近年、熱中症を起こして救急車で運ばれる人が増えています。重症化すると命にもかかわる熱中症、正しい知識をもって、きちんと対策をして防ぎましょう。

正しく知って防ごう！ 熱中症対策

熱中症〇×テスト

答えとひとこと解説

ビールなどのお酒も水分補給になる

運動時の水分補給はのどが渇いてからでよい

水はこまめに飲むほうが吸収が早い

室内や夜間は熱中症の心配はない

子どもや高齢者は熱中症になりやすい

アルコールは利尿作用があり脱水症状を起こしやすくします。

のどが渇いたときはすでに脱水状態になっていることも。

一度に大量に飲むより、こまめにとるほうが吸収がすみやかになります。

室内や夜間でも熱中症になり救急搬送される例も多いです。

子どもは体温調節が未熟で、高齢者はのどの渇きを感じにくいため熱中症になりやすい。

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熱中症対策1 上手な 水 分 補 給 のコツ

　水分補給はのどが渇く前に　たくさん汗をかいているときは、のどが渇いてから水分補給するのでは遅いことがあります。体内に水分が吸収されるまでのタイムラグがあり、脱水症状が続いてしまうのです。　感覚に頼るのではなく、時間を決めるなどして定期的に水分補給をしましょう。寝ている間は脱水状態になりやすいので、寝る前と、起きてすぐに、忘れずに水分補給を。

　1 日３食、しっかりと食事＋水分補給を　食事にはかなりの水分が含まれるうえ、食事と一緒に水やお茶を飲むので、１日３食、食事を摂ることは大切です。不規則な食事で体力が低下すると、熱中症を起こしやすくなります。

　こまめな水分補給で水分吸収をすみやかに　運動するときや、暑い日に汗をたくさんかくときは、一度に大量に水分補給をするよりもこまめに補給するほうが、水分の吸収がすみやかになり、熱中症予防に効果的です。とくに暑い日は、たくさんの水を一気に飲むより、回数を分けて少しずつ飲むことを心がけましょう。

　お酒は水分補給になりません　アルコールは利尿作用があるため、お酒で水分補給をするとかえって体の水分を減らし、脱水状態に陥ります。コーヒーや紅茶、緑茶などに含まれるカフェインも、利尿作用があるので同様です。熱中症対策には、水か麦茶などがよいでしょう。

日本通運健康保険組合8