cisco nexus data broker 組み込み型導入ガイド、リリース 2 · 第 1 章 cisco nexus...

Cisco Nexus Data Broker 組み込み型導入ガイド、リリース 2.2初版：2015年 09月 15日

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http://www.cisco.com/go/trademarks

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目次

Cisco Nexus Data Broker組み込み型の概要 1

Cisco Nexus Data Broker組み込み型について 1

サポートされるWebブラウザ 3

Cisco Nexus 3000、3100、3500、および 9000シリーズスイッチの前提条件 3

Cisco Nexus Data Brokerソフトウェアリリースのファイル名マトリックス 5

OpenFlow向け Cisco Nexus Data Broker組み込み型の導入 7

OpenFlow向け Cisco Nexus Data Broker組み込み型ソフトウェアの入手 7

Cisco Nexus Data Broker組み込み型リリース 2.0またはリリース 2.0.1から Cisco Nexus

Data Brokerリリース 2.2へのアップグレード 8

OpenFlow向け Cisco Nexus Data Broker組み込み型ソフトウェアのインストールとアク

ティブ化 9

OpenFlow用 Ciscoプラグインの設定 11

Cisco Nexus Data Broker GUIへのログイン 13

NX-API向け Cisco Nexus Data Broker組み込み型の導入 15

NX-API向け Cisco Nexus Data Broker組み込み型ソフトウェアの入手 15

NX-APIモード向け Cisco Nexus Data Broker組み込み型ソフトウェアのインストールとア

クティブ化 16

Cisco Nexus Data Broker GUIへのログイン 17

ONEPKから NX-APIへの接続タイプの変更 18

Cisco Nexus Data Broker 組み込み型導入ガイド、リリース 2.2 iii

Cisco Nexus Data Broker 組み込み型導入ガイド、リリース 2.2iv

目次

第 1 章

Cisco Nexus Data Broker 組み込み型の概要

この章の内容は、次のとおりです。

• Cisco Nexus Data Broker組み込み型について, 1 ページ

• サポートされるWebブラウザ, 3 ページ

• Cisco Nexus 3000、3100、3500、および 9000シリーズスイッチの前提条件, 3 ページ

• Cisco Nexus Data Brokerソフトウェアリリースのファイル名マトリックス, 5 ページ

Cisco Nexus Data Broker 組み込み型について従来からアプリケーショントラフィックの可視性は、セキュリティ、トラブルシューティング、

およびコンプライアンスのメカニズムを維持し、リソース計画を行うためのインフラ運用にとっ

て重要なことでした。テクノロジーの発達と、クラウドベースアプリケーションの増加に伴い、

ネットワークトラフィックの可視性の向上は不可欠となっています。ネットワークトラフィック

を可視化する従来のアプローチは、コストがかかり柔軟性に欠けているため、大規模な導入環境

での実現は困難です。

Cisco Nexusスイッチと Cisco Nexus Data Broker組み込み型の連携によって実現するソフトウェア定義型のプログラム可能なソリューションでは、SwitchedPortAnalyzer（SPAN）またはネットワークテストアクセスポイント（TAP）を使用してネットワークトラフィックのコピーを集約し、モニタリングと可視化を行います。このパケットブローカリングアプローチは、従来のネット

ワークタップやモニタリングソリューションとは対照的に、シンプルで拡張性とコスト効率に優

れたソリューションを実現するもので、セキュリティ、コンプライアンス、およびアプリケーショ

ンパフォーマンスのモニタリングツールを効率的に利用するために大量のビジネスクリティカル

なトラフィックをモニタリングする必要のあるお客様に適しています。

Cisco Nexus Data Broker組み込み型オプションには、Cisco Nexus 3000、3100、3500、または 9000シリーズスイッチによる単一スイッチ展開で、Cisco Nexus Data Brokerソフトウェアを直接実行できる柔軟性があります。これにより Cisco Nexus Data Brokerアプリケーションに個別の仮想マシンを用意する必要がなくなるため、TAPまたは SPANアグリゲーション用にCisco Nexus 3000、

Cisco Nexus Data Broker 組み込み型導入ガイド、リリース 2.2 1

3100、3500、または9000シリーズスイッチを1台のみ必要とする、小規模な共同設置ベースファシリティに適しています。

Cisco Nexus Data Broker組み込み型ソリューションは次をサポートします。

• OpenFlowモードまたは NX-APIモードでの動作。

OpenFlowモードおよび NX-APIモードは、Cisco Nexus 3000シリーズと CiscoNexus 9000シリーズの両方のスイッチでサポートされています。NX-APIモードは、Cisco Nexus 9300および Cisco Nexus 9500シリーズの両方のスイッチでサポートされています。OpenFlowモードは Cisco Nexus 9300シリーズスイッチでサポートされています。

一度にイネーブルにできるモードは、OpenFlowまたは NX-APIのいずれか 1つのみです。

組み込みモードの Cisco Nexus Data Brokerアプリケーションを起動または停止するには、ofaファイルをアクティブまたは非アクティブにする必要があります。./runxnc.shはこのアプリケーションの起動に適した方法ではないため使用しないでください。

（注）

Cisco Nexus 3000 Release 7.x以降、次の Cisco Nexus 3100シリーズスイッチでNX-APIの設定がサポートされています。

（注）

• Cisco Nexus 3172スイッチ




• HTTPメソッドを使用した HTTPトラフィックのレイヤ 7フィルタリング。

• VLANおよびMPLSタグの除去。

•単一のスイッチに接続された複数のTAPまたは SPANポートからトラフィックを集約する機能。

•入力ソースの TAPポートおよび SPANポートにタグ付けする Q-in-Q。

•対称ハッシュまたは対称ロードバランシング。

•レイヤ 1からレイヤ 4の情報に基づいてトラフィックをモニタする一致ルール。

•トラフィックを複製して複数のモニタリングツールに転送する機能。

•高精度時間プロトコルを使用したタイムスタンプタギング。

•指定バイト数を超えるパケットの切り捨てによるペイロードの廃棄。

Cisco Nexus Data Broker 組み込み型導入ガイド、リリース 2.22

Cisco Nexus Data Broker 組み込み型の概要Cisco Nexus Data Broker 組み込み型について

•ロールベースアクセスコントロール（RBAC）などのセキュリティ機能、および認証と許可に RADIUSまたは TACACSを使用する外部 Active Directoryとの統合。

•エンドツーエンドのパスの可視性、およびトラブルシューティングに必要なポートレベルとフローレベルの両方の統計情報。

•堅牢な Representational State Transfer（REST）API、およびすべての機能を対象としたWebベースの GUI。

サポートされる Web ブラウザCisco Nexus Data Broker組み込み型では、次のWebブラウザがサポートされています。

• Firefox 18.x以降のバージョン

• Chrome 24.x以降のバージョン

Javascript 1.5以降のバージョンをブラウザで有効にする必要があります。（注）

Cisco Nexus 3000、3100、3500、および 9000 シリーズスイッチの前提条件

Cisco Nexus Data BrokerはCisco Nexus 3000、3100、3500、および 9000シリーズスイッチでサポートされています。ソフトウェアを展開する前に、以下を行う必要があります。

•スイッチにログインする管理者権限があることを確認する。

• switch# show running-config interfacemgmt0コマンドを実行して、スイッチの管理インターフェイス（mgmt0）に IPアドレスが設定されていることを確認する。

•タップアグリゲーションおよびインラインモニタリングリダイレクションが VLANフィルタリングをサポートできるように、Cisco Nexus Data Brokerで使用する VLAN範囲をデータベースに追加する（たとえば、構文は vlan <range of VLAN IDs>、VLAN範囲は <1-3967>など）。

Cisco Nexus 3000、3100、3500、および 9000シリーズスイッチでOpenFlowおよびNX-APIモードを実行する場合は、次の前提条件を参照してください。


Cisco Nexus Data Broker 組み込み型の概要サポートされる Web ブラウザ

NX-API モードOpenFlow モードデバイスモデル

プロンプトで次のコマンドを入

力します。

• # hardware profile tcamregion qos 0

• # hardware profile tcamregion racl 0

• # hardware profile tcamregion vacl 0

• # hardware profile tcamregion ifacl 1024double-wide

• # hardware profiletap-aggregation

プロンプトで # hardware profileopenflowコマンドを入力します。

Nexus 3000シリーズスイッチ


力します。

• # hardware profile tcamregion qos 0

• # hardware profile tcamregion racl 0

• # hardware profile tcamregion vacl 0

• # hardware profile tcamregion ifacl 1024double-wide

OpenFlowモードはNexus 3164Qスイッチでサポートされていま

せん。

Nexus 3164Qスイッチ


Cisco Nexus Data Broker 組み込み型の概要Cisco Nexus 3000、3100、3500、および 9000 シリーズスイッチの前提条件

NX-API モードOpenFlow モードデバイスモデル


力します。

• # hardware access-list tcamregion qos 0

• # hardware access-list tcamregion vacl 0

• # hardware access-list tcamregion racl 0

• # hardware access-list tcamregion redirect 0

• # hardware access-list tcamregion vpc-convergence 0

• #hardware access-list tcamregion ifacl 1024double-wide

• # hardware access-list tcamregion mac-ifacl 512

プロンプトでhardware access-listtcam region openflow 512コマンドを入力します。

Nexus 9000シリーズスイッチ

Cisco Nexus Data Broker ソフトウェアリリースのファイル名マトリックス

ソフトウェアイメージの詳細については、Cisco Nexus Data Brokerソフトウェアリリースのファイル名マトリックスを参照してください。

ファイル名N9KN3500N3KNX-APIOpenFlow導入モード

ndb1000-sw-app-emb-nxapi-2.2.0-k9.zipYNYYN組み込み型

ndb1000-sw-app-emb-2.2.0-ofa_mmemb-1.1.5-r3-n3000-SPA-k9.zipNYYNY組み込み型

ndb1000-sw-app-emb-2.2.0-ofa_mmemb-2.1.0-r1-nxos-SPA-k9.zip

YNYNY組み込み型


Cisco Nexus Data Broker 組み込み型の概要Cisco Nexus Data Broker ソフトウェアリリースのファイル名マトリックス


Cisco Nexus Data Broker 組み込み型の概要Cisco Nexus Data Broker ソフトウェアリリースのファイル名マトリックス

第 2 章

OpenFlow 向け Cisco Nexus Data Broker 組み込み型の導入


• OpenFlow向け Cisco Nexus Data Broker組み込み型ソフトウェアの入手, 7 ページ

• Cisco Nexus Data Broker組み込み型リリース 2.0またはリリース 2.0.1から Cisco Nexus DataBrokerリリース 2.2へのアップグレード, 8 ページ

• OpenFlow向けCisco Nexus Data Broker組み込み型ソフトウェアのインストールとアクティブ化, 9 ページ

• OpenFlow用 Ciscoプラグインの設定, 11 ページ

• Cisco Nexus Data Broker GUIへのログイン, 13 ページ

OpenFlow 向け Cisco Nexus Data Broker 組み込み型ソフトウェアの入手

手順

ステップ 1 Webブラウザで、Cisco.comに移動します。

ステップ 2 [Support]で [All Downloads]をクリックします。

ステップ 3 中央のペインで、[Cloud and Systems Management]をクリックします。

ステップ 4 入力を求められたら、Cisco.comのユーザ名およびパスワードを入力して、ログインします。

ステップ 5 右側のペインで、[Network Controllers and Applications]をクリックし、[Cisco Nexus Data Broker]をクリックします。

ステップ 6 Cisco Nexus Data Brokerリリース 2.2.0アプリケーションバンドルの zipファイルをダウンロードして展開します。


http://www.cisco.com

アプリケーションバンドルの zipファイルには、以下のものが含まれています。

• Cisco Nexus Data Brokerソフトウェアアプリケーションパッケージ（例：ndb1000-sw-app-k9-2.2.0.zip）

• OpenFlow用 Ciscoプラグインパッケージ（ofa_mmemb-2.1.0-r1-nxos-SPA-k9.ova）

次の作業

Cisco Nexus 3000、3100、3500、または 9000シリーズスイッチにソフトウェアをインストールします。

Cisco Nexus Data Broker 組み込み型リリース 2.0 またはリリース 2.0.1 から Cisco Nexus Data Broker リリース 2.2 へのアップグレード

このプロセスでは、設定のダウンロード、アップグレードの実行、および設定のアップロードに

GUIを使用します。

手順

目的コマンドまたはアクション

[Admin]ドロップダウンリストから、[Management]を選択します。

ステップ 1

[SystemAdministration]ウィンドウが表示されます。

[Admin]ドロップダウンリストから、[System]を選択します。

ステップ 2

設定が zipファイル形式でダウンロードされます。zipファイ

[Download Configuration]をクリックします。ステップ 3

ルの名前は

configuration_startup.zipです。

コンフィギュレーションファイルをローカル

デスクトップに保存します。

ステップ 4

CiscoNexus Data Brokerを停止します。古いインスタンスを非アクティブ化してアンインス

トールします。

ステップ 5

Cisco Nexus Data Broker 2.2インスタンスをインストールします。

ステップ 6


OpenFlow 向け Cisco Nexus Data Broker 組み込み型の導入Cisco Nexus Data Broker 組み込み型リリース 2.0 またはリリース 2.0.1 から Cisco Nexus Data Broker リリース 2.2 へのアップグレード


[SystemAdministration]ウィンドウが表示されます。

もう一度 [Admin]ドロップダウンリストから、[System]を選択します。

ステップ 7

ダウンロードした設定がアップ

ロードされます。新しいバー

ジョンで設定が復元されます。

[Upload Configuration]をクリックします。ステップ 8

仮想サービス内で no activateを実行して再度アクティブ化することで、Cisco Nexus DataBrokerを再起動します。

ステップ 9

OpenFlow 向け Cisco Nexus Data Broker 組み込み型ソフトウェアのインストールとアクティブ化

はじめる前に

すでに既存の Cisco Nexus Data Broker組み込み型アプリケーションがインストールおよびアクティブ化されている場合は、新しいバージョンのCiscoMonitorManager組み込みをインストールできません。

（注）

新しいバージョンのCiscoNexusDataBroker組み込み型をインストールする前に、次の作業を行ってください。

•現在の Cisco Monitor Manager組み込み型 OVAファイルを非アクティブ化する。

• Cisco Monitor Manager組み込み型 OVAファイルをアンインストールする。

ブートフラッシュに使用できる少なくとも 1 GBの空き容量があることを確認してください。ofa_mmemb-2.1.0-r1-nxos-SPA-k9.ovaおよび ndb1000-sw-app-emb-k9-2.2.0.ovaファイルの圧縮解除とインストールプロセスでは、ブートフラッシュに合計 850 MBの容量が必要です。

重要


OpenFlow 向け Cisco Nexus Data Broker 組み込み型の導入OpenFlow 向け Cisco Nexus Data Broker 組み込み型ソフトウェアのインストールとアクティブ化

手順


OpenFlow用 Ciscoプラグインパッケージをダウン

switch# copy [scp:|ftp:|http:]//download_dirofa_mmemb-2.1.0-r1-nxos-SPA-k9.ovabootflash:vrf management

ステッ

プ 1 ロード先のディレクトリ

からスイッチにコピーし

ます。

Cisco Nexus Data Broker組み込み型パッケージをダ

switch# copy [scp:| ftp:|http:]//download_dirndb1000-sw-app-emb-k9-2.2.0.ovabootflash:vrfmanagement

ステッ

プ 2 ウンロード先のディレク

トリからスイッチにコ

ピーします。

コピープロセスのステー

タスをモニタします。

switch# show virtual-service listステッ

プ 3

OpenFlow用 Ciscoプラグインパッケージをスイッ

switch# virtual-service install name ofa_ndbemb packagebootflash:ofa_mmemb-2.1.0-r1-nxos-SPA-k9.ova

ステッ

プ 4 チにインストールしま

す。

Cisco Nexus Data Broker組み込み型パッケージをス

switch# virtual-service install name ndb_emb packagebootflash:ndb1000-sw-app-emb-k9-2.2.0.ova

ステッ

プ 5 イッチにインストールし

ます。

インストールのステータ

スをモニタします。


プ 6

両方の OVAファイルが正常

にインストール

されるまで次に

進まないでくだ

さい。

（注）

スイッチ上で、グローバ

ルコンフィギュレーショ

ンモードを開始します。

switch# configure terminalステッ

プ 7

設定が onePKサービス用であることを指定しま

す。

switch (config)# onepステッ

プ 8


OpenFlow 向け Cisco Nexus Data Broker 組み込み型の導入OpenFlow 向け Cisco Nexus Data Broker 組み込み型ソフトウェアのインストールとアクティブ化


onePK VTYサービスをイネーブルにします。

switch (config)# service set vtyステッ

プ 9

スイッチで OpenFlow用Ciscoプラグインパッケー

switch (config)# virtual-service ofa_ndbembステッ

プ 10 ジの仮想サービスを起動

して、仮想サービスコン

フィギュレーションモー

ドを開始します。

OpenFlow用 Ciscoプラグインパッケージをアク

ティブ化します。

switch(config-virt-serv)# activateステッ

プ 11

グローバルコンフィギュ

レーションモードに戻り

ます。

switch(config-virt-serv)# exitステッ

プ 12

スイッチで Cisco NexusData Broker組み込み型

switch(config)# virtual-service ndb_embステッ

プ 13 パッケージの仮想サービ

スを起動して、仮想サー

ビスコンフィギュレー

ションモードを開始しま

す。

Cisco Nexus Data Broker組み込み型パッケージをア

クティブ化します。


プ 14

スイッチで仮想サービス

コンフィギュレーション

モードを終了します。


プ 15

パッケージアクティベー

ションのステータスをモ

ニタします。

switch(config)# show virtual-service listステッ

プ 16

OpenFlow 用 Cisco プラグインの設定OpenFlow用 Ciscoプラグインは、Cisco Nexus 3000、3100、3500、または 9000シリーズスイッチでローカルに動作する Cisco Nexus Data Brokerに接続する必要があります。


OpenFlow 向け Cisco Nexus Data Broker 組み込み型の導入OpenFlow 用 Cisco プラグインの設定

次の手順は、前の項で実行した手順の続きです。（注）

はじめる前に

Cisco Nexus Data Brokerパッケージと OpenFlow用 Ciscoプラグインパッケージをインストールしてアクティブ化します。

Cisco Nexus 3000および 3100シリーズスイッチでは、前提条件コマンド hardware profile openflowを入力します。Cisco Nexus 3500シリーズスイッチでは、前提条件コマンド hardware profileforwarding-mode openflow-hybridを入力します。

手順

ステップ 1 スイッチでコンフィギュレーションモードを開始します。configure terminal

ステップ 2 スイッチで OpenFlow用 Ciscoプラグインコンフィギュレーションモードを開始します。switch(config)# openflow

ステップ 3 接続するスイッチを選択します。switch(config-ofa)# switchswitch_num

switch_numを1に設定します。これはデフォルト値です。専門知識を持つユーザを除き、switch_numの数値を 1以外に設定しないでください。

注意

ステップ 4 接続するパイプラインを選択します。switch(config-ofa-switch)# pipelinepipeline_num

Cisco Nexus 3000および 3100シリーズスイッチの場合は、pipeline_numを 201に設定します。これはデフォルト値です。専門知識を持つユーザを除き、pipeline_numの数値を 201以外に設定しないでください。

Cisco Nexus 3500シリーズスイッチの場合は、pipeline_numを 203に設定します。これはデフォルト値です。専門知識を持つユーザを除き、pipeline_numの数値を 203以外に設定しないでください。

注意

ステップ 5 vrf managementを使用してコントローラのアドレスを設定します。switch(config-ofa-switch)# controller ipv4management_interface_addressportport_numvrf managementsecurity none

（注） •コントローラの IPv4アドレスは管理インターフェイス（mgmt0）のアドレスに一致する必要があります。

•デフォルトでは、OpenFlow用 Ciscoプラグインはポート 6653でリッスンします。

ステップ 6 OpenFlow用 Ciscoプラグインにポートを割り当てます。switch(config-ofa-switch)# of-port interfaceethernet_port_num

例：


OpenFlow 向け Cisco Nexus Data Broker 組み込み型の導入OpenFlow 用 Cisco プラグインの設定

switch(config-ofa-switch)# of-port interface ethernet1/10

ステップ 7 現在のコンフィギュレーションコマンドモードを終了して、EXECモードに戻ります。switch(config-ofa-switch)# end

ステップ 8 OpenFlow用 Ciscoプラグインが Cisco Nexus Data Brokerに接続されていることを確認します。switch# show openflow switchswitch_numcontrollers

『Cisco Plug-in for OpenFlow Configuration Guide 1.3』を参照してください。

Cisco Nexus Data Broker GUIへのログインCisco Nexus Data Broker GUIのデフォルト HTTPS Webリンクはhttps://Nexus_Switch_Management_IP:8443/monitorです。

Webブラウザで https://プロトコルを手動で指定する必要があります。コントローラも HTTPS用に設定する必要があります。

（注）

手順

ステップ 1 Webブラウザに、Cisco Nexus Data BrokerのWebリンク（例：https://Nexus_Switch_Management_IP:8443/monitor）を入力します。

ステップ 2 起動ページで、次の手順を行います。

a) ユーザ名とパスワードを入力します。デフォルトのユーザ名とパスワードは admin/adminです。

b) [Log In]をクリックします。

次の作業

Cisco Nexus Data Brokerの設定に必要な手順については、『Cisco Nexus Data Broker ConfigurationGuide, Release 2.2』を参照してください。


OpenFlow 向け Cisco Nexus Data Broker 組み込み型の導入Cisco Nexus Data Broker GUIへのログイン

http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/switches/datacenter/nexus/openflow/b_openflow_agent_nxos_1_3.html


OpenFlow 向け Cisco Nexus Data Broker 組み込み型の導入Cisco Nexus Data Broker GUIへのログイン

第 3 章

NX-API 向け Cisco Nexus Data Broker 組み込み型の導入


• NX-API向け Cisco Nexus Data Broker組み込み型ソフトウェアの入手, 15 ページ

• NX-APIモード向け Cisco Nexus Data Broker組み込み型ソフトウェアのインストールとアクティブ化, 16 ページ

• Cisco Nexus Data Broker GUIへのログイン, 17 ページ

• ONEPKから NX-APIへの接続タイプの変更, 18 ページ

NX-API 向けCisco Nexus Data Broker 組み込み型ソフトウェアの入手

手順

ステップ 1 Webブラウザで、Cisco.comに移動します。

ステップ 2 [Support]で [All Downloads]をクリックします。

ステップ 3 中央のペインで、[Cloud and Systems Management]をクリックします。

ステップ 4 入力を求められたら、Cisco.comのユーザ名およびパスワードを入力して、ログインします。

ステップ 5 右側のペインで、[Network Controllers and Applications]をクリックし、[Cisco Nexus Data Broker]をクリックします。

ステップ 6 CiscoNexusDataBrokerソフトウェアアプリケーションバンドルをダウンロードして展開します。アプリケーションバンドルの zipファイルには、以下のものが含まれています。

• Cisco Nexus Data Broker組み込み型パッケージ（ndb1000-sw-app-emb-k9-2.2.0.ova）


http://www.cisco.com

次の作業

Cisco Nexus 3000、3100、3500、または 9000シリーズスイッチにソフトウェアをインストールします。

NX-API モード向け Cisco Nexus Data Broker 組み込み型ソフトウェアのインストールとアクティブ化

はじめる前に

すでに既存の Cisco Nexus Data Broker組み込み型アプリケーションがインストールおよびアクティブ化されている場合は、新しいバージョンの Cisco Nexus Data Broker組み込み型をインストールできません。

（注）

新しいバージョンのCiscoNexusDataBroker組み込み型をインストールする前に、次の作業を行ってください。

•現在の Cisco Monitor Manager組み込み型 OVAファイルを非アクティブ化する。

• Cisco Monitor Manager組み込み型 OVAファイルをアンインストールする。

ブートフラッシュに使用できる十分な空き容量があることを確認してください。

ndb1000-sw-app-emb-k9-2.2.0.ovaファイルの圧縮解除とインストールプロセスでは、ブートフラッシュに最大で合計 55 MBの容量が必要です。

重要

手順


Cisco Nexus Data Broker組み込み型パッケージをダウ

switch# copy [scp:| ftp:|http:]//download_dirndb1000-sw-app-emb-k9-2.2.0.ovabootflash:vrfmanagement

ステッ

プ 1 ンロード先のディレクトリ

からスイッチにコピーしま

す。

コピープロセスのステータ

スをモニタします。


プ 2

Cisco Nexus Data Broker組み込み型パッケージをス

switch# virtual-service install name ndb_emb packagebootflash:ndb1000-sw-app-emb-k9-2.2.0.ova

ステッ

プ 3


NX-API 向け Cisco Nexus Data Broker 組み込み型の導入NX-API モード向け Cisco Nexus Data Broker 組み込み型ソフトウェアのインストールとアクティブ化


イッチにインストールしま

す。

インストールのステータス

をモニタします。


プ 4

両方の OVAファイルが正常にイン

ストールされるま

で次に進まないで

ください。

（注）

スイッチ上で、グローバル

コンフィギュレーション

モードを開始します。

switch# configure terminalステッ

プ 5

スイッチで Cisco NexusDataBroker組み込み型パッ

switch(config)# virtual-service ndb_embステッ

プ 6 ケージの仮想サービスを起

動して、仮想サービスコン

フィギュレーションモード

を開始します。

Cisco Nexus Data Broker組み込み型パッケージをアク

ティブ化します。


プ 7

スイッチで仮想サービスコ

ンフィギュレーションモー

ドを終了します。


プ 8

パッケージアクティベー

ションのステータスをモニ

タします。

switch(config)# show virtual-service listステッ

プ 9

Cisco Nexus Data Broker GUIへのログインCisco Nexus Data Broker GUIのデフォルト HTTPS Webリンクはhttps://Nexus_Switch_Management_IP:8443/monitorです。


NX-API 向け Cisco Nexus Data Broker 組み込み型の導入Cisco Nexus Data Broker GUIへのログイン

Webブラウザで https://プロトコルを手動で指定する必要があります。コントローラも HTTPS用に設定する必要があります。

（注）

手順

ステップ 1 Webブラウザに、Cisco Nexus Data BrokerのWebリンク（例：https://Nexus_Switch_Management_IP:8443/monitor）を入力します。

ステップ 2 起動ページで、次の手順を行います。

a) ユーザ名とパスワードを入力します。デフォルトのユーザ名とパスワードは admin/adminです。

b) [Log In]をクリックします。

次の作業

Cisco Nexus Data Brokerの設定に必要な手順については、『Cisco Nexus Data Broker ConfigurationGuide, Release 2.2』を参照してください。

ONEPK から NX-API への接続タイプの変更ONEPKから NX-APIに接続タイプを変更するには、次の手順を実行します。

手順

ステップ 1 [Admin]を選択して [Management]をクリックします。

ステップ 2 [Devices]タブで、組み込みデバイスに対して [Edit]を選択します。[Edit Device Connection]ダイアログが表示されます。

ステップ 3 [Connection Type]を [ONEPK]から [NX-API]に変更します。

ステップ 4 [Edit Device Connection]をクリックして変更を確定し、設定を保存します。デバイス名が更新されて NXプレフィックスが表示されることを確認します。

詳細については、『Cisco NexusData Broker ConfigurationGuide, Release 2.2』を参照してください。


NX-API 向け Cisco Nexus Data Broker 組み込み型の導入ONEPK から NX-API への接続タイプの変更

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