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取扱説明書 取扱説明書 (本書) 最初に読んでください。使いかたの基本操作を説明しています。詳しい操作方法については、『パラメーター・ ガイド』(PDF)をダウンロードしてご覧ください。 PDF マニュアル (Web からダウンロード) パラメーター・ガイド 本機の操作の詳細、およびすべてのパラメーター について解説しています。専用ソフトウェアから 表示することもできます。 サウンド・リスト 本機に収録されている音色のリストです。 MIDI インプリメンテーション MIDI メッセージの詳細資料です。 PDF マニュアルの入手方法 1. パソコンなどで下記の URL を入力します。 http://www.roland.co.jp/manuals/ 2. 製品名「GT-001」を選んでください。 主な特長 新しい COSM アンプ これまで蓄積してきた音づくりのノウハウを凝縮して再モデリングしました。従来のビンテージ・アンプのモデリングを超え、 さらに進化した COSM アンプを実現しています。どこまでも透き通ったクリーン・サウンドから、エクストリームなハイゲイ ン・サウンドまで、アンプのダイナミックな挙動から細かいニュアンスまでを、ピッキングひとつで思いのままにコントロー ルできます。 テーブル・トップに最適なコンパクト・サイズ USB オーディオ・インターフェース機能を搭載しています(P.11)。パソコンに接続して、簡単に録音ができます。マイクを接 続することもできます。 専用ソフトウェアを使ってパソコンで簡単操作 専用ソフトウェアを使ってGT-001 を操作したり、音色のエディットやパッチ管理をしたりすることができます。また、専用の パッチ・ダウンロード・サイト、BOSS TONE CENTRAL から、多彩なパッチをダウンロードすることもできます。 本機を正しくお使いいただくために、ご使用前に『安全上のご注意』と『使用上のご注意』(『安全上のご注意』チラシと取扱説明書(P.15))をよ くお読みください。また、本機の優れた機能を十分ご理解いただくためにも、取扱説明書をよくお読みください。取扱説明書は必要なときにす ぐに見ることができるよう、手元に置いてください。 © 2014 ボス株式会社 本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。 ※ 本機は、演奏や操作をやめてから一定時間経過すると自動的に 電源が切れます(Auto Off機能)。 自動的に電源が切れないようにするには、Auto Off 機能を解 除してください(P.13)。 • 電源が切れると編集中の設定は失われます。残しておきたい 設定はあらかじめ保存しておいてください。 •電源をオンにするときは、電源を入れ直してください(P.2)。

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Page 1: 取扱説明書取扱説明書 取扱説明書(本書) 最初に読んでください。使いかたの基本操作を説明しています。詳しい操作方法については、『パラメーター・

取扱説明書

取扱説明書(本書)最初に読んでください。使いかたの基本操作を説明しています。詳しい操作方法については、『パラメーター・ガイド』(PDF)をダウンロードしてご覧ください。

PDF マニュアル(Web からダウンロード)

•パラメーター・ガイド本機の操作の詳細、およびすべてのパラメーターについて解説しています。専用ソフトウェアから表示することもできます。

•サウンド・リスト本機に収録されている音色のリストです。

•MIDI インプリメンテーションMIDI メッセージの詳細資料です。

PDF マニュアルの入手方法1.パソコンなどで下記の URL を入力します。http://www.roland.co.jp/manuals/        ▼

2.製品名「GT-001」を選んでください。

主な特長新しい COSM アンプ

これまで蓄積してきた音づくりのノウハウを凝縮して再モデリングしました。従来のビンテージ・アンプのモデリングを超え、さらに進化した COSM アンプを実現しています。どこまでも透き通ったクリーン・サウンドから、エクストリームなハイゲイン・サウンドまで、アンプのダイナミックな挙動から細かいニュアンスまでを、ピッキングひとつで思いのままにコントロールできます。

テーブル・トップに最適なコンパクト・サイズUSB オーディオ・インターフェース機能を搭載しています(P.11)。パソコンに接続して、簡単に録音ができます。マイクを接続することもできます。

専用ソフトウェアを使ってパソコンで簡単操作専用ソフトウェアを使って GT-001 を操作したり、音色のエディットやパッチ管理をしたりすることができます。また、専用のパッチ・ダウンロード・サイト、BOSSTONECENTRAL から、多彩なパッチをダウンロードすることもできます。

本機を正しくお使いいただくために、ご使用前に『安全上のご注意』と『使用上のご注意』(『安全上のご注意』チラシと取扱説明書(P.15))をよくお読みください。また、本機の優れた機能を十分ご理解いただくためにも、取扱説明書をよくお読みください。取扱説明書は必要なときにすぐに見ることができるよう、手元に置いてください。

©2014ボス株式会社本書の一部、もしくは全部を無断で複写・転載することを禁じます。

※本機は、演奏や操作をやめてから一定時間経過すると自動的に電源が切れます(AutoOff 機能)。自動的に電源が切れないようにするには、AutoOff 機能を解除してください(P.13)。• 電源が切れると編集中の設定は失われます。残しておきたい

設定はあらかじめ保存しておいてください。• 電源をオンにするときは、電源を入れ直してください(P.2)。

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2

1 準備する

1.[ON/OFF]スイッチをオンにする。

2.ギター・アンプの電源を入れる。

メモパソコンと接続しているときはパソコンから電源供給されますので、AC アダプターは不要です(P.11)。

※正しく接続したら、必ず本機→接続した機器の順に電源を入れてください。手順を間違えると、誤動作をしたり故障したりすることがあります。電源を切るときは、接続した機器→本機の順に電源を切ってください。

※本機は回路保護のため、電源をオンにしてからしばらくは動作しません。

※電源を入れる/切るときは、音量を絞ってください。音量を絞っても電源を入れる/切るときに音がすることがありますが、故障ではありません。

2

[OUTPUT LEVEL]つまみで音量を調節する。

※AUXIN端子につないだオーディオ・プレーヤーの音量はオーディオ・プレーヤーの音量調節で調節してください。

3

電源を入れる

音量を調節する

便利なチューナー機能1.[TUNER]ボタンを押す。2.弦を開放で弾き、画面中央のインジケーターだけが

点灯するようにチューニングする。

3.チューニングを終了するには、[EXIT]ボタンを押す。

[TUNER]ボタン

[EXIT]ボタン

ポイント

[ON/OFF]スイッチ

[OUTPUT LEVEL]つまみ

1 機器を接続する

オーディオ・プレーヤーなどをステレオ・ミニ・プラグで接続

GUITAR IN 端子DC IN 端子OUTPUT 端子

AUX IN 端子

PHONES端子

接続時のご注意※他の機器と接続するときは、誤動作や故障を防ぐため、

必ずすべての機器の音量を絞り、すべての機器の電源を切ってください。

※抵抗入りの接続ケーブルを使用すると、インプット(AUXIN 端子)に接続した機器の音量が小さくなることがあります。抵抗の入っていない接続ケーブルを使用してください。

※AC アダプターのコードを本体裏面の溝にはめ込むことで、プラグ抜けを防ぐことができます。

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3

準備する

4 つないだアンプの種類を設定するGT-001 につないだアンプの種類に合わせて設定することで、最適な音色になります。ぜひ設定しましょう。

1.[MENU]ボタンを押す。

2.バリューつまみで「SYSTEM」を選び、[ENTER]ボタンを押す。

3.バリューつまみで「OUTPUT」を選び、[ENTER]ボタンを押す。

4.[4]つまみで、アンプの種類を選ぶ。

設定値 説明JC-120 ローランドのギター・アンプ JC-120 のギター用入力に接続する場合の設定です。SMALL AMP 小型のギター・アンプに接続する場合の設定です。

COMBO AMP

JC-120 以外のコンボ・タイプ(アンプとスピーカーが一体になったタイプ)のギター・アンプのギター用入力に接続する場合の設定です。使用されるギター・アンプによっては、「JC-120」に設定したほうがよい結果が得られる場合があります。

STACK AMP スタック・タイプ(アンプとスピーカーが分離したタイプ)のギター・アンプのギター用入力に接続する場合の設定です。

JC-120 RETURN JC-120 の RETURN に接続する場合の設定です。COMBO RETURN コンボ・タイプのギター・アンプの RETURN に接続する場合の設定です。

STACK RETURNスタック・タイプのギター・アンプの RETURN に接続する場合の設定です。ギター用パワー・アンプとスピーカー・キャビネットの組み合わせで使用する場合も、「STACKRETURN」に設定します。

LINE/PHONES ヘッドホンを使う場合や、GT-001 をモニター・スピーカー、ミキサー、デジタル・レコーダーなどに接続する場合の設定です。

5.[EXIT]ボタンを数回押す。

メモ• OUTPUT を「LINE/PHONES」に設定したときだけ、SPTYPE パラメーターが有効になります。

SPTYPE パラメーターについては『パラメーター・ガイド』(PDF)をご覧ください。• ヘッドホンをお使いになる場合は、プリアンプがオンになっていないとギター・アンプらしい

音が出ません。ヘッドホンをお使いになる場合はプリアンプ(PREAMP)をオンにすることをおすすめします。PREAMP をオンにするには、『4エディット編:エフェクトのエディット』(P.7)の手順 1 の要領で[EFFECT]"「PrA」、または「PrB」を選び、バリューつまみを押します。PREAMP の設定値について、詳しくは『パラメーター・ガイド』(PDF)をご覧ください。

[4]つまみ

[MENU]ボタン

[ENTER]ボタン バリューつまみ

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2 演奏する準備ができたら、さっそく GT-001 を使って演奏してみましょう。

パッチとは?GT-001 にはたくさんのエフェクトが入っています。これらのエフェクトの組み合わせと設定をひとまとめにしたものを「パッチ」と呼びます。

ユーザー・パッチ U001

ユーザー・パッチ U200

プリセット/パッチ P001

プリセット/パッチ P200

GT-001 は上書き保存できるユーザー・パッチ(U001 〜)を 200 種類、上書き保存できないプリセット・パッチ(P001 〜)を 200 種類記憶しています。

ポイント

パッチを選ぶ

パッチ・ナンバーの表示

バリューつまみを回して、パッチを連続で切り替えます。

メモ• プレイ画面(P.5)以外ではパッチを切り替えることができま

せん。[EXIT]ボタンを押してプレイ画面に戻ってからパッチを切り替えてください。

• 気に入ったパッチ 4 種類を[A]〜[D]ボタンに割り当て、素早く呼び出すことができます。パッチを選んで、[A]〜[D]ボタンのいずれかを数秒間押し続けると、パッチがボタンに割り当てられます。

ディスプレイには、現在選ばれているパッチ・ナンバーとパッチ名が表示されます。

バリューつまみ

本書では、画面を使用して機能説明をしていますが、工場出荷時の設定(音色名など)と本文中の画面上の設定は一致していないことがあります。あらかじめご了承ください。

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演奏する

カテゴリーからパッチを選ぶ

1.プレイ画面でバリューつまみを押す。パッチのカテゴリーが表示されます。

2.バリューつまみを回してカテゴリーを選び、[ENTER]ボタンを押します。カテゴリーの先頭のパッチが呼び出され、プレイ画面に戻ります。

ポイント

プレイ画面について電源投入後に表示される画面を「プレイ画面」といいます。

MASTERBPMOUTPUT の設定

PREAMP のチャンネル

ファンタム電源のオン/オフ

パッチ・ナンバー

ディスプレイのアイコン

アイコン 説明

MASTERBPM を表示します。

OUTPUT が LINE/PHONES 以外のときに表示されます。

OUTPUT が LINE/PHONES のときに表示されます。

DIVIDER のモードが SINGLE のときに、プリアンプのチャンネル A が選ばれています。

DIVIDER のモードが SINGLE のときに、プリアンプのチャンネル B が選ばれています。

DIVIDER のモードが DUAL のときに表示されます。

、 、 SOLOSW がオンのときはアイコンが反転表示されます。

ファンタム電源(P.13)が ON のときに表示されます。

※MASTERBPM、SOLOSW、OUTPUT、DIVIDER について、詳しくは『パラメーター・ガイド』(PDF)をご覧ください。

ポイント

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3 エディット編:基本操作

エディットする対象を選ぶ

項目を選ぶ

値を変更する

GT-001 のエディット操作はとてもシンプルです。まず、基本の操作を覚えましょう。

以下のいずれかのボタンを押す。

1

2

3

以下は[MENU]ボタンを押した例です。1.バリューつまみを回して、項目を選ぶ(カー

ソルが移動)。

2.[ENTER]ボタンを押す。3.さらにバリューつまみで項目を選ぶ。4.[ENTER]ボタンを押す。

選択した項目の設定値が表示されます。

バリューつまみ[ENTER]ボタン

1.表示される値を、[1]〜[4]つまみで変更する。

2.[EXIT]ボタンを数回押す。プレイ画面に戻ります。

エフェクト各エフェクトのパラメーターをエディットします。

メニュー出力の設定をしたり、外部ペダルにお好みの機能を設定したりします。

本書では、操作の手順を以下のように表記します。<例>

[MENU]ボタンを押す。バリューつまみを回して「SYSTEM」を選び[ENTER]ボタンを押す。バリューつまみを回して「AUTOOFF」を選び[ENTER]ボタンを押す。[MENU]"「SYSTEM」"「AUTO OFF」を選ぶ。

ポイント

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4 エディット編:エフェクトのエディット

エディットするエフェクトを選ぶ

値を変更する

1.[EFFECT]"「OD/DS」を選ぶ。

2.[ENTER]ボタンを押す。

バリューつまみでエフェクトを選ぶ(カーソルが移動)。つまみを押して、エフェクトをオン/オフ。つまみを押したまま回すと、エフェクトの位置を左右に移動。

[ENTER]ボタン

(FX1、FX2 にカーソルがあるときのみ)[4]つまみで FX1、FX2 のエフェクト・タイプを選ぶ。

表示される値を、[1]〜[4]つまみで変更する。バリューつまみでページ・タブを移動できます。

便利なクイック・セッティング「QS」と表示されているページ・タブを選ぶと、エフェクトごとに保存した設定(クイック・セッティング)を簡単に呼び出すことができます。クイック・セッティングの保存方法については『エフェクト単位で設定を記憶させる(クイック・セッティング・ライト)』(P.9)をご覧ください。

各つまみのはたらきは?各つまみのはたらき(パラメーター)はエフェクトによって異なります。全パラメーターについては『パラメーター・ガイド』(PDF)をご覧ください。OD/DS を選択した場合つまみ 動作 説明

[1] TYPE オーバー・ドライブ/ディストーションのタイプを切り替えます。[2] DRIVE オーバー・ドライブ/ディストーションのかかり具合(歪み具合)を調節します。[3] TONE 音質を調節します。数値が大きいほどシャープな音になります。[4] E. LEVEL エフェクト時の音量を調節します。

1

2

設定を終わる[EXIT]ボタンを数回押す。プレイ画面に戻ります。

ご注意!パッチを切り替えると、設定した内容は失われます。作ったパッチを保存したい場合は、ユーザー・パッチに保存してください(P.8)。

3

パッチの各エフェクトのパラメーターをエディットします。ここでは、エフェクト・エディットでオーバー・ドライブの歪みを変更する例を紹介します。

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5 エディット編:パッチの保存作ったパッチを保存したい場合は、以下の手順でユーザー・パッチに保存してください。パッチを保存しないと、電源を切ったり、パッチを切り替えたりしたときにエディットした内容が失われます。

保存メニューを表示する[WRITE]ボタンを押す。 [WRITE]ボタン

1

保存の種類を選ぶバリューつまみで「WRITE」(PATCH WRITE)を選び、[ENTER]ボタンを押す。

バリューつまみ[ENTER]ボタン

2

保存の種類保存の種類を選びます(初期値はパッチの保存になっています)。

ポイント

さらにバリューつまみを回すと…

A、B チャンネル間で PREAMPの設定を入れ替えたりコピーしたりする

バリューつまみを回して保存の種類を選ぶ

名前を付ける 入れ替える 初期化する保存する

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エディット編:パッチの保存

保存する

保存先を選ぶ

[WRITE]ボタンを押す。保存が完了すると、プレイ画面に戻ります。

[WRITE]ボタン

[4]つまみで、保存先(U001 〜 U200)を選ぶ。

4

3名前を付けるには?保存の種類で(P.8)「INFO」を選び、バリューつまみでカーソルを移動して、[4]つまみで文字を変更することで、パッチ名を変更することができます。

操作子 動作[1]つまみ カテゴリー選択[2]つまみ 文字種選択[3]つまみ 小文字・大文字[4]つまみ 文字の変更バリューつまみ カーソルの移動

エフェクト単位で設定を記憶させる(クイック・セッティング・ライト)パッチ単位で設定を記憶させておくのとは別に、エフェクト単位で設定を記憶させることができます。記憶した設定は、プリセット・クイック・セッティングと同様に他のパッチで利用することができるので、あらかじめ好みの設定をエフェクトごとに記憶させておくと、新たにパッチを作成するときに便利です。1.[WRITE]"「QS WRITE」を選ぶ。

2.[1]つまみで、設定を記憶させたいエフェクトを選ぶ。

3.[2]つまみで、保存先(U001 〜U200)を選ぶ。

4.[WRITE]ボタンを押す。保存が完了すると、プレイ画面に戻ります。

記憶可能なエフェクトPREAMP の各チャンネルOD/DSDELAYCHORUSREVERBCOMPEQPEDALFX の WAH と PEDALBENDDIVIDERFX1/FX2 の各エフェクトASSIGN1 〜 8

ポイント

保存先を選ぶ

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右パネルの CTL/EXP 端子にエクスプレッション・ペダル(別売:RolandEV-5 など)やフットスイッチ(別売:FS-5U、FS-6)をつなぐと、さまざまなパラメーターをコントロールすることができます。

6 エディット編:外部ペダルの設定

ペダルを接続する※エクスプレッション・ペダルは、必ず指定の

もの(別売:RolandEV-5、FV-500L、FV-500H)をお使いください。他社製品を接続すると、本体の故障の原因になる場合があります。

※フットスイッチとエクスプレッション・ペダルを同時に接続することはできません。

ペダルの機能を設定する1.[MENU]"「CTL/EXP」"「CTL1」、「CTL2」、または「EXP」を選ぶ。

設定項目 説明「CTL1」/「CTL2」 フットスイッチ(別売:FS-5U、FS-6)を使って操作する機能を設定します。

「EXP」 エクスプレッション・ペダル(別売:RolandEV-5、FV-500L、FV-500H)を使って操作する機能を設定します。

2.[1]〜[4]つまみで、操作するパラメーターの値を設定する。外部ペダルに割り当てられる機能について、詳しくは『パラメーター・ガイド』(PDF)をご覧ください。

設定例CTL1/2(FS-6 の A/B ペダル)でパッチ・ナンバーを切り替える

パラメーター CTL1(B ペダル)設定値 CTL2(A ペダル)設定値 説明[1] FUNC NUMBERINC NUMBERDEC

B ペダルで次のパッチ・ナンバーに切り替えます。A ペダルで 1 つ前のパッチ・ナンバーに切り替えます。

[2] MIN OFF OFF[3] MAX ON ON[4] MODE TOGGLE TOGGLE

※上記設定に加えて、[MENU]"「SYSTEM」 "「PREF」"「CTL1」と 「CTL2」を「SYSTEM」に設定してください。

EXP でワウを使う

パラメーター 設定値[1] FUNC WAH

※[EFFECT]"「PEDAL」を選んで、「PEDAL」をオンにしてください。

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GT-001 を USB 経由パソコンと接続すると、以下のことができます。• パソコンとの間でデジタル・オーディオ信号や MIDI メッセージを送受信• 専用ソフトウェアを使って、パソコン上でパッチの編集や管理、『パラメーター・ガイド』(PDF)

の表示• 専用 Web サイト BOSSTONECENTRAL(http://bosstonecentral.com/)からパッチをダウン

ロード

7 パソコンを接続する

パソコンを接続する市販の USB ケーブルを使って、パソコンの USB 端子と GT-001 の USB 端子を接続する。※GT-001 は、パソコンと USB 接続している

ときには、パソコンから電源が供給されます。AC アダプターを接続する必要がありません。

USB 端子

オーディオ・インターフェースとして使う

USBドライバーのインストール

GT-001 の音をパソコンに録音したり、パソコンの音を GT-001 の OUTPUT 端子や PHONES 端子から出力したりすることができます。※USB 接続時のオーディオ信号の流れと設定方法について、詳しくは『パラメーター・ガイド』(PDF)

をご覧ください。※各ソフトウェアの入力元の切り替えかたは、お使いのソフトウェアの取扱説明書をご覧ください。

パソコンに接続する前にUSBドライバーをインストールする必要があります。USB ドライバーは、ローランドのホームページからダウンロードしてください。USB 接続をする前に、専用ドライバーのインストールをしてください。詳しくは、ダウンロードしたファイルにある Readme.htm をお読みください。&http://www.roland.co.jp/support/ドライバーは、ご使用の環境によってインストールするプログラムや手順が異なりますので、ダウンロードしたファイルにある Readme をよく読んだうえでお使いください。

GT-001 専用ソフトウェアを使う専用ソフトウェアでは以下のことができます。• ダウンロード・サイト、BOSSTONECENTRAL(http://bosstonecentral.com/)から、パッ

チを簡単に本体にダウンロードできます。• パッチの設定を編集できます。• パッチにパッチ名をつけることができます。• パッチの順番を並べ替えたり、入れ替えたりすることができます。• パッチと本体の設定をバックアップしたり、バックアップした設定に戻したりすることがで

きます。•『パラメーター・ガイド』(PDF)を表示することができます。

専用ソフトウェアは、BOSSTONECENTRAL(http://bosstonecentral.com/)よりダウンロードすることができます。使いかたの詳細については、ダウンロードしたファイルにある Readmeをご覧ください。

ポイント

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8 その他の便利な機能

メトロノームを使う

工場出荷時の設定にもどす(ファクトリー・リセット)

1.[TUNER]ボタンを押す。

2.バリューつまみで「METRONOME」を選ぶ(タブが移動)。

3.[1]〜[4]つまみで、メトロノームの設定をする。

パラメーター 設定値 説明

[1] TEMPO 40 〜 250 メトロノームのテンポを設定します。

[2] BEAT

1/1 〜 8/1、1/2 〜 8/2、1/4 〜 8/4、1/8 〜 8/8

拍子を選びます。

[3] OFF/ON OFF、ON メトロノームをオン/オフします。[4] LEVEL 0 〜 100 メトロノームの音量を調節します。

4.[EXIT]ボタンを押す。プレイ画面に戻ります。※メトロノーム音は OUTPUT 端子と PHONES 端子から出力されます。※TEMPO を変更すると MASTERBPM も変更されます。MASTERBPM について、詳しくは『パ

ラメーター・ガイド』(PDF)をご覧ください。

GT-001のシステム設定(システム・パラメーター)を工場出荷時の設定に戻すことを「ファクトリー・リセット」といいます。すべての設定を工場出荷時の設定に戻すことができますが、工場出荷時の設定に戻したい項目を指定することもできます。※「ファクトリー・リセット」を実行すると、お客様が設定した設定は失われます。必要なデータ

は専用ソフトウェアでパソコンなどに保存してください。

1.[MENU]"「SYSTEM」"「F. RESET」(FACTORY RESET)を選ぶ。

2.[1]、[4]つまみで、工場出荷時の設定に戻す設定の範囲を指定します。つまみ パラメーター 設定値 説明

[1][4]

FROMTO

SYSTEM システム・パラメーターの設定内容QUICK ユーザー・クイック・セッティングの設定内容U001 〜 U200 パッチ・ナンバー U001 〜 U200 の設定内容

3.[WRITE]ボタンを押します。ファクトリー・リセットをやめるときは、[EXIT]ボタンを押します。

4.ファクトリー・リセットを実行するときは、[ENTER]ボタンを押します。ファクトリー・リセットが終了すると、プレイ画面に戻ります。

[TUNER]ボタン

[EXIT]ボタン

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その他の便利な機能

マイクを接続する右パネルの MICIN 端子にマイクをつないで、GT-001 のエフェクトをかけることができます。

ダイナミック・マイク

コンデンサー・マイク

ディスプレイのコントラスト(明瞭度)を調節する

オート・オフ機能をオフにする

ディスプレイの明るさを調節することができます。1.[MENU]"「SYSTEM」"「LCD」を選ぶ。

2.[1]つまみで、コントラストを調節する。値が大きくなるほど明るさが増します(設定値:1 〜 16)。

GT-001 には、自動的に電源を切る機能があります。演奏や操作をやめてから 10 時間経過すると、自動的に電源が切れます。電源が切れる約 15 分前に、ディスプレイにメッセージが表示されます。この機能は、工場出荷時には「ON」(10 時間で電源オフ)に設定されています。常に電源をオンにして使用したい場合は、「OFF」に設定してください。

1.[MENU]"「SYSTEM」"「AUTO OFF」を選ぶ。

2.[1]つまみで「OFF」を選ぶ。

3.[EXIT]ボタンを数回押す。

メモ• MICIN 端子に、ファンタム電源対応のコンデンサー・マイクを接続することができます。コン

デンサー・マイクにファンタム電源を供給するには、『3エディット編:基本操作』(P.6)の要領で[MENU]"「SYSTEM」"「INPUT」を選び、[4]つまみで「ON」を選びます。

• ギター用の GUITARIN 端子と MICIN 端子は同時に使用できません。両方の端子に機器が接続されているときは GUITARIN 端子が優先されます。

※本機はバランス(XLR)タイプの端子を装備しており、次のように配線されています。接続する機器の配線をご確認のうえ、接続してください。

※マイクとスピーカーの位置によっては、ハウリング音(キーンという音)が出ることがあります。その場合は、以下のように対処してください。• マイクの向きを変える• マイクをスピーカーから遠ざける• 音量を下げる

2: HOT 1: GND

3: COLD

Page 14: 取扱説明書取扱説明書 取扱説明書(本書) 最初に読んでください。使いかたの基本操作を説明しています。詳しい操作方法については、『パラメーター・

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エラー・メッセージ一覧メッセージ 原因 対処

MIDI BUFFER FULL! 受信した MIDI メッセージの量が多いため、正しく処理できませんでした。

GT-001 へ送信する MIDI メッセージの量を減らしてください。接続を確認し、送信する MIDI 機器のテンポを遅くしてください。

USB OFFLINE!

接続している機器からの通信が途切れました。接続している機器の電源を切った場合にも表示されます。故障ではありません。

接続ケーブルの抜けや断線がないことを確認してください。

DATA WRITE ERROR!

ユーザー・データ保存用メモリーへの書き込みに失敗しました。

故障の可能性があります。ローランドお客様相談センターにご相談ください。

PREFERENCE IS SYSTEM!

「PREFERENCE」が「SYSTEM」に設定されています。

コントロール・ペダル、エクスプレッション・ペダルなどの設定をパッチごとに異なる設定にするか、すべてのパッチで同じセッティングを共有するかを選ぶ設定を「プリファレンス」と呼びます。

「PREFERENCE」が「SYSTEM」の場合、パッチのアサインやマニュアル・モード・セッティングの設定は無効になります。パッチでの設定を有効にするには PREFERENCE で該当するパラメーターを「PATCH」に設定してください。設定方法は、[MENU]"「SYSTEM」"「PREF」を選んで、

[1]〜[4]つまみで「PATCH」を選びます。

主な仕様

AD 変換

24 ビット+ AF 方式※AF 方式(AdaptiveFocusmethod)

は AD コンバーターの SN 比を飛躍的に向上させるローランド/ボス独自の方式です。

DA 変換 24 ビットサンプリング周波数 44.1kHz

パッチ 200(ユーザー)+200(プリセット)

規定入力レベル

GUITARIN:-10dBuMICIN:40dBuuAUXIN:-20dBu

入力インピーダンス

GUITARIN:1M Ω

MICIN:4k ΩAUXIN:27k Ω

規定出力レベル

OUTPUTL/MONO、R:-10dBuPHONES:-10dBu

出力インピーダンス

OUTPUTL/MONO、R:2k ΩPHONES:44 Ω

推奨負荷インピーダンス

OUTPUTL/MONO、R:10k Ω以上PHONES:44 Ω以上

ディスプレイ グラフィック LCD(132 × 32 ドット、バックライト付き)

接続端子

GUITARIN 端子:標準タイプMICIN 端子:XLR タイプ、バランス、ファンタム電源(DC48V、10mAMax)AUXIN 端子:ステレオ・ミニ・タイプOUTPUT(L/Mono、R)端子:標準タイプPHONES 端子:ステレオ・ミニ・タイプCTL/EXP 端子:TRS 標準タイプUSB 端子:USB タイプ BDCIN 端子

電源 AC アダプター、USB 端子より取得(USBバス電源)

消費電流 240mA

外形寸法 211(幅)×135(奥行)×58(高さ)mm

質量 500g

付属品取扱説明書、「安全上のご注意」チラシ、AC アダプター、保証書、ローランドユーザー登録カード

別売品デュアル・フットスイッチ:FS-6エクスプレッション・ペダル:FV-500L /500H、RolandEV-5

※0dBu = 0.775Vrms※製品の仕様や外観は、改良のため予告なく変更することが

あります。

BOSS GT-001:ギター・エフェクツ・プロセッサー

Page 15: 取扱説明書取扱説明書 取扱説明書(本書) 最初に読んでください。使いかたの基本操作を説明しています。詳しい操作方法については、『パラメーター・

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使用上のご注意設置について• 設置条件(設置面の材質、温度など)

によっては、本機のゴム足が設置した台などの表面を変色または変質させることがあります。ゴム足の下にフェルトなどの布を敷くと、安心してお使いいただけます。この場合、本機が滑って動いたりしないことを確認してからお使いください。

お手入れについて• 通常のお手入れは、柔らかい布で

乾拭きするか、固く絞った布で汚れを拭き取ってください。汚れが激しいときは、中性洗剤を含んだ布で汚れを拭き取ってから、柔らかい布で乾拭きしてください。

修理について• 修理を依頼されるときは、事前に

記憶内容をバックアップするか、メモしておいてください。修理するときには記憶内容の保存に細心の注意を払っておりますが、メモリー部の故障などで記憶内容が復元できない場合もあります。失われた記録内容の修復に関しましては、補償も含めご容赦願います。

• 当社では、本機の補修用性能部品(製品の機能を維持するために必要な部品)を、製造打切後 6 年間保有しています。この部品保有期間を修理可能の期間とさせていただきます。なお、保有期間を過ぎたあとでも、故障箇所によっては修理可能の場合がありますので、お買い上げ店、またはローランドお客様相談センターにご相談ください。

その他の注意について• 記憶した内容は、機器の故障や誤っ

た操作などによって失われることがあります。失っても困らないように、大切な記憶内容はバックアップしておいてください。

• 失われた記憶内容の修復に関しましては、補償を含めご容赦願います。

• ディスプレイを強く押したり、叩いたりしないでください。

• エクスプレッション・ペダルは、必 ず 指 定 の も の( 別 売:RolandEV-5、FV-500L、FV-500H)をお使いください。他社製品を接続すると、本体の故障の原因になる場合があります。

• 本機を裏返すときは、破損を防ぐためボタンやつまみなどを保護してください。また、落下や転倒を引き起こさないよう取り扱いに注意してください。

• 盗難防止用ロック( SECURITYLOCK)市販の盗難防止用セキュリティー・ワイヤーなどを接続することができます。

(左パネル)

ライセンス/商標について• 本製品には、イーソル株式会社の

ソフトウェアプラットフォーム「eCROS ™」が搭載されています。

• ASIO は、SteinbergMediaTechnologiesGmbH の商標およびソフトウェアです。

• Roland、BOSS、COSM、BOSSToneCentral は、日本国およびその他の国におけるローランド株式会社の商標または登録商標です。

安全上のご注意

警告完全に電源を切るときは、コンセントからプラグを抜く電源スイッチを切っても、本機は主電源から完全に遮断されてはいません。完全に電源を切る必要があるときは、本機の電源スイッチを切ったあと、コンセントからプラグを抜いてください。そのため、電源コードのプラグを差し込むコンセントは、本機にできるだけ近い、すぐ手の届くところのものを使用してください。

Auto Off 機能について本機は、演奏や操作をやめてから一定時間経過すると自動的に電源が切れます(AutoOff機能)。自動的に電源が切れないようにするには、AutoOff 機能を解除してください

(P.13)。

付属の AC アダプターを AC100V で使用するAC ア ダ プ タ ー は、 必 ず 付 属 の も の を、AC100V の電源で使用してください。

注意ファンタム電源の取り扱いについてファンタム電源供給の必要なコンデンサー・マイクを接続したとき以外は、ファンタム電源を必ずオフにしてください。ダイナミック・マイクやオーディオ再生装置などにファンタム電源を供給すると故障の原因になります。マイクの仕様については、お使いのマイクの取扱説明書をお読みください。

(本機のファンタム電源:DC48V、10mAMax)

Page 16: 取扱説明書取扱説明書 取扱説明書(本書) 最初に読んでください。使いかたの基本操作を説明しています。詳しい操作方法については、『パラメーター・

* 5 1 0 0 0 3 9 2 3 0 - 0 1 *ローランド株式会社〒 431-1304静岡県浜松市北区細江町中川 2036-1

'13. 04. 01 現在(Roland)

製品に関するお問い合わせ先

050-3101-2555

ローランド・ホームページ http://www.roland.co.jp/

電話受付時間: 月曜日~金曜日 10:00~17:30(弊社規定の休日を除く)

※IP電話からおかけになって繋がらない場合には、お手数ですが、電話番号の前に“0000” (ゼロ4回)をつけてNTTの一般回線からおかけいただくか、携帯電話をご利用ください。※上記窓口の名称、電話番号等は、予告なく変更することがありますのでご了承ください。

お問い合わせの窓口

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