外国人誘客分析 - 鹿児島県...‐2 ‐ 外国人誘客分析...
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‐0 ‐
外国人誘客分析
‐1 ‐
外国人誘客分析のフローチャート
本分析の全体像は以下の通りです。
鹿児島県に来る外国人訪問者数を増加させるには、どのようにすればよいか
大論点
外国人訪問分析
アイデア導出打ち手の特定課題の特定論点の分解目的の設定
1論点1[誰が]
どの国籍の訪問者を増やせそうか
論点2[いつ]
どの時期に訪問者を増やせそうか
論点3[どこに]
どこに訪問している人を増やせそうか
論点5[何をしているか]
何をしに来ている人を増やせそうか
台湾、香港、大韓民国、中国が大半
2
各国籍で訪問が少ない季節がある
3
鹿児島市のみ訪問する傾向の国籍がある
4
国籍によって、消費行動が異なる
台湾、香港、大韓民国、中国からの訪問客をさらに増やす
時期ごとにプロモーションする国を変えて、訪問客を増やす
台湾人、香港人向けに温泉地への送客とともに、顧客応対を強化
各国籍に応じたWebサイトやプロモーションを実施し、訪問客を増やす
外国人訪問分析
外国人訪問分析
外国人メッシュ分析
外国人消費の構造(クレジットカード)
各国の鹿児島県への訪問特性に応じたプロモーションの実施
宿泊旅行統計調査
論点4[どうやって]
どの移動経路での外国人訪問者を増やせそうか
国籍によって主な訪問経路が異なる
5台湾人、香港人向けに温泉地への送客とともに、顧客応対を強化
外国人入出国空港分析
6
‐2 ‐
外国人誘客分析
外国人訪問者数は、日本全国で軒並み増加しているため、他地域と比較してどの程度伸びているかを分析した。
九州・沖縄の外国人訪問者数2011年から2015年への
外国人訪問者数の変化
60.1
2.3
13.5
18.9
22.3
2.3
5.9
19.1
0 50 100 150 200
福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
宮崎県
鹿児島県
沖縄県
2011年 (万人)
187.7
11.6
50.5
59.2
83.2
5.9
16.9
120.2
0 50 100 150 200
2015年 (万人)外国人訪問者数の増加数(万人)
増加数順位
外国人訪問者数の増加率
増加率順位
福岡県 127.6 1位 212.5% 4位
佐賀県 9.2 7位 394.8% 2位
長崎県 36.9 5位 272.9% 6位
熊本県 40.2 4位 212.3% 5位
大分県 61.0 3位 273.9% 3位
宮崎県 3.6 8位 154.8% 8位
鹿児島県 11.0 6位 187.6% 7位
沖縄県 101.1 2位 530.1% 1位
鹿児島県を訪れる外国人は2011年の5.9万人から2015年の16.9万人へ増加(4年で2.9倍)
しかし、他県も軒並み増加傾向で、4年間の増加数で見ると6位、増加率では7位にとどまる
4年で2.9倍
鹿児島県に来る外国人訪問者数を増加させるには、どのようにすれば良いか目的の設定
6位 7位
鹿児島県に来る外国人訪問者数を増加させるには、どのようにすればよいか
大論点目的の設定
1外国人訪問分析
(RESASダウンロードデータ)
画面左側の「START」ボタンをクリック>表示されたメニューから「観光マップ」をクリック>表示されたサブメニューから「外国人訪問分析」をクリック>
画面右下にある『指定した都道府県で分析する』をクリック>画面右下にある『データをダウンロード』ボタンをクリックしてダウンロード
※ダウンロードデータは全地域が含まれているため地域指定の必要はありません。
RESAS
画面操作
‐3 ‐
外国人誘客分析
来訪者数の国籍別の内訳を見ることで、どの国籍の人が増えているか/増えていないかを把握でき、課題が特定できると考え、分析を行った。
2015年の国籍別訪問者数を見ると、鹿児島県を訪れる外国人の国籍は多い順に台湾、大韓民国、香港、中華人民共和国であり、第5位のフランスと3倍以上の差がある
2014年⇒2015年からの増加率を見ると、
1位台湾:2.5倍
2位韓国:4.3倍
3位香港:3.7倍
4位中国:2.8倍
といずれも2倍以上となっている
44,433人
36,005人
28,124人
19,242人
2015年
5,982人
17,660人
8,369人
7,728人
7,617人
2014年
台湾2.5倍
韓国4.3倍
香港3.7倍
中国2.8倍
3倍以上の差
論点1[誰が]どの国籍の訪問者を増やせそうか
台湾、香港、大韓民国、中国が大半
2
課題の特定論点の分解 外国人訪問分析
鹿児島県は、台湾、香港、大韓民国、中国からの訪問者が大半を占めている課題の特定
画面左側の「START」ボタンをクリック>表示されたメニューから「観光マップ」をクリック>表示されたサブメニューから「外国人訪問分析」をクリック>
画面右上の地域指定を[東京都]から[鹿児島県]に変更>画面右下にある『指定した都道府県で分析する』をクリック>
画面右の[表示年・四半期を指定する]から【2014年】【すべての期間】と【2015年】【すべての期間】をクリックしてグラフを確認して下さい
RESAS
画面操作
大韓民国
台湾
中華人民共和国
香港
タイ
シンガポール
アメリカ合衆国
中華人民共和国
大韓民国
台湾
香港
アメリカ合衆国
フランス
カナダ
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外国人誘客分析
国籍別に分類すれば、どの国籍の人が特定の時期に多いか少ないかを把握でき、深い課題の特定ができるのではないかと考え、分析を行った。
韓国人は4月~10月の訪問が少なく、中国人は1月~6月の訪問が少ない課題の特定
画面左側の「START」ボタンをクリック>表示されたメニューから「観光マップ」をクリック>表示されたサブメニューから「外国人訪問分析」をクリック>
画面右下にある『指定した都道府県で分析する』をクリック>画面右下にある『データをダウンロード』ボタンをクリックしてダウンロードRESAS
画面操作
論点2[いつ]どの時期に訪問者を増やせそうか
各国籍で訪問が少ない季節がある
3
課題の特定論点の分解 外国人訪問分析(RESASダウンロードデータ)
2015年における韓国人の鹿児島県訪問は、4月~6月期および7月~9月期が前後の期に比べて少ない。
2015年における鹿児島県訪問は、1月~6月期の訪問が最も少ない。
0.23 0.08
0.28 0.25
1.19
0.55 0.66
1.20
0
0.3
0.6
0.9
1.2
1.5
1~3月期 4~6月期 7~9月期 10~12月期
2014年
2015年
(万人) 大韓民国
0.17 0.21
0.35
0.04
0.30
0.41 0.54
0.68
0
0.3
0.6
0.9
1~3月期 4~6月期 7~9月期 10~12月期
2014年
2015年
(万人) 中華人民共和国
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外国人誘客分析
台湾人は7月~9月の訪問が少なく、香港人は1月~3月の訪問が少ない課題の特定
画面左側の「START」ボタンをクリック>表示されたメニューから「観光マップ」をクリック>表示されたサブメニューから「外国人訪問分析」をクリック>
画面右下にある『指定した都道府県で分析する』をクリック>画面右下にある『データをダウンロード』ボタンをクリックしてダウンロードRESAS
画面操作
論点2[いつ]どの時期に訪問者を増やせそうか
各国籍で訪問が少ない季節がある
3
課題の特定論点の分解 外国人訪問分析(RESASダウンロードデータ)
(前のページから続く)
2015年における台湾人の鹿児島県訪問は、7月~9月期に少なく、この時期の訪問者数の少なさは、2014年と共通している。
2015年における香港人の鹿児島県訪問は、1月~3月期の訪問が最も少ない。※ただし、1月~3月の香港人の鹿児島県訪問が0となっているのは
標本誤差と考えられる
0.12 0.07 0.42
0.16
0.00
1.16
0.65
1.00
0
0.3
0.6
0.9
1.2
1.5
1~3月期 4~6月期 7~9月期 10~12月期
2014年
2015年
(万人) 香港
0.58
0.38
0.20
0.60
1.17 1.35
0.82
1.11
0
0.3
0.6
0.9
1.2
1.5
1~3月期 4~6月期 7~9月期 10~12月期
2014年
2015年
(万人) 台湾
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外国人誘客分析
さらに宿泊旅行統計調査(観光庁)のデータで、直近2016年(平成28年)の鹿児島県内の外国人宿泊状況を把握できると考え、確認を行った。
2016年においても国籍毎に鹿児島県を訪問する季節は、2015年と概ね共通課題の特定
宿泊旅行統計調査
(観光庁)課題の特定論点の分解
論点2[いつ]どの時期に訪問者を増やせそうか
各国籍で訪問が少ない季節がある
3
データダウンロードURL:宿泊旅行統計調査(観光庁)http://www.mlit.go.jp/kankocho/siryou/toukei/shukuhakutoukei.htm
2016年における鹿児島県での延べ宿泊数(従業員10人以上の宿泊施設に限る)
韓国人の4月~9月期の訪問者の少なさは2015年と共通している
中国人の1月~6月の訪問者の少なさは2015年と共通している
台湾人の7月~9月期の訪問者の少なさは2015年と共通している
香港人は空路増便により急増しているが、1~3月は2015年同様に少ない
2.72
0.60
0.78
1.68
0
0.5
1
1.5
2
2.5
3
1~3月 4~6月 7~9月 10~12月
(万泊) 大韓民国
1.29
1.08
1.85
1.96
1
1.5
2
2.5
1~3月 4~6月 7~9月 10~12月
(万泊) 中華人民共和国
2.95 2.77
2.49
2.59
2
2.2
2.4
2.6
2.8
3
1~3月 4~6月 7~9月 10~12月
(万泊) 台湾
2.06 1.92
4.26 4.59
1
2
3
4
5
1~3月 4~6月 7~9月 10~12月
(万泊) 香港
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外国人誘客分析
鹿児島県に来た外国人が、鹿児島県内のどこに行っているのかを把握できれば、課題が特定できると考え、分析を行った。
外国人メッシュ分析
全国籍(2014年11月~2015年4月)
鹿児島県を訪れる外国人は、鹿児島空港以外では特に以下の3つの地域に多く訪問している
①鹿児島市の中心市街地・桜島
②指宿市の沿岸部(指宿温泉)
③霧島市の沿岸部と空港北東部(霧島温泉郷)
鹿児島市と温泉地以外はあまり訪問されていない(認知されていない)課題の特定
画面左側の「START」ボタンをクリック>表示されたメニューから「観光マップ」をクリック>表示されたサブメニューから「外国人メッシュ」をクリック>
画面右上の地域指定を[東京都]から[鹿児島県]に変更>画面右下にある『メッシュを読み込む』ボタンをクリック
RESAS
画面操作
課題の特定論点の分解論点3[どこで]
どこに訪問している人を増やせそうか
鹿児島市のみ訪問する傾向の国籍がある
4
①
②
③
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外国人誘客分析
さらに国籍別に見ることで、どの国籍の人がどこを訪問しているかを把握できれば、さらに深い課題の特定ができると考え、分析を行った。
韓国人・中国人は鹿児島市のみを訪問する傾向がみられる課題の特定
外国人メッシュ分析
(10kmメッシュ)
国籍:台湾 国籍:香港 国籍:韓国 国籍:中国
台湾人、香港人が温泉地を訪問していることが判明した
一方で、韓国人・中国人の鹿児島市外への行動は見受けられなかった
課題の特定論点の分解論点3[どこで]
どこに訪問している人を増やせそうか
鹿児島市のみ訪問する傾向の国籍がある
4
2017年2月末のRESASアップデートにより、現在は「メッシュ分析」-「国籍別」メニューが削除されています。RESAS
画面操作
‐9 ‐
外国人誘客分析
外国人の鹿児島県への移動経路が分かれば、どうやって来ているのか把握でき、課題が特定できると考え、分析を行った。
外国人入出国空港分析
韓国人・台湾人は九州新幹線での鹿児島への移動に増大の余地がある課題の特定
画面左側の「START」ボタンをクリック>表示されたメニューから「観光マップ」をクリック>表示されたサブメニューから「外国人入出国空港分析」をクリック>
画面右上の地域指定を[東京都]から[鹿児島県]に変更>画面右下の[指定した都道府県で分析する」をクリックRESAS
画面操作
論点5[どうやって]どの移動経路での外国人訪問者を増やせそうか
国籍によって主な訪問経路が異なる
5
論点の分解 課題の特定
2015年1月~6月において、鹿児島県を訪れる外国人が最も利用している空港は福岡空港熊本県
韓国人:
22.0万人
台湾人:
16.5万人韓国人訪問者数
台湾人訪問者数
福岡県 36.0倍 6.0倍
熊本県 7.8倍 3.7倍
2015年における訪問者数の
鹿児島県との比率
九州新幹線沿線の熊本県に比べても韓国人、台湾人の訪問が少ない
大韓民国
台湾
大韓民国
台湾
中華人民共和国
香港
タイ
中華人民共和国
香港
タイ
福岡県
韓国人:
101.3万人
台湾人:
26.5万人
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外国人誘客分析
さらに観光客船でマリンポートかごしまへ訪れている中国人に着目した
外国人入出国空港分析
マリンポートかごしまへの中国人観光客が十分に増えていない課題の特定
画面左側の「START」ボタンをクリック>表示されたメニューから「観光マップ」をクリック>表示されたサブメニューから「外国人入出国空港分析」をクリック>
画面右上の地域指定を[東京都]から[鹿児島県]に変更>画面右下の[指定した都道府県で分析する」をクリックRESAS
画面操作
論点5[どうやって]どの移動経路での外国人訪問者を増やせそうか
国籍によって主な訪問経路が異なる
5
論点の分解 課題の特定
マリンポートかごしまに寄港する観光客船
寄港隻数 乗船客数(人)2011年 18 12,0442012年 34 31,8152013年 23 21,9282014年 33 54,3232015年 53 92,857
マリンポートかごしまへの2015年の観光客船の寄港数は53隻、乗船客数は92,857人と2年間で乗船客数は4.2倍
マリンポートかごしまへの観光客船の入港状況
出典:平成27年鹿児島市観光統計(鹿児島市) 2016年にマリンポートかごしまに寄港した観光客船83便
のうち61便は、前港または次港が中国であったことから、観光客船の乗客は中国人が主体
2016年にマリンポートかごしまに寄港した観光客船83便のうち82便が同日出航であり、一般に観光客船の乗客は鹿児島市内で宿泊しない。
国土交通省の公表資料によれば、2016年の観光客船の寄港回数1位は博多の328回で、鹿児島(83回)は8位
※観光客船によるマリンポートかごしまへの訪問は、RESASの
外国人訪問分析には計上されない
‐11 ‐
外国人誘客分析
鹿児島県に来た外国人観光客が、何にお金を使っているのかを把握できれば、何をするために来ているのかが分かり、課題の特定につながると考え、分析を行った。
外国人消費の構造
(クレジットカード)
「宿泊施設」に次いで「スポーツ・レクリエーション(ゴルフなど)」が多く、また、「プロフェッショナルサービス(マリーナなど)」も多い
中国人の消費額は「一般のデパート」が多く、またそれ以外にも「家電小売」「ファッション小売」「薬品/ドラッグストア」などの小売が並ぶ
大韓民国の場合 中華人民共和国の場合
韓国人はゴルフなどの体験消費、中国人は市街地での買物消費が中心国籍別特徴
画面左側の「START」ボタンをクリック>表示されたメニューから「観光マップ」をクリック>表示されたサブメニューから「外国人消費の構造(クレジットカード)」をクリック>
画面右上の地域指定を[東京都]から[鹿児島県]に変更>画面右の[表示分類を指定する]から「中分類でみる」をクリック>
画面右の[表示する国籍を指定する]から【アジア州】(左グラフは)【大韓民国】、(右グラフは)【中華人民共和国】を選択
RESAS
画面操作
論点4[何をしているか]何をしに来ている人を増やせそうか
国籍によって、消費行動が異なる
5
論点の分解 課題の特定
‐12 ‐
外国人誘客分析
(前のページから続く)
台湾人の消費額は「家電小売」が最も多く、次に「一般のデパート」が入る(観光客数は1位だが、金額は第3位)
台湾の場合 香港の場合
画面左側の「START」ボタンをクリック>表示されたメニューから「観光マップ」をクリック>表示されたサブメニューから「外国人消費の構造(クレジットカード)」をクリック>
画面右上の地域指定を[東京都]から[鹿児島県]に変更>画面右の[表示分類を指定する]から「中分類でみる」をクリック>
画面右の[表示する国籍を指定する]から【アジア州】(左グラフは)【台湾】、(右グラフは) 【香港】を選択
RESAS
画面操作
外国人消費の構造
(クレジットカード)
論点4[何をしているか]何をしに来ている人を増やせそうか
国籍によって、消費行動が異なる
5
論点の分解 課題の特定
台湾人は買物消費が多いが金額が小さく、香港人は自動車での移動が目立つ国籍別特徴
香港人の消費額では「宿泊」が最も多いことに加えて、「自動車レンタル」が目立つ
‐13 ‐
外国人誘客分析
沖縄では既に韓国人の冬ゴルフ対策として、韓国語版のゴルフ場紹介冊子や、チャーター便、家族連れプランなどの展開を行っている。
引用:沖縄タイムス+プラスニュース
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/76897
沖縄タイムス論点4[何をしているか]何をしに来ている人を増やせそうか
国籍によって、消費行動が異なる
5
論点の分解 課題の特定
‐14 ‐
外国人誘客分析
香港人は訪日旅行でのレンタカー利用割合が高い。一方中国人でレンタカーの利用率が低いのは、日本国内における規制から来ている。
訪日外国人の全てが自動車の運転ができるわけではなく、特に中国人は原則、国内での運転は不可となっている
⇒ 「訪鹿運転者向けのガイド制作」や、「交通標識などの検討」、「レンタカーや駐車場などの外国人対応」などを考える上で留意する必要
引用:国土交通省HP 訪日ドライブ旅行の現状と課題(2016.6.20) P2
http://www.mlit.go.jp/road/ir/ir-council/numbering/pdf03/4.pdf
国土交通省 HP論点4[何をしているか]何をしに来ている人を増やせそうか
国籍によって、消費行動が異なる
5
論点の分解 課題の特定
出典:訪日外国人消費動向調査(国土交通省-観光庁)
6.2%
3.2%
6.5%
14.9%
0%
5%
10%
15%
20%
韓国人 中国人 台湾人 香港人
訪日旅行でのレンタカーの購入率
(2015年)
訪日旅行でのレンタカー利用は、香港人にで割合が高く14.9%となっている
中国人のレンタカー利用は、他の国籍と比べて割合が低く3.2%となっている
‐15 ‐
外国人誘客分析
これまでのRESAS等による分析から
誰が:鹿児島県を訪問する主な国籍 いつ:鹿児島県訪問の少ない時期
どこに:鹿児島県内の主な訪問地域 どうやって:鹿児島県への主な移動経路
何をしているか:消費行動の特徴
は次のようにとりまとめることができる。
アイデア導出打ち手の特定
誰が 韓国人 中国人 台湾人 香港人
いつ 4月~9月 1月~6月 7月~9月 1月~6月
どこに 鹿児島市中心 鹿児島市中心 指宿市への訪問傾向 霧島市への訪問傾向
どうやって陸路:福岡県からの九州新幹線
海路:マリンポートかごしまへの観光客船
陸路:福岡県からの九州新幹線
空路:鹿児島空港への飛行機
何をしているか ゴルフ等のスポーツ物への消費(デパート中心)
物への消費(家電中心)
レンタカー利用
‐16 ‐
外国人誘客分析
これまでに得られた課題を元に、国籍別に打ち手の方針と施策例を考えた。
福岡県・熊本県から十分に誘客できていない
韓国人は、4-9月の鹿児島訪問が乏しい
福岡県・熊本県から十分に誘客できていない
台湾人は、7-9月の鹿児島訪問が乏しい
鹿児島空港への香港便の増加による観光客の増大余地を活用
香港人は、1-6月の鹿児島訪問が乏しい
課題
施策例
韓国人 中国人 台湾人 香港人
韓国人の鹿児島訪問が少ない夏場はマリンスポーツに関するツアーを設計、広報
温暖な気候を紹介することで、冬ゴルフツアーの企画・広報
砂蒸し風呂や夏場のマリンスポーツなど、福岡県、熊本県でできないことを広報
コミック「3月のライオン」にて指宿市、砂蒸し風呂が採りあげられたことを活用した広報
レンタカー・温泉のパッケージ商品の提案
冬場の霧島温泉郷の湯煙の景観や、家族風呂を活用した家族旅行の受け入れができる旅行地として広報
スポーツ関連ツアーなど福岡県・熊本県にないものの設計、広報と閑散期対応
九州新幹線と観光列車「玉手箱」の連携プラン、砂蒸し風呂やマリンスポーツの広報
レンタカー利用を前提とした旅行プランの設定と霧島温泉郷との連携強化
打ち手
の方針
アイデア導出打ち手の特定
マリンポート鹿児島の観光客船の寄港数・訪問客数は、他の九州の港に比べて少ない
港と周辺での外国語表示、外国語対応の強化
港でのイベントや市街地までの導線確保
外貨領外施設や銀聯カード導入施設の増大
マリンポートかごしま、周辺商業施設の受け入れ体制強化と観光客の満足度向上
‐17 ‐
‐18 ‐
肉用牛生産分析
‐19 ‐
肉用牛生産分析のフローチャート
本分析の全体像は以下の通りです。
鹿児島県の主要農産物である肉用牛の販売額を伸ばすにはどうすればいいか
大論点
農業の構造
アイデア導出打ち手の特定課題の特定論点の分解目的の設定
1論点1
肉用牛の販売額が伸びている北海道と鹿児島県の違いはなにか(⇒北海道の生産構造からの鹿児島県への示唆はなにか)
論点2
どのような規模の経営体が伸びることが、市町村の肉用牛の販売額増につ
ながっているか
論点3
どのような農業従事者が増えることが市町村の肉用牛販売額増につながっ
ているか
一戸あたりの肉用種の飼育頭数、総飼育頭数の伸びが北海道に比べて小さい
2
販売額5000万円以上の経営体増加が地域における肉用牛販売額増加につながる
3
15歳~34歳の農業就業人口増加が、地域における肉用牛販売額増加につながる
4
肉用牛に関する農業経営体は、販売額5000万円超を目指し、大規模化を促進
30歳代前半までの畜産農業従事者の増加を促進・支援
畜産統計
農産物販売金額
販売額5000万円を超えた農家を表彰・ウェブサイト等で紹介する仕組み
の構築
・鹿児島県認定の顔が見える畜産家制度
・トレーサビリティーの確立
30歳代前半代以下の者に対する県内就農、
農業雇用を促進
・農業体験を拡大し、農業インターン
・インターンを受け入れる農業指導者には支援金でサポート
農業者分析
【参考】
• 北海道内の市町村における経営規模の変化と肉用牛販売額の関係
• 肉用牛の飼育規模と平均費用・価格の関係
畜産物生産費統計
‐20 ‐
肉用牛生産分析
鹿児島県の主要農産物である「肉用牛」の販売額の伸びが、全国の「肉用牛」の販売額が高い道県と比較して、どのようになっているかを分析した。
鹿児島県の肉用牛販売額を増加させるには、どのようにすればよいか目的の設定
鹿児島県の肉用牛販売額は706億円(2010年データ)であり、県内の部門別販売金額の中で最も大きい構成比を占める
鹿児島県の肉用牛販売額は2005年に比べて減少しており、販売額上位5位の都道府県の中で、北海道のみ増加している
左グラフ: 画面左側の「START」ボタンをクリック>表示されたメニューから「産業構造マップ」をクリック>表示されたサブメニューから「農業の構造」をクリック>画面右上の地域指定を[東京都]から[鹿児島県]にして、構成図を確認して下さい。
右グラフ: 画面左側の「START」ボタンをクリック>表示されたメニューから「産業構造マップ」をクリック>表示されたサブメニューから「農産物販売金額」をクリック>画面右上の地域指定を[東京都]から[鹿児島県]に変更>
画面右下にある『グラフを表示』をクリック>画面右の[比較地域を追加する]から[北海道][宮崎県][熊本県] [栃木県]をクリックして、5道県のグラフを確認して下さい。
RESAS
画面操作
鹿児島県の主要農産物である肉用牛の販売額を伸ばすにはどうすればいいか
大論点目的の設定
1農業の構造
鹿児島県 北海道 宮崎県 熊本県 栃木県
‐21 ‐
肉用牛の販売額が伸びている北海道との生産構造の比較を行えば、鹿児島県の課題が特定できると考え、RESASのデータに概ね対応する2004年と2010年を比較した分析を行った。
肉用種の飼育戸数は鹿児島県では減少しているのに対して、北海道では概ね横ばい
一戸あたりの肉用種の飼育頭数、総飼育頭数の伸びが北海道に比べて小さい課題の特定
21%減 3%減 44%増 66%増 10%増 61%増
一戸あたりの肉用種の飼育頭数は、北海道で鹿児島県の2倍以上
鹿児島県よりも北海道で伸びている
肉用種の飼育頭数は、鹿児島県で10%増加であるのに対して、北海道では61%増
北海道では肉用種と合わせて乳用種を飼育しているケースが多く、北海道の肉用牛を飼育している農家では肉用種の飼育が約20万頭であるのに対して、飼育牛全体では約51万頭となる(2010年データ)
19 22
27
40 46
66
0
10
20
30
40
50
60
70
04年 07年 10年 04年 07年 10年
1戸当たりの
肉用牛(肉用種) の飼養頭数
鹿児島県 北海道
(頭)
31 32 34
12 14
20
0
5
10
15
20
25
30
35
40
04年 07年 10年 04年 07年 10年
肉用牛(肉用種) の飼養頭数
鹿児島県 北海道
(万頭)
16.3
14.5
12.8
3.1 3.0 3.0
0
2
4
6
8
10
12
14
16
18
04年 07年 10年 04年 07年 10年
肉用牛(肉用種)の飼養戸数
鹿児島県 北海道
(千戸)
論点1肉用牛の販売額が伸びている北海道と鹿児島県の違いはなにか
一戸あたりの肉用種の飼育頭数、総飼育頭数の伸びが北海道に比べて小さい
2
課題の特定論点の分解肉用牛生産分析畜産統計
(農林水産省)
データダウンロードURL:畜産統計(農林水産省)http://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/tikusan/
‐22 ‐
農産物販売金額(RESASダウンロードデータ)
肉用牛販売額は、鹿屋市で12.8億円増加した一方で大崎町では7.7億円の減少しており、隣接している自治体でも傾向が異なる
鹿児島県内の肉用牛を主要農産物とする18市町では、肉用牛の販売額増加が10、販売額減少が8と、概ね二分される
主要農産物はRESASと対応をとる形で、「最も農産物販売額に占める割合が大きな農作物」とし、2010年のデータを参照した
12.8 8.5
8.2
8.1
7.0
2.7
2.3
0.4
0.4
0.2
-0.2
-0.4
-0.5
-1.5
-3.0
-3.9
-4.8
-7.7
-10 -5 0 5 10 15
鹿屋市
姶良市
湧水町
指宿市
錦江町
南さつま市
肝付町
いちき串木野市
龍郷町
瀬戸内町
三島村
与論町
十島村
鹿児島市
薩摩川内市
阿久根市
霧島市
大崎町
(億円)肉用牛販売額の2005年から2010年への変化[鹿児島県内において、肉用牛が主要農作物の18市町村]
鹿児島県内の市町村においても肉用牛販売額の変化は異なっているため、市町村毎の経営規模の特徴を見ることで課題の特定につながると考え、分析を行った
12.8億円
増加
7.7億円
減少
画面左側の「START」ボタンをクリック>表示されたメニューから「産業構造マップ」をクリック>表示されたサブメニューから「農産物販売金額」をクリック>
画面右の[表示するレベルを指定する]から「市町村単位で表示する」をクリック>画面右上の地域指定を[東京都]から[鹿児島県]に変更>画面右上の市区町村指定を[鹿児島市]から[鹿屋市]に変更>
画面右下の[表示する部門・出荷先を指定する]から「肉用牛」を選択>画面右下にある『グラフを表示』をクリック>画面右の[比較地域を追加する]から[鹿児島県][大崎町]をクリックして、2都市のグラフを確認して下さい
RESAS
画面操作
論点2どのような規模の経営体が伸びることが、市町村の肉用牛の販売額増につながっているか
販売額5000万円以上の経営体増加が地域における肉用牛販売額増加につながる
3
課題の特定論点の分解肉用牛生産分析
鹿屋市 大崎町
‐23 ‐
販売金額帯の戸数データは、RESASおよび農林業センサスの公表データの制約により、 肉用牛に限らず農産物販売総額のデータとなっている
肉用牛販売額の変化と
販売額5000万円以上の経営体増減数
鹿屋市では、農産物販売額5000万円以上の大規模農家が他の市町村に比べて増加している
農産物販売額5000万円以上の農業経営体の増加が不十分課題の特定
販売額5000万円以上の経営体が増加した市町村で肉用牛の販売額増加する傾向
北海道における規模と販売額の関係および肉用牛の飼育規模と平均費用の関係は次の参考資料を参照
2.09%→2.74%
農産物販売額の閾値総販売額
3000万円以上
総販売額
5000万円以上
総販売額
1億円以上
肉用牛販売額との相関係数
(肉用牛主要農産物18市町村)-0.239 0.338 -0.073
画面左側の「START」ボタンをクリック>表示されたメニューから「産業構造マップ」をクリック>表示されたサブメニューから「農産物販売金額」をクリック>画面右の[表示するレベルを指定する]から「市町村単位で表示する」をクリック>
画面右上の地域指定を[東京都]から[鹿児島県]に変更>画面右上の市区町村指定を[鹿児島市]から[鹿屋市]に変更画面右下の[表示する部門・出荷先を指定する]から「農産物販売金額(経営体あたり)」をクリック>
画面右下にある『グラフを表示』をクリック>画面右の[比較地域を追加する]から[鹿児島県][大崎町]をクリック、画面を下の方をスクロールすると、横棒グラフが表示されます。
RESAS
画面操作
農産物販売金額(RESASダウンロードデータ)
論点2どのような規模の経営体が伸びることが、市町村の肉用牛の販売額増につながっているか
販売額5000万円以上の経営体増加が地域における肉用牛販売額増加につながる
3
課題の特定論点の分解肉用牛生産分析
鹿屋市
全国平均
鹿児島県
平均
鹿児島県
大崎町
鹿屋市
全国平均
鹿児島県
平均
鹿児島県
大崎町
‐24 ‐
15歳~34歳の農業就業人口の増加が不十分課題の特定
鹿児島県内の市町村における肉用牛の販売額増減と農業就業人口の属性との関わりを把握することが課題の特定に含意があると考え、分析を行った 肉用牛販売額の変化と
15歳から34歳の農業就業人口の変化
農業就業人口の変化15~
24歳
24~
34歳
35~
44歳
45~
54歳
55~
64歳
65~
74歳
75歳
以上
【合算】
15~34歳
鹿屋市 5 4 -42 -179 -114 -616 278 9
大崎町 -1 -2 -12 -104 -61 -186 87 -3
肉用牛販売変化
との相関(18市町村)0.623 0.510 0.073 -0.138 -0.031 -0.211 0.225 0.634
4.5%→4.7%
17.8%→27.8%
画面左側の「START」ボタンをクリック>表示されたメニューから「産業構造マップ」をクリック>表示されたサブメニューから「農業者分析」をクリック>画面右の[表示するレベルを指定する]から「市町村単位で表示する」をクリック>
画面右上の地域指定を[東京都]から[鹿児島県]に変更>画面右上の市区町村指定を[鹿児島市]から[鹿屋市]に変更>画面右下の[表示する内容を指定する]から「農業就業人口の平均年齢」をクリック>
画面右下にある『年齢構成・平均年齢』をクリック>画面右の[比較地域を追加する]から[鹿児島県][大崎町]をクリックして、2都市のグラフを確認してください。
RESAS
画面操作
農業者分析(RESASダウンロードデータ)
論点3どのような農業従事者が増えることが市町村の肉用牛販売
額増につながっているか
15歳~34歳の農業就業人口増加が、地域における肉用牛販売額増加につながる
4
課題の特定論点の分解肉用牛生産分析
鹿屋市では、75歳以上の農業就業人口に加えて25歳~44歳の若い農業就業人口割合が増えている
鹿屋市では34歳以下の農業就業人口が増えており、この年齢層の農業就業者数の変化と肉用牛の販売額の変化には正相関がある
鹿屋市
全国平均
鹿児島県
平均
鹿児島県
大崎町
鹿屋市
全国平均
鹿児島県
平均
鹿児島県
大崎町
‐25 ‐
これまでに得られた課題を元に、鹿児島県における肉用牛の生産に関する打ち手の方針と施策例を考えた。
若手( 30歳代前半まで)農業就業人口の増加が不十分
課題
施策例
農業就業者
農業大学校や県内の熟練農業者と連携し、若年者が農業に接する機会、学べる機会の拡大
・ 「農林漁業体験民宿」で実施している数日の
農業体験を拡大し、農業インターン
・ 農業インターンを受け入れる農業指導者には
支援金でサポート。農業インターンが正規雇
用者化・独立した場合には農業指導者に報
奨金
30歳代前半までの畜産農業従事者の増加を促進・支援
打ち手
の方針
一戸あたりの肉用種の飼育頭数、総飼育頭数の伸びが北海道に比べて小さい
農産物販売額5000万円以上の農業経営体の増加が不十分
農産物販売規模
販売額5000万円を超えた農家を表彰・ウェブサイト等で紹介する仕組みの構築
・ 鹿児島県認定の顔が見える畜産家制度
・ 鹿児島県認定の農業者の畜産製品へのQR
コード添付等によるトレーサビリティの確立
退出畜産農家の農場・家畜をスムーズに引きつけるマッチング・仲介のウェブサイト等の構築
肉用牛に関する農業経営体は、販売額5000万円超を目指し、大規模化を促進
アイデア導出打ち手の特定肉用牛生産分析
‐26 ‐
施策例に対する効果測定方法は下記の通りとなっている。
施策例
農業大学校や県内の熟練農業者と連携し、若年者が農業に接する機会、学べる機会の拡大
・ 「農林漁業体験民宿」で実施している数日の
農業体験を拡大し、農業インターンの受入れ
・ 農業インターンを受け入れる農業指導者には
支援金でサポート。農業インターンが正規雇
用者化・独立した場合には農業指導者に報
奨金
販売額5000万円を超えた農家を表彰・ウェブサイト等で紹介する仕組みの構築
・ 鹿児島県認定の顔が見える畜産家制度
・ 鹿児島県認定の農業者の畜産製品へのQR
コード添付等によるトレーサビリティの確立
退出畜産農家の農場・家畜をスムーズに引きつけるマッチング・仲介の仕組みの構築
効果測定方法
農産物販売額5000万円超の農業経営体数の変化
⇒ RESASおよび農林業センサスによって農産物販売額規模を測定(5年に一度)
⇒畜産統計によって一戸あたりの飼育頭数を測定(毎年)
34歳未満の農業就業人口の変化は、RESASおよび出典の農業センサスで測定
⇒ RESASおよび農林業センサスによって農業就業人口の年齢構成を測定(5年に一度)
⇒認定新規就農者制度や青年就農給付金の利用者から若手農業就業者の動向を測定(毎年)
農業就業者農産物販売規模
アイデア導出肉用牛生産分析
‐27 ‐
【補足】肉用牛生産分析 北海道の分析・飼育規模と平均費用
農産物販売額の閾値総販売額
3000万円以上
総販売額
5000万円以上
総販売額
1億円以上
肉用牛販売額との相関係数
(肉用牛主要農産物10市町村)-0.360 0.743 0.804
士別市
松前町
鹿部町奥尻町
礼文町利尻町利尻富士町
佐呂間町
士幌町
05
10
15
20
肉用牛販売額の変化額(億円)[2
00
5年から
201
0年]
0 1 2 3 4 5農産物販売額1億円以上の経営体の増減[2005年から2010年]
北海道における農産物販売額の閾値と肉用牛販売額の相関を確認するとともに鹿児島県との相異の要因について考察した。
北海道の肉用牛を主産物としている10市町村においては、総販売額1億円以上を閾値とすると肉用牛販売額との相関係数が最も高い
鹿児島県において相関係数が最も高かった閾値の5000万円以上を越える規模となる
肉用牛の飼育頭数が高まれば規模の経済が働き、平均費用は減少する。
北海道産の牛肉価格は九州産に比べて安いため、九州と同等の利益を得るためには、より大きな経営規模が必要と考えられる
畜産物生産費統計
(農林水産省)
95.8
91.2
90.4
87.4 85.5
82.5
77.6
75
80
85
90
95
100
0 50 100 150 200 250 300
肉用牛の飼育規模と平均費用の関係
全算入生産費(万円)
九州:去勢若齢肥育牛1頭あたり価格
北海道:去勢若齢肥育牛1頭あたり価格
91.5
84.9
(万円)
去勢若齢肥育牛の飼育規模(飼養月平均頭数)
出典:畜産物生産費統計[2006年度](農林水産省)
データダウンロードURL:畜産物生産費統計(農林水産省)http://www.maff.go.jp/j/tokei/kouhyou/noukei/seisanhi_tikusan/