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仙台市役所の環境負荷低減の取り組み 令和元年度版 仙台市 環境報告書 市長あいさつ … P1 仙台市の環境負荷低減に向けた取り組み … P2 仙台市の環境マネジメントシステム … P3 平成30年度実績とその内容 … P6 エネルギー・資源の使用量の削減(P.6) 再生可能エネルギー等の活用(P.9) 資源の有効利用、廃棄物の減量とリサイクルの推進(P.10) 温室効果ガス総排出量(P.12) 実績一覧(P.13) 環境監査 … P15 目  次 仙台市

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子供未来局総務課 エルパーク仙台

市長と外部監査委員写真左側より、佐藤委員、横山委員、溝口委員、郡市長、中田委員長、加藤委員、早川委員

監査委員長より市長へ環境監査報告書を提出

仙台市環境報告書 令和元年度版

仙台市環境局環境部環境企画課〒980-0802 仙台市青葉区二日町6-12 MSビル二日町5階

TEL 022-214-8218 FAX 022-214-0580 E-mail:[email protected]:https://www.city.sendai.jp/kankyo-chose/kurashi/machi/kankyohozen/chosa/sendaishi/hokokusho.html

令和2年1月発行

●施設を管理する団体等も含め、職員が高い意識をもって環境負荷低減に取り組んでいる。

●施設のLED化や職員の省エネ行動の徹底等により、オフィス系及び市民利用施設系において、購入電力量の削減が進んでいる。

●計画の改定に伴い、新たに「二酸化炭素排出量」を目標として掲げるとともに、「一般廃棄物排出量」と併せ、市域全体の目標を上回る目標値が設定された。

【令和元年度環境監査の概要】●日  時/令和元年8月19~21日(3日間)●対象部署/市民局(エルパーク仙台)、子供未来局(総務課)、環境局(葛岡工場)、文化観光局(国際セン

ター)、都市整備局(営繕課、設備課)、太白区(太白区文化センター)、交通局(総務課)、ガス局(経営企画課)

●対象期間/平成30年度及び令和元年度(4月~8月)●監査委員/外部監査委員6名      加藤保世明/みちのく環境管理規格認証機構 評価員・審査員      佐藤  弥/リコージャパン株式会社 ICT事業本部 インテグレーション統括本部  コンサルティング推進室     ○中田 俊彦/東北大学大学院工学研究科 教授      早川 俊郎/東北緑化環境保全株式会社 技術部 技術運営グループ ISO担当部長       溝口 忠昭/みやぎ環境カウンセラー協会 代表      横山 俊彦/せんだいE-Action 委員 (50音順・敬称略/○印:委員長)

評価できる点

令和元年度環境監査報告書の内容(総合所見の内容を抜粋)改善及び検討を要する点

 本市では、「新・仙台市環境行動計画」に基づき、年1回、外部監査委員による環境監査を実施しています。監査における指摘事項については、適切に改善の措置を行うとともに、監査委員からの意見等を基に環境マネジメントシステムの運用の見直しを行っています。

環境監査

仙台市役所の環境負荷低減の取り組み

令和元年度版

仙台市環境報告書

市長あいさつ … P1仙台市の環境負荷低減に向けた取り組み … P2仙台市の環境マネジメントシステム … P3平成30年度実績とその内容 … P6 ・ エネルギー・資源の使用量の削減(P.6) ・ 再生可能エネルギー等の活用(P.9) ・ 資源の有効利用、廃棄物の減量とリサイクルの推進(P.10) ・ 温室効果ガス総排出量(P.12) ・ 実績一覧(P.13)

環境監査 … P15

目  次

仙台市

❶産業廃棄物の保管について複数の部署において、廃棄物処理法に規定する保管基準が満たされていない不適切な保管状況が見受けられたため、是正に向けた対応を要する。

❷産業廃棄物のマニフェストについて産業廃棄物のマニフェストの記載や保管の方法等に関して担当者の理解不足が見受けられたため、職員への周知徹底が求められる。

❸環境関連法規制について各部署が作成する環境関連法規制に係る法的要求事項登録簿等について、必要な項目が記載されていない事例が見受けられたため、各部署で適切に作成・把握されたい。

❹環境負荷の実績集計と要因分析について事務局における環境負荷の実績のとりまとめにあたっては、定量目標に対する評価のみならず、エネルギー使用量等が多い局・施設に着目した分析・評価を行うことが望ましい。また、各部署においても、環境負荷低減に向けた具体の取り組みに基づく分析を行うなど、原因分析表の記載内容を充実されたい。

仙台市の環境マネジメントシステムの

PDCAサイクル

改 善Action

評 価Check

実 行Do

計 画Plan

仙台市環境行動方針

新・仙台市環境行動計画-持続可能な地域をつくるエコプラン-

1. 本市の事務事業に伴う環境負荷の最小化を図る2. 本市の環境行動に関して説明責任を果たす3. 人材を育てる4. 市民・事業者と協働して環境負荷低減を図る

杜の都環境プラン(仙台市環境基本計画)

目標の達成状況や監査の結果をもとに、さらに環境負荷の低減を進めます。

目標達成のために、環境行動を自主的・積極的に実行し、環境負荷低減に取り組みます。 

全庁共通目標や所管業務に関連した独自目標を設定します。

環境監査を行って計画の進行管理を行い、取り組みへの意識向上と環境行動のレベルアップを図ります。

 市役所は、行政機関であると同時に、大規模な事業者・消費者として地域に大きな影響を及ぼす立場にあります。その責任を果たすためには、地球温暖化対策などの環境課題に率先して対応するとともに、地域における同様の取り組みをリードしていくことが重要と考えます。 このため、本市では、環境マネジメントシステムの国際規格である「ISO14001」を参考にした独自の環境マネジメントシステムを定め、これに基づく環境行動の実践と継続的な改善により、環境負荷の低減を推進しています。

はじめに

 仙台市では、行政機関として、また大規模事業者の社会的責任を果たすとともに、市民・

事業者の皆さまの取り組みを先導するため、本市自らの環境負荷の低減に取り組んでいます。

 これまで本市では、平成10年3月に「仙台市環境率先行動計画」を策定するとともに、平

成11年9月には政令指定都市としては初めて国際規格であるISO14001の認証を取得し、

環境マネジメントの運用に努めてきました。

 また、平成18年からは、こうした経験を活かし、さらに効果的に環境負荷低減に取り組む

ため、独自の環境マネジメントシステムである「新・仙台市環境行動計画」を策定し、公共施

設の省エネ化や、職員の環境配慮行動の徹底など、全庁を挙げて取り組みを進めていると

ころです。

 この報告書は、本市の環境配慮に関する取り組みや環境負荷の実績などを皆様に広く紹

介することを目的として作成しているものです。

 近年、「持続可能な開発目標(SDGs)」や「パリ協定」を契機として、環境に対する社会

的関心が高まっています。本市においても、喫緊の課題である地球温暖化対策を総合的か

つ計画的に推進するため、本年10月に「仙台市地球温暖化対策等の推進に関する条例」を

制定したところであり、引き続き、皆さまの模範となるよう、率先して環境負荷低減に取り

組んでまいります。

仙台市長 郡 和子

市長あいさつ

◆仙台市の姿

◆取り組みの枠組み 仙台市の環境基本計画である「杜の都環境プラン」において、本市の事務事業の実施に伴い発生する環境負荷について、継続的に低減させる取り組みを推進していくことを定めています。 この「杜の都環境プラン」に基づき、本市では、独自の環境

マネジメントシステムである「新・仙台市環境行動計画-持続可能な地域をつくるエコプラン-」を策定し、その運用を行っています。 なお、本計画の具体的な取り組み内容は、「仙台市環境行動方針」における4つの基本指針に沿って定められています。

◆環境マネジメントシステムの運用 「新・仙台市環境行動計画」の中で、「計画(Plan)」・「実行(Do)」・「評価(Check)」・「改善(Action)」の過程を繰り返す「PDCAサイクル」を運用することにより、継続的な改善を図っています。

青葉区 302k㎡

若林区51k㎡

宮城野区   58k㎡

太白区 228k㎡

仙台市

泉 区147k㎡

東経140 2゚8′10″(西端)

東経141 2゚′48″(東端)

北緯38 1゚0′26″(南端)

北緯38 2゚7′18″    (北端) 月別平均気温の比較

※各区の面積(平成30年10月1日現在)

○総面積/786.30k㎡○人口/1,085,235人(平成27年国勢調査を基準とした推計人口)○世帯数/515,217世帯(平成27年国勢調査を基準とした推計人口)

■総面積、推計人口、世帯数〔平成31年4月1日現在〕年平均気温 13.6℃ 最高気温 37.3℃ 最低気温 -6.7℃年間降水量 1,082.0㎜

■気象概要(平成30年)

仙台市の環境負荷低減に向けた取り組み

月別平均気温の比較

※気象庁ホームページ掲載データに基づき作成

平成29年度平成30年度

平成26年度平成27年度平成28年度

平年

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

30

25

20

15

10

5

0

気温(℃)

基本指針

21

仙台市の環境マネジメントシステムの

PDCAサイクル

改 善Action

評 価Check

実 行Do

計 画Plan

仙台市環境行動方針

新・仙台市環境行動計画-持続可能な地域をつくるエコプラン-

1. 本市の事務事業に伴う環境負荷の最小化を図る2. 本市の環境行動に関して説明責任を果たす3. 人材を育てる4. 市民・事業者と協働して環境負荷低減を図る

杜の都環境プラン(仙台市環境基本計画)

目標の達成状況や監査の結果をもとに、さらに環境負荷の低減を進めます。

目標達成のために、環境行動を自主的・積極的に実行し、環境負荷低減に取り組みます。 

全庁共通目標や所管業務に関連した独自目標を設定します。

環境監査を行って計画の進行管理を行い、取り組みへの意識向上と環境行動のレベルアップを図ります。

 市役所は、行政機関であると同時に、大規模な事業者・消費者として地域に大きな影響を及ぼす立場にあります。その責任を果たすためには、地球温暖化対策などの環境課題に率先して対応するとともに、地域における同様の取り組みをリードしていくことが重要と考えます。 このため、本市では、環境マネジメントシステムの国際規格である「ISO14001」を参考にした独自の環境マネジメントシステムを定め、これに基づく環境行動の実践と継続的な改善により、環境負荷の低減を推進しています。

はじめに

 仙台市では、行政機関として、また大規模事業者の社会的責任を果たすとともに、市民・

事業者の皆さまの取り組みを先導するため、本市自らの環境負荷の低減に取り組んでいます。

 これまで本市では、平成10年3月に「仙台市環境率先行動計画」を策定するとともに、平

成11年9月には政令指定都市としては初めて国際規格であるISO14001の認証を取得し、

環境マネジメントの運用に努めてきました。

 また、平成18年からは、こうした経験を活かし、さらに効果的に環境負荷低減に取り組む

ため、独自の環境マネジメントシステムである「新・仙台市環境行動計画」を策定し、公共施

設の省エネ化や、職員の環境配慮行動の徹底など、全庁を挙げて取り組みを進めていると

ころです。

 この報告書は、本市の環境配慮に関する取り組みや環境負荷の実績などを皆様に広く紹

介することを目的として作成しているものです。

 近年、「持続可能な開発目標(SDGs)」や「パリ協定」を契機として、環境に対する社会

的関心が高まっています。本市においても、喫緊の課題である地球温暖化対策を総合的か

つ計画的に推進するため、本年10月に「仙台市地球温暖化対策等の推進に関する条例」を

制定したところであり、引き続き、皆さまの模範となるよう、率先して環境負荷低減に取り

組んでまいります。

仙台市長 郡 和子

市長あいさつ

◆仙台市の姿

◆取り組みの枠組み 仙台市の環境基本計画である「杜の都環境プラン」において、本市の事務事業の実施に伴い発生する環境負荷について、継続的に低減させる取り組みを推進していくことを定めています。 この「杜の都環境プラン」に基づき、本市では、独自の環境

マネジメントシステムである「新・仙台市環境行動計画-持続可能な地域をつくるエコプラン-」を策定し、その運用を行っています。 なお、本計画の具体的な取り組み内容は、「仙台市環境行動方針」における4つの基本指針に沿って定められています。

◆環境マネジメントシステムの運用 「新・仙台市環境行動計画」の中で、「計画(Plan)」・「実行(Do)」・「評価(Check)」・「改善(Action)」の過程を繰り返す「PDCAサイクル」を運用することにより、継続的な改善を図っています。

青葉区 302k㎡

若林区51k㎡

宮城野区   58k㎡

太白区 228k㎡

仙台市

泉 区147k㎡

東経140 2゚8′10″(西端)

東経141 2゚′48″(東端)

北緯38 1゚0′26″(南端)

北緯38 2゚7′18″    (北端) 月別平均気温の比較

※各区の面積(平成30年10月1日現在)

○総面積/786.30k㎡○人口/1,085,235人(平成27年国勢調査を基準とした推計人口)○世帯数/515,217世帯(平成27年国勢調査を基準とした推計人口)

■総面積、推計人口、世帯数〔平成31年4月1日現在〕年平均気温 13.6℃ 最高気温 37.3℃ 最低気温 -6.7℃年間降水量 1,082.0㎜

■気象概要(平成30年)

仙台市の環境負荷低減に向けた取り組み

月別平均気温の比較

※気象庁ホームページ掲載データに基づき作成

平成29年度平成30年度

平成26年度平成27年度平成28年度

平年

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

30

25

20

15

10

5

0

気温(℃)

基本指針

21

基本指針

目 標

対象範囲(仙台市全庁の組織)

環境管理組織 推進組織

庁舎施設管理研修の様子

本方針に則した環境マネジメントシステムの構築及び運用を通じて、本市の事業実施に伴う環境負荷を最小限とするとともに、業務執行の効率化を図る。

①本市の事業実施に伴う環境負荷の最小化を図る

本市の環境負荷の低減の取り組みの内容及び実施結果や環境に関する規制等の遵守状況等の環境行動に関する情報を、市民に対してわかりやすく提供し、その理解を得るよう努める。

②本市の環境行動に関して説明責任を果たす本方針による環境負荷低減のための率先的取り組みを通じて、市民・事業者による地域での環境行動を促すことにより、本市全体の環境負荷低減を図り、環境先進都市として地域の持続可能性を高める。

④市民・事業者と協働して環境負荷低減を図る

環境への負荷と業務の関連を総合的に理解し、自らの行動を律する職員を育成する。

③人材を育てる

全庁共通目標 (組織全体で取り組む目標)

独 自 目 標 (各部署が独自に設定する目標)

●組織体制(令和元年度)

危機管理室

まちづくり政策局

健康福祉局

子供未来局

都市整備局

文化観光局

 防

 局

教育委員会

選挙管理委員会

人事委員会

監査事務局

農業委員会

議会事務局

青葉区役所

宮城野区役所

若林区役所

太白区役所

※市職員数:14,465人(平成31年4月1日現在)

環境管理委員会(各局等主管課長)

杜の都環境プラン推進本部会議

環境監査委員会(外部監査委員)

環境管理責任者(環境局長)

環境管理事務局(環境企画課)

推進指導員(局等の主管課長)

推進責任者(局・区長、総合支所長、会計管理者、行政委員会事務局長、

議会事務局長、公営企業事業管理者)

推進員(課長・公所長・教頭等)

職 員

統括者(市長)

学校推進指導員(学校長等)

報告・提案

目標・手順等の提示

研修名 研修内容

新規採用職員研修 計画の概要を理解し、職場での環境配慮行動を修得する。

一般研修(対象:全職員) 計画の概要及び実績を理解し、個々の職員の自覚を高めるとともに、環境行動の実践を図る。

庁舎施設管理研修(対象:庁舎・施設の管理を担当する職員)

省エネルギー対策や環境関連法規制など庁舎管理上必要な知識を修得する。

学校・図書館・文化センター等施設の利用状況が大きく影響する市民利用施設系

工場・市立病院・交通事業等業務量、処理量が大きく影響する

事業系

本庁・区役所等執務室での業務が大きく影響するオフィス系

(市長を本部長とし、各局長等がメンバーとなっている、市役所全体の横断的組織)

●目標設定年度/平成26年度~令和2年度の7年間●目標設定項目及び目標値・二酸化炭素排出量/エネルギーの使用に伴う二酸化炭素排出量を、平成22年度比で1%以上削減する。・一般廃棄物排出量/一般廃棄物排出量を平成26年度比で10%以上削減する。

仙台市独自の環境マネジメントシステムである「新・仙台市環境行動計画」では、PDCAサイクルを組織的に運用することにより、環境負荷の低減や、法令遵守、環境汚染の未然防止に努めています。仙台市の環境マネジメントシステム

●仙台市環境行動方針(主要部分抜粋) 本市においては、市民生活に密着した公共サービスを担う行政機関として、事業実施に伴う環境負荷低減の取り組みの充実、環境に関する法令遵守など社会的責任を果たすとともに、これを公表し、透明性を確保していくことが、より重要になっています。この認識のもと、本市業務による環境負荷低減を推進するうえで基本となる4つの指針を定め、環境

行動を継続的に実施していくこととしました。 本市が環境行動を実践するとともに、その成果を市民・事業者に広く還元し、共有することで、現在及び将来の市民に対して良好な都市環境を提供するという責務を果たすとともに、地球規模の課題解決へ向けた貢献をしていきたいと考えます。

●目標の設定 庁舎・施設の管理や事業活動により発生する環境負荷の低減を具体的に進めるため、組織全体で取り組む「全庁共通目標」を設定するとともに、各部署においては、業務に関連した「独自目標」を自主的に設定して、それぞれの環境負荷を管理しています。 平成30年11月には計画を改定し、計画期間を令和2年度末までに2年間延長するとともに、全庁共通目標を見直し、

新たに「二酸化炭素排出量」を目標として掲げ、「一般廃棄物排出量」と併せ、市役所が率先的に環境負荷の低減に取り組む姿勢を示すため、市域全体の目標を上回る水準の目標値を設定しました。 なお、平成30年度の実績については、改定前の目標の達成状況について、評価を行っています。

●職員の環境教育 職員の環境に対する意識の向上を図るとともに、環境行動方針や環境マネジメントシステムに関する知識や技能の向上を図るため、次のとおり研修を実施しています。

43

基本指針

目 標

対象範囲(仙台市全庁の組織)

環境管理組織 推進組織

庁舎施設管理研修の様子

本方針に則した環境マネジメントシステムの構築及び運用を通じて、本市の事業実施に伴う環境負荷を最小限とするとともに、業務執行の効率化を図る。

①本市の事業実施に伴う環境負荷の最小化を図る

本市の環境負荷の低減の取り組みの内容及び実施結果や環境に関する規制等の遵守状況等の環境行動に関する情報を、市民に対してわかりやすく提供し、その理解を得るよう努める。

②本市の環境行動に関して説明責任を果たす本方針による環境負荷低減のための率先的取り組みを通じて、市民・事業者による地域での環境行動を促すことにより、本市全体の環境負荷低減を図り、環境先進都市として地域の持続可能性を高める。

④市民・事業者と協働して環境負荷低減を図る

環境への負荷と業務の関連を総合的に理解し、自らの行動を律する職員を育成する。

③人材を育てる

全庁共通目標 (組織全体で取り組む目標)

独 自 目 標 (各部署が独自に設定する目標)

●組織体制(令和元年度)

危機管理室

まちづくり政策局

健康福祉局

子供未来局

都市整備局

文化観光局

 防

 局

教育委員会

選挙管理委員会

人事委員会

監査事務局

農業委員会

議会事務局

青葉区役所

宮城野区役所

若林区役所

太白区役所

※市職員数:14,465人(平成31年4月1日現在)

環境管理委員会(各局等主管課長)

杜の都環境プラン推進本部会議

環境監査委員会(外部監査委員)

環境管理責任者(環境局長)

環境管理事務局(環境企画課)

推進指導員(局等の主管課長)

推進責任者(局・区長、総合支所長、会計管理者、行政委員会事務局長、

議会事務局長、公営企業事業管理者)

推進員(課長・公所長・教頭等)

職 員

統括者(市長)

学校推進指導員(学校長等)

報告・提案

目標・手順等の提示

研修名 研修内容

新規採用職員研修 計画の概要を理解し、職場での環境配慮行動を修得する。

一般研修(対象:全職員) 計画の概要及び実績を理解し、個々の職員の自覚を高めるとともに、環境行動の実践を図る。

庁舎施設管理研修(対象:庁舎・施設の管理を担当する職員)

省エネルギー対策や環境関連法規制など庁舎管理上必要な知識を修得する。

学校・図書館・文化センター等施設の利用状況が大きく影響する市民利用施設系

工場・市立病院・交通事業等業務量、処理量が大きく影響する

事業系

本庁・区役所等執務室での業務が大きく影響するオフィス系

(市長を本部長とし、各局長等がメンバーとなっている、市役所全体の横断的組織)

●目標設定年度/平成26年度~令和2年度の7年間●目標設定項目及び目標値・二酸化炭素排出量/エネルギーの使用に伴う二酸化炭素排出量を、平成22年度比で1%以上削減する。・一般廃棄物排出量/一般廃棄物排出量を平成26年度比で10%以上削減する。

仙台市独自の環境マネジメントシステムである「新・仙台市環境行動計画」では、PDCAサイクルを組織的に運用することにより、環境負荷の低減や、法令遵守、環境汚染の未然防止に努めています。仙台市の環境マネジメントシステム

●仙台市環境行動方針(主要部分抜粋) 本市においては、市民生活に密着した公共サービスを担う行政機関として、事業実施に伴う環境負荷低減の取り組みの充実、環境に関する法令遵守など社会的責任を果たすとともに、これを公表し、透明性を確保していくことが、より重要になっています。この認識のもと、本市業務による環境負荷低減を推進するうえで基本となる4つの指針を定め、環境

行動を継続的に実施していくこととしました。 本市が環境行動を実践するとともに、その成果を市民・事業者に広く還元し、共有することで、現在及び将来の市民に対して良好な都市環境を提供するという責務を果たすとともに、地球規模の課題解決へ向けた貢献をしていきたいと考えます。

●目標の設定 庁舎・施設の管理や事業活動により発生する環境負荷の低減を具体的に進めるため、組織全体で取り組む「全庁共通目標」を設定するとともに、各部署においては、業務に関連した「独自目標」を自主的に設定して、それぞれの環境負荷を管理しています。 平成30年11月には計画を改定し、計画期間を令和2年度末までに2年間延長するとともに、全庁共通目標を見直し、

新たに「二酸化炭素排出量」を目標として掲げ、「一般廃棄物排出量」と併せ、市役所が率先的に環境負荷の低減に取り組む姿勢を示すため、市域全体の目標を上回る水準の目標値を設定しました。 なお、平成30年度の実績については、改定前の目標の達成状況について、評価を行っています。

●職員の環境教育 職員の環境に対する意識の向上を図るとともに、環境行動方針や環境マネジメントシステムに関する知識や技能の向上を図るため、次のとおり研修を実施しています。

43

仙台市の環境マネジメントシステムの取り組みの経過参 考

+4.9%

平成28年度

▲2.8%

平成29年度

+3.7%

平成30年度

平成30年度は仙台市立仙台高等学校体育館(左)と仙台市中小企業活性化センター(右)の照明のLED化等を実施

1998(平成1999(平成2001(平成

2001(平成2002(平成2005(平成2006(平成

2013(平成2018(平成

3月9月3月

4月2月4月3月

3月11月

10年)11年)13年)

13年)14年)17年)18年)

25年)30年)

「仙台市環境率先行動計画」策定仙台市役所本庁舎、北庁舎、区役所、総合支所で「ISO14001」 の認証を取得仙台市環境局葛岡工場及び関連施設でISO14001の認証を取得「仙台市環境率先行動計画」改定「仙台市グリーン購入推進に関する要綱」策定仙台市ガス局幸町庁舎及び新港工場でISO14001の認証を取得仙台市環境局今泉工場及び関連施設でISO14001の認証を取得本庁舎等ISO14001の対象範囲を二日町分庁舎等に拡大本庁舎等、環境局葛岡工場、今泉工場、ガス局でのISO14001の運用終了「新・仙台市環境行動計画」策定「新・仙台市環境行動計画」全面改定(ハード面の対策強化)「新・仙台市環境行動計画」改定(計画期間を2年延長、全庁共通目標の見直し)

1.エネルギー・資源の使用量の削減

 平成30年度の購入電力量(原単位ベース)は、前年度と比較して3.7%の増加となり、目標の達成には至りませんでした。清掃工場の基幹改良工事に伴い、ごみの焼却による発電が停止したことなどが要因として挙げられます。

 総量ベースでは、基準年度である平成22年度比で2.9%増となっていますが、施設のLED化や職員の省エネ行動の徹底等により、オフィス系及び市民利用施設系では削減が進んでいます。

実績:原単位ベース3.7%増加(目標:原単位ベース前年度比で各年2%以上削減)

❶購入電力量 目標管理項目

※原単位とは、エネルギー使用量を、そのエネルギーの使用と密接な関係を持つ値で除した値で、事業量の増減も考慮し、効率性の観点からの比較を可能にするものです。

■ 例

仙台市の環境マネジメントシステム 平成30年度 実績とその内容

◆法令等の遵守 市役所には、各庁舎やごみ焼却工場、浄水場、浄化センター、病院など様々な施設があります。環境汚染を未然に防止するとともに、市の事業者・行政機関としての説明責任を果たすため、各施設等における環境関連の法律や条例などの遵守状況について、定期的に点検評価を行っています

◆緊急事態対応 災害や事故等により、重大な環境汚染が発生することが想定される設備、事業活動については、「緊急事態対応計画書」を策定するなど緊急時の対応等を定め、環境汚染の予防を図ることとしています。

◆グリーン購入の推進 グリーン購入とは、物品やサービス等について、環境負荷ができるだけ小さいものを調達することをいいます。 本市では平成13年3月に「仙台市グリーン購入推進に関する要綱」を制定し、グリーン購入に積極的に取り組んでおり、平成21年度からは、グリーン購入対象品目等のすべてにおいて、原則としてグリーン購入法適合商品等を調達することとし、グリーン購入が通常化されています。

◆結果の公表 「新・仙台市環境行動計画」では、計画の運用等を公表することを定めています。このため、本市の業務に伴う環境負荷の状況や環境負荷低減のための取り組み状況等をまとめた「仙台市環境報告書」(本冊子)及び「仙台市環境報告書資料編」を作成し、仙台市ホームページでも公開しています。https://www.city.sendai.jp/kankyo-chose/kurashi/machi/kankyohozen/chosa/sendaishi/hokokusho.html

購入電力量(原単位ベース)前年度比

購入電力量(総量ベース)平成22年度(基準年度)

21,249

86,993

141,502

249,745

部 門 平成28年度

17,731

78,470

165,304

261,505

平成29年度

17,230

79,837

157,412

254,479

平成30年度

17,245

78,524

161,303

257,072

前年度比

+0.1%

▲1.6%

+2.5%

+1.0%

基準年度比

▲18.8%

▲9.7%

+14.0%

+2.9%

オフィス系

市民利用施設系

事業系

総計

(単位:千 kwh)

本庁舎、区役所等のオフィス=購入電力量÷延床面積市民センター等の市民利用施設=購入電力量÷利用人数清掃工場=購入電力量÷廃棄物処理量

 平成30年度における、市の業務に伴う環境負荷の実績等は以下のとおりです。 なお、平成30年11月に計画を改定しましたが、平成30年度実績は、改定前の目標に基づく評価を行っています。

65

仙台市の環境マネジメントシステムの取り組みの経過参 考

+4.9%

平成28年度

▲2.8%

平成29年度

+3.7%

平成30年度

平成30年度は仙台市立仙台高等学校体育館(左)と仙台市中小企業活性化センター(右)の照明のLED化等を実施

1998(平成1999(平成2001(平成

2001(平成2002(平成2005(平成2006(平成

2013(平成2018(平成

3月9月3月

4月2月4月3月

3月11月

10年)11年)13年)

13年)14年)17年)18年)

25年)30年)

「仙台市環境率先行動計画」策定仙台市役所本庁舎、北庁舎、区役所、総合支所で「ISO14001」 の認証を取得仙台市環境局葛岡工場及び関連施設でISO14001の認証を取得「仙台市環境率先行動計画」改定「仙台市グリーン購入推進に関する要綱」策定仙台市ガス局幸町庁舎及び新港工場でISO14001の認証を取得仙台市環境局今泉工場及び関連施設でISO14001の認証を取得本庁舎等ISO14001の対象範囲を二日町分庁舎等に拡大本庁舎等、環境局葛岡工場、今泉工場、ガス局でのISO14001の運用終了「新・仙台市環境行動計画」策定「新・仙台市環境行動計画」全面改定(ハード面の対策強化)「新・仙台市環境行動計画」改定(計画期間を2年延長、全庁共通目標の見直し)

1.エネルギー・資源の使用量の削減

 平成30年度の購入電力量(原単位ベース)は、前年度と比較して3.7%の増加となり、目標の達成には至りませんでした。清掃工場の基幹改良工事に伴い、ごみの焼却による発電が停止したことなどが要因として挙げられます。

 総量ベースでは、基準年度である平成22年度比で2.9%増となっていますが、施設のLED化や職員の省エネ行動の徹底等により、オフィス系及び市民利用施設系では削減が進んでいます。

実績:原単位ベース3.7%増加(目標:原単位ベース前年度比で各年2%以上削減)

❶購入電力量 目標管理項目

※原単位とは、エネルギー使用量を、そのエネルギーの使用と密接な関係を持つ値で除した値で、事業量の増減も考慮し、効率性の観点からの比較を可能にするものです。

■ 例

仙台市の環境マネジメントシステム 平成30年度 実績とその内容

◆法令等の遵守 市役所には、各庁舎やごみ焼却工場、浄水場、浄化センター、病院など様々な施設があります。環境汚染を未然に防止するとともに、市の事業者・行政機関としての説明責任を果たすため、各施設等における環境関連の法律や条例などの遵守状況について、定期的に点検評価を行っています

◆緊急事態対応 災害や事故等により、重大な環境汚染が発生することが想定される設備、事業活動については、「緊急事態対応計画書」を策定するなど緊急時の対応等を定め、環境汚染の予防を図ることとしています。

◆グリーン購入の推進 グリーン購入とは、物品やサービス等について、環境負荷ができるだけ小さいものを調達することをいいます。 本市では平成13年3月に「仙台市グリーン購入推進に関する要綱」を制定し、グリーン購入に積極的に取り組んでおり、平成21年度からは、グリーン購入対象品目等のすべてにおいて、原則としてグリーン購入法適合商品等を調達することとし、グリーン購入が通常化されています。

◆結果の公表 「新・仙台市環境行動計画」では、計画の運用等を公表することを定めています。このため、本市の業務に伴う環境負荷の状況や環境負荷低減のための取り組み状況等をまとめた「仙台市環境報告書」(本冊子)及び「仙台市環境報告書資料編」を作成し、仙台市ホームページでも公開しています。https://www.city.sendai.jp/kankyo-chose/kurashi/machi/kankyohozen/chosa/sendaishi/hokokusho.html

購入電力量(原単位ベース)前年度比

購入電力量(総量ベース)平成22年度(基準年度)

21,249

86,993

141,502

249,745

部 門 平成28年度

17,731

78,470

165,304

261,505

平成29年度

17,230

79,837

157,412

254,479

平成30年度

17,245

78,524

161,303

257,072

前年度比

+0.1%

▲1.6%

+2.5%

+1.0%

基準年度比

▲18.8%

▲9.7%

+14.0%

+2.9%

オフィス系

市民利用施設系

事業系

総計

(単位:千 kwh)

本庁舎、区役所等のオフィス=購入電力量÷延床面積市民センター等の市民利用施設=購入電力量÷利用人数清掃工場=購入電力量÷廃棄物処理量

 平成30年度における、市の業務に伴う環境負荷の実績等は以下のとおりです。 なお、平成30年11月に計画を改定しましたが、平成30年度実績は、改定前の目標に基づく評価を行っています。

65

■二酸化炭素総排出量の内訳

自動車CO210.9%

施設CO289.1%

総量181,693t-CO2

バス事業11.0%

地下鉄事業16.6%

下水道事業16.2%

学校11.8%

水道事業4.9%病院事業4.1%

本庁舎・区役所等庁舎3.6%

その他31.8%

■主要事業等別内訳

重油2.1%

購入電力72.8%

自動車軽油10.2%

都市ガス11.5%

■エネルギー種別内訳

灯油2.4%その他1.1%

■二酸化炭素総排出量の推移

200,000

150,000

100,000

50,000

0

t-CO2 オフィス系 市民利用施設系 事業系

22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度

169,794

132,019

176,765186,819 184,601

30年度29年度28年度

195,912 188,642 181,693190,055

種 別 排出係数0.521※

2.24

5.97

2.49

2.71

2.32

2.58

2.24

購入電力量

都市ガス使用量

プロパンガス使用量

灯油使用量

重油使用量

自動車によるガソリン使用量

自動車による軽油使用量

自動車による圧縮天然ガス使用量

単 位 目 標㎏-CO2/kWh

㎏-CO2/㎥

㎏-CO2/㎥

㎏-CO2/ℓ

㎏-CO2/ℓ

㎏-CO2/ℓ

㎏-CO2/ℓ

㎏-CO2/㎥

自動車燃料の使用に伴う二酸化炭素排出量(自動車CO2)

施設関係エネルギーの使用に伴う二酸化炭素排出量

(施設CO2)

■平成30年度実績値における温室効果ガス(二酸化炭素)排出係数 ※東北電力株式会社の場合

総量161,940t-CO2

■部門別内訳

事業系57.8%

オフィス系7.3%

市民利用施設系34.8%

■エネルギー種別内訳

プロパンガス0.6%

重油2.2%

購入電力81.1%

灯油3.0%都市ガス13.1%

■施設CO2の推移 オフィス系 市民利用施設系 事業系

200,000

150,000

100,000

50,000

0

t-CO2

22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度

149,178

111,926

155,303 165,242

28年度 29年度 30年度

162,730 168,325175,559168,553 161,940

参 考

■自動車CO2の推移

25,000

20,000

15,000

10,000

5,000

0

t-CO2 オフィス系 市民利用施設系 事業系

22年度 23年度 24年度 25年度 26年度

20,616 20,09321,462 21,576 21,871

27年度

21,730

28年度 29年度 30年度

20,353 20,089 19,753

■部門別割合

事業系95.6%

オフィス系3.9%

市民利用施設系0.5%

総量19,753t-CO2

■エネルギー種別内訳

CNG1.5%

軽油94.0%

ガソリン4.5%

 平成30年度の二酸化炭素総排出量は、約18.2万t-CO2で、前年度に比べ3.7%減少しました。 エネルギー種別では電力が72.8%と最も多く、次いで都市ガス、自動車軽油、灯油、重油の順となっています。

実績:前年度比3.7%減少

❷二酸化炭素総排出量

 平成30年度の庁舎・施設から発生したエネルギーの使用に伴うCO2は約16.2万t-CO2で、前年度に比べ3.9%減少

しました。市民利用施設において照明のLED化等により購入電力量が減少したことなどが要因として挙げられます。

実績:前年度比3.9%減少

❸庁舎・施設からの二酸化炭素排出量 

 本計画における二酸化炭素排出量は、エネルギー・燃料の使用量に、地球温暖化対策の推進に関する法律施行令(平成11年4月7日政令第143号)第3条及び別表第1に定める温室効果ガス(二酸化炭素)を乗じて算出しています。ただし、「購入電力」については、経済産業省及び環境省が公表する排出係数のうち、それぞれの施設で契約している電気事業者の係数、「都市ガス」及び「自動車のよる圧縮天然ガス」については、仙台市ガス局が設定する発熱量を用いて算出しています。

 平成30年度の公用車(消防局の緊急車両を除く)の燃料使用に伴うCO2は19,753t-CO2で、前年度に比べ1.7%減少しました。バス車両数が減少し、燃料使用量が減少したことなどが要因として挙げられます。 なお、本市では、公用車の更新及び新規導入時に次世代自動車等の導入を進めるとともに、公用車の台数削減・共用化を図っています。また、用務の際は、公共交通機関や公用自転車を使用し、できるだけ車の使用を控えるよう努めています。

実績:前年度比1.7%減少

❹自動車燃料の使用に伴う二酸化炭素排出量

平成30年度 実績とその内容

87

■二酸化炭素総排出量の内訳

自動車CO210.9%

施設CO289.1%

総量181,693t-CO2

バス事業11.0%

地下鉄事業16.6%

下水道事業16.2%

学校11.8%

水道事業4.9%病院事業4.1%

本庁舎・区役所等庁舎3.6%

その他31.8%

■主要事業等別内訳

重油2.1%

購入電力72.8%

自動車軽油10.2%

都市ガス11.5%

■エネルギー種別内訳

灯油2.4%その他1.1%

■二酸化炭素総排出量の推移

200,000

150,000

100,000

50,000

0

t-CO2 オフィス系 市民利用施設系 事業系

22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度

169,794

132,019

176,765186,819 184,601

30年度29年度28年度

195,912 188,642 181,693190,055

種 別 排出係数0.521※

2.24

5.97

2.49

2.71

2.32

2.58

2.24

購入電力量

都市ガス使用量

プロパンガス使用量

灯油使用量

重油使用量

自動車によるガソリン使用量

自動車による軽油使用量

自動車による圧縮天然ガス使用量

単 位 目 標㎏-CO2/kWh

㎏-CO2/㎥

㎏-CO2/㎥

㎏-CO2/ℓ

㎏-CO2/ℓ

㎏-CO2/ℓ

㎏-CO2/ℓ

㎏-CO2/㎥

自動車燃料の使用に伴う二酸化炭素排出量(自動車CO2)

施設関係エネルギーの使用に伴う二酸化炭素排出量

(施設CO2)

■平成30年度実績値における温室効果ガス(二酸化炭素)排出係数 ※東北電力株式会社の場合

総量161,940t-CO2

■部門別内訳

事業系57.8%

オフィス系7.3%

市民利用施設系34.8%

■エネルギー種別内訳

プロパンガス0.6%

重油2.2%

購入電力81.1%

灯油3.0%都市ガス13.1%

■施設CO2の推移 オフィス系 市民利用施設系 事業系

200,000

150,000

100,000

50,000

0

t-CO2

22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度

149,178

111,926

155,303 165,242

28年度 29年度 30年度

162,730 168,325175,559168,553 161,940

参 考

■自動車CO2の推移

25,000

20,000

15,000

10,000

5,000

0

t-CO2 オフィス系 市民利用施設系 事業系

22年度 23年度 24年度 25年度 26年度

20,616 20,09321,462 21,576 21,871

27年度

21,730

28年度 29年度 30年度

20,353 20,089 19,753

■部門別割合

事業系95.6%

オフィス系3.9%

市民利用施設系0.5%

総量19,753t-CO2

■エネルギー種別内訳

CNG1.5%

軽油94.0%

ガソリン4.5%

 平成30年度の二酸化炭素総排出量は、約18.2万t-CO2で、前年度に比べ3.7%減少しました。 エネルギー種別では電力が72.8%と最も多く、次いで都市ガス、自動車軽油、灯油、重油の順となっています。

実績:前年度比3.7%減少

❷二酸化炭素総排出量

 平成30年度の庁舎・施設から発生したエネルギーの使用に伴うCO2は約16.2万t-CO2で、前年度に比べ3.9%減少

しました。市民利用施設において照明のLED化等により購入電力量が減少したことなどが要因として挙げられます。

実績:前年度比3.9%減少

❸庁舎・施設からの二酸化炭素排出量 

 本計画における二酸化炭素排出量は、エネルギー・燃料の使用量に、地球温暖化対策の推進に関する法律施行令(平成11年4月7日政令第143号)第3条及び別表第1に定める温室効果ガス(二酸化炭素)を乗じて算出しています。ただし、「購入電力」については、経済産業省及び環境省が公表する排出係数のうち、それぞれの施設で契約している電気事業者の係数、「都市ガス」及び「自動車のよる圧縮天然ガス」については、仙台市ガス局が設定する発熱量を用いて算出しています。

 平成30年度の公用車(消防局の緊急車両を除く)の燃料使用に伴うCO2は19,753t-CO2で、前年度に比べ1.7%減少しました。バス車両数が減少し、燃料使用量が減少したことなどが要因として挙げられます。 なお、本市では、公用車の更新及び新規導入時に次世代自動車等の導入を進めるとともに、公用車の台数削減・共用化を図っています。また、用務の際は、公共交通機関や公用自転車を使用し、できるだけ車の使用を控えるよう努めています。

実績:前年度比1.7%減少

❹自動車燃料の使用に伴う二酸化炭素排出量

平成30年度 実績とその内容

87

参 考

指定避難所への防災対応型太陽光発電システム(高砂市民センター)

小学校(122)、中学校(63)、高等学校(5)、特別支援学校(1)、市民センター(5)、コミュニティセンター(1)児童館(1)、仙台駅東口駅前広場、天文台、野村学校給食センター、安養寺配水所、八木山動物公園内動物病院、茂庭浄水場、南部発達相談支援センター、市役所本庁舎、宮城野区役所、宮城野区文化センター、宮城総合支所、田子西たんぽぽホーム、オーエンス泉岳自然ふれあい館、大沼太陽光発電所、上杉分庁舎、秋保の里センター、国見浄水場、中原浄水場、福岡浄水場、荒井東復興公営住宅、南蒲生浄化センター、水道局本庁舎

220太陽光発電システム

宮城総合支所1風力発電カメイアリーナ仙台1太陽熱

再生可能エネルギー等利用設備の種類 施設数 施設名

ガス局庁舎、ガス局技術センター、ガス局ショールーム、元気フィールド仙台、野村学校給食センター、高砂学校給食センター、市立病院

7都市ガスコージェネレーション

安養寺配水所、南蒲生浄化センター、朴沢小水力発電所3小水力発電

上杉分庁舎1地中熱発電

3廃棄物発電(廃棄物焼却余熱利用も実施) 今泉工場、葛岡工場、松森工場

■公用車における次世代自動車等の比率

太陽熱廃棄物発電

太陽光発電小水力発電地中熱

風力発電都市ガスコージェネレーション

■部門別内訳

事業系23.9%

総量2,353千㎥

オフィス系5.9%

市民利用施設系70.2%

■事業別使用量内訳

スポーツ施設6.0%

地下鉄事業3.5% 食肉市場

7.6%

下水道事業5.2%動物公園4.0%

学校給食センター3.8%

本庁舎・区役所等3.3% 学校

42.6%その他24.0%

■水道使用量の推移

3,000

2,500

2,000

1,500

1,000

500

0

千㎥ オフィス系 市民利用施設系 事業系

22年度 23年度 24年度 25年度 26年度

2,8182,609 2,621 2,534 2,478

27年度

2,488

28年度 29年度 30年度

2,409 2,332 2,353

1,944

100.0%

205

10.5%

657

33.8%

1,082

55.7%

862

44.3%

台 数

比 率

次世代自動車等以外

保有台数計

次世代自動車等

次世代自動車

低燃費・低公害車

(参考)平成29年度実績値 40.4%

再生可能エネルギー等利用設備の種類

都市ガスコージェネレーション

小水力発電

太陽光発電

場 所

復興公営住宅(田子西、霊屋下、上原、芦の口、 角五郎、鶴ヶ谷第二、荒井南、 新田東)

復興公営住宅(田子西)

上追沢沈砂池

■再生可能エネルギー等利用施設数の推移250

200

150

100

50

0

施設

22年度

69

23年度

70

24年度

75

26年度

144

228

25年度 27年度

230

28年度

235

29年度

236

30年度

81

太陽光発電延寿埋立処分場

■紙類使用量の推移2,000

1,500

1,000

500

0

t PPC用紙全体 外注印刷物全体

22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度

659 642 757 762 884

842 911 903 924 917

782

902

28年度 29年度 30年度

790

925

733

916

699

938

1,501 1,553 1,660 1,686 1,801 1,684 1,715 1,649 1,637

2.再生可能エネルギー等の活用

左表の施設のほか、市所有の敷地や施設の一部分を事業者が活用し、再生可能エネルギー設備を設置して監理運営を行う、官民連携の取り組みについても実施しています。

 太陽光など、二酸化炭素を排出しない再生可能エネルギーによる発電や、都市ガス利用の際などの余熱を有効利用した発電などを行っている施設数は、下表のとおりです。 なお、本市では、地球温暖化対策や環境教育・学習への活用を図るため、また、災害時に避難所等において必要な電力を確保するため、学校などの公共施設に防災対応型の太陽光発電システムの導入を進めています。

実績:236施設❶再生可能エネルギー等利用施設数 平成30年度の公用車に占める次世代自動車等(電気自動車

やハイブリッド自動車など)の割合は、44.3%で、前年度比で3.9ポイント増加しました。 なお、本市では、「仙台市次世代自動車等導入方針」により、公用車を導入する際は、原則として次世代自動車等に限ることとしています。

実績:平成30年度末現在44.3%(前年度比3.9ポイント増加)❷次世代自動車等の比率

3.資源の有効利用、廃棄物の減量とリサイクルの推進

実績:前年度比0.9%増加❶水道使用量

実績:PPC用紙使用量938t、外注印刷物紙使用量699t❷紙類使用量

平成30年度 実績とその内容

 平成30年度の庁舎・施設における水道使用量は2,353千㎥で、前年度に比べ0.9%増加しました。夏季の気温上昇による、学校等での上水道使用量の増加などが要因として挙げられます。

 なお、本市では、節水等の機器の導入に努めるとともに、日常的な取り組みとして、職員自ら節水を行うことはもちろん、来庁者や施設利用者に対しても、掲示などにより節水を呼びかけています。

 平成30年度のPPC用紙(コピー用紙)使用量は938t(前年度比2.4%増加)、市が作成する報告書やチラシ、市政だより等の外注印刷物の紙使用量は699t(前年度比4.7%減少)でした。 なお、本市では、一度使用した紙の裏側を内部資料のコピーやプリントアウトに再利用するなど、PPC用紙使用量の削減に努めています。

109

参 考

指定避難所への防災対応型太陽光発電システム(高砂市民センター)

小学校(122)、中学校(63)、高等学校(5)、特別支援学校(1)、市民センター(5)、コミュニティセンター(1)児童館(1)、仙台駅東口駅前広場、天文台、野村学校給食センター、安養寺配水所、八木山動物公園内動物病院、茂庭浄水場、南部発達相談支援センター、市役所本庁舎、宮城野区役所、宮城野区文化センター、宮城総合支所、田子西たんぽぽホーム、オーエンス泉岳自然ふれあい館、大沼太陽光発電所、上杉分庁舎、秋保の里センター、国見浄水場、中原浄水場、福岡浄水場、荒井東復興公営住宅、南蒲生浄化センター、水道局本庁舎

220太陽光発電システム

宮城総合支所1風力発電カメイアリーナ仙台1太陽熱

再生可能エネルギー等利用設備の種類 施設数 施設名

ガス局庁舎、ガス局技術センター、ガス局ショールーム、元気フィールド仙台、野村学校給食センター、高砂学校給食センター、市立病院

7都市ガスコージェネレーション

安養寺配水所、南蒲生浄化センター、朴沢小水力発電所3小水力発電

上杉分庁舎1地中熱発電

3廃棄物発電(廃棄物焼却余熱利用も実施) 今泉工場、葛岡工場、松森工場

■公用車における次世代自動車等の比率

太陽熱廃棄物発電

太陽光発電小水力発電地中熱

風力発電都市ガスコージェネレーション

■部門別内訳

事業系23.9%

総量2,353千㎥

オフィス系5.9%

市民利用施設系70.2%

■事業別使用量内訳

スポーツ施設6.0%

地下鉄事業3.5% 食肉市場

7.6%

下水道事業5.2%動物公園4.0%

学校給食センター3.8%

本庁舎・区役所等3.3% 学校

42.6%その他24.0%

■水道使用量の推移

3,000

2,500

2,000

1,500

1,000

500

0

千㎥ オフィス系 市民利用施設系 事業系

22年度 23年度 24年度 25年度 26年度

2,8182,609 2,621 2,534 2,478

27年度

2,488

28年度 29年度 30年度

2,409 2,332 2,353

1,944

100.0%

205

10.5%

657

33.8%

1,082

55.7%

862

44.3%

台 数

比 率

次世代自動車等以外

保有台数計

次世代自動車等

次世代自動車

低燃費・低公害車

(参考)平成29年度実績値 40.4%

再生可能エネルギー等利用設備の種類

都市ガスコージェネレーション

小水力発電

太陽光発電

場 所

復興公営住宅(田子西、霊屋下、上原、芦の口、 角五郎、鶴ヶ谷第二、荒井南、 新田東)

復興公営住宅(田子西)

上追沢沈砂池

■再生可能エネルギー等利用施設数の推移250

200

150

100

50

0

施設

22年度

69

23年度

70

24年度

75

26年度

144

228

25年度 27年度

230

28年度

235

29年度

236

30年度

81

太陽光発電延寿埋立処分場

■紙類使用量の推移2,000

1,500

1,000

500

0

t PPC用紙全体 外注印刷物全体

22年度 23年度 24年度 25年度 26年度 27年度

659 642 757 762 884

842 911 903 924 917

782

902

28年度 29年度 30年度

790

925

733

916

699

938

1,501 1,553 1,660 1,686 1,801 1,684 1,715 1,649 1,637

2.再生可能エネルギー等の活用

左表の施設のほか、市所有の敷地や施設の一部分を事業者が活用し、再生可能エネルギー設備を設置して監理運営を行う、官民連携の取り組みについても実施しています。

 太陽光など、二酸化炭素を排出しない再生可能エネルギーによる発電や、都市ガス利用の際などの余熱を有効利用した発電などを行っている施設数は、下表のとおりです。 なお、本市では、地球温暖化対策や環境教育・学習への活用を図るため、また、災害時に避難所等において必要な電力を確保するため、学校などの公共施設に防災対応型の太陽光発電システムの導入を進めています。

実績:236施設❶再生可能エネルギー等利用施設数 平成30年度の公用車に占める次世代自動車等(電気自動車

やハイブリッド自動車など)の割合は、44.3%で、前年度比で3.9ポイント増加しました。 なお、本市では、「仙台市次世代自動車等導入方針」により、公用車を導入する際は、原則として次世代自動車等に限ることとしています。

実績:平成30年度末現在44.3%(前年度比3.9ポイント増加)❷次世代自動車等の比率

3.資源の有効利用、廃棄物の減量とリサイクルの推進

実績:前年度比0.9%増加❶水道使用量

実績:PPC用紙使用量938t、外注印刷物紙使用量699t❷紙類使用量

平成30年度 実績とその内容

 平成30年度の庁舎・施設における水道使用量は2,353千㎥で、前年度に比べ0.9%増加しました。夏季の気温上昇による、学校等での上水道使用量の増加などが要因として挙げられます。

 なお、本市では、節水等の機器の導入に努めるとともに、日常的な取り組みとして、職員自ら節水を行うことはもちろん、来庁者や施設利用者に対しても、掲示などにより節水を呼びかけています。

 平成30年度のPPC用紙(コピー用紙)使用量は938t(前年度比2.4%増加)、市が作成する報告書やチラシ、市政だより等の外注印刷物の紙使用量は699t(前年度比4.7%減少)でした。 なお、本市では、一度使用した紙の裏側を内部資料のコピーやプリントアウトに再利用するなど、PPC用紙使用量の削減に努めています。

109

◆リサイクル率の推移オフィス系 市民利用施設系 事業系 全体

オフィス系 市民利用施設系 事業系

100

80

60

40

20

0

59.652.3 54.6

22年度 23年度 24年度

56.3

25年度

56.5

26年度

57.4

27年度

55.7 55.1 55.6

※総量・比率は重量 換算により算出

事業内訳下水道事業 54.1%水道事業 32.9%ほか 13.0%

■産業廃棄物の排出状況

総量38,089t

汚泥87.6%

動物系固形不要物1.2%廃油1.5%廃プラスチック類0.6%金属くず0.6%

ばいじん7.7%

29年度 30年度28年度

■主な建設副産物のリサイクル率の推移 平成22年度 平成24年度平成23年度 平成25年度平成27年度

平成26年度平成28年度 平成29年度 平成30年度

100

90

80

70

60

50

40

0

%

アスファルト・コンクリート塊

コンクリート塊

※上記以外の目標項目のグラフは省略(実績は14ページ参照)

100 99.7 99.4 99.8 98.2 99.1 99.8 99.96 100 99 98.4 98.8 97.2 98.1 99.3 99.97 100100

 平成30年度の産業廃棄物排出量は38,089t(重量換算により算出)でした。このうち、もっとも多いものは汚泥で、下水処理事業と水道事業から排出されるものが大半を占めています。

❺産業廃棄物排出量

 平成30年度の建築副産物(アスファルト・コンクリート塊,コンクリート塊)のリサイクル率は100%でした。 なお、本市では「仙台市発注工事における建設副産物リサ

イクルガイドライン」により、建設副産物のリサイクルに関する目標値を定め、リサイクルに努めています。

❻建設副産物リサイクル

 平成30年度のリサイクル率は55.6%で、前年度に比べ0.5ポイント増加しました。基準値と比べて4.1ポイント減となり、目標達成には至りませんでしたが、前述のとおり、資源物の分別排出とごみの削減に取り組んでいます。

(目標:平成22年度実績レベルの達成)実績:55.6%(前年度比0.5ポイント増加)

実績:38,089t

❹リサイクル率 目標管理項目

4.温室効果ガス総排出量 地方公共団体は、「地球温暖化対策の推進に関する法律」第21条第1項の規定に基づき、温室効果ガス排出量削減等の措置に関する計画である「地方公共団体実行計画」を策定し、温室効果ガス総排出量を年1回公表することを義務付けられています。 本計画は、この「地方公共団体実行計画」事務事業編を兼

ねていることから、市の事務事業に伴い発生する温室効果ガスの排出量を把握しています。 なお、温室効果ガス排出量の算定に使用する排出係数については、「地球温暖化対策の推進に関する法律施行令」等により各年度に設定された排出係数を適用しています(8ページ参照)。

平成30年度 実績とその内容

 平成30年度の一般廃棄物排出量(庁舎・施設から排出される可燃ごみ等)は3,322tで、前年度に比べ1.0%減少しました。基準値と比べて3.5%増となり、目標の達成には至りませんでしたが、ごみ分別チェックシートを活用した点検や施設利用者への分別の周知啓発等により、平成28年度以降一般廃棄物排出量の削減が進んでいます。

(目標:平成22年度実績レベルの達成)実績:前年度比1.0%減少

❸一般廃棄物排出量 目標管理項目

■一般廃棄物排出量の推移4,0003,5003,0002,5002,0001,5001,0005000

t

22年度 23年度 24年度 25年度 26年度

3,1093,545 3,664

3,276 3,456

27年度

3,434

28年度 29年度 30年度

3,461 3,356 3,322

■部門別内訳

総量3,322t

市民利用施設系80.3%

オフィス系3.9%

事業系15.8%

■主要事業等別内訳

その他11.1%

保育所4.6%

地下鉄事業1.8%

学校給食センター1.6%

病院事業10.7%動物公園14.5%

学校53.5%

本庁舎・区役所等2.2%

一酸化二窒素 メタン 非エネルギー起源二酸化炭素 エネルギー起源二酸化炭素

■市の業務に伴う温室効果ガス総排出量の推移500,000450,000400,000350,000300,000250,000200,000150,000100,00050,000

0

t-CO2

22年度 24年度 25年度 26年度 27年度 28年度 29年度 30年度23年度

301,450

466,766

374,266346,417 338,754

373,711 366,550365,824

エネルギー起源二酸化炭素:各種エネルギーの使用に伴い発生する二酸化炭素非エネルギー起源二酸化炭素:一般家庭及び事業者が排出するごみ(一般廃棄物)を焼却する際に、混入されているプラスチック類等が燃焼することで発生する二酸化炭素

■内訳180,000

160,000

140,000

120,000

100,000

80,000

60,000

40,000

20,000

0

t-CO2

161,940

19,753

897

158,484

一酸化ニ窒素5,597

一酸化ニ窒素45

一酸化二窒素5,518

一酸化二窒素11,701

メタン2,586

メタン21

メタン8

施設CO2 自動車CO2 消防緊急車両CO2

一般廃棄物の焼却

下水等の処理

下水汚泥の焼却

369,642

麻酔(笑気ガス)の使用

1211

◆リサイクル率の推移オフィス系 市民利用施設系 事業系 全体

オフィス系 市民利用施設系 事業系

100

80

60

40

20

0

59.652.3 54.6

22年度 23年度 24年度

56.3

25年度

56.5

26年度

57.4

27年度

55.7 55.1 55.6

※総量・比率は重量 換算により算出

事業内訳下水道事業 54.1%水道事業 32.9%ほか 13.0%

■産業廃棄物の排出状況

総量38,089t

汚泥87.6%

動物系固形不要物1.2%廃油1.5%廃プラスチック類0.6%金属くず0.6%

ばいじん7.7%

29年度 30年度28年度

■主な建設副産物のリサイクル率の推移 平成22年度 平成24年度平成23年度 平成25年度平成27年度

平成26年度平成28年度 平成29年度 平成30年度

100

90

80

70

60

50

40

0

%

アスファルト・コンクリート塊

コンクリート塊

※上記以外の目標項目のグラフは省略(実績は14ページ参照)

100 99.7 99.4 99.8 98.2 99.1 99.8 99.96 100 99 98.4 98.8 97.2 98.1 99.3 99.97 100100

 平成30年度の産業廃棄物排出量は38,089t(重量換算により算出)でした。このうち、もっとも多いものは汚泥で、下水処理事業と水道事業から排出されるものが大半を占めています。

❺産業廃棄物排出量

 平成30年度の建築副産物(アスファルト・コンクリート塊,コンクリート塊)のリサイクル率は100%でした。 なお、本市では「仙台市発注工事における建設副産物リサ

イクルガイドライン」により、建設副産物のリサイクルに関する目標値を定め、リサイクルに努めています。

❻建設副産物リサイクル

 平成30年度のリサイクル率は55.6%で、前年度に比べ0.5ポイント増加しました。基準値と比べて4.1ポイント減となり、目標達成には至りませんでしたが、前述のとおり、資源物の分別排出とごみの削減に取り組んでいます。

(目標:平成22年度実績レベルの達成)実績:55.6%(前年度比0.5ポイント増加)

実績:38,089t

❹リサイクル率 目標管理項目

4.温室効果ガス総排出量 地方公共団体は、「地球温暖化対策の推進に関する法律」第21条第1項の規定に基づき、温室効果ガス排出量削減等の措置に関する計画である「地方公共団体実行計画」を策定し、温室効果ガス総排出量を年1回公表することを義務付けられています。 本計画は、この「地方公共団体実行計画」事務事業編を兼

ねていることから、市の事務事業に伴い発生する温室効果ガスの排出量を把握しています。 なお、温室効果ガス排出量の算定に使用する排出係数については、「地球温暖化対策の推進に関する法律施行令」等により各年度に設定された排出係数を適用しています(8ページ参照)。

平成30年度 実績とその内容

 平成30年度の一般廃棄物排出量(庁舎・施設から排出される可燃ごみ等)は3,322tで、前年度に比べ1.0%減少しました。基準値と比べて3.5%増となり、目標の達成には至りませんでしたが、ごみ分別チェックシートを活用した点検や施設利用者への分別の周知啓発等により、平成28年度以降一般廃棄物排出量の削減が進んでいます。

(目標:平成22年度実績レベルの達成)実績:前年度比1.0%減少

❸一般廃棄物排出量 目標管理項目

■一般廃棄物排出量の推移4,0003,5003,0002,5002,0001,5001,0005000

t

22年度 23年度 24年度 25年度 26年度

3,1093,545 3,664

3,276 3,456

27年度

3,434

28年度 29年度 30年度

3,461 3,356 3,322

■部門別内訳

総量3,322t

市民利用施設系80.3%

オフィス系3.9%

事業系15.8%

■主要事業等別内訳

その他11.1%

保育所4.6%

地下鉄事業1.8%

学校給食センター1.6%

病院事業10.7%動物公園14.5%

学校53.5%

本庁舎・区役所等2.2%

一酸化二窒素 メタン 非エネルギー起源二酸化炭素 エネルギー起源二酸化炭素

■市の業務に伴う温室効果ガス総排出量の推移500,000450,000400,000350,000300,000250,000200,000150,000100,00050,000

0

t-CO2

22年度 24年度 25年度 26年度 27年度 28年度 29年度 30年度23年度

301,450

466,766

374,266346,417 338,754

373,711 366,550365,824

エネルギー起源二酸化炭素:各種エネルギーの使用に伴い発生する二酸化炭素非エネルギー起源二酸化炭素:一般家庭及び事業者が排出するごみ(一般廃棄物)を焼却する際に、混入されているプラスチック類等が燃焼することで発生する二酸化炭素

■内訳180,000

160,000

140,000

120,000

100,000

80,000

60,000

40,000

20,000

0

t-CO2

161,940

19,753

897

158,484

一酸化ニ窒素5,597

一酸化ニ窒素45

一酸化二窒素5,518

一酸化二窒素11,701

メタン2,586

メタン21

メタン8

施設CO2 自動車CO2 消防緊急車両CO2

一般廃棄物の焼却

下水等の処理

下水汚泥の焼却

369,642

麻酔(笑気ガス)の使用

1211

0.0%増加 1.7%増加 1.1%削減 0.9%増加

❶エネルギー・資源の使用量の削減

30年度実績値 83.7% 24.2% 83.4% 55.6%評 価 × × × ×

リサイクル率(%) 目標値 86.3% 30.4% 85.0% 59.7%

29年度実績値 17,230,456 79,836,648 157,412,231 254,479,335

(前年度比) 0.1%増加 1.6%削減 2.5%増加 1.0%増加

30年度実績値総量(kwh)

17,244,960 78,524,211 161,303,016 257,072,187

30年度実績値 0.0%減 1.4%減 6.5%増 3.7%増前年度比2%減

評 価 ― ― ― ×

目標値原単位ベース

― ― ―

30年度実績値 131,049 2,666,206 524,719 3,321,975

(前年度比)

― ― ― 2.4%増加(前年度比)

― ― ― 4.7%削減(前年度比)

評 価 ― ― ― ×

一般廃棄物排出量(kg) 目標値 ― ― ― 3,208,890

水道使用量(㎥) 30年度実績値 138,905 1,651,944 562,345 2,353,194

29年度実績値 138,838 1,624,784 568,577 2,332,199

29年度実績値 ― ― ― 733,300

29年度実績値 ― ― ― 916,087

30年度実績値 ― ― ― 699,028

再資源化率アスファルト・コンクリート塊 100% 100% 達 成コンクリート塊 100% 100% 達 成

再資源化・縮減率

建設発生木材 100% 99.9% 未達成建設汚泥 95%以上 99.9% 達 成

3.5%以下 3.6% 未達成

60%以上 3.8% 未達成

有効利用率建設発生土 80%以上 91.2% 達 成

PPC用紙の総量(kg) 30年度実績値 ― ― ― 937,828

外注印刷物紙使用量の総量(kg)

( 前年度比) 3.3%削減 7.7%削減 1.6%削減 3.9%削減

施設関係エネルギー(施設CO2※2kg‐CO2)(購入電力・都市ガス・プロパンガス・灯油・重油)

30年度実績値 11,895,489 56,369,512 93,675,014 161,940,015

29年度実績値 12,298,568 61,054,583 95,199,804 168,552,955

( 前年度比) 3.3%削減 7.6%削減 1.6%削減 3.7%削減

二酸化炭素総排出量(kg‐CO2)(施設CO2※2と自動車CO2の合計)

30年度実績値 12,668,683 56,468,768 112,555,856 181,693,307

29年度実績値 13,095,122 61,145,626 114,401,620 188,642,368

( 前年度比) 2.9%削減 9.0%増加 1.7%削減 1.7%削減

自動車燃料※3

(自動車CO2kg‐CO2)(自動車のガソリン・軽油・CNG)

30年度実績値 773,194 99,256 18,880,842 19,753,292

29年度実績値 796,554 91,043 19,201,816 20,089,413

管理項目 オフィス系 市民利用施設系 事業系 全 体※1

❸資源の有効利用、廃棄物の減量とリサイクル推進管理項目 オフィス系 市民利用施設系 事業系 全 体

❹ごみ・下水汚泥の焼却処理、下水処理、麻酔剤使用による温室効果ガス排出量の管理(30年度実績値)

一般廃棄物の焼却に伴う温室効果ガス排出量(㎏‐CO2) 8,289 5,518,015 164,010,409158,484,106―――

158,484,106下水等の処理に伴う温室効果ガス排出量(㎏‐CO2) ― 2,585,591 5,596,659 8,182,249麻酔(笑気ガス)の使用に伴う温室効果ガス排出量(㎏‐CO2) ― ― 44,700 44,700

下水汚泥の焼却に伴う温室効果ガス排出量(㎏‐CO2) ― 21,101 11,700,514 11,721,615

計 158,484,106 2,614,981 22,859,888 183,958,974

対象活動 二酸化炭素 メタン温室効果ガス排出量(CO2換算値)

一酸化二窒素 合計

対象品目 実績 【参考】30年度までの目標値※1

建設副産物リサイクル

30年度実績値 【参考】評価※2

❷再生可能エネルギー等の活用(30年度実績値)

44.3再生可能エネルギー等利用施設数 次世代自動車等の比率(%)236管理項目 全 体 管理項目 全 体

◆職員研修の実施状況実施日等 研修内容

※1.端数処理の都合上、合計が合わないことがある。 ※2.施設CO2に係る電力の二酸化炭素排出係数については、契約している電力事業者ごとの排出係数により計算している。(東北電力の場合、平成29年度は545g-CO2/kWh、平成30年度は521g-CO2/kWh) ※3.消防局の緊急車両を除く。

※1:「仙台市発注工事における建設副産物リサイクルガイドライン」に掲げる目標 ※2:同ガイドラインにおける評価

平成30年4月12日 ・計画の概要 ・職場での環境配慮行動

平成31年2月(各課実施) ・計画の概要及び実績 ・ごみの分別

新規採用職員研修

一般研修

平成30年12月14日 ・計画の改定 ・廃棄物排出量削減の取り組み ・産業廃棄物管理票(マニフェスト)等について 庁舎施設管理研修

◆緊急事態対応緊急事態の内容 対応内容

空調機器の故障により冷媒ガスが漏えいした。 機器の修繕・交換を行った。

5.実績一覧評価分類 ○:目標達成 ×:目標非達成

平成30年度 実績とその内容

購入電力量

※端数処理の都合上、合計が合わないことがある。

排出率(建設廃棄物全体に対する割合)

再資源化・縮減率98%以上 96.4% 未達成再資源化・縮減率

建設混合廃棄物

建設廃棄物全体

◆法令等の遵守状況

法的要求事項の違反等に関する報告事項なし

※端数処理の都合上、合計が合わないことがある。

×

産業廃棄物排出量 (単位別に集計)

23,582,052 18,212,723 29.5%増加

13,321 17,755 25.0%削減

51,957 57,556 9.7%削減

133 122

9.0%増加

38,08937,6971.0%増加

管理項目 単位別 全体(重量換算値)kg ㎥ リットル 個 t

30年度実績値29年度実績値( 前年度比)

1413

0.0%増加 1.7%増加 1.1%削減 0.9%増加

❶エネルギー・資源の使用量の削減

30年度実績値 83.7% 24.2% 83.4% 55.6%評 価 × × × ×

リサイクル率(%) 目標値 86.3% 30.4% 85.0% 59.7%

29年度実績値 17,230,456 79,836,648 157,412,231 254,479,335

(前年度比) 0.1%増加 1.6%削減 2.5%増加 1.0%増加

30年度実績値総量(kwh)

17,244,960 78,524,211 161,303,016 257,072,187

30年度実績値 0.0%減 1.4%減 6.5%増 3.7%増前年度比2%減

評 価 ― ― ― ×

目標値原単位ベース

― ― ―

30年度実績値 131,049 2,666,206 524,719 3,321,975

(前年度比)

― ― ― 2.4%増加(前年度比)

― ― ― 4.7%削減(前年度比)

評 価 ― ― ― ×

一般廃棄物排出量(kg) 目標値 ― ― ― 3,208,890

水道使用量(㎥) 30年度実績値 138,905 1,651,944 562,345 2,353,194

29年度実績値 138,838 1,624,784 568,577 2,332,199

29年度実績値 ― ― ― 733,300

29年度実績値 ― ― ― 916,087

30年度実績値 ― ― ― 699,028

再資源化率アスファルト・コンクリート塊 100% 100% 達 成コンクリート塊 100% 100% 達 成

再資源化・縮減率

建設発生木材 100% 99.9% 未達成建設汚泥 95%以上 99.9% 達 成

3.5%以下 3.6% 未達成

60%以上 3.8% 未達成

有効利用率建設発生土 80%以上 91.2% 達 成

PPC用紙の総量(kg) 30年度実績値 ― ― ― 937,828

外注印刷物紙使用量の総量(kg)

( 前年度比) 3.3%削減 7.7%削減 1.6%削減 3.9%削減

施設関係エネルギー(施設CO2※2kg‐CO2)(購入電力・都市ガス・プロパンガス・灯油・重油)

30年度実績値 11,895,489 56,369,512 93,675,014 161,940,015

29年度実績値 12,298,568 61,054,583 95,199,804 168,552,955

( 前年度比) 3.3%削減 7.6%削減 1.6%削減 3.7%削減

二酸化炭素総排出量(kg‐CO2)(施設CO2※2と自動車CO2の合計)

30年度実績値 12,668,683 56,468,768 112,555,856 181,693,307

29年度実績値 13,095,122 61,145,626 114,401,620 188,642,368

( 前年度比) 2.9%削減 9.0%増加 1.7%削減 1.7%削減

自動車燃料※3

(自動車CO2kg‐CO2)(自動車のガソリン・軽油・CNG)

30年度実績値 773,194 99,256 18,880,842 19,753,292

29年度実績値 796,554 91,043 19,201,816 20,089,413

管理項目 オフィス系 市民利用施設系 事業系 全 体※1

❸資源の有効利用、廃棄物の減量とリサイクル推進管理項目 オフィス系 市民利用施設系 事業系 全 体

❹ごみ・下水汚泥の焼却処理、下水処理、麻酔剤使用による温室効果ガス排出量の管理(30年度実績値)

一般廃棄物の焼却に伴う温室効果ガス排出量(㎏‐CO2) 8,289 5,518,015 164,010,409158,484,106―――

158,484,106下水等の処理に伴う温室効果ガス排出量(㎏‐CO2) ― 2,585,591 5,596,659 8,182,249麻酔(笑気ガス)の使用に伴う温室効果ガス排出量(㎏‐CO2) ― ― 44,700 44,700

下水汚泥の焼却に伴う温室効果ガス排出量(㎏‐CO2) ― 21,101 11,700,514 11,721,615

計 158,484,106 2,614,981 22,859,888 183,958,974

対象活動 二酸化炭素 メタン温室効果ガス排出量(CO2換算値)

一酸化二窒素 合計

対象品目 実績 【参考】30年度までの目標値※1

建設副産物リサイクル

30年度実績値 【参考】評価※2

❷再生可能エネルギー等の活用(30年度実績値)

44.3再生可能エネルギー等利用施設数 次世代自動車等の比率(%)236管理項目 全 体 管理項目 全 体

◆職員研修の実施状況実施日等 研修内容

※1.端数処理の都合上、合計が合わないことがある。 ※2.施設CO2に係る電力の二酸化炭素排出係数については、契約している電力事業者ごとの排出係数により計算している。(東北電力の場合、平成29年度は545g-CO2/kWh、平成30年度は521g-CO2/kWh) ※3.消防局の緊急車両を除く。

※1:「仙台市発注工事における建設副産物リサイクルガイドライン」に掲げる目標 ※2:同ガイドラインにおける評価

平成30年4月12日 ・計画の概要 ・職場での環境配慮行動

平成31年2月(各課実施) ・計画の概要及び実績 ・ごみの分別

新規採用職員研修

一般研修

平成30年12月14日 ・計画の改定 ・廃棄物排出量削減の取り組み ・産業廃棄物管理票(マニフェスト)等について 庁舎施設管理研修

◆緊急事態対応緊急事態の内容 対応内容

空調機器の故障により冷媒ガスが漏えいした。 機器の修繕・交換を行った。

5.実績一覧評価分類 ○:目標達成 ×:目標非達成

平成30年度 実績とその内容

購入電力量

※端数処理の都合上、合計が合わないことがある。

排出率(建設廃棄物全体に対する割合)

再資源化・縮減率98%以上 96.4% 未達成再資源化・縮減率

建設混合廃棄物

建設廃棄物全体

◆法令等の遵守状況

法的要求事項の違反等に関する報告事項なし

※端数処理の都合上、合計が合わないことがある。

×

産業廃棄物排出量 (単位別に集計)

23,582,052 18,212,723 29.5%増加

13,321 17,755 25.0%削減

51,957 57,556 9.7%削減

133 122

9.0%増加

38,08937,6971.0%増加

管理項目 単位別 全体(重量換算値)kg ㎥ リットル 個 t

30年度実績値29年度実績値( 前年度比)

1413

子供未来局総務課 エルパーク仙台

市長と外部監査委員写真左側より、佐藤委員、横山委員、溝口委員、郡市長、中田委員長、加藤委員、早川委員

監査委員長より市長へ環境監査報告書を提出

仙台市環境報告書 令和元年度版

仙台市環境局環境部環境企画課〒980-0802 仙台市青葉区二日町6-12 MSビル二日町5階

TEL 022-214-8218 FAX 022-214-0580 E-mail:[email protected]:https://www.city.sendai.jp/kankyo-chose/kurashi/machi/kankyohozen/chosa/sendaishi/hokokusho.html

令和2年1月発行

●施設を管理する団体等も含め、職員が高い意識をもって環境負荷低減に取り組んでいる。

●施設のLED化や職員の省エネ行動の徹底等により、オフィス系及び市民利用施設系において、購入電力量の削減が進んでいる。

●計画の改定に伴い、新たに「二酸化炭素排出量」を目標として掲げるとともに、「一般廃棄物排出量」と併せ、市域全体の目標を上回る目標値が設定された。

【令和元年度環境監査の概要】●日  時/令和元年8月19~21日(3日間)●対象部署/市民局(エルパーク仙台)、子供未来局(総務課)、環境局(葛岡工場)、文化観光局(国際セン

ター)、都市整備局(営繕課、設備課)、太白区(太白区文化センター)、交通局(総務課)、ガス局(経営企画課)

●対象期間/平成30年度及び令和元年度(4月~8月)●監査委員/外部監査委員6名      加藤保世明/みちのく環境管理規格認証機構 評価員・審査員      佐藤  弥/リコージャパン株式会社 ICT事業本部 インテグレーション統括本部  コンサルティング推進室     ○中田 俊彦/東北大学大学院工学研究科 教授      早川 俊郎/東北緑化環境保全株式会社 技術部 技術運営グループ ISO担当部長       溝口 忠昭/みやぎ環境カウンセラー協会 代表      横山 俊彦/せんだいE-Action 委員 (50音順・敬称略/○印:委員長)

評価できる点

令和元年度環境監査報告書の内容(総合所見の内容を抜粋)改善及び検討を要する点

 本市では、「新・仙台市環境行動計画」に基づき、年1回、外部監査委員による環境監査を実施しています。監査における指摘事項については、適切に改善の措置を行うとともに、監査委員からの意見等を基に環境マネジメントシステムの運用の見直しを行っています。

環境監査

仙台市役所の環境負荷低減の取り組み

令和元年度版

仙台市環境報告書

市長あいさつ … P1仙台市の環境負荷低減に向けた取り組み … P2仙台市の環境マネジメントシステム … P3平成30年度実績とその内容 … P6 ・ エネルギー・資源の使用量の削減(P.6) ・ 再生可能エネルギー等の活用(P.9) ・ 資源の有効利用、廃棄物の減量とリサイクルの推進(P.10) ・ 温室効果ガス総排出量(P.12) ・ 実績一覧(P.13)

環境監査 … P15

目  次

仙台市

❶産業廃棄物の保管について複数の部署において、廃棄物処理法に規定する保管基準が満たされていない不適切な保管状況が見受けられたため、是正に向けた対応を要する。

❷産業廃棄物のマニフェストについて産業廃棄物のマニフェストの記載や保管の方法等に関して担当者の理解不足が見受けられたため、職員への周知徹底が求められる。

❸環境関連法規制について各部署が作成する環境関連法規制に係る法的要求事項登録簿等について、必要な項目が記載されていない事例が見受けられたため、各部署で適切に作成・把握されたい。

❹環境負荷の実績集計と要因分析について事務局における環境負荷の実績のとりまとめにあたっては、定量目標に対する評価のみならず、エネルギー使用量等が多い局・施設に着目した分析・評価を行うことが望ましい。また、各部署においても、環境負荷低減に向けた具体の取り組みに基づく分析を行うなど、原因分析表の記載内容を充実されたい。