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公共データからの知識創生
平成26年3月17日内閣官房 政府 CIO 補佐官 平本 健二(東京大学公共政策大学院 非常勤講師)
知識創生 知識は、 Wisdom サイクルの中から生まれてくる。 オープンデータは、サイクルに種を与える。
データ( Data )
情報( Information )
(確定)情報( Intelligence )
知識( Knowledge )
知恵( Wisdom )
経験( Experience )
事象( Event )
意志決定 Decide収集
Collect
分析Analyze
確認confirm
位置付け / 理解Orient/Understand
評価 Evaluate/Judge
アクション( Action )
米国空軍資料を参考に作成
信号( Signal )
処理Process
融合 / 関連付けFuse/Correlate
アイ
デア
Idea
オープンデータビッグデータ
ビッグデータ
オープンデータビッグデータ
ハッカソンアイディアソンビジネス化
不確実な情報も含めて処理不確実な情報からマイニング
原データを直接解析
データや議事録等の確認された情報を活用・マイニング
ハッカソン、アイデアソンの中でスパークする スパークは起こり始めている、どうやって着火させるか? もしかすると着火する条件がそろっていないのか?
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アイディアを育て、知識を実社会に反映するには
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アイディア 議論 ( 融合) プラン 作成 プロトタイ
プ
アイディアソン
ハッカソン
ハッカソン+フォローアップ
ハッカソン+フォローアップ+ビジネス化
アイディア整理できずエンジニア不在
ブレイクスルーするポイント見つからずデータ供給が継続せず
運用主体なし資金確保できず
詳細検討 ベータ版 試行運用 正式版 運用
引き継ぐ仕組み なし大学や NPO、公的機関が引き取る仕組み
知識創生のための環境とは 知識の種の集積
アイデアのプール• 様々なところから出てきたアイデアを、プールする仕組み
知識の種のアプリ化 エンジニアの参加喚起
• エンジニアが尊敬される環境つくり 企画屋のスタンス
• 企画言いっぱなしではなく、企画→データ作り、二次企画→エンジニアとの協業のような、チーム全員での協力関係が重要
知識の種のビジネス化 ショーケースの整備(横展開の可能性の拡大) 社会貢献窓口のリスト、マッチング
• 公的アプリに関しては、永続するための仕組みが必要 ビジネスパートナーとのマッチング
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