弁護士経営体験記~心を高める 経営を伸ばす~
弁護士法人牛見総合法律事務所
代表社員 牛見 和博
事務所の概要
•創業:2013年
•売上高(税込)
1億2245万円
事務所の概要
•従業員数:弁護士5名
臨床心理士・公認心理師1名
スタッフ10名(フルタイム4名・パート6名)
自己紹介
•牛見 和博(うしみ かずひろ)
•1981年(昭和56年)
37歳
•山口県徳地町出身
•修習59期
画像:にほんの里100選HPより、徳地町
2013年4月 山口市で開業
•山口市
→ 人口19万人の田舎町
•弁護士が身近ではない
•赤字の状態が続く
→ 貯金は0に・・・
名刺
パンフレット
紹介カード
クリアファイル
名刺
パンフレット
紹介カード
クリアファイル
名刺
パンフレット
紹介カード
クリアファイル
チラシ
・折り込み
・ポスティング
・手配り
新聞
テレビ
ラジオ20秒×20本:10万円
(新規キャンペーン)
問合せ件数と売上の推移
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年間売上高(万円) 問合せ件数(件)
顧問先数と顧問料の推移
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年間顧問料(万円) 顧問先数(件)
そんなある日思った・・・
顧問先の従業員の相談って結構多いな・・・
これだけを切り出して商品化したらどうなるんだろうか?
↓
調べてみると・・・ これは「EAP」だ!
EAPとは(概要)
Employee Assistance Program(従業員支援プログラム)
→ 従業員が50名以上の規模の欧米企業の95%がEAPを導入している。
【国際EAP学会によるEAPの定義】1.職場組織が生産性に関連する問題を提議する。2.社員であるクライアントが健康,結婚,家族,家計,アルコール,ドラッグ,法律,情緒,ストレス等の仕事上のパフォーマンスに影響を与えうる個人的問題を見つけ,解決する。
日本におけるEAP
ストレスチェック義務化(2015年12月1日~)
により,EAPへの注目が集まる。
→ 日本では大企業中心に導入。主な内容は健康相
談・カウンセリング。
→ 法律相談はあまり利用されていない。
そして、EAPの商品化へ
商品設計をし、約半年・・・
↓ そして・・・
2018年8月に本格的にリリース!
従業員支援プログラム(EAP)に関するご提案書
弁護士法人牛見総合法律事務所代表社員 牛見 和博
(山口県弁護士会所属)
当事務所におけるEAPの導入効果
•EAPのリリース:2018年8月
•リリースから1年(2018年8月~2019年7月)の新規顧問先:16社
•新規顧問先の平均単価:月額3万円(税別)
•国際EAP協会から外資系企業100社の電話相談を受けて欲しいとオファー
問合せ件数と売上の推移
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年間顧問料(万円) 顧問先数(件)
EAPによる顧問開拓の5つのメリット
① 興味を持ってもらえる
② 誰でも営業トークできる
③ 単価UPにつながる
④ 顧問継続につながる
⑤ 個人向け業務が増える
よくある3つの反応と切り返しトーク
① 弁護士に相談することないんだよね・・・
② もう顧問弁護士がいるんだけど・・・
③ 実際に従業員が相談するかな・・・
顕在
潜在
低頻度 高頻度
妊娠・出産 介護
相続借金問題
各種事故
職場の事故
家族の事故
ライフプラン
離婚・結婚
刑事事件
心のケア
家族・子供の悩み
低生産性
職場環境
に起因する
課題
プライベー
トに起因す
る課題
個人の資
質に起因
する課題
今後のビジョン
→ 法律・心理・医療であらゆる悩みを解決!
弁護士EAPの会
弁護士EAPの会(Lawyer EAP Meeting)(略して「LEM(レム)」
→ 情報交換メーリングリスト [email protected] への参加
→ EAPによる顧問開拓に必要なツールを提供
→ 会費は無料。弁護士であれば誰でも参加自由。脱会自由。