社会福祉法人秋篠茜会...

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社社社社社社社社社社社社社 社社社社社社 社社社社社社社 社社社社社社社 社社社社社社社社社社社社社社社社社社 1.、、、 日日日日日日日日日日日日 日日日日日日 日日日日日日日日日日日日日日日日 日 日日 日日日日日 、、、一一 日日日 日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日 日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日 、、 日日日日日日日日日日 日日日日日 社社社社社社社社社社社社社社社社社社 2. 日日日日日日日日日日日日日日日日日日 日 日 日 日 日 日 日 日 日 日 日 日 日 日日日 日 日 日日日 日 日 日 日日日 日 日 、、「」「」「 日日 日日日日日日日日 日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日 」、 社社社社社社社社社社社社社社社社社社社社社社社社 3. 日日日日日日日日日日日日日日日日日日 日日日日 日日日日日日日 日日日日日日日日日日日日日日 、、、、 日日日日日日日日日日日日 日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日 社社社社社社社社社社社 社社社社社社社社社社社社 4.、 日日日日日日日 日日日日日日日日日日日日 日日日日日日日日日 日日日日日日日日日日日日日日日日 、、、 日日日日日日日日 日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日 社社社社社社社社社社社社社社社社社社社社社社社社社社社社社 5. 日日日日日日日日日日日日日日 日日日日日日日日日日日日日日 日日日日 日 日日日日日日日日日日 体、一体 日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日 日日日日日日日日日日 日日日日日日日日日日日日 、、、 日日日日 日日日日日日日日日日日日日日日日日日日日 1

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社 会 福 祉 法 人 秋 篠 茜 会 の 理

念1.全ての児童、全ての高齢者、全ての障害者、児の基本的人権を何よりも大切に

します日 本 国 憲 法 及 び 児 童 福 祉 法 、 老 人 福 祉

法 、 障 害 者 福 祉 関 連 法 の 理 念 に 沿 っ て 、一 人 一 人 の 人 格 を 尊 重 し 、 施 設 利 用 者 が人 と し て 心 身 と も に 健 全 に 成 長 し 、 あ るい は 日 常 生 活 や 社 会 活 動 に 参 加 で き る 様全 力 を 尽 く し て 援 助 し 、 励 ま し ま す

2.法人及びその事業は民主的に運営します幅 広 い 分 野 か ら 理 事 及 び 評 議 員 を 選 出

し 、 利 用 者 や 職 員 の 意 見 を 尊 重 し 、 「 家族 会 」 「 保 護 者 会 」 「 よ く す る 会 」 と も力 を 合 わ せ 、 地 域 に 親 し ま れ る 使 い や すい 施 設 を 目 指 し ま す

3.人間尊重の立場に立った保育および介護を実践します職 員 は や さ し く 温 か く 謙 虚 な 姿 勢 で 児

童 、 高 齢 者 、 障 害 者 に 接 し 、 児 童 の 純 真な 心 を い つ く し み 、 高 齢 者 の 生 涯 に 学 びな が ら 、 高 い 人 間 尊 重 の 精 神 を も つ 職 員集 団 を め ざ し ま す

4.福祉水準の向上に努め、医療との連携をつよめます全 国 の 保 育 運 動 、 高 齢 者 福 祉 の 運 動 に

学 び 、 職 員 が 働 き や す く 、 質 の 高 い 保 育と 介 護 が 提 供 で き る よ う 努 め る と と も に 、地 域 の 医 療 機 関 と も 連 携 し て 利 用 者 の 命と 健 康 を 守 り ま す

5.児童福祉および高齢者福祉の地域センター的な役割をはたします福 祉 増 進 の 責 務 を 負 う 国 と 自 治 体 か ら

必 要 な 支 援 を 受 け な が ら 、 地 域 と 一 体 とな っ た 模 範 施 設 と な り 、 福 祉 の 地 域 セ ンタ ー 的 な 役 割 を は た す と と も に 、 子 ど もと 子 育 て 世 代 、 そ し て 高 齢 者 の 世 代 が 共存 し 交 流 し 、 安 心 し て 住 み 続 け ら れ る 街づ く り を 進 め ま す

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こ が ね の 里 の 介 護 福 祉 宣 言・特別養護老人ホーム こがねの里

2014年1月15日改定

こ が ね の 里 は 、 「 住 み 慣 れ た ま ち で 、 い つ ま で も 安 心 し て 暮 ら し 続 け た い 」 と い

う 住 民 の 願 い か ら 、 草 の 根 運 動 が み の っ た 特 養 ホ ー ム 「 最 後 の よ り ど こ ろ 」 で す 。

こ の 運 動 が 始 ま っ た 1 9 9 5 年 頃 は 、 高 齢 化 社 会 を 迎 え て 、 奈 良 市 の ゴ ー ル ド プ ラ

ン が つ く ら れ た も の の 、 特 養 ホ ー ム 整 備 は 進 ま ず 、 待 機 者 は 増 え る 一 方 で し た 。

高 齢 者 と そ の 介 護 者 の 苦 し み を 何 と か 支 援 で き る 施 設 を つ く ろ う と 、 6 年 を か け 建

設 用 地 の 購 入資金を 集 め て こ が ね の 里 が 建 設 さ れ ま し た 。 政府は こ の 間 、病気や

高 齢期の諸問題に つ い て 、公的 責任を 大 幅 に縮小し 、 国 民 負担を 増額す る 介 護 保険

制度を導入 し ま し た 。

こ の こ と か ら 、 特 養 ホ ー ム の 利 用 者層が変わ っ た と 言 わ れ て い ま す が 、 本当に 介

護 の 必 要 な 人 を排除す る こ と は許さ れ ま せん。今後 と も 利 用 者中心 の 介 護 を め ざ し 、

個別性を 重視し 、科学 的 根拠を持っ た 介 護サービスが展開で き る よ う 努 力 し 、 利 用

者 は も と よ り 、 家 族 と 地 域 の皆様 に信頼さ れ る 介 護 に 努 め ま す 。 利 用 者 が 、 人 生 の

最 後 のステージま で輝く こ と が で き る よ う 、 職 員 の 介 護・福 祉 に 関 す る専門性と 質

を 高 め ま す 。私た ち は 、 建 設 に寄せ ら れ た 4 5 0 0 人 を超す皆様 の 心 を 大 切 に し 、

法 人 の 5 つ の 理 念 を具体 化 し 、 医 療・福 祉 の 連 携 し た 、 安 心 し て 住 み 続 け ら れ る 街

づ く り に 、 こ れ か ら も 地 域 の皆様 と 共 に歩み 続 け る こ と を 宣 言 し ま す 。

私た ち は 、 地 域 に 根 ざ し た 、 利 用 者 の よ り ど こ ろ と な る 施 設 づ く り に 努 め ま す 。

( 1 ) 利 用 者 の 尊 厳 を 第 一 に 考 え 、 利 用 者 の 立 場 に 立 っ た 介 護   ・ 福 祉 を め ざ し ます 。自 分 の 家 族 だ っ た ら 、 自 分 だ っ た ら ど う し た い か を 考 え 、 利 用 者 の 立 場 に 立 っ て 介護 し ま す 。

様 々 な 人 生 経 験 を 重 ね ら れ た 利 用 者 の 話 に 耳 を 傾 け 、 生 き た 歴 史 を 学 び ま す 。 人生 の 先 輩 と し て の 尊 厳 を 守 り 、 接 遇 マ ナ ー を 重 視 し ま す 。

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( 2 ) 高 齢 者 が 、 安 心 し て 暮 ら せ る 街 づ く り の た め 、 地 域 の ネ ッ ト ワ ー ク づ く り にと り く み ま す 。地 域 住 民 の 熱 い 思 い で つ く ら れ た こ が ね の 里 は 、 高 齢 者 の み な ら ず 、 住 民 の 生 活 を支 え る た め に 必 要 不 可 欠 な 存 在 で す 。 地 域 福 祉 発 展 の 中 心 的 な 役 割 を 担 い 、 情 報 を発 信 し 、 幅 広 い 世 代 が 交 流 し 、 支 え 合 え る 地 域 を 確 立 で き る よ う 努 め ま す 。( 3 ) 明 る く 、 仲 間 を 思 い や る 、 働 き が い の あ る 職 場 づ く り を 大 切 に し 、 自 己 ・ 相互 の 点 検 を し な が ら 、 自 発 的 な 学 習 に 努 め 、 専 門 性 を 高 め ま す 。常 に 創 意 ・ 工 夫 を こ ら す 積 極 的 な 姿 勢 で 、 自 己 研 鑽 に 努 め ま す 。 法 人 と し て も 、 研修 の 機 会 の 保 障 に 努 め 、 安 心 ・ 安 全 の 施 設 づ く り に 努 め ま す 。

あ か ね 保 育 園 の 目 標

(1)あ か ね 保育園の め ざ す も の

○ 子ど も が 、異年齢や 集団保育の 中で 生き 生き 元気に 過ご

せ る 保育園

子ど も の 気持ち を し っ か り と 受け 止め 、あ か

ね 保育園を 自分の 居場所と 認め 、安心し て 過ご せ る 保育園

で あ る こ と 。そ し て 、子ど も 達が ま た 、明日も 来

て 遊び た い と 心か ら 思え る 保育園を 目指し ま す 。

○ 保護者が 安心し て 生活し 、子育て を 通し て 仲間づ く り

が で き る 保育園

社会的に 子育て を す る 条件は 、大変厳し い 状況に あ り

ま す 。ま し て 仕事を し な が ら の 子育て の 両立は 、大

変な も の と 考え ま す 。そ の 大変さ を 受け 止め ら れ

る 職員集団で あ り 、保護者同士が 交流し 合え る 場を 目指し

ま す 。

○ 安心し て 子育て が で き 、子ど も か ら お 年寄り ま で

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安心し て 暮ら せ る 地域を 目指し 、と も に 手を つ な い

で い け る 保育園

散歩で 出会う 地域の 様々な 方と の 触れ 合い や 、高齢者と

の 自然な 触れ 合い を 通し て 、子ど も 達や 保護者、保育者が

と も に 育ち 合え る 保育園を 目指し ま す 。

○ 職員が 広い 視野を 持ち 、保育者集団の 中で お 互い を 高め

あ う こ と が で き る 保育園

保育は 、保育士だ け で は な く 、給食を 作る 栄養士や 調理

員を 含め た 職員集団は 、子ど も を 取り 巻く 状況や 保護者の

働く 状況、家庭の 状況等に も 心を 配り 、保育向上に 努め ま す 。

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あ か り の 家 福 祉 宣 言

1.あ か り の 家は 「安心で き る も う ひ と つ の 家」

を 目指し ま す 。

 す べ て の 利用者様、家族様の 思い や 願い に 寄り 添い 、

‘ ほ っ と で き る 家’ ‘ 自分の 家に い る よ う ’ な 安心感

を も っ て 、過ご し て い た だ け る よ う に し ま

す 。

2.あ か り の 家は 「笑顔あ ふ れ る 家」を 目指し ま す 。

 一人ひ と り の 個性を 尊重し 、共に 笑い 、悲し み は 受け

止め 分か ち 合い 、一緒に 過ご す 時を 豊か に し て い き

ま す 。

3.あ か り の 家は 「質の 高い 介護」を 目指し ま す 。

 職員は 、‘ 和’ を 重ん じ 、職員間の 連携を 深め ま す 。ま

た 、学習の 場に 積極的に 参加し 、専門職と し て の 技術を 磨

き 、知識を 深め る 努力を し ま す 。さ ら に 地域と の 繋

が り を 大切に ‘ 質の 高い 介護’ が 継続し て 行え る よ う

に し ま す 。

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あ こ だ 福 祉 宣 言1.利用者様の 「い つ ま で も 自分の こ と は 自分で し た

い 」と い う 願い を 守り ま す 。

 利用者様の 介護予防の 意欲を 尊重し 、励ま し な が ら 、寄り

添い な が ら 全力で 支援し ま す 。

2.地域か ら 必要と さ れ る 介護予防施設を 目指し ま す 。

 医療・関係機関、自治体と 連携し 、地域の 介護予防・健康づ く り

に 貢献す る と も 共に 、地域で の 高齢者福祉の 窓口と し て

の 役割を 果た せ る よ う 努め ま す 。

3.笑顔の あ ふ れ る 働き が い の あ る 職場づ く り を

目指し ま す 。

 職員は 、専門職と し て の 知識を 深め 、技術の 向上に 励み 、

自己研鑚を 怠り ま せ ん 。ま た お 互い を 思い や り 、明

る く 、健や か に 勤め ら れ る 職場づ く り を 大切に し

ま す 。

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1. 法人 を取り巻く情勢安倍政権 のもとで、日 本国 憲法 が大 きな危機 を迎 えています。 とりわけ「日 本を

海外で戦争する国 」へと危険な方向 を進 めています。 集団 的自衛権 の行使容認の内容をすべて盛り込んだ法案、いわゆる戦争立 法を通常 国会 に提 出しようとしています。「子 ども・子 育て新制度」 で保 育の公的 責任を大 幅に後退させ直接契約方式や認定方式など市場 営利 化を進める法律も4月 から実施 されました。 介護 保険の改悪も、①要 支援 者の通所介護・訪問介 護の保険はずし②特養 ホー ムの入所対象者を原則要介護3 以上 にする③低所得施 設入所者 の居住費・食費負担軽減の要件を厳しくし給付削減する④一定以上 の所得の利用 者の負担倍加 などの大 改悪が進 められています。介護報酬の改 定では、-2.27% の大 幅引き下げとし処遇改善や認知症加算分 を除けば-4.48% となり、 なかでも特養 ホー ムや通所介護 は大 幅な引き下げとなり当法人でも年間 2000 万円を超える引下げ影響を受けます。「権 利としての社 会保 障」 から自助(自己責任)と互助(助け合い)に改悪し公的責任を放棄しようとしています。奈良 市の第6 期介 護保険事 業計画(保健 福祉計画)では2015 ~2018 年の3 年間に特 養ホームや老 健施 設の増床計画はなく、 2000 人の特養 待機 者は入所条件の改悪によって充足するという無責任なものとなっています。 地域包括ケアへの対応策もありません。要 支援 者の受け皿の総合 事業 についても2 年間 の猶予期間をおき、これから準備 するというものです。一 方 、 保 育・介 護・社 会 保 障 守 れ 、 憲 法 守 れ 、沖縄の新基 地阻止、原発な く せTPP 参加反対、消費税増税反対など幅広 い国 民的 共同と運 動が展開されています。「オール沖縄」の共同の力 で誕生した翁長知事が県民 、国 民の運動 と共同し奮闘しています。総選挙、統一地 方選挙でも国 民的 共同の力 の前進を感じさせる結果となりました。

社会 福祉 法人 をめぐる情勢 は、財界の団 体である経済同友会などが「社 会福 祉法人への公的助 成や税制面等での優遇措置の廃止」 を要望し、株式会 社等の営 利企業と同一条件化 で競争させる市場 営利 化(イコール・フッティング)という方 向を執拗に要求しています。 そういうもと通常 国会 には社会 福祉 法の改定 法案が提 出されようとしています。事 実を歪めた「内部留保 」の報道で国 の責任をなげすて社会 福祉法 人の「余裕財産」 で「 地域公益活動 」を義務付けるものとなっています。今日 、「格差と貧困」の進行のなかでその役割 に国 民の期待 が高 まっていますが公的責任なしに法 人まかせにすることは憲法 25 条の国の責任を否定するものにほかなりません。そもそも「 格差と貧困」 を拡大しているのは安倍政権の政策です。こういう情勢 のもとで、民 医連 加盟の社 会福 祉法 人として憲法 25 条を守り、国 民の基 本的 人権 や生 存権 を守 ることに、極めて非営 利性、公共性の高 い法 人としての役割 があります。 国・自治 体の責任を追及しつつ、本来の地域公益活動 を住 民の皆さんとともに前進強化 することも重 要です。 まさに法 人理 念の実現への努力 であり、各施 設事 業の宣言・目標実現への努 力こそ求められています。 そこに地 域住 民の強い期待があることは言 うまでもありません。こがねの里の増床計画の竣工で中長期計画の実現となりました。これらは今日の情勢のもと市民・地 域住 民の要求にかなうものであります。 この間の各施 設の整備 は地域への大きな貢献となっています。地 域に深く根ざして、地 域とともに、 草の根

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から地域密着の事 業と運動 をさらに前進 させ、平和と社会 保障 を守 る運 動をひきつづき進めましょう。

2.2015 年度の法 人基 本方針と取組目標の到達(1 )法 人理 念の再確認と徹底

新入 職員研修(オリエンテーション)、 年代 別研修 (3、5 年目 ) のテーマとして継続的 に取り組みました。

見直し、 改定 後の「こがねの里 介護・福 祉宣 言」 「あかね保育園の目標」「 あかりの家 福祉 宣言 」「 あこだ福 祉宣 言」確認しましたが、恒常 的に立ち返りながら、 「宣 言」 が指 し示す具体的 な実 践は何のかという命題について、支 援やサービスの在り方 の方針、 方向性を集団 的に討議 していくことが求められます。

(2 )中長期計画の具体化 と地 域要求に応え推進 する取り組み( )こがねの里 増改築計画ア前年度(3/20)に実施 した入札では最低入札額8 億784 万円となり予定価格と大

きく乖離し、5 月の評議 員会・理 事会 において①予定価格を6 億5,000 万円と引き上げ、追加資金の手立 てとして、設 備資金借入額を4 億7,000 万円から5 億8,800万円に増額するとともに当面の資金繰りのため、 2 億円のつなぎ融資を受 けることを確認し進めました。 1 億5,000 万円相当の計画変更は困難を極めましたが、 法人役職 員、 設計監理 と何度も協議 を行い、工事契約の締結に至りました。 一部外構工事等は残りましたが、概ね計画どおりに3 月末で完成することが出来ました。① 建 設 計 画

項         目 内       容

建 築 場 所 奈 良 市 西 大 寺 赤 田 町 一 丁 目 921 、 958-1 、 960-1 、 957-2 、 556-29 、 556-30 他

敷 地 面 積 ( 建 築 基 準 法

上 )

( 増 築 ) 2869.58 ㎡ ( 既 存 ) 4757.65 ㎡ ( 合

計 ) 7627.23 ㎡ ( 2307.2 坪 )用 途 地 域 第 1 種 低 層 住 居 専 用 地 域 ・ 第 1 種 住 居 地 域

許 容 容 積 率 ( 計 画 容 積

率 )

68.44 % ( 65.55 % )  

許 容 建 蔽 率 ( 計 画 建 蔽

率 )

41.21 % ( 34.35 % )

区 域 ・ 地 域 第 3 種 風 致 地 区

着 工 ・ 竣 工 2014年 5 月 ~ 2015年 3 月

構 造 ・ 階 数 鉄 筋 コ ン ク リ ー ト 造   地 下 一 階 地 上 二 階 、 高 さ 9.666m

建 築 面 積 ( 増 築 ) 1149.20 ㎡ ( 既 存 ) 1470.52 ㎡ ( 合

計 ) 2619.72 ㎡

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延 床 面 積 増 築 部 分 既 存 部 分 合 計

地   下

地 下 ポ ン プ 室

1   階

2   階

476.47 ㎡

765.93 ㎡743.51 ㎡

909.56 ㎡7.04 ㎡

1096.36 ㎡

1000.61 ㎡

1386.03 ㎡

7.04 ㎡1862.29 ㎡

1744.12 ㎡

合   計 1985.91 ㎡ 3015.57 ㎡ 4999.48 ㎡

② 資 金 計 画

費 用 項 目 計 画 額 実 績 額

土地取得費設計監理(開発申請含む)建築費備品・機械設 備建設諸経費支払利息(短借含む)開設前諸経費

113,050,00024,500,000

650,000,00042,285,0008,855,0009,482,00015,304,000

113,108,00027,500,000

648,000,00054,733,0008,744,0004,430,0004,128,000

合 計 863,476,000 860,643,000

収 入 項 目 計 画 額 実 績 額

施設 整備補助金開設前備品等補助金借入金(医療 機構)借入金(協力債)施設 整備寄附金自己資金

104,015,00018,600,000

588,000,00080,000,00020,000,00052,861,000

104,015,00018,600,000

588,000,00055,490,00015,127,55079,410,450

収 入 合 計 863,476,000 860,643,000

(3 )関係諸団体 および地 域での活 動◦  認知症を支 える街づくりを伏見地 域包括支 援センターや平和会とともに事 務局に参加 しました。4 回目 となる伏見圏域新年会 は1/16に開催され、 法人 から4名が参加 し、 福祉 の街 づくり推進へ自治 会長 や民 生委員の方や介護 事業所の方々との親睦を深めました。◦  大規模災害 を想定した防災訓練が、11/9に西大寺北小学校で開催され、 地域住民 を中心に555 名の参加 となり、 こがねの里をはじめ、 あかね保 育園、介 護予防サイクルハウス・あこだ、小規模多機能ホームあかりの家から、 職員等12 名が参 加しました。災害発生時に地域 の方々が自らの命 をどう守 っていくかということが大 きなテーマとなり。こがねの里 は、西大寺北小学校と隣接 しており災害時にはそれらの関係機 関との連 携が必要 になります。

福祉避難所としての役 割もあり地域 の方々と顔の見える関係づくりの貴重な機会となりました。 体育館いっぱいの方々があつまり、放水訓練、救出救護訓練、災害時要 支援 者の避難誘導訓練に加 え、 体育館での夜の避難所体験なども行いま

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した。   熱中症予防調査で は◦ 7/15~8/21の期間 で 、 こ が ね の 里 ホ ー ムヘル プ 、デイサービス、ショートステイ、居宅介 護支 援事 業所の職 員が一人 暮らしや老夫婦世帯を中心 に訪問活 動を実施 し15 件の訪問を行いました。ほぼすべての世帯で警戒を必要 とする状況で、エアコンの使用 や水 分補給を呼びかけました。

 3. 人材育成・教育研修の抜本強化

◦  職 員確保対策や 職 員キャリアアップ を 目 的 に 「資格取得等支 援貸付制度規程」 を整 備しました。 これら規程を活用 しよりサービスの充実・質 の確保に努めていきます。

◦  事 業計画に沿って、教育研修委員 会を中心 に内容を検討し、下記の研修会 を中心 に開催しました。新入 職員教科書については、次年度に向 けて全職 員を対象とした職員教科書として職場討議 を踏まえバージョンアップさせていきます。事業 活動 の目標と職員 の自己実現要求の統一 をめざして「 やりがい」に視点を置き、学術運 動交 流集 会の開催および参 加や事例発表に積極的 に取り組みました。

◦  介 護職 員のキャリア段位制については1 名が新たにアセッサーレベル認定を得て計5 名となりました。キャリア段位認定 のため、 それぞれのアセッサー が職責 者を中心 に段位評価を行っています。

◦  介 護技術や医療知識の向 上をめざし、 介護技術・医 療連 携研修会 を年 6 回開催しました。各事 業所から延197 名が参加 しました。参 加した職 員からは継続開催の要望が多く出され、来年度も引き続き開催する予定 です。

開催日 研 修 内 容 主催参 加 者

数備   考

4/1 新入 職 員研修(第 1回)

法人 4 名 理 念 歴 史 学 習 、 リ ス ク マ

ネ ジ メ ン ト 、 施 設 見 学

6/13 三年 目職 員研修11 名(対象6名)

理 念 ・ 民 医 連 方 針 講 義 、

接 遇 ・ マ ナ ー 、 ロ ー ル プ

レ イ

7/29 職 責 者 会 議 ( 第 1回)

21 名情 勢 、 第 1 四 半 期 事 業 報

告 、 グ ル ー プ 討 議

9/12 五年 目職 員研修17 名

(対象12名)

理 念 ・ 民 医 連 方 針 講 義 、

コ ー チ ン グ ・ リ ー ダ ー

シ ッ プ 、 ロ ー ル プ レ イ

10/1 新入 職 員研修(第 2回)

9 名 理 念 歴 史 学 習 、 リ ス ク マ

ネ ジ メ ン ト 、 施 設 見 学

11/28 職 責 者 研 修 ( 第 2回)

法人 20 名

上 半 期 総 括 と 課 題 、 職 場

づ く り

職 場 運 営 に つ い て グ ル ー

プ 討 議

12/14 学術運動 交流 集会 法人 93 名 記 念 講 演   田 中   茂 樹 氏

演 題 発 表 (10 件 ) 、 「 き

ず な 、 な か ま 、 つ な が

11

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り 」 DVD 上 映

2/5 職 責 者 会 議 ( 第 3回)

介 護 ・ 保 育 制 度 改 定 学 習

会 ( 浅 野 、 藤 井 ) 、 憲 法

学 習 DVD ( 伊 藤 真 氏 )

15 年 予 算 ・ 事 業 計 画 討 議

3/6 全職 員会 議 名15 年 予 算 ・ 事 業 計 画 討

議 、 永 年 勤 続 表 彰

7/30 介 護 技 術 ・ 医 療 連 携研 修 ( 第 1 回 )

こがね

 名「 介 護 の 基 本 技 術 に つ い

て 」 講 師 : 中 井 、 中 尾

8/20 介 護 技 術 ・ 医 療 連 携研 修 ( 第 2 回 )

こがね

名「 バ イ タ ル サ イ ン と る べ

き 介 護 で の 対 応 」 講 師 :

原 田 、 西 尾

10/7 介 護 技 術 ・ 医 療 連 携研 修 ( 第 3 回 )

こがね

名「 認 知 症 ・ 精 神 疾 患 の 基

礎 知 識 と 対 応   P A R T

Ⅰ 」 講 師 : 仙 波 、 楠 原

11/25 介 護 技 術 ・ 医 療 連 携研 修 ( 第 4 回 )

こがね

名「 認 知 症 ・ 精 神 疾 患 の 基

礎 知 識 と 対 応   P A R T

Ⅱ 」 講 師 : 中 島 、 向 井

1/21 介 護 技 術 ・ 医 療 連 携研 修 ( 第 5 回 )

こがね

名「 嚥 下 機 能 や 障 害   喀 痰

吸 引 等 に つ い て 」 講 師 :

木 村 、 菊 澤

3/2 介 護 技 術 ・ 医 療 連 携研 修 ( 第 6 回 )

こがね

名「 緊 急 時 、 急 変 時 の 対

応 」 講 師 : 中 井 、 遠 山 、

原 田

4. 安全 安心 の介 護、 利用 者の立場 に立 ったサービスとチームケア◦  事 業所に設置する委員会 を中心に活動 を行いました。小規模 の事 業所単位での研修会開催や参加 が困難な状況があり、 共通する課題については連 携した取り組みに位置付け、参 加を呼びかけました。(委員 会等での研修実施報告参照)

5. 社会 福祉 法人減免、法 人独自減免の実施状況 特養 ホー ム入所者 の社 福減免の増加 とおよび法人独自減免額(特養 ホー ム低所得者の入院期間中の居住費を負担上限額に減額するもの)を2014 年度から計上 したことにより、 法人 全体 の減免額は1,350,000 円を超え、前年比173 %となりました。

◦  ①社会 福祉 法人等による生計困難者に対する利 用者 負担の減免措置(利用料…25%分、食費…25%、生 保受給者居住費…全額)

◦  ②法人独自減免(生 活保 護受給者 の方 食費…50%、宿泊費…1,500 円を減額、居住費…820 円を減額、低所得者の方 入院期間中の特養 ホー ム居住費を本 人の負担上限額に減額)

① 社 会 福 祉 法 人減免 ② 法 人独自減免額 ③ 減免合計

2014年度

前年2014

年度前年

2014 年度

前年

特 養 ホ ー 753,030 574,000 294,100 未集計 1,047,130 574,000

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ム 円 円 円 円 円

ショート197,620円

200,080円

- - 197,620円

200,080円

こ が ねデイ

- - 60,860円

13,260円

60,860円 13,260円

あ か り の家

- - 45,980円

50,070円

45,980円 50,070円

法 人 合 計

950,650円

774,080円

400,940円

63,330円

1,351,590円

779,320円

6. 社会 保障 、平和の運動課題の取り組み(1 )社 会保 障制度を守り充実 させる取り組み

社会 保障 の解体につながる法案について情勢 学習を行い、 社会 保障 切り下げに反対、充実 改善の取り組みをすすめました。法 人職 員や利用 者、 家族 の方 に署名の協力を要請し、 街頭での署名宣伝行動 や国 会請願行動や集会 などに参 加し社会 保障充実に向けた運 動に取り組みました。 主に「医 療介 護総合推進法 」「 こども子 育て支援新制度」「 憲法 改正問題」の学習に取り組み、 暮らしを破壊する原発推進反対、脱原発の運動 に参 加しました。今年度取り組んだ主な署名は、 すべての子どもの権利 が保 障される保育制度・子

育て支援策の実現を求める請願1492 筆、 どこでも放射線検診の実 施を要求します請願署名422 筆、 集団 的自衛権反対署名746 筆、 子ども・障がい等の医 療費窓口無料化と改善を求める要請書741 筆、 介護 保険制度の改善・介護従事 者の処遇改善を求める署名1,279 筆、 憲法 をいかして安 全・安心 の医 療・介護 の実現を求める国会請願署名651 筆、B 型肝炎関 連制度署名152 筆、 治安維持法関 連署名231 筆、 集団的 自衛権反対署名377 筆(弁護士会)要 支援 者サービス切 り捨てと利用 者負担引上げを中止し安心 できる介 護を求める請願署名(高齢 者の居場所づくり)430 筆に取り組み各団 体や国会へ届けました。

4/24には民医 連国 会集中行動とヒューマンチェー ン国 会包囲行動及 び高 齢者 の居場所づくりをすすめる会の請願行動 に代表が2 名参 加しました。 4/25の奈 良県社保協主催の医療 介護総合 法案学習会に代表5 名が参加 し、 5/10には保育園主催で西大寺駅前で保育制度充実 を求める署名を取り組み5名が参加 し制度の問題点を訴えました。 5/11には第2回近畿社 保学校(社保協近畿ブロック懇談会)に社保委員 が3名参 加し、 6/2 日には労組とともにの集団 的自衛権 の行使容認の閣議決定 に対し抗議反対する県民集 会に取り組み、秋 篠茜 会関係から8 名が参加 しました。 6/28には奈良県社 保協第17 回総会と記念講演「重 大な局面を迎 えた社会 保障 の転機」 に代表2 名が参加 。 6/7 奈良 自治 体問題研究所保育新制度学習会 に2 名が参加 し、 7/2集 団 的 自衛権行使容認閣議決定 に抗議 す る奈 良県民 集 会 に 代表7名参 加 しま した 。9/24大阪社保協「 要支 援はずしの新総合 事業ガイドラインを考える学習会」 に代表1 名が参加 。10/2近鉄奈良駅前 安倍内閣打倒!10 ・2 奈良県民 集会 に労組とともに11 名が参加 し意 見交 流会 の中で議論を深めました。 10/23 いのち守 る憲 法いかす10 ・23 国民 集会 に代表1 名が参加 しました。11/11 日の介護 の日 の宣伝署名行動を平和会とともに行い、11/15 奈良 民医 連介 護保険学習会(後 援:奈良県社保協)と署名宣伝行動 に15 名が参加 しました。また、 12 月には、 奈良 市の第6

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期介 護保険事 業計画素案へのパブリックコメントへ意 見を集中していく取り組みすすめました。 3/8 原発ノー 奈良県民 集会へは3 名が参加 し3/17国保問題学習会へ代表2 名が参加 しました。

(2 )労働組合・秋篠 茜会平和委員 会の取り組み 5/30に奈 良民 医連平和活動 交流 集会 に6 名が参加 しました。8/4 ~8/6 の原水禁世界大会 にはこがねの里より1 名を派遣しました。 9 月と12 月の2 回にわたりこの間 の平和活 動 の報告会 を お行いま いま した 。 憲 法問題で は、労働組合 と共催で2/6 に憲 法学習会 を開催し28 名が参加 し憲 法改正の問題点を学びました。

7. 法人 の科学的 民主 的管理運 営と経営 基盤強化◦  常勤役 員管理者 会議 は、 日常 業務 の意思決定機 関として、毎週火曜日 に定例開催をしました。課題であった常勤役員・管理者 の複数体制の確立 に向 けて具体化を図り新年度からの7 名体制を確認しました。法 人事 業の将来を担う管理者 集団づくりのため、来年度は全日 本民 医連管理 者研修に2 名を派遣し管理体制のさらなる強化に努めます。◦  職 責者 の育 成・職員 集団 づくりでは、 3 回の職責 者会 議に加え(前述、研修実施報告参照)、103 名の参加 で全 職員 会議 を開催し、2015 年度に向 けた制度改定への対応と課題や目標について認識の一致を図りました。◦  毎月、各部門別 の事 業活 動および利用 者動 向を職員 会議等で報告して、事 業や法 人全 体の計状況について全 職員 での認識を一致させるよう努めました。◦  今次の事業 整備 でも明らかとなったように国庫補助金に依存 し切 らない経営を目 指すため、会計報告について工夫を図りました。来年度からは、国庫補助金を加味しない事業 活動 目標を立 てそれに向けた具体的対策を講じていきます。

8.協力組織との関係強化 および共同組織方針づくり(1 )こがねの里 入居者・家族 の会 との連携・協力

5 月23 日に開催した第14 回家 族の会総会は入居者・家族15 家族 の16 名(委任状出席30 名)が参 加され、 活動計画、活 動報告が確認されました。第2部学習会 は平和会 地 域緩和ケアサポートき ず な の 加納 麻子先生 を講師に招き「緩和ケアや高齢 者の看取りについて」 のご講演をいただきました。学習会 は職員等も含め32 名が参加 しました。

(2 )あかね保 育園保護 者会 との連携・協力保護 者会 は新体制の下、役 員会 議の定例化や「あかねっこだより」 を8回発行し、

会の活動内容等を会員 に啓蒙し喜ばれています。 また、保 護者 会と運営 会議 で数回行事・企画等について懇談を持つと共に、1 2月 にはあかねっこカフェを保 護者 役員と園で行い交流 を深めました。また、園の保育環境の整 備に大勢 の方 が参 加され、環境整備 に協力して頂きました。また、 保育園の秋篠 こども祭りや運動 会は協力 して頂くとともに、 「子 ども・子 育て新制度」反対ミニ学習会や街頭署名では、連 携し取り組むことができました。 また、奈 良市 保護 者会協議 会に積極的に結集 し、 保育条件の向上 に努 めました。

(3 )あやめ自治 会との連 携・協力

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自治 会より要望のあった社 会保 障制度学習の機会 について、介 護保険制度や障害サービスについて2 回開催することができました。開催に当たっては、自 治会 と4月よりこがねの里 から併設 するあこだに事務所を移動 した居宅介護 支援 事業 の職 員との交流 も踏まえ、講師を務めました。 自治 会からいい機 会だったと評価をいただき来年度も継続していきたいと考えています。また困ったことがあればすぐ近くに尋ねる職 員が増えたとの感想をいただきました。開設 より運営 してきたあやめ農園は、近隣にあらたに農地 を借りることができ引

き続 き、 法人 事業 や地 域との交 流に活用 すべく運 営の協力 をお願いしています。 また音楽サークルの練習場所としてあやめの里リビングルー ムを定期的に使わせていただいています。

(4 )特 別養 護老 人ホームこがねの里を良くする会との連 携・協力設立総会 で役 員人 事、 会則、活 動方針、 会計報告(会 員、協力金・寄付金到達状

況)の報告と確認した、協力金8,000 万円、寄付金2,000 万円の到達目標について取り組んできました。    平和会吉田病院と岡谷会岡谷病院の協同組織よりお誘いがあり、 6/7 映画「ペコロスの母」 上映会の取り組みと9/7 ~9/8 神戸で開催された全日 本民 医連協同組織活動交 流集 会へ代表参加 をしました。第2 回総会は9/27に開催し14 名の参加 がありました。第2 部の学習会では、 「認知症予防講座」が開催され、奈 良市 地域包括支援 センター より横山、玉井両氏を講師に招き約1 時間 あまり講演いただき、認知症予防に関する知識とトレーニングを共有しました。3 回の役員 会を開催し、 増築工事 の進捗、協力金及 び寄付金の状況について共有し目標到達と計画を確認しました。役 員を中心 に利 用者 及び家族 会への呼びかけや地域訪問を継続 し協力要請を行い、役 員会開催ごとにニュースを発行し会 員へ情報発信を行いました。着工までの協力金・寄付金合わせて6,000 万円の到達目標を達成 できましが、棟

上時の8,000 万円まで残りわずかのところの到達となっています。 5 月9 日現在で会員数は101 名、延べ246 名の方から協力金57,590,000円(申出額含む)、寄附金15,127,550円、 合計72,717,550円の到達状況となっています。 主 な取り組み経過 7月1 2日 第4回役員 会 7月17日 第5号良くする会ニュース発行8月 8日 第5回役 員会

 9 月27日 第2回総会10 月 1日 第6号良くする会ニュース発行20 15 年

2月 28日 第6回役 員会3月 15 日 第6号良 くする会ニュース発行

(5 )高 齢者 生活 共同運営 住宅建設 運営協力 会介護予防サイクルハウス・あこだとあやめの里の運営協力 事業 に関 して幹事 会へ

の参 加、総会 準備 、通信の発行、行事の企画と参 加を通して建 設協力会 と連 携した取り組みを継続しました。総会 や定例の幹事 会ではあやめの里 の入居が満室になっ

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た取り組みの経過や特徴を共有し、 介護予防サイクルハウス・あこだの利用率とともに評価をいただきました。また、 社会 保障 や介 護保険制度の改悪反対への署名の取り組みについても、 あやめの里やあこだの利用 者の皆さん、 職員 の奮闘の報告を共有し協力会 としても取り組みをすすめる機 会となりました。

これからも、 あやめの里とサイクルハウスあこだの実 践と評判、社 会保 障、 社会福祉 、介 護保険制度改善の取り組みを伝えていく宣伝を定期通信の発行で行うことを確認しました。退会 された会 員は2 名、 入会 は1 名でした。会 員50 名を目標に引続き入会 の呼びかけを行うことを確認しています。主 な取り組み経過4 月 2 3 日 幹事 会5 月 1 5 日 あ や め の 里 あ こだ通信編集委員 会5 月 2 0 日 あ や め の 里 あ こだ通信発行5 月 3 1 日 幹事監査6 月 7日 建 設 運 営協力 会総会7月 2 4 日 幹事 会 8月 1 日 あ や め の 里 あ こだ通信編集委員 会8月 1 2 日 あ や め の 里 あ こだ通信発行1 0 月 7日 幹事 会 1 2 月 18日 あ や め の 里 あ こだ通信編集委員 会1 2 月 28日 あ や め の 里 あ こだ通信発行2 0 1 5 年1 月 2 0 日 幹事 会

(6 )あかね保育園建 設運 営協力会2012 年11 月29 日 ( 土 ) に第2回総会 が開かれ、年度方針及 び北村弥会長 を

はじめ幹事7 名が選出 されました。幹事 会は年2回開催され、 方針の具体化 が話し合われました。また、 会員 17 名の方へはあかね保育園や支援 センター Peace の取組みや活 動及 び餅つきや運 動会 、お祭り、お楽しみ会等の企画案内を年4 回、メールや郵便で送信し、数名の方に参加 して頂きました。更に、総会時の第1 部では奈良市発達センター の田中佳子先生をお招きし、「 子どもを信じる子 育て!」 と題して記念講演会 を行い、23 名の会員 や保 護者 職員 の参 加がありました。総会 では子育てや子 どもの状況等や悩みも出され、 交流 が出来ました。

(7) こがねの里ボランティア活 動の取り組み2014 年度の活 動回数(4 月~3 月)は830 回 ( 前年849 回から19 回減 ) 、延

人数は2,027 人 ( 前年1,866 人から161 人増 ) と活 動回数は減りましたが、延人数は2 年ぶりに2,000 名を超えました。 こがねの里 増床計画に向 け、ボランティア受入 れ促進を目的 として、 「ボランティア募集」 のチラシの作成を行い、2014 年度の目標に位置付け取り組みました。目標の4,000 人には及 びませんでしたが、コーヒー タイムや月例施設行事 など増改築工事で2 か月 間ボランティアさんの受け入れを一部停止し、秋祭りも開催を見合 わせた状況の中、取り組みの成果が活動延べ人数の増加 に現れています。ボランティア会議 を月例で開催し、ボランティアさんの調整 や組織化 に向 けた取り組みを進 めてきました。募集の取り組みでは、ボラ

164月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計 備考

回数 2 2 3 3 2 3 2 2 2 2 1 3 27 押し花 不定期

人数 7 9 9 11 5 11 7 5 6 5 3 9 87 1 3生花 第 第 水

回数 1 2 2 2 2 2 1 1 2 1 16 2第 金

人数 3 8 8 8 8 8 4 4 6 4 61 4第 月

回数 14 13 15 13 13 14 15 12 13 13 12 13 160 毎 月・火・金曜日

人数 50 45 55 47 49 46 56 43 41 44 45 44 565回数 15 15 17 18 14 16 18 15 15 18 16 17 194人数 49 41 47 43 39 39 39 33 36 37 41 42 486回数 3 6 5 10 4 3 6 5 4 1 2 5 54 施設外回りの整理

人数 7 13 8 18 5 6 11 15 7 2 3 6 101花、野菜作り、草取り

回数 0 施設計画

人数 0回数 5 1 1 4 1 1 2 1 16 秋祭り・高齢者福祉大会

人数 12 3 2 14 2 2 5 3 43初詣、餅つき

回数 2 5 5 3 1 2 4 4 1 3 1 1 32 1 2 1月 回、ケ月 回等映画、踊り人数 6 27 19 14 9 12 15 16 6 16 4 6 150 相撲甚句、太鼓、朗読。カラオケ、コーラス回数 4 4 2 4 3 3 5 4 4 1 12 4 50 将棋・碁・見守り

人数 10 9 6 7 5 6 7 8 6 2 24 9 99回数 21 21 20 22 21 22 22 21 19 19 16 19 243 月曜日~金曜日

人数 27 30 27 25 26 28 27 27 21 24 17 22 301 10 16時~ 時

回数 4 6 5 5 3 3 3 4 3 2 38 毎土曜日

人数 13 18 16 16 12 12 12 16 9 10 134回数 71 74 74 81 62 72 78 68 63 61 62 64 830人数 184 200 198 189 152 182 184 167 138 145 143 145 2027

行事 月

生花・押し花クラブ

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ンティア協会への募集紹介 、近隣地 域への戸別訪問に取り組みました。新規ボランティアさんの登録では、すでに活動 いただいているボランティアさんの紹介 や入居者や利用 者さんの家族 の方 の登録もいただきました。ボランティア新年 会を2/4( 水 )11:50 から吉田病院地下会議室で開催し、 全体 で77 名の参加 がありました。

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4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計 備考

回数 2 2 3 3 2 3 2 2 2 2 1 3 27 押し花 不定期

人数 7 9 9 11 5 11 7 5 6 5 3 9 87 1 3生花 第 第 水

回数 1 2 2 2 2 2 1 1 2 1 16 2第 金

人数 3 8 8 8 8 8 4 4 6 4 61 4第 月

回数 14 13 15 13 13 14 15 12 13 13 12 13 160 毎 月・火・金曜日

人数 50 45 55 47 49 46 56 43 41 44 45 44 565回数 15 15 17 18 14 16 18 15 15 18 16 17 194人数 49 41 47 43 39 39 39 33 36 37 41 42 486回数 3 6 5 10 4 3 6 5 4 1 2 5 54 施設外回りの整理

人数 7 13 8 18 5 6 11 15 7 2 3 6 101花、野菜作り、草取り

回数 0 施設計画

人数 0回数 5 1 1 4 1 1 2 1 16 秋祭り・高齢者福祉大会

人数 12 3 2 14 2 2 5 3 43初詣、餅つき

回数 2 5 5 3 1 2 4 4 1 3 1 1 32 1 2 1月 回、ケ月 回等映画、踊り人数 6 27 19 14 9 12 15 16 6 16 4 6 150 相撲甚句、太鼓、朗読。カラオケ、コーラス回数 4 4 2 4 3 3 5 4 4 1 12 4 50 将棋・碁・見守り

人数 10 9 6 7 5 6 7 8 6 2 24 9 99回数 21 21 20 22 21 22 22 21 19 19 16 19 243 月曜日~金曜日

人数 27 30 27 25 26 28 27 27 21 24 17 22 301 10 16時~ 時

回数 4 6 5 5 3 3 3 4 3 2 38 毎土曜日

人数 13 18 16 16 12 12 12 16 9 10 134回数 71 74 74 81 62 72 78 68 63 61 62 64 830人数 184 200 198 189 152 182 184 167 138 145 143 145 2027

行事 月

生花・押し花クラブ

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9. 20 14 年度実施 事業 の状況(1) 社会 福祉 事業 および公益事 業

施設・事 業名 名称

第1 種特別 養護 老人 ホー ム「介 護老 人福 祉施 設」

特別 養護 老人 ホー ムこがねの里

第2 種老人デイサービスセンター「(介護予防)通所介 護」

こがねの里デイサービスセンター介護予防サイクルハウス・あこだ

第2 種老人短期入所「(介 護予防)短期入所生 活介護 」

特別 養護 老人 ホー ムこがねの里

第2 種

老人居宅介護等事 業「(介護予防)訪問介 護」「居宅介 護・重度訪問介 護・行動 援護 」

こがねの里ホームヘルプセンター

第2 種老人居宅生活 支援 事業「小規模多機能型居宅介護 」

小規模多機能ホー ム あかりの家

第2 種 保育所 あかね保 育園

第2 種 地域 子育 て支 援拠点事 業奈 良 市 地 域 子 育 て 支 援 セ ン タ ー「Peace 」

公益 居宅介護 支援 事業 こがねの里指 定居宅介 護支 援事 業所公益 企業委託保育サービス あゆみ保 育

公益 高齢 者生 活共同運 営住宅事 業高 齢 者 生 き 活 きグル ー プリビングあ やめの里

(2) 市町村等からの受託事 業事業名 実施 事業所・施設

要介 護認定調査特養 こがねの里こがねの里指 定居宅介 護支 援事 業所

予防プラン こがねの里指 定居宅介 護支 援事 業所生活管理派遣 こがねの里ホームヘルプセンター

障害移動 支援(実績なし)

      〃

病後 児保 育事 業 あかねほっとルー ム「 こばと」延長 保育 事業 あかね保 育園

10 .組織運 営と業務報告(1 )理 事会 および評 議員 会開催状況 ( 括弧内は出席者数 )( )ア 5/25( 日 )  第8 期第4 回理 事会 ( 理事12 名、監事1 名、オブ1 名 )

第8 期第3 回評 議員 会 ( 評議 員25 名、監事1 名 )主な審議 事項 ①金銭消費貸借契約締結

②工事請負契約締結③2013年度事業報告、決算報告の承認

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⑤監事監査報告⑥外部評価及び公認会計士決算調査報告

( )イ 9/21(日)第8 期第5 回理 事会 ( 理事10 名、監事2 名、オブ1 名 )第8 期第4 回評 議員 会 ( 評議 員 19 名、監事2 名 )

主な審議 事項 ① 奈 良市 地域 子育 て支 援拠点事 業の受託② 基 本財産追加に伴う定款変更③ 基 本財産の抵当権設 定④ 特殊浴槽工事⑤ 空調設 備工事(割賦販売)⑥ ナースコー ル通信設 備工事(リース契約締結)⑦ 器具・備品調達について

( )ウ 12/21 (日)第8 期第6 回理 事会 ( 理事12 名 )        第8 期第5 回評 議員 会(評議 員19 名、監事2 名)

  主な審議 事項 ①奈良 市第6 期介 護保険事 業計画素案パブリックコメント         ②増改築工事(空調、福 祉機器、 医療 機器、厨房備品)および物品購入契

約の締結         ③デマンド監視システムリース契約

( エ ) 3/29 (日) 第8 期第7 回理 事会 ( 理事10 名、監事2 名、オブ1 名 )第8 期第6 回評 議員 会 ( 評議 員 25 名、監事2 名 )

主な審議 事項 ①こがねの里副施設 長の任命②就業規則の一部改正③資格取得等貸付金規程の整 備④物品購入売買契約の締結⑤清掃業務委託契約の締結⑥食事サービス提供 業務委託契約の締結

(2 )監事監査の実施 及び監査報告( )ア 5/15    法人監事 による業 務監査

 ( )イ 5/8      2013 年度決算調査(協働公認会計士共同事務所)( )ウ 8/26  児 童福 祉法 に基 づく指導監査(あかね保育園)( )エ 12 月    老 人福 祉法 に基 づく書面指導(特 別養 護老 人ホームこがね

の里)( )オ 11/12     2014 年度中間決算調査(協働公認会計士共同事務所)( )カ 3/13    地域密着サービス第三者評価機 関外部評価

19

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(3 )法 人運 営組織と配置状況( )組織機能図(ア 2015 年4 月1 日現在)

20評議

員会

入所部門

あ や め の 里

特 養 ホ ー ム

シ ョー ト ス テ イ

デ イ サー ビ ス

ホ ー ム ヘ ル プ

法人

本部

あ か ね 保 育 園

委 託 保 育 「 あ ゆ み 」

運営

会議

(こが

ねの

里施

設長)

(サイク

ル所

長)

(事務局

長)

運営

会議

(あか

ね保

育園園

長)

職責

者会

職員

会議

職員

会議

職員

会議

職員

会議

人 事 ・ 総 務

会 計 経 理

理事

会(理

事長

)【議決・執行

機関】

職員

会議

リーダ

ー会

入所判

定委

員会

【諮問

機関】

経理

会議

常勤

役員・管

理者

会議

居 宅 介 護 支 援 事 業 所

職員

会議

あ か り の 家

(あか

りの家所

長)

子 育 て 支 援 「 P e a c e 」職員

会議

サ イ ク ル ハ ウ ス

職員

会議

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( )配置図(イ 2015 年4 月1 日現在)

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(4 )機能別 会議・委員会開催状況( )こがねの里感染症対策委員会ア計画実施状況…事 業計画に沿った委員会 を年 5 回、臨時委員 会1 回、 および年 2

回の研修会を開催することができました。研修会 は、繰り返しの実技演習が欠かせず、 実技未経験者 を中心に実演し学 びました。講義については、マニュアルを職 員が再確認する機会 になりました。感染症等の未然防止…ノロウィルス対策と し て 、昨年度よ り 、 「吐物処理 セッ

ト」 を各エリアに配置しており、発生時には、活 用を定着させることができました。感染症等の未然防止集 団感染には至りませんでしたが、インフルエンザ罹患者が利用者5 名、 職員 7 名と多く、感染予防対策が大きな課題です。肺結核罹患者 が1 名発生 したため、臨時委員会 を開催し、現状確認、対応しました。湿度・温度管理 は、管理 が目 的化 していましたが、 基本 の湿度・温度をチェック表に記載し、調整を実施するように改善しました。マニュアル整 備…インフルエンザ、ノロウィルスのマニュアルを確認しました。

内     容 開 催 日 時

学 習 会 内 容

第 1 回 学 習 会9 月 24日 ( 水 )

18: 00~ 19: 3030名

講 義 「 イ ン フ ル エ ン ザ 予 防 マ

ニ ュ ア ル 」

実 技 「 正 し い 手 洗 い 方 法 」 「 吐

物 処 理 ~ 車 椅 子 で の 発 生 事 例

~ 」

第 2 回 学 習 会2 月 19日 ( 木 )

18: 00~ 19: 0035名

講 義 「 ノ ロ ウ ィ ル ス 感 染 症 マ

ニ ュ ア ル 」

実 技 「 正 し い 手 洗 い 方 法 」 「 吐

物 処 理 ~ 車 椅 子 で の 発 生 事 例 」

( )こがねの里 事故防止検討委員 会イ2 ヶ月 に1 回を基本 に年 7 回開催しました。新入 職員研修(年2 回4/1 、10/1)

での学習に加 え、 全職 員を対象にした学習会 ( 年2 回5/28、11/20) を開催しました。2013 年度の事故発生事例やヒヤリハット報告を元に事故の予防と再発防止について、 共通理解を深めました。また、 実際の判例を元にグループ討議 を行い、 法的 な判断規準 について学びました。毎回、各部門のヒヤリハット・事故の件数や特徴を確認しま した 。ヒヤリハット報告は 事故を未然に止め てい るの で、ポジティブイメージを持ち積極的活 用ができるような取り組みが必 要ではないかと提案を行いました。

内     容 開 催 日 時

学 習 会 内 容

第 1 回 学 習 会5 月 28日 ( 水 )

18: 00~ 18: 3017名

「 事 故 防 止 対 策 の 基 本 ( 再 確

認 ) 」 「 発 生 事 例 の 特 徴 と 対

応 」 「 事 例 報 告 」

第 2 回 学 習 会 11月 28日 ( 水 ) 41 「 実 際 の 判 例 を も と に 事 例 検

22

(理事

長)

山村弘

(理事)

定数

13名

(評議

員)

定数

32名

(監事)

定数

2名

(あか

ね保

育園園

長)

浅野嘉

代子

(副園

長)

相馬智

(主任)

松岡愛

( 栄 養 士)

( 介 護 支 援 専 門 員)

( 調 理 師)

( 保 育 士)

( 看 護 員)

( 事 務 員)

( 訪 問 介 護 員)(主任)

小川和江

(副主任)

氏家

まど

か ( 介 護 員)( 生 活 相 談 員)

( 看 護 員 )( 機 能 訓 練 指 導 員 )

( 送 迎 運 転 手 )

( S ユ ニ ッ ト 介 護 員)

(主任)

総主任兼

( 介 護 員)( 介 護 補 助 員 )

( 看 護 員)( 機 能 訓 練 指 導 員 )

( 医 務 室)

( 生 活 相 談 員)( 介 護 支 援 専 門 員 )

(副主任)

楠原

、嶋瀬

、中島

、西尾

( 事 務 員)( 当 直 職 員)

( ボ ラ ン テ ィ ア C)

(居宅管

理者)

所長兼

(主任)

倉田

さゆり

(主任)

中井友紀

(副施

設長)

黒井

さやか

(「 管 理 」 栄 養 士)

(こが

ねの

里施

設長)

藤井俊哉

(主任)

南雲

良介

( 事 務 員)

(事務局

長)

藤井俊哉

(ヘル

プ管

理者)

施設

長兼

務(デイ管

理者)

施設

長兼

(総主任)

(兼務)

( 福 祉 実 習 担 当)

(相談

役)

今中

せつ

(あか

りの

家所

長)

山村弘

成 ( 介 護 員)( 看 護 員 )

( 介 護 支 援 専 門 員 )

(サイク

ルハウス所

長)

中里寛美

( 介 護 員)( 生 活 相 談 員)

( 看 護 員 )( 機 能 訓 練 指 導 員 )

( 送 迎 運 転 手 )

(事務局次

長)

栄孝

(主任)

藤井聖

( 保 健 師)( 保 育 士)

(責任

者)

村上眞

理枝

(副主任)

桂幸

(兼務)

栄孝

(デイ管

理者)

所長兼

(事務

長)藤井俊哉

(主任)

安田祐樹

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18: 00~ 18: 30 名 討 」

( )こがねの里労働 安全衛生委員 会ウ  今年度は、前年度に引き続 き年 3 回の職場巡視活動 を実 施しました。前年度指摘事項を改善していた点もありましたが、まだ日 常的 な整 理・整頓や労働環境として十分 でない箇所等があり、 日常 的、 定期的な活動 は必 要との意 見が出され、次年度についても実施 を計画しています。腰痛予防対策にかかる検討として、介護動労環境向 上奨励金を活 用した介 護福 祉機器の導入 を検討しました。次年度への課題として引き続き検討し、快適な職 場づくりを進 めていきます。

( )こがねの里 医療 的ケアの安全対策委員 会エ◦  委員 会の開催…委員会 介護 職員 の認定特 定行為業 務従事者(いわゆる喀痰吸引等業務)養 成や特定行為の安 全かつ適正な提供 体制確保 を目 的に年 3 回開催しました。 事故・ヒヤリハットに関する報告において、ヒヤリハットが2 件報告され、事故予防対策を検討・提案しました。

◦  認定 特定行為業務従事 者の登録状況…今年度は新たに1 名が認定 特定行為業務従事者(不特定多数の第二号)の認定 を受 け、 実務研修は未修了ですが、新たに2 名が講義研修(不特定多数の第二号)を修了しました。認定登録者 が各フロア複数名配置でき次第、事 業所変更登録を行う事 を確認しました。

◦  指導者 の養 成…実地研修を指導する研修指導者講習は今年度受講せず、研修指導者は3 名(看護師)です。

◦  研修の開催…1/24に「 介護技術・医 療連 携研修会 」において、嚥下と吸引についての研修を行い、17 名が参加 しました。日中開催のため参加 者数が少なく、次年度は開催時間 の検討が必要 です。

( )こがねの里・あかりの家給食管理 会議オ◦  事 業計画に沿った開催を行いました。 基本 を2 ヶ月 に1 度の開催とし、大規

模行事前においては開催頻度を密にし、委託業者 との情報共有の場 として有効に活 用する事 ができました。増 改築工事期間 における会議 では、業 者と施設 間での双方 の役 割分担を明確化するための機会 となり、 会議 としての意味合いが高まりました。また、昨年度に引き続きあかりの家を含めた議題の検討を行い、調整・確認の場として実施 が行えたと考えられます。 ただし、 日々の業 務連絡においては連絡事項の認識相違等による配膳ミスや混乱が発生 しており、次年度へ課題として残す結果となりました。

◦  厨房什器機 の故障が生じており、経年劣化 が生じていた機種については新しいものと交換を行いました。新機器も導入し、温冷 を含め、ワ コ ゙ ン 2 月に委託業 者を含んで取り扱い方 法を確認しました。 3 月から温冷配膳車を導入した事により、定量配膳ではあるものの、過去になく暖かな食事の提供 を行え、 利用者 からも好評を得ました。

( )こがねの里 入所判定 会議カ◦  会議開催状況…毎月を基本 に13 回開催しました。 こがねの里入所部門各職

域の責任者および居宅介護 支援 事業所に加えあかりの家介 護支 援専門員 も委員

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に加 わり、待 機期間中の在宅等の生 活を支えるうえで提案できる選択肢も増 えています。今年度に入所された方の状況は下記のとおりです。

【入所制度区分ごとの入所者数】

宅病   院

グ ル ー

プ ホ ー

有 料

老 人

ホ ー

ケ ア ハ

ウ ス

一 般 申 込

入 所2 名 2 名 1 名 0 名 2 名 0 名

優 先 申 込

入 所6 名 3 名 6 名 0 名 0 名 0 名

計8 名 5 名 7 名 0 名 2 名 0 名

【要 介護度別 の入居者数】 入 所 時 介

護 度

宅病   院

グ ル ー

プ ホ ー

有 料

老 人

ホ ー

ケ ア ハ

ウ ス

要 介 護 1 1 名

要 介 護 2 1 名 1 名 2 名

要 介 護 3 3 名 1 名 3 名 1 名

要 介 護 4 1 名

要 介 護 5 4 名 2 名 2 名

計8 名 5 名 7 名 0 名 2 名 0 名

◦  待 機 者 の状況…4 月 1 日現在状況は下表の と お り で す 。下表の う ち 、 「在宅」 は自宅と特定 できる待 機者 に限っています。 「その他」 には、高 齢者 住宅、グループホー ムなどが含まれます。 年間 の申込者数は11 年度…160 名、12年度…150 名、13 年度…156 名、14 年度…180 名と過去5 年間 で最 も多い状況でした。申込者延数は3 月31 日現在で2,212 名、 うちこがねの里に入居された方 は10.9%の242 名です。

◦  申込み取消者 の状況…2014 年度の申込み取消者は122 名で、うちこがねの里又は他の特 別養 護老 人ホームによる取消は56 名である一方 、死去による取消は54 名と取消数45.8%でした。

◦  2015 年4 月の介護 保険制度改定への対応…こがねの里 入所指針を見直し優先入所の一つとして、 特例入所(要 介護 1 および要 介護 2 )の入所手続 を整 備しました。すでに申し込んでいる要 介護 1 及び2 の方 の申し込みの取り扱いについては事実 上の保留扱いとすることとし、引き続き申込者の方の状況の把握を行っていくこととしました。

基準 日 合

自 宅 病 院 老 健 養 護 そ の

6 月

未 満

6 ~

12 月

1 年

2015/4/1 5 3 0 9 2 4 7 0 1 0 9 7 7 5 3 9

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(% )

(53.6)(16.1)

(8.2) (0) 8

(18.9)(16.9)

(13.1) 9

(69.8)

2014/4/1513

(% )

265(51.6)

91(17.7)

68(13.2)

0(0)

89(17.3)

77(15.0)

69(13.4)

367(71.5

)

2013/4/1

585(

297(50.7)

108(18.4)

76(12.9)

0(0)

104(17.7)

86(14.7)

53(9.0)

446(76.2

)

2012/4/1

494(

237(47.9)

94(19.0)

64(12.9)

0(0)

99(20.0)

68(13.7)

76(15.3)

350(70.8

)

( )こがねの里 身体拘束廃止委員 会キ毎月1 回定例を基本 に12 回開催しました。毎週のフロアカンファレンス会 議や

担当者会 議において適正性を評価し、継続して定期的 にモニタリングを行っています。 成果として、 2014 年度当初はベッド柵の挙上 やベルトの着用等で延数が18件あった事例が一時20 件まで増 加したものの2014 年度末での延数13 件まで減少しました。 学習会は、実際の損害賠償請求の裁判判例をもとに事例検討を行いました。来年度の増築以降について、環境が変わる事による影響についても検討し、提案を行いました。

( )あかね保育園健 康安 全委員会ク月1 回の定例会議 及び避難訓練を担当制で運 営し、年 齢別 事故リスク軽減のため

のチェックリストや感染予防 ( 毎月 ) 、施 設 (4期 ) の点検を実施 する中、 安心 安全の保 育環境及 び施 設整 備の改善、充実に繋がりました。事故件数は昨年25 件に対し今年は29 件と増加 し、 特に転倒、打撲が4 割となり、顔面からの打撲を防ぐよう環境整 備をすると共 に、転倒時に瞬間 的に手が出る等の柔軟な体 づくりが求められています。 また、人数確認ミスから散歩車内に子どもを残すケースがあり、室内外を問わず、 場所を移動するごとに人数確認を必須とした。ヒヤリハットは159 件の報告があり、事故及 びヒヤリハット等を集 団分析し、その結果を全職 員に啓蒙することで事故防止に繋がった。『噛みつき』は記録から原因と対応策を考え、環境整備 を進 め改善しています。また、未確認による内服管理ミスについては内服管理マニュアルを作成 し職 員間 の確認を行った。 4 月には職 員間 で衛生管理マニュアルの見直しを実 施し、認識の一致と実 践の徹底を図った。また、『防災マニュアル』に基 づき、計画的 備蓄及び保護 者参 加の避難訓練を実 施した。 保護 者へ衛生管理 に対す る園の方針や 健 康情報など を啓蒙す ると 共 に 、園児 に は健 康教室で手洗い、プー ル使 用時の注意、 体の仕組みなどを行い、健 康安 全の推進 に努 めた。

( )あかね保育園給食会 議ケ

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定例会 議 で『上手に食べる-食べさ せる』ミニ学習を輪番で行い、 ‘ 楽しく食べる ’ を基調に、摂食機能の発達と援 助に沿って、離乳食や給食を促進してきました。特に、食課題がある児 及び0 歳児口腔内チャックリストを作成し集団 支援 を深めることにしました。『給食の7 つの大切』を基調に、園児 の喫食状況を出し合い献立内容等を改善しました。また、行事食を実施 、食育計画に基づき園児が自ら野菜の皮むきや栽培で収穫した野菜をクッキングする等で食に興味を持たせつつ『食育』の前進に努めました。 5 歳児 は『稲の栽培』に取組み、 命の大事 さ等、多くのことを学 びました。また、アレルギー児 の増 加により、除去食用食器で誤食を防ぐと共に、 医師の指示書に基 づくアレルギー除去食の徹底により体質 改善に努 めました。しかし、 ルー ルに沿わない方法 の施工で誤飲に繋がるヒヤリハットがあった為、更に職 員間 の確認の強化 が求められています。 また、保 護者 と食育を進める転機となりました。また、毎月 の給食室会議 では、給食の質の充実 や業 務改善に繋がりました。更に、保 護者 と共 に、食育 の充実に取り組むことが求められています。

( )あかね保育園運 営協議会コ 今年度は、5 、11 、3 月と3回開催し、園の運営状況や保 育情勢について論議を進 めると共 に、 子育 て支 援の推進 、今後の園方針、 職員処遇についてなど、意 見交流 ができました。今後、 子ども子 育て新制度の条例や制度内容が現行保育制度を盛り込んだ条例になるように、 運営協議 会での共同の運動 が求められています。

11 .実習・職場 体験受入状況内 容 学校・団 体名 実績

社 会 福祉士実習

日本 福祉 大学関西福祉科学 大学龍谷大学

1 名 7/15~8/181 名 9/1 ~10/81 名 11/4~12/9

職 場 体験

富雄中学校 3 名 11/11 ~11/13富雄第三中学校 3 名 12/3~12/5

その他

奈良歯科衛生士専門学校奈 良県職 員新任フォローアップ伏見中学校「 本物に 学ぶ」講師派遣西大寺北小学校3 年生 交流

8 名   6/16~ 6/18 、 6/23~6/257 名 7/1 ~7/42名 11/1311/28 、12/5

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12 .施 設・事業 運営報告(1 )特 養ホーム

14 年度は、 入所者22 名、退所者22 名でした。入院中に終末期と診断されるケースは引き続き多い状況ですが、 入所時に既に看取り状態にきわめて近いと判断されるケースや急激に状態悪化 し看取り介護 が必 要なケースが増えてきています。退所された利 用者 の13 名に対し看取り介 護加算を算定 しました。内1 名は悪性腫瘍による疼痛管理 が必 要となり、これまでした事 のない緩和ケア療 法を行いました。 転倒等の事故リスクが高 い入所者 が多く、同一 利用 者による転倒事故や離設事故が相次ぎました。フロアカンファレンスの曜日を工夫した事で、開催頻度が上がり、 身体拘束排除

や個々のペースに応じた日課や介助 方法等を改善する事ができました。家族 が高 齢や遠方 に在住、 身寄りのない等、 受診付き添いが難しい入所者が継続

して増え続けています。業 務分担に受診付添を位置づける事と、定期的 な受診が必要な入所者に対し職種間で協同して付添担当を位置づける事で、受診付添のニーズに対応する事 ができました。また、 受診の予測がたつ場合 は早期に家族 と相談し調整を行う事で、今年度は家 族付き添い224 件、 職員付添246 件と、前年度からの付き添い比率が逆転しました。ただ、外来受診件数が月平均60 件、夜間 のオンコールも月平均29 回と前年度と比べても増加 し、 この後も増加 する事は予測されます。認知症利 用者 に対し不適切 なケアを行うという事態や利用 者への言葉かけに対す

る苦情が複数件発生しました。 職員 が何気なく行っている言動 が、時には、 社会 一般常識からも認知症ケアからも適切 ではない事を認識できるよう、個別具体 的な指導が必要 である事 を認識しました。パーソンセンター ドケア等、認知症ケアに関 する研修を内外ともに開催・参加 してきましたが、 日常 的に職員 の自己・相互注意 が必要 です。「 THANKYOUカー ド」 「GOODJOB カー ド」 を活 用し、肯定的 な評価を行う事で、職 員や職種間の連携 を強める事はできました。

2015 年度介護 保険改定 について、家 族への情報提 供と共に、利 用者 52 名の所得調査を行いました。調査協力頂いた52 名の内6 名が2 割負担の対象者になる等、利用料負担増 加が見込まれる入所者 は、 こがねの里でも厚労省が見込んだ割 合と同程度存在すると考えられます。

増床に 向 け て 、 設計事 務所、工事 業 者 と 定期的 に打ち 合 わ せ を行い 、 利 用 者 にとって居心地 の良 い住 まいとなり、 事業所としても効率的 なあり方 について検討しました。 職員 会議 では、どのような運営 やしつらえにしていくのか職員 会議 で工事の進捗を確認し、 増床に向 けて具体 的な検討を行いました。特 に入所者 の受 け入 れについては、 9 月より順次面接を行い、早期に判定 会議 での検討を行いました。待機者 の入所への期待は大きく、早期入所を望まれる方 が多数です。制度改定 により軽介 護度の待 機者 に対し、細かな説明が必要 になりました。ただ、 利用 者や家族背景から軽介護度であっても入所が必 要と判断されるケースにはできる限り応える事ができました。

(2 )こがねの里ショートステイ 長期ショートステイの受 け入 れを継続 し、 2013 年度からの継続利 用も含め13名を受け入れました。 13 名の内5 名が特養 入所の為利用停止、4 名は入所前に死去され退所となりました。 2015 年3 月末の時点で4 名の方が長期ショートの利 用を継続されています。新規利用 者は、長期ショートステイ利用 者を含め41 名の方

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の受 け入 れをしました。初回利 用後 から定期的な継続 利用 は1/5 程度にとどまっています。平均利用 は14.34 名でした。昨年度に比べ悪化した要因として、 1 週間程度を月2 回利 用されていた方の利用 が停止になったことが挙げられます。停止の理由は、主 に他施設 の入所や死去に伴うものでした。終末期でも継続 したショートステイのご利用 を希望されたケースについてもご本 人、ご家 族様 の希望に沿った受 け入れができるように検討を行いました。 また、インシュリン注射やバルーン留置、褥瘡処置等医 療面での関わりが必要 なケースについても利 用希望に添えるよう看護職員 とも連携 し積極的 に受 け入 れを行いました。ショートステイ利 用に伴う契約、面接は相談員と共に行っていたがショート職員

単独で対応できるように職 員会 議にて学習会 をし、下半期からはショート職 員のみで対応するケースもあった。昨年度に引き続 き、初回利用 後の評価は実 施内容提 供表に沿って行う事 で、 定期的にできるようになりました。 実施内容提供表の更新を定期的に行う事ができず、更新を日 常業 務に落とし込む事 は継続した課題として残りました。 余暇活 動について、 年間計画に沿 って実施 はできましたが、季節に合 わせた作品作りは利 用者 からのニーズが低く、 参加 される方 は数名でした。行事は特養 と合同で行いな した 。ショートステイ独自 でお やつレクも計画通りに 実 施 を行いま した( 厨房改装工事中は除く ) 業 務について、忘れ物が39 件ありました。考えられる要因について上半期の職員会 議で話し合い改善策を検討しましたが下半期も継続してみられました。発見時の状況から推測すると単純 なチェックミス等が主 要因と思われるものが大半でした。送迎表の作成 、入浴の設定 、居室設 定それぞれの担当を変更した。 運用 基準 となるものがなく口頭のみでの引き継ぎをしていた為基 準・留意 事項等のマニュアル作成を行いました。送迎マニュアルについては作成ができず次年度の課題となりました。

◆ 入所部門施設行事 実績日 程 行 事 内 容 参 加 人 数

4/24/7

花 見 行 事 (4/2) 特 養 16名 、 シ ョ ー ト 1 名

(4/7) 特 養 15名 、 シ ョ ー ト 2 名

5/14 買 い 物 外 出 行 事 特 養 2 名

5/20 調 理 レ ク 「 ホ ッ ト ケ ー

キ 」

シ ョ ー ト 14名

6/17 調 理 レ ク 「 お 好 み 焼 き 」 特 養 51名 、 シ ョ ー ト 14名7/7 流 し そ う め ん 特 養 54名7/26 外 出 行 事 「 燈 花 会 早 咲 き

の 日 」

特 養 3 名

8/20 外 食 外 出 行 事 特 養 2 名

8/21 調 理 レ ク 「 ア イ ス ク リ ー

ム ト ッ ピ ン グ 」

シ ョ ー ト 12名

9/7 第 1 回   偲 ぶ 会 特 養 23名9/15 敬 老 会 特 養 54名 ( 家 族 31名 )9/23 調 理 レ ク 「 お は ぎ 」 シ ョ ー ト 16名9/28 外 出 行 事 「 高 齢 者 作 品 特 養 4 名

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展 」

10/3 秋 の 遠 足 特 養 5 名

10/27 調 理 レ ク 「 さ つ ま い も 茶

巾 し ぼ り 」

シ ョ ー ト 14名

11/13 調 理 レ ク 「 フ ル ー チ ェ 」 特 養 54名 、 シ ョ ー ト 14名12/6 忘 年 会 51名 ( 家 族 26名 )

12/21 ク リ ス マ ス 行 事 特 養 54名 、 シ ョ ー ト 11名12/25 調 理 レ ク 「 ク リ ス マ ス

ケ ー キ 作 り 」

シ ョ ー ト 12名

1/1 西 大 寺   初 詣 特 養 21名 、 シ ョ ー ト 5 名

1/7 新 年 会 特 養 55名 、 シ ョ ー ト 13名2/3 節 分 行 事 特 50名 、 シ ョ ー ト 11名3/8 第 2 回 偲 ぶ 会 特 養 14名

(3 )こがねの里デイサービスセンター要支 援・軽度(要 支援 1 ~要 介護 2 )の利用件数は439 件と増加 、中重度の利 用

者は昨年同様 に313 件でした。延べ利 用者数は5,478 回と前年 から増加 しましたが、他のサービスへの移行や入院等の停止が増加 したこともあり新規利 用者数33 件に対し、停止者数46 件となったため、 特に2014 年12 月以降、 一日 あたり平均利用者数が徐々に低下していることは課題です。新規利 用者 33 件のケアプラン担当事業所は、法 人事 業所6 件、平和会事 業所17 件、 その他事 業所7 件でした。利 用者・ご家 族からの直接 の利 用申し込みもあり昨年 から3 件ありました。

特徴的な新規利用 者ケースとしては、入院を機に状態が大 きく悪化 し、癌の末期やターミナルを宣告された方等、状態が悪化 してからの新規利 用依頼や、将来入所を希望されて、入所までの利用 という方 が多く、 その為利 用を開始 しても利 用継続が難しいケースがほとんどでした。

施設周辺には通所介護 事業所が次々に開設され、 利用 者獲得の競争が激化しています。営 業活 動を継続 し、信頼関係の構築と地域包括支援 センター 、居宅介 護支 援事業所と連携 を強化しながら利 用者 の獲得を強化 していきたいと思います。現場 では職 員会 議で、現状の改善と創意工夫の意見 を出 し合 い、 介護 を振り返る良 い機 会になりました。元気な利 用者 の要望が高い外出レク ( 外食・買い物 ) は、毎月 実施 しました。又

ボランテイアさんにお手伝いを願いおやつレクの開催や元気な利用 者の要望が高 い外出レク ( 外食・買い物 ) は、毎月 実施 することができました。幼稚園等こども達の訪問やこがねの里から利 用者 さんが幼稚園の訪問へ行ったり地域 との交流 も深めることができました。

(4 )こがねの里 ホー ムヘルプセンター できる限り自宅で生 活を続けていきたいとの思いが強い中、 介護 者自 らが介護 を必要 とする世帯が増えてきているのが現状です。 介護 保険の範囲では支 援し切れない部分もありますが出来るだけ利用 者の思いを大 切に支援 に努 めました。

利用 者の状態の変化に伴い訪問回数、訪問時間は前年 から増加 し職 員の勤務 体制の調整が課題になりましたが、 入院から直接 施設 入所も増 えてきています。

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介護技術・医 療連 携研修会 には職員 全員 参加 する事ができ、研修での技術の向上 、認定症の理解と対応、緊急時の対応など即実 践で役立 てることが出来ました。今後は、 事例検討などを行いよりよいサービスに繋げて行きます。サービスの質 、標準化 の確保については課題が残りました。職 員間 でサービス内

容を確認し、報告・連絡をスムーズに行うよう努 め統一化 を図りました。日々の利用者 の変化に気づき安 心して生 活ができる支 援・実践 を事 業所として引き続 き目 指します。

(5 )こがねの里居宅介護 支援 事業管理件数は予算目標を達成 しました。年 間に4 割以上のケースが入れ替わり、新

規依頼は予防と要 介護 1.2 の軽度者 が中心です。 事業所移転に伴い併設 の通所介 護事業 との関係性から包括支 援センターへの認知度が高 まったことが要因と考えられます。高 齢者 住宅入居者からの生活相談も迅速に対応できるようになりました。統合事 業への移行について、 受け皿となる代替サービスの不足から利 用者への説明は慎重 にならざるを得ず、逆に利 用者 には何とかしてもらえるという楽観的な受け止めになっています。次年度以降の2 割負担や特養 入所要件の変更については不安 の訴えが多く、行政の説明不足がケアマネの負担となっています。 14 年12 月頃 から奈 良市 の認定結果通知の遅れが著しく、年度末には調査の受託先がないとの理由で依頼が大幅 に遅れ、 利用 者支 援に支障 をきたす状況となっています。当方 でも通常の件数を超えて調査を受託しました。例年 、他府県からの調査依頼も受託してきましたが、今後奈 良市 を優先的 に受託するため調整していく必 要があります。

(6 )介 護予防サイクルハウス・あこだ利用 者動 向においては、実 人数・延べ人数ともに昨年並みの受 け入 れを行いましたが夏季・冬季に季節による影響を多く受 けました。 4 月・5 月の年度当初もその影響が続き、また体調不良のみならず、今年度は要 支援認定 者のお盆・正月等自宅での行事への役 割から長期(1 か月 から2 か月)お休みされる方 が多くありました。一方 で要 介護認定 者は冬季体調不良 による休みや休止が顕著でした。 4 月、1 月の利用 は昨年を大幅 に下回るほどでした。 利用 者の特徴としては、また脳卒中発症後の45 歳男性の利用相談があり就労復帰のための短期間 でしたが受け入れることができました。 その他がん末期の利用 者においては、ご家族 が出来る限り利用継続 したいとのご本 人の意向 を尊 重されるケースがあり、自宅や医療 施設 での療養 に移行されてからすぐに他界されるケースがありました。

運営状況においては、 職員 の研修機 会の確保 についてこがねの里の研修に参 加し、介護技術をはじめ多くの内容に参加 することができました。職 員会 議で感想や考察など意見 交換の機 会を設け現場 での実践 にどうつなげるか研修を振り返り、深める機会 を設 けました。介 護保険制度改 定への動 向についても学習の機 会を設け、制度改善の署名運 動を利用 者家 族の協力 を求め強化しました。 また昨年度末に浴室での骨折を伴う転倒事故が発生 し、 事故の検証から介 助方 法の検討および手すりや滑り止めマットの設置をおこないました。要 介護認定 者のプー ル利 用が増加傾向 にあります。引き続 き、移動 や入浴などの介助 体制についてスポット対応を行い、 安全 な移動 ができるようつとめました。 経営面においては、 10 月からサービス提 供体制強化加算Ⅱの算定を申請し収入につなげましたが、昨年からのエネルギーコストの増 加、 設備メンテナンス費用 の

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増加 など経費増から収支は伸び悩みました。平成27 年度からの総合事 業においては、 奈良 市は平成29 年度から開始 するとの方向 が出 されました。 介護報酬の改 定で予防給付は約22 %の減収となり大 幅減収となります。平成27 年度事業計画案検討での職員 会議 で、 利用率を上げ事業 の継続を図り、要 支援認定 者や地域 高齢 者の介 護予防の受け皿の一つとしてとして奈良 市の動向 を研究しながら事 業の展開を検討することを確認しました。 その他居宅介護 支援 事業 が4 月から併設したことで、職 員間・事 業間 での相乗

効果がありました。在宅サービスの一つである通所介 護事 業を展開する中、 職員 のケアマネジメントへの理解が深まり私たちの役割 についてより考える機 会ができました。また困難事例への対応や入所施設へつなげた事例など、 共感しともに前進 する風土が芽生 えました。

(7 )小規模多機能ホームあかりの家 2015 年3 月で開設 から3 年が経ちました。 利用 者確保に苦戦していますが下記の対策により予算には届かないものの利 用者数の増加 があり、 上半期で大きな赤字を抱えたものの下半期は経常増減差額で収支トントンのところまでくることができました。

① 夜勤専従者も採用 し、 12 月以降毎日泊まれる体制をとる② 医療 的な対応と安 心強化へ看護 職員 の毎日日勤配置をとる③ パンフレットの作成やお試し利 用(体験利用)も行い柔軟な受 け入 れを行う④ そのもと、管理者 やケアマネジャー が、 日常 の問い合 わせや相談に迅速に対

応し、地 域や事業所への営 業や訪問活動 を行う認知症や要介 護の方で他事 業所や他のサービス等で適用が難しくなった人に柔軟

なサービスと24 時間365 日のケアと見 守りで利 用者・家 族、 地域 の信頼と安心 を高めてきました。 とりわけ認知症の方への小規模多機能の優位性を発揮した維持改善事例も数多く生 まれています。しかし、利 用者 の高 齢化 や認知症の進行に伴い、今後 の在宅生 活に不安 が見 られる方 もおられ、入院治 療、 こがねの里への入所待 ち状態といった利用 者数での不安 定な状態もかかえています。

長期宿泊の主 な中身としては、 家族 による在宅介 護が困難なケース、すぐに入所できる施 設がないといったケース、既存 のご利用 者の方で急激なADL低下により在宅生 活が困難になるといったケースがありました。しかしこれらのケースについては、将来的な施設 入所までの段階的 な利 用も含まれており、また長期宿泊の方が増えると、他の利用 者の方の柔軟な宿泊サービスの受け入れを妨げる事も考えられる為、バランスの取れた居室調整 の必 要性といかに段階的な利用だけではなく長期に渡る利用 に繋げていくかといった課題も生み出すことになっています。 また人件費の部分でも、 人員配置の都合上 、まず職 員を確保 した後の利用 者確保となる観点から先行投資的 な配置となっており、赤字の主 な要因となっています。登録者数を安定的 に15 名から18 名常時確保できる事が求められています。新たな要求に応える利 用は臨時・緊急のショートステイ(泊り)に応えるものもありました。利 用者 家族 の方 が手術等で入院等のため連 続した泊り利 用です。 こがねの里ショートステイが満室のため、 あるいは延長困難のため、 また他施 設での柔軟な受 け入 れ困難のためという相談があり受け入れ対応しています。 あと一つは老 健施設 での退所促進 と有料老 人ホーム等への転所のための移行期の受 け入 れも行いました。

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地域 との連携 では運営推進 会議 の定期開催、 まちづくり会 議への参画、 地域 の防災訓練への参 加、 あかね保 育園・Peace や西北幼稚園との世代 間交 流など地 域密着事業 としての役割 も果たしてきました。

(8 )高 齢者 生き活きグループリビングあやめの里重点目標の一 つに入居率への課題がありましたが、2014 年7 月に10 人目 の方

が入居され、開設 より初めて満室となりました。 何らかの生活 支援 を必 要とされ介護保険サービスを利用 されている方 や自 立高 齢者 と身 体状況はさまざまで、 入居者間のトラブルなど若干の不安がありましたが、少人数における共同生活 の良 い点がみられました。体調不良になったとき近くのお部屋の入居者さんに助けを求められたり、お互いのお部屋を行き来しておしゃべりに花が咲いたり、予定など忘れがちな方 にそっと声をかけてくださる方 など、皆さんがお互いを尊 重し合って生 活されている様 子がうかがえます。また居宅介 護支 援事 業が併設 したことで、状態変化 など、 より早急に支 援体制を整えることができ重篤な状況になる入居者はいませんでした。引き続 き入居者 の方 が安 心して健 やかに暮 らし続けられるよう法 人事 業との連携 を強化していきたいと考えます。

(9 )あかね保育園来年4 月『子ども子 育て支援新制度』 ( 新制度 ) 実施 に向 け、 地方 自治 体の法制化が計画される中、現行の保 育制度を低下させず、 どの施設 においても子 ども達が安心して過ごせる制度の充実 を求め、 全職 員で保護 者や関係団体 と共同した運 動と保育の充実 をめざしてきました。今年度は新入園児19 名を迎え132 名で出発しました。 1 年を通して施 設見 学者への や支援 センター の協力で、予定を上回るア フ ゚ ロ ー チ 138 名(115 %)の入園児を迎 え、 増収に繋がりました。4 ,5 月は新しい環境の中で保護 者及 び職 員間 の連絡を密にし、 特に、新入園児の保護 者の方には慣 らし保育期間中に、不安感を和らげるように丁寧な声掛けや関 わりを大事 にしました。 7 月から0歳児24 名を2 グループに分 け落ち着いた環境の中で、丁寧な保 育を行いました。 子ども達の成 長がみられる運動 会やお楽しみ会企画等では子どもが自信をもち、達成感・充実感が持てる保育 に努 めました。また、 子ども発達 センター の協力を得セて、 子ども達が困ることなく、 安心 して園生 活がおくれるよう支援 方法 を相談、 学び、 保育内容の充実に努めました。 また、保 護者 との個人懇談も大 事にしました。今年は「異年齢・クラス間交 流」 にテーマに取組み、異年 齢への憧れや優しさが自然と芽生え、心 の成 長に繋がりました。 また、こがねの里への芋掘りや5歳児がソー ラン節を披露する中、園児 は利 用者さんの優しい眼差しや気持ちに触れ、 心がとても豊かになりました。延長 保育 や病後児 保育 は子 育てを応援し、更に、 保育 をサポートする役 割があり、クラスと連携 し保 育の充実 に努 めました。子 ども達が思いっきり遊び、楽しく過ごせる保育環境の充実に向け、事故やヒヤリハットの教訓を共有し職 員の安全 保全 の向上 と衛生管理の徹底を行いました。 また、給食会 議では1 年間『摂食機能の発達と援 助』を学習し、 ‘ 楽しく食べる ’を基 本に、口腔内の発達を大事 にした離乳食や給食の在り方を論議 し、 子ども達の

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食育 を推進しました。アレルギー除去食での誤食や誤薬未遂があり、原因を突き止め職員 間での確認の未徹底を改善しました。 また、食育の一環として給食室で『栄養素の三色指導』を実施 し た。園児への 安 全衛生啓蒙活 動 も手洗い 指導やプ ー ル前衛生 指導、 体 の話、「なぜ卵食べられないの? 」アレルギー の話などを紙芝居等で伝え、自 ら命 を守 る大切 さを伝えています。また、防災マニュアルに沿 って備蓄や毎月避難・防災・心肺蘇生訓練を担当制で実施し、教訓の共有化、園児 及び職員 の危機予知力 の向 上に繋げ、今年は保護 者参 加の訓練を 1回実 施 し ま し た 。 ま た 、 子 育 て 支 援 セ ン タ ー Peace と園庭開放 ( 年 6回 ) や 、 を共催し、共 に交 流することミ ュ ー シ ゙ ッ ク ケ ア ー マ リ ン ハ ゙ コ ン サ ー トが出来ました。職 員のスキルアップや事故防止等安全 保全 の向 上をめざし、新入 職員への安 全衛生マニュアルの研修を実施 、また、 民間 保育園自 主学習会 や研修等への参 加、 及び報告の徹底や各種委員 会での学習、研修に努 めました。年度総括では『振り返りシ ー ト (5項目 ) 』を取り入れ、簡潔、丁寧に記入し報告する等、次年度に繋げる保育資料の財産となりました。今後 、新制度が施行された中で、法 人やあかね 保 育園の 理 念 に基 づく揺る がな い保 育 を 根付かせ る為に、 職 員 が一丸と なり『知を力 に!』保 育内容や保育環境の充実が求められています。新制度については政府の動 向を掴みつつ、職 員の英知を結集し、諸団体 と連 携し、児 童福 祉法 に沿 って子 どもの権 利が守られるよう、更に運 動の輪を広げる活 動が求められています。

(10 )企業委託保 育サービス延べ利用数は昨年545 名に対し501 名と減少したが、 待機 としての日勤預かり児 の利用 がなかったことによるもので、泊りや日祭日 保育 の利 用は増加 し、看護 体制を支えました。 また、保 護者 からの要望で 期間中のコ ゙ ー ル テ ゙ ン ウ イ ー ク 1 年生 の保育 を実 施しました。災害 を予測し、特 別保 育体制を行いました。 また、業 務や保育内容の大幅 な改善を進め、異年齢 保育 で育 つ、 大切 さが実践 で深められています。子育 て支 援を念頭に看護師等が安心 して利用 できるよう保 育状況を毎回、部屋の前にポスターを掲示し、 利用 増に繋げました。また、毎月、夜間時は延長 保育士と連携 し、 日祝日も避難訓練及び心肺蘇生訓練を実施 し、少ない職 員体制の中での教訓を見出 し、靴は決まったカゴに入 れ緊急時でも持ち運 びできるように改善しました。 運営 に当たっては毎月 の4 者協議会 で、随時、報告し、 改善を行っています。 また、泊り業 務時は2 時間 の仮眠をとり業務 改善を行い、職 員の健康管理 に繋がっています。今後、平和会職 員の産休・育休状況を掴み、迅速な受 け入 れ対応の推進 と運 営の充実 を図っていきます。

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(11) 奈良 市地 域子 育て支援 センター 「 Peace 」

 

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1   Peace 2014 4 2015 2. 月別利用状況( 年 月~ 年 月)  4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計 2013

利用者総計 431 502 628 568 496 701 666 500 395 434 468 567 6,356 5,934子ども 228 266 329 299 269 376 359 265 209 230 252 303 3,385 3,145保護者 203 236 299 269 227 325 307 235 186 204 216 264 2,971 2,789開設日数 20 20 21 21 22 20 21 19 19 19 20 21 243 243

26.2 24.42013 3年度は 月末

5713月末までの登録数 組

区分 人数 2013校区内 2,393 1959校区外 3,938 3964その他 25 11合計 6,356 5,934

2.子どもの年齢内訳区分 人数0歳児 9421歳児 1,1782歳児 9003歳児 213 2014 9 700 6 10 600* 年度は、 月に利用者 人を超え、 月と 月は 人を超えた。その他 152 526 2013 495月平均 人( 年度 人)の利用で、年々増加している。合計 3,385 *今年度も、兄弟連れ(双子連れ)の親子が多く来られている。

2 5 Peace 560年 カ月で の登録数は 組になっている。1 34 0 28*子どもの年齢内訳をみると、歳児が %と一番多く、続いて 歳児が %

2 27 3 6歳児が %になっている。歳児は %と、かなり減ってくる。37 2013 33 63*校区内・外内訳では、校区内が %( 年度 %)、他が %であった。

4.相談の状況区分 件数 2014* 年度に相談内容が変わった。

育児方法 153 21 20相談の状況をみると、病気が %と多く育児方法が %食事 89 14続いて教育・進路が %となっている。睡眠 23 *病気:アレルギー、湿疹、感染症等多い、冬に多い。病気 163 *育児方法:トイレトレーニング、子どもの困りごと、叱り方等発育 49 *教育・進路:保育園や幼稚園に入れるには、情報等発達 66 *食事:離乳食、偏食、野菜を食べない、断乳の仕方等

教育・進路 111 *睡眠:夜中起きる、授乳のため何回も起きる、昼寝をしない等家庭状況 36 *発育:体重が増えない、小さい、頭囲が小さい、身体測定などその他 85 *発達:言葉が少ない、お座りができない、歩行が遅いなど合計 775 *家庭状況:出産時祖母に預ける、保育園に入れること父反対等

2013合計 640 *その他:母の病気、ファミリーサポートの利用、一時預かり等2012合計 240

5.子育て関連情報の提供状況2014年度は、子育て関連情報の数の報告は無くなった。(内容の報告)3 3か月毎のPeace通信や か月行事チラシを提供している。近隣の子育てスポットや子育てサークルのチラシ等を提供奈良市や奈良県等主催のイベントチラシの提供

6.子育て支援に関する講習 2014 Peace* 年度は で実施する講座を講習として報告内容は、前年度と大きくは変わりなったが、利用者アンケートにあったチャイルドカットは大人気であった。

区分 回数 人数 回数 人数 ” ”ミュージック・ケア や絵本ひろばも人気の講座であった。また、離乳食講座は心配なママからたくさんの質問があった。講習 24 666 17 454 “ ”3月に実施した マリンバコンサートは、あかね保育園児と楽しむことができ、とても良い企画だった。園庭開放 5 228 0 0 今年度から園庭開放を実施した。利用者から望まれていた事業で、9月はたくさんの親子(パパも含む)が参加された。

7.地域支援活動⑴公民館・公園へ出前講座 2014* 年度の出前講座は、公民館等に出向いて行う講座である。

” ”子育てスポットミルクハートミルク(平松分館)に2回出かけていき、講座を行った。区分 回数 人数 回数 人数 “ ”吉田病院どんぐり班と平城校区の子育てサークル キッズクラブ に出かけて行き、講座を行った

出前講座(数) 4 142 8 198

⑵重点的な支援の必要な家庭への支援 *保育園になじまない子の親や妹をいじめる兄を持つ親からの相談をうけた。区分 2014 2013 生まれた時、横隔膜ヘルニアがありすぐに手術をした子や超未熟児で生まれた子、心臓の中隔欠損の子の経過を見ている。

支援件数 18 16 また、発達面で気になる子どものフォロー、重篤な感染症にかかった子どものフォロー等も関わっている。その中で、1件は発達センターの職員に相談したケース、1件は保健所保健師に相談したケースがあった。

8. “ ”一時預かり ひよこルーム区分 10月 11月 12月 1月 2月 3 月 合計 10* 月から奈良市から委託を受けることになった事業である。

利用人数 1 1 0 2 2 5 11 1利用人数が増えていかなかったが、 月から徐々に増えてきた。3月は5件の利用があった。利用時間 1 2 0 3 3 8 17 30利用者アンケートにより、来年度は料金 分200円と減らし、利用時間は3時間と増やすことにした。

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月子ども 228 266 329 299 269 376 359 265 209 230 252 303保護者 203 236 299 269 227 325 307 235 186 204 216 264

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計2014 431 502 628 568 496 701 666 500 395 434 468 567 6,3562013 402 457 612 543 600 538 516 500 432 412 485 437 5,934

2014 2013

3.利用者の校区内・外内訳

2014 2013

1日平均人数0

100

200

300

400

親子別月別利用状況

子ども 保護者

0歳児28%

1歳児35%

2歳児27%

3歳児6%

その他4%

子どもの年齢内訳

校区内38%

校区外62%

その他0%

校区内・外内訳

育児方法20%

食事11%

睡眠3%病気

21%発育6%

発達9%

教育・進路14%

家庭状況5% その他

11%

相談の状況

0100200300400500600700800

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

利用者の推移

2014 2013

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13 .2 01 4年度 秋篠 茜会決算報告(1 )主 な経営指標等の前期比較と当期概況 消費税増税など厳しい経営環境の情勢 のなか、 利用 負担増と保険給付削減を前提とした介 護保険制度改 定を踏まえ、 これまで地域密着サービスの実 施、需要 が高 まる保 育所定員 増の事業 整備 を行ってきました。中長期の最終章となる特 別養 護老 人ホー ムの増床計画は第5 期及 び第6 期介 護保険事 業計画では最 後の施設 整備 となりました。 建設費用 の高騰を主因とする入札不調により大幅 な計画変更を余儀なくされましたが、概ね建設計画どおりに施設 整備 を行うに至っています。 当年度のサービス活 動収益は昨年 に引き続 きすべての事 業分 野(介護 保険事業 、保育 事業 、障 害福 祉サービス事 業、 共同運営 住宅事業 、企業委託事 業)で増収となり7 億2,413 万円(前年比5.3 %増)となりました。 保育 事業 は高 まる需要 に応えるため、積極的な児童 受け入れを行い前年比7.6 %増収となりました。 介護 保険事業は特養 ホー ムの稼働率の改善に連 動してショートステイで前年事 業収益を確保 できませんでしたが、それ以外のサービス区分 すべてで前年 事業収益から改善しました。

事業収益目標達成 のため、先行して人員配置を強化したことや、利 用者 動向 の増加があったサービスを中心 に人 員増 を行ったため人件費は1.6 %増 加しましたが、特養・ショートステイ増床に向 けた職員確保 が年度内で未達成 となったことは大 きな課題です。 また、光熱費の単価上昇により、事 業費が増 加しましたが、特 養ホームにおける経費増 は深刻な状況です。結 果 、 経 常 増 減 差 額 は 28,255 千 円 と な り 予 算 42,462 千 円 に 対 し て は

△14,207 千円の不足となりましたが、前期7,306 千円に対しては、 20,948 千円と大 幅な改善基調の中で、中長期計画の完了と新年度へのスタートを迎 えることとなりました。

(2 )施 設整 備(こがねの里増床)の収支状況 施 設整 備等の特 別増減では、 2014 年度中に奈良 市施 設整 備補助金104,015,000円および奈良 市開設前補助金18,600,000円が確定 したことにより、経常補助金に該当する額を除いた120,740 千円を計上するとともに、来年度以降に国庫補助金特 別積立金取崩として、費用計上するため一旦同額を積立額として積み立てました。

増改築計画にあった施 設整 備寄附金は今期で6,265 千円となり、過年度分 との合計15,127,550円を基本金(純資産)に組み入 れました。その他の特 別損失は施設 整備に15,677 千円については、 増改築工事に伴う職員駐車場、 地目変更、抵当権 、分筆登記費用 、発掘調査費用等の施 設整 備のための経費5,010 千円および資産計上しない(10 万円以下)の備品10,667 千円です。

(3 )繰越活 動(積立金)の状況 あ か ね 保 育園増 改築計画で協力 会 か ら借り 入 れ た借入金(期末残高 19,000 千円)の返済財源として14,000 千円を積み立 てました。 過年度に わ た り 、 す で に取り崩さ れ て い る こ が ね の 里拠点内で の積立金75,474,986円が本部と他のサービス間(特 養ホーム・ショートステイ・デイサービス・ホー ムヘルプサービス)での貸借の経理処理 が未処理 であったためこがねの里サービス区分内での繰越額および支払資金残高が実際と乖離していることが判明し

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ました。 本来は内部取引処理となるべき処理 ですが、システム上の制約からも積立金積立額および積立金取崩額の科目 で処理したため、 その他積立金積立額は、あかね保 育園積立金14,000 千円との合計89,474,986円を計上 しました。

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(4 )各事業部門概況

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累計 累計予算 予算差 率%() 前年累計 前年差 前年比

%()

事業収益 724, 139 735, 647 - 11, 508 98. 4 687, 421 36, 718 105. 3事業費用 688, 517 690, 250 - 1, 733 99. 7 677, 117 11, 400 101. 7経常増減差額 28, 255 42, 462 - 14, 207 66. 5 7, 306 20, 949 386. 7事業収益 260, 375 258, 091 2, 284 100. 9 249, 136 11, 239 104. 5事業費用 243, 553 243, 997 - 444 99. 8 254, 381 - 10, 827 95. 7経常増減差額 14, 869 13, 839 1, 031 107. 4 - 5, 395 20, 265 -事業収益 71, 023 77, 259 - 6, 236 91. 9 74, 692 - 3, 669 95. 1事業費用 69, 795 71, 127 - 1, 331 98. 1 58, 500 11, 296 119. 3経常増減差額 1, 060 6, 010 - 4, 950 17. 6 16, 074 - 15, 014 6. 6事業収益 58, 357 63, 983 - 5, 626 91. 2 57, 627 731 101. 3事業費用 53, 700 50, 801 2, 900 105. 7 51, 128 2, 572 105. 0経常増減差額 4, 452 12, 495 - 8, 043 35. 6 6, 310 - 1, 858 70. 6事業収益 14, 414 14, 009 405 102. 9 14, 089 325 102. 3事業費用 14, 517 12, 298 2, 219 118. 0 15, 501 - 984 93. 7経常増減差額 - 103 1, 605 - 1, 707 - - 1, 505 1, 402 6. 8事業収益 - -事業費用 17, 092 21, 164 - 4, 072 80. 8 21, 029 - 3, 937 81. 3経常増減差額 - 19, 928 - 21, 242 1, 314 93. 8 - 21, 091 1, 163 94. 5事業収益 65, 851 66, 538 - 687 99. 0 63, 686 2, 164 103. 4事業費用 55, 143 56, 586 - 1, 443 97. 4 53, 628 1, 515 102. 8経常増減差額 10, 186 9, 360 826 108. 8 9, 156 1, 030 111. 2事業収益 11, 056 10, 618 438 104. 1 10, 313 743 107. 2事業費用 9, 839 9, 993 - 154 98. 5 9, 764 75 100. 8経常増減差額 1, 168 543 625 215. 2 474 695 246. 7事業収益 13, 177 13, 034 143 101. 1 9, 808 3, 369 134. 4事業費用 10, 595 9, 328 1, 267 113. 6 9, 124 1, 471 116. 1経常増減差額 2, 017 3, 136 - 1, 119 64. 3 108 1, 908 1, 863. 5事業収益 35, 104 47, 741 - 12, 637 73. 5 27, 608 7, 495 127. 1事業費用 39, 824 40, 449 - 625 98. 5 31, 519 8, 304 126. 3経常増減差額 - 4, 856 7, 200 - 12, 056 - - 4, 020 - 836 120. 8事業収益 182, 780 173, 317 9, 463 105. 5 168, 930 13, 850 108. 2事業費用 162, 505 163, 172 - 667 99. 6 161, 075 1, 430 100. 9経常増減差額 19, 500 9, 384 10, 116 207. 8 7, 195 12, 305 271. 0事業収益 12, 001 11, 530 471 104. 1 11, 531 470 104. 1事業費用 11, 953 11, 336 617 105. 4 11, 469 484 104. 2経常増減差額 132 - 132 0 -

利用者数は予算目標は超過達成できませんでしたが、前年から6,500さらに改善し、事業収益は 万円を超え、過去最高の事業収

10,186益となりました。経常増減差額は 千円を確保し、予算および前年を超過達成しています。

利用者数は、昨年に引き続き堅調でした。介護予防サイクルハウスに事業所移転したことが影響してか、予防や軽度利用者の新

1,168規依頼増加が要因で、経常増減差額は 千円と予算および前年を超過達成しています。

7 5 2 1入所者は、期首 名からのスタートで 月に 名増加、7月に名増加で以降は開設以来の満床で推移しました。エネルギーコス

2,017ト等の増加があり経費増となりましたが、経常増減差額は円を確保し、前年実践から大幅に改善しています。

35,104体制強化や営業活動等により、事業収益は 千円と前年30 △から約 %増となりましたが、先行投資もあり経常増減差額は

4 ,856千円となりました。介護報酬改定では加算取得により伸びしろのある事業であることから。体制を維持安定させながら引き続き利用者の確保で収支状況も改善していきます。

早期に児童受け入れ目標が達成できたことや新規事業の受託により運営費・補助金収益が増加したことに加え、運営寄附金もあり、大幅な収益増加となりました。収益規模の拡大等による経費

19,500の増加はありましたが、経常増減差額は 千円を確保しています。

事業部門別の2014年度の概況

保育所

)(

委託保

)(

ヘルプ

)(

本部

)(

あこだ

)(

居宅

)(

法人計

)(

特養

)(

短期

)(

デイ

)(

住宅

)(

小規模

延利用者数が前年および予算に対して超過達成したことにより、3.47事業収益が進展・改善しました。平均介護度も と上昇したこ

1 102 .2 13,228とにより利用 日当たり事業収益が前年比 %の 円となっています。

特養ホームの空室活用を前提とした目標であったため、特養ホームの定員充足の影響を受け、事業収益は前年・予算とも悪化

8.7しています。長期間の利用者受け入れ( 日)により事業収益確保に努めましたが、報酬改定で長期利用者の減算が適用されることから、今後の課題です。

19件数、延利用数とも前年を上回りましたが、予算目標 名には及びませんでした。一定の新規受け入れはあったものの増床による入所、入院等により新規を上回る利用停止が多く課題です。

延回数、サービス提供時間数は前年から増加し、事業収益は増103加しましたが、予算に対して経費増となり経常増減差額は 千

円の赤字となりました。前期に対しては、収益増および費用削減1,402あり、 千円の経営改善となっています。

累 計(単位:千円)

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(5 )資金収支(キャッシュフロー)および経営 指標項目こがねの里増 改築寄附金15,127 千円分が基本金となるため、基 本金は276,790

千円となり、 施設 整備補助金の積立 による増 加、 およびあかね保育園での借入金元金返済積立金の増 加により純資産は99,653 千円増加 し、 1,432,093 千円となっています。サービス提供 による事 業キャッシュは2014 年度で42,717 千円の増 加となりま

したが、 増改築計画による施設 整備 により約2 億5,300 万円の資金減少となっています。 工事工程の遅れにより工事代金等の実 支払が期中で完了しないこととなったため、施設 整備 のため福 祉医 療機構から借り入 れた5 億8,800 万円のうち、 2 億300 万円は次年度に受領することとなりました(4/27に既受領)。 そのことによって、長期借入金等が464,813 千円の計上となったことにより、流 動比率が90.8%(現預金比率50.1%)、固定長期適合率が100 %を超える指標となっています。

主 な 経 営 指 標 項 目2014 年度第 15 期

前期実績第 14 期

備 考

サ ー ビ ス 活 動 収 益 724,138 千円 687,420 千円

( 当 初 予 算 目

標 ) 735,647 千 円経 常 増 減 差 額 ( 経 常 利

益 ) 28,254千円 7,305 千円

( 当 初 予 算 目

標 ) 42,461 千 円

当 期 活 動 増 減 差 額 ( 当

期 利 益 ) 4,151 千円 7,695 千円

( 当 初 予 算 目

標 ) 20,078 千 円

基 本 金 276,790 千円 261,662 千円

純 資 産 額

1,432,093 千円

1,332,439 千円

事 業 活 動 に よ る 収 支

( C F ) 42,717千円 28,599千円

施 設 整 備 等 に よ る 収 支

( C F )

△253,031 千円

△16,242 千円

+ 1 億 2,074 万 円 ( 補

助 金 )

+ 626 万 円 ( 施 設 整

備 寄 附 金 )

+ 3 億 9,331 万 円 ( 借

入 ・ 協 力 債 )

+ 1,391 万 円 ( 仮 勘 定

戻 り )

△1,556 万 円 ( 借 入 元

金 返 済 )

△7 億 5,601 万 円 ( 土

地 ・ 建 物 )

△1,567 万 円 ( 諸 経

費 ・ 備 品 )

そ の 他 活 動 収 支 ( C △14,950 千円 △8,008 千円 △1,400 万 円 ( 目 的 別

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F )

積 立 )△492 万 円 ( 入 居 一 時

金 償 却 )

当 期 資 金 収 支 ( C F )

△225,263 千円 4,348 千円

流 動 比 率 90.8% 432.54%現 預 金 比 率 50.1% 253.69%純 資 産 比 率 55.0% 82.6%固 定 長 期 適 合 率 102.4 % 88.6%人 件 費 比 率 ( 福 利 厚 生

含 む ) 66.0% 68.2%委 託 費 率 5.7 % 6.3 %人 件 費 率 ( 福 利 含 )+委託 比 率 71.7% 74.5%労 働 分 配 率 85.5% 96.3%当 期 利 益 率 0.57% 1.2 %借 入 金 比 率 ( 短 期 運 営 ) 29.4% 0 %

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(7 )2014 年度利用 者動 向一覧表

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区分 科目 年 度 平均 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計

14年 106.2 109 105 110 111 106 111 106 108 108 104 98 98 1,27413年 114.8 113 114 114 120 117 120 116 119 115 112 108 109 1,377差異 △ 8.6 △ 4 △ 9 △ 4 △ 9 △ 11 △ 9 △ 10 △ 11 △ 7 △ 8 △ 10 △ 11 △ 103予算値 2,098.8 2,070 2,139 2,070 2,139 2,139 2,070 2,139 2,070 2,139 2,139 1,932 2,139 25,18514年 2,076.3 2,035 2,096 2,088 2,168 2,118 2,084 2,136 2,083 2,125 2,052 1,901 2,030 24,91613年 2,064.7 1,970 2,069 2,015 2,184 2,086 2,014 2,097 2,005 2,136 2,117 1,927 2,156 24,776予算差 △ 22.4 △ 35 △ 43 18 29 △ 21 14 △ 3 13 △ 14 △ 87 △ 31 △ 109 △ 269前年差 11.7 65 27 73 △ 16 32 70 39 78 △ 11 △ 65 △ 26 △ 126 140

区分 科目 年 度 平均 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計14年 62.7 64 68 67 71 68 67 61 59 56 57 57 57 75213年 59.8 61 61 58 59 59 57 60 62 60 61 59 60 717差異 2.9 3 7 9 12 9 10 1 △ 3 △ 4 △ 4 △ 2 △ 3 35予算値 513.3 520 540 500 540 540 500 540 520 480 480 480 520 6,16014年 456.5 451 526 477 490 490 509 496 439 424 391 387 398 5,47813年 438.7 475 482 400 412 450 423 463 455 423 402 406 473 5,264予算差 △ 56.8 △ 69 △ 14 △ 23 △ 50 △ 50 9 △ 44 △ 81 △ 56 △ 89 △ 93 △ 122 △ 682前年差 17.8 △ 24 44 77 78 40 86 33 △ 16 1 △ 11 △ 19 △ 75 21414年 150.2 158 159 152 148 145 152 155 150 149 142 144 148 1,80213年 152.0 140 144 143 153 153 153 159 156 153 157 155 158 1,824差異 △ 1.8 18 15 9 △ 5 △ 8 △ 1 △ 4 △ 6 △ 4 △ 15 △ 11 △ 10 △ 22予算値 942.3 968 968 924 1,012 924 968 1,012 880 924 880 880 968 11,30814年 887.3 875 933 906 978 846 998 980 861 831 737 781 921 10,64713年 842.3 923 957 815 860 828 855 935 836 733 751 764 851 10,108予算差 △ 55.1 △ 93 △ 35 △ 18 △ 34 △ 78 30 △ 32 △ 19 △ 93 △ 143 △ 99 △ 47 △ 661前年差 44.9 △ 48 △ 24 91 118 18 143 45 25 98 △ 14 17 70 539

区分 科目 年 度 平均 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計14年 36.4 36 38 36 37 38 38 37 37 37 35 34 34 43713年 39.1 40 40 38 40 40 39 41 40 35 40 39 37 469差異 △ 2.7 △ 4 △ 2 △ 2 △ 3 △ 2 △ 1 △ 4 △ 3 2 △ 5 △ 5 △ 3 △ 3214年 379.8 396 387 380 432 396 368 408 340 416 351 323 360 4,55713年 363.4 382 387 376 403 407 358 387 355 302 326 320 358 4,361差異 16.3 14 0 4 29 △ 11 10 21 △ 15 114 25 3 2 196予算値 314.7 318.8 331.0 306.5 331.0 331.0 306.5 331.0 318.8 294.2 294.2 294.2 318.8 3,776.114年 334.6 366.4 366 353 401 344 322 355 300 346 294 283 283 4,014.813年 316.7 325.9 328 332 344 353 302 319 304 261 296 307 330 3,800.8予算差 17.8 47.6 35 47 70 13 15 24 △ 19 52 △ 0 △ 12 △ 35 238.7前年差 19.9 40.5 38 21 57 △ 8 20 37 △ 4 85 △ 2 △ 25 △ 47 214.0予算値 73.0 73 73 73 73 73 73 73 73 73 73 73 73 87614年 80.8 75 75 76 80 84 85 86 84 86 81 79 78 96913年 73.3 68 69 73 77 81 75 75 70 72 72 71 76 879予算差 7.8 2 2 3 7 11 12 13 11 13 8 6 5 93前年差 7.5 7 6 3 3 3 10 11 14 14 9 8 2 90

区分 科目 年 度 平均 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計予算値 9.5 7 8 9 10 10 10 10 10 10 10 10 10 11414年 9.6 7 9 9 10 10 10 10 10 10 10 10 10 11513年 6.9 6 6 6 7 7 7 7 7 7 9 7 7 83予算差 0.1 0 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1前年差 2.7 1 3 3 3 3 3 3 0 0 0 0 0 32

区分 科目 年 度 平均 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 0予算値 15.0 12 13 13 14 14 15 15 16 16 17 17 18 18014年 11.9 10 10 11 10 12 12 13 14 13 13 12 13 14313年 9.3 9 8 9 9 9 10 7 7 11 11 11 11 112予算差 △ 3.1 △ 2 △ 3 △ 2 △ 4 △ 2 △ 3 △ 2 △ 2 △ 3 △ 4 △ 5 △ 5 △ 37前年差 2.6 1 2 2 1 3 2 6 7 2 2 1 2 3114年 425.5 293 298 259 319 347 409 432 541 566 564 500 578 5,10613年 327.4 291 292 306 320 308 357 234 232 360 463 407 359 3,929差異 98.1 2 6 △ 47 △ 1 39 52 198 309 206 101 93 219 1,177

区分 科目 年 度 平均 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計予算値 137.0 137 137 137 137 137 137 137 137 137 137 137 137 1,64414年 136.8 132 133 135 138 138 138 138 138 138 138 138 138 1,64213年 130.0 124 124 127 128 129 129 131 134 132 134 134 134 1,560予算差 △ 0.2 △ 5 △ 4 △ 2 1 1 1 1 1 1 1 1 1 △ 2前年差 6.8 8 9 8 10 9 9 7 4 6 4 4 4 8214年 2,599.7 2,540 2,529 2,639 2,849 2,324 2,679 3,039 2,441 2,421 2,421 2,633 2,681 31,19613年 2,449.1 2,374 2,365 2,370 2,665 2,301 2,360 2,816 2,501 2,342 2,435 2,432 2,428 29,389差異 150.6 166 164 269 184 23 319 223 △ 60 79 △ 14 201 253 1,80714年 12.1 16 14 8 10 7 13 11 13 15 15 12 11 14513年 14.2 16 17 17 16 10 15 9 14 14 16 11 15 170差異 △ 2.1 0 △ 3 △ 9 △ 6 △ 3 △ 2 2 △ 1 1 △ 1 1 △ 4 △ 2514年 55.3 50 53 38 55 39 64 76 59 75 57 51 46 66313年 45.7 34 43 45 43 29 46 36 48 59 56 53 56 548差異 9.6 16 10 △ 7 12 10 18 40 11 16 1 △ 2 △ 10 11514年 612.6 465 571 714 765 570 797 743 631 430 486 540 639 7,35113年 551.0 451 506 722 582 663 597 555 556 486 443 529 522 6,612差異 61.6 14 65 △ 8 183 △ 93 200 188 75 △ 56 43 11 117 739

介護予防デイ

人数

小規模多機能

人数

延数

延数

ホー

ムヘルプ

人数

延数

提供時間

特養・ショ

人数

延数

こがねデイ

人数

延数

支援 延数

合計

あかね保育園 延数

企業委託保育

人数

延数

ケアプラン

人数

人数

高齢住宅

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高齢 者事 業利 用者 動向 主要 指標

41

部門

項目

2014年度

(%)前

年比

2013年度

(%)前

年比

2012年度

(%)前

年比

2011年度

(%)前

年比

2010年度

(%)前

年比

2009年度

(%)前

年比

2008年度

(%)前

年比

2007年度

(%)前

年比

2006年度

入居

者件数

675件101.0

668件100.1

667件99.9

668件100.1

667件100.2

666件98.8

674件100.7

669件101.2

661件延べ

入居

日数

19,683日102.3

19,241日100.0

19,239日99.3

19,371日99.7

19,436日99.0

19,630日99.4

19,742日99.6

19,824日101.6

19,513日日平均

入居数

53.9人102.3

52.7人100.0

52.7人99.6

52.9人99.4

53.2人99.0

53.8人99.4

54.1人99.8

54.2人101.5

53.4人入居率

99.9%102.3

97.6%100.0

97.6%99.6

98.0%99.4

98.6%98.9

99.7%99.5

100.2%99.9

100.3%101.3

99.0%1件当

り入居

日数

29.2日101.2

28.8日99.9

28.8日99.5

29.0日99.5

29.1日98.9

29.5日100.6

29.3日98.8

29.6日100.4

29.5日介

護保険

事業収益

260,375千円

104.5249,094千

円98.4

253,021千円

99.0255,704千

円99.2

257,778千円

99.9258,025千

円104.6

246,710千円

100.1246,451千

円102.5

240,448千円

1件当

り収益

386千円

103.4373千

円98.3

379千円

99.1383千

円99.0

386千円

99.8387千

円105.8

366千円

99.4368千

円101.3

364千円

1日当

り収益

13,228円102.2

12,946円98.4

13,151円99.6

13,200円99.5

13,263円100.9

13,144円105.2

12,497円100.5

12,432円100.9

12,322円営

業日当

り収益

713千円

104.5682千

円98.4

693千円

99.0701千

円99.2

706千円

99.9707千

円104.6

676千円

100.4673千

円102.2

659千円

利用

者件数

599件84.5

709件105.7

671件104.0

645件94.4

683件105.1

650件94.1

691件103.4

668件103.6

645件延べ

利用

日数

5,233日94.5

5,535日116.6

4,745日101.2

4,688日93.0

5,042日94.1

5,356日104.8

5,109日114.5

4,463日107.7

4,143日日平均

利用数

14.3人94.5

15.2人116.6

13.0人101.5

12.8人92.7

13.8人94.0

14.7人105.0

14.0人115.7

12.1人106.5

11.4人利

用率

89.6%94.5

94.8%116.6

81.3%101.5

80.1%92.7

86.3%94.2

91.7%104.8

87.5%114.8

76.2%107.3

71.0%1件当

り利

用日数

8.7日111.9

7.8日110.4

7.1日97.3

7.3日98.5

7.4日89.6

8.2日111.4

7.4日110.7

6.7日104.0

6.4日介

護保険

事業収益

71,023千円

94.075,562千

円118.7

63,679千円

98.164,894千

円94.6

68,595千円

97.370,526千

円106.2

66,386千円

114.757,860千

円108.4

53,393千円

1件当

り介

護保険

事業収益

119千円

111.3107千

円112.3

95千円

94.3101千

円100.2

100千円

92.6109千

円112.9

96千円

110.987千

円104.6

83千円

1日当

り介

護保険

事業収益

13,572円99.4

13,652円101.7

13,420円96.9

13,843円101.7

13,605円103.3

13,168円101.3

12,994円100.2

12,964円100.6

12,888円営

業日当

り収益

195千円

94.0207千

円118.7

174千円

98.4177千

円94.3

188千円

97.3193千

円106.2

182千円

115.0158千

円108.1

146千円

利用

者件数

143件127.7

112件103.7

108件2,160.0

5件-

--

--

延べ

利用回数

5,106回130.0

3,929回134.5

2,922回2,414.9

121回-

--

--

1日当

り通

い人数

7.2回140.5

5.1回133.7

3.8回163.6

2.3回-

--

--

1日当

り訪問

人数

3.8回106.8

3.5回111.3

3.2回298.2

1.1回-

--

--

1日当

り泊

り人数

3.0回143.0

2.1回210.9

1.0回159.2

0.6回-

--

--

利用率

47.7%127.7

37.3%103.7

36.0%180.0

20.0%-

--

--

1件当

り利

用回数

8.9回112.7

7.9回126.9

6.2回113.9

5.46回-

--

--

介護

保険

事業収益

35,104千円

127.127,608千

円103.7

26,617千円

1,881.41,415千

円-

--

--

1件当

り事

業収益

245千円

99.6247千

円100.0

246千円

87.1283千

円-

--

--

1回当

り事

業収益

6,875円97.8

7,027円77.1

9,109円77.9

11,692円-

--

--

営業

日当

り事

業収益

96千円

127.176千

円103.7

73千円

159.846千

円-

--

--

入居

者件数

115件140.2

82件136.7

60件87.0

69件116.9

59件120.4

49件-

--

延べ

入居

日数

3,469日140.0

2,478日138.8

1,785日84.8

2,104日117.3

1,793日120.3

1,491日-

--

日平均

入居数

9.5人140.0

6.8人138.8

4.9人85.1

5.7人117.0

4.9人120.3

4.1人-

--

入居率

95.0%140.0

67.9%138.8

48.9%85.1

57.5%117.0

49.1%120.3

40.8%-

--

1月当

り件

の入居

日数

30.2日99.8

30.2日101.6

29.8日97.6

30.5日100.3

30.4日99.9

30.4日-

--

事業収益

13,177千円

134.49,808千

円134.0

7,321千円

85.98,526千

円116.2

7,338千円

123.45,944千

円-

--

1件当

り収益

115千円

95.8120千

円98.0

122千円

98.7124千

円99.4

124千円

102.5121千

円-

--

1日当

り収益

3,799円96.0

3,958円96.5

4,102円101.2

4,052円99.0

4,092円102.7

3,987円-

--

営業

日当

り収益

36千円

134.427千

円134.0

20千円

86.123千

円115.9

20千円

123.416千

円-

--

小規模多機能 特養ホームショートステイ高齢者住宅

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43

目2014年

度(%)

前年比

2013年度

(%)前

年比

2012年度

(%)前

年比

2011年度

(%)前

年比

2010年度

(%)前

年比

2009年度

(%)前

年比

2008年度

(%)前

年比

2007年度

(%)前

年比

2006年度

利用

者件数

751件104.7

717件89.2

804件97.8

822件95.4

862件101.3

851件103.4

823件104.8

785件85.4

919件延べ

利用回数

5,474回104.0

5,264回87.5

6,016回89.5

6,724回103.1

6,519回112.5

5,795回104.4

5,553回102.5

5,415回96.1

5,633回1日平均

利用

者数

17.8人104.0

17.1人87.5

19.5人89.8

21.8人102.8

21.2人113.2

18.7人95.9

19.5人92.4

21.1人96.3

21.9人利

用率

59.2%104.0

57.0%87.5

65.1%89.8

72.5%102.8

70.6%113.8

62.0%95.4

65.0%92.6

70.2%96.2

73.0%1件当

り利

用回数

7.3回99.3

7.3回98.1

7.5回91.5

8.2回108.2

7.6回111.1

6.8回100.9

6.7回97.8

6.9回112.5

6.1回介

護保険

事業収益

58,357千円

101.357,627千

円90.5

63,655千円

92.468,863千

円104.3

66,022千円

115.157,349千

円105.8

54,213千円

101.553,389千

円97.2

54,952千円

1件当

り収益

78千円

96.780千

円101.5

79千円

94.584千

円109.4

77千円

113.767千

円102.3

66千円

96.968千

円113.7

60千円

1回当

り収益

10,661円97.4

10,947円103.5

10,581円103.3

10,241円101.1

10,128円102.3

9,896円101.4

9,763円99.0

9,859円101.1

9,755円営

業日当

り事

業収益

189千円

101.3187千

円90.5

207千円

92.4224千

円104.3

214千円

115.5186千

円97.9

190千円

91.2208千

円97.2

214千円

利用

者件数

1832件101.7

1802件98.8

1824件135.0

1351件106.6

1267件229.9

551件-

--

延べ

利用回数

10,646回105.3

10,108回100.3

10,077回140.9

7,151回109.5

6,533回245.4

2,662回-

--

1日平均

利用

者数

41.4人104.5

39.6人100.7

39.4人140.9

27.9人109.5

25.5人247.8

10.3人-

--

利用率

69.0%104.5

66.1%97.6

67.7%97.0

69.8%109.5

63.8%116.0

55.0%-

--

1件当

り利

用回数

5.8回103.6

5.6回101.5

5.5回104.4

5.3回102.7

5.2回106.7

4.8回-

--

介護

保険

事業収益

65,851千円

103.463,686千

円96.8

65,781千円

136.948,033千

円114.5

41,939千円

236.617,729千

円-

--

1件当

り収益

36千円

101.735千

円98.0

36千円

101.436千

円107.4

33千円

102.932千

円-

--

1回当

り収益

6,185円98.2

6,301円96.5

6,528円97.2

6,717円104.6

6,419円96.4

6,660円-

--

営業

日当

り収益

256千円

102.6250千

円97.2

257千円

137.5187千

円114.1

164千円

285.557千

円-

--

目2014年

度(%)

前年比

2013年度

(%)前

年比

2012年度

(%)前

年比

2011年度

(%)前

年比

2010年度

(%)前

年比

2009年度

(%)前

年比

2008年度

(%)前

年比

2007年度

(%)前

年比

2006年度

利用

者数

435件92.8

469件99.4

472件91.1

518件86.0

602件85.6

703件106.2

662件101.7

651件117.1

556件延べ

利用回数

4,541回104.1

4,361回104.1

4,188回89.9

4,660回98.0

4,755回91.6

5,190回95.2

5,450回85.9

6,343回100.2

6,333回提

供時

間4,015h

105.63,801h

91.34,164h

73.65,655h

96.75,846h

87.56,678h

91.07,339h

89.48,209h

--

介護

保険・

障害

事業収益

14,414千円

102.314,089千

円101.0

13,946千円

81.517,104千

円95.5

17,906千円

87.720,414千

円94.2

21,668千円

79.927,134千

円96.0

28,271千円

1件当

り事

業収益

33千円

110.330千

円101.7

30千円

89.533千

円111.0

30千円

102.429千

円88.7

33千円

78.542千

円82.0

51千円

1回当

り事

業収益

3,174円98.3

3,231円97.0

3,330円90.7

3,670円97.5

3,766円95.7

3,933円98.9

3,976円92.9

4,278円95.8

4,464円1時

間当

たり

事業収益

3,590円96.9

3,707円110.7

3,349円110.7

3,025円98.7

3,063円100.2

3,057円103.5

2,953円89.3

3,306円営

業日当

り事

業収益

47千円

102.346千

円101.0

45千円

81.556千

円95.5

58千円

88.066千

円93.9

70千円

80.188千

円96.0

91千円

介護管

理数

786件105.5

745件110.7

673件95.1

708件96.3

735件102.9

714件94.9

752件120.5

624件92.9

672件予防管

理数

186件138.8

134件103.9

129件113.2

114件101.8

112件131.8

85件95.5

89件254.3

35件64.8

54件介

護保険

事業収益

11,056千円

107.210,313千

円110.8

9,310千円

95.79,728千

円98.4

9,887千円

105.59,369千

円107.7

8,702千円

109.67,941千

円108.1

7,345千円

1件当

り事

業収益

11,375円97.0

11,732円101.1

11,609円98.1

11,834円101.4

11,672円99.5

11,726円113.3

10,347円85.9

12,050円119.1

10,117円

ケアプラン サイクルデイ こがねデイホームヘルプ

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