委託番号 ２農集８１委第１２号

円　也

大館市建設部下水道課

業　務

概

要　

　餌釣地区農業集落排水処理施設の維持管理業務　1式

設　　　　　　計　　　　　　書

餌釣地区農業集落排水処理施設維持管理業務　その２

此 委 託 費 一 金

委託期間 令和２年６月１日～令和３年３月３１日

処理方式 ＪＡＲＵＳ-Ⅴ型（接触ばっ気方式）

処理計画汚水量 113㎥/日（日平均汚水量） 420人槽

番号

1 定期巡回費　点検 （月 2 回 * 10） 20 回 円 円

2 定期巡回費　車両 （月 4 回 * 10） 40 回 円 円

3 現場水質検査費 （月 2 回 * 10） 20 回 円 円

4 滅菌費 （　 40 kg/月 * 10） 400 ㎏ 円 円

5 油脂費 10 回 円 円

6 消耗品費 10 回 円 円

7 作業費 （月 4 回 * 10） 40 回 円 円

8 余剰汚泥 （　 9 ㎥/月 * 10） 90 m3 円 円

9 諸経費 円

円

餌釣地区農業集落排水処理施設維持管理業務　その２　内訳書

合　　　　　計

数　量 金　額単　価業　務　内　容

１. 業 務 番 号 ２農集８１委第１２号

業 務 名 称 餌釣地区農業集落排水処理施設維持管理業務　その２

２. 業 務 箇 所 所在地 大館市池内字大出119番地

名　 称 餌釣地区農業集落排水処理施設

３. 委 託 期 間 令和２年６月１日　～　令和３年３月３１日

４. 委託料の支払い

①　業務委託料の支払は均等月払とし、端数がでた場合は６月分に含め支払うものとする。

②　業務委託料の支払の請求に先立ち、当該月の処理施設管理報告書を提出すること。

③　月ごとの業務委託料に係る請求書は、上記処理施設管理報告書の確認終了後に提出すること。

④　月ごとの業務委託料は、上記③の請求に基づき、請求のあった日から３０日以内に支払うものとする。

基 本 事 項 説 明 書

餌釣地区農業集落排水処理施設維持管理業務 仕様書

１ 一般事項

（適用範囲）

第１条 大館市農業集落排水処理施設の維持管理は、浄化槽法、水質汚濁防止法、廃棄物の処理及び清掃に

関する法律並びに関係法令の規定に基づくほか、大館市が定める環境マネジメントプログラム並びに運用

手順書のうち業務にかかる部分及びこの仕様書の定めるものとする。

（目的）

第２条 処理施設及び中継ポンプ等関連施設の適切な運転管理、水質管理、汚泥管理及び機械電気設備等の

保守点検を行うことにより、法令等で定める適正な放流水質の確保を目的とする。

（委託期間）

第３条 委託期間は、令和２年６月１日から令和３年３月３１日までとする。

（資格保有者の配置と選任）

第４条 受注者は、浄化槽法の規定により有資格者の中から本業務における浄化槽技術管理者１名、浄化槽

管理士１名を選任し、資格者証とともに届け出る。

また、浄化槽技術管理者及び浄化槽管理士は兼務してもよいが、その他の業務担当者は複数人とする。

（委託業務内容）

第５条 委託業務の主な内容は、次のとおりとする。

（１） 水処理施設・汚泥施設の運転操作及び保守点検に関すること。

（２） 中継ポンプ施設の運転操作及び保守点検に関すること。

（３） 水質検査等に関すること。

（４） 備え付け設備、備品、材料、薬品、油脂類の管理に関すること。

（５） 施設の施錠、火災予防、換気及び清掃等に関すること。

（６） 事故、停電、災害等（地震、大雨、台風等）及びその他緊急業務に関すること。

（７） 異常な水位変化や水質悪化等の緊急業務に関すること。

（８） その他委託業務を遂行させるために必要な委託者の指示に関すること。

（保守点検基本条件）

第６条 保守点検の基本条件は、次のとおりとする。

（１） 処理施設の定期点検は２週間に１回行うものとする。

（２） 中継ポンプ施設の定期点検は１ヶ月に１回行うものとする。

（３） 処理施設及び中継ポンプの維持管理等点検項目を日報等に記録し、翌月７日迄に発注者に提出

するとともに自らも３年間保存とする。

（４） 停電、事故又は異常が認めたとき、災害やその他の緊急時は、速やかに点検と適切な対応を行う

とともに、発注者に報告し指示を受けなければならない。

（水質検査）

第７条 処理施設における水質管理については、次のとおりとする。

（１） 放流水の水質検査は、月１回実施し指定する機関において検査を行い、水質検査料金は、発注者

の負担とする。

なお、検査項目については次のとおりとする。

①水素イオン濃度指数、水温、生物化学的酸素要求量、浮遊物質、ノルマルヘキサン抽出物質量

大腸菌群数、全窒素、残留塩素（７月・10月・１月）

②生物化学的酸素要求量、浮遊物質（６月・８月・９月・11月・12月・２月・３月）

（２） 発注者は、（１）における検査結果を受注者に通知すること。

（３） 流入水の水質検査は、年２回実施し計量証明事業登録（濃度）をしている検査機関において行い、

水質検査料金は受注者の負担とする。

なお、検査項目は次のとおりとする。

①水素イオン濃度指数、水温、生物化学的酸素要求量、浮遊物質、ノルマルヘキサン抽出物質量

（10月・３月）

（４） 受注者は、（３）における検査結果（計量証明）を発注者に提出すること。

（５） 現場で行える検査（水温、色相、臭気、pH、透視度、残留塩素等、亜硝酸）を定期点検と行うも

のとする。

（６） 受注者の水質管理調整不備等により発生した基準外検査数値是正のための再調整後の再検査費用

は、受注者の負担とする。

（設備等の修理と費用負担）

第８条 受注者は機器の損傷、故障及び異常が発生した場合、適切な措置を行うとともに発注者に報告し指

示を受けなければならない。

２ 受注者の運転管理上の不備や誤操作等に起因する機器等の故障及び損害（第三者に及ぼした損害を含

む。）については、受注者の負担において速やかに原形復旧または損害賠償等を行うものとする。

３ 受注者は業務に係る費用負担について、次のとおりとする。

（１） 軽微な補修作業（ベルト交換、グリースアップ、ポンプ異物詰まり等）

（２） 潤滑油脂類及び薬品類

（３） 機器類の消耗品

（４） 各種工具及び用具

（５） その他費用については、委託者と協議するものとする。

（安全衛生管理）

第９条 受注者は、従事者の労働安全衛生に対する意識向上を図ることにより、安全の確保と健康の保持に

努めるため、労働安全衛生法及びその他災害防止関係法令を遵守し、常に安全衛生管理に必要な措置を講

じ、事故等の発生防止に努めること。

２ 業務履行にあたり、安全衛生上の障害が発生した場合には、直ちに必要な安全措置を講じなければな

らない。

（緊急時の対応）

第 10条 受注者は、緊急時等の管理体制を明確にし、発注者へ届出をする。また、自動通報システム及び

発注者、地域住民からの異常通報があれば速やかに対応するものとし、一定規模以上の地震発生及び大雨、

台風等の災害が発生した場合には、異常通報の有無に関わらず施設の点検等、「緊急事態対応手順書」に

基づき、速やかに対応すること。

緊急時及び汚泥搬出時に充分対応できるように敷地内の除雪を行うこと。

（委託契約変更の対応）

第 11条 入札等により本委託業務の受注者が変更になった場合は、新・旧両委託業務受注者において、処

理施設等設備の運転方法、不具合箇所及び注意事項等を引き継ぐこと。また、処理施設及び中継ポンプ場

自動通報装置の通報先変更は、新委託業務受注者が責任を持って行うこと。

（委託料の請求）

第 12条 発注者は、毎月受注者より業務委託料の請求があったときは、請求を受けた日から３０日以内に

支払わなければならない。

（再委託の禁止）

第 13条 受注者は、委託業務の処理施設等の運転管理業務及び緊急業務に関することを第三者に委託して

はならない。

（立会い）

第 14条 発注者が必要と認めるときは、受注者は定期点検時以外においても、立会いに従わなければなら

ない。

（協議事項）

第 15条 本仕様書に定め無き事項及び疑義が生じた場合は、発注者と受注者協議の上決定するものとする。

２ 特記事項

① 処理施設及び処理区域概要

１）所 在 地 ： 大館市池内字大出１１９番地

２）電 話 番 号 ： なし

３）処理対 象 人 口 ： 420人

４）処理対 象 戸 数 ： 87戸

５）処理計画汚水量 ： 113㎥/日（日平均汚水量）

６）処 理 方 式 ： JARUS-Ⅴ型（接触ばっ気方式）

７）流 入 水 質 ： BOD 200mg/ℓ SS 200mg/ℓ

８）放 流 水 質 ： BOD 20mg/ℓ SS 50mg/ℓ

９）処 理 区 域 ： 別記参照

② 中継ポンプ施設

１）中継ポンプ箇所数 ： なし

③ 処理施設の維持管理方法について、第 1条に定めるものの他に、社団法人地域資源循環技術センター

（JARUS）型施設の維持管理マニュアルも参考に行うものとする。

④ 本処理区内における中継ポンプ警報等の自動通報装置は、電子メール通知による通報装置であるため、

受注者は、通報先となるメールアドレスを下記のとおりそれぞれ１箇所以上、届け出ること。

１） パソコンのメールアドレス。無い場合は取得すること。

２） 携帯電話及びスマートフォンのメールアドレス。無い場合は取得すること。

⑤ 毎月提出する報告書の様式は次のとおりとする。

１） 農業集落排水処理施設管理報告書（様式１）

汚水処理施設巡回管理日報

別記

処理場

餌釣地区農業集落排水処理施設

中継ポンプ 無

課長 主幹 補佐 係長 担当

受託者

　　　　上記施設の管理について、別紙・汚水処理施設巡回管理日報にて　　　点検結果を報告いたします。

令和　　　年　　　月　　　日

大館市長 様

住　所

氏　名　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　㊞

餌釣地区（令和　　　年度　　　月分）

農業集落排水処理施設管理報告書

施 設 名 点　検　者 検　印

施設規模 点検年月日 天　候

型　　式 作 業 時 間 気　温 ℃

電流計指示値

(A)

自動荒目スクリーン 無 ・ 有

破砕機 無 ・ 有

自動微細目スクリーン №１ 無 ・ 有

№２ 無 ・ 有

汚泥引抜ポンプ №１ 無 ・ 有

№２ 無 ・ 有

原水ポンプ №１ 無 ・ 有

№２ 無 ・ 有

ばっ気ブロワ 常用 №１ 無 ・ 有

常用 №２ 無 ・ 有

予備 №３ 無 ・ 有

予備 №４ 無 ・ 有

換気ファン №１ 無 ・ 有

№２ 無 ・ 有

自動荒目スクリーン 接触ばっ気槽 ㎥/h

ばっ気沈砂槽 （第２室） 良・不良・調整

少・中・多・消泡

無 ・ 有 ・ 実施

良　・　不良

㎥/日(　　%)

破砕機 沈殿槽 良　・　不良

自動微細目スクリーン 良・不良・調整

回 　　分/回

原水ポンプ 少・中・多・補充

(　　　kg)

良　・　不良

嫌気性ろ床槽 第１室 良　・　不良

第２室 cm

第３室 無　・　有

接触ばっ気槽 無 ・ 有 ・ 調整

（第１室） 受入ポンプ槽 良・不良・調整

良・不良・調整

良・不良・要清掃受入槽の状況

汚水処理施設巡回管理日報

餌釣地区汚水処理施設

420 人　113 ㎥/日

JARUS - Ｖ 型

異常の有無№

機 器 類 の 点 検

機　器　名　称

：　　～　　：

現場測定器

指示値(A)

絶縁抵抗

測定値(MΩ)備　　考

発泡の状況

少・中・多(　L）

良・不良・調整

発泡の発生

排砂槽沈砂状況(量)

沈砂排出ポンプの作動 良・不良・調整

エアリフトの作動

ばっ気状況

スクリーンし渣の量

定格電流値

(A)

各 単 位 装 置 の 状 況

旋回流の状況

少・中・多・消泡

少・中・多(　L）

空気量

移流部の詰まり発生

移流部の詰まり発生

異常音

スクリーンし渣

し渣の掻き上げ状況

電磁流量計の作動

原水ポンプの作動

レベルスイッチの作動

無　・　有

良・不良・調整

良・不良・調整

良・不良・調整

無　・　有

旋回流の状況

発泡の状況

良・不良・調整

少・中・多・消泡

㎥/h

越流堰の越流状況

汚泥引抜ポンプの作動

ポンプ作動時間

移流部の詰まり発生 無　・　有

消毒剤の残量消毒槽

良・不良・調整

少 ・ 中 ・ 多

無　・　有

空気量

接触ばっ気槽から嫌気性ろ床槽への返送量

逆洗の有無

逆洗の有無 無 ・ 有 ・ 実施

脱離液の透視度

清掃の有無

ポンプ作動時間 回 　　分/回

撹拌装置の目詰まり

汚泥濃縮の状況汚泥濃縮

貯留槽

レベルスイッチの作動

受入ポンプの作動

消毒状況

1/2

機器各種の異常、補修、消耗品等記録欄（日付けと確認及び作業内容を明記）

・処理機械類

・電気設備類

汚泥搬出量

各単位槽の汚泥堆積状況

異常水位

流入部 中央部 流出部 の痕跡

ばっ気沈砂槽 ー ー ー 無・有

原水ポンプ槽 ー ー cm 無・有

第１室 cm cm cm 無・有

第２室 cm cm cm 無・有

第３室 cm cm cm 無・有

第１室 cm cm cm 無・有

第２室 cm cm cm 無・有

沈殿槽 ー cm ー 無・有

消毒槽 cm cm cm 無・有

放流槽 cm cm cm 無・有

汚泥濃縮貯留槽 cm cm cm ー

処理施設水質現場点検表

水温 ＯＲＰ 残留塩素

℃ mV pp

流入原水

第１室 ＋・－

第２室 ＋・－

第３室 ＋・－

第１室 ＋・－

第２室 ＋・－

沈殿槽 ＋・－

消毒槽 ＋・－

放流水 ＋・－

種　　　別

嫌気性ろ床槽

汚水処理施設巡回管理日報

外観 臭気

㎥×　　台＝計　　　㎥

種　　　別ＤＯ

mg/ℓ

無・有(　 ㎥)

無・有(　 ㎥)

嫌気性ろ床槽

接触ばっ気槽

ガスの発生

（硫化水素等）

亜硝酸

接触ばっ気槽

透視度

cm

ＰＨ生物膜

cm

ー

cm

cm

cm

ー

cm

ー

ー

無・有(　 ㎥)

無・有(　 ㎥)

無・有(　 ㎥)

無・有(　 ㎥)

無・有(　 ㎥)

無・有(　 ㎥)

汚泥厚 汚泥引抜（有無・量）

スカム スカム引抜（有無・量）

無・有(　 ㎥) cm

厚さ

無・有(　 ㎥)

無・有(　 ㎥)

無・有(　 ㎥) cm

少 ・ 中 ・ 多

ー

ー

ー

無・有(　 ㎥)

無・有(　 ㎥)

無・有(　 ㎥)

無・有(　 ㎥)

無・有(　 ㎥)

無・有(　 ㎥)

無・有(　 ㎥)

無・有(　 ㎥)

無・有(　 ㎥)

無・有(　 ㎥)

ー

少 ・ 中 ・ 多

少 ・ 中 ・ 多

少 ・ 中 ・ 多

少 ・ 中 ・ 多

少 ・ 中 ・ 多

ー

2/2