cognos analytics 導入&サンプルセットアップ手順書
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Cognos Analytics導入 & サンプルセットアップ
Cognos Analytics の導入及びサンプルセットアップ手順となります。Windows 1ノード上に、Cognos Analytics Server、Content Store用のDB2をセットアップする、All in Oneの構成を想定しています。
目次
1 Windows環境の導入条件の確認(Cognos)
2 windows上での導入実施
3 Windows環境の導入後の設定
4 CognosConfigurationを起動する
5 ContentStore接続設定
6 ContentStore作成
7 CognosConfigurationからCognosサービスの開始
8 Cognos Analyticsポータルへのアクセス確認
9 サンプルパッケージ導入
10 スクリプトを利用したDB2へのサンプルデータベースの復元
11 サンプルデータソースの接続構成
12 サンプルレポートのインポート
13 サンプルレポートを実行する
1 Windows環境の導入条件の確認(Cognos)
1.導入環境の前提条件の確認
IBM Cognos Analytics 11.0.0 Supported Software Environmentshttp://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg27047186
システム要件を確認するhttp://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSEP7J_11.0.0/com.ibm.swg.ba.cognos.inst_cr_winux.doc/c_verifysystemrequirements.html#VerifySystemRequirements
※本手順ではDB2の導入手順を含んでいません。事前に上記のリンクよりContentServerに記載されているDB2を確認し、DB2 Serverモジュールを導入しておく必要があります
2 windows上での導入実施
1.サーバー用導入モジュールを実行モジュール名に”srv”が含まれる (例:ca_srv_win64_11.0.4.16090926.exe)インストールするものは “IBM Cognos Analytics”を選択
2.ライセンスの同意
3.導入ロケーションの指定
4.インストール・タイプは”カスタム”を選択
インストール・タイプについてhttp://www.ibm.com/support/knowledgecenter/SSEP7J_11.0.0/com.ibm.swg.ba.cognos.bi_install_faq.doc/c_inst_faq_options.html
5.“初めてのインストール”を選択
6.コンポーネントの選択“コンポーネントの選択”は3つ全て選択
7.導入開始
3 Windows環境の導入後の設定
1.JDBCドライバーの配置 DB2の場合以下にあるJDBCドライバーを Cognosの指定の場所にコピーする
DB2 JDBCドライバーの場所: <DB2install_path> \java
Cognogのコピー先: <Cognos_install_path> \drivers
コピーするファイルは以下の3ファイル ・db2jcc ・db2jcc4 ・db2jcc_license_cu.jar
4 CognosConfigurationを起動する
1.「スタート」→「すべてのプログラム」 →「IBM Cognos Analytics」 →「IBM Cognos Configuration」を選択して起動
5 ContentStore接続設定
1.ContentStore接続設定として以下を指定する
[ユーザーID]DB2の導入で指定したDB2管理者ユーザーID
[パスワード]ユーザーIDに指定したパスワード
[データベース・サーバーとポート番号]
DB2(ContentManager)がインストールされているホスト名:DB2の接続用に使用するポート番号(例)localhost:50000
[データベース名]ContentStore用のDBの名前を変更する場合はここに指定する
6 ContentStore作成
1.CognosConfigurationより、DDLの作成
※DDLのファイルの格納先C:\Program Files\IBM\cognos\analytics\configuration\schemas\content\db2
2.DDL編集(下記参照)
※DDLの編集箇所は以下の2点1.Create databaseステートメントのテリトリーをUS→JPにする2.APPLHEAPSZのupdateを行うステートメントをコメントアウトする(先頭にハイフンを2つ入れる)
3.DB2管理者ユーザーでDDLの実行 (“db2 –tvf ファイル名“を実施する)
4.Content Storeを右クリックし”テスト”で接続確認
7 CognosConfigurationからCognosサービスの開始
1.Configurationを保存
2.CognosConfigurationの開始(または再起動)ボタンよりサービスを開始する
8 Cognos Analyticsポータルへのアクセス確認
起動
再起動
ブラウザから以下のURLにアクセスし”IBM Cognos Analytics へようこそ“画面が表示されるのを確認する http://CognosサーバーのIPアドレス:9300/bi
9 サンプルパッケージ導入
1.サンプル用導入モジュールを実行モジュール名に”smpl”が含まれる (例:ca_smpl_win64_11.0.4.16090806.exe)
2.ライセンスの同意
3.導入ロケーションの指定
4.導入開始
10 スクリプトを利用したDB2へのサンプルデータベースの復元
1.サンプル用のモジュールを一時領域に展開するモジュールの場所install_location /webcontent/samples/datasources/db2/GS_DB.tar.gz
2.GOSalesConfig.batの書換え
GS_DB/winフォルダ内の”GS_SCRIPTS”内に存在http://www.ibm.com/support/knowledgecenter/ja/SSEP7J_11.0.0/com.ibm.swg.ba.cognos.ig_smples.doc/c_asg_restore_scripts_db2.html?view=kc#asg_restore_scripts_db2
変更ポイント・GOSALES_INST・GOSALES_DB_TERRITORY・GOSALES_GRANTEES・GOSALESDW_GRANTEES
3.編集したスクリプトを実行する(実行例)C:\temp\CognosAnalytics11\GS_DB\win>setupGSDB.bat -createDB -database GSDB -userid DB2管理者ユーザー -password xxxxxx
11 サンプルデータソースの接続構成
1.「ようこそ」 > 「管理コンソール」 でIBM Cognos Administration画面に進む
2.「設定」タブを選択
3.右上の「データ・ソースの新規作成」アイコンをクリック
4.データソース名を「great_outdoors_sales」と指定
5.接続パラメーターを指定タイプ 「IBM DB2」分離レベル 「デフォルトのオブジェクト・ゲートウエイを使用」を選択JDBC接続の設定を選択
6.接続文字列を指定データベース名サインオン情報(ユーザーID/パスワード)
7.接続テストをする
8.同様にもうひとつデータソース「great_outdoors_warehouse」も作成・設定する
12 サンプルレポートのインポート
http://www.ibm.com/support/knowledgecenter/ja/SSEP7J_11.0.0/com.ibm.swg.ba.cognos.ig_smples.doc/t_import_the_samples.html
1.配布ファイルの場所にzipファイルをコピー <Sample_install_location>\ webcontent\samples\content\IBM_Cognos_Samples.zip
を <Cognos_install_location>\deployment
へコピーする
2.CognosAdministrationを開く
3.「設定」タブ>「コンテンツ管理」
4.右上ツールバーの「インポートの新規作成」をクリックし、ウィザードに沿ってインポートする・配布アーカイブの選択 “IBM_Cognos_Samples”・コンテンツはすべて選択
13 サンプルレポートを実行する
1.「ようこそ」>「チーム・コンテンツ」>「サンプル」>「レポート」>「レポート」で実行するレポートを選択する※以下、従業員満足度レポート実行例