大統領選から1年米国株の行方 · 2017-11-09 · s&p・bseセンセックス...

20
0 大和証券 チーフ グローバル ストラテジスト 壁谷 洋和 2017119大統領選から1年 米国株の行方 ~高値更新か頭打ちか~

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大和証券チーフ グローバル ストラテジスト

壁谷 洋和

2017年11月9日

大統領選から1年 米国株の行方~高値更新か頭打ちか~

1

-25 -20 -15 -10 -5 0 5 10 15 20 25 30 35 40 45 50 55 60 65 70

アルゼンチン メルバルウクライナ株価

カザフスタン証券取引所ガーナ総合OMX リガ

イスタンブール100種ナイジェリア全株オーストリア ATX

香港 ハンセンベトナム VN

ブラジル ボベスパS&P・BSEセンセックス

ブダペスト証取ワルシャワ WIG

韓国総合株価マケドニア MBI-10

エジプト ヘルメスモーリシャス SEMDEX

フィリピン 総合FTSE/JSE アフリカ トップ40

DSE 30 Indexノルウェー OBX株価

NYダウ 工業株30種OMX ビリニュス

OMX コペンハーゲン20ポルトガル PSI全株イタリア FTSE MIB

NZX50種グロスシンガポール ST

加権プラハ PX

日経平均株価ドイツ DAXアテネ 総合

Nairobi SE 20 ShareOMX タリン

アムステルダム AEXブルガリア SOFIXベルギー BEL20フランス CAC40ジャカルタ 総合

クエート証券取引所加重平均スイス SMI

タイ SETスロベニア優良株

ルーマニア BETチュニジア TUNINDEX

キプロス ゼネラルマーケット中国 上海総合

OMXヘルシンキ全株OMX ストックホルム30

スペイン IBEX35PSE Al Quds

FTSE/JSE ナミビア総合S&P/BMV IPC

FTSEブルサマレーシアKLCIインデックススリランカ コロンボ全株アイルランド ISEQ全株

モロッコ CFG25種OMX ICEXメイン

FTSE100バーレーン 全株

S&P トロント総合S&P/ASX200

ドバイ金融市場総合ボスニア BIRS

ベオグラード BELEXラインスロバキア株価テルアビブ35種

Tanzania All Share Indexアンマン ジェネラル

サウジアラビア タダウル全株レバノン BLOM

ボツワナ国内企業株クロアチア CROBEXモスクワ ブルーチップ

カラチ KSE100マスカット MSM30

カタール QE

世界的な株高が実現年初来の世界の株価パフォーマンス(10/27時点)

(出所)Bloom,bergより大和証券作成

2

10月時点 7月比 10月時点 7月比

3.4 3.2 3.6 0.1 3.7 0.12.1 1.7 2.2 0.2 2.0 0.1

日本 1.1 1.0 1.5 0.2 0.7 0.1米国 2.6 1.6 2.2 0.1 2.3 0.2英国 2.2 1.8 1.7 0.0 1.5 0.0ユーロ圏 2.0 1.8 2.1 0.2 1.9 0.2

4.3 4.3 4.6 0.0 4.9 0.1中国 6.9 6.7 6.8 0.1 6.5 0.1インド 8.0 7.1 6.7 ▲0.5 7.4 ▲0.3ブラジル ▲3.8 ▲3.6 0.7 0.4 1.5 0.2ロシア ▲2.8 ▲0.2 1.8 0.4 1.6 0.2

2016

世界

先進国

新興途上国

20152017(予想) 2018(予想)

世界景気に対する楽観が広がる

IMF世界経済見通し(2017年10月)

(出所)IMFより大和証券作成

3

4.1

2.5

3.6

4.8

2.52.9

4.03.73.5 3.6

4.1

3.22.7

3.12.8

-3.4

3.1

1.7

5.0

5.8

3.8

4.5

6.4

7.2

5.8

7.4

6.2

3.63.43.9

5.4

4.95.5

5.7

3.1

0.0

5.4

4.2

3.4 3.4 3.4 3.4 3.2

2.0

2.93.0

2.7

1.51.7

2.1

0.21.2

1.41.8

2.11.7

2.2

4.94.6

5.05.24.6

4.1

5.2

2.3

3.7

7.98.2

8.7

3.1

4.3 4.3

-4

-2

0

2

4

6

8

10

95 97 99 01 03 05 07 09 11 13 15 17E

世界全体

先進国

新興国

(前年比:%)

(年)

新興国景気は本格的な復調局面へ

世界のGDP成長率とIMFの見通し

(出所)IMFより大和証券作成

4

日本

逆業績相場

グローバルな景気の好循環/起点となる米国

逆金融相場

金融相場 業績相場

英国新興国

(アジア)

新興国(非アジア)

緩和

金融政策→

引締め

後退← 景気・企業業績 →回復

相場サイクルにおける各地域の位置づけ

中国欧州

米国

5

96

98

100

102

104

106

108

8/8 8/16 8/24 9/1 9/12 9/20 9/28 10/6 10/16 10/24 11/1 11/9

航空宇宙・防衛セクター

S&P500

(8/8=100)

(月/日)

86

88

90

92

94

96

98

100

102

104

106

108

11/1 12/1 1/2 2/1 3/3 4/4 5/4 6/5 7/5 8/4 9/5 10/5 11/6

S&P500 TOPIX FTSE100 DAX 上海総合

(16年末=100)

(月/日)2016 2017

11

12

13

14

15

16

17

18

19

11/1 12/1 1/2 2/1 3/3 4/4 5/4 6/5 7/5 8/4 9/5 10/5 11/6

S&P500 TOPIX FTSE100 DAX 上海総合

(倍)

(月/日)2016 201785

90

95

100

105

110

115

120

11/1 12/1 1/2 2/1 3/3 4/4 5/4 6/5 7/5 8/4 9/5 10/5 11/6

NYダウ 日経平均 FTSE100

DAX 上海総合

(16年末=100)

(月/日)2016 2017

最高値を更新する米国株主要指数の予想PERの推移

(出所)トムソン・ロイターより大和証券作成 (注)12ヵ月先予想利益ベース

米航空宇宙・防衛セクターの株価推移

(出所)Bloombergより大和証券作成 (注)2017/8/8を100として指数化

主要株価指数の推移(2016年末~)

(出所)トムソン・ロイターより大和証券作成 (注)12ヵ月先予想利益ベース

主要指数の予想PERの推移(16年末=100)

(出所)Bloombergより大和証券作成 (注)2016年末を100として指数化

6

-100

-80

-60

-40

-20

0

20

40

60

80

14/4 5 7 9 11 15/1 2 4 6 8 10 12 16/1 3 5 7 9 11 12 17/2 4 6 8 10

(年/月)

-10

-8

-6

-4

-2

0

2

4

6

1 2 3 4 1 2 3 4 1 2 3 4 1 2 3 4 1 2 3 4 1 2 3 4 1 2 3 4 1 2 3 4 1 2 3 4 1 2 3 4 1 2 3 4 1 2 3 4 1 2 3

2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017

個人消費 設備投資 住宅投資

在庫 純輸出 政府支出

実質GDP成長率

(%)

※矢印はハリケーン

  上陸のタイミング

米景気に対するハリケーンの影響は一時的

アトランタ連銀の算出する「GDPNpw」

実質GDP成長率と項目別の寄与度(前期比年率)

(出所)米BEAより大和証券作成

米国エコノミック・サプライズ・インデックス(週次)

(出所)Bloombergより大和証券作成

ニューヨーク連銀の算出する「Nowcasting」

7

350

400

450

500

550

600

11 12 13 14 15 16 1720

30

40

50

60

70

新築一戸建て住宅販売(右軸)

中古住宅販売(左軸)

(万戸) (万戸)

(年)

-80

-60

-40

-20

0

20

40

60

80

100

05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17

住宅ローンの貸出基準

住宅ローンの借入需要

緩和

=積

極的

←【貸

出基

準】→

強化

=慎

減少

←【借

入需

要】→

増加

(%)

(年)

借入需要はやや回復

融資基準は引き続き緩和的

62

63

64

65

66

67

68

69

70

00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17

(%)

(年)

住宅販売は高水準を維持

米新築・中古住宅販売の推移

(出所)Bloombergより大和証券作成 (出所)Bloombergより大和証券作成

持家比率の推移

(出所)Haver Analyticsより大和証券作成

住宅ローンの貸出基準と借入需要に対するスタンス• 足元の住宅販売は中古・新築ともに増加。

とりわけ、「ハリケーン特需」で新築販売は

大幅に増加。

• 住宅ローン金利の上昇は限られ、基本的

には当面、高原状態を維持する見通し。

• 持家比率は65%程度がひとつの目安か。

8

400

600

800

1000

1200

1400

1600

1800

2000

07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17

(万台)

(年)

90

95

100

105

110

115

120

125

130

135

95 96 97 98 99 00 01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17

(1995/1=100)

(年)

123125127129131133135

16/9 16/12 17/3 17/6 17/9

0

10

20

30

40

50

90 92 94 96 98 00 02 04 06 08 10 12 14 16 (CY)

(百万台)

2.0

2.3

2.6

2.9

3.2

3.5(倍)中古車① 新車② ①/②(右)

9月の新車販売は05年7月以来の水準に

米自動車販売台数の推移

(出所)各種資料より大和証券作成

米新車販売台数の推移

(出所)トムソン・ロイターより大和証券作成 (注)年換算値

中古車価格(Manheim Index)の推移

(出所)Manheimより大和証券作成

• 新車販売は8ヵ月連続で前年割れの後、急増。

• 2ヶ月連続で年換算1,800万台を記録。

• 足元で中古車価格が6ヵ月連続で上昇。

• 中古車/新車の比率が2.3倍まで下落(90年以降の下

限)。新車への需要の偏りが一巡した可能性も。

• 新車ニーズが落ち着く一方で、中古車市場の需給改

善により、中古車価格の持ち直しが予想される。

9

1.21.41.61.82.02.22.42.62.83.03.23.43.63.8

08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 184

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

平均時給伸び率(左軸)

自発的離職率(右軸)

(%)(%)

0.0

0.5

1.0

1.5

2.0

2.5

3.0

3.5

4.0

4.5

07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17

平均時給

3ヵ月移動平均

インフレ率(PCEコア)

(前年同月比,%)

(年)

-100

-80

-60

-40

-20

0

20

40

60

80

07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 172

3

4

5

6

7

8

9

10

11(万人) (%)

非農業部門雇用者増加数(前月比、左軸)

失業率(右軸)

(年)

3ヵ月移動平均(左軸)

ハリケーン後の雇用統計はノイズが大きい

非農業部門雇用者増加数と失業率

平均時給とインフレ率

(出所)トムソン・ロイター等より大和証券作成

(出所)トムソン・ロイター等より大和証券作成

自発的離職率と賃金の関係

(出所)トムソン・ロイターより大和証券作成

• 10月の雇用者の増加数は9月の急減からの反動で、

大幅に拡大。失業率も低下。

• 一方で、賃金の伸びは前年比+2.4%まで縮小。

• ハリケーンの影響で評価が難しい。

• 失業率低下に象徴される労働市場のタイト化は、

引き続き賃金の上昇に反映される見通し。

• ただ、自発的離職率が示唆する賃金の伸びは限定

的か。

10

20

40

60

80

100

120

140

07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17

ミシガン大学

カンファレンスボード

(年)-15

-10

-5

0

5

10

15

96 98 00 02 04 06 08 10 12 14 16 18-60

-40

-20

0

20

40

60

小売売上(左軸)

S&Pケースシラー住宅価格指数(左軸)

NYダウ(右軸)

(前年比:%)

(年)

(前年比:%)

0

100

200

300

400

500

600

700

02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17-6%

-4%

-2%

0%

2%

4%

6%

8%

商戦期売上高

(左軸、10億ドル)

前年比伸び率 

(右軸)

(年)

今年のホリデー商戦は前年比+4%程度の伸びに

消費者信頼感指数の推移

(出所)Bloombergより大和証券作成(出所)Bloombergより大和証券作成

小売売上と株価・住宅価格の関係

ホリデー商戦期[11-12月]における支出額の推移(億ドル)

(出所)NRFより大和証券作成 (注)予想はNRF

• 全米小売業協会(NRF)によれば、今年のホリデー商

戦の規模は昨年比で3.6%~4.0%増となる見込み。

• 消費者マインドはITバブル期以来の強さにあり、個人

消費は堅調に推移しそう。

• ハリケーン特需も消費を押し上げる可能性がある。

• 結局のところ、株価上昇による資産効果が働き、消費

の腰折れは考えにくい。

11

-10% -5% 0% 5% 10% 15% 20% 25%

消費シクリカル

消費ディフェンシブ

不動産

通信サービス

産業用 財・サービス

公益

素材

ヘルスケア

金融

テクノロジー

4-6月期

7-9月期

-8-6-4-202468

101214161820

14/10 15/1 15/4 15/7 15/10 16/1 16/4 16/7 16/10 17/1 17/4 17/7 17/10

(%)

15Q3 15Q4

16Q1 16Q2

16Q3 16Q4

17Q1 17Q2

17Q3

(年/月)

17Q3:+7.9%

17Q2:+12.3%

17Q1:+15.3%

16Q4:+8.0%

16Q1:-5.0%

16Q2:-2.1%

16Q3:+4.3%

-30

-20

-10

0

10

20

30

40

50

60

09 10 11 12 13 14 15 16 17 18

コンセンサス予想

(年)

-36%

+206%(%)

-25

-20

-15

-10

-5

0

5

10

15

20

14Q4 15Q1 Q2 Q3 Q4 16Q1 Q2 Q3 Q4 17Q1 Q2 Q3(E)

0

1

2

3

4

5

6

7

8

9

事前予想からの上振れ度合い(右軸)

増益率(左軸)

(%) (%pt)

業績見通しの変遷S&P500増益率予想の推移

(出所)トムソン・ロイター等より大和証券作成 (注)11/3時点。 (出所)トムソン・ロイター等より大和証券作成 (注)11/3時点。

(出所)トムソン・ロイター等より大和証券作成 (注)10/6時点

テクノロジー・セクターが牽引する良好な米企業業績

増益率の推移と事前予想との乖離

(出所)トムソン・ロイター等より大和証券作成 (注)11/3時点。エネルギーは除く

S&P500 業種別増益率(前年同期比)

12

-10%

-5%

0%

5%

10%

15%

20%

7/1時点(予想) 10/1時点(予想) 11/3時点

(実績+予想)

IT

金融

素材

資本財

ヘルスケア

一般消費財

7-9月期はITセクターの孤軍奮闘

セクター別増益率の変遷

(出所)トムソン・ロイターより大和証券作成 (注)10/27時点

13

1.1

1.2

1.3

1.4

1.5

1.6

1.7

1.8

11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

17/5/1017/7/2517/8/417/11/3

(%)

(年/月)

17/ 18/

0.0

0.5

1.0

1.5

2.0

2.5

3.0

3.5

4.0

4.5

予想分布(17/6)

予想分布(17/9)

予想中央値(17/6)

予想中央値(17/9)

2017年末 2018年末 2019年末 長期0.5

1.0

1.5

2.0

2.5

3.0

3.5

4.0

4.5

5.0

5.5

07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17400

600

800

1000

1200

1400

1600

1800

2000

2200

2400

FRBの総資産(左軸)

S&P500(右軸)

(年)

(兆ドル) (pt)

10月からのBS縮小開始/年内利上げ観測再浮上FOMCドット・チャート

(出所)FRBより大和証券作成(出所)Bloombergより大和証券作成

FRBの総資産とS&P500の推移

FFレート先物に織り込まれた12月の利上げ確率

(出所)CME Group (注)11/3時点(出所)Bloombergより大和証券作成

限月別のFFレート先物

14

トランプ政権の税制改革トランプ税制改革の流れ

(出所)各種資料より大和証券作成

7月18日 【下院予算委員会が18年度予算決議案を公表】(翌日可決)

2027年度の財政収支黒字化の見通しを提示。(成長率の前提は10年平均+2.6%)オバマケアの見直しで、2,000億ドル超の歳出削減を計画。最大の注目点は財政調整措置として、2,030億ドル(10年間)の支出削減を盛り込んだ点。

7月27日 【トランプ政権と共和党の議会指導部が税制改革に関する共同声明を発表】

税制改正案の目標として以下を提示。①税率の可能な限りの引き下げ、②設備投資の即時損金化、③恒久的立法の優先、④雇用と海外利益を国内還流させる税制。国境税調整の導入は断念。

9月27日 【トランプ政権と共和党の議会指導部が税制改革案を公表】

法人税率は現行の35%から20%への引き下げを目指す。海外所得の課税を取りやめ、米国内への資金還流を促す。これまでの海外留保資金には1回に限り課税。個人の所得税率も最高税率を現行の39.6%から35%に引き下げ。税率を3段階に簡素化。減税規模は法人税率だけで10年間で1.5兆ドル。その分の歳入減少、財政赤字拡大を許容する構図

9月29日 【上院予算委員会が18年度予算決議案を公表】

10年間で1.5兆ドルの歳入減を認める→財政赤字拡大

10月5日 【下院が18年度予算決議案を承認・上院へ送付】

賛成219票、反対206票。歳入中立の税制改革呼びかけ。上院案と開き。

10月19日 【上院が18年度予算決議案を可決】

賛成51票、反対49票。下院の予算決議案との一本化作業へ。上院は修正案を予め策定。下院は上院の決議案をそのまま採決。11月初旬までに予算法案の原案が公表される見通し。

10月26日 【下院が18年度予算決議案を可決】

賛成216票、反対212票。民主党議員が全員反対。共和党からも20人が反対に回る。10年間で1.5兆ドルの歳入減(=減税)を認める内容。ライアン下院議長は11/23までに税制法案可決を目指す。

12月18日~ 上下両院とも年末の休会

15

18年度予算と債務上限問題で波乱は起きず

(出所)White House Office of Management and Budget

• 債務上限は1990年以降、20回以上の引き上げを経験。

• 18年度予算は9月末までの成立目指す。間に合わない場合も暫定予算で政府閉鎖を回避。

(出所)各種資料より大和証券作成

上下両院の予算委員会が公聴会を実施

歳入小委員会が各歳出法案を検討、本委員会へ送る

上下両院の予算委員会が予算決議案を作成

財政調整指示を受け両院の委員会が財政

調整法案作成

↓ ↓ ↓

歳入委員会が歳出法案を作成

上下両院本会議で予算決議案を審議・可決

上下両院本会議で予算決議案を審議・可決

↓ ↓ ↓上下両院本会議が各歳出法案を審議・

可決

両院協議会において両院協議会報告書を作成

両院協議会で財政調整法を作成

↓ ↓ ↓未成立のものはオムニバス歳出

法案として一括処理

上下両院本会議が両院協議会報告書を可決

上下両院本会議で可決

予算決議案の審議

財政調整措置歳出法案の審議

0

2

4

6

8

10

12

14

16

18

20

90 92 94 96 98 00 02 04 06 08 10 12 14 16 18

債務上限

(兆ドル)

(年)

債務上限停止期間

米国の債務上限の推移 米国の予算審議プロセス

16

8%

10%

12%

14%

16%

18%

20%

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

1967年~2016年

1987年~2016年

-1.0%

-0.5%

0.0%

0.5%

1.0%

1.5%

2.0%

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

1967年~2016年

1987年~2016年

株式市場の10月の季節性は良好

S&P500 月別騰落率

(出所)Bloombergより大和証券作成 (注)各月の騰落率を過去30年もしくは過去50年で平均

S&P500 月別ボラティリティ

(出所)Bloombergより大和証券作成(注)日次リターンの年率換算ボラティリティ。各月のボラティリティを過去30年もしくは過去50年で平均

• 月別の平均騰落率は10月に改善に向かう傾向。ただし、ボラティリティは年間でもっとも高い。

• 9月中にやや先取りした面もあるが、10月以降年末・年始にかけての堅調相場を期待。

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NYダウ 期末値

(ドル) 22,416 ~ 22,500 ~ 23,000 ~ 23,000 ~ 24,000 ~

ナスダック 期末値

(ポイント) 6,484 ~ 6,400 ~ 6,600 ~ 6,600 ~ 6,900 ~

S&P500 期末値

(ポイント) 2,520 ~ 2,500 ~ 2,550 ~ 2,550 ~ 2,650

2,850

7,400

2,800

25,500

7,200

10-12月期 E

25,000

7,000

2,650

2,700

4-6月期 E

24,000

24,500

6,9006,700

6,900

2,600

2,650

17年10-12月期 E

23,500

24,000

予想レンジ

予想レンジ

予想レンジ

7,000

2,650

2,700

18年1-3月期 E

24,000

24,500

6,900

7,200

2,700

2,800

7-9月期 E

24,500

25,000

7,000

トランプ政策への期待が株価を押し上げる

株価予想レンジ

(出所)大和証券作成

18

ダイワ・セレクション

ダイワ・セレクション(11月) ダイワ・セレクション(2017年)

村田製作所 6981トヨタ自動車 7203任天堂 7974三菱商事 8058三菱UFJフィナンシャル・グループ 8306ソフトバンクグループ 9984

ブロードコム AVGO/A1038ウォルト・ディズニー DIS/A4810フェイスブック FB/A2818インディテックス ITX/L1190ビザ V/A5120テンセント 700/N0700

国内株

外国株

日本M&Aセンター 2127 コグネックス ○ CGNX/A1205エス・エム・エス 2175 フェイスブック FB/A2818スタートトゥデイ 3092 アルファベット GOOGL/A1962

リクルートホールディングス ※ 6098 マイクロソフト MSFT/A7565任天堂 7974 エヌビディア NVDA/A5249リログループ 8876 ペイパル・ホールディングス PYPL/A3989ソフトバンクグループ 9984 ビザ V/A5120

東レ 3402 バンク・オブ・アメリカ ※ BAC/A5645テルモ 4543 JPモルガン・チェース JPM/A0800SMC ※ 6273コマツ 6301ダイフク ○※ 6383 キャタピラー CAT/A0900安川電機 6506 ウォルト・ディズニー DIS/A4810日本電産 6594 コカ・コーラ KO/A1450ソニー 6758 タペストリー(旧コーチ) TPR/A6069ローム 6963 ウォルマート・ストアーズ ※ WMT/A4910東京エレクトロン 8035

ASMLホールディング ※ ASML/A1147J.フロント リテイリング ○※ 3086 インフィニオン テクノロジーズ IFX/D2590サイゼリヤ 7581 LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン ※ MC/F0670三菱UFJフィナンシャル・グループ 8306

アリババ・グループ・ホールディング BABA/A1111アップル AAPL/A0490 テンセント 700/N0700アマゾン・ドット・コム AMZN/A1507○・・・新規採用銘柄 ※・・・ダイワ投資セミナー参考銘柄 赤文字は外国株式

米国のテクノロジー成長銘柄

世界的な競争力を有する銘柄 米国の金融株

欧州好業績銘柄

米国のテクノロジー成長銘柄(続き)独自の成長力を有する銘柄

その他の米国の代表銘柄

内需好業績銘柄

中国好業績銘柄

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お取引にあたっての手数料等およびリスクについて 手数料等およびリスクについて 株式等の売買等にあたっては、「ダイワ・コンサルティング」コースの店舗(支店担当者)経由で国内委託取引を行う場合、約定代金に対して最大 1.24200%

(但し、最低 2,700 円)の委託手数料(税込)が必要となります。また、外国株式等の外国取引にあたっては、現地諸費用等を別途いただくことがあります。

株式等の売買等にあたっては、価格等の変動による損失が生じるおそれがあります。また、外国株式等の売買等にあたっては価格変動のほかに為替相場の変動等による損失が生じるおそれがあります。

信用取引を行うにあたっては、売買代金の 30%以上で、かつ 30 万円以上の委託保証金が事前に必要です。信用取引は、少額の委託保証金で多額の取引を行うことができることから、損失の額が差し入れた委託保証金の額を上回るおそれがあります。

債券を募集・売出し等により、又は当社との相対取引により売買する場合は、その対価(購入対価・売却対価)のみを受払いいただきます。円貨建て債券は、金利水準の変動等により価格が上下し、損失を生じるおそれがあります。外貨建て債券は、金利水準の変動に加え、為替相場の変動等により損失が生じるおそれがあります。また、債券の発行者または元利金の支払いを保証する者の財務状況等の変化、およびそれらに関する外部評価の変化等により、損失を生じるおそれがあります。

投資信託をお取引していただく際に、銘柄ごとに設定された販売手数料および運用管理費用(信託報酬)等の諸経費、等をご負担いただきます。また、各商品等には価格の変動等による損失を生じるおそれがあります。

ご投資にあたっての留意点 取引コースや商品毎に手数料等およびリスクは異なりますので、上場有価証券等書面、契約締結前交付書面、目論見書、等をよくお読みください。

外国株式、外国債券の銘柄には、我が国の金融商品取引法に基づく企業内容の開示が行われていないものもあります。

商号等 :大和証券株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第108号 加入協会:日本証券業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会

【保有株式等について】 大和証券は、このレポートに記載された会社が発行する株券等を保有し、売買し、または今後売買することがあります。大和証券グループが、株式等を合計 5%超保有しているとして大量保有報告を行っている会社は以下の通りです。(平成 29年 10月 13日現在) イチケン(1847) nmsホールディングス(2162) アイケイ(2722) アルコニックス(3036) シンデン・ハイテックス(3131) ラクト・ジャパン(3139) 日本ヘルスケア投資法人(3308) ミタチ産業(3321) ケー・

エフ・シー(3420) サムティ・レジデンシャル投資法人(3459) ケイアイスター不動産(3465) 大江戸温泉リート投資法人(3472) ウイルプラスホールディングス(3538) エイチーム(3662) モブキャスト(3664) ダブルスタンダード(3925) 日本ピグメント(4119) テイクアンドギブ・ニーズ(4331) 第一工業製薬(4461) リボミック(4591) ノザワ(5237) イソライト工業(5358) 日本金属(5491) 東邦亜鉛(5707) 日本伸銅(5753) 東京製綱(5981) 日本動物高度医療センター(6039) リンクバル(6046) トレンダーズ(6069) シンメンテホールディングス(6086) ウィルグループ(6089) エクスロー・エージェント・ジャパン

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大和証券は、平成 28年 10月以降下記の銘柄に関する募集・売出し(普通社債を除く)にあたり主幹事会社を担当しています。 淺沼組(1852) ゲンキー(2772) ヨシムラ・フード・ホールディングス(2884) アクティビア・プロパティーズ投資法人(3279) イオンリート投資法人(3292) ヒューリックリート投資法人(3295) トーセイ・リート投資法人(3451) ケネディクス商業リート投資法人(3453) ケイアイスター不動産(3465) 三菱地所物流リート投資法人(3481) コメダホールディングス(3543) スシローグローバルホールディングス(3563) ドリコム(3793) エイトレッド(3969) マクロミル(3978) ユーザーローカル(3984) シェアリングテクノロジー(3989) ウォンテッドリー(3991) 竹本容器(4248) 出光興産(5019) 日本郵政(6178) 日宣

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