この章では、データ変換の利用方法について説 明し …198 13章...
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13章
お客さま指定形式/
全銀形式のデータを変換する(データ変換)
13章データ変換
お客さま指定形式 /全銀形式のデータを変換する
この章では、データ変換の利用方法について説明します。この機能はデータ変換の操作権限を持つ利用者が利用できます。
1.・ご利用の流れ・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 198
2.・ご利用可能時間・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 198
3.・データ変換 トップ画面の説明・ ・・・・・・・・・・・・・ 199
4.・変換したデータを利用して振込を行う・ ・・・・・・・・・・ 200
5.・変換したデータを自社システム等に活用する・ ・・・・・・・ 208
6.・変換定義登録の登録例・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 213
13 章 お客さま指定形式 /全銀形式のデータを変換する
198
13 章お客さま指定形式 / 全銀形式のデータを変換する/ 1.ご利用の流れ 2.ご利用可能時間
《サービス利用編》エキスパート・スタンダード
13章
お客さま指定形式/
全銀形式のデータを変換する(データ変換)
1.ご利用の流れ
お客さま独自の形式で作成した振込データを Web21 で振込可能な全銀形式へ変換したり、Web21 よりダウンロードした全銀形式のデータをお客さまの指定する項目順序に並び替えることができます。
利用の目的変換したデータを利用して振込する 変換したデータを自社システム等に活用する
操作の流れ
①変換定義の登録「お客さま指定形式→全銀形式」
の変換定義を登録する→ P.200「全銀形式→お客さま指定形式」
の変換定義を登録する→ P.208
②データ変換「お客さま指定形式→全銀形式」
で変換する→ P.203「全銀形式→お客さま指定形式」
で変換する→ P.210
④変換したデータの利用変換したデータを利用し、データを確定する→ P.206
データをパソコンにダウンロードする→ P.212
2.ご利用可能時間
銀行営業日 土曜日・12/31(注 1)
変換定義の登録 8:00 ~ 24:00
データ変換 8:00 ~ 23:00
(注) 1/1 ~ 1/3・5/3 ~ 5/5・祝祭日・国民の休日が土曜日と重なる場合、12 月 31 日が日曜日と重なる場合を除きます。
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13 章お客さま指定形式 / 全銀形式のデータを変換する/ 3.データ変換 トップ画面の説明
《サービス利用編》エキスパート・スタンダード
13章
お客さま指定形式/
全銀形式のデータを変換する(データ変換)
3.データ変換 トップ画面の説明
Web21 メニューの「データ変換」をクリックすると、データ変換 トップ画面が表示されます。
◆お客さま指定形式→全銀形式 (Web21 利用可能 )
データ変換→ P.203�定義登録→ P.200
なお、データ変換可能なサービスは以下の通り。
・総合振込サービス�・給与/賞与振込サービス�・個人地方税納付サービス�・口座振替サービス
◆全銀形式→お客さま指定形式(項目順序の並び替え)
データ変換→ P.210�定義登録→ P.208
なお、データ変換可能なサービスは以下の通り。
・取引口座照会サービスの入出金明細照会および振込入金明細照会�・総合振込サービス�・給与/賞与振込サービス�・個人地方税納付サービス�・口座振替サービス(口座振替結果照会も含む)
<変換データ一覧>
各データが現在どのような状態か一覧表示されます。前月と当月のデータが参照可能です。該当するデータが存在しないときは、確認データ一覧には何も表示されません。
変換待ち 変換処理実行待ちの状態変換中 変換処理実行中の状態
正常終了正常終了。ダウンロード、または振込データとして使用できる状態
変換エラー入力データの文字数や型が変換定義と異なっている状態
実行エラー入力データのフォーマット異常やシステムエラーが発生している状態
変換データ一覧でできること
指定する条件にあったデータを検索するには
【検索】ボタンをクリックします。データ検索画面が表示され、操作者以外が変換したデータなどを検索することが可能です。ただし、操作者自身に対して利用不可と設定されている口座に関するデータは表示されません。
 設定の詳細について→『導入・事前設定編』―5章―「7.利用者ごとに利用可能口座を制限する」
選択したデータを削除するには削除するデータを選択して【削除】ボタンをクリックします。削除できるのは、
「正常終了」「変換エラー」「実行エラー」のデータのみです。
選択したデータをダウンロードするにはダウンロードするデータを選択して【ダウンロード】ボタンをクリックします。
 操作手順の詳細→P.212
選択したデータを利用して振込を行うには利用するデータを選択して【振込画面へ】ボタンをクリックします。
 操作手順の詳細→P.206
200
13章
お客さま指定形式/
全銀形式のデータを変換する(データ変換)
13 章お客さま指定形式 / 全銀形式のデータを変換する/ 4.変換したデータを利用して振込を行う
《サービス利用編》エキスパート・スタンダード
4.変換したデータを利用して振込を行う
お客さま独自の形式で作成された振込データを Web21 で振込可能な全銀形式のデータへ変換する定義の登録およびデータ変換を行います。ここでは、総合振込サービスの場合を例に説明します。他のサービスも、一部画面やポップアップのメッセージが異なる場合がありますが操作方法は同じです。
3.変換定義のファイル形式を選択します。1 「サービス名」欄のプルダウンから該当の変換定義を登録するサービス名を選択します。
2 変換前データの入力ファイル形式をクリックして選択します。
3 【定義登録へ】ボタンをクリックします。
3
12
4.変換定義を登録します。「CSV/タブ区切り」を選択した場合:
1 変換定義名および変換データ開始行を入力し、入力ファイル形式をクリックして選択します。
2 振込金額がスペースの場合を 0円とする場合にチェックします。
3 変換前データの各項目の表示順序を入力します(グレー表示している箇所は入力不要です)。
 登録内容の具体例→P.213
4 変換前データの銀行名や支店名を銀行コード・支店コードに変換するときは、「金融機関読替を利用する」にチェックします。
• 「金融機関読替を利用する」にチェックした場合は、左側の表内にある「銀行名」「支店名」欄の項目順序を入力します。
• 「金融機関読替を利用する」にチェックしない場合は、左側の表内にある「銀行コード」「支店コード」欄の項目順序を入力します。
「お客さま指定形式→全銀形式」の変換定義を登録する
お 客 さ ま 独 自 の 形 式 で 作 成 さ れ た 振 込 デ ー タ をWeb21 で振込可能な全銀形式のデータへ変換する定義を登録します。
1.データ変換 トップ画面を表示し、【定義登録】ボタンをクリックします。
 データ変換 トップ画面の表示方法→P.199
MEMO• 登録可能な変換定義の件数は1サービスあたり200件
までです。
2.【新規作成】ボタンをクリックします。
201
13章
お客さま指定形式/
全銀形式のデータを変換する(データ変換)
13 章お客さま指定形式 / 全銀形式のデータを変換する/ 4.変換したデータを利用して振込を行う
《サービス利用編》エキスパート・スタンダード
5 「読替元科目」欄に入力した科目名を科目コードに変換するときは、「科目読替を利用する」にチェックします。
• 「科目読替を利用する」にチェックした場合は、左側の表内にある「科目名」欄の項目順序を入力します。
• 「科目読替を利用する」にチェックしない場合は、左側の表内にある「科目コード」欄の項目順序を入力します。
6 【登録】ボタンをクリックします。
4
5
1
3
2
6
MEMO• 金融機関読替について
振込には銀行コードと支店コードが必要になります。お客さまのお持ちのデータが銀行名や支店名しかない場合、Web21 の金融機関情報から銀行コード・支店コードへ読替が可能です。銀行名や支店名は半角カナでも漢字でも読替可能ですが、完全に一致することが条件となります。
「固定長」を選択した場合:
1 変換定義名を入力し、入力データ形式をクリックして選択し、変換前レコード長を入力します。
2 振込金額がスペースの場合を 0円とする場合にチェックします。
3 変換前データの各項目の開始位置および桁数を入力します(グレー表示している箇所は入力不要です)。
4 変換前データの銀行名や支店名を銀行コード・支店コードに変換するときは、「金融機関読替を利用する」にチェックします。
• 「金融機関読替を利用する」にチェックした場合は、左側の表内にある「銀行名」「支店名」欄の開始位置・桁数を入力します。
• 「金融機関読替を利用する」にチェックしない場合は、左側の表内にある「銀行コード」「支店コード」欄の開始位置・桁数を入力します。
5 「読替元科目」欄に入力した科目名を科目コードに変換するときは、「科目読替を利用する」にチェックします。
• 「科目読替を利用する」にチェックした場合は、左側の表内にある「科目名」欄の開始位置・桁数を入力します。
• 「科目読替を利用する」にチェックしない場合は、左側の表内にある「科目コード」欄の開始位置・桁数を入力します。
202
13章
お客さま指定形式/
全銀形式のデータを変換する(データ変換)
13 章お客さま指定形式 / 全銀形式のデータを変換する/ 4.変換したデータを利用して振込を行う
《サービス利用編》エキスパート・スタンダード
6 【登録】ボタンをクリックします。
4
5
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• 一定時間登録が実施されないと、自動的にログアウトし、入力した内容が破棄されてしまいます。入力に時間がかかるときは、赤字の必須項目を先に入力し、【登録】ボタンをクリックして変換定義をいったん保存してください。保存した変換定義は変換定義一覧画面から修正可能です。修正を繰り返しながら変換定義を完成させてください。
MEMO• 金融機関読替について
振込には銀行コードと支店コードが必要になります。お客さまのお持ちのデータが銀行名や支店名しかない場合、Web21 の金融機関情報から銀行コード・支店コードへ読替が可能です。銀行名や支店名は半角カナでも漢字でも読替可能ですが、完全に一致することが条件となります。
データを変換するÂ 「お客さま指定形式→全銀形式」でデータを変換する→P.203
引き続き
登録した変換定義を修正するには
1.「■変換定義一覧」画面にて修正する変換定義を指定のうえ、内容を修正します。
1 修正する変換定義をクリックして選択します。
2 【修正】ボタンをクリックします。
1
2
 以降の操作→P.200手順4
操作完了
203
13章
お客さま指定形式/
全銀形式のデータを変換する(データ変換)
13 章お客さま指定形式 / 全銀形式のデータを変換する/ 4.変換したデータを利用して振込を行う
《サービス利用編》エキスパート・スタンダード
既存の変換定義をコピーして新規に作成するには
1.「■変換定義一覧」画面にてコピーする変換定義を指定します。
1 コピーする変換定義をクリックして選択します。
2 【コピー】ボタンをクリックします。
1
2
2.【OK】ボタンをクリックします。
選択した変換定義がコピーされ、変換定義一覧に戻ります。コピーした変換定義名には、先頭に「コピー」と表示されます。
3.コピーした変換定義の内容を修正します。1 コピーした変換定義をクリックして選択します。
2 【修正】ボタンをクリックします。
2
1
 以降の操作→P.200手順4操作完了
「お客さま指定形式→全銀形式」でデータを変換する
登録した変換定義に基づいて、お客さま独自の形式で作成した振込データを Web21 で振込可能な全銀形式のデータへ変換します。
1.データ変換 トップ画面を表示し、変換後のデータを利用するサービスを指定します。
 データ変換 トップ画面の表示方法→P.199
1 プルダウンから利用するサービス名を選択します。
2 【データ変換】ボタンをクリックします。
21
お知らせ• 1回の操作で変換できるデータの上限件数は3,000件です。
2.【出金口座の選択へ】ボタンをクリックします。
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13章
お客さま指定形式/
全銀形式のデータを変換する(データ変換)
13 章お客さま指定形式 / 全銀形式のデータを変換する/ 4.変換したデータを利用して振込を行う
《サービス利用編》エキスパート・スタンダード
3.出金口座を指定します。1 指定する出金口座をクリックして選択します。
2 【設定】ボタンをクリックします。
2
1
4.データ変換を行います。1 「変換定義」のプルダウンから利用する変換定義を選択します。
2 【参照】ボタンをクリックし、振込を行う変換元のファイルを指定します。
3 振込日を入力またはカレンダーから選択します。
振込日は 1 ヵ月先まで指定できます。
4 必要に応じて、振込メモを入力します。
 振込メモについて→P.68手順35 【変換】ボタンをクリックします。
2
5
134
お知らせ• 1回の操作で指定できるファイルサイズの上限は10MB
です。
5.【OK】ボタンをクリックします。
データ変換 トップ画面に戻ります。変換データ一覧で正常に変換が行われているか確認します。
MEMO• 変換するデータの件数によっては、変換に時間がかかる
場合があります。
• データに含まれていた以下の文字はそのまま変換されますが、振込データとして送信される際にアンダーバー(_)はハイフン(-)に、それ以外はスペースにそれぞれ置き換えられます。# $ % * + : ; = ? @ { } 。 ・ _
操作完了
エラーを確認するには
変換データ一覧で正常に変換が行われているか確認します。状態が「変換エラー」「実行エラー」のデータは、変換データ一覧で黄色表示されます。
1.詳細を確認するデータの「変換エラー」または「実行エラー」をクリックします。
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13章
お客さま指定形式/
全銀形式のデータを変換する(データ変換)
13 章お客さま指定形式 / 全銀形式のデータを変換する/ 4.変換したデータを利用して振込を行う
《サービス利用編》エキスパート・スタンダード
2.エラーの内容を確認します。変換エラーの場合:
1 「エラー発生位置」にて何番目のデータでエラーが発生しているかを確認します。
• 表 示 さ れ て い る 行 数 以 降 の デ ー タ に も 同 様 のエラーが発生する可能性があるため、内容を確認してください。
2 「エラーデータ詳細」にてエラーデータの詳細を確認します。オレンジ表示している項目がエラー箇所です。
1
2
MEMO• エラーの内容を印刷または保存するには【帳票印刷】
ボタンをクリックします。Â 帳票の表示・印刷・保存について→P.29
• 以下の場合は、「入力データ」欄はファイルの内容と異なる表示となります。- 使用できない文字(<>&'"![]^`|~、)が含まれている
場合、または項目ごとの最大桁数を超えるデータの場合は、削除して表示されます。
- 機種依存文字が含まれている場合は、該当部分が「?」に置き換え表示されます。
実行エラーの場合:
1 「エラーメッセージ」欄にてエラーの内容を確認します。
2 【閉じる】ボタンをクリックします。
1
2
3.エラーの内容を修正し、再度データ変換を行ってください。
操作完了
206
13章
お客さま指定形式/
全銀形式のデータを変換する(データ変換)
13 章お客さま指定形式 / 全銀形式のデータを変換する/ 4.変換したデータを利用して振込を行う
《サービス利用編》エキスパート・スタンダード
変換したデータを利用し、データを確定する
変換したデータを利用して、Web21 上で振込を行います。ここでは、総合振込サービスの場合を例に説明します。他のサービスも、一部画面やポップアップのメッセージが異なる場合がありますが操作方法は同じです。
1.データ変換 トップ画面を表示し、利用するデータを指定します。
 データ変換 トップ画面の表示方法→P.199
1 利用するデータをクリックして選択します。
2 【振込画面へ】ボタンをクリックします。
1
2
• 振込可能なデータは、状態が「正常終了」となっている明細のみです。
2.データの内容を確認し、確定します。1 データの内容を確認します。
2 必要に応じて明細を表示し、確認します。【振込明細確認(または納付先明細確認/請求明細確認)】ボタンをクリックします。
3 変換後データを修正したい場合は、【取込データ編集】ボタンをクリックします。
 振込先の入金口座情報を修正するには→P.73
4 「承認者」欄のプルダウンから該当の承認者を選択します。
 承認者を設定する際の条件について→P.82
5 【確定】ボタンをクリックします。
53
2
1
4
データが承認者に送信され、「振込データ(または納付データ/請求データ)を確定しました。」というメッセージが表示されます。
「メール通知」が「要」に設定されている場合は、承認者宛に「承認依頼」メールが配信されます。
 「メール通知」の設定方法について→『導入・事前設定編』―4章―「3.メール配信について」
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13章
お客さま指定形式/
全銀形式のデータを変換する(データ変換)
13 章お客さま指定形式 / 全銀形式のデータを変換する/ 4.変換したデータを利用して振込を行う
《サービス利用編》エキスパート・スタンダード
3.データの確定を確認します。自分以外の担当者を承認者に設定した場合:
以上でデータの確定は終了です。承認者に承認の操作を依頼してください。
自分自身を承認者に設定した場合:
続けて承認操作を行います。【承認へ】ボタンをクリックします。
 承認操作の詳細→P.189手順2
承認者がデータを確認し承認すると、データが銀行センターへ送付されます。
承認者が振込を承認する
 承認する→P.189の手順2次は…
208
13章
お客さま指定形式/
全銀形式のデータを変換する(データ変換)
13 章お客さま指定形式 / 全銀形式のデータを変換する/ 5.変換したデータを自社システム等に活用する
《サービス利用編》エキスパート・スタンダード
5.変換したデータを自社システム等に活用する
Web21 よりダウンロードした全銀形式のデータをお客さまの指定する項目順序に並び替える定義の登録およびデータ変換を行います。ここでは、総合振込サービスの場合を例に説明します。他のサービスも、一部画面やポップアップのメッセージが異なる場合がありますが操作方法は同じです。
3 【定義登録へ】ボタンをクリックします。
3
12
4.変換定義を登録します。1 変換定義名を入力します。
2 変換後データの各項目の表示順序を入力します。
3 【データ順序確認】ボタンをクリックして入力した表示順序を確認します。
 入力した表示順序を確認する→P.209
4 【登録】ボタンをクリックします。
3
4
1
2
データを変換するÂ 「全銀形式→お客さま指定形式」でデータを変換する→P.210
引き続き
「全銀形式→お客さま指定形式」の変換定義を登録する
Web21 よりダウンロードした全銀形式のデータをお客さまの指定する項目順序に並び替える定義を登録します。
1.データ変換 トップ画面を表示し、【定義登録】ボタンをクリックします。
 データ変換 トップ画面の表示方法→P.199
MEMO• 登録可能な変換定義の件数は1サービスあたり200件
までです。
2.【新規作成】ボタンをクリックします。
3.変換定義のファイル形式を選択します。1 「サービス名」欄のプルダウンから該当の変換定義を登録するサービス名を選択します。
2 プルダウンから変換前データの入力ファイル形式を選択します。
209
13章
お客さま指定形式/
全銀形式のデータを変換する(データ変換)
13 章お客さま指定形式 / 全銀形式のデータを変換する/ 5.変換したデータを自社システム等に活用する
《サービス利用編》エキスパート・スタンダード
入力した表示順序を確認するには
「■変換定義登録」画面にて【データ順序確認】ボタンをクリックした後、以下の画面で入力した表示順序を確認します。確認後、【閉じる】ボタンをクリックします。
お知らせ• 順序を選択していない項目はグレー表示されます。
登録した変換定義を修正するには
1.「■変換定義一覧」画面にて修正する変換定義を指定のうえ、内容を修正します。
1 修正する変換定義をクリックして選択します。
2 【修正】ボタンをクリックします。
1
2
 以降の操作→P.208手順4
操作完了
既存の変換定義をコピーして新規に作成するには
1.「■変換定義一覧」画面にてコピーする変換定義を指定します。
1 コピーする変換定義をクリックして選択します。
2 【コピー】ボタンをクリックします。
1
2
2.【OK】ボタンをクリックします。
選択した変換定義がコピーされます。コピーした変換定義には、先頭に「コピー」と表示されます。
3.コピーした変換定義の内容を修正します。1 コピーした変換定義をクリックして選択します。
2 【修正】ボタンをクリックします。
1
2
 以降の操作→P.208手順4
操作完了
210
13章
お客さま指定形式/
全銀形式のデータを変換する(データ変換)
13 章お客さま指定形式 / 全銀形式のデータを変換する/ 5.変換したデータを自社システム等に活用する
《サービス利用編》エキスパート・スタンダード
「全銀形式→お客さま指定形式」でデータを変換する
登録した変換定義を基づいて、Web21 よりダウンロードした全銀形式のデータをお客さまの指定する項目順序に並び替えます。
1.データ変換 トップ画面を表示し、変換後のデータを利用するサービスを指定します。
 データ変換 トップ画面の表示方法→P.199
1 プルダウンから利用するサービス名を選択します。
2 【データ変換】ボタンをクリックします。
21
お知らせ• 1回の操作で変換できるデータの上限件数は3,000件です。
2.データ変換を行います。1 「変換定義」のプルダウンから利用する変換定義を選択します。
2 【参照】ボタンをクリックし、変換元のファイルを指定します。
3 必要に応じて、変換メモを入力します。
4 【変換】ボタンをクリックします。
2
4
1
3
お知らせ• 1回の操作で指定できるファイルサイズの上限は10MB
です。
3.【OK】ボタンをクリックします。
データ変換 トップ画面に戻ります。変換データ一覧で正常に変換が行われているか確認します。
MEMO• 変換するデータの件数によっては、変換に時間がかかる
場合があります。
操作完了
エラーを確認するには
変換データ一覧で正常に変換が行われているか確認します。状態が「変換エラー」「実行エラー」のデータは、変換データ一覧で黄色表示されます。
1.詳細を確認するデータの「変換エラー」または「実行エラー」をクリックします。
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13章
お客さま指定形式/
全銀形式のデータを変換する(データ変換)
13 章お客さま指定形式 / 全銀形式のデータを変換する/ 5.変換したデータを自社システム等に活用する
《サービス利用編》エキスパート・スタンダード
2.エラーの内容を確認します。変換エラーの場合:
1 「エラー発生位置」にてどのデータ区分で何番目のデータにエラーが発生しているかを確認します。
• 表 示 さ れ て い る 行 数 以 降 の デ ー タ に も 同 様 のエラーが発生する可能性があるため、内容を確認してください。
2 「エラーデータ詳細」にてエラーデータの詳細を確認します。オレンジ表示している項目がエラー箇所です。
1
2
MEMO• エラーの内容を印刷または保存するには【帳票印刷】
ボタンをクリックします。Â 帳票の表示・印刷・保存について→P.29
• 以下の場合は、「入力データ」欄はファイルの内容と異なる表示となります。- 使用できない文字(<>&'"![]^`|~、)が含まれている
場合、または項目ごとの最大桁数を超えるデータの場合は、削除して表示されます。
- 機種依存文字が含まれている場合は、該当部分が「?」に置き換え表示されます。
実行エラーの場合:
1 「エラーメッセージ」欄にてエラーの内容を確認します。
2 【閉じる】ボタンをクリックします。
2
1
3.エラーの内容を修正し、再度データ変換を行ってください。
操作完了
212
13章
お客さま指定形式/
全銀形式のデータを変換する(データ変換)
13 章お客さま指定形式 / 全銀形式のデータを変換する/ 5.変換したデータを自社システム等に活用する
《サービス利用編》エキスパート・スタンダード
データをパソコンにダウンロードする
1.デ ー タ 変 換 ト ッ プ 画 面 を 表 示 し、ダウンロードするデータを指定します。
 データ変換 トップ画面の表示方法→P.199
1 ダウンロードするデータをクリックして選択します。
2 【ダウンロード】ボタンをクリックします。
1
2
2.ダウンロード形式を選択します。1 プルダウンからファイル形式を選択します。
 ファイルレイアウトについて→P.246
CSV とは、メモ帳や Excel 等で作成したデータをCSV 形式で保存したデータです。
2 ダウンロードするファイルの出金口座情報を変更する場合は、「出金口座情報を変更する」にチェックし、変更する項目を修正します。
3 【ダウンロード】ボタンをクリックします。
3
1
2
3.ダウンロードするファイルを保存します。P.85 の手順 3 以降を参考に、必要な操作を行います。
213
13 章お客さま指定形式 / 全銀形式のデータを変換する/ 6.変換定義登録の登録例
《サービス利用編》エキスパート・スタンダード
13章
お客さま指定形式/
全銀形式のデータを変換する(データ変換)
6.変換定義登録の登録例
お客さま独自の形式で作成した振込データを、Web21 で振込可能な全銀形式のデータへ変換する定義の登録例です。ここでは、総合振込サービスの場合を例に説明します。他のサービスも、変換データ項目は異なりますが、操作方法は同じです。
ケース 1:金融機関読替、科目読替を利用しない場合
サンプルデータの並び順とデータイメージ
お客さま独自の形式で作成した振込データのサンプル(以下、「サンプルデータ」)が、以下のような並び順になっている場合を例に説明します。
■データの並び順1. 項番2. 振込先銀行コード3. 振込先銀行名4. 振込先支店コード
5. 振込先支店名6. 振込先口座科目コード7. 振込先口座番号8. 受取人名
9. 振込金額10. 顧客コード111. 備考欄
■データのイメージ
変換定義登録画面の入力方法
上記サンプルデータの場合、以下のように登録します。サンプルデータ内の項目「1. 項番」、「11. 備考欄」は、変換後の全銀形式のデータレコード部分には設定する箇所がないため、項目順序を指定できません。
サンプルデータの 1行目がタイトル行なので、実際にデータ変換する「変換開始行」は 2行目からとなります。
「入力データ項目」の「項目順序」欄に、サンプルデータ内での該当項目の並び順を入力します。
銀行コード → 2 口座番号 → 7支店コード → 4 受取人名 ( カナ ) → 8銀行名 ( カナ ) → 3(注) 振込金額 → 9支店名 ( カナ ) → 5(注) 顧客コード1 → 10(注)
科目コード → 6
(注) 「変換データ項目」欄が赤字以外のものは必須項目ではありませんが、項目順序を指定することで変換後の全銀形式の振込データに取り込むことが可能です。銀行名 ( カナ )、支店名 ( カナ )の内容が、銀行コード、支店コードの内容と齟齬がある場合、変換後のデータはサンプルデータの内容のまま変換されますが、振込を行う際には、銀行コード、支店コードの内容が優先されます。
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13 章お客さま指定形式 / 全銀形式のデータを変換する/ 6.変換定義登録の登録例
《サービス利用編》エキスパート・スタンダード
13章
お客さま指定形式/
全銀形式のデータを変換する(データ変換)
ケース 2:金融機関読替、科目読替を利用する場合
サンプルデータの並び順とデータイメージ
お客さま独自の形式で作成した振込データのサンプル(以下、「サンプルデータ」)が、以下のような並び順になっている場合を例に説明します。
■データの並び順1. 項番2. 振込先銀行名3. 振込先支店名
4. 振込先口座科目名5. 振込先口座番号6. 受取人名
7. 振込金額8. 顧客コード19. 備考欄
■データのイメージ
変換定義登録画面の入力方法
上記サンプルデータの場合、以下のように登録します。サンプルデータ内の項目「1. 項番」、「11. 備考欄」は、変換後の全銀形式のデータレコード部分には設定する箇所がないため、項目順序を指定できません。
サンプルデータの 1行目がタイトル行なので、実際にデータ変換する「変換開始行」は 2行目からとなります。
サンプルデータには、銀行コード、支店コードの項目がなく、銀行名、支店名の項目がありますので、「金融機関読替を利用する」にチェックします。
「入力データ項目」の「項目順序」欄に、サンプルデータ内での銀行名、支店名の項目の並び順を入力します。
銀行名 → 2 支店名 → 3
サンプルデータには、科目コードの項目がなく、科目名の項目がありますので、「科目読替を利用する」にチェックします。
また、普通預金を「普」、当座預金を「当」と入力していますので、「読替元科目」欄に以下のように入力します。
1:普通預金 → 普 2:当座預金 → 当
「入力データ項目」の「項目順序」欄に、サンプルデータ内での科目名の項目の並び順を入力します。
科目名 → 4
「入力データ項目」の「項目順序」欄に、サンプルデータ内での該当項目の並び順を入力します。
口座番号 → 5 受取人名 ( カナ ) → 6 振込金額 → 7 顧客コード1 → 8(注)
(注) 「変換データ項目」欄が赤字以外のものは必須項目ではありませんが、項目順序を指定することで変換後の全銀形式の振込データに取り込むことが可能です。