学力調査官・教育課程調査官
樺山 敏郎
小学校 国語
全国学力・学習状況調査の調査結果を踏まえた指導の改善・充実に向けた説明会
1 平成25年度 全国学力・学習状況調査(小学校国語)に関する【10の質問】に対する回答形式風にして
お話をしたいこと
2 ビデオによる実践紹介~「授業アイディア例」を活用した指導事例■平成24年度B2 立場や意図を明確にして話し合う
「中学校の部活動」~第6学年「一歩ふみこみ質問」にチャンレンジ!
平成25年度全国学力・学習状況調査(小学校国語)に関する【10の質問】
• 全国学力・学習状況調査の目的や意義は,どのようなことか?Q1
• 調査問題作成の基本理念や枠組みは,どのようなものか?Q2
• 平成25年度,どのような調査問題(A・B)を出題したのか?Q3
• 平成25年度の調査問題の出題の特徴はどのようなことか?Q4
• 平成25年度の調査結果における成果にはどのようなものがあるか?Q5
• 平成25年度の課題とその解決を図る指導はどうすればよいか?Q6
• 平成25年度のその他の調査問題の解答状況はどうであったか?Q7
• 日々の学習指導や校内研修と結び付けていくにはどうすればよいか?Q8
• 質問紙調査の結果からどのようなことが分かってきているか?Q9
• 本調査に関する情報は,どのようにしたら得ることができるか?Q10
平成25年度全国学力・学習状況調査(小学校国語)に関する【10の質問】
• 全国学力・学習状況調査の目的や意義は,どのようなことか?Q1
• 調査問題作成の基本理念や枠組みは,どのようなものか?Q2
• 平成25年度,どのような調査問題(A・B)を出題したのか?Q3
• 平成25年度の調査問題の出題の特徴はどのようなことか?Q4
• 平成25年度の調査結果における成果にはどのようなものがあるか?Q5
• 平成25年度の課題とその解決を図る指導はどうすればよいか?Q6
• 平成25年度のその他の調査問題の解答状況はどうであったか?Q7
• 日々の学習指導や校内研修と結び付けていくにはどうすればよいか?Q8
• 質問紙調査の結果からどのようなことが分かってきているか?Q9
• 本調査に関する情報は,どのようにしたら得ることができるか?Q10
①データとして課題を把握し改善する
②PDCAサイクルの流れをつくる ③個々の児童生徒への指導に返す
調査内容
単なる知識・技能等の暗記ではない!
知識・技能等が前提 → 実生活に役立つ力
様々な課題解決のプロセスを重視!
全国学力・学習状況調査の目的や意義
現在や未来にわたって求められている学力を示す。(メッセージ)
平成25年度全国学力・学習状況調査(小学校国語)に関する【10の質問】
• 全国学力・学習状況調査の目的や意義は,どのようなことか?Q1
• 調査問題作成の基本理念や枠組みは,どのようなものか?Q2
• 平成25年度,どのような調査問題(A・B)を出題したのか?Q3
• 平成25年度の調査問題の出題の特徴は,どのようなことか?Q4
• 平成25年度の調査結果に見る成果には,どのようなものがあるか?Q5
• 平成25年度の課題とその解決を図る指導はどうすればよいか?Q6
• 平成25年度のその他の調査問題の解答状況はどうであったか?Q7
• 日々の学習指導や校内研修と結び付けていくにはどうすればよいか?Q8
• 質問紙調査の結果からどのようなことが分かってきているか?Q9
• 本調査に関する情報は,どのようにしたら得ることができるか?Q10
主として
「知識」
に関する問題
(20分)
主として
「活用」
に関する問題
(40分)
■身に付けておかなければ後の学年等の学習内容に影響を及ぼす内容や,実生活において不可欠であり常に活用できるようになっていることが望ましい知識・技能など
■身に付けておかなければ後の学年等の学習内容に影響を及ぼす内容や,実生活において不可欠であり常に活用できるようになっていることが望ましい知識・技能など
■知識・技能等を実生活の様々な場面に活用する力や,様々な課題解決のための構想を立て実践し評価・改善する力などにかかわる内容など
■知識・技能等を実生活の様々な場面に活用する力や,様々な課題解決のための構想を立て実践し評価・改善する力などにかかわる内容など
活用できる知識・技能として安定しているか?
知識・技能が目的や相手,場面や状況に応じて活用できているか?
実生活に
生きて働く言葉の力
実生活:国語科の学習に加え,各教科等の学習や学校生活,家庭生活や地域での生活を含む(日常生活・社会生活)
→国語の側面から捉えると,実生活とは・・・「言語生活」■本や文章に親しむ生活(読書生活)■音声や文字で表現する生活(表現生活)
知識・技能が定着しているからといって,それらを活用する力が身に付けているとは限らない?
指導事項の焦点化
指導事項の複合化
A冊子 B冊子
平成19年度小学校国語B3比べて読む<二人の感想文>
二人の文章(感想文)を読み,共通する書き方の良さや工夫を評価し,自分の考えとしてまとめる。
<正答例>○自分の体験をもとにした感想や意見,決意が明確であること。○主人公の言葉を使ったり,物語のあらすじをまとめたりしていること。○第一段落には心に残った主人公の言葉,第二段落には話のあらすじ,第
三段落には自分の考えを中心にまとめるなど,三段落構成で書いていること。
B問題一例
9
図画工作
音 楽
生 活
理 科
算 数
社 会
家 庭
体 育
道 徳
外国語活動
総合的な学習の時間
特別活動
国語科:基本的な国語の力を定着させたり,言葉の美しさやリズムを体感させたりするとともに,発達の段階に応じて,記録,要約,説明,報告,論述といった言語活動を行う能力を培う
各教科等の目標を実現するための手立てとして
言語活動を充実
実生活(言語生活)に生きて働く言葉の力をはぐくむために
体育での作戦→図を用いた説明
理科での実験報告→小見出し(要約)
平成25年度全国学力・学習状況調査(小学校国語)に関する【10の質問】
• 全国学力・学習状況調査の目的や意義は,どのようなことか?Q1
• 調査問題作成の基本理念や枠組みは,どのようなものか?Q2
• 平成25年度,どのような調査問題(A・B)を出題したのか?Q3
• 平成25年度の調査問題の出題の特徴はどのようなことか?Q4
• 平成25年度の調査結果における成果にはどのようなものがあるか?Q5
• 平成25年度の課題とその解決を図る指導はどうすればよいか?Q6
• 平成25年度のその他の調査問題の解答状況はどうであったか?Q7
• 日々の学習指導や校内研修と結び付けていくにはどうすればよいか?Q8
• 質問紙調査の結果からどのようなことが分かってきているか?Q9
• 本調査に関する情報は,どのようにしたら得ることができるか?Q10
1 漢字を読んだり書いたりする(伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項~第1学年以上)
2 ことわざの意味を理解する (伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項~第3・4学年)
3 文の構成を捉える (伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項~第1学年以上)
4 資料から分かったことを書く (書くこと~第5・6学年)
5 広告の特徴を捉える (読むこと~第5・6学年)
6 俳句の情景を捉える(読むこと・伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項~第3・4学年以上)
7 スピーチの表現を工夫する (話すこと・聞くこと~第5・6学年)
1 話し手の意図を捉えながら助言をする (話すこと・聞くこと~第5・6学年)
2 目的や意図に応じてリーフレットを編集する (書くこと~第5・6学年)
3 本や文章を読んで推薦文を書く (読むこと~第5・6学年)
A問題
B問題
解説資料を基にした,出題の趣旨等の把握を
Ⅰ 調査問題作成に当たってⅡ 調査問題の一覧表Ⅲ 調査問題の解説
1 出題の趣旨■学習指導要領における領域・内容■学習指導要領に示されている
言語活動例との関連■評価の観点
2 解説解答類型■正答について■誤答について
(参考)過去の調査との関連
3 学習指導に当たって(参照)過去に作成した資料
4 出典
A4 資料から分かったことを書く 1 出題の趣旨目的に応じて資料を読み,分かったことを
的確に書くことができるかどうかをみる。
グラフなどの資料を正確に読み,分かったことを書くことは,国語科の学習のみならず,各教科等の学習や日常生活においても重要である。
このことについては,「4年間のまとめ【小学校編】」において,「調べて分かった事実に対する自分の考えを,理由や根拠を明確にして書くこと」に課題(平成20年度国語A7正答率47.8%,平成20年度国語B3設問二正答率33.0%)があることを指摘しており,その改善状況を把握することにした。〔参照:(参考)〕
本問では,言葉の使い方について考えるために,グラフの情報を読み取り,ノートに分かったことを書く場面を設定した。ここでは,「見られた」と「見れた」の2つの言葉の使い方を比較しているグラフであることを理解した上で,凡例を基にしながら各年代の割合を的確に捉えることが求められる。また,全体の傾向については,各年代の変化を捉えるとともに,着眼点に基づいて考察することが求められる。
平成25年度全国学力・学習状況調査(小学校国語)に関する【10の質問】
• 全国学力・学習状況調査の目的や意義は,どのようなことか?Q1
• 調査問題作成の基本理念や枠組みは,どのようなものか?Q2
• 平成25年度,どのような調査問題(A・B)を出題したのか?Q3
• 平成25年度の調査問題の出題の特徴はどのようなことか?Q4
• 平成25年度の調査結果における成果にはどのようなものがあるか?Q5
• 平成25年度の課題とその解決を図る指導はどうすればよいか?Q6
• 平成25年度のその他の調査問題の解答状況はどうであったか?Q7
• 日々の学習指導や校内研修と結び付けていくにはどうすればよいか?Q8
• 質問紙調査の結果からどのようなことが分かってきているか?Q9
• 本調査に関する情報は,どのようにしたら得ることができるか?Q10
1 漢字を読んだり書いたりする ・・・過去の同一問題の改善状況
2 ことわざの意味を理解する ・・・過去の同一問題の改善状況
3 文の構成を捉える ・・・「4年間のまとめ」での指摘課題の改善状況
4 資料から分かったことを書く ・・・「4年間のまとめ」での指摘課題の改善状況
5 広告の特徴を捉える ・・・新しい出題(非連続型テキスト)
6 俳句の情景を捉える ・・・新しい出題(伝統的な言語文化~易しい文語調)
7 スピーチの表現を工夫する ・・・過去の類似問題
1 話し手の意図を捉えながら助言をする ・・・新しい出題
2 目的や意図に応じてリーフレットを編集する
設問三 ・・・「4年間のまとめ」での指摘課題の改善状況
3 本や文章を読んで推薦文を書く ・・・新しい出題
A問題
B問題
1 漢字を読んだり書いたりする ・・・過去の同一問題の改善状況
2 ことわざの意味を理解する ・・・過去の同一問題の改善状況
3 文の構成を捉える ・・・「4年間のまとめ」での指摘課題の改善状況
4 資料から分かったことを書く ・・・「4年間のまとめ」での指摘課題の改善状況
5 広告の特徴を捉える ・・・新しい出題(非連続型テキスト)
6 俳句の情景を捉える ・・・新しい出題(伝統的な言語文化~易しい文語調)
7 スピーチの表現を工夫する ・・・表現技法(列挙,倒置,比喩,反復,擬態・擬声)
1 話し手の意図を捉えながら助言をする ・・・新しい出題
2 目的や意図に応じてリーフレットを編集する
設問三 ・・・「4年間のまとめ」での指摘課題の改善状況
3 本や文章を読んで推薦文を書く ・・・新しい出題
A問題
B問題
全国学力・学習状況調査の4年間の調査結果から今後の取組が期待される内容のまとめ
(略称「4年間のまとめ」)※4年間(平成19・20・21・22年度)
【小学校国語】における課題(同趣旨の下に複数年度出題→正答率70%以下)
■話すこと・聞くこと
→司会の役割を果たしたり,立場や根拠を明確にしたりして話し合うこと
■書くこと
→調べて分かった事実に対する自分の考えを,理由や根拠を明確にして書くこと
■読むこと
→物語に登場する人物についての描写や心情,人物相互の関係を捉えること
→目的に応じて必要となる情報を取り出し,それらを関係付けて読むこと
■言語事項(伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項)
→複数の内容を含む文を分析的・統合的に理解すること
□問題形式
→解答に求められる条件を踏まえ,一定の文字数で記述すること
A4「資料」
B2「編集」
A3「文の構成」
平成25年度全国学力・学習状況調査(小学校国語)に関する【10の質問】
• 全国学力・学習状況調査の目的や意義は,どのようなことか?Q1
• 調査問題作成の基本理念や枠組みは,どのようなものか?Q2
• 平成25年度,どのような調査問題(A・B)を出題したのか?Q3
• 平成25年度の調査問題の出題の特徴はどのようなことか?Q4
• 平成25年度の調査結果における成果にはどのようなものがあるか?Q5
• 平成25年度の課題とその解決を図る指導はどうすればよいか?Q6
• 平成25年度のその他の調査問題の解答状況はどうであったか?Q7
• 日々の学習指導や校内研修と結び付けていくにはどうすればよいか?Q8
• 質問紙調査の結果からどのようなことが分かってきているか?Q9
• 本調査に関する情報は,どのようにしたら得ることができるか?Q10
1 漢字を読んだり書いたりする(98.9%,79.4%,65.0%,72.6%,47.1%,53.7%)
2 ことわざの意味を理解する (71.3%,86.2%)
3 文の構成を捉える (36.9%,23.6%,83.4%)
4 資料から分かったことを書く (72.6%,71.5%,45.1%)
5 広告の特徴を捉える (61.3%,71.9%)
6 俳句の情景を捉える (47.7%)
7 スピーチの表現を工夫する (43.5%)
1 話し手の意図を捉えながら助言をする (78.9%,48.8%,67.3%)
2 目的や意図に応じてリーフレットを編集する(64.0%,26.5%,17.9%)
3 本や文章を読んで推薦文を書く (50.0%,45.4%,44.8%,52.1%)
A問題
B問題
各問題の正答率一覧
1 漢字を読んだり書いたりする(98.9%,79.4%,65.0%,72.6%,47.1%,53.7%)
2 ことわざの意味を理解する (71.3%,86.2%)
3 文の構成を捉える (36.9%,23.6%,83.4%)
4 資料から分かったことを書く (72.6%,71.5%,45.1%)
5 広告の特徴を捉える (61.3%,71.9%)
6 俳句の情景を捉える (47.7%)
7 スピーチの表現を工夫する (43.5%)
1 話し手の意図を捉えながら助言をする (78.9%,48.8%,67.3%)
2 目的や意図に応じてリーフレットを編集する(64.0%,26.5%,17.9%)
3 本や文章を読んで推薦文を書く (50.0%,45.4%,44.8%,52.1%)
A問題
B問題
各問題の正答率一覧 ・・・成果
今回出題した漢字の過去調査との比較
正答率 71.3%
平成15年度教育課程実施状況調査(第6学年で実施)
正答率64.1%→7.2%上昇
ことわざの意味を理解する
第三・四学年
■長い間使われてきたことわざや慣用句、
故事成語などの意味を知り、使うこと。
正答率
86.2%
平成25年度全国学力・学習状況調査(小学校国語)に関する【10の質問】
• 全国学力・学習状況調査の目的や意義は,どのようなことか?Q1
• 調査問題作成の基本理念や枠組みは,どのようなものか?Q2
• 平成25年度,どのような調査問題(A・B)を出題したのか?Q3
• 平成25年度の調査問題の出題の特徴はどのようなことか?Q4
• 平成25年度の調査結果における成果にはどのようなものがあるか?Q5
• 平成25年度の課題とその解決を図る指導はどのようにすればよいか?Q6
• 平成25年度のその他の調査問題の解答状況はどうであったか?Q7
• 日々の学習指導や校内研修と結び付けていくにはどうすればよいか?Q8
• 質問紙調査の結果からどのようなことが分かってきているか?Q9
• 本調査に関する情報は,どのようにしたら得ることができるか?Q10
◆ 下の学年で習得しておくべき基礎的・基本的な知識・技能の定着状況に不十分なものがあり,指導の充実が求められる。・漢字を書くこと〔A1 二〕・文が句点によって区切られることの理解〔A3一〕
◆ 過去の調査との関連を見ると,複数の内容を含む文や文章を分析的に捉えたり関連付けたりしながら,自分の考えを書くことに,依然として課題がある。・複数の内容を含む文について,主語と述語との関係や接続語の役割を押さえながら文を分析的に捉えること〔A3二(1)〕
・目的や意図に応じ,複数の内容を関係付けながら自分の考えを書くこと〔B2三〕
「課題」の全体的な状況
1 漢字を読んだり書いたりする(98.9%,79.4%,65.0%,72.6%,47.1%,53.7%)
2 ことわざの意味を理解する (71.3%,86.2%)
3 文の構成を捉える (36.9%,23.6%,83.4%)
4 資料から分かったことを書く (72.6%,71.5%,45.1%)
5 広告の特徴を捉える (61.3%,71.9%)
6 俳句の情景を捉える (47.7%)
7 スピーチを工夫する (43.5%)
1 話し手の意図を捉えながら助言をする (78.9%,48.8%,67.3%)
2 目的や意図に応じてリーフレットを編集する(64.0%,26.5%,17.9%)
3 本や文章を読んで推薦文を書く (50.0%,45.4%,44.8%,52.1%)
A問題
B問題
各問題の正答率一覧 ・・・課題
文の構成を捉える
第一・二学年■文の中における主語と述語との関係に注意すること。
第三・四学年■指示語と接続語が文と文との意味のつながりに果たす
役割を理解し、使うこと。
そ
う
に
し
てい
た
ぼ
く
は
、
これ
ま
正答率一36.9%
二(1)23.6%
二(2)83.4%
〈誤答分析〉
■「だから」と「ので」の関係に着目できず。
■書き直す箇所は理解できているが終止形にできず。
(いわゆる「て・て文」、「ので・ので文」)
「文」そのものをどのように理解しているのか?
A3二(1) 文と文の意味のつながり<誤答分析>
誤答例■複文のように途中に主語がある場合,そこも「文」の始まりだと思っている。■文と文章の区別がついていない。(「文のはじめ」か「文章のはじめ」か)
A3一 文の定義の理解<誤答分析>
A3「文の構成」に関する児童質問紙調査結果から(2つ以上の文を1つにまとめたり,1つの長い文を2つに書き分けたりする言語活動)
約4割の児童は,文の言語操作の学習体験を自覚化していない。
螺旋的・反復的な「文及び文章の構成」の指導■文や文章をより適切なものへ(相手意識に立った推敲)
低学年
中学年
高学年文や文章の推敲などによる重層的な指導
指示語や接続語~文と文の意味のつながり→→
重文や複文→→→→
文の中における主語と述語との関係→→→→→→→→→→→→→→
B2
目的や意図に応じてリーフレットを
編集する
〈打ち上げ花火の伝統〉
■出題の趣旨
目的や意図に応じ、必要な内容を書き加えたり、
引用したり、複数の内容を関係付けたりしながら、
リーフットを編集することができるかどうかをみる。
■学習指導要領に示されている言語活動例との関連
[
第五・六学年]
B書くこと
自分の課題について調べ、意見を記述した文章や
活動を報告した文章などを書いたり編集したりする
こと。
(正答例)現在では,型物の開発が進んでいます。また,中間色も使ったカラフルな花火を作ったり,音楽に合わせて打ち上げたりしています。長い伝統を受けつぎ,新たなことにちょう戦する花火師さんたちの思いに感動しました。
(正答の条件)① 【下書きの一部】の「2 打ち上げ花火の種類」と「3 花火師の小野さんの声」の「イ つくり出す伝統」の両方から内容を取り上げている。
a 型物b 色(中間色・カラフル)c 音楽
② ①で取り上げた内容について,考えたことを具体的に書いている。
③ 書き出しの文に続けて,80字以上,100字以内で書いている。
正答率
17.9%
B2三 目的や意図に応じ,複数の内容を関係付けながら自分の考えを具体的に書く
<誤答分析>□:条件を満たしている ▲:条件を満たしていない
「2」と
「3」のそれぞれの資料のどちらかが欠落
「2」の資料
「3」の資料
例2
例1
例3
例1:「2」の「型物」に触れていない
例3:例1と同様に「2」の「型物」に触れていない
例2:「3」の「色」か「音楽」に触れていない
目的や意図に応じて,該当する資料に注目した上で,必要となる複数の内容を関係付けながら自分の考えを書くことに依然として課題がある。
B2三の解答に関する児童質問紙調査結果から
■問われている意味が分からないなあ・・・→分析的な読解(問われていること
の丁寧な指導)→複数回読み返す習慣
■意味は分かるけど,何を取り上げるのだろう・・・。→解答に必要な事項の取
り出し(分かっていることと分かっていないことの区別)
■考えがうまくまとめられないなあ・・・。→思考・判断したこ
とを記述し,記述を基に再思考(下書きの活用)
①目的・・・コンセプト,ターゲット(相手)→強い意識!
②題材・テーマ・・・教科等関連,自由度③計画・・・時間配分や期限,情報収集の
仕方,完成イメージ④活動単位・・・人数,作業分担,編集長⑤紙面作り・・・手書き,編集ソフト
・・・指導事項との関連・・・■課題設定や取材・・・取材量が重要!■構成・・・全体と部分(トップ記事?)■記述・・・簡単に詳細に(文字制限),
引用や要約,考察語彙(感想・意見・伝聞)
■推敲・・・表現の効果(見出しなど)■交流・・・編集会議,助言(内外)
リーフレットとは? 編集とは?
①文章の種類や形態・調査報告( ex.花火)・体験報告( ex.修学旅行)・観察報告( ex.動植物)・説明(ex.遊び方・使い方)・案内( ex.花火)・紹介( ex.学校・読んだ本)
②内容・事実( ex.媒体~情報源)
→人物,本,新聞や雑誌,インターネット
・・・「効果的な読み方」の活用・感想や意見(考えたこと)
・・・関係付ける,理由付ける③形式(一枚紙)・割付け(折り方,分量)・題名や前書き,目次,後書き,
奥付けなど・図表やグラフ,写真,絵など
言語活動を遂行するために必要な知識や能力とは何だろうか?
複数の文章を一定の目的の下に組み合わせて表現
■指導事項は,児童の実態等を踏まえ,評価との関連から精選・重点化を図ることが大切。いくら時間があっても足りません。
■実際のリーフレットをモデル分析し,その編集の仕方に合わせるといいです。編集体験を他教科や実生活に活用できます。
B3 本や文章を読んで推薦文を書く<新美南吉「ごんぎつね」><出題の趣旨> 2人の推薦文を比べて読み,推薦をしている対象や理由を捉える
とともに,本や文章の読み方の違いを明確にする
ア
ウ イ
<正答と正答率>ア 物語の作者に注目して本や
文章を読んだ経験がない人
→50.0%イ この物語がどのように続く
のか想像しながら,最後の部分を何度も読み返したことで,青いけむりに込められた意味を少し理解することができたような気がするから。
→45.4%ウ 同じ作者の作品を読むこと
で,お気に入りの作品に出会うことができたから。
→44.8%<誤答分析>
推薦する対象(相手意識),理由(感動の中心),2人の読
み方の違いを比較しながら捉えることができていない。
42
作者 読者(紹介者・推薦者)
作品
言語表現内容 言語表現形式
①作者・筆者の紹介②作者・筆者の思い
①人物の紹介,設定された状況説明②あらすじ(発端→事件展開→山場→結末)
→結末までは述べない紹介の仕方(期待)③本文の引用(優れた表現・叙述など)④テーマなどについての自分の考え
〔発表の内容や方法(文字言語・音声言語)付けたい能力や発達段階との関連〕■劇(人形劇) ■紙芝居 ■アニマシオン ■読書クイズ ■帯 ■ポップ■チラシ ■CM ■読書郵便 ■読書報告会 ■読書感想文・紹介文■読書会・読書討論会 ■対談(座談会) ■ブックトーク ■一行感想集■ポスターセッション ■読書新聞 ■評論・書評 ■プレゼンテーション
相手
■自分の読みの感動の中心→読んでほしい対象(年齢)→読んでほしい時・場所→読んでほしい理由・意義
■読み方の工夫~多様な読み方■推薦する際の表現(語彙)~誘い
相手の目的に応じる◆こんな本ないかな(知りたい,学びた
い~疑問や要望)
紹介から推薦へ
どのような目的で推薦するのか
本(文章)を読んで推薦の文章を書く
自分の目的を優先するのか■自分が読んで面白かったから■自分が読んで役立ったから
自分の目的を優先するのか■自分が読んで面白かったから■自分が読んで役立ったから
相手の目的に応じるのか■(・・・)な本はないかな?■どんな読み方をするといいのかな
相手の目的に応じるのか■(・・・)な本はないかな?■どんな読み方をするといいのかな
文学的 説明的
推敲・交流評 価
平成25年度小学校B3の問題そのもの(約500~600字)がモデルになりますので活用してください。
どのような本(文章)を取り上げるのか(テーマや題材,筆者や作者,登場人物など)
取り上げた本の何を主に推薦するのか(本のもつ特徴を捉えながら読む:再読・多読)
並行読書(教材との関連)
過去に読んだ本や文章
(読書履歴)
相手に伝わるような構成や推薦語彙を工夫して書く
推薦理由を明確にすることが重要!自分の感想のみならず,どんな読み方をしたかを示す。
推薦の方法として,本の帯やポップ,ポスター,読書郵便,リーフレットやパンフレットも考えられる
平成25年度全国学力・学習状況調査(小学校国語)に関する【10の質問】
• 全国学力・学習状況調査の目的や意義は,どのようなことか?Q1
• 調査問題作成の基本理念や枠組みは,どのようなものか?Q2
• 平成25年度,どのような調査問題(A・B)を出題したのか?Q3
• 平成25年度の調査問題の出題の特徴はどのようなことか?Q4
• 平成25年度の調査結果における成果にはどのようなものがあるか?Q5
• 平成25年度の課題とその解決を図る指導はどうすればよいか?Q6
• 平成25年度のその他の調査問題の解答状況はどうであったか?Q7
• 日々の学習指導や校内研修と結び付けていくにはどうすればよいか?Q8
• 質問紙調査の結果からどのようなことが分かってきているか?Q9
• 本調査に関する情報は,どのようにしたら得ることができるか?Q10
<正答と正答率>ア 上回っている
→72.6%
イ 上回っている
→71.5%
ウ 年代が上がるにつれて,「見れた」の使うわり合よりも「見られた」を使うわり合が大きくなることが分かる。
→45.1%<考察>
ウについて
グラフから必要な情報を読み取った上で,分かったことを条件に合わせて文章に書くことに課題がある。
その他の問題の状況 資料から分かったことを書く
ア 正答1→61.3%
イ 正答3→71.9%
広告の特徴を捉える
ア 正答2イ 正答1
→47.7%(完答)
<考察>
俳句の表現の特徴を押さえながら,その情景を捉えることに課題がある。
俳句の情景を捉える
正答2
5→43.5%(完答)
<考察>表現技法を区別した上で,それらの効果について適切に捉えることに課題がある。
スピーチの表現を工夫する
B 話し手の意図を捉えながら助言をする<レクリエーション活動>
①③ ➁
五年生の考えを受け止め、新たな考えを示すとともに、活
動の目的を確かめることの大切さについて助言をしている。
<正答と正答率>
設問一 正答2 →78.9%設問二 正答 青木①・・・4 中川②・・・1 川本③・・・3 →48.8%(完答)
<考察> 話し手の意図を捉えながら聞き,適切に助言をすることに課題がある。
設問三 (川本さんは、)五年生の考えを受け止め、新たな考えを示すとともに、活動の目的を確かめることの大切さについて助言をしている。
→67.3%
<誤答分析>
漫然と説明したり,設問で指定されていない部分について解答したりしている。また,【青木さんの助言についての説明】の文言を書き抜いたりしている。
平成25年度全国学力・学習状況調査(小学校国語)に関する【10の質問】
• 全国学力・学習状況調査の目的や意義は,どのようなことか?Q1
• 調査問題作成の基本理念や枠組みは,どのようなものか?Q2
• 平成25年度,どのような調査問題(A・B)を出題したのか?Q3
• 平成25年度の調査問題の出題の特徴はどのようなことか?Q4
• 平成25年度の調査結果における成果にはどのようなものがあるか?Q5
• 平成25年度の課題とその解決を図る指導はどうすればよいか?Q6
• 平成25年度のその他の調査問題の解答状況はどうであったか?Q7
• 日々の学習指導や校内研修と結び付けていくにはどうすればよいか?Q8
• 質問紙調査の結果からどのようなことが分かってきているか?Q9
• 本調査に関する情報は,どのようにしたら得ることができるか?Q10
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思考し判断したことを表現する・・・成果の可視化>
■学んだ成果や課題を「お宝帳」に累積していく(全校体制での取組)
■ 「はじめは・・・だったけど,今は・・・。気づいた。意味がやっと,分かった。
・・・深まった。広がった。」
■ 「○○さんの意見や先生の助言を参考
に・・・してみた。すると,・・・ところまで
はできた。でも,・・・ところについては
もう少し・・・。だから,そのために・・・」↓
◆過去の自分との比較と変容,自他の成長
◆出会いによる発見
◆困難に打ち勝つ工夫や喜びの表現
◆学習の意味付け
■「学習」という冒険のプロセスを自分の言葉を通して伝え合う
~振り返りの場(一単位,一単元)~
■ じゅんじょよくあい手にせつめいするためには,○絵やじつぶつを見せると分かりやすくなる。○ずをかくと文で分からないところが分かりやすくなる。○せつめいする文にばんごうをつけると分かりやすくなる。○「はじめ」,「つぎに」,「それから」,「さいごに」な
どと書くと,あい手に伝わりやすくなる。〈2年生A子の「お宝帳」より〉
1 全職員で調査問題の趣旨(メッセージ)を確認する。❶まずは,問題を教師自身が解くことから始める。❷どのように思考・判断し,どんな記述の力が必要かを体感する。
2 全職員で調査問題の結果を分析し,課題の所在を話し合う。❸子どもたちの弱点を知ることを大切にする。(特に「4年間のまとめ」の活用)
❹誤答傾向や不十分な解答にヒントを得る。
3 全学年を通じて,年間の見通しの中で課題を解決する。❺調査問題を教科書教材と関連付ける。❻自校の年間指導計画(例:備考)の中に課題を明記(朱書き)する。❼上記❺・❻と同時に授業で活用できる資料を明記する。
4 調査問題や調査結果を活用した授業を構想する。❽B問題の設計や構成そのものを授業づくりのヒントにする。
(特に条件に即した記述への手立て~三領域における記述力の重視)❾授業アイディア例(小国41事例)を授業づくりのヒントにする。
5 学習指導要領国語の目標や内容の実現を第一義とする。❿「言語活動を通して指導事項を指導する」という基本方針を踏まえる。
全校体制で取り組む10のポイント
A3「文」の課題に対して
■文とは何かを理解し,文と文との意味のつながりを考えよう
B1「助言」の課題に対して
■提案やプレゼンテーションを聞いて助言をしょう
B2「編集」の課題に対して
■わたしたちの町の紹介リーフレットを編集しよう
B3「推薦」の課題に対して
■心に残るとっておきの本や文章を選んですいせん文を書こう
特に高学年の教科書教材と調査問題そのものとを関連付けて活用できるように工夫しました。授業アイディアを一つの事例としてアレンジしてください。
課題が見えた調査問題で求められている力を付けるための
授業アイディア例(全41事例)を活用してください!
↑平成21年度8事例
↓平成22年度10事例
↑平成24年度6事例
→平成25年度7事例
平成23年度(中止)の授業アイディア例(10事例)も作成しています。
【ビデオにて紹介】平成24年度B2の「授業アイディア例」を活用した指導事例~第6学年「一歩ふみこみ質問」にチャンレンジ!
全国学力・学習状況調査に対する関心・改善への意欲は?
非連続テキストは,教科書でも取り上げているの?
前から「書く力がないこと」は分かっているけど,どんなところでつまずいているの?
この問題は,○年生の□□教材に似ているね!
国語や算数・数学だけでなく,各教科等を通じて大事にすべきこともありそうだね!
この問題は,小学校(中学校)と指導内容とどうつながっているの?
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(よく)(どちらかといえば)行った 87.9%
Q 国語の指導として,目的や相手に応じて話したり聞いたりする授業を行いましたか。
Q 国語の指導として,様々な文章を読む習慣を付ける授業を行いましたか。
(よく)(どちらかといえば)行った 83.8%
■教師に対して・・・
Q 国語の授業で目的に応じて資料を読み,自分の考えを話したり,書いたりしていますか。
■児童生徒は・・・
◎(どちらかといえば)当てはまる 59.5%
国語科における「言語活動の充実」に関する教師と児童生徒の反応
~平成25年度質問紙調査より
過去4年間(平成19・20・21・22年度)の調査結果から見えてきた課題
• 【話すこと・聞くこと】 司会の役割を果たしたり,立場や根拠を明確にしたりして話し合うこと。
課題1
• 【書くこと】 調べて分かった事実に対する自分の考えを,理由や根拠を明確にして書くこと。
課題2
• 【読むこと】 物語に登場する人物についての描写や心情,人物の相互関係を捉えること。
課題3
• 【読むこと】 目的に応じて必要となる情報を取り出し,それらを関係付けて読むこと。
課題4
• 【伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項(言語事項)】複数の内容を含む文を分析的・統合的に理解すること。
課題5
課題の中心:自分の考えの形成(自律的な読み手,話し手,聞き手,書き手の育成)①複数の情報を関係付けること,②自分の立場や理由,根拠を明確にすること
小学校国語 小学校算数
中学校国語 中学校数学
■Bの正答数が多い児童生徒は,Aの正答数も多い。
■Aの正答数が多い児童生徒は,Bの正答数で広く分布している。
A知識(横軸)ができると、B活用(縦軸)もできるようになる?
◆知識の足し算が
順調に活用する力に転移するとは言い切れない
習得と活用の相関関係(バブルチャート)
AよりもBに課題多し。しかし,Aも課題あり。
平成25年度全国学力・学習状況調査(小学校国語)に関する【10の質問】
• 全国学力・学習状況調査の目的や意義は,どのようなことか?Q1
• 調査問題作成の基本理念や枠組みは,どのようなものか?Q2
• 平成25年度,どのような調査問題(A・B)を出題したのか?Q3
• 平成25年度の調査問題の出題の特徴はどのようなことか?Q4
• 平成25年度の調査結果における成果にはどのようなものがあるか?Q5
• 平成25年度の課題とその解決を図る指導はどうすればよいか?Q6
• 平成25年度のその他の調査問題の解答状況はどうであったか?Q7
• 日々の学習指導や校内研修と結び付けていくにはどうすればよいか?Q8
• 質問紙調査の結果からどのようなことが分かってきているか?Q9
• 本調査に関する情報は,どのようにしたら得ることができるか?Q10
(どちらかといえば)好きではない,約4割の児童への手だて
(どちらかといえば)大切だと思わない,約1割の児童への手だて
読書を1日当たり10分以下や全くしない,約4割の児童への手だて
読書は(どちらかといえば)好きではない,約3割の児童への手だて
学校図書館等に,ほとんど,全く行かない,約3割の児童への手だて
1か月に1冊も読まない,約1割の児童への手だて
感想文や説明文を書くことに抵抗をもつ,約4割の児童への手だて
(どちらかといえば)自分の考えを説明したり,書いたりすることを難しく思う,約6割の児童への手だて
(どちらかといえば)司会者や参加者としての立場などを考えて発言していない,約5割の児童への手だて
(どちらかといえば)目的を応じて資料を読んだり,考えを話したり,書いたりしていない,約4割の児童への手だて
平成25年度全国学力・学習状況調査(小学校国語)に関する【10の質問】
• 全国学力・学習状況調査の目的や意義は,どのようなことか?Q1
• 調査問題作成の基本理念や枠組みは,どのようなものか?Q2
• 平成25年度,どのような調査問題(A・B)を出題したのか?Q3
• 平成25年度の調査問題の出題の特徴はどのようなことか?Q4
• 平成25年度の調査結果における成果にはどのようなものがあるか?Q5
• 平成25年度の課題とその解決を図る指導はどうすればよいか?Q6
• 平成25年度のその他の調査問題の解答状況はどうであったか?Q7
• 日々の学習指導や校内研修と結び付けていくにはどうすればよいか?Q8
• 質問紙調査の結果からどのようなことが分かってきているか?Q9
• 本調査に関する情報は,どのようにしたら得ることができるか?Q10
全国学力・学習状況調査に係る関係資料一覧(一部)(文部科学省・国立教育政策研究所発行)
まずは,国立教育政策研究所http://www.nier.go.jp/にアクセス!
1 平成25年度全国学力・学習状況調査 調査問題
→ (国立教育政策研究所HP)
http://www.nier.go.jp/13chousa/13chousa.htm
2 平成25年度全国学力・学習状況調査 解説資料
→(国立教育政策研究所HP)
http://www.nier.go.jp/13chousa/13kaisetu.htm
3 平成25年度全国学力・学習状況調査 報告書
→(国立教育政策研究所HP)
http://www.nier.go.jp/13chousakekkahoukoku/index.html
4 平成25年度全国学力・学習状況調査 授業アイディア例
全国学力・学習状況調査の参考資料等
5 全国学力・学習状況調査の4年間の調査結果から今後の取組が期待される内容のまとめ(「4年間のまとめ」)→(URL)http://www.nier.go.jp/4nenmatome/index.htm
6 国立教育政策研究所が行う研究指定校事業における研究→研究指定校において,これまでの調査結果を踏まえて,各教科で
課題と考えられる領域等に係る指導法の改善について研究を行う。
7 全国学力・学習状況調査の結果を活用した実践研究の成果報告書→(文部科学省HP)
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/gakuryoku-chousa/1303349.htm
8 全国学力・学習状況調査の結果を用いた追加分析→(文部科学省HP:過去の追加分析)
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/gakuryoku-chousa/1311097.htm
全国学力・学習状況調査において特徴ある結果を示した学校における取組事例
(小15・中15事例)
テーマに基づき,全国的に特徴的な良い取組をしている学校の事例を紹介
*ミクロとマクロ
~木も見て,森も見る
*習得と活用
~教えたいことを学びたいことに転換
*成績と成長
~見えやすいものと見えにくいもの
全国学力・学習状況調査の更なる活用を
~求められる平衡感覚~