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Monozukuri Arakawa City Cluster 51

創 業 年:業  種:事業内容:

代 表 者:所 在 地:資 本 金:従 業 員:

熟練の職人達が作る優しい『和のあかり』江戸時代の行燈から最新のLED照明も製作

時代に即した多様な製品群創業は昭和 26 年。初代の村松清氏が現在の本社地に工場

を設けてリヤカー製作を開始した。当時は農業用や建設工事用をはじめ、八百屋や魚屋などの移動販売用、ラーメン屋台などの定点販売用を中心にリヤカーの需要が伸び、一気に専門メーカーの体制を固めた。その後、業界が縮小傾向にある昭和 44 年に先代の村松孝一氏が経営を引き継いだ。前・村松社長は、「物を運ぶことにどう貢献できるか」を考え直し、時代の流れに即しながら、開発を続ける体制を築き、山田光男氏に経営采配が移った現在でもその文化は根付いている。

多様な製品を展開しており、宅急便デリバリーカートをはじめとするリヤカーと自転車を融合させた電動アシスト付き三輪・四輪車や、料理等を運ぶワゴン、パーテーション、

演説台等、レパートリーは多く、宮内庁からも直々に御用達の作業車の注文依頼が入る。

物流・搬入で更なる社会貢献を目指す。企業理念は、社会に役立つ仕事をすること。例えば、昭

和 63 年に、国連機関からの依頼を受け、荷役手段の乏しいタンザニアで技術指導を行い、アフリカ初の国産リヤカーを完成させ、社歴を飾った。また、大地震の際、がれきの

中で活躍するリヤカーが注目を集め、自治体や公共機関から防災用・消防用として多くの注文に応えている。

今後も顧客や時代の要望に即し、物流・搬入分野で社会に役立っていくことを目指している。社長は、「そのためにもMACC・大学・高専・工業高校などとも連携を図りつつ、リヤカーだけでなくそれ以外の搬送機器の開発にもより一層取り組んでいきたい」と語る。

 ”リヤカー復権”を先導する老舗メーカー当社は“日本最後のリヤカー職人集団”と呼ばれ、リヤカー

製造を中心とした事業を展開している。軽トラックが登場した昭和 30 年代を境に、斜陽化したリヤカーであるが、当社は新しい可能性を貪欲に追求し、リヤカーならではの簡便性と省エネ性の利点を活かした製品づくりに徹し、生き残ってきた。モットーは顧客のニーズに責任をもって応えることである。求められる特殊仕様に、若手の感性と、熟練職人の豊富な経験に基づいた溶接などの技術を融合させることで応え、新たな機能とイメージを一新した製品を続々と実用化し、街中の身近なところで活躍している。価値が見直される中、老舗メーカーとしてリヤカー復権を先頭に立って押し進めている。

株式会社ムラマツ車輌

山田 光男代表取締役

代表取締役 山田 光男〒116-0003 荒川区南千住2-26-91,000万円10人

昭和26年搬送機器・什器製造販売業搬送機器(リヤカー等)、産業機械、ディスプレー製品の製造・販売

▪主な認証・実績 等・国連機関からの依頼によるタンザニアへの技術指導・警視庁へリヤカーを寄贈したことによる表彰受賞 ・荒川マイスター認定(社長) ・地域安全活動の推進による、警視総監からの表彰

1台から賜ります。63年の実績です。製造からメンテナンスまでお任せください!

TEL.03-3803-0661 FAX.03-3806-2809URL http://www.muramatu-s.co.jp/

リヤカーは1つ1つ手作業で丁寧に作る

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