個人投資家様向け会社説明会 - hosokawamicron...hosokawa micron group...

平成22年度第２四半期

平成22年7月12日

Process Technologies for Tomorrow

Hosokawa Micron Group

http://www.hosokawamicron.co.jp/

代表取締役社長 CEO 宮田清巳

個人投資家様向け会社説明会


２．決算の概要

３．今後の取り組みと展望

１．企業の概要

１

Hosokawa Micron Group粉体とは・・・

粉体は、実際は静止していれば、「固体」であるが・・・

砂時計の砂のように流れると、「液体」の性質をもつ

煙や塵のように浮遊すると、「気体」の性質をもつ

非常に不思議な存在である

２


「粉体」は、固体・気体・液体に次ぐ｢第４の存在」

実際は固体だが、大きさや形状によって液体や気体の性質を現す、不思議な存在である「粉体」

通常の粉（数十から数百ミクロン）の安息角は、45度前後ですが、粒度など様々な条件により、まるで「液体」のようになります。

タバコの煙となる微粒子は、直径が500ナノメートル（2000分の1ミリメートル）前後の粉体ですが、その挙動は「気体」そのものです。

安息角

３

・医薬品：医薬原体・サプリメント


食品

オフィス用品

日用品

医薬品家電製品

自動車・タイヤ：カーボンブラック、シリカ、タイヤコード・ウインドウ：ガラス材料・ボディー：塗装（染料、顔料）・排気装置：セラミックフィルタ、・ハイブリッドシステム：二次電池用電極材料

モータ用希土類磁石、など

・液晶テレビ：スペーサー（ガラス粉末）・携帯電話：二次電池用電極材料、

振動モータ用磁石材料、など・白物家電：塗装（粉体塗料）、など・照明：LED・太陽電池：シリコン、など

・歯磨き：炭酸カルシウム、など・化粧品：二酸化チタン、など・紙おむつ：高分子吸水樹脂、など・衣類：繊維・洗剤

・複写機／プリンター：トナー、など・DVD：磁性材、など・紙：漂白用酸化チタン、炭酸カルシウム、など・オフィス家具：塗装（粉体塗料）、など

・パン／パスタ：小麦粉、米粉、など・和菓子：上新粉、白玉粉、など・アルコール飲料：凍結果汁、など・健康食品：青汁、すっぽんエキス、など・飲料容器：PETボトル、など

ホソカワの粉体技術なくして一日は始まりません

現代社会は “粉体” の塊

４

Hosokawa Micron Group業種横断的に利用される粉体技術

13 .0%

6 .7%

11 .0 %

8 .4%

11 .5%

11 .2%

11 .4%

9 .0%

12 .3 %

13 .4%

24 .5%

20 .0 %

4 .8%

2 .6%

17 .5%

22 .7 %

化学

ミネラル

医薬

ＩＴ関連（トナー含む）

食品

リサイクル

プラスチック・ポリマー

その他

受注構成比

外枠：平成22年度中間期内枠：平成16年度通期

特定の業種・企業に依存しておりません。

当社の業種別受注構成比の動向（連結）～５年前との比較～

５

あらゆる粉を制御するホソカワミクロングループの粉体技術


粉砕：細かく砕く分級：粉をふるい分ける（必要なサイズを取り出す）混合：複数の粉などを混ぜる乾燥：湿った粉を乾かす造粒：粉を固めて粒にする粒子設計：粉の形を変えたり、複合化して粉の性質を変える

粉砕

分級

造粒混合

粒子設計

計量・測定

集塵

供給・排出・輸送

乾燥

原料

製品

６

Hosokawa Micron Group会社概要〔 2010年3月現在〕

ドイツアウグスブルグケルンラインガルデンハンブルグ

オランダドイチンケム

イギリス

フランス

アメリカニュージャージーマサチューセッツコネチカットメンフィス

メキシコ

韓国

中国

マレーシア

インド

茨城、千葉

東京、愛知

大阪、奈良

山口

【連結子会社】国内 3社海外（11ヶ国） 16社

海外売上比率：約70%

創業：１９１６年（大正５年）４月

設立：１９４９年（昭和２４年）８月

資本金：１４４億９６００万円

株式：東京・大阪証券取引所一部上場

従業員：連結１３９７名／単体３７０名

決算月：９月

７

Hosokawa Micron Group地域別の売上高（連結）

アメリカ欧州

ｱｼﾞｱ･その他日本

アメリカ欧州

日本

所在地別売上高比較納入地域別売上高比較

外枠：平成22年度中間期中枠：平成21年度中間期内枠：平成17年度中間期

外枠：平成22年度中間期中枠：平成21年度中間期内枠：平成17年度中間期

売上高構成比

14.8%8.1%14.3%32.0%

38.6%35.9%

0.2%0.5%

30.2%34.7%

39.9%

0.9%

19.8%10.9%

18.1%

45.2%56.9%

54.0%

33.9%30.3%

27.6%14.3%20.3%

18.5%

ｱｼﾞｱ･その他

売上高構成比

８

創業期 1916年（大正5年）細川永一、細川鉄工所を創業

発展期（1928～1981）＜粉体工学という学問としての取り組み開始＞

1957年（昭和32年）『粉砕』誌創刊1958年（昭和33年）細川粉体工学研究所設立

＜海外展開の開始＞

1960年（昭和35年）ホソカワインターナショナル社を設立1972年（昭和47年）ホソカワヨーロッパ設立（イギリス）

飛躍期（1982～1998）＜M&Aによる海外展開を推進＞

1982年（昭和57年）ナウタミックス社（オランダ）をM&A1985年（昭和60年） USフィルターシステムズ社（アメリカ）をM&A1987年（昭和62年）アルピネAG（ドイツ）をM&A1992年（平成4年）ビーペックス社（ドイツ）をM&A

新たな成長ステージへ＜“ナノ”の次代への対応＞

2003年（平成15年） “ナノパーティクルテクノロジー”創刊2006年（平成18年） “ナノパーティクルテクノロジーハンドブック”発刊

＜新たな成長に向けて＞

2007年（平成19年）新本社ビル完成（大阪・枚方市）2009年（平成21年）つくば受託加工センター完成

アルピネAG（ドイツ）新工場建設工事完成

Hosokawa Micron Groupホソカワミクロン 94年にわたる粉体技術展開の歴史

９

Hosokawa Micron Group時代と共に移り変わる材料とホソカワミクロンの技術開発

西暦 1960年 1970年 1980年 1990年 2000年 2010年昭和 40年 50年 60年平成元 10年 20年

年代

主な材料・当社機種

炭酸カルシウムタルク

塩化ビニルポリエチレン

タイヤゴム

トナー

機能性複合材料・超微粒子

金属超微粒子医薬

２次電池材料

微粉砕機ｽｰﾊﾟｰﾐｸﾛﾝﾐﾙ

超微粉砕機ｶｳﾝﾀｰｼﾞｪｯﾄﾐﾙ

凍結粉砕機ﾘﾝﾚｯｸｽﾐﾙ

ペットボトル

乾燥機

ｿﾘｯﾄﾞｴｱ

高機能粉体処理ノﾋﾞﾙﾀ

医薬粉砕機ﾌｧｲﾝｲﾝﾊﾟｸﾄﾐﾙ

１０

Hosokawa Micron Groupホソカワミクロンの粉体技術を支える研究開発とテストセンター

粒度測定SEM観察

ホソカワミクロン㈱・粉体工学研究所・大阪本社営業本部技術開発部

ホソカワアルピネAG（独）ホソカワミクロンB.V.（蘭）ホソカワミクロンInt’l（米）

ホソカワミクロングループ

国際研究開発会議

ホソカワミクロン㈱・枚方テストセンター（大阪）・つくばテストセンター（茨城）・分析評価センター（大阪）

ホソカワアルピネAG（独）ホソカワビーベックスGmbH（独）ホソカワミクロンB.V.（蘭）ホソカワミクロンLtd.（英）ホソカワミクロンInt’l（米）

【研究開発】

【テストセンター】

枚方テストセンター

ホソカワ粉体工学振興財団大学、各種研究機関

国内だけでも年間約 950件のテストが行われている。

１１





１２

Hosokawa Micron Group平成22年第2四半期決算のポイント

（決算全般）1. 減収減益（対前年同期比：売上高▲19.9%、営業赤字に）

(1) 期首受注残高が少なく（対前年比▲7,292百万円）、当初より減収・減益を予想（単位：百万円）

実績公表値差異

売上高 14,415 13,500 +915

営業損益 ▲468 ▲400 ▲48

経常損益 ▲465 ▲425 ▲40

中間純損益 ▲543 ▲500 ▲43

(2) 第2四半期（1～3月期）では黒字に転換(3) 売上総利益率は対前年同期比で3.7%pの悪化①海外（プラスチック薄膜事業／米国）での在庫評価減（129百万円）⇒ 0.9%pの悪化要因

②一部大型案件における低採算案件数件の存在 ⇒ 1.7%pの悪化要因、等(4) 販管費は対前年同期比で大幅減（▲10.0%）(5) 工事進行基準適用金額の変更により売上高は417百万円の減少、営業損失は

125百万円の増加

１３

Hosokawa Micron Group平成22年第2四半期決算のポイント

（決算全般）2. 受注は回復基調（対前年同期比 +15.2%、直近6ヶ月比+30.8%）

(1) 平成21年度第2四半期（平成21年1～3月）をボトムに受注は回復基調(2) 受注の回復に伴い、平成22年下半期への繰越受注残高は期初に比べ

3,760百万円の増加

平成22年3月末

平成21年3月末

平成20年9月末

平成22年度上半期

平成21年度下半期

平成21年度上半期

平成20年度下半期

平成21年9月末

受注高の推移受注残高の推移

粉体関連事業ﾌﾟﾗｽﾁｯｸ関連事業製菓関連事業

0

100

150

200

250

50

[億円] [億円]

100

150

50

0

１４

Hosokawa Micron Group連結業績／総括 (単位:百万円)

1.4479▲ 4.6P減▲ 3.8 ▲ 5430.8141中間(当期) 純利益

▲ 0.8▲ 2890.8P増▲ 0.1▲ 9▲ 0.9▲ 165特別損益

3.71,301▲ 7.3P減▲ 3.2▲ 4654.1734経常利益

4.01,387▲ 7.4P減▲ 3.2▲ 4684.2762営業利益

30.810,7263.8P増34.95,03031.15,590販管費

34.712,1143.7P減31.64,56135.36,352売上総利益

65.322,7603.7P増68.49,85464.711,647売上原価

100.034,87480.1％100.014,415100.018,000売上高

－8,139105.6％－11,899－11,272受注残高

－29,700115.2％－18,191－15,790受注高

％実績％実績％実績

平成21年度通期前年同期比

平成22年度中間期平成21年度中間期

対前年同期比

売上高営業利益

為替差 170 -23 EURO　124.27円　→　129.15円数量差等 -3,755 -1,207 $　　　　 94.96円　→　 90.21円合計 -3,585 -1,230

平成21年度（中間期）

平成22年度（中間期）

１５

Hosokawa Micron Group連結業績／総括（四半期毎の推移）

(単位:百万円)

―141 ―▲ 684―321 ―17 ―662 ▲ 521純利益

―112 ―▲ 577―629 ―▲ 62―899 ▲ 165経常利益

―91 ―▲ 559―679 ―▲ 53―848 ▲ 86営業利益

122.7%7,94172.0%6,474114.1%8,99382.7%7,880112.4%9,5278,473売上高

106.4%11,899137.4%11,18176.7%8,13994.2%10,61672.5%11,27215,548受注残高

88.5%8,540137.0%9,651102.6%7,043125.8%6,86752.8%5,45710,333受注高

対前Q実績対前Q実績対前Q実績対前Q実績対前Q実績実績

H22年度第2Q

H22年度第1Q

H21年度第4Q

H21年度第3Q

H21年度第2Q

H21年度第1Q

期末受注残高受注高売上高

受注高、期末受注残高

（百万円）

15,000

10,000

5,000

0

15,431 15,548

10,333

8,473

11,2729,527

5,457

10,6167,880

6,867 7,043

8,9938,139

11,1819,651

6,474

8,540

11,899

7,941

H21-2QH21-1QH20.9.30 H22-2QH22-1QH21-4QH21-3Q

１６


為替の影響／中間期における売上高

205183

210205

182181163

174177

144

243232

197190

168179

174

189180

144

[ 億円 ] 各年度の為替レートで換算

200

1＄= 90.21 円、１EURO= 129.15 円で換算

100

平成17年度平成19年度平成21年度平成15年度平成13年度平成16年度平成18年度平成20年度平成14年度平成22年度

※ データは各年度の中間期（各年度 10月から翌3月）の値です。

0

１７

粉体処理装置の製造販売、システムエンジニアリング

Hosokawa Micron Group３つの事業／ ① 粉体関連事業

粉砕・分級装置、混合・乾燥装置を中心に当社グループの主力事業

・新規機械販売部門客先ニーズにあった粉体機器の製造・販売

・メンテナンス部門納入機のアフターメンテナンス・部品販売

・受託加工部門豊富な機種と経験で、お客様に代わり生産

2010年度上半期事業別売上比率

77.0％

１８

Hosokawa Micron Group平成22年第2四半期決算のポイント／【事業の種類別】セグメントの状況

・期初注残が少なく対前年同期比で減収に（▲25.9%）・減収に伴い減益に（対前年同期比▲84.9%）・受注は回復基調（対前年同期比 +9.1%）・平成22年度下半期への繰越注残は9,724百万円（対平成22年度期初比+3,137百万円）

（ ▲ 8.6％P）▲ 1,369（2.2％）243（10.8％）1,612

▲ 3,88411,10014,984粉体関連事業（環境関連事業含む）

差異平成22年度中間期平成21年度中間期（粉体関連事業）

（注）上段は外部売上高、下段は営業利益、（）内は営業利益率

(百万円)



（百万円）

10,000

5,000

0

12,516 12,550

8,432

7,107

9,117

7,877

4,605

9,500

5,832

5,760 5,495

6,5877,7998,473

7,384

5,367

6,837

9,724

5,732

H21-2QH21-1QH20.9.30 H22-2QH22-1QH21-4QH21-3Q

１９

プラスチック薄膜製造装置の製造販売、エンジニアリング

Hosokawa Micron Group３つの事業／②プラスチック薄膜関連事業

・バリア機能や強度を備えた多層高機能性フィルム製造装置の開発・製造・販売を展開

・独自に開発した制御ソフトにより、お客様ニーズに応じた３層～９層の様々なフィルムの製造が可能フィルム


16.3％

スタンドアップ型のパウチ

携帯電話・液晶テレビなどスクリーン用保護フィルム

２０


・主力市場（欧米）の回復、アジア市場の開拓成果により受注は対前年同期比+31.6%・期初の注残不足を期中の受注増で挽回し、売上高は対前年同期比10.3%の増加・増収となるも売上の絶対額不足と在庫評価減（129百万円）の影響などにより赤字幅は拡大（前年中間期：▲154百万円⇒ 本年中間期：▲178百万円）

（ ▲ 0.4％P）▲ 24（ ▲ 7.6％）▲ 178（▲ 7.2％）▲ 154

2202,3482,128プラスチック薄膜関連事業

差異平成22年度中間期平成21年度中間期（プラスチック薄膜関連事業）


(百万円)



（百万円） 1,500

1,000

500

0

1,760

2,351

1,781

936

1,520

1,191

385

1,744

680482 735

1,309

1,145

1,582

2,064

655

1,269

1,6921,626

H21-2QH21-1QH20.9.30 H22-2QH22-1QH21-4QH21-3Q

2,000

2,500

２１

ハードキャンディー、チョコレートバー、シリアルバーなどの製菓装置の製造販売、エンジニアリング

Hosokawa Micron Group３つの事業／③製菓装置関連事業

6.7％


・大手製菓企業と一体となった製品開発

・一貫した生産システムを提供

・ドイツ／ラインガルテンに新テストセンター建設中

２２


・前年同期の極度の低迷から受注は回復（対前年同期比 +90.7%の受注）・期初の注残不足を期中の受注増で挽回し売上は対前年同期比9.0%の増加・昨年度中に赤字部門を清算したこと、増収により赤字幅は縮小

（ 18.8％P）163（ ▲ 4.9％）▲ 47（▲ 23.7％）▲ 210

80967887製菓関連事業

差異平成22年度中間期平成21年度中間期（製菓関連事業）


(百万円)



（百万円）

1,000

500

0

1,153

646

429

120

634465

457

633

376

354 240

463

406

643684

450 432

548 516

H21-2QH21-1QH20.9.30 H22-2QH22-1QH21-4QH21-3Q

２３

Hosokawa Micron Group平成22年第2四半期決算のポイント／【所在地別】セグメントの状況

・期初注残の不足により当初から減収を予想。但し、期初予想は上回る。・ホソカワミクロン㈱単体における受注は二次電池向け、医薬向け、磁石向けなどを

中心に回復基調・大幅な減収に伴い、営業利益は対前年同期比▲70.5%

（ ▲ 9.2％P）▲ 702（6.7％）294（15.9％）996

▲ 1,8914,3606,251日本

差異平成22年度中間期平成21年度中間期（日本）


(百万円)

売上高

（百万円）

2,000

7,778

H19上期0

4,000

6,000

8,000

10,000

H19下期H20上期

H20下期H21上期

H21下期H22上期

9,993

7,2897,117

6,2516,262

4,360

所在地別売上高【日本】

6,628

9,573

7,0046,629

5,448

5,692

3,973

売上高

（百万円）

2,000

0

4,000

6,000

8,000

10,000納入地域別売上高【日本】

H19上期H19下期

H20上期H20下期

H21上期H21下期

H22上期

２４


・出荷が進み粉体部門、プラスチック薄膜部門ともに増収。・全般的に設備投資意欲に大きな改善傾向は見られないが、粉体部門では二次電池

向け大型案件の受注成約により受注は大幅増加。・プラスチック部門での在庫評価減（129百万円）等により赤字が継続

（ ▲ 3.7％P）▲ 106（ ▲ 7.9％）▲ 168（ ▲ 4.2％）▲ 62

6732,1351,462アメリカ

差異平成22年度中間期平成21年度中間期（アメリカ）


(百万円)

２５

売上高

（百万円）

2,2552,759

1,562

2,736

1,462

2,190

2,135

所在地別売上高【アメリカ】

3,100

3,847

3,059

3,4782,760

2,607

売上高

（百万円）

1,000

0

2,000

3,000

4,000納入地域別売上高【アメリカ】

H19上期H19下期

H20上期H20下期

H21上期H21下期

H22上期 H19上期H19下期

H20上期H20下期

H21上期H21下期

H22上期

1,9531,000

0

2,000

3,000

4,000


・期初注残の不足により当初から減収を予想。期初予想は上回る。・欧州内主要子会社における受注は回復基調

例：H-AAG社（独）当中間期受注実績+43.8%（対前年同期比）

（ ▲ 5.5％P）▲ 527（ ▲ 1.4％）▲ 112（4.1％）415

▲ 2,4577,78710,244欧州

差異平成22年度中間期平成21年度中間期（欧州）


(百万円)

売上高

（百万円）

5,000

12,867

0

10,000

15,00015,409

14,526

15,129

10,2448,332

7,787

所在地別売上高【欧州】

9,56010,044

10,301 10,303

5,599

5,172

売上高

（百万円）

5,000

0

10,000

15,000

20,000納入地域別売上高【欧州】

H19上期H19下期

H20上期H20下期

H21上期H21下期


H20上期H20下期

H21上期H21下期

H22上期

6,941

20,000

２６


・現地調達部分の増加により大幅な増収となるが、コミッション収入の比率が相対的に

低下し、利益率（営業利益）は低下。

（ ▲ 53.7％P）▲ 15（9.1％）12（62.8％）27

8913243アジア・その他

差異平成22年度中間期平成21年度中間期（アジア・その他）


(百万円)

売上高

（百万円）

1,000296

0

2,000

3,000

6134 180 43 90 132

所在地別売上高【アジア・その他】

3,9093,848

3,958

4,751

2,823

2,662

売上高

（百万円）

2,000

0

3,000

4,000

5,000納入地域別売上高【アジア・その他】

H19上期H19下期

H20上期H20下期

H21上期H21下期


H20上期H20下期

H21上期H21下期

H22上期

3,6584,000

5,000

1,000

２７


納入地域別売上高の推移（連結）

14.2%

35.1%

18.6%

35.8%

32.1%

13.8%

38.8%

27.6%

13.2%

41.6%

27.6%

18.1%

35.9%

12.3% 15.2% 15.4% 17.6% 18.5%

18.3%

34.7%

19.3%

33.7%

30.3%32.4%

ｱｼﾞｱ・その他

欧州

アメリカ

日本

18.6%

36.0%

13.5%

31.9%

平成16年度通期






平成22年度中間期

２８


39,13440,35546,55353,09845,370負債資本合計

19,16520,18523,88126,09522,559純資産

9,9919,7268,3878,7308,415固定負債

9,97710,44414,28418,27114,395流動負債

39,13440,35546,55353,09845,370資産合計

58122346繰延資産

1,2301,2961,5701,8121,625投資その他の資産

1911833,2213,4943,161無形固定資産

16,00916,56216,38616,10513,662有形固定資産

21,69722,30425,36231,66226,875流動資産






財務諸表／バランスシート（連結）(百万円)

２９


(百万円)財務諸表／キャッシュフロー（連結）

7,1383,8098,0044,195現金及び現金同等物の期末残高

4,2082,9307,1384,208現金及び現金同等物の期首残高

2,930898886▲ 12現金及び現金同等物の増減額

▲ 335272▲ 65▲ 337現金及び現金同等物に係る換算差額

2,361▲ 495152647財務活動によるキャッシュフロー

▲ 2,164849▲ 213▲ 1,062投資活動によるキャッシュフロー

3,069253993740営業活動によるキャッシュフロー


増減平成22年度中間期


科目

３０


113.6億円

45.1億円

43.6億円40.0億円

72.7億円

49.3億円

（億円）

財務諸表／有利子負債の残高とＤ／Ｅレシオ（連結）

60

40

20

100

80

120

0

（倍）

0.6

0.4

0.2

1.0

0.8

短期借入金 1年以内償還予定社債

長期借入金新株予約権付社債Ｄ／Ｅレシオ

普通社債

75.3億円








0.0

３１

( 円 )

一

株

当

た

り

配

当

金

( ％ )

配

当

性

向

平成18年平成19年平成20年平成21年平成22年

41.8%

27.0%

14.3%15.6%

5.58

10

32

10864

121416

10.0

30.0

20.0

40.0

0 0.0

配当性向 30%

2.54

2 2

6


財務諸表／一株当たり配当金及び配当性向

一株当たりの配当金（中間期末）

配当性向一株当たりの配当金（通期末）

３２


財務諸表／ＥＰＳ＆ＲＯＥ

ＥＰＳ

（一株当たり利益

）

ＲＯＥ

（株主資本利益率

）

( 円 ) ( ％ )

ＥＰＳＲＯＥ

20.00

80.00

60.00

0

40.0010.0

15.0

5.0

0.0

20.0

14.52

3.7%

20.98

5.2%51.31

11.10%

14.9%

83.67

9.8%

59.20

2.2%11.97

100.00

0.5%

2.42

平成17年度平成19年度平成21年度

平成16年度平成18年度平成20年度平成22年度（予想）

３３





３４


粉体技術連峰の形成

粉体技術の多様性、発展性を前提にすれば、単なる機械メーカーでは顧客の日々高度化していく要望に100%応える事は困難です。高度なエンジニアリング力を活用して、高性能な製品群を顧客の期待に応えるシステムとして提供する企業像が、ホソカワミクロンの経営ビジョンに謳われている“粉体技術連峰”です。高い技術力に裏付けられた製品群とそれらを繋ぐエンジニアリング力を、高峰が聳え立つ連峰をイメージして“粉体技術連峰”と表現しています。

経営ビジョン

３５

Hosokawa Micron Group企業理念・基本方針

[ 企業理念 ]

粉体技術を通して世界の産業に貢献する

[ 基本方針 ]

技術開発、国際化、人財の育成

新興国市場への経営資源の投入環境・エネルギー分野への取組強化

ステークホルダへの還元

３６

粉体技術連峰の更なる成長、進化（１）


1. 成長、収益力向上、企業ガバナンス強化の同時達成・リーマンショック後の経営環境の激変により、収益環境は悪化。収益計画は未達。・アジア市場や二次電池市場など、成長市場／分野への経営資源の集中して回復を図る。・原価／経費の削減を継続中。・内部統制制度の充実に注力

経営課題／第13次中期（平成21年度～23年度）計画課題と進捗状況

セパレータポリオレフィン微多孔セルロース系不織布系

負極材グラファイトカーボンリチウム合金系金属酸化物系ハードカーボン金属リチウム

電解液有機溶媒ゲルポリマー固体電解質イオン液体

正極材コバルト酸リチウムマンガン酸リチウムニッケル酸リチウムリン酸鉄リチウム

二次電池に必要な主な粉体技術

ホソカワの技術粉砕・分級・混合・複合化

小型・高出力・高性能化

20%

15%

10%

5%

0%H13年度 H16年度 H19年度 H22年度

（上半期）

｢アジア・その他｣地域向け売上比率の推移

３７

39

粉体技術連峰の更なる成長、進化（２）


2. 粉体技術のトップ企業として、オンリーワン技術の開発促進・グループの国際R&D会議開催（今年は5月に開催。前身の会議から数え25回目を迎える）・第16回ホソカワ粉体工学シンポジウムの開催（平成21年12月8日）


講演１

電池性能向上に果たす粒子構造制御の役割首都大学東京教授金村聖志氏

講演２太陽光発電と粉体技術の展開

電力中央研究所主任研究員宇佐美章氏

講演３二次電池の電極材料と粉体技術

三洋電機株式会社モバイルエナジーカンパニーエナジー研究所所長藤谷伸氏

講演４電池の性能と品質向上を支える粉体プロセスの役割

ホソカワミクロン㈱研究所長横山豊和

閉会挨拶ホソカワミクロン㈱会長細川益男

見学会分析センター、電池関係等粉体プロセス機器展示、化粧品・育毛剤コーナー

第16回ホソカワ粉体工学シンポジウムの概要

テーマ：電池性能向上の鍵を握る粉体技術講演内容：右記開催日： 2009年12月 8日開催場所：ホソカワミクロン㈱枚方本社参加人数： 134 名主催：粉体技術懇話会後援：ホソカワミクロン㈱

３８

粉体技術連峰の更なる成長、進化（３）


3. 新製品新技術の事業への投入 (1)・新型機器の導入（2010年度上半期導入機種）


液膜媒体ボール

①供給されたスラリーは、媒体ボール表面で液膜生成

②媒体ボール表面で乾燥・剥離

媒体ボール

乾燥品

③乾燥品は、気流と共に機外へ運ばれる。

媒体ボール

強制媒体攪拌による乾燥メカニズム

乾燥品

熱風

原料

①造粒機：ホソカワ／シュギフレキソミックス（右）

特徴：液添比率の高い湿式造粒を安定的かつ連続的に行なうことが可能

用途：化学、ミネラル・金属、食品、医薬品分野など

価格：１７百万円～４０百万円

②媒体撹拌型気流乾燥機：ホソカワ／ミクロンゼルビス（XERBIS）

特徴：これまで困難であったスラリー原料でも安定した運転が可能

用途：電池材料、電子材料、磁性材料、セラミックスなどの先端的材料の連続乾燥

価格：１０百万円～６０百万円

３９

粉体技術連峰の更なる成長、進化（４）


3. 新製品新技術の事業への投入 (2)・新型機器の導入（2010年度上半期導入機種）


③分級機構内蔵型高速回転式衝撃粉砕機：ホソカワ／マイクロACMパルベライザ（オールセラミックス型）

特徴：金属コンタミ（異物としての混入）『ゼロ』の高性能耐磨耗オールセラミックス

用途：二次電池の正極、太陽電池、コンデンサーなど金属コンタミネーションを嫌う高付加価値材料の微粉砕

価格：システム３０百万円～６０百万円

特徴：内部に駆動部、摺動部、回転部などを一切持たない、画期的な凍結乾燥機と粉砕設備とを結んだ連続無菌製剤製造システム

用途：医薬品

価格：システム９０百万円

共和真空技術（株）様との共同開発

CS解砕機

バルク製品

サイクロン

滅菌フィルター

チューブ式凍結乾燥機解砕用

エアー

解砕用エアー

④新しい凍結乾燥粉砕システム～密閉型凍結乾燥無菌粉末製造システム～第7回新機械振興賞“グランプリ”（経済産業大臣賞）受賞

４０

粉体技術連峰の更なる成長、進化（５）


4. 人財の開発、登用の積極化・新人事評価制度の導入（2011年10月）に向けて検討開始・国際人材の育成制度導入。

5. グローバル経営の効率化と積極化・事業の統廃合・アジア市場の強化（アジアプロジェクトを組織し立案、推進中）・ “グループ力”の強化／活用


会期： 2009年 10月27日～ 30日会場：上海

国際医薬工業展（中国）への出展

The 14th China International PharmaceuticalIndustry Exhibition China

プラスチック薄膜関連事業展示会

“インフレーション多層フィルム成膜展示会”開催展示会概要：

3層マスキングフィルム、3層パウチフィルムおよび7層ハイ－バリアフィルムの成膜実演デモンストレーション並びに技術講演会開催日： 2009年11月24日～26日開催場所：ホソカワミクロン㈱

枚方フィルムテストセンター参加企業数： 34社（180人）参加国数: 中国、マレーシア、ベトナム、

韓国、日本

共催：エクソン・モービル社

展示会の様子

４１

43

粉体技術連峰の更なる成長、進化（６）


6. ナノマテリアル事業の強化・マテリアル事業本部及び粉体工学研究所の協業により、販売・研究の両面から推進中。

7. アライアンス、M&Aを活用した事業成長・育毛剤販売事業でサントリーウエルネス社様と販売提携


薬用ナノインパクト WTeraレディ

特徴：①PLGAナノ粒子を160nm と更に微細化（従来品 200nm）②１回使用量当たりのナノ粒子個数が1.8兆個から2.0兆個へ。

協業：サントリーウエルネス株式会社からナノインパクトの通信販売開始

高浸透型発毛促進剤薬用ナノインパクトWTera＆薬用ナノインパクトWTera レディ（2010年1月発売開始）

0

1

2

3

4

5（倍）

H18年9月期 H19年9月期 H20年9月期 H21年9月期 H22年3月期

育毛剤・ナノインパクト出荷数の推移（注）①平成19年度を基準とした推移　 ②平成18年5月より販売開始

平成22年度は半期の実績

４２


(単位:百万円)

3.8

4.5

4.8

100.0

％

643

765

818

17,085

予想

平成22年下半期（予想）

20.9％0.3100▲ 3.8 ▲ 543当期純利益

23.0％1.0300▲ 3.2▲ 465経常利益

25.2％1.1350▲ 3.2▲ 468営業利益

90.3％100.031,500100.014,415売上高

％予想％実績

対前年通期

平成22年通期（予想）平成22年上半期

今後の展望／まとめ（平成22年度の予想）

４３


社

是

創

造

の

精

神

和と誠意と積極性

来たらざるを

恃む勿れ

我に備えあるを恃む

４４


ご静聴、ありがとうございました。

なお、本資料に記載されている業績予想、将来予想は現時点における事業環境に基づき当社が判断した予想であり、今後の事業環境により実際の業績と異なる場合があることをご承知おき下さい。

４５

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