基幹会計 superstream- システム core · コード体系...

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6 ポートフォリオ アセンブリの概念づいたSuperStreamシリーズの核。 会計分野中核としてあらゆる会計データを一元管理、財務諸表だけでなく 管理帳票出力可能にします基幹会計システム SuperStream-CORE CORE システムフロー 月次処理 日次処理 決算処理 帳票出力 帳票出力 帳票出力 伝票入力 承認 伝票更新 (転記処理) 承認 照会 照会 月次更新 承認 伝票更新 (転記処理) 予算管理 配賦処理 照会 年次更新 決算仕訳入力 外部取込 インタフェース チェックリスト出力 四半期、中間、 9 月、年次決算修 正仕訳専用画面から入力します締処理後伝票入力制御します決算専用画面入力した仕訳デー タを更新。各種帳票出力して、年 次更新データとして処理できます振替伝票方式1 伝票につき貸借ごとに最大999 まで明細入力できますまた仕訳パターン、参照 ウィンドウなどにより、入力作業省略化れますサブシステムからのデータをことが可能です(注:SuperStream-COREのデータ フォーマットへの変換必要ですチェックリスト出力 外部からんだデータも 承認可能。 画面照会(ドリルダウン機能) 票検索、他システムからの伝票検 可能です日計表 現預金残高一覧表 伝票発行など 合計残高試算表 予算対比損益計算書 配賦前/ 後部門別損益計算書など 入力された仕訳データの更新仕訳データ作成→チェックリスト力→伝票更新というれに沿って われますチェックリスト出力 仮決算としてチェックリストを出力、内容確認したうえで、本決算とすることができます貸借対照表 損益計算書 株主資本等変動計算書 キャッシュフロー計算書など

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Page 1: 基幹会計 SuperStream- システム CORE · コード体系 勘定科目(10桁)、補助科目(10桁)、部門コード(10桁)、相手先コード(社員 コード:10桁、仕入先・得意先コード:20桁)、機能コード1~4(各10桁)の

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ポートフォリオ・アセンブリの概念に基づいた、SuperStreamシリーズの核。会計分野の中核として、あらゆる会計データを一元管理し、財務諸表だけでなく、管理帳票の出力を可能にします。

基幹会計システム

SuperStream-CORE

CORE システムフロー

月次処理日次処理 決算処理

入力

処理

出力

帳票出力 帳票出力 帳票出力

伝票入力

承認

伝票更新(転記処理)承認

照会

照会

月次更新承認

伝票更新(転記処理)予算管理

配賦処理

照会

年次更新

決算仕訳入力

外部取込インタフェース

チェックリスト出力

四半期、中間、9カ月、年次の決算修正仕訳を専用画面から入力します。

締処理後の伝票入力を制御します。

決算専用画面で入力した仕訳データを更新。各種帳票を出力して、年次更新データとして処理できます。

振替伝票方式で、1伝票につき貸借ごとに最大999行まで明細を入力できます。また仕訳パターン、参照ウィンドウなどにより、入力作業の省略化が図れます。

サブシステムからのデータを取り込むことが可能です。(注:SuperStream-COREのデータフォーマットへの変換が必要です)

チェックリスト出力外部から取り込んだデータも承認可能。

画面照会(ドリルダウン機能)や伝票検索、他システムからの伝票検索が可能です。

• 日計表• 現預金残高一覧表• 伝票発行など

• 合計残高試算表• 予算対比損益計算書• 配賦前/後部門別損益計算書など

入力された仕訳データの更新は、仕訳データ作成→チェックリスト出力→伝票更新という流れに沿って行われます。

チェックリスト出力仮決算としてチェックリストを出力し、内容を確認したうえで、本決算とすることができます。

• 貸借対照表• 損益計算書• 株主資本等変動計算書• キャッシュ・フロー計算書など

Page 2: 基幹会計 SuperStream- システム CORE · コード体系 勘定科目(10桁)、補助科目(10桁)、部門コード(10桁)、相手先コード(社員 コード:10桁、仕入先・得意先コード:20桁)、機能コード1~4(各10桁)の

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特 徴柔軟なコード体系で、勘定科目、補助科目だけでなく管理会計データまでも保持できます。また、柔軟な組織体系により、あらゆる切り口から管理会計データを取り出すことができます。

機 能

コード体系勘定科目(10桁)、補助科目(10桁)、部門コード(10桁)、相手先コード(社員コード:10桁、仕入先・得意先コード:20桁)、機能コード1~4(各10桁)の組み合わせにより会計データを管理します。コードの組み合わせはお客様の運用に合った形で設定することができます。

勘定科目SuperStream標準であらかじめ設定された科目体系を参考にしながらお客様の勘定科目体系を設定できるようになっているので、煩雑な勘定科目登録が簡単にできます。

補助科目勘定科目の内訳を管理することができます。

機能コード1~4機能コードとよばれる項目をコード体系の一部として使用することにより、財務管理だけでなく、管理会計上のデータも管理することができます。例えば、機能コード1に「地域コード」を設定すると、「地域別損益計算書」を標準帳票として出力することができます。このような機能コードは、全部で4つまで設定可能です。どれを使用するかは、お客様の運用に合わせて決定することができます。

相手先コード勘定科目の内訳管理として、補助コード、機能コードの他に科目単位で得意先、仕入先、社員の管理ができます。また、この単位で元帳の出力が可能です。

ログ管理業務の可視化とその検証のために、システムへのアクセス・実行時の情報、データ更新内容の特定が可能なログ採取を行います。さらにSuperStreamで扱うログを一元管理し、管理機能を強化するためのログ管理ツールを標準機能として提供します。

組織体系会計データを、財務会計だけでなく管理会計の切り口からも取り出せる組織体系を複数設定することができます。組織体系は階層構造からなり、階層としては100階層、保持できる部門の数は無制限です。ありとあらゆるレベルでの部門管理が実現できます。

部門コード組織階層という概念の基に体系づけられた部門管理を行うことができます。

仕訳入力• 伝票番号は手入力、自動発番(月単位、年単位)からの選択が可能です。• 仕訳パターン機能により、定期的な仕訳をより簡単に入力することができます。• 伝票複写機能により、過去に入力した伝票を呼び出し、赤伝・黒伝の起票ができます。• 通常の仕訳とは別に、決算用の仕訳を入力することができます。• 仕訳入力から承認、転記処理と段階的に作業を進めていくことができます。• 伝票入力はすべてコード入力です。コードがわからない場合は、すべての項目にコードの参照ウィンドウがついています。• 摘要は貸借別に40文字(半角80桁)まで入力できます。また、頻繁に使用する摘要はあらかじめ登録しておくことも可能です。

消費税勘定科目別に消費税の種類や税率を設定することができます。また仕訳入力を行う際に明細ごとに消費税の自動計算を行います。

予算管理複数の予算を設定できるので、さまざまな予実績の比較を行うことができます。また、予算策定には市販の表計算ソフト(Excel等)を使用して設定することができます。

0階層レベル

財務会計用組織体系

管理会計用組織体系

1

2

3SS営業部

営業部管理部

LS

大阪事業部

全社

LS営業部Host営業部

東京事業部

管理/全社

LS営業部

営業部

SS

SS営業部

管理すべき最小単位

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配賦処理経費等の実績データをお客様のニーズに合った配賦方法により各部門に配賦することができます。配賦方法としては、固定比、残高比、統計比、固定額による配賦に対応できます。配賦結果はすべて仕訳として出力するので、財務会計データと同じレベルで管理することができます。また、管理会計用として通常の実績データとは別枠で管理することになります。

本支店管理本店と支店、支店と支店との間で発生する本支店取引を、本支店用振替伝票として入力することにより、振替元伝票、振替先伝票を自動作成します。

外貨機能外貨による取引を、あらかじめ登録されている外貨レートに従い円貨換算します。また、月次または年次での為替差損益を自動計算し仕訳を作成します。

プロジェクト管理機能コード4を使用することにより、プロジェクト期間損益を把握することができます。

現預金管理機能現金、預金科目について補助コードまたは機能コードに口座情報を設定することによって、銀行/支店/日別または月別の残高表や、出納帳が出力できます。

外部データの取込お客様のシステムが管理している、購買、販売、給与等の一般会計に必要なデータを外部データとして取り込むことができます。COREでは外部データの取込口として、インタフェース・ファイルを標準で用意しています。

資金繰管理機能仕訳伝票から実績データを抽出し、資金繰表・実績金額として表示します。AP+、AR+、PN+よりインタフェースされる資金取引予定情報を抽出し、資金繰表の予定額として表示します。資金繰表は、日次、月次、期末で出力され、期末では四半期、半期、通期で出力することが可能です。

入出金入力入金入力、出金入力の専用画面が用意されており、入出金伝票の入力が効率よく行えます。また、出金入力では、ファームバンキング機能が用意されており、全銀協フォーマット準拠のデータを総合振込フォーマットで作成できます。

ドリルダウン機能(損益計算書、貸借対照表、合計残高試算表等の各種照会画面)→総勘定元帳→伝票照会のドリルダウンが可能です。さらに権限により伝票照会から伝票修正の画面に自動遷移することも可能です。

相手先管理科目単位で、得意先・仕入先・社員の管理が行え、明細・残高管理が可能です。

マスタインタフェース機能SuperStream以外の外部システムのマスタとSuperStream-COREのマスタとの整合性を保つための移行処理を容易にするインタフェース機能です。インタフェース機能としては取込 /取出機能があり、取込機能では、マスタ取込用ワークテーブルに外部システムのマスタ更新ログデータからCOREにマスタの変更情報を取り込みます。また、取出機能では、取出の指定をしたCOREのマスタに変更があった場合、自動的に変更ログデータが作成され、そのデータを外部システムが取り込めるようにデータをCSV出力できます。

管理会計科目・非会計科目の設定機能管理会計科目は、本支店処理以外の部門間取引きなどで部門別の帳票に反映される科目です。非会計科目は、会計上ではまったく反映されない科目の設定ができます。備忘記録や配賦処理の基準値などを設定しておくことができます。これらの科目については、全社の決算帳票には反映されません。

定例仕訳・仕訳パターン機能定期的・定例的に発生する仕訳についてあらかじめグループ化して登録しておくことにより、登録されている仕訳から連続して一括で仕訳データを作成できます。また、利用頻度の高い仕訳をグループ別にパターンとして登録しておき、仕訳入力時にそのパターンを呼び出して仕訳伝票として使用でき、入力処理の効率化と定型化が図れます。さらに、これらの仕訳は仕訳入力の画面からも登録が可能です。

キャッシュ・フロー計算書B/S、P/Lからの調整方式によりキャッシュ・フロー計算書の出力が可能で、『営業活動に伴うキャッシュ・フロー』の表示形式は間接法(純額法)を採用しています。キャッシュ・フロー項目への展開は自動仕訳による自動作成が可能ですが、調整仕訳の入力による作成も可能です。また、キャッシュ・フロー精算表はExcelに出力することも可能です。

税効果会計繰延税金資産と繰延税金負債を自動的に相殺し貸借対照表(決算書)上に表示します。また、通常の損益計算書項目に加えて法人税等調整額および、税効果適用初年度に計上する過年度調整額などの税効果会計に必要な勘定科目の設定が可能です。

各種決算機能四半期、中間、9カ月、年次の決算伝票の入力により、それぞれに集計された損益計算書、貸借対照表、製造原価報告書、予算対比帳票や推移表などの管理帳票や決算帳票が出力可能です。

セキュリティ管理ユーザー単位に管理可能な部門、科目が指定できますので、部門や科目の使用制限を加えることが可能です。これにより入力ミスなども防ぐことができます。また、ユーザーの役割に応じてメニューを自由に設定することができます。

セキュリティ強化のオプション機能パスワードの保護強化(独自の暗号化と共通鍵による暗号化)ユーザーパスワードは、SuperStream独自の暗号化がなされていますが、さらに「共通鍵」を使用した暗号化も可能です。共通鍵を使用した場合、トリプルDES方式相当の暗号化強度128Bitを有するCryptAPIにより「暗号化」されます。「共通鍵」は随時変更することができます。パスワード管理機能の強化パスワードのチェックでは、誤入力許容回数の設定によりパスワード誤入力が許容回数を超えた場合や、有効期限の設定によりパスワードが有効期限内に変更されていない場合、そのユーザーのログイン権限を無効にすることが可能となり、不正アクセスを防ぐことができます。また、安易なパスワードを防ぐために文字種や桁数の制限もあります。

法人合算機能複数法人を管理している場合、任意の会社の残高を合算専用会社に集計する機能により、合算の損益計算書や貸借対照表などの帳票出力や照会が行えます。合算会社では集計対象の各会社を一部門として残高集計が行われ、残高調整のために仕訳入力も可能です。

基幹会計システム

SuperStream-CORE

Page 4: 基幹会計 SuperStream- システム CORE · コード体系 勘定科目(10桁)、補助科目(10桁)、部門コード(10桁)、相手先コード(社員 コード:10桁、仕入先・得意先コード:20桁)、機能コード1~4(各10桁)の

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仕訳伝票の洗替機能仕訳伝票を入力する時に、伝票単位に洗替対象の伝票であることを指定しておけば、翌月に洗替の仕訳をまとめて自動作成することができます。洗替の仕訳は、貸借反転の仕訳、またはマイナス金額の仕訳で発生させるかを指定することができます。

Web帳票閲覧機能SuperStream専用のリスト管理サーバが製品に標準で添付されるため、SuperStreamから出力した帳票をブラウザを使用して参照・印刷することができます(CORE以外のモジュールでも可能)。帳票データは印刷イメージのデータですが、実際の印刷データと比べ、1/200のサイズとなり、印刷パフォーマンス(特にWAN環境において)が大幅に向上します。

SuperInterfaceSuperInterface(スーパーインタフェース)は、Excel形式の各種シートにパラメータを設定することで、他システムのデータをSuperStream-COREシリーズの各製品に取り込むための形式に、変換を行うツールです。このとき、他システムのデータを単純に設定するだけでなく、次のような処理が実行できます。• 他システムのデータをそのまま設定する。• 定数を設定する。• 他システムのデータに基づいて変換データを設定する (例:部門コードの変換)。• SuperStream-COREシリーズのマスタデータを参照し、設定する。• 演算結果を設定する。IFRS(国際財務報告基準)対応IFRSについては下記の項目に対応しています。また、この他の項目についても順次対応予定です。• 過年度遡及修正• 財務諸表出力(包括利益計、非継続事業)• 複数帳簿

日次帳票

• 仕訳日記帳• 伝票発行• 伝票発行(詳細表示用)• 日計表• 現金預金残高一覧表• 現金・預金出納帳• 伝票管理リスト月次帳票

• 総勘定元帳• 補助元帳• 相手先/得意先元帳• 合計残高試算表• 貸借対照表*

• 損益計算書*

• 製造原価報告書• 科目・補助残高表• 貸借対照表推移表*

• 損益計算書推移表*

• 製造原価報告書推移表• 科目別消費税集計表• 科目別消費税明細書• 包括利益計算書*

チェックリスト

• 仕訳チェックリスト• 承認・未承認リスト• 入出金チェックリスト• 入出金承認・未承認リスト• 外部データチェックリスト• 外部データエラーリスト• 外部仕訳データチェックリスト• 本支店振替チェックリスト• 本支店振替仕訳 承認・未承認リスト• 受信分本支店振替仕訳 承認・未承認リスト• 自動配賦チェックリスト• 評価替計算ログリスト• 定例仕訳一覧表• 入出金一覧表• FBデータ一覧表• キャッシュ・フロー調整仕訳 チェックリスト

管理帳票

• 銀行別預金別月別残高表• 銀行別預金別日別残高表• 資金繰表出力• 本支店振替管理表• 外貨明細表• 伝票履歴管理リスト• 科目別機能別残高表• 科目別相手先別残高表• 予算一覧表• 予算対比貸借対照表*

• 予算対比損益計算書*

• 予算対比製造原価報告書• 部門別貸借対照表*

• 部門別損益計算書*

• 機能別損益計算書• 機能別予算対比損益計算書• プロジェクト別科目残高表• プロジェクト別 予算対比損益計算書• 損益計算書 当月・当期*

• 予算損益計算書 当月・当期*

• 機能別損益計算書 当月・当期• 機能別予算損益計算書 当月・当期• 製造原価報告書 当月・当期• 予算製造原価報告書 当月・当期• 前年対比貸借対照表*

• 前年対比損益計算書*

• 前年対比製造原価報告書• 組織変更前合計残高試算表• 組織変更前貸借対照表*

• 組織変更前損益計算書*

• 組織変更前製造原価報告書• キャッシュ・フロー精算表• キャッシュ・フロー計算書• 四半期対比貸借対照表*

• 四半期対比損益計算書*

• 四半期対比製造原価報告書• 非継続事業残高表決算帳票

• 貸借対照表(決算書)*• 損益計算書(決算書)*• 製造原価報告書(決算書)• 販売費・一般管理費明細書 (決算書)• 株主資本等変動計算書*

• 精算表 • 包括利益計算書(決算書)*

標準帳票一覧

*「包括利益表示」対応帳票