するコンテンツを展開していく。
今後もプルークスでは、無限の可能性を持つ動画について、多くの方がもっと身近に、もっと自由に
活用して頂くことを目標に掲げ、幅広いコンテンツから情報提供をしていき、動画の啓蒙・市場拡大
を目指す。
■動画アカデミー公式ページ URL:http://dougaacademy.proox.co.jp/
【会社概要】
■株式会社 プルークス 会社概要
会社名 : 株式会社 プルークス 代表取締役 : 皆木 研二
資本金 : 300 万円 事業内容 :映像制作サービス(http://proox.co.jp/)
◆11.キッズステーションの動画視聴アプリ 「子育て TV ハピクラ」 iOS 版、配信スタート!!
こども・アニメ専門チャンネル キッズステーション(株式会社キッズステーション: 代表取締役
社長 宮内康行)は、オリジナルこども番組の動画視聴アプリ「子育てTV ハピクラ」iOS版の配信を
10月19日にスタートさせた。Android版の配信開始から2週間、両OS版が出揃う形となった。
今回の動画視聴アプリは、てあそびや童謡、ひらがな等をお届けしている 1 歳~6 歳のお子さま向
け“楽しくてためになる”人気子ども番組「子育て TV ハピクラ」に加え、他オリジナル番組「ゴーゴ
ー!のりものタウン」「おやこでクッキング」も併せて視聴することができる。
●子育てTV ハピクラ(アプリ)の魅力
・いつでもどこでも親子が笑顔になれるコンテンツを配信しています!
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・キッズステーションでの放送に先駆け最新話数を配信します!
・Chromecastを使ってご自宅のTV等に転送しご覧頂けます!
・Chromecast転送時、連動知育アプリを起動すれば打楽器や応援サイリウムを使ってコンテンツを
一緒にたのしめます!!
・アプリだけの独占配信コンテンツ(ハピクラポリス
http://www.hapiclaworld.com/web/pages/hapicla-police.aspx) も登場!
●子育てTV ハピクラ(アプリ)詳細
・月額利用料 540円(税込み) ※アプリダウンロードは無料
※通信にかかる料金は除く http://www.hapiclaworld.com/web/pages/hapicla-app.aspx
★「子育てTV ハピクラ」番組サイト http://www.kids-station.com/minisite/hapicla/top.html
◆12.朝焼けの「霧の海」を見下ろしながら、広島県三次産の朝食を味わう観光イベント
「雲の上の朝ごはん」を10月13日(火)に開催!!
-地方創生が注目される中、広島県三次市が新たな観光資源づくりへ挑戦
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広島県三次市地域振興部観光交流課( 市長:増田和俊 )は、平成27年10月13日(火)三次市内
の高谷山展望台周辺にて、新たな観光資源づくりを目的に「雲の上の朝ごはん」イベントを開催した。
東は大阪、西は福岡から参加したお客さま22名は、10月12日(イベント前日)より三次グランド
ホテルに宿泊し、10月13日(イベント当日)早朝に宿泊先のホテルを出発。イベント会場である「高
谷山展望台」に到着すると、三次市名物「霧の海」が美しく見える展望台で日の出とともに、三次市
の観光資源である「霧の海」を観賞した。
その後、霧の海が見下ろせる展望台で、三次市特産品を活かした朝ごはんに舌鼓をうち、三次市なら
ではの味わいを楽しんだ。
最後に、三次市に拠点を置く「茂田神楽団」による神楽演舞を観賞し、「雲の上の朝ごはん」イベ
ントは大盛況のうちに無事終了した。
参加者からは、「夢のような風景をみながら、贅沢な時間を過ごし、大満足でした(30代・女性)」
「とても素敵な試みだと思います。特別な体験ができ、誰かに伝えたくなります(30代・男性)」な
ど、「雲の上の朝ごはん」イベントに満足した意見が多くよせられた。
三次市地域振興部観光交流課では、「雲の上の朝ごはん」実施後の反響などを受け、来年度以降の
発展性や継続性を見定めていく。
■「雲の上の朝ごはん」とは・・・
三次市名物「霧の海」と「食」を掛け合わせ、新たな観光需要の掘り起こしや産品PRを目的にイベントを
実施。「霧の海」を「雲の上」に例え、行ってみたくなるイベント名称とした。
■三次に「霧の海」ができる理由
四方を山々に囲まれ、江の川・西城川・馬洗川の 3 本の川が巴に織りなす三次盆地には、秋から早春に
かけて早朝から霧が立ちこめ、「霧の海」を見ることができる。
朝起きて霧が深く立ちこめていると、三次では天気のよい証拠で、ときに街は昼前まで霧に包まれてい
ることもある。「霧の海」は標高 400m 以上の山に登ると見ることができる。寒くなるほど霧につやが出て、
特に冷え込んだ初冬の早朝は、日の出とともに霧は色を変えて千変万化し、それに伴って島々(山々)も
消えては現れたりと、その様は幻想的で神秘的。三次市の山から色々な表情の「霧の海」を堪能できる。
◆13.NTT 東日本、教育ICT 化を促進するクラウド型学習プラットフォームサービスの提供
~教育業界向け「ひかりクラウド スマートスタディ」を 11 月13 日より提供開始~
NTT 東日本は、教育業界向けに、クラウド型の学習プラットフォームサービス「ひかりクラウド ス
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マートスタディ」を、2015年11月13日より提供開始する。
「ひかりクラウド スマートスタディ」は、学習塾・予備校・学校やカルチャースクール等の学習環
境のICT化に向けて、映像授業やライブ授業、電子教材の配信等、オンライン学習に必要な機能をワ
ンストップで提供するサービス。
同サービスは、教育機関へ提供するとともに、自社ブランドでのサービス提供を希望するパートナー
企業にOEMで提供し、効率的かつ効果的な学習環境を実現することで、教育分野のICT 化に貢献する。
1.提供の背景と目的
近年、教育業界では、映像授業やライブ授業、電子教材により、受講生が自宅や移動中にタブレッ
ト端末やスマートフォンで学習するスタイルや、「アクティブ・ラーニング※1」を取り入れた授業手
法が注目されるなど、教育分野でのICT活用がますます進展している。
こうした教育分野のICT化にあたっては、学習コンテンツを効率的かつ効果的に提供可能な学習環
境の整備が、教育現場から求められている。このような教育業界のニーズに応えるため、さまざまな
学習コンテンツの配信形態に対応したクラウド型の学習プラットフォームサービス「ひかりクラウド
スマートスタディ」を提供することにした。
※1「アクティブ・ラーニング」とは受講者が主体的に学習に取り組むための指導・学習方法であり、
例として、授業の基礎的内容を生徒の自宅で予習し、教室では発展的内容や発表・議論を中心に取り
組む「反転授業」の手法がある。
2.サービス概要
同サービスは、学習塾・予備校・学校やカルチャースクール等の教育分野のICT化に向けてさまざ
まな学習コンテンツの配信機能をクラウド型で提供し、一元的な学習管理を可能とするクラウド型学
習プラットフォームサービス。同サービスにより、教育機関は学習コンテンツを用意することで、生
徒が保有するPCやタブレット端末、スマートフォンに簡単にコンテンツを配信でき、効率的で効果的
な学習環境を手軽かつ安価に実現できる。
<主な特長>
(1)一元的な「学習管理」 受講者の学習履歴を統合的に管理し、受講者に合わせた指導に活用可能。 プ
ラットフォーム上での受講者へのお知らせ掲示や掲示板により、情報共有可能。
(2)「映像授業」で理解を促進 講義や解説を分かりやすい映像で配信することで、受講者が自分のペ
ースで学習可能。 教育業界で要望の多い、「倍速再生(オプション)」「試聴ログ管理」に対応。
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(3)受講者が自宅にいながら「ライブ授業」を受講 遠隔地や自宅にいる受講者が生の講義を受講可能。
受講者からの質問に対しリアルタイムに受付・対応可能。
(4)電子教材配信・課題機能で、持ち運びが楽でペーパーレスな「学習ストレージ」 テキストやプリ
ント等教材をPDF形式にて配信することで、教材をタブレットで手軽に持ち運び可能。 先生から受講
者に対し、課題やテストを配信し、ペーパーレスによる省コスト化を実現。
<教育機関ごとの主な利用シーン>
3.提供条件【別紙】料金表参照
http://www.ntt-east.co.jp/release/detail/20151028_02_01.html
4.OEM 提供の実施
自社ブランドでのサービス提供を希望するパートナー企業に、「ひかりクラウド スマートスタデ
ィ」をOEMで提供。パートナー企業さまとともに、教育業界を中心とした企業向けの新たなサービス
を創造していく。また、パートナー企業さまが同社のネットワークサービス(フレッツ光やギガらく
Wi-Fiなど)、端末管理サービス(SDM:スマートデバイスマネジメント)、サポートサービス等を本
サービスと組み合わせてワンストップで提供することで、利便性が向上することを期待している。
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5.提供開始日2015 年11 月13 日(金)
6.お問い合わせ・お申し込み先
公式HP:https://flets.com/manabi/smartstudy/
問い合わせhttps://ntt-east.smktg.jp/public/application/add/131
アドレス:[email protected]
◆14.NTT コムウェア、光コラボレーション事業者の新規参入を支援する
新ソリューション「コラボコネクト」を10月29日より提供開始
-光コラボ事業に不可欠な顧客管理、料金計算、請求管理等を低価格で実現-
エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:海野 忍、以下 NTT
コムウェア)は、2015年10月29日より、光コラボレーション事業者(以下光コラボ事業者)を支援
する新ソリューション「コラボコネクト」の提供を開始。同ソリューションは、NTT東日本・NTT西日
本の光回線サービスを卸販売する光コラボ事業者を対象に、同事業の開始に伴い必要となる顧客管理、
料金計算、請求管理などの機能を低価格で提供する。
2015 年2月より、NTT東日本・NTT西日本の光回線サービスの卸売事業が開始され、通信事業のみ
ならず、様々な業種において、自社サービスと光回線サービスなどを組み合わせて独自のサービスを
開始する企業が増加傾向にある。
「コラボコネクト」は光コラボ事業者に顧客管理、料金計算、請求管理などの機能を提供することで、
円滑でスピーディーな光コラボ事業の参入を支援する。光コラボ事業者は、同ソリューション導入に
より、NTT東日本・NTT西日本から連携されるサービス利用者の契約・料金情報などを自動で取得でき
るため、顧客管理や請求管理業務に掛かる人手や時間を軽減可能。また、顧客情報などの参照も容易
に行えるため、スムーズな問い合わせ対応が可能となる。 NTTコムウェアは、光コラボ事業者の事業
規模や予算に応じた無駄のないシステム投資に貢献するため、同ソリューションの初期費用を
350,000円から、月額利用料を100,000円からの価格帯で提供する。
NTTコムウェアでは、2016年度内に50社程度への「コラボコネクト」の販売を目指す。また、光
コラボ事業を通じて多様な企業を支援することで、ICT市場のさらなる発展に貢献する。
商品ホームページURL:http://www.nttcom.co.jp/collabo_connect
「コラボコネクト」の概要 http://www.nttcom.co.jp/news/20151029_1.pdf
※記載している会社名・商品名は各社の商標または登録商標
※記載の料金は税抜き。消費税が加算される。
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◆15.CEATEC AWARD 2015 各部門グランプリ・準グランプリ決定
CEATEC JAPAN 2015では、本年の開催テーマである『NEXT - 夢を力に、未来への挑戦』のもと、IT・
エレクトロニクス産業の進展と市場創造への貢献を目的に『CEATEC AWARD 2015』を実施した。
この度、CEATEC AWARD審査委員会による厳正な審査の結果、各部門のグランプリ・準グランプリが
決定した。また、審査委員から強く推挙する声のあった製品を審査員特別賞として選定した。
▼ライフスタイル・イノベーション部門
■グランプリ
◎98 型 8K 縦型液晶ディスプレイ 及び 8K 縦型コンテンツ/10K 縦型・横型 82 型液晶ディスプレイ
(画面アスペクト比21:9)/110 型 8K 液晶ディスプレイ
BOEテクノロジーグループ (小間番号 1L13)
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◯製品概要:
98 型8K縦型液晶ディスプレイ 及び 8K 縦型コンテンツ- 世界初、縦型世界最大、超高精細8K98 型
ディスプレイと専用 8K 動画コンテンツにより、圧倒的な臨場感と訴求力を持つサイネージ用途等の
ディスプレイ・システムを実現。
10K 縦型・横型 82 型液晶ディスプレイ(画面アスペクト比21:9)- 世界初 10K 82 型、高精細、広
視野角液晶ディスプレイ。横型・縦型の両タイプを商品化し、8K放送映像システム用途に加え、シネ
マ鑑賞やサイネージなど、新しい分野における8K・10Kシステム
活用の実現を図る。
110 型 8K 液晶ディスプレイ- 世界初、8K 高精細世界最大 110 型、高輝度、広視野角液晶ディスプ
レイ。圧倒的な臨場感をパブリックビューイング等、様々な用途で表現。
選評:世界最大の8K ディスプレイと10K ディスプレイの迫力は、無条件に圧倒される。アセンブリ
メーカの枠を超えた一貫生産に取り組むアグレッシブな開発姿勢もグランプリにふさわしいものがあ
る。
■準グランプリ
◎パナソニック、サムスン、ソニー、東芝の 4 社により開発された新たなコンテンツ保護技術
「SeeQValut(TM)(シーキューボルト)」
NSM Initiatives LLC (小間番号 2L47)
◯製品概要:
パナソニック、サムスン、ソニー、東芝の4社により開発されたコンテンツ保護技術「SeeQValut」は、
【様々な対応機器での再生互換性】と【強固なセキュリティ】を同時に実現するコンテンツ保護技術。
SDカード、HDD、テレビ、レコーダー、PC、など対応
する様々な機器で、HD画質のままの放送コンテンツの他、アニメ、マンガ、ゲーム、音楽、機密文書
などの様々なコンテンツもセキュアに楽しむことができる。
選評:多様な対応機器による再生の互換性を保ち、ユーザの利便性を図りつつ、コンテンツ保護を実
現。デファクトスタンダードとなる可能性も。
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■準グランプリ
◎ヒューマンビジョンコンポ 家族目線(HVC-C2W)~“ずっと見ていて”、“気づいてくれる”、も
う一人の家族「家族目線」~
オムロン株式会社 (小間番号 3L115)
◯製品概要:
人の表情、性別、年齢、視線など、13 機能のセンシング機能を搭載した手のひらサイズのネットワー
クカメラセンサ。センシング情報を無線でスマホへ送信、スマホ上のアプリで簡単に操作可能。日常
生活で、寝ている赤ちゃんや帰宅した子ども、離れて暮らす家族、留守中のペットの様子を確認でき、
センシング機能により、見逃したくない大事なタイミングをプッシュ通知でお知らせ。「家族目線」
で安心・安全な暮らしをサポートする。
選評:ネットワークカメラとセンサによる、もう一人の家族としてのヒューマンなテクノロジー。さ
まざまな用途への拡張の可能性も秘めている。
▼ソーシャル・イノベーション部門
■グランプリ
◎低コストで実現された、自動運転用高精度衛星測位モジュールと IMU(慣性演算装置)との高度カ
ップリングシステム
マゼランシステムズジャパン株式会社 (小間番号 4N63/NEXTストリート)
◯製品概要:
従来一千万円程した高精度衛星測位モジュールと IMU とのカップリングシステムのコストを、性能は
維持しつつ劇的に低減させる事に成功。これにより、農林水産業用機械、建設機械、ドローンや自動
車の自動運転、そして安全管理システムの急速な普及を促す事が可能となった。作業機械や車両のク
ラウド経由による管理や高効率運航にも
寄与。将来はチップ化で人や物の動きをより高精度に把握出来、高度化社会の公器ともなる技術であ
る。
選評:驚異的な低コストと、最高度レベルの高精度衛星測位システムを実現。
農業を中心に、大きなイノベーションを産みだす潜在力を示している。
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■準グランプリ
◎wena wrist
wena project(小間番号 3N47)
○製品概要:
バンド部分におサイフケータイや通知機能や活動量計としてのログ機能を入れ込んだ腕時計。アナロ
グ腕時計のデザインと独自技術でバンド部にデジジタルテクノロジーを融合。ソニーの新規事業創出
プログラムから誕生したプロダクツ。社内オーディションでアイデアを募り、外部の専門家を交えて
厳正に審査。認められれば事業化するユニークなビジネスモデル。
選評:ウェブファンディングを通じて、開発と市場開拓をするなど、発想の新鮮さが、製品のユニー
クさと魅力に結実している。
■準グランプリ
◎AR-HITOKE (エーアール・ヒトケ) :拡張現実を用いた賑わいの可視化システム/
WallSHOP スマートフォン連動型お買い物デジタルサイネージ
楽天株式会社 (小間番号 4N63/NEXTストリート)
◯製品概要:
AR-HITOKE (エーアール・ヒトケ) :拡張現実を用いた賑わいの可視化システム
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楽天ではネットで販売されている食料品をリアルの百貨店にて販売する物産展を定期的に開催してい
る。ネット上ではレビューや評価を参考にできるが、リアルの催事会場では商品の人気度や評判が分
かりづらく、第三者の評価情報を商品購買の参考にすることが難しい。そこで、AR(拡張現実)技術
を用いて直感的に店舗の人気度を表現することで来場者の購買活動を支援するデジタルサイネージ
(AR-HITOKE)を作成した。
WallSHOP:スマートフォン連動型お買い物デジタルサイネージ
楽天ではリアルの世界からネット上のサービスへのタッチポイントを作るために、デジタルサイネー
ジを活用したインタラクティブなお買い物システム「WallSHOP」を構築した。「WallSHOP」は HTML5
技術を活用しディスプレイ上に楽天市場で人気の商品を表示したり、
ユーザ自身がコンテンツをカスタマイズできるように、「スマートフォン連動」「多言語対応」とい
う2つの特徴的な機能を有している。
選評:ネットショップと、実際の店舗の人の賑わいを結びつけ、バーチャルとリアルでの相乗効果で
市場の活性化をはかる。自社の強みを生かした発想が新鮮。
▼テクノロジー・イノベーション部門
■グランプリ
◎IC内蔵基板技術 SESUB
TDK株式会社 (小間番号 5K77)
○製品概要:
SESUBとは、ICチップを内蔵した樹脂基板上に、電子部品を実装するモジュール基板の製造技術。内
蔵するICの種類により、ブルートゥースモジュール、スマートホン用電源管理モジュールなどが実用
化されている。ディスクリート部品で構成した従来の製品に比べ、
IC チップを基板内に内蔵することにより、60%以上の小型化となる世界最小クラスの小型・低背モジ
ュールが可能となった。
選評:世界最高水準の小型で低背のモジュール。従来のディスクリート部品に較べ、面積比で最大83%
もの小型化を実現した。これによってウェアラブル機器などのIoT化を促進していく可能性がさらに
広がる。
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■準グランプリ
◎超軽量・超省エネのマイコンボード「Lazurite Fly」が実現する折り鶴型飛行体
ローム株式会社 (小間番号 5K20)
◯製品概要:
本機には、ロームグループのラピスセミコンダクタが開発した超軽量/省エネのマイコンボード
Lazurite Flyを搭載している。無線通信IC、センサ、モータードライバをSDカードサイズに凝縮し、
日本古来より親しみのある折り鶴に搭載することで、ラジコン制御可能なわずか31gの折り鶴型飛行
体を実現。先端のモノづくりと伝統文化の融合を表現。会期中はロームブース内を高さ 6mで優雅に
羽ばたいた。
選評:超軽量、省エネルギーのマイコンボードを搭載。その軽快さをアピールするために作成した折
り鶴型の軽量飛行体も話題を集めた。
■準グランプリ
◎FFD(フリーフォームディスプレイ)/ FFD-UI(フリーフォーム
ディスプレイ ユーザーインターフェース)
シャープ株式会社 (小間番号 1L11)
○製品概要:
従来概念を大きく変革し、新しいディスプレイ形状を提案できる「フリーフォームディスプレイ」を
開発。同社IGZO技術の応用とゲートドライバを画素内に分散配置するという独自の回路設計手法の確
立により、ディスプレイ額縁が極めて細く、かつ、自由な形状のディスプレイが設計可能になった。
また、センサ等の入力技術と融合することで、画面のエッジ部を触って操作する、直観的で新しいUI
が実現可能となった。
選評:ディスプレイの解像度や大きさなどを追求してきたシャープが、フレキシブルな形状という可
能性を提示し、新しいチャレンジ方向を示した。
▼グリーン・イノベーション部門
■グランプリ
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◎パワーエクスポーター 9000 (外部給電用インバータ)
本田技研工業株式会社 (小間番号 3N56)
○製品概要:
FCVやEVなど、電動車で出力・蓄電した電力を車外へ取り出すための、軽量・コンパクトな、可搬型
インバータボックス。今後、普及拡大が見込まれるFCVやEV等は、車両そのもので大電力を発電/蓄
電する機能を有している。この機能を活かし、電力を走行エネルギーのみでなく、外部へ供給するこ
とで、車両を「走る電源」として活用することが可能になる。レジリエンス強化に役立つアイテムと
しても活躍することを狙い、開発に取り組んできた。
選評:発電事業でも歴史と実績をもつ本田技研が、そのノウハウを結集した、外部給電用インバータ。
周波数が安定した、高品質な電気を供給する。どのような電源としても安心して使用でき、機器の誤
作動を起こさないなど、省エネや防災などでも威力が期待される。
■準グランプリ
◎世界初、白金を使用しない500℃以上の高温対応の煤(すす)センサ
京セラ株式会社 (小間番号 5K52)
○製品概要:
煤センサは、全世界で環境規制が高まる中、ディーゼル車等の排ガス中の煤を検知するために必須と
なる部品である。白金導体のセンサ(一般的な開発品)は、白金と煤が触媒反応を起こし、500℃以上
で煤を正しく検知できない恐れがある。京セラは、新開発の白金に代わる卑金属の耐酸化性導体を使
用した 500℃以上の高温下でも検知が可能な煤センサを世界で初めて開発。更にセラミックスと卑金
属の多層同時焼成技術により高信頼性を有する。
選評:ディーゼルエンジンの排ガス中の煤を検知するため、従来は白金が使用された。高価な上、500℃
以上では正しく動かない白金にかえ、卑金属の耐酸性導体を使用。コストを大幅に削減させた。
■準グランプリ
◎センサネットワークモジュール
アルプス電気株式会社 (小間番号 6K111)
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○製品概要:
周囲の環境情報、及び動作を検知する各種センサと、業界最小クラスのBluetooth(R) Smartモジュー
ル、アンテナをワンパッケージ化。消費電流を制御するマイコンを搭載し、ウエアラブル機器等への
搭載に最適な低消費電力かつ小型のモジュールとして、5.6mm×18.5mm×3.4mm(W×D×H)の世界最
小サイズを実現した。
選評:センサと業界最小クラスのBlutooth Smartモジュール、アンテナをワンパッケージにまとめ、
世界最小で低消費電力のモジュールにまとめた。ウェアラブル機器への搭載などの可能性が広がる。
▼審査委員特別賞
◎3DHaptics Navigator
株式会社ミライセンス (小間番号 3N42)
○製品概要:
何もない空間でも、人類が体感するあらゆる「感触」を再現する3D触力覚技術を利用したデバイス。
押される・引っ張られるといった「力覚」、堅いものを押したときなどの手ごたえを表す「圧覚」、
手触りを表す「触覚」の3つの感触に関する要素「三原触」を、特殊な振動を使い脳に錯覚を起こす
ことで再現させている。本製品はあらゆる生活シーンで利用され、人々の生活に大きな変化をもたら
すことが期待できる。
選評:何もない空間でも、物に触った際の触感を再現する3D触感技術を使ったデバイス。バーチャル
に物を体感でき、医療、ゲーム、ロボットなど多様な展開が予想できる。
【問い合わせ先】CEATEC JAPAN 運営事務局 (一般社団法人 日本エレクトロニクスショー協会)
担当:鳥飼 E-mail:[email protected] TEL:03-6212-5233
◆16.FMくらら857、11月2日、本免許交付。11月3日(祝)開局
11月2日、ケーブルテレビ株式会社(本社:栃木県栃木市 代表取締役 高田光浩)は、総務省
関東総合通信局より、コミュニティFM放送局(愛称:FMくらら857)の本免許を取得し、翌3日
に開局した。
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《放送概要》
■放送周波数 85.7MHz
■送信所 栃木市役所本庁舎(栃木市万町)
中継局 栃木市立三鴨保育園敷地内(栃木市藤岡町)
■送信出力 20W
■演奏所(本社スタジオ)ケーブルテレビ株式会社(栃木市樋ノ口町)
演奏所(コエドスタジオ)栃木市アンテナショップまちの駅コエド市場(栃木市倭町)
■放送エリア 栃木市・壬生町・小山市・下野市・野木町・佐野市の一部
《FMくらら857とは》
FMくらら857は、栃木県内初のコミュニティ放送局。
そして、栃木市エリアだけをカバーする栃木市民のための放送局。
専ら栃木市エリアの情報を、365日、朝7時~夜9時の14時間を全て生放送する。
夜9時~朝7時は音楽番組を放送する。
また、防災情報、災害情報、被災後の復旧のための様々な生活情報を、緊急時は24時間、全ての番
組を変更して必要な情報を発信する。
FMくらら857は、栃木市をHAPPYにする放送局を目指す。
開局日の3日は朝8時57分~夜7時まで特別番組を放送した。
【問い合わせ先】FMくらら 担当:大川、石田、小野
電話:0282-20-1857/0282-25-1811(ケーブルテレビ㈱内)
◆17.電力小売事業に新規参入する東急パワーサプライとイッツコムが
「電力サービス」に関する業務提携に合意。イッツコムが 12 月先行受付を開始!
株式会社 東急パワーサプライ(以下、東急パワーサプライ)と、イッツ・コミュニケーションズ株
式会社(以下 イッツコム)は、2016 年 4 月の電力小売全面自由化にあわせ東急パワーサプライが展
開する電力サービスの販売面などにおいて業務提携することに合意した。
この提携に伴い、イッツコムは本年12月から、イッツコムのサービスエリアにて電力サービスの先
行受付を開始する。
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東急パワーサプライは、リーズナブルな料金設定、東急グループの各種商品・サービスとの連携な
どにより、お客さまのより快適でスマートな暮らしをサポートすることを目指している。事業展開に
おいては、東急線沿線を最重要エリアと位置付けており、同エリアに根差した営業・サポートを強み
とするイッツコムと提携することは、電力サービスの顧客獲得に大いに役立つことになる。
イッツコムは、東急線沿線の地域に根差した放送・通信インフラ事業者としてテレビ、インターネ
ット、電話などを提供しており、ひとりひとりにあったサービス提案と、きめ細やかなサポートを実
現し、約82万世帯(2015年9月末時点)のお客さまが利用している。
東急パワーサプライでは、電力サービスをイッツコムの提供メニューに加えることで、新たなお客
さまの獲得や維持を図ることができると期待している。
■株式会社 東急パワーサプライ
代表者 : 代表取締役社長 村井 健二
所在地 : 東京都世田谷区玉川2 丁目21 番1 号 二子玉川ライズ・オフィス 6F
設立 : 2015 年10 月
事業内容: 電力小売業
資本金 : 1 億円
URL : https://www.tokyu-ps.jp/
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株式会社 東急パワーサプライは、2015年10月に設立発足した東急グループの小売電気事業者。リー
ズナブルな料金設定に加え、東急グループの各種商品・サービスと連携することで、お客さまの快適
でスマートな暮らしをサポートしていく。(2016年4月からサービス開始予定)
■イッツ・コミュニケーションズ株式会社
代表者 : 代表取締役社長 高秀 憲明
所在地 : 東京都世田谷区玉川2 丁目21 番1 号 二子玉川ライズ・オフィス
設立 : 1983 年3 月
事業内容: 放送法による一般放送事業、電気通信事業法による電気通信事業 他
資本金 : 52 億9 千4 百万円
URL : http://www.itscom.jp/
イッツ・コミュニケーションズ株式会社は、多チャンネル放送、インターネット接続、電話サービス
などを提供する東急グループの総合情報通信メディア。また、安心・便利で先進的なスマートホーム
サービス「インテリジェントホーム」や、自治体と連携した防災情報や自宅周辺の身近な生活情報を
テレビへタイムリーにプッシュ配信する「iTSCOM テレビ・プッシュ」を軸に、新たなスマートライフ
サービスを一体的に提供している。
■基礎データ (2015 年9 月末現在)
・接続世帯数: 825,044
・加入可能世帯数(ホームパス):1,094,319
・エリア内対象世帯数: 1,331,456
■イッツコムのサービスエリア
東 京 都 :渋谷区、世田谷区、目黒区、大田区、町田市の一部
神奈川県 :横浜市 (青葉区、港北区、都筑区、緑区)
川崎市 (宮前区、高津区、中原区
◆◆◆◆11111111....NHKNHKNHKNHK放送研修放送研修放送研修放送研修センターセンターセンターセンター《《《《ケーブルテレビケーブルテレビケーブルテレビケーブルテレビ研修研修研修研修》》》》案内案内案内案内
◎◎◎◎ ケーブルテレビのケーブルテレビのケーブルテレビのケーブルテレビの顧客対応顧客対応顧客対応顧客対応スキルアップスキルアップスキルアップスキルアップ
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[コンセプト] ケーブルテレビ局でお客様サービスや営業・総務を担当している方を対象に顧客対応
のノウハウとケーブルテレビの基礎技術を講義と実習によって学び、実践力を身につける研修で
す。ケーブルテレビ各社が取り組んでいる顧客サービスを紹介し、パネルディスカッション風に、
講師と受講生が議論することにより、顧客の大切さを学んでもらうコーナーもあります。
[特にお勧めしたい方] ケーブルテレビ局の顧客対応スタッフほか
[内容] ・実習「電話応対トレーニング」 ・各局から聞く顧客対応のノウハウ
・実習「STB の取付け」 ・技術相談の対応ノウハウ
[実施時期] 2015年11月10日(火)~11日(水) (2日間)
[会場] NHK放送研修センター研修室(NHK放送技術研究所ビル内)
[受講料] 54,000 円(消費税込み)
[定員] 20人(ただし、定員になり次第締め切らせていただきます。)
このセミナーの受講申し込みを希望される方は、http://www.nhk-cti.jp/seminars/view/114
後援:(一社)日本ケーブルテレビ連盟
担当者名:光本 電話:03-5494-3544 FAX:03-3415-2022
◎◎◎◎ ディレクターディレクターディレクターディレクター指導者養成講座指導者養成講座指導者養成講座指導者養成講座
[コンセプト] 番組制作(作り方)を教えるのは至難の業です。「先輩の作り方を見ておけ」「日頃から
NHKの番組を見るように心がけておくように」・・・でも見るだけでは学べません。“作り方”を教えま
しょう。“作り方”に役立つ“見方”を教えましょう。“作り方” “見方”に自信のない指導者の皆さん。
お任せください。番組制作“指導”のノウハウを伝授いたします。
[特にお勧めしたい方] 若手・新人制作者の指導に悩む指導者・先輩諸氏の皆さん
「どこを指導すればいいか?」「何を指導すればいいか?」にお悩みの皆さん
[内容]
1 日目 時間 / カリキュラム / 内容
10:00 〜 11:00 “番組を分かりやすくする”チェック・ポイント “番組を面白くする”チェック・
ポイント / ディレクター指導の“ポイント”を押さえます。
11:00 〜 12:30 *試写と意見交換 /
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各局制作の番組を試写しながら ディレクター指導のポイントを掴む
13:30 〜 16:00 *試写と意見交換 /
各局制作の番組を試写しながら ディレクター指導のポイントを掴む
16:00 〜 17:30 *事例講座 /わたしのディレクター指導法 ≪選定中≫
17:30 〜 19:00 情報交換会 / 語り合おう全国指導者の皆さん
2 日目 時間 / カリキュラム / 内容
10:00 〜 12:00 *講義 ケーブルテレビの特性を活かす指導法 /
NHK・民放・制作プロダクションとは違う・ケーブルテレビ局流
“指導者の力点”を考えます。
13:00 〜 14:00 *「企画書」から読み解く“1歩前進”へ向けた意見交換 /
「企画書」から読み解き「番組化」への第一歩を探ります。
14:00 〜 15:00 *ミニ・ディスカッション 「指導の悩みを打倒せよ!」 /
アンケートに寄せられた“指導の悩み”を皆さんの意見交換で解消。
15:00 〜 15:30 アンケート記入
[実施時期] 2015年11月20日(金)~21日(土) (2日間)
[会場] NHK放送研修センター研修室(NHK放送技術研究所ビル内)
[受講料] 54,000 円(消費税込み)
[定員] 15人(ただし、定員になり次第締め切らせていただきます。)
このセミナーの受講申し込みを希望される方は、 http://www.nhk-cti.jp/seminars/view/275
担当者名:長野 電話:03-5494-3524 FAX:03-3415-2022
◎◎◎◎ 一人一人一人一人5555役役役役〜〜〜〜企画企画企画企画・・・・撮影撮影撮影撮影からからからから編集編集編集編集・・・・原稿原稿原稿原稿までまでまでまで〜〜〜〜研修期間研修期間研修期間研修期間をををを一日拡大一日拡大一日拡大一日拡大!!!!
受講受講受講受講はははは3333~~~~4444日間日間日間日間のののの柔軟対応柔軟対応柔軟対応柔軟対応
[コンセプト] 企画、取材、撮影、編集そしてリポートまで、一人で取り組んでいるみなさん。それぞれ
手探りでやっている仕事をもう一度見直し、基礎から学び直しませんか。
講義で基礎を学んで、実際に企画を考えたあと、撮影から編集、収録までの番組制作実習を行
います。 自己流でなんとなくニュースを作っている、もっとメリハリのある番組を作りたい、企画リ
ポートを作りたい、そう考えている初心者の方々を対象に徹底した現場実習を通じて、番組作りの
基礎を身につけ、飛躍をしていただこうという研修です。
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[特にお勧めしたい方] ケーブルテレビ局 主に番組・ニュースの制作と放送に携わる方
[内容]
△メッセージがより適切に表現できる構成とは?
△何が見せたい映像か、ロケーションと撮影の秘訣は?
△効果的な編集はどんな手法があるか?
△コメント原稿をわかりやすく、程よい分量にするにはどう書けばよいか?
≪1日目≫集中講義の日 ≪2日目≫徹底実習の日 ≪3日目≫全力制作の日
≪4日目≫全体試写・批評の日 参加者のスケジュールに応じて、≪3日目≫までの受講でも十
分な研修カリキュラムになっています。
[実施時期] 2015年11月24日(火)~27日(金) (4日間)
[会場] NHK放送研修センター研修室(NHK放送技術研究所ビル内)
[受講料] 75,600円(消費税込み)
[定員] 24人(ただし、定員になり次第締め切らせていただきます。)
このセミナーの受講申し込みを希望される方は、
http://www.nhk-cti.jp/seminars/view/130
担当者名:宮本 電話:03-5494-3560 FAX:03-3415-2022
◎◎◎◎ 番組制作技術番組制作技術番組制作技術番組制作技術のののの基礎基礎基礎基礎
[コンセプト] 基礎的な番組制作の全般について、講義と実習を組み合わせてわかりやすく解説し、番
組制作に必要な基礎技術の習得を図ります。
実習に重点を置いた、より実践的な内容とします。
[特にお勧めしたい方]
番組制作技術を担当されている初心者の方。(民放・プロダクション・CATVなど)
[内容] ・ 映像技術(カメラ・モニター調整ほか)
・ 照明技術(スタジオ照明、V ロケ照明)
・ 音声技術(スタジオ音声、Vロケ音声)
・ ビデオロケのノウハウ(Vロケ実習)
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46 cba No.478/479(2015/11/5)
[実施時期] 2015年11月25日(水)~27日(金) (3日間)
[会場] NHK放送研修センター研修室(NHK放送技術研究所ビル内)
[受講料] 75,600円(消費税込み)
[定員] 30人(ただし、定員になり次第締め切らせていただきます。)
※お申込が少ない場合、開催を見送ることがございます。
このセミナーの受講申し込みを希望される方は、
http://www.nhk-cti.jp/seminars/view/125
担当者名:梶間、守屋 電話:03-5494-3568、3551 FAX:03-3415-1388
(左)番組アワード審査委員長の音好弘氏、 (中)グランプリを受賞した伊万里ケーブル テレビジョン大鋸あゆり取締役放送部長、 (右)伊万里ケーブルテレビジョン渕上康児 代表取締役(懇親会場で)
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((((略称略称略称略称::::cbacbacbacbaニュースニュースニュースニュース))))2020202015151515年年年年11111111月月月月5555日日日日号号号号 No.No.No.No.474747478888・・・・479479479479合併合併合併合併号号号号(創刊:1995年7月7日)
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