鹿 沼 市 平成28年3月 - kanuma平成28年3月 目目目目 次次次次 ページ...

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鹿 平成28年3月

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  • 鹿 沼 市

    平成28年3月

  • 目目目目 次次次次

    ページ

    第1章第1章第1章第1章 基本的事項基本的事項基本的事項基本的事項

    第1節 策定の趣旨 ・・・・・ 1

    第2節 計画の位置づけ ・・・・・ 2

    第3節 計画の期間 ・・・・・ 2

    第2章第2章第2章第2章 消防団の現状消防団の現状消防団の現状消防団の現状

    第1節 消防団の組織 ・・・・・ 3

    第2節 消防団員数 ・・・・・ 6

    第3節 消防団施設 ・・・・・ 7

    第4節 消防団組織の課題 ・・・・・10

    第3第3第3第3章章章章 消防団の消防団の消防団の消防団の組織再編組織再編組織再編組織再編

    第1節 基本的な方針 ・・・・・11

    第2節 消防団の組織再編 ・・・・・12

    第3節 消防団員数 ・・・・・12

    第4節 消防団施設の整備 ・・・・・14

    第5節 その他の対策 ・・・・・15

  • 鹿沼市消防団の目指すべき将来像

    第1章第1章第1章第1章 基本的事項基本的事項基本的事項基本的事項

    第1節第1節第1節第1節 策定策定策定策定の趣旨の趣旨の趣旨の趣旨

    本市消防団は、地域防災の中核として積極的に活動していますが、社会情勢や住民意

    識の変化等に伴って消防団員を確保することは困難になっております。また、第6次鹿

    沼市総合計画では、少子高齢化の進展等による人口減少が示されており、限られた資源

    の中で充実強化を進める必要があります。

    国では、平成25年12月に「消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法

    律」が制定され、地域防災における消防団の重要性とその充実強化が示されました。

    本市では、消防団の充実強化の基本的方針となる「鹿沼市消防団充実強化ビジョン」

    を平成25年3月に策定し、充実強化に向けた施策として組織再編の方向性を示したと

    ころです。

    地域防災にとって欠かすことのない存在である消防団を将来に渡り維持していくと

    ともに、消防団員が活動しやすい体制作りと組織の強化を進めていくために、新たに「鹿

    沼市消防団組織再編計画」を策定します。

    (出典:鹿沼市消防団充実強化ビジョン)

    地域コミュニティの中核 少子高齢化の進展や若者の流出、地域コミュニティに対する

    住民意識の希薄化等によって、地域の課題は多様化・深刻化す

    る傾向にあります。

    消防団員は、地域コミュニティの事業に積極的に関わりなが

    ら、地域づくりの担い手として、地域が抱える課題の解決や地

    域の活性化等に貢献することが期待されています。

    大規模災害での対応 常備消防の整備が進んできていますが、大規模災害

    が発生した際には、その対応には限界があります。

    被害を最小限に抑えるために、消防団の特性を活か

    し、常備消防や防災担当部局、地域コミュニティ等と

    密接に連携した活動が重要となります。

    身近な防災リーダー 消防団は、郷土愛護の精神に基づいた高い士気を

    維持しながら、常備消防(消防本部や消防署)と連

    携して、地域密着性、要員動員力、即時対応力とい

    った特性を活かした幅広い消防防災活動を担って

    います。身近な防災のリーダーとして、市民が消防

    団に期待する役割は大きくなっています。

  • 第2節第2節第2節第2節 計画の位置づけ計画の位置づけ計画の位置づけ計画の位置づけ

    本計画は、第6次鹿沼市総合計画の単位施策である「消防団活動の推進」の基本的な

    方針を示した「鹿沼市消防団充実強化ビジョン」の個別計画とし、ビジョンに掲げられ

    た「消防団組織の充実と再編」を実現するための計画とします。

    第3節第3節第3節第3節 計画の期間計画の期間計画の期間計画の期間

    本計画は、消防団充実強化ビジョンの目標年次である平成33年(2021)度を第

    1期の計画期間とします。なお、消防団施設の整備等には相当の期間を要すると想定さ

    れるため、必要に応じて期間を延長するものとし、社会情勢の変化等を見極めながら、

    必要に応じた見直しを行うものとします。

    消防団員数と平均年齢の推移消防団員数と平均年齢の推移消防団員数と平均年齢の推移消防団員数と平均年齢の推移

    鹿沼市の人口と鹿沼市の人口と鹿沼市の人口と鹿沼市の人口と世帯数の推移世帯数の推移世帯数の推移世帯数の推移

    区 分 H2 H7 H12 H17 H22 H28 H33

    総人口 101,097 104,019 104,764 104,148 102,348 100,100 97,000

    年少人口 19,800 17,999 16,607 15,024 13,698 12,010 10,770

    生産年齢人口 67,122 68,783 68,338 67,206 63,593 60,360 56,460

    老年人口 14,168 17,237 19,745 21,890 23,466 27,730 29,770

    世帯数 27,886 30,571 32,291 33,837 34,999 36,670 37,450

    ※年少は14歳以下、生産年齢は15歳以上64歳以下、老年は65歳以上を言います。

    (出典:第6次鹿沼市総合計画)

    (歳) (人)

  • 第2章第2章第2章第2章 消防団の現状消防団の現状消防団の現状消防団の現状

    第1第1第1第1節節節節 消防団の組織消防団の組織消防団の組織消防団の組織

    ※ ( )内は、管轄地区。北犬飼は東部台地区を含みます。

    分団 部班名 位置 管轄区域

    本 部 - 上殿町 市内全域

    女性部 上殿町 市内全域

    第1分団

    (鹿 沼)

    第1部 戸張町

    御成橋町1・2丁目、泉町、睦町、戸張

    町、千手町、上木材町、天神町、文化橋

    町、上田町、坂田山1・2・3・4丁目

    第2部 上野町 上野町、府所町、府中町、府所本町、貝

    島町

    第3部 万町

    下材木町、寺町、蓬莱町、鳥居跡町、万

    町、朝日町、末広町、東末広町、中田町、

    下田町1・2丁目

    第4部 西鹿沼町

    久保町、銀座1・2丁目、今宮町、仲町、

    麻苧町、石橋町、下横町、三幸町、西鹿沼

    町、日吉町、花岡町

    本 部

    第1分団 (鹿 沼) 第1部~第4部

    第2分団 (菊 沢)

    第3分団 (北押原)

    第4分団 (北犬飼)

    第6分団 (加 蘇)

    第7分団 (西大芦)

    第8分団 (板 荷)

    第5分団 (東大芦)

    第9分団 (南 摩)

    第10分団(南押原)

    第11分団(粟 野)

    第13分団(永 野)

    第12分団(粕 尾)

    第14分団(清 洲)

    第1部~第5部

    第1部~第5部

    第1部~第6部

    第1部~第4部

    第1部~第3部

    第1部~第4部

    第1部~第4部

    第1部~第4部

    第1部~第3部

    第1部~第3部

    第1部~第4部

    第1部~第3部

    第1部、第2部

    女性部

  • 分団 部班名 位置 管轄区域

    第2分団

    (菊 沢)

    第1部 玉田町 玉田町

    第2部 見野 見野、下遠部、富岡

    第3部 武子 武子、古賀志町

    第4部 仁神堂町 下武子町、高谷、仁神堂町、栃窪

    第5部 千渡 千渡

    第3分団

    (北押原)

    第1部 村井町 村井町

    第2部 村井町 上殿町

    第3部 樅山町 樅山町、日光奈良部町

    第4部 塩山町 塩山町、奈佐原町

    第5部 下奈良部町 下奈良部町、上奈良部町、みなみ町

    第4分団

    (北犬飼・

    東部台)

    第1部 上石川 上石川、流通センター

    第2部 下石川 下石川

    第3部 池ノ森 池ノ森

    第4部 深津 白桑田、深津、さつき町、松原1・2・

    3・4丁目

    第5部 茂呂 茂呂

    第6部 栄町1丁目

    東町1・2・3丁目、晃望台、幸町1・

    2丁目、緑町1・2・3丁目、西茂呂1・

    2・3・4丁目、栄町1・2・3丁目

    第5分団

    (東大芦)

    第1部 酒野谷 酒野谷、下日向

    第2部 上日向 上日向、深岩

    第3部 下沢 笹原田、下沢

    第4部 引田 引田

    第6分団

    (加 蘇)

    第1部 加園 野尻、加園の一部

    第2部 加園 加園の一部

    第3部 上久我 下久我、上久我

    第7分団

    (西大芦)

    第1部第1班 上大久保 下大久保、上大久保、草久の一部

    第1部第2班 草久 下大久保、上大久保、草久の一部

    第2部第1班 草久 草久の一部

    第2部第2班 草久 草久の一部

    第8分団

    (板 荷)

    第1部 板荷 板荷の一部

    第2部 板荷 板荷の一部

  • 分団 部班名 位置 管轄区域

    第8分団

    (板 荷)

    第3部 板荷 板荷の一部

    第4部 板荷 板荷の一部

    第9分団

    (南 摩)

    第1部 油田町 佐目町、油田町、下南摩町

    第2部 西沢町 西沢町

    第3部 上南摩町 上南摩町、旭が丘

    第10分団

    (南押原)

    第1部 楡木町 楡木町

    第2部 磯町 磯町、野沢町

    第3部 北赤塚町 亀和田町、北赤塚町

    第4部 藤江町 藤江町、南上野町、大和田町

    第11分団

    (粟 野)

    第1部 口粟野 口粟野、柏木

    第2部 口粟野 口粟野、柏木

    第3部 中粟野 中粟野

    第4部第1班 入粟野 入粟野の一部

    第4部第2班 入粟野 入粟野の一部

    第12分団

    (粕 尾)

    第1部 下粕尾 下粕尾

    第2部 中粕尾 中粕尾の一部

    第3部 中粕尾 中粕尾の一部

    第4部第1班 上粕尾 中粕尾の一部、上粕尾の一部

    第4部第2班 上粕尾 上粕尾の一部

    第13分団

    (永 野)

    第1部 下永野 下永野

    第2部 上永野 上永野の一部

    第3部第1班 上永野 上永野の一部

    第3部第2班 上永野 上永野の一部

    第14分団

    (清 州)

    第1部 深程 深程

    第2部 久野 久野

    第3部 北半田 北半田

  • 鹿沼市消防団組織配置図鹿沼市消防団組織配置図鹿沼市消防団組織配置図鹿沼市消防団組織配置図

    第2第2第2第2節節節節 消防団員数消防団員数消防団員数消防団員数 (平成27年4月1日現在)

    区 分 定数 実員

    充足

    率(%)

    平均

    年齢

    管轄人口等 団員 1 人当り

    人口 世帯数 人口 世帯数

    本 部 19 21 110.5 42.4 - - - -

    第1分団 54 49 90.7 40.7 23,780 9,468 485 193

    第2分団 67 66 98.5 33.5 13,999 4,772 212 72

    第3分団 67 68 101.5 31.4 11,338 3,967 167 58

    第4分団 75 77 102.7 36.1 26,121 9,680 339 126

    第5分団 56 55 98.2 33.3 3,115 1,002 57 18

    第6分団 48 45 93.8 37.5 1,996 682 44 15

    第7分団 50 46 92.0 37.6 878 334 19 7

    第8分団 54 52 96.3 38.6 1,841 649 35 12

    第2部第2班

    第7分団第7分団第7分団第7分団

    (西大芦)(西大芦)(西大芦)(西大芦)

    第2部第1班

    ● ●

    第1部第2班

    第1部第1班

    第4部

    ●第2部

    ●第4部第2班 ●第3部

    第1部

    ●第1部

    第4部第1班

    第5分団第5分団第5分団第5分団

    (東大芦)(東大芦)(東大芦)(東大芦)

    第6第6第6第6分団分団分団分団

    (加蘇(加蘇(加蘇(加蘇))))

    第9第9第9第9分団分団分団分団

    (南摩(南摩(南摩(南摩))))

    第4分団第4分団第4分団第4分団

    (北犬飼・東部台)(北犬飼・東部台)(北犬飼・東部台)(北犬飼・東部台)

    第3分団第3分団第3分団第3分団

    (北押原)(北押原)(北押原)(北押原)

    第8分団第8分団第8分団第8分団

    (板荷)(板荷)(板荷)(板荷)

    第第第第14141414分団分団分団分団

    (清洲)(清洲)(清洲)(清洲)

    第11分団第11分団第11分団第11分団

    (粟野)(粟野)(粟野)(粟野)

    第12分団第12分団第12分団第12分団

    (粕尾)(粕尾)(粕尾)(粕尾)

    第13分団第13分団第13分団第13分団

    (永野)(永野)(永野)(永野)

    第1分団第1分団第1分団第1分団

    (鹿沼)(鹿沼)(鹿沼)(鹿沼)

    第2分団第2分団第2分団第2分団

    ((((菊沢)菊沢)菊沢)菊沢)

    第10分団第10分団第10分団第10分団

    (南押原)(南押原)(南押原)(南押原)

    第2部

    ●第3部

    ●第4部

    ●第3部

    第1部

    第3部第2班

    第3部第1班

    ●第2部

    第1部

    ●第2部

    第1部

    第1部

    ●第5部 ●

    第2部

    第1部

    ●第4部

    ●第4部

    第1部●

    ●第3部

    ●第3部

    第2部

    ●第2部

    ●第3部 ●

    第3部

    ●第2部 第1部・第2部●

    第4部第1班

    第4部第2班

    ●第3部

    第1部

    第3部

    第2部

    第1部

    第3部

    第4部

    第2部

    ●第1部

    第2部

    第3部

    第4部

    ●第5部

    ●第6部

    ●第1部・第2部

    第3部

    第4部

    第5部

    ◎消防本部・消防署

    ◎北分署

    粟野分署◎

    ◎東分署

  • 区 分 定数 実員

    充足

    率(%)

    平均

    年齢

    管轄人口等 団員 1 人当り

    人口 世帯数 人口 世帯数

    第9分団 48 47 97.9 33.1 3,171 1,109 67 24

    第10分団 56 56 100.0 34.8 4,221 1,446 75 26

    第11分団 66 63 95.5 40.6 3,156 1,071 50 17

    第12分団 67 64 95.5 37.7 1,503 518 23 8

    第13分団 54 53 98.1 38.0 1,221 431 23 8

    第14分団 54 54 100.0 39.5 2,669 856 49 16

    計 835 816 97.7 36.6 99,009 35,985 121 44

    第3節第3節第3節第3節 消防団施設消防団施設消防団施設消防団施設 (平成28年3月31日現在)

    団 部班名 車両種別

    経過

    年数 車庫形状

    経過

    年数

    待機

    駐車

    乾燥

    活動車 1 年 - - - - -

    女性部

    第1部 ポンプ車 10 年 鉄骨造一部木造2階建 21 年 ○ ○ △

    第2部 ポンプ車 22 年 鉄骨造一部木造2階建 3 年 ○ ○ ○

    第3部 ポンプ車 21 年 ブロック造 29 年

    第4部 ポンプ車 8 年 鉄骨造一部木造2階建 8 年 ○ ○ ○

    第1部 ポンプ車 21 年 鉄骨造一部木造2階建 18 年 ○ ○ △

    第2部 積載車 1 年 ブロック造 40 年 ○ △

    第3部 搬送車 19 年 ブロック造 29 年 ○ △

    第4部 ポンプ車 3 年 鉄骨造一部木造2階建 5 年 ○ ○ ○

    第5部 ポンプ車 19 年 鉄骨造一部木造2階建 19 年 ○ ○ △

    第1部 搬送車 22 年 軽量鉄骨造平屋建 2 年 ○ ○ ○

    第2部 ポンプ車 0 年

    第3部 ポンプ車 8 年 鉄骨造一部木造2階建 23 年 ○ ○ △

    第4部 積載車 18 年 ブロック造 37 年 ○ △

    第5部 積載車 10 年 鉄骨造一部木造2階建 13 年 ○ ○ △

    第1部 ポンプ車 16 年 ブロック造 32 年 △ △

    第2部 搬送車 22 年 ブロック造 33 年 △ ○ △

    第3部 積載車 19 年 ブロック造 34 年 △ △

    第4部 ポンプ車 3 年 鉄骨造一部木造2階建 25 年 ○ △

    第5部 積載車 21 年 ブロック造 36 年 △ △

    第6部 ポンプ車 20 年 鉄骨造一部木造2階建 20 年 ○ ○ △

  • 団 部班名 車両種別

    経過

    年数 車庫形状

    経過

    年数

    待機

    駐車

    乾燥

    第1部 ポンプ車 16 年 ブロック造 37 年 ○ △

    第2部 ポンプ車 9 年 鉄骨造一部木造2階建 18 年 ○ ○ △

    第3部 積載車 17 年 ブロック造 32 年 ○ △

    第4部 搬送車 20 年 ブロック造 34 年 ○ △

    第1部 ポンプ車 19 年 鉄骨造一部木造2階建 10 年 ○ ○ ○

    第2部 搬送車 2 年 プレハブ造 17 年 ○ ○

    第3部 ポンプ車 18 年 鉄骨造一部木造2階建 22 年 ○ ○ △

    第1部第1班 積載車 15 年 ブロック造 30 年 △

    第1部第2班 ポンプ車 2 年 鉄骨造一部木造2階建 15 年 ○ ○ ○

    第2部第1班 搬送車 17 年 ブロック造 30 年 △

    第2部第2班 搬送車 15 年 ブロック造 35 年 △

    第1部 積載車 8 年 鉄骨造一部木造2階建 17 年 ○ ○ △

    第2部 搬送車 23 年 ブロック造 36 年 ○ △

    第3部 ポンプ車 18 年 ブロック造 31 年 ○ △

    第4部 積載車 16 年 ブロック造 31 年 △

    第1部 ポンプ車 9 年 鉄骨造一部木造2階建 13 年 ○ ○ △

    第2部 ポンプ車 20 年 鉄骨造一部木造2階建 24 年 ○ ○ △

    第3部 ポンプ車 8 年 鉄骨造一部木造2階建 8 年 ○ ○ ○

    10

    第1部 ポンプ車 4 年 鉄骨造一部木造2階建 6 年 ○ ○ ○

    第2部 積載車 1 年 鉄骨造一部木造2階建 9 年 ○ ○ △

    第3部 積載車 2 年 鉄骨造一部木造2階建 15 年 ○ ○ △

    第4部 積載車 23 年 ブロック造 39 年 △

    11

    第1部 ポンプ車 8 年 鉄骨造一部木造2階建 32 年 △ ○

    第2部 ポンプ車 9 年

    第3部 積載車 21 年 木造 29 年 △ ○

    第4部第1班 積載車 18 年 鉄骨造一部木造2階建 16 年 ○ ○ △

    第4部第2班 積載車 22 年 鉄骨造一部木造2階建 18 年 ○ ○ △

    12

    第1部 ポンプ車 20 年 鉄骨造一部木造2階建 20 年 ○ ○ △

    第2部 ポンプ車 1 年 木造 23 年 △ ○ △

    第3部 積載車 20 年 鉄骨造一部木造2階建 9 年 ○ ○ ○

  • 団 部班名 車両種別

    経過

    年数 車庫形状

    経過

    年数

    待機

    駐車

    乾燥

    第4部第1班 積載車 21 年 木造 45 年 △ △

    第4部第2班 積載車 23 年 木造 44 年 △ △

    13

    第1部 積載車 19 年 鉄骨造一部木造2階建 18 年 ○ △

    第2部 ポンプ車 16 年 鉄骨造一部木造2階建 17 年 ○ ○ ○

    第3部第1班 積載車 18 年 鉄骨造一部木造2階建 19 年 ○ ○ △

    第3部第2班 積載車 19 年 鉄骨造一部木造2階建 21 年 ○ ○ △

    14

    第1部 ポンプ車 17 年 鉄骨造一部木造2階建 7 年 ○ ○ ○

    第2部 ポンプ車 9 年 鉄骨造一部木造2階建 18 年 ○ ○ △

    第3部 ポンプ車 12 年 鉄骨造一部木造2階建 16 年 ○ ○ △

    ※ 車両種別欄は、「活動車」はワンボックス型災害活動車、「ポンプ車」は消防ポンプ車、「積載車」は小

    型動力ポンプ積載車、「搬送車」は小型動力ポンプ搬送車を言います。

    待機所欄の「○」はコミュニティ消防センター、「△」は待機所付き車庫、空欄は待機所の無い車庫と

    し、駐車場欄の「○」は周辺の公共施設等の利用を含めて、自家用車5台以上が駐車できる車庫、乾燥

    塔欄の「○」はポール式ホース乾燥塔、「△」は火の見櫓とします。

    鉄骨造一部木造2階建 ブロック造 木 造

    消防ポンプ車 小型動力ポンプ積載車 小型動力ポンプ搬送車

  • 10

    第4節第4節第4節第4節 消防団組織の課題消防団組織の課題消防団組織の課題消防団組織の課題

    1 社会環境の変化

    現在の消防団組織は、本部と旧村単位を基本とする14分団55部で構成されていま

    すが、管轄区域の人口や世帯数、地理、交通等の社会条件の変化、産業・就業構造の変

    化等があり、必ずしも適正な規模や配置となっていない状況です。

    特に、山間部で過疎化・高齢化が進んでいる地域、新興住宅等の土地開発が進み人口

    が流入している地域の二極化が顕著となっています。また、消防団員の確保が厳しく、

    災害時に出動できない消防車両や維持管理が困難な施設が存在し、統廃合を希望する部

    (又は班)があります。

    2 消防団員の確保

    少子高齢化の進展や山間部地域を中心とした若者の流出、地域活動に対する意識の希

    薄化等により、消防団員の確保は困難な状況にあり、地域の消防防災力の低下が危惧さ

    れています。

    また、被雇用者(サラリーマン)団員の増加や勤務形態の多様化により、災害時の出

    動に対応できない団員が増えており、消防団員の活動しやすい環境整備が課題となって

    います。

    3 消防団施設の老朽化

    消防団車庫や消防車両等の消防団施設では、厳しい財政状況を背景とする更新遅延に

    伴って、その使用年数の長期化が顕著となっています。

    消防団車庫には、会議室(待機所)や車両・ホース洗場、ポール式ホース乾燥塔、駐

    車場等が確保されていない場合があります。また、消防車両の老朽化に伴う消防防災力

    の低下や維持管理における消防団員の負担増加などが危惧され、消防団員が活動しやす

    い施設整備が課題となっています。

    火の見櫓 ポール式ホース乾燥塔

  • 11

    第3章第3章第3章第3章 消防団の組織再編消防団の組織再編消防団の組織再編消防団の組織再編

    第1節第1節第1節第1節 基本的な方針基本的な方針基本的な方針基本的な方針

    1 分団体制の維持

    これまでと同様に、消防団本部と旧村単位を基本とする14分団体制を維持し、本部

    及び分団の下に活動隊の基本となる部(又は班)を置くものとします。

    本計画では、部(又は班)のみを再編の対象とし、機能的で実効力の高い消防団組織

    の構築を進めます。

    2 消防団員の配置

    消防団員の総数は、「消防力の整備指針」で地域の実情の応じ業務を円滑に遂行する

    ために必要な数とされており、引き続き、消防団員の確保に努めて、組織再編に伴う削

    減は最小限とします。

    部(又は班)の消防団員数は、参集可能な消防団員数や長期間の活動における交代要

    員、大規模な災害時における住民の避難誘導に必要な要員等を考慮しながら、消防活動

    に必要な人員を配置します。

    3 消防団施設の配備

    部(又は班)には、消防活動に必要な消防車両と資機材、それを保管する消防団車庫

    等を配備しています。

    消防団車庫や消防車両の経過年数の長期化が顕著となっており、維持管理に伴う消防

    団員の負担も増えていることから、消防団組織の再編とそれに合わせた施設の集約を図

    りながら計画的な整備を進めています。

    4 消防防災力の維持

    消防団組織の再編に伴い、部(又は班)を統廃合する場合には、その地域の消防防災

    力の維持に可能な限り努めることとし、必要に応じて、多機能型の消防車両の配備や初

    動体制の強化、弾力的な定数管理等を行います。

    また、自治会や自主防災会、婦人防火クラブ等の関連団体との意思疎通を図り、災害

    対応の連携強化を進めます。

    5 その他

    消防団組織の再編は、地域の実情をよく把握し、管轄する分団や部(又は班)、隣接

    する分団の意見を尊重するとともに、地域コミュニティとの調整を図りながら、住民の

    合意形成を得るように努めていきます。

    また、機能的で実効力の高い消防団活動を行うとともに、効率的な消防団運営を図る

    ために、必要な事項を見直すものとします。

  • 12

    第2節第2節第2節第2節 消防団の組織再編消防団の組織再編消防団の組織再編消防団の組織再編

    1 消防団組織の再編

    消防団充実強化ビジョンの策定以降、消防団分団や自治会協議会等で意見交換会等を

    開催し、分団単位での組織再編を検討してきました。

    それらの検討結果を総括し、消防団組織の再編を次のとおり進めていきます。

    区 分 部班数

    摘 要 現状 計画

    本 部 1 1 当面は現体制を維持する。

    第1分団 4 3 第3部(万町)を廃止し、3個部体制に再編する。

    第2分団 5 4 第3部(武子)と第4部(仁神堂町)を統合する。

    第3分団 5 3 第1部(村井町)と第2部(上殿町)、第3部(樅山町)

    と第4部(塩山町)を統合する。

    第4分団 6 5 第1部(上石川)と第2部(下石川)を統合する。

    第5分団 4 3 第3部(下沢)と第4部(引田)を統合する。

    第6分団 3 3 当面は現体制を維持する。

    第7分団 4 3 第2部第2班(草久)を廃止し、3個部体制に再編

    する。

    第8分団 4 3 第3部(板荷)と第4部(板荷)を統合する。

    第9分団 3 3 当面は現体制を維持する。

    第10分団 4 4 当面は現体制を維持する。

    第11分団 5 3 第1部(口粟野)と第2部(口粟野)、第4部の第1班

    (入粟野)と第2班(入粟野)を統合する。

    第12分団 5 4 第4部第1班(上粕尾)と第4部第2班(上粕尾)を

    統合する。

    第13分団 4 3 第3部第1班(上永野)と第3部第2班(上永野)を

    統合する。

    第14分団 3 3 当面は現体制を維持する。

    合 計 60 48

  • 13

    2 実施スケジュール

    本計画の推進に当っては、上位計画である市総合計画実施計画で明らかにした上で、着

    実に実施するとともに、その評価や検証等を行いながら必要に応じて見直します。なお、

    概ねのスケジュールは、次のとおりです。

    年 度 第1期 第2期

    28 29 30 31 32 33 34~37

    第1分団

    第2分団

    第3分団

    第4分団

    第5分団

    第7分団

    第8分団

    第11分団

    第12分団

    第13分団

    第3部

    第1部・第2部

    第3部・第4部 第1部・第2部

    第3部・第4部

    第2部第2班

    第1部・第2部

    第3部・第4部

    第3部・第4部

    第4部第1班・第2班

    第4部第1班・第2班

    第3部第1班・第2班

  • 14

    第3節第3節第3節第3節 消防団員消防団員消防団員消防団員数数数数

    1 消防団員の確保

    本市の消防団員の条例定数は835名となっていますが、社会情勢や住民意識の変化

    等に伴って、消防団員数は不足している状況です。

    引き続き、消防団業務を円滑に遂行するために必要な消防団員数の確保に努めて、組

    織再編に伴う削減は最小限とします。

    2 活動隊の編成

    社会情勢の変化等に伴って消防団員の被雇用化(サラリーマン化)は顕著であり、勤

    務地や勤務体制等により災害発生時にすぐに参集できない場合があります。また、災害

    活動が長時間に渡る場合には、消防団員の安全を確保するために交代できる体制が必要

    となります。

    これらを考慮し、活動隊の基本となる部(又は班)の消防団員数は、消防ポンプ自動

    車を有する部(又は班)は15名以上、小型動力ポンプ積載車及び搬送車を有する部(又

    は班)は12名以上を基本とします。

    3 消防団員の定数

    消防団員の定数管理は分団単位となっており、組織再編に合わせて必要に応じて分団

    の定数を見直すものとします。なお、組織再編に伴う定数の削減は最小限とし、消防団

    全体として定数の維持に努めていきます。

    また、条例定数の範囲内において、分団の定数管理を弾力的に行うなど、消防団員を

    確保するために効果的な運用を図ります。

    第4第4第4第4節節節節 消防団施設の整備消防団施設の整備消防団施設の整備消防団施設の整備

    1 消防団車庫

    消防団車庫は老朽化が進んでいるとともに、駐車場や会議室(待機所)などが確保

    されていないなどの課題があることから、これらの状況を勘案しながら計画的な整備を

    進めていきます。特に、組織再編を円滑に進めるために、再編の対象となる部(又は班)

    は、駐車場や会議室(待機所)など市有施設を始めとする周辺の公共施設の最大限の利

    活用を図りながら、優先的に整備を進めていきます。

    また、分団単位での効率的で効果的な消防団活動を推進するために、分団で1か所以

    上に、会議室(待機所)や車両・ホース洗場、ポール式ホース乾燥塔などを備えた拠点

    施設を整備し、分団機能の集約を図ります。

  • 15

    2 消防団車両

    消防団の車両は、更新の遅延によって使用年数が長期化する傾向にあり、故障の増

    加や修理の長期間化など地域防災に支障が生じることが危惧されるため、計画的な更新

    と適正な管理を進めていきます。

    なお、消防車両の種別については、管轄区域の特性、分団内や近接する分団等の配備

    状況、所属する団員の意見等を考慮して見直すものとし、組織再編に伴う消防防災力の

    維持に特に必要な場合は、多機能型の消防車両の導入を行います。

    3 装備品の拡充

    平成26年2月に「消防団の装備の基準」が改正され、消防団員の安全確保のための

    装備や双方向の情報伝達が可能な情報通信機器、救助活動用資機材等の配備が新たに位

    置づけられました。

    新たな基準に基づいて、地域の実情や消防団員の要望等を踏まえながら、計画的な拡

    充を図っていきます。

    携帯用無線機 救助活動用資機材

    第5第5第5第5節節節節 その他の対策その他の対策その他の対策その他の対策

    1 出動体制の見直し

    火災が発生した際には、消防団員は予め定められた計画に基づいて出動しますが、初

    動対応は被害の軽減やその後の応急対策に大きな影響を及ぼすため重要です。

    組織再編に伴って、管轄区域が拡大する部(又は班)があることから、初動体制(第

    1出動)や被害拡大が予想される場合の増援(第2出動)等を強化するとともに、風水

    害や雪害など大規模な自然災害等においては、近接する分団や方面隊などの協力連携で

    きる体制を確立します。

  • 16

    2 方面隊体制の強化

    これまでも中規模以上の災害での円滑な対応、教育訓練や事務連絡の効率化等を図る

    ために、近接する複数の分団において便宜的な方面隊体制を構築してきました。

    今後はさらに、分団相互の連携した活動が重要性を増すことから、方面隊体制を明確

    化し、その効果的な運用と強化を進めていきます。

    3 本部機能の強化

    消防団本部は、団長や副団長、本部分団長と女性部(愛称「さつき隊」)で構成され

    ており、団長等は、消防団の事務を総括し、団員を指揮監督する役割等を担っておりま

    す。

    複数の分団において連携した円滑な消防団活動を行うために、本部の権限や責任等を

    明確にしながら、増員等を含めた機能の強化を進めてきます。

    4 分団機能の強化

    分団は、活動隊の基本となる部(又は班)とそれらを指揮監督する分団長や副分団長

    で構成されており、災害対応や教育訓練、地域団体との連携、各種事業などを主体的に

    実施しています。

    分団における教育訓練の指導者を育成するとともに、消防車両等の運転や整備、警鐘

    の吹鳴等は全ての団員が従事できる体制を構築していきます。

    また、団長等の各役員の任期は4年となっていますが、任期途中の交代が多い状況で

    あることから、現状に合わせた任期の見直しを行います。

    5 支援団員の強化

    消防団員経験者による支援団員制度を平成14年度から導入し、基本団員(※)の指

    導育成や支援活動、平日昼間の災害に対する迅速な初期対応を目的に、各分団に定数

    10名で配置されています。

    基本団員の確保が厳しく、消防防災力を維持するために特に有効的と認められる場合

    には、支援団員の増員を行います。また、支援団員の教育訓練の拡充や災害時の情報共

    有、連携体制の強化を進めていきます。

    ※ 基本団員とは、全ての災害や訓練等に参加する消防団員を言います。機能別消防団

    員は、特定の活動や役割のみに参加する団員を言い、本市では「支援団員」がこれに

    当たります。

  • 17

    参考資料

    1 策定経過

    平成25年9月に作成した素案に基づき、再編対象となる地区(分団)単位で意見交

    換会等をのべ38回開催し、自治会役員等143人、消防団員230人、市職員128

    名が参加しました。これらの意見交換会等を通じて、地区(分団)における意見の集約

    を図りながら、分団単位での再編計画案を作成しました。

    平成27年9月からは消防団員と市職員での検討を進めながら、消防団全体の再編計

    画の策定作業を行いました。

    2 パブリック・コメント

    (1)募集期間 平成28年 2月19日(金)~平成28年 3月18日(金)

    (2)閲覧場所 市ホームページ、市政情報コーナー、各コミュニティセンター、消

    防本部消防課

    (3)実施結果 2名(3項目)

    素案作成

    ・地域実情の調査

    ・意見交換会の結果

    ・活性化検討委員会の結果

    管轄分団への説明、意見交換

    地区自治会協議会への説明、意見交換 自治会等への

    説明、意見交換

    消防団(全体)再編計画案作成

    要請があった場合 再検討

    再検討

    分団再編計画案作成

    パブリック・コメント

    再編計画策定

  • 鹿沼市消防団組織再編計画鹿沼市消防団組織再編計画鹿沼市消防団組織再編計画鹿沼市消防団組織再編計画

    鹿鹿鹿鹿 沼沼沼沼 市市市市

    平成28年3平成28年3平成28年3平成28年3月月月月策定策定策定策定 問い合わせ問い合わせ問い合わせ問い合わせ 鹿沼市消防本部消防課鹿沼市消防本部消防課鹿沼市消防本部消防課鹿沼市消防本部消防課

    〒322-0045鹿沼市上殿町520-1〒322-0045鹿沼市上殿町520-1〒322-0045鹿沼市上殿町520-1〒322-0045鹿沼市上殿町520-1

    電話0289-63-1156電話0289-63-1156電話0289-63-1156電話0289-63-1156