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Page 1: アクセラレーターとインキュベータの違い

創業支援プログラムはどう変わったか?(1)

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「ビジネス・インキュベーター」から「スタートアップ・アクセラレーター」へ

Business  Incubator「貸しオフィス、ミーティングルーム等の共有施設を有し、起業家および設立間もない企業が、インキュベーション・マネージャー、メンター等の専門家による、ビジネスプラン構築支援、経営支援、資金獲得支援等の支援を受け、支援内容を実行することにより、成長を早め、ビジネスの世界で独り立ちできる企業を生み出す施設」

★1959年に米国・NY州に設立された「Batavia  Industrial  Center」が起源★日本・米国・欧州いずれにおいても政府系機関・大学が運営している場合が多い

Startup  Acclerator「1回のプログラムにおいて、10~20程度の選抜された起業家チームが、運営者からの資金提供を受け、1ヶ月から6ヶ月の短期間に、複数のメンターからの指導を受けながら、企業価値の急速な向上と新たな資金の獲得を目指す、起業家育成プログラム」

★2005年、米国で設立された「Y  Combinator」、2006年設置の「Techstars」が起源とされる★2010年頃より、同様のプログラムが欧州、日本、アジア各地に波及★米国、日本ではPrivate  firms,  VCが運営している場合が多い

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Page 2: アクセラレーターとインキュベータの違い

創業支援プログラムはどう変わったか?(2)

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Incubation【保育】

Acceleration【加速】

2000年代までは 2010年代からは

入居・残留【施設】

参加・排出【プログラム】

長期【1~5年】

短期【3~6ヶ月】

コスト削減【サービス提供】

企業価値向上【投資・育成】

なぜ今、Accelerator(加速装置)なのか?

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