と畜場における獣畜の食用血液の採取について · 1健康危機管理とは...

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と畜場における獣畜の食用血液の採取について 宮古保健所運営協議会 平成29年11月29日(水) 宮古保健所 生活環境班 主任技師 三輪英一 議題資料1 1

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Page 1: と畜場における獣畜の食用血液の採取について · 1健康危機管理とは 健康危機の定義 医薬品、食中毒、感染症、飲料水その他何らかの原因

と畜場における獣畜の食用血液の採取について

宮古保健所運営協議会平成29年11月29日(水)宮古保健所 生活環境班主任技師 三輪英一

議題資料1

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概要

その後、基準の遵守を確認血液の採取および出荷を承認

県内統一で適正に守るよう指導を強化

宮古食肉センターに対し、必要な指導助言を実施血液の採取および出荷を中止

県内のと畜場で食用血液の採取にかかる基準が適正に守られていない現状あり

その経緯を報告する。

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1 北部食肉衛生検査所は、平成23年から名護市食肉センターに対して、国からの通知に基づき、豚の食用血液の採取における衛生的な取扱いおよび構造設備基準について不備があるとして指導を行ってきた。

<主な指導内容(指摘事項)>①個体識別を行うこと(と畜検査後廃棄と判断された場合の対応)。②血液採取後は、4℃以下に冷却し、保管すること(細菌の増殖抑制)。③冷却器、ろ過器、貯留槽等の設備を設けること(細菌の増殖抑制、異物混入防止)。

2 平成29年4月10日、名護市食肉センターは、北部食肉衛生検査所からの指導事項を改善することは不可能と判断し、4月11日から豚の食用血液の採取および出荷を停止した。

3 この状況を受け、報道機関が「チーイリチャーを販売、提供する店舗や飲食店に影響が出始めている。また、地域の食文化にも影響を与える可能性がある。」との内容で取り上げた(平成29年5月13、14、19日など)。

4 名護市食肉センターは、早期の出荷再開に向け、人員確保と施設、機器の整備に取り組む意向とのことである。

○名護市食肉センターにおける豚の食用血液の採取停止について

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<平成29年6月1日>

本庁およびと畜場を管轄する全ての出先機関の担当者で会議

県内統一の衛生指導の方向性を確認

○食用血液等の規格基準

○食用血液を採取すると畜場の構造設備基準

○食用血液の採取等にかかる指導事項

を満たした上で、血液の採取および出荷をするよう指導していく

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○食用血液等の規格基準(概要)

・採血後直ちに4℃に冷却し、その後4℃で保持すること

・鮮度が良好で性状が正常であること

・加工は適切な方法で洗浄殺菌した器具を用いること

・加工は連続一貫して行うこと

・加工中の血液等が10℃を超えないようにすること

・凍結する場合は速やかに-18℃以下にすること

・冷蔵の場合、4℃以下で保存すること

・冷凍の場合、-18℃以下で保存すること

・清潔で衛生的な容器包装に収めて保存すること

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○食用血液を採取すると畜場の構造設備基準(概要)

・採血器具は2組以上備えること

・採血器具等は洗浄殺菌しやすい素材や構造であること

・採血器具等を衛生的に保管できる保管設備を有すること

・床、天井、壁等が清掃しやすい構造や材質で、排水が良好で、冷蔵設備があり、鼠族昆虫の侵入が防止できる構造で、血液採取等処理計画の規模に応じた広さがある、などの要件を備えた血液貯留室等を設けること

など

・採血器具等を洗浄殺菌できる設備を有すること

・採血器具等は作業に便利で、洗浄殺菌しやすい配置であること

・排水設備が、血液や汚水の処理設備あるいは浄化設備を有するか、もしくは公共下水道に接続されていること

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○食用血液の採取等にかかる指導事項(概要)

・汚れの著しい獣畜、未成熟、発育不良、老齢の獣畜および病畜から採血しないこと

・採血部位を清潔に保ち、採血すること

・採取した獣畜と血液が照合できるように識別措置を行うこと

・と畜検査員が採血しないよう指示した獣畜からは採血せず、誤って採血されないように識別措置を行うこと

・採血は1頭ごとに洗浄消毒した機械器具等を用いて、衛生的に行うこと

・採血は食道や気管を傷つけないように行い、食道や気管を傷つけた場合は、採血を停止し、その血液および混合した全ての血液を廃棄すること

・採取した血液は直ちに4℃に冷却し、4℃で保存すること

・機械器具等は、毎回の採血作業の開始前と終了後に洗浄消毒し、衛生的に保管すること など 8

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各基準等を満たすための要点

●血液の温度管理採血後直ちに4℃に冷却、その後4℃で保存 など

●採血個体識別どの個体から採血したのか追跡できるように表示し、記録を付ける など

●衛生的な採血

衛生的な構造設備で、衛生的な機械器具を用いて、採血部位を衛生的に保って採血する など

●記録の作成保存

採血の衛生標準作業手順書、個体識別、廃棄措置等の記録を作成し保存する など 9

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<平成29年9月12日>

宮古食肉センターにおいて、各基準等を満たすための要点を中心とした、採血器具、採血手順、構造設備および記録等の衛生的な管理が、概ね適正に実施されていることを確認

食用血液の採取を行うことを承認

今後、それらの衛生的な管理が適正でないことが認められた場合には、採血の中止を指示することがあると指導

引き続き、衛生管理の状況を監視していく

ただし!!

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ご清聴ありがとうございました

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健康危機管理について

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平成29年11月29日宮古保健所運営協議会

宮古保健所 総務企画班

議題資料2

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本日の内容

1 健康危機管理とは

2 健康危機管理における保健所の役割

3 宮古保健所の取り組み

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1 健康危機管理とは

⑴ 健康危機の定義

⑵ 健康危機の対象となる分野

⑶ わが国の健康危機の変遷

⑷ 平成以降の健康危機の事例

⑸ 経緯

31 健康危機管理とは

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⑴ 健康危機の定義

41 健康危機管理とは

✓健康危機の定義医薬品、食中毒、感染症、飲料水その他何らかの原因により生じる国民の健康を脅かす事態のこと

✓健康危機管理の定義健康危機に対して行われる健康被害の発生予防、拡大防止、治癒等に関する業務

厚生労働省「地域健康危機ガイドライン」より

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⑵ 健康危機の対象となる分野

51 健康危機管理とは

1 原因不明健康危機

2 感染症

3 医薬品医療機器等安全

4 災害有事・重大健康危機

5 結核

6 食品安全

7 医療安全

8 精神保健医療

9 飲料水安全

10 介護等安全

11 児童虐待

12 生活環境安全

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⑶ わが国の健康危機の変遷

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・昭和20~30年代

感染症(結核、赤痢等)

・昭和30~50年代

公害(水俣病、四日市ぜんそく、イタイイタイ病等)

・昭和60年代

薬害(エイズ等)

・平成以降

大規模地震、医療事故、テロ 等

1 健康危機管理とは

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⑷ 平成以降の健康危機の事例

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• 平成7年 阪神・淡路大震災

地下鉄サリン事件

• 平成8年 堺市O157食中毒

• 平成10年 和歌山カレー毒物混入事件

• 平成11年 JOCによる東海村臨界事故

• 平成13年 BSE(牛海面状脳症)感染牛発生

炭そ菌の疑いのある白い粉問題

• 平成15年 日本旅行中の外国人がSARS発症

• 平成16年 鳥インフルエンザ発生

• 平成21年 新型インフルエンザ大流行

• 平成23年 東日本大震災

• 平成28年 熊本地震

1 健康危機管理とは

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⑸ 経緯

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✓平成7年~阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件など、地域住民の生命や健康の安全に影響を及ぼすおそれのある事態(健康危機)が頻発。→地方公共団体の保健衛生部門(保健所等)の役割が問われる

✓平成11年沖縄県健康危機管理対策要綱 制定

✓平成12年厚生労働省「地域保健対策の推進に関する基本的な指針」改正→地域保健の専門的、技術的かつ広域的拠点である保健所は、地域の健康危機管理においても、中核的役割が求められる

✓平成18年宮古福祉保健所(現宮古保健所)健康危機管理対策要綱 制定

1 健康危機管理とは

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2 健康危機管理における保健所の役割

平常時

1 健康危機発生の未然防止

2 健康危機発生時に備えた準備

健康危機発生時~発生後

3 健康危機への対応

4 健康危機による被害の回復

92 健康危機管理における保健所の役割

●地域の健康危機管理の拠点

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102 健康危機管理における保健所の役割

1 健康危機発生の未然防止

監視業務等、管理基準の設定等、健康危機の発生を未然に防止するための対策

2 健康危機発生時に備えた準備

迅速かつ効果的に対応するために、健康危機の発生に備えて講じる対策

✓手引き書、体制の整備

✓関係機関との連携の確保

✓訓練等による人材の資質向上

✓設備、物資の確保 等

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112 健康危機管理における保健所の役割

3 健康危機への対応

健康危機発生時において、人的及び物的な被害の拡大を防止するために行う業務

✓関係機関との連携

✓情報の収集、管理及び医療機関等への還元

✓被害者への保健医療サービスの提供の調整

✓住民に対する情報提供 等

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122 健康危機管理における保健所の役割

4 健康危機による被害の回復

健康危機による被害の発生後に、住民の混乱している社会生活を健康危機発生前の状況に復旧させるための業務。

✓飲料水、食品等の安全確認

✓被害者の心のケア

健康危機が沈静化した時点で、健康危機管理に関する事後評価も重要。実際に行われた管理またはその結果を分析・評価することで、管理基準・体制等の見直しを行うことができる。

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132 健康危機管理における保健所の役割

平常時 健康危機発生時~発生後

(1)法令等に基づく監視等の事前管理の充実 (1)対応体制の確定

(2)地域に特徴的な健康被害の発生の恐れの把握   責任の所在、役割分担、指揮命令系統の確認

(3)手引き書の整備と実効性の確保   保健所内の情報収集体制の確保

(4)非常時に備えた体制整備   関係機関との連携体制確保

  非常時を想定した体制づくり (3)情報管理

  人材の確保と資質の向上   情報収集(被害状況、原因関連情報、医療提供情報)

  関係機関等との連携の確保   現場調査の実施

  通信機器、検査機器等の整備   情報の管理・分析・判断

(5)知見の集積 (4)被害者、家族、その他地域住民への対応

  健康危機管理に必要な情報の整理   医療の確保に係る調整

  専門的知識の習得   被害の拡大防止

  調査研究の推進   飲料水及び食品の安全確認

(6)健康危機管理関連の訓練   災害弱者対策

(5)健康危機発生後

  健康相談、こころのケア

  追跡調査

  対応の評価

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3 宮古保健所の取り組み

⑴ 健康危機管理対策要綱の制定

⑵ 所内健康危機管理対策委員会

⑶ 管内健康危機管理対策連絡会議⑷ 健康危機管理関係訓練

143 宮古保健所の取り組み

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⑴ 健康危機管理対策要綱の制定

✓平成18年に「宮古福祉保健所(現宮古保健所)健康

危機管理対策要綱」を制定

✓所内健康危機管理対策委員会及び管内健康危機管

理対策連絡会議の開催

✓宮古保健所管内において健康危機事例が発生した

際、対応する所内対策本部の設置

153 宮古保健所の取り組み

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⑴ 健康危機管理対策要綱の制定

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レベル1

※副本部長の指名基準  副本部長は、健康危機事例に応じた担当班長とし、内容が不明な場合は総務企画班長とする。

 対策の実施

衛生環境研究所

副本部長

別途指名

生活環境班

地域保健班

(1)原因究明のための調査

 (検体採取等)

(2)保健所長の指示による

(3)保健所長の指示による

 対策の実施

本庁所管課

健康危機管理対策委員会

市町村、医療機関、消防等

検 査 班

担当班員

健康推進班

生活環境班

健康推進班

(1)被害状況及び応急対策

 状況の情報の収集・分析

(2)市町村及び関係機関と

 の連絡調整

情 報 班

担当班員

健康危機管理担当

医事・薬事担当

健康危機管理担当

総務企画班

(3)環境調査

(4)保健所長の指示による

 対策の実施

原因施設

本部長

保健所長

健康推進班

生活環境班

地域保健班

(1)健康被害者(患者)調査

(2)接触者調査

関係機関

     所内対策本部の体制及び分担業務

構成職員

レベル2

レベル3全職員

分掌事務

調 査 班

担当班員

健康推進班

生活環境班

所内対策本部の体制及び事務分掌

宮古保健所健康危機管理対策要綱第6条

3 宮古保健所の取り組み

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⑵ 所内健康危機管理対策委員会

✓目的

所内における健康危機管理を総合的、組織的、機動的

に推進するため

✓過去の主な議題・健康危機管理について・犬咬傷について・つつが虫病について・新型インフルエンザ等対策訓練について・食中毒発生時の対応について・鳥インフルエンザについて・感染症発生状況について・沖縄県健康危機管理対策委員会の情報共有 等

173 宮古保健所の取り組み

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⑶ 管内健康危機管理対策委員会

✓目的健康被害の発生に備え、平時から管内の関係機関との

情報交換を行い、迅速、かつ、適切な即応体制を確保するため。

✓過去の主な議題・新型インフルエンザ等対策について(今年度)・熱中症の発生状況について(今年度)・ヒアリについて(今年度)・狂犬病と咬傷事故事例について・海洋危険生物の発生状況と対策について・食中毒について・つつが虫病について 等

183 宮古保健所の取り組み

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19平成29年10月5日 宮古毎日新聞 平成28年7月22日 宮古毎日新聞

3 宮古保健所の取り組み

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⑷ 健康危機管理関係訓練

✓新型インフルエンザ等対策訓練(平成29年9月20日実施)

新型インフルエンザ等発生国からの帰国者であって発熱・呼吸器症状等を有する者が、帰国者・接触者外来を適切に受診できるような対応を確実かつ円滑に実施出来るようにすることを目的として実施。

203 宮古保健所の取り組み

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4 災害医療について

✓沖縄県災害医療マニュアルの策定(平成29年3月)

→県、市町村、医師会等の関係団体、

医療従事者が実施すべき基本的事

項を定めたもの。

✓地域災害医療コーディネーター

の設置(現在手続き中)

→災害時に地域医療本部において、

管轄区域内の医療救護活動に関す

る助言及び調整等を行う。

214 災害医療について

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おわり