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汎用ハンディ 2 次元コードリーダ QuickScan QBT2400 取扱説明書 Ver1.00

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汎用ハンディ 2 次元コードリーダ QuickScan

QBT2400 取扱説明書 Ver1.00

はじめにこのたびはQBT2400をお買い上げいただき、誠にありがとうございます。本取扱説明書ではQBT2400シリーズの操作方法と外部機器との接続に基づく内容を記載しておりますので、必ずご一読いただきますようにお願いします。また、いつでも参照できるように、お手元に保管してください。なお、バーコードによる内部パラメータの設定方法は、別冊「ハンドヘルドバーコードリーダ バーコードメニューシート」に記載していますので、そちらを参照してください。

ご注意(1)本書の内容の全部または一部を無断で転載することは禁止されています。(2)本書の内容に関しては改良のため予告なしに変更することがありますのでご了承ください。(3)本書の内容については万全を期しておりますが、万一ご不審な点や誤り記載漏れなどお気付きのことがございましたら巻末記載の弊社担当窓口までご連絡くださるようお願いいたします。(4)運用した結果の影響については(3)項にかかわらず責任を負いかねますのでご了承ください。梱包内容製品がお手元に届きましたら、すぐに開梱をして、以下のものがそろっているか確認をしてください。もし、不足・破損等がありましたら、ご購入先の販売店、もしくは巻末の弊社営業担当窓口までご連絡をお願いします。 1. QBT2400本体 1 2. QBT2400取扱説明書 1 * 3. ハンドヘルドバーコードリーダ バーコードメニューシート 1** (通常、複数台をご購入の際は1セット分のみ同梱しています。複数部をご希望の際は、ご注文時にお申し付けください。)

輸出についてQBT2400は日本国の輸出規制に該当しません。お客様が輸出を行う場合、すべての製品に対して該非判定書及びパラメータシート(必要な場合に限り)を弊社コンプライアンスに準じてご用意致します。ただし、キャッチオール規制の要求に該当する場合は輸出許可が必要になります。法令の改正により、弊社製品の該非判定が変更される場合がございますので、あらかじめご了承願います。

表記について本書では、バーコードリーダを正しくお使い頂くための重要な情報について以下の様な記号を用いています。 機器の破損や不具合の原因となる可能性がある事柄

機器の破損や不具合の原因となる可能性がある事柄

使用上の注意QBT2400が動作不能、誤動作、または他の機器への悪影響を防ぐため、以下のことを守ってください。1.使用について•QBT2400を分解、改造しないでください。故障の原因になります。•QBT2400は精密機械ですので、落下させたり、強い衝撃を加えたりすると、破損するおそれがあります。•QBT2400の読取窓に水、油、ほこりなどを付着させないでください。読取エラーの原因になります。汚れが付着した場合は、乾いた柔らかい布(レンズクリーナー等)などで軽く拭き取ってください。•ケーブル類は高圧線 /動力線からできるだけ離してください。ノイズの影響により、故障や誤動作の原因になります。•ケーブルを持って、持ち運びしないでください。ケーブル部にストレスがかかり、断線する原因になります。•電源を供給する際は、必ず標準ACアダプタ (11-0387)を使用してください。これ以外のACアダプタを使用した場合には火災、感電、または、機器の故障を引き起こすおそれがあります。•11-0387を接続するときは接続部へのほこりの付着に注意し、定期的に清掃をおこなってください。トラッキング現象により、火災発生の危険があります。また、長期間使用しない場合、必ず、電源をコンセントから抜いてください。•ケーブルの着脱時は、11-0387の電源を先に切ってください。•11-0387は精密機械ですので、落下させたり、強い衝撃を加えたりすると、破損するおそれがあります。また分解、改造しないでください。故障の原因になります。•11-0387に接続するAC電源コードは各国で使用されているプラグ形状に合致したものを使用してください。また、AC電源コードが関連する各国の規制 /規格に適合していることを確認してください。

2.使用環境について次のような場所では使用しないでください。・周囲温度が仕様で定められている範囲を超える場所・温度が急激に変化する場所 (結露する場所 )・相対湿度が仕様で定められている範囲を超える場所・強い外乱光 (レーザ光、アーク溶接光、紫外光など )があたる場所・直射日光があたる場所や暖房器具のそば・強磁界、強電界がある場所また、定格に記載している保護構造上、次の場所での使用はしないでください。・腐食性ガス、可燃性ガスがある場所・塵埃、塩分、鉄粉がある場所・水・油・化学薬品の飛沫やミスト雰囲気がある場所

上記のような過酷な環境でご使用される場合は右図のPowerScanPBT9500シリーズを推奨します。

目次1. 各部の名称・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12. QBT2400 の 特 長・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13. 型番一覧とアクセサリ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14. セットアップ方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・25. セットアップ方法 (RS232インターフェイスの場合)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・36. セットアップ方法 ( キーボードウエッジ /USBインターフェイスの場合)・・・・・・・・・・・・・47. ベースステーションでのバッテリ充電について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・58. MicroUSBケーブルでのバッテリ充電について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・59. バッテリの交換方法について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・610. QBT2400 のリンク方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・711. PIN コードの入力・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・812. HID モードでの国コードの入力・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・913. CapsLock の入力・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・914. ベースステーションのインターフェイスの設定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1015. Numlock キーの設定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1116. QBT2400 の電源 OFF の設定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1117. グリーンスポット光の設定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1218. スキャンモードの設定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1219. ピックモードの設定・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1420. LEDとブザー音の表示について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1521. エラーコード・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1622. 初期設定について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1723. トラブルシューティング・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2024. 保 守・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2125. 仕 様・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2226. 外形寸法図・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・23

QBT2400 取扱説明書 Ver1.00

1

1. 各部の名称

2. QBT2400 の特長QBT2400はデータロジックのBluetooth 無線内蔵汎用ハンディ2次元コードリーダです。エイマーに視認性の高い青色 LEDを採用し、バーコードに対する照準性能が高くなることで、効率のよい読取作業を作業者に提供できます。Bluetooth 無線はVer3.0 に対応しており、HIDプロファイル以外にSPPプロファイルにも対応しており、専用の受信ユニット以外にBluetooth 無線内蔵PCや iOS・Android 内蔵端末との無線接続が可能です。また内蔵の専用バッテリは取替えが簡単で、予備のバッテリを使用すれば、連続長時間運用も実現します。また、バッテリの充電はスキャナ本体を専用の受信ユニットに装着以外にスキャナ本体にMicroUSBケーブルで接続して充電を行うことが可能なので、スマートフォン感覚で充電することが可能です。以下にQBT2400の特長を要約します。・Bluetooth 3.0 対応 HID,SPP両プロファイルに対応が可能で、iOSや Android 端末との無線接続も可能です。・コンパクトな筐体 GBT4400シリーズに比べてコンパクトになっています。・読取能力 フレームレートの向上により、ストレスを感じさせない読取レスポンスを実現。 手ぶれ防止機能も向上しております。・RoHS 対応

トリガースイッチ

読み取り窓

動作表示 LEDブザー

3. 型番一覧とアクセサリ型式 仕様QBT2430-WH Bluetooth内蔵ハンディ2次元コードリーダ、トリガSW付き、(白 )QBT2430-BK Bluetooth内蔵ハンディ2次元コードリーダ、トリガSW付き、(黒 )BC2030-WH-BT QBT2400専用白色ベースステーション、マルチインターフェイスBC2030-BK-BT QBT2400専用黒色ベースステーション、マルチインターフェイス

型式 仕様11-0387 ACアダプタ(AC100V-240V-DC5.2V)STD-QD24-WH 自動読取用グースネックスタンド(白 ) STD-QD24-BK 自動読取用グースネックスタンド(黒 )11-0362 多目的フォルダー( 白) 11-0360 多目的フォルダー( 黒)90A051230 RS232インターフェイス、2mストレートケーブルD-sub9ピンメスコネクタ、ダイレクトパワー、DCジャック付90A052086 RS232インターフェイス、4mストレートケーブルD-sub9ピンメスコネクタ、ダイレクトパワー、DCジャック付90G001095 Magellan3200VSi/3300HSi 用パススルーケーブル90G001010 デスクトップPC用、PS/2キーボードウエッジインターフェイス、ストレートY字ケーブル90A051140 ノートPC用、PS/2キーボーウエッジインターフェイス、ストレートケーブル90A052065 USB-A インターフェイス、ストレートケーブル (2m)、DCジャック無90A052095 USB-A インターフェイス、ストレートケーブル (4m)、DCジャック無

スキャナロックレバー

通信ケーブル引き出し口

電源ケーブル引き出し口

バッテリ LED

通信 LED

QBT2400取扱説明書Ver1.00

2

1. BC2030-XX-BT ベースステーションに電源ケーブル・通信ケーブル  を接続します。  以下の手順に従ってケーブルを接続してください。 ・右の写真の様にベースステーションの裏側のケーブル固定具を外し、  電源ケーブル /通信ケーブルをそれぞれを差し込みます。

通信ケーブルはRJ45モジュラープラグとなっていますので、コネクタを差し込む場合には、方向に気を付けて真っ直ぐに押し込んでください。方向が違っていたり、曲がって差し込むと、コネクタ部が破損して、動作不良の原因となります。

4. 右図の様に、BC2030-XX-BT にスキャナ QBT2400 を差し込みます。

電源ケーブル

通信ケーブル ケーブル固定具

2. ケーブル固定具を BC2030-XX-BT に取り付けます。 ・右図の様にケーブル固定具のガイド部分にケーブルが入る様にして  取り付けをします。

3. 電源ケーブルの AC アダプタを AC 電源に接続します。 ACアダプタをAC電源に接続すると、BC2030-XX-BT は自動的に電源 ONの状態になります。

5. 下図の様に、BC2030-XX-BT のスキャナロックレバーを上げて QBT2400 を固定します。 「スキャナロックレバー」を上に上げると「ピピッ」とブザー音が鳴り、自動的にQBT2400 の充電が開始されます。

開放状態ロック状態

矢印方向にレバーを下げると開放になる

矢印方向にレバーを上げるとロックされる

4. セットアップ方法

QBT2400 取扱説明書 Ver1.00

3

5. セットアップ方法 (RS232 インターフェイスの場合 )

ベースステーション

ACアダプタコード

RS232インターフェイス

ケーブル

ACプラグ

下図の様にベースステーションにRS232インターフェイスケーブルとACアダプタコードを差込んで、それぞれ ホストPCや ACアダプタを取り付けます。

●90A051230(2mストレートケーブル )

● 90A052086(4mストレートケーブル )

PIN 1

スキャナ側

2000

外部機器側

PIN 1 PIN 6

AC アダプタ用ジャック

4000

PIN 1

スキャナ側

外部機器側

PIN 1 PIN 6

AC アダプタ用ジャック

ピンNo. 信号名 入出力 信号名1 N.C. 未接続2 TXD 出力 シリアル出力3 RXD 入力 シリアル入力4 N.C. 未接続5 GND 電源・シグナルグランド6 N.C. 未接続7 CTS 入力 送信可8 RTS 出力 送信要求9 VCC(*) 電源供給

D-sub9Pメスコネクタ ピンアサイン

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6. セットアップ方法 ( キーボードウエッジ /USB インターフェイスの場合 )

ミニDIN6Pオスコネクタ (CPU側 ) ミニDIN6Pメスコネクタ (KBD側 )ピンNo. 信号名 ピンNo. 信号名

1 DATA_OUT 1 DATA_IN2 N.C. 2 N.C.3 GND 3 GND4 VCC 4 VCC5 N.C. 5 N.C.6 CLK_OUT 6 CLK_IN

ミニ DIN コネクタピンアサイン

PIN 1

1500

50

700

200スキャナ側

CPU側 ( ミニDINオスコネクタ )

KBD側 ( ミニDINメスコネクタ )

●90G001010( デスクトップ用ストレートケーブル )

● 90A051140( ノートPC用ストレートケーブル )

CPU側 ( ミニDINオスコネクタ )

PIN 1

1500

50

スキャナ側

USBインターフェイス

キーボードウエッジインターフェイス

  下図の様にベースステーションにキーボードウエッジインターフェイスケーブルやUSBインターフェイスケーブル を差込んで、それぞれホストUSBコネクタやキーボードのケーブルに接続します。

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USBTypeAコネクタピンNo. 信号名

1 VCC2 Dー3 D+4 GND

USB TypeA コネクタピンアサイン

●90A052065(2mストレートケーブル )

PIN 1スキャナ側 外部機器側

2000

PIN 1

●90A052095(4mストレートケーブル )

PIN 1

PIN 1

7. ベースステーションでのバッテリ充電について  ベースステーションBC2030-BTに QBT2400を装着すれば、自動的にバッテリ充電を開始して、下図の様に ベースステーションの LEDで充電状態を確認することが可能です。

LED ベースユニットのLEDの状態 状態

赤色LEDが点灯 バッテリ充電中緑色LEDが点灯 バッテリ充電完了

緑色LEDと赤色LEDが 交互に点滅(1Hz周期 ) バッテリ充電エラー

黄色 LED点灯 電源が正常に入力されている

黄色 LEDが点滅(1Hz 周期 )

スキャナがホストとの接続が切断されているまたはホストとの設定が確

立されていない状態黄色LEDが

100msec間消灯スキャナ読み取りデータが

ホストに送信完了黄色LEDが高速で点滅 プログラミングモードに入っている

8. MicroUSB ケーブルでのバッテリ充電について  QBT2400の下部に下図の様にMicroUSBコネクタがあり、このコネクタ経由でスキャナ本体のバッテリを充電 することも可能です。

MicroUSBコネクタ

QBT2400取扱説明書Ver1.00

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9. バッテリの交換方法についてQBT2400のバッテリは以下の手順で取り外して交換が可能です。

②2.下図②の矢印の様にスキャナの底部を持ち上げてから、スキャナ本体から引き抜く様にしてバッテリを外します。

1.スキャナ底部の右図①の部分コインまたは大き目のマイナスドライバーでネジを緩めます。

3.新しいバッテリを取り付ける場合はまず下図③の様にバッテリの上部とスキャナ本体の部分を合わせてから、 バッテリを上から押してスキャナ本体との接合部分を合わせてから、ネジを締めます。

バッテリは下図の丸印の端子で内部でスキャナと接続する様になっているので、無理な力で引き抜いたり、押し込んだりすると端子部や基板を破壊する恐れがありますので、注意してください。また、内部基板上に金属等が付着すると接触不良や破壊の原因にもなりますので、バッテリ交換時は金属や埃等が内部に侵入しない様にしてください。

QBT2400 取扱説明書 Ver1.00

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BC2030-XX-BT とのリンク方法  QBT2400のトリガースイッチを押してQBT2400の電源をONにしてから、BC2030-XX-BT に QBT2400 を差し込みます。 QBT2400は自動的にBC2030-XX-BT とリンクを開始します。 もし、QBT2400が以前に他のBC2030-XX-BT や Bluetooth 無線機器とリンクをしたことがある場合には、 以下の手順でリンクをしてください。

 ①最初にQBT2400のトリガースイッチを押して、電源ONにします。 ② QBT2400を BC2030-XX-BT に差込んで、その状態でQBT2400のトリガースイッチを5秒以上押した  ままにします。 ③新しいBC2030-XX-BT とリンクをさせる前に、以下のリンク解除コードをQBT2400でリードします。

10. QBT2400 のリンク方法

リンク解除

他の Bluetooth 機器と SPP( シリアルポートプロファイル ) モードでのリンク方法 ①他のBluetooth 機器で必要なドライバーソフトウェア等をインストールして使用可能な状態にします。 ② QBT2400を Bluetooth 無線のエリア内で以下の「SPPモードを可能にする」コードを読ませます。 ③他のBluetooth機器から「新しいデバイスが見つかりました」とメッセージが出れば、「DatalogicScanner」  を選択します。もし、受信エラーが発生する場合には、他のBluetooth機器のセキュリティを無効にしてください。 ④RS232ターミナルを使用して、読取バーコードデータが正常に受信できる事を確認します。

SPPモードを可能にする

他の Bluetooth 機器と HID( ヒューマンインターフェイスデバイス ) モードでのリンク方法 ①他のBluetooth 機器で必要なドライバーソフトウェア等をインストールして使用可能な状態にします。 ② QBT2400を Bluetooth 無線のエリア内で以下の「HIDモードを可能にする」コードを読ませます。 ③他のBluetooth 機器から「新しいデバイスが見つかりました」とメッセージが出れば、「DatalogicScanner」  を選択します。もし、受信エラーが発生する場合には、他のBluetooth機器のセキュリティを無効にしてください。 ④テキストエディタ (メモ帳など )を使用して、読取バーコードデータが正常に受信できる事を確認します。

HIDモードを可能にする

QBT2400を他のBluetooth 機器と接続時にPINコードの入力が必要な場合には、次ページのPINコードの入力を参照してください。

QBT2400取扱説明書Ver1.00

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  他のBluetooth 機器とQBT2400を接続する場合にPINコードの入力を要求してくる場合には、QBT2400で 以下の方法でPINコードの入力が可能となります。

 ①最初に以下の「PINコードの入力開始」コードを読み取ります。 ② QBT2400からブザー音が鳴り、本体の緑色 LEDが点滅するまで待ちます。 ③以下の16進数テーブルでPINコードに該当するコードをQBT2400で読み取りさせて、入力が完了したら  「PIN コードの入力終了」を読み取りさせます。

11. PIN コードの入力

PIN コードの入力開始

0 1 2 3

4 5 6 7

8 9 A B

C D E F

PIN コードの入力終了

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  QBT2400をHIDモードで使用する場合には国コードの入力によりキーボード言語に合わせた出力が可能となり ます。QBT2400の国コードの入力は以下の方法で行います。

 ①最初に以下の「設定モードの開始」コードを読取ます。 ②以下の国コードから該当するコードをQBT2400で読み取りさせて、入力が完了したら「設定モードの終了」を  読取させます。

12. HID モードでの国コードの入力

設定モードの開始 HIDモード英語

HIDモード日本語106

設定モードの終了

  QBT2400の送信データのCapsLock の状態を設定する場合に以下の方法で設定を行います。尚、この設定は ベースユニットを使用している場合には、キーボードウエッジインターフェイスの場合に有効です。HIDモード で Bluetooth 機器に送信する場合にも有効ですが、ALTキーボードの場合にはこの設定は有効となりません。

 ①最初に以下の「設定モードの開始」コードを読取ます。 ②以下のコードから該当するコードをQBT2400で読み取りさせて、入力が完了したら「設定モードの終了」を  読取させます。

13. Caps Lock の入力

設定モードの開始

CapsLock=AutoCapsLock有効

CapsLock=On

CapsLock=Off

設定モードの終了

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  QBT2400用ベースユニットは以下のインターフェイスをサポートしており、これらのインターフェイスで使用す るためには、設定を変更する必要があります。このインターフェイスの設定は以下の方法で設定を行います。

 ①以下のコードから該当するインターフェイスのコードをQBT2400で読み取りさせると、インターフェイスの 設定が有効となります。

14. ベースユニットのインターフェイスの設定

RS232-STD

RS232-STD-OPOS

USB-COM

USB-KBD-STD

USB-KBD-Apple

KBD-DIG-VT

KBD-AT/PS2-STD

KBD-AT/PS2-ALT

QBT2400 取扱説明書 Ver1.00

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  Numlockキーの設定はQBT2400をAT/PS2のキーボードウエッジインターフェイスで使用する場合に、この Numlockキーの設定が可能となります。尚、USBのHIDキーのインターフェイスの場合にはこの機能は使用できません。 ①最初に以下の「設定モードの開始」コードを読取ます。 ②以下のコードから該当するコードをQBT2400で読み取りさせて、入力が完了したら「設定モードの終了」を  読取させます。

15. Numlock キーの設定

Numlock の変換無効設定モードの開始

Numlock の変換有効

設定モードの終了

  QBT2400を強制的に電源OFFとすることが可能で、再度QBT2400を復帰させる場合には、QBT2400が 「ピピピピ」とブザー音が鳴るまで、トリガースイッチを押し続けます。 

16. QBT2400 の電源 OFF の設定

電源をOFFにする

QBT2400取扱説明書Ver1.00

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  QBT2400には読み取り完了時にグリーンスポット光を出力する機能が内蔵されています。ここではそのグリーン スポット光の出力状態を設定します。

17. グリーンスポット光の設定

設定モードの開始

設定モードの終了

グリーンスポット出力無 グリーンスポット短 (300ms)

グリーンスポット中 (500ms) グリーンスポット長 (800ms)

  QBT2400には様々なスキャンモードがあり、使用環境に応じて最適なスキャンモードを設定することが可能です。  ・トリガーシングルモード  このモードはトリガースイッチをONにするとスキャンを開始して、以下の状態になるまでスキャンを行います。  ・プログラム設定モードからタイムアウトとなって通常モードに切り替わる  ・1つのバーコードの読み取りが完了する  ・トリガースイッチを離す  このスキャンモードが一般的に良く使用されるスキャンモードです。  ・トリガーホールドマルチモード  このモードはトリガースイッチをONにするとスキャンを開始して、以下の状態になるまでスキャンを行います。  ・プログラム設定モードからタイムアウトとなって通常モードに切り替わる  ・トリガースイッチを離す  つまり、トリガースイッチがONの間は複数のバーコードを読み取る事が可能です。そして、このスキャンモード  の場合には、2度読み防止タイマーが有効となり、このタイマーの間は同一バーコードの読み取りはできません。  ・トリガーパルスマルチモード  このモードはトリガースイッチをONにするとスキャンを開始して、以下の状態になるまでスキャンを行います。  ・プログラム設定モードからタイムアウトとなって通常モードに切り替わる  ・再度トリガースイッチをONにする  つまり、一度トリガースイッチがONにすると再度トリガースイッチをONにするまではスキャンを継続させ、  複数のバーコードを読み取る事が可能です。そして、このスキャンモードの場合には、2度読み防止タイマーが  有効となり、このタイマーの間は同一バーコードの読み取りはできません。  ・フラッシュモード  このモードはトリガースイッチの状態とは無関係にスキャンのONとOFFを繰り返します。  ・常時 ON モード  このモードはトリガースイッチをONにしなくても常時スキャンを継続します。そしてトリガースイッチをONに  するとトリガーシングルモードと同様の動作をします。そして、このスキャンモードの場合には、2度読み防止  タイマーが有効となり、このタイマーの間は同一バーコードの読み取りはできません。

18. スキャンモードの設定

QBT2400 取扱説明書 Ver1.00

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設定モードの開始

トリガーシングルモード

トリガーホールドマルチモード

  ・常時 ON モード  このモードはトリガースイッチをONにしなくても常時スキャンを継続します。そしてトリガースイッチをONに  するとトリガーシングルモードと同様の動作をします。そして、このスキャンモードの場合には、2度読み防止  タイマーが有効となり、このタイマーの間は同一バーコードの読み取りはできません。  ・スタンドモード  このモードはトリガースイッチをONにしなくてもバーコードの読み取りが可能です。そして読み取りエリア内  に読み取り対象物が存在すれば、自動的にスキャンを行います。そして、トリガースイッチをONにすると  トリガーシングルモードと同様の動作をします。そして、このスキャンモードの場合には、2度読み防止  タイマーが有効となり、このタイマーの間は同一バーコードの読み取りはできません。

設定モードの終了

トリガーパルスマルチモード

常時ONモード

スタンドモード

QBT2400取扱説明書Ver1.00

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19. ピックモードの設定

  このピックモードはトリガーシングルモードでのみ有効で、読み取りエリアの中心にあるエイミングパターンから 離れた距離にあるバーコードの読み取りをしないモードなのでターゲットを定めたバーコードだけ読み取りが可能と なります。そして、スキャンモードがトリガーシングルモード以外に設定された場合には、このモードは自動的に OFF となります。

設定モードの開始 設定モードの終了ピックモード有効

ピックモード無効

QBT2400の PICKモードは、青色エイマーの真ん中部分

に存在するバーコード・2次元コードのみ読み取ることが可

能です。(図2のイメージとして点線エリア内となります)

〈図 2 PICK モードでの読取エリア〉

この場合、QRコードとDataMatrixコードが隣接していますが、DataMatrixコードが青色LEDの真ん中に位置するので、DataMatrxiを読取ます。

〈図 3 PICK モード 時の読取例〉

〈図 4 PICK モード 時の読取例〉

(01)056

789012

34562

QBT2400 取扱説明書 Ver1.00

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動作内容 詳細 LEDの状態 ブザー音スキャナ電源ON

ブザー音 スキャナが電源ONのプロセスを開始  反応なし ピピピピ

バーコード読取成功ブザー音

スキャナがバーコードの読取を成功した時

LEDの動作については設定にて変更が可能

1度のブザー音(音色の変更可)

ROM書き込みエラー スキャナの設定やソフトウェアに問題が発生している場合 連続して点滅 1度のエラー

ブザー音 スキャナが読み取りデータのメモリ容量を超えた場合

USBや IBMインターフェイス接続時にはホストとの通信が確立されない 反応なし ピピピピピピ

と6回連続スキャナ読み取り準備完了 スキャナの内部状態がOKで読み取り準備が完了 LEDが点灯 反応なし

スキャナ動作無効 スキャナの動作がホスト側で無効にされている場合 連続して点滅 (※ ) 反応なし「グリーンスポット」がしばらく点滅(※ )

スキャナが読み取りに成功すると、設定された時間の間、グリーンスポットが点灯します。 反応なし 反応なし

*ピ:高い音程のブザー音 プ:低い音程のブザー音

(※ ) スキャナがスリープモードの状態や読み取り完了LEDの点灯時間が "00" 以外を選択されている場合

20. LED とブザー音の表示についてQBT2400はLEDとブザー音にて、様々な動作状態を知らせます。また、QBT2400はパラメータ設定によりブザーの音量と音程を制御することが可能です。詳細は別冊「ハンドヘルドバーコードリーダ バーコードメニューシート」を参照してください。

*ピ:高い音程のブザー音 プ:低い音程のブザー音

プログラミングモード時

動作内容 詳細 LEDの状態 ブザー音設定開始バーコード

読取成功 プログラミングモードの読取時 LEDは一定周期でプログラミングモードから抜けるまで点滅 ブブブブ

設定バーコード拒否

スキャナが設定バーコードを何らかの要因で受け付けなかった時 反応なし ブブブ

設定バーコード読取成功

(パラメータ入力が必要な場合 )

例えばデータフォーマットの設定でヘッダーキャラクタの設定を行う際のヘッダーキャラクタ

数の設定バーコードの読み取り時反応なし ピ

設定バーコード読取成功

(パラメータ入力が完了した場合 )

例えばデータフォーマットの設定でヘッダーキャラクタの設定を行う際のヘッダーキャラクタのキャラクタデータの入力が完了して、プログ

ラミングモードから出た時

反応なし ピププププ

「キャンセル」バーコード読み取り時

設定用バーコードで設定の「キャンセル」を読み取りした場合 反応なし ププ

設定終了バーコード読取成功

設定が完了しプログラミングモードから抜ける時 消灯 ピ ブブブプ

  ピピピピ

QBT2400取扱説明書Ver1.00

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  スキャナ起動時にスキャナから長いブザー音が鳴ると、その場合はスキャナの内部セルフテストでエラーが発生してスキャナが FRU分離モード (スキャナ交換のための専用動作モード )に入ります。そしてもしリーダがリセットした場合はこの動作を繰り返します。そして、以下の表の動作に従って、LEDの点灯状態とブザー音が鳴り、エラー部の限定が可能です。そして、この状態になった場合には、お近くのサービス窓口に修理等の依頼をお願いします。

21. エラーコード

LEDの点滅とブザー音の鳴る回数 スキャナ部エラー箇所

1回 設定パラメータ2回 通信インターフェイス基板6回 デジタル基板12回 スキャエンジン部

状態 ベースユニットの LEDの状態電源が正常に入力されている 黄色 LED点灯

スキャナがホストとの接続が切断されているまたはホストとの設定が確立されていない状態 黄色 LEDが点滅 (1Hz 周期 )

スキャナ読み取りデータがホストに送信完了 黄色LEDが100msec間消灯プログラミングモードに入っている 黄色LEDが高速で点滅スキャナとの設定の同調が進行中 赤色LEDが高速で点滅

バッテリ充電中 赤色LEDが点灯バッテリ充電完了 緑色LEDが点灯バッテリ充電エラー 緑色LEDと赤色LEDが交互に点滅(1Hz周期 )

スキャナがベースステーションに未接続 緑色LEDと赤色LEDが消灯

・QBT2400 本体側

・BC2030 ベースステーション側

QBT2400 取扱説明書 Ver1.00

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22. 初期設定についてQBT2400の初期設定値は以下の通りです。もし、ご使用の条件にこの設定が合わない場合は、別冊「ハンドヘルドバーコードリーダ バーコードメニューシート」を使って設定を変更してください。

項目 初期設定値グローバル設定

ホストコマンド受信 受信許可USBサスペンドモード 無効

RS232設定通信ボーレートの設定 9600bpsデータビット長の設定 8ビットストップビット長の設定 1ビットパリティの設定 無しハンドシェイクの設定 RTS監視

RS232/USB-COMインターフェイス設定キャラクタ間ディレー時間 0ACK/NAKプロトコルの設定 無効ACKキャラクタ ACKNAKキャラクタ NAKACK/NAKタイムアウト 200msACK/NAKリトライ回数 3有効コマンド E無効コマンド D

USBキーボード インターフェイス設定キーボード言語 U.S.キーボードコード間ディレー時間 無効キャラクタ間ディレー時間 無効USBキーボード速度設定 1msecUSBNumericKeypad(数値キーパッド) Standardkeys

PS2インターフェイス設定キーボード言語 U.S.キーボードコード間ディレー時間 無効キャラクタ間ディレー時間 無効WedgeQuiteInterval 100msCapsLockキー設定 CapsLockOFFNumlockキー設定 Numlockキー無効

データフォーマット設定グローバルヘッダーキャラクタの設定 ヘッダー無しグローバルターミネータキャラクタの設定 (CR)グローバルAIMID付加機能 無効グローバルAIMIDGS1-128の設定 有効個別ラベル IDコントロール 無効大文字小文字変換 無効キャラクタ変換 無効

リーディングパラメータ設定2度読み防止タイマー時間の設定 0.6sec電源起動時の通知 有効グッドリード(ブザー/LED)表示タイミング デコード後グッドリードブザー音質の設定 シングル

項目 初期設定値グッドリードブザー音程の設定 High(大)グッドリードブザー音長の設定 80msグッドリードブザー音量の設定 High(大)読取完了表示LED点灯時間 300ms

スキャニングパラメータ設定スキャンモード トリガー/シングルスキャンスタンドモード表示(StandModeIndication) 無効スタンドモードオペレーション スタンドモードに変更PICKモード 無効スタンドモード感度 ミディアムスタンドモードイルミネーションオフタイム 2秒スキャニング有効時間 5秒スタンドモードイルミネーションコントロール オフ光源のON時間の設定 1秒光源のOFF時間の設定 0.6秒照準設定(青色エイマー機能) 有効青色エイマー点灯時間 デコード後消灯グリーンスポット点灯時間の設定 SHORT(300msec)モバイルホーンモード 有効部分ラベル読取 有効ネガティブイメージ 無効

マルチラベル読取設定マルチラベル読取 無効マルチラベル出力(コード種類順) ランダムマルチラベル出力(桁数順) 無効

バーコード設定UPC-A 有効UPC-Aチェックデジット送信 有効UPC-AからEAN13変換 無効UPC-Aナンバーシステム送信 有効UPC-A2Dコンポーネント 無効UPC-E 有効UPC-Eチェックデジット送信 有効UPC-E2Dコンポーネント 無効UPC-EからEAN13変換 無効UPC-EからUPC-A変換 無効UPC-Eナンバーシステム送信 有効GTINフォーマット 無効JAN13(EAN13) 有効JAN13チェックデジット送信 有効JAN13フラグ1キャラクタ送信 有効JAN13ISBN変換 無効JAN2Dコンポーネント 無効ISSN変換 無効

デフォルト設定に戻す

QBT2400取扱説明書Ver1.00

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項目 初期設定値Industrial2of5チェックデジット送信 有効Industrial2of5桁数 可変長Industrial2of5桁数1 1Industrial2of5桁数2 50

Codabar(NW7)設定Codabar 無効Codabarチェックデジット検査 検査しないCodabarチェックデジット送信 有効Codabarスタートストップ送信 有効Codabarスタートストップ出力キャラクタフォーマット abcd/abcd

Codabarスタートストップ等価チェック 無効Codabarクワイエットゾーン スモール/両方Codabar桁数 可変長Codabar桁数1 3Codabar桁数2 50

GS1DatabarOmnidirectional設定GS1DatabarOminidirectional 無効GS1DatabarOminidirectionalからGS1-128に変換 無効

GS1DatabarOminidirectional 2Dコンポーネント 無効

GS1DatabarExpanded設定GS1DatabarExpanded 無効GS1DatabarExpandedからGS1-128に変換 無効

GS1DatabarExpanded 2Dコンポーネント 無効

GS1DatabarExpanded桁数 可変長GS1DatabarExpanded桁数1 1GS1DatabarExpanded桁数2 74

GS1DatabarLimited設定GS1DatabarLimited 無効GS1DatabarLimitedからGS1-128に変換 無効GS1DatabarExpanded2Dコンポーネント 無効

Code93設定Code93 無効Code93チェックデジット検査 有効CheckCandKCode93桁数 可変長Code93桁数1 1Code93桁数2 50Code93クワイエットゾーン スモール/両方

2Dコード設定2Dコードデコードタイム 350ms2Dコード連結設定 無効2Dコード印字 ノーマル・反転 ノーマルAztecコード 無効Aztecコード桁数 可変長Aztecコード桁数1 1DataMatrix 有効DataMatrixSquare/Rectangularスタイル

SquareandRectangular

項目 初期設定値JAN8(EAN8) 有効JAN8チェックデジット送信 有効JAN8からJAN13に変換 無効JAN82Dコンポーネント 無効

UPC/JAN(EAN)共通設定UPC/EANPriceWeightCheck 無効UPC/EANクワイエットゾーン 2モジュール

アドオン共通設定アドオン 無効アドオンタイマー 70msGS1-128アドオンタイマー 無効

Code39設定Code39 有効Code39チェックデジット検査 検査するCode39チェックデジット送信 有効Code39スタートストップ送信 有効Code39FullASCII 無効Code39クワイエットゾーン スモール/両方Code39桁数 可変長Code39桁数1 2Code39桁数2 50

Code128設定Code128 有効Code128からCode39に変換 無効Code128チェックキャラクタ送信 無効Code128ファンクションキャラクタ送信 無効Code128クワイエットゾーン スモール/両方Code128桁数 可変長Code128桁数1 1Code128桁数2 80

GS1-128設定

GS1-128 Code128フォーマット出力

GS1-1282Dコンポーネント 無効Interleaved2of5設定

I2of5 無効I2of5チェックデジット検査 検査しないI2of5チェックデジット送信 有効I2of5桁数 可変長I2of5桁数1 6I2of5桁数2 50

Standard2of5設定Standard2of5 無効Standard2of5チェックデジット検査 検査しないStandard2of5チェックデジット送信 有効Standard2of5桁数 可変長Standard2of5桁数1 8Standard2of5桁数2 50

Industrial2of5設定Industrial2of5 無効Industrial2of5チェックデジット検査 検査しない

QBT2400 取扱説明書 Ver1.00

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項目 初期設定値DataMatrix桁数 可変長DataMatrix桁数1 1DataMatrix桁数2 3116Maxicode 無効MaxicodePrimaryMessage送信 無効Maxicode桁数 可変長Maxicode桁数1 1Maxicode桁数2 0145PDF417 有効PDF417桁数 可変長PDF417桁数1 1PDF417桁数2 2710MicroPDF417 無効

MicroPDF417からGS1-128に変換 MicroPDFAIMIDandlabeltype

MicroPDF417桁数 可変長MicroPDF417桁数1 1MicroPDF417桁数2 0366QRCode 有効QRCode桁数 可変長QRCode桁数1 1QRCode桁数2 7089MicroQRCode 無効MicroQRCode桁数 可変長MicroQRCode桁数1 0001MicroQRCode桁数2 0035UCCComposite 無効UCCCompositeTimer 無効PostalCode選択 無効PostnetBB 無効

項目 初期設定値無線機能

データ送信完了ブザー音 有効ブザー音周波数 低ブザー音長 80msecブザー音量 大通信切断ブザー音 有効ドック接続ブザー音 有効接続警告アラーム 無効自動設定パラメータ更新機能 有効バッチモード 無効無線バッチモード通信ディレー 無効無線自動リンク機能 Unlinkラベル要ソース無線アドレス送信 含まないソース無線アドレスデリミターキャラクタ デリミターキャラクタ無しリンクタイムアウト 2秒BTセキュリティモード 無効PINコード長選択 4桁PINコード

PINコード設定 1234(31.32.33.34hex)

BTポーリングレート 20msecPowerダウンタイムアウト 30分

QBT2400取扱説明書Ver1.00

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1.電源をONにしても動作しない。(トリガースイッチを押しても読取窓から LEDが点灯しない ) 電源ON時にQBT2400からブザー音が鳴らない。 ● RS232インターフェイスで使用の場合  ⇒使用電源はQBT2400の仕様に合っていますか ? ◆電源の極性・電圧・容量を仕様に合わせてください。または11-0387を使用してください。  ⇒通信ケーブルの外部電源用のソケットとプラグが完全に接続されていますか ?  ◆プラグを奥まで完全に接続してください。  ⇒通信ケーブルのモジュラープラグが完全にQBT2400に接続されていますか ? ◆モジュラープラグのツメが「カチッ」と鳴るまでケーブルを完全に接続してください。  ⇒ケーブルが断線または接触不良になっていませんか ? ◆ケーブルを新しいものと交換してください。 ●キーボードウエッジで使用の場合  ⇒キーボードウエッジのケーブルはご使用のパソコンに対応していますか ? ◆対応しているケーブルを使用してください。  ⇒通信ケーブルのミニDINコネクタは全てPC本体とキーボードに接続されていますか ? ◆ミニDINコネクタを全て完全に接続してください。  ⇒通信ケーブルのモジュラープラグが完全にQBT2400に接続されていますか ? ◆モジュラープラグのツメが「カチッ」と鳴るまでケーブルを完全に接続してください。  ⇒ケーブルが断線または接触不良になっていませんか ? ◆ケーブルを新しいものと交換してください  電源ON時にQBT2400からブザー音が鳴っている。 ⇒ " ピピピピ " と高音で4回鳴っている ◆ QBT2400は正常に動作できます。 ⇒その他のブザー音が鳴っている ◆ QBT2400の内部に問題があります。(修理が必要です。)2.トリガースイッチを押さなくても LEDが点灯する。 ⇒ QBT2400の設定がトリガースイッチを使用しない設定になっていませんか ? ◆ QBT2400の設定をトリガースイッチを使用する設定にしてください。3.LEDは点灯しているがバーコード読取ができない。 ⇒読取距離や読取角度はQBT2400の仕様の範囲内にありますか ? ◆バーコードをQBT2400の仕様の範囲内に移動させてください。 ⇒ QBT2400の設定でバーコードシンボルが正しく設定されていますか ? ◆ QBT2400の読取バーコードの設定を使用しているバーコードシンボルに合わせて  ください。 ⇒使用しているバーコードの品質に問題がありませんか ? ◆バーコードの品質を改善してください。

23. トラブルシューティングこの章ではQBT2400が正常に動作しない場合に、確認する事項について記載しています。もしこれらの事項の確認後、正常な動作をしない場合は、お手数ですが巻末の弊社営業担当窓口までお問い合わせをお願いします。

QBT2400 取扱説明書 Ver1.00

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24. 保守QBT2400の読取窓が汚れている場合、読取性能が低下しますので、以下の方法にて清掃を行ってください。・水や無水アルコール等で湿らせた柔らかい布等で軽く汚れを拭き取ってください。

4.読み取ったバーコードデータが送信されない。 ● RS232インターフェイスで使用の場合 ⇒インターフェイスのパラメータは接続機器の仕様に合っていますか ? ◆ QBT2400のパラメータを接続機器の仕様に合わせてください。 ⇒ケーブルの各信号線は接続機器の仕様に合っていますか ? ◆接続機器の信号線をQBT2400の仕様に合わせてください。 ⇒ケーブルが断線または接触不良になっていませんか ? ◆ケーブルを新しいものと交換してください。 ●キーボードウエッジで使用の場合 ⇒接続しているPCのタイプと設定が合っていますか ? ◆ QBT2400の設定をPCのタイプに合わせてください。 ⇒接続しているPCのキーボードから入力できますか ? ◆ PC本体の電源を一度OFFにしてから再度ONにしてください。 ⇒データの送信速度が速すぎませんか ? ◆別冊の「バーコードメニューシート」の「キャラクター間ディレー時間」の設定を変更して  ディレー (遅延 ) 時間を発生させてPC側の処理時間に合わせてください。5. 以上の処置を行った後でも、状況が変わらない。何らかの故障の場合もありますので、お手数ですが巻末の弊社担当窓口までご連絡をお願いします。

3.読取窓の清掃について読取窓面に、ほこりや油滴などが付かないように、日々のメンテナンスをこころがけてください。万一、ほこりや油滴が付いた場合は、次のように清掃してください。

ほこりは柔らかい布(レンズクリーナー等)で軽くふき取ってください。油等の汚れは希釈アルコールを少量含ませて、丁寧に拭取ってください。但し、強く拭くことは避けてください。読取窓にキズが付くと読取不良の原因となります。

QBT2400取扱説明書Ver1.00

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25. 仕様

無線仕様

通信プロトコル Bluetooth3.0クラス2無線周波数 2.4GHz通信最大距離 25m(オープンエア)プロファイル HID/SPP

インターフェイス( ベースステーション ) RS232/USB/PS2

デコード仕様

読取コード( バーコード )

Code39、Code93、Code128、GS1DataBarExapanded、GS1DataBarLimited、GS1DataBarOmnidirectional、GS1-128、Interleaved2of5、JAN8、JAN13、UPC-A、UPC-E、Codabar(NW-7)

読取コード(2次元コード ) DataMatrix、QRCode、MicroQRCode、PDF417、MicroPDF、JapanPost

電気仕様

バッテリタイプ リチウムイオンバッテリ、1400mAh連続読取回数 30,000回 (フル充電1回当たり)

充電時間約5時間(付属ベースユニット+標準ACアダプタ使用時*1)約6時間 (スキャナのMicroUSBコネクタから直接充電時)約22時間 (付属ベースユニットでバスパワー使用時)

読取仕様

イメージセンサ CMOS エリアセンサ(752X480pixel)光源 赤色LED(照明)、青色LED(照準)モーショントレランス 25IPSプリントコントラスト 25%以上読取角度 スキュー:±60°、ピッチ:±65°、チルト:±360°読取確認機能 グリーンスポット表示、動作表示LED、ビープ音最小分解能(*2) 1Dコード:0.100mm(4mil)、DataMatrixコード:0.191mm(7.5mil)

読取深度 (*2)

Code390.5~12cm:0.127mm(5mil)0~20cm:0.254mm(10mil)~40cm:0.508mm(10mil)

EAN 0~10cm:0.191mm(7.5mil)0.5~30cm:0.330mm(13mil)

PDF4171.0~10cm:0.168mm(6.6mil)0~18cm:0.255mm(10mil)0.5~24cm:0.382mm(15mil)

Datamatrix 1.0~10cm:0.255mm(10mil)0~13cm:0.382mm(15mil)

QRCode 0.5~10cm:0.255mm(10mil)0~13cm:0.382mm(15mil)

デコード仕様

読取コード( バーコード )

Code39、Code93、Code128、GS1DataBarExapanded、GS1DataBarLimited、GS1DataBarOmnidirectional、GS1-128、Interleaved2of5、JAN8、JAN13、UPC-A、UPC-E、Codabar(NW-7)

読取コード(2次元コード ) DataMatrix、QRCode、MicroQRCode、PDF417、MicroPDF、JapanPost

環境仕様

動作温度範囲 0~+50℃動作湿度範囲 5~95%RH(ただし、結露なきこと)保管温度範囲 -40~+70℃(ただし、氷結なきこと)周囲照度 86,000LUX以下衝撃、落下 1.5mの高さから落としても性能に異常なきこと(18回)ESD耐圧 16kV保護構造 IP42

外観外形寸法 163(H)×91(L)×41(W)mm(本体),100(H)×148(L)×94(W)mm(ベースステーション)重量 約200g(本体 )、約230g(ベースステーション)本体色 白/黒色

適合規格

電気安全 UL60950、CSAC22.2No.60950、IEC60950

EMI/RFINorthAmerica(FCC):Part15ClassB、Canada(IC):ICES-003ClassB、Russia(Gost)、EuropeanUnionEMCDirective、VCCI-Japan、KoreanKCC、TaiwanEMC(BSMI)、Australia(ACMA)、Mexico(NOM)

RoHS 適合(*1):AC アダプタは11-0387を使用すること。(*2):グレードAラベルを用いた時の値です。環境により異なります。

QBT2400 取扱説明書 Ver1.00

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26. 外形寸法図●QBT2400本体

163

91

41

●BC2030-XX-BT 本体

94 148

100

QBT2400取扱説明書Ver1.00

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● 11-0387( 専用 ACアダプタ )

77±1

φ

φ

AW

G#20

46.5±1 37±1

50±10

約1.8m

9.5±0.5

5.5±0.1

2.1±0.1

24.5

42±0.5

18

30 min

32±0.5

11-0387付属ACプラグ

IDEC AUTO-ID SOLUTIONS 株式会社本 社 :〒661-0976 兵庫県尼崎市潮江 5-8-10 TEL: 06-7711-8880 FAX: 06-6398-3202東 京 :〒108-6014 東京都港区港南 2-15-1 品川インターシティ A 棟 14 階 TEL: 03-5715-2177 FAX: 03-5715-2178名古屋 :〒464-0850 愛知県名古屋市千種区今池 4-1-29 ニッセイ今池ビル TEL: 052-732-1561 FAX: 052-732-1562URL:http://www.idljp.com

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