cloud computing summit リターンズ - oracle...2010/08/31 · oracle cloud computing summit -...

緊急開催!Cloud Computing Summit リターンズ日本オラクル株式会社Fusion Middleware事業統括本部

Copyright Oracle Corporation Japan, 2010. All rights reserved

以下の事項は、弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものです。また、情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。以下の事項は、マテリアルやコード、機能を提供することをコミットメント（確約）するものではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないで下さい。オラクル製品に関して記載されている機能の開発、リリースおよび時期につい

ては、弊社の裁量により決定されます。

*OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。その他のブランドまたは製品は、それぞれを保有する各社の商標または登録商標です。

2


当日のセッション

• オープニング

• クラウド時代のアプリケーション・プラットフォームその動向と留意点

オラクルが目指すプライベートPaaS基盤～自律型・高密度のスケールアウト型クラウド～

企業システムを支えるためのサーバー仮想化の新技術

メガサイトが利用するサービスレベル向上のためのクラウド型インフラ技術

Oracle Enterprise Manager 11gによるクラウド管理

• クロージング

3

Oracle Cloud Computing Summit- Middleware Technology Day

開催日- 2010年8月3日

テーマ「サーバー仮想化から

その先へ」

来場者数: 約300名

アンケート結果- 95% の方が

「役に立った」「どちらかといえば

役に立った」と回答


クラウド・コンピューティング：オラクルの３つの立場

4

抜粋

BEEHIVE ON DEMAND

Oracleは、SaaS プロバイダー (Public Cloud / Virtual Private Cloud)

Oracleは、Public Cloud プロバイダーに対する Enabler

Oracleは、Private Cloud 構築に対する製品提供

抜粋

抜粋


企業内のクラウド・プラットフォームに求められる要件

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俊敏性

コスト最適化

事業継続性• 高可用性

• 高パフォーマンス

• 高拡張性

• 高セキュリティ

• etc• 物的コストの低減

• 作業コストの低減

• 作業コストの低減

両立

基幹系システムにパブリック・クラウドのメリットを取り入れることで、

より進化した企業情報システムへ

基幹系システムの特徴パブリック・クラウドの特徴


グリッド

単一に仮想化されたリソース

複数の物理リソース（ハードウェア）

ユーザー

グリッド・ソフトウェア

- 複数のリソースを１つのリソースに集約して見せる

【利用目的】

事業継続性（可用性）を高めるパフォーマンスを向上させる

主にユーザ部門の利便性を向上させる

仮想化

シングルの物理リソース（ハードウェア）

仮想化ソフトウェア

複数の仮想化されたリソース

ユーザー

- １つのリソースを複数のリソースに分割して見せる

- ハードウェアとソフトウェアの分離独立

【利用目的】

H/W資源を有効活用する環境構築のスピードを向上する

主にIT部門の利便性を向上させる

クラウド環境に求められる要素技術と利用目的

6

自律型・高密度


自律型・高密度のスケールアウト型インフラのために

7

Web2.0型サービスサイト

Java EE/ISVアプリ

SOAインフラ

ビジネスインテリジェンス

コンテンツ管理

運用管理

Application

Server

Application

Server

Application

ServerTPM

他社Appサーバーオープンソース

Application

Server

レスポンス時間の向上・維持アプリケーションの可用性・信頼性弾力性（負荷の制御、動的な処理の再分散）

サーバー仮想化環境における処理性能管理作業の簡素化アプリケーション構成作業の迅速化 HWの保守・入れ替え作業の迅速化

企業内クラウドに

求められる要件

WebLogic Virtualization/ JRockit VE

Virtual Assembly Builder

Oracle Coherence

Copyright Oracle Corporation Japan, 2010. All rights reserved 8

サーバー仮想化の新技術- WebLogic Virtualization（Oracle WebLogic Server + JRockit Virtual Edition）


アプリケーション・サーバー層の仮想化

現行のサーバー仮想化

Silo’d Virtual Infrastructure

Virtualization

App3

Server

App2

Server

App1

Server

JVM JVM JVM

OS OS OS

9

OSのパッチや保守切れによるメンテ作業…アプリとはあまり関係ないけどやらないわけにはいかない

Javaを使う限りにおいて、フルのOS機能って必要あるのかな…


JRockit Virtual EditionOS

WebLogic Virtualization HW利用の効率性を高める仮想化環境向けソリューション

標準ゲストOSとJVM WebLogic Virtualization

JVMWebLogic Server

WebLogic Server orOther Java App Server

ファイル

ネットワーク

仮想化ソフトウェア Oracle VM

仮想化環境での処理性能通常OS環境より

20-40%のオーバーヘッドチューンされた環境より

20％程度高速

JVM層までの必要容量 1GB以上 50MB程度

JVM層までの構成ファイル数膨大なOS設定 1つ

OS保守（パッチ、入れ替え）必要不要

OSセキュリティ・ホール/不正ログイン可能性ありなし

高速

シンプル

セキュア

V.S.

10

抽象化

抽象化

抽象化

抽象化

抽象化

抽象化

抽象化


WebLogic Virtualization

仮想化環境におけるパフォーマンス

構成物理環境on JRockit

Virtual Edition

仮想化環境（ゲストOS）

搭載メモリ容量 24GB 4GB 6GB

OS OEL5.4 OVM/JRVE OVM/OEL5.4 PV

JRockit バージョン R27.6.2-20 R27.6.3-40 R27.6.2-20

JVMヒープサイズ（GB） 3.6 3.3 3.6

秒間のオペレーション数 300 299 225

通常の仮想化環境より32% 性能向上

WebLogic Server 11g R1 PatchSet 1、CPUクロック数 2.8GHz

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JRockit–VE f

WebLogic Serverwith JRockit Virtual Edition

Oracle VM

Bare Metal Hardware

WebLogic Server

Oracle WebLogic Serverwith JRockit Virtual Edition

TCP/IP

–ネットワーク接続

Scheduler

–Javaスレッドの実行

File System

–ローカルディスク/NFS

H/W Device Driver

–HWデバイスとの通信

JRockit – VE OS 層

TCP/IPFile

System

Scheduler H/W

JRockit フル機能

• JVMプロファイラ（JRockit Mission Control）

• GC制御（JRockit Real Time）• JRockit Flight Recorder（次バージョンより）

通常のWebLogicServer と

同じモジュール

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（JRockit VE付属の）

仮想イメージ操作ツール


サーバー仮想化の新技術- Oracle Virtual Assembly Builder


ノード数接続構成起動順序

リソース配分：

システムを構成する要素をひも解くと…

App

Web

DB

Web

App

DB

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Oracle Virtual Assembly Builder煩雑なマルチ階層の構成作業を簡素化

WLS WLS

WebWeb層

アプリケーション層

DB層

仮想化環境

開発環境

config1 config2 config3例：拠点展開用設定、

テスト環境用、再現環境用

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カタログ化構成の組み立て展開（デプロイ）


Assembly Builder Studio

アセンブリ・エディタ

プロパティインスペクタ

アセンブリ、アプライアンス

カタログ

VMリソースプール

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“設定可能なプロパティ付きのVMイメージ” を組み合わせて構成各階層間の関連性

（例：データソース定義）をこのエディタ上で設計可能


主な機能

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• 「VMイメージ + 変更可能なプロパティ」としてカタログ化

• 物理環境から、仮想化環境から、どちらからも取得可能

既存環境からの情報取得

• 構成規模、階層間の接続、リソース配分のカスタマイズ

• 「物理OS+JVM」 or 「JRockit VE」を選択して展開可能

サーバー仮想化環境への展開

• 各層のノード・プロビジョニング

• 展開後に手動で加えられた変更内容を設計にマージ

展開済み環境との調整


想定されるユースケース

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• マルチ階層構造を吸い上げて展開• 本番環境で適用された変更設定の吸い上げも可能

仮想化環境

AppWeb

DB

開発/テスト環境からの移し替え多拠点展開の迅速化・品質画一化

構成規模を変えて展開• 拠点ごと、顧客ごと• 目的ごと（テスト、検証、本番、災対…）


サービスレベル向上のためのクラウド型インフラ技術- Oracle Coherence


「ITリソースを気にしない」という発想

アプリ開発者・アプリ利用者の利便性向上のためのクラウド

Shared Infrastructure

App3

Server

App2

Server

App1

Server

JVM JVM JVM

OS OS OS

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現行のサーバー仮想化

Silo’d Virtual Infrastructure

Virtualization

App3

Server

App2

Server

App1

Server

JVM JVM JVM

OS OS OS

Virtualization Virtualization Virtualization


アプリケーション B アプリケーション Bアプリケーション A

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アプリケーション A

Oracle Coherence

企業向けの高信頼性KVS/パラレル処理エンジンCohere

nce

アプリに特化したデータ処理

アプリに特化したデータ処理

共通データ処理

高信頼性メモリ領域＋

スケーラブルなメモリ/CPUプール

個々のメモリ内で抱えきれないリクエスト量・データ量

隣のサーバーのCPUとメモリの有効活用 : コスト最適化・高速化・効率化

HW横断型の分散共有メモリ領域 → スケールアウト型でHWコストを最適化メモリ・データの信頼性向上 → ディスクIOの最小化（高速化）インメモリ・イベント処理基盤 → サブシステム間連携を最適化（高速化・効率化）


サービスレベルの維持と向上のために

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• 応答時間

• スループットパフォーマンス

• メンテナンス停止時間

• 障害停止時間

• 増強やハードウェア入れ替えによる停止時間

稼働率

• サイジング作業

• バックエンド負荷の考慮

• ハードウェア調達の時間

サービスの展開/更改スピード


パフォーマンスの担保

Java EE on WebLogic

Server

Java EE on 他社App Server

.NETアプリ

データアクセスの効率化ホストアクセスの適正化

C++アプリ

取引データ、顧客データ…

・メモリ層でデータ処理を完結・メッシュ型のデータ分散化

→ データ取得の競合を回避・ノードの追加で即座に性能拡張

フロント処理のレスポンス向上

バックエンドの性能からの解放

・バックエンド・データソースへ非同期で書き込み- フロント処理- データソースに依存する他の処理を邪魔しない

レスポンスの高速化


サーバー停止/障害とサービス可用性を分離

アプリケーション




・メモリ層でデータ処理を完結→ DBメンテ時もサービスを継続

・サーバー入れ替えやOSの保守、パッチ適用も並行実施可能

業務の傍らで定期メンテナンス

サーバー停止からアプリを保護

・サーバー停止や障害でも上位アプリは透過的に処理継続→ 人手作業の緊急性を緩和

健全な運用体制を実現


サービス展開や変更/増強のスピードを改善

サービスアプリケーション

サービスアプリケーション

ハードウェア構成の変更容易性

・Coherenceサーバーの物理位置変更が容易

・廉価な汎用IAサーバーによるスケーラビリティ→ 調達の費用と時間を短縮化

・メモリ容量や処理性能を後から容易に調整可能

・バックエンドに対する負荷の考慮に高い精度が不要

スモールスタートしやすさ


クラウド型サービス基盤としての利用形態

伸縮可能なシステム基盤

仮想データサービス

グローバルキャッシュ・クラウド

グローバルセッション・クラウド


伸縮可能なシステム基盤

仮想データサービス

グローバルキャッシュ・クラウド

グローバルセッション・クラウド

クラウド型サービス基盤としての利用形態

FedEx : 貨物追跡システム

ピーク時期の処理のためにノード数を伸縮させて対応

グローバル小売流通業

ファミリー向け廉価ブランド高級ブランド

関連ECサイトのセッション共有化によって利便性を向上

ワコビア銀行

注文管理情報ダッシュボードリスク計算処理

関連する複数システムのためのリアルタイム共有基盤

ウェルズファーゴ銀行

ホスト MQ/JMS データベース

散在する顧客情報を仮想集約

↓業務ユーザーおよび優良顧客に対する応答時間を改善


国内でも採用例、続々とOracle Coherence


クラウド・マネジメント- Oracle Enterprise Manager


EBS

Siebel

PeopleSoft

JD Edwards

SOA Suite

IDM

Web Center Suite

WebLogic Server

Coherence

Database

BI Suite EE Plus

Oracle VM

パフォーマンス管理

構成／変更管理

品質管理

ライフサイクル管理

Ap

plic

atio

ns

Mid

dle

wa

reD

B &

VM

Sun Hardware

Ops Center (Sun H/Wの管理)

ビジネス主導型アプリケーション管理

My Oracle Support

クラウド管理

Enterprise Manager 全体観

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Platform as a Service

Infrastructure as a Service

Oracle Fusion Middleware

Oracle Applications

3rd Party Apps

Application Quality Management

Configuration Management

Application Performance Management

Lifecycle Management

Enterprise ManagerISV Apps

Oracle Database

Physical & VirtualSystems

Management

Ops Center

全体視点の運用監視

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Platform as a Service

Infrastructure as a Service

Cloud Management

Oracle Fusion Middleware

Oracle Applications

3rd Party Apps

Application Quality Management

Configuration Management

Application Performance Management

Lifecycle Management

ISV Apps

Oracle Database

Physical & VirtualSystems

Management

Ops Center

Capacity Planning

Resource Scheduling

Self-Service

Chargeback

Enterprise Manager

全体視点の運用監視 + クラウド向け監視機能

32


クラウド向け運用監視機能

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Self Service Capacity Planning

Charge BackResource Scheduling

ユーザーからのリソース要求から承認、リソース提供に至るフロー管理

必要なリソースを選択して環境準備までを自動化

サービスの容量、課金処理などの機能を実装

既存アプリケーションのクラウド環境への移行を支援（P2V、V2V）

リソース配分と消費量分析

ポリシー、技術的、ビジネス的な制約を考慮して実装

IT

Users

Business and Technical

Constraints

P2V, V2V

ポリシーベースのアプリケーション優先度設定とリソース消費量の管理（スケールUp/Down管理）

ハードウェアのロードバランスと電源管理

スケジュール化してリソースを動的配分

リソース消費量を自動トラッキング- CPU、メモリ、

ストレージ、NW …

定義されたルールに基づき従量課金/返金額を計算

レポーティング機能


OS


34



SOAインフラ



運用管理

JVM JVM JVM JVMJVM JVM JVM JVMJVM

OS OSOS OS OS OS

グリッド型ソフトウェア

Oracle VM

OS

JVMJRockit

Virtual

Edition

JRockit

Virtual

Edition

JRockit

Virtual

Edition

Application

Server

Application

Server

Application

ServerTPM


Application

Server

環境構築の簡易化・迅速化

（IT部門の作業の簡素化）

ITリソース効率化サービスレベル向上（利用者の利便性）


OS


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SOAインフラ



運用管理

JVM JVM JVM JVMJVM JVM JVM JVMJVM

OS OSOS OS OS OS

グリッド型ソフトウェア

Oracle VM

OS

JVMJRockit

Virtual

Edition

JRockit

Virtual

Edition

JRockit

Virtual

Edition

Application

Server

Application

Server

Application

ServerTPM


Application

Server

環境構築の簡易化・迅速化

（IT部門の作業の簡素化）

ITリソース効率化サービスレベル向上（利用者の利便性）

WebLogic Server Tuxedo

Coherence

JRockit / HotSpot JRockit VE

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