特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... -...

98
特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

Upload: others

Post on 03-Jun-2020

3 views

Category:

Documents


0 download

TRANSCRIPT

Page 1: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

特別支援学校の小学部児童指導要録・

中学部生徒指導要録の手引

平成23年2月

栃木県教育委員会

Page 2: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

ま え が き

。 、平成21年3月に新しい学習指導要領が告示されました 学習評価や指導要録の改善についても

文部科学省から 中央教育審議会初等中等教育分科会教育課程部会においてとりまとめられた 児、 「

童生徒の学習評価の在り方について(報告 (平成22年3月24日 (以下「報告」という )を)」 ) 。

受けて 「小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校等における児童生徒の学習評価及び指導、

要録の改善等について(通知 (平成22年5月11日 (以下「通知」という )が出されました。)」 ) 。

「通知」において、障害のある児童生徒に係る学習評価の考え方について、次のように記され

ています。

障害のある児童生徒に係る学習評価の考え方は、障害のない児童生徒に対する学習評価の

考え方と基本的に変わるものではないが、児童生徒の障害の状態等を十分理解しつつ、様々

な方法を用いて、一人一人の学習状況を一層丁寧に把握することが必要であること。また、

特別支援学校については、新しい学習指導要領により個別の指導計画の作成が義務付けられ

たことを踏まえ、当該計画に基づいて行われた学習の状況や学習の結果の評価を行うことが

必要である。

以上を踏まえ、各学校においては、組織的・計画的な取組を推進し、学習評価の妥当性、信頼

性を高めるよう努めることが重要であると考えます。

指導要録は、児童生徒の学籍並びに指導の過程及び結果の要約を記載し、その後の指導及び外

部に対する証明等に役立たせるための原簿となるものであり、各学校で学習評価を計画的に進め

ていく上で重要な表簿です。小学部においては平成23年度から、中学部においては平成24年度か

ら、新たに定められた様式を用いることになります。

県教育委員会では、本年度、特別支援学校の小学部児童指導要録・中学部生徒指導要録の手引

作成委員会を設置し、学習評価及び指導要録の改善の趣旨に基づき、各学校が適切に指導要録を

作成するための参考資料として、本書を作成しました。

手引の内容は 「報告」及び「通知」に準拠しています。第1章には学習評価の基本的な考え、

方を示し、第2章以降に指導要録全般にわたる解説を示しました。また、評価事例や記入例も掲

載しましたので、指導要録作成の際の参考にしてください。

各学校においては、本書を十分に御活用いただくことにより、適切に学習評価を実施し指導要

録を作成していただくことを期待します。

最後に、本書の作成に当たり、御尽力いただきました特別支援学校の小学部児童指導要録・中

学部生徒指導要録の手引作成委員会の委員各位に厚く御礼申し上げます。

平成23年2月

栃木県教育委員会事務局

特別支援教育室長 林 信 夫

Page 3: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

目 次

1第1章 学習評価の基本的な考え方

1 学習評価の意義・目的 1

2 観点別学習状況の評価の在り方 1

3 障害のある児童生徒の学習評価 2

4 学校における組織的な評価活動の取組 3

4第2章 指導要録の概要

<様式>

【別紙1】小学部児童指導要録

(視覚障害者、聴覚障害者、肢体不自由者又は病弱者である児童に対する教育を行

う特別支援学校) 様式1 学籍に関する記録 6

様式2 指導に関する記録 8

【別紙2】中学部生徒指導要録

(視覚障害者、聴覚障害者、肢体不自由者又は病弱者である生徒に対する教育を行

う特別支援学校) 様式1 学籍に関する記録 10

様式2 指導に関する記録 12

【別紙3】小学部児童指導要録

(知的障害者である児童に対する教育を行う特別支援学校)

様式1 学籍に関する記録 14

様式2 指導に関する記録 16

【別紙4】中学部生徒指導要録

(知的障害者である生徒に対する教育を行う特別支援学校)

様式1 学籍に関する記録 18

様式2 指導に関する記録 20

22第3章 指導要録の取扱い

1 進学の場合 22

2 転学の場合 22

3 転入学の場合 22

4 学校統合、学校新設等の場 22

5 退学等の場合 22

6 編入学等の場合 23

7 保存期間 23

8 様式、規格 23

9 整理の仕方 23

10 その他 24

25第4章 記入上の注意

1 全般的事項 25

2 学籍に関する記録(様式1) 26

3 指導に関する記録(様式2) 30

(1) 視覚障害者、聴覚障害者、肢体不自由者又は病弱者である児童に対する教育を行う

特別支援学校【小学部】 30

(2) 視覚障害者、聴覚障害者、肢体不自由者又は病弱者である児童に対する教育を行う

特別支援学校【中学部】 34

(3) 知的障害者である児童に対する教育を行う特別支援学校【小学部及び中学部】 38

<別添資料> 各教科等・各学年等の評価の観点等及びその趣旨 42

1 各教科の学習の記録 42

Page 4: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

2 外国語活動の記録 65

3 特別活動の記録 65

4 行動の記録 66

<指導要録記入例> 68

記入例1(様式1)学籍に関する記録(小学部) 68

記入例2(様式1)学籍に関する記録(中学部) 70

記入例3(様式2)指導に関する記録(小学部) 72

(視覚障害者、聴覚障害者、肢体不自由者又は病弱者である児童に対する教育を行

う特別支援学校)

記入例4(様式2)指導に関する記録(中学部) 74

(視覚障害者、聴覚障害者、肢体不自由者又は病弱者である生徒に対する教育を行

う特別支援学校)

記入例5(様式2)指導に関する記録(小学部) 76

(知的障害者である児童に対する教育を行う特別支援学校)

記入例6(様式2)指導に関する記録(中学部) 78

(知的障害者である生徒に対する教育を行う特別支援学校)

<評価事例> 80

評価事例1 知的障害者である児童生徒に対する教育を行う特別支援学校に

おける各教科等 80

評価事例2 外国語活動 82

評価事例3 総合的な学習の時間 82

評価事例4 自立活動 83

評価事例5 総合所見及び指導上参考となる諸事項 84

86第5章 指導要録抄本について

1 抄本の作成について 86

2 取扱い 86

3 記入上の注意 86

4 様式 87

【別紙5】小学部児童指導要録抄本 88

(視覚障害者、聴覚障害者、肢体不自由者又は病弱者である児童に対する教育を行

う特別支援学校)

【別紙6】中学部生徒指導要録抄本 89

(視覚障害者、聴覚障害者、肢体不自由者又は病弱者である生徒に対する教育を行

う特別支援学校)

【別紙7】小学部児童指導要録抄本 90

(知的障害者である児童に対する教育を行う特別支援学校)

【別紙8】中学部生徒指導要録抄本 91

(知的障害者である生徒に対する教育を行う特別支援学校)

Page 5: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 1 -

第1章 学習評価の基本的な考え方

1 学習評価の意義・目的

学習評価は、児童生徒の学習状況を検証し、結果の面から教育水準の維持向上を保障する

機能を有するものである。また、学習評価を通じて、学習指導の在り方を見直すことや個に

応じた指導の充実を図ること、学校における教育活動を組織として改善すること等が重要で

ある。

学習指導と学習評価のPDCAサイクルは、日常の授業、単元等の指導、学校における教

育活動全体等の様々な段階で繰り返されながら展開することが必要である 【図1】。

児童生徒にとって学習評価は自らの学習状況に気付き、その後の学習や発達・成長が促さ

れる契機となるべきものである。また、学習評価の結果を保護者に適切に伝えることは、学

習評価に関する信頼性を高め、家庭における学習を児童生徒に促す契機となる。

Plan

指導計画等の作成

Action Do

授業や指導計画等の 指導計画を踏まえた

改善 教育の実施

Check

児童生徒の学習状況

指導計画等の評価

【図1】学習指導に係るPDCAサイクル

2 観点別学習状況の評価の在り方

(1) きめの細かい学習指導と児童生徒一人一人の学習内容の確実な定着を図るため、各教科

における児童生徒の学習状況を分析的にとらえる観点別学習状況の評価と総括的にとらえ

る評定については、目標に準拠した評価として実施していくことが適当である。

(2) 評価の観点については、学力の3つの要素との関係を踏まえつつ、基礎的・基本的な知

識・技能については「知識・理解」及び「技能」とし、それらを活用して課題を解決する

ために必要な思考力・判断力・表現力については 「思考・判断・表現」とし、主体的に、

学習に取り組む態度については「関心・意欲・態度」とし、それぞれ評価する 【図2】。

基礎的・基本的な知識・技能 知識・理解 及び 技能 で評価「 」 「 」

課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力等 思考・判断・表現 で評価「 」

主体的に学習に取り組む態度 関心・意欲・態度 で評価「 」

【図2】学力の3つの要素と新しい観点

Page 6: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 2 -

(3) 観点別学習状況の評価

① 「知識・理解」及び「技能」

「知識・理解」は、各教科において習得すべき知識や重要な概念等を児童生徒が理解

しているかどうかを評価するものである。

「技能」は、各教科において習得すべき技能を児童生徒が身に付けているかどうかを

評価するものである。

② 「思考・判断・表現」

それぞれの教科の知識・技能を活用して課題を解決すること等のために必要な思考力

・判断力・表現力等を児童生徒が身に付けているかどうかを評価するものである。

③ 「関心・意欲・態度」

各教科が対象としている学習内容に関心をもち、自ら課題に取り組もうとする意欲や

態度を児童生徒が身に付けているかどうかを評価するものである。評価に当たっては、

各教科が対象としている学習内容に対する児童生徒の取組状況を通じて評価することを

基本とし、他の観点と同様、目標に照らして「おおむね満足できる」状況にあるかどう

かの評価を中心とすることが適当である。

(4) 留意事項

① 授業改善のための評価は日常的に行われることが重要である。一方で、指導後の児童

生徒の状況を記録するための評価を行う際には、単元等ある程度長い区切りの中で適切

に設定した時期において「おおむね満足できる」状況にあるかどうかを評価することが

求められる。

② 児童生徒に身に付けさせようとする資質や能力を明確にした上で、それに照らして学

習評価を行うことが重要である。

3 障害のある児童生徒の学習評価

(1) 障害のある児童生徒の学習評価に当たっては、児童生徒の障害の状態等を十分理解しつ

つ、行動の観察やノート等の提出物の確認など様々な方法を活用して、一人一人の学習状

況を一層丁寧に把握する工夫が必要である。

(2) 学習指導要領に定める目標に準拠して評価を行うことや個人内評価を重視すること、学

習指導と学習評価とを一体的に進めること、指導目標や指導内容、評価規準の設定におい

ては一定の妥当性が求められることなど、障害のない児童生徒に対する評価の考え方と基

本的に変わりがない。ただし、障害の状態等に即した適切な指導や評価上の工夫は必要で

あるが、一方で、評価そのものへの信頼性にも引き続き十分配慮することが求められる。

(3) 特別支援学校に在籍する児童生徒については、学習指導要領において自立活動の指導だ

けでなく各教科等の指導に当たっても個別の指導計画を作成することが義務付けられたこ

とを踏まえ、それに基づいて行われた学習の状況や結果を評価する必要がある。

(4) 知的障害及び重複障害のある児童生徒に対する指導や自立活動の指導を行う場合には、

児童生徒一人一人の実態に即して、個別に指導目標や指導内容を設定し、個別に評価する

ことになるが、設定した指導目標が高すぎたり、指導内容が具体性を欠いたりするなどに

より、結果として、効果的な指導につながらないことも考えられる。このため、設定する

指導目標や指導内容については、その妥当性の向上に十分配慮する必要がある。

Page 7: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 3 -

4 学校における組織的な評価活動の取組

(1) 校長のリーダーシップの下での組織的・計画的な取組と教師の役割

① 評価規準や評価方法を明確にする。

② 評価結果について教師同士で検討する。

③ 実践事例を着実に継承していく。

④ 授業研究等を通じ教師一人一人の力量の向上を図る。

⑤ 評価の実施者として、個々の児童生徒の学習評価に関する妥当性、信頼性等を高め説

明責任を果たすとともに、児童生徒や保護者との間で必要な情報の共有を進め教育の効

果の増進を図る。

(2) 保護者の理解の促進等

① 学習評価の趣旨や方法について保護者等の理解を進める。

② 情報を共有する手段として、通信簿の記載内容や記載方法、様式などを改善充実させ

る。

(3) 学習評価における情報通信技術の活用

学習評価に関する情報の適切な管理を図りつつ、情報通信技術の活用により指導要録等

に係る事務の改善を検討することも重要である。

Page 8: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 4 -

第2章 指導要録の概要

指導要録は、児童生徒の学籍並びに指導の過程及び結果の要約を記録し、その後の指導及び

外部に対する証明等に役立たせるための原簿としての性格をもつものである。

また、指導要録は、指導のための資料として、学年末に1年間の学習の状況を総括的に評価

するものであるが、その記録を確かなものにするため、そこに至るまでの日頃の継続的な評価

の充実が重要である。この意味から、指導要録における評価の方法や観点等は、日頃の指導と

評価に当たって重要な役割を果たすものである。

特別支援学校については、個別の指導計画を作成する必要があることから、指導に関する記

録を作成するに当たって、個別の指導計画における指導の目標、指導内容等を踏まえた記述と

なるよう留意する。

<様式>

【別紙1】小学部児童指導要録

(視覚障害者、聴覚障害者、肢体不自由者又は病弱者である児童に対する

教育を行う特別支援学校) 様式1 学籍に関する記録

様式2 指導に関する記録

【別紙2】中学部生徒指導要録

(視覚障害者、聴覚障害者、肢体不自由者又は病弱者である生徒に対する

教育を行う特別支援学校) 様式1 学籍に関する記録

様式2 指導に関する記録

【別紙3】小学部児童指導要録

(知的障害者である児童に対する教育を行う特別支援学校)

様式1 学籍に関する記録

様式2 指導に関する記録

【別紙4】中学部生徒指導要録

(知的障害者である生徒に対する教育を行う特別支援学校)

様式1 学籍に関する記録

様式2 指導に関する記録

Page 9: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会
Page 10: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

<様式>【別紙1】視覚障害者、聴覚障害者、肢体不自由者又は病弱者である児童に対する教育を行う特別支援学校

様式1(学籍に関する記録)

6

平成   年度 平成   年度 平成   年度

4 5

6学年区分

学  級

43

学級担任者氏 名 印

年  度

区分 学年

区分 学年

学級担任者氏 名 印

校長氏名印

1

現住所

氏 名

生年月日

小 学 部 児 童 指 導 要 録

5

学     籍     の     記     録

2

 平成  年  月  日 第 1 学年 入学             第 学年編入学

 平成  年  月  日 第 学年転入学転 入 学

入学・編入学等

整理番号

3

現住所

氏 名

学 校 名

及   び

所 在 地

(分校名・所在地等)

  平成    年    月    日生

1

平成   年度

2

児   童

性 別

ふりがな

  

卒   業

年  度

校長氏名印

平成   年度平成   年度

 

転学・退学等 (平成   年   月    日)  平成   年   月    日

入学前の経歴

保 護 者

ふりがな

  平成   年   月    日

進 学 先

- 6 -

Page 11: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会
Page 12: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

様式2 (指導に関する記録)

教科 観  点

児童会活動

クラブ活動

61 2 3 4 5

6

内  容

学級活動

学 年観 点

学校行事

特 別 活 動 の 記 録

 学 習 活 動   観  点  評  価

3

学年

4

5

国   語

社  会

算  数

理  科

音  楽

図画工作

生 活

総 合 的 な 学 習 の 時 間 の 記 録算数への関心・意欲・態度

理科 音楽 図画工作 家庭

5

6

国語

3

4

家  庭

体  育

運動の技能

健康・安全についての知識・理解

家庭生活への関心・意欲・態度

生活を創意工夫する能力

運動や健康・安全についての思考・判断

生活の技能

家庭生活についての知識・理解

社会的な思考・判断・表現

言語や文化に関する気付き

観点 学年

コミュニケーションへの関心・意欲・態度

外国語への慣れ親しみ

1 2

社会的事象への関心・意欲・態度

国語への関心・意欲・態度

話す・聞く能力

書く能力

読む能力

言語についての知識・理解・技能

運動や健康・安全への関心・意欲・態度

鑑賞の能力

学年 教科

Ⅱ     評     定

体育社会 算数

3児 童 氏 名 学  校  名

6

1 2

外 国 語 活 動 の 記 録

学  級

整理番号

区分 学年

学  年

各 教 科 の 学 習 の 記 録

Ⅰ   観 点 別 学 習 状 況

3 4 5

4

65

65

数学的な考え方

数量や図形についての技能

数量や図形についての知識・理解

活動や体験についての思考・表現

身近な環境や自分についての気付き

音楽表現の創意工夫

生活への関心・意欲・態度

観察・資料活用の技能

社会的事象についての知識・理解

自然事象への関心・意欲・態度

科学的な思考・表現

観察・実験の技能

自然事象についての知識・理解

造形への関心・意欲・態度

発想や構想の能力

創造的な技能

音楽表現の技能

鑑賞の能力

音楽への関心・意欲・態度

- 8 -

Page 13: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

1 2 3 4 5 6 1 2 3 4 5 6

第1学年

第4学年

第2学年

第5学年

第3学年

第6学年

第1学年

第4学年

第2学年

第5学年

第3学年

第6学年

区分

学年

勤労・奉仕

公正・公平

入学時の障害の状態自  立  活  動  の  記  録

創意工夫 公共心・公徳心

学  年項  目

基本的な生活習慣

学  年

健康・体力の向上

自主・自律

責任感

行   動   の   記   録

総 合 所 見 及 び 指 導 上 参 考 と な る 諸 事 項

思いやり・協力

生命尊重・自然愛護

項  目

4

5

出席しなければ

ならない日数

1

2

3

出席停止・

忌引等の日数

欠席日数 出席日数 備     考

出     欠     の     記     録

児 童 氏 名

6

授業日数

- 9 -

Page 14: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

【別紙2】視覚障害者、聴覚障害者、肢体不自由者又は病弱者である生徒に対する教育を行う特別支援学校

様式1(学籍に関する記録)

区分 学年

学級担任者氏 名 印

校長氏名印

氏 名

保 護 者

中 学 部 生 徒 指 導 要 録

2学年区分

学  級

整理番号

3

学 校 名

及   び

所 在 地

(分校名・所在地等)

  平成    年    月    日生

性 別

学     籍     の     記     録

現住所

1

入学前の経歴

年  度

卒   業

1 2

 平成  年  月  日 第 1 学年 入学             第 学年編入学

 平成  年  月  日 第 学年転入学転 入 学

入学・編入学等

3

進 学 先

就 職 先 等

平成   年度平成   年度 平成   年度

(平成   年   月    日)  平成   年   月    日

  平成   年   月    日

現住所

ふりがな

生    徒

転学・退学等

ふりがな

氏 名

生年月日

- 10 -

Page 15: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会
Page 16: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

様式2 (指導に関する記録)

学年 教科

学年 教科

話す・聞く能力

音楽理科

保健体育

技術・家庭

外国語

生活の技能

生活や技術についての知識・理解

321

2 3

社  会

数  学

理  科

音  楽

美  術

1

2

3

1

2

3

数学社会

Ⅱ     評     定

国語 美術

外国語表現の能力

外国語理解の能力

言語や文化についての知識・理解

運動や健康・安全への関心・意欲・態度

運動や健康・安全についての思考・判断

運動の技能

自然事象についての知識・理解

鑑賞の能力

科学的な思考・表現

観察・実験の技能

コミュニケーションへの関心・意欲・態度

運動や健康・安全についての知識・理解

生活や技術への関心・意欲・態度

生活を工夫し創造する能力

1

音楽への関心・意欲・態度

音楽表現の創意工夫

音楽表現の技能

鑑賞の能力

美術への関心・意欲・態度

発想や構想の能力

創造的な技能

数学的な技能

数量や図形などについての知識・理解

自然事象への関心・意欲・態度

社会的事象についての知識・理解

数学への関心・意欲・態度

数学的な見方や考え方

社会的事象への関心・意欲・態度

資料活用の技能

社会的な思考・判断・表現

1

言語についての知識・理解・技能

教科 観  点 1 2

国   語

国語への関心・意欲・態度

学  年

整理番号

観 点教科 学 年

生 徒 氏 名 学  校  名

3

学年

学  級

区分

書く能力

読む能力

各 教 科 の 学 習 の 記 録

Ⅰ   観 点 別 学 習 状 況

保健体育技術・家庭 外国語

総 合 的 な 学 習 の 時 間 の 記 録

学年 学 習 活 動 観  点 評  価

学級活動

内  容 321

学校行事

生徒会活動

特 別 活 動 の 記 録

3

2

観 点 学 年

- 12 -

Page 17: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

1 2 3 1 2 3

第1学年

第2学年

第3学年

第1学年

第2学年

第3学年

区分 出席停止・ 出席しなければ

学年 忌引等の日数 ならない日数

公共心・公徳心

項  目 学  年学  年

思いやり・協力

生命尊重・自然愛護

勤労・奉仕

公正・公平

入学時の障害の状態

生 徒 氏 名

項  目

基本的な生活習慣

健康・体力の向上

自主・自律

責任感

創意工夫

出     欠     の     記     録

行   動   の   記   録

総 合 所 見 及 び 指 導 上 参 考 と な る 諸 事 項

自  立  活  動  の  記  録

1

2

3

備     考授業日数 欠席日数 出席日数

- 13 -

Page 18: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

【別紙3】知的障害者である児童に対する教育を行う特別支援学校

様式1(学籍に関する記録)

6

平成   年度 平成   年度 平成   年度

4 5

6学年区分

学  級

学級担任者氏 名 印

年  度

区分 学年

区分 学年

学級担任者氏 名 印

校長氏名印

整理番号

1

現住所

氏 名

生年月日

43

小 学 部 児 童 指 導 要 録

5

  平成    年    月    日生

学     籍     の     記     録

2

 平成  年  月  日 第 1 学年 入学              第 学年編入学

 平成  年  月  日 第 学年転入学転 入 学

入学・編入学等

児   童

性 別

ふりがな

3

 

現住所

氏 名

学 校 名

及   び

所 在 地

(分校名・所在地等)

年  度

校長氏名印

平成   年度平成   年度

転学・退学等 (平成   年   月    日)  平成   年   月    日

入学前の経歴

保 護 者

ふりがな

  平成   年   月    日

1

平成   年度

2

進 学 先

卒   業

- 14 -

Page 19: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会
Page 20: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

様式2 (指導に関する記録)

学年

教科等

自立活動

生 活

国 語

算 数

音 楽

体 育

特別活動

図画工作

児 童 氏 名 学  校  名 1 2

学  級

整理番号

区分 学年 43 65

各 教 科 ・ 特 別 活 動 ・ 自 立 活 動 の 記 録

1 2 3 4 5 6

- 16 -

Page 21: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

第1学年

第4学年

第2学年

第5学年

第3学年

第6学年

第1学年

第4学年

第2学年

第5学年

第3学年

第6学年

区分

学年

入学時の障害の状態行  動  の  記  録

総 合 所 見 及 び 指 導 上 参 考 と な る 諸 事 項

欠席日数出席停止・

忌引等の日数

4

児 童 氏 名

5

出席しなければ

ならない日数

1

2

6

授業日数 出席日数 備     考

出     欠     の     記     録

3

- 17 -

Page 22: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

【別紙4】知的障害者である生徒に対する教育を行う特別支援学校

様式1(学籍に関する記録)

生    徒

転学・退学等

ふりがな

氏 名

生年月日

(平成   年   月    日)  平成   年   月    日

  平成   年   月    日

現住所

ふりがな

平成   年度平成   年度 平成   年度

卒   業

 平成  年  月  日 第 1 学年 入学              第 学年編入学

 平成  年  月  日 第  学年転入学転 入 学

入学・編入学等

3

 進 学 先

 就 職 先 等

1 2

入学前の経歴

年  度

3

学 校 名

及   び

所 在 地

(分校名・所在地等)

  平成    年    月    日生

性 別

学     籍     の     記     録

現住所

1

中 学 部 生 徒 指 導 要 録

2学年区分

学  級

整理番号

区分 学年

学級担任者氏 名 印

校長氏名印

氏 名

保 護 者

- 18 -

Page 23: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会
Page 24: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

様式2 (指導に関する記録)

学年

教科等

保健体育

職業・家庭

3

特別活動

その他

音 楽

理 科

社 会

美 術

数 学

学年

2

学  校  名生 徒 氏 名

国 語

1

学  級

整理番号

区分

自立活動

2 3

各 教 科 ・ 特 別 活 動 ・ 自 立 活 動 の 記 録

1

- 20 -

Page 25: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

学年

第1学年

第2学年

第3学年

第1学年

第2学年

第3学年

第1学年

第2学年

第3学年

区分 出席停止・ 出席しなければ

学年 忌引等の日数 ならない日数

行   動   の   記   録

1

2

出     欠     の     記     録

総 合 所 見 及 び 指 導 上 参 考 と な る 諸 事 項

3

備     考授業日数 欠席日数 出席日数

総 合 的 な 学 習 の 時 間 の 記 録 入学時の障害の状態

生 徒 氏 名

学 習 活 動 観  点 評  価

- 21 -

Page 26: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 22 -

第3章 指導要録の取扱い

指導要録の作成、送付及び保存等については、次のような事項に留意すること。

1 進学の場合

(1) 校長は、児童生徒が進学した場合においては、その作成に係る当該児童生徒の指導要録

の抄本又は写しを作成し、これを進学先の校長に送付しなければならない。

(2) (1) において抄本を作成し送付する場合、その記載事項は、おおむね下記の事項を含む

ものとする。

① 学校名及び所在地

② 児童生徒の氏名、性別、生年月日及び現住所

③ 卒業年月日

④ 入学時の障害の状態

⑤ 小学部第6学年又は中学部第3学年の各教科の学習の記録

⑥ 小学部第6学年の外国語活動の記録

⑦ 小学部第6学年又は中学部第3学年の総合的な学習の時間の記録

⑧ 小学部第6学年又は中学部第3学年の特別活動の記録

⑨ 小学部第6学年又は中学部第3学年の自立活動の記録

⑩ 小学部第6学年又は中学部第3学年の行動の記録

⑪ その他将来の指導上必要と思われるものがある場合にはその事項

2 転学の場合

校長は、児童生徒が転学した場合においては、指導要録の抄本又は写しを作成し、それを

転学先の校長に送付する。転学してきた児童生徒がさらに転学した場合においては、指導要

録の写し及び転学により送付を受けた写しを送付する。これらの場合、幼稚部及び小学部等

から送付を受けた抄本又は写しも転学先の校長に送付する。

3 転入学の場合

校長は、児童生徒が転入学した場合においては、当該児童生徒が転入学した旨及びその期

日を前に在学していた学校の校長に速やかに連絡し、当該児童生徒の指導要録の写しの送付

を受ける。

なお、この場合、校長は、新たに当該児童生徒の指導要録を作成すべきであって、送付を

受けた写しに連続して記入してはならない。

4 学校統合、学校新設等の場合

学校名及び所在地の変更として取り扱うか、上記2及び3に準じて取り扱うかは実情に応

じて処理する。

5 退学等の場合

校長は、児童生徒が外国にある学校などに入るため退学した場合等においては、当該学校

Page 27: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 23 -

が日本人学校その他の文部科学大臣が指定した在外教育施設であるときにあっては上記1及

、 、び2に準じて指導要録の抄本又は写しを送付するものとし それ以外の学校などにあっては

求めに応じて適切に対応する。

6 編入学等の場合

校長は、児童生徒が外国にある学校などから編入学した場合においては、編入学年月日以

後の指導要録を作成すること。その際、できれば、外国にある学校などにおける履修状況の

証明書や指導に関する記録の写しの送付を受ける。

校長は、就学猶予の義務又は免除の事由がなくなったことにより就学義務が生じ、児童生

徒が就学した場合においては、就学した日以後の指導要録を作成する。

7 保存期間

(1) 指導要録及び転入学の際、送付を受けた写しのうち、学籍に関する記録については、20

年間、指導に関する記録については5年間保存する。

(2) 幼稚部又は小学部等から送付を受けた指導要録の抄本又は写しは、児童生徒が当該学校

に在学する期間保存する。

(3) 外国にある学校などへ入るための退学の場合、学齢を超過している児童生徒の退学の場

合、就学義務の猶予・免除の場合、又は児童生徒の居所が1年以上不明の場合には、原本

及び転入学の際送付を受けた写しは、校長が退学又は在学しない者と認めた日以後、学籍

に関する記録については20年間、指導に関する記録については5年間保存する。

8 様式、規格

(1) 指導要録の様式は 【別紙1】から【別紙4】のとおりとする。、

(2) 指導要録の用紙の規格は、日本工業規格A4判縦型とする。なお、紙質は70㎏程度の上

質紙とする。

9 整理の仕方

(1) 指導要録は、各学級ごとに様式1(学籍に関する記録)と様式2(指導に関する記録)とを

別々に、表紙、名列表(索引表)を付してとじて(左とじ)おく。

(2) 児童生徒が入学、編入学又は転入学した後、直ちに指導要録を作成し、児童生徒の氏名

及び住所を記入してとじ、名列表にも氏名と事由を記しておく。

転入学等の際は、送付を受けた写しも併せてとじておく。

(3) 児童生徒が転学又は退学したときは、直ちに、別に整理して保存するようにすること。

この際、名列表の当該児童生徒氏名も削除し、事由を付記しておく。

なお、転学先へ送付する写しは指導要録の用紙を用い、欄外に○と記し,この写しは指写

導要録の原本と相違ないことを証する旨、年月日、学校名、校長氏名等を欄外に記入、押

印(職印)するようにする。

(4) 表紙はなるべく厚い紙を用い、その内容を示すのに必要な事項を表面に記載しておく。

Page 28: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 24 -

平成 年度入学

児童指導要録 様式1(学籍に関する記録)

栃木県立○○特別支援学校

年 度

学 級

担 任 氏 名

校 長 氏 名

、 、 。 、(5) 原級留置の場合には 新たに指導要録を作成し その学年以降の記録を記入する なお

それ以前の指導要録も併せてとじておく。

10 その他

(1) 対外的に証明書等を作成する必要がある場合には、指導要録の記載事項をそのまま転記

することは必ずしも適切ではないので、個人情報保護や教育的な配慮の観点から、申請の

趣旨等を確認した上で、証明の目的に応じて必要な事項のみを記載するように留意する。

(2) 指導要録は、学習指導の過程や結果の要約を記録するものであり、その様式や記載方法

等を学校と家庭との連絡に用いるいわゆる通信票等にそのまま転用することは必ずしも適

切ではない。したがって、学校においては、指導要録における各教科等の評価の考え方を

、 、 、踏まえ 児童生徒の学習指導の過程や成果 一人一人の可能性などについて適切に評価し

児童生徒一人一人のその後の学習を支援することに役立つようにする観点から、通信票等

の様式や記載内容等について工夫改善に努める必要がある。

(3) 配偶者からの暴力の被害者と同居する児童生徒については、転学した児童生徒の指導要

録の記述を通じて転学先の学校名や所在地等の情報が配偶者(加害者)に伝わることが懸

念される場合がある。このような特別の事情がある場合には、平成21年7月13日付け21生

参学第7号「配偶者からの暴力の被害者の子どもの就学について」に沿って、配偶者から

の暴力の被害者と同居する児童生徒の転学先や居住地等の情報については、各地方公共団

体の個人情報保護条例等に則り、配偶者暴力相談支援センターや福祉部局等との連携を図

りながら、厳重に管理する。

Page 29: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 25 -

第4章 記入上の注意

1 全般的事項

(1) 記入の文字

① 黒又は青のインクのペン(変色の恐れのあるものは避けること )を用いる。ゴム印。

を用いてもよい。

( ) 「 」② 表記は原則として常用漢字表 平成22年11月30日内閣告示 及び 送り仮名の付け方

等の現代の国語を書き表すための目安やよりどころに従い、横書き 「~である」体で、

記入する。固有名詞についてはこの限りではない。

(2) 記入の位置

記入の変更あるいは併記する必要が生じた場合に、新事項を下部に記入できるように、

欄の上部に寄せて記入する。

(3) 記入の時期

記入時期 指導要録(学籍に関する記録) 指導要録(指導に関する記録)

入学時 ① 年度、学級及び整理番号 ① 氏名、学校名

② 児童生徒の氏名、性別、生年月日及び現住所 ② 学級及び整理番号

③ 保護者の氏名及び現住所 ④ 入学年月日 ③ 入学時の障害の状態

⑤ 入学前の経歴 ⑥ 学校名及び所在地

⑦ 入学(転入学)の期日・学年

⑧ 年度、校長氏名、学級担任者氏名

(押印はしない)

学年当初 ① 年度、学級及び整理番号

② 校長氏名、学級担任者氏名(押印はしない)

学年末 ① 校長及び学級担任者の押印 ① 学習の記録 ② 行動の記録

③ 総合所見及び指導上参考と

なる諸事項 ④ 出欠の記録

卒業時 ① 卒業年月日 ② 進学先等

事由発生時 ① 転入学年月日、転・退学年月日

② 上記の欄のうち該当事項

(4) 記載事項の変更

氏名、現住所等記載事項に変更が生じた場合には、その都度、前の記載事項が読めるよ

うに原則として旧事項を朱一本線で削除し、その欄の余白等に新事項を記入する。この場

合は訂正者の認印を押さない。

併せて、例のように欄外に変更した項目と日付を記入し、押印する。

Page 30: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 26 -

〈記入例〉

※○印は記入者の認印

児童氏名変更 住所変更 保護者変更 住居表示の変更

23.10.23 23.10.23 23.10.23 23.10.23

(5) 記載事項の誤記の訂正

誤記事項を朱二本線で削除し、訂正事項を記入し訂正箇所に訂正者(原則として学級担

任者)の認印を押す。

2 学籍に関する記録(様式1)

(1) 学級及び整理番号

( 、 。) 。各学年ごとに学級名 重複障害学級 訪問教育学級等は用いない と番号を記入する

(2) 児童生徒の氏名、性別、生年月日及び現住所

① 原則として学齢簿の記載に基づき記入する。

② 外国籍の児童生徒に関しては 「ふりがな」はできるだけ母国語に近い読み方で記入、

すること。片仮名を用いてもよい。

③ 現住所は略すことなく記入する。

(3) 保護者の氏名及び現住所

① 「氏名」の欄には、児童生徒に対して親権を行う者を記入する。親権を行う者がいな

いときは、後見人を記入すること。

② 「現住所」については、児童生徒の現住所と同一の場合には 「児童(生徒)の欄に、

同じ」と略記すること。その際、ゴム印を用いても差し支えない。

〈記入例〉

とち ぎ はなふ り が な

児 性

女氏 名 栃 木 花別

生 年 月 日 平成 年 月 日生童 16 6 15

栃木県○○市○○町1丁目1番1号現 住 所

とち ぎ だい すけふ り が な保

栃 木 大 輔護 氏 名

者児童の欄に同じ現 住 所

(4) 入学前の経歴

① 小学部の場合の例

○○幼稚園在園(平成○年○月○日~平成○年○月○日)

○○保育所在所(平成○年○月○日~平成○年○月○日)

② 中学部の場合の例

Page 31: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 27 -

○○市立○○小学校卒業

○○県立○○特別支援学校小学部卒業

③ 外国において教育を受けた場合の例

○○国

○○市○○スクール在学(平成○○年○月○日~平成○○年○月○日)

(5) 入学・編入学等

① 「入学」は児童生徒が第1学年に入学した期日を記入する。この年月日は、県立学校

( 。にあっては県教育委員会が通知した入学期日 必ずしも入学式の日ではないことに留意

ほとんどが4月1日)を記入し 「第 学年編入学」の文字を黒又は青一本線で削除す、

る。

期日に遅れて出校した場合にも、指定の入学期日を記入する。

他の学校に入学した者が第1学年の中途に転入学した場合は この欄に記入せずに 転、 「

入学」の欄に記入する。

② 「編入学等」は、第1学年の中途又は第2学年以上の学年に、在外教育施設や外国の

学校等から編入学した場合、又は就学義務の猶予・免除の事由の消滅により就学義務が

発生した場合について、その年月日、学年及び事由等を記入する。

なお、この場合には「第1学年入学」の文字を黒又は青一本線で削除する。

〈記入例〉 ①小学部入学の場合の例

平成 年 月 日 第 1 学 年 入 学入学・編入学等

22 4 1第 学 年編入学

〈記入例〉 ②外国の学校等から編入学した場合の例

平成 年 月 1日 第 学 年 入 学22 4入学・編入学等 第 2 学 年編入学

ブラジル連邦共和国○○市○○スクールより編入学

(6) 転入学

他の特別支援学校の小学部(小学校を含む 、あるいは、他の特別支援学校の中学部。)

(中学校及び中等教育学校の前期課程を含む )から転校してきた児童生徒について、転。

、 、 、 。入学年月日 転入学年 前に在学していた学校名 所在地及び転入学の事由等を記入する

なお、外国にある学校などからの編入学の場合などはこの欄に記入しないで「入学・編

入学」の欄に、編入学の場合として記入する。

〈記入例〉 特別支援学校から転入した場合の例

平成 年 月 日 第 学年 転 入 学22 6 1 3学 校

転 入 学新 潟 県 立 ○ ○ 特 別 支 援新 潟 県 ○ ○ 市 ○ ○町 1丁目 1番 1号転 居 の た め

Page 32: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 28 -

(7) 転学・退学等

上記(5)及び(6)に記入された日以後における異動についてのみ記入する。

① 他の特別支援学校の小学部又は中学部(小学校又は中学校及び中等教育学校の前期

課程を含む )に転学する場合。

学校を去った日を上部括弧内に、下部には転学先の学校が受け入れた年月日の前日を

、 、 、 。記入し その下の余白に転学先の学校名 所在地 転入学年及びその事由等を記入する

② 在外教育施設や外国の学校に入るために退学する場合又は学齢(満15歳に達した日の

属する学年の終わり)を超過している児童生徒の退学の場合は、校長が退学を認めた年

月日を下部の年月日欄記入し、その事由等を余白に記入する。

③ 療養に専念するなどのため就学義務の猶予・免除をする場合又は児童生徒の居所が1

年以上不明である場合

在学しない者として取り扱い、校長が在学しない者と認めた年月日を上部括弧内に記

入し、その事由等を余白に記入する。

④ 児童生徒が死亡した場合

死亡した年月日を下部に記入し、その事由を余白に記入する。

〈記入例〉 転学の場合

(平成 年 月 日)23 10 5平成 年 月 日23 10 7埼玉県立○○特別支援学校 小学部第3学年転学・退学等埼玉県○○市○○町1丁目123番地転居のため

〈記入例〉 外国の学校へ入るため退学した場合の例

(平成 年 月 日)転学・退学等 平成 年 月 日23 9 5

ブラジル連邦共和国へ転居のため退学

〈記入例〉 病気療養のため、就学義務の猶予をした場合

(平成 年 月 日)23 11 5転学・退学等 平成 年 月 日

病気療養のため就学義務の猶予

(8) 卒業

校長が卒業を認定した年月日(原則として3月31日)を記入する。

(9) 進学先・就職先等

① 進学先の中学部(中学校及び中等教育学校の前期課程を含む )名、あるいは高等部。

(高等学校を含む )名及び所在地を記入する。。

② 就職した場合は就職先の事業所名及び所在地を記入し、就職しながら進学した者につ

いては、進学先と就職先の両方を記入する。

Page 33: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 29 -

③ 福祉施設に入所・通所した者については、施設名及び所在地を記入する。

④ 家事又は家業に従事した者、在宅になった者については、その旨を記入する。

⑤ 学齢の超過による退学の場合には、退学後の状況もこの欄に記入する。

〈記入例〉 小学部卒業の場合

栃 木 県 立 ○ ○ 特 別 支 援 学 校 中 学 部進 学 先栃木県○○市○○町1丁目123番地

〈記入例〉 就職しながら進学した場合

栃 木 県 立 ○ ○ 高 等 学 校 定 時 制 課 程栃木県○○市○○町1丁目12番地進 学 先 ・

○○産業株式会社就 職 先 等栃木県○○市○○町2丁目345番地

〈記入例〉 福祉施設に入所した場合

身体障害者療護施設 ○○園入所進 学 先 ・栃木県○○市○○町3丁目45番地就 職 先 等

〈記入例〉 在宅になった場合

在 宅進 学 先 ・就 職 先 等

(10) 学校名及び所在地(分校名・所在地名等)

① 学校名は栃木県立○○○学校のように記入する。また、所在地は町(市)名、番地を栃

木県○○市○○町○○番○○号のように略すことなく記入する。

② 分校の場合は、本校名及び本校の所在地を記入し、その下部に、分校名、所在地及び

在学した学年等を併記する。

〈記入例〉 分校の場合

栃 木 県 立 ○ ○ 特 別 支 援 学 校学 校 名 栃木県○○市○○町1丁目2番地3号及 び所 在 地 ○○分校 ○○市○○町3-234番地

(分校名・所在地等)第3学年から第6学年まで在学

(11) 校長氏名印・学級担任者氏名

各年度当初に、校長の氏名、学級担任者の氏名を欄の上部に記入する。

① 同一年度内に校長又は学級担任者が代わった場合には、その都度後任者の氏名をその

下方に併記する。この場合、前任者名は消除せず、代わった月日又は期間を括弧書きす

Page 34: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 30 -

る。

〈記入例〉

金 子 さ や か学 級 担 任 者 (4.1~10.31)氏 名 印 印板 橋 大 輔

(11.1~3.31)

② 教員の休暇中において臨時的任用の教員が担当した場合は、その氏名の最初に(産・

補 (育・補)のように記入し、その担任期間も併記しておく。なお、臨時的任用の教)

員の場合は、3月31日は任用されないために、3月31日のみの担任(学部主事等)の氏

名を記入する。

〈記入例〉

印学 級 担 任 者

石 川 美 子栃 木 慎 太 朗

氏 名 印(産・補)

( . . )5 1~10 31

小 川 愛 子

中 野 あ ゆ み学 級 担 任 者 (産・補)

氏 名 印 (11.20~3.30)

印齋 籐 利 夫

(3.31)

③ 指導要録の作成が完結した学年末又は転学・退学等の際は、記入について責任を有す

る校長及び学級担任者(現任者)が押印(認め印)する。

3 指導に関する記録(様式2)

(1) 視覚障害者、聴覚障害者、肢体不自由者又は病弱者である児童に対する教育を行う特

別支援学校【小学部】

〔各教科の学習の記録〕

① 観点別学習状況

小学校学習指導要領(平成20年文部科学省告示第27号)及び特別支援学校小学部・

中学部学習指導要領(以下 「小学校学習指導要領等」という )に示す小学部の各教、 。

科の目標に照らして、その実現状況を観点ごとに評価し記入する。その際 「十分満足、

できる」状況と判断されるものをA 「おおむね満足できる」状況と判断されるものを、

B 「努力を要する」状況と判断されるものをCのように区別して評価を記入する。、

各教科の評価の観点について、小学校学習指導要領等を踏まえ、別添資料を参考に設

定する。また、特に必要があれば、観点を追加して記入する。

② 評定

第3学年以上の各教科の学習の状況について、小学校学習指導要領等に示す各教科の

目標に照らして、その実現状況を総括的に評価し記入する。

各教科の評定は、小学校学習指導要領等に示す各教科の目標に照らして 「十分満足、

できる」状況と判断されるものを3 「おおむね満足できる」状況と判断されるものを、

Page 35: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 31 -

2 「努力を要する」状況と判断されるものを1、のように区別して評価を記入する。、

評定に当たっては、評定は各教科の学習の状況を総括的に評価するものであり観点別

学習状況において掲げられた観点は、分析的な評価を行うものとして、各教科の評定を

行う場合において基本的な要素となるものであることに十分留意する。その際、評定の

適切な決定方法等については、各学校において定める。

〔外国語活動の記録〕

評価の観点を記入した上で、それらの観点に照らして、児童の学習状況に顕著な事項

がある場合にその特徴を記入する等、児童にどのような力が身に付いたかを文章で記述す

る。

評価の観点については、小学校学習指導要領等に示す外国語活動の目標を踏まえ、別添

資料を参考に設定する。また、各学校において、観点を追加して記入できるようにする。

〔総合的な学習の時間の記録〕

この時間に行った学習活動及び各学校が自ら定めた評価の観点を記入した上で、それら

の観点のうち、児童の学習状況に顕著な事項がある場合などにその特徴を記入する等、児

童にどのような力が身に付いたかを文章で記述する。

評価の観点については、小学校学習指導要領等に示す総合的な学習の時間の目標を踏ま

え、各学校において具体的に定めた目標、内容に基づいて定める。その際、例えば「より

よく問題を解決する資質や能力 「学び方やものの考え方 「主体的、創造的、協同的」、 」、

に取り組む態度」及び「自己の生き方」等と学習指導要領に示す総合的な学習の時間の目

標を踏まえて定めたり 「学習方法に関すること 「自分自身に関すること」及び「他者、 」、

や社会とのかかわりに関すること」等の視点に沿って各学校において育てようとする資質

や能力等を踏まえて定めたりすることが考えられる。また、教科との関連を明確にし、総

合的な学習の時間の学習活動にかかわる「関心・意欲・態度 「思考・判断・表現 「技」、 」、

能」及び「知識・理解」等と定めることも考えられる。

〔特別活動の記録〕

各学校が自ら定めた特別活動全体に係る評価の観点を記入した上で、各活動・学校行事

ごとに、評価の観点に照らして十分満足できる活動の状況にあると判断される場合に、○

印を記入する。

評価の観点については、小学校学習指導要領等に示す特別活動の目標を踏まえ、各学校

において別添資料を参考に定める。その際、例えば 「集団の一員としての思考・判断・、

実践」にかかわる観点について、学校として重点化した内容を踏まえ、育てようとする資

質や能力などに即し、より具体的に定めることも考えられる。

〔自立活動の記録〕

個別の指導計画を踏まえ、以下の事項等を記入する。

① 指導の目標、指導内容、指導の結果の概要に関すること

② 障害の状態等に変化が見られた場合、その状況に関すること

③ 障害の状態を把握するため又は自立活動の成果を評価するために検査を行った場合、

その検査結果に関すること

〔行動の記録〕

各教科、道徳、外国語活動、総合的な学習の時間、特別活動やその他学校生活全体にわ

Page 36: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 32 -

たって認められる児童の行動について、小学校学習指導要領等の総則及び道徳の目標や内

容、内容の取扱いで重点化を図ることとしている事項等を踏まえて示している別添資料を

参考にして、項目を適切に設定する。また、各学校において、自らの教育目標に沿って項

目を追加できるようにする。

各学校における評価に当たっては、各項目の趣旨に照らして十分満足できる状況にある

と判断される場合に、○印を記入する。

〔総合所見及び指導上参考となる諸事項〕

児童の成長の状況を総合的にとらえるため、以下の事項等を文章で記述する。

① 各教科や外国語活動 総合的な学習の時間の学習に関する所見、

各教科や外国語活動、総合的な学習の時間の学習について、総合的に見た場合の児童

の特徴や指導上特に留意すべき事項などについて記入する。

前学年の各教科の目標・内容によって替えて指導した場合は、その旨を記入する。

② 特別活動に関する事実及び所見

特別活動における児童の活動状況について、主な事実及び総合的に見た場合の所見を

記入する。その際、所見については、児童の長所を取り上げることが基本となるよう留

意する。

ア 所属する係名や委員会名、学校行事における役割など、活動の状況についての事実

に関すること

イ その児童個人として比較的優れている点など、特別活動全体を通してみられる児童

の特徴に関すること

、 、 、ウ 当該学年において その当初と学年末とを比較し 活動の状況の進歩が著しい場合

その状況に関すること

エ その他特に指導が必要である場合には、その事実に関すること

③ 行動に関する所見

行動の状況について総合的に見た場合の児童の特徴及び指導上留意すべき事項を記入

する。記入に当たっては、例えば次の事項が考えられる。その際、児童の長所を取り上

げることが基本となるよう留意する。

ア 全体的にとらえた児童の特徴に関すること

イ その児童個人として比較的優れている点など

、 、 、ウ 当該学年において その当初と学年末とを比較し 行動の状況の進歩が著しい場合

その状況に関すること

エ 指導上特に留意する必要があると認められる児童の健康状況、その他特に指導が必

要である場合にはその事実に関すること

④ 児童の特徴・特技、学校内外におけボランティア活動などの社会奉仕体験活動、表彰

を受けた行為や活動、学力について標準化された検査の結果等指導上参考となる諸事項

⑤ 児童の成長の状況にかかわる総合的な所見

記入に際しては、児童の優れている点や長所、進路の状況などを取り上げることに留

意する。ただし、児童の努力を要する点などについても、その後の指導において特に配

慮を要するものがあれば記入する。

また、学級・学年など集団の中での相対的な位置付けに関する情報も、必要に応じ、

Page 37: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 33 -

記入する。

⑥ 交流及び共同学習を実施している児童について、その相手先の学校名や学級名、実施

期間、実施した内容や成果等を記入する。

〔入学時の障害の状態〕

入学時の障害の状態について、障害の種類及び程度等を記入する。

〔出欠の記録〕

① 授業日数

児童の属する学年について授業を実施した年間の総日数を記入する。学校保健安全法

第20条の規定に基づき、臨時に、学校の全部又は学年の全部の休業を行うこととした日

数は授業日数には含めない。

この授業日数は、原則として、同一学年のすべての児童につき同日数とすることが適

当である。ただし、転学又は退学等をした児童については、転学のため学校を去った日

又は退学等をした日までの授業日数を記入し、転入学又は編入学等をした児童について

は、転入学又は編入学等をした日以後の授業日数を記入する。

② 出席停止・忌引き等の日数

以下の日数を合算して記入する。

ア 学校教育法第35条による出席停止日数、学校保健安全法第19条による出席停止日数

及び感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律第19条、第20条、第26

条及び第46条による入院の場合の日数

イ 学校保健安全法第20条により、臨時に学年の中の一部の休業を行った場合の日数

ウ 忌引日数

エ 非常変災等児童又は保護者の責任に帰すことのできない事由で欠席した場合など

で、校長が出席しなくてもよいと認めた日数

オ その他教育上特に必要な場合で、校長が出席しなくてもよいと認めた日数

③ 出席しなければならない日数

授業日数から出席停止・忌引等の日数を差し引いた日数を記入する。

④ 欠席日数

出席しなければならない日数のうち病気又はその他の事故で児童が欠席した日数を記

入する。

⑤ 出席日数

出席しなければならない日数から欠席日数を差し引いた日数を記入する。

なお、学校の教育活動の一環として児童が運動や文化などにかかわる行事等に参加し

たものと校長が認める場合には、指導要録の出欠の記録においては出席扱いとすること

ができる。

また、平成15年5月16日付け15文科初第255号「不登校への対応の在り方について」

や平成17年7月6日付け17文科初第437号「不登校児童生徒が自宅においてIT等を活

用した学習活動を行った場合の指導要録上の出欠の取扱い等について」に沿って、不登

校の児童が適応指導教室等学校外の施設において相談・指導を受け、又は自宅において

IT等を活用した学習活動を行ったとき、そのことが当該児童の学校復帰のために適切

であると校長が認める場合には、指導要録の出欠の記録においては出席扱いとすること

Page 38: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 34 -

ができる。この場合には、出席日数の内数として出席扱いとした日数及び児童が通所若

しくは入所した学校外の施設名又は自宅においてIT等を活用した学習活動によること

を備考の欄に記入する。

⑥ その他

ア 上記の日数については、該当すべき日数がない場合には、空白とせずに0と記入す

ること

イ 出席停止・忌引等の日数に関する特記事項、欠席理由の主なもの、遅刻、早退等の

状況、転入学した児童についての前に在籍していた学校における出欠の概要及び教員

を派遣して教育を行った児童については、備考の欄にその旨等を記入すること

○ 重複障害者等についての指導に関する記録

特別支援学校小学部・中学部学習指導要領に規定する重複障害者等に関する教育課程の取

扱いにより指導上の配慮を行った場合には、必要に応じてその状況を記述する。例えば、各

教科の指導に当たっては、その目標・内容を児童の在籍する学年の前学年の目標・内容の全

部又は一部によって替えることができるが、その評価を前学年の各教科の目標に照らして行

うことが適当な場合は、観点別学習状況の評価や評定として記述した段階の意味を的確に表

す観点から、前学年の各教科の目標・内容によって替えて指導している事実について 「総、

合所見及び指導上参考となる諸事項」に記述する。

(2) 視覚障害者、聴覚障害者、肢体不自由者又は病弱者である生徒に対する教育を行う特別

支援学校【中学部】

〔各教科の学習の記録〕

① 観点別学習状況

中学校学習指導要領(平成20年文部科学省告示第28号)及び特別支援学校小学部・中

学部学習指導要領(以下 「中学校学習指導要領等」という )に示す各教科の目標に、 。

照らして、その実現状況を観点ごとに評価し記入する。その際「十分満足できる」状況

と判断されるものをA 「おおむね満足できる」状況と判断されるものをB 「努力を、 、

要する」状況と判断されるものをCのように区別して評価を記入する。

各教科の評価の観点について、中学校学習指導要領等を踏まえ、別添資料を参考に設

定する。また、各学校において、観点を追加して記入できるようにする。

選択教科を実施する場合は、各学校において観点を定め、記入する。

② 評定

各学年における各教科の学習の状況について、中学校学習指導要領等に示す各教科の

目標に照らして、その実現状況を総括的に評価し記入する。

必修教科の評定は、中学校学習指導要領等に示す各教科の目標に照らして、その実現

状況を 十分満足できるもののうち 特に程度が高い 状況と判断されるものを5 十「 、 」 、「

分満足できる」状況と判断されるものを4 「おおむね満足できる」状況と判断される、

ものを3 「努力を要する」状況と判断されるものを2 「一層努力を要する」状況と、 、

判断されるものを1、のように区別して評価を記入する。

選択教科を実施する場合は、各学校が評定の段階を決定し記入する。

評定に当たっては、評定は各教科の学習の状況を総括的に評価するものであり、観点

Page 39: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 35 -

別学習状況において掲げられた観点は、分析的な評価を行うものとして、各教科の評定

を行う場合において基本的な要素となるものであることに十分留意する。その際、評定

の適切な決定方法等については、各学校において定める。

〔総合的な学習の時間〕

この時間に行った学習活動及び各学校が自ら定めた評価の観点を記入した上で、それら

の観点のうち、生徒の学習状況に顕著な事項がある場合などにその特徴を記入する等、生

徒にどのような力が身に付いたかを文章で記述する。

評価の観点については、中学校学習指導要領等に示す総合的な学習の時間の目標を踏ま

え、各学校において具体的に定めた目標、内容に基づいて定める。その際、例えば 「よ、

りよく問題を解決する資質や能力 「学び方やものの考え方 「主体的、創造的、協同」、 」、

的に取り組む態度」及び「自己の生き方」等と学習指導要領に示す総合的な学習の時間の

目標を踏まえて定めたり 「学習方法に関すること 「自分自身に関すること」及び「他、 」、

者や社会とのかかわりに関すること」等の視点に沿って各学校において育てようとする資

質や能力等を踏まえて定めたりすることが考えられる。また、教科との関連を明確にし、

総合的な学習の時間の学習活動にかかわる「関心・意欲・態度 「思考・判断・表現 、」、 」

「技能」及び「知識・理解」等と定めることも考えられる。

〔特別活動の記録〕

各学校が自ら定めた特別活動全体に係る評価の観点を記入した上で、各活動・学校行事

、 「 」 、ごとに 評価の観点に照らして 十分満足できる 活動の状況にあると判断される場合に

○印を記入する。

評価の観点については、中学校学習指導要領等に示す特別活動の目標を踏まえ、各学校

において別添資料を参考に定める。その際、例えば 「集団や社会の一員としての思考・、

判断・実践」にかかわる観点について、学校として重点化した内容を踏まえ、育てようと

する資質や能力などに即し、より具体的に定めることも考えられる。

〔自立活動の記録〕

個別の指導計画を踏まえ、以下の事項等を記入する。

① 指導の目標、指導内容、指導の結果の概要に関すること

② 障害の状態等に変化が見られた場合、その状況に関すること

③ 障害の状態を把握するため又は自立活動の成果を評価するために検査を行った場合、

その検査結果に関すること

〔行動の記録〕

各教科、道徳、総合的な学習の時間、特別活動やその他学校生活全体にわたって認めら

れる生徒の行動について、中学校学習指導要領等の総則及び道徳の目標や内容、内容の取

扱いで重点化を図ることとしている事項等を踏まえて示している別添資料を参考にして項

目を適切に設定する。また、各学校において自らの教育目標に沿って項目を追加できるよ

うにする。

各学校における評価に当たっては、各項目の趣旨に照らして十分満足できる状況にある

と判断される場合に、○印を記入する。

〔総合所見及び指導上参考となる諸事項〕

生徒の成長の状況を総合的にとらえるため、以下の事項等を文章で記述する。

Page 40: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 36 -

① 各教科や総合的な学習の時間の学習に関する所見

各教科や総合的な学習の時間の学習について、総合的に見た場合の生徒の特徴や指導

上特に留意すべき事項などについて記入する。

前学年の各教科の目標・内容によって替えて指導した場合は、その旨を記入する。

② 特別活動に関する事実及び所見

特別活動における生徒の活動状況について、主な事実及び総合的に見た場合の所見を

記入する。その際、所見については、生徒の長所を取り上げることが基本となるよう留

意する。

ア 所属する係名や委員会名、学校行事における役割など、活動の状況についての事実

に関すること

イ その生徒個人として比較的優れている点など、特別活動全体を通してみられる生徒

の特徴に関すること

、 、 、ウ 当該学年において その当初と学年末とを比較し 活動の状況の進歩が著しい場合

その状況に関すること

エ その他特に指導が必要である場合には、その事実に関すること

③ 行動に関する所見

行動の状況について総合的に見た場合の生徒の特徴及び指導上留意すべき事項を記入

する。記入に当たっては、例えば次の事項が考えられる。その際、生徒の長所を取り上

げることが基本となるよう留意する。

ア 全体的にとらえた生徒の特徴に関すること

イ その生徒個人として比較的優れている点など

、 、 、ウ 当該学年において その当初と学年末とを比較し 行動の状況の進歩が著しい場合

その状況に関すること

エ 指導上特に留意する必要があると認められる生徒の健康状況、その他特に指導が必

要である場合にはその事実に関すること

④ 進路指導に関する事項

学校の教育活動全体を通じて行う進路指導に関し、生徒の将来の希望や学習状況等に

ついて記入する。例えば、次の事項が考えられる。

ア 生徒の将来の希望や、進学,就職など当面する進路についての希望に関すること

イ 主体的な進路選択に対する生徒の意欲や態度についての事実に関すること

ウ 自己の将来や進路に関する生徒の学習、活動の状況等についての事実に関すること

エ 生徒の希望を実現するために行った指導・助言に関すること

⑤ 生徒の特徴・特技、部活動、学校内外におけるボランティア活動などの社会奉仕体験

活動、表彰を受けた行為や活動、学力について標準化された検査の結果等指導上参考と

なる諸事項

⑥ 生徒の成長の状況にかかわる総合的な所見

記入に際しては、生徒の優れている点や長所、進路の状況などを取り上げることに留

意する。ただし、生徒の努力を要する点などについても、その後の指導において特に配

慮を要するものがあれば記入する。

また、学級・学年など集団の中での相対的な位置付けに関する情報も、必要に応じ、

Page 41: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 37 -

記入する。

⑦ 交流及び共同学習を実施している生徒について、その相手先の学校名や学級名、実

施期間、実施した内容や成果等を記入する。

〔入学時の障害の状態〕

入学時の障害の状態について、障害の種類及び程度等を記入する。

〔出欠の記録〕

① 授業日数

生徒の属する学年について授業を実施した年間の総日数を記入する。学校保健安全法

第20条の規定に基づき、臨時に、学校の全部又は学年の全部の休業を行うこととした日

数は授業日数には含めない。

この授業日数は、原則として、同一学年のすべての生徒につき同日数とすることが適

当である。ただし、転学又は退学等をした生徒については、転学のため学校を去った日

又は退学等をした日までの授業日数を記入し、転入学又は編入学等をした生徒について

は、転入学又は編入学等をした日以後の授業日数を記入する。

② 出席停止・忌引き等の日数

以下の日数を合算して記入する。

ア 学校教育法第35条による出席停止日数、学校保健安全法第19条による出席停止日数

及び感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律第19条、第20条、第26

条及び第46条による入院の場合の日数

イ 学校保健安全法第20条により、臨時に学年の中の一部の休業を行った場合の日数

ウ 忌引日数

エ 非常変災等生徒又は保護者の責任に帰すことのできない事由で欠席した場合など

で、校長が出席しなくてもよいと認めた日数

オ 選抜のための学力検査の受検その他教育上特に必要な場合で、校長が出席しなくて

もよいと認めた日数

③ 出席しなければならない日数

授業日数から出席停止・忌引等の日数を差し引いた日数を記入する。

④ 欠席日数

出席しなければならない日数のうち病気又はその他の事故で生徒が欠席した日数を記

入する。

⑤ 出席日数

出席しなければならない日数から欠席日数を差し引いた日数を記入する。

なお、学校の教育活動の一環として生徒が運動や文化などにかかわる行事等に参加し

たものと校長が認める場合には、指導要録の出欠の記録においては出席扱いとすること

ができる。

また、平成15年5月16日付け15文科初第255号「不登校への対応の在り方について」

や平成17年7月6日付け17文科初第437号「不登校児童生徒が自宅においてIT等を活

用した学習活動を行った場合の指導要録上の出欠の取扱い等について」に沿って、不登

校の生徒が適応指導教室等学校外の施設において相談・指導を受け、又は自宅において

IT等を活用した学習活動を行ったとき、そのことが当該生徒の学校復帰のために適切

Page 42: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 38 -

であると校長が認める場合には、指導要録の出欠の記録においては出席扱いとすること

ができる。この場合には、出席日数の内数として出席扱いとした日数及び生徒が通所若

しくは入所した学校外の施設名又は自宅においてIT等を活用した学習活動によること

を備考の欄に記入する。

⑥ その他

ア 上記の日数については、該当すべき日数がない場合には、空白とせずに0と記入す

ること

イ 出席停止・忌引等の日数に関する特記事項、欠席理由の主なもの、遅刻、早退等の

状況、転入学した生徒についての前に在籍していた学校における出欠の概要及び教員

を派遣して教育を行った生徒については、備考の欄にその旨等を記入すること

○ 重複障害者等についての指導に関する記録

特別支援学校小学部・中学部学習指導要領に規定する重複障害者等に関する教育課程の取

扱いにより指導上の配慮を行った場合には、必要に応じてその状況を記述する。例えば、各

教科の指導に当たっては、その目標・内容を生徒の在籍する学年の前学年の目標・内容の全

部又は一部によって替えることができるが、その評価を前学年の各教科の目標に照らして行

うことが適当な場合は、観点別学習状況の評価や評定として記述した段階の意味を的確に表

す観点から、前学年の各教科の目標・内容によって替えて指導している事実について 「総、

合所見及び指導上参考となる諸事項に記述する。

(3) 知的障害者である児童生徒に対する教育を行う特別支援学校【小学部及び中学部】

小学部における指導に関する記録については、各教科の学習の記録、特別活動の記録、

自立活動の記録、行動の記録、総合所見及び指導上参考となる諸事項並びに出欠の記録に

ついて学年ごとに作成するほか、入学時の障害の状態について作成する。

中学部おける指導に関する記録については、各教科の学習の記録、総合的な学習の時間

の記録、特別活動の記録、自立活動の記録、行動の記録、総合所見及び指導上参考となる

諸事項並びに出欠の記録について学年ごとに作成するほか、入学時の障害の状態について

作成する。

〔各教科の学習の記録〕

特別支援学校小学部・中学部学習指導要領に示す小学部及び中学部の各教科の目標、内

容に照らし、具体的に定めた指導内容、実現状況等を文章で記述する。

各教科等を合わせて指導を行った場合でも、具体的に定めた指導内容、実現状況等を各

教科等ごとに文章で記述する。

〔総合的な学習の時間〕※中学部のみ

中学部における総合的な学習時間の記録については、この時間に行った学習活動及び各

学校が自ら定めた評価の観点を記入した上で、それらの観点のうち、生徒の学習状況に顕

著な事項がある場合などにその特徴を記入する等、生徒にどのような力が身に付いたかを

文章で記述する。

評価の観点については、中学校学習指導要領等に示す総合的な学習の時間の目標を踏ま

え、各学校において具体的に定めた目標、内容に基づいて定める。その際、例えば「より

よく問題を解決する資質や能力 「学び方やものの考え方 「主体的、創造的、協同的」、 」、

Page 43: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 39 -

に取り組む態度」及び「自己の生き方」等と学習指導要領に示す総合的な学習の時間の目

標を踏まえて定めたり 「学習方法に関すること 「自分自身に関すること」及び「他者、 」、

や社会とのかかわりに関すること」等の視点に沿って各学校において育てようとする資質

や能力等を踏まえて定めたりすることが考えられる。また、教科との関連を明確にし、総

合的な学習の時間の学習活動にかかわる「関心・意欲・態度 「思考・判断・表現 「技」、 」、

能」及び「知識・理解」等と定めることも考えられる。

〔特別活動の記録〕

小学校・中学校及び特別支援学校(視覚障害、聴覚障害、肢体不自由又は病弱)小学部

・中学部における特別活動の記録に関する考え方を参考としながら文章で記述する。

〔自立活動の記録〕

個別の指導計画を踏まえ、 以下の事項等を記入する。

① 指導の目標、指導内容、指導の結果の概要に関すること

② 障害の状態等に変化が見られた場合、その状況に関すること

③ 障害の状態を把握するため又は自立活動の成果を評価するために検査を行った場合、

その検査結果に関すること

〔行動の記録〕

小学校・中学校及び特別支援学校(視覚障害、聴覚障害、肢体不自由又は病弱)小学部

・中学部における行動の記録に関する考え方を参考にしながら文章で記述する。

〔総合所見及び指導上参考となる諸事項〕

児童生徒の成長の状況を総合的にとらえるため、以下の事項等を文章で記述する。

① 各教科や総合的な学習の時間(中学部)の学習に関する所見

各教科や総合的な学習の時間の学習について、総合的に見た場合の児童生徒の特徴や

指導上特に留意すべき事項などについて記入する。

② 特別活動に関する事実及び所見

特別活動における児童生徒の活動状況について、主な事実及び総合的に見た場合の所

見を記入する。その際、所見については、児童生徒の長所を取り上げることが基本とな

るよう留意する。

ア 所属する係名や委員会名、学校行事における役割など、活動の状況についての事実

に関すること

イ その児童生徒個人として比較的優れている点など、特別活動全体を通してみられる

児童生徒の特徴に関すること

、 、 、ウ 当該学年において その当初と学年末とを比較し 活動の状況の進歩が著しい場合

その状況に関すること

エ その他特に指導が必要である場合には、その事実に関すること

③ 行動に関する所見

行動の状況について総合的に見た場合の児童生徒の特徴及び指導上留意すべき事項を

記入する。記入に当たっては、例えば次の事項が考えられる。その際、児童生徒の長所

を取り上げることが基本となるよう留意する。

ア 全体的にとらえた児童生徒の特徴に関すること

イ その児童生徒個人として比較的優れている点など

Page 44: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 40 -

、 、 、ウ 当該学年において その当初と学年末とを比較し 行動の状況の進歩が著しい場合

その状況に関すること

エ 指導上特に留意する必要があると認められる児童生徒の健康状況、その他特に指導

が必要である場合にはその事実に関すること

④ 児童生徒の特徴・特技、学校内外におけボランティア活動など社会奉仕体験活動、表

彰を受けた行為や活動、学力について標準化された検査の結果等指導上参考となる諸事

⑤ 児童生徒の成長の状況にかかわる総合的な所見

記入に際しては、児童の優れている点や長所、進路の状況などを取り上げることに留

意する。ただし、児童の努力を要する点などについても、その後の指導において特に配

慮を要するものがあれば記入する。

⑥ 交流及び共同学習を実施している児童生徒について、その相手先の学校名や学級名、

実施期間、実施した内容や成果等を記入する。

⑦ 進路指導に関する事項

中学部においては、学校の教育活動全体を通して行う進路指導に関し、生徒の将来の

希望や生徒の学習の状況について記入すること。

ア 生徒の将来の希望や進学、就職など当面する進路についての希望に関すること

イ 主体的な進路選択に対する生徒の意欲や態度についての事実に関すること

ウ 自己の将来や進路に関する生徒の学習、活動の状況等についての事実に関すること

エ 生徒の希望を実現するために行った指導・助言に関すること

〔入学時の障害の状態〕

入学時の障害の状態について、障害の種類及び程度等記入する。

〔出欠の記録〕

① 授業日数

児童生徒の属する学年について授業を実施した年間の総日数を記入する。学校保健安

全法第20条の規定に基づき、臨時に、学校の全部又は学年の全部の休業を行うこととし

た日数は授業日数には含めない。

この授業日数は、原則として、同一学年のすべての児童生徒につき同日数とすること

が適当である。ただし、転学又は退学等をした児童生徒については、転学のため学校を

去った日又は退学等をした日までの授業日数を記入し、転入学又は編入学等をした児童

生徒については、転入学又は編入学等をした日以後の授業日数を記入する。

② 出席停止・忌引等の日数

以下の日数を合算して記入する。

ア 学校教育法第35条による出席停止日数、学校保健安全法第19条による出席停止日数

及び感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律第19条、第20条、第26

条及び第46条による入院の場合の日数

イ 学校保健安全法第20条により、臨時に学年の中の一部の休業を行った場合の日数

ウ 忌引日数

エ 非常変災等児童生徒又は保護者の責任に帰すことのできない事由で欠席した場合な

どで、校長が出席しなくてもよいと認めた日数

Page 45: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 41 -

オ 選抜のための学力検査の受検その他教育上特に必要な場合で、校長が出席しなくて

もよいと認めた日数

③ 出席しなければならない日数

授業日数から出席停止・忌引等の日数を差し引いた日数を記入する。

④ 欠席日数

出席しなければならない日数のうち病気又はその他の事故で児童生徒が欠席した日数

を記入する。

⑤ 出席日数

出席しなければならない日数から欠席日数を差し引いた日数を記入する。

なお、学校の教育活動の一環として児童生徒が運動や文化などにかかわる行事等に参

加したものと校長が認める場合には、指導要録の出欠の記録においては出席扱いとする

ことができる。

また、平成15年5月16日付け15文科初第255号「不登校への対応の在り方について」

や平成17年7月6日付け17文科初第437号「不登校児童生徒が自宅においてIT等を活

用した学習活動を行った場合の指導要録上の出欠の取扱い等について」に沿って、不登

校の児童生徒が適応指導教室等学校外の施設において相談・指導を受け、又は自宅にお

いてIT等を活用した学習活動を行ったとき、そのことが当該児童生徒の学校復帰のた

めに適切であると校長が認める場合には、指導要録の出欠の記録においては出席扱いと

することができる。この場合には、出席日数の内数として出席扱いとした日数並びに児

童生徒が通所若しくは入所した学校外の施設名又は自宅においてIT等を活用した学習

活動によることを備考の欄に記入する。

⑥ その他

ア 上記の日数については、該当すべき日数がない場合には、空白とせずに0と記入す

ること

イ 「出席停止・忌引等の日数」に関する特記事項、欠席理由の主なもの、遅刻、早退

等の状況、転入学した児童生徒についての前に在籍していた学校における出欠の概要

及び教員を派遣して教育を行った児童生徒については、備考の欄にその旨等を記入す

ること

○ 重複障害者等についての指導に関する記録

学習指導要領に規定する重複障害等に関する教育課程の取扱いにより指導上の配慮を行っ

た場合には、必要に応じてその状況を記述する。

Page 46: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 42 -

<別添資料>

各教科等・各学年等の評価の観点等及びその趣旨

(小学校及び特別支援学校小学部並びに中学校及び特別支援学校中学部)

1.各教科の学習の記録

国語

(1)評価の観点及びその趣旨

<小学校 国語>

観 国語への関心・ 話す・聞く能力 書く能力 読む能力 言語についての

点 意欲・態度 知識・理解・技

国語で伝え合う力 相手や目的 意図 相手や目的、意図 目的に応じ、内容 伝統的な言語文化、

を進んで高めると に応じ、話したり に応じ、文章を書 をとらえながら本 に触れたり、言葉

ともに、国語に対 聞いたり話し合っ き、自分の考えを や文章を読み、自 の特徴やきまり、

趣 する関心を深め、 たりし、自分の考 明確にしている。 分の考えを明確に 文字の使い方など

国語を尊重しよう えを明確にしてい している。 について理解し使

旨 とする。 る。 ったりするととも

に、文字を正しく

整えて書いてい

る。

<中学校 国語>

観 国語への関心・ 話す・聞く能力 書く能力 読む能力 言語についての

点 意欲・態度 知識・理解・技

国語で伝え合う力 目的や場面に応じ 相手や目的、意図 目的や意図に応じ 伝統的な言語文化

を進んで高めると 適切に話したり聞 に応じ、筋道を立 様々な文章を読ん に親しんだり、言

趣 ともに、国語に対 いたり話し合った てて文章を書いて だり読書に親しん 葉の特徴やきまり

する認識を深め、 りして自分の考え 自分の考えを豊か だりして、自分の 漢字などについて

旨 国語を尊重しよう を豊かにしてい にしている。 考えを豊かにして 理解し使ったりす

とする。 る。 いる。 るとともに、文字

を正しく整えて速

く書いている。

Page 47: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 43 -

(2)学年別の評価の観点の趣旨

<小学校 国語>

国語への関心・ 話す・聞く能力 書く能力 読む能力 言語についての観点

意欲・態度 知識・理解・技学年

国語で伝え合う力 相手に応じ、身近 経験したことや想 書かれている事柄 伝統的な言語文化

を進んで高めると なことなどについ 像したことなどに の順序や場面の様 に触れたり、言葉

第 ともに、国語に対 て、事柄の順序を ついて、順序を整 子などに気付いた の特徴やきまり、

1 する関心を深め、 考えながら話した 理し、簡単な構成 り、想像を広げた 文字の使い方など

・ 進んで話したり聞 り、大事なことを を考えて文や文章 りして本や文章を について理解し使

2 いたり書いたり、 落とさないように を書いている。 読んでいる。 ったりするととも

学 楽しんで読書した 聞いたり、話題に に、文字を正しく

年 りしようとする。 沿って話し合った 丁寧に書いてい

りしている。 る。

国語で伝え合う力 相手や目的に応じ 相手や目的に応じ 目的に応じ、内容 伝統的な言語文化

を進んで高めると 調べたことなどに 調べたことなどが の中心をとらえた に触れたり、言葉

第 ともに、国語に対 ついて、筋道を立 伝わるように、段 り段落相互の関係 の特徴やきまり、

3 する関心を深め、 てて話したり、話 落相互の関係など を考えたりしなが 文字の使い方など

・ 工夫をしながら話 の中心に気を付け に注意して文章を ら本や文章を読ん について理解し使

4 したり聞いたり書 て聞いたり、進行 書いている。 でいる。 ったりするととも

学 いたり、幅広く読 に沿って話し合っ に、文字を形や大

年 書したりしようと たりしている。 きさ、配列、筆圧

する。 などに注意して書

いている。

国語で伝え合う力 目的や意図に応じ 目的や意図に応じ 目的に応じ、内容 伝統的な言語文化

を進んで高めると 考えたことや伝え 考えたことなどを や要旨をとらえな に触れたり、言葉

第 ともに、国語に対 たいことなどにつ 文章全体の構成の がら本や文章を読 の特徴やきまり、

5 する関心を深め、 いて、的確に話し 効果を考えて文章 んでいる。 文字の使い方など

・ 適切に話したり聞 たり、相手の意図 に書いている。 について理解し使

6 いたり書いたり、 をつかみながら聞 ったりするととも

学 読書を通して考え いたり、計画的に に、文字を書く目

年 を広げたり深めた 話し合ったりして 的や用紙全体との

りしようとする。 いる。 関係、点画のつな

がりなどに注意し

て書いている。

Page 48: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 44 -

<中学校 国語>

国語への関心・ 話す・聞く能力 書く能力 読む能力 言語についての観点

意欲・態度 知識・理解・技学年

国語で伝え合う力 目的や場面に応じ 目的や意図に応じ 目的や意図に応 伝統的な言語文化

を進んで高めると 構成を工夫して話 構成を考え、自分 じ、様々な本や文 に触れたり、言葉

ともに、国語に対 したり、意図を考 の考えや気持ちを 章などを読み、内 の特徴やきまり、

第 する認識を深め、 えながら聞いたり 根拠を明確にして 容や要旨を的確に 漢字などについて

1 話したり聞いたり 話題や方向をとら 文章に書いている とらえて、自分の 理解し使ったりす。

学 書いたりして考え えて話し合ったり ものの見方や考え るとともに、文字

年 をまとめ、読書を している。 方を広くしてい を楷書で書き、漢

通してものの見方 る。 字の行書の基礎的

や考え方を広げよ な書き方を理解し

うとする。 て書いている。

国語で伝え合う力 目的や場面に応じ 目的や意図に応じ 目的や意図に応 伝統的な言語文化

を進んで高めると 立場や考えの違い 構成を工夫し、伝 じ、内容や表現の を楽しんだり、言

ともに、国語に対 を踏まえて話した えたいことが効果 仕方に注意して文 葉の特徴やきま

第 する認識を深め、 り、考えを比べな 的に伝わるように 章を読み、知識や り、漢字などにつ

2 話したり聞いたり がら聞いたり、相 文章を書いている 体験と関連付けて いて理解し使った。

学 書いたりして考え 手の立場を尊重し 自分の考えをもっ りするとともに、

年 を広げ、読書を生 て話し合ったりし ている。 漢字の行書とそれ

活に役立てようと ている。 に調和した仮名を

する。 書き、楷書又は行

書を選んで書いて

いる。

国語で伝え合う力 目的や場面に応じ 目的や意図に応じ 目的や意図に応 伝統的な言語文化

を進んで高めると 相手の様子に合わ 文章の形態を選択 じ、文章の展開や に親しんだり、言

ともに、国語に対 せて話したり、表 し、論理の展開を 表現の仕方などを 葉の特徴やきま

第 する認識を深め、 現の工夫を評価し 工夫して説得力の 評価しながら読 り、漢字などにつ

3 話したり聞いたり て聞いたり、課題 ある文章を書いて み、人間、社会、 いて理解し使った

学 書いたりして考え の解決に向けて話 いる。 自然などについて りするとともに、

年 を深め、読書を通 し合ったりしてい 自分の意見をもっ 身の回りの文字に

して自己を向上さ る。 ている。 関心をもち、効果

せようとする。 的に文字を書いて

いる。

Page 49: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 45 -

社会

(1)評価の観点及びその趣旨

<小学校 社会>

観 社会的事象への 社会的な 観察・資料活用の 社会的事象について

点 関心・意欲・態度 思考・判断・表現 技能 の知識・理解

社会的事象に関心をも 社会的事象から学習問題 社会的事象を的確に観 社会的事象の様子や働

趣 ち、それを意欲的に調 を見いだして追究し、社 察、調査したり、各種 き、特色及び相互の関

べ、社会の一員として 会的事象の意味について の資料を効果的に活用 連を具体的に理解して

旨 自覚をもってよりよい 思考・判断したことを適 したりして、必要な情 いる。

社会を考えようとする 切に表現している。 報をまとめている。。

<中学校 社会>

観 社会的事象への 社会的な 資料活用の技能 社会的事象について

点 関心・意欲・態度 思考・判断・表現 の知識・理解

社会的事象に対する関 社会的事象から課題を見 社会的事象に関する諸 社会的事象の意義や特

心を高め、それを意欲 いだし、社会的事象の意 資料から有用な情報を 色、相互の関連を理解

趣 的に追究し、よりよい 義や特色、相互の関連を 適切に選択して、効果 し、その知識を身に付

社会を考え自覚をもっ 多面的・多角的に考察 的に活用している。 けている。

旨 て責任を果たそうとす し、社会の変化を踏まえ

る。 公正に判断して、その過

程や結果を適切に表現し

ている。

(2)学年・分野別の評価の観点の趣旨

<小学校 社会>

社会的事象への 社会的な 観察・資料活用の 社会的事象について観点

関心・意欲・態度 思考・判断・表現 技能 の知識・理解学年

地域における社会的事 地域における社会的事象 地域における社会的事 地域の産業や消費生活

第 象に関心をもち、それ から学習問題を見いだし 象を的確に観察、調査 の様子、人々の健康な

3 を意欲的に調べ、地域 て追究し、地域社会の社 したり、地図や各種の 生活や良好な生活環境

社会の一員としての自 会的事象の特色や相互の 具体的資料を活用した 及び安全を守るための・

4 覚をもつとともに、地 関連などについて思考・ りして、必要な情報を 諸活動、地域の地理的

学 域社会に対する誇りと 判断したことを適切に表 集めて読み取ったりま 環境、人々の生活の変

年 愛情をもとうとする。 現している。 とめたりしている。 化や地域の発展に尽く

した先人の働きを理解

している。

Page 50: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 46 -

社会的事象への 社会的な 観察・資料活用の 社会的事象について観点

関心・意欲・態度 思考・判断・表現 技能 の知識・理解学年

我が国の国土と産業の 我が国の国土と産業の様 我が国の国土と産業の 我が国の国土と産業の

様子に関する社会的事 子に関する社会的事象か 様子に関する社会的事 様子、国土の環境や産

象に関心をもち、それ ら学習問題を見いだして 象を的確に調査したり 業と国民生活との関連

を意欲的に調べ、国土 追究し、社会的事象の意 地図や地球儀、統計な を理解している。

第 の環境の保全と自然災 味について思考・判断し どの各種の基礎的資料

5 害の防止の重要性、産 たことを適切に表現して を活用したりして、必

学 業の発展や社会の情報 いる。 要な情報を集めて読み

年 化の進展に関心を深め 取ったりまとめたりし

るとともに、国土に対 ている。

する愛情をもとうとす

る。

我が国の歴史と政治及 我が国の歴史と政治及び 我が国の歴史と政治及 国家・社会の発展に大

び国際社会における我 国際理解に関する社会的 び国際理解に関する社 きな働きをした先人の

、が国の役割に関心をも 事象から学習問題を見い 会的事象を的確に調査 業績や優れた文化遺産

ち、それを意欲的に調 だして追究し、社会的事 したり、地図や地球儀 日常生活における政治

第 べ、我が国の歴史や伝 象の意味についてより広 年表などの各種の基礎 の働きと我が国の政治

6 統を大切にし国を愛す い視野から思考・判断し 的資料を活用したりし の考え方及び我が国と

学 る心情をもつとともに たことを適切に表現して て、必要な情報を集め 関係の深い国の生活や

年 平和を願う日本人とし いる。 て読み取ったりまとめ 国際社会における我が

て世界の国々の人々と たりしている。 国の役割を理解してい

共に生きていくことが る。

大切であることの自覚

をもとうとする。

Page 51: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 47 -

<中学校 社会>

社会的事象への 社会的な 資料活用の技能 社会的事象について観点

関心・意欲・態度 思考・判断・表現 の知識・理解分野

地理的事象に対する関 地理的事象から課題を見 地図や統計、 映像な 日本や世界の諸地域に

心を高め、それを意欲 いだし、日本や世界の地 ど地域に関する様々な ついて、その地域構成

地 的に追究し、広い視野 域的特色を地域の規模に 資料を収集し、有用な や地域的特色、地域の

理 に立って我が国の国土 応じて環境条件や人々の 情報を適切に選択して 課題などを理解し、そ

的 及び世界の諸地域の特 営みなどと関連付けて多 読み取ったり図表など の知識を身に付けてい

分 色について認識を養お 面的・多角的に考察し、 にまとめたりしている る。。

野 うとする。 公正に判断して、その過

程や結果を適切に表現し

ている。

歴史的事象に対する関 歴史的事象から課題を見 年表や歴史地図、映像 我が国の歴史の大きな

歴 心を高め、それを意欲 いだし、我が国の歴史の など歴史に関する様々 流れを、世界の歴史を

史 的に追究し、広い視野 大きな流れや各時代の特 な資料を収集し有用な 背景に、各時代の特色

的 に立って我が国の伝統 色などを多面的・多角的 情報を適切に選択して を踏まえて理解し、そ

分 と文化について考え国 に考察し、公正に判断し 読み取ったり図表など の知識を身に付けてい

野 民としての自覚をもと て、その過程や結果を適 にまとめたりしている る。。

うとする。 切に表現している。

現代の社会的事象に対 現代の社会的事象から課 統計や新聞、映像など 現代社会についての見

公 する関心を高め、それ 題を見いだし、社会的事 現代の社会的事象に関 方や考え方の基礎、現

民 を意欲的に追究し、広 象の意義や役割、相互の する様々な資料を収集 代の社会生活及び政治

的 い視野に立ってよりよ 関連などを多面的・多角 し、有用な情報を適切 や経済の基本的な考え

分 い社会を考え公民とし 的に考察し、様々な考え に選択して、読み取っ 方、社会的事象の意義

野 ての自覚をもって責任 方を踏まえ公正に判断し たり図表などにまとめ や役割、相互の関連な

を果たそうとする。 て、その過程や結果を適 たりしている。 どを理解し、その知識

切に表現している。 を身に付けている。

Page 52: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 48 -

算数・数学

(1)評価の観点及びその趣旨

<小学校 算数>

観 算数への 数学的な考え方 数量や図形について 数量や図形について

点 関心・意欲・態度 の技能 の知識・理解

数理的な事象に関心を 日常の事象を数理的にと 数量や図形についての 数量や図形についての

もつとともに、算数的 らえ、見通しをもち筋道 数学的な表現や処理に 豊かな感覚をもち、そ

趣 活動の楽しさや数理的 立てて考え表現したり、 かかわる技能を身に付 れらの意味や性質など

。な処理のよさに気付き そのことから考えを深め けている。 について理解している

旨 進んで生活や学習に活 たりするなど、数学的な

用しようとする。 考え方の基礎を身に付け

ている。

<中学校 数学>

観 数学への 数学的な見方や考え 数学的な技能 数量や図形などにつ

点 関心・意欲・態度 方 いての知識・理解

数学的な事象に関心を 事象を数学的にとらえて 事象を数量や図形など 数量や図形などに関す

趣 もつとともに、数学的 論理的に考察し表現した で数学的に表現し処理 る基礎的な概念や原理

活動の楽しさや数学の り、その過程を振り返っ する技能を身に付けて ・法則などについて理

旨 よさを実感し、数学を て考えを深めたりするな いる。 解し、知識を身に付け

活用して考えたり判断 ど、数学的な見方や考え ている。

したりしようとする。 方を身に付けている。

(2)学年別の評価の観点の趣旨

<小学校 算数>

算数への 数学的な考え方 数量や図形について 数量や図形について観点

関心・意欲・態度 の技能 の知識・理解学年

数量や図形に親しみを 数量や図形についての基 整数の計算をしたり、 数量や図形についての

もち、それらについて 礎的・基本的な知識及び 身の回りにある量の大 感覚を豊かにするとと

第 様々な経験をもとうと 技能の習得や活用を通し きさを比較したり、図 もに、整数の意味と表

1 する。 て、数理的な処理に親し 形を構成したり、数量 し方及び整数の計算の

学 み、考え表現したり工夫 の関係などを表したり 意味を理解し、量、図

年 したりしている。 読み取ったりするなど 形及び数量の関係につ

の技能を身に付けてい いての理解の基礎とな

る。 る経験を豊かにしてい

る。

Page 53: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 49 -

算数への 数学的な考え方 数量や図形について 数量や図形について観点

関心・意欲・態度 の技能 の知識・理解学年

数量や図形に親しみを 数量や図形についての基 整数の計算をしたり、 数量や図形についての

もち、それらについて 礎的・基本的な知識及び 長さや体積などを測定 感覚を豊かにするとと

第 様々な経験をもとうと 技能の習得や活用を通し したり、図形を構成し もに、整数の意味と表

2 するとともに、知識や て、数理的な処理に親し たり、数量の関係など し方、整数の計算の意

学 技能などを進んで用い み、考え表現したり工夫 を表したり読み取った 味、長さや体積などの

年 ようとする。 したりしている。 りするなどの技能を身 単位と測定の意味、図

に付けている。 形の意味及び数量の関

係などについて理解し

ている。

数理的な事象に関心を 数量や図形についての基 整数などの計算をした 数量や図形についての

もつとともに、知識や 礎的・基本的な知識及び り、長さや重さなどを 感覚を豊かにするとと

技能などの有用さ及び 技能の習得や活用を通し 測定したり、図形を構 もに、整数、小数及び

第 数量や図形の性質や関 て、日常の事象について 成要素に着目して構成 分数の意味と表し方、

3 係を調べたり筋道を立 見通しをもち筋道を立て したり、数量の関係な 計算の意味、長さや重

学 てて考えたりすること て考え表現したり、その どを表したり読み取っ さなどの単位と測定の

年 のよさに気付き、進ん ことから考えを深めたり たりするなどの技能を 意味、図形の意味及び

で生活や学習に活用し するなど、数学的な考え 身に付けている。 数量の関係などについ

ようとする。 方の基礎を身に付けてい て理解している。

る。

数理的な事象に関心を 数量や図形についての基 整数、小数及び分数の 数量や図形についての

もつとともに、知識や 礎的・基本的な知識及び 計算をしたり、図形の 感覚を豊かにするとと

技能などの有用さ及び 技能の習得や活用を通し 面積を求めたり、図形 もに、整数、小数及び

第 数量や図形の性質や関 て、日常の事象について を構成要素の位置関係 分数の意味と表し方、

4 係を調べたり筋道を立 見通しをもち筋道を立て に着目して構成したり 計算の意味、面積など

学 てて考えたりすること て考え表現したり、その 数量の関係などを表し の単位と測定の意味、

年 のよさに気付き、進ん ことから考えを深めたり たり調べたりするなど 図形の意味及び数量の

で生活や学習に活用し するなど、数学的な考え の技能を身に付けてい 関係などについて理解

ようとする。 方の基礎を身に付けてい る。 している。

る。

数理的な事象に関心を 数量や図形についての基 小数や分数の計算をし 数量や図形についての

もつとともに、数量や 礎的・基本的な知識及び たり、図形の面積や体 感覚を豊かにするとと

図形の性質や関係など 技能の習得や活用を通し 積を求めたり、図形の もに、整数の性質、分

第 に着目して考察処理し て、日常の事象について 性質を調べたり、数量 数の意味、小数や分数

5 たり、論理的に考えた 論理的に考え表現した の関係などを表したり の計算の意味、面積の

学 りすることのよさに気 り、そのことを基に発展 調べたりするなどの技 公式、体積の単位と測

年 付き、進んで生活や学 的、統合的に考えたりす 能を身に付けている。 定の意味、図形の意味

習に活用しようとする るなど、数学的な考え方 や性質及び数量の関係。

の基礎を身に付けてい などについて理解して

る。 いる。

Page 54: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 50 -

算数への 数学的な考え方 数量や図形について 数量や図形について観点

関心・意欲・態度 の技能 の知識・理解学年

数理的な事象に関心を 数量や図形についての基 分数の計算をしたり、 数量や図形についての

もつとともに、数量や 礎的・基本的な知識及び 図形の面積や体積を求 感覚を豊かにするとと

第 図形の性質や関係など 技能の習得や活用を通し めたり、図形を構成し もに、分数の計算の意

6 に着目して考察処理し て、日常の事象について たり、数量の関係など 味、体積の公式、速さ

学 たり、論理的に考えた 論理的に考え表現したり を表したり調べたりす の意味、図形の意味及

年 りすることのよさに気 そのことを基に発展的、 るなどの技能を身に付 び数量の関係などにつ

付き、進んで生活や学 統合的に考えたりするな けている。 いて理解している。

習に活用しようとする ど、数学的な考え方の基。

礎を身に付けている。

<中学校 数学>

数学への 数学的な見方や考え 数学的な技能 数量や図形などにつ観点

関心・意欲・態度 方 いての知識・理解学年

様々な事象を数量や図 数量や図形などについて 正の数と負の数の四則 正の数と負の数、文字

形などでとらえたり、 の基礎的・基本的な知識 計算ができ、数量の関 を用いることの必要性

それらの性質や関係を 及び技能を活用しながら 係や法則を方程式など と意味、一元一次方程

第 見いだしたりするなど 事象を見通しをもって論 を用いて表現し処理し 式、平面図形について

1 数学的に考え表現する 理的に考察し表現したり たり、基本的な図形の の性質や関係、空間に

学 ことに関心をもち、意 その過程を振り返って考 作図や図形の計量をし おける図形の位置関係

年 欲的に数学を問題の解 えを深めたりするなど、 たり、関数関係を的確 関数関係や比例・反比

決に活用して考えたり 数学的な見方や考え方を に表現したり、資料を 例、ヒストグラムや代

判断したりしようとす 身に付けている。 整理したりするなど、 表値などを理解し、知

る。 技能を身に付けている 識を身に付けている。。

様々な事象を数量や図 数量や図形などについて 文字を用いた四則計算 文字式のはたらき、連

形などでとらえたり、 の基礎的・基本的な知識 ができ、数量の関係や 立二元一次方程式、平

それらの性質や関係を 及び技能を活用しながら 法則を方程式などを用 面図形の性質、図形の

第 見いだしたりするなど 事象を数学的な推論の方 いて表現し処理したり 証明の必要性と意味及

2 数学的に考え表現する 法を用いて論理的に考察 図形の性質について簡 びその方法、一次関数

学 ことに関心をもち、意 し表現したり、その過程 潔に表現したり、関数 の特徴、確率の必要性

年 欲的に数学を問題の解 を振り返って考えを深め 関係を的確に表現した と意味などを理解し、

。決に活用して考えたり たりするなど、数学的な り、確率を求めたりす 知識を身に付けている

判断したりしようとす 見方や考え方を身に付け るなど、技能を身に付

る。 ている。 けている。

様々な事象を数量や図 数量や図形などについて 平方根を含む式の計算 数の平方根の必要性と

形などでとらえたり、 の基礎的・基本的な知識 ができ、数量の関係や 意味、式の変形の意味

それらの性質や関係を 及び技能を活用しなが、 法則を方程式などを用 とはたらき、二次方程

第 見いだしたりするなど 事象に潜む関係や法則を いて表現し処理したり 式 図形の相似の意味、

3 数学的に考え表現する 見いだしたり、数学的な 図形の性質について簡 や円周角と中心角の関

学 ことに関心をもち、意 推論の方法を用いて論理 潔に表現したり、関数 係の意味、三平方の定

2年 欲的に数学を問題の解 的に考察し表現したり、 関係を的確に表現した 理の意味、関数 =y ax決に活用して考えたり その過程を振り返って考 り、標本を抽出したり の特徴、標本調査の必

判断したりしようとす えを深めたりするなど、 するなど、技能を身に 要性と意味などを理解

る。 数学的な見方や考え方を 付けている。 し、知識を身に付けて

身に付けている。 いる。

Page 55: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 51 -

理 科

(1)評価の観点及びその趣旨

<小学校 理科>

観 自然事象への 科学的な思考・表現 観察・実験の技能 自然事象についての

点 関心 意欲・態度 知識・理解・

自然に親しみ、意欲を 自然の事物・現象から問 自然の事物・現象を観 自然の事物・現象の性

もって自然の事物・現 題を見いだし、見通しを 察し、実験を計画的に 質や規則性、相互の関

象を調べる活動を行い もって事象を比較した 実施し、器具や機器な 係などについて実感を、

趣 自然を愛するとともに り、関係付けたり、条件 どを目的に応じて工夫 伴って理解している。

生活に生かそうとする に着目したり、推論した して扱うとともに、そ。

旨 りして調べることによっ れらの過程や結果を的

て得られた結果を考察し 確に記録している。

表現して、問題を解決し

ている。

<中学校 理科>

観 自然事象への 科学的な思考・表現 観察・実験の技能 自然事象についての

点 関心・意欲・態度 知識・理解

自然の事物・現象に進 自然の事物・現象の中に 観察、実験を行い、基 自然の事物・現象につ

んでかかわり、それら 問題を見いだし、目的意 本操作を習得するとと いて、基本的な概念や

趣 を科学的に探究すると 識をもって観察、実験な もに、それらの過程や 原理・法則を理解し、

。ともに、事象を人間生 どを行い、事象や結果を 結果を的確に記録、整 知識を身に付けている

旨 活とのかかわりでみよ 分析して解釈し 表現し 理し、自然の事物・現、

うとする。 ている。 象を科学的に探究する

技能の基礎を身に付け

ている。

Page 56: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 52 -

(2)学年・分野別の評価の観点の趣旨

<小学校 理科>

自然事象への 科学的な思考・表現 観察・実験の技能 自然事象についての観点

関心・意欲・態度 知識・理解学年

自然の事物・現象を興 自然の事物・現象を比較 簡単な器具や材料を見 物の重さ、風やゴムの

味・関心をもって追究 しながら問題を見いだ 付けたり、使ったり、 力並びに光、磁石の性

し、生物を愛護すると し、差異点や共通点につ 作ったりして観察、実 質や働き及び電気を働

第 ともに、見いだした特 いて考察し表現して、問 験やものづくりを行い かせたときの現象や、

3 性を生活に生かそうと 題を解決している。 その過程や結果を分か 生物の成長のきまりや

学 する。 りやすく記録している 体のつくり、生物と環。

年 境とのかかわり、太陽

と地面の様子などにつ

いて実感を伴って理解

している。

、自然の事物・現象を興 自然の事物・現象の変化 簡単な器具や材料を見 空気や水の性質や働き

味・関心をもって追究 とその要因とのかかわり 付けたり、使ったり、 物の状態の変化、電気

第 し、生物を愛護すると に問題を見いだし、変化 作ったりして観察、実 による現象や、人の体

4 ともに、見いだした特 と関係する要因について 験やものづくりを行い のつくりと運動、動物

学 性を生活に生かそうと 考察し表現して、問題を その過程や結果を分 の活動や植物の成長と

年 する。 解決している。 かりやすく記録してい 環境とのかかわり、気

る。 象現象、月や星の動き

などについて実感を伴

って理解している。

自然の事物・現象を意 自然の事物・現象の変化 問題解決に適した方法 物の溶け方、振り子の

欲的に追究し、生命を とその要因との関係に問 を工夫し、装置を組み 運動の規則性、電流の

、 、第 尊重するとともに、見 題を見いだし、条件に着 立てたり使ったりして 働きや 生命の連続性

5 いだしたきまりを生活 目して計画的に追究し、 観察、実験やものづく 流水の働き、気象現象

学 に当てはめてみようと 量的変化や時間的変化に りを行い、その過程や の規則性などについて

年 する。 ついて考察し表現して、 結果を的確に記録して 実感を伴って理解して

問題を解決している。 いる。 いる。

自然の事物・現象を意 自然の事物・現象の変化 問題解決に適した方法 燃焼、水溶液の性質、

欲的に追究し、生命を とその要因との関係に問 を工夫し、装置を組み てこの規則性及び電気

第 尊重するとともに、見 題を見いだし、推論しな 立てたり使ったりして による現象や、生物の

6 いだしたきまりを生活 がら追究し、規則性や相 観察、実験やものづく 体の働き、生物と環境

学 に当てはめてみようと 互関係について考察し表 りを行い、その過程や とのかかわり、土地の

、年 する。 現して、問題を解決して 結果を的確に記録して つくりと変化のきまり

いる。 いる。 月の位置や特徴などに

ついて実感を伴って理

解している。

Page 57: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 53 -

<中学校 理科>

自然事象への 科学的な思考・表現 観察・実験の技能 自然事象についての観点

関心・意欲・態度 知識・理解分野

物質やエネルギーに関 物質やエネルギーに関す 物質やエネルギーに関 観察や実験などを通し

する事物・現象に進ん る事物・現象の中に問題 する事物・現象につい て、物質やエネルギー

第 でかかわり、それらを を見いだし、目的意識を ての観察、実験の基本 に関する事物・現象に

1 科学的に探究するとと もって観察、実験などを 操作を習得するととも ついての基本的な概念

分 もに、事象を人間生活 行い、事象や結果を分析 に、観察、実験の計画 や原理・法則を理解し

。野 とのかかわりでみよう して解釈し、表現してい 的な実施、結果の記録 知識を身に付けている

とする。 る。 や整理など、事象を科

学的に探究する技能の

。基礎を身に付けている

生物とそれを取り巻く 生物とそれを取り巻く自 生物とそれを取り巻く 観察や実験などを通し

自然の事物・現象に進 然の事物・現象の中に問 自然の事物・現象に関 て、生物とそれを取り

んでかかわり、それら 題を見いだし、目的意識 する観察、実験の基本 巻く自然の事物・現象

第 を科学的に探究すると をもって観察、実験など 操作を習得するととも に関する基本的な概念

2 ともに 生命を尊重し を行い、事象や結果を分 に、観察、実験の計画 や原理・法則を理解し、 、

。分 自然環境の保全に寄与 析して解釈し、表現して 的な実施、結果の記録 知識を身に付けている

野 しようとする。 いる。 や整理など、 事象を

科学的に探究する技能

の基礎を身に付けてい

る。

Page 58: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 54 -

生 活

(1)評価の観点及びその趣旨

<小学校 生活>

観 生活への関心・意欲・態度 活動や体験についての思考・ 身近な環境や自分について

点 表現 の気付き

、身近な環境や自分自身に関心を 具体的な活動や体験について、 具体的な活動や体験によって

趣 もち 進んでそれらとかかわり 自分なりに考えたり、工夫した 自分と身近な人、社会、自然、 、

楽しく学習したり、生活したり りして、それをすなおに表現し とのかかわり及び自分自身の

旨 しようとする。 ている。 よさなどに気付いている。

(2)学年別の評価の観点の趣旨

<小学校 生活>

生活への関心・意欲・態度 活動や体験についての思考・ 身近な環境や自分について観点

表現 の気付き学年

第 身近な人、社会、自然及び自分 調べたり、育てたり、作ったり 具体的な活動や体験によって

1 自身に関心をもち、進んでそれ するなどの活動や学校、家庭、 学校、家庭、地域、公共物、

・ らとかかわり、楽しく意欲的に 地域における自分の生活につい 身近な自然、動植物、自分の

2 学習したり、生活したりしよう て、自分なりに考えたり、工夫 成長などの様子、それらと自

学 とする。 したり、振り返ったりして、そ 分とのかかわり及び自分自身

年 れをすなおに表現している。 のよさに気付いている。

Page 59: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 55 -

音 楽

(1)評価の観点及びその趣旨

<小学校 音楽>

観 音楽への 音楽表現の創意工夫 音楽表現の技能 鑑賞の能力

点 関心・意欲・態度

音楽に親しみ、音や音 音楽を形づくっている 音楽表現をするための基 音楽を形づくっている

楽に対する関心をもち 要素を聴き取り、それ 礎的な技能を身に付け、 要素を聴き取り、それ

趣 音楽表現や鑑賞の学習 らの働きが生み出すよ 歌ったり、楽器を演奏し らの働きが生み出すよ

に自ら取り組もうとす さや面白さなどを感じ たり、音楽をつくったり さや面白さなどを感じ

旨 る。 取りながら、音楽表現 している。 取りながら、楽曲の特

を工夫し、どのように 徴や演奏のよさなどを

表すかについて思いや 考え、味わって聴いて

意図をもっている。 いる。

<中学校 音楽>

観 音楽への 音楽表現の創意工夫 音楽表現の技能 鑑賞の能力

点 関心・意欲・態度

音楽に親しみ、音や音 音楽を形づくっている要 創意工夫を生かした音 音楽を形づくっている

楽に対する関心をもち 素を知覚し、それらの働 楽表現をするための技 要素を知覚し、それら、

趣 主体的に音楽表現や鑑 きが生み出す特質や雰囲 能を身に付け、歌唱、 の働きが生み出す特質

賞の学習に取り組もう 気を感受しながら、音楽 器楽、創作で表してい や雰囲気を感受しなが

旨 とする。 表現を工夫し、どのよう る。 ら、解釈したり価値を

に表すかについて思いや 考えたりして、よさや

意図をもっている。 美しさを味わって聴い

ている。

(2)学年別の評価の観点の趣旨

<小学校 音楽>

音楽への 音楽表現の創意工夫 音楽表現の技能 鑑賞の能力観点

関心・意欲・態度学年

第 楽しく音楽にかかわり 音楽を形づくっている要 音楽表現をするための 音楽を形づくっている

1 音や音楽に対する関心 素を聴き取り、それらの 基礎的な技能を身に付 要素を聴き取り、それ

・ をもち、音楽表現や鑑 働きが生み出すよさや面 け、歌ったり、楽器を らの働きが生み出すよ

2 賞の学習に自ら取り組 白さなどを感じ取りなが 演奏したり、音楽をつ さや面白さなどを感じ

学 もうとする。 ら、音楽表現を工夫し、 くったりしている。 取りながら、楽曲や演

年 どのように表すかについ 奏の楽しさに気付き、

て思いをもっている。 味わって聴いている。

Page 60: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 56 -

音楽への 音楽表現の創意工夫 音楽表現の技能 鑑賞の能力観点

関心・意欲・態度学年

進んで音楽にかかわり 音楽を形づくっている要 音楽表現をするための 音楽を形づくっている

第 音や音楽に対する関心 素を聴き取り、それらの 基礎的な技能を伸ばし 要素を聴き取り、それ

3 をもち、音楽表現や鑑 働きが生み出すよさや面 歌ったり、楽器を演奏 らの働きが生み出すよ

・ 賞の学習に自ら取り組 白さなどを感じ取りなが したり、音楽をつくっ さや面白さなどを感じ

4 もうとする。 ら、音楽表現を工夫し、 たりしている。 取りながら、楽曲の特

学 どのように表すかについ 徴や演奏のよさに気付

年 て思いや意図をもってい き、味わって聴いてい

る。 る。

創造的に音楽にかかわ 音楽を形づくっている要 音楽表現をするための 音楽を形づくっている

第 り、音や音楽に対する 素を聴き取り、それらの 基礎的な技能を高め、 要素を聴き取り、それ

5 関心をもち、音楽表現 働きが生み出すよさや面 歌ったり、楽器を演奏 らの働きが生み出すよ

・ や鑑賞の学習に自ら取 白さなどを感じ取りなが したり、音楽をつくっ さや面白さなどを感じ

6 り組もうとする。 ら、音楽表現を工夫し、 たりしている。 取りながら、楽曲の特

学 どのように表すかについ 徴や演奏のよさを理解

年 て思いや意図をもってい し、味わって聴いてい

る。 る。

<中学校 音楽>

音楽への 音楽表現の創意工夫 音楽表現の技能 鑑賞の能力観点

関心・意欲・態度学年

音楽活動の楽しさを体 音楽を形づくっている要 創意工夫を生かした音 音楽を形づくっている

験することを通して、 素を知覚し、それらの働 楽表現をするための技 要素を知覚し、それら

第 音や音楽に対する関心 きが生み出す特質や雰囲 能を身に付け、歌唱、 の働きが生み出す特質

1 をもち、主体的に音楽 気を感受しながら、音楽 器楽、創作で表してい や雰囲気を感受しなが

学 表現や鑑賞の学習に取 表現を工夫し、どのよう る。 ら、解釈したり価値を

年 り組もうとする。 に表すかについて思いや 考えたりして、多様な

意図をもっている。 音楽のよさや美しさを

味わって聴いている。

音楽活動の楽しさを体 音楽を形づくっている要 創意工夫を生かした音 音楽を形づくっている

第 験することを通して、 素を知覚し、それらの働 楽表現をするための技 要素を知覚し、それら

2 音や音楽に対する関心 きが生み出す特質や雰囲 能を伸ばし、歌唱、器 の働きが生み出す特質

・ を高め、主体的に音楽 気を感受しながら、ふさ 楽 創作で表している や雰囲気を感受しなが、 。

3 表現や鑑賞の学習に取 わしい音楽表現を工夫し ら、解釈したり価値を

学 り組もうとする。 どのように表すかについ 考えたりして、多様な

年 て思いや意図をもってい 音楽に対する理解を深

る。 め、味わって聴いてい

る。

Page 61: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 57 -

図画工作・美術

(1)評価の観点及びその趣旨

<小学校 図画工作>

観 造形への 発想や構想の能力 創造的な技能 鑑賞の能力

点 関心・意欲・態度

自分の思いをもち、進 感じたことや材料などを 感覚や経験を生かしな 作品などの形や色など

趣 んで表現や鑑賞の活動 基に表したいことを思い がら、表したいことに から、表現の面白さを

に取り組み、つくりだ 付いたり、形や色、用途 合わせて材料や用具を とらえたり、よさや美

旨 す喜びを味わおうとす などを考えたりしてい 使い、表し方を工夫し しさを感じ取ったりし

る。 る。 ている。 ている。

<中学校 美術>

観 美術への 発想や構想の能力 創造的な技能 鑑賞の能力

点 関心・意欲・態度

美術の創造活動の喜び 感性や想像力を働かせて 感性や造形感覚などを 感性や想像力を働かせ

趣 を味わい、主体的に表 豊かに発想し、よさや美 働かせて、表現の技能 て、美術作品などから

現や鑑賞の学習に取り しさなどを考え心豊かで を身に付け、意図に応 よさや美しさなどを感

旨 組もうとする。 創造的な表現の構想を練 じて表現方法などを創 じ取り味わったり、美

っている。 意工夫し創造的に表し 術文化を理解したりし

ている。 ている。

(2)学年別の評価の観点の趣旨

<小学校図画 工作>

造形への 発想や構想の能力 創造的な技能 鑑賞の能力観点

関心・意欲・態度学年

第 思いのままに表したり 感じたことや材料などを 体全体の感覚を働かせ 身の回りの作品などの

1 作品などを見たりしな 基に表したいことを思い ながら材料や用具を使 形や色などから、面白

・ がら、つくりだす喜び 付いたり、形や色、つく い、工夫して表してい さに気付いたり、楽し

。2 を味わおうとする。 り方などを考えたりして る。 さを感じたりしている

学 いる。

第 自分の思いで表現した 感じたことや見たこと、 手や体全体の感覚を働 身近にある作品などの

3 り、鑑賞したりしなが 材料や場所などを基に表 かせながら、表したい 形や色などから、表現

・ ら、つくりだす喜びを したいことを思い付いた ことに合わせて材料や の感じの違いをとらえ

4 味わおうとする。 り、形や色、用途などを 用具を使い、表し方を たり、よさや面白さを

。学 考えたりしている。 工夫している。 感じ取ったりしている

第 自分の思いをもって表 感じたことや見たこと、 感覚を働かせたり経験 親しみのある作品など

5 現したり、鑑賞したり 材料や場所などの特徴を を生かしたりしながら の形や色などから、表

・ しながら、つくりだす 基に表したいことを思い 表したいことに合わせ 現の意図や特徴をとら

6 喜びを味わおうとする 付いたり、形や色、用途 て材料や用具を使い、 えたり、よさや美しさ。

学 や構成などを考えたりし 様々な表し方を工夫し を感じ取ったりしてい

年 ている。 ている。 る。

Page 62: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 58 -

<中学校 美術>

美術への 発想や構想の能力 創造的な技能 鑑賞の能力観点

関心・意欲・態度学年

美術の創造活動の喜び 感性や想像力を働かせて 感性や造形感覚などを 感性や想像力を働かせ

を味わい、表現や鑑賞 感じ取ったことや考えた 働かせて、形や色彩な て、造形的なよさや美

第 の能力を身に付けるた こと、目的や機能などを どの表し方を身に付け しさ、作者の心情や意

1 めに、主体的に学習に 基に豊かに発想し、形や 意図に応じて材料や用 図と表現の工夫、生活

学 取り組もうとする。 色彩の構成などを工夫し 具を生かしたり、制作 の中の美術の働きなど

年 心豊かな表現の構想を練 の順序などを考えたり を感じ取り見方を広げ

っている。 し、創意工夫して表し たり、美術文化の特性

ている。 やよさに気付いたりし

ている。

美術の創造活動の喜び 感性や想像力を働かせて 感性や造形感覚などを 感性や想像力を働かせ

を味わい、表現や鑑賞 対象を深く見つめ、感じ 働かせて、材料や用具 て、造形的なよさや美

第 の能力を高めるために 取ったことや考えたこ、 の特性を生かし、表現 しさ、作者の心情や意

2 主体的に学習に取り組 目的や機能などを基に独 意図に合う新たな表現 図と創造的な表現の工

・ もうとする。 創的で豊かな発想をし、 方法を工夫したり、制 夫などを感じ取り味わ

3 形や色彩などの効果を生 作の順序などを総合的 ったり、生活を美しく

学 かし、心豊かで創造的な に考えたりするなどし 豊かにする美術の働き、

年 表現の構想を練ってい 創意工夫して創造的に や美術文化などについ

る。 表している。 ての理解や見方を深め

たりしている。

Page 63: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 59 -

家庭、技術・家庭

(1)評価の観点及びその趣旨

<小学校 家庭>

観 家庭生活への 生活を創意工夫する 生活の技能 家庭生活についての

点 関心・意欲・態度 能力 知識・理解

衣食住や家族の生活な 家庭生活について見直 日常生活に必要な衣食 日常生活に必要な衣食

趣 どについて関心をもち し、身近な生活の課題を 住や家族の生活などに 住や家族の生活などに、

その大切さに気付き、 見付け、その解決を目指 関する基礎的・基本的 関する基礎的・基本的

旨 家庭生活をよりよくす して生活をよりよくする な技能を身に付けてい な知識を身に付けてい

るために進んで実践し ために考え自分なりに工 る。 る。

ようとする。 夫している。

<中学校 技術・家庭>

観 生活や技術への関心 生活を工夫し創造す 生活の技能 生活や技術について

点 ・意欲・態度 る能力 の知識・理解

生活や技術について関 生活について見直し、課 生活に必要な基礎的・ 生活や技術に関する基

趣 心をもち、生活を充実 題を見付け、その解決を 基本的な技術を身に付 礎的・基本的な知識を

向上するために進んで 目指して自分なりに工夫 けている。 身に付け、生活と技術

旨 実践しようとする。 し創造している。 とのかかわりについて

理解している。

(2)学年・分野別の評価の観点の趣旨

<小学校 家庭>

家庭生活への 生活を創意工夫する 生活の技能 家庭生活についての観点

関心・意欲・態度 能力 知識・理解学年

自分の成長と衣食住や 衣食住や家族の生活など 生活の自立の基礎とし 家庭生活を支えている

、第 家族の生活などについ について見直し、課題を て日常生活に必要な衣 ものや大切さを理解し

5 て関心をもち、その大 見付け、その解決を目指 食住や家族の生活など 日常生活に必要な衣食

・ 切さに気付き、家族の して家庭生活をよりよく に関する基礎的・基本 住や家族の生活などに

6 一員として家庭生活を するために考えたり自分 的な技能を身に付けて 関する基礎的・基本的

学 よりよくするために進 なりに工夫したりしてい いる。 な知識を身に付けてい

年 んで取り組み実践しよ る。 る。

うとする。

Page 64: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 60 -

<中学校 技術・家庭(技術分野)>

生活や技術への 生活を工夫し創造す 生活の技能 生活や技術について観点

関心・意欲・態度 る能力 の知識・理解分野

材料と加工、 エネル 材料と加工、エネルギー 材料と加工、エネルギ 材料と加工、エネルギ

ギー変換、生物育成及 変換、生物育成及び情報 ー変換、生物育成及び ー変換、生物育成及び

技 び情報に関する技術に に関する技術の在り方や 情報に関する技術を適 情報に関する技術につ

術 ついて関心をもち、技 活用の仕方等について課 切に活用するために必 いての基礎的・基本的

分 術の在り方や活用の仕 題を見付けるとともに、 要な基礎的・基本的な な知識を身に付け、技

野 方等に関する課題の解 その解決のために工夫し 技術を身に付けている 術と社会や環境とのか。

決のために、主体的に 創造して、技術を評価し かわりについて理解し

技術を評価し活用しよ 活用している。 ている。

うとする。

<中学校 技術・家庭(家庭分野)>

生活や技術への 生活を工夫し創造す 生活の技能 生活や技術について観点

関心・意欲・態度 る能力 の知識・理解分野

衣食住や家族の生活な 衣食住や家族の生活など 生活の自立に必要な衣 家庭の基本的な機能に

家 どについて関心をもち について見直し、課題を 食住や家族の生活など ついて理解し、生活の

庭 これからの生活を展望 見付け、その解決を目指 に関する基礎的・基本 自立に必要な衣食住や

分 して家庭生活をよりよ して家庭生活をよりよく 的な技術を身に付けて 家族の生活などに関す

野 くするために進んで実 するために工夫し創造し いる。 る基礎的・基本的な知

践しようとする。 ている。 識を身に付けている。

Page 65: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 61 -

体育・保健体育

(1)評価の観点及びその趣旨

<小学校 体育>

観 運動や健康・安全へ 運動や健康・安全に 運動の技能 健康・安全について

点 の関心・意欲・態度 ついての思考・判断 の知識・理解

運動に進んで取り組む 自己の能力に適した課題 運動を楽しく行うため 身近な生活における健

とともに、友達と協力 の解決を目指して、運動 の基本的な動きや技能 康・安全について課題

趣 し、安全に気を付けよ の仕方を工夫している。 を身に付けている。 の解決に役立つ基礎的

。うとする。また、身近 また、身近な生活におけ な事項を理解している

旨 な生活における健康・ る健康・安全について、

安全について関心をも 課題の解決を目指して考

ち、意欲的に学習に取 え、判断し、それらを表

り組もうとする。 している。

<中学校 保健体育>

観 運動や健康・安全へ 運動や健康・安全に 運動の技能 運動や健康・安全に

点 の関心・意欲・態度 ついての思考・判断 ついての知識・理解

運動の楽しさや喜びを 生涯にわたって運動に親 運動の合理的な実践を 運動の合理的な実践に

味わうことができるよ しむことを目指して、学 通して、運動の特性に 関する具体的な事項及

う、運動の合理的な実 習課題に応じた運動の取 応じた基本的な技能を び生涯にわたって運動

趣 践に積極的に取り組も り組み方や健康の保持及 身に付けている。 に親しむための理論に

うとする。また、個人 び体力を高めるための運 ついて理解している。

旨 生活における健康・安 動の組み合わせ方を工夫 また、個人生活におけ

全について関心をもち している。また、個人生 る健康・安全について

意欲的に学習に取り組 活における健康・安全に 課題の解決に役立つ基

もうとする。 ついて、課題の解決を目 礎的な事項を理解して

指して考え、判断し、そ いる。

れらを表している。

(2)学年・分野別の評価の観点の趣旨

<小学校 体育>

運動や健康・安全へ 運動や健康・安全に 運動の技能 健康・安全について観点

の関心・意欲・態度 ついての思考・判断 の知識・理解学年

第 運動に進んで取り組む 運動の仕方を工夫してい 運動を楽しく行うため

1 とともに、だれとでも る。 の基本的な動きを身に

学 仲よく、健康・安全に 付けている。

年 留意しようとする。

第 運動に進んで取り組む 運動の仕方を工夫してい 運動を楽しく行うため

2 とともに、だれとでも る。 の基本的な動きを身に

学 仲よく、健康・安全に 付けている。

年 留意しようとする。

Page 66: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 62 -

運動や健康・安全へ 運動や健康・安全に 運動の技能 健康・安全について観点

の関心・意欲・態度 ついての思考・判断 の知識・理解学年

運動に進んで取り組む 自己の能力に適した課題 運動を楽しく行うため 健康な生活について課

とともに、きまりを守 をもち、運動の仕方を工 の基本的な動きや技能 題の解決に役立つ基礎

第 り互いに協力し健康・ 夫している。また、健康 を身に付けている。 的な事項を理解してい

3 安全に留意しようとす な生活について、課題の る。

学 る。さらに、健康な生 解決を目指して実践的に

年 活について関心をもち 考え、判断し、それらを

意欲的に学習に取り組 表している。

もうとする。

運動に進んで取り組む 自己の能力に適した課題 運動を楽しく行うため 体の発育・発達につい

とともに、きまりを守 をもち、運動の仕方を工 の基本的な動きや技能 て、課題の解決に役立

第 り互いに協力し健康・ 夫している。また、体の を身に付けている。 つ基礎的な事項を理解

4 安全に留意しようとす 発育・発達について、課 している。

学 る。さらに、体の発育 題の解決を目指して実践

年 ・発達について関心を 的に考え、判断し、それ

もち、意欲的に学習に らを表している。

取り組もうとする。

運動の楽しさや喜びを 自己の能力に適した課題 運動の特性に応じた基 心の健康やけがの防止

味わうことができるよ の解決の仕方や、運動の 本的な技能を身に付け について、課題の解決

う、進んで運動に取り 取り組み方を工夫してい ている。 に役立つ基礎的な事項

第 組むとともに、協力、 る。また、心の健康やけ を理解している。

5 公正などの態度を身に がの防止について、課題

学 付け、健康・安全に留 の解決を目指して実践的

年 意しようとする。さら に考え、判断し、それら

に、心の健康やけがの を表している。

防止について関心をも

ち、意欲的に学習に取

り組もうとする。

運動の楽しさや喜びを 自己の能力に適した課題 運動の特性に応じた基 病気の予防について課

味わうことができるよ の解決の仕方や運動の取 本的な技能を身に付け 題の解決に役立つ基礎

う、進んで運動に取り り組み方を工夫してい ている。 的な事項を理解してい

第 組むとともに、協力、 る。また、病気の予防に る。

6 公正などの態度を身に ついて、課題の解決を目

学 付け、健康・安全に留 指して実践的に考え、判

年 意しようとする。さら 断し、それらを表してい

に、病気の予防につい る。

て関心をもち、意欲的

に学習に取り組もうと

する。

Page 67: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 63 -

<中学校 保健体育>

運動や健康・安全 運動や健康・安全に 運動の技能 運動や健康・安全観点

への関心・意欲・ ついての思考・判断 についての知識・

態度 理解分野・学年

運動の楽しさや喜び 運動を豊かに実践する 運動の合理的な実践 各運動の特性や成り

を味わうことができ ための課題に応じた運 を通して、勝敗を競 立ち、技の名称や行

るよう 公正 協力 動の取り組み方を工夫 ったり、攻防を展開 い方、伝統的な考え、 、 、

第 責任などに対する意 している。また、体力 したり、表現したり 方、各領域に関連し

1 欲をもち、健康・安 を高めるための運動の するための各領域の て高まる体力、健康

・ 全に留意して学習に 組み合わせ方を工夫し 運動の特性に応じた ・安全の留意点につ

2 積極的に取り組もう ている。 基本的な技能を身に いての具体的な方法

学 とする。 付けている。 及び運動やスポーツ

年 の多様性、運動やス

ポーツが心身の発達

体 に与える効果につい

育 ての考え方を理解し

分 ている。

野 運動の楽しさや喜び 生涯にわたって運動を 運動の合理的な実践 選択した運動の技の

を味わうことができ 豊かに実践するための を通して、運動の特 名称や行い方、体力

るよう 公正 協力 自己の課題に応じた運 性に応じて勝敗を競 の高め方、運動観察、 、 、

第 責任、参画などに対 動の取り組み方を工夫 ったり、攻防を展開 の方法、スポーツを

3 する意欲をもち健康 している。また、自己 したり、表現したり 行う際の健康・ 安全

学 ・安全を確保して、 の状況に応じて体力を するための各領域の の確保の仕方につい

年 学習に自主的に取り 高めるための運動の計 運動の特性に応じた ての具体的な方法及

組もうとする。 画を工夫している。 段階的な技能を身に び文化としてのスポ

付けている。 ーツの意義の考え方

を理解している。

心身の機能の発達と 心身の機能の発達と心 心身の機能の発達と

保 心の健康、健康と環 の健康、健康と環境、 心の健康、健康と環

健 境、傷害の防止、健 傷害の防止、健康な生 境、傷害の防止、健

分 康な生活と疾病の予 活と疾病の予防につい 康な生活と疾病の予

野 防について関心をも て、課題の解決を目指 防について、課題の

ち、意欲的に学習に して科学的に考え、判 解決に役立つ基礎的

取り組もうとする。 断し、それらを表して な事項を理解してい

いる。 る。

Page 68: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 64 -

外国語

(1)評価の観点及びその趣旨

<中学校 外国語>

観 コミュニケーション 外国語表現の能力 外国語理解の能力 言語や文化について

点 への関心・意欲・態 の知識・理解

コミュニケーションに 外国語で話したり書いた 外国語を聞いたり読ん 外国語の学習を通して

趣 関心をもち、積極的に りして、自分の考えなど だりして、話し手や書 言語やその運用につい

言語活動を行いコミュ を表現している。 き手の意向などを理解 ての知識を身に付けて

旨 ニケーションを図ろう している。 いるとともに、その背

とする。 景にある文化などを理

解している。

(2)学年別の評価の観点の趣旨

<中学校 外国語>

コミュニケーションへ 外国語表現の能力 外国語理解の能力 言語や文化につい観点

の関心・意欲・態度 ての知識・理解学年

コミュニケーションに関 外国語で話したり書い 外国語を聞いたり読ん 外国語の学習を通し

第 心をもち、積極的に言語 たりして、自分の考え だりして、話し手や書 て、言語やその運用

1 活動を行いコミュニケー などを表現している。 き手の意向などを理解 についての知識を身

・ ションを図ろうとする。 している。 に付けているととも

2 に、その背景にある

・ 文化などを理解して

3 いる。

Page 69: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 65 -

2.外国語活動の記録

(1)評価の観点及びその趣旨

<小学校 外国語活動の記録>

観 コミュニケーションへの 外国語への慣れ親しみ 言語や文化に関する気付き

点 関心・意欲・態度

コミュニケーションに関心をも 活動で用いている外国語を聞い 外国語を用いた体験的なコミ

、趣 ち、積極的にコミュニケーショ たり話したりしながら、外国語 ュニケーション活動を通して

ンを図ろうとする。 の音声や基本的な表現に慣れ親 言葉の面白さや豊かさ、多様

旨 しんでいる。 なものの見方や考え方がある

ことなどに気付いている。

3.特別活動の記録

(1)評価の観点及びその趣旨

<小学校 特別活動の記録>

観 集団活動や生活への 集団の一員としての 集団活動や生活についての

点 関心・意欲・態度 思考・判断・実践 知識・理解

学級や学校の集団や自己の生活 集団の一員としての役割を自覚 集団活動の意義、よりよい生

趣 に関心をもち、望ましい人間関 し、望ましい人間関係を築きな 活を築くために集団として意

係を築きながら、積極的に集団 がら、集団活動や自己の生活の 見をまとめる話合い活動の仕

旨 活動や自己の生活の充実と向上 充実と向上について考え、判断 方、自己の健全な生活の在り

。に取り組もうとする。 し、自己を生かして実践してい 方などについて理解している

る。

<中学校 特別活動の記録>

観 集団活動や生活への関心・意 集団や社会の一員としての思 集団活動や生活についての

点 欲・態度 考・判断・実践 知識・理解

学級や学校の集団や自己の生活 集団や社会の一員としての役割 集団活動の意義、よりよい生

趣 に関心をもち、望ましい人間関 を自覚し、望ましい人間関係を 活を築くために集団として意

係を築きながら、積極的に集団 築きながら、集団活動や自己の 見をまとめる話合い活動の仕

旨 活動や自己の生活の充実と向上 生活の充実と向上について考え 方、自己の健全な生活の在り

。に取り組もうとする。 判断し、自己を生かして実践し 方などについて理解している

ている。

Page 70: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 66 -

4.行動の記録

(1)評価項目及びその趣旨

<小学校 行動の記録>

項 目 学 年 趣 旨

基本的な生活習慣 第1学年及び第2学年 安全に気を付け、時間を守り、物を大切にし、気持

ちのよいあいさつを行い、規則正しい生活をする。

第3学年及び第4学年 安全に努め、物や時間を有効に使い、礼儀正し<節度

のある生活をする。

第5学年及び第6学年 自他の安全に努め、礼儀正しく行動し、節度を守り

節制に心掛ける。

健康・体力の向上 第1学年及び第2学年 心身の健康に気を付け、進んで運動をし、元気に生

活をする。

第3学年及び第4学年 心身の健康に気を付け、運動をする習慣を身に付け

元気に生活をする。

第5学年及び第6学年 心身の健康の保持増進と体力の向上に努め、元気に

生活をする。

自主・自律 第1学年及び第2学年 よいと思うことは進んで行い、最後までがんばる。

第3学年及び第4学年 自らの目標をもって進んで行い、最後までねばり強

くやり通す。

第5学年及び第6学年 夢や希望をもってより高い目標を立て、当面の課題

に根気強く取り組み、努力する。

責任感 第1学年及び第2学年 自分でやらなければならないことは、しっかりと行

う。

第3学年及び第4学年 自分の言動に責任をもち、課せられた役割を誠意を

もって行う。

、 。第5学年及び第6学年 自分の役割と責任を自覚し 信頼される行動をする

創意工夫 第1学年及び第2学年 自分で進んで考え、工夫しながら取り組む。

、 。第3学年及び第4学年 自分でよく考え 課題意識をもって工夫し取り組む

第5学年及び第6学年 進んで新しい考えや方法を求め、工夫して生活をよ

りよくしようとする。

思いやり・協力 第1学年及び第2学年 身近にいる人々に温かい心で接し、親切にし、助け

合う。

第3学年及び第4学年 相手の気持ちや立場を理解して思いやり、仲よく助

け合う。

第5学年及び第6学年 思いやりと感謝の心をもち、異なる意見や立場を尊

重し、力を合わせて集団生活の向上に努める。

生命尊重・自然愛護 第1学年及び第2学年 生きているものに優しく接し、自然に親しむ。

第3学年及び第4学年 自他の生命を大切にし、生命や自然のすばらしさに

感動する。

第5学年及び第6学年 自他の生命を大切にし、自然を愛護する。

勤労・奉仕 第1学年及び第2学年 手伝いや仕事を進んで行う。

第3学年及び第4学年 働くことの大切さを知り、進んで働くようにする。

第5学年及び第6学年 働くことの意義を理解し、人や社会の役に立つこと

を考え、進んで仕事や奉仕活動をする。

Page 71: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 67 -

項 目 学 年 趣 旨

公正・公平 第1学年及び第2学年 自分の好き嫌いや利害にとらわれないで行動する。

第3学年及び第4学年 相手の立場に立って公正・公平に行動する。

第5学年及び第6学年 だれに対しても差別をすることや偏見をもつことな

く、正義を大切にし、公正・公平に行動する。

公共心・公徳心 第1学年及び第2学年 約束やきまりを守って生活し、みんなが使うものを

大切にする。

第3学年及び第4学年 約束や社会のきまりを守って公徳を大切にし、人に

、 。迷惑をかけないように心掛け のびのびと生活する

第5学年及び第6学年 規則を尊重し、公徳を大切にするとともに、郷土や

我が国の伝統と文化を大切にし、学校や人々の役に

立つことを進んで行う。

<中学校 行動の記録>

項 目 学 年 趣 旨

基本的な生活習慣 第1学年、第2学年及び 自他の安全に努め、礼儀正しく節度を守り節制に心

第3学年 掛け調和のある生活をする。

健康・体力の向上 第1学年、第2学年及び 活力ある生活を送るための心身の健康の保持増進と

第3学年 体力の向上に努めている。

自主・自律 第1学年、第2学年及び 自分で考え、的確に判断し、自制心をもって自律的

第3学年 に行動するとともに、より高い目標の実現に向けて

計画を立て根気強く努力する。

責任感 第1学年、第2学年及び 自分の役割を自覚して誠実にやり抜き、その結果に

第3学年 責任を負う。

創意工夫 第1学年、第2学年及び 探究的な態度をもち、進んで新しい考えや方法を見

第3学年 付け、自らの個性を生かした生活を工夫する。

思いやり・協力 第1学年、第2学年及び だれに対しても思いやりと感謝の心をもち、自他を

第3学年 尊重し広い心で共に協力し、よりよく生きていこう

とする。

生命尊重・自然愛護 第1学年、第2学年及び 自他の生命を尊重し、進んで自然を愛護する。

第3学年

、勤労・奉仕 第1学年、第2学年及び 勤労の尊さや意義を理解して望ましい職業観をもち

第3学年 進んで仕事や奉仕活動をする。

公正・公平 第1学年、第2学年及び 正と不正を見極め、誘惑に負けることなく公正な態

第3学年 度がとれ、差別や偏見をもつことなく公平に行動す

る。

公共心・公徳心 第1学年、第2学年及び 規則を尊重し、公徳を大切にするとともに、我が国

第3学年 の伝統と文化を大切にし、国際的視野に立って公共

のために役に立つことを進んで行う。

Page 72: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

<記入例1>特別支援学校の小学部共通

様式1(学籍に関する記録)

31

平成 22 年度

小川 愛子(産・補)中野 あゆみ (11.20~3.30)齋藤 利夫  印 (3.31)

学  級

小川 愛子 印

学     籍     の     記     録

2

石川 美子  印

学級担任者氏 名 印

生年月日

3

4 65

1

氏 名

金子 さやか   (4.1~10.31)板橋 大輔  印   (11.1~3.31)

4 5 6

鈴木 高雄  印

校長氏名印

石川 美子   印(産・補)栃木 新太朗    (5.1~10.31)

金子 さやか  印

学年

平成 20 年度 平成 21 年度

鈴木 高雄  印 鈴木 高雄  印

小 学 部 児 童 指 導 要 録

学級担任者氏 名 印

年  度

区分 学年

区分

学年区分

性 別

整理番号

1 2

現住所

  平成 10 年 12 月 31 日生

135 4

 平成17年 4月 1日 第 1 学年 入学             第 学年編入学

  平成 23年 3月 31日卒   業

ふりがな

下野 光

しもつけ ひかり

氏 名

児童の欄に同じ

進 学 先

平成 18 年度

保 護 者

栃木県立○○特別支援学校

栃木県○○市○○町2番地2号

転学・退学等

入学前の経歴

現住所

学 校 名

及   び

所 在 地

(分校名・所在地等)

みどり幼稚園在園(平成14年4月9日~平成17年3月23日)

山野 輝子 印

1

児   童

 平成  年  月  日 第 学年転入学

栃木県○○市○○町1丁目1番1号

転 入 学

入学・編入学等

ふりがな

 (平成   年   月    日)   平成   年   月    日下野 広子

2

栃木県立○○特別支援学校中学部栃木県○○市○○町2番地2号

しもつけ ひろこ

年  度

校長氏名印

平成   年度平成 17 年度

3

山野 輝子 印

原則として学齢簿の記載に基

づき学年当初及び異動時に

記入する。

〔入学〕

児童生徒が第1学年に

入学した年月日を記入

する。

〔編入学〕

第1学年の中途又は

第2学年以上の学年に、

外国にある学校などか

ら編入学した場合につ

いて、その年月日、学年

及び事由等を記入する。

〔転学・退学〕

他の特別支援学校の小学部、小

学校に転学する場合には、学校を

去った年月日、転学先の学校が受

け入れた年月日の前日、学校名、

所在地、転入学年及び事由等を記

入する。

〔転入学〕他の特別支援学校の小学部、小学校からの

転校児童について、転入学年月日、転入学年、前に在籍していた学校名、所在地及び転入学の事由等を記入する。

〔卒業〕校長が卒業を認定した年月日を記入する。

〔進学先〕

進学先の中学校(中学校・ 中等教育学校の前期

課程を含む)及び所在地を記入する。

各年度毎に、校長の氏名、学級担任者の氏名を記入し、それぞれ押印する。同一年度内に校長又は学級担任者が変わった場合には、その都度後任者の氏名を下方に併記する。記入する際は、欄の上方に記入し、下方部を空白にしておく配慮が必要となる。

教員の休暇中において、臨時的任用の教員が担当した場合は、3月31日は任用されないため、3月31日のみの担任(学部主事等)の氏名を記入する。

- 68 -

Page 73: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会
Page 74: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

<記入例2>特別支援学校の中学部共通

様式1(学籍に関する記録)

学級担任者氏 名 印

小川 愛子(育・補)中野 あゆみ (11.20~3.30)齋藤 利夫  印 (3.31)

石川 美子  印(産・補)栃木 新太朗    (5.1~10.31)

金子 さやか   (4.1~10.31)板橋 大輔 印   (11.1~3.31)

年  度 平成 20 年度 平成 21 年度 平成   年度

山野 輝子 印 山野 輝子 印 山野 輝子 印

区分

校長氏名印

学年 1 2 3

生徒の欄に同じ

学 校 名

及   び

所 在 地

(分校名・所在地等)

栃木県立○○特別支援学校

栃木県○○郡○○町○○3番地3号

卒   業   平成 23 年 3 月 31 日

 進 学 先

 就 職 先 等

栃木県立○○特別支援学校高等部

栃木県○○郡○○町○○3番地3号

生年月日   平成  7 年 8 月 10 日生

入学前の経歴 △△町立□□小学校卒業

保 護 者

ふりがな

現住所

氏 名 栃木 善男

現住所

整理番号

男入学・編入学等

 平成 20年 4月 1日 第1学年 入学               第 学年編入学

氏 名 栃木 太陽

5

とちぎ たいよう性 別

学     籍     の     記     録

生    徒

ふりがな

 平成  年  月  日 第 学年転入学

中 学 部 生 徒 指 導 要 録 

区分 学年 1 2 3

とちぎ よしお

学  級 1

栃木県○○郡○○町○○1番地1号

転学・退学等

(平成   年   月    日)  平成   年   月    日

転 入 学

原則として学齢簿の記載に基

づき学年当初及び異動時に

記入する。

〔入学〕生徒が第1学年に

入学した年月日を記入する。〔編入学〕

第1学年の中途又は第2学年以上の学年に、外国にある学校などから編入学した場合について、その年月日、学年及び事由等を記入する。

〔転入学〕他の特別支援学校の中学部、中学校からの

転校児童生徒について、転入学年月日、転入学年、前に在籍していた学校名、所在地及び転入学の事由等を記入する。〔転学・退学〕

他の特別支援学校の中学部、中

学校に転学する場合には、学校を

去った年月日、転学先の学校が受

け入れた年月日の前日、学校名、

所在地、転入学年及び事由等を記

入する。〔卒業〕校長が卒業を認定した年月日を記入する。

〔進学先 就職先等〕

進学した場合は、進学先の高等部(高等学校)名及び所在地を記入する。

就職した場合は、就職先の事業所名及び所在地を記入し、就職しながら

進学した場合は進学先と就職先の両方を記入する。

福祉施設に入所・通所した場合は、施設名及び所在地を記入する。

家事又は家業に従事した場合、在宅の場合はその旨を記入する。

各年度毎に、校長の氏名、学級担任者の氏名を記入し、それぞれ

押印する。同一年度内に校長又は学級担任者が替わった場合には、

その都度後任者の氏名を下方に併記する。記入する際は、欄の上方

に記入し、下方部を空白にしておく配慮が必要となる。

教員の休暇中において臨時的任用の教員が担当した場合は、3月31日は任用されないため、3月31日のみの担任(学部主事等)の

氏名を記入する。

- 70 -

Page 75: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会
Page 76: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

<記入例3>視覚障害者、聴覚障害者、肢体不自由者又は病弱者である児童に対する教育を行う特別支援学校【小学部】 

様式2 (指導に関する記録)表

国   語

国語への関心・意欲・態度

外国語への慣れ親しみ

言語や文化に関する気付き

A B A

3 41 2 5 6

学年 5

話す・聞く能力 B A

1 2 5 6

区分 学年

1 2学  級 1整理番号 3

各 教 科 の 学 習 の 記 録 外 国 語 活 動 の 記 録

6観点

児 童 氏 名 学  校  名

栃木 一郎   栃木県立○○特別支援学校

Ⅰ   観 点 別 学 習 状 況

教科 観  点 学  年 4

3 2

3 コミュニケーションへの関心・意欲・態度

B書く能力 B B C

言語についての知識・理解・技能

読む能力 B BB B B

A

社  会

社会的事象への関心・意欲・態度

社会的事象についての知識・理解

A

観察・資料活用の技能 A

社会的な思考・判断・表現 B

算  数

算数への関心・意欲・態度

数量や図形についての知識・理解

数量や図形についての技能

総 合 的 な 学 習 の 時 間 の 記 録

 観  点  評  価学年 学 習 活 動 数学的な考え方

3

観察・実験の技能

理  科

自然事象への関心・意欲・態度

科学的な思考・表現

自然事象についての知識・理解

生 活

生活への関心・意欲・態度

音楽への関心・意欲・態度

身近な環境や自分についての気付き

活動や体験についての思考・表現

B B BB B

4

5

音楽表現の創意工夫

音楽表現の技能 A

B

音  楽

A A A

B

鑑賞の能力

鑑賞の能力 B A B

AC

B B

図画工作

造形への関心・意欲・態度 A B

創造的な技能 B

発想や構想の能力 B

A B

家  庭

家庭生活への関心・意欲・態度

6生活の技能

生活を創意工夫する能力

家庭生活についての知識・理解

2内  容

特 別 活 動 の 記 録

6観 点 学 年 1運動の技能 543

3

体  育

運動や健康・安全への関心・意欲・態度

運動や健康・安全についての思考・判断

健康・安全についての知識・理解学級活動

理科 音楽

○ ○

2

学年 教科 国語 社会 算数

3 2 3 2 3 2

図画工作 家庭

クラブ活動4

学校行事 ○

1.集団活動や生活への関心・意欲・態度

2.集団の一員としての思考・判断・実践

3.集団活動や生活についての知識・理解

体育

Ⅱ     評     定児童会活動

5

6

[総合的な学習の時間]

(1) 観点

小学校学習指導要領等に示す総合的な学習の時

間の目標を踏まえ、各学校において具体的に定めた

目標、内容に基づいて定める。

(2) 評価

学習活動及び各学校が自ら定めた評価の観点を記

入した上で、児童の学習状況に顕著な事項がある場

合などにその特徴を記入するなど、児童にどのような

力が身に付いたかを文章で記述する。

[評定]

第3学年以上の各教科の学習の状況について、小学校学習指

導要領等の各教科の目標に照らして、その実現状況を総括的に評

価し記入する。

[各教科の学習の記録]

観点別学習状況及び評定について記入

する。

[観点別学習状況]

小学校学習指導要領及び特別支援学校

小学部・中学部学習指導要領に示す小学

部の各教科の目標に照らして、その実現状

況を観点ごとに評価し、A、B、Cの記号によ

り記入する。

また、特に必要があれば、観点を追加し

て記入する。

各教科の評価の観点及びその趣旨並び

にそれらを学年別に示したものは、別添資

料のとおりである。

[特別活動の記録]

(1) 観点

小学校学習指導要領等に示

す特別活動の目標を踏まえ、

各学校において別添資料を参

考に定める。なお、クラブ活動

については、実施しなかった学

年の欄に斜線を引くこと。

(2) 評価

各学校が自ら定めた特別活

動全体に係わる評価の観点を

記入した上で、各活動・学校行

事ごとに、評価の観点に照らし

て十分満足できる活動の状況

にあると判断される場合に、○

印を記入する。

評価事例3参照

[外国語活動の記録]

(1) 観点

小学校学習指導要領等に示す外

国語活動の目標を踏まえ、別添資

料を参考に設定する。

(2) 評価

評価の観点を記入した上で、それ

らの観点に照らして、児童の学習状

況に顕著な事項がある場合にその

特徴を記入するなど、児童にどのよ

うな力が身に付いたかを文章で記述

する。

評価事例2参照

- 72 -

Page 77: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

<記入例3>視覚障害者、聴覚障害者、肢体不自由者又は病弱者である児童に対する教育を行う特別支援学校【小学部】 

様式2 (指導に関する記録)裏

1 2 3 4 5 6 1 2 3 4 5 6

○ ○○

第1学年

第4学年

第2学年

第5学年

第3学年

第6学年

第1学年

第4学年

第2学年

第5学年

第3学年

第6学年

区分

学年

学  年

責任感 公正・公平

創意工夫

健康・体力の向上 生命尊重・自然愛護

自主・自律 勤労・奉仕

公共心・公徳心

児 童 氏 名

  栃木 一郎

基本的な生活習慣

行   動   の   記   録

項  目 学  年

思いやり・協力

項  目

自  立  活  動  の  記  録 入学時の障害の状態

出席しなければ

ならない日数忌引等の日数

総 合 所 見 及 び 指 導 上 参 考 と な る 諸 事 項

出     欠     の     記     録

授業日数 欠席日数 出席日数 備     考出席停止・

3

1

2

4

5

6

[出欠の記録]

知的障害者である児童に対する教育を行う特別支援学校 小学

部の記入例を参照する。

[行動の記録]

各教科、道徳、外国語活動、総合的な学習の時間、特別活動やその他学校生活全体にわたって認められる児童の行動について、別添

資料を参考にして項目を適切に設定する。各項目の趣旨に照らして十分満足できる状況にあると判断される場合に、○印を記入する。ま

た、特に必要があれば、項目を追加して記入する。

[入学時の障害の状態]

入学時の障害の種類及

び程度等を記入する。

[自立活動の記録]

個別の指導計画を踏まえ、以下のような項目を記入する。

(1) 指導の目標、指導内容、指導の結果の概要に関すること

(2) 障害の状態等に変化が見られた場合、その状況に関すること

(3) 障害の状態を把握するため又は自立活動の成果を評価するために

検査を行った場合、その検査結果に関すること

評価事例4参照

[総合所見及び指導上参考となる諸事項]

児童の成長の状況を総合的に捉えるため、下記の事項などを文章で記入する。

(1) 各教科や外国語活動、総合的な学習の時間の学習に関する所見(重複障害者等に関する教育課程の取扱いにより指導を行っ

た場合には、必要に応じてその旨記載する。)

(2) 特別活動に関する事実及び所見

(3) 行動に関する所見

(4) 児童の特徴、特技、学校内外におけるボランティア活動など社会奉仕体験活動、表彰を受けた行為や活動、学力に

ついて標準化された検査の結果等指導上参考となる諸事項

(5) 児童の成長の状況に係わる総合的な所見

(6) 交流及び共同学習を実施している児童について、その相手先の学校名や学級名、実施期間、実施した内容や成果等

記入に際しては、児童の優れている点や長所、進歩の状況などを取り上げることに留意する。 ただし、児童の努力を要する点などに

ついてもその後の指導において特に配慮を要するものがあれば記入する。

評価事例5参照

- 73 -

Page 78: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

<記入例4>視覚障害者、聴覚障害者、肢体不自由者又は病弱者である生徒に対する教育を行う特別支援学校【中学部】 

様式2 (指導に関する記録)表

学年 教科

学年 教科

2 3

生 徒 氏 名 学  校  名 区分 学年 1 2

2 3

3

栃木 花子     栃木県立○○特別支援学校学  級 2 2整理番号

1 2

各 教 科 の 学 習 の 記 録

Ⅰ   観 点 別 学 習 状 況

教科 観  点 学  年 1 教科 観 点 学 年 3

国   語

国語への関心・意欲・態度 B A話す・聞く能力 A A書く能力 B B

言語についての知識・理解・技能 B B

読む能力 A A

社  会

社会的事象への関心・意欲・態度 A A

資料活用の技能

社会的な思考・判断・表現

社会的事象についての知識・理解

理科社会 数学

Ⅱ     評     定

25

数学への関心・意欲・態度

2

31

345

音楽 美術

33

43

44

数学的な技能

数学的な見方や考え方

3数量や図形などについての知識・理解

技術・家庭 外国語

理  科

自然事象への関心・意欲・態度

数  学

国語

1 5 3 5

保健体育

3

科学的な思考・表現 2 4 4 5

観  点 評  価

総 合 的 な 学 習 の 時 間 の 記 録自然事象についての知識・理解

学年 学 習 活 動

観察・実験の技能

発想や構想の能力 A A

A鑑賞の能力

1

音  楽

音楽への関心・意欲・態度 A A

B B

B B

音楽表現の創意工夫 B B音楽表現の技能 B

運動や健康・安全についての思考・判断

美  術

美術への関心・意欲・態度 A B

創造的な技能 A A鑑賞の能力

A AA保

健体育

運動や健康・安全への関心・意欲・態度 AAB

A A

生活を工夫し創造する能力 B B

2

運動の技能

運動や健康・安全についての知識・理解

3B

外国語表現の能力 B A

言語や文化についての知識・理解

技術・家庭

B A生活や技術への関心・意欲・態度

生活や技術についての知識・理解 BA生活の技能

外国語

コミュニケーションへの関心・意欲・態度 A B

外国語理解の能力

特 別 活 動 の 記 録

学 年 1 2 3観 点

学級活動1.集団活動や生活への関心・意欲・態度2.集団の一員としての思考・判断・実践3.集団活動や生活についての知識・理解

内  容

学校行事

生徒会活動

[各教科の学習の記録]

観点別学習状況及び評定について記入する。

[観点別学習状況]

中学校学習指導要領及び特別支援学校小学部・

中学部学習指導要領に示す中学部の各教科の目

標に照らしてその実現状況を観点ごとに評価し、A,

B,Cの記号により記入する。

また、特に必要があれば、観点を追加して記入す

る。

各教科の評価の観点及びその趣旨並びにそれら

を学年別に示したものは、別添資料のとおりである。

[評定]

各学年における各教科の学習の状況につい

て、各教科別に中学校学習指導要領等に示

す各教科の目標に照らして、その実現状況を

総括的に評価し記入する。

[総合的な学習の時間]

(1) 観点

中学校学習指導要領等に示す総合的な学習の時間目標を

踏まえ、各学校において具体的に定めた目標、内容に基づい

て定める。

(2) 評価

学習活動及び各学校が定めた評価の観点を記入した上で、

生徒の学習状況に顕著な事項がある場合などにその特徴を記

入するなど、生徒にどのような力が身に付いたかを文章で記述

する。

評価事例3参照

[特別活動の記録]

(1) 観点

中学校学習指導要領等に示す特別活動の目標を踏ま

え、各学校において別添資料を参考に定める。

(2) 評価

各学校が定めた特別活動全体に係わる評価の観点を

記入した上で、各活動・学校行事ごとに、評価の観点に照

らして十分満足できる活動の状況にあると判断される場

合に、○印を記入する。

- 74 -

Page 79: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

<記入例4>視覚障害者、聴覚障害者、肢体不自由者又は病弱者である生徒に対する教育を行う特別支援学校【中学部】 

様式2 (指導に関する記録)裏

1 2 3 1 2 3

第1学年

第2学年

第3学年

第1学年

第2学年

第3学年

区分 出席停止・ 出席しなければ

学年 忌引等の日数 ならない日数

創意工夫

生 徒 氏 名

   栃木 花子

行   動   の   記   録

項  目 学  年 項  目 学  年

自主・自律 勤労・奉仕

責任感 公正・公平

基本的な生活習慣 思いやり・協力

健康・体力の向上 生命尊重・自然愛護

公共心・公徳心

備     考

自  立  活  動  の  記  録 入学時の障害の状態

出     欠     の     記     録

授業日数 欠席日数 出席日数

総 合 所 見 及 び 指 導 上 参 考 と な る 諸 事 項

3

1

2

[出欠の記録]

知的障害者である児童に対する教育を行う特別支援学校

小学部の記入例を参照する。

[入学時の障害の状態]

入学時の障害の種類

及び程度等を記入する。

記入例3(指導に関する記録)小学部を参照

各項目及びその学年別の趣旨は、別添資料の

とおりである。

[自立活動の記録]

個別の指導計画を踏まえ、以下のような項目を記入する。

(1) 指導の目標、指導内容、指導の結果の概要に関すること

(2) 障害の状態等に変化が見られた場合、その状況に関すること

(3) 障害の状態を把握するため又は自立活動の成果を評価するために検査を行った場合、

その検査結果に関すること

[総合所見及び指導上参考となる諸事項]

生徒の成長の状況を総合的にとらえるため、下記の事項などを文章で記入する。

(1) 各教科や総合的な学習の時間の学習に関する所見(重複障害者等に関する教育課程の取扱いにより指導を行った場合

には、必要に応じてその旨記載する。)

(2) 特別活動に関する事実及び所見

(3) 行動に関する所見

(4) 進路指導に関する事項

(5) 生徒の特徴・特技、学校内外におけるボランティア活動など社会奉仕体験活動、表彰を受けた行為や活動、学力について

標準化された検査の結果など指導上参考となる諸事項

(6) 生徒の成長の状況にかかわる総合的な所見

(7) 交流及び共同学習を実施している生徒について、その相手先の学校名や学級名、実施期間、実施した内容や成果等

記入に際しては、生徒の優れている点や長所、進歩の状況などを取り上げることに留意する。ただし、生徒の努力を要する点な

どについてもその後の指導において特に配慮を要するものがあれば記入する。

評価事例5参照

評価事例4参照

- 75 -

Page 80: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

<記入例5>知的障害者である児童に対する教育を行う特別支援学校【小学部】 

様式2 (指導に関する記録)表

学年

教科等

自立活動

特別活動

算 数

図画工作

体 育

音 楽

国 語

・「かばん」「ぼうし」などの身近なものがわかり、「○○持ってきてください」の指示が理解できた。

生 活

・写真カードを手がかりにして、所定の場所に遊具を片付けることができた。・上着の後ろについた印を見て前後を確認しながら着ることができた。

1 2 3 4 5 6

各 教 科 ・ 特 別 活 動 ・ 自 立 活 動 の 記 録

整理番号 5山本 大地 栃木県立○○特別支援学校

5 6

学  級 2

3児 童 氏 名 学  校  名 区分 学年 41 2

評価事例1参照

評価事例4参照

〔各教科・特別活動〕

特別支援学校小学部・中学部学習指導要領に示す小学部の各教科の目標、内容に照らし、

具体的に定めた指導内容、実現状況等を文章で記述する。各教科等を合わせて指導を行っ

た場合でも、具体的に定めた指導内容、実現状況等を各教科等ごとに文章で記述する。各

教科等の幅は、児童の実態に即し、各学校で適宜区分して記入する。

特別活動においては、小学校及び特別支援学校(視覚障害、聴覚障害、肢体不自由及び

病弱)小学部における特別活動の記録に関する考え方を参考にしながら文章で記述する。

〔自立活動の記録〕

個別の指導計画を踏まえ、以下のような事項を記入すること

(1) 指導の目標、指導内容、指導の結果の概要に関すること

(2) 障害の状態等に変化が見られた場合、その状況に関すること

(3) 障害の状態を把握するため又は自立活動の成果を評価するため検査を行っ

た場合その検査結果に関すること

- 76 -

Page 81: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

<記入例5>知的障害者である児童に対する教育を行う特別支援学校【小学部】 

様式2 (指導に関する記録)裏

第1学年

第4学年

第2学年

第5学年

第3学年

第6学年

第1学年

第4学年

第2学年

第5学年

第3学年

第6学年

区分

学年

6

5

4

6

3

99 教員を派遣しての指導 病欠4(かぜ)事故欠2(家事都合)

2

1 105 0 105

出     欠     の     記     録

授業日数出席停止・ 出席しなければ

欠席日数 出席日数 備     考忌引等の日数 ならない日数

児 童 氏 名

山本 大地

行  動  の  記  録 入学時の障害の状態

総 合 所 見 及 び 指 導 上 参 考 と な る 諸 事 項

評価事例5参照

〔行動の記録〕

小学校及び特別支援学校(視覚障害、聴覚障害、肢体不自由または病弱)小

学部における行動の記録に関する考え方を参考にしながら文章で記述する。

〔入学時の障害の状態〕

入学時の障害の種類

及び程度を記入する。

〔総合所見及び指導上参考となる諸事項〕

児童の成長を総合的にとらえるため、以下の事項などを文章で記述する。

(1) 各教科に関する所見

(2) 特別活動に関する事実及び所見

(3) 行動に関する所見

(4) 児童の特徴・特技、学校内外におけるボランテイア活動などの社会奉仕体験活動、表彰を

受けた行為や活動、学力について標準化された検査の結果指導上参考となる諸事項

(5) 児童の成長の状況にかかわる総合的な所見

(6) 交流及び共同学習を実施している児童について、その相手先の学校名や学級名、実施期間、

実施した内容や成果等

記入に際しては、児童の優れている点や長所、進歩の状況などを取り上げる。ただし、児童

の努力を要する点などについても、その後の指導において特に配慮を要するものがあれば記入

する。

〔出欠の記録〕

(1) 授業日数

児童の属する学年について授業を実施した年間の総日数を記

入する。臨時に、学校の全部又は学年の全部の休業を行うことと

した日数は授業日数には含めない。

この授業日数は、原則として、同一学年すべての児童につき同

日数とすることが適当である。ただし、転学又は退学等をした児童

については、転学のため学校を去った日又は退学をした日までの

授業日数を記入し、転入学又は編入学等をした児童については、

転入学又は編入学等をした日以後の授業日数を記入する。

(2) 出席停止忌引等の日数

(第4章 3指導に関する記録〔出欠の記録〕②参照)

(3) 出席しなければならない日数

授業日数から出席停止・忌引き等の日数を差し引いた日数を記

入する。

(4) 欠席日数

出席しなければならない日数のうち病気又はその他の事故で児

童が欠席した日数を記入する。

(5) 出席日数

出席しなければならない日数から欠席日数を差し引いた日数を

記入する。なお、学校の教育活動の一環として児童が運動や文化

などにかかわる行事等に参加したものと校長が認める場合には、

指導要録の出欠の記録においては出席扱いとすることができる。

(6) 備考

出席停止、忌引き等の日数に関する特記事項、欠席理由の主

なもの、遅刻、早退等の状況、転入学した生徒についての前の在

籍していた学校における出欠の概要及び教員を派遣して教育を

行った 児童については、その旨を記入する。

- 77 -

Page 82: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

<記入例6>知的障害者である生徒に対する教育を行う特別支援学校【中学部】 

様式2 (指導に関する記録)表

学年

教科等

自立活動

特別活動

その他

職業・家庭

保健体育

美 術

音 楽

理 科

数 学

社 会

・環境についての学習から、ごみの分別に興味をもち、学校や家庭で実践することができた。

国 語

・教師や友達の話を聞いて、内容を大まかに理解することができ、わからないことは聞き返すことができた。・簡単な物語文を読み、事柄の順序を大体読み取ることができた。・平仮名を正しく使用して、日記や連絡ノートを書くことができた。

各 教 科 ・ 特 別 活 動 ・ 自 立 活 動 の 記 録

1 2 3

3

江川 乙女 栃木県立○○特別支援学校学  級 1整理番号 3

1 2生 徒 氏 名 学  校  名 区分 学年

評価事例1参照

評価事例4参照

〔各教科・特別活動〕

特別支援学校小学部・中学部学習指導要領に示す中学部の各教科の目標、内容に照らし、具体

的に定めた指導内容、実現状況等を文章で記述する。各教科等を合わせて指導を行った場合でも、

具体的に定めた指導内容、実現状況等を各教科等ごとに文章で記述する。各教科等の幅は、生徒

の実態に即し、各学校で適宜区分して記入する。

特別活動においては、中学校及び特別支援学校(視覚障害、聴覚障害、肢体不自由及び病弱)

中学部における特別活動の記録に関する考え方を参考にしながら文章で記述する。

〔自立活動の記録〕

個別の指導計画を踏まえ、以下の事項を記入する。

(1) 指導の目標、指導内容、指導の結果の概要に関すること

(2) 障害の状況等に変化が見られた場合、その状況に関すること

(3) 障害の状態を把握するため又は自立活動の成果を評価するため

に検査を行った場合、その検査結果に関すること

- 78 -

Page 83: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

<記入例6>知的障害者である生徒に対する教育を行う特別支援学校【中学部】 

様式2 (指導に関する記録)裏

学年

第1学年

第2学年

第3学年

第1学年

第2学年

第3学年

第1学年

第2学年

第3学年

区分 出席停止・ 出席しなければ

学年 忌引等の日数 ならない日数

3

1

2

出     欠     の     記     録

授業日数 欠席日数 出席日数 備     考

総 合 所 見 及 び 指 導 上 参 考 と な る 諸 事 項

生 徒 氏 名

  江川 乙女

総 合 的 な 学 習 の 時 間 の 記 録 入学時の障害の状態

行   動   の   記   録

観  点 評  価学 習 活 動

評価事例3参照

評価事例5参照

〔総合的な学習の時間〕

(1) 観点

中学校学習指導要領等に示す総合的な学習の時間の目標を踏まえ、各

学校において具体的に定めた目標、内容に基づいて定める。

(2) 評価

学習活動及び各学校が定めた評価の観点を記入した上で、生徒の学習状

況に顕著な事項がある場合などにその特徴を記入するなど、生徒にどのよ

うな力が身に付いたかを文章で記述する。

〔入学時の障害の状態〕

入学時の障害の種類及

び程度を記入する。

〔行動の記録〕

中学校及び特別支援学校(視覚障害、聴覚障害、肢体不自由または病

弱)中学部における行動の記録に関する考え方を参考にしながら文章で記

述する。

〔総合所見及び指導上参考となる諸事項〕

生徒の成長の状況を総合的にとらえるため、以下の事項等を文章で記述する。

(1) 各教科や総合的な学習の時間に関する所見

(2) 特別活動に関する事実及び所見

(3) 行動に関する所見

(4) 進路指導に関する事項

(5) 生徒の特徴・特技、部活動、学校内外におけるボランティア活動など社会奉仕体験活動、表彰を受けた行為や活動、学力

について標準化された検査の結果等指導上参考となる事項

(6) 生徒の成長の状況にかかわる総合的な所見

(7) 交流及び共同学習を実施している生徒について、その相手先の学校名や学級名、実施期間、実施した内容や成果等

記入に際しては、生徒の優れている点や長所、進歩の状況などを取り上げることに留意する。ただし、生徒の努力を要する

点などについても、その後の指導において特に配慮を要するものがあれば記入する。

〔出席の記録〕

知的障害者である児童に対する教育を行う特別

支援学校 小学部の記入例を参照する。

- 79 -

Page 84: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 80 -

<評価事例>

〔評価事例を活用する際の留意点〕

以下の事例は、本県の特別支援学校における実際の評価例に基づき、参考例を示したもので

ある。指導に関する記録を指導要録に記入する際は、例文をそのまま使用するのではなく、児

童生徒一人一人の障害の状況等、各学校の指導の実際に即し、創意工夫を加えて評価をする必

要がある。

また、各教科、特別活動、自立活動について、特別支援学校の学習指導要領に示された各教

科の目標、内容に照らし、具体的に設定した指導内容到達の程度、習得の状況などを、教育課

程や実際の学習状況を考慮して記入する。

評価事例1 知的障害者である児童生徒に対する教育を行う特別支援学校における各教科等

-視覚障害者、聴覚障害者、肢体不自由者又は病弱者である児童生徒に対する教育を行う特別支援学校の各教科を

知的障害者である児童生徒に対する教育を行う特別支援学校の各教科に替える場合も共通-

評 価 事 例

・トイレの男女のマークを見て、自分の使う方が分かり、用を足すことができた。

生 ・教師の「まえ 「うしろ 「うら 「おもて」などの言葉掛けを聞いて、衣服の」、 」、 」、

前後や表裏を間違えずに衣服の着脱ができた。

活 ・1日の日課の流れに沿って、授業のシンボルカードを学習予定表にはることができ

た。

・教師から名前を呼ばれると、教師に視線を向け、手を挙げて応じることができた。

国 ・授業のシンボルカードと平仮名で書かれた単語カードとのマッチングができるよう

なった。

語 ・自分の名前や身近なものの名前を平仮名で書くことができた。

・電話の基本的な応答の方法を覚え、実際に友達とやり取りすることができた。

算 ・1~10までの数字を読んだり、書いたりすることができた。

数 ・大小2種類のビーズを一つずつ交互にひもに通すことができた。

・ ・カレンダーの仕組みを理解し、日付や曜日を答えることができた。

数 ・的当てゲームでは、勝敗表の○や×の意味を理解し、ゲームの結果を記入すること

学 ができた。

・曲が始まると顔を上げたり、音源を見たりし、曲が終わるまで笑顔を見せて楽しむ

ことができた。音

・音楽に合わせて、ちょう、象などの模倣表現をすることができた。

・部分奏や合奏では、大太鼓を担当し、教師の指揮や友達の演奏に合わせて正しいリ楽

ズムで演奏することができた。

・校歌の歌詞を覚え、伴奏のテンポに気を付けて、歌うことができた。

図 ・色紙を小さくちぎり、友達と一緒に模造紙にのりではり付けることができた。

画 ・アルミホイルと紙皿を使って、鬼のお面づくりをした。自分でつくりたい鬼の顔を

工 イメージし、鼻や口などの部位に注目して装飾することができた。

作 ・発砲スチロールを小刀で切り取り、モザイク模様のパズルをつくった。小刀の扱い

・ 方についての注意をよく聞き、丁寧に取り組むことができた。

美 ・紙粘土を使って、様々な形の飾りをつくった。完成品を友達に見せて、難しかった

術 ところや工夫したところを説明することができた。

Page 85: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 81 -

体 ・音楽のリズムに合わせて、歩く、走る、跳ぶなどの運動に楽しく取り組むことがで

育 きた。

・ ・マット運動では、教師の補助がなくても連続して横転をすることができた。

保 ・ユニホックのゲームでは、ゴールキーパーの役割を理解し、ゲームに参加できた。

健 ・サーキット走で汗をかいた後は、自分から汗をふき、うがいをするなど健康な生活

体 に必要な習慣を身に付けることができた。

・科学館や博物館などの公共施設に行き、展示物に興味をもって見学することができ

た。社

・新聞やテレビのニュースに興味をもち、出来事などの内容を理解し、教師に話をす

ることができた。会

・国際交流員との交流会の事前学習では、インターネットを使って、交流員の出身国

の様子等を調べ、質問を考えることができた。

・顔を構成する、目、鼻、口、耳の働きを理解し、人の体について関心をもつことが

理 できた。

・朝顔の栽培では、毎日水をやり、成長していく様子を関心をもって観察日誌に記録

科 することができた。

・晴れ、曇り、雨などの天気が分かり、発表することができた。

・作業で使用する工具類や機械の名称、操作方法を覚え、安全に気を付けて使用する職

ことができた。業

・産業現場等における実習を通して、働くことの大切さを感じとることができた。ま・

た、職場には決まりがあることも理解できた。家

・洗濯機や洗剤の使い方を覚え、一連の流れに沿って洗濯することができた。庭

・休日の過ごし方を考え、自分なりに余暇の活用について工夫することができた。

・学級の給食係として、掲示板に給食の献立を記入し、発表することができた (学。

級活動)

特 ・児童生徒会の総会では、副会長として開会の言葉をしっかりと言うことができた。

別 (児童生徒会活動)

活 ・交流学習発表会の劇では、自分のせりふを大きな声で言うことができた (学校行。

動 事)

・音楽クラブに所属することを希望し、好きな歌を友達と一緒に楽しく歌うことがで

きた (小:クラブ活動)。

Page 86: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 82 -

評価事例2 外国語活動-視覚障害者、聴覚障害者、肢体不自由者又は病弱者である児童生徒に対する教育を行う特別支援学校の小学部共通-

観 点 評 価

コミュニケーションへの関 ・ゲームや歌に積極的に参加することができた。心・意欲・態度 ・身の回りにある英語を見つけることができた。

外国語への慣れ親しみ ・英語の歌を楽しく歌うことができた。・簡単な英語を使い、自己紹介をすることができた。

言語や文化に関する気付き ・食事の習慣の違いに気付くことができた。

評価事例3 総合的な学習の時間-視覚障害者、聴覚障害者、肢体不自由者又は病弱者である児童生徒に対する教育を行う特別支援学校、知的障害者

である児童生徒に対する教育を行う特別支援学校の中学部共通-

学 習 活 動 観 点 評 価

調べ学習「金閣寺」 課題を解決する力 ・修学旅行の見学先「金閣寺」をインターネットで熱心に調べ、しおりと発表用資料にわかりやすくまとめることができた。

校内の奉仕活動 人とのかかわり方や ・清掃活動のリーダーとして、友達と協学習活動への関心・ 力ながら自主的に活動を進めることが意欲・態度 できた。

「人にやさしいまちづ 課題への関心・意欲 ・人にやさしいまちづくりについて、視くり」について と課題を解決する力 覚障害者の立場から、宇都宮駅を調査

し、改善策を考え、コンクールで発表することができた。

ALTとの交流 外国の文化や生活へ ・ALTの先生に聞いてみたいことを考の関心 え英語で質問したり、先生の国や家族

の話を聞いたりした 「海」を英訳し、。大きな声で楽しそうに歌うことができた。

町の図書館利用 知識を応用し生活に ・町の図書館の利用方法を覚え、自分の。生かす力 好きな料理の本を借りることができた

休日には、家族と一緒に図書館を利用することができた。

「立志の集い」での決 自分の生き方を考え ・将来の夢や、親への感謝の気持ちをま意の言葉の発表 る態度 とめて、友達や保護者の前で発表する

ことができた。

○○祭の準備 学習への主体的創造 ・学習発表やイベントに必要な準備を考、 。的態度 え 友達と協力して行うことができた

勤労体験学習 主体的な態度 ・スーパーマーケットでの勤労体験をとおして、働くことの大変さを実感し、自分なりに清掃や仕事の工夫をして解決をしようとした。

Page 87: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 83 -

-特別支援学校共通-評価事例4 自立活動

評 価 事 例

健 ・バイタルチェックでは、教師の口ずさむ歌を聞くことで、落ち着いて体温や血中酸

康 素濃度の測定に臨むことができた。

の ・自分の体の状態についての理解を深めることができ、自主的に運動制限や保健室で

保 の血中酸素飽和度測定ができるようになった。

持 ・心臓の働きについて、水風船やストローを使って血液の流れや動きを模擬学習する

ことで、自分の体についての理解を深めることができた。

心 ・自分の病状についての理解が深まり、必要な注意を守って生活しようという意欲が

理 高まった。

的 ・自分の発音や聴力の良さに気づき、その良さを日常生活の中で生かそうという意識

な が高まってきた。

安 ・避難訓練など、通常の日課の日課の流れと異なる場合は、事前に活動内容を示した

定 写真カードや絵カードを提示しながら、説明を行ったところ、落ち着いて活動に参

加できるようになってきた。

、 。 、人 ・本児の好きな音楽を題材にして 身体遊びや手遊びを行った 活動を継続する内に

間 終始、笑顔が見られるようになった。また、身振りサインを使って、自分から活動

関 を要求する様子も見られるようになった。

係 ・DVDで3分程度のストーリーを観て どういう状況か なぜこうなったか ど、「 」「 」「

の うすればよいか」を考える学習をした。困ったときの対応の仕方を学習し、分から

形 ないときは教師に聞くことができるようになった。

環 ・補聴器の使用の他に、手指法での読みとりにより相手の話をよく理解して、時間内

境 に目的地に移動することができた。

の ・教室から食堂までの歩行の学習を行った。曲がり角で立ち止まることもあったが、

把 壁や足元からの情報を手がかりに正しい方向どりをして移動することができた。

握 ・単眼鏡の使用法を学習した。黒板上に提示されたものを見つけて、ピントを合わせ

ることができるようになった。

身 ・ロールクッションを使って緊張の緩和を図った。ロールクッションを揺さぶること

体 で手足をリラックスすることができた。

の ・姿勢の保持を目指した座位保持では、股関節を十分に緩めることで、手をついた姿

動 勢を1分から1分30秒位保つことができた。

き ・手指の巧ち性と持続性を養うため、ビーズを小さな穴に入れる学習を行った。自ら

進んで取り組むことができるようになり、正確さと速さが向上した。

コ ・学習で使用する道具や材料を配布する際 「どうぞ 「ありがとう」など、言葉で、 」、

ミ のやり取りを継続的に行った。徐々に、やり取りの方法を覚え、教師や友達に自分

ュ から言葉を発する様子が見られるようになった。

ニ ・ 自分の長所・短所を自覚し能力の向上に努めること」を主な目標として、全体指「

ケ 導での読み取り、1分間スピーチ、手話の学習などを実施した。発語がやや苦手で

| あるが、それを自覚し意欲的に学習に取り込むことができた。

シ ・わかりやすいスピーチ原稿について考え、聞き手に合わせた言葉や文型、構成など

ョ の大切さに気づくことができ、様々な場面で実践できるようになった。

Page 88: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 84 -

-特別支援学校共通-評価事例5 総合所見及び指導上参考となる諸事項

(1) 各教科や総合的な学習の時間に関する所見

・算数では答えが3位数になる繰り上がりのある足し算、2位数までの繰り下がりのある引き算の筆算が正確にできるようになった。

・意欲的に学習に取り組み、社会・理科で力を発揮した。授業での発言も活発であった。・理科では興味・関心をもち実験に取り組み、自由研究を行うなどの積極性もみられた。

(2) 特別活動に関する所見

・係活動として「保健係」を担当し、朝の会で毎日友達の健康観察を行うことができた。・立志式、送別会、卒業式では、それぞれの式の意味を理解し、落ち着いて参加することができた。

・中学部生徒会長として、話し合いの場面では、皆の意見を取りまとめるなど自主的に活動することができた。

(3) 行動に関する所見

・友達の様子に気を配り、言葉をかけながら協力して仕事をしたり遊んだりできる。・学校生活の中で決まりを意識して活動できる場面が増えてきた。・学級花壇の草花やそこにいる昆虫を触れようとするなど、自然に対する関心が芽生えてきた。

・話し合いでは、意見を聴くだけでなく、論点を整理して円滑に進めることができた。

(4) 進路指導に関する事項

・本校高等部進学希望・職場体験を通じて、卒業後の進路にイメージをもつことができ、作業学習に対する意欲や学校卒業後の自分の進路への関心が高まってきた。

(5) 児童生徒の特徴・特技、部活動、学校内外における活動などの社会奉仕体験活動、表彰を受けた行為や活動、学力について標準化された検査の結果等指導上参考となる諸事項

・第79回点字競技会 50音の部 8級・遠距離視力:左 0.006(3m)ランドルト環単独視標使用近距離視力:左 0.1(30cm)近距離単独視標使用

・栃木県障害者卓球大会 中学生の部 第3位・ハートピック陸上競技大会 中学部100m 第1位(記録14秒00)・S-M社会生活能力検査 社会生活年齢3-3 社会生活指数45身辺自立3-6 移動3-9 作業3-3 意志交換3-4 集団参加2-7自己統制2-9 (平成○年○月○日実施)

・国語は小学3年生、算数は小学2年生の目標及び内容に差し替えて指導を行った。

(6) 交流及び共同学習

・○○市立○○小学校○年○組において平成○年○月○日、○月○日に実施。交流校の児童と楽しく転がしドッヂボールに参加することができた。

(6) 生徒(児童)の成長の状況にかかわる総合的な所見

・友達や教師の名前を覚え、友達と一緒に活動することを求めるようになった。・教師の話を聞いたり、友達の行動を見たりしながら、周囲に合わせた行動がとれるようになった。

・教師の示すサインから自分の活動に見通しをもち、意思表示をする場面が増えてきた。

Page 89: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 85 -

Page 90: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 86 -

第5章 指導要録抄本について

1 抄本の作成について

(1) 進学先あるいは転学先に送付する指導要録については、抄本又は原本の写しとなってい

るが、複写機での写しの作成は差し支えない。

(2) 進学先及び転学先へ送付する原本の写しは、欄外に 写 と記し、写しが原本と相違ない

、 、 、 、 ( )ことを証する旨の文章 証明年月日 学校名 校長名等を欄外上部に記入し 押印 職印

する。

(3) 保管及び活用が容易となるよう、用紙の規格は指導要録と同様にすべて日本工業規格A

4判縦型とした。なお、紙質は45㎏程度の上質紙とする。

2 取扱い

(1) 進学した児童生徒については、直ちに指導要録の抄本又は写しを作成し、進学先の校長

に送付する。

(2) 幼稚園や小学校などから送付を受けた抄本又は写しは、指導要録に準じて名列表、表紙

等を付してとじておく。児童生徒の転学によって送付を受けた写しも、このつづりにとじ

こむとともに、当該児童生徒の氏名を名列表に書き加える。

(3) 児童生徒が転学した場合は、当該児童生徒の指導要録の写しとともに幼稚園や小学校な

どから送付を受けた抄本又は写しも転学先の校長に送付することになるので、名列表の訂

正など所要の手続をとるようにする。

3 記入上の注意

(1) 一般的な事項

① 指導要録の記載事項をもとに、指導上必要と思われる事項を選んで記入する。

② 記入の方法などについては、指導要録に準じる。ただし、記入時に学級担任が転任し

ている場合は、その氏名を記入し、実際の記入者が氏名を下方又は右方に併記する。

(2) 各教科の学習の記録

指導要録の記載どおりに記入する。

(3) 外国語活動の記録(小学部)

観点及び評価については、指導要録の記載どおり記入する。

(4) 総合的な学習の時間の記録

学習活動、観点及び評価については、指導要録の記載どおり記入する。

(5) 特別活動の記録

観点及び活動の状況については、指導要録の記載どおり記入する。

(6) 自立活動の記録

指導要録の記載どおりに記入する。

(7) 行動の記録

行動の状況については、指導要録の記載どおりに記入する。

(8) 総合所見及び指導上参考となる諸事項のうちの必要事項

指導上参考となる諸事項の欄に記載されている事項のうち指導上必要と思われる事項だ

けを記入すること。また、小学部における第6学年及び中学部第3学年以外の学年の記載

Page 91: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

- 87 -

内容で、特に将来の指導上特に必要と思われる内容がある場合には、学年を明記して記入

する。

(9) 出欠の記録

各項目の日数は、指導要録の記載どおりに記入する。

「備考のうちの必要事項」には将来の指導上必要と思われる事項を記入する。

また、小学部における第6学年及び中学部第3学年以外の学年の記載内容で、将来の指

導上特に必要と思われる内容がある場合には、学年を明記して記入する。

4 様式

【別紙5】小学部児童指導要録抄本

(視覚障害者、聴覚障害者、肢体不自由者又は病弱者である児童生徒に対する

教育を行う特別支援学校)

【別紙6】中学部生徒指導要録抄本

(視覚障害者、聴覚障害者、肢体不自由者又は病弱者である児童生徒に対する

教育を行う特別支援学校)

【別紙7】小学部児童指導要録抄本

(知的障害者である児童生徒に対する教育を行う特別支援学校)

【別紙8】中学部生徒指導要録抄本

(知的障害者である児童生徒に対する教育を行う特別支援学校)

Page 92: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

性児 別 保

護童 者

観察・資料活用の技能社会的事象についての知識・理解

自然事象への関心・意欲・態度科学的な思考・表現観察・実験の技能自然事象についての知識・理解

社会的事象への関心・意欲・態度

読む能力

社会的な思考・判断・表現社

算数への関心・意欲・態度数学的な考え方数量や図形についての技能数量や図形についての知識・理解

自 立 活 動 の 記 録

第  6  学  年  の  各  教  科  の  学  習  の  記  録教

国語への関心・意欲・態度話す・聞く能力書く能力

言語についての知識・理解・技能

科Ⅱ評定

Ⅰ  観 点 別 学 習 状 況評価観        点

音音楽への関心・意欲・態度

【別紙5】 小 学 部 児 童 指 導 要 録 抄 本

校長氏名印

学級担任者氏    名

(日本工業規格A4縦型)

学 校 名

現 住 所

ふ り が な

氏  名

現住所

学    籍    の    記    録ふ り が な

氏名

生 年 月 日   平成      年      月     日生

科 観        点 評 価Ⅱ評定

現  住  所卒 業 年 月 日   平成      年      月     日

Ⅰ  観 点 別 学 習 状 況教

入 学 時 の 障 害 の 状 態

音楽表現の創意工夫音楽表現の技能鑑賞の能力

鑑賞の能力

造形への関心・意欲・態度発想や構想の能力創造的な技能

画工

運動や健康・安全への関心・意欲・態度

家庭生活への関心・意欲・態度生活を創意工夫する能力生活の技能家庭生活についての知識・理解

第6学年の外国語活動の記録

運動や健康・安全についての思考・判断運動の技能健康・安全についての知識・理解

言語や文化に関する気付き

第6学年の総合的な学習の時間の記録評   価観   点学習内容観     点 評       価

コミュニケーションへの関心・意欲・態度

外国語への慣れ親しみ

学校行事

評価観   点第6学年の出欠の記録

授業日数

備 考 の う ち の 必 要 事 項

出席停止・

忌引等の日数

出席しなければ

ならない日数欠席日数 出席日数

第6学年の特別活動の記録内  容

学級活動

児童会活動

クラブ活動

第6学年の総合所見及び指導上参考となる諸事項のうちの必要事項

責任感創意工夫

評価 評価項   目思いやり・協力生命尊重・自然愛護勤労・奉仕公正・公平公共心・公徳心

第6学年の行動の記録項   目

基本的な生活習慣健康・体力の向上自主・自律

- 88 -

Page 93: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

性生 別 保

護徒 者

資料活用の技能社会的事象についての知識・理解

第3学年の総合所見及び指導上参考となる諸事項のうちの必要事項

現 住 所学級担任者氏    名

学    籍    の    記    録

【別紙6】 中 学 部 生 徒 指 導 要 録 抄 本(日本工業規格A4縦型)

学 校 名 校長氏名印

現  住  所現住所

卒 業 年 月 日   平成      年      月     日

ふ り が な ふ り が な氏名

生 年 月 日   平成      年      月     日生 氏  名

評 価 科 観        点 評価国語への関心・意欲・態度

第  3  学  年  の  各  教  科  の  学  習  の  記  録

教 Ⅰ  観 点 別 学 習 状 況Ⅱ評定

教 Ⅰ  観 点 別 学 習 状 況Ⅱ評定

科 観        点

国 話す・聞く能力書く能力読む能力

語 言語についての知識・理解・技能

社会的事象への関心・意欲・態度社 社会的な思考・判断・表現

数学的な考え方

科 自然事象についての知識・理解

美術への関心・意欲・態度

音楽への関心・意欲・態度音楽表現の創意工夫音楽表現の技能鑑賞の能力

外国語理解の能力

運動や健康・安全についての思考・判断

育生活や技術への関心・意欲・態度生活を工夫し創造する能力生活の技能生活や技術についての知識・理解

技術・家

理 科学的な思考・表現観察・実験の技能

自然事象への関心・意欲・態度

数学的な技能学 数量や図形などについての知識・理解

数学への関心・意欲・態度数

運動の技能運動や健康・安全についての知識・理解

保健体

発想や構想の能力創造的な技能鑑賞の能力

運動や健康・安全への関心・意欲・態度

公平力の向上自主・

自律責任感 創意工夫

入 学 時 の 障 害 の 状 態

庭コミュニケーションへの関心・意欲・態度外国語表現の能力

言語や文化についての知識・理解

外国語

第3学年の特別活動の記録 第 3 学 年 の 行 動 の 記 録基本的な

生活習慣

健康・体 思いやり 公共心・

第3学年の総合的な学習の時間の記録学 習 活 動 観 点 評価

自  立  活  動  の  記  録

欠席日数 出席日数

第 3 学 年 の 出 欠 の 記 録

備 考 の う ち の 必 要 事 項

公徳心

出席停止・授業日数

忌引等の日数

出席しなければ

ならない日数

・協力学級活動 生徒会活動 学校行事

生命尊重

・自然愛護

勤労・奉仕

公正・

- 89 -

Page 94: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

性児 別 保

護童 者

生 音 特

活活 楽

国 図 自

画 立

工 活語

作 動

算 体

数 育

学    籍    の    記    録

【別紙7】 小 学 部 児 童 指 導 要 録 抄 本(日本工業規格A4縦型)

学 校 名 校長氏名印

現 住 所学級担任者氏    名

第  6  学  年  の  各  教  科  の  学  習  の  記  録

ふ り が な ふ り が な氏名

生 年 月 日  平成      年      月     日生 氏  名現  住  所

現住所卒 業 年 月 日  平成      年      月     日

第6学年の総合所見及び指導上参考となる諸事項のうちの必要事項

入学時の障害の状態

第 6 学 年 の 出 欠 の 記 録

授業日数出席日数・忌引等の日数

出席しなければならない日数

欠席日数 出席日数

備 考 の う ち の 必 要 事 項

第6学年の行動の記録

- 90 -

Page 95: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

生 別 保

徒 者

国 保健体

語 育

社 職業家

会 庭

数 特別活

学 動

理 自立活

科 動

学    籍    の    記    録

【別紙8】 中 学 部 生 徒 指 導 要 録 抄 本(日本工業規格A4縦型)

学 校 名 校長氏名印

現 住 所学級担任者

氏    名

第  3  学  年  の  各  教  科  の  学  習  の  記  録

ふ り が な ふ り が な

氏名

生 年 月 日  平成      年      月     日生 氏  名

現  住  所現住所

卒 業 年 月 日  平成      年      月     日

忌引等の日数 ならない日数

入 学 時 の 障 害 の 状 態

第 3 学 年 の 総 合 的 な 学 習 の 時 間 の 記 録

 学 習 活 動 観     点 評     価

第3学年の行動の記録 第3学年の総合所見及び指導上参考となる諸事項のうちの必要事項

第 3 学 年 の 出 欠 の 記 録 備 考 の う ち の 必 要 事 項

授業日数出席日数・ 出席しなければ

欠席日数 出席日数

- 91 -

Page 96: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

性生 別 保

護徒 者

学    籍    の    記    録

【別紙8】 中 学 部 生 徒 指 導 要 録 抄 本(日本工業規格A4縦型)

学 校 名 校長氏名印

現 住 所学級担任者氏    名

第  3  学  年  の  各  教  科  の  学  習  の  記  録

ふ り が な ふ り が な氏名

生 年 月 日  平成      年      月     日生 氏  名現  住  所

現住所卒 業 年 月 日  平成      年      月     日

忌引等の日数 ならない日数

第3学年の行動の記録 第3学年の総合所見及び指導上参考となる諸事項のうちの必要事項

第3学年の総合的な学習の時間の記録学 習 活 動 観   点 評   価

第 6 学 年 の 出 欠 の 記 録 備 考 の う ち の 必 要 事 項

授業日数出席日数・ 出席しなければ

欠席日数 出席日数

自立活動

保健体育

職業家庭

特別活動

入学時の障害の状態

Page 97: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

特別支援学校の小学部児童指導要録・中学部生徒指導要録の手引作成委員

所 属 職 名 氏 名 備 考

県 立 盲 学 校 教 諭 笹 沼 正 利

県 立 聾 学 校 主幹教諭 櫻 井 康 生 委 員 長

県立わかくさ特別支援学校 教 諭 半 田 敬 子

県立岡本特別支援学校 教 諭 峯 敦 子

県立今市特別支援学校 教 諭 長 濱 政 之

県立足利中央特別支援学校 教 諭 尾 崎 由美子 副委員長

県立益子特別支援学校 教 諭 品 川 毅

県立南那須特別支援学校 教 諭 入 江 文 恵

総 合 教 育 セ ン タ ー 副 主 幹 谷 口 照 子

、 。本手引の作成は 栃木県教育委員会事務局特別支援教育室 副主幹 小野 幸男 が担当した

なお、編集に当たり、栃木県教育委員会事務局から、次の者が参加した。

特別支援教育室 平石 君代主幹兼室長補佐(総括)

同 室長補佐 鈴木 利生

同 副 主 幹 中田 誠

同 主 査 小林 広忠

同 指導主事 松本美智代

同 指導主事 相馬 幸男

同 指導主事 村上 善彦

特別支援学校の小学部児童指導要録・中学部生徒指導要録の手引

平成23年2月

栃木県教育委員会

Page 98: 特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部 ... - …...特別支援学校の小学部児童指導要録・ 中学部生徒指導要録の手引 平成23年2月 栃木県教育委員会

「栃木の子どもをみんなで育てよう」運動

うちの子・よその子・栃木の子、みんなで育てて明るい未来