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第69期 期末報告書 平成24年11月21日から平成25年11月20日まで

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Page 1: 株主通信 第69期 期末報告書 - zojirushi.co.jp · q3.今後の施策について教えてください。 a3.『zojirushi next plan』を確実に実践 次期は『zojirushi

株 主 通 信 第 6 9期 期末報告書平成24年11月21日から平成25年11月20日まで

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株主のみなさまにおかれましては、平素は格別のご支援を賜り厚くお礼申し上げます。ここに第69期(平成24年11月21日から平成25年11月20日まで)の事業の概況をご報告申し上げます。

1

株 主 の み なさま へ

代表取締役社長

市川 典男

Q1.当期の取組みについて教えてください。A1.『ZOJIRUSHI NEXT PLAN』に基づき、ブランド力向上のための取組みを推進当期の市場環境は、積極的な経済政策や金融政策への期待感から株価の上昇や円安による輸出環境の持ち直しが見られるなど緩やかに回復傾向となりました。しかしながら、世界経済の減速が景気を押し下げるリスクとなるなど、先行き不透明な状況で推移いたしました。このような経営環境のなか、当社グループでは、当期より中期3ヵ年計画『ZOJIRUSHI NEXT PLAN』を策定し、世界で信頼されるブランドを目指して設定した重点課題の解決に向けて取組んでまいりました。まず、中国の上海に日本の食文化発信基地として「象印ブティック」をオープンするとともに北京に営業所を開設するなどアジア市場の開拓と営業体制の強化を図りました。また、国内主力商品のトップシェアの確立と利益の両立を目指して、圧力IH炊飯ジャーやステンレスボトルの拡売キャンペーンを実施するとともに提案営業の推進による販売力の強化に取組みました。さらに、玄米保冷庫事業を譲り受け新グループ会社「象印ラコルト株式会社」を設立し、事業領域の拡大を図りました。その他、グローバル視点での在庫管理、国内外でのCS体制の強化、WEBサイトの充実などによるお客様とのコミュニケーション強化などに取組みました。

Q2.当期の業績について概況の説明をお願いします。A2.売上高は増加、利益は円安による原価上昇や販管費の増加が響き減益に当期の連結売上高は666億87百万円(前期比6.0%増)となりました。主力の調理家電製品では、国内で「極め羽 」を使用した高級機種を中心に炊飯ジャーの販売が増加いたしました。また、海外においても炊飯ジャーが全般的に好調に

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売上高 62,941 66,687

営業利益 3,500 1,816

経常利益 3,465 2,497

当期純利益 4,079 1,603

平成25年11月期平成24年11月期

■業績の推移(連結)(単位:百万円)

推移いたしました。リビング製品も、国内・海外ともにステンレスマグやステンレスフードジャーを中心に好調に推移いたしました。利益面につきましては、売上高は増加したものの、大幅な円安による海外生産品の原価上昇と国内市場における販売競争激化の影響による販売価格の下落もあり売上総利益率が低下しました。さらに製品の品質保証に伴う支出に備えるための製品保証引当金を計上したことなどにより販管費が増加し、営業利益は18億16百万円(前期比48.1%減)となりました。経常利益は円安による為替差益の計上など営業外損益が改善したこともあり、24億97百万円(前期比27.9%減)となりました。当期純利益は、前期に計上した厚生年金基金過去分返上認可決定による代行返上益がなくなったことも影響し、16億3百万円(前期比60.7%減)となりました。

Q3.今後の施策について教えてください。A3.『ZOJIRUSHI NEXT PLAN』を確実に実践次期は『ZOJIRUSHI NEXT PLAN』の2年目となります。当期は『ZOJIRUSHI NEXT PLAN』で設定した重点課題の解決に向けてのプランニングの年と位置づけておりましたが、次期は実践の年と位置づけ積極的に施策を推進していきます。具体的には、すべての企業活動において、お客様の満足を追求し、行動の指針とすることを徹底するお客様満足の企業活動を推進するとともに、更なるCS体制の強化、商品力の強化、新規商品の開発と導入、海外市場の積極的開拓、グループ経営の強化などにも取組んでまいります。『ZOJIRUSHI NEXT PLAN』はブランド力の向上を目指した経営計画です。設定した重点課題の解決により、更なるブランド力の向上が図れると考え、象印グループ全員のベクトルを一致させる経営を推進していく所存です。

Q4.次期の業績予想について教えてください。A4.増収、増益を計画次期の連結業績予想につきましては、売上高700億円(前期比5.0%増)営業利益24億円(前期比32.1%増)経常利益29億円(前期比16.1%増)当期純利益18億円(前期比12.3%増)を見込んでおります。なお、上記の業績予想で前提としております為替レートは1ドル=100円です。売上高については、国内・海外ともに主力商品である炊飯ジャーやステンレスボトルを中心に売上の増加を見込んでおります。利益については、円安による海外生産品の原価上昇は引き続き厳しいですが、国内での販売推進と海外における販売比率を高めることで増益を見込んでおります。

株主のみなさまにおかれましては、今後ともますますあたたかいご支援・ご 撻を賜りますようお願い申し上げます。

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当期業績ハイライト(連結)

当期純利益(単位:百万円) 前期比60.7%減

0

4,0003,5003,0002,5002,0001,5001,000500

売上高(単位:百万円) 前期比6.0%増

平成24年11月期

平成23年11月期

平成25年11月期

平成26年11月期

60,769 62,94170,000(予想)66,687

0

20,000

30,000

40,000

50,000

60,000

70,000

経常利益(単位:百万円) 前期比27.9%減

配当方針について期末第2四半期

営業利益(単位:百万円) 前期比48.1%減

平成24年11月期

平成23年11月期

平成25年11月期

3,679

1,8162,400(予想)

3,500

0

3,5003,0002,5002,0001,5001,000500

平成24年11月期

平成23年11月期

平成25年11月期

平成26年11月期

0

87654321

4.0

3.0

4.5

3.5

4.0(予想)

4.0(予想)

4.0

4.0

当社グループは、株主の皆様に対する利益還元を重要政策の1つであると考えており、企業基盤の強化ならびに将来の事業展開のための内部留保や収益見通しなどを総合的に勘案し、安定的な成果の配分を行うことを基本方針としております。この基本方針を踏まえ、当期の中間配当は1株当たり4.0円を実施し、期末配当は1株当たり4.0円とさせていただきました。

■配当金(単位:円)

平成24年11月期

平成23年11月期

平成25年11月期

1,9191,603

平成26年11月期

1,800(予想)

4,079

平成26年11月期

平成24年11月期

平成23年11月期

平成25年11月期

3,191

2,497

平成26年11月期

3,465

0

3,5003,0002,5002,0001,5001,000500

2,900(予想)

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主 要 財 務 デ ータ( 連 結 )

BPS(1株当たり純資産)(単位:円)

0

700

600

500

自己資本比率(単位:%)

0

70.0

65.0

60.0

55.0

69,00068,00067,00066,00065,00064,00063,000

総資産(単位:百万円)

0

純資産(単位:百万円)

EPS(1株当たり純利益)(単位:円)

0

60

50

40

30

20

10

0

48,000

46,000

44,000

42,000

40,000

38,000

売上高経常利益率(単位:%)

0

6

5

4

3

2

1

61.9

69.0 68.9

3.7

5.3 5.5

2.9

平成25年11月期

平成23年11月期

平成22年11月期

平成24年11月期

65,614

63,786

69,084

64,823

平成25年11月期

平成23年11月期

平成22年11月期

平成24年11月期

平成25年11月期

平成23年11月期

平成22年11月期

平成24年11月期

576.91

650.81704.09

593.66

59.4

平成25年11月期

平成23年11月期

平成22年11月期

平成24年11月期

39,504

44,461

48,072

40,573

平成25年11月期

平成23年11月期

平成22年11月期

平成24年11月期

平成25年11月期

平成23年11月期

平成22年11月期

平成24年11月期

16.98

60.35

23.7228.40

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製 品 区 分 別 業 績の概 況

調 理 家 電

リ ビ ン グ

生活家電・その他

〈生活家電〉加湿器、食器乾燥器など〈その他〉産業機器製品など

お部屋のにおいを感知し風量を変える“おまかせモード”と、電気代を上手に節約する“エコ自動モード”を搭載した薄型ワイドの空気清浄機。

◆空気清浄機(PA-HA型)

売上高31億43百万円(売上構成比 4.7%)

加湿器は新製品の投入効果もあり前年実績を上回り、空気清浄機は花粉飛散量増加などを背景に前年並みを確保いたしました。また、食器洗い乾燥機は販売を終了し前年実績を下回ったものの、食器乾燥器や新規投入したふとん乾燥機が寄与し、生活家電製品の売上高は21億89百万円(前期比16.8%増)となりました。また、その他製品の売上高は9億53百万円(前期比17.7%減)となりました。

加湿器や新規商品のふとん乾燥機が寄与

炊飯ジャー、電気ポット、ホットプレート、IH調理器、コーヒーメーカー、精米機など

羽 形状の内 を採用し、好みの味に炊き上げる「わが家炊き」メニューを搭載した圧力IH炊飯ジャー。

◆圧力IH炊飯ジャー(NP-WA型)

売上高484億47百万円(売上構成比 72.7%)

前期比

1.8%増

国内は「極め羽 」を内 に採用した羽 シリーズを中心に圧力IH炊飯ジャーやIH炊飯ジャーが好調に推移し、炊飯ジャー全体でも増加しました。電気ポットは省エネタイプのVE電気まほうびんが伸びたものの、全体ではほぼ前年並みにとどまりました。電気ケトルは販売競争激化の影響もあり低調に推移。電気調理器具は、ミキサーは増加したものの、ホームベーカリーが市場全体の出荷数量が減少したことにより低調に推移し、精米機やグリルなべも前年実績を下回りました。海外は中国でIH炊飯ジャーやマイコン炊飯ジャーが好調に推移し、北米や台湾でも炊飯ジャーが前年実績を上回りました。

「極め羽 」シリーズ、IH炊飯ジャーが好調

ガラスマホービン、ステンレスボトル、水筒、ランチジャー、IHなべなど

前期比

22.6%増

前期比

3.6%増

売上高150億97百万円(売上構成比 22.6%)

国内は市場全体の出荷数量が増加しているステンレスマグや拡売キャンペーンを展開したステンレスクールボトルを中心に増加しました。ステンレスフードジャーも、国内市場の拡大を背景に好調に推移し、ステンレスマホービン全体でも増加しました。一方、ガラスマホービンは市場全体の出荷数量が減少し、低調に推移しました。海外は北米でステンレスマグや大型の業務用コーヒーサーバーを中心に前年実績を上回りました。また、中国や台湾においてもステンレスフードジャーやステンレスマグが伸長しました。

ステンレスマグ・ステンレスフードジャーが好調内面の2倍フッ素コートでスポーツドリンク対応を実現し、簡単に開閉できる新構造のせんを採用したステンレスマグ。

◆ステンレスマグ(SM-XA型)

平成24年11月期

0

48,000

49,000

47,000

46,000

45,000

平成25年11月期

48,447

47,593

(単位:百万円)

平成24年11月期

15,000

16,000

14,000

13,000

12,000

平成25年11月期

15,097

12,314

0

(単位:百万円)

平成24年11月期

0

4,000

3,000

2,000

平成25年11月期

3,1433,033

(単位:百万円)

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地域別業績の概況 / トピックス

ふとん乾燥機「スマートドライ」(RF-AA型)

■地域別売上高構成比

トピックス地域別業績の概況

海外 25.0% 16,691百万円

日本75.0%49,996百万円

11,669百万円

アジア17.5%

北米6.5%4,359百万円

中近東0.7% 436百万円 147百万円

欧州0.2%

その他0.1% 78百万円

■海外売上高の推移 マットとホースを使わない新発想の「ふとん乾燥機」を発売

(単位:百万円)

■主な地域別売上高の推移・概況アジア

アジア地域の売上高は、11,669百万円(前期比26.3%増)となりました。中国においては上海に日本の食文化の情報発信基地として「象印ブティック」をオープンし、ブランドの浸透をはかるとともに、北京に営業所を開設し営業体制の強化を行いました。台湾においては、炊飯ジャーの高級機種として『豪熱羽 』を投入しラインアップの強化を図り、合わせて広告宣伝活動も積極的に展開いたしました。

平成24年11月期

平成23年11月期

平成25年11月期

3,440 3,517

4,359

0

4,000

3,000

2,000

北 米 北米地域の売上高は、4,359百万円(前期比23.9%増)となりました。アメリカにおいては、日本食ブームや健康志向の影響もあり炊飯ジャーやステンレスランチジャーに対する関心が高まっています。当社では、日本食のさらなる浸透を目指して、お米を使う料理教室への協賛など積極的な活動を展開しています。今後は上記の商品に加えて、優れた保温力などを積極的にアピールし、ステンレスボトルの販売を強化していきます。

■アジア地域売上高の推移(単位:百万円)

■北米地域売上高の推移(単位:百万円)

平成24年11月期

平成23年11月期

平成25年11月期

7,515

9,236

11,669

0

11,000

9,000

7,000

66,687百万円平成25年11月期

平成24年11月期

平成23年11月期

平成25年11月期

11,688

13,503

0

13,000

14,000

15,000

16,000

17,000

12,000

11,000

16,691

今回発売しましたふとん乾燥機「スマートドライ」(RF-AA型)は、従来のふとん乾燥機に必要だったふとんの中にマットを敷いてホースをセットする準備や、使用後のマットの収納といった面倒で手間のかかる作業を行う必要がなくなりました。これは、マットやホースを使わなくても、吹き出し口の形状や風量、温度に、当社独自の工夫を施すことにより、ふとんをすみずみまで乾燥することを実現したからです。発売以来、その商品特長を多くの方から評価いただき、当初計画の2倍以上の売り上げで推移しております。今後も、お客様から支持していただける商品開発を続けることにより、ブランドの強化につなげていきたいと考えています。

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特集「ブランドの強化」

象印のブランド強化への取組み

ライスマイルプロジェクトは、お米離れが進んでいるといわれる昨今、炊飯ジャーや精米機など、ごはんに携わるメーカーとして、「おいしいごはんで笑顔を増やしたい」、「日本のごはん文化を守りたい」という当社の思いからスタートしたプロジェクトです。このプロジェクトでは、ごはんや炊飯に関する正しい知識の啓発活動や、食育の一環として子供たちに正しい洗米方法を伝えるダンスの紹介、ごはん好きが集まるコミュニティサイトの提供などの活動を行っています。このように当社では、本当のごはんのおいしさを広く知っていただくために、炊飯ジャーの機能向上と合わせて、ごはんや炊飯に関する様々なソフト情報を提案しています。これからも「日本のごはん文化」を伝える啓発活動を通して象印ブランドのイメージ向上に取り組んでまいります。

啓発活動 ライスマイルプロジェクト

「ライスマイルプロジェクト」では消費者の方に向けて、「おいしいごはん」に関するさまざまな情報を随時提供しています。

当社では、当期より中期3ヵ年計画『ZOJIRUSHI NEXT PLAN』をスタートいたしました。この『ZOJIRUSHI NEXT PLAN』は、ブランドを基軸とした4つの解決戦略の方向性を示した計画となっており、その1つに「ブランドの強化」を重点課題として設定しております。当社では重点課題である「ブランドの強化」のために、さまざまな方面から活動を行っています。商品に関連する販促活動以外にも、啓発活動、社会貢献活動などを同時に展開することでブランドイメージやブランド認知度の向上につながっていくと考えています。『ZOJIRUSHI NEXT PLAN』で掲げた「ブランドの強化」を推進していくため、これからもブランドの価値向上につながる活動を積極的に展開していきます。

HPアドレスは http://www.ricemile.jp/

ブランドの強化

販促活動

社会貢献活動

啓発活動

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当社は、公益財団法人日本サッカー協会(JFA)が2006年に立ち上げた『JFAこころのプロジェクト』に協賛し、「ZOJIRUSHIユメセンサーキット2013」として活動を展開しました。この「ユメセンサーキット」とは、Jリーガーをはじめとするアスリートを「夢先生」として小学校に派遣し、「夢の授業」を行うプログラムです。「夢の授業」では、ゲームやディスカッションを通じて子供たちに夢を持つことの大切さや、仲間と協力することの大切さなどを「夢先生」の実体験を交えて伝える授業プログラムとなっています。そして、実際に努力を重ね夢をかなえた「夢先生」から伝えられることは、子供たちにとって貴重な経験になると思います。当社は『JFAこころのプロジェクト』の活動内容に共感し協賛することで、子供たちの心身の健全な成長に少しでも貢献したいと考えています。

「ユメセンサーキット」活動の様子

「熱中応援団」PRポスター

「熱中応援団」売場展開の様子

社会貢献活動 「JFAこころのプロジェクト」へのサポート

当社では、熱中症対策として水分補給と塩分補給の大切さの啓発活動を軸に、子供たちが「熱中」するあらゆるシーンを応援するキャンペーン、「熱中応援団」を2013年4月より展開しています。熱中症対策のひとつとして、水分の補給の大切さは広く知られているものの、水分補給と同時に「塩分の補給」が重要ということは、まだあまり知られていないのが現状です。こうした中、当社は水分と塩分が効率よく補給できるスポーツドリンクに対応した、ステンレスクールボトルの店頭販促ツールやTV-CM、イベントなど、様々な場面を通して〈水分+塩分〉補給の必要性を啓発する販促活動を行っています。このように商品の機能訴求だけではなく、その機能と関連する情報を合わせて販促活動を行うことで、ブランドの強化につなげています。

販促活動 熱中応援団キャンペーン

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連 結 財 務 諸 表

連結損益計算書

62,941

43,162

19,779

16,278

3,500

624

659

3,465

3,353

85

6,733

512

2,092

2,604

4,128

49

4,079

(単位:百万円)

期 別

科 目

 自平成23年11月21日至平成24年11月20日

前 期  自平成24年11月21日至平成25年11月20日

当 期

売上高

売上原価

売上総利益

販売費及び一般管理費

営業利益

営業外収益

営業外費用

経常利益

特別利益

特別損失

税金等調整前当期純利益

法人税、住民税及び事業税

法人税等調整額

法人税等合計

少数株主損益調整前当期純利益

少数株主利益又は少数株主損失(△)

当期純利益

連結キャッシュ・フロー計算書

※記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しています。

2,664

△1,074

△1,031

42

600

10,864

11,464

期 別

科 目

(単位:百万円)

 自平成23年11月21日至平成24年11月20日

前 期  自平成24年11月21日至平成25年11月20日

当 期

営業活動によるキャッシュ・フロー投資活動によるキャッシュ・フロー財務活動によるキャッシュ・フロー現金及び現金同等物に係る換算差額現金及び現金同等物の増減額現金及び現金同等物の期首残高現金及び現金同等物の期末残高

2,082

△2,124

△979

788

△233

11,464

11,231

連結貸借対照表 (単位:百万円)

期 別科 目

※記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しています。

資産の部

負債の部

純資産の部

流動資産

固定資産

資産合計

流動負債

固定負債

負債合計

株主資本

その他の包括利益累計額

少数株主持分

純資産合計

負債純資産合計

前 期平成24年11月20日現在

当 期平成25年11月20日現在

66,687

47,524

19,163

17,347

1,816

1,228

547

2,497

57

37

2,516

1,001

△56

945

1,571

△31

1,603※記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しています。

42,290

21,496

63,786

13,576

5,749

19,325

44,916

△926

470

44,461

63,786

46,652

22,431

69,084

15,365

5,645

21,011

45,942

1,644

485

48,072

69,084

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会 社 概 要 / 株 式 情 報

象印マホービン株式会社 ZOJIRUSHI CORPORATION

大正7年5月10日

昭和23年12月29日

4,022,950,000円

調理家電製品、生活家電製品、リビング製品などの製造・販売およびこれに附帯する業務

〒530-8511 大阪市北区天満1丁目20番5号 TEL06-6356-2311

(注)上記のほか、自己株式5,013千株(持株比率6.90%)を保有しております。

株主名 持株数(千株) 持株比率(%)

市 川 典 男

協 和 興 産 株 式 会 社

和 幸 株 式 会 社

象 印 共 栄 持 株 会

宝 英 商 事 有 限 会 社

市 川 尚 孝

市 川 博 邦

公益財団法人市川国際奨学財団

三菱UFJ信託銀行株式会社

MSCO CUSTOMER SECURITIES

8,374

4,045

3,957

3,028

2,970

1,965

1,891

1,660

1,650

1,552

11.53

5.57

5.45

4.17

4.09

2.70

2.60

2.28

2.27

2.13

会社概要 (平成25年11月20日現在)社 名

創 業

設 立

資 本 金

業務内容

本 社

発行可能株式総数 : 240,000,000株発行済株式総数 : 72,600,000株株主数 : 2,655名

株式の状況 (平成25年11月20日現在)

大株主の状況 (平成25年11月20日現在)

所有者別株式分布状況 (平成25年11月20日現在)

象印フレスコ株式会社象印特販株式会社象印ラコルト株式会社象印ユーサービス株式会社象印ファクトリー・ジャパン株式会社和新ガラス株式会社Zojirushi America Corporat ion香港象印有限公司上海象印家用電器有限公司台象股份有限公司新象製造廠有限公司

Union Zojirushi Co.,Ltd.

主要な関係会社 (平成25年11月20日現在)【連結子会社】

市 川 典 男飯 田 昌 清松 本 龍 範中 森 利 郎治 京 宏 明宮 越 芳 彦吉 田 正 弘神水流 俊 一榮 川 和 広高 岸 直 樹里 井 義 昇

役  員 (平成26年2月18日現在)代表取締役社長常 務 取 締 役取 締 役取 締 役取 締 役取 締 役取 締 役常 勤 監 査 役監 査 役監 査 役監 査 役

【     】持分法適用の関 連 会 社

個人その他(51.6%)

その他の法人(27.1%)

外国法人等(11.7%)

金融機関(9.5%)

証券会社(0.1%)

株式数

個人その他(92.2%)

その他の法人(4.3%)

証券会社(0.5%)

外国法人等(2.4%)

金融機関(0.6%)

株主数

Page 12: 株主通信 第69期 期末報告書 - zojirushi.co.jp · q3.今後の施策について教えてください。 a3.『zojirushi next plan』を確実に実践 次期は『zojirushi

〒530-8511 大阪市北区天満1丁目20番5号  TEL06-6356-2311〒530-8511 大阪市北区天満1丁目20番5号  TEL06-6356-2311 証券コード:7965

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当社の「今」を知っていただき、ご理解を深めていただくため、企業情報や株主・投資家情報、商品情報などさまざまな情報を掲載しております。

「株主・投資家情報」ページをリニューアルいたしました。個人投資家の皆さまへ向けた情報をはじめ、IR関連の情報をタイムリーに配信しております。ぜひご覧ください。

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単元未満株式の買取請求・買増請求のご案内

お問い合わせ先 三菱UFJ信託銀行株式会社大阪証券代行部 0120-094-777(平日9:00~17:00)

買取請求 : 株主様がお持ちの単元未満株式を当社が市場価格にて買取することをいいます。買増請求 : 株主様がお持ちの単元未満株式と合わせて1,000株になるよう 不足分を当社が市場価格にて株主様に売却することをいいます。

■お手続きについて証券会社等の一般口座をご利用の株主様 :ご所有の単元未満株式について、すでに証券会社等の一般口座をご利用の場合、買取・買増のお手続きにつきましては、お取引のある証券会社等を通じて行っていただくことになります。お手続きの詳細はお取引のある証券会社等までお問い合わせください。特別口座をご利用の株主様 :特別口座に記録された単元未満株式の買取・買増のお手続きに関しましては、特別口座の口座管理機関である三菱UFJ信託銀行にお問い合わせください。《特別口座から一般口座への振替のお手続き》特別口座に記録されている株式を株式市場で売却することや、特別口座から株式市場を通じて新たに株式を購入することはできません。株式を株式市場で売却するためには、証券会社等に一般口座を開設し、特別口座から株式を振替える必要があります。

※大阪証券取引所は、平成25年7月16日付で東京証券取引所と市場の統合を行ったため、 当社の上場証券取引所は東京証券取引所になっております。

株 主 メ モ毎年11月21日から翌年11月20日まで

2月

定時株主総会    11月20日剰余金の配当 期末 11月20日  中間  5月20日

当会社の公告方法は、電子公告とする。ただし、事故その他のやむを得ない事由によって電子公告による公告をすることができない場合は、日本経済新聞に掲載して行う。※公告掲載の当社ホームページアドレスhttp://www.zoj i rushi .co. jp/corp/ir/koukoku.html

東京都千代田区丸の内一丁目4番5号三菱UFJ信託銀行株式会社

大阪市中央区伏見町三丁目6番3号三菱UFJ信託銀行株式会社 大阪証券代行部TEL 0120-094-777(通話料無料)

東京証券取引所市場第二部

事 業 年 度

定 時 株 主 総 会

基 準 日

公 告 方 法

株主名簿管理人

特別口座の口座管理機関

同 連 絡 先

上場証券取引所