節電・省エネ提案事例集 · 「省エネ提案書」作成までのプロセス...
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－ 環境・省エネグループ －
節電・省エネ提案事例集
2013.12.01 版
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－はじめに－今回はお客様のご要望事項に対応した「節電・省エネに関する事例集」をお届けします。
空調,照明等のエネルギーコスト・ＣＯ２削減のご提案
０３. 工場 : 熱源機の更新，外気冷房・インバータの導入，井水の有効活用０４. 医療施設 : 井水の有効活用０５. 工場 : 空気圧縮機の台数制御０６. 屋内駐車場 : ＬＥＤ照明器具への更新，調光器の導入
Ⅱ.
運用改善によるエネルギーコスト・ＣＯ２削減のご提案
０７. 温浴施設 : ヒートポンプチラーの有効活用
Ⅲ.
エネルギーの見える化のご提案
０８. 工場 : ＢＥＭＳの導入
Ⅳ.
太陽光発電のご提案
０９. ５０ｋＷ未満の発電事業１０. ５０ｋＷ以上の発電事業
Ⅴ.
建物全体のエネルギーコスト・ＣＯ２削減のご提案
０１. 事務所ビル : デマンド監視，高効率空調機・ＬＥＤ照明器具への更新など０２. 福祉施設 : 高効率空調機・ＬＥＤ照明器具への更新，コージェネレーション・ インバータの導入
Ⅰ.
7.89.1011.1213.14
15.16
17.18
19.2021.22
3.45.6
補助金の有効活用について
①エネルギー使用合理化事業者支援事業（経済産業省）
②住宅・建築物省エネ改修等推進事業（国土交通省）など
上記以外の公的補助金の活用についてもアドバイスをさせて頂きます。
「省エネ提案書」作成までのプロセス
「省エネ提案書」の作成依頼 ・お客様が当社営業マンに依頼・お客様のご要望をヒアリング
事前検討 ・図面で設備内容をチェック・エネルギー購買伝票より使用量を分析・省エネ提案項目を抽出
現地診断 ・ヒアリング・現状機器及びシステム、運転状況を確認
現状計測 ・必要に応じて電力量、風量、流量などを計測
「省エネ提案書」の作成 ・省エネ提案項目を決定・省エネ効果、ＣＯ２削減効果などを算出・補助金、リース活用を検討
プレゼンテーション ・お客様を訪問しプレゼンテーションを実施
Ⅰ. 建物全体のエネルギーコスト・ＣＯ２削減のご提案
No.01 事務所ビル ： デマンド監視、高効率空調機・ＬＥＤ照明器具への更新など
●お客様要望事項● エネルギーコストの値上げをふまえて節電対策を講じたい
【エネルギーデータ】契約電力： 140 kW電力使用量： 260,000 kWh/年
●計画・試算●
【建物概要】RC造・地上7階延床面積： 1,500㎡
① デマンド監視装置の導入 キュービクル内にデマンド監視装置を取付け、Web画面や携帯電話でデマンド警報を 受信し、運用管理により節電するシステムです。
② ビルマルチ空調機の更新（電気空調方式） 老朽化した空調機を最新型に更新し、省エネと機器の信頼性向上をはかります。 （屋外機 7台： 冷房能力285kW・暖房能力310kW）
③ ＬＥＤ照明器具の導入 老朽化した事務室内の蛍光灯をLEDランプに更新します。 （40W×2灯式×350台）
④ 電気温水器の更新 老朽化した電気温水器をマイコン付電気温水器に更新し、省エネをはかります。 （12L×1.1kW×14台）
ＴＯＴＡＬ
3 4
【 試算結果 】デマンド削減量 ≒ 7kW電力削減量 ≒ ̶削減比率 ≒ ̶削減金額 ≒ 130千円/年イニシャルコスト ≒ 350千円投資回収年数 ≒ 2.7年※1. 現状の95％ と仮定※2. 初期登録料、サーバー使用量は別途
【 試算結果 】デマンド削減量 ≒ 20kW電力削減量 ≒ 45,000kWh/年削減比率 ≒ 17.3%削減金額 ≒ 1,100千円/年イニシャルコスト ≒ 9,600千円投資回収年数 ≒ 8.7年※1. 導入金額は経済産業省の 補助金利用（補助率1/3）
【 試算結果 】デマンド削減量 ≒ 13kW電力削減量 ≒ 22,800kWh/年削減比率 ≒ 8.8％削減金額 ≒ 860千円/年イニシャルコスト ≒ 4,200千円投資回収年数 ≒ 4.9年※1. LEDは電源装置別置型（1灯で1台）※2. 導入金額は経済産業省の 補助金利用（補助率1/3）
【 試算結果 】デマンド削減量 ≒ ̶電力削減量 ≒ 3,300kWh/年削減比率 ≒ 1.3％削減金額 ≒ 53千円/年イニシャルコスト ≒ 560千円投資回収年数 ≒ 10.6年※1. 導入金額は経済産業省の 補助金利用（補助率1/3）
【 試算結果 】デマンド削減量 ≒ 40kW電力削減量 ≒ 71,100kWh/年削減比率 ≒ 27.3％削減金額 ≒ 2,143千円/年イニシャルコスト ≒ 14,710千円投資回収年数 ≒ 6.9年
Ⅰ. 建物全体のエネルギーコスト・ＣＯ２削減のご提案
No.02 福祉施設 ： 高効率空調機・ＬＥＤ照明器具への更新、コージェネレーション・インバータの導入
●お客様要望事項● エネルギーコストの値上げをふまえて節電対策を講じたい
【エネルギーデータ】契約電力： 100 kW電力使用量： 500,000 kWh/年ガス使用量： 空調 120,000 ㎥/年 厨房 10,000 ㎥/年
●計画・試算●
【建物概要】RC造・地上3階延床面積： 3,700 ㎡入所者数： 100名
① ビルマルチ空調機の更新（ガス空調方式）
老朽化した空調機を更新し、省エネと機器の信頼性向上をはかります。 (屋外機 17台： 冷房能力 750kW ・暖房能力 840kW)
② ＬＥＤ照明の導入
点灯時間の長い廊下及び共用部の蛍光灯をＬＥＤランプに更新します。 （40W×2灯式×60台×18h点灯）
③ マイクロコージェネの導入
マイクロコージェネ 35kW を導入して発電と同時に排熱を給湯に有効利用し、省エネを はかります。 （運転時間： 17h/日×365日/年）
④ 浴槽ろ過循環ポンプに回転数制御導入（塩素濃度制御方式）
浴槽の塩素濃度を計測して汚染状況を把握し、インバータで回転数制御を行い、電力を 削減します。（5.5kW×7h/日×365日/年）
ＴＯＴＡＬ
5 6
ガス 電気
給湯
負荷設備
【 試算結果 】デマンド削減量 ≒ ̶電力削減量 ≒ ̶電力削減比率 ≒ ̶ガス削減量 ≒ 42,000㎥/年ガス削減比率 ≒ 32.3%削減金額 ≒ 2,900千円/年イニシャルコスト ≒ 30,000千円投資回収年数 ≒ 10.3年※1. 導入金額は経済産業省の 補助金利用（補助率1/3）
【 試算結果 】デマンド削減量 ≒ 2kW電力削減量 ≒ 14,600kWh/年電力削減比率 ≒ 2.9%ガス削減量 ≒ ̶ガス削減比率 ≒ ̶削減金額 ≒ 270千円/年イニシャルコスト ≒ 1,080千円投資回収年数 ≒ 4.0年※1. LEDは電源装置別置型（1灯で1台）
【 試算結果 】デマンド削減量 ≒ 35kW電力削減量 ≒ 217,000kWh/年 電力削減比率 ≒ 43.4%ガス削減量 ≒ －35,500㎥/年ガス削減比率 ≒ －27.3%削減金額 ≒ 1,650千円/年イニシャルコスト ≒ 8,000千円投資回収年数 ≒ 4.8年※1. 導入金額は経済産業省の 補助金利用（補助率1/3）
【 試算結果 】デマンド削減量 ≒ ̶電力削減量 ≒ 5,300kWh/年電力削減比率 ≒ 1.0%ガス削減量 ≒ ̶ガス削減比率 ≒ ̶削減金額 ≒ 85千円/年イニシャルコスト ≒ 1,600千円投資回収年数 ≒ 18.8年
【 試算結果 】デマンド削減量 ≒ 37kW電力削減量 ≒ 236,900kWh/年電力削減比率 ≒ 47.4%ガス削減量 ≒ 6,500㎥/年ガス削減比率 ≒ 5.0%削減金額 ≒ 4,905千円/年イニシャルコスト ≒ 40,680千円投資回収年数 ≒ 8.3年
浴槽
Ⅱ. 空調、照明等のエネルギーコスト・ＣＯ２削減のご提案
No.03 工場 ： 熱源機の更新、外気冷房・インバータの導入、井水の有効活用
●お客様要望事項●
●更新前後の比較●
空調電力使用量を１５％削減したい
空調における電力使用量 ：１，４００MWh/年 目標削減電力使用量 ：２１０MWh/年（１，４００MWh×１５％）
●計画・試算●
①熱源機の更新及び再熱電気ヒーターの取止め ・ 水冷式パッケージ方式を高効率型空冷ヒートポンプ チラー方式に変更しＣＯＰの向上を図る。 ・ 負荷の見直し及び機器の劣化を考慮して、チラーを選定 （１４０馬力→１２０馬力）する。 ・ ヒートポンプチラー方式による温水で再熱を行い、電気ヒーター を中止して電力量の削減を図る。
７ ８
②外気冷房の導入
・ 年間冷房を必要とするため、冬期における冷房時に 外気導入量を増やし、熱源機動力の削減を図る。
③ポンプインバータの導入
・ 冷温水循環ポンプのインバータ制御により 搬送動力の削減を図る。
④井水利用
・ 空調機に井水専用冷却コイルを設け、熱源機動力 の削減を図る。 ・ 井水温度は１４℃、利用可能流量は６７L/min
ＴＯＴＡＬ
更 新 前
更 新 後
④井水利用
③ポンプインバータの導入（4台）
①熱源機の更新（2台）
２Ｆ
１Ｆ
２Ｆ
１Ｆ
温水配管
冷水配管
冷水タンク 温水タンク
井水配管
井水タンク
空冷ﾋｰﾄﾎﾟﾝﾌﾟチラー60HP×2台
空気調和機(再熱コイル組込)(井水コイル組込)15,600㎥/h ×２台
空気調和機(再熱コイル組込)(井水コイル組込)21,600㎥/h×２台
冷却塔60RT
冷却塔80RT
水冷PC30HP×2
20kW
：再熱電気ﾋｰﾀｰSAダクト
冷却水配管
冷却水配管
【試算結果】電力削減量 ≒ １５４MWh/年削減比率 ≒ １１．０％削減金額 ≒ ２，４５０千円/年イニシャルコスト ≒ ２９，０００千円投資回収年数 ≒ １２．０年
【試算結果】電力削減量 ≒ ２８MWh/年削減比率 ≒ ２．０％削減金額 ≒ ４５０千円/年イニシャルコスト ≒ １，０００千円投資回収年数 ≒ ２．２年
【試算結果】電力削減量 ≒ ７０MWh/年削減比率 ≒ ５．０％削減金額 ≒ １，１００千円/年イニシャルコスト ≒ ５，０００千円投資回収年数 ≒ ４．５年
【試算結果】電力削減量 ≒ ２８MWh/年削減比率 ≒ ２．０％削減金額 ≒ ４５０千円/年イニシャルコスト ≒ ３，５００千円投資回収年数 ≒ ７．８年
【試算結果】電力削減量 ≒ ２８０MWh/年削減比率 ≒ ２０．０％削減金額 ≒ ４，４５０千円/年イニシャルコスト ≒ ３８，５００千円投資回収年数 ≒ ８．７年
【水冷パッケージ方式】 ・熱源機器総馬力数：140馬力
【高効率型空冷ヒートポンプチラー方式】 ・熱源機器総馬力数：120馬力
20kW
SAダクト
30kW 5kW
30kW
10kW
40HP×2水冷PC
SAダクト
SAダクト
井戸ポンプより
（4台）②外気冷房の導入
Ⅱ. 空調、照明等のエネルギーコスト・ＣＯ２削減のご提案
No.04 医療施設 ： 井水の有効活用
●お客様要望事項●
●システム概要図●
既設の井水設備を有効利用して省エネを図りたい
●計画・試算●
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【試算結果】
ＬＰＧ削減量 ≒ １３,７００㎥/年
灯油削減量 ≒ １４,７００Ｌ/年
電力増加量 ≒ １００ＭＷｈ/年 削減金額 ≒ ２６０万円/年 ＣＯ２削減量 ≒ ７２．０ｔ-ＣＯ２/年 イニシャルコスト ≒ １，１００万円 投資回収年数 ≒ ４．３年 ※イニシャルコストは、補助金を活用した金額になります。
①井水熱を回収し給湯及び冷房熱源として利用する。②公的補助金を活用してイニシャルコストの低減を図る。
【計 画】 ・屋外に熱回収ヒートポンプ・熱源水ポンプを設置し待合室にファンコイルユニットを設置する。 ・井水を利用して熱回収ヒートポンプで熱を回収し、その後還元井戸に放流する。 ・熱回収ヒートポンプで得た熱を既設貯湯槽へ送り、温水ヒーターのＬＰＧ使用量を削減する。 ・再生可能エネルギー熱利用加速化支援対策事業補助金 (経済産業省 )の申請を行う。
①井戸ポンプ(既設)②井水槽(既設)③熱源ポンプ(新設)
⑤加熱ポンプ(新設)⑥ファンコイルユニット×2台(新設)⑦貯湯槽(既設)⑧膨張タンク(既設)⑨給湯循環ポンプ(既設)⑩温水ヒーター(既設)
110L/min×20mH×1.5kW加熱能力 52.0kW・冷却能力 39.0kW・消費電力=17.5kW加熱COP = 2.97・冷却COP = 2.23・合計COP = 5.2150L/min×15mH×0.75kW19.5kW1,500L
116kW
RF
4F
3F
55℃ 2F15℃
1F
BF
井 戸(既設) 還元井戸(新設)
④熱回収ﾋｰﾄﾎﾟﾝﾌﾟ(新設)
名称 仕様
LPG
10℃
①
②③ ④
⑤ ⑥
⑦
⑧
⑨
落水防止弁
井水槽
三方弁
冷温水発生機
待合室
灯油
（既設）
⑩
Ⅱ. 空調、照明等のエネルギーコスト・ＣＯ２削減のご提案
No.05 工場 ： 空気圧縮機の台数制御
●お客様要望事項●
① 空気圧縮機の台数制御
●計画・試算●
【試算結果】
電力削減量 ≒ ４５２ＭＷｈ/年
削減金額 ≒ ６３２万円/年
ＣＯ２削減量 ≒ １５１．０ｔ-ＣＯ２/年 イニシャルコスト ≒ ７００万円
（圧縮空気配管ヘッダー設置費含む）
投資回収年数 ≒ １.１年
【改 善 前】 ・1,2,3 階機械室に空気圧縮機が7台分散設置されており、それぞれ単独運転を行っています。 ・各機器毎に容量調整 (吐出量の調整 )を行っており、エネルギーロスが発生しています。【改 善 後】 ・7台のコンプレッサーを台数制御し、必要空気量に応じて運転台数の増減を行います。 ・インバータ機は可変運転、定速機は0-100%運転とし、アンロード負荷を軽減します。【試 算】 ・現状の使用状況を測定し、削減量を推測します。【対象機器】 空気圧縮機（定速） ： ７５ｋＷ × ５台 （インバータ） ： ７５ｋＷ × ２台【測定期間】 ２０１３年５月３０日 ０時から７日間【測定結果】 測定電力量 ≒ ４０ＭＷｈ/７日間 年間電力使用量 ≒ ２，０００ＭＷｈ/年 省エネ効果 ≒ ２２．６％ 【試算条件】 稼働日数 ３５０日 /年 運転時間 ２４ｈ/日 電力単価 １４円 /ｋＷｈ
【改 善 前】 ・50A及び65Aの 2本の立て管が1階から3階まで設置されており、 各階機械室内で圧縮機及び空気槽からの吐出配管が繋がっています。 ・この2本の立て管がヘッダーになっており、75ｋＷ空気圧縮機7台分のヘッダーに してはサイズが細く、配管抵抗が大きくなっています。
【改 善 後】 ・現状立て管の近辺に新設ヘッダーを取り付け、既存の圧縮機吐出配管を接続します。
【改善後配管系統図】
② 圧縮空気配管ヘッダーの設置
ヘッダー新設 エアー配管系統図 NS
① ②
空気槽
1.8m3
⑧ ⑩ ⑨ ⑪
⑤ ③ ⑥
空気槽
2.0m3 ④ ⑦
常閉
常閉
常閉
常閉
50常閉
65
65
50
656550
505065
100
100
100
6550
65
5050
50 505065
50
50
80
50
50
1F
2F
3F
① 1F1号機 エアーコンプレッサー i14075A-R（Ａ社）75kW 13.0m3/min 0.65MPa ドライヤ内蔵 INV② 1F2号機 エアーコンプレッサー i14075A-R（Ａ社）75kW 13.0m3/min 0.65MPa ドライヤ内蔵 INV
③ 2F1号機 エアーコンプレッサー AL75Ⅱ（Ｂ社）75kW 12.4m3/min 0.60MPa④ 2F2号機 エアーコンプレッサー ZU755W（Ａ社）75kW 11.5m3/min 0.60MPa⑤ 2F3号機 エアーコンプレッサー ZU755AS-R（Ａ社）75kW 13.0m3/min 0.60MPa ドライヤ内蔵
⑥ 2F1号機 ドライヤ RAX120（Ｃ社）⑦ 2F2号機 ドライヤ RAX-120-C（Ｃ社）
⑧ 3F1号機 エアーコンプレッサー AL75（Ｂ社）75kW 12.4m3/min 0.69MPa⑨ 3F2号機 エアーコンプレッサー ALE75W（Ｂ社）75kW 12.9m3/min 0.69MPa⑩ 3F1号機 ドライヤ RAX120F（Ｃ社）⑪ 3F2号機 ドライヤ RAX-120-D（Ｃ社）
常閉
5065
新設ヘッダー
150
150
150
11 12
空気圧縮機の台数制御を行いたい
Ⅱ. 空調、照明等のエネルギーコスト・ＣＯ２削減のご提案
No.06 屋内駐車場 ： ＬＥＤ照明器具への更新、調光器の導入
●お客様要望事項●
①蛍光灯をＬＥＤに更新 ②調光器の導入
地下駐車場の照明にＬＥＤ＋調光器を導入したい
●計画・試算●
【試算結果】
電力削減量 ≒ ７０，０００kＷｈ/年
ＣＯ２削減量 ≒ ２７．０ｔ-ＣＯ２/年
イニシャルコスト ≒ ８１３万円 削減金額 ≒ １７０万円/年
投資回収年数 ≒ ４．８年
※削減金額には、蛍光灯交換費用も含む
【計 画】 【ＬＥＤランプ本数】 ４０Ｗ形ＬＥＤ ４４０本
【調光器台数】 調光器（LEDSBONO-2000） ６台
※調光器の台数は、配線状況等によって変わります。 現状は７５本あたり1台と想定します。
【消費電力】 ＬＥＤ消費電力 通常時 ２４Ｗ／本 調光時 １２Ｗ／本 調光器消費電力 １０Ｗ／台
※調光時は１２Ｗを想定していますが現場状況により更に下げることも可能です。 ※年間点灯時間は、１０h/ 日 ３６５日としています。
【ＬＥＤ調光制御システム比較】
【システムイメージ図】
13 14
他社商品
ＬＥＤ1本に対し信号線1本
信号線が必要で複雑な配線
１台の調光器でＬＥＤ７５本
不要
信号線が不要で簡単な配線
コンバーター
信号線
作業性
調光器（日本節電力開発株式会社）
ＬＥＤ１本に対し1台のコンバーター
ブレーカー
主電源
ＬＥＤ多灯用調光器（最大制御本数７５本/台）
■既存の電力線で制御するので調光用の 信号線等は必要ありません。 ■専用保護回路は蛍光灯の安定器と同じ ぐらいの大きさになります。
on/off保護回路 ＬＥＤ
ブレーカー及び調光器
※ＬＥＤランプは、指定品になります。
Ⅲ. 運用改善によるエネルギーコスト・ＣＯ２削減のご提案
No.07 温浴施設 ： ヒートポンプチラーの有効活用
●お客様要望事項●
ヒートポンプ熱源運転スケジュールの見直し
給湯施設の燃料費（灯油・電気代）を削減したい
●計画・試算●
【試算結果】
電力増加量 ≒ ２１，０００ｋＷｈ/年
灯油削減量 ≒ ７．８ＫＬ/年 削減合計金額 ≒ ４１万円/年 ＣＯ２削減量 ≒ ８．８ｔ-ＣＯ２/年 イニシャルコスト ≒ 無し
【計 画】
運転スケジュールの変更 ボイラ熱源ではなくヒートポンプ熱源を優先活用
試算条件 営業日数 ３６５日 /年 営業時間 １０：００～２２：００ 電力単価 昼間 １２円 /ｋＷｈ 夜間 ７円 /ｋＷｈ 灯油単価 ８５円 /L改 善 前営業時間の運転ではボイラ熱源での昇温が優先されており、ヒートポンプ熱源による昇温が行われていない。
改 善 後熱源運転スケジュールを変更して、ボイラ熱源ではなくヒートポンプ熱源で優先して昇温します。
【ヒートポンプ熱源運転スケジュール】
【システム系統図】
15 16
※破線表示は既存部分を表す
温水タンクST-10.8m3
P P
P
温泉
源泉
温泉タンクOT-1
有効：20m3
熱交換器HEX-2
熱交換器HEX-1
LP-1-1
LP-1-2
ボイラB-1
ボイラB-1
補給水
P
P
補給水
熱交換器HEX-3
熱交換器HEX-4
エコキュートHP-1-2
エコキュートHP-1-1
エコキュートHP-1-1
エコキュートHP-1-1
エコキュートHP-1-1
エコキュートHP-1-1
エコキュートHP-1-1
エコキュートHP-1-1
エコキュートHP-1-1
エコキュートHP-1-2
エコキュートHP-1-2
補給水熱交換器HEX-5
P
嵐の湯源泉散水
ろ過熱源
LP-5
貯湯槽HT-2
呼称容量：30m3有効容量：24m3P
P
補給水
LP-2
P
貯湯槽HT-1
呼称容量：52m3有効容量：41.6m3
P
P
LP-9
LP-8
P-2
P-2
一般水洗
シャワー・カラン
家族風呂
大浴場風呂
露天風呂
釜風呂
ジャグジー風呂
チラーユニットHP-2
LP-3
LP-4
P-1
ヒートポンプ昇温を優先
0 8 10 22 24営業時間(12h)
夜間電力 昼間電力 夜間電力電気区分 (8h) (14h) (2h)
ヒートポンプチラーユニットHP-2（温泉）
電気熱源運転
蓄熱運転 昇温運転（ボイラ熱源は使わない）蓄熱運転
Ⅳ.エネルギーの見える化のご提案
No.08 工場 ： ＢＥＭＳの導入
●お客様要望事項●
①ＢＥＭＳを導入し運用改善を図ると共にデマンド監視を行います。 ②公的補助金を活用してイニシャルコストの低減を図ります。
契約電力・使用電力量の抑制を図りたい
●計画・試算●
【試算結果】
デマンド削減量 ≒ ９０ｋＷ 電力削減量 ≒ ３０，６００ｋＷｈ/年
ＣＯ２削減量 ≒ １６．７ｔ-ＣＯ２/年
イニシャルコスト ≒ ９００万円 補助金申請額 ≒ ３７５万円（機器：1/2 工事：1/3）
お客様負担額 ≒ ５２５万円
削減金額 ≒ １５０万円/年 投資回収年数 ≒ ３.５年
【計 画】 契約電力の抑制 ・厨房機器の運用時間をシフトします。(表１参照 ) ・電力逼迫時に事務室系統の空調機を強制停止します。 使用電力量の抑制 ・厨房稼働状況により排気量をインバータ制御します。 ・冷凍機 , 空調機に自動間欠運転装置を導入します。 ・電気温水器を夏季停止します。 公的補助金 ・エネルギー管理システム導入促進事業補助金 (経済産業省 )の申請を行います。
【システム概要図】
【厨房機器の運用時間】
17 18
ＢＥＭＳ アグリゲータBEMS
収集データ
受電設備
1階事務室
VPN回線
えこ店長
VT×2
電圧、電流計測入力
2CT×8
屋外キュービクル
HUB
ルーター
LAN
HUB
USB-RS485変換機
1階北西外壁
LCA-1
RS485F-MPC04E
GT
補助電源
大画面モニタ
メロディー報知機
省エネ/デマンド制御
♪♪♪
VT、CT VT、CT
2TR2次電力
3TR2次電力
RS485I/Oカード
【表１】
停止 変更なし 振替運転
機器名商 容量（ｋＷ） 8:00 9:00 10:00 11:00 12:00 13:00 14:00 15:00 16:00 17:00 18:00
1 スチームコンベンション 9.72 〃 右 15.43 〃 向左 15.44 〃 30.45 〃 右 37.56 〃 向左 37.57 〃 特食 9.78 〃 特食 9.7
1 カートFM1 0.82 カートFM1 0.83 12段 5.04 12段 5.05 12段 5.06 特食 1.57 特食 1.5
1 右 24.32 左 24.3
1 フライヤー 10.0
1 スープケトル 18.02 〃 ハックマン 15.0
1 ＩＨコンロ ３口 10.02 〃 3.03 ＩＨコンロ ２口 10.04 〃 10.0
変更後 ｋＷ計 172 172 187 190 193 190 190 205 196 154 141 134 124 157 166 199 199 138 138 38 0 0変更前 ｋＷ計 280 295 297 267 222 244 224 73 72 33 43 218 234 234 214 166 166 0 0 0 0 0
例：8:00～9:00の時間を12:00前後にシフトします。
Ⅴ. 太陽光発電のご提案
No.09 ５０ｋＷ未満の発電事業
●お客様要望事項● ◆太陽光発電設備を設置したい ◆長期的な安定収入を得たい ◆法的な管理を簡略化したい
【試算結果】 ・固定価格買取制度 買取金額 ３６円/ｋＷｈ 買取期間 ２０年間 ・年間予想収入 初年度予想発電量 ≒ ５４ＭＷｈ 買取予想金額 ≒ １,９４０千円 ２０年後予想発電量 ≒ ４８ＭＷｈ 買取予想累計金額 ≒ ３６,１１２千円 ・イニシャルコスト ≒ １８,０００千円 ・投資回収年数 ≒ １０年
【設置情報】 ・設置地点 関東 ・設置場所 金属屋根 ・発電量 ４９ｋＷ ・設置枚数 １５２枚
【年間予想発電量（初年度）】
19 20
【モジュール使用設置情報】 Ｎ型単結晶モジュール（サンパワー） 型 式 ： ＳＰＲ-３２７ＮＥ 公称電力 ： ３２７ Ｗ 定格電圧 ： ５４．７Ｖ 定格電流 ： ５．９８Ａ セルのタイプ： Ｎ型単結晶 変換効率 ： ２０．１ ％ 外形寸法 ： １,５５９×１,０４６×４６（mm） 製品重量 ： １８．６ｋｇ 製品保証 ： ５年 ９５％ 変換効率保証 ２５年 ８７％ 変換効率保証
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
発電電力量（MWh）
（MWh）
3.55 3.86 5.06 5.37 5.50 4.72 4.84 6.01 4.40 3.94 3.21 3.46
7
6
5
4
3
2
1
0
※ 実際の発電電力量は、その年の気象条件、周辺環境などにより大きく変化する場合があり、 発電量を保証するものではありません。
【年間予想収入】
1年目 2年目 3年目 4年目 5年目 6年目 7年目 8年目 9年目 10年目 11年目 12年目 13年目 14年目 15年目 16年目 17年目 18年目 19年目 20年目
年間予想収入（千円） 1,940 1,843 1,843 1,843 1,843 1,837 1,831 1,825 1,820 1,814 1,804 1,794 1,785 1,775 1,765 1,761 1,758 1,754 1,750 1,727
累計予想収入（千円） 1,940 3,783 5,626 7,469 9,312 11,149 12,980 14,806 16,625 18,439 20,243 22,038 23,822 25,597 27,363 29,124 30,882 32,635 34,385 36,112
0
5,000
10,000
15,000
20,000
25,000
30,000
35,000
40,000
0
500
1,000
1,500
2,000
2,500（千円）（千円）
年間予想収入（千円）回収年数
【予想発電量】
1年目 2年目 3年目 4年目 5年目 6年目 7年目 8年目 9年目 10年目 11年目 12年目 13年目 14年目 15年目 16年目 17年目 18年目 19年目 20年目
年間予想発電量（Mwh） 54 51 51 51 51 51 51 51 51 50 50 50 50 49 49 49 49 49 49 48
累計予想発電量（Mwh） 54 105 156 207 259 310 361 411 462 512 562 612 662 711 760 809 858 907 955 1,003
0
200
400
600
800
1,000
1,200
0
10
20
30
40
50
60（Mwh）（Mwh）
年間予想発電量（Mwh）
累計予想発電量（Mwh）
累計予想収入（千円）
イニシャルコストイニシャルコスト
Ⅴ. 太陽光発電のご提案
No.10 ５０ｋＷ以上の発電事業
●お客様要望事項● ◆太陽光発電設備を設置したい ◆長期的な安定収入を得たい
【試算結果】 ・固定価格買取制度 買取金額 ３６円/ｋＷｈ 買取期間 ２０年間 ・年間予想収入 初年度予想発電量 ≒ １６８ＭＷｈ 買取予想金額 ≒ ６,０３６千円 ２０年後予想発電量 ≒ １４９ＭＷｈ 買取予想累計金額 ≒ １１２,３５８千円 ・イニシャルコスト ≒ ４９５,０００千円 ・投資回収年数 ≒ ９年
【設置情報】 ・設置地点 関東 ・設置場所 地上 ・発電量 １５７ｋＷ ・設置枚数 ４８０枚
【年間予想発電量（初年度）】
21 22
【モジュール使用設置情報】 Ｎ型単結晶モジュール（サンパワー） 型 式 ： ＳＰＲ-３２７ＮＥ 公称電力 ： ３２７ Ｗ 定格電圧 ： ５４．７Ｖ 定格電流 ： ５．９８Ａ セルのタイプ： Ｎ型単結晶 変換効率 ： ２０．１ ％ 外形寸法 ： １,５５９×１,０４６×４６（mm） 製品重量 ： １８．６ｋｇ 製品保証 ： ５年 ９５％ 変換効率保証 ２５年 ８７％ 変換効率保証
※ 実際の発電電力量は、その年の気象条件、周辺環境などにより大きく変化する場合があり、 発電量を保証するものではありません。
02468101214161820
1年目 2年目 3年目 4年目 5年目 6年目 7年目 8年目 9年目 10年目 11年目 12年目 13年目 14年目 15年目 16年目 17年目 18年目 19年目 20年目
年間予想収入（千円） 6,036 5,734 5,734 5,734 5,734 5,716 5,698 5,680 5,662 5,644 5,613 5,583 5,553 5,523 5,493 5,481 5,469 5,456 5,444 5,372
累計予想収入（千円） 6,036 11,770 17,504 23,238 28,972 34,688 40,386 46,066 51,728 57,371 62,985 68,568 74,121 79,644 85,136 90,617 96,086 101,542 106,986 112,358
100,000
80,000
60,000
40,000
20,000
00
1,000
2,000
3,000
4,000
5,000
6,000
7,000（千円）（千円）
年間予想収入（千円）回収年数
イニシャルコストイニシャルコスト
1年目 2年目 3年目 4年目 5年目 6年目 7年目 8年目 9年目 10年目 11年目 12年目 13年目 14年目 15年目 16年目 17年目 18年目 19年目 20年目
年間予想発電量（Mwh） 168 159 159 159 159 159 158 158 157 157 156 155 154 153 153 152 152 152 151 149
累計予想発電量（Mwh） 168 327 486 646 805 964 1,122 1,280 1,437 1,594 1,750 1,905 2,059 2,212 2,365 2,517 2,669 2,821 2,972 3,121
0
500
1,000
1,500
2,000
2,500
3,000
3,500
020406080100120140160180
（Mwh）（Mwh）
年間予想発電量（Mwh）
累計予想発電量（Mwh）
【年間予想収入】
【予想発電量】
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
発電電力量（MWh） 11.74 12.99 16.22 17.40 18.28 15.34 15.58 15.83 12.06 11.58 10.31 10.33
累計予想収入（千円）
（MWh）