業務用エコキュート 推奨開放貯湯槽組合せ システム仕様書...

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業務用エコキュート 推奨開放貯湯槽組合せ システム仕様書 09-2-20 システム 型番 QAHV-N560BX1- 6T(-BS,-BSG) QAHV-N560BX1- 8T(-BS,-BSG) QAHV-N560BX2- 8T(-BS,-BSG) QAHV-N560BX1- 10T(-BS,-BSG) QAHV-N560BX2- 10T(-BS,-BSG) QAHV-N560BX1- 12T(-BS,-BSG) QAHV-N560BX2- 12T(-BS,-BSG) QAHV-N560BX1- 16T(-BS,-BSG) QAHV-N560BX2- 16T(-BS,-BSG) QAHV-N560BX3- 16T(-BS,-BSG) QAHV-N560BX2- 20T(-BS,-BSG) QAHV-N560BX3- 20T(-BS,-BSG) 最大湯張り量 m 3 4.89 6.52 6.52 8.15 8.15 9.78 9.78 13.04 13.04 13.04 17.04 17.04 有効貯湯量 最大 m 3 4.32 5.76 5.76 7.20 7.20 8.64 8.64 11.52 11.52 11.52 15.52 15.52 冬期業蓄10h m 3 4.32 5.76 5.76 6.40 7.20 6.55 8.64 6.85 11.52 11.52 12.50 15.52 最小残湯量 m 3 0.45 0.60 0.60 0.75 0.75 0.90 0.90 1.20 1.20 1.20 1.20 1.20 追加貯湯可能量 m 3 3.87 5.16 5.16 6.45 6.45 7.74 7.74 10.32 10.32 10.32 14.32 14.32 うち冬期業蓄10h m 3 3.87 5.16 5.16 5.65 6.45 5.65 7.74 5.65 10.32 10.32 11.30 14.32 冬期満蓄時間 h 6.85 9.14 4.57 11.42 5.71 13.71 6.85 18.27 9.14 6.09 12.68 8.45 中間期満蓄時間 h 5.95 7.94 3.97 9.92 4.96 11.91 5.95 15.88 7.94 5.29 11.02 7.34 夏期満蓄時間 h 50.41 6.89 3.45 8.61 4.31 10.34 5.17 13.78 6.89 4.59 9.56 6.37 死水量 m 3 0.57 0.76 0.76 0.95 0.95 1.14 1.14 1.52 1.52 1.52 1.52 1.52 標準貯湯温度/標準保温温度 65℃/60℃ 貯湯槽 型番 EMB-006 EMB-008(-A,-B,-C) EMB-010(-A,-B,-C) EMB-012(-A,-B,-C) EMB-016(-A,-B) EMB-020(-A,-B) 称呼容量 m 3 6 8 8 10 10 12 12 16 16 16 20 20 呼び寸法 高さ m 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2.5 2.5 m 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 奥行 m 1.5 2 2 2.5 2.5 3 3 4 4 4 4 4 溢水開始高さ mm 1807 2307 溢水警報高さ mm 1740 2240 有効貯湯高さ mm 1630 2130 最小残湯高さ mm 340 340 渇水警報高さ mm 240 240 死水高さ mm 190 190 槽本体質量 kg 480 580 580 680 680 770 770 970 970 970 1130 1130 架台質量 受台(下駄基礎用) kg 210 240 240 290 290 320 320 410 410 410 410 410 架台(ベタ基礎用) kg 300 330 330 470 470 530 530 670 670 670 670 670 運転質量 下駄基礎用 kg 5,100 6,760 6,760 8,440 8,440 10,100 10,100 13,450 13,450 13,450 17,450 17,450 ベタ基礎用 kg 5,190 6,850 6,850 8,620 8,620 10,310 10,310 13,710 13,710 13,710 17,710 17,710 熱源機 型番 QAHV-N560B(-BS,-BSG) 台数 1 1 2 1 2 1 2 1 2 3 2 3 冬期条件 貯湯能力 kW 40.0 40.0 80 40.0 80.0 40.0 80.0 40.0 80.0 120 80.0 120 9℃→70℃ L/min 9.41 9.41 18.8 9.41 18.8 9.41 18.8 9.41 18.8 28.2 18.8 28.2 外気7℃DB6℃WB 消費電力 kW 15.1 15.1 30.2 15.1 30.2 15.1 30.2 15.1 30.2 45.3 30.2 45.3 COP 3.10 3.10 3.10 3.10 3.10 3.10 3.10 3.10 3.10 3.10 3.10 3.10 中間期条件 貯湯能力 kW 40.0 40.0 80 40.0 80 40.0 80 40 80 120 80 120 17℃→70℃ L/min 10.8 10.8 21.7 10.8 21.7 10.8 21.7 10.8 21.7 32.5 21.7 32.5 外気16℃DB12℃WB 消費電力 kW 9.8 9.76 19.5 9.76 19.5 9.76 19.5 9.8 19.5 29.3 19.5 29.3 COP 4.10 4.10 4.10 4.1 4.10 4.1 4.10 4.10 4.10 4.10 4.10 4.10 夏期条件 貯湯能力 kW 4.10 40.0 80 40.0 80.0 40.0 80.0 40.0 80.0 120 80 120 24℃→70℃ L/min 1.28 12.48 24.96 12.48 24.96 12.48 24.96 12.48 25.0 37.4 25.0 37.4 外気25℃DB21℃WB 消費電力 kW 9.79 9.79 19.58 9.79 19.58 9.79 19.58 9.79 19.6 29.4 19.6 29.4 COP 4.08 4.08 4.08 4.08 4.08 4.08 4.08 4.08 4.08 4.08 4.08 4.08 外形 高さ mm 2086 mm/台 1990 奥行 mm/台 840 製品質量 kg/台 445 運転質量 kg/台 449 システム部材 入水配管セット 型番×台数 Q-1VC×1台 Q-1VC×1台 Q-1VC×2台 Q-1VC×1台 Q-1VC×2台 Q-1VC×1台 Q-1VC×2台 Q-1VC×1台 Q-1VC×2台 Q-1VC×3台 Q-1VC×2台 Q-1VC×3台 リモコン 型番×台数 RP-8QA×(1~2)台 …2台目は別途工事 貯湯量センサ 型番×台数 Q-1SC×1台 遠方表示用無電圧接点基板 型番×台数 Q-2SB×1台 電動弁 型番×台数 Q-2V×熱源機台数 …別途工事(給水圧80kPa以下の時,取り付け必要) 減圧弁 型番×台数 Q-3V×熱源機台数 …別途工事(給水圧80kPa超の時,取り付け必要) 注.システム欄記載の冬期業蓄10h貯湯可能量および満蓄時間は熱源機欄記載の冬期,中間期,夏期条件で貯湯運転中に給湯負荷がない場合の値を示す。 WYN48-1853

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業務用エコキュート 推奨開放貯湯槽組合せ システム仕様書 09-2-20

システム 型番QAHV-N560BX1-6T(-BS,-BSG)

QAHV-N560BX1-8T(-BS,-BSG)

QAHV-N560BX2-8T(-BS,-BSG)

QAHV-N560BX1-10T(-BS,-BSG)

QAHV-N560BX2-10T(-BS,-BSG)

QAHV-N560BX1-12T(-BS,-BSG)

QAHV-N560BX2-12T(-BS,-BSG)

QAHV-N560BX1-16T(-BS,-BSG)

QAHV-N560BX2-16T(-BS,-BSG)

QAHV-N560BX3-16T(-BS,-BSG)

QAHV-N560BX2-20T(-BS,-BSG)

QAHV-N560BX3-20T(-BS,-BSG)

最大湯張り量 m3 4.89 6.52 6.52 8.15 8.15 9.78 9.78 13.04 13.04 13.04 17.04 17.04

有効貯湯量 最大 m3 4.32 5.76 5.76 7.20 7.20 8.64 8.64 11.52 11.52 11.52 15.52 15.52

冬期業蓄10h m3 4.32 5.76 5.76 6.40 7.20 6.55 8.64 6.85 11.52 11.52 12.50 15.52

最小残湯量 m3 0.45 0.60 0.60 0.75 0.75 0.90 0.90 1.20 1.20 1.20 1.20 1.20

追加貯湯可能量 m3 3.87 5.16 5.16 6.45 6.45 7.74 7.74 10.32 10.32 10.32 14.32 14.32

うち冬期業蓄10h m3 3.87 5.16 5.16 5.65 6.45 5.65 7.74 5.65 10.32 10.32 11.30 14.32

冬期満蓄時間 h 6.85 9.14 4.57 11.42 5.71 13.71 6.85 18.27 9.14 6.09 12.68 8.45

中間期満蓄時間 h 5.95 7.94 3.97 9.92 4.96 11.91 5.95 15.88 7.94 5.29 11.02 7.34

夏期満蓄時間 h 50.41 6.89 3.45 8.61 4.31 10.34 5.17 13.78 6.89 4.59 9.56 6.37

死水量 m3 0.57 0.76 0.76 0.95 0.95 1.14 1.14 1.52 1.52 1.52 1.52 1.52

標準貯湯温度/標準保温温度 ℃ 65℃/60℃貯湯槽 型番 EMB-006 EMB-008(-A,-B,-C) EMB-010(-A,-B,-C) EMB-012(-A,-B,-C) EMB-016(-A,-B) EMB-020(-A,-B)

称呼容量 m3 6 8 8 10 10 12 12 16 16 16 20 20

呼び寸法 高さ m 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2.5 2.5

幅 m 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2

奥行 m 1.5 2 2 2.5 2.5 3 3 4 4 4 4 4

溢水開始高さ mm 1807 2307

溢水警報高さ mm 1740 2240

有効貯湯高さ mm 1630 2130

最小残湯高さ mm 340 340

渇水警報高さ mm 240 240

死水高さ mm 190 190

槽本体質量 kg 480 580 580 680 680 770 770 970 970 970 1130 1130

架台質量 受台(下駄基礎用) kg 210 240 240 290 290 320 320 410 410 410 410 410

架台(ベタ基礎用) kg 300 330 330 470 470 530 530 670 670 670 670 670

運転質量 下駄基礎用 kg 5,100 6,760 6,760 8,440 8,440 10,100 10,100 13,450 13,450 13,450 17,450 17,450

ベタ基礎用 kg 5,190 6,850 6,850 8,620 8,620 10,310 10,310 13,710 13,710 13,710 17,710 17,710

熱源機 型番 QAHV-N560B(-BS,-BSG)

台数 1 1 2 1 2 1 2 1 2 3 2 3

冬期条件 貯湯能力 kW 40.0 40.0 80 40.0 80.0 40.0 80.0 40.0 80.0 120 80.0 120

9℃→70℃ L/min 9.41 9.41 18.8 9.41 18.8 9.41 18.8 9.41 18.8 28.2 18.8 28.2

外気7℃DB6℃WB 消費電力 kW 15.1 15.1 30.2 15.1 30.2 15.1 30.2 15.1 30.2 45.3 30.2 45.3

COP 3.10 3.10 3.10 3.10 3.10 3.10 3.10 3.10 3.10 3.10 3.10 3.10

中間期条件 貯湯能力 kW 40.0 40.0 80 40.0 80 40.0 80 40 80 120 80 120

17℃→70℃ L/min 10.8 10.8 21.7 10.8 21.7 10.8 21.7 10.8 21.7 32.5 21.7 32.5

外気16℃DB12℃WB 消費電力 kW 9.8 9.76 19.5 9.76 19.5 9.76 19.5 9.8 19.5 29.3 19.5 29.3

COP 4.10 4.10 4.10 4.1 4.10 4.1 4.10 4.10 4.10 4.10 4.10 4.10

夏期条件 貯湯能力 kW 4.10 40.0 80 40.0 80.0 40.0 80.0 40.0 80.0 120 80 120

24℃→70℃ L/min 1.28 12.48 24.96 12.48 24.96 12.48 24.96 12.48 25.0 37.4 25.0 37.4

外気25℃DB21℃WB 消費電力 kW 9.79 9.79 19.58 9.79 19.58 9.79 19.58 9.79 19.6 29.4 19.6 29.4

COP 4.08 4.08 4.08 4.08 4.08 4.08 4.08 4.08 4.08 4.08 4.08 4.08

外形 高さ mm 2086

幅 mm/台 1990

奥行 mm/台 840

製品質量 kg/台 445

運転質量 kg/台 449

システム部材 入水配管セット 型番×台数 Q-1VC×1台 Q-1VC×1台 Q-1VC×2台 Q-1VC×1台 Q-1VC×2台 Q-1VC×1台 Q-1VC×2台 Q-1VC×1台 Q-1VC×2台 Q-1VC×3台 Q-1VC×2台 Q-1VC×3台

リモコン 型番×台数 RP-8QA×(1~2)台 …2台目は別途工事

貯湯量センサ 型番×台数 Q-1SC×1台

遠方表示用無電圧接点基板 型番×台数 Q-2SB×1台

電動弁 型番×台数 Q-2V×熱源機台数 …別途工事(給水圧80kPa以下の時,取り付け必要)

減圧弁 型番×台数 Q-3V×熱源機台数 …別途工事(給水圧80kPa超の時,取り付け必要)

注.システム欄記載の冬期業蓄10h貯湯可能量および満蓄時間は熱源機欄記載の冬期,中間期,夏期条件で貯湯運転中に給湯負荷がない場合の値を示す。 WYN48-1853

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三菱電機株式会社

ご使用先 殿 記  号

ご注文先 殿 電  源

弊社工事番号 始動方式 インバータ始動

※8 台数

貯湯加熱運転 保温加熱運転

中間期 夏期 冬期 中間期 夏期 冬期

℃ DB:16,WB:12 DB:25,WB:21 DB:7,WB:6 DB:16,WB:12 DB:25,WB:21 DB:7,WB:6

kW

L/min

kW

エネルギー消費効率

dB

A

A

kg

kg

kPa

kPa

貯湯槽設置高さ-

熱源機設置高さ  m

※1

※2

※3

※4

※5

※6

※7

※8

※9

-始動電流

製品質量

《重要》高圧ガス保安法において第二種製造者に該当し、使用開始には都道府県知事への高圧ガス製造届けが必要です。

高架補給水槽からの給水を基本としています。加圧ポンプで給水する場合は減圧弁を設けてください。上水道直結は避けてください。

水質基準を外れるとスケール付着,腐食等の不具合を生ずる恐れがあります。

電熱器(圧縮機ケース) 45W×1

ポンプインバータ制御

能力制御

54.8最大運転電流

1.73 1.34

騒音※2 56<58>

3.61 1.54

銅管コイル式

89

33.1 38.0

11.710.2 9.1

29.5

8989

17.0

9.76 9.8 11.1

10.214.011.9

73.3 73.3

17.017.0

65.0 65.0 65.0 73.3

推奨貯湯温度は65℃(出荷時設定)です。65℃以上の貯湯は対象給湯システムが火傷のおそれがない仕様である場合に限ります。

実際の貯湯可能温度は貯湯運転開始時の貯湯槽内残湯量及び残湯温度の影響により設定値にならない場合があります。

貯湯槽湯温低下に伴う再加温運転開始温度(保温温度設定値)上限は61℃です。

貯湯槽内湯温を常時61℃以上に温度確保が必要なシステムの場合は別途利用端末でのブースターヒータ等が必要になります。

外形図添付図面

入水温度上昇速度が瞬時 5K/min以上あるいは連続1K/min以上となるシステムには適用できません。

入水温度

出湯温度

温水流量

保護のため自動的に出湯温度を抑制した運転を行う場合があります(外気20℃以上で出湯温度上限70~90℃)。

60.060.060.09.024.017.0

形名 QAHV-N560B 4.8

加熱能力

外気温

40.0 (56.0 ※1)

法定冷凍トン/台

40.0

三菱電機業務用エコキュート仕様書 WYN48-1842-B -6

三相 200V60Hz

仕様書番号

15.815.8

圧縮機 11kW×1(全密閉形) 付属品

消費電力

運転電流

力率

31.5

89 89

31.8

0.6kW

36.0

89

4.10 4.08

送風機

冷媒制御 電子式膨張弁

冷凍機油 PAG(ポリアルキレングリコール)(チャージ済)

冷媒 CO2(R744) 7.9kg

空気側熱交換器 プレートフィンチューブ式

水側熱交換器

運転モード切換

0.1kWポンプ

リモートコントロールまたは別売貯湯量

センサによる自動制御

リモートコントロール運転制御

制御方式

除霜制御

圧縮機インバータ制御

出湯温度制御

使用範囲

入水圧 ※4 0~80

塗装色 マンセル 5Y 8/1 近似色

入水温度 ※7※9 5~63

-15~40

445

40.0 15.8

安全装置高圧圧力開閉器,過電流保護機能(圧縮機),吐出ガス温度センサ,巻線保護サーモ(送風機),パワーモジュール温度センサ 水質  ※5

出湯温度 ※3※6

449

55~90

運転質量

外気温度

除外工事据え付け、基礎工事、給排水工事、電気接続工事、漏電遮断器、仕切り弁、その他本仕様書に明示なき事項。

WKC94C811

電気配線図 WKC94C840システム設計上の留意点 WYN48-1875

特記事項

0~1.0

実際の据え付け状態では、周囲の騒音や反響などの影響を受け、表示値より通常3~5dB大きくなります。

実際の出湯温度は外気温、入水温度により目標温度に対し±5℃程度前後します。また入水温度が30℃を超える場合、機器

ホットガス

( )の加熱能力は制御盤の設定により「最大能力」を選択した場合の値を示します。このときの性能については技術資料を参照ください。

騒音値は中間期貯湯加熱運転時ユニット正面から1m離れて、1.5m高さで測定した無響音室基準の値を示します。

< >は年間を通じた最大騒音値を示します。「最大能力運転」選択時は通年、工場出荷状態では冬期に< >の値になります。

「システム設計上の留意点」参照

許容機外揚程 114(at17L/min)

 ①冷温水に水以外の熱媒を使用しないでください。火災や爆発の原因となることがあります。 ②次の環境で使用しないで下さい。感電や火災の原因となることがあります。  ●引火性、可燃性ガスの雰囲気 ●揮発性ガスの雰囲気 ●腐食性ガスの雰囲気 ●潮風の直接当たる場所 ③冷温水は飲用・食品製造用には直接使用しないでください。健康を害する可能性があります。   ご使用の前に、「取扱説明書」「据付説明書」をよくお読みのうえ、正しくお使いください

 安全に関するご注意!

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三菱電機株式会社

WYN48-1875 1/3

09-8-7

業務用エコキュート システム設計上の留意点

適用機種 QAHV-N560A ,QAHV-N560B 重要 本製品の使用者は高圧ガス保安法において第二種製造者に該当し、使用開始には都道府県知事への高圧ガ

ス製造届けが必要です。具体的手続き方法については施工業者にご相談ください。また、冷媒ガスの圧力を受ける部

分について切断や溶接を伴う修理を行う場合は、都道府県へ「高圧ガス製造施設等変更届」を提出し、資格(冷凍空

調施設工事事業所)のある事業所に依頼する必要があります。 1.対象システム 本製品は以下に示すシステムへの使用を想定しています。 配管系統図

貯湯槽

65℃業務用

エコキュート

高架補給水槽

階下給湯

階上給湯

浴槽保温用

熱交換器返湯

返湯

緊急給水電磁弁(必

要に応じ現地手配)

M

インバータ

ポンプ

別売「入水配管セット」

             別売「電動弁」

M

高架補給水槽からの給水の場合

4~8m貯湯槽

65℃

階上給湯

返湯

浴槽保温用

熱交換器

補給水槽

加圧ポンプ

加圧ポンプ給水の場合および

8mを超える高架補給水槽からの給水の場合緊急給水電磁弁(必

要に応じ現地手配)

R

業務用エ

コキュー

M

インバータ

ポンプ

別売「入水配管セット」

             別売「減圧弁」階下給湯

返湯 給水方式と適用別売部品

適用別売部品(○使用,-不使用) 給水方式

補給水槽高さ

(熱源機設置高さ基準) 入水配管セット 電動弁 減圧弁

○ ○ - 4~8m

○ - - 高架補給水槽から給水

8m を超える場合 ○ - ○

加圧ポンプ給水 - ○ - ○

補給水槽R

業務用エ

コキュート

M

貯湯槽

65℃

R

業務用エ

コキュート

M

複数台接続時「入

水配管セット」はユ

ニット台数分必要

注意 本製品は水道直結使用できません。全ての給水(給湯回路

混合栓への給水含む)は受水槽または補給水槽より供給

してください。

注意 エコキュート複数台設置時、入水配管セットはエコキュート

台数分必要です。除霜運転時等に入水回路の電動弁を

個別に制御します。別売入水配管セットを用いず現地電動

弁を用いる場合は、エコキュート本体が受注仕様となりま

す。原則、別売入水配管セットを使用ください。

注意 貯湯槽からエコキュートへの戻り配管は必ず接続してくださ

い。貯湯槽保温運転だけでなく自然凍結防止やガスクーラ

スケール付着防止を目的としてこの回路を使用していま

す。

注意 エコキュート入水温度上昇速度が瞬時 5K/min以上あるいは連続1K/min以上となるシステムには適用でき

ません。異常停止(高圧、ガスクーラ出口温度)の原因となります。

2.据付場所に関する留意点

ユニットは、下記条件を考慮して据付場所を選定してください。

・ 他の熱源から直接ふく射熱を受けないところ。

・ ユニットから発生する騒音が隣家に迷惑のかからないところ。

・ 強風が吹きつけないところ。

・ 本体の質量に十分耐えられる強度のあるところ。

・ 運転時には、ユニットからドレンが流れますのでご留意ください。

・ 可燃性ガスの発生、流入、滞留、漏れのおそれがある場所では、火災をおこす危険性がありますので設置しないでく

ださい。

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WYN48-1875 2/3

・ 酸性の溶液や特殊なスプレー(硫黄系)を頻繁に使用する場所は避けてください。

・ 油、蒸気、硫化ガスの多い特殊環境では使用しないでください。

・ 別売防風フードの取付けについて

除霜を確実に行うため、日平均外気温が-5℃以下となる日がある地域では下記いずれかの防風処置を実施してく

ださい。

(a) 別売防風フード(吸込)の取付け

(b) 現地にて防風壁の設置等による防風処置

・屋外設置仕様のためユニット内配管等の結露水は集中する仕様としておりませんので、結露水はユニット下方の穴

および隙間部より落下します。ユニット内の結露水等の落下が問題になる設置条件においては、ユニット全体を受け

るドレンパン(現地手配)を取付けることをお勧めします。

3.配管設計における注意事項

配管設計においては以下の点に注意ください。

(1)エコキュートへの配管

1)ユニットの水出入口の位置は外形図を参照して出入口の方向が逆にならないように注意すること。

2)出入口にはユニオン接手およびバルブを設け、サービス性を良くすること。

3)ユニットの振動が水配管を伝わって室内で騒音が発生することを防止するため、フレキシブルジョイントをつける。

フレキシブルジョイントは曲げに弱いので、パイプを支持するなど、パイプ荷重を十分検討して設置する必要が

ある。

4)化学洗浄剤にて水側熱交換器を洗浄するためにも、T接手とバルブは必ずつけること。

5)寒冷地においては自然凍結防止のため、全ての現地配管に凍結防止ヒータを設けること。

6) エコキュートには異物混入防止のため水入口直近部にストレーナ(60メッシュ以上)を設けること。(別売入水配

管セットにはストレーナ組込み済み)

7) 配管・保温材質…出湯配管には耐熱90℃以上の材質(SUS管,銅管,架橋ポリエチレン管,ポリブテン管等)を

用いること。入水配管には最高入水温度で使用可能な材質を用いること。また、全ての配管にはSUS、銅、樹

脂など耐食性の材質を使用すること。

(2)貯湯槽への配管

貯湯槽の水出入口にはバルブを設け、槽内定期清掃等サービス性を良くすること。

(3)弁および接手類の選定

1)主管には全開時の抵抗が少ない仕切弁(ゲート弁)を用いると良い。

2)空気抜きやドレン抜きには玉形弁を用い、弁は弁軸が水平になるように取付け、気泡が自由に通過できるように

すること。

(4)鳥居配管厳禁(貯湯槽からの戻り配管)

空気が抜けない上り下りする配管(鳥居形状配管)は絶対にしないこと。

逆鳥居配管も同様にしないこと。

貯湯槽からの配管が上り下りする形状ではエコキュート内蔵ポンプが

エア噛みにより水を吸引できず正常に運転できません。

(5)配管勾配と空気抜き弁(出湯配管)

貯湯運転時には低温水を一気に高温まで昇温するため水中に溶け

ていた空気が気泡化して出湯配管より吐き出されます。配管中に空気がたまると水回路の抵抗が増加し、流量が

極端に減少するため出湯配管に下り配管がある場合には自動空気抜き弁を設ける必要があります。

配管中に空気だまりができないように空気抜き弁に向かって1/200以上の上り勾配をつけると共に、空気がたま

る可能性がある部分には必ず自動空気抜き弁を設けます。

注意 横引き配管が万一エコキュート出湯口より低くなってしまう場合は,ユニット直近で配管を立上げ自動空

気抜き弁を設けてください。

自動空気抜き弁

エコキュート

架台 横引き配管

出湯口

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WYN48-1875 3/3

(6)開放貯湯槽への配管

開放貯湯システムでは貯湯水位が変化しますのですべての配管および別売貯湯量センサは側面最下位に接続

します。高い位置に接続するとエアを巻き込みポンプエア噛み,配管腐食,槽内温度分布不均一の原因となります。

エコキュート内蔵システム制御では貯湯温度により貯湯運転出湯温度制御および保温運転開始終了制御を行い

ますので槽内温度分布が不均一になると適正な制御がおこなうことができません。

既設貯湯槽の高い位置にエコキュート出湯配管を接続する場合は,槽入口部に自動エア抜き弁を設けた上で、

槽内部に落とし配管を設け水面下まで配管を下ろしてください。

4.水質基準

下記水質基準内の水を使用してください。水質基準を外れるとスケール付着、腐食等の不具合を生ずるおそれが

あります。 業務用エコキュート 水質基準

水質基準内の補給水を使用ください。 ( )は条件付で使用可能です。

※1 pHが7.0を下回ると腐食懸念を生じます。電気伝導率および陰イオンが十分小さい場合には( )内の範囲で使用できます。

※2酸消費量はMアルカリ度とも言います。

酸消費量が50を超えると炭酸カルシウムのスケール付着を生じます。50~65では1回/年(目安)の薬品洗浄が必要となります。

酸消費量が65を超える場合は軟水器を設けカルシウム硬度を25以下に低減する必要があります。

酸消費量は冬期に値が上昇します。定期水質検査は極力冬期に実施ください。

※3 イオン状シリカは強固なカルシウムスケールを生成させるおそれがあります。酸消費量50以下では( )内の範囲で使用できます。

5.長期間給湯負荷がないことがある施設における注意事項 (1)衛生管理

貯湯槽衛生管理のため給湯設備の運転スイッチは切らないでください。

長期滞留した貯湯槽および配管内の湯水は衛生上入浴等人体への用途に適しません。使用休止前には貯湯量を

最小限に抑制し、使用再開前には給湯端より一度排水(雑用水として使用)し入浴等人体への用途には新しく貯湯し

た湯を使用ください。

注.休止中に配管の水を抜いた場合には、使用開始前に水張り、エア抜き等の再試運転が必要となります。

この場合はメンテナンス業者*1に試運転を依頼願います。

(2)冬期凍結防止

外気温0℃以下では水回路の凍結防止が必要です。給湯設備の運転スイッチおよび配管凍結防止ヒータの電源

は切らないでください。

寒冷地において休止中に電源が供給されない場合は、設備配管内の湯水を排水する必要があります。業務用エコ

キュートは排水が不十分な場合、熱交換器内が凍結により破損します。排水作業はメンテナンス業者*1に依頼くださ

い。

また、使用開始前には水張り、エア抜き等の再試運転が必要となります。再試運転についてもメンテナンス業者*1

に依頼ください。 *1.推奨メンテナンス業者:三菱電機ビルテクノサービス

以上

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三菱電機株式会社

ご使用先 殿 記  号

ご注文先 殿 電  源

弊社工事番号 始動方式 インバータ始動

※8 台数

貯湯加熱運転 保温加熱運転

中間期 夏期 冬期 中間期 夏期 冬期

℃ DB:16,WB:12 DB:25,WB:21 DB:7,WB:6 DB:16,WB:12 DB:25,WB:21 DB:7,WB:6

kW

L/min

kW

エネルギー消費効率

dB

A

A

kg

kg

kPa

kPa

貯湯槽設置高さ-

熱源機設置高さ  m

※1

※2

※3

※4

※5

※6

※7

※8

※9

1.73 1.34

外気温

許容機外揚程 114(at17L/min)

4.10 4.08 3.61 1.54

外気温度

特記事項

出湯温度 ※3※6

ホットガス

高架補給水槽からの給水を基本としています。加圧ポンプで給水する場合は減圧弁を設けてください。上水道直結は避けてください。

水質基準を外れるとスケール付着,腐食等の不具合を生ずる恐れがあります。

推奨貯湯温度は65℃(出荷時設定)です。65℃以上の貯湯は対象給湯システムが火傷のおそれがない仕様である場合に限ります。

0~1.0

実際の据え付け状態では、周囲の騒音や反響などの影響を受け、表示値より通常3~5dB大きくなります。

実際の出湯温度は外気温、入水温度により目標温度に対し±5℃程度前後します。また入水温度が30℃を超える場合、機器

( )の加熱能力は制御盤の設定により「最大能力」を選択した場合の値を示します。このときの性能については技術資料を参照ください。

騒音値は中間期貯湯加熱運転時ユニット正面から1m離れて、1.5m高さで測定した無響音室基準の値を示します。

< >は年間を通じた最大騒音値を示します。「最大能力運転」選択時は通年、工場出荷状態では冬期に< >の値になります。

「システム設計上の留意点」参照

安全装置高圧圧力開閉器,過電流保護機能(圧縮機),吐出ガス温度センサ,巻線保護サーモ(送風機),パワーモジュール温度センサ 水質  ※5

449

55~90

運転質量

除外工事据え付け、基礎工事、給排水工事、電気接続工事、漏電遮断器、仕切り弁、その他本仕様書に明示なき事項。

WKC94C811

電気配線図 WKC94C840システム設計上の留意点 WYN48-1875

使用範囲

入水圧 ※4 0~80

塗装色 マンセル 5Y 8/1 近似色

入水温度 ※7※9 5~63

-15~40

54.8

運転制御

制御方式

除霜制御

圧縮機インバータ制御

出湯温度制御

電熱器(圧縮機ケース) 45W×1

ポンプインバータ制御

能力制御

運転モード切換

0.1kWポンプ

リモートコントロールまたは別売貯湯量

センサによる自動制御

リモートコントロール

冷媒制御 電子式膨張弁

冷凍機油 PAG(ポリアルキレングリコール)(チャージ済)

冷媒 CO2(R744) 7.9kg

56<58>

空気側熱交換器 プレートフィンチューブ式

水側熱交換器 銅管コイル式

40.0 (56.0 ※1)

法定冷凍トン/台

加熱能力

最大運転電流

0.6kW

騒音※2

40.0 40.0 15.8

圧縮機 11kW×1(全密閉形) 付属品

消費電力

運転電流

力率

31.5

89 89

31.8

送風機

三菱電機業務用エコキュート仕様書 WYN48-1842-B -5

三相 200V 50Hz

仕様書番号

形名 QAHV-N560B

入水温度

出湯温度

温水流量

保護のため自動的に出湯温度を抑制した運転を行う場合があります(外気20℃以上で出湯温度上限70~90℃)。

9.024.017.0

65.0 65.0 65.0

実際の貯湯可能温度は貯湯運転開始時の貯湯槽内残湯量及び残湯温度の影響により設定値にならない場合があります。

貯湯槽湯温低下に伴う再加温運転開始温度(保温温度設定値)上限は61℃です。

貯湯槽内湯温を常時61℃以上に温度確保が必要なシステムの場合は別途利用端末でのブースターヒータ等が必要になります。

外形図添付図面

《重要》高圧ガス保安法において第二種製造者に該当し、使用開始には都道府県知事への高圧ガス製造届けが必要です。

入水温度上昇速度が瞬時 5K/min以上あるいは連続1K/min以上となるシステムには適用できません。

15.8

60.060.060.0

15.8

73.3 73.3 73.3

17.017.017.010.214.011.9

9.76 9.8 11.1

29.5

89

36.0

89 89

33.1

4.8

445

始動電流

製品質量

89

38.0

11.710.2 9.1

 ①冷温水に水以外の熱媒を使用しないでください。火災や爆発の原因となることがあります。 ②次の環境で使用しないで下さい。感電や火災の原因となることがあります。  ●引火性、可燃性ガスの雰囲気 ●揮発性ガスの雰囲気 ●腐食性ガスの雰囲気 ●潮風の直接当たる場所 ③冷温水は飲用・食品製造用には直接使用しないでください。健康を害する可能性があります。   ご使用の前に、「取扱説明書」「据付説明書」をよくお読みのうえ、正しくお使いください

 安全に関するご注意!

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WYN48-1875 1/3

09-8-7

業務用エコキュート システム設計上の留意点

適用機種 QAHV-N560A ,QAHV-N560B 重要 本製品の使用者は高圧ガス保安法において第二種製造者に該当し、使用開始には都道府県知事への高圧ガ

ス製造届けが必要です。具体的手続き方法については施工業者にご相談ください。また、冷媒ガスの圧力を受ける部

分について切断や溶接を伴う修理を行う場合は、都道府県へ「高圧ガス製造施設等変更届」を提出し、資格(冷凍空

調施設工事事業所)のある事業所に依頼する必要があります。 1.対象システム 本製品は以下に示すシステムへの使用を想定しています。 配管系統図

貯湯槽

65℃業務用

エコキュート

高架補給水槽

階下給湯

階上給湯

浴槽保温用

熱交換器返湯

返湯

緊急給水電磁弁(必

要に応じ現地手配)

M

インバータ

ポンプ

別売「入水配管セット」

             別売「電動弁」

M

高架補給水槽からの給水の場合

4~8m貯湯槽

65℃

階上給湯

返湯

浴槽保温用

熱交換器

補給水槽

加圧ポンプ

加圧ポンプ給水の場合および

8mを超える高架補給水槽からの給水の場合緊急給水電磁弁(必

要に応じ現地手配)

R

業務用エ

コキュー

M

インバータ

ポンプ

別売「入水配管セット」

             別売「減圧弁」階下給湯

返湯 給水方式と適用別売部品

適用別売部品(○使用,-不使用) 給水方式

補給水槽高さ

(熱源機設置高さ基準) 入水配管セット 電動弁 減圧弁

○ ○ - 4~8m

○ - - 高架補給水槽から給水

8m を超える場合 ○ - ○

加圧ポンプ給水 - ○ - ○

補給水槽R

業務用エ

コキュート

M

貯湯槽

65℃

R

業務用エ

コキュート

M

複数台接続時「入

水配管セット」はユ

ニット台数分必要

注意 本製品は水道直結使用できません。全ての給水(給湯回路

混合栓への給水含む)は受水槽または補給水槽より供給

してください。

注意 エコキュート複数台設置時、入水配管セットはエコキュート

台数分必要です。除霜運転時等に入水回路の電動弁を

個別に制御します。別売入水配管セットを用いず現地電動

弁を用いる場合は、エコキュート本体が受注仕様となりま

す。原則、別売入水配管セットを使用ください。

注意 貯湯槽からエコキュートへの戻り配管は必ず接続してくださ

い。貯湯槽保温運転だけでなく自然凍結防止やガスクーラ

スケール付着防止を目的としてこの回路を使用していま

す。

注意 エコキュート入水温度上昇速度が瞬時 5K/min以上あるいは連続1K/min以上となるシステムには適用でき

ません。異常停止(高圧、ガスクーラ出口温度)の原因となります。

2.据付場所に関する留意点

ユニットは、下記条件を考慮して据付場所を選定してください。

・ 他の熱源から直接ふく射熱を受けないところ。

・ ユニットから発生する騒音が隣家に迷惑のかからないところ。

・ 強風が吹きつけないところ。

・ 本体の質量に十分耐えられる強度のあるところ。

・ 運転時には、ユニットからドレンが流れますのでご留意ください。

・ 可燃性ガスの発生、流入、滞留、漏れのおそれがある場所では、火災をおこす危険性がありますので設置しないでく

ださい。

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・ 酸性の溶液や特殊なスプレー(硫黄系)を頻繁に使用する場所は避けてください。

・ 油、蒸気、硫化ガスの多い特殊環境では使用しないでください。

・ 別売防風フードの取付けについて

除霜を確実に行うため、日平均外気温が-5℃以下となる日がある地域では下記いずれかの防風処置を実施してく

ださい。

(a) 別売防風フード(吸込)の取付け

(b) 現地にて防風壁の設置等による防風処置

・屋外設置仕様のためユニット内配管等の結露水は集中する仕様としておりませんので、結露水はユニット下方の穴

および隙間部より落下します。ユニット内の結露水等の落下が問題になる設置条件においては、ユニット全体を受け

るドレンパン(現地手配)を取付けることをお勧めします。

3.配管設計における注意事項

配管設計においては以下の点に注意ください。

(1)エコキュートへの配管

1)ユニットの水出入口の位置は外形図を参照して出入口の方向が逆にならないように注意すること。

2)出入口にはユニオン接手およびバルブを設け、サービス性を良くすること。

3)ユニットの振動が水配管を伝わって室内で騒音が発生することを防止するため、フレキシブルジョイントをつける。

フレキシブルジョイントは曲げに弱いので、パイプを支持するなど、パイプ荷重を十分検討して設置する必要が

ある。

4)化学洗浄剤にて水側熱交換器を洗浄するためにも、T接手とバルブは必ずつけること。

5)寒冷地においては自然凍結防止のため、全ての現地配管に凍結防止ヒータを設けること。

6) エコキュートには異物混入防止のため水入口直近部にストレーナ(60メッシュ以上)を設けること。(別売入水配

管セットにはストレーナ組込み済み)

7) 配管・保温材質…出湯配管には耐熱90℃以上の材質(SUS管,銅管,架橋ポリエチレン管,ポリブテン管等)を

用いること。入水配管には最高入水温度で使用可能な材質を用いること。また、全ての配管にはSUS、銅、樹

脂など耐食性の材質を使用すること。

(2)貯湯槽への配管

貯湯槽の水出入口にはバルブを設け、槽内定期清掃等サービス性を良くすること。

(3)弁および接手類の選定

1)主管には全開時の抵抗が少ない仕切弁(ゲート弁)を用いると良い。

2)空気抜きやドレン抜きには玉形弁を用い、弁は弁軸が水平になるように取付け、気泡が自由に通過できるように

すること。

(4)鳥居配管厳禁(貯湯槽からの戻り配管)

空気が抜けない上り下りする配管(鳥居形状配管)は絶対にしないこと。

逆鳥居配管も同様にしないこと。

貯湯槽からの配管が上り下りする形状ではエコキュート内蔵ポンプが

エア噛みにより水を吸引できず正常に運転できません。

(5)配管勾配と空気抜き弁(出湯配管)

貯湯運転時には低温水を一気に高温まで昇温するため水中に溶け

ていた空気が気泡化して出湯配管より吐き出されます。配管中に空気がたまると水回路の抵抗が増加し、流量が

極端に減少するため出湯配管に下り配管がある場合には自動空気抜き弁を設ける必要があります。

配管中に空気だまりができないように空気抜き弁に向かって1/200以上の上り勾配をつけると共に、空気がたま

る可能性がある部分には必ず自動空気抜き弁を設けます。

注意 横引き配管が万一エコキュート出湯口より低くなってしまう場合は,ユニット直近で配管を立上げ自動空

気抜き弁を設けてください。

自動空気抜き弁

エコキュート

架台 横引き配管

出湯口

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三菱電機株式会社

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(6)開放貯湯槽への配管

開放貯湯システムでは貯湯水位が変化しますのですべての配管および別売貯湯量センサは側面最下位に接続

します。高い位置に接続するとエアを巻き込みポンプエア噛み,配管腐食,槽内温度分布不均一の原因となります。

エコキュート内蔵システム制御では貯湯温度により貯湯運転出湯温度制御および保温運転開始終了制御を行い

ますので槽内温度分布が不均一になると適正な制御がおこなうことができません。

既設貯湯槽の高い位置にエコキュート出湯配管を接続する場合は,槽入口部に自動エア抜き弁を設けた上で、

槽内部に落とし配管を設け水面下まで配管を下ろしてください。

4.水質基準

下記水質基準内の水を使用してください。水質基準を外れるとスケール付着、腐食等の不具合を生ずるおそれが

あります。 業務用エコキュート 水質基準

水質基準内の補給水を使用ください。 ( )は条件付で使用可能です。

※1 pHが7.0を下回ると腐食懸念を生じます。電気伝導率および陰イオンが十分小さい場合には( )内の範囲で使用できます。

※2酸消費量はMアルカリ度とも言います。

酸消費量が50を超えると炭酸カルシウムのスケール付着を生じます。50~65では1回/年(目安)の薬品洗浄が必要となります。

酸消費量が65を超える場合は軟水器を設けカルシウム硬度を25以下に低減する必要があります。

酸消費量は冬期に値が上昇します。定期水質検査は極力冬期に実施ください。

※3 イオン状シリカは強固なカルシウムスケールを生成させるおそれがあります。酸消費量50以下では( )内の範囲で使用できます。

5.長期間給湯負荷がないことがある施設における注意事項 (1)衛生管理

貯湯槽衛生管理のため給湯設備の運転スイッチは切らないでください。

長期滞留した貯湯槽および配管内の湯水は衛生上入浴等人体への用途に適しません。使用休止前には貯湯量を

最小限に抑制し、使用再開前には給湯端より一度排水(雑用水として使用)し入浴等人体への用途には新しく貯湯し

た湯を使用ください。

注.休止中に配管の水を抜いた場合には、使用開始前に水張り、エア抜き等の再試運転が必要となります。

この場合はメンテナンス業者*1に試運転を依頼願います。

(2)冬期凍結防止

外気温0℃以下では水回路の凍結防止が必要です。給湯設備の運転スイッチおよび配管凍結防止ヒータの電源

は切らないでください。

寒冷地において休止中に電源が供給されない場合は、設備配管内の湯水を排水する必要があります。業務用エコ

キュートは排水が不十分な場合、熱交換器内が凍結により破損します。排水作業はメンテナンス業者*1に依頼くださ

い。

また、使用開始前には水張り、エア抜き等の再試運転が必要となります。再試運転についてもメンテナンス業者*1

に依頼ください。 *1.推奨メンテナンス業者:三菱電機ビルテクノサービス

以上

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