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特定自主検査記録表の記入例

コンクリートポンプ特定自主検査に超音波探傷（ＵＴ）検査が導入され、新たに特定自主検査詳

細記録表（以下、詳細記録表と言う。）が追加されました。

以下の記入例は詳細記録表が追加された事により変更された部分を説明するものです。

基本的な記入方法はマニュアル『TC-ZC-02-F 特定自主検査記録表の記入要領』を参照ください。

・記録表について

使用する記録表は従来から使用している『SR-CP-03-A、SR-CP-04-A コンクリートポンプ車特定自

主検査記録表』、『SR-ZC-01-A 補修措置特定自主検査記録表』と新規に制作された詳細記録表を使用

します。

詳細記録表は（社）建設荷役安全技術協会（建荷協）のホームページより印刷し、それに記入し

てください。

尚、この詳細記録表は不定期に改訂される場合がありますので、検査を行う都度印刷して使用し

てください。

・詳細記録表の注意点

今回、新規に制作した詳細記録表は、重大な事故につながる可能性のあるブーム、旋回装置、架

台、アウトリガ装置をより正確に検査することを目的に各メーカー、機種ごと作られました。

紙面の都合上、検査箇所をすべて掲載することはできず、特に重要な点検箇所のみ符合が記載さ

れています。

しかし、検査指針にもあるように、検査箇所は各装置全体が対象になります。

検査を行うときは、詳細記録表の符号が記された検査箇所を含むブーム、旋回装置、架台、アウ

トリガー装置全体を対象に検査をしてください。

また、超音波探傷（ＵＴ）検査を他の検査会社等に依頼した場合は、検査会社等から提出された

検査報告書は特定自主検査記録表と一緒に３年間保存してください。

ブーム装置のアーム、リンク、ピ

ン、締め付けボルトの検査は、詳細

記録表に検査結果、補修内容を記入

します。

ここには、そのことをはっきり記

入する。

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旋回装置のターンテーブル、

架台のサブフレーム、アウトリガー装置のビーム、ビームボックス、フロートの検査は、

詳細記録表に検査結果、補修内容を記入します。

ここには、そのことをはっきり記入する。

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６頁の詳細記録表で点検し

た不良部分の詳細を記入する。

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図中の符号がない部分で不良が発見されたときは、矢印、符合、簡単な内容を

記入し、表に符号検査方法、検査結果、補修内容を記入する。また、検査結果の

詳細を補修措置に記載する。４頁参照

尚、超音波探傷（ＵＴ）検査の合否は、検査データーを『特定自主検査マニュ

アル コンクリートポンプ車の超音波探傷検査』に照らし合わせ判定する。

図中の特に重要な

点検部分を符号と矢

印で示し、表に検査

方法、検査結果、補

修内容を記入する。

超音波探傷（ＵＴ）

検査の対象部分は、

符号を黒い太枠で囲

み、右表に『ＵＴ』

と記載してありま

す。

検査を行い検査結

果が不良の場合は、

図中に簡単な内容を

記入し、表の検査方

法、検査結果、補修

内容を記入する。

また、検査結果の

詳細を補修措置に記

載する。４頁参照

検査指針にあるように、検査箇所は

ブーム、旋回装置、架台、アウトリガ

ー装置の全体を検査する。

超音波探傷検査業者の業者名、資格

者氏名、資格番号を記入する。

新車の登録年月と、ブーム、旋回装置、架台、アウトリ

ガー装置が製造されてからの経過年数を記入する。

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