大学生就職活動調査【第3回目(3月調査)】2017 年3月15 日~ 3月23 日 2....

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2017年卒 大学生就職活動調査 一般財団法人 雇用開発 結果報告書 2017510

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Page 1: 大学生就職活動調査【第3回目(3月調査)】2017 年3月15 日~ 3月23 日 2. 調査対象者 全国の2017年3月卒業見込みの学生 四年制大学の大学4年生及び大学院2年生男女

2017年卒大学生就職活動調査

一般財団法人 雇用開発センター

結果報告書

2017年5月10日

Page 2: 大学生就職活動調査【第3回目(3月調査)】2017 年3月15 日~ 3月23 日 2. 調査対象者 全国の2017年3月卒業見込みの学生 四年制大学の大学4年生及び大学院2年生男女

はじめに

この報告書は一般財団法人雇用開発センターが2016年度に行った「2017年卒大学生就職活動調査」について集計結果をまとめたものです。

この調査は大学・大学院生が社会人になるにあたりどのような意識や自覚を持って就職活動を実行し経験してきたかを多様な視点から分析できるように設計されています。

この調査を基に雇用開発センターが運営する20代向けサイト「ひらく・ナビ20」ユーザーに向けてサイト上で多様な情報を提供してまいります。

更に、雇用環境は流動化の波が激しく、特に就職活動の取り決めやスケジュールの変更も予定されています。近年、買い手市場から売り手市場に変化し、学生に選択肢は広がりますが、社会人に巣立つための就職活動はことさら重要になります。

また、最初の就職から3年以内に転職する人たちが3割を占めるという調査データもあり、新卒就職のミスマッチが常態化しています。

最後に同世代ユーザーと同様に、この調査データを基に採用企業や大学(キャリアセンター)等が、学生に対しどのような就職活動の取り組みや変化への対応の参考にしていただければ幸甚です。

【調査実施概要】

本調査は下記のとおり調査時期を変えて、3回実施された。本レポートは第3回目(2017年3月実施)を中心に作成している。

1. 調査実施時期

� 【第1回目(6月調査)】2016年6月15日~6月22日� 【第2回目(9月調査)】2016年9月8日~9月15日� 【第3回目(3月調査)】2017年3月15日~3月23日

2. 調査対象者

� 全国の2017年3月卒業見込みの学生� 四年制大学の大学4年生及び大学院2年生男女� 就職活動を終了、または現在就職活動中

� イプソス株式会社 J-panelより抽出

3. 有効回収数

4. 調査方法

� オンライン調査

5. 調査実施機関

� イプソス株式会社

大学4年生 大学院2年生

第1回目(6月調査) 426 124 550

第2回目(9月調査) 429 123 552

第3回目(3月調査) 427 124 551

【調査の背景/目的】

企業の採用意欲が高まり、「売り手市場」と言われた2017年卒の新卒就職活動ですが、2016年卒から3月にエントリー開始、さらには2017年卒から「選考開始」が2ヵ月前倒しとなりました。

学業優先、グローバル人材の育成(留学の促進)がスケジュール変更の目的でしたが、実際に学生は、「どう捉え」「どのような就職活動を行ったのか」。

今回の調査は、「売り手市場」「新スケジュール」という環境下、学生の就職活動の実態を把握することを目的に実施いたしました。

調査時期としては、2016年度と同様に①エントリー開始3か月後の6月上旬②内定式直前の9月中旬③就職活動がほぼ終了した3月下旬

の3回にわたって実施しました。

また、就職活動における、選考時の企業側の対応や若者雇用促進法の認知、UIターン就職活動についても聞いています。

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目次

結果のまとめ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1

1.対象者の属性 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・ 5

2.就職活動の現況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・ 6

3.内定の取得状況

(1)内定取得率 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・ 7

(2)内定取得社数 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8

(3)内定辞退の有無 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9

(4)内定の辞退理由 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10

(5)内定辞退時期 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11

参照① 内定取得後の就職活動の継続 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12

参照② 就職活動終了時期の目途 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13

参照③ 企業側からの内定の通知方法と学生側からの承諾方法 ・・・・ 14

参照④ 内定受取り後の企業からのフォロー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15

参照⑤ 学生が受けたいフォローの内容 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16

参照⑥ 内定辞退の連絡方法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17

4.就職活動の開始時期と面接について

(1)内定取得率 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18

(2)面接 ①面接社数 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 19

②面接開始時期 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20

③面接時の企業の応対-良い点と悪い点 ・・・・・・・・・・・・ 21

5.各種就職活動について

(1)就職活動種類別参加率 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22

(2)インターンシップ ①参加したインターンシップの期間 ・・・・・ 23

②インターンシップ参加時期 ・・・・・・・・・・・ 24

③インターンシップ情報の入手先 ・・・・・・・ 25

④参加したインターンシップの内容 ・・・・・ 26

⑤インターンシップ参加企業の印象 ・・・・・ 27

⑥インターシップ参加企業への就職 ・・・・・ 28

(3)企業へのエントリー・説明会への参加 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 29

6.各種就職情報の利用について

(1)就職情報サイトへの登録 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 30

(2)就職活動方法の情報入手源 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 31

(3)就職対策書籍について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 32

(4)キャリアセンターについて ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 34

(5)就職活動でのスマホとPCの活用 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 36

参照 新卒応援ハローワーク ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 37

7.若者雇用促進法について

(1)若者雇用促進法の認知と利用 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 39

(2)企業から提供してもらいたかった情報 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 40

8.職業能力と仕事観および就労上の重視点について

(1)職業能力に対する自身の強み ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 41

(2)仕事観 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 42

(3)就労上の重視点 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 43

参照① 就職希望企業 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 44

参照② 企業選定基準 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 45

参照③ ブラック企業の条件 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 46

9.就職活動全般を振り返って

(1)就活前に知っておきたかったこと ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 47

(2)もっと早く取り組めばよかったこと ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 48

(3)就活スケジュールの評価 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 49

(4)学業と就活の両立に対する評価 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 50

(5)就活スケジュールの短縮化に伴い取った対応 ・・・・・・・・・・・・・・・ 51

(6)就活の満足度 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 52

(7)就活の満足理由 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 53

(8)就活の不満足理由 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 54

(9)今回の就職活動の感想 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 55

(10)社会人になることへの不安事 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 56

10.UIターンについて

UIターン就職活動 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 57

参考:調査票

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結果のまとめ 1

調査結果の要約(まとめ)

2017年卒のスケジュールは、2016年卒と同様にエントリー受付や説明会は3月開始であったが、選考開始が2ヵ月早まるという変更があった。

また、企業の採用予定数は「増やす」という意見も多くみられ、「売り手市場」という風潮は依然として継続している。そのような中で、学生たちはこの就活についてどんな感想を抱いたか。

まずは、就活スケジュールについて、就活期間が「ちょうど良かった」と回答した学生は45.7%に上り、前年調査の23.2%を大きく上回った。【図1参照】

また、学業と就活の両立についても、「両立できたので、就活期間はちょうど良かった」が47.4%で最も回答率が高く、前年調査からも19.8ポイントのアップとなった。【図2参照】

この結果から、2017年卒の就活スケジュールが肯定的に捉えられていることがうかがえる。

また、就職活動に対する全体の満足度は、「満足」+「やや満足」=76.2%で、前年同月調査の66.9%を約10ポイント上回り、売り手市場を裏付ける結果となっている。

一方、就活が「楽だった」と回答した学生は50.5%(11.3%+39.2%)と前年から微増に止まり、「厳しかった」48.4%(27.9%+20.5%)と拮抗している。【図3参照】

結果に満足しながらも、活動は「厳しい」と感じる学生が多かったことが推察される。

図1.就活スケジュールの評価(%)

図3.就職活動の感想(%)

図2.学業と就活の両立に対する評価(%)

3月時点での内定率は91.5%。男女別では男性89.6%、女性93.2%で女性が男性を上回った。また、50.8%の学生が「内定の辞退をしたことがある」と回答し、二人に一人が内定辞退を経験している。

「インターンシップ」には、42.6%の学生が参加している。参加期間は1日の「ワンデーインターンシップ」が60.0%で最も多く、前年調査を約10ポイント上回っている。今まで3年生の夏休みに行われていたインターンシップが、冬休みから春休みにかけても実施する企業が増えた。そのため、8月に参加する学生は多いが、2~3月の参加も多くみられるようになった。

2016年3月施行で、2017年卒の就職活動で初めて適用される「若者雇用促進法」について、「この法律を全く知らない」学生が71.0%に上り、就活生への浸透度が低かったことがうかがえた。

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結果のまとめ 2

1.対象者の属性

卒業後の進路は、就職が90.6%(民間企業73.9、公務員系16.7%)、未だ就職活動の継続者は4.2%である。

2.就職活動の現況

卒業間際の今回(2017年3月)調査時点での「就職活動終了者」は全体で90.4

%であり、昨年度とほぼ変わらない結果となった。2016年6月の調査時点で、すでに就職活動を終えた学生が43.3%出現し、同9月

調査時点ではそれが70.7%と2/3以上に達した。

3.内定の取得状況

今回(2017年3月)調査時点での「内定取得者」は全体で91.5%であった(2016年6月時点58.0%→2016年9月時点75.0%)。

男性89.6%、女性93.2%で、女性が男性を上回っているものの、属性別ではあまり差がない結果となった。

内定取得社数は1社が44.4%と最も多く、次いで2社22.2%、3社14.9%と3社以内が81.5%を占め、平均取得社数は2.38社となった。

また、内定辞退経験者は全体で50.8%であった。内定の辞退理由は、「内定を受けた他の会社に決めたから」(65.0%)と

「第1志望の会社ではなかったから」(60.4%)が内定辞退の2大理由である。内定辞退時期のピークは7月~9月(46.0%)である。しかし、選考活動開始前(2016年5月以前)の内定辞退率は30.4%にも及び、

早期に選考活動が始まっていたことをうかがわせている。昨年度は、選考開始が8月だったため、内定辞退のピークはずれているもの

の、やはり選考開始直後が多くみられる。

4.就職活動の開始時期と面接について

前年の2016年卒から後ろ倒しとなった就活スケジュールにおいて、エントリー解禁の「大学3年生の3月から就職活動を開始した」学生が46.5%と最も多くなっている。一方で、解禁前の2月以前から活動を開始していた学生は累計すると53.5%

と半数以上に上り、多くの学生が解禁前には動いていた現状がうかがえる。

2017年3月時点での平均面接社数は約10.4社である。面接開始のピークは説明会解禁後の3月~4月(44.6%)である。

昨年度も3月~4月がピークであったが、選考活動解禁が2017年度よりも2か月後ろ(8月)だったため、5~8月開始も多くみられた。

面接時の良い印象項目は、良い印象項目は、、「表情が穏やかで笑顔で対応」(50.2%)、「話をじっくり聞いてくれる聞き上手である」(49.6%)「威圧的でなく学生目線で話す」(44.1%)が上位に挙げられた。

逆に悪い印象項目は、「無気力で冷めた感じ」(29.5%)、「威圧的で学生の立場を考えていない」(28.2%)、「表情が乏しく笑顔で対応しない」(25.0%)などが上位に挙がっている。

また、「内定承諾を強要し、就職活動を終わるように迫られた」(オワハラ)は、昨年度同様に約1割強の学生が「受けた」と回答した。

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結果のまとめ 3

6.各種就職情報の利用について

就職情報サイトへの登録は87.8%、未登録者は12.2%である。サイト別の登録率は「リクナビ」が78.8%「マイナビ」が77.7%と両サイト

ともに約8割の圧倒的な登録率を誇っている。

就活の情報入手源は、「学内での就職ガイダンス」(45.4%)、「就職情報サイト」(40.3%)、「キャリアセンター」(35.4%)が上位である。

就職対策書籍の購入率は全体で34.7%。昨年度よりも4%ほど微減した。

購入した就職対策書籍の種類では、「SPI、一般常識等の筆記試験対策」(70.7%)が最も多い。また、最大の非購入理由は「役に立たないと思ったから」(57.2%)で、前

年度と同様である。

キャリアセンターの利用率は51.9%で、約半分の学生が利用していない。利用しない理由としては、「利用してもメリットがない」が44.9%と最も多

いが、「そもそも場所がわからない」(30.2%)、「何となく敷居が高い」(22.6%)も高い数字となっており、大学にとっては考えさせられる結果となっている。

就職活動でのスマホとパソコンの活用度合については、「スマホとパソコンを半々で使い分けた」が38.8%で最も多く、前年度から2.1ポイントの微増となっている。

一方で「スマホは使わずパソコンだけ」「パソコンが殆ど」の回答は合わせて30.5%と前年を下回っており、パソコン派が減ってスマホ利用の比重が高まりつつあることがうかがえる。

5.各種就職活動について

「企業へのエントリー」(65.2%)、「単独の会社説明会への参加」(59.9

%)、「就職情報サイト(ナビ)への登録」(51.9%)、が50%超えの就職活動である。

また、前年同月調査を5.5ポイント上回る42.6%の学生が「インターンシップに参加した」と回答した。

インターンシップの参加期間としては、「1日」が60.0%で最も多く、「3日以上1週間未満」が35.3%で続く。「1日」の参加率は前年同月調査(49.3%)を大きく上回り、企業側のワン

デーインターンシップ導入傾向の高まりがうかがえる。

参加時期は昨年度と同様に、3年生の8月と3年生の2月が多くなっているが、

今年は「1日」の参加者が多いために、参加時期(複数回答)の%が全体的に高くなっている。

半数以上(58.7%)の学生はインターンシップ情報を「インターンシップ情報サイト」から得ている。これは昨年度より10%以上増加した。次いで「キャリアセンター」(38.3%)、「企業のホームページ」(36.6%)などが主な情報源となっている。

参加したインターンシップの主な内容は、「グループワーク」(60.9%)、「会社見学、職場見学、工場見学」(59.6%)「実際の仕事体験」(56.6%)が多く、前年度と同様の結果であった。

インターンシップ参加企業(複数社ある場合はメインの1社)への就職意向を聴いたところ、「参加して就職したいと思った」が29.8%、逆に「参加して

就職したいとは思わなかった」という当該企業に対してマイナスイメージを抱いた学生は19.6%である。

また、インターンシップ参加学生の内、参加した企業に就職した学生は23.0

%で、昨年度からは微増であった。

企業へのエントリー、合同企業説明会、企業の単独説明会それぞれの参加開始時期のピークは説明会解禁月(2016年3月)でいずれも50%を超えており、中でも「企業へのエントリー」は63.0%に上っている。

解禁月前(2016年2月以前)の参加開始率も高く、いずれも15%を超えている。中でも「合同企業説明会」は32.9%に上っている。

解禁月後(2016年4月以降)では、いずれも昨年度よりも参加率が減っている。

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結果のまとめ 4

10.UIターンについて

「UIターン就職活動を行った」学生は14.0%で、実際に「UIターン就職をする」と回答した学生は全体の11.1%となった。

UIターン就活において、役に立った情報源は「先輩や友人からの情報」が29.9%、「Uターンフェアなどのイベント情報」が22.1%。

また、「特に役に立った情報はない」が35.1%と昨年同様に高い数字になっており、学生個人への情報伝達不足がうかがえる結果となっている。

逆に、UIターン就職活動時に困ったことについては、「交通費などお金がかかった」(59.7%)、「移動などで時間がかかり、スケジュール調整が難しかった」(49.4%)が多く、昨年度よりも10%程度増加している。

7.若者雇用促進法の認知と利用

若者雇用促進法については、71.0%の学生が「この法律を全く知らない」と回答。

「詳しくは知らないが聞いたことがある」(17.8%)と合わせると約9割の学

生があいまいな把握状況となっており、就活生にはまだまだ認知されていないという結果となっている。

経団連は2016年卒から「3月説明会開始、8月採用選考開始」と例年より4ヵ月後ろ倒しにした。また、2017年卒はさらに8月採用選考開始を2ヵ月前倒しにし、6月スタートに変更した。このような就活スケジュールを経て、就活生に感想を聴いた。

就活期間の長さについては、45.7%の学生が「ちょうど良かった」と回答しており、前年同月調査の23.2%から大幅増となっている。

一方「長かったと思う」は8.0%で、同じスケジュールだった昨年の33.6%から大きく減少している。

学業との両立については「両立できたので就活期間はちょうど良かった」が47.4%で最も多く、「就活期間が長く、両立できなかった」は12.0%と前年の33.1%に比べ大きく減少した。

就職活動に対する全体の満足度は、「満足」(29.9%)と「やや満足」(46.3%)を合わせると76.2%で、前年同月調査の合計66.9%を約10ポイント上回り、売り手市場を裏付ける結果となっている。

就職活動は「想定より楽だったかそれとも厳しかったか」の感想を尋ねた。「想定通り楽だった」(11.3%)と「想定より楽だった」(39.2%)を合わせると50.5%で、前年同月調査の46.3%からは微増となっている。一方「想定通り厳しかった」(27.9%)と「想定より厳しかった」(20.5%)の合計は48.4

%で、前質問の満足度の高さと比べると、結果に満足しながらも活動は「厳しい」と感じていた学生も多かったことが推察される。

8.職業能力と仕事観および就労上の重視点について

職業能力に対する自身の強み上位5項目(16項目中)は、「協調性」(38.7%)、「柔軟性・適応力」(33.0%)、「特定の領域に関する専門知識」(28.3%)、「コミュニケーション能力、対人能力」(26.9%)、「チームプレーの能力」(18.7%)である。

就活生の仕事観は、「楽しく仕事をしたい」(58.3%)と「仕事とプライベートを両立させたい」(57.4%)が共に50%を超える2大仕事観である。

「就労にあたって、重視する(求める)点」では、「残業の少なさ」(32.1%)と「休みの取りやすさ」(42.3%)が、それぞれ前年同月調査の数字(25.2%、36.0%)を大きく上回っている。2016年末の大手広告代理店の過労死事件や、政府が推進する「働き方改革」の

動きが影響しているかと思われる。

9.就職活動全般を振り返って

就活前に知っておけばよかったことは、「一般常識」(39.6%)、「自分の適性」(34.5%)、「業界の知識」(29.8%)、「社会や経済の動向」(26.1

%)などが上位に挙がった。

また、もっと早くから取り組めばよかったことは、「自己分析」(33.4%)、「業界研究」(31.9%)、「企業研究」(26.1%)、「面接対策」(24.5%)、「仕事(職種)研究」(23.4%)などが多く選択された。

社会人になることへの不安事は、「仕事がやっていけるか」(59.5%)と「会社での人間関係、付き合い」(58.8%)が、他を引き離して上位を占めている。

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1.対象者の属性 5

� 今回の調査は、2017年3月卒業見込みで、「就職活動を終了した」または「就職活動中」の大学4年生と大学院2年生を対象とした。

� 対象者の属性を以下に示した。調査は3回実施されたが、その調査間の各属性構成にほとんど差はない。

� 卒業後の進路は、就職が90.6%(民間企業73.9、公務員系16.7%)、未だ就職活動の継続者は4.2%である。

表.性別

表.学年

表.国公私立

表.専攻

表.学校の所在地

表.出身地

表.親との同居

表.卒業後の確定進路

表.進路先での雇用形態

n 男性 女性

全体(17年3月) 551 49.0 51.0

全体(16年9月) 552 48.9 51.1

全体(16年6月) 550 48.9 51.1

全体(16年3月) 547 48.8 51.2

n 大学4年生 大学院2年生

全体(17年3月) 551 77.5 22.5

全体(16年9月) 552 77.7 22.3

全体(16年6月) 550 77.5 22.5

全体(16年3月) 547 77.9 22.1

n 国立 公立 私立

全体(17年3月) 551 33.6 7.1 59.3

全体(16年9月) 552 32.2 8.5 59.2

全体(16年6月) 550 31.8 8.7 59.5

全体(16年3月) 547 31.8 7.7 60.5

n 文系 理系 その他

全体(17年3月) 551 61.0 38.5 0.5

全体(16年9月) 552 61.2 38.2 0.5

全体(16年6月) 550 60.2 38.5 1.3

全体(16年3月) 547 61.1 37.1 1.8

n 東京圏 大阪圏 名古屋圏 その他

全体(17年3月) 551 36.5 20.1 8.0 35.4

全体(16年9月) 552 37.0 20.1 8.0 34.9

全体(16年6月) 550 36.3 19.8 8.0 35.9

全体(16年3月) 547 36.9 20.5 8.2 34.4

n 東京圏 大阪圏 名古屋圏 その他

全体(17年3月) 551 28.0 16.5 8.0 45.0

全体(16年9月) 552 29.3 15.3 7.6 47.8

全体(16年6月) 550 26.9 16.2 8.6 48.3

全体(16年3月) 547 29.1 17.7 8.2 45.0

n 親と同居している親と同居していない

全体(17年3月) 551 63.0 37.0

全体(16年9月) 552 59.2 40.8

全体(16年6月) 550 59.6 40.4

全体(16年3月) 547 62.5 37.5

n民間企業で働く

教員、公務

員、団体職員

として働く進学する 留学する 起業する

就職活動を継続する

その他

全体(17年3月) 551 73.9 16.7 2.5 0.9 0.2 4.2 1.6

全体(16年3月) 547 71.7 17.4 2.7 1.1 0.7 5.5 0.9

n正社員・正職員

契約社員 嘱託社員 アルバイト その他

全体(17年3月) 532 91.5 3.9 0.4 3.0 1.1

全体(16年3月) 526 91.6 3.6 1.5 2.3 1.0

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2. 就職活動の現況 6

� 卒業間際の今回(2017年3月)調査時点での「就職活動終了者」は全体で90.4%であり、昨年度とほぼ変わらない結果となった。

� 2016年6月の調査時点で、すでに就職活動を終えた学生が43.3%出現し、同9月調査時点ではそれが70.7%と2/3以上に達した。

図・表.就職活動の現況(%)

就職活動の現況 【2017年3月・2016年9月・2016年6月調査】

【17年3月】n

すでに就職活

動を終了

現在、就職活

動中である

男性 270 88.1 11.9

女性 281 92.5 7.5

大学4年生 427 90.2 9.8

大学院2年生 124 91.1 8.9

男性×大学4年生 187 86.1 13.9

男性×大学院2年生 83 92.8 7.2

女性×大学4年生 240 93.3 6.7

女性×大学院2年生 41 87.8 12.2

文系 336 89.6 10.4

理系 212 92.0 8.0

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3.内定の取得状況 7

� 今回(2017年3月)調査時点での「内定取得者」は全体で91.5%であった(2016年6月時点58.0%→2016年9月時点75.0%)。

� 男性89.6%、女性93.2%で、女性が男性を上回っているものの、属性別ではあまり差がない結果となった。

(1) 内定取得率 【2017年3月・2016年9月・2016年6月調査】

図・表.内定の取得状況(%)

【17年3月】n

内定を受けた まだ、内定を

受けていない

男性 270 89.6 10.4

女性 281 93.2 6.8

大学4年生 427 91.6 8.4

大学院2年生 124 91.1 8.9

男性×大学4年生 187 88.8 11.2

男性×大学院2年生 83 91.6 8.4

女性×大学4年生 240 93.8 6.3

女性×大学院2年生 41 90.2 9.8

文系 336 92.3 7.7

理系 212 90.6 9.4

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� 内定取得者における内定取得社数の分布をみた。

� 全体では1社が44.4%と最も多く、次いで2社22.2%、3社14.9%と3社以内が81.5%を占め、平均取得社数は2.38社となった。� 尚、2社以上の複数社からの内定取得者割合は55.6%である。� 男性や大学院2年生は1社と回答した人が多いが、女性は2~3社と複数の内定を取得した人も多い。

� 平均内定取得社数は、大学院2年生に比べ大学4年生、理系学生に比べ文系学生の方が多く、男女別では差が見られなかった。

(2) 内定取得社数 【2017年3月調査】

図・表.内定取得社数(%)

(平均 2.38社)

3.内定の取得状況

(平均 2.57社)

【17年3月】 n 1社 2社 3社 4社 5社以上 平均社数

男性 242 49.6 17.8 12.8 5.4 14.5 2.4

女性 262 39.7 26.3 16.8 6.9 10.3 2.4

大学4年生 391 40.9 23.3 15.3 7.2 13.3 2.5

大学院2年生 113 56.6 18.6 13.3 2.7 8.8 2.0

男性×大学4年生 166 44.6 19.9 13.9 6.0 15.7 2.5

男性×大学院2年生 76 60.5 13.2 10.5 3.9 11.8 2.1

女性×大学4年生 225 38.2 25.8 16.4 8.0 11.6 2.5

女性×大学院2年生 37 48.6 29.7 18.9 - 2.7 1.8

文系 310 41.0 22.3 15.2 7.4 14.2 2.6

理系 192 50.0 21.9 14.6 4.2 9.4 2.0

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� 内定を受けながら辞退したことがあるか否かを尋ねた。

� 内定辞退経験者は全体で50.8%であった。� 内定辞退率は、男性が47.8%、女性53.7であり、大学院2年生に比べ大学4年生、理系学生に比べ文系学生の方が高い。

(3) 内定辞退の有無 【2017年3月調査】

図・表.内定辞退の有無(%)

3.内定の取得状況

【17年3月】 n

内定の辞退を

したことがあ

内定の辞退を

したことがな

男性 270 47.8 52.2

女性 281 53.7 46.3

大学4年生 427 53.9 46.1

大学院2年生 124 40.3 59.7

文系 336 55.7 44.3

理系 212 43.4 56.6

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� 内定辞退者280人に辞退理由を尋ねた。

� 「内定を受けた他の会社に決めたから」(65.0%)と「第1志望の会社ではなかったから」(60.4%)が内定辞退の2大理由である。� 前年と大きく傾向は変わらない。

(4) 内定の辞退理由 【2017年3月調査】

図.内定の辞退理由(%)

3.内定の取得状況

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� 内定辞退者(280人)に辞退した時期を尋ねた。

� 内定辞退時期のピークは7月~9月(46.0%)である。� しかし、選考活動開始前(2016年5月以前)の内定辞退率は30.4%にも及び、早期に選考活動が始まっていたことをうかがわせている。� 昨年度は、選考開始が8月だったため、内定辞退のピークはずれているものの、やはり選考開始直後が多くみられる。

(5) 内定辞退時期 【2017年3月調査】

図・表.内定辞退時期2017年3月(%)

3.内定の取得状況

図.内定辞退時期2016年3月(%)

2016年度就職活動の日程→→→2015年11月以

2015年12月~

2016年2月説明会解禁

2016年4月~5

月選考活動解禁

2016年7月~9

月内定式

2016年11月~

12月

2017年1月~3

全体(17年3月) 280 3.9 2.5 2.5 21.5 36.8 46.0 6.4 10.0 5.4

男性 129 3.9 4.0 3.1 29.5 39.5 36.5 7.0 11.7 5.4

女性 151 4.0 1.3 2.0 14.6 34.4 54.3 6.0 8.6 5.3

大学4年生 230 3.9 2.5 1.7 20.4 37.4 49.5 7.8 10.9 4.7

大学院2年生 50 4.0 - 6.0 26.0 34.0 30.0 - 6.0 8.0

文系 187 3.7 2.1 1.6 21.9 36.4 49.2 6.4 11.2 6.3

理系 92 4.3 3.3 4.3 20.7 38.0 40.2 6.5 7.6 2.2

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� 内定取得者に内定獲得後も就職活動を継続しているか否かを聴いた。

� 全体では「内定先の企業に満足しているので、就職活動を終了する(終了している)」が87.2%に上り、ほとんどの学生は内定を得たことによって就職活動を終了している。(2016年6月調査時点でも70.5%に達している)

� 昨年度は、8月選考開始だったため、6月時点では終了した人は半分に満たなかった。

参照① 内定取得後の就職活動の継続 【2016年9月・2016年6月調査】

図.内定取得後の就職活動の継続(%)

3.内定の取得状況

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� 内定を得たものの引き続き就職活動を継続している学生に就職活動終了時期の目途を聴いた。

� 昨年度は内定式前の9月末を目途とする学生が多かったが、今年度は内定式後の10月がもっとも多くなった。

� 内定未取得者に就職活動終了時期の目途を聴いた。

� 内定式前の9月末を目途とする学生が13.0%、10月~12月の年内一杯が36.3%、1月~3月の卒業までが15.8%であり、加えて「卒業後も継続」は34.8%にも上る。

参照② 就職活動終了時期の目途 【2016年9月調査】

図.就職活動継続者の就職活動終了時期の目途(%)

3.内定の取得状況

図.内定未取得者の就職活動終了時期の目途(%)

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� 文書でやり取りされることが多いと思われがちな「内定通知」及び「内定承諾」だが、「電話で」「口頭で」といった文書の残らないやり取りが、通知及び承諾の双方で高い割合を占める結果となっており、前年度と傾向は変わらない。

� 企業側の学生に対する内定の通知方法で最も多いのは「電話」59.2%、次いで「文書」44.4%、 「メール」22.0%「会社で口頭で聞いた」20.5%、の順である。� 一方、学生側からの企業に対する内定の承諾方法で最も多いのは「文書」48.8%、次いで「電話」36.2%、「会社で口頭で返答」16.2%、の順である。� また、内定を受けた企業から「特に承諾を求められなかった」という回答も7.0%あった。

参照③ 企業側からの内定の通知方法と学生側からの承諾方法 【2016年9月調査】

図.企業側からの内定の通知方法(%)

3.内定の取得状況

図.学生側からの内定の承諾方法(%)

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� 内定取得後、企業側から内定学生に対する何らかのフォロー実施率は78.5%である。前年度からは微増にとどまった。

� どのような内容のフォローを企業から受けたかを学生に尋ねた。� 最も多かったのが「内定者懇親会」67.4%で、また「社員との懇親会」は前年度よりも13.4%多くなり、懇親会での引き止めが多くみられる。

参照④ 内定受取り後の企業からのフォロー 【2016年9月調査】

図.内定取得後の企業からのフォローの有無(%)

3.内定の取得状況

図.企業から受けたフォローの内容(%)

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� では、どのような内容のフォローを受けたいかを学生に尋ねた。

� 昨年度とほぼ同様の結果で、「内定者懇親会」62.5%が群を抜いて高く、次いで「研修、勉強会」 36.1%、「社員との懇親会」34.6%、「会社見学、工場見学」27.7%と続く。

参照⑤ 学生が受けたいフォローの内容 【2016年9月調査】

図.学生が受けたいフォローの内容(%)

3.内定の取得状況

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� 内定を辞退したことがある学生から企業への辞退の連絡方法としては、「電話で連絡しただけ」が66.5%と突出した1位となっており、何らかの形で企業を訪問して辞退した学生(電話・メール+訪問、手紙・ハガキ+訪問)は、累計で6.5%に留まっている。

参照⑥ 内定辞退の連絡方法 【2016年9月調査】

図.内定辞退の連絡方法(%)

3.内定の取得状況

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� 前年の2016年卒から後ろ倒しとなった就活スケジュールにおいて、エントリー解禁の「大学3年生の3月から就職活動を開始した」学生が46.5%と最も多くなっている。� 一方で、解禁前の2月以前から活動を開始していた学生は累計すると53.5%と半数以上に上り、多くの学生が解禁前には動いていた現状がうかがえる。

� 大学院2年生よりも大学4年生が、理系学生よりも文系学生でスタートが早い傾向にある。

(1) 就職活動開始時期 【2017年3月調査】

図・表.就職活動開始時期(%)

4.就職活動の開始時期と面接について

【17年3月】 n2015年10月

以前

2015年11月

頃から

2015年12月

頃から

2016年1月頃

から

2016年2月頃

から

2016年3月以

男性 270 18.1 5.6 6.3 8.9 13.0 48.1

女性 281 16.4 4.6 10.3 11.4 12.5 44.8

大学4年生 427 18.0 5.2 7.7 11.7 12.4 45.0

大学院2年生 124 14.5 4.8 10.5 4.8 13.7 51.6

文系 336 19.0 4.8 8.0 11.9 12.5 43.8

理系 212 14.6 5.7 9.0 7.5 13.2 50.0

内定取得者 504 17.9 5.4 9.1 10.7 12.1 44.8

内定未取得者 47 10.6 2.1 - 4.3 19.1 63.8

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� 2017年3月時点での平均面接社数は約10.4社である(ベース:1社以上面接した就活生)。昨年度よりも若干減少した。� 面接社数の分布をみると、1~3社(30.2%)、4~5社(13.3%)、6~9社(8.9%)と9社以下が52.4%と約半数であり、10社以上は43.4%を占めている。� 一方、3月時点で「未だ面接をしていない(面接社0社)」は、全体で4.2%である。

� 大学院2年生に比べ大学4年生の、理系学生に比べ文系学生の平均面接社数が多い。

(2) 面接 ①面接社数 【2017年3月・2016年9月・2016年6月調査】

図・表.面接社数(%)

4.就職活動の開始時期と面接について

平均

(0社除く)

10.4

11.7

【17年3月】n 0社 1社 2社 3社 4社 5社 6~9社 10社以上

平均(0社除く)

男性 270 5.6 10.0 7.0 11.1 3.0 10.0 10.0 43.3 10.5

女性 281 2.8 14.9 9.6 7.8 3.6 10.0 7.8 43.4 10.3

大学4年生 427 4.0 11.7 7.7 9.4 3.0 9.4 7.7 47.1 11.3

大学院2年生 124 4.8 15.3 10.5 9.7 4.0 12.1 12.9 30.6 7.2

文系 336 3.3 9.8 7.4 7.1 3.0 8.9 8.0 52.4 12.5

理系 212 5.2 17.0 9.4 13.2 3.8 11.8 10.4 29.2 6.9

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� 1社以上面接を受けた学生(528人)に面接開始時期を尋ねた。

� 面接開始のピークは説明会解禁後の3月~4月(44.6%)である。� 昨年度も3月~4月がピークであったが、選考活動解禁が2017年度よりも2か月後ろ(8月)だったため、5~8月開始も多くみられた。

(2) 面接 ②面接開始時期 【2017年3月調査】

図.面接開始時期(%)

4.就職活動の開始時期と面接について

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� 面接を1社以上受けたことのある学生(528人)に、企業(面接官)の印象を良い点と悪い点の両面から尋ねた。

� 良い印象項目は、、「表情が穏やかで笑顔で対応」(50.2%)、 「話をじっくり聞いてくれる聞き上手である」(49.6%)「威圧的でなく学生目線で話す」(44.1%)が上位に挙がり、この結果は昨年度とほぼ同様である。

� 悪い印象項目は、 「無気力で冷めた感じ」(29.5%)、「威圧的で学生の立場を考えていない」(28.2%)、「表情が乏しく笑顔で対応しない」(25.0%)などが悪評価項目の上位に挙がっている。

� また、「内定承諾を強要し、就職活動を終わるように迫られた」(オワハラ)は、昨年度同様に約1割強の学生が「受けた」と回答した。� 尚、特に悪い印象は持たなかった学生は33.5%である。

(2) 面接 ③面接時の企業の応対-良い点と悪い点 【2017年3月調査】

図.面接時の企業の応対-良い点(%)

4.就職活動の開始時期と面接について

図.面接時の企業の応対-悪い点(%)

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� 「企業へのエントリー」(65.2%)、「単独の会社説明会への参加」(59.9%)、「就職情報サイト(ナビ)への登録」(51.9%)、が50%超えの就職活動である。

� また、前年同月調査を5.5ポイント上回る42.6%の学生が「インターンシップに参加した」と回答した。

(1) 就職活動種類別参加率 【2017年3月調査】

図.就職活動種類別参加率(%)

5.各種就職活動について

平均

3.4社2.9社

32.0社33.9社

5.3回4.6回

16.9回16.5回

4.3回4.9回

7.3社6.4社

2.7社2.5社

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� インターンシップの参加期間としては、「1日」が60.0%で最も多く、「3日以上1週間未満」が35.3%で続く。� 「1日」の参加率は前年同月調査(49.3%)を大きく上回り、企業側のワンデーインターンシップ導入傾向の高まりがうかがえる。

� また「1日」の参加は、男性よりも女性の方が多くなっている。

(2) インターンシップ ①参加したインターンシップの期間 【2017年3月調査】

図・表.参加したインターンシップの期間(%)

5.各種就職活動について

【17年3月】 男性 女性n 113 122

1日 51.3 68.0

2日 19.5 17.2

3日以上1週間未満 32.7 37.7

1週間以上2週間未満 23.0 18.9

2週間以上1カ月未満 4.4 5.7

1カ月以上3カ月未満 7.1 4.1

3カ月以上 4.4 1.6

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� インターンシップへの参加時期(学年と月)を下図に示した。

� 参加時期は昨年度と同様に、3年生の8月と3年生の2月が多くなっているが、今年は「1日」の参加者多いために、参加時期(複数回答)の%が全体的に高くなっている。

(2) インターンシップ ②インターンシップ参加時期 【2017年3月調査】

図.インターンシップ参加時期(%)

5.各種就職活動について

<2016年> <2017年>

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� 半数以上(58.7%)の学生はインターンシップ情報を「インターンシップ情報サイト」から得ている。これは昨年度より10%以上増加した。� 次いで、「キャリアセンター」(38.3%)、 「企業のホームページ」(36.6%)などが主な情報源となっている。

(2) インターンシップ ③インターンシップ情報の入手先 【2017年3月調査】

図・表.インターンシップ情報の入手先(%)

5.各種就職活動について

【17年3月】n

キャリアセンター

インターンシップ情報サイト

企業のホームページ

友人、先輩から

新卒応援ハローワーク

その他

男性 113 34.5 53.1 32.7 16.8 1.8 7.1

女性 122 41.8 63.9 40.2 5.7 1.6 4.1

大学4年生 189 41.3 61.9 36.0 7.4 1.6 5.3

大学院2年生 46 26.1 45.7 39.1 26.1 2.2 6.5

文系 147 45.6 63.3 32.0 7.5 1.4 4.8

理系 86 25.6 52.3 44.2 17.4 2.3 7.0

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� 参加したインターンシップの主な内容は、「グループワーク」(60.9%)、「会社見学、職場見学、工場見学」(59.6%)、「実際の仕事体験」(56.6%)が多く、前年度と同様の結果であった。

� 女性、大学4年生、文系学生は「グループワーク」が最も多く、男性、大学院2年生は「実際の仕事体験」が多い。理系学生で最も多かったのは「会社見学、職場見学、工場見学」であった。

(2) インターンシップ ④参加したインターンシップの内容 【2017年3月調査】

図・表.参加したインターンシップの内容(%)

5.各種就職活動について

【17年3月】

会社見学、職場見学、工場見学

実際の仕事体験

社長、人事、社員の講義・セミナー

グループワーク

社員との交流会、懇親会

その他

男性 113 56.6 57.5 34.5 54.0 35.4 0.9

女性 122 62.3 55.7 50.8 67.2 54.9 1.6

大学4年生 189 59.3 54.5 47.6 65.6 45.0 1.6

大学院2年生 46 60.9 65.2 23.9 41.3 47.8 -

文系 147 55.8 57.1 49.7 68.0 49.7 2.0

理系 86 66.3 54.7 32.6 50.0 39.5 -

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� インターンシップ参加企業(複数社ある場合はメインの1社)への就職意向を聴いた。

� 「参加して就職したいと思った」が29.8%、逆に「参加して就職したいとは思わなかった」という当該企業に対してマイナスイメージを抱いた学生は19.6%である。� 「最初から志望企業だったので、就職したいと思った」学生は、全体で24.3%である。

� また、大学院2年生や理系学生においては「最初から志望企業だったので、就職したいと思った」が多く、大学4年生や文系学生では「あくまでも経験の一環として参加した」が多い傾向にある。

(2) インターンシップ ⑤インターンシップ参加企業の印象 【2017年3月調査】

図・表.インターンシップ参加企業の印象(%)

5.各種就職活動について

【17年3月】

最初から志望

企業だったの

で、就職した

いと思った

参加して就職

したいと思っ

参加して就職

したいとは思

わなかった

あくまで社会

経験の一環と

して参加した

男性 113 20.4 28.3 22.1 29.2

女性 122 27.9 31.1 17.2 23.8

大学4年生 189 21.7 31.2 18.5 28.6

大学院2年生 46 34.8 23.9 23.9 17.4

文系 147 15.6 34.0 19.7 30.6

理系 86 39.5 22.1 18.6 19.8

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28

� インターンシップ参加学生(235人)の内、参加した企業に就職した学生は23.0%で、昨年度からは微増であった。� 中でも大学院2年生や理系学生では、3割以上が参加した企業に就職している。

(2) インターンシップ ⑥インターシップ参加企業への就職 【2017年3月調査】

図・表.インターシップ参加企業への就職(%)

5.各種就職活動について

【17年3月】就職した 就職しなかっ

男性 113 20.4 79.6

女性 122 25.4 74.6

大学4年生 189 21.2 78.8

大学院2年生 46 30.4 69.6

文系 147 18.4 81.6

理系 86 31.4 68.6

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29

� 企業へのエントリー、合同企業説明会、企業の単独説明会それぞれの参加開始時期の一覧を下表に示した。(各参加者ベース)

� 参加開始時期のピークは説明会解禁月(15年3月)でいずれも50%を超えており、中でも「企業へのエントリー」は63.0%に上っている。� 解禁月前(2016年2月以前)の参加開始率も高く、いずれも15%を超えている。中でも「合同企業説明会」は32.9%に上っている。� 解禁月後(2016年4月以降)では、いずれも昨年度よりも参加率が減っている。

(3) 企業へのエントリー・説明会への参加 【2017年3月調査】

表・図.参加開始時期一覧(%)

5.各種就職活動について

全体(17年3月) n解禁月以前

~2016年2月

解禁月

2016年3月

解禁月以降

2016年4月~

企業へのエントリー 359 18.3 63.0 18.7

合同企業説明会 265 32.9 50.6 16.7

企業の単独説明会 330 21.3 56.1 22.6

全体(16年3月) n解禁月以前

~2015年2月

解禁月

2015年3月

解禁月以降

2015年4月~

企業へのエントリー 354 17.2 63.0 19.9

合同企業説明会 290 27.2 54.5 18.3

企業の単独説明会 330 15.7 50.3 34.1

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30

� これまで登録したことのある「就職情報サイト」を尋ねた。

� 登録経験者は87.8%、未登録者は12.2%である。� サイト別の登録率は「リクナビ」が78.8%「マイナビ」が77.7%と両サイトともに約8割の圧倒的な登録率を誇っている。次いで、「キャリタス就活(ディスコ)」(39.0%)、「みんなの就職活動日記」(29.8%)、「あさがくナビ(朝日学情ナビ)」(20.5%)が登録率の上位サイトである。

� 最もよく利用したサイト(単一回答)は、「マイナビ」40.8%「リクナビ」39.5%であり、両サイトで80.3%に達する寡占市場を形成している。

(1) 就職情報サイトへの登録 【2017年3月調査】

図・表.就職情報サイトへの登録(%)

6.各種就職情報の利用について

※参考

リクナビ 39.5 78.8 35.6 77.9

マイナビ 40.8 77.7 43.0 79.7

キャリタス就活(ディスコ) 1.8 39.0 2.7 43.5

ダイヤモンド就活ナビ 0.2 15.2 0.7 16.1

ブンナビ(文化放送就職ナビ) 0.2 7.6 0.5 7.3

あさがくナビ(朝日学情ナビ) 0.5 20.5 1.3 21.6

アクセス就活ラボ 0.2 3.8 0.0 2.4

JOBRASS(アイデム) 0.2 9.8 0.0 5.5

みんなの就職活動日記 2.2 29.8 2.2 28.2

アスリート就職ナビ 0.2 1.6 0.4 2.0

その他 2.0 3.6 0.7 3.3

就職サイトに登録したことはない 12.8 12.2 12.8 12.8

17年3月全体 16年3月全体単一回答

n=551

複数回答

n=551

単一回答

n=547

複数回答

n=547

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31

� 就職活動の方法を何から学んだのか(情報入手源)を尋ねた。

� 「学内での就職ガイダンス」(45.4%)、 「就職情報サイト」(40.3%)、 「キャリアセンター」(35.4%)が上位情報入手源である。� 次いで、「先輩」(29.2%)や「友人」(26.3%)などの人的関係が続いている。� その内最も利用した情報入手源(単一回答)は、「就職情報サイト」(20.2%)、 「学内での就職ガイダンス」(17.1%)、「キャリアセンター」(15.1%)の順で、この3つの情報入手源で全体の52.4%を占めている。

(2) 就職活動方法の情報入手源 【2017年3月調査】

図・表.就職活動方法の情報入手源(%)

6.各種就職情報の利用について

※参考

キャリアセンター 15.1 35.4 16.1 39.1

就職情報サイト 20.2 40.3 16.8 38.2

学内での就職ガイダンス 17.1 45.4 19.0 46.8

先輩 9.6 29.2 13.2 30.5

友人 6.6 26.3 5.3 26.7

就職対策書籍 1.2 10.2 2.0 11.9

企業のホームページ 4.0 16.2 2.9 15.4

SNS 0.6 7.3 0.5 4.8

新卒応援ハローワーク 1.7 5.1 1.6 4.9

家族 2.2 8.2 1.8 9.0

教授 2.3 6.9 2.4 8.4

民間の就職エージェント、アドバイザー 2.3 6.4 2.4 4.6

その他 0.2 0.2 0.7 0.7

どこからも学んでいない 17.1 17.1 15.2 15.2

単一回答

n=551

複数回答

n=551

17年3月全体 16年3月全体単一回答

n=547

複数回答

n=547

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� 就職対策書籍の購入率は全体で34.7%。昨年度よりも4%ほど微減した。� 文系学生は理系学生に比べ購入率が高い。

� 購入した就職対策書籍の種類では、「SPI、一般常識等の筆記試験対策」(70.7%)が最も多く、次いで「自己PR対策」(50.3%)、「ES対策」(40.3%)、「面接対策」(33.0%)などが上位に挙がった。

(3) 就職対策書籍について① 【2017年3月調査】

図・表.就職対策書籍購入の有無(%)

6.各種就職情報の利用について

図.購入した就職対策書籍の種類(%)

n購入した 購入してい

ない

【17年3月】

男性 270 34.8 65.2

女性 281 34.5 65.5

大学4年生 427 35.4 64.6

大学院2年生 124 32.3 67.7

文系 336 37.8 62.2

理系 212 29.7 70.3

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33

� 就職対策書籍を購入していない学生(360人)になぜ購入しなかったのかを尋ねた。

� 最大の非購入理由は「役に立たないと思ったから」(57.2%)で、前年度と同様である。� 一方、「就職対策書籍の存在」そのものの非認知者は19.4%にも上る。� 男性は女性に比べ、大学院2年生は大学4年生に比べ「役に立たないと思ったから」が高い。� 大学4年生は大学院2年生に比べ「就職対策書籍の存在を知らなかった」率が高い。

(3) 就職対策書籍について② 【2017年3月調査】

6.各種就職情報の利用について

図.就職対策書籍非購入理由(%)

【17年3月】

役に立たないと思ったから

先輩やキャリアセンター等から役に立たないと聞いたから

購入したかったが、お金がなかった

就職対策書籍の存在を知らなかった

その他

男性 176 61.9 10.8 11.9 18.2 6.3

女性 184 52.7 4.9 15.8 20.7 9.8

大学4年生 276 55.4 6.2 13.8 21.7 8.0

大学院2年生 84 63.1 13.1 14.3 11.9 8.3

文系 209 57.4 6.2 15.8 21.1 7.7

理系 149 56.4 10.1 11.4 17.4 8.7

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34

� 「キャリアセンターを利用したことがある」は全体の51.9%で、約半分の学生が利用していない。� また、前年同月調査の利用率56.3%と比べても僅かにダウンしており、学生のキャリアセンター離れが危惧される。� 女性は男性に比べ、大学4年生は大学院2年生に比べ、文系学生は理系学生に比べキャリアセンター利用率が高い。

� キャリアセンターでの利用サービスでは、「職員やカウンセラーへの相談」(58.7%)、 「履歴書やESの添削依頼」(58.0%)が高い。この傾向は前年度と変わらない。

(4) キャリアセンターについて① 【2017年3月調査】

図・表.キャリアセンター利用の有無(%)

6.各種就職情報の利用について

図.キャリアセンターでの利用内容(%)

【17年3月】n

利用したことがある

利用したことがない

男性 270 47.0 53.0

女性 281 56.6 43.4

大学4年生 427 57.1 42.9

大学院2年生 124 33.9 66.1

文系 336 58.9 41.1

理系 212 41.0 59.0

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35

� キャリアセンターを利用しない理由としては、「利用してもメリットがない」が44.9%と最も多いが、「そもそも場所がわからない」(30.2%)、「何となく敷居が高い」(22.6%)も高い数字となっており、大学にとっては考えさせられる結果となっている。この結果は前年度とほぼ同様である。

(4) キャリアセンターについて② 【2017年3月調査】

6.各種就職情報の利用について

図.キャリアセンター非利用理由(%)

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36

� 就職活動においてスマホとPCをそれぞれどの程度活用したのかを尋ねた。

� 「スマホとパソコンを半々で使い分けた」が38.8%で最も多く、前年同月調査から2.1ポイントの微増となっている。一方で「スマホは使わずパソコンだけ」「パソコンが殆ど」の回答は合わせて30.5%と前年を下回っており、パソコン派が減ってスマホ利用の比重が高まりつつあることがうかがえる。

(5) 就職活動でのスマホとPCの活用 【2017年3月調査】

図・表.就職活動でのスマホとPCの活用(%)

6.各種就職情報の利用について

【17年3月】n

パソコンは使

わずスマホだ

けで活動した

スマホが殆ど

でパソコンは

時々使った

スマホとパソ

コンを半々で

使い分けた

パソコンが殆

どでスマホを

時々使った

スマホは使わ

ずパソコンだ

けで活動した

スマホもパソ

コンも使わな

かった

男性 270 6.7 14.4 37.4 30.7 5.6 5.2

女性 281 7.8 22.8 40.2 19.9 5.0 4.3

大学4年生 427 7.7 21.1 41.5 20.4 4.0 5.4

大学院2年生 124 5.6 10.5 29.8 41.9 9.7 2.4

文系 336 7.4 21.1 41.7 19.6 4.5 5.7

理系 212 7.1 14.6 34.0 34.4 6.6 3.3

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37

� 新卒応援ハローワークの利用率は、昨年度とほぼ変わらず14.1%に止まった。

� 新卒応援ハローワークでは、「求人票(掲示板、パソコン等で)、インターンシップ情報の閲覧」(60.3%)と「職員やカウンセラーへの相談」(57.7%)が多く利用されているサービスである。

参照 新卒応援ハローワーク① 【2016年9月調査】

図.新卒応援ハローワーク利用の有無(%)

6.各種就職情報の利用について

図.新卒応援ハローワークでの利用サービス(%)

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� 「そもそも『新卒応援ハローワーク』を知らない」就活生が35.9%を占め、昨年度同様に1/3が非認知就活生である。� 主な非利用理由は「どこにあるか分からない」(21.7%) 、「利用してもメリットがないと思うから」(20.7%)、「学生が利用するイメージがない」(16.9%)で、新卒応援ハローワークの効用とイメージの不鮮明さが浮き彫りになっている。

参照 新卒応援ハローワーク② 【2016年9月調査】

6.各種就職情報の利用について

図.新卒応援ハローワーク非利用理由(%)

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39

� 企業情報を開示することでミスマッチを防ぐ、という狙いで平成28年3月に施行された若者雇用促進法については、71.0%の学生が「この法律を全く知らない」と回答。� 「詳しくは知らないが聞いたことがある」(17.8%)と合わせると約9割の学生があいまいな把握状況となっており、就活生にはまだまだ認知されていないという結果となっている。

7.若者雇用促進法について

図.若者雇用促進法の認知(%)

(1) 若者雇用促進法の認知と利用 【2017年3月調査】

図.若者雇用促進法の利用(%)

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40

� 就活中に企業から提供してもらいたかった情報を自由回答で聴いた(複数回答)。全対象者の中で「なし」と回答した人が、415人(550人中)出現した。それ以外の回答があったものをまとめ、多い順に並べ替えたものが下記である。

� 企業から提供してもらいたかった情報で最も多く出たのは「給与・昇給・残業代」で、36人出現した。次いで「離職率」28人、「有休・休日」20人、「残業・時間外労働」が20

人と続く。

7.若者雇用促進法について

表.企業から提供してもらいたかった情報(n=550/人)

(2) 企業から提供してもらいたかった情報 【2017年3月調査】

情報内容(複数回答) 数(人)

給与・昇給・残業代 36

離職率 28

有休・休日 20

残業・時間外労働 20

福利厚生・育児休暇 19

採用基準 10

社風・職場の雰囲気 9

仕事内容 6

従業員数・年代や男女の比率 6

在籍中の社員の話 5

入社後の流れ・新人研修 4

転勤 3

勤務地 3

キャリアプラン 3

その他 19

特になし 415

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41

� 職業能力に対する自身の強み上位5項目(16項目中)は、「協調性」(38.7%)、「柔軟性・適応力」(33.0%)、「特定の領域に関する専門知識」(28.3%)、「コミュニケーション能力、対人能力」(26.9%)、「チームプレーの能力」(18.7%)である。

� 前年度と比較して、多少増減はあるものの、上位の順位は変わらない。

� 尚、「強みはない」とする就活生は全体で16.3%も存在する。

(1) 職業能力に対する自身の強み 【2017年3月調査】

図.職業能力に対する自身の強み(%)

8.職業能力と仕事観および就労上の重視点について

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42

� 就活生に対し、現在どのような仕事観を持っているか尋ねた。

� 「楽しく仕事をしたい」(58.3%)と「仕事とプライベートを両立させたい」(57.4%)が共に50%を超える2大仕事観である。この傾向は、前年度も同様である。

� 次いで、「人の役に立つ仕事をしたい」「自分のやりたいことを、仕事を通じて実現したい」「収入があればよい」」「社会に貢献できる仕事をしたい」など、“人や社会への貢献”あるいは“やりがいや収入”を求める仕事観などが上位で続いている。

(2) 仕事観 【2017年3月調査】

図.仕事観(%)

8.職業能力と仕事観および就労上の重視点について

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43

� 「就労にあたって、重視する(求める)点」では、「残業の少なさ」(32.1%)と「休みの取りやすさ」(42.3%)が、それぞれ前年同月調査の数字(25.2%、36.0%)を大きく上回っている。

� 2016年末の大手広告代理店の過労死事件や、政府が推進する「働き方改革」の動きが影響しているかと思われる。

(3) 就労上の重視点 【2017年3月調査】

図.就労上の重視点(%)

8.職業能力と仕事観および就労上の重視点について

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44

� 2項対立する5種の企業タイプを掲げ、それぞれに就職先としての希望度を聴いた。

� 「安定企業」(59.6%)、「老舗企業」(54.7%)、 「大企業」(42.4%)、「民間企業」(41.5%)、「人気上位企業」38.2%の順で希望度が高かった。

参照① 就職希望企業 【2016年9月調査】

図・表.就職希望企業(%)

8.職業能力と仕事観および就労上の重視点について

※参考 15年9月調査「官公庁・公的機関」 こだわらない 「民間企業」

27.1 28.5 44.4

「大企業」 こだわらない 「中小企業」

41.1 36.5 22.4

「人気上位企業」 こだわらない 「知られていない企業」

40.9 44.9 14.2

「老舗企業」 こだわらない 「新興・ベンチャー企業」

54.9 35.1 10.0

「安定企業」 こだわらない 「成長企業」

57.5 29.8 12.7

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45

� 就活生全体の企業選択基準上位5項目(13項目中)は、「安定している」(47.1%)、 「やりたい仕事ができる(38.2%)、 「社風が良い」(36.8%)、「給料が良い」(32.6%)、「福利厚生がしっかりしている」(29.9%)の順である。

� 昨年度と大きな傾向の違いはないが、 「社風が良い」が5%ダウンし、「休みが多い」が5%アップした。

参照② 企業選定基準 【2016年9月調査】

図.企業選定基準(%)

8.職業能力と仕事観および就労上の重視点について

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46

� 今年度の調査から追加された「ブラック企業とはどういった会社のことをいうか」の設問(複数回答)では、「残業代が支払われない(サービス残業が横行している)会社」が65.2%で1位、「給与が低すぎる」(54.0%)「離職率が高い」(50.4%)「年間休日が少ない」(50.4%)と続く。

参照③ ブラック企業の条件 【2016年9月調査】

図.ブラック企業の条件(%)

8.職業能力と仕事観および就労上の重視点について

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47

� 就職活動を振り返り、「就活前に知っておけばよかったことは何か」を尋ねた。

� 「一般常識」(39.6%)、「自分の適性」(34.5%)、「業界の知識」(29.8%)、「社会や経済の動向」(26.1%)などが上位に挙がった。� この回答傾向は、前年度と変化はない。

(1) 就活前に知っておきたかったこと 【2017年3月調査】

図.就活前に知っておきたかったこと(%)

9.就職活動全般を振り返って

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48

� 就職活動を振り返り、「もっと早くから取り組めばよかったことは何か」を尋ねた。

� 「自己分析」(33.4%)、「業界研究」(31.9%)、「企業研究」(26.1%)、「面接対策」(24.5%)、 「仕事(職種)研究」(23.4%)などが多く選択されたが、上位の傾向は前年度と変わらない。

� その中で「就職することへの意識、覚悟」が約5%増加した。

(2) もっと早く取り組めばよかったこと 【2017年3月調査】

図.もっと早く取り組めばよかったこと(%)

9.就職活動全般を振り返って

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49

� 政府の要請で経団連は2016年卒の就活スケジュールを変更した。学生が学業に専念できるようにとの意図から就活期間を短縮し、「3月説明会開始、8月採用選考開始」と例年より4ヵ月後ろ倒しにした。また、2017年卒はさらに8月採用選考開始を2ヵ月前倒しにし、6月スタートに変更した。このような就活スケジュールを経て、就活生に感想を聴いた。

� 45.7%の学生が就活期間は「ちょうど良かった」と回答しており、前年同月調査の23.2%から大幅増となっている。� 一方「長かったと思う」は8.0%で、同じスケジュールだった昨年の33.6%から大きく減少している。

(3) 就活スケジュールの評価 【2017年3月調査】

図・表.就活スケジュールの評価(%)

9.就職活動全般を振り返って

【17年3月】n

就活期間が

ちょうど良い

と思う

就活期間が短

いと思う

就活期間が長

いと思う

わからない

男性 270 42.6 20.0 8.5 28.9

女性 281 48.8 17.4 7.5 26.3

大学4年生 427 46.1 18.0 7.5 28.3

大学院2年生 124 44.4 21.0 9.7 25.0

文系 336 44.6 18.8 9.5 27.1

理系 212 47.6 18.4 5.7 28.3

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50

� 学業との両立については、「両立できたので就活期間はちょうど良かった」が47.4%で最も多く、「就活期間が長く、両立できなかった」は12.0%と前年の33.1%に比べ大きく減少している。

� 就活期間、学業との両立、ともに多くの学生が肯定的に捉えていることがうかがえる。

(4) 学業と就活の両立に対する評価 【2017年3月調査】

図・表.学業と就活の両立に対する評価(%)

9.就職活動全般を振り返って

【17年3月】

学業と就活が

両立できたの

で、就活期間

はちょうど良

いと思う

就活期間が短

く、学業と就

活が両立でき

なかった

就活期間が長

く、学業と就

活が両立でき

なかった

わからない

男性 270 42.6 15.6 11.9 30.0

女性 281 52.0 12.1 12.1 23.8

大学4年生 427 49.2 14.1 10.3 26.5

大学院2年生 124 41.1 12.9 17.7 28.2

文系 336 48.2 12.5 12.8 26.5

理系 212 46.2 15.6 10.8 27.4

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51

� 就活スケジュールの短縮化に伴った対応を聴いた。

� 「そもそも短縮をされたことを知らなかった」学生が15.4%も出現し、「準備や検討し直しはしなかった」学生も40.5%で、全体の半数以上が何の対応も取っていない結果となった。

� 対応を取った学生の中では、「先輩や友人への相談」19.1%、「プライベートの時間を調整した」14.2%が、他と比べてやや高くなった。

(5) 就活スケジュールの短縮化に伴い取った対応 【2017年3月調査】

図.就活スケジュールの短縮化に伴い取った対応(%)

9.就職活動全般を振り返って

Page 55: 大学生就職活動調査【第3回目(3月調査)】2017 年3月15 日~ 3月23 日 2. 調査対象者 全国の2017年3月卒業見込みの学生 四年制大学の大学4年生及び大学院2年生男女

52

� 就職活動に対する全体の満足度は、「満足」(29.9%)と「やや満足」(46.3%)を合わせると76.2%で、前年同月調査の合計66.9%を約10ポイント上回り、売り手市場を裏付ける結果となっている。

(6) 就活の満足度 【2017年3月調査】

図・表.就活の満足度(%)

9.就職活動全般を振り返って

【17年3月】 n 満足 やや満足 満足計 やや不満 不満 不満計

全体(17年3月) 551 29.9 46.3 76.2 15.2 8.5 23.7

男性 270 28.9 45.9 74.8 11.9 13.3 25.2

女性 281 31 46.6 77.6 18.5 3.9 22.4

大学4年生 427 28.3 47.5 75.8 15.2 8.9 24.1

大学院2年生 124 35.5 41.9 77.4 15.3 7.3 22.6

文系 336 25.3 50 75.3 15.8 8.9 24.7

理系 212 37.7 40.6 78.3 13.7 8 21.7

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53

� 就職活動満足者(420人)に満足理由を聴いた。

� 「志望する会社から内定をもらったから」(57.1%)が群を抜いて高い満足理由である。� 「志望業界から内定をもらったから」(32.4%)や「志望業種に内定をもらったから」(22.1%)が、それぞれ前年度を6%上回った。

(7) 就活の満足理由 【2017年3月調査】

図.就活の満足理由(%)

9.就職活動全般を振り返って

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54

� 就職活動不満足者(131人)に不満理由を聴いた。

� 「体力的にも精神的にも辛かったから」(42.0%)と「就活でお金がかかったから」(38.2%)が2大不満理由であり、前年度と同様である。� 逆に「まだ内定をもらっていない」や「志望業界・職種から内定をもらっていない」が前年度よりも6~7%上昇し、「就活で得るものがなかったから」は28.2%と前年を7.8%も上回った。

(8) 就活の不満足理由 【2017年3月調査】

図.就活の不満足理由(%)

9.就職活動全般を振り返って

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55

� 就職活動は「想定より楽だったかそれとも厳しかったか」の感想を尋ねた。

� 「想定通り楽だった」(11.3%)と「想定より楽だった」(39.2%)を合わせると50.5%で、前年同月調査の46.3%からは微増となっている。� 一方「想定通り厳しかった」(27.9%)と「想定より厳しかった」(20.5%)の合計は48.4%で、前質問の満足度の高さと比べると、結果に満足しながらも活動は「厳しい」と感じていた学生も多かったことが推察される。

� また、大学院2年生は大学4年生に比べ、理系学生は文系学生に比べ「楽だった」割合が高い。

(9) 今回の就職活動の感想 【2017年3月調査】

図・表.就職活動の感想(%)

9.就職活動全般を振り返って

【17年3月】n

想定通り、楽だった

想定より、楽だった

楽だった計

想定通り、厳しかった

想定より、厳しかった

厳しかった計

その他

全体 551 11.3 39.2 50.5 27.9 20.5 48.4 1.1

男性 270 9.3 42.2 51.5 24.8 22.2 47.0 1.5

女性 281 13.2 36.3 49.5 31.0 18.9 49.9 0.7

大学4年生 427 10.8 37.9 48.7 29.3 21.1 50.4 0.9

大学院2年生 124 12.9 43.5 56.4 23.4 18.5 41.9 1.6

文系 336 9.5 36.0 45.5 30.4 23.2 53.6 0.9

理系 212 14.2 44.3 58.5 24.1 16.0 40.1 1.4

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56

� 社会人になることへの不安事は、「仕事がやっていけるか」(59.5%)と「会社での人間関係、付き合い」(58.8%)が、他を引き離して上位を占めている。� 次いで、「会社の組織や風土になじめるか」(36.5%)、「社会人としての常識」(32.7%)、「朝、ちゃんと起きられるか」(32.3%)などが不安事の上位に挙がっている。� 回答傾向は、前年度とほとんど変わらない。

(10) 社会人になることへの不安事 【2017年3月調査】

図.社会人になることへの不安事(%)

9.就職活動全般を振り返って

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57

� 「UIターン就職活動を行った」学生は14.0%で、実際に「UIターン就職をする」と回答した学生は全体の11.1%となっている。� 昨年度調査と比較すると、若干減少傾向にある。

UIターン就職活動① 【2017年3月調査】

図.UIターン就職活動の有無(%)

10.UIターンについて

図.UIターンでの就職(%)

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58

� UIターン就活において、役に立った情報源を聞いたところ「先輩や友人からの情報」が29.9%、「Uターンフェアなどのイベント情報」が22.1%で、両方ともに前年度と比較すると大幅に増加した。

� また、「特に役に立った情報はない」が35.1%と昨年同様に高い数字になっており、学生個人への情報伝達不足がうかがえる結果となっている。

� 逆に、UIターン就職活動時に困ったことについては、「交通費などお金がかかった」(59.7%)、「移動などで時間がかかり、スケジュール調整が難しかった」(49.4%)が多く、昨年度よりも10%程度増加している。

UIターン就職活動② 【2017年3月調査】

図.UIターン就職活動時に役立った情報(%)

10.UIターンについて

図.UIターン就職活動時に困ったこと(%)

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59参考 調査票(2017年3月)①

Q1 性別 1 男性 SA 全員

(Q1)

(Q1) 2 女性

Q2 FA

(Q2)

(Q2)

Q3 1 四年制大学(大学院含む) SA 全員

2 短期大学・高専・専門学校 終了

(Q3)

(Q3)3 学生ではない(会社員・フリーター・浪人生含む) 終了

Q4 1 大学1年生 終了 SA 全員

2 大学2年生 終了

3 大学3年生 終了

4 大学4年生

5 大学院1年生 終了

(Q4)

(Q4) 6 大学院2年生

Q4-1 1 今年度(3月) SA Q4=4・6

(Q4-1)

(Q4-1) 2 来年度以降 終了

※以下、該当者全員

Q5 1 すでに就職活動を終えた SA 全員

2 現在、就職活動中である

(Q6)

(Q6) 3 就職活動をしていない 終了

職業/学校種別 あなたは現在、学生ですか。

学生の方は、どちらの学校に通っていますか。

学年 あなたの学年(3月現在/卒業前)をお知らせください。

卒業年次 あなたが、現在の学校を卒業するのは(予定を含む)、いつ

ですか。(1つだけ)

『大学生の就職活動実態』に関するアンケート

性別をお知らせください。

生年月 生年月をお知らせください。(     )年   (     )月

※プルダウン

全員

就職活動 あなたは、就職活動をしましたか。または、就職活動をして

いますか。(1つだけ)

「本調査は、一般財団法人 雇用開発センターが、これから職業生活に入って行こうとする学生の皆様に対して、就職活動実態等をお伺いし、今後の財団の情報支援事業の参考とすることを目的として行っているもので、イプソス株式会社はこの調査を受託しております。

この調査・研究事業に多くの皆様のお考えを反映いたしたく、当アンケートへのご協力をお願いする次第です。

1 お答えいただいたデータは一般財団法人 雇用開発センターに提供いたします。2 データは研究目的のみに使用され、その他の目的には一切使用されません。3 データ分析の際には回答以外の情報(氏名・住所等)は提供されません。4 情報は全て統計処理された上で研究目的のもとに公表されるので、回答そのものが公表されることは

ありません。5 また、弊社と一般財団法人 雇用開発センターとの契約により、他の第三者に皆様の回答内容を提供することは

一切ございません。

ご多忙中恐縮ではございますが、調査の主旨をご理解いただき、ご協力くださいますようお願い申し上げます。」

一般財団法人 雇用開発センターhttp://www.earc.or.jp/

イプソス株式会社http://www.ipsos.jp/

※ここからは、内定の状況についてお伺いします。

Q6 1 内定を受けた Q7へ SA 全員

(Q7)

(Q7) 2 まだ、内定を受けていない Q8へ

Q7 FA

(Q8)

(Q8)

Q8 1 内定の辞退をしたことがある Q9へ SA 全員

(Q16)

(Q12) 2 内定の辞退をしたことがない Q10へ

Q9 1 第1志望の会社ではなかったから MA Q8=1

2 内定を受けた他の会社に決めたから

3 内定後の会社の対応が悪かったから

4 内定後の研修等で印象が変わったから

(Q17)

(Q13) 5 その他(             )

Q10 1 2015年10月以前 MA Q8=1

2 2015年11月

3 2015年12月

4 2016年1月

5 2016年2月

6 2016年3月

7 2016年4月

8 2016年5月

9 2016年6月

10 2016年7月

11 2016年8月

12 2016年9月

13 2016年10月

14 2016年11月

15 2016年12月

16 2017年1月

17 2017年2月

(New) 18 2017年3月

内定の辞退 あなたはこれまでに、内定の辞退をしたことがありますか。

(1つだけ)

内定辞退の理由 内定を辞退した理由を次の中からいくつでもお知らせくださ

い。(いくつでも)

内定数 あなたは、合計で何社の内定を受けられましたか。 (    )社

※1~99

Q6=1

内定の状況 あなたはこれまでに、内定を受けたことがありますか。(1つ

だけ)

内定をすでに辞退した場合も「受けた」に含みます。

内定辞退時期 あなたは、何月頃内定を辞退しましたか。辞退した月をすべ

てお答えください。(いくつでも)

Page 63: 大学生就職活動調査【第3回目(3月調査)】2017 年3月15 日~ 3月23 日 2. 調査対象者 全国の2017年3月卒業見込みの学生 四年制大学の大学4年生及び大学院2年生男女

60参考 調査票(2017年3月)②

※ここからは、就職活動のことについてお伺いします。

Q11 1 2015年10月以前 SA 全員

2 2015年11月頃から

3 2015年12月頃から

4 2016年1月頃から

5 2016年2月頃から

(Q19)

(Q14) 6 2016年3月以降

Q12 FA

(Q20)

(Q15)

Q13 1 2015年10月以前 SA Q12=1以上

2 2015年11月

3 2015年12月

4 2016年1月

5 2016年2月

6 2016年3月

7 2016年4月

8 2016年5月

9 2016年6月

10 2016年7月

11 2016年8月

12 2016年9月

13 2016年10月

14 2016年11月

15 2016年12月

16 2017年1月

17 2017年2月

(New) 18 2017年3月

Q14 1 威圧的でなく学生目線で話してくれる MA Q12=1以上

2 会社全体や現場のことに精通している

3 熱心で熱い面接官だった

4 身だしなみがきちんとしている

5 表情が穏やかで笑顔で対応してくれる

6 話をじっくり聞いてくれる聞き上手である

7 学生の目をしっかり見てくれる

8 話が上手で説明も分かりやすい

9選考ステップがしっかりしており、じっくり選考し

てくれる

10 内定承諾を強要せず、じっくり考えさせてくれる

11 その他(             )

(Q21)

(Q16)12 印象が良かったと思う点は特にない 排他

面接社数 あなたは今まで、何社ぐらい面接を受けましたか。 (    )社

※まだ面接を受けていない方は「0」と入力してください

全員

面接の開始時期 あなたは、選考(面接)をいつから受けましたか。(1つだけ)

就職活動の開始時

あなたは、就職活動をいつ頃から始めましたか。(1つだけ)

面接時の企業の対

応(良い点)

企業の選考(面接)で、あなたが印象が良かったと思う点を

いくつでもお知らせください。(いくつでも)

Q15 1 威圧的で学生の立場を考えない MA Q12=1以上

2 会社全体や現場のことを良く知らない

3 無気力で冷めた感じ

4 身だしなみがだらしない

5 表情が乏しく笑顔で対応しない

6 話をじっくり聞いてもらえない

7 学生の目を見て話さない

8 話が下手で説明が分かり難い

9 選考ステップが少なく、結果が出るのが早い

10内定承諾を強要し、就職活動を終わるように迫ら

れた

11 その他(             )

(Q22)

(Q17)12 印象が悪かったと思う点は特にない 排他

Q16 1 インターンシップ (→    社) MA 全員

2 ダブルスクール

3 就職情報サイト(ナビ)への登録

4 企業へのエントリー (→    社)

5合同企業説明会への参加(就職情報会社主催

等) (→    回)

6 単独の会社説明会への参加 (→    社)

7学内の合同企業説明会への参加 (→

回)

8 会社訪問 (→    社)

9 OB・OG訪問 (→    社)

10 その他(             )

(Q23)

(Q18) 11 上記のような就職活動はおこなっていない 排他

→Q16で1を選ばなかった人はQへ

面接時の企業の対

応(悪い点)

では、企業の選考(面接)で、あなたが印象が悪かったと思

う点をいくつでもお知らせください。(いくつでも)

就職活動内容 あなたは、どのような就職活動をしていますか(しました

か)。(いくつでも)

Page 64: 大学生就職活動調査【第3回目(3月調査)】2017 年3月15 日~ 3月23 日 2. 調査対象者 全国の2017年3月卒業見込みの学生 四年制大学の大学4年生及び大学院2年生男女

61参考 調査票(2017年3月)③

※ここからは、インターンシップのことについてお伺いします。

Q17 1 1日 MA Q16=1

2 2日

3 3日以上1週間未満

4 1週間以上2週間未満

5 2週間以上1カ月未満

6 1か月以上3カ月未満

(Q24)

(Q19) 7 3か月以上

Q18 マトリクス・表側 MA

1 1年生

2 2年生

3 3年生

4 4年生

5 その他(                   )

マトリクス・表頭

1 4月

2 5月

3 6月

4 7月

5 8月

6 9月

7 10月

8 11月

9 12月

10 1月

11 2月

(Q25)

(Q20) 12 3月

Q19 1 キャリアセンター MA Q16=1

2 インターンシップ情報サイト

3 企業のホームページ

4 友人、先輩から

5 新卒応援ハローワーク

(Q26)

(Q21) 6 その他(             )

Q20 1 会社見学、職場見学、工場見学 MA Q16=1

2 実際の仕事体験

3 社長、人事、社員の講義・セミナー

4 グループワーク

5 社員との交流会、懇親会

(Q27)

(Q22) 6 その他(             )

Q211最初から志望企業だったので、就職したいと

思ったSA

Q16=1

2 参加して就職したいと思った

3 参加して就職したいとは思わなかった

(Q28)

(Q23) 4 あくまで社会経験の一環として参加した

Q221 「インターンシップ」に参加した企業に就職した SA

Q16=1

(New)2「インターンシップ」に参加した企業には就職しな

かった

Q16=1

インターンシップ情

報の入手ルート

「インターンシップ」の情報はどこで知りましたか。(いくつで

も)

インターンシップの

内容

参加した「インターンシップ」の内容を教えてください。(いく

つでも)

インターンシップ参

加企業の印象

「インターンシップ」に参加した企業に就職したいと思いまし

たか。(1つだけ)

※インターンシップに参加した企業が複数ある場合は、メイ

ンの1社についてお答えください。

インターンシップ参

加企業への就職

では結果的に「インターンシップ」に参加した企業に就職し

ましたか。(1つだけ)

インターンシップの

参加期間

「インターンシップ」の参加期間はどれくらいでしたか。

複数参加された方は、参加したことのある「期間」をすべて

お知らせください。(いくつでも)

インターンシップ参

加時期

「インターンシップ」に参加するとしたら、いつ頃実施するプ

ログラムを選択しますか(しましたか)。(いくつでも)

※ここからは、企業へのエントリーや説明会の時期についてお伺いします。

Q23 1 2015年10月以前 SA Q16=4

2 2015年11月

3 2015年12月

4 2016年1月

5 2016年2月

6 2016年3月

7 2016年4月

8 2016年5月

9 2016年6月

10 2016年7月

11 2016年8月

12 2016年9月

13 2016年10月

14 2016年11月

15 2016年12月

16 2017年1月

17 2017年2月

(New) 18 2017年3月

Q24 1 2015年10月以前 SA Q16=5

2 2015年11月

3 2015年12月

4 2016年1月

5 2016年2月

6 2016年3月

7 2016年4月

8 2016年5月

9 2016年6月

10 2016年7月

11 2016年8月

12 2016年9月

13 2016年10月

14 2016年11月

15 2016年12月

16 2017年1月

17 2017年2月

(New) 18 2017年3月

企業へのエント

リー開始時期

あなたは、企業へのエントリーをいつから行いましたか。(1

つだけ)

合同企業説明会へ

の参加開始時期

あなたは、情報会社等が主催する合同企業説明会に、いつ

から参加しましたか。(1つだけ)

Page 65: 大学生就職活動調査【第3回目(3月調査)】2017 年3月15 日~ 3月23 日 2. 調査対象者 全国の2017年3月卒業見込みの学生 四年制大学の大学4年生及び大学院2年生男女

62参考 調査票(2017年3月)④

Q25 1 2015年10月以前 SA Q16=6

2 2015年11月

3 2015年12月

4 2016年1月

5 2016年2月

6 2016年3月

7 2016年4月

8 2016年5月

9 2016年6月

10 2016年7月

11 2016年8月

12 2016年9月

13 2016年10月

14 2016年11月

15 2016年12月

16 2017年1月

17 2017年2月

(New) 18 2017年3月

※ここからは、就職情報についてお伺いします。

Q26 1 リクナビ MA 全員

2 マイナビ

3 キャリタス就活(ディスコ)

4 ダイヤモンド就活ナビ

5 ブンナビ(文化放送就職ナビ)

6 あさがくナビ(朝日学情ナビ)

7 アクセス就活ラボ

8 JOBRASS(アイデム)

9 みんなの就職活動日記

10 アスリート就職ナビ

11 その他(             )

(Q29)

(Q24) 12 就職サイトに登録したことはない 排他

Q26-1 SA

(Q29-1)

(Q24-1)

Q27 1 キャリアセンター MA 全員

2 就職情報サイト

3 学内での就職ガイダンス

4 先輩

5 友人

6 就職対策書籍

7 企業のホームページ

8 SNS

9 新卒応援ハローワーク

10 家族

11 教授

12 民間の就職エージェント、アドバイザー

13 その他(             )

(Q30)

(Q25) 14 どこからも学んでいない 排他

Q27-1 SA

(Q30-1)

(Q25-1)

Q27で選択したものだけを表示

(Q27がSA回答の場合は、自動的にONしてスキップ)

Q27=1~13

就職情報サイト あなたが今までに登録したことのある「就職情報サイト」を、

次の中からいくつでもお知らせください。(いくつでも)

就職情報サイト

(SA)

その中で最も利用した「就職情報サイト」は何ですか。(1つ

だけ)Q26で選択したものだけを表示

(Q26がSA回答の場合は、自動的にONしてスキップ)

Q26=1~11

会社説明会への参

加開始時期

あなたは、企業の単独説明会に、いつから参加しましたか。

(1つだけ)

就職活動方法の情

報入手源

あなたは、「就職活動の方法」をどこから学びましたか。次

の中からいくつでもお知らせください。(いくつでも)

就職活動方法の情

報入手源(SA)

その中で、最も役に立ったものは何ですか。(1つだけ)

Q28 1 購入した Q29へ SA 全員

(Q31)

(Q26) 2 購入していない Q30へ

Q29 1 自己PR対策 MA Q28=1

2 ES対策

3 SPI、一般常識等の筆記試験対策

4 面接対策

5 業界研究、企業研究対策

6 マナー対策

(Q32)

(Q27) 7 その他(             )

Q30 1 役に立たないと思ったから MA Q28=2

2先輩やキャリアセンター等から役に立たないと

聞いたから

3 購入したかったが、お金がなかった

4 就職対策書籍の存在を知らなかった

(Q33)

(Q28) 5 その他(             )

Q31 1 利用したことがある Q32へ SA 全員

(Q34)

(Q29) 2 利用したことがない Q33へ

Q321求人票(掲示板、パソコン等で)、インターンシッ

プ情報の閲覧MA

Q31=1

2 職員やカウンセラーへの相談

3 履歴書やESの添削依頼

4 面接指導

(Q35)

(Q30) 5 その他(             )

Q33 1 キャリアセンターの場所がわからない MA Q31=2

2 利用してもメリットがないと思うから

3 何となく敷居が高く、入る勇気がない

4周りの目が気になる(就職活動をしていることを

知られたくない)(Q36)

(Q31) 5 その他(             )

就職対策書籍 あなたは、「就職対策書籍」を購入しましたか。(1つだけ)

購入した就職対策

書籍

あなたが購入した「就職対策書籍」の種類をお知らせくださ

い。(いくつでも)

購入しなかった理

あなたが「就職対策書籍」を購入しなかった理由をお知らせ

ください。(いくつでも)

キャリアセンター利

用の有無

あなたはこれまでに、「キャリアセンター」を利用したことが

ありますか。(1つだけ)

キャリアセンター利

用状況

あなたはこれまでに「キャリアセンター」で、どのようなサー

ビスを利用しましたか。(いくつでも)

キャリアセンターを

利用しない理由

あなたが「キャリアセンター」を利用しなかった理由をお知ら

せください。(いくつでも)

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63参考 調査票(2017年3月)⑤

Q34 1 パソコンは使わずスマホだけで活動した SA 全員

2 スマホが殆どでパソコンは時々使った

3 スマホとパソコンを半々で使い分けた

4 パソコンが殆どでスマホを時々使った

5 スマホは使わずパソコンだけで活動した

(Q34)

(Q35) 6 スマホもパソコンも使わなかった

Q35 1 青少年雇用情報シートを見たことがある MA 全員

2 どのような情報の提供が義務化されたか知っている

3 どのように請求するかを知っている

4 詳しくは知らないが聞いたことがある

(New) 5 この法律をまったく知らない 排他 Q37へ

Q36 1 自分でメール・書面で情報を求めた MA Q35=1~4

2 自分で面接・説明会などの場所で情報を求めた

3 大学のキャリアセンターを通じて情報を求めた

4 ハローワークを通じて情報を求めた

5 親や家族を通じて情報を求めた

(New) 6 情報を求めたことはない 排他

Q37

(New)

企業から提供して

もらえなかった情

あなたが就活中に、企業から提供してもらいたかった情報

はありますか?

ご自由にお書きください。 なければ「なし」ご記入ください。(自由回答) FA

全員

Q38 1 特定の領域に関する専門知識 MA 全員

2 特定の領域の技能・技術

3 ITやネットワークに関する知識・技術

4パソコンの操作(メール、ワード、エクセル等)能

5 折衝力・交渉力

6 リーダーシップ

7 マネジメント能力

8 語学力

9 ビジネスマナー

10 販売・接客能力

11 チームプレーの能力

12 協調性

13 柔軟性・適応力

14 コミュニケーション能力、対人能力

15 海外の留学経験

16 その他(             )

(Q44)

(Q38) 17 強みはない 排他

Q39 1 楽しく仕事をしたい 3LA 全員

2 仕事とプライベートを両立させたい

3 収入があれば良い

4 社会に貢献できる仕事をしたい

5 出世したい

6 人の役に立つ仕事をしたい

7 自分のやりたいことを、仕事を通じて実現したい

8 将来的には起業したい

(Q45)

(Q39) 9 その他(             )

若者雇用促進法認

平成28年3月から、若者雇用促進法という法律によって新

卒採用を行う企業に職場情報の提供が義務化されました。

このことについて、ご存知のことをお答えください。(いくつで

も)

若者雇用促進法制

度の利用

あなたは若者雇用促進法の制度を利用して情報提供を求

めたことがありますか。(いくつでも)

就職活動でのスマ

ホとパソコンの活

あなたは、就職活動において、スマホとパソコンをどのよう

に活用しましたか。次の中から最も近いものをお選びくださ

い。(1つだけ)

職業能力の自身の

強み

次にあげる職業能力それぞれについて、あなたご自身の

「強味」だと思うことをいくつでもお選びください。(いくつで

も)

仕事観 あなたの仕事観に近いと思うものを、次の中から3つまでお

選びください。(3つまで)

Q40 1 給与・年収 MA 全員

2 残業の少なさ

3 休みの取りやすさ

4 福利厚生制度が充実している

5 勤め先の場所(立地)

6 仕事のやりがい

7 希望する仕事ができる

8あらたな人との出会い(会社や取引先の人間関

係)

9 知識・能力向上機会(教育・研修、留学)

10 社内での昇進の可能性

11 将来、独立や起業するための経験が積める

12 定年まで勤められる

13 親や周囲の意見

14 その他(             )

(Q46)

(Q40) 15 重視する(求める)点はない 排他

Q41 1 一般常識 MA 全員

2 社会や経済の動向

3 自分の適性

4 業界の知識

5 仕事(職種)の知識

6 就職活動の流れ

7 語学力

8 ITスキル

9 その他(             )

(Q47)

(New) 10 特にない 排他

Q42 1 業界研究 MA 全員

2 仕事(職種)研究

3 企業研究

4 自己分析

5 面接対策

6 筆記試験対策

7 企業へのエントリー

8 インターンシップ

9 キャリアセンターの活用

10 就職することへの意識、覚悟

11 資格取得

12 その他(             )

(Q48)

(New) 13 特にない 排他

Q43 1 就活期間がちょうど良かった SA 全員

2 就活期間が短かったと思う

3 就活期間が長かったと思う

(Q49)

(Q41) 4 わからない

Q441学業と就活が両立できたので、就活期間はちょ

うど良かったと思うSA

全員

2就活期間が短く、学業と就活が両立できなかっ

3就活期間が長く、学業と就活が両立できなかっ

た(Q43)

(Q42) 4 わからない

就活前に知ってお

けばよかったこと

あなたが就職活動を始めるまでに、知っておけばよかった

ことはありますか。次の中からいくつでもお知らせください。

(いくつでも)

就活でもっと早くか

ら取り組めばよ

かったこと

あなたが就職活動をする際、もっと早くから取り組めばよ

かったことはありますか。次の中からいくつでもお知らせく

ださい。(いくつでも)

就活スケジュール

について

今年の就活スケジュール(3月エントリー開始、6月選考開

始)について、どう思いますか。(1つだけ)

就労上の重視点 あなたが就労にあたって、重視する(求める)点は何です

か。(いくつでも)

学業との両立 では、学業との両立を考えた場合、今年の就活スケジュー

ルはどう思いますか。(1つだけ)

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64参考 調査票(2017年3月)⑥

Q45 1 先輩や知人・友人に相談した MA 全員

2 キャリアセンターに相談した

3 予定していた希望企業等を絞った

4就職活動のスケジュールの見直しを行い行動し

5学業への影響を考慮し、授業やサークル活動の

調整をした

6学業への影響を考慮し、アルバイト等、プライ

ベートの時間を調整した

7 その他(             )

8 準備や検討し直しはしなかった 排他

(Q51)

(Q43)9そもそもスケジュールが短縮されたことを知らな

かった排他

Q46 1 満足 Q47 SA 全員

2 やや満足 Q47

3 やや不満 Q48

(New) 4 不満 Q48

Q47 1 志望する会社から内定をもらったから MA Q46=1~2

2 志望業界から内定をもらったから

3 志望職種に内定をもらったから

4 納得のいく就活ができたから

5 就活で成長したと感じるから

6 早めに就活を終えることができたから

(New) 7 その他(             )

Q48 1 まだ内定をもらっていないから MA Q46=3~4

2 志望する会社から内定をもらっていないから

3 志望業界から内定をもらっていないから

4 志望職種に内定をもらっていないから

5 体力的にも精神的にも辛かったから

6 就活で得るものがなかったから

7 就活でお金がかかったから

(New) 8 その他(             )

Q49 1 想定通り、楽だった SA 全員

2 想定より、楽だった

3 想定通り、厳しかった

4 想定より、厳しかった

(New) 5 その他(             )

Q50 1 仕事がやっていけるか MA 全員

2 希望する仕事に就けるか

3 どこの勤務地に配属されるか

4 会社での人間関係、付き合い

5 会社の組織や風土になじめるか

6 社会人としての常識

7 毎日の通勤

8 朝、ちゃんと起きられるか

9 その他(             )

(New) 10 特にない 排他

就活の満足理由 あなたが、就職活動で満足をした理由をお知らせください。

(いくでも)

就活の不満理由 あなたが、就職活動で満足しなかった理由をお知らせくださ

い。(いくでも)

就活の感想 今年の就職活動の感想をお知らせください。(1つだけ)

就活スケジュール

の短縮について

今年の就活スケジュール(6月選考開始)は、昨年度(8月選

考開始)から2ヵ月前倒しになりました。

スケジュールが短縮されたことで、準備したり検討し直した

ことがあればいくつでもお知らせください。(いくつでも)

就活の満足度 あなたは、就職活動に満足していますか。(1つだけ)

社会人になるにあ

たって不安なこと

あなたは、社会人になるにあたって、不安なことはあります

か。(いくつでも)

※ここからは、UIターンについてお伺いします。

Q51

1 UIターン就職を考えている Q52へ SA

全員

(Q52)

(Q44)

2 UIターン就職は考えていない Q56へ

Q52

1 UIターン就職活動を行った、行っている Q53へ SA

Q51=1

(Q53)

(Q45)

2 UIターン就職活動は行っていない Q56へ

Q53 1 先輩や友人からの情報 MA Q52=1

2 親や親戚からの情報

3 キャリアセンターからの情報

4 ハローワークや地方自治体からの情報

5 Uターンフェアなどのイベントでの情報

6 就職情報サイトからの情報

7 その他(             )

(Q54)

(Q46) 8 特に役に立った情報はない 排他

Q541移動などで時間がかかり、スケジュール調整が

難しかったMA

Q52=1

2 交通費などお金がかかった

3 地方に魅力的な企業が少なかった

4地方での生活(環境、人付き合い、買い物、な

ど)が不安だった

5 地方就活の為の情報が少なかった

6選考にあたり、地元学生との間に格差(優遇、非

優遇)を感じた

7 その他(             )

(Q55)

(Q47) 8 特に困ったことはない 排他

Q55 1 UIターン就職をする SA Q52=1

(New) 2 UIターン就職はしない

※ここからは、3月までの在学時についてお伺いします。

Q56 1 国立 SA 全員

2 公立

(Q56)

(Q48) 3 私立

Q57 1 文系 SA 全員

2 理系

(Q57)

(Q49) 3 その他(             )

Q58(Q58)

(Q50)

学校の所在地 あなたの通っている学校の所在地をお知らせください。

47 【47都道府県(プルダウン形式)】

SA 全員

Q59(Q59)

(Q51)

出身地 あなたの出身地をお知らせください。

※出身地とは高校卒業まで一番長く生活したところです 47 【47都道府県(プルダウン形式)】

SA 全員

Q60 1 親と同居していた SA

(Q60)

(Q52) 2 親と同居していない

UIターン就職活動

時に役立った情報

あなたが、UIターン就職活動時に役に立った情報は何でし

たか。(いくつでも)

Uターン就職時に

困ったこと

あなたが、UIターン就職活動時に困ったことをお知らせくだ

さい。(いくつでも)

UIターンでの就職 ではあなたは実際に、UIターン就職をすることになりました

か。(1つだけ)

UIターン就職 あなたは、UIターン就職を考えていますか。(1つだけ)

※「Uターン就職」とは進学で上京し、出身地を離れた学生

が、地元に帰って地方で就職することです。「Iターン就職」

は、出身地に関係なく地方(各地域)企業に就職することで

す。

UIターン就職活動

の有無

では、実際にUIターン就職活動を行いましたか。(1つだけ)

全員

国公私立 あなたが現在通っている(3月まで通っていた)学校は、国

公私立のいずれですか。

専攻 あなたの専攻は、文系ですか。理系ですか。

親との同居 あなたは、在学時、親と同居していましたか。

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65参考 調査票(2017年3月)⑦

※ここからは、4月からのことについてお伺いします。

Q61 1 民間企業で働く SA 全員

2 教員、公務員、団体職員として働く

3 進学する

4 留学する

5 起業する

6 就職活動を継続する

(New) 7 その他(             )

Q62 1 正社員・正職員 SA Q61=1-2or5-

7

2 契約社員

3 嘱託社員

4 アルバイト

(New) 5 その他(             )

確定進路 あなたの卒業後の進路をお知らせください。(1つだけ)

雇用形態 では、その進路先での雇用形態をお知らせください。(1つ

だけ)