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Corporate Profile会社案内
Innovation today, healthier tomorrows私たちの意志を込めたグローバルスローガン従業員一人ひとりが、つねに自らの変革(=Innovation)を追求しながら、
新たな発想や高い研究開発力により革新的な新薬を社会に届けることで、
患者の皆さまとそのご家族が、より健やかに自分らしく(=healthier)過ごせる
日々を実現したいという、私たちの強い意志が込められています。
| ごあいさつ | 理念 | 会社概要 | 沿革 | 事業内容 | 目指す未来 |
大日本住友製薬株式会社 代表取締役社長の野村 博でございます。
当社が今後も持続的に成長していくことが私の達成すべき課題であり、そのために限
られた資源をできるだけ有効に利用し、様々な力を集約し、これまでのいろいろな経
験を生かすことでその課題解決に臨んでまいりたいと考えています。そして、ステーク
ホルダーの皆さまが幸せを感じられる会社であり続けたいと考えています。
大日本住友製薬は、「人々の健康で豊かな生活のために、研究開発を基盤とした新た
な価値の創造により、広く社会に貢献する」ことを企業理念としています。当社は、こ
の理念を実現するため、また、日本はもちろん世界の方々に革新的で有用な医薬品
をお届けするため、新薬の研究開発に全力を注いでいます。
当社は、精神神経領域、がん領域および再生・細胞医薬分野を研究重点領域として、
自社研究に加え、技術導入、アカデミアやベンチャー企業との共同研究など、あらゆる
方法で最先端の技術を取り入れて研究開発活動に取り組み、優れた医薬品を継続的
に創製することを目指しています。さらに、医薬品以外のヘルスケア領域においても、
デジタル技術などを用いて、人々の健やかさに貢献できる事業を探索していきます。
これらの事業活動を通じて、当社は、特定の領域において世界で存在感のある「グ
ローバル・スペシャライズド・プレーヤー」となることを目指していきます。
また、コーポレートガバナンス体制の強化やコンプライアンスの徹底はもちろん、国内
外での社会貢献活動、ダイバーシティ&インクルージョンの推進、多様なステークホル
ダーとの積極的なコミュニケーションといった幅広い取り組みを通じて、企業としての
社会的責任も果たしてまいります。
これからも患者さんとそのご家族、医療関係者、株主、社員、地域社会などステーク
ホルダーの皆さまの信頼にお応えできるよう、たゆまぬ努力を続けてまいります。
今後も、これまでと変わらぬ皆様のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
大日本住友製薬株式会社代表取締役社長
野村 博
ごあいさつ
| ごあいさつ | 理念 | 会社概要 | 沿革 | 事業内容 | 目指す未来 |
理念
人々の健康で豊かな生活のために、研究開発を基盤とした新たな価値の創造により、広く社会に貢献する
●顧客視点の経営と革新的な研究を旨とし、これからの医療と健やかな生活に貢献する
●たゆまぬ事業の発展を通して企業価値を持続的に拡大し、株主の信頼に応える
●社員が自らの可能性と創造性を伸ばし、その能力を発揮することができる機会を提供していく
●企業市民として社会からの信用・信頼を堅持し、よりよい地球環境の実現に貢献する
大日本住友製薬の役員・従業員は、社会から信頼され存在感のある企業を目指し、
法令遵守はもとより、以下の行動宣言に従って企業活動を遂行します。
1. “Innovation today, healthier tomorrows”の実現に取り組みます
2. 誠実な企業活動を行います
3. 積極的な情報開示と適正な情報管理を行います
4. 従業員の能力を活かします
5. 人権を尊重します
6. 地球環境問題に積極的に取り組みます
7. 社会との調和を図ります
企業理念
経営理念
行動宣言
企業理念
経営理念
行動宣言
| ごあいさつ | 理念 | 会社概要 | 沿革 | 事業内容 | 目指す未来 |
会社概要
商 号 大日本住友製薬株式会社(だいにっぽんすみともせいやくかぶしきがいしゃ)
Sumitomo Dainippon Pharma Co., Ltd.
設 立 1897年(明治30年)5月14日
合併期日 2005年(平成17年)10月1日
資 本 金 224億円
従業員数 3,067名(連結:6,140名)(2019年3月31日現在)
主要拠点 〈本 社〉 大阪本社、東京本社
〈支 店〉 全国15支店
〈工 場〉 鈴鹿工場、大分工場
〈研究所〉 総合研究所、大阪研究所
〈物流センター〉 神戸物流センター、東京物流センター
事業内容 医療用医薬品、食品素材、食品添加物、動物用医薬品等の製造および販売(連結)
大阪本社 大阪市中央区道修町2-6-8(〒541-0045)
東京本社 東京都中央区京橋1-13-1(〒104-8356)
業績状況 売上収益(4,593億円)(2019年3月期)
コア営業利益(773億円)
研究開発費(829億円)
セグメント別売上収益
北米 55.0 %
日本 28.2 %
その他(医薬品以外)8.3 %|
海外その他3.1 %
|
中国5.4 %
| ごあいさつ | 理念 | 会社概要 | 沿革 | 事業内容 | 目指す未来 |
沿革
2005年10月1日 大日本住友製薬 誕生2009年 ● 米国のセプラコール・インク(現サノビオン・ファーマシューティカルズ・インク)を買収
2012年 ●●
米国のボストン・バイオメディカル・インクを買収サノビオン社が米国のエレベーション社(現サノビオン・レスピラトリー・ディベロップメント・インク)を買収
2013年 ●●
シンガポールに子会社(サノビオン・アジア・パシフィック・プライベート・リミテッド)を設立米国に抗がん剤販売子会社(ボストン・バイオメディカル・ファーマ・インク)を設立
2014年 ● 再生医療製品事業に関する合弁会社(株式会社サイレジェン)を設立
2016年 ● サノビオン社がカナダのシナプサス・セラピューティクス・インク(現サノビオン・CNS・ディベロップメント・カナダ・ULC)を買収
2017年 ● 米国のトレロ・ファーマシューティカルズ・インクを買収
2018年 ● 再生・細胞医薬製造プラント(SMaRT)竣工
2019年 ●●
生産拠点の統合(4工場体制から2工場体制に移行)Roivant Sciences社との戦略的提携契約を締結し、米国に子会社(スミトバント・バイオファーマ)を設立。その傘下にマイオバント社、ユーロバント社、エンジバント社、アルタバント社およびスピロバント社を子会社化
旧 大日本製薬
1897年(明治30年)
● 5月14日設立。1897年に大阪・道修町の有力薬業家21名により、大阪製薬株式会社が設立される
1898年
● 大阪・海老江に製薬工場(旧大阪工場、旧大阪総合センター)を設置。東京にあった半官半民の大日本製薬会社を吸収合併し、社名を大日本製薬株式会社に改称
旧 住友製薬
1984年(昭和59年)
● 2月6日設立。住友化学工業株式会社(現在の住友化学株式会社)の医薬事業の研究、開発、製造部門と、住友化学の医薬品の販売総代理店であった稲畑産業株式会社の医薬販売部門を継承して、1984年2月に住友製薬株式会社が設立され、同年10月1日に営業を開始
| ごあいさつ | 理念 | 会社概要 | 沿革 | 事業内容 | 目指す未来 |
事業内容
精神神経領域に加えて、糖尿病領域、スペシャリティ領域(アンメット・メディカル・ニーズが高く、高度な
専門性が求められる領域)に注力しています。
従業員数
大日本住友製薬:3,067名(2019年3月31日現在)
主要製品
トレリーフ®売上収益 157億円(2018年度)発売日 2009年3月
効能・効果パーキンソン病、レビー小体型認知症に伴うパーキンソニズム
特長 レボドバ賦活型パーキンソン病治療薬
トルリシティ®売上収益 231億円(2018年度)発売日 2015年9月効能・効果 2型糖尿病
特長週1回投与のGLP-1受容体作動薬アテオスという1回使いきりのオートインジェクター型注入器
子会社DSP五協フード&ケミカル株式会社 食品素材・食品添加物および化学製品材料等の製造、販売DSファーマアニマルヘルス株式会社 動物用医薬品等の製造、販売DSファーマプロモ株式会社 医療用医薬品等の製造、販売
中期経営計画2022の地域戦略(日本)
次期中計期間(2023 ~ 2027年度)の売上2,000億円達成に向けた基盤づくり
日本事業
日本・北米・中国は現地本社機能・販売機能・開発機能など強固な基盤を有しています。
| ごあいさつ | 理念 | 会社概要 | 沿革 | 事業内容 | 目指す未来 |
事業内容
持株会社であるスミトモ・ダイニッポン・ファーマ・アメリカ社のもと、サノビオン社が医療用医薬品の製造
および販売を行っています。また、ボストン・バイオメディカル社が、がん領域の研究開発および販売準備
を、トレロ社が、がんおよび血液疾患領域の研究開発を行っています。
2019年12月に設立した持株会社スミトバント・バイオファーマのもと、傘下のグループ会社であるマイオ
バント社、ユーロバント社、エンジバント社、アルタバント社およびスピロバント社が医薬品の研究開発
を行っています。
販売に関しては、精神神経領域に加えて、呼吸器領域に注力しています。
従業員数
サノビオン・ファーマシューティカルズ・インク:1,683名(2019年3月31日現在)
主要製品
LATUDA® (ラツーダ)売上収益 1,845億円(1,663百万ドル)(2018年度)発売日 2011年2月効能・効果 統合失調症、双極I型障害うつ
特長ドパミンD2、セロトニン5-HT2A、 セロトニン5-HT7受容体に親和性を示し、アンタゴニストとして作用
BROVANA® (ブロバナ)売上収益 337億円(304百万ドル)(2018年度)発売日 2007年4月効能・効果 慢性閉塞性肺疾患(COPD)
特長COPDの維持療法に使用される気管支拡張薬の吸入液
子会社サノビオン・ファーマシューティカルズ・インク 医療用医薬品の製造、販売
スミトバント・バイオファーマ・インクスミトバントグループ会社の管理、事業戦略・販売戦略の策定推進、ヘルスケアテクノロジープラットフォームの活用推進等
マイオバント・サイエンシズ・リミテッド 医療用医薬品(婦人科、前立腺がん)の研究開発ユーロバント・サイエンシズ・リミテッド 医療用医薬品(泌尿器科疾患)の研究開発エンジバント・セラピューティクス・リミテッド 医療用医薬品(小児希少疾患)の研究開発アルタバント・サイエンシズ・リミテッド 医療用医薬品(呼吸器系希少疾患)の研究開発スピロバント・サイエンシズ・リミテッド 医療用医薬品(嚢胞性繊維症(遺伝子治療))の研究開発ボストン・バイオメディカル・インク がん領域の研究開発トレロ・ファーマシューティカルズ・インク がん領域の研究開発
中期経営計画2022の地域戦略(北米)
ポスト・ラツーダを見据えた成長路線の確立
北米事業
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住友制葯(蘇州)有限公司が医療用医薬品の製造(小分包装)および販売を行っています。
精神神経領域に加えて、細菌感染症治療剤を主力製品として事業を展開しています。
従業員数
住友制葯(蘇州)有限公司:700名(2019年3月31日現在)
主要製品
メロペン®(中国販売名:メペム)売上収益 212億円(2018年度)効能・効果 一般感染症、発熱性好中球減少症
特長多くの国で使用されている重症感染症の標準的治療薬
子会社住友制葯(蘇州)有限公司 医療用医薬品の製造、販売
中期経営計画2022の地域戦略(中国・アジア)
成長市場としての足場固め
アジア
シンガポールにおける子会社の機能強化を実施し、タイに現地法人設立
欧州
自販やパートナー企業との連携による事業拡大
中南米・オセアニア
パートナー企業との連携
中国事業
その他の地域戦略
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事業内容
研究重点領域
目指す未来
変わりゆくヘルスケア領域での社会の課題を解決する企業となることを目指し、新たなビジョン「もっと、
ずっと、健やかに。最先端の技術と英知で、未来を切り拓く企業」を設定しました。
2033年には特定の領域において世界で存在感を示す「グローバル・スペシャライズド・プレーヤー」の地位
を確立することを目指します。
アンメット・メディカル・ニーズの高い領域を研究重点領域とし、革新的な新薬の創出に全力を注いでいます。
ビジョン
もっと、ずっと、健やかに。最先端の技術と英知で、未来を切り拓く企業
2033年の目指す姿
グローバル・スペシャライズド・プレーヤー
医薬品+ソリューション 3領域でグローバルリーダー
医薬・細胞ソリューション +
ヘルスケアソリューション
(フロンティア事業)
精神神経領域
がん領域再生・細胞医薬分野
価値にフォーカスした
ベストインクラス※
※ベストインクラス:既存薬はあるが、その既存薬に対して明確な優位性を持つ新薬のこと。当社はロイバント社との戦略的提携によって獲得したベストインクラスの製品も成長エンジンとして期待しています
ビジョンと2033年の目指す姿
重点領域と強み
医薬品以外のヘルスケア領域において、社会課題解決のための新たなソリューションを提供
アカデミア等との共同研究により、薬剤耐性菌感染症治療薬、マラリアワクチンおよび万能インフルエンザワクチンの研究を展開
フロンティア事業
感染症領域グローバルヘルスに貢献
※アンメット・メディカル・ニーズ:いまだ満たされていない医療ニーズ、つまり、いまだ有効な治療方法がない疾患に対する医療ニーズのこと※他家細胞:患者以外の健常人から採取した細胞
中期経営計画2022基本方針:事業基盤の再構築
ポスト・ラツーダ(米国でのラツーダの独占販売期間終了後)を見据えつつ、「変革の時」に対応するため、
「成長エンジンの確立」と「柔軟で効率的な組織基盤づくり」により、事業基盤の再構築に取り組みます。
精神神経領域✓ 継続的に製品を創出してき
た実績・自社で培った研究開発のノウハウを保有
✓ 先端技術を活用した創薬へ取り組む
がん領域✓ 独自技術にフォーカスした
研究開発に取り組む✓ 当社グループ内およびアカ
デミアやベンチャーとの強固なネットワークを保有
再生・細胞医薬分野✓ iPS細胞由来の細胞医薬品
の事業化を目指すトップランナー
✓ 世界初の他家iPS細胞由来の再生・細胞医薬品専用の商業用製造施設を保有
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