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総合評価落札方式の 評価項目等の見直しについて 令和2年3月 県土整備部 建設技術振興課 1

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  • 総合評価落札方式の 評価項目等の見直しについて

    令和2年3月

    県土整備部 建設技術振興課

    1

  • 総合評価落札方式の改正概要

    【背景】 国では週休二日制等の働き方改革やICT活用工事等のi-Constructionの施策を積極的に推進しているところであり、県では平成31年3月にいわて建設業振興中期プラン2019(以下、中期プラン)を策定し、生産性の向上や働き方改革による担い手の確保・育成等の施策を積極的に推進しているところ。 また、業界団体からは建設投資額の減少を踏まえ技術と経営に優れた企業を入札において評価するよう各種の要望が出されているところ。 さらに、他県では担い手3法を踏まえ建設企業の技術力を評価する総合評価方式の拡大や改善が進みつつあり、他県の動向も視野に総合評価方式の改善が求められているところ。 これらを踏まえ、今般、特に建設業において喫緊の課題となっている「働き方改革への対応」、「担い手確保」、「災害時の体制確保」に関連する項目を中心に、総合評価落札方式における評価項目等の見直しを図ろうとするもの。

    【改正内容】 (1) 技術提案評価項目Aの評価項目の見直し

    ① ICT活用工事の実績(ICT活用工事のみ適用)【新規】 ② 登録基幹技能者の雇用【新規】 ③ 週休二日制の実績【新規】 ④ 「えるぼし」、「くるみん・プラチナくるみん」、「いわて女性活躍認定企業等」、 「いわて子育てにやさしい企業等」の認定【新規】 ⑤ 監理(主任)技術者への若手・女性技術者の配置(専任補助者制度も含む) 【新規】 ⑥ 継続教育(CPD)の取組【新規】 ⑦ 船舶の所有(海上・海中工事のみ適用) 【新規】 ⑧ 災害活動の実績等の見直し【評価点の見直し、評価対象拡大】 ⑨ 災害応急工事の実績【評価点の見直し、評価対象拡大】 (2) 総合評価落札方式の対象拡大

    現行の1,000万円以上から随意契約の上限額を目安に設計額が250万円(税込)を超える工事とする。

    2

  • 技術提案評価項目Aの評価様式(改正部分を朱書き表示)

    ・「一般工事用」・・・・・災害復旧工事及び海上・海中工事以外の工事で使用 ・「災害復旧工事用」・・・災害復旧工事で使用(海上・海中工事除く) ・「海上・海中工事用」・・海上海中工事(海上海中工事における災害復旧工事含む)で使用 ・「一般工事用(ICT活用工事)」 ・「災害復旧工事用(ICT活用工事)」 一般、災害復旧及び海上・海中工事において、 ・「海上・海中工事用(ICT活用工事)」 ICT活用工事の対象である場合に使用

    【改正前】

    1 評価様式 ・「一般工事用」・・・・・災害復旧工事及び海上・海中工事以外の工事で使用 ・「災害復旧工事用」・・・災害復旧工事で使用(海上・海中工事除く) ・「海上・海中工事用」・・海上海中工事(海上海中工事における災害復旧工事含む)で使用 ・「一般工事用(ICT活用工事)」・・・・一般工事でICTを工事で活用できる場合に使用 ・「災害復旧工事用(ICT活用工事)」・・災害復旧工事でICTを工事で活用できる場合に使用 ・「海上・海中工事用(ICT活用工事)」・海上・海中工事でICTを工事で活用できる場合に使用 2 技術提案評価項目Aの評価項目

    3

    1 企業の施工能力 (1) 施工実績 (2) 工事成績評定 (3) 経営品質の取組 ・ 優良県営建設工事表彰(優良下請負企業表彰含む)の受賞 ・ ISO9001又はISO14001の認証、「いわて地球環境にやさしい事業所」3つ星以上の認定 ・ 新分野進出等表彰(奨励企業を含む)の受賞 ・ 「えるぼし」、「くるみん・プラチナくるみん」、「いわて女性活躍認定企業等」又は 「いわて子育てにやさしい企業等」の認定【新規】 (4) 資格取得の取組 ・ 技術者資格の取得 ・ 登録基幹技能者の認定【新規】

    2 配置予定技術者の要件 (1) 施工経験 (2) 配置予定技術者の工事成績評定 (3) 配置予定技術者の表彰実績 (4) 配置予定技術者の資格と経験年数 (5) 配置予定技術者の継続教育(CPD)の取り組み状況【新規】 (6) 若手技術者又は女性技術者の配置の有無(専任補助者制度も含む)【新規】 (7) 配置予定技術者の週休2日制の取組実績【新規】 (8) 配置予定技術者のICT活用工事の施工実績(ICT活用工事のみ適用)【新規】

    3 地域精通度等 (1) 地域内拠点の有無 (2) 災害活動の実績等【評価点の見直し、評価対象拡大】 (3) 雇用対策の実績 (4) 地域貢献活動の実績 (5) 船舶の所有状況(海上・海中工事用のみ適用)【新規】 (6) 災害応急工事の実績(災害復旧工事用のみ適用)【評価点の見直し、評価対象拡大】

    総合評価落札方式条件付一般競争入札 評価様式選定フロー

    Yes No

    Yes No Yes No

    Yes No Yes No

    一般工事用

    海上又は海中で行う工事であるか。 海上又は海中で行う工事であるか。

    災害復旧工事であるか。 災害復旧工事であるか。

     特記仕様書において、ICT活用工事の対象としているか。

    海上・海中工事用(ICT活用工事)

    災害復旧工事用(ICT活用工事)

    一般工事用(ICT活用工事)

    海上・海中工事用

    災害復旧工事用

  • 新たに評価する項目

    ① ICT活用工事の実績(ICT活用工事のみ適用) 【新規】

    【評価基準】

    【ICTの全面的・部分的な活用の判断基準】 ICTの全面的な活用とは、工種毎に以下の表に示す「◯」及び「△」の施工プロセスを全て実施した場合とする。ただし、発注者が実施できない項目があると判断した場合には、その項目を除いた残りのすべての項目を実施した場合とする。(詳細は次ページ参照) (岩手県県土整備部ICT活用工事試行要領より抜粋)

    発注者が実施できない項目があると判断する場合の例 ・発注者が測量や設計データを受注者に提供したなど

    4

    評価項目 評価基準 評価点

    ICTの全面的な活用 0.2

    ICTの部分的な活用 0.1

    実績なし 0.0

    シ 配置予定技術者のICT活用工事の施工実績  主任(監理)技術者として施工した工事において、ICTを活用した実績があれば評価する。  対象となる工事は、国又は岩手県が発注した工事のうち、平成29年4月1日以降に完成し 申請期限の日までに引き渡しが完了した工事とし、岩手県内において施工した工事を対象とする。  なお、以下に示す施工プロセスの実施状況により評価する。   ① 3次元起工測量   ② 3次元設計データ作成   ③ ICT建設機械による施工   ④ 3次元出来形管理等の施工管理   ⑤ 3次元データの納品(注)ICTの全面的な活用とは、上記①から⑤の実施項目をすべて実施した場合とする。   ただし、発注者が実施できない項目があると判断した場合には、その項目を除いた残りの  すべての項目を実施した場合とする。 ※ 専任補助者を配置した場合、専任補助者の実績で評価

  • 新たに評価する項目

    ① ICT活用工事の実績(ICT活用工事のみ適用) 【新規】

    【審査内容】

    ① 証明書によりICTの実施状況を確認 ② CORINS等により完成年月日及び施工場所を確認

    【審査資料】 以下の①及び②の資料により審査する。 ① 国が発行した「ICT土工活用証明書」又は 岩手県が発行した「ICT活用工事実施証明書」 ② CORINS又は契約書の写し(CORINSに登録され ていない場合)等

    【審査資料 ①】 岩手県が発行している証明書(例)

    ※証明書は、令和2年3月に改正予定

    【留意事項】

    国の直轄工事の場合、ICTの部分的な活用は評価対象外とする。 (国ではICTを全面的に活用した場合にのみ証明書を発行しているため)

    5

    ※ 県土整備部所管工事については、工事毎にICTの活用実績を公表することとしており、公表資料を元に実績を確認できるようにする予定です。

  • 新たに評価する項目

    【参考】 ICTの全面的・部分的な活用の判断例

    6

    工種 ケース(1)

    3D起工測量

    (2)3D設計

    データ作成

    (3)ICT建機

    による施工

    (4)3D出来形管理等

    (5)3D納品

    成績評定 積算 証明書総合評価

    備考

    共通 A ○ ○ ○ ○ ○ ② ○ 発行 全面的

    (1)から(5)の一連の作業を実施した場合。 → 成績:2点加点 積算:(1)、(2)、(3)とも変更計上する。 ※(4)、(5)の積算は諸経費率に含まれているので別途計上しません。 ※現場条件等により、一部区間でしか(4)、(5)をできなかった場合でも可とします。

    共通 B ○ ○ ○ × × ① ○ 発行 部分的

    (1)、(2)、(3)を実施したが、現場条件等により(4)の実施が困難であり実施しなかった場合。 → 成績:1点加点 積算:(1)、(2)、(3)とも変更計上する。 ※例えば、盛土の締固め回数管理をする予定であったが、土質条件により回数管理が全区間において不適当と判断し、受発注者間で事前に協議をした場合等が該当します。 ※ 降雪により(4)、(5)が全面的に出来なくなった場合もこのケースに該当します。

    共通 C - ○ ○ ○ ○ ① ○ 発行 全面的(1)は別途業務により完了しており、(2)以降を工事で実施した場合。 → 成績:1点加点 積算:(2)、(3)を変更計上する。 ※(4)、(5)の積算は諸経費率に含まれているので別途計上しません。

    共通 D - - ○ ○ ○ ① ○ 発行 全面的(1)、(2)は別途業務により完了しており、(3)以降を工事で実施した場合。 → 成績:1点加点 積算:(3)を変更計上する。 ※(4)、(5)の積算は諸経費率に含まれているので別途計上しません。

    共通 E × × ○ × × ① ○ 発行 部分的

    2D起工測量、2D設計データを用いて、ICT建機による施工をした場合。 → 成績:1点加点 積算:(3)を変更計上する。 ※連続する測点の2D横断図から設計値を入力することで、簡易的な3D設計データとし、ICT建機による施工をする場合等を想定しています。

    共通 F ○ × × × × × × なし 対象外 (1)のみ試しにやってみた場合。 → 成績:加点しない 積算:変更計上しない。

    共通 G ○ ○ × × × × × なし 対象外

    (1)と(2)を実施したが、ICT建機が確保できなかったため(3)が実施できなかった。 → 成績:加点しない 積算:変更計上しない。 ※発注者より(1)、(2)を指示した場合であっても、(3)を実施しない場合はICT活用工事の目的を達しないことから指示を取り消すこととなります。後にトラブルとならないように、受発注者ともにICT建機の確保に十分配慮したうえでICT活用工事を実施してください。

    土工、舗装工等

    H ○ ○ × ○ ○ × × なし 対象外

    (1)と(2)を実施したが、ICT建機が確保できなかったため(3)が実施できなかった。 → 成績:加点しない 積算:変更計上しない。 ※発注者より(1)、(2)を指示した場合であっても、(3)を実施しない場合はICT活用工事の目的を達しないことから指示を取り消すこととなります。後にトラブルとならないように、受発注者ともにICT建機の確保に十分配慮したうえでICT活用工事を実施してください。

    法面工、付帯構造物設置工

    I ○ ○ - ○ ○ ① ○ 発行 全面的

    法面工、付帯構造物設置工において、(1)、(2)、(4)、(5)を実施した場合。 → 成績:1点加点 積算:(1)、(2)とも変更計上する。 ※法面工、付帯構造物設置工は(3)のICT建機による施工がないため。 ※(4)、(5)の積算は諸経費率に含まれているので別途計上しません。

    岩手県県土整備部ICT活用工事FAQNo4別表  (R2.3.11更新版)

  • 新たに評価する項目

    ② 登録基幹技能者の雇用 【新規】

    【登録基幹技能者制度】 本制度は、平成8年に専門工事業団体による民間資格としてスタートしましたが、平成20年1月に建設業法施行規則が改正され、新たに「登録基幹技能者制度」として位置付けられることになりました。 同年4月以降に国土交通大臣が登録した機関が実施する登録基幹技能者講習の修了者は、登録基幹技能者として認められ、経営事項審査においても評価の対象となりました。

    【評価基準】 【審査資料】

    以下の①及び②の資料により確認する。 ① 登録基幹技能者講習修了証の写し ② 雇用関係を証明する資料(保険証等)の写し

    【審査内容】

    ・ 登録期間技能者であるか。 ・ 対象期間内の実績であるか。 ⇒ 修了年月日により確認 ・ 企業との雇用関係

    ①登録電気工事基幹技能者 ⑬登録圧接基幹技能者 ㉕登録サッシ・カーテンウォール基幹技能者

    ②登録橋梁基幹技能者 ⑭登録型枠基幹技能者 ㉖登録エクステリア基幹技能者

    ③登録造園基幹技能者 ⑮登録配管基幹技能者 ㉗登録プレストレスト・コンクリート工事基幹技能者

    ④登録鉄筋基幹技能者 ⑯登録鳶・土工基幹技能者 ㉘登録コンクリート圧送基幹技能者

    ⑤登録防水基幹技能者 ⑰登録切断穿孔基幹技能者 ㉙登録グラウト基幹技能者

    ⑥登録トンネル基幹技能者 ⑱登録内装仕上工事基幹技能者 ㉚登録冷凍空調基幹技能者

    ⑦登録建設塗装基幹技能者 ⑲登録建築板金基幹技能者 ㉛登録運動施設基幹技能者

    ⑧登録左官基幹技能者 ⑳登録外壁仕上基幹技能者 ㉜登録基礎工基幹技能者

    ⑨登録機械土工基幹技能者 ㉑登録ダクト基幹技能者 ㉝登録タイル張り基幹技能者

    ⑩登録海上起重基幹技能者 ㉒登録保温保冷基幹技能者 ㉞登録標識・路面標示基幹技能者

    ⑪登録消火設備基幹技能者 ㉓登録硝子工事基幹技能者 ㉟登録土工基幹技能者

    ⑫登録建築大工基幹技能者 ㉔登録ALC基幹技能者

    登録基幹技能者講習の種類

    【登録基幹技能者一覧】 【審査資料 ①】

    7

    実績なし 0.0

    下記の合計値 0.3

    実績あり 0.2

    実績なし 0.0

    エ 資格取得の取組

    平成30年4月1日から申請期限の日までに以下の①、②の実績があれば評価する。なお、評価項目「サ 雇用対策の実績」における新規雇用の評価対象者と同一の者は評価対象外とする。評価点は①と②の評定点を合計した点数とする。

    ① 技術者資格の取得・新たに資格を取得した職員がいる場合・資格を所有している者を新たに常時雇用した場合

    ② 登録基幹技能者の認定・新たに登録基幹技能者を認定された職員がいる場合

    評価基準 評価点評価項目

    実績あり 0.1

  • 新たに評価する項目

    ③ 週休二日制の実績 【新規】

    【審査資料】 以下の①及び②の資料により審査する。 ① 国が発行した「週休2日実施証明書」又は岩手県 が発行した「週休2日達成証明書」 ② CORINS又は契約書の写し(CORINSに登録されて いない場合)等

    【評価基準】

    【審査内容】

    ・ 証明書により週休2日制の達成状況を確認 ・ CORINS等により完成年月日及び施工場所を確認

    【審査資料 ①】 岩手県が発行している証明書

    【留意事項】

    国の直轄工事の場合、4週7休又は4週6休の実績は評価対象外とする。 (国では、4週8休以上の現場閉所を達成した場合にのみ証明書を発行しているため )

    8

    評価項目 評価基準 評価点

    完全週休2日又は4週8休

    0.5

    4週7休又は4週6休

    0.2

    実績なし 0.0

    サ 配置予定技術者の週休2日制の取組実績 主任(監理)技術者として施工した工事において、週休2日制を実施した実績があれば評価する。 対象となる工事は、国又は岩手県が発注した工事のうち、平成29年4月1日以降に完成し申請期限の日までに引き渡しが完了した工事とし、岩手県内において施工した工事を対象とする。 ※ 専任補助者を配置した場合、専任補助者の実績で評価

  • 新たに評価する項目

    ④ 「えるぼし」、「くるみん・プラチナくるみん」、「いわて女性活躍認定企業等」、「いわて子育てにやさ しい企業等」の認定 【新規】

    【審査資料】

    以下の①又は②により審査する。 ① 厚生労働省又は岩手県のホームページに掲載されている 最新版の実績 ② 認定を証明する資料(認定証等) ※ ①で実績を確認できない場合のみ②で審査する。

    【評価基準】

    評価項目 評価基準 評価点

    2項目以上該当

    あり0.5

    1項目該当あり 0.2

    該当なし 0

    ウ 経営品質の取組以下に示す4項目のいずれかの実績があれば評価する。①岩手県が行った、平成27年度から令和元年度の「優良県営建設工事表彰(優良下請負企業表彰を含む。)」の受賞②申請期限の日現在有効なISO9001又はISO14001の認証取得、若しくは 「いわて地球環境にやさしい事業所」3つ星以上の認定③岩手県が前年度までに行った「新分野進出等表彰(奨励企業を含む)」の受賞④申請期限の日現在有効な「えるぼし」、「くるみん・プラチナくるみん」、「いわて女性活躍認定企業等」又は「いわて子育てにやさしい企業等」の認定

    【審査内容】

    申請期限の日現在有効な実績であるかを確認。 ⇒「いわて女性活躍認定企業等」及び「いわて子育てにやさしい 企業等」は有効期限があるので注意

    【審査資料①】

    9

  • 新たに評価する項目

    ④ 「えるぼし」、「くるみん・プラチナくるみん」、「いわて女性活躍認定企業等」、「いわて子育てにやさしい企業等」の認定 【新規】

    【えるぼし】

    【くるみん】

    ※ 厚生労働省のホームページで実績を確認できない場合のみ

    【審査資料②】

    10

  • 新たに評価する項目

    ④ 「えるぼし」、「くるみん・プラチナくるみん」、「いわて女性活躍認定企業等」、「いわて子育てにやさしい企業等」の認定 【新規】

    「いわて女性活躍認定企業等(ステップ1)」認定書

    企業等の名称 (企業名・事業所名)

    所 在 地 (所在地)

    いわて女性活躍企業等認定制度要綱第 6 の規定により、

    「いわて女性活躍認定企業等(ステップ1)」として認定します。

    認 定 番 号 第 2019- 1 - 1 号

    認定年月日 令和元年 月 日

    有 効 期 限 令和4年 月 日まで

    岩手県知事 達 増 拓 也

    ※ 岩手県のホームページで実績を確認できない場合にのみ

    【審査資料②】

    11

  • 新たに評価する項目

    ⑤ 監理(主任)技術者への若手・女性技術者の配置(専任補助者制度も含む) 【新規】

    【審査資料】 ① 様式第3-1-1号 配置予定技術者の要件 ② 年齢(生年月日)及び性別を証明する資料(健康保険証や運転免許証等)

    【評価基準】

    【審査内容】 ① 若手の場合には、年齢(生年月日)を確認 ② 女性の場合には、性別を確認

    12

    評価項目 評価基準 評価点

    主任(監理)技術者への配置 0.2

    現場代理人への配置 0.1

    なし 0.0

    コ 若手技術者又は女性技術者の配置の有無

     配置予定技術者又は現場代理人として若手又は女性を

    配置した場合に、配置する役割に応じて評価する。

     なお、若手とは申請期限の日現在において、満40歳を

    むかえてない者とする。

    【留意事項】

    ・「若手」とは、申請期限の日現在において、満40歳をむかえていないものとし、満40歳の誕生日が申請期限の日の2日後以降の者とする(年齢計算ニ関スル法律に基づく)。 ・女性技術者の場合は、年齢を問わない。

    (例)

    申請期限の日 満40歳の誕生日 評価

    R2.4.1 R2.4.3 若手である

    R2.4.1 R2.4.2 若手ではない

  • 新たに評価する項目

    専任補助者制度の概要

    【留意事項】

    専任補助者を配置した場合、配置予定技術者の要件に関する評価項目(若手技術者又は女性技術者の配置の有無を除く)は専任補助者の実績で評価

    同種経験は不要

    13

    不 要

    専任補助者

    は不要とします。

  • 新たに評価する項目

    ⑥ 継続教育(CPD)の取組 【新規】

    【評価基準】

    【CPD】 建設業におけるCPDとは、技術者の継続教育を意味している。建設関係の資格認定団体が、継続的な教育プログラムや講習会等を提供しており、技術者が研鑽に要した時間を単位に変換している。

    【留意事項】

    ① 各団体の推奨単位に基づき評価(右図参照) ② 右図に掲げた団体以外も評価対象とし、各団体 が定める推奨単位に基づき評価 ③ 年間または数年間の推奨単位がある場合は、 いずれかが推奨単位を満足していれば評価 ④ 各団体が発行する証明書は、単位取得の証明期 間の末日が、申請期限の日から過去1年以内のも のを有効とする。

    14

    継続教育(CPD)団体名推奨する単位数に

    相当する数推奨する単位数の1/2に相当する数

    (公社)空気調和・衛生工学会 50ポイント/年 25ポイント/年

    (一財)建設業振興基金 12単位/年 6単位/年

    (一社)建設コンサルタンツ協会 50単位/年 25単位/年

    (公社)地盤工学会 50単位/年 25単位/年

    20CPD時間/年 10CPD時間/年

    100CPD時間/5年 50CPD時間/5年

    (一社)全国上下水道コンサルタント協会 50単位/年 25単位/年

    20ポイント/年 10ポイント/年

    40ポイント/2年 20ポイント/2年

    100ポイント/5年 50ポイント/5年

    20ユニット/年 10ユニット/年

    40ユニット/2年 20ユニット/2年

    60ユニット/3年 30ユニット/3年

    80ユニット/4年 40ユニット/4年

    100ユニット/5年 50ユニット/5年

    (一社) 全日本建設技術協会 25単位/年 13単位/年

    50CPD単位/年 25CPD単位/年

    250CPD単位/5年 125CPD単位/5年

    (公社)土木学会 50単位/年 25単位/年

    50単位/年 25単位/年

    250単位/5年 125単位/5年

    50CPD時間/年 25CPD時間/年

    150CPD時間/3年 75CPD時間/3年

    (公社)日本建築士連合会 12単位/年 6単位/年

    (公社)日本造園学会 50単位/年 25単位/年

    (公社)日本都市計画学会 50単位/年 25単位/年

    (公社)農業農村工学会 50CPD/年 25CPD/年

    建築CPD運営会議 12認定時間/年 6認定時間/年

    補償コンサルタントCPD協議会 30ポイント/年 15ポイント/年

    土質・地質技術者生涯学習協議会

    (一社)日本環境アセスメント協会

    (公社)日本技術士会

    (公社)森林・自然環境技術教育研究センター

    (一社)全国測量設計業協会連合会

    (一社)全国土木施工管理技士会連合会

    評価項目 評価基準 評価点

    継続教育(当該団体推奨単位以上取得)の証明有り

    0.2

    継続教育(当該団体推奨単位の2分の1以上取得)の証明有り

    0.1

    上記以外の場合 0.0

    ケ 配置予定技術者の継続教育(CPD)の 取り組み状況  配置予定技術者の継続教育(CPD)へ の取組を評価する。 ※ 専任補助者を配置した場合、専任補助  者の実績で評価

    【審査資料】

    各団体が発行する証明書の写し

  • 新たに評価する項目

    ⑥ 継続教育(CPD)の取組 【新規】

    【審査内容】

    ・ 取得単位数 ・ 「単位取得の期間の末日」が申請期限の日 から過去1年以内であるか。

    【審査資料】

    15

  • 新たに評価する項目

    ⑦ 船舶の所有(海上・海中工事のみ適用) 【新規】

    【審査資料】 様式3-11号 船舶所有状況証明書(右図)

    【評価基準】

    【留意事項】 評価の対象となる船舶は、船舶を通常保管する場所が岩手県内となっている「起重機船(25t吊以上)」又は「クレーン付き台船(クレーン35t吊以上)」。 なお、通常保管する場所とは、工事等で船舶を使用しない場合等に係留する場所のことである。

    16

    【審査資料】

    【審査内容】

    ・ 船舶の所有状況 ・ 証明書の有効期限(証明書は発行日から1年間有効)

    評価項目 評価基準 評価点

    所有あり 0.5

    所有なし 0.0

    チ 船舶の所有状況 企業として申請期限の日現在、以下のいずれかの船舶を所有している場合に評価する。 なお、評価対象となる船舶は、岩手県内に通常保管している船舶とする。・起重機船(25t吊以上)・クレーン付き台船(クレーン35t吊以上)

  • 既存の評価の項目見直し(改正部分を朱書き表示) ⑧ 災害活動の実績等の見直し 【評価点の見直し、評価対象拡大】

    【改正前】 評価項目 評価基準 評価点

    災害活動の実績あり

    1

    協定締結あり 0.5

    災害活動の実績及び協定締結なし

    0

    コ 災害活動の実績等以下のいずれかの実績があれば評価する。・工事箇所の振興局等管内(注)で平成29年度又は30年度における災害活動実績。・「災害時における応急対策業務に関する協定」は、申請期限の日現在有効なもので岩手県と締結したものに限る。(注) 入札公告に添付されている総合評価点算定基準において、振興局等管内を岩手県内としている場合は、上記の「工事箇所の振興局等管内」は「岩手県内」と読み替えて適用する。

    【改正後】

    【災害活動の評価対象】 災害発生時における応急対応の実績(契約に基づく対価の支払いを受けていないもの。) (例)自主的な巡回パトロールや通行規制支援など

    【災害活動の評価対象】 ① 災害発生時における応急対応の実績(契約に基づく対価の支払いを受けていないもの。) (例)自主的な巡回パトロールや通行規制支援など ② 災害協定等の発注者からの要請に基づき、業務委託等として発注された災害活動(訓練・応急工事・維持修繕業務は除く)の実績(契約に基づく対価の支払いを受けているもの。)【追加】 (例) 巡回パトロールや通行規制支援 業務委託等で発注されたもので、啓開作業、排水処理、 通行規制などの出来高管理が必要ないもの。

    災害活動の実績(有償)を追加

    17

    評価基準 評価点

    下記の合計値 1.5

    災害 活動 の実

    績あり1.0

    災害 活動 の実

    績なし0.0

    協定締結あり 0.5

    協定締結なし 0.0

    ② 災害協定の有無「災害時における応急対策業務に関する協定」の締結。ただ

    し、申請期限の日現在有効なもので岩手県と締結したものに限

    る。

    評価項目

    セ 災害活動の実績等

    以下の①、②の実績があれば評価する。評価点は①と②の評定点を

    合計した点数とする。

    ① 災害活動の実績

    工事箇所の振興局等管内(注)で平成30年度又は令和元年度に

    おける災害活動実績。(注) 入札公告に添付されている総合評価点算定基準におい

    て、振興局等管内を岩手県内としている場合は、上記の「工事

    箇所の振興局等管内」は「岩手県内」と読み替えて適用する。

  • 既存の評価の項目見直し(改正部分を朱書き表示) ⑧ 災害活動の実績等の見直し 【評価点の見直し、評価対象拡大】

    【審査資料(災害活動の実績)】 災害活動の種類により、以下の①又は②の資料により確認する。 (1) 災害発生時における応急対応 総合評価落札方式競争入札実施要領様式第3-9号災害活動実施申告書の写し (2) 災害協定等の発注者からの要請に基づき、業務委託等として発注された災害活動【追加】 以下の①及び②の資料により確認する。 ① 災害協協定等の発注者からの要望に基づく活動であることを証明する資料 (県等からの要請書等) ② 契約書の写し。契約書により実績を証明できない場合には、実績が確認できる資料 (客観性を持って必要条件を確認できる)の写しにより証明すること。

    18

  • 既存の評価の項目見直し(改正部分を朱書き表示) ⑨ 災害応急工事の実績 【評価点の見直し、評価対象拡大】

    【評価基準(新旧対照)】

    【評価対象】 ・「応急工事」とは、災害復旧事業(補助)に採択される応急工事を対象とする。 ・維持修繕業務委託等で実施した応急工事は評価の対象とならない。 (注:国の災害査定で採択される応急工事のみが対象となる。)

    評価項目 評価基準 評価点

    応急工事の

    実績あり1.30.8

    応急工事の実績なし

    0

    ス 災害応急工事の実績

    元請として工事箇所の振興局等管内(注)で発生した当該災害に係る応急工事を施工した実績を評価する。申請期限の日までに引渡しが完了した工事を対象とする。

     (注) 入札公告に添付されている総合評価点算定基準において、振興局等管内を岩手県内としている場合は、上記の「工事箇所の振興局等管内」は「岩手県内」

    と読み替えて適用する。

    【評価対象】 ・「応急工事」とは、工事として発注されたもので、国の災害査定で採択される応急工事を対象とする。 なお、県単事業等で実施した応急工事で国の災害査定に採択される応急工事と同等と認められるものも対象とする。【追加】 (例)・ 応急工事の採択基準(金額要件を除く) を満たしている小規模な応急工事 ・ 応急工事の採択基準を満たしているが、 県単事業で実施した応急工事 ・維持修繕業務委託等で実施した応急工事は評価の対象とならない。

    【改正前】 【改正後】

    国の災害査定で不採択でも可とする。

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  • 既存の評価の項目見直し(改正部分を朱書き表示) ⑨ 災害応急工事の実績 【評価点の見直し、評価対象拡大】

    【審査資料】 ① CORINSの写し若しくは応急工事の契約書等 ② ①で応急工事であることが確認できない場合は、 以下のいずれかの資料で実績を確認する。 ・ 応急工事であることが確認できる資料(図面、施 工計画書等) ・ 様式第3-10号災害応急工事実績証明書(右図) 【追加】

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    【審査資料③】