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長寿医療研究開発費 2 0 1 9年度 総括研究報告

高齢者の認知機能低下に配慮した至適血圧域の解明:老年期にある健常者と軽度認知機能

低下患者を対象とした、 認知機能保持ないしその改善を最終目的とした、 適切な血圧管理

法に関する研究(30-8)

主任研究者 楽木 宏実 国立長寿医療研究センター 特任研究員

研究要旨

本研究はエビデンスの乏しい認知機能障害合併高血圧患者における降圧治療の有用性を

多面的に検討することを目的とし、 以下の2つの研究を実施する。

(1)軽度認知機能障害(MCI)患者での降圧治療の実態聾査:オレンジレジストリ ーの

登録患者デー タの利活用の一環として実施する横断研究で、 詳細な認知機能検査を基礎

データとしてMCI患者における高血圧の合併状況や治療状況の実態を明らかにする。

(2)認知機能障害合併高血圧患者における降圧治療が予後(認知機能,心血管イベント ,

総死亡)に及ぼす影響の調査:実地診療で実施可能な簡易認知機能検査に基づく認知機

能別の群分けをして、 降圧治療の認知機能や脳心血管病発症への影響を主に循環器診療

の立場から詳細に検討する観察研究(レジストリ ー 研究)であり、 MCI患者に対する高血

圧治療のあり方を多面的に明らかにする。 尚、 本研究では当初、 前向き介入研究として

_Ll2_認知機能障害合併高血圧患者に対する降圧利尿薬追加処方の有用性に関する多面

殷検討を計画していたが、 安全面の配慮などを念頭に前向き介入研究は行わず、(1),(2)

の中での解析項目に加える方針に変更を行った。

主任研究者

柴木 宏実 大阪大学 老年・総合内科学 教授

分担研究者

秋下 雅弘 東京大学 老年病科 教授

梅垣 宏行 名古屋大学 老年科学 准教授

大石 充 鹿児島大学 心臓血管・高血圧内科学 教授

神崎 恒一 杏林大学 高齢医学 教授

清水 敦哉 国立長寿医療研究センター 循環器内科部

山本 浩一 大阪大学 老年・総合内科学 講師

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