省エネ法の概要...省エネ法の概要...

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省エネ法の概要 (省エネ政策の動向と提出書類作成のポイント) 中部経済産業局 エネルギー対策課 平成30年6⽉19⽇

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Page 1: 省エネ法の概要...省エネ法の概要 (省エネ政策の動向と提出書類作成のポイント) 中部経済産業局エネルギー対策課 平成30年6 19 1 1.省エネ法の概要

省エネ法の概要(省エネ政策の動向と提出書類作成のポイント)

中部経済産業局 エネルギー対策課平成30年6⽉19⽇

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1.省エネ法の概要・概要・エネルギー消費原単位、電気需要平準化評価原単位とベンチマーク制度

・事業者クラス分け評価制度・省エネ法の改正案 について

2.提出書類作成のポイント(記載例)・定期報告書・中⻑期計画書・エネルギー管理統括者等選解任

⽬ 次

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特定事業者(エネルギー使⽤量1,500kl/年以上)

・エネルギー管理者等の選任義務・エネルギー使⽤状況等の定期報告義務・中⻑期計画の提出義務

特定貨物/旅客輸送事業者(保有⾞両数トラック200台以上、鉄道300両以上等)

・計画の提出義務・エネルギー使⽤状況等の定期報告義務

対象︓エネルギー消費機器、熱損失防⽌建築材料の製造⼜は輸⼊事業者

<トップランナー制度>(32品⽬)⾃動⾞や家電製品等のエネルギー消費効率の⽬標等を設定し、製造事業者等に⽬標の達成を求める制度

事業者の⼀般消費者への情報提供の努⼒義務

・家電等の⼩売事業者による省エネ情報(年間消費電⼒、燃費等)の提供

・電⼒・ガス会社等による省エネ情報の提供 等

⼀般消費者への情報提供

⼯場等や輸送事業者、荷主を対象に、省エネ取組の規範(判断基準=告⽰)を⽰すとともに、⼀定規模以上の事業者にエネルギーの使⽤状況等を定期報告させ、必要に応じ指導。

省エネ法の概要

⼯場・事業場

⼯場等を設置して事業を⾏う者・事業者の努⼒義務

貨物/旅客輸送事業者(貨物/旅客の輸送を業として⾏う者)・事業者の努⼒義務

エネルギー消費機器等

特定荷主(年間輸送量3,000万トンキロ以上)・計画の提出義務・委託輸送に係るエネルギー使⽤状況等の定期報告義務

運輸報告義務等対象者

努⼒義務の対象者

荷主(⾃らの貨物を輸送事業者に輸送させる者)・事業者の努⼒義務

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対象となるエネルギー

燃 料

電 気

①原油及び揮発油(ガソリン)、重油、その他⽯油製品②可燃性天然ガス③⽯炭及びコークス、その他⽯炭製品④燃焼その他の⽤途に供するもの

上記に⽰す燃料を熱源とする熱(蒸気、温⽔、冷⽔など)

上記に⽰す燃料を起源とする電気

廃棄物からの回収エネルギー、⾵⼒・太陽光などの⾃然エネルギーは対象外

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<定期報告書記載内容>

省エネ措置の取組状況 エネルギー消費原単位の推移 ベンチマーク指標の状況(対象業種のみ) ○ベンチマーク指標︓

現在の設定業種︓鉄鋼、電⼒、セメント、製紙、⽯油精製、化学 等

⽬指すべき⽔準︓各業界で最も優れた事業者の(1〜2割)が満たす⽔準

○努⼒⽬標 ︓ 年平均1%以上改善

※平成22年度〜28年度定期報告書関連において合計209件の指導等を実施。

年度のエネルギー使⽤量が1,500kl以上の事業者(約12,000者)は、エネルギーの使⽤状況等を定期報告。国は取組状況を評価。

評価基準のひとつは、エネルギー消費原単位の年平均1%以上改善。取組が著しく不⼗分であれば、国による指導や⽴⼊検査、指⽰、公表、命令、罰則が課される。

⼯場等規制の概要

4

報告内容の評価

事業者

定期報告書の提出

経済産業省

合理化計画の

作成・提出指⽰

報告徴収

⽴⼊検査

現地調査

判断基準に照らして著しく不⼗分な場合

指⽰に従わない場合

公表︑命令

指導

判断基準の遵守状況が不⼗分な場合

○省エネ措置 ︓ 事業者全体としての省エネ措置

・ 管理体制の整備・ 責任者の配置・ 省エネ⽬標等に関する取組⽅針の策定 等

各⼯場等における省エネ措置(例︓空気調和設備)

以下の事項等について、管理標準を設定・実施・ 運転管理(運転時間、設定温度等)・ 温度、湿度等の定期的な計測・記録・ 設備の定期的な保守・点検

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法に基づく必要な⼿続きとフロー

事業者

受理

特段の弁明がある場合(弁明書)

弁明がない場合(手続き不要)

受理

受理

受理

届 出

通 知

指定通知

一定期間経過後

届 出

報 告

提 出

エネルギー管理統括者・企画推進者・管理者・管理員選任届出書

受理・個別対応

経済産業大臣

弁明通知書

特定事業者(特定連鎖化事業者)エネルギー管理指定工場等として指定を受ける

事業所管大臣

受理

受理

定期報告書

中長期計画書

エネルギー使用状況届出書

※ 省エネ法に基づき特定事業者又は特定連鎖化事業者を指定。

(翌年度の5月末日)

7月末日

7月末日

選任後最初の7月末日

弁明の機会の付与

指定

エネルギー管理統括者・企画推進者・管理者・管理員の選任

(※特定事業者又は特定連鎖化事業者は提出不要)

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特定事業者⼜は特定連鎖化事業者は、特定‐第1表〜第12表に必要事項を記⼊。 さらに、エネルギー管理指定⼯場等を有している場合は、指定⼯場ごとに指定‐第1表〜第9表に必要

事項を記⼊し、上記と合わせて提出。(エネルギー管理指定⼯場等を有していない場合は、特定‐第1表〜第12表のみ提出)

温対法に基づくエネルギー起源CO2排出量等については、省エネ法に基づく『定期報告書』の特定‐第12表(および指定‐第10表)により報告することで、温対法の報告とみなす。

定期報告書中のエネルギー起源CO2排出量等の報告について

事業者全体のエネルギー使⽤量等の報告

(特定-第1表〜第9表)

新規に指定を受ける⼯場等の⼀覧(特定‐第11表)

既指定⼯場等の⼀覧(特定-第10表)

CO2等の報告(特定‐第12表)

CO2等の報告(指定‐第10表)

指定⼯場等のエネルギー使⽤量等の報告(指定‐第1表〜第9表)

注:1)指定工場等が複数ある場合は、指定工場等毎に

指定第1表~第10表を作成2)特定第11表に記載の工場等についても同様に作成

事業者全体のエネルギー起源CO2排出量等の記入

(温対法に基づく報告内容)エネルギー管理指定工場等ごとのエネルギー起源CO2排出量等の記入(温対法に基づく報告内容)

○○社の定期報告書

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【参考】⼯場等判断基準(告⽰)

1 事務所︓主要な設備について、その管理、計測・記録、保守・点検、新設に当たっての措置の基準を規定

Ⅰ 基準部分

2 ⼯場等︓エネルギーの使⽤に係る各過程について、その管理、計測・記録、保守・点検、新設に当たっての措置の基準を規定

<前段>事業者及び連鎖化事業者が⼯場等全体を俯瞰して取り組むべき事項として以下のア〜クまでの8項⽬を規定ア.管理体制を整備 オ.取組⽅針、遵守状況の評価⼿法を定期的に精査、変更イ.責任者(エネルギー管理統括者)を配置 カ.省エネに必要な資⾦、⼈材を確保ウ.取組⽅針(⽬標、設備新設、更新)を規定 キ.従業員に対して、取組⽅針を周知、省エネ教育を実施エ.取組⽅針の遵守状況を確認・評価、改善指⽰ ク.エネルギー使⽤量、管理体制、取組⽅針等の管理

1-1 事務所︓主要な設備について、事業者として検討、実施すべき事項を規定Ⅱ ⽬標部分

1-2 ⼯場等︓主要な設備について、事業者として検討、実施すべき事項を規定

<前段>事業者及び連鎖化事業者が中⻑期的に努⼒し、計画的に取り組むべき事項について規定• 設置している⼯場全体として⼜は⼯場等ごとに、エネルギー消費原単位⼜は電気需要平準化評価原単位を中⻑

期的にみて年平均1%以上低減の努⼒• ベンチマーク達成に向けての努⼒• ISO50001の活⽤の検討 等

2.その他エネルギーの使⽤の合理化に関する事項

省エネ取組の規範である⼯場等判断基準(告⽰)は、Ⅰ基準部分(実施を図る)とⅡ⽬標部分(実現に努める)で構成されている。

⼯場等判断基準(告⽰)⼯場等におけるエネルギーの使⽤の合理化に関する事業者の判断の基準

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【参考】⼯場等判断基準(告⽰)

2-1 事務所︓主要な設備について、その管理、計測・記録、保守・点検、新設に当たっての措置の基準を規定

Ⅰ 基準部分

2-2 ⼯場等︓エネルギーの使⽤に係る各過程について、その管理、計測・記録、保守・点検、新設に当たっての措置の基準を規定

1-1 事務所︓主要な設備について、事業者として検討、実施すべき事項を規定Ⅱ ⽬標部分

1-2 ⼯場等︓主要な設備について、事業者として検討、実施すべき事項を規定

<前段>事業者及び連鎖化事業者が中⻑期的に努⼒し、計画的に取り組むべき事項について規定• 設置している⼯場全体として⼜は⼯場等ごとに、エネルギー消費原単位⼜は電気需要平準化評価原単位を中⻑

期的にみて年平均1%以上低減の努⼒• ベンチマーク達成に向けての努⼒• ISO50001の活⽤の検討 等

2.その他エネルギーの使⽤の合理化に関する事項

事業者が取り組むべき事項をより明確化し、事業者全体での省エネの取組を促す(参考)⼯場等判断基準(告⽰)(H30.3.30改正)※⼀部を除き30年度実績、31年度報告から適⽤

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Ⅰ-1 全ての事業者が取り組むべき事項(1).取組⽅針(⽬標、設備新設、更新)を規定 (5).従業員に対して、取組⽅針を周知、省エネ教育を実施(2).管理体制を整備 (6).取組⽅針の遵守状況を確認・評価、改善指⽰(3).責任者(エネルギー管理統括者)等の配置等 (7).取組⽅針、遵守状況の評価⼿法を定期的に精査、変更(4).省エネに必要な資⾦、⼈材を確保 (8).⽂書管理による(1)〜(3)及び(6)〜(7)の状況把握

2.エネルギー消費に関する事項

Ⅰ-2 事業者が⼯場等単位、設備単位で実施すべき事項1.⼯場単位、設備単位での基本的実施事項(1).⽣産性の向上によるエネルギー使⽤の合理化 (4)既存の設備のエネルギー効率等の把握・分析し更新・改造の優先順位を整理(2).計量器等の整備 (5).設備選定・導⼊時におけるエネルギー効率の⾼い機器の選定と余裕度の最適化(3).廃熱等の把握・分析と優先順位つけた課題抽出 (6).休⽇等の操業開始・停⽌時のエネルギー使⽤最⼩化

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事業者ごとに、エネルギー使⽤量から販売した副⽣エネルギー量を差し引いた量を分⼦、⽣産数量などエネルギーの使⽤量と密接な関係を持つ値を分⺟として算出する値。

エネルギー消費原単位 =

0 2 4 6 8 10 12 14 16 18 20 22

電気ガス油

⽣産数量 等(エネルギーの使⽤量に密接な関係のある値)

年平均1%以上改善

燃料原油、揮発油、重油、⽯油製品(ナフサ、灯油、軽油、⽯油アスファルト、⽯油コークス、⽯油ガス)、可燃性天然ガス、⽯炭、コークス、⽯炭製品(コールタール、コークス炉ガス、⾼炉ガス及び転炉ガス)

熱燃料を起源としない熱(太陽熱、地熱など)のみを発⽣させる設備から発⽣した熱は除く。(外部から供給される場合には、その供給事業者が燃料を熱源としない熱のみを供給する事業者である必要がある。)

電気燃料を起源としない電気(太陽光、⾵⼒など)のみを発⽣させる設備から発⽣した電気は除く。(外部から供給される場合には、その供給事業者が燃料を起源としない電気のみを供給する事業者である必要がある。)

販売した副⽣エネルギー他者に販売したエネルギー。なお、熱供給業や電気業のようにエネルギー供給を主たる事業としている⼯場等において、販売のために⽣産された熱⼜は電気は除く。

エネルギー使⽤量- 販売した副⽣エネルギー量

販売した副⽣エネルギーの対象例︓ ⾼炉ガス、転炉ガス、コークス炉ガスなどの副⽣ガス 化⽯燃料の燃焼で発⽣させた余剰熱・副⽣熱・廃熱 化⽯燃料の燃焼や廃熱から発⽣させた余剰電気

販売した副⽣エネルギーの対象外例︓ バイオマスなどの⾮化⽯燃料に分類される副⽣物 太陽熱や地熱などの燃料を起源としない余剰熱・副⽣熱・廃熱 太陽光発電や⾵⼒発電などの燃料を起源としない余剰電⼒※上記の対象と対象外が混在する場合には、対象となる副⽣エネルギーのみを適切な⽅法

で算出する。※省エネ法上では、副⽣エネルギーは化⽯燃料と化⽯燃料起源の熱・電気のみが対象。

エネルギー消費原単位

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0 2 4 6 8 10 12 14 16 18 20 22

電気ガス油エネルギー

消費原単位 =エネルギー使用量等(注)

生産数量 等(エネルギーの使用量に

密接な関係のある値)

0 2 4 6 8 10 12 14 16 18 20 22

電気油ガス

電気需要平準化評価原単位=

生産数量 等(エネルギーの使用量に

密接な関係のある値)

+1.3倍した

電気需要平準化時間帯の電気使用量

• 「電気需要平準化評価原単位」とは、電気需要平準化時間帯における電気使⽤量を削減した場合、これ以外の時間帯における削減よりも原単位の改善率への寄与が⼤きくなるよう、電気需要平準化時間帯(7⽉〜9⽉及び12⽉〜3⽉の8〜22時)の電気使⽤量を1.3倍して算出するもの。電気の需要の平準化に資する措置を実施した事業者が、省エネ法上不利な評価を受けないよう、新たな原単位として策定。

• これにより、電気需要平準化時間帯の電気使⽤量の変化に伴う原単位の変動が、エネルギー消費原単位に⽐べ⼤きく評価されることとなる。

電気需要平準化時間帯の電気使用量

-エネルギー使用量等(注)

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(注)エネルギー使用量から販売した副生エネルギー量および購入した未利用熱の量を減算した量

電気需要平準化原単位

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流通・サービス業にベンチマーク制度を拡⼤中。平成28年4⽉にコンビニ、平成29年4⽉からホテル・百貨店に導⼊。平成30年度中に全産業のエネルギー消費の70%カバーを⽬指す。

既に制度導⼊した製造業におけるベンチマーク指標についても、⽬指すべき⽔準を⾒直し。

鉄鋼22%

化学24%

窯業⼟⽯4%

卸⼩売・デパート・

スーパーその他業務

(学校・病院)その他製造・⾮製造

(⾷品・⾦属機械・農林業)

【出所】(⼀財)⽇本エネルギー経済研究所「エネルギー・経済統計要覧2015」

2013年度 2.03億kl(産業・業務部⾨のエネルギー消

費量の合計)

貸事務所⾼炉・電炉

エチレン・ソーダ等

セメント

洋紙・板紙 コンビニ百貨店

スーパー

ホテル

10% 25%

ショッピングセンター

全産業の7割を対象とすることを⽬指す

紙パルプ3%

事務所・ビル5%

卸⼩売・デパート・スーパー5%

ホテル・旅館2%

全産業の70%を対象とすることを⽬指す流通・サービス業

産業部⾨︓⽬指すべき⽔準の⾒直し 業務部⾨︓対象業種の拡⼤

平成28年4⽉業務部⾨のトップバッターとして導⼊

平成29年4⽉制度導⼊予定

平成29年4⽉制度導⼊(※平成30年度定期報告~)

平成30年4⽉制度導⼊(※平成31年度定期報告~)

ベンチマーク制度(産業トップランナー制度)

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製造業を中⼼に全産業の53%をカバー

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事業者クラス分け評価制度(SABC評価制度)の概要①

※1 努⼒⽬標︓5年間平均原単位を年1%以上低減すること。※2 ベンチマーク⽬標︓ベンチマーク制度の対象業種・分野において、事業者が中⻑期的に⽬指すべき⽔準。

Aクラス⼀般的な事業者

Sクラス省エネが優良な事業者

Bクラス省エネが停滞している事業者

Cクラス注意を要する事業者

【⽔準】Bクラスよりは省エネ⽔準は⾼いが、Sクラスの⽔準には達しない事業者

【対応】特段なし。

【⽔準】①努⼒⽬標達成または、②ベンチマーク⽬標達成

【対応】優良事業者として、経産省HPで事業者名や連続達成年数を表⽰。

【⽔準】Bクラスの事業者の中で特に判断基準遵守状況が不⼗分

【対応】省エネ法第6条に基づく指導を実施。

※1

※2

【⽔準】①努⼒⽬標未達成かつ直近

2年連続で原単位が対前度年⽐増加

または、②5年間平均原単位が5%

超増加

【対応】注意喚起⽂書を送付し、現地調査等を重点的に実施。

※3※1

省エネ法の定期報告を提出する全ての事業者をS・A・B・Cの4段階へクラス分けし、クラスに応じたメリハリのある対応を実施するもの。

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1.省エネ法の概要・概要・エネルギー消費原単位、電気需要平準化評価原単位とベンチマーク制度

・事業者クラス分け評価制度・省エネ法の改正案について

2.提出書類作成のポイント(記載例)・エネルギー管理統括者等選解任・定期報告書・中⻑期計画書

⽬ 次

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ケース1 同⼀業界の企業間の設備集約

現⾏法では、設備統合側の評価は悪化。省エネ量を分配可能とし、双⽅にとってプラスとなるようにする。

ケース3 荷主間連携による物流効率化

現⾏法でも双⽅ともプラスに評価されるが、取組への関与の度合い等に応じた柔軟な省エネ量の分配を可能とすることで取組を促進する。

C社 D社

気象情報に基づく需要予測の共有

⽣産ロス削減 ⾷品 ⾷品ロス削減

連携省エネの省エネ量企業間で分配可能に

ケース2 サプライチェーン連携による最適化

B社

上⼯程

統合・集約

廃⽌下⼯程

下⼯程

A社 製品

製品上⼯程

省エネ

増エネ

全体で省エネ

省エネ全体で省エネ

荷主についても同様に連携による省エネ量の分配を認める。

物流拠点の共同化/共同輸配送

イオン中部

花王豊橋⼯場

中継地静岡

荷物⼊替

イオン関東

花王川崎⼯場

省エネ

省エネ

省エネ

省エネ

全体で省エネ

企業ごとのエネルギー消費量に基づき評価 「連携省エネルギー計画」の認定を受けた者は、連携省エネの省エネ量を企業間で分配して定期報告可能に

E社 E社

F社 F社

関東 関⻄

【現⾏法】 【改正法】

14

1.産業・業務部⾨ 改正事項① 連携省エネルギー計画の認定制度の創設※改正法第46条から第50条まで(⼯場・事業場規制)、第117条から第121条まで(荷主規制)、第134条から第138条まで(輸送事業者規制)関係

少し省エネ

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︓エネルギー管理統括者 ︓エネルギー管理企画推進者 ︓定期報告及び中⻑期計画

現⾏法 改正法

親会社

1,700kl(特定事業者)

⼦会社B

2,500kl(特定事業者)

⼦会社A

親会社

2,500kl

⼦会社A

認定管理統括事業者

1,700kl

⼦会社B

管 理 関 係 事 業 者

認定管理統括事業者が⼀体的に担う

省エネ法の義務

省エネ法の義務

省エネ法の義務 現⾏法 改正法

定期報告・中⻑期計画の提出 全ての特定事業者が報告・提出 認定管理統括事業者が⼀体的に提出

エネルギー管理統括者等の選任 全ての特定事業者で選任 認定管理統括事業者において選任

不要に

グループ企業が⼀体的に省エネ取組を⾏うことについて認定を受けた場合、親会社による省エネ法の義務(定期報告等)の⼀体的な履⾏を認める。

1.産業・業務部⾨ 改正事項② 認定管理統括事業者の認定制度の創設※改正法第29条から第44条まで(⼯場・事業場規制)、第113条から第116条まで(荷主規制)、第130条から第133条まで(輸送事業者規制)関係

(⼯場・事業場規制の場合)

不要に

省エネ法の義務

2,500kl(特定事業者)

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2.運輸部⾨(貨物分野) 改正事項③ 荷主の定義の⾒直し ※改正法第105条関係

荷主 = 貨物の所有者・⼯場→⼯場の輸送を念頭に、貨物の所有者を荷主と定義。・ネット⼩売事業者には、貨物の所有権を持たない者も存在。輸送の⽅法を決定しているが、捕捉されない。(上位10社中、荷主は5社)

現⾏法

貨物の所有権を問わず、契約等で輸送の⽅法を決定する者を荷主と定義することで、所有権が無いものの輸送⽅法を決定するネット⼩売事業者も省エネ法の対象に。

ネット⼩売業界の優良取組事例を、荷主の省エネ取組の規範(判断基準)に追加。他の企業の取組も促す。

改正法

荷主 = 輸送の⽅法を決定する者・貨物の所有権を問わず、契約等で輸送の⽅法を決定する者を荷主と定義。・貨物の所有権のないネット⼩売事業者も省エネ法の対象へ。※輸送⽅法を決定していないモール事業者は対象外。

貨物輸送ネット⼩売A

ネット⼩売B

連携・共同輸配送・物流拠点共有

連携

・積載率向上・輸送量の平準化

・包装材の軽量化・⼩型化・宅配ボックスの設置

ネット⼩売事業者 消費者

輸送⽅法を決定

貨物の所有権あり ⇒ 省エネ法上の荷主○貨物の所有権なし(消費者に移転)⇒荷主×

荷主の省エネ取組の例

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部品⼯場A

部品⼯場B

部品⼯場C

荷受け側が適切な⾏動をとらないと….無秩序に到着・⼿待ち発⽣

部品⼯場A

部品⼯場B

部品⼯場C

組⽴⼯場等

●準荷主のガイドラインの検討候補・荷受時間や場所の適切な指⽰・部品⼯場の検品結果の活⽤ 等

組⽴⼯場等

2.運輸部⾨(貨物分野) 改正事項④ 「準荷主」の新設 ※改正法第106条関係

荷主が決定した輸送⽅法の下で、到着⽇時等を指⽰できる貨物の荷受側を新たに準荷主と位置づけ、貨物輸送の省エネへの協⼒を求める(努⼒規定)。

現⾏法 改正法

準荷主 = 到着⽇時等を指⽰できる荷受側・貨物の到着時刻等を指⽰できる荷受側を準荷主と位置づけ、努⼒を求める。(努⼒規定)

荷受側の省エネ努⼒は位置づけていない

荷受側︓到着⽇時等を指⽰(省エネ法上、位置づけなし)

部品⼯場等 組⽴⼯場等

荷主︓輸送⽅法を決定

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荷主︓輸送⽅法を決定

準荷主︓到着⽇時等を指⽰<省エネへの協⼒>

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改正事項⑤ ※改正法第15条・第26条・第37条(⼯場・事業場規制)、第110条・第114条(荷主規制)、第102条・第126条・第131条・第140条(輸送事業者規制)関係

省エネ取組の優良企業を対象に「中⻑期計画」提出頻度を軽減する。(毎年→数年に1度)

改正事項⑥ ※改正法第51条〜第53条関係

⼀定規模以上の⼯場注)で選任が義務付けられている「エネルギー管理⼠」の免状交付事務を、エネルギー管理⼠試験事務を⾏っている「指定試験機関」に委託できることとする。

(注)製造業、鉱業、電気供給業、ガス供給業、熱供給業

改正事項⑦準⽤規定の解消、条番号の整理などの措置を講じる。

5.その他の改正事項

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改正法 ⽀援策(補助⾦・税制措置)の強化

(1)企業の連携による省エネ取組の評価【新設】認定された「連携省エネルギー計画」の実施に必要な設備投資に対する税制を措置

※法⼈税︓30%特別償却、7%税額控除(中⼩企業)

【継続】(省エネ補助⾦)連携省エネ等の効果の⾼い省エネ取組に必要な設備投資(代替)に対する補助⾦を措置

※H30年度予算︓600億円の内数

(2)荷主の定義の⾒直し 【新設】認定された「荷主連携省エネルギー計画」の実施に必要なシステム等の設備投資に対する税制を措置

※法⼈税︓30%特別償却、7%税額控除(中⼩企業)

【継続】荷主と輸送事業者の連携省エネに必要なシステム等の設備投資に対する補助⾦を措置

※H30年度予算︓60.5億円

6.省エネ法改正と⽀援策の強化の組み合わせによる省エネの推進

・連携による省エネ量を企業間で分配して報告可能に。・連携省エネ事例を規範化し周知。他の企業の取組も促す。

省エネ量をを分配

メーカーB

上⼯程

統合・集約廃⽌

下⼯程

下⼯程

メーカーA 製品

製品上⼯程

全体で省エネ

省エネ

増エネ

現⾏制度

企業間の設備集約の例

・ネット⼩売業界の優良取組事例を、荷主の省エネ取組の規範(判断基準)に追加。他の企業の取組も促す。

荷主の省エネ取組の例

貨物輸送

ネット⼩売A

ネット⼩売B

連携

・共同輸配送・物流拠点共有

連携

・積載率向上・輸送量の平準化

・包装材の軽量化・⼩型化・宅配ボックスの設置

19

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20

1.省エネ法の概要・概要・エネルギー消費原単位・電気需要平準化評価原単位・ベンチマーク制度・事業者クラス分け評価制度・省エネ法の改正について

2.提出書類作成のポイント(記載例)・定期報告書・中⻑期計画書・エネルギー管理統括者等選解任

⽬ 次

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1.各種書類の提出時期省エネ法に基づく必要な⼿続きと期限(⼯場等)

提出書類 提出時期 提出先

エネルギー使用状況届出書 5月末日 主たる事務所を管轄する経済産業局※既に特定事業者又は特定連鎖化事業者の場合は不要

定期報告書7月末日

主たる事務所を管轄する経済産業局及び事業所管省庁中長期計画書

エネルギー管理統括者等の選任・解任届

選任・解任のあった日後、最初の7月末日まで

主たる事務所を管轄する経済産業局

事業者等の区分 選任すべき者 選任の期限届出の提出期限

要件等

特定事業者、特定連鎖化事業者

エネルギー管理統括者(事業者全体で1名)

選任すべき事由が生じた日以降、遅滞なく

選任のあった日後

最初の7月末日

特に資格要件なし。ただし、事業経営の一環として、事業者全体の鳥瞰的なエネルギー管理を行い得る者(役員クラス等)。

エネルギー管理企画推進者(事業者全体で原則1名)

選任すべき事由が生じた日から6ヶ月以内

エネルギー管理講習修了者又はエネルギー管理士であってエネルギー管理統括者を補佐する者。

第一種エネルギー管理指定工場等(製造業等5業種)

エネルギー管理者(①コークス製造業、電気供給業、

ガス供給業、熱供給業10万kL/年度以上 2人10万kL/年度未満 1人

②製造業(コークス製造業を除く)、鉱業10万kL/年度以上 4人5万kL/年度以上10万kL/年度未満 3人2万kL/年度以上5万kL/年度未満 2人2 万kL/年度未満 1人)

選任すべき事由が生じた日から6ヶ月以内

エネルギー管理士の資格を有する者

第一種エネルギー管理指定工場等(製造業等5業種以外)又は第二種エネルギー管理指定工場等

エネルギー管理員(指定工場等毎に1名) エネルギー管理講習修了者又はエネルギー管理

士の資格を有する者。

2.エネルギー管理統括者等の選任 ※エネルギー管理講習修了者を選任する場合、当該講習受講後、原則3年に1度の資質向上講習の受講義務が⽣ずる。

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定期報告書

特定事業者・特定連鎖化事業者は、毎年度、エネルギーの使⽤量その他エネルギーの使⽤の状況について、報告が必要。

【提出時期】7⽉末⽇

(様式第9)○特定第1表〜特定第12表※事業者全体のエネルギー使⽤実績(全ての特定事業者、特定連鎖化事業者)

○指定第1表〜指定第10表※指定⼯場等および特定11表に記載の⼯場等(⼯場等の単位で1,500klのエネルギー使⽤実績(該当する⼯場等がある場合、⼯場等毎に作成し特定表と共に提出)

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事業者全体のエネルギー使⽤量等の報告

(特定‐第1表〜第11表)

事業者全体のCO2等の報告(特定‐第12表)

指定⼯場等CO2等の報告(指定‐第10表)

指定⼯場等のエネルギー使⽤量等の

報告(指定‐第1表〜第9表)

+ ○○社の定期報告書

エネルギー管理指定⼯場等を有する特定事業者⼜は特定連鎖化事業者は、各エネルギー管理指定⼯場等ごとに作成が必要

[事業者全体の報告内容] [エネルギー管理指定工場等の報告内容]

定期報告書の構成イメージ

全ての特定事業者・特定連鎖化事業者は作成が必要

[温室効果ガス排出量等の報告]

温対法に基づくエネルギー起源CO2排出量等については、定期報告書(特定‐第12表(エネルギー管理指定⼯場等を有している場合は指定‐第9表))により報告することで、温対法の報告とみなされます。

1冊にして、管轄の経済産業局及び事業所管官庁に提出

特定11表に記載の⼯場等(今回の報告で1500kl/年となった⼯場等)も指定⼯場と同様に作成・添付が必要

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・定期報告書の作成⽅法(特定-第1表〜12表)

○特定表(特定事業者全体の報告部分)

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① 提出宛先は、事業者の主たる事務所(通常は本社)の所在地(特定1表④に記載の住所と同じ)を管轄する経済産業局⻑及び設置している全ての⼯場等に係る事業を所管している省庁。

② 届出⽇を記載。(提出期限︓7⽉末⽇)

③ 住所(本社登記住所)・法⼈名・法⼈番号・代表者の役職名・代表者⽒名を記⼊のうえ、代表者印を押印。

法⼈番号検索サイト

http://www.houjin-bangou.nta.go.jp/

定期報告書作成のポイント(特定-第1表)①

① ②

特定-第1表には事業者の名称・連絡先等について記⼊する。

25

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事業者単位の報告

特定-第1表 事業者の名称等

特定事業者番号又は

特定連鎖化事業者番号 ○○○○○○○

特定排出者番号 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○

事業者の名称 ○○○○株式会社

主たる事務所の所在地

〒○○○-○○○○ ○○県○○市○○ ○-○

主たる事業 ○○○○業

細分類番号 ○ ○ ○ ○

エネルギー管理統括者の

職名・氏名

職名 常務取締役

氏名 ○○ ○○

エネルギー管理企画推進者の

職名・氏名・勤務地・連絡先

職名 ○○部○○課

氏名 ○○ ○○

エネルギー管理士免状番号又は講習修了番号

*-****-********

勤務地 〒○○○-○○○○

○○県○○市○○ ○-○

電話( ○○○ -○○○ -○○○○ )

FAX ( ○○○ -○○○ -○○○○ )

メールアドレス ***@****.co.jp

前回報告からの事業者の名称及び所在地についての変更の有無 有・無

有の場合

変更前の事業者の名称 :

変更前の事業者の所在地 :〒

備考 「主たる事業」及び「細分類番号」の欄には、行っている事業について、日本標準産業分類の細分類に従い、分

類の名称及び番号を記入すること

① 特定事業者番号(指定通知時に経済産業局が通知した番号(7桁))を記⼊。

② 特定排出者番号(9桁)を記⼊。※不明な場合は以下のURLより確認

http://ghg-santeikohyo.env.go.jp/search

③ 事業者の名称(届け出た法⼈名に同じ)を記載④ 実際に本社として機能している事業所の所在地、を

記⼊。⑤ 主たる事業及び細分類番号を記載⑥ 選任されているエネルギー管理統括者の職名・⽒名を

記⼊。⑦ 選任されているエネルギー管理企画推進者の職名・

⽒名・免状番号⼜は講習修了番号・勤務地・連絡先を記⼊。

※選任期限が到達しておらず、未選任の場合には、作成実務者名等を記⼊。⽒名の後ろに(作成実務者)と追記。また、番号欄には「選任中」と記載。

⑧ 勤務先の代表番号ではなく、該当者に直接連絡がとれる電話番号を記⼊。

⑨ 前回の報告から変更が有る場合には、変更前の名称・所在地を記⼊。所在地が経済産業局の管轄を超えて変更した場合や、合併などの名称変更の場合については、提出前に相談。

定期報告書作成のポイント(特定-第1表)②

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特定-第2表 事業者のエネルギーの使用量及び販売した副生エネルギーの量

エネルギーの種類 単位

平成 29 年度

使用量 販売した副生エネルギーの量 購入した未利用熱の量

数値 熱量GJ 数値 熱量GJ 数値 熱量GJ

原油(コンデンセートを除く。) kl

原油のうちコンデンセート(NGL) kl

揮発油 kl

ナフサ kl

灯油 kl 19 697

軽油 kl 1 38

A重油 kl 243 9,501

B・C重油 kl

石油アスファルト t

石油コークス t

石油ガス

液化石油ガス

(LPG) t

21 1,067

石油系炭化

水素ガス 千m3

可燃性天然ガス

液化天然ガス

(LNG) t

その他可燃性

天然ガス 千m3

定期報告書作成のポイント(特定-第2表)①①

②③

事業者全体のエネルギーの使⽤量及び販売した副⽣エネルギー量、購⼊した未利⽤熱量を記⼊。

① 報告の対象となる年度(報告⽇の前年度)を記⼊。

② 熱量はGJ単位で記載。なおTJ(テラジュール)やPJ(ペタジュール)で記載する場合は4桁以上で記載。

③ 他社に販売したエネルギーの数量を種類ごとに指定された単位で記⼊。なお「副⽣エネルギー」とは、エネルギー供給を主たる事業としていない⼯場等において、事業を⾏う際に発⽣した副⽣エネルギーのことなので、熱供給事業法上の熱供給事業者の⼯場等において⽣産された熱、また電気事業法上の発電事業者の⼯場等において⽣産された電気は当該欄には含めない。

④ 他社から購⼊した未利⽤熱(⾃社内で⽤途が無く他社へ提供しなければ判断基準に従っても発⽣を抑制できず廃棄する事が⾒込まれる熱)の数量を指定された単位で記⼊。なお未利⽤熱を報告する場合は、未利⽤熱の供給側と交わした「未利⽤熱に関する覚書」の添付が必要。(記⼊要領を参照)

⑤ 使⽤していないエネルギーの種類の使⽤量欄等は、無記⼊。

⑥ LPGの供給事業者からの使⽤量が⽴⽅メートルで表⽰されている場合は、ガス会社に㎥からt(トン)への換算係数を確認のうえ、換算。換算係数が不明な場合は、右上の表の数値を⽤いてt(トン)に換算。

種類 1㎥当たりのt(トン)への換算係

プロパン 1/502 t

ブタン 1/355 t

プロパン・

ブタンの混合

1/458 t

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① 『その他の燃料」』欄には、“記載されているエネルギー種別以外の燃料”や“エネルギー種類の特定できないエネルギー”を記⼊。推計により算出したエネルギー使⽤量で、エネルギー種別が特定できない場合を含む。

② 都市ガスの使⽤量は『その他の燃料』に記⼊するが、地域により発熱量が相違することから、供給を受けているガス供給事業者に熱量への換算係数を確認。確認できない場合には、『定期報告書記⼊要領』巻末の別添資料4によることができる。なお、特定-第2表において、当該係数の記⼊は必要なし。(※指定-第2表においては係数記載必要)

③ 「産業⽤蒸気」には、外部の製造業に該当する⼯場から供給された蒸気を書く。また、「産業⽤以外の蒸気」、「温⽔」、「冷⽔」には、熱供給事業者などの外部から受け⼊れた熱量を記⼊。

定期報告書作成のポイント(特定-第2表)②

可燃性天然ガス

液化天然ガス

(LNG) t

その他可燃性

天然ガス 千m3

石炭

原料炭 t

一般炭 t

無煙炭 t

石炭コークス t

コールタール t

コークス炉ガス 千m3

高炉ガス 千m3

転炉ガス 千m3

その他の

燃料

都市ガス 千m3 5,833 268,318

( )

産業用蒸気 GJ 601 613

産業用以外の蒸気 GJ

温水 GJ

冷水 GJ

小計 GJ 280,234

電気

事業

昼間買電 千 kWh 41,030 409,069

夏期・冬期における

電気需要平準化時間帯 千 kWh (24,618) (245,441)

夜間買電 千 kWh 13,338 123,777

その

上記以外の買電 千 kWh 486 4,743

自家発電 千 kWh

小計 千 kWh 54,854 537,589

合 計GJ 817,823

原油換算 kl Ⓢ21,100 Ⓣ Ⓣ’

前年度原油換算 kl 21,356

対前年度比(%) 98.8

備考 「夏期・冬期における電気需要平準化時間帯」については、昼間買電の内数であるため「( )」としている。「電気」の「小計」で

重複計上しないこと。

※留意事項使⽤量、販売した副⽣エネルギーの量の数

値、熱量GJは⼩数点第1位を四捨五⼊して整数として記⼊

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エネルギーの種類 単位

平成 29 年度

使用量 販売した副生エネルギーの量 購入した未利用熱の量

数値 熱量GJ 数値 熱量GJ 数値 熱量GJ

電気

事業

昼間買電 千 kWh 41,030 409,069

夏期・冬期における

電気需要平準化時間帯 千 kWh (24,618) (245,441)

夜間買電 千 kWh 13,338 123,777

その

上記以外の買電 千 kWh 486 4,743

自家発電 千 kWh

小計 千 kWh 54,854 537,589

合 計GJ 817,823

原油換算 kl Ⓢ21,100 Ⓣ Ⓣ’

前年度原油換算 kl 21,356

対前年度比(%) 98.8

備考 「夏期・冬期における電気需要平準化時間帯」については、昼間買電の内数であるため「( )」としている。「電気」の「小計」で重複計

上しないこと。

② ⾃家発電欄については、あくまでも省エネ法対象となる⾃家発電※注について、⾃らが使⽤した電気量、販売した電気量を各々記載する。

③④

③ 合計GJ、原油換算量は、⼩数点第1位を四捨五⼊して整数として記⼊。

⑤ 対前年度⽐は、百分率(%)で計算し、⼩数点第2位を四捨五⼊して⼩数点第1位まで記⼊。

①電気事業者等には、⼀般送配電事業者が維持・運⽤する送配電線から受電する電気の電気量を以下の区分により記載○「昼間買電」欄︓1年間の電気使⽤量のうち8時〜22時に使⽤した量○(昼間買電の内数)「夏期・冬期における電気需要平準化時間帯」欄︓昼間買電量のうち夏季(7⽉〜9⽉)および冬期

(12⽉〜3⽉)の電⼒量○「夜間買電」欄︓1年間の電⼒使⽤量のうち22時〜翌8時に使⽤した量※昼間買電、夜間買電の区別がつかない場合は、全て昼間買電に算⼊しても良い。

定期報告書作成のポイント(特定-第2表)③

(※注) ⾮化⽯燃料のみで発電された電気(太陽光発電、⾵⼒発電等により得られる電気) ⼜は燃料電池から発⽣した電気で、かつ、特定できるもの(当該電気を発⽣させた者が⾃ら使⽤する場合、⼜は当該電気のみを供給する者から当該電気の供給を受けた者が使⽤する場合)は、報告の対象外となります。

太陽光などの固定価格買取制度による販売量は、⾮化⽯燃料のため、⼊れないでください︕︕

④ 前年度原油換算kl 欄は、昨年度の定期報告書において報告頂いた数値(今回の報告実績年度の1年前の原油換算kl)を記載。

30年度の報告書(29年度実績値の報告)であれば、29年度の報告書で記載頂いた、平成28年度の原油換算kL値を⼊れてください。

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• 電気需要平準化時間帯の買電量を⾃ら計測して把握できない場合︓電⼒会社から提供される検針票の⼒率測定⽤の有効電⼒量の値を報告して下さい。

※検針票の様式等については各電力会社によって異なります。詳細は各電力会社にご確認下さい。

有効電⼒量=8〜22時の買電量(※沖縄電⼒は9〜23時)

検針票の例(⾼圧)

中部電⼒(株)ホームページから

30

• 電気需要平準化時間帯の買電量を⾃ら計測できず、かつ電⼒会社から提供される検針票を⽤いても把握できない場合︓

夏期(7〜9⽉)及び冬期(12⽉〜3⽉)の全ての昼夜間買電量を、電気需要平準化時間帯の買電量として報告して下さい。

電⼒会社の検針票等に『(⼒率測定⽤)有効電⼒量』という欄がある場合には、これが省エネ法の昼間買電に該当。夜間買電は、全使⽤電⼒量から⼒率測定⽤有効電⼒量を引いて算出。

●⾼圧電⼒、季時別などの契約は、昼間買電=⼒率測定⽤有効電⼒量夜間買電=全使⽤電⼒量

-(⼒率測定⽤)有効電⼒量で計算する。

●従量電灯、低圧電⼒などの契約の場合で、⼒率⽤有効電⼒量が分からない時は、全て昼間買電として計算してもよい。

定期報告書作成のポイント(特定-第2表)④

<留意事項>

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電気需要平準化時間帯(7⽉1⽇〜9⽉30⽇及び12⽉1⽇〜翌年3⽉31⽇)の買電量を算⼊することが原則となりますが、検針⽇が毎⽉1⽇でないために電気需要平準化時間帯の電気使⽤量が把握困難な場合は、(夏)7⽉15⽇以降の直近の検針⽇に測定された電気使⽤量を含む以降3ヶ⽉分、(冬)12⽉15⽇以降の直近の検針⽇に測定された電気使⽤量を含む以降4ヶ⽉分、以上の電気使⽤量を電気需要平準化時間帯の買電量として報告して下さい。

• 電力会社から提供される検針票を用いて報告を行う場合で、検針票における電気の使用期間と電気需要平準化時間帯の期間にズレが生じてしまう場合:

7/17/15以降

8/1

検針(7/16)

9/1 10/1

検針(8/16) 検針(9/16)

(夏季)6/1

検針(6/16) 検針(10/16)

【検針票を⽤いて報告を⾏う場合の例】 ※検針票を⽤いる場合、報告いただく初年度よりあとの2年⽬以降は、検針⽇によらず1年⽬と同じ⽉の使⽤分を報告ください

12/112/15以降

1/1

検針(12/16)

2/1 3/1

検針(1/16) 検針(2/16)

(冬季)

11/1

検針(11/16) 検針(3/16)

4/1

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定期報告書作成のポイント(特定-第2表)④<留意事項(つづき)>

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特定-第3表 事業者の全体及び事業分類ごとのエネルギーの使用に係る原単位等及び電気需要平準化評価原単位等

1 エネルギーの使用に係る原単位等

備考 1 エネルギー管理指定工場等及びエネルギー管理指定工場等以外の工場等を事業分類ごとに合計した値をそれぞれ記入する。

2 工場等に係る事業の名称及び細分類番号は、日本標準産業分類とする。事業分類が4分類以上になる場合には、項の追加を行うこと。

3 事業者全体の「エネルギーの使用に係る原単位Ⓦ」の算出が難しい場合は、「エネルギーの使用に係る原単位の対前年度比の寄与度の合計値Ⓩ」を事業者全体のエネルギーの使用に係る原

単位の対前年度比としてもよい。その際、ⓋⓌⓍⓎは記入不要。

事業者全体 「 ネ ギ 使用に係る原単位Ⓦ が算出できる場合は 事業分類ごと ⒶⒷⒷ’Ⓒ及び事業者全体 ⓈからⓎまで記入すること

事業分類

事業分類ごとのエネルギーの使用に係る原単位等の計算

エネルギーの

使用量

(原油換算

kl)

販売した副生

エネルギーの

(原油換算

kl)

購入した未

利用熱の量

(原油換算

kl)

Ⓑ’

Ⓒ=Ⓐ-Ⓑ

-Ⓑ’

Ⓒの構成

割合

(%)

Ⓓ=Ⓒ/Ⓤ

×100

生産数量又は建物延

床面積その他のエネ

ルギーの使用量と密

接な関係をもつ値

エネルギー

の使用に係

る原単位

Ⓕ=Ⓒ/Ⓔ

エネルギーの

使用に係る前

年度の原単位

エネルギーの

使用に係る原

単位の対前年

度比

(%)

Ⓗ=Ⓕ/Ⓖ

×100

エネルギーの

使用に係る原

単位の対前年

度比の寄与度

(%)

Ⓘ=Ⓓ×Ⓗ/100

1

工場等に係る事業の名

製鋼・製鋼圧延業 18,943 18,943 90.5 102,390

0.1850 0.1870 98.9 ① 89.5

細分類 番号

2 2 2 1 (名称:粗鋼量) (単位:トン)

2

工場等に係る事業の名

主といて管理事務を行う本社等

1,854 1,854 8,9 33,000

0.05618 0.05720 98.2 ② 8.7

細分類 番号

2 2 0 0 (名称:延べ床面積) (単位:㎡ )

3

工場等に係る事業の名

その他の管理、補助的経済活動を行う事業所

122 122 0.6 2,000

0.06100 0.06100 100 ③ 0.6

細分類 番号

2 2 0 9 (名称:延べ床面積×

営業時間 ) (単位:㎡×時間)

事業者全体

Ⓢ (合計)

20,919

Ⓣ (合計) Ⓣ’(合計) Ⓤ (合計)

20,919 100%

(名称: )

(単位: )

Ⓧ Ⓨ=Ⓦ/Ⓧ×

100

Ⓩ=

①+②+③+…

98.8

定期報告書作成のポイント(特定-第3表)①

事業者全体及び事業分類ごとのエネルギーの使用に係る原単位等を記入。【1 エネルギーの使⽤に係る原単位表、2 電気需要平準化評価原単位等 共通の考え⽅】① すべての⼯場・事業場を、『⽇本標準産業分類』の細分類番号(4桁)ごとに分類し、集計して記⼊。

総務省統計局HPを参照(http://www.soumu.go.jp/toukei_toukatsu/index/seido/sangyo/H25index.htm)② 事業分類が4分類以上になる場合は、⾏の追加を⾏う。③ ひとつの⼯場等で事業分類の異なる複数の事業を⾏っている場合の事業分類の考え⽅⇒作成のポイント同表③。④ エネルギーの使⽤に係る原単位(エネルギー消費原単位)の考え⽅⇒作成のポイント同表④。⑤ 特定-第3表における、エネルギーの使⽤に係る原単位(エネルギー消費原単位)の算出に当たっては、

事業者全体の「エネルギーの使⽤と密接な関係をもつ値」の設定状況により異なる。⇒作成のポイント同表⑤〜⑨⑥ 「エネルギーの使⽤量と密接な関係を持つ値」(単位)については、原則、毎年度同⼀の単位を使⽤する。補助単位として千⼜は百万を使⽤してもよい。⽣産数量の換算を⾏った場合には、換算の考え⽅を余⽩⼜は別紙に記⼊。

単位を変更する場合⇒作成のポイント同表④

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1つの⼯場や事業場で業種分類の異なる複数の事業を⾏っている場合には、⽇本標準産業分類(4けたコードの細分類)により主たる事業を選んで記⼊。(⼯場・事業場単位で分類を⾏う)

主たる事業は、主要な経済活動によって決定する。この場合の主要な経済活動については、⽣産される財、取り扱われる商品⼜は提供されるサービスに帰属する付加価値等によって決定。

製鋼・製鋼圧延業(細分類番号:2221)

株式会社□△○工業 高岡工場

倉庫業(冷蔵倉庫業を除く)(細分類番号:4711 )

産業廃棄物処分業(細分類番号:8822 )

高岡工場では上記3つの事業を営んでいるが、製鋼・製鋼圧延業(2221)が最も付加価値額が高いため、この事業場の産業分類は2221となる。

【(株)□△○工業の製鋼・製鋼圧延業を主に行っている高岡工場の例】

【工場・事業場等における日本標準産業分類(細分類コード)による分類方法】

定期報告書作成のポイント(特定-第3表)②

※⽇本標準産業分類については、以下を参照のことhttp://www.stat.go.jp/index/seido/sangyo/25index.htmまた、⾃社で⾏っている産業分類番号を以下から検索可能。(分類検索システム)以下のURLより「⽇本標準産業分類」を選択。http://www.e‐stat.go.jp/SG1/htoukeib/htoukeib.do

33

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事業の決定⽅法のイメージは下図の通り

定期報告書作成のポイント(特定-第3表)③

・複数の⼯場等にかかる事業分類が同⼀であっても、事業の内容(Ⓔ(⽣産数量⼜は建物延床⾯積その他のエネルギーの使⽤量と密接な関係を持つ値)等)が異なる場合には事業の内容ごとに整理し、2段以上の欄に分けて記⼊することができる。

・記⼊欄が4つ以上となる場合は、新たに記⼊欄を設けて記⼊。

34

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エネルギー消費原単位=(A-B-B ʻ)/C

A=エネルギー使⽤量(燃料の使⽤量、他⼈から供給された熱の使⽤量、他⼈から供給された電気の使⽤量)

B=販売した副⽣エネルギーの量(外販したエネルギー量)Bʻ=購⼊した未利⽤熱の量C=エネルギーの使⽤量と密接な関係を持つ値(例︓⽣産数量、売上⾼、建物床⾯積、建物床⾯積、⼊場者数、外来者数、ベッド

数×稼働率 等)※「A」、「B」、「Bʻ」は原油換算klとして計算。

定期報告書作成のポイント(特定-第3表)④

特定第3表Ⓔ

「エネルギーの使⽤量と密接な関係を持つ値」を変更する場合

⇒以下の内容を記載した説明資料を別紙として作成し、定期報告書の添付資料として提出。●変更をする理由(省エネの実態をより正確に反映できるようにするための変更であること)●新旧単位による⽣産数量等およびその変更に伴う新旧原単位の推移を、報告実績年度を含む過去5年度および5年度間の平均値について、時系列で記載

※判断基準に位置付けられた、⾃社の省エネに係る指標(数値⽬標)であるエネルギー消費原単位に直結するという性質上、頻繁に変更する事は好ましくないため、エネルギー管理統括者等を交えた⼗分な検討の結論としてください。

資料は、特定第4表、指定第4〜6表の説明資料を兼ねて結構です

35

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a事務所(1,500kl)

主として管理事務を行う本社等(細分類番号:5900)

自動車部分品・付属品小売業(細分類番号:5913)

c営業所(200kl)

自動車小売業(細分類番号:5911)

b店舗(2,000kl)

定期報告書作成のポイント(特定-第3表)⑤

エネルギーの使⽤と密接な関係をもつ値

建物延床⾯積(12,000㎡)

エネルギーの使⽤と密接な関係をもつ値

建物延床⾯積(24,000㎡)

エネルギーの使⽤と密接な関係をもつ値

建物延床⾯積(1,500㎡)

事業者全体のエネルギーの使用と密接な関係を持つ値

建物延床面積37,500㎡

d事務所(700kl)

主として管理事務を行う本社等(細分類番号:0900)

雑穀・豆類卸売業(細分類番号:5212)

f営業所(200kl)

小麦粉製造業(細分類番号:0962)

e工場(2,000kl)

エネルギーの使⽤と密接な関係をもつ値

建物延床⾯積(12,000㎡)

エネルギーの使⽤と密接な関係をもつ値

⽣産重量(24,000トン)

エネルギーの使⽤と密接な関係をもつ値売上⾦額

(570,000(千円))

建物延床面積12,000㎡

生産重量24,000トン

売上金額570,000千円

作成のポイント⑥~⑦を参照 作成のポイント

⑧~⑨を参照

【事業者全体のエネルギー消費原単位及び対前年度比の算出方法について】特定-第3表のうち、エネルギーの使用に係る原単位(エネルギー消費原単位)の算出に当たっては、以下の算定方法があります。

エネルギーの使用と密接な関係を持つ値(原単位の分母)を

事業者全体で1つに設定できる場合エネルギーの使用と密接な関係を持つ値(原単位の分母)を

事業者全体で1つに設定できない場合

例:自動車小売業を主たる事業とするA社 例:小麦粉製造業を主たる事業とするB社

事業者全体のエネルギーの使用と密接な関係を持つ値

36

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特定-第3表 事業者の全体及び事業分類ごとのエネルギーの使用に係る原単位等及び電気需要平準化評価原単位等

1 エネルギーの使用に係る原単位等

備考 1 エネルギー管理指定工場等及びエネルギー管理指定工場等以外の工場等を事業分類ごとに合計した値をそれぞれ記入する。

2 工場等に係る事業の名称及び細分類番号は、日本標準産業分類とする。事業分類が4分類以上になる場合には、項の追加を行うこと。

3 事業者全体の「エネルギーの使用に係る原単位Ⓦ」の算出が難しい場合は、「エネルギーの使用に係る原単位の対前年度比の寄与度の合計値Ⓩ」を事業者全体のエネルギ

ーの使用に係る原単位の対前年度比としてもよい。その際、ⓋⓌⓍⓎは記入不要。

4 事業者全体の「エネルギーの使用に係る原単位Ⓦ」が算出できる場合は、事業分類ごとのⒶⒷⒷ’Ⓒ及び事業者全体のⓈからⓎまで記入すること。

事業分類

事業分類ごとのエネルギーの使用に係る原単位等の計算

エネルギー

の使用量

(原油換算

kl)

販売した副

生エネルギ

ーの量

(原油換算

kl)

購入した未

利用熱の量

(原油換算

kl)

Ⓑ’

Ⓒ=Ⓐ-Ⓑ

-Ⓑ’

Ⓒの構成割

(%)

Ⓓ=Ⓒ/Ⓤ

×100

生産数量又は建

物延床面積その

他のエネルギー

の使用量と密接

な関係をもつ値

エネルギー

の使用に係

る原単位

Ⓕ=Ⓒ/Ⓔ

エネルギー

の使用に係

る前年度の

原単位

エネルギーの

使用に係る原

単位の対前年

度比

(%)

Ⓗ=Ⓕ/Ⓖ

×100

エネルギーの

使用に係る原

単位の対前年

度比の寄与度

(%)

Ⓘ=Ⓓ×Ⓗ

/100

1

工場等に係る事業の名称

婦人服小売業 5,000 5,000

細分類 番号

5 7 3 1 (名称: ) (単位: )

2

工場等に係る事業の名称

かばん・袋物 小売業

2,500 2,500

細分類 番号

5 7 9 1 (名称: ) (単位: )

3

工場等に係る事業の名称

洋品雑貨・小間物小売業

500 500

細分類 番号

5 7 9 3 (名称: ) (単位: )

事業者全体

Ⓢ (合計)

8,000

Ⓣ (合計)

Ⓣ’(合計) Ⓤ (合計)

8,000 100%

Ⓥ 4,300 (名称:売上高)

(単位:百万円)

1,860 Ⓧ

1,858 Ⓨ=Ⓦ/Ⓧ×

100.1

Ⓩ=

①+②+③+…

【エネルギーの使⽤と密接な関係を持つ値(原単位の分⺟)を事業者全体で1つに設定できる場合】① ⽇本標準産業分類の細分類に基づいた事業ごとに、 Ⓐ欄にエネルギーの使⽤量を原油換算klで記⼊。 Ⓑ欄に販売副

⽣エネルギーの量、Ⓑ’に購⼊した未利⽤熱の量を記⼊。 Ⓒ欄にはⒶ-ⒷーⒷ’の量を記⼊。② Ⓐ Ⓑ Ⓑ’ Ⓒ Ⓔのそれぞれの合計値を Ⓢ Ⓣ Ⓣ’ Ⓤ Ⓥ に記⼊し、 Ⓤ /Ⓥにより事業者全体の「エネルギー使⽤に

係る原単位 Ⓦ 」を算出。③ 上記前年度の原単位 Ⓧ 及び対前年度⽐Ⓨを記⼊。対前年度⽐は、百分率(%)で計算し、⼩数点第2位を四捨五

⼊して⼩数点第1位まで記⼊。④ 「エネルギーの使⽤に係る原単位」及び「エネルギーの使⽤に係る前年度の原単位」は、原則、有効数字4桁で記

⼊。

③④

定期報告書作成のポイント(特定-第3表)⑥

更新されていない場合があるので注意

37

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① 第3表2については、第3表1 と同様に作成。② 電気需要平準化評価原単位Ⓕʼは、電気需要平準化時間帯の買電量Ⓐʼに「評価係数α(=1.3)-1」を乗じたものにエネルギー使⽤量Ⓐを加えた合計Ⓒʼを、ʼエネルギー使⽤量と密接な関係を持つ値Ⓔで除して算定。

2 電気需要平準化評価原単位等

備考 1 エネルギー管理指定工場等及びエネルギー管理指定工場等以外の工場等を事業分類ごとに合計した値をそれぞれ記入する。なお、工場等の事業分類は、「特定-第 3表 1

エネルギーの使用に係る原単位等」と同じでなければならない。

2 事業者全体の「電気需要平準化評価原単位Ⓦ’」の算出が難しい場合は、「電気需要平準化評価原単位の対前年度比の寄与度の合計値Ⓩ’」を事業者全体の電気需要平準

化評価原単位の対前年度比としてもよい。その際、Ⓥ Ⓦ’Ⓧ’Ⓨ’は記入不要。

3 事業者全体の「電気需要平準化評価原単位Ⓦ’」が算出できる場合は、事業分類ごとのⒶ Ⓐ’Ⓑ Ⓑ’Ⓒ’及び事業者全体のⓈからⓎ’まで記入すること。

4 Ⓒ’の評価係数は 1.3 とすること

事業分類

事業分類ごとの電気需要平準化評価原単位等の計算

エネルギー

の使用量

(原油換算

kl)

電気需要平

準化時間帯

の買電量

(原油換算

kl)

Ⓐ’

販 売 し た

副 生 エ ネ

ル ギ ー の

量(原油換

算 kl)

購 入 し た

未 利 用 熱

の量

( 原 油 換

算 kl)

Ⓑ’

Ⓒ’=

Ⓐ+Ⓐ’×(評

価係数-1)

-Ⓑ-Ⓑ’

Ⓒ の 構 成

割合(%)

(特定第 3

表 1のⒹと

同じ値)

生産数量又は建

物延床面積その

他のエネルギー

の使用量と密接

な関係をもつ値

電気需要平

準化評価原

単位

Ⓕ’=

Ⓒ’/Ⓔ

前年度の電

気需要平準

化評価原単

Ⓖ’

電気需要平準

化評価原単位

の対前年度比

(%)

Ⓗ’=

Ⓕ’/Ⓖ’×100

電気需要平準

化評価原単位

の対前年度比

の寄与度(%)

Ⓘ’=

Ⓓ×Ⓗ’/100

1

工場等に係る事

業の名称

婦人服小売業 5,000 3,000 5,900

①’

細分類

番号

5 7 3 1 (名称: )

(単位: )

2

工場等に係る事

業の名称

かばん・袋物小売業

2,500 750 2,725

②’

細分類

番号

5 7 9 1 (名称: )

(単位: )

3

工場等に係る事

業の名称

洋品雑貨・小間物小売業

500 300 590

③’

細分類

番号

5 7 9 3 (名称: )

(単位: )

事業者全体

Ⓢ(合計)

8,000

(合計)

4.050

Ⓣ(合計) Ⓣ’(合計) Ⓤ’(合計)

9,215 100%

Ⓥ 4,300 (名称:売上高)

(単位:百万円)

Ⓦ’

2,143 Ⓧ’

2,105 Ⓨ’=Ⓦ’/

Ⓧ’×100

101.8

Ⓩ’= ①’

+②’+③’+…

定期報告書作成のポイント(特定-第3表)⑦

38

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特定-第3表 事業者の全体及び事業分類ごとのエネルギーの使用に係る原単位等及び電気需要平準化評価原単位等

1 エネルギーの使用に係る原単位等

備考 1 エネルギー管理指定工場等及びエネルギー管理指定工場等以外の工場等を事業分類ごとに合計した値をそれぞれ記入する。

2 工場等に係る事業の名称及び細分類番号は、日本標準産業分類とする。事業分類が4分類以上になる場合には、項の追加を行うこと。

3 事業者全体の「エネルギーの使用に係る原単位Ⓦ」の算出が難しい場合は、「エネルギーの使用に係る原単位の対前年度比の寄与度の合計値Ⓩ」を事業者全体のエネルギーの使用に係る原

単位の対前年度比としてもよい。その際、ⓋⓌⓍⓎは記入不要。

4 事業者全体の「エネルギーの使用に係る原単位Ⓦ」が算出できる場合は、事業分類ごとのⒶⒷⒷ’Ⓒ及び事業者全体のⓈからⓎまで記入すること。

事業分類

事業分類ごとのエネルギーの使用に係る原単位等の計算

エネルギーの

使用量

(原油換算

kl)

販売した副生

エネルギーの

(原油換算

kl)

購入した未

利用熱の量

(原油換算

kl)

Ⓑ’

Ⓒ=Ⓐ-Ⓑ

-Ⓑ’

Ⓒの構成

割合

(%)

Ⓓ=Ⓒ/Ⓤ

×100

生産数量又は建物延

床面積その他のエネ

ルギーの使用量と密

接な関係をもつ値

エネルギー

の使用に係

る原単位

Ⓕ=Ⓒ/Ⓔ

エネルギーの

使用に係る前

年度の原単位

エネルギーの

使用に係る原

単位の対前年

度比

(%)

Ⓗ=Ⓕ/Ⓖ

×100

エネルギーの

使用に係る原

単位の対前年

度比の寄与度

(%)

Ⓘ=Ⓓ×Ⓗ/100

1

工場等に係る事業の名

製鋼・製鋼圧延業 18,943 18,943 90.5 102,390

1,850 0.1870 98.9 ① 89.5

細分類 番号

2 2 2 1 (名称:粗鋼量) (単位:トン)

2

工場等に係る事業の名

主といて管理事務を行う本社等

1,854 1,854 8,9 33,000

0.05618 0.05720 98.2 ② 8.7

細分類 番号

2 2 0 0 (名称:延べ床面積) (単位:㎡ )

3

工場等に係る事業の名

その他の管理、補助的経済活動を行う事業所

122 122 0.6 2,000

0.06100 0.06100 100 ③ 0.6

細分類 番号

2 2 0 9 (名称:延べ床面積×

営業時間 ) (単位:㎡×時間)

事業者全体

Ⓢ (合計)

20,919

Ⓣ (合計) Ⓣ’(合計) Ⓤ (合計)

20,919 100%

(名称: )

(単位: )

Ⓧ Ⓨ=Ⓦ/Ⓧ×

100

Ⓩ=

①+②+③+…

98.8

① ⽇本標準産業分類の細分類に基づいた事業ごとに、エネルギーの使⽤量、⽣産数量と密接な関係を持つ値を記⼊し、エネルギー消費原単位を算出。原単位については、原則、有効数字4桁で記⼊。

② 複数の⼯場・事業場における事業(分類番号)が同⼀であっても、密接な関係を持つ値Ⓔが異なる場合には、事業分類を分けて記⼊してもよい。

③ 各事業分類ごとのエネルギー使⽤量 Ⓒ の構成割合( Ⓓ )を算出する。 (Ⓓは、合計して100%になるようにする。100%にならない場合は、⼀番⼤きい値で調節するのが望ましい。)

④ エネルギーの使⽤に係る原単位の対前年度⽐ Ⓗ に Ⓓ の構成割合を乗じて「エネルギーの使⽤に係る 原単位の対前年度⽐の寄与度 Ⓘ 」を算出。 Ⓘ = Ⓓ × Ⓗ /100

⑤ この事業ごとの寄与度を合計した値( Ⓩ )を、事業者全体のエネルギー消費原単位の対前年度⽐とする。対前年度⽐は、百分率(%)で計算し、⼩数点第2位を四捨五⼊して⼩数点第1位まで記⼊。

⑥ Ⓥ Ⓦ Ⓧ Ⓨ は記⼊不要。

【エネルギーの使⽤と密接な関係を持つ値(原単位の分⺟)を事業者全体で1つに設定できない場合】

③ ④①

定期報告書作成のポイント(特定-第3表)⑧

②①

39

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2 電気需要平準化評価原単位等

備考 1 エネルギー管理指定工場等及びエネルギー管理指定工場等以外の工場等を事業分類ごとに合計した値をそれぞれ記入する。なお、工場等の事業分類は、「特定-第 3表 1

エネルギーの使用に係る原単位等」と同じでなければならない。

2 事業者全体の「電気需要平準化評価原単位Ⓦ’」の算出が難しい場合は、「電気需要平準化評価原単位の対前年度比の寄与度の合計値Ⓩ’」を事業者全体の電気需要平準

化評価原単位の対前年度比としてもよい。その際、Ⓥ Ⓦ’Ⓧ’Ⓨ’は記入不要。

3 事業者全体の「電気需要平準化評価原単位Ⓦ’」が算出できる場合は、事業分類ごとのⒶ Ⓐ’Ⓑ Ⓑ’Ⓒ’及び事業者全体のⓈからⓎ’まで記入すること。

4 Ⓒ’の評価係数は 1.3 とすること

事業分類

事業分類ごとの電気需要平準化評価原単位等の計算

エネルギー

の使用量

(原油換算

kl)

電気需要平

準化時間帯

の買電量

(原油換算

kl)

Ⓐ’

販 売 し た

副 生 エ ネ

ル ギ ー の

量(原油換

算 kl)

購 入 し た

未 利 用 熱

の量

( 原 油 換

算 kl)

Ⓑ’

Ⓒ’=

Ⓐ+Ⓐ’×(評

価係数-1)

-Ⓑ-Ⓑ’

Ⓒ の 構 成

割合(%)

(特定第 3

表1のⒹと

同じ値)

生産数量又は建物

延床面積その他の

エネルギーの使用

量と密接な関係を

もつ値

電 気 需 要

平 準 化 評

価原単位

Ⓕ’=

Ⓒ’/Ⓔ

前年度の電

気需要平準

化評価原単

Ⓖ’

電気需要平準

化評価原単位

の対前年度比

(%)

Ⓗ’=

Ⓕ’/Ⓖ’×100

電気需要平準

化評価原単位

の対前年度比

の寄与度(%)

Ⓘ’=

Ⓓ×Ⓗ’/100

1

工場等に係る事

業の名称

製鋼・製鋼圧延業

17,514 10,509 20,667 83.4 102,390

0.2018 0.2060 98.0 ①’81.7

細分類

番号

2 2 2 1 (名称:粗鋼量)

(単位:トン )

2

工場等に係る事

業の名称

主として管理事務を行う本社等

2,054 1,232 2,424 9.8 33,000

0.07345 0.07620 96.4 ②’ 9.4

細分類

番号

2 2 0 0 (名称:延床面積)

(単位:㎡)

3

工場等に係る事

業の名称

その他の管理、補助的経済活動を行う事業所

1,432 859 1,690 6.8 20,000

0.08450 0.08450 100 ③’ 6.8

細分類

番号

2 2 0 9 (名称:延べ床面積

×営業時間 ) (単位:㎡×時間)

事業者全体

Ⓢ(合計)

21,000

(合計)

12,600

Ⓣ(合計) Ⓣ’(合計) Ⓤ’(合計)

24,781 100%

(名称: )

(単位: )

Ⓦ’

Ⓧ’ Ⓨ’=Ⓦ’/

Ⓧ’×100

Ⓩ’= ①’

+②’+③’+…

97.9

① 第3表2については、第3表1 と同様に作成。② 電気需要平準化評価原単位Ⓕʼは、電気需要平準化時間帯の買電量Ⓐʼに「評価係数α(=1.3)-1」を乗じたものにエネルギー使⽤量Ⓐを加えた合計Ⓒʼを、ʼエネルギー使⽤量と密接な関係を持つ値Ⓔで除して算定。

定期報告書作成のポイント(特定-第3表)⑨

40

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定期報告書作成のポイント(特定-第4表)①事業者の過去5年間のエネルギー使⽤に係る原単位の変化状況を記⼊。【エネルギーの使⽤と密接な関係を持つ値(原単位の分⺟)を事業者全体で1つに設定できる場合】

① 過去の年度の原単位及び対前年度⽐を記⼊。・報告対象年度の4年前〜1年前の原単位、前年度⽐欄については、前年度の報告書から転記・報告対象年度の原単位(特定-第3表の Ⓦ )および対前年度⽐(%)(特定-第3表の Ⓨ )は⼀番右の欄に(直近の報告値が右に来るよう)記⼊。

② 直近5年度間の途中で報告義務が発⽣した場合には、報告を始めた年度の値から記⼊。③ 原単位については、原則、有効数字4桁で記⼊。④ 5年度間の平均原単位変化の欄に、過去5年度間の対前年度⽐をそれぞれ乗じた値を4乗根し、⼩数点第2位を四捨五⼊して⼩数点第1位まで記⼊。 ( Ⓙ × Ⓚ × Ⓛ × Ⓜ )1/4 (%)

平成27

1.915 1.858

平成28

100.2

平成26

1.912

97.0

平成25

1.951

98.0なお、過去5年度間の記載無い場合(4年度間以下になる場合)は、5年度間平均原単位変化欄には

何も記⼊しない。

平成28

1.858 1.862

平成29

97.0

平成27

1.915

100.2

平成26

1.912

100.2

平成29

1.862

100.2 98.8

↓平成27年度(平成26年度実績)から報告されている事業者の例

41

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特定-第4表 事業者の過去5年度間のエネルギーの使用に係る原単位及び電気需要平準化評価原単位の

変化状況

1 エネルギーの使用に係る原単位

25 年度

26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 5年度間平均原

単位変化

エネルギーの使用に係る原単位 1.951 1.912 1.915 1.858 1.860

対前年度比(%) Ⓙ98.0 Ⓚ100.2 Ⓛ97.0 Ⓜ100.1 98.8

備考 特定-第3表1において事業分類ごとのエネルギーの使用に係る原単位の対前年度比の寄与度から

「事業者全体のエネルギーの使用に係る原単位の対前年度比(%)Ⓩ」を求めた場合は、対前年度

比(%)のみ記入する。

2 電気需要平準化評価原単位

年度

26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 5年度間平均原

単位変化

電気需要平準化評価原単位 2.015 2.023 1.981 2.005

対前年度比(%) Ⓙ’ Ⓚ’100.4 Ⓛ’98.0 Ⓜ’101.2

備考 特定-第3表2において事業分類ごとの電気需要平準化評価原単位の対前年度比の寄与度から「事

業者全体の電気需要平準化評価原単位の対前年度比(%)Ⓩ’」を求めた場合は、対前年度比(%)

のみ記入する。

定期報告書作成のポイント(特定-第4表)②

※本年度報告において電気需要平準化評価原単位を遡及して作成しない場合は未記⼊(記⼊は任意)

電気需要平準化評価原単位は、平成26年度実績以降(27年度実績分以降から報告頂いている事業者はその年度以降)の記載があれば結構です。

平成30年度報告において、25年度実績分も含めて記載いただくことは任意(※)です。なお過去5年度のデータの記載が無い場合は、5年度間平均原単位変化欄には数字を記⼊しないでください。

<電気需要平準化評価原単位に係る留意事項><電気需要平準化評価原単位に係る留意事項>

過去5年間のデータの記載がない場合は「5年度平均原単位変化」欄は空欄にしてください(記載頂いている期間の平均値等の記載はしないでください)

(※)平成25年の法改正に伴い、平成27年度提出(平成26年度実績値)の報告から電気需要平準化評価原単位の報告をお願いしているため、平成25年度の実績値の報告は任意です。なお、記載頂いた場合は事業者クラス分け評価制度の評価の対象指標となりますが、原単位と電気需要評価原単位のいずれかを満たせばよいため、不利にはなりません。

42

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【エネルギーの使⽤と密接な関係を持つ値を事業者全体で1つに設定できない場合① エネルギーの使⽤に係る原単位の欄は空欄。原単位を算出している年度と対前年度⽐を

記⼊(直近5年度間の途中で報告義務が発⽣した場合には、報告を始めた年度の値から記⼊。 5年度間に満たない場合は右詰め。)。なお、特定第3表にて 求めたⓏが、本表のⓂと⼀致する。

② 5年度間の平均原単位変化の欄に、過去5年度間の対前年度⽐をそれぞれ乗じた値を4乗根し、⼩数点第2位を四捨五⼊して⼩数点第1位まで記⼊。

( Ⓙ × Ⓚ × Ⓛ × Ⓜ )1/4 (%)

99.9

定期報告書作成のポイント(特定-第4表)③

97.9

平成27 平成28

100.2

平成26

97.0

平成25

98.0

なお、過去5年度間の記載無い場合(4年度間以下になる場合)は、5年度間平均原単位変化欄には何も記⼊しない。

平成28 平成29

97.0

平成27

100.2

平成26

100.2

平成29

100.2 98.8

↓平成27年度(平成26年度実績)から報告されている事業者の例

43

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特定-第4表 事業者の過去5年度間のエネルギーの使用に係る原単位及び電気需要平準化評価原単位の変化状

1 エネルギーの使用に係る原単位

25 年度

26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 5年度間平均

原単位変化

エネルギーの使用に係る原単位

対前年度比(%) Ⓙ98.0 Ⓚ100.2 Ⓛ97.0 Ⓜ100.2 98.8

備考 特定-第3表1において事業分類ごとのエネルギーの使用に係る原単位の対前年度比の寄与度から「事業

者全体のエネルギーの使用に係る原単位の対前年度比(%)Ⓩ」を求めた場合は、対前年度比(%)のみ

記入する。

2 電気需要平準化評価原単位

年度

26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 5年度間平均

原単位変化

電気需要平準化評価原単位

対前年度比(%) Ⓙ’ Ⓚ’100.5 Ⓛ‘96.5 Ⓜ’100.1

備考 特定-第3表2において事業分類ごとの電気需要平準化評価原単位の対前年度比の寄与度から「事業者全

体の電気需要平準化評価原単位の対前年度比(%)Ⓩ’」を求めた場合は、対前年度比(%)のみ記入する。

定期報告書作成のポイント(特定-第4表)④

※電気需要平準化評価原単位を遡及して作成しない場合は未記⼊

44

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定期報告書作成のポイント(特定-第5表)①過去5年度間の原単位が年平均1%以上改善できなかった場合はその理由を(イ)に記⼊、事業者の報告対象年度の原単位が前年度に⽐べ改善できなかった場合はその理由を(ロ)に記⼊。(第5表 1)①過去5年度間のエネルギーの使⽤に係る原単位が平均1%以上改善できなかった場合(第4表の5年度間平均原単位変化欄が99.0%を超えた場合)は、その理由を(イ)に具体的に記⼊。(直近5年度間の前年度⽐の欄が満たされていない場合は、記載不要。)

②前年度に⽐べエネルギーの使⽤に係る原単位が改善できなかった場合(特定-第4表の対前年度⽐ Ⓜ が100.0%以上の場合)は、その理由を(ロ)に具体的に記⼊。

特定-第5表 エネルギーの使用に係る原単位及び電気需要平準化評価原単位が改善できなかった場合の理由

1 事業者の過去5年度間のエネルギーの使用に係る原単位が年平均1%以上改善できなかった場合(イ)

又は事業者のエネルギーの使用に係る原単位が前年度に比べ改善できなかった場合(ロ)の理由

(イ)の理由

(例)

平成25年度より主力事業の一つである電解ソーダ事業から撤退し、新たに高機能素材開発、

及び、製造・販売を開始した。そのため、エネルギー消費量自体は若干減少しているものの、

原単位の分母が重量であるため、高付加価値品が増加した影響により、原単位が悪化した。

(ロ)の理由

(例)

海外向け高機能素材の生産量が増加した影響に加え、平成28年10月に○○工場において

計画外停止があったため、原単位が悪化した。

備考 (イ)及び(ロ)共に該当する場合、双方記載すること。

45

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定期報告書作成のポイント(特定-第5表)②過去5年度間の原単位が年平均1%以上改善できなかった場合はその理由を(ハ)に記⼊、事業者の報告対象年度の原単位が前年度に⽐べ改善できなかった場合はその理由を(ニ)に記⼊。(第5表 2)①過去5年度間の電気需要平準化評価原単位が平均1%以上改善できなかった場合(第4表の5年度間平均原単位変化が99.0%を超えた場合)は、その理由を(ハ)に具体的に記⼊。(直近5年度間の前年度⽐の欄が満たされていない場合は、記載不要。

②前年度に⽐べ電気需要平準化評価原単位が改善できなかった場合(特定-第4表の対前年度⽐ Ⓜʻ が 100.0%以上の場合)は、その理由を(ニ)に具体的に記⼊。

2 事業者の過去5年度間の電気需要平準化評価原単位が年平均1%以上改善できなかった場合(ハ)又は事

業者の電気需要平準化評価原単位が前年度に比べ改善できなかった場合(ニ)の理由

(ハ)の理由

(例)

主な理由としてはは(イ)と同じであるが、平成27年度から人員確保のため、24時間3交代

勤務で操業していたラインの一部を、昼間時間帯の1直での生産に切り替えたことにより、平準化

評価原単位のほうが指標が悪化した。

(ニ)の理由

(例)

平成28年10月の計画外停止に伴う受注残を挽回するため、12月~平成29年2月にかけて、

一部鋳造製品について昼間時間帯にも生産を実施したため、エネルギー消費原単位は若干改善と

なったものの、電気需要平準化評価原単位としては悪化した。

備考 (ハ)及び(二)共に該当する場合、双方記載すること。

46

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特定-第6表 ベンチマーク指標の状況(該当する事業者のみ記入)

区分

対象となる事業の名称

(セクター)

ベンチマーク指標の状況

(単位)

対象事業のエネルギー使用量

(原油換算 kl)

1B 電炉による普通鋼製造業 0.143kl/t 18,943

備考 「区分」の欄には、工場等におけるエネルギーの使用の合理化に関する事業者の判断の基準(平成21年3

月31日経済産業省告示第66号)の別表第6に規定する区分のいずれかを記入すること。

特定-第6表 ベンチマーク指標の状況(該当する事業者のみ記入)

区分

対象となる事業の名称

(セクター)

ベンチマーク指標の状況

(単位)

対象事業のエネルギー使用量

(原油換算 kl)

備考 「区分」の欄には、工場等におけるエネルギーの使用の合理化に関する事業者の判断の基準(平成21年3

月31日経済産業省告示第66号)の別表第6に規定する区分のいずれかを記入すること

定期報告書作成のポイント(特定-第6表)①事業者の行う事業に関連するベンチマーク指標がある場合には、『ベンチマーク指標の状況』を記入。

① 事業者が『判断基準』別表第6(※次ページ参照)に定めるベンチマーク対象事業を⾏っている場合のみ記⼊。対象事業を⾏っていない場合には、斜線を引く。

② 実施しているセクターごとに『判断基準』別表第6(※次ページ参照)に⽰された事業の区分及び名称を記⼊。

③ 対象事業のベンチマーク指標の状況及びエネルギー使⽤量を記⼊。

※対象事業を⾏っていない場合

※対象事業を⾏っている場合

47

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区分 事業 ベンチマーク指標 ⽬指すべき⽔準

1A ⾼炉による製鉄業 粗鋼⽣産量当たりのエネルギー使⽤量 0.531kℓ/t以下

1B 電炉による普通鋼製造業 上⼯程の原単位(粗鋼量当たりのエネルギー使⽤量)と下⼯程の原単位(圧延量当たりのエネルギー使⽤量)の和 0.143kℓ/t以下

1C 電炉による特殊鋼製造業 上⼯程の原単位(粗鋼量当たりのエネルギー使⽤量)と下⼯程の原単位(圧延量当たりのエネルギー使⽤量)の和 0.36kℓ/t以下

2 電⼒供給業 ⽕⼒発電効率A指標⽕⼒発電効率B指標

1.00以上44.3%以上

3 セメント製造業 原料⼯程、焼成⼯程、仕上げ⼯程、出荷⼯程等それぞれの⼯程における⽣産量(出荷量)当たりのエネルギー使⽤量の和 3,739MJ/t以下

4A 洋紙製造業 洋紙製造⼯程の洋紙⽣産量当たりのエネルギー使⽤量 6,626MJ/t以下

4B 板紙製造業 板紙製造⼯程の板紙⽣産量当たりのエネルギー使⽤量 4,944MJ/t以下

5 ⽯油精製業 ⽯油精製⼯程の標準エネルギー使⽤量(当該⼯程に含まれる装置ごとの通油量に適切であると認められる係数を乗じた値の和)当たりのエネルギー使⽤量 0.876以下

6A ⽯油化学系基礎製品製造業 エチレン等製造設備におけるエチレン等の⽣産量当たりのエネルギー使⽤量 11.9GJ/t以下

6B ソーダ⼯業 電解⼯程の電解槽払出カセイソーダ重量当たりのエネルギー使⽤量と濃縮⼯程の液体カセイソーダ重量当たりの蒸気使⽤熱量の和 3.22GJ/t以下

7 コンビニエンスストア業 当該事業を⾏っている店舗における電気使⽤量の合計量を当該店舗の売上⾼の合計量にて除した値 845kWh/百万円以下

8 ホテル業 当該事業を⾏っているホテルのエネルギー使⽤量を当該ホテルと同じ規模、サービス、稼働状況のホテルの平均的なエネルギー使⽤量で除した値 0.723以下

9 百貨店業 当該事業を⾏っている百貨店のエネルギー使⽤量を当該百貨店と同じ規模、売上⾼のホテルの平均的なエネルギー使⽤量で除した値 0.792以下

平成30年度報告(平成29年度実績)から

『判断基準』別表6

定期報告書作成のポイント(特定-第6表)②

48

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定期報告書作成のポイント(特定-第7表)①

ベンチマークの対象事業所は、名古屋⼯場、名古屋第⼆⼯場です。基準ベンチマークとの差は、0.143-0.1850=▲0.042となります。<未達理由>基準ベンチマークに⽐べ、“0.042”が未達であった。この未達分のうち、景気後退により⼯場の稼働率が8割に落ち込んだことによる影響が70%を占め、残り30%の要因は環境対策の強化のため、EP(電気集塵機)を増強したことにより固定電⼒量がアップしたため。

『判断基準』別表第6に定めるベンチマーク対象事業を行っている場合のみ、判断基準のベンチマークの状況に関し参考となる情報(例:未達理由)などを記入する。

① ⽬指すべき⽔準と⽐較するなど分析し、未達の理由や当該事業者が置かれている事情等、参考となる情報を記⼊。

② 対象事業を⾏っていない場合には、斜線を引く。

※対象事業を⾏っている場合

※対象事業を⾏っていない場合

49

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特定第7表の2 電⼒供給業のベンチマーク指標の算出に関し、参考となる情報(該当する事業者のみ記⼊)

特定第7表の3 電⼒供給業のベンチマーク指標の向上に関して共同で実施した措置に関し、参考となる情報(該当する事業者のみ記⼊)

定期報告書作成のポイント(特定-第7表)②

2 電力供給業のベンチマーク指標の算出に関し、参考となる情報

発電方式 発電効率

(%)

火力発電量に占める発電量比率

(%)

石炭による火力発電

可燃性天然ガス及び

都市ガスによる 火力発電

石油その他の燃料に

よる火力発電

備考 電力供給業のベンチマーク指標の算出に関して用いた発電方式ごとの「発電効率」と「火力発電量に

占める発電量比率」を記入すること。

設備の名称 燃料種ごとの基本情報 (①燃料種名、②年間使用量、③熱量構成比(%)、④原料原産国

(バイオマスのみ記入))

設備から得られた電気のエネルギー量(千 kWh) 設備から得られた熱のエネルギーのうち熱として活用された量

(GJ)

設備に投入したエネルギー量(GJ) 設備に投入した副生物のエネルギー量(GJ) 設備に投入したバイオマスのエネルギー量(GJ) 備考 電力供給業のベンチマーク指標の算出に関して用いた発電設備のうち、副生物又はバイオマスを投入

した発電設備については投入した副生物又はバイオマスのエネルギー量等、熱電併給型動力発生装置に

ついては熱として活用した量等を記入すること。

3 電力供給業のベンチマーク指標の向上に関して共同で実施した措置に関し、参考となる情報

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定期報告書作成のポイント(特定-第8表)① 事業者としての『判断基準』等の遵守状況を報告。 (Ⅰ基準部分 前段)

① 『判断基準』に従って、Ⅰ ア〜クの事項の遵守状況およびⅡの状況を記⼊。該当するもの(いずれかひとつ)にレ印⼜は■印をつける。「整備していない」に該当する項⽬については、整備完了予定年度を記⼊。

② エネルギー管理統括者を中⼼とした全社的なエネルギー管理組織が整備され、エネルギー管理統括者・企画推進者、エネルギー管理者・管理員(エネルギー管理指定⼯場等を有する場合)を選任し、届出している場合には、アの「整備している」及びイの「配置している」の項⽬にレ印⼜は■印をつける。

③ ウの「エネルギーの使⽤合理化の取組⽅針」とは、エネルギー管理組織や体制、省エネの⽬標、省エネ設備の新設、更新等に関する事項を規定したものであり、これを社内⽂書として規定し整備している場合には「整備している」の項⽬にレ印⼜は■印をつける。

④ 各⼯場等における取組⽅針の遵守状況の確認・評価・改善指⽰を実施している場合には、エの「実施している」の項⽬にレ印⼜は■印をつける。

⑤ 策定された取り組み⽅針とその評価⽅法を定期的に⾒直し、(必要に応じ)改正を⾏っている場合には、オの「実施している」の項⽬にレ印⼜は■印をつける。

(※)「ウ」で取組⽅針を整備していない場合、エ及びオは実施していないことになります。)

⑥ Ⅱ ISO50001の認証取得状況について記載。

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特定-第8表 事業者のエネルギーの使用の合理化に関する判断の基準の遵守状況

Ⅰ エネルギーの使用の合理化の基準

ア.エネルギーの使用の合理化を図るための管理体制の整備状況 ■ 整備している

□ 整備していない(整備完了予定年 年度)

イ.エネルギー管理に係る責任者の配置状況 ■ 配置している

□ 配置していない

ウ.設置している工場等又は加盟している工場等におけるエネルギーの使用の合理

化の取組方針(エネルギーの使用の合理化に関する目標、設備の新設及び更新

に対する方針)(以下「取組方針」という。)の整備状況

■ 整備している

□ 一部整備している

□ 整備していない(整備完了予定年 年度)

エ.設置している工場等又は加盟している工場等における取組方針の遵守確認及び

評価状況(評価結果が不十分である場合には、その改善の状況)

■ 実施している

□ 一部実施している

□ 実施していない

オ.取組方針及び遵守状況の評価手法の精査、必要に応じた変更の状況

■ 実施している

□ 一部実施している

□ 実施していない

カ.エネルギーの使用の合理化を図るために必要な資金・人材の確保の実施状況

■ 実施している

□ 一部実施している

□ 実施していない

キ.設置している工場等又は加盟している工場等における従業員への取組方針の周

知の実施状況及びエネルギーの使用の合理化に関する教育の実施状況

■ 実施している

□ 一部実施している

□ 実施していない

ク.設置している工場等又は加盟している工場等に係る名称、所在地及びエネルギ

ー使用量を記載した書面並びにア.の管理体制、ウ.の取組方針及びエ.の遵

守状況・評価結果を記載した書面の作成、更新、保管状況

□ 整備している

■ 一部整備している

□ 整備していない(整備完了予定年 年度)

Ⅱ エネルギーの使用の合理化の目標及び計画的に取り組むべき措置

ISO50001 の活用状況

□ 認証取得している

■ 認証取得を検討している(取得予定年 30 年度)

□ 検討していない

定期報告書作成のポイント(特定-第8表)②

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定期報告書作成のポイント(特定-第9表)① 当該年度にエネルギーの使⽤の合理化に関し実施した省エネルギー活動、体制整備

等の実施状況を記⼊。 特定⼯場等のみで実施の場合には、当該⼯場の名称を記⼊。

53

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特定第9表3 新設した発電専⽤設備に係る事項(該当する事業者のみ記⼊)特定第9表4 バイオマス混焼を⾏う発電専⽤設備に関する事項(該当する事業者のみ記⼊)

3 新設した発電専用設備に関する事項(該当する事業者のみ記入)

設備の名称

設備を設置した工場等の名称

設備を設置した工場等の所在地 〒

運転開始年月日

設備容量(kW)

燃料種ごとの基本情報

(①燃料種名、②年間使用量、③熱

量構成比(%)、④原料原産国(バイ

オマス燃料のみ記入))

設計効率(発電端・HHV)(%)

設備から得られる電気のエネルギ

ー量(千 kWh)

設備から得られる熱のエネルギー

のうち熱として活用された量(GJ)

設備に投入するエネルギー量(GJ)

設備に投入する副生物のエネ

ルギー量(GJ)

設備に投入するバイオマス燃

料のエネルギー量(GJ)

発電専用設備の新設に当たっての

措置の適用に関する配慮事項

備考 1 電気事業法第 2条第 1項第 14 号に定める発電事業の用に供する発電専用設備であって、当該年度

に運転開始したもののみ記入すること。ただし、離島に設置したものは除く。

2 「燃料種ごとの基本情報」の欄には、新設時に想定する項目を記入すること。

3 「設計効率」の欄には、新設時に想定する定格時の発電効率を記入すること。

4 バイオマス燃料を混焼する場合のみ、「設計効率」の欄にはバイオマス燃料の代わりに石炭等の化

石燃料を使用することを想定した設計効率を記入し、括弧内にバイオマス燃料を使用する場合の設

計効率を記入すること

5 「設備から得られる電気のエネルギー量」「設備から得られる熱のエネルギーのうち熱として活用

された量」「設備に投入するエネルギー量」「設備に投入する副生物のエネルギー量」「設備に投入

するバイオマス燃料のエネルギー量」の欄には、「設計効率」の欄に記入する発電効率の算出に関し

て用いた新設時に想定する年間の量を記入すること。

4 バイオマス混焼を行う発電専用設備に関する事項(該当する事業者のみ記入)

報告対象年度

設備の名称

設備を設置した工場等の名称

設備を設置した工場等の所在

運転開始年月日

設備容量(kW)

設計効率(発電端・HHV)(%)

燃料種ごとの基本情報

(①燃料 種名 、②年 間使用

量、③熱量構成比(%)、④原

料原産国(バイオマス燃料の

み記入))

設備から得られた電気のエ

ネルギー量(千 kWh)

設備から得られた熱のエネ

ルギーのうち熱として活用

された量(GJ)

設備に投入したエネルギー

量(GJ)

設備に投入した副生物

のエネルギー量(GJ)

設備に投入したバイオ

マス燃料のエネルギー

量(GJ)

月別バイオマス燃料熱量構成

比(%) 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

月別実績効率(発電端・HHV)

(%)

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 平均

備考 1 電気事業法第2条第1項第 14 号に定める発電事業の用に供するバイオマス混焼を行う発電専用

設備であって、平成 28年度以降に運転開始したもののみ記入すること。

2 「設計効率」の欄には、当該設備の新設時に報告した様式第9の特定-第9表3の「設計効率」

の欄又は様式第 11の特定-第9表3の「設計効率」の欄 に記入した数値を記入すること。

3 「設備から得られた電気のエネルギー量」「設備から得られた熱のエネルギーのうち熱として活用

された量」「設備に投入したエネルギー量」「設備に投入した副生物のエネルギー量」「設備に投入

したバイオマス燃料のエネルギー量」の欄には、「月別実績効率」の「平均」の欄に記入する発電

効率の算出に関して用いた新設時に想定する年間の量を記入すること。

4 「月別実績効率」の欄には、バイオマス燃料を使用する場合の実績効率を記入すること。

定期報告書作成のポイント(特定-第9表)②

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特定-第10表 事業者の設置する工場等のうちエネルギー管理指定工場等の一覧

現在の指定区分

(指定区分に変更がある場合には、

□を■とする)

エネルギー

管理指定工

場等番号

工場等の名称 工場等の所在地

日本標準産業分

類における細分

類番号

工場等に係る

事業の名称

第一種

(指定区分の変更手続きが必要□)

0000000 名古屋工場 〒000-0000

愛知県名古屋市○○

区○○ ○-○

2 2 2 1 製鋼・製鋼

圧延業

第二種

(指定区分の変更手続きが必要■)

0000000 本社工場 〒000-0000

愛知県豊田市○○○

○-○

2 2 3 1 熱間圧延業

(鋼管,伸

鉄を除く

第 種

(指定区分の変更手続きが必要□)

第 種

(指定区分の変更手続きが必要□)

定期報告書作成のポイント(特定-第10表)事業者の設置するすべてのエネルギー管理指定⼯場等の所在地等を記⼊。

① 設置するすべての⼯場・事業場のうち、『エネルギー管理指定⼯場等』の指定を受けている⼯場等をすべて記⼊。

② 使⽤量の変化等により指定区分の変更(1種→2種、2種→1種)、が必要な場合には、「(指定区分の変更⼿続きが必要□)」の欄に、レ印⼜は■印を付すこと。

③ ⼯場ごとに、主たる事業の産業分類の細分類番号及び事業の名称を記⼊。(※ 産業分類の分類番号の決定⽅法は作成のポイント(特定-第3表)③を参照)

④ この表に記⼊した⼯場等は、それぞれ定期報告書の指定-第1表〜第10表の作成が必要。

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特定-第11表 現在エネルギー管理指定工場等の指定を受けていない工場等であって、エネルギーの使用

量が令第6条に定める数値以上の工場等の一覧

工場等の名称 工場等の所在地 日本標準産業分類に

おける細分類番号

工場等に係る

事業の名称

エネルギーの使

用量(原油換算

kl)

名古屋第二工場 〒000-0000

愛知県東海市○○町○

○-○

2 2 3 2 冷 間 圧 延 業

(鋼管,伸鉄

を除く)

1542

定期報告書の作成⽅法(特定-第11表)

① 定期報告書提出時点でエネルギー管理指定⼯場等の指定を受けていない⼯場等であって、報告対象年度のエネルギー使⽤量が1,500kl以上の⼯場等をすべて記⼊。

② ⼯場等ごとに、主たる事業の産業分類の細分類番号及び事業の名称を記⼊。(※ 産業分類の分類番号の決定⽅法は作成のポイント(特定第3表)③を参照)

③ 当該⼯場等のエネルギー使⽤量(報告対象年度実績)を記⼊。④ この表に記⼊した⼯場等は、それぞれ定期報告書の指定-第1表〜第10表の作成が必要。

現状で『エネルギー管理指定⼯場等』の指定を受けていない⼯場・事業場であって、今回の報告でエネルギー使⽤量が1500kl/年以上となった⼯場等について、記⼊。

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特定-第12表 事業者の全体及び事業分類ごとのエネルギーの使用に伴って発生する二酸化炭素の温室効果ガス算定排出量

等 排出年度: 平成29 年度

1 エネルギーの使用に伴って発生する二酸化炭素の温室効果ガス算定排出量

号 事 業 分 類 エネルギーの使用に伴って 発生する二酸化炭素

特定事業者 全体

主たる事業 製鋼・製鋼圧延

44,155 t-CO2

細分類番号 2 2 2 1

当該事業を 所管する大臣 経済産業大臣

商標又は 商号等

工場等に係る 事 業 の 名 称 製鋼・製鋼圧延業

41,215 t-CO2

細 分 類 番 号 2 2 2 1 当 該 事 業 を 所 管 す る 大 臣 経済産業大臣

工場等に係る 事 業 の 名 称

主として管理事務を行

う本社等

2,939 t-CO2

細 分 類 番 号 2 2 0 0

当 該 事 業 を 所 管 す る 大 臣

経済産業大臣

工場等に係る 事 業 の 名 称

t-CO2

細 分 類 番 号

当 該 事 業 を 所 管 す る 大 臣

備考1 排出年度の欄には、当該年度を記入すること。

2 番号1から3までの項には、事業分類ごとに合計した温室効果ガス算定排出量を記載すること。なお、事業分類は、日本標

準産業分類(細分類)ごととする。また、事業分類が4分類以上になる場合には、項の追加を行うこと。 3 エネルギーの使用に伴って発生する二酸化炭素の温室効果ガス算定排出量の算定は、地球温暖化対策の推進に関する法律に

基づく命令の規定に基づいて行うこと。 4 エネルギーの使用に伴って発生する二酸化炭素の温室効果ガス算定排出量の欄には、次に掲げる量(他人への電気又は熱の

供給に係るものを除く。)の合計量を記載すること。 (1) 燃料の使用に伴って発生する二酸化炭素の排出量 (2) 他人から供給された電気の使用に伴って発生する二酸化炭素の排出量 (3) 他人から供給された熱の使用に伴って発生する二酸化炭素の排出量

5 エネルギーの使用に伴って発生する二酸化炭素の温室効果ガス算定排出量に、備考4(2)に掲げる量が含まれる場合は、

本表に加えて特定-第 12 表の4の1及び4の2にも必要事項を記載すること。 6 本報告に係る特定排出者が、電気事業の用に供する発電所又は熱供給事業の用に供する熱供給施設を設置している場合は、

本表に加えて特定-第 12 表の2に必要事項を記載すること。 7 特定連鎖化事業者にあっては、商標又は商号等の欄に当該連鎖化事業に係る特定の商標、商号その他の表示について記載す

ること。

定期報告書作成のポイント(特定-第12表)①

<12表1>

①排出年度を記載。

②特定事業者全体の細分類番号は、特定1表に同じ。

③主たる事業を所管する⼤⾂を記載※地⽅⾃治体については「環境⼤⾂」と記載(○○局、企業庁、教育委員会等の単位で報告している場合は、事業所管⼤⾂)

④商標⼜は商号等欄は、特定連鎖化事業者の場合のみ、当該連鎖化事業に係る特定の商標、商号等を記載。

⑤事業者全体のCO2実排出量を記載。

⑥分類した細分類毎のCO2排出量を記載。

エネルギーの使⽤に伴って発⽣する⼆酸化炭素の排出量の報告について、特定第12表および指定第10表にて報告 ①

⑤④③②

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2 電気事業の用に供する発電所又は熱供給事業の用に供する熱供給施設を設置している特定排出者に係る

燃料の使用に伴って発生する二酸化炭素の温室効果ガス算定排出量 番

号 事 業 分 類 エネルギーの使用に伴って 発生する二酸化炭素

特定事業者 全体

主たる事業

t-CO2 細分類番号 当該事業を所

管する大臣

工場等に係る 事 業 の 名 称

t-CO2 細 分 類 番 号

当 該 事 業 を 所 管 す る 大 臣

工場等に係る 事 業 の 名 称

t-CO2 細 分 類 番 号

当 該 事 業 を 所 管 す る 大 臣

工場等に係る 事 業 の 名 称

t-CO2 細 分 類 番 号

当 該 事 業 を 所 管 す る 大 臣

備考1 番号1から3までの項には、事業分類ごとに合計した排出量を記入すること。なお、事業分類は、日本

標準産業分類(細分類)ごととする。また、事業分類が4分類以上になる場合には、項の追加を行うこと。 2 エネルギーの使用に伴って発生する二酸化炭素の温室効果ガス算定排出量の欄には、特定-第 12 表の1

の備考4(1)に掲げる量を記載すること。 3 エネルギーの使用に伴って発生する二酸化炭素の温室効果ガス算定排出量の算定は、地球温暖化対策の

推進に関する法律に基づく命令の規定に基づいて行うこと。 3 事業者の調整後温室効果ガス排出量

調整後温室効果ガス排出量 33,953 t-CO2

備考 調整後温室効果ガス排出量の欄には、環境大臣及び経済産業大臣が定めるところにより算定した量を記載

する。

<12表2>①電気事業⽤の発電所、熱供給事業⽤の熱供給施設を設置している事業者のみ記載。

<12表3>②調整後のエネルギー起源CO2と、温対法にて別途届け出のある事業者については、その報告による排出量の総合計を記載

●本定期報告書を提出するすべての事業者は、調整後温室効果ガス排出量を記⼊してください。

●調整後温室効果ガス排出量は、ア+イ+ウ-エ+オで調整します。(調整の結果、調整後排出量が0を下回った場合には、0とします。)ア=エネルギー起源CO2( 他⼈への電気⼜は熱の供給に係るもの(特定第12表の2)を除く。)

イ=⾮エネルギー起源CO2(廃棄物原燃料使⽤に伴うものを除く。)

ウ=メタン、⼀酸化⼆窒素、HFC、PFC、六ふっ化硫⻩及び三ふっ化窒素の実排出量

エ=無効化した国内認証排出削減量(特定第12表の6に記載のあるクレジット)

オ=⾃らが創出した国内認証排出削減量のうち他者へ移転した量

定期報告書作成のポイント(特定-第12表)②①

【注意事項︕】省エネ法の定期報告書と温対法の報告書の両⽅を提出頂いている事業者は、調整後温室効果ガス排出量の欄には、「両者の調整後温室効果ガス排出量の合算値」を「省エネ法の報告書」の調整後温室効果ガス排出量の欄に記載ください。(温対法報告書の同欄には記載不要です(空欄))。

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4の1 エネルギーの使用に伴って発生する二酸化炭素のうち、他人から供給された電気の使用に伴う二酸

化炭素の温室効果ガス算定排出量の算定に用いた係数

係数の値 係数の根拠 係数の適用範囲

t-CO2/kWh 0.000485

A社の実排出係数

A電力管内の工場等

0.000640 B社の実排出係数

○○工場等

0.000719 C社の実排出係数

○○県の○箇所の工場等

0.000500 D社の実排出係数

○○ビル(○○県)

備考 本表の各欄には、エネルギーの使用に伴って発生する二酸化炭素の算定において、他人から供給された電

気の使用に伴う二酸化炭素の排出量の算定に用いた係数について、当該係数の根拠及び係数の値を記載する

こと。 4の2 調整後温室効果ガス排出量のうち、他人から供給された電気の使用に伴う二酸化炭素の調整後温室

効果ガス排出量の算定に用いた係数

係数の値 係数の根拠 係数の適用範囲

t-CO2/kWh 0.000480

A社の調整後排出係数

A電力管内の工場等

0.000624 B社の調整後排出係数

○○工場等

0.000717 C社の調整後排出係数

○○県の○箇所の工場等

0.000486 D社の調整後排出係数

○○ビル(○○県)

備考 本表の各欄には、調整後温室効果ガス排出量の算定において、他人から供給された電気の使用に伴う二酸

化炭素の排出量の算定に用いた係数について、当該係数の根拠及び係数の値を記載すること。

<12表4の1><12表4の2>

他⼈から供給された(購⼊した)電気の使⽤に伴う排出係数について、購⼊した電気事業者すべてに係るに実排出係数および調整後排出係数を記載(適⽤範囲も併記のこと)。

(「電気事業者ごとの実排出係数及び調整後排出係数の算出及び公表について」平成29年12⽉21⽇付け)

定期報告書作成のポイント(特定-第12表)③

注︓上記の表の「⼀般送配電事業者」欄の数値は離島供給等の特別の場合の値であり、通常は「⼩売電気事業者」の欄の数値を使⽤願います。

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5 地球温暖化対策の推進に関する法律に基づく命令に定める算定方法又は係数と異なる算定方法又は係数

の内容

備考1 本表の各欄には、地球温暖化対策の推進に関する法律に基づく命令に定める算定方法又は係数と異なる

算定方法又は係数を用いた場合に、当該算定方法又は係数の内容について説明すること。 2 他人から供給された電気の使用に伴う二酸化炭素の排出量の算定に用いた係数については、特定-第 12

表の4の1及び4の2に記載すること。 6の1 調整後温室効果ガス排出量の算定に用いた国内認証排出削減量及び海外認証排出削減量の量

種 別 合 計 量

1. 国内クレジット 10,000 t-CO2

2.オフセット・クレジット(J-VER) 100 t-CO2

3.J-クレジット 50 t-CO2

4.JCMクレジット 15 t-CO2

備考 本表の各欄には、環境大臣及び経済産業大臣が定める国内認証排出削減量の種別ごとの合計量並びに環境

大臣及び経済産業大臣が定める海外認証排出削減量の種別ごとの合計量を記載すること。併せて、特定-

第12表の6の2に、本欄に記載した国内認証排出削減量に係る情報を、特定-第12表の6の3に、本

欄に記載した海外認証排出削減量に係る情報を記載すること。

<12表5>

温対法による算定⽅法と異なる算定⽅法・係数の場合のみその内容について記載。

6の2 国内認証排出削減量に係る情報

削減量の種別 オフセット・クレジット(J-VER)

クレジット特定番号等 無効化日

又は 移転日

無効化量 又は

移転量 JP-000-000-000-000-001 ~

JP-000-000-000-000-100 平成○○年○○月○○日

100 t-CO2

~ t-CO2

~ t-CO2

~ t-CO2

合 計 量 100 t-CO2

備考1 本表は、国内認証排出削減量の種別ごとに記載すること。 2 算定に用いた国内認証排出削減量の種別が二以上になる場合には、表の追加を行うこと。

3 国内認証排出削減量は、無効化日又は移転日ごとに記載すること。 4 クレジット特定番号等の欄には、無効化又は移転した国内認証排出削減量を特定する番号を、クレジットブロックのユニ

ット開始番号とユニット終了番号を「~」でつなぐことにより記載すること。 5 無効化日又は移転日の欄には、排出量調整無効化を行った日付又は登録簿上に記載された移転の日付を記載すること。 6 無効化量は正の値、移転量は負の値で記載すること。 7 本表に記載した全ての国内認証排出削減量について、特定排出者が無効化又は移転を行ったことを確認できる資料を添付

すること。 6の3 海外認証排出削減量に係る情報

削減量の種別 JCMクレジット

識別番号 無効化日 無効化量

JCM-MN-JP-101-600-99901 -2016-2016

平成○○年○○月○○日 70 t-CO2

t-CO2

t-CO2

t-CO2

合 計 量 t-CO2

備考1 本表は、海外認証排出削減量の種別ごとに記載すること。 2 算定に用いた海外認証排出削減量の種別が二以上になる場合には、表の追加を行うこと。 3 識別番号の欄には、無効化した海外認証排出削減量を識別する番号の全て(制度記号、ホスト国名コード、クレジット発

行国名コード、クレジットブロックのユニット開始番号、クレジットブロックのユニット終了番号、プロジェクト番号、

クレジット発行回数、クレジット発行年、排出削減年を示す、アルファベット、記号及び数字)を記載すること。 4 無効化日の欄には、排出量調整無効化を行った日付を記載すること。 5 本表に記載した全ての海外認証排出削減量について、特定排出者が無効化を行ったことを確認できる資料を添付すること。

7 権利利益の保護に係る請求及び情報の提供の有無

定期報告書作成のポイント(特定-第12表)④<12表6の1〜3>

環境省及び経済産業省が定める国内認証排出削減量及び海外認証排出削減量がある場合、6の1〜3に、削減量に係る情報を記載。

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7 権利利益の保護に係る請求及び情報の提供の有無

権利利益の保護に係る請求の有無 (該当するものに○をすること)

1.有 2.無

その他の関連情報の提供の有無 (該当するものに○をすること)

1.有 2.無

備考1 本報告が地球温暖化対策の推進に関する法律第27条第1項の請求に係るものである場合は、左欄「1.有」に○をすること。 2 同法第32条第1項の規定による情報の提供がある場合は右欄「1.有」に○をすること。 3 本表の「1.有」に該当する場合は、地球温暖化対策の推進に関する法律に基づく命令に定める書類を本報告に添付すること

<12表7>

①権利利益の保護に係る請求(温対法第27条第1項)に該当する場合は有、ない場合は無に○をつける。(通常は無)

②温対法第32条第1項に係る情報提供がある場合は有に○をした上で、事業所管⼤⾂あての、温対法に基づく様式2を添付する。 ○印忘れに注意ください︕

定期報告書作成のポイント(特定-第12表)⑤

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・定期報告書の作成⽅法(指定-第1表〜第10表)

○指定表(指定⼯場の報告部分)

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定期報告書作成のポイント(指定-第1表)

指定-第○表

A工場

指定-第1表

指定-第2表指定-第○表

B工場

指定-第1表

指定-第2表

『エネルギー管理指定⼯場等』の指定を受けている⼯場等、および特定第11表に記載のある⼯場等については、指定-第1表〜第10表を添付。指定-第1表では、指定⼯場・事業場の名称、指定⼯場番号などを記⼊。

① 指定⼯場番等号、⼯場等の名称、所在地、エネルギー管理者(員)の職名・⽒名・連絡先等を記⼊。

② 主たる事業及び細分類番号を記載

③ 勤務先の代表番号ではなく、該当者に直接連絡がとれる連絡先を記⼊。

④ 指定-第1表〜指定-第10表は、指定⼯場単位に分割が可能な形にまとめる。

エネルギー管理指定工場等単位の報告

指定-第1表 エネルギー管理指定工場等の名称等

エネルギー管理指定工場等番号 ○○○○○○○

エネルギー管理指定工場等の名称 ○○工場

エネルギー管理指定工場等の

所在地

〒○○○―○○○○

愛知県○○市○○町○○ ○―○

主たる事業

製鋼・製鋼圧延業

細分類番号

エネルギー管理者(員)の

職名・氏名・連絡先

職名 ○○課 課長

氏名 ○○ ○○

エネルギー管理士免状番号又は講習修了番号

**-****-*****

電話(○○○ -○○○ -○○○○ )

FAX (○○○ -○○○ -○○○○ )

メールアドレス ○○○@○○.co.jp

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定期報告書作成のポイント(指定-第2表)

指定-第2表の記⼊⽅法は、「その他の燃料」欄を除き、作成のポイント(特定-第2表)①〜④を参照。

都市ガス等の「その他の燃料」の取扱いは以下のとおり。

① 「その他の燃料」の欄には、当表の燃料以外の燃料、または推計によりエネルギー種別の特定ができない場合に記⼊(推計により算出した場合、エネルギー種別を特定できないときのエネルギー使⽤量はここに記⼊)。

② 都市ガスの使⽤量は「その他の燃料」に記⼊するが、地域により発熱量が異なっていることから、供給を受けているガス供給事業者に熱量への換算係数を確認し、欄外に記⼊。なお、確認できない場合は、『定期報

告書記⼊要領(※)』巻末の別添資料4によることができる。

指定-第2表 エネルギー管理指定工場等のエネルギーの使用量及び販売した副生エネルギーの量

エネルギーの種類 単位

平成29 年度

使用量 販売した副生エネルギーの量 購入した未利用熱の量

数値 熱量GJ 数値 熱量GJ 数値 熱量GJ

原油(コンデンセートを除く。) kl

原油のうちコンデンセート(NGL) kl

揮発油 kl

ナフサ kl

灯油 kl 19 697

軽油 kl 1 38

A重油 kl 223 8,719

B・C重油 kl

石油アスファルト t

石油コークス t

石油ガス

液化石油ガス

(LPG) t

石油系炭化

水素ガス 千m3

可燃性天然

ガス

液化天然ガス

(LNG) t

その他可燃性

天然ガス 千m3

石炭

原料炭 t

一般炭 t

無煙炭 t

石炭コークス t

コールタール t

コークス炉ガス 千m3

高炉ガス 千m3

転炉ガス 千m3

その他の

燃料

都市ガス 千m3 4,535 200,238

( 13A )

産業用蒸気 GJ 451 460

産業用以外の蒸気 GJ

温水 GJ

冷水 GJ

小計 GJ 210,152

電気

事業者

昼間買電 千 kWh 36,391 362,818

夏期・冬期における

電気需要平準化時

間帯

千 kWh (21,852 ) (ⓗ

217,864 )

夜間買電 千 kWh 486 4,510

その他 上記以外の買電 千 kWh

自家発電 千 kWh

小計 千 kWh

合 計GJ 577,480

原油換算 kl ⓐ14,899 ⓑ ⓑ’

前年度原油換算 kl 15,004

対前年度比(%) 99.3

備考 「夏期・冬期における電気需要平準化時間帯」については、昼間買電の内数であるため「( )」としている。「電気」の

「小計」で重複計上しないこと。 ※都市ガス13A熱量換算は○○GJ/千㎥として計算

指定⼯場等のエネルギーの使⽤量及び販売した副⽣エネルギー量、購⼊した未利⽤熱量を記⼊。

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指定-第3表 エネルギー管理指定工場等におけるエネルギーの使用の合理化に関する設備及びエネルギー

を消費する主要な設備の概要、稼働状況及び新設、改造又は撤去の状況

設 備 の 名 称 設 備 の 概 要 稼 働 状 況

新設、改造又は

撤去の状況

エネルギーの使用の合理化に関する設備

高効率変圧器 500kVA ×1台 365日/年

24時間/日

平成29年11月

上記以外のエネルギーを消費する主要な設備

変圧器 500kVA×3台

200kVA×4台

365日/年

24時間/日

機械加工設備 合計 870kW

(70台)

250日/年

10時間/日

平成30年1月撤去

(20台)

電気乾燥炉 トンネル炉

(75kW×4台)

365日/年

24時間/日

メッキ・塗装設備 合計 280kW 250日/年

10時間/日

空気圧縮機 110kW×10 台、

55kW×5 台

250日/年

10時間/日

37kW×15 台

貫流ボイラー 2t/h×3 台 250日/年

10時間/日

定期報告書作成のポイント(指定-第3表)

① 判断基準のⅠ「新設に当たっての措置」に該当する機器、中⻑期計画指針、その他省エネに係る設備を記⼊。

② 年間稼働⽇数と1⽇の平均稼働時間を記⼊。

③ 原則として、各設備の年間のエネルギー消費量の総計が、当該⼯場の総エネルギー使⽤量の8割を網羅するように記⼊。

④ 新設や改造、撤去を⾏った場合には、設備の名称の後に括弧書きで「新設」、「改造」、「撤去」のいずれかを記⼊の上、「新設、改造⼜は撤去の状況」に記⼊。

エネルギー管理指定⼯場等におけるエネルギーを消費する主要な設備の概要、稼働状況及び新設、改造⼜は撤去の状況を記⼊。

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指定-第4表 エネルギーの使用量と密接な関係をもつ値

平成29 年度 対前年度比(%)

生産数量又は建物延床面積その他のエネルギーの使用量と密接

な関係をもつ値 (名称:粗鋼量 )(単位:トン )

ⓒ97,094

99.6

定期報告書の作成⽅法(指定-第4表、第5表)

① エネルギーの使⽤量と密接な関係を持つ値(原単位の分⺟)の名称と単位(分⺟の種類)を記⼊。単位を数式とする場合は、式を構成する内容(例︓延べ床⾯積×営業時間、売上×営業時間等)を記⼊。

なお原則、毎年度同⼀の単位を使⽤するが、変更を⾏う場合等、作成のポイント(特定-第3表)④を参照。

② 原単位は原則有効数字4桁で記⼊。対前年度⽐は百分率(%)で計算し、⼩数点第2位を四捨五⼊して⼩数点第1位まで記⼊(新規指定の場合は対前年度⽐未記⼊可)。

指定-第4表は、指定⼯場のエネルギー原単位の分⺟となる値(エネルギー使⽤量と密接な関係をもつ値)を記⼊。

指定-第5表は、指定⼯場のエネルギーの使⽤に係る原単位、及び電気需要平準化評価原単位を記⼊。

指定-第5表 エネルギーの使用に係る原単位及び電気需要平準化評価原単位

1 エネルギーの使用に係る原単位

平成29 年度 対前年度比(%)

原単位= エネルギー使用量(原油換算kl)(指定-第2表ⓐ-ⓑ-ⓑ’)

0.1534

生産数量又は建物延床面積その他のエネルギーの

使用量と密接な関係をもつ値(指定-第4表ⓒ) 99.9

2 電気需要平準化評価原単位

平成29年度 対前年度比(%)

=

電気需要平準化時間帯買電量評価後の

エネルギー使用量(原油換算kl)

0.1708 98.7 生産数量又は建物延床面積その他のエネルギーの

使用量と密接な関係をもつ値(指定-第4表ⓒ)

備考 電気需要平準化時間帯買電量評価後のエネルギー使用量(原油換算 kl)は、以下の算定式により計算する。

下式中の記号は、指定-第2表中の記号を指す。また、評価係数は 1.3 とする。

電気需要平準化時間帯買電量

評価後のエネルギー使用量 = ⓐ + ⓗ × (評価係数 - 1)×0.0258 - ⓑ- ⓑ’

(原油換算 kl)

電気需要平準化

評価原単位

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2.6 定期報告書作成のポイント(指定-第6表)

指定-第6表の記⼊⽅法は、作成のポイント(特定第4表)①〜④を参照

エネルギー管理指定⼯場等について、過去5年度間のエネルギーの使⽤に係る原単位の変化状況を記⼊。

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2.7 定期報告書作成のポイント(指定-第7表) 指定-第7表の記⼊⽅法は、特定-第5表と書き⽅がほぼ同⼀であるため、作成のポ

イント(特定第5表)①〜②を参照の上で記⼊のこと。

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定期報告書作成のポイント(指定-第8表)①

① 『判断基準』は事務所①と⼯場②とで別々に設定されているため、指定-第8表も『専ら事務所』と『⼯場』の2種類がある。

② この表で管理標準とは、「判断基準」で定める管理標準のことであり、事業者が燃焼設備、加熱設備等の管理、計測・記録、保守・点検などを⾏うに当たり、⾃ら定めるマニュアルのことを⾔う。

③ 各々のエネルギー管理指定⼯場等は、①⼜は②のいずれかの表を選択・記⼊。①⼜は②のいずれの表を選択するべきかは次ページの原則を元に決定する。

指定-第8表は、指定⼯場等における『⼯場等判断基準』(告⽰)の遵守状況を記⼊。

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定期報告書作成のポイント(指定-第8表)②各エネルギー管理指定⼯場等の「指定-第8表」の記⼊にあたっては、原則として、当該⼯場等の主たる事業の産業分類コードで該当する⽅の様式により報告する。

日本標準産業分類における大分類のうちG情報通信業H運輸業・郵便業I卸売業・小売業J金融業・保険業K不動産業,物品賃貸業L学術研究・専門・技術サービス業M宿泊業・飲食サービス業N生活関連サービス業・娯楽業O教育・学習支援業P医療・福祉Q複合サービス事業Rサービス業(他に分類されないもの)S公務(他に分類されるものを除く)T分類不能の産業」

(日本標準産業分類(大分類)のA~Fにおける「主として管理業務を行う本社」及び「その他の管理、補助的に経済活動を行う事業所」に該当する場合を含む)

日本標準産業分類における大分類のうちA農業・林業B漁業C鉱業・採石業・砂利採取業D建設業E製造業F電気・ガス・熱供給・水道業

(ただし、日本標準産業分類のA~Fにおける「主として管理業務を行う本社」及び「その他の管理、補助的に経済活動を行う事業所」に該当する場合を除く)

なお、上記原則では、「専ら事務所」に該当するものの、エネルギーの使用実態に鑑み、2.「工場等」の判断基準を遵守することが適当である場合(例:廃棄物処理業に該当する工場、製造ラインを有している研究所等)には、2.「工場等」の様式を使用することも可能。

『1.工場等であって専ら事務所その他これに類する用途に供する工場等における判断の基準の遵守状況(法第5条第1項第1号関係)』欄に判断基準の遵守状況を記載

『2.工場等(専ら事務所その他これに類する用途に供する工場等を除く工場等)における判断の基準の遵守状況(法第5条第1項第2号関係)』欄に判断基準の遵守状況を記載

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※⼯場等判断基準(告⽰)

1 事務所︓主要な設備について、その管理、計測・記録、保守・点検、新設に当たっての措置の基準を規定

Ⅰ 基準部分

(1)空気調和設備、換気設備

2 ⼯場等︓エネルギーの使⽤に係る各過程について、その管理、計測・記録、保守・点検、新設に当たっての措置の基準を規定

(2)ボイラー設備、給湯設備(3)照明設備、昇降機、動⼒設備(4)受変電設備、BEMS

(5)発電専⽤設備、コージェネレーション設備(6)事務⽤機器、⺠⽣⽤機器(7)業務⽤機器(8)その他

(1)燃料の燃焼の合理化(2)加熱及び冷却並びに伝熱の合理化(3)廃熱の回収利⽤

(4)熱の動⼒等への変換の合理化(5)放射、伝導、抵抗等のエネルギー損失の防⽌(6)電気の動⼒、熱等への変換の合理化

<前段>事業者及び連鎖化事業者が⼯場等全体を俯瞰して取り組むべき事項として以下のア〜クまでの8項⽬を規定ア.管理体制を整備 オ.取組⽅針、遵守状況の評価⼿法を定期的に精査、変更イ.責任者(エネルギー管理統括者)を配置 カ.省エネに必要な資⾦、⼈材を確保ウ.取組⽅針(⽬標、設備新設、更新)を規定 キ.従業員に対して、取組⽅針を周知、省エネ教育を実施エ.取組⽅針の遵守状況を確認・評価、改善指⽰ ク.エネルギー使⽤量、管理体制、取組⽅針等の管理

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指定-第8表 エネルギー管理指定工場等におけるエネルギーの使用の合理化に関する判断の基準の遵守

状況(1又は2のいずれかに記入すること。)

1 工場等であつて専ら事務所その他これに類する用途に供する工場等における判断の基準の遵守状況

(法第5条第1項第1号関係) 対象項目 〈設備〉

運転の管理 計測及び記録 保守及び点検 新設に当たっての措置

(1) 空気調和設備、換気設備

空気調和設備、換気設備の管理 空気調和設備、換気設備に関する計測及び記録

空気調和設備、換気設備の保守及び点検

空気調和設備、換気設備の新設に当たっての措置

管理標準の設定の状況 ■ 設定済 □ 一部設定済( %) □ 未設定

計測及び記録に関する管理標準の設定の状況 □ 設定済 ■ 一部設定済( 70 %) □ 未設定

保守及び点検に関する管理標準の設定の状況 □ 設定済 ■ 一部設定済( 90 %) □ 未設定

■ 新設の際、判断基準どおり 措置した

□ 新設の際、判断基準どおり措置していない

□ 当該年度に設備を新設していない 管理標準に定めている管理の状

況 ■ 実施している □ 一部実施している □ 実施していない

管理標準に定めている計測及び記録の実施状況 □ 実施している ■ 一部実施している □ 実施していない

管理標準に定めている保守及び点検の実施状況 ■ 実施している □ 一部実施している □ 実施していない

(2) ボイラー設備、給湯設備

ボイラー設備、給湯設備の管理 ボイラー設備、給湯設備に関する計測及び記録

ボイラー設備、給湯設備の保守及び点検

ボイラー設備、給湯設備の新設に当たっての措置

管理標準の設定の状況 □ 設定済 □ 一部設定済( %) □ 未設定

計測及び記録に関する管理標準の設定の状況 □ 設定済 □ 一部設定済( %) □ 未設定

保守及び点検に関する管理標準の設定の状況 □ 設定済 □ 一部設定済( %) □ 未設定

□ 新設の際、判断基準どおり措置した

□ 新設の際、判断基準どおり措置していない

□ 当該年度に設備を新設していない 管理標準に定めている管理の状

況 □ 実施している □ 一部実施している □ 実施していない

管理標準に定めている計測及び記録の実施状況 □ 実施している □ 一部実施している □ 実施していない

管理標準に定めている保守及び点検の実施状況 □ 実施している □ 一部実施している □ 実施していない

(3) 照明設備、昇降機、動力設備

照明設備、昇降機の管理 照明設備に関する計測及び記録 照明設備、昇降機、動力設備の保守及び点検

照明設備、昇降機の新設に当たっての措置

管理標準の設定の状況 ■ 設定済 □ 一部設定済( %) □ 未設定

計測及び記録に関する管理標準の設定の状況 ■ 設定済 □ 一部設定済( %) □ 未設定

保守及び点検に関する管理標準の設定の状況 ■ 設定済 □ 一部設定済( %) □ 未設定

□ 新設の際、判断基準どおり措置した

□ 新設の際、判断基準どおり措置していない

■ 当該年度に設備を新設して いない 管理標準に定めている管理の状

況 ■ 実施している □ 一部実施している □ 実施していない

管理標準に定めている計測及び記録の実施状況 ■ 実施している □ 一部実施している □ 実施していない

管理標準に定めている保守及び点検の実施状況 □ 実施している ■ 一部実施している □ 実施していない

(4) 受変電設備 受変電設備の管理 受変電設備に関する計測及び記録

受変電設備の保守及び点検 受変電設備の新設に当たっての措置

管理標準の設定の状況 ■ 設定済 □ 一部設定済( %) □ 未設定

計測及び記録に関する管理標準の設定の状況 ■ 設定済 □ 一部設定済( %) □ 未設定

保守及び点検に関する管理標準の設定の状況 □ 設定済 ■ 一部設定済( 80 %) □ 未設定

□ 新設の際、判断基準どおり措置した

□ 新設の際、判断基準どおり措置していない

■ 当該年度に設備を新設して いない 管理標準に定めている管理の状

況 □ 実施している ■ 一部実施している □ 実施していない

管理標準に定めている計測及び記録の実施状況 ■ 実施している □ 一部実施している □ 実施していない

管理標準に定めている保守及び点検の実施状況 □ 実施している ■ 一部実施している □ 実施していない

BEMS BEMSの新設に当たっての措置 ■ BEMSを採用した □ BEMSを採用していない

① 『対象項⽬(設備)』(1)〜(4)欄から、当該⼯場等に設置されている設備について記載。(設置されていない設備等については、当該項⽬の欄を全て斜線で削除。

② 設置されている設備等について、それぞれ『運転の管理』『計測及び記録』『保守及び点検』『新設に当たっての措置』における管理標準(社内マニュアル)の設定状況及び、設定した管理標準の実施状況で、それぞれ選択肢から当てはまるもの(いずれかひとつ)を■かレ点を記⼊。

③ 「管理標準の設定状況」の欄には、設備ごとに設定状況を選択回答(各項⽬でひとつ選択)し、設定中の場合は概ね何%の進捗状況かを整数で記⼊。

④ 「管理標準に定めている管理の状況」、「管理標準に定めている計測及び記録の実施状況」及び「管理標準に定めている保守及び点検の実施状況」については、⾃ら定めた管理標準(「管理標準の設定状況」欄でチェックしたもの)をどの程度遵守しているか、その実施状況を記⼊。

⑤ 「新設に当たっての措置の状況」については、設備の新設だけでなく、更新した場合も該当。当該年度に新設・更新がなければ「該当無し」に■かレ点を記⼊。なお、中⻑期計画書に設置を予定した場合でも、

当該年度に新設・更新がなければ、該当なしに記⼊。

定期報告書作成のポイント(指定-第8表)③

①②

『専ら事務所』『⼯場』共通の作成のポイントは以下の通り。

※『専ら事務所』の記載例

72

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指定-第8表 エネルギー管理指定工場等におけるエネルギーの使用の合理化に関する判断の基準の遵守

状況(1又は2のいずれかに記入すること。)

1 工場等であつて専ら事務所その他これに類する用途に供する工場等における判断の基準の遵守状況

(法第5条第1項第1号関係) 対象項目 〈設備〉

運転の管理 計測及び記録 保守及び点検 新設に当たっての措置

(1) 空気調和設備、換気設備

空気調和設備、換気設備の管理 空気調和設備、換気設備に関する計測及び記録

空気調和設備、換気設備の保守及び点検

空気調和設備、換気設備の新設に当たっての措置

管理標準の設定の状況 ■ 設定済 □ 一部設定済( %) □ 未設定

計測及び記録に関する管理標準の設定の状況 □ 設定済 ■ 一部設定済( 70 %) □ 未設定

保守及び点検に関する管理標準の設定の状況 □ 設定済 ■ 一部設定済( 90 %) □ 未設定

■ 新設の際、判断基準どおり 措置した

□ 新設の際、判断基準どおり措置していない

□ 当該年度に設備を新設していない 管理標準に定めている管理の状

況 ■ 実施している □ 一部実施している □ 実施していない

管理標準に定めている計測及び記録の実施状況 □ 実施している ■ 一部実施している □ 実施していない

管理標準に定めている保守及び点検の実施状況 ■ 実施している □ 一部実施している □ 実施していない

(2) ボイラー設備、給湯設備

ボイラー設備、給湯設備の管理 ボイラー設備、給湯設備に関する計測及び記録

ボイラー設備、給湯設備の保守及び点検

ボイラー設備、給湯設備の新設に当たっての措置

管理標準の設定の状況 □ 設定済 □ 一部設定済( %) □ 未設定

計測及び記録に関する管理標準の設定の状況 □ 設定済 □ 一部設定済( %) □ 未設定

保守及び点検に関する管理標準の設定の状況 □ 設定済 □ 一部設定済( %) □ 未設定

□ 新設の際、判断基準どおり措置した

□ 新設の際、判断基準どおり措置していない

□ 当該年度に設備を新設していない 管理標準に定めている管理の状

況 □ 実施している □ 一部実施している □ 実施していない

管理標準に定めている計測及び記録の実施状況 □ 実施している □ 一部実施している □ 実施していない

管理標準に定めている保守及び点検の実施状況 □ 実施している □ 一部実施している □ 実施していない

(3) 照明設備、昇降機、動力設備

照明設備、昇降機の管理 照明設備に関する計測及び記録 照明設備、昇降機、動力設備の保守及び点検

照明設備、昇降機の新設に当たっての措置

管理標準の設定の状況 ■ 設定済 □ 一部設定済( %) □ 未設定

計測及び記録に関する管理標準の設定の状況 ■ 設定済 □ 一部設定済( %) □ 未設定

保守及び点検に関する管理標準の設定の状況 ■ 設定済 □ 一部設定済( %) □ 未設定

□ 新設の際、判断基準どおり措置した

□ 新設の際、判断基準どおり措置していない

■ 当該年度に設備を新設して いない 管理標準に定めている管理の状

況 ■ 実施している □ 一部実施している □ 実施していない

管理標準に定めている計測及び記録の実施状況 ■ 実施している □ 一部実施している □ 実施していない

管理標準に定めている保守及び点検の実施状況 □ 実施している ■ 一部実施している □ 実施していない

(4) 受変電設備 受変電設備の管理 受変電設備に関する計測及び記録

受変電設備の保守及び点検 受変電設備の新設に当たっての措置

管理標準の設定の状況 ■ 設定済 □ 一部設定済( %) □ 未設定

計測及び記録に関する管理標準の設定の状況 ■ 設定済 □ 一部設定済( %) □ 未設定

保守及び点検に関する管理標準の設定の状況 □ 設定済 ■ 一部設定済( 80 %) □ 未設定

□ 新設の際、判断基準どおり措置した

□ 新設の際、判断基準どおり措置していない

■ 当該年度に設備を新設して いない 管理標準に定めている管理の状

況 □ 実施している ■ 一部実施している □ 実施していない

管理標準に定めている計測及び記録の実施状況 ■ 実施している □ 一部実施している □ 実施していない

管理標準に定めている保守及び点検の実施状況 □ 実施している ■ 一部実施している □ 実施していない

BEMS BEMSの新設に当たっての措置 ■ BEMSを採用した □ BEMSを採用していない

『専ら事務所』の場合の記⼊例を⽰すので、⼯場等の場合も以下を参考に記⼊してください。

定期報告書作成のポイント(指定-第8表)④

※個別注意事項

●(4)の『BEMS』の欄については、BEMSを採⽤している(当該年度以外も含めて)か否かを■かレで記載(斜線を引かないこと)

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定期報告書作成のポイント(指定-第8表)⑤

※個別注意事項(つづき)

(8)の『事業場の居室等を賃貸している事業者は、事業場の居室等を賃借している事業者に対するエネルギー使⽤量についての情報提供』欄には、テナントビルオーナーなど、当該事業場の居室等を賃貸している場合において、テナント事業者に対してエネルギー使⽤量についての情報提供を⾏っているかを記⼊。(該当しない場合は、斜線で削除。)

(5) ガスタービン、蒸気タービン、ガスエンジン等専ら発電のみに供される設備(発電専用設備)、コージェネレーション設備

発電専用設備、コージェネレーション設備の管理

発電専用設備、コージェネレーション設備に関する計測及び記録

発電専用設備、コージェネレーション設備の保守及び点検

発電専用設備、コージェネレーション設備の新設に当たっての措置

管理標準の設定の状況 □ 設定済 □ 一部設定済( %) □ 未設定

計測及び記録に関する管理標準の設定の状況 □ 設定済 □ 一部設定済( %) □ 未設定

保守及び点検に関する管理標準の設定の状況 □ 設定済 □ 一部設定済( %) □ 未設定

□ 新設の際、判断基準どおり措置した

□ 新設の際、判断基準どおり措置していない

□ 当該年度に設備を新設していない 管理標準に定めている管理の状

況 □ 実施している □ 一部実施している □ 実施していない

管理標準に定めている計測及び記録の実施状況 □ 実施している □ 一部実施している □ 実施していない

管理標準に定めている保守及び点検の実施状況 □ 実施している □ 一部実施している □ 実施していない

(6) 事務用機器、民生用機器

事務用機器の管理 事務用機器、民生用機器の新設に当たっての措置

管理標準の設定の状況 ■ 設定済 □ 一部設定済( %) □ 未設定

□ 新設の際、判断基準どおり措置した

□ 新設の際、判断基準どおり措置していない

■ 当該年度に設備を新設して いない 管理標準に定めている管理の状

況 ■ 実施している □ 一部実施している □ 実施していない

(7) 業務用機器 業務用機器の管理 業務用機器に関する計測及び記録

業務用機器の保守及び点検 業務用機器の新設に当たっての措置

管理標準の設定の状況 ■ 設定済 □ 一部設定済( %) □ 未設定

計測及び記録に関する管理標準の設定の状況 □ 設定済 ■ 一部設定済( 50 %) □ 未設定

保守及び点検に関する管理標準の設定の状況 □ 設定済 ■ 一部設定済( 50 %) □ 未設定

□ 新設の際、判断基準どおり措置した

□ 新設の際、判断基準どおり措置していない

■ 当該年度に設備を新設して いない 管理標準に定めている管理の状

況 □ 実施している ■ 一部実施している □ 実施していない

管理標準に定めている計測及び記録の実施状況 □ 実施している ■ 一部実施している □ 実施していない

管理標準に定めている保守及び点検の実施状況 □ 実施している ■ 一部実施している □ 実施していない

(8) 事業場の居室等を賃貸している事業者は、事業場の居室等を賃借している事業者(以下「賃借事業者」という。)に対するエネルギー使用量についての情報提供

■ 情報提供している □ 一部の賃借事業者に情報提供している □ 情報提供していない

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2 工場等(専ら事務所その他これに類する用途に供する工場等を除く工場等)における判断の基準の遵守

状況(法第5条第1項第2号関係) 対象項目〈設備〉 運転の管理 計測及び記録 保守及び点検 新設に当たっての措置

(1) 燃料の燃焼の合理化

燃料の燃焼の管理 燃料の燃焼に関する計測及び記録

燃焼設備の保守及び点検 燃焼設備の新設に当たっての措置

管理標準の設定の状況 ■ 設定済 □ 一部設定済( %) □ 未設定

計測及び記録に関する管理標準の設定の状況 ■ 設定済 □ 一部設定済( %) □ 未設定

保守及び点検に関する管理標準の設定の状況 ■ 設定済 □ 一部設定済( %) □ 未設定

■ 新設の際、判断基準どおり 措置した

□ 新設の際、判断基準どおり措置していない

□ 当該年度に設備を新設していない 管理標準に定めている管理の状

況 ■ 実施している □ 一部実施している □ 実施していない

管理標準に定めている計測及び記録の実施状況 ■ 実施している □ 一部実施している □ 実施していない

管理標準に定めている保守及び点検の実施状況 □ 実施している ■ 一部実施している □ 実施していない

(2) 加熱及び冷却並びに伝熱の合理化 (2-1) 加熱設備等 加熱及び冷却並びに伝熱の管理 加熱等に関する計測及び記録 加熱等を行う設備の保守及び点

検 加熱等を行う設備の新設に当たっての措置

管理標準の設定の状況 ■ 設定済 □ 一部設定済( %) □ 未設定

計測及び記録に関する管理標準の設定の状況 ■ 設定済 □ 一部設定済( %) □ 未設定

保守及び点検に関する管理標準の設定の状況 ■ 設定済 □ 一部設定済( %) □ 未設定

□ 新設の際、判断基準どおり措置した

□ 新設の際、判断基準どおり措置していない

■ 当該年度に設備を新設して いない

管理標準に定めている管理の状況 ■ 実施している □ 一部実施している □ 実施していない

管理標準に定めている計測及び記録の実施状況 ■ 実施している □ 一部実施している □ 実施していない

管理標準に定めている保守及び点検の実施状況 ■ 実施している □ 一部実施している □ 実施していない

(2-2) 空気調和設備、給湯設備

空気調和設備、給湯設備の管理 空気調和設備、給湯設備に関する計測及び記録

空気調和設備、給湯設備の保守及び点検

空気調和設備、給湯設備の新設に当たっての措置

管理標準の設定の状況 ■ 設定済 □ 一部設定済( %) □ 未設定

計測及び記録に関する管理標準の設定の状況 ■ 設定済 □ 一部設定済( %) □ 未設定

保守及び点検に関する管理標準の設定の状況 ■ 設定済 □ 一部設定済( %) □ 未設定

□ 新設の際、判断基準どおり措置した

□ 新設の際、判断基準どおり措置していない

■ 当該年度に設備を新設して いない 管理標準に定めている管理の状

況 ■ 実施している □ 一部実施している □ 実施していない

管理標準に定めている計測及び記録の実施状況 ■ 実施している □ 一部実施している □ 実施していない

管理標準に定めている保守及び点検の実施状況 ■ 実施している □ 一部実施している □ 実施していない

(3) 廃熱の回収利用 廃熱の回収利用の基準 廃熱に関する計測及び記録 廃熱回収設備の保守及び点検 廃熱回収設備の新設に当たっての措置

管理標準の設定の状況 ■ 設定済 □ 一部設定済( %) □ 未設定

計測及び記録に関する管理標準の設定の状況 ■ 設定済 □ 一部設定済( %) □ 未設定

保守及び点検に関する管理標準の設定の状況 □ 設定済 □ 一部設定済( %) □ 未設定

□ 新設の際、判断基準どおり措置した

□ 新設の際、判断基準どおり措置していない

□ 当該年度に設備を新設していない 管理標準に定めている管理の状

況 ■ 実施している □ 一部実施している □ 実施していない

管理標準に定めている計測及び記録の実施状況 ■ 実施している □ 一部実施している □ 実施していない

管理標準に定めている保守及び点検の実施状況 □ 実施している □ 一部実施している □ 実施していない

(4) 熱の動力等への変換の合理化 (4-1) 発電専用設備 発電専用設備の管理 発電専用設備に関する計測及び

記録 発電専用設備の保守及び点検 発電専用設備の新設に当たって

の措置

管理標準の設定の状況 □ 設定済 □ 一部設定済( %) □ 未設定

計測及び記録に関する管理標準の設定の状況 □ 設定済 □ 一部設定済( %) □ 未設定

保守及び点検に関する管理標準の設定の状況 □ 設定済 □ 一部設定済( %) □ 未設定

□ 新設の際、判断基準どおり措置した

□ 新設の際、判断基準どおり措置していない

□ 当該年度に設備を新設していない 管理標準に定めている管理の状

況 □ 実施している □ 一部実施している □ 実施していない

管理標準に定めている計測及び記録の実施状況 □ 実施している □ 一部実施している □ 実施していない

管理標準に定めている保守及び点検の実施状況 □ 実施している □ 一部実施している □ 実施していない

『⼯場等』の場合の記⼊例※個別注意事項

適⽤される判断基準が異なるのみで、記載⽅法については基本的には「専ら事務所等」の記載の考え⽅に同じなので、同様に記載をする。

(3)廃熱の回収利⽤ について、

・(1)に印がある場合は、原則として(※)(3)にも印を⾏う

(※)⼤気開放型の設備で廃熱温度が構造上測れない燃焼設備等を除く

・廃熱の温度等のデータをもとに費⽤対効果がないことを確認した場合は、右表のとおり記載してください(但し確認した記録が残っていることが原則)。

・費⽤対効果の検討を⾏っていない場合は基準、運転の管理、計測及び記録共に「未設定」「実施していない」とすること。

定期報告書作成のポイント(指定-第8表)⑥

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(4-1) 発電専用設備 発電専用設備の新設に当たって

の措置

□ 新設の際、判断基準どおり措置した

□ 新設の際、判断基準どおり措置していない

□ 当該年度に設備を新設していない

(4-2) コージェネレーション設備

コージェネレーション設備の管理

コージェネレーション設備に関する計測及び記録

コージェネレーション設備の保守及び点検

コージェネレーション設備の新設に当たっての措置

管理標準の設定の状況 □ 設定済 □ 一部設定済( %) □ 未設定

計測及び記録に関する管理標準の設定の状況 □ 設定済 □ 一部設定済( %) □ 未設定

保守及び点検に関する管理標準の設定の状況 □ 設定済 □ 一部設定済( %) □ 未設定

□ 新設の際、判断基準どおり措置した

□ 新設の際、判断基準どおり措置していない

□ 当該年度に設備を新設していない 管理標準に定めている管理の状

況 □ 実施している □ 一部実施している □ 実施していない

管理標準に定めている計測及び記録の実施状況 □ 実施している □ 一部実施している □ 実施していない

管理標準に定めている保守及び点検の実施状況 □ 実施している □ 一部実施している □ 実施していない

(5) 放射、伝導、抵抗等によるエネルギーの損失の防止 (5-1) 放射、伝導等による熱の損失の防止

熱の損失に関する計測及び記録 熱利用設備の保守及び点検 熱利用設備の新設に当たっての措置

計測及び記録に関する管理標準の設定の状況 ■ 設定済 □ 一部設定済( %) □ 未設定

保守及び点検に関する管理標準の設定の状況 ■ 設定済 □ 一部設定済( %) □ 未設定

□ 新設の際、判断基準どおり措置した

□ 新設の際、判断基準どおり措置していない

■ 当該年度に設備を新設して いない 管理標準に定めている計測及び

記録の実施状況 □ 実施している ■ 一部実施している □ 実施していない

管理標準に定めている保守及び点検の実施状況 □ 実施している ■ 一部実施している □ 実施していない

(5-2) 抵抗等による電気の損失の防止

受変電設備及び配電設備の管理 受変電設備及び配電設備に関する計測及び記録

受変電設備及び配電設備の保守及び点検

受変電設備及び配電設備の新設に当たっての措置

管理標準の設定の状況 ■ 設定済 □ 一部設定済( %) □ 未設定

計測及び記録に関する管理標準の設定の状況 ■ 設定済 □ 一部設定済( %) □ 未設定

保守及び点検に関する管理標準の設定の状況 ■ 設定済 □ 一部設定済( %) □ 未設定

■ 新設の際、判断基準どおり 措置した

□ 新設の際、判断基準どおり措置していない

□ 当該年度に設備を新設していない 管理標準に定めている管理の状

況 ■ 実施している □ 一部実施している □ 実施していない

管理標準に定めている計測及び記録の実施状況 ■ 実施している □ 一部実施している □ 実施していない

管理標準に定めている保守及び点検の実施状況 ■ 実施している □ 一部実施している □ 実施していない

(6) 電気の動力、熱等への変換の合理化 (6-1) 電動力応用設備、電気加熱設備等

電動力応用設備、電気加熱設備等の管理

電動力応用設備、電気加熱設備等に関する計測及び記録

電動力応用設備、電気加熱設備等の保守及び点検

電動力応用設備の新設に当たっての措置

管理標準の設定の状況 ■ 設定済 □ 一部設定済( %) □ 未設定

計測及び記録に関する管理標準の設定の状況 ■ 設定済 □ 一部設定済( %) □ 未設定

保守及び点検に関する管理標準の設定の状況 ■ 設定済 □ 一部設定済( %) □ 未設定

□ 新設の際、判断基準どおり措置した

□ 新設の際、判断基準どおり措置していない

■ 当該年度に設備を新設して いない 管理標準に定めている管理の状

況 ■ 実施している □ 一部実施している □ 実施していない

管理標準に定めている計測及び記録の実施状況 ■ 実施している □ 一部実施している □ 実施していない

管理標準に定めている保守及び点検の実施状況 ■ 実施している □ 一部実施している □ 実施していない

(6-2) 照明設備、昇降機、事務用機器、民生用機器

照明設備、昇降機、事務用機器の管理

照明設備に関する計測及び記録 照明設備、昇降機、事務用機器の保守及び点検

照明設備、昇降機、事務用機器、民生用機器の新設に当たっての措置

管理標準の設定の状況 ■ 設定済 □ 一部設定済( %) □ 未設定

計測及び記録に関する管理標準の設定の状況 ■ 設定済 □ 一部設定済( %) □ 未設定

保守及び点検に関する管理標準の設定の状況 ■ 設定済 □ 一部設定済( %) □ 未設定

□ 新設の際、判断基準どおり措置した

□ 新設の際、判断基準どおり措置していない

■ 当該年度に設備を新設して いない 管理標準に定めている管理の状

況 ■ 実施している □ 一部実施している □ 実施していない

管理標準に定めている計測及び記録の実施状況 ■ 実施している □ 一部実施している □ 実施していない

管理標準に定めている保守及び点検の実施状況 ■ 実施している □ 一部実施している □ 実施していない

定期報告書作成のポイント(指定-第8表)⑦

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定期報告書作成のポイント(指定-第9表) 指定-第9表の記⼊⽅法は、作成のポイント(特定-第9表)①〜②を参照

77

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指定-第10表 エネルギー管理指定工場等におけるエネルギーの使用に伴って発生する二酸化炭素の温室効

果ガス算定排出量

1 エネルギーの使用に伴って発生する二酸化炭素の温室効果ガス算定排出量

エネルギーの使用に伴って発生する二酸化炭素 25,132 t-CO2 備考 1 エネルギーの使用に伴って発生する二酸化炭素の温室効果ガス算定排出量の欄には、次に掲げる量(他

人への電気又は熱の供給に係るものを除く。)の合計量を記載すること。 (1) 燃料の使用に伴って発生する二酸化炭素の排出量 (2) 他人から供給された電気の使用に伴って発生する二酸化炭素の排出量 (3) 他人から供給された熱の使用に伴って発生する二酸化炭素の排出量

2 エネルギーの使用に伴って発生する二酸化炭素の温室効果ガス算定排出量に、備考1(2)掲げる量

が含まれる場合は、本表に加えて指定-第10表の3にも必要事項を記載すること。

2 電気事業の用に供する発電所又は熱供給事業の用に供する熱供給施設が設置されている工場等において

燃料の使用に伴って発生する二酸化炭素の温室効果ガス算定排出量

エネルギーの使用に伴って発生する二酸化炭素 t-CO2 備考 本報告に係る工場等が、主たる事業として行う電気事業の用に供する発電所又は主たる事業として行う熱

供給事業の用に供する熱供給施設が設置されている工場等である場合は、エネルギーの使用に伴って発生す

る二酸化炭素の温室効果ガス算定排出量の欄には、第10表の1の備考1(1)に掲げる量を記載すること。

3 エネルギーの使用に伴って発生する二酸化炭素のうち、他人から供給された電気の使用に伴う二酸化炭

素の温室効果ガス算定排出量の算定に用いた係数

係数の値 係数の根拠 係数の適用範囲

t-CO2/kWh 0.000738 C社の実排出係数

C社からの買電分

0.000603 D社の実排出係数 D社からの買電分

備考 本表の各欄には、エネルギーの使用に伴って発生する二酸化炭素の算定において、他人から供給された

電気の使用に伴う二酸化炭素の排出量の算定に用いた係数について、当該係数の根拠及び係数の値を記載

すること。

定期報告書作成のポイント(指定-第10表)①

<10表1>指定⼯場に係る⼆酸化炭素の実排出量を記載

<10表2>電気事業⽤の発電所、熱供給事業⽤の熱供給施

設を設置している事業者のみ記載。

<10表3>購⼊している電気事業者に係る実排出係数を記

載。

エネルギーの使⽤に伴って発⽣する⼆酸化炭素の排出量の報告については、特定第12表および指定第10表にて報告

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4 地球温暖化対策の推進に関する法律に基づく命令に定める算定方法又は係数と異なる算定方法又は

係数の内容

備考1 本表の各欄には、地球温暖化対策の推進に関する法律に基づく命令に定める算定方法又は係数と異なる

算定方法又は係数を用いた場合に、当該算定方法又は係数の内容について説明すること。 2 他人から供給された電気の使用に伴う二酸化炭素の排出量の算定に用いた係数については、指定-第1

0表の3に記載すること。

5 権利利益の保護に係る請求及び情報の提供の有無

権利利益の保護に係る請求の有無 (該当するものに○をすること)

1.有 2.無

その他の関連情報の提供の有無 (該当するものに○をすること)

1.有 2.無

備考1 本エネルギー管理指定工場等に係る報告が地球温暖化対策の推進に関する法律第27条第1項の請求に係るものである場合は、左欄「1.有」に○をすること。

2 同法第32条第1項の規定による本エネルギー管理指定工場等に係る情報の提供がある場合は右欄「1.有」に○をすること。

3 本表の「1.有」に該当する場合は、地球温暖化対策の推進に関する法律に基づく命令に定める書

類を本報告に添付すること。

<10表4>温対法による算定⽅法と異なる算定⽅法・係数

の場合のみその内容について記載。

<10表5>①権利利益の保護に係る請求(温対法第27条第1項)に該当する場合は有、ない場合は無に○をつける。(通常は無)

②温対法第32条第1項に係る情報提供がある場合は有に○をした上で、事業所管⼤⾂あての、温対法に基づく様式2を添付する

定期報告書作成のポイント(指定-第10表)②

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中⻑期計画書

特定事業者・特定連鎖化事業者は、毎年度、エネルギーの使⽤の合理化の⽬標(※1)達成のための、中⻑期(※2)的視点に⽴った計画を作成し、報告する。(※1)⼯場等判断基準Ⅱ⽬標部分(エネルギーの使⽤の合理化の⽬標及び計画的に取り組むべき措置)「エネルギーの消費原単位⼜は電気需要評価原単位を中⻑期的にみて年平均1%以上低減させること を⽬標として、技術的かつ経済的に可能な範囲で実現に努める」(※2)概ね3〜5年先

【提出期限】7⽉末⽇

(様式第8)・ 中⻑期計画書の作成⽅法(Ⅰ〜Ⅳ)

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中⻑期計画書作成のポイント①鑑⽂およびⅠについて、

① 提出宛先は、「主たる事務所(通常は本社)の所在地」欄に記載の住所が管轄となる経済産業局⻑、及び設置している全ての⼯場等に係る事業所管省庁。

② 届出⽇を記載。(提出期限︓7⽉末⽇)

③ 住所(本社登記住所)・法⼈名・法⼈番号・代表者の役職名・代表者⽒名を記⼊のうえ、代表者印を押印。

④ 特定事業者番号(7桁)を記⼊。

⑤ 事業者の名称(届け出る法⼈名と同じ)を記載

⑥ 実際に本社として機能している事業所の所在地を記⼊。

⑦ 主たる事業および細分類番号(⽇本標準産業分類に

従う)を記載

⑧ 提出時に選任されているエネルギー管理統括者の職名・⽒名を記⼊。

⑨ 提出時に選任されているエネルギー管理企画推進者の職名・⽒名・免状番号⼜は講習修了番号・勤務地・連絡先、メールアドレスを記⼊(該当者に直接連絡がとれる連絡先を記⼊)。なお新規指定により提出時点で未選任の場合には、作成実務者名等を記⼊し、⽒名の後ろに(作成実務者)と追記するとともに免状等⼜は講習修了番号欄には「選任中」と記⼊

②③

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Ⅱ について、① 「内容」欄は、主に、設備投資等を伴う省エ

ネ計画を記⼊。② 「該当する⼯場等」の欄には、複数の⼯場・

事業場が該当する場合は、それぞれの⼯場等の名称を記⼊し、⼯場、本社、営業所を含む全ての⼯場等が対象となる場合は、“全ての⼯場等”と記⼊。

③ 「実施期間」の期間の⽬安は3〜5年。例えば平成30年度報告の場合には、平成30年4⽉を起算に3〜5年間となる。

④ 「エネルギー使⽤合理化期待効果」の欄には、基準年に対する計画完了時点の年間削減量を原油換算(kl)で記⼊。(基準年の考え⽅については次⾴参照)。なおピーク対策機器の導⼊を記載する場合であって、合理化期待効果としての削減量が無い場合は「-」等と記載。

⑤ なお、検討の対象となる設備については、『中⻑期計画の作成指針』※を参照。※http://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/procedure/

中⻑期計画書作成のポイント②Ⅱ 計画内容及びエネルギー使用合理化期待効果

内容 該当する工場等 実施時期

エネルギー使用 合理化期待効果 (原油換算 kl/

年)

55 台の空気圧縮機のうち32台を順次ブロアに

更新する

全ての工場等

平成 30年度

平成 34年度

154kL/年

高圧変圧器の 66 台を順次更新

高効率アモルファス変圧器へ更新

○○工場

平成 30年度

平成 31年度

38kL/年

第○建屋リニューアル工事

(1) 高効率電動機の採用(29千 kWh)

(2) インバーター化(121 千 kWh)

(3) IoT によるラインを構成 等

○○工場

平成 30年度

30kL/年

溶解炉設備の更新時に炉圧制御及び排ガス O2 監

視装置設置による効率改善

△△工場

平成 30年度

26kL/年

高効率照明ランプ、灯具への更新(1,200 本)

本社、全工場の

管理棟

平成 30年度

平成 32年度

25kL/年

外気導入量の適正化制御(CO2 濃度制御)

本社

平成 30年度

20kL/年

避難誘導灯の高効率ランプへの更新

本社

平成 30年度

8kL/年

蒸気バルブ等の断熱強化

全工場

平成 30年度

5kL/年

① ② ④③

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①中⻑期計画書作成のポイント④

① Ⅲには、定量的に記⼊できないエネルギーの使⽤の合理化に向けた計画(省エネルギー推進委員会の設⽴等)について記⼊。また、この欄のみでは記⼊が困難な場合は、CSR 報告書等の関係資料を添付することができる。

② Ⅳには、Ⅱ・Ⅲについて、前年度に提出した中⻑期計画書に変更が⽣じた場合に、削除した計画・追加した計画に分けて記⼊。「理由」の欄は、削除の場合は、例えば「実施済み」「計画順延」「計画中⽌」等、追加・変更の場合は、たとえば「設備投資計画の⾒直し」「製造ラインの増設」等と簡潔に記⼊する。

Ⅲ その他エネルギーの使用の合理化に関する事項

1 エネルギー消費原単位の悪化状況を踏まえ、社長の命により、従来は省エネルギーの検討の場を兼

ねていた「コスト検討会議」から分離独立し、エネルギー管理統括者である環境・CSR 担当常務取締役

を委員長、エネルギー管理企画推進者に選任予定のエネルギー管理部次長を副委員長とし、全拠点の担

当部長を委員とする「省エネルギー推進検討会議」を平成29年8月に立ち上げた。

毎月の会議においては、年度および四半期ごとの達成目標に基づき、前月の各部門別・拠点別のエ

ネルギー使用量をチェックし、使用量が予想より増加した部門、拠点においては原因を追究する。その

上で、必要な措置を現場に指示すると共に、設備更新等予算措置が必要な場合についても、本会議にお

いて、費用対効果を含めて検討、決定を行っていく。

2 また、本年度(平成30年度)より、老朽化施設のリニューアル工事に着手した。更新対象施設に

おいては、原単位が30%低減するよう、高効率機器や IoT を活用した生産ラインを導入するなど、省

エネルギーの推進を積極的に行っていく。

Ⅳ 前年度計画書との比較

削除した計画 該当する工場等 理 由

ボイラ給水予熱装置導入 △△工場 実施済み

追加した計画 該当する工場等 理 由

高効率照明ランプ、灯具への更新(1,200 本) 本社、全工場の管

理棟

省エネルギー効果が見込まれるた

備考 1 この用紙の大きさは、日本工業規格A4とすること。

2 文字は、かい書でインキ、タイプによる印字等により明確に記入すること。

3 計画書冒頭の※印を付した「受理年月日」欄及び「処理年月日」欄には記入しないこと。

4 Ⅰの「主たる事業」及び「細分類番号」の欄には、行っている事業について、日本標準産業分類

の細分類に従い、分類の名称及び番号を記入すること。

5 Ⅱの「該当する工場等」の欄には、複数工場等が該当する場合はそれぞれの工場等の名称を記載し、

全工場等が該当する場合は全工場等と記入すること。

6 Ⅱの「エネルギー使用合理化期待効果」の欄には、基準年度を報告年度とし、計画完了年度における

年間エネルギー消費量の削減効果を記入すること。

7 Ⅲには、Ⅱで定量的に記載できないエネルギーの使用の合理化に向けた計画等について記入すること。

また、この欄のみでは記入が困難な場合は、CSR 報告書等の関係資料を添付すること。

8 Ⅳには、Ⅱ・Ⅲについて前年度と比較して記入すること。

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基準年

基準年

提出が平成30年度のとき → 「基準年」は平成29年度となる。計画最終年度である平成33年度の照明のエネルギー消費量が、平成29年度のそれと⽐較してどのくらい減るかが「合理化期待効果」となる。

例︓平成30年7⽉末に提出する中⻑期計画書で記載する、「平成30年度から平成33年度にかけて⼯場の照明器具を⾼効率のものに切り替える」という計

画の場合

【「基準年」の考え⽅】

<注意>例えば「平成30年度から平成33年度にかけて⼯場の照明器具を⾼効率のものに切り替える」という計画案件は、中⽌しなければ平成30年度にも続けて中⻑期計画書で報告することになる。平成31年度の報告の際の「基準年」は平成30年度となる(30年度に更新済の設備に係る「合理化期待効果」分は減らす)。

平成29年度 平成30年度

4⽉ 5⽉ ・・・・・・・ 2⽉ 3⽉ 4⽉3⽉

平成30年度に提出する中⻑期計画書の計画の期間

平成31年度 平成32年度 平成33年度 平成34年度以降

平成31年度に提出する中⻑期計画書の計画の期間

中⻑期計画書作成のポイント③

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エネルギー管理統括者等選解任

エネルギー管理統括者・企画推進者・エネルギー管理者・管理員の選解任を⾏った場合は『選任・解任届出書』の提出が必要。【提出時期】選任のあった⽇以降最初の7⽉末⽇ までに

○エネルギー管理統括者・企画推進者選任・解任届出書 (様式第4)

○エネルギー管理者・管理員選任・解任届出書 (様式第7)

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③届出日を記載(提出期限:事由が生じた日以降最初の7月末日)

②事業者の主たる事務所(⑤(※)参照)を所在地を管轄する経済産業局長あて提出。

④住所(本社登記住所)・法人名・法人番号・代表者の役職名・代表者氏名を記入のうえ、代表者印を押印。※法人番号検索 http://www.houjin-bangou.nta.go.jp/

⑤特定事業者番号(又は特定連鎖化事業者番号)・事業者の名称・主たる事務所の所在地(※) を記入

(※)一般的には本社として機能している事務所所在地

①該当項目に○印。(両方とも同時に届け出る場合には両方に○印。)

○ エネルギー管理統括者・企画推進者選任・解任届出書 記載例(様式第4)

⑥エネルギー管理統括者の選任日(指定された日以降で、選任期限内の日)・職名・氏名・選任又は解任の理由を記入。・選任時期:選任事由が生じた日以降遅滞なく選任

・新規指定の時は選任者のみ記載し、理由欄は「新規指定のため」等とする

・エネルギー管理講習を新規受講する方を選任する場合は、修了証交付日以降とする 86

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3. エネルギー管理企画推進者の氏名等

選任の年月日 年 月 日 平成○○年 ○○月○○日 年 月 日 年 月 日

解任の年月日 平成○○年 ○○月○○日 年 月 日 年 月 日 年 月 日

職 名 本社○○部 ○○課長

本社○○部 △△課長

氏 名 ○○ ○○ ○○ ○○

生年月日 昭和○○年 ○○月○○日

昭和○○年 ○○月○○日 年 月 日 年 月 日

エネルギー管理士 免状番号又は 講習修了番号

***** *-****-******

選任又は解任の 理由 定年退職 人事異動

4.作成担当者連絡先

所 在 地 〒○○○-○○○○ ○○県○○市○○町○-○

事 業 所 名 ○○○○株式会社 所 属 部 課 ○○部○○○課 氏 名 ○○ ○○ 電 話 ○○○―○○○―○○○○ F A X ○○○―○○○―○○○○ メ ー ル ア ド レ ス *****@*****.co.jp

備 考

備考 1 この用紙の大きさは、日本工業規格A4とすること。

2 文字はかい書で、インキ、タイプによる印字等により明確に記入すること。 3 届出書冒頭の※印を付した欄には記入しないこと。 4 括弧書きになっている題名については、届け出ようとする者の職名を○で囲むこと。 5 2. エネルギー管理統括者の氏名等及び3. エネルギー管理企画推進者の氏名等の記入欄が

足りない場合には、別紙に一覧を作成の上、添付すること。

⑧作成担当者連絡先については、勤務先の代表番号ではなく、内容確認ができる担当者に直接連絡がとれる連絡先を記入(欄内を漏れなく記載)。

⑦エネルギー管理企画推進者の選任日(解任日)・職名・氏名・生年月日・エネルギー管理士免状番号又は講習修了番号・選任又は解任の理由を記入。

※選任時期:選任事由が生じた日から6ヶ月以内

※新規指定の時は選任者のみ記載し、理由欄は「新規指定のため」等とする

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⑥エネルギー管理指定工場等指定番号・区分・(指定工場の)名称・所在地・主たる事業および細分類番号を記載※区分については、指定区分のいずれかに○印

※主たる事業、細分類番号については、日本標準産業分類に従う

①エネルギー管理者またはエネルギー管理員)に○印。

※「エネルギー管理指定工場等毎に作成」

○エネルギー管理者・管理員選任・解任届出書 記載例(様式第7)

③届出日を記載提出期限:事由が生じた日以降最初の7月末日

②事業者の主たる事務所(⑤(※)参照)を所在地を管轄する経済産業局長あて提出。(指定工場の所在地で判断しないこと)

④①

③②

④住所(本社登記住所)・法人名・法人番号・代表者の役職名・代表者氏名を記入のうえ、代表者印を押印。※法人番号検索 http://www.houjin-bangou.nta.go.jp/

⑤特定事業者番号(又は特定連鎖化事業者番号)・事業者の名称・主たる事務所の所在地(※) を記入(※)一般的には本社として機能している事務所所在地

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3. エネルギー管理者又はエネルギー管理員の氏名等

選任の年月日 年 月 日 平成○○年 ○○月○○日 年 月 日 年 月 日

解任の年月日 平成○○年 ○○月○○日 年 月 日 年 月 日 年 月 日

職 名 ○○課○○係 ○○課○○係

氏 名 ○○ ○○ ○○ ○○

生 年 月 日 昭和○○年 ○○月○○日

昭和○○年 ○○月○○日 年 月 日 年 月 日

エネルギー管理士免状

番号又は講習修了番号 ***** *-****-******

選任又は解任の 理由 人事異動 人事異動

4.作成担当者連絡先

所 在 地 〒○○○-○○○○ ○○県○○市○○町○-○

事 業 所 名 ○○○○株式会社 所 属 部 課 ○○部○○○課 氏 名 ○○ ○○ 電 話 ○○○―○○○―○○○○ F A X ○○○―○○○―○○○○ メ ー ル ア ド レ ス *****@*****.co.jp

備 考

備考 1 この用紙の大きさは、日本工業規格A4とすること。

2 文字はかい書で、インキ、タイプによる印字等により明確に記入し、括弧書きになっている題

名については、エネルギー管理者又はエネルギー管理員のいずれかを○で囲み、2.第一種エ

ネルギー管理指定工場等又は第二種エネルギー管理指定工場等に関する事項の区分欄はその直

前に付してある番号を○で囲むこと。

3 届出書冒頭の※印を付した欄には記入しないこと。

4 「主たる事業」及び「細分類番号」の欄には、当該工場等において行われる事業について、日

本標準産業分類の細分類に従い、分類の名称及び番号を記入すること。

5 「エネルギー管理士免状番号又は講習修了番号」の欄には、エネルギー管理士免状の交付を受

けている者の選任又は解任の場合にあっては免状に記載されている番号を、法第13条第1項

第1号(法第18条第1項において準用する場合を含む。以下同じ。)に該当する者の選任又は

解任の場合にあっては受講した法第13条第1項第1号の講習の修了番号を記入すること。

6 2. 第一種エネルギー管理指定工場等又は第二種エネルギー管理指定工場等に関する事項、

3. エネルギー管理者又はエネルギー管理員の氏名等の記入欄が足りない場合には、別紙に

⑦⑦エネルギー管理者又はエネルギー管理員の選任日(解任日)・職名・氏名・生年月日・エネルギー管理士免状番号又は講習修了番号・選任又は解任の理由 を記入。

・選任時期:選任事由が生じた日以降遅滞なく選任

・新規指定の時は選任者のみ記載し、理由欄は「新規指定のため」等とする

・エネルギー管理講習を新規受講する方を選任する場合は、修了証交付日以降とする

⑧作成担当者連絡先については、勤務先の代表番号ではなく、内容確認ができる担当者に直接連絡がとれる連絡先を記入(欄内を漏れなく記載)。

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○平成30年度提出分(平成29年度実績)から適⽤される変更内容

●変更内容○ベンチマーク 対象業種の追加(平成30年度定期報告分〜)

・ホテル業・百貨店業

○様式変更(特定7表2)※電⼒供給業のベンチマーク関連

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■資源エネルギー庁(省エネ法関連)※⼯場等に係る措置(報告様式、ツール、記⼊要領等)http://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/procedure/

※判断基準等関連法令、パンフレット、Q&A集等http://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/summary/

■中部経済産業局(省エネ関連)http://www.chubu.meti.go.jp/d33shouene/index.html

■省エネ⽀援ポータルサイトhttp://www.shoene-portal.jp/

○省エネルギー関連サイト

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省エネ法 定期報告