やまと市議会だより281号p3 p7 5校 - yamato17日...

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やまと やまと 市議会だより 市議会だより 第281号 平成29年(2017年)5月1日 編 集  広 報 委 員 会 発 行  大 和 市 議 会 〒242 - 8601 神奈川県大和市下鶴間1-1- 電 話 046( 260 )5503 (直通) FA X 046(262)2421 http://www.city.yamato.lg.jp/web/gikai/gikai-index.html 29 調 80 12 3月定例会 29 2 23 3 22 28 29 24 8 春を感じて(さくらの散歩道) 29 17 20 16 24 10 25 87 80 14 17 16 23 27 28 13 14 15 16 21 22 23 24 18 10 区     分 本年度当初予算 前年度比 増減率 一 般 会 計 75,310,000 0.1 国民健康保険事業 29,020,324 0.1 7,868,360 △ 1.9 渋谷土地区画整理事業 1,508,651 △ 9.5 14,678,706 5.2 後期高齢者医療事業 2,603,089 3.3 55,679,130 0.9 13,450,750 1.7 合     計 144,439,880 0.6 歳 入 予算額 前年度比増減率 市 税 35,546,000 0.5 国庫支出金 15,010,045 △ 6.4 市 債 6,335,100 15.6 県支出金 4,624,810 △ 3.1 地方消費税交付金 3,530,000 △ 3.3 その他 10,264,045 3.7 合 計 75,310,000 0.1 平成 29 年度各会計別予算      (単位:千円 %) 平成 29 年度一般会計予算の主な内訳 (単位:千円 %) 歳 出 予算額 前年度比増減率 民生費 34,362,437 △ 0.6 土木費 9,572,269 12.2 総務費 8,342,197 △ 10.8 教育費 7,418,801 △ 2.8 衛生費 7,275,352 2.8 公債費 3,570,846 7.4 消防費 2,579,778 1.9 その他 2,188,320 △ 1.7 合 計 75,310,000 0.1

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Page 1: やまと市議会だより281号P3 P7 5校 - Yamato17日 長基地協議会正副会全国市議会議長会 ・監事 ・相談役会 議長が出席が東京で開催され、 20日

やまとやまと市議会だより市議会だより

第281号平成29年(2017年)5月1日

編 集  広 報 委 員 会発 行  大 和 市 議 会〒242 - 8601神奈川県大和市下鶴間1-1-1電 話 046(260)5503(直通)FA X 046(262)2421http://www.city.yamato.lg.jp/web/gikai/gikai-index.html

 

平成29年度一般会計予

算は、待機児童の解消に

向けた保育施設の増設、

防災・減災のための安

全・安心なまちづくりに

関する事業、市民の交流

や活動の拠点整備、中央

林間駅周辺まちづくり事

業など、健康創造都市や

まとの実現をさらに加速

させる施策を盛り込み、

前年比0・1%増となっ

ています。

本会議における審議

 

所管の各常任委員長か

らの審査報告後、討論を

経て、賛成多数で原案の

とおり可決されました。

(各会派の討論内容は、

2面に掲載)

【総務常任委員会】

○質疑 

自主防災組織支

援事業で、避難生活施設

運営委員会に互いの情報

交換の場を求める声があ

る。市の考えを聞きたい。

○答弁 

指摘の声はもっ

ともであると思うので、

まずは、全委員会の情報

交換の機会を設けたい。

○質疑 

防災行政無線等

維持管理事業で、戸別受

信機のモニター調査結果

を受けてどう対応するか。

○答弁 

有用性を認める

声が大勢を占めた。制度

的にどう広めるかを踏ま

え、具体的に検討したい。

【厚生常任委員会】

○質疑 

障がい者福祉費

の短期入所事業で、ニー

ズは大きいと聞いている

が、どう捉えているのか。

○答弁 

介護者のレスパ

イト等のために重要な事

業だと捉えている。

○質疑�

民間保育所建設・

増設支援事業で、どこに

ふえ、定員はどの程度ふ

えるのか。

○答弁 

認可保育所は中

央林間周辺で定員80名で

ある。小規模保育事業所

の定員は各12名程度と考

えているが、待機児童の

状況等を勘案し、募集定

員は公募の際に決めたい。

【文教市民経済常任委員会】

○質疑 

国際化推進事業

で、通訳・翻訳ボランテ

ィアの派遣はどういうと

ころで行っているのか。

○答弁 

市立病院等に日

本語が母語でない市民が

来たとき、ボランティア

に行ってもらっている。

○質疑 

地域防犯活動推

進事業で、(仮称)健康防

犯パトロール事業はどの

ようなものか。

○答弁 

ウオーキング等

にあわせてパトロールし

てもらう。登録者にバン

ダナ等を配付し、自覚を

持って行ってもらう。

【環境建設常任委員会】

○質疑 

交通安全関係団

体活動推進事業で、自転

車見廻りサポーターを説

明してほしい。

○答弁 

自転車の各種教

室等を利用して募集した

い。市内の隅々まで自転

車交通ルールやマナーを

普及させ、交通事故の抑

止につなげたい。

○質疑 

ごみ減量化推進

事業で、剪せ

んていし

定枝の資源化

に向けた実証事業とはど

のような取り組みなのか。

○答弁 

剪定枝は環境管

理センターで燃やしてい

たが、今後は資源化業者

の工場で資源化したい。

3月定例会 平成29年第1回定例会は2月23日から3月22日までの28日間の会

期で開かれました。

 今定例会には、平成29年度各会計予算を初め、議案24件が市長か

ら提出され、陳情1件とともに審議されました。また、議員提出議

案として、指定給水装置工事事業者制度に更新制の導入を求める意

見書など7件が審議されました。�

(審議結果は8面に掲載)

春 を 感 じ て( さ く ら の 散 歩 道 )

一般会計

753億1000万円

人、まち、社会の健康へ配分

平成29年度予算を可決

1月

17日 

全国市議会議長会

基地協議会正副会

長・

監事・

相談役会

が東京で開催され、

議長が出席

20日 

第16回議会改革実

行委員会

24日 

第10回大和市議会

意見交換会を開催

25日 

県央八市議会議長

連絡協議会議員合

同研修会

2月

1日 

��

全国市議会議長会

基地協議会第87回

理事会及び第80回

総会が東京で開催

され、議長が出席

8日 

広域大和斎場組合

議会定例会が本市

で開催され、議長

ほか5名が出席

9日 

全国市議会議長会

第206回理事会

が東京で開催され、

議長が出席

14日 

第17回議会改革実

行委員会

16日 

議会運営委員会

23日 

第1回定例会開会

本会議

27日 

環境建設常任委員会

28日 

文教市民経済常任

委員会

3月

1日 

厚生常任委員会

2日 

総務常任委員会

3日 

基地対策特別委員会

13日 

議会運営委員会

14日 

一般質問

15日 

一般質問

16日 

一般質問

21日 

議会運営委員会

22日 

本会議�

第1回定例会閉会

23日 

議会運営委員会

24日 

第18回議会改革実

行委員会

4月

4日 

広報委員会

10日 

広報委員会

一般会計予算における主な質疑・答弁

区     分 本年度当初予算 前年度比増減率

一 般 会 計 75,310,000 0.1

特 別 会 計

国 民 健 康 保 険 事 業 29,020,324 0.1下 水 道 事 業 7,868,360 △ 1.9渋谷土地区画整理事業 1,508,651 △ 9.5介 護 保 険 事 業 14,678,706 5.2後期高齢者医療事業 2,603,089 3.3小 計 55,679,130 0.9

企業会計病 院 事 業 13,450,750 1.7

合     計 144,439,880 0.6

歳 入 予 算 額 前年度比増減率市 税 35,546,000 0.5国庫支出金 15,010,045 △ 6.4市 債 6,335,100 15.6県支出金 4,624,810 △ 3.1

地方消費税交付金 3,530,000 △ 3.3その他 10,264,045 3.7合 計 75,310,000 0.1

平成29年度各会計別予算     (単位:千円 %)

平成29年度一般会計予算の主な内訳(単位:千円 %)

歳 出 予 算 額 前年度比増減率民生費 34,362,437 △ 0.6土木費 9,572,269 12.2総務費 8,342,197 △ 10.8教育費 7,418,801 △ 2.8衛生費 7,275,352 2.8公債費 3,570,846 7.4消防費 2,579,778 1.9その他 2,188,320 △ 1.7合 計 75,310,000 0.1

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委員会での主な質疑・答弁

平成29年(2017年) 5 月 1 日 第281号 (2)や ま と 市 議 会 だ よ り【総務常任委員会】

一般職の職員の勤務時間、

休暇等に関する条例及び

職員の育児休業等に関す

る条例の一部改正

○質疑 

市として独自に

介護休暇の再度の取得を

盛り込んだ趣旨を伺う。

○答弁 

少子高齢化が深

刻となる中では、仕事と

育児、介護の両立を図る

体制を整えることは、職

員の人材確保のために喫

緊の課題と考え、制度の

充実を図ったものである。

一般職の職員の給与に関

する条例の一部改正

○質疑 

扶養手当の見直

しに関する経過措置につ

いて、内容を確認したい。

○答弁 

国家公務員に準

じる国公準拠で、子供に

係る扶養手当は、今回、

国と同様に2年の経過措

置を経て引き上げを行う。

ただし、配偶者に係る扶

養手当については国より

も1年長い経過措置期間

を設け、3年後に国と同

様に引き下げを行う。

手数料条例の一部改正

○質疑 

建築物省エネ法

にのっとり平成29年4月

から適合性の判定義務が

始まることに伴う条例改

正だと思う。従来も届け

出義務はあったと思うが、

怠おこたった例があったのか。

○答弁 

市に確認申請が

提出される場合は届け出

がなければ、建築基準法

の審査の中で設計者に促

し、民間の建築確認検査

機関に出されている報告

は全て本市へ来るので、

その段階で届け出がなけ

れば、設計者に直接連絡

をして促している。

○質疑 

本制度によって

従来より完了検査までの

期間は延びるのか。

○答弁 

延びることはな

いようになっている。

【厚生常任委員会】

子育て支援施設条例

○質疑 

近隣市でもこの

ような施設はあるのか。

また、この提案はいつご

ろから計画されたのか。

○答弁 

厚木市では市が

バスを走らせ、幼稚園の

一時預かりが終わった児

童を一時的に駅前の施設

で預かっているが、本市

のように土曜日まで含め

て11時間預かるというス

キームではないため、こ

のような事例はほかにな

い。本事業は、中央林間

地区街づくりビジョンで

送迎ステーションを行う

ことが当初から決まって

おり、今年度6月から7

月に検討を開始した。

○質疑 

指定管理者の要

件、保育士の体制はどの

ように考えているのか。

○答弁 

指定管理者の要

件は保育の部分が重要で、

認可保育所等の運営実績

がある事業者を考えてい

る。保育体制は、預かる

子供の人数によるが、認

可保育所と同等の保育士

配置基準で運営していく。

平成29年度介護保険事業

特別会計予算

○質疑 

地域支援任意事

業、高齢福祉関連につい

て、「靴に収納することが

できる小型位置情報端末」

とある。事業開始はいつ

からか。

○答弁 

これまでは携帯

の小型のGPS端末だっ

たが、新年度に予算計上

したものは、靴のソール

の部分に端末を入れ、靴

を履いて出かけるところ

に視点を持って実施し、

年度が始まった段階で着

手したいと考えている。

平成29年度病院事業会計

予算

○質疑 

外来の患者が多

く、待ち時間も解消され

ない。計画ではさらに前

年度よりプラス72人で、

外来がよりふえるようだ

が、減らす考えはないか。

○答弁 

市立病院は二次

的医療機関で、医院から

紹介してもらう病院とし

て、その役割を果たして

いく。新たなブースがで

きるので、新年度は診ら

れる患者をふやしていく。

【環境建設常任委員会】

農業委員会の委員の定数

に関する条例

○質疑 

本条例制定によ

り、手続は具体的にどう

変わるのか。

○答弁 

市議会からの推

薦と公選制が廃止され、

地域からの一般推薦や公

募となる。

工事委託契約の締結(中部

浄化センター電気設備)

○質疑 

工事内容の詳細、

金額を教えてほしい。

○答弁 

受変電設備は、

6600ボルトで高圧受

電した電気を各セクショ

ンに変圧して供給する施

設である。設備総数31基、

概算事業費約6億円であ

る。監視制御設備は、コ

ントロールセンターでモ

ニターし、制御する設備

である。中央監視室にメ

ーン制御設備が、各処理

施設のプラントにもコン

トローラなど計40基設置

される。概算事業費約6

億円である。自家発電設

備一式の概算事業費は約

2億円である。耐震補強

工事の概算事業費約1億

5000万円は管理棟の

みの耐震補強費用である。

平成29年度下水道事業特

別会計予算

○質疑 

一般管理費の水

洗化促進支援事業につい

て、現在水洗化が済んで

いない家屋はどの程度残

っているのか。

○答弁 

供用開始区域内

における下水道未接続家

屋は約500件である。

○質疑 

水洗化が済んで

いない家屋のうち、持ち

家、借家の区別はできて

いるか。

○答弁 

そのような分類

はしていない。接続でき

ない主な理由は、建てか

えを考えているが、至っ

ていないのが一番である。

【文教市民経済常任委員会】

平成28年度国民健康保険

事業特別会計補正予算

○質疑 

一般被保険者療

養給付費等支給事業で、

当初見込みを上回る理由

を教えてもらいたい。

○答弁 

当初1人当たり

医療費を23万円で見込ん

でいたところ、一般医療

費の高騰、医療の高度化

等により1人当たりが25

万円近くに見込まれる。

○質疑 

医療費の高騰は

具体的にどういうものを

指すのか。

○答弁 

ハーボニー、ソ

バルディ等、新たなC型

肝炎の薬剤が承認された

ことから見込んでいる。

平成29年度国民健康保険

事業特別会計予算

○質疑 

加入率の変化は

ここ数年であるのか。ま

た、何か理由はあるのか。

○答弁 

平成23年度をピ

ークに減少している。そ

の理由は、75歳到達で後

期高齢者医療保険に切り

かわること、社会情勢の

好転等で社会保険に切り

かわる方が多くなってい

ることと分析している。

○質疑 

高額医療費共同

事業医療費拠出事務は前

年度よりふえているが、

高齢化が大きな原因と捉

えてよいか。

○答弁 

それも一因とし

て捉えている。医療の高

度化で高額な薬剤が承認

されていることもあると

分析している。

平成29年度後期高齢者医

療事業特別会計予算

○質疑 

滞納者に督促し

ていくと思うが、その間

に医療を受けられなくな

ることはないのか。

○答弁 

滞納しているか

ら医療給付を受けられな

いということはしていな

いが、あわせて納付を促

している。

○質疑 

諸支出金は本年

度と前年度が全部同じ数

字であるが、どういう仕

組みか。

○答弁 

保険料還付金は、

被保険者が亡くなったり

転出により年度途中で保

険料が変わってしまう場

合がある。異動分は、実

績から見越している。

一般会計予算に対する各党・会派の討論〈反 対 討 論〉 〈賛 成 討 論〉

虹 の 会 日 本 共 産 党 神奈川ネットワーク運動 明るいみらい大和 公 明 党 自民党・新政クラブ 

市税等が伸び悩み、少子高齢化に伴う社会保障関係経費が増加す

るなど、予算編成が困難をきわめる状況の中、市民サービスの低下

を招くことのないよう配慮しつつ、新たな施策も取り入れたバラン

スのよい予算である。安心して子育てができる環境の整備や市立病

院の曜日を問わない夜間、休日の小児二次救急患者の受け入れの開

始など、限られた財源を効率的に配分した本予算は、健康都市やま

との実現をさらに推し進めるものであり、賛成する。

 

市民が気軽に健康づくりに取り組む契機になる健康ポイント事業、

妊娠期から切れ目ない支援をする子育て世代包括支援センター設置

等の子育て支援の充実、言語能力の発達に影響があるとして要望し

ていた軽度・中等度難聴の子どもの補聴器の購入助成、防犯灯の新

設等を評価する。また、文化創造拠点シリウスが市民の文化の発祥

の地となり、憩える場所であり続けられるよう、運営や企画等、市

民参加の工夫と大和駅周辺商店街の活性化を要望し、賛成する。

 

固定資産税の新増築家屋の増加が減失を上回り、3年連続の増収

を示し、本市に住みたいと思う市民がふえたことは人口を見ても明

らかで、これからも健康都市やまとを力強く展開することを要望す

る。また、治療医療から予防医療へと健康推進をし、健康寿命を延

ばし健康増進、また医療費の削減を要望する。そして、子育て、福

祉、防災、健康、スポーツなど魅力があり、市民がわくわくする施

策事業を期待、要望し、賛成する。

 

平成29年度一般会計予算は、2年ぶりの増加となっている。開館

した文化創造拠点シリウスが今後市民に寄り添った文化施設になる

ことを期待し、中央林間駅周辺まちづくり事業の本格始動に当たり

市民に開かれたまちづくりを要望する。妊娠期から子育て期まで切

れ目のない相談支援環境をつくり、安心して子育てできるよう期待

する。また、本格的な学力向上対策や経済的理由により就学が困難

な家庭の負担を軽減する施策のさらなる充実を求め、賛成する。

 

必要な人員配置で公務の長時間労働の解消を図ること、株式会社

設立の保育園には大和市の十分な指導援助を行うこと。いじめ根絶

のためには少人数学級と教員の長時間労働の解消を図るべきである。

市税滞納者への差し押さえは脱法的な手法を取ってはならない。子

どもの貧困解消のために就学援助の増額と小学校入学前の支給を求

める。欠陥機オスプレイの飛来停止をさらに強く国に求めることを

指摘し、本予算に反対する。

 

子どもが生き生きと育つまちについて、市の保育・教育環境のレ

ベルの向上が重要である。基地対策は、爆音対策について政府や米

軍への強い働きかけを要望する。環境を守り育てるまちについて、

再生可能エネルギー設備の設置等の速度を速めることを要望する。

快適な都市空間が整うまちについて、中央林間駅周辺は地域のニー

ズにあわせた特色ある整備を期待する。職員の健康問題は、職員は

市民の宝であり、健康問題に対処するよう要望し、反対する。

Page 3: やまと市議会だより281号P3 P7 5校 - Yamato17日 長基地協議会正副会全国市議会議長会 ・監事 ・相談役会 議長が出席が東京で開催され、 20日

一般質問の生中継・録画中継はホームページからごらんになれます

 今定例会では、3月14日、15日、16日の

3日間にわたり、23人の議員が一般質問を

行い、市政全般について市長等の考え方を

ただしました。以下はその概要です。

 なお、一般質問の映像は市議会ホームペー

ジでごらんになれます。

や ま と 市 議 会 だ よ り(3) 平成29年(2017年) 5 月 1 日 第281号

○質問 

SDGsは、よ

りよき将来を実現するた

め2030年までに持続

可能な開発に向けたさま

ざまな目標を達成するた

めのアジェンダ、行動計

画である。また、誰一人

取り残さないとの理念で

で強靱な国土と

質の高いインフ

ラの整備、省・

再生可能エネル

ギー、気候変動

対策、循環型社

会、生物多様性、

森林、海洋等の

環境の保全、平

和と安全安心社

会の実現、SD

Gs実施推進の

体制と手段の8項目の優

先課題を盛り込んだ実施

指針を発表した。これを

踏まえ、本市の今後の取

り組みについて、所見を

伺う。

○答弁 

持続可能な開発

のための2030アジェ

ンダは、先進国と開発途

上国がともに取り組むべ

き国際社会全体の普遍的

な目標として国連で採択

され、その中に持続可能

な開発目標、SDGsが

掲げられている。国の実

施指針では、健康・長寿

の達成が優先課題の一つ

とされており、国に先駆

けて行ってきた健康都市

を目指す本市の施策と軌

を一にするものであると

捉えている。今後もSD

Gsの理念について市民

に関心を持っていただき、

その周知に努めていきた

いと考えている。

その他の主な質問項目

○健康について

○災害時の防災機能対策

について

あり、17の目標と169

のターゲットが設定され

ている。そして、日本政

府も昨年暮れに、達成に

向けてあらゆる人々の活

躍の推進、健康・長寿の

達成、成長市場の創出、

地域活性化、科学技術イ

ノベーション、持続可能

○質問 

国は空母ロナル

ド・レーガン艦載機のう

ち、戦闘攻撃機など59機

や厚木基地の米軍人ら約

3800人を岩国基地に

移す計画だ。本市は住宅

密集地であり厚木基地周

辺では半世紀以上騒音被

害が続き、住民が国を訴

えた裁判の判決が繰り返

し違法状態と認定されて

いる。騒音源は米空母艦

載機であり神奈川県と周

辺自治体は基地対策の最

重要課題として空母艦載

機の岩国基地への移駐の

早期実現を求めてきた。

 

補給処レベルの整備は

どう行うかを含めて、太

平洋の日本近海、三宅島

沖あたりで直接岩国基地

に帰還する航空機の飛行

計画や、NLP(夜間離

着陸訓練)で硫黄島を使

うときや、関東圏に近い

戦闘訓練空域に向かうと

き、重要な整備を行うと

きなど必ず厚木基地に飛

来することが予想される。

移駐後の空母艦載機の運

用について伺う。また、

空母艦載機の補給処レベ

ルの整備は難しいと考え

るがどうか。そして、こ

の問題を米軍関係者に直

接交渉する必要があると

考えるがどうか。

○答弁 

国は移駐により

厚木基地周辺の騒音状況

は相当程度軽減され、移

駐後の空母艦載機の訓練

が原則として厚木飛行場

及びその周辺の訓練空域

で行われないとの認識を

示している。また、移駐

後の空母艦載機の整備は

高度な専門知識や技能を

要する補給処レベルの整

備が岩国飛行場の米軍格

納庫内で行われると説明

があった。本市はこれま

でも必要に応じて国だけ

でなく米軍等に直接出向

き要請等を行ってきた。

○質問 

長期的持続可能

な財政運営は、将来を左

右する最も重要な要素で

ある。本市と類似都市の

財政構造を独自に9年間

のデータ分析をした結果

は以下のようになる。

 

歳入は9年前に比べ個

人市民税は96%、法人税

は約60%。固定資産税は

横ばい。類似都市比較で

法人税は52%、固定資産

税は82%の水準である。

 

目的別歳出は民生費が

1・7倍、教育費が1・

58倍とこの2つの伸びが

突出。類似都市比較で歳

出が少ないのは、総務費、

商工費、公債費などであ

る。

 

財政健全化に関する指

標は健全な状況である。

 

以上のデータ分析結果

では、今までは健康都市

やまとを推進する新たな

事業費拡大にもかかわら

ず、財政は健全な状態だ

が、今後は民生費拡大が

予測される。そこで今後

の財政運営を伺う。

 

次に今後の税収増加に

向けた商工費の拡大や産

業活性化策への取り組み

拡充の市の考えを伺う。

○答弁 

今までは、貯金

は多く、借金は少ない筋

肉質の財政体質としつつ、

文化創造拠点シリウスの

整備を実現した。

 

今後は、扶助費などの

増加が見込まれ、厳しい

財政運営を予測している。

そこでコスト意識、施策

の効果や行政の効率性へ

の留意、適正な市債発行、

財政調整基金残高の適正

確保など健全な財政運営

の維持に努める。

 

税収増加に向けた産業

活性化策の拡充は、現在

の中小企業支援中心の施

策に加え、企業誘致や起

業家支援など、新たな施

策に取り組んでいく。

○質問 

昨年末の糸魚川

駅北大火の教訓をどう認

識しているか。住宅密集

地に対する認識や建築基

準法に基づく指定、不燃

化対策における助成制度、

防火性能確保への費用助

成、屋根裏と軒裏の防火

対策について伺う。

○答弁 

過去の大規模災

害の教訓を学び、災害に

強いまちづくりを着実に

進めることが重要である。

住宅密集地域について以

前から火災対策に取り組

んでおり、外壁や屋根裏

の構造に防火性能を備え

る区域を指定している。

また、平成27年度から不

燃化改修工事費への助成

を実施、建物内部の不燃

性内装材等への交換、外

部の雨戸やガラス交換及

び軒裏や外壁の改修等が

対象となる。さらに普及

を図りたい。

○質問 

中学生の地域防

災訓練への参加とスタン

ドパイプ消火資機材の取

り扱いについて伺う。

○答弁 

新年度から少年

消防団の入団資格を中学

生まで拡大し、さらなる

高度な知識、技術を養う

ことで、地域防災の若い

担い手として活躍しても

らいたいと考えている。

中学生を初め多くの若い

世代が地域防災訓練に参

加することは大変重要で

あると認識している。若

い世代の参加を促す工夫

とあわせ、少年消防団の

中学生はもとより、卒団

生にも訓練で培った知識、

技術を地域防災訓練の場

において発揮するよう働

きかけていく。

○要望 

上和田川を遊歩

道に整備し、延焼拡大を

防ぐオープンスペースと

してほしい。

その他の主な質問項目

○環境施策について

 

当広場は、地域の方に

より、長年荒れていた土

地を小石等を拾い、雑草

を刈り込むなど、整備が

なされてきた。この広場

はどのような広場で、市

は地域とどのようにかか

わっているのかについて

伺う。また、ドクターヘ

リの臨時離着陸場になっ

ていると聞き及んでいる

が、ドクターヘリの利用

実績を伺う。

○答弁 

中部浄化センタ

ー分場の広場については

市が管理している下水道

事業用地となっている。

さらに、地域の広域避難

場所に指定され、ドクタ

ーヘリの臨時離着陸場と

しても利用されている。

また、地域住民からこの

広場を自治会活動の場と

して利用したいとの要望

を受け、施設修繕等を除

く簡易な清掃、除草や鍵

の管理など、日常的な管

理を行うことを条件に周

辺自治会に貸し出しを行

い、利用していただいて

いる。ドクターヘリの利

用は平成20年3月から開

始され、通算で17回利用

があったことを把握して

いる。

○質問 

南部地区は、バ

スの乗り入れができなか

った高座渋谷駅に、上和

田団地から高座渋谷駅東

口、いちょう団地へと巡

回コースができ、市民に

とって貴重な足がわりと

なってきた。いちょう団

地の南側には中部浄化セ

ンター分場があり、高座

渋谷駅・桜ヶ丘駅周辺地

区の汚水を中部浄化セン

ターへ圧送している施設

である。この施設に面積

1・24ヘクタールの広場

があり、県立大和南高等

学校が昭和52年に開校す

るまでの仮校舎も存在し

ていた。

空母艦載機の岩国移駐で

本当に騒音が解消するのか

全ての人が幸せに暮らせるまちづくりの実現を

中部浄化センター分場広場のさらなる活用を

大和市の財政を持続可能な運営に

防災・減災の取り組み地域とともに積極的に

大波

 修二

虹の会

公明党

金かねはら

原 忠ただひろ

鳥とり

渕ぶち

 優まさる

公明党会派に属さない議員

渡わたなべ

辺 伸のぶあき

平田 すみはる自民党・新政クラブ

SDGs誰一人取り残さない

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平成29年(2017年) 5 月 1 日 第281号 (4)や ま と 市 議 会 だ よ り○質問 

個人番号(マイ

ナンバー)の指定から1

年半がたったが、国民に

どんな利益があったのか。

行政機関は以前より国民

に付番・管理しており、

税金の徴収や年金記録の

漏れは行政側に原因があ

ったのではないか。情報

漏えい等の不安から制度

に不信感を抱く方もおり、

申請書類のマイナンバー記載なくても受け付ける

○質問 

人類が経験した

ことのない超高齢化が最

大化する2025年まで

あと8年。地域で医療介

護が受けられる国を待た

ない主体的な取り組みが

市民に最も近い自治体に

求められている。そこで

地域に潜在する看護師の

活用について伺う。

 

現状の人材不足の中、

医療現場に地域医療の参

画を課しても、成果を上

げることは難しい。一方、

潜在看護師は、離職者の

人数から考え、一定数存

在する。この活用を進め

るのは、今後不可欠であ

る。京都府綾部市に「コ

ミュニティナース育成プ

ログラム」という、トラ

イアル事業がある。地域

の看護師をコミュニティ

ナースとして位置づけ、

健康相談や買い物代行、

地域巡回、住民との場づ

くりなど、幅広く行う新

しい看護師の働き方であ

る。地域で医療相談がで

き適切なアドバイスがで

きれば、病院に行く大き

な動機である不安を緩和

し、病院の窓口業務の混

雑緩和等に非常に大きな

効果があると考える。災

害時も避難所での初期対

応の重要な医療体制を迅

速に整えられる。また医

療者がいないと難しい在

宅介護でのみとりが可能

になるなど、メリットは、

はかり知れない。コミュ

ニティナースの試験的導

入はできないか。

○答弁 

本市には電話で

の健康相談体制や保健師

の戸別訪問があり、直ち

に必要なものではない。

○要望 

コミュニティナ

ースの強みは、地域のイ

ベント参加など、地域と

関係性をつくっていくと

いうのが大きい。今後、

ぜひ取り組んでほしい。

通知カードの受取拒否、

マイナンバーカードを申

請しない方もいる。現在

のカードの申請状況はど

うか。窓口で個人番号の

記載が求められるが、記

載がないことで手続きで

きないことはないか。

 

総務省令で平成29年度

から特別徴収税額決定通

知書の事業主分に従業員

の個人番号の記載が求め

られた。しかし事業主は、

既に従業員の個人番号を

収集している。今般の変

更は事業主に不必要な書

類管理の負担を与える。

本市から番号を記載して、

発送するべきではなく、

また今後の市発行の通知

書についても記載すべき

でないと考えるがいかが

か。

○答弁 

カードの申請は

3万2114件で人口の

約13・7%である。番号

記載について、市民に説

明し理解を求めているが、

記載の有無で手続きを断

ることはない。

 

地方税法等の規定によ

り、個人番号を記載し発

行する。通知書への記載

は現在、特別徴収税額決

○質問 

政府の国家戦略

特区諮問会議は、ドロー

ンを使った宅配事業や自

動走行車の早期実現化の

ための実証実験を原則と

して自由に行えるゼロベ

ース特区の創設を検討す

る方針を固めた。ゼロベ

ース特区とは、主にドロ

ーンや自動車等の自動運

転などに関する特区のこ

本市の魅力、全国に発信

ふるさと納税本格参入を

○質問 

本市が行ってい

るふるさと納税は、市が

行う17事業から寄附先を

選ぶ大変地味なものだ。

返礼品やサービスを行っ

ていないため本市に寄附

するメリットが小さい。

とである。アメリカ、カ

ナダ、イギリスではドロ

ーン宅配実証実験をして

はいるが、規制のために

商用化できないのが現実

である。日本は似た状況

でも、特区という規制緩

和政策を通じ、ドローン

宅配の商用化を最初に実

現できる環境をつくった。

本市は、この国の動きを

どう捉えているか。

○答弁 

現在国では、車

の自動走行やドローンに

よる宅配など、近未来技

術の早期実用化に向けて、

これまで以上に円滑かつ

迅速に実証実験を行える

よう、国家戦略特区にお

ける追加の規制改革事項

として、ゼロベース特区

と言われる制度の検討が

進められている。しかし、

検討が始まったばかりで、

自治体におけるかかわり

方や対象となる区域の設

定など、まだ不

明確な部分も多

い。自動走行や

小型無人機等の

新しい技術が、

私たちの生活の

身近な場面で安

全に安心して利

用できることは、

市民の豊かな生

活につながると

考えられるため、

受け入れ額は年間数百万

円にとどまり、税源流出

額がふえている。市の財

政への影響はどうか。

○答弁 

平成28年度は約

1億1070万円の減収

となった。ふるさと納税

は、全国的にさらに拡大

傾向にあるとの見解を国

は示している。29年度の

税収減は約1億3800

万円と見込んでいる。

○質問 「ピンチはチャ

ンス」という言葉もある。

これを機に、例えば大和

の特産品を売り出して大

和ブランドを確立し、地

場産業を活性化させるこ

ともよい。女子サッカー

の大和シルフィードの選

手らを活用した参加体験

型のサービスや、大和市

の政策に対するクラウド

ファンディングを導入す

るのも一策だ。シティー

○質問 

本市の市制施行

記念日、いわゆる市制記

念日は昔、学校が休みだ

ったため、2月1日だと

いうことを皆知っていた。

昭和62年2月1日から休

みではなくなり、今では

ほとんど忘れられている。

市制記念日を認知させる

ため、まずは学校を休日

にしてはどうか。

○答弁 

市立小中学校で

は、学校行事を含んだ教

育課程全体のバランスを

図りながら、必要な指導

時間を確保しており、新

たに休日を設けることに

は多くの課題があり、難

しいと考えている。しか

し、子供たちが地域のき

ずなや郷土愛を育む地域

学習に市制記念日につい

ての学習を位置づけ、指

導を行っていきたい。

○質問 

市制60周年に際

して記念式典を開催し、

市政に功労のあった多く

の方を広く顕彰してはど

うか。市の表彰条例に規

定する方ばかりではなく、

本市や市民のために貢献

してくれている方はたく

さんいる。そういった方

や団体を幅広く表彰され

るような機会にしてはど

うか。

○答弁 

市では、表彰条

例に基づき、毎年市政運

営に寄与された方、広く

市民の模範となった方を

表彰するとともに、10年

ごとの周年記念表彰等で、

数多くの皆さんを表彰し

てきた。平成31年2月1

日に市制施行60周年を迎

えるに当たり、記念表彰

として、対象や表彰方法

も含めて検討していきた

い。また、文化創造拠点

シリウスを会場とするこ

とで、これまで以上に多

くの市民が集まる中で市

政功労者を表彰できるの

ではないかと考えている。

ゼロベース特区!ドローン宅配や自動走行車

定通知書のみだが、今後

も法令に従い対応する。

○要望 

個人番号を記載

するなら、記録の残る簡

易書留にすべきだが、費

用が1400万円ほどか

かるため、不記載が最善

ではないか。通知書への

不記載を再度要望する。

セールス

に打って

出るべき

ではない

のか。

○答弁 

現状は制

度的な課

題が大き

く、国の

見直しを注視する必要が

ある。税収減の急激な拡

大に対応するため、検討

を続けている状況である。

ふるさと納税をシティー

セールスの手段として捉

え、自治体の知名度の向

上につなげることも考え

られることから、健康都

市をアピールすることな

ども含め、幅広く検討す

る必要があると考えてい

る。

その他の主な質問項目

○予算編成の方針

○法人税収を上げるため

の産業政策

○農業政策

○公共事業

その実現には期待を寄せ

ており、今後もゼロベー

ス特区など、国の制度設

計について動向を注視す

る。

その他の主な質問項目

○高齢者施策について

○インフルエンザ対策に

ついて

○中部地区にかかわって

住みなれた地域で暮らせる

地域医療体制の充実を

より市民に認知される市制記念日や記念式典を

自民党・新政クラブ

二見 健介

石田

 ゆたか

虹の会

さとう 大地日本共産党

小田

 博ひろし士

自民党・新政クラブ

中村 一夫自民党・新政クラブ

ドローンの活用を

多種多様な返礼品

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一般質問の生中継・録画中継はホームページからごらんになれます

や ま と 市 議 会 だ よ り(5) 平成29年(2017年) 5 月 1 日 第281号

利用している。中央林間

駅前に来年オープンする

新図書館は、ビジネスを

コンセプトにしてはどう

か。文化創造拠点シリウ

スが建設され、中央林間

駅前には新図書館が建設

されるのにあわせて、I

KOZAの中の図書室を

図書館に変えるべきでは

ないか。

○答弁 

国会図書館の図

書館向けデジタル化資料

送信サービスへの参加は、

今後も指定管理者との協

議を進めていく。レファ

レンス機能や館内の表示、

図書の配架についても改

善を図っている。新図書

館のコンセプトは、ビジ

ネスマンはもとより、学

生や主婦層などの利用者

ニーズを踏まえ、整備を

していく。市内の北中南

に市民の読書活動の拠点

が整えられることから、

渋谷学習センター図書室

を図書館にすることにつ

いては、前向きに検討し

ていく。

市立図書館をより魅力的に

○質問 

市長はことし7

月以降から来年5月ごろ

にかけ空母艦載機移駐実

現への道筋が見えた、と

しているが、岩国基地に

は艦載機に加えF-35戦

闘機などと自衛隊機も含

め130機もの航空機が

集結するため、訓練は厚

木基地でも実施される危

険がある。さらに自衛隊

機の部品紛失事故が相次

ぎ、懸念されていたオス

プレイの墜落事故も沖縄

で起きている。オスプレ

イの横田基地への配備や

木更津基地での整備など

に対する見解を伺う。

○答弁 

艦載機部隊の移

○質問 

救急相談ダイヤ

ルの導入について、近年

高齢者や本来救急車が必

要ない場合での救急搬送

件数は一貫して増加傾向

にあり、重篤な傷病者へ

の対応に影響が出ると懸

念されている。本市でも

市民の安全安心を確保す

るとともに、救急搬送の

適正化の観点から、共通

の救急相談ダイヤルで医

師等が救急車を呼ぶべき

か等判断に悩む住民の相

談に24時間体制で助言す

る#7119を実施すべ

きと考えるがどうか。

○答弁 

#7119は県

域で一斉導入の検討を進

めると表明した。動向を

救急業務への協力に対す

る感謝の意をあらわし、

応急手当てを実施したこ

とでの不安やストレスの

サポートに効果があるた

め、新年度から実施予定

である。昨年10月からは

感染症等への罹り

患かんが疑わ

れる場合、感染検査費用

が支払われる保険制度に

加入した。フォローアッ

プに努め、応急手当ての

実施率向上を目指す。

その他の主な質問項目

○多様な学びの場の推進

について

○若年性認知症について

駐は最も騒音被害が激し

いFA-18スーパーホー

ネットなどで移駐後の厚

木基地や艦載機の運用は

明らかにされておらず、

早急に示すよう求めてい

る。部品紛失事故では厚

木基地に飛来した他の基

地所属の自衛隊機も含ま

れるため、人口密集地で

ある厚木基地周辺状況の

情報を共有し再発防止の

徹底と安全確保を求めた。

 

オスプレイの事故では

本市を含む基地関係11市

と神奈川県の広域な枠組

みで事故原因の早期究明

と安全対策を要請した。

事故後の飛来の際には空

中給油訓練の有無や安全

対策を改めて確認し万全

を期するよう求めた。

○質問 

厚木基地には沖

縄、岩国など他の基地か

らも頻繁に米軍機が飛来

し基地の機能縮小に向か

っていない。空母の母港

撤回や基地撤去に向けた

取り組み強化についての

見解を伺う。

○答弁 

移駐は厚木基地

の歴史において大きな節

目であり、負担軽減に確

実に結びつけるよう国に

求めていく。

○質問 

多くの自治体な

どでドッグランの整備や

ルールづくりが進んでい

る。本市では、平成22年

に市民との協働事業とし

て、ふれあいの森の一部

にドッグランがオープン

した。協働事業者である

市民団体と市の協議や調

整による努力でドッグラ

ン使用環境は随時改善さ

れていると思うが、例え

ば日差しや雨を避けるこ

とができる屋根のある空

間や施設、水が利用しや

すい環境、利用時間や管

理方法、そしてドッグラ

ン自体の数など課題や改

善点もあるのではないか

と考える。

 

国内の状況を見ると、

今後も市内で畜犬数が増

加する可能性があるが、

現在本市の飼い犬の数は

何頭か。また、ペットを

伸び伸びと活動させられ

るドッグラン環境の改善

と支援強化を図るべきと

考えるがどうか。

○答弁 

本市が設置して

いるふれあいの

森ドッグランは、

愛犬家のマナー

向上と犬の健康

管理やしつけな

どを目的とした

施設であり、ボ

ランティア団体

と市との協働事

業として管理運

営している。本

市に登録されて

いる飼い犬数は、

平成28年12月末時点で1

万2060頭となってお

り、現在、混雑もなく、

スムーズな施設運用がな

されている状況である。

管理運営に当たっては、

ボランティア団体と随時

協議し、園路修繕用の砂

利や草刈り機の部品の提

供などを行うとともに、

会員登録説明会の開催や

会場提供などの支援を行

っており、今後も適切に

対応していく。

その他の主な質問項目

○生活困窮者対策につい

○質問 

スポーツ庁によ

って毎年行われている

「全国体力・運動能力、

運動習慣等調査」の平成

28年度の結果では、神奈

川県のこどもの体力・運

動能力は小学校男子が47

都道府県中41位、女子が

46位、中学校男女はとも

に46位だった。これらの

原因については諸説ある

が、神奈川県は痩せてい

るこどもの割合が全国で

最も高いことも原因の一

つかもしれない。さらに

大和市は多くの調査項目

で都道府県の全国最下位

の得点をさらに下回って

いる。一概にこの調査の

成績が全てと言うわけで

はないが、それでも全国

最低レベルというのは、

健康創造都市やまととし

て、さすがに問題ではな

いか。

○答弁 

本市のこどもた

ちは昔と違って近くに学

校があり、歩く距離も短

いので必然的に運動量と

いうものは違うし、昔だ

ったら自然にやっていた

ような運動自体をする時

間がない、あるいは必要

がない。そのような環境

が大きいのではないか。

この数字は悪いのだとい

うふうに言い切ってしま

うことが本当によいのか、

どうなのか。置かれてい

る環境によって随分違っ

○質問 

図書館法が求め

る図書館奉仕にかなうた

めにも国会図書館との連

携をより強めるべきでは

ないか。既に近隣市で行

われている国会図書館デ

ジタル化資料送信サービ

スに参加することを提案

する。このサービスに参

てくるという一つの指標

ではないかと考える。

○質問 

教育委員会の意

見はどうか。

○答弁 

平成26年度から

3年間にわたり、大野原

小学校と文ヶ岡小学校に

おいて運動や生活習慣に

ついての研究に取り組ん

できた。今後は2校の研

究成果をもとに健康、体

づくりに向けた取り組み

が一層推進されるよう働

きかけていく。

注視したい。

○質問 

市民の命を平等

に守る環境の整備を推進

する必要があると考え、

AED設置密度が低い地

域への対応と、けが人等

が発生した場合に居合わ

せた人であるバイスタン

ダーへ感謝を伝えるカー

ドの贈呈と負傷や感染に

対するフォローアップ体

制を伺う。

○答弁 

AEDは3年間

で約40カ所の集合住宅に

設置する計画で、設置可

能な施設の情報収集等に

努める。感謝のカードは、

市民の命を守る施策の充実を

加すれば、国会図書館が

デジタル化した資料の閲

覧、複写を大和市立図書

館でも利用できる。

 

多くの蔵書から目的と

する本にたどり着けなけ

れば意味がない。レファ

レンスカウンターが設置

されているが、より詳し

くサービスの内

容を明示すべき

ではないか。ま

た、市立図書館

は広いフロアを

有し、ゆとりあ

る配架がなされ

ているが、館内

での表示をもっ

と目立たせるべ

きではないか。

 

中央林間駅は

多くの通勤客が

爆音解消とともに

基地縮小、撤去の運動を

ペットと利用ができる施設環境整備の取り組み強化を

こどもの体力・運動能力

大和市は全国最低レベル

たかく

 良美

日本共産党

河かわばた端

 恵え

美子

公明党

あかみね 太一明るいみらい大和

町田

 れいじ

明るいみらい大和

佐藤

 まさのり

明るいみらい大和

伸び伸び走り回れる場所を

文化創造拠点シリウス

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平成29年(2017年) 5 月 1 日 第281号 (6)や ま と 市 議 会 だ よ り

○答弁 

新図書館は本が 

主役ではなく、人が主役

とした。来場者はオープ

ン後100万人を達成し

た。指定管理料7億98

00万円と光熱水費87

00万円、図書の選定は、

市の資料選定収集方針等

で指定管理者の選書会議

を経て、教育委員会の承

認により最終決定する。

指定管理者制度の狙いは、

休館日を年末年始の2日

のみにするなど新たなサ

ービスの提供であり、司

書等従業員の労働条件は

協定で法令遵守と公正な

業務履行を求めている。

新年度は図書返却ポスト

の全駅設置や、東急中央

林間ビルへの新図書館設

置を進める。

の立法趣旨や「健康都市 

やまと」まち・ひと・し

ごと創生総合戦略等も踏

まえ、社会情勢の変化や

多様性に対応したものに

したいと考えている。

その他の主な質問項目

○優良な企業を育てるた

めに

都市農業の新たな展開と担い手の発掘を

○質問 

健康ポイント事

業の現在までの進捗状況

として、利用者数、年代

やポイント付与の基準に

ついて伺う。また、手帳

の活用と習慣化の支援に

なると考えるので、健康

手帳への記入に対してポ

イントを付与してはどう

か。なお、現在の景品は

お米となっているが、選

定基準はあるのか。

○答弁 

平成29年2月22

日時点の実績として、応

○質問 

市福祉推進委員

会が市内の公立小学校で

行っている車椅子バスケ

ットボール体験講座は、

貴重な機会である。実施

頻度、効果や反響、今後

の方向性はどうか。また、

特別支援学校と市立小中

学校の居住地交流はどの

ように行っているのか。

○答弁 

平成28年度は小

学校10校、中学校4校の

合計14校で実施しており、

好評の健康ポイント事業

期待に応えよりよいものに

募総数は135枚、年齢

別参加者内訳では、60歳

から70歳代の方が全体の

約7割を占める状況とな

っている。ポイント設定

については、市民の参加

意欲を損なわないよう取

り組みの難易度や期間、

施策の優先度等を勘案し

設定している。健康診断

や健康教室等を3ポイン

トとして基準とし、見え

る化コーナーでの測定や

外出支援が主な目的とな

るイベントは1ポイント

と低目に設定、がん検診

や一定期間継続する内容

のものは5ポイントと高

目に設定している。ポイ

ント対象とする取り組み

については、健康関連で

あること、外出を促すも

のであること、職員が直

接ポイント管理できるこ

と等の要件を踏まえ、随

時検討を行っており、健

康手帳への記入について

も検討を進めていく。景

品の選定については、イ

ンセンティブとして機能

することはもちろん、そ

の取得のみが目的化しな

いような適正価格帯のも

のとすることを基本に、

市民の嗜し

好こう

等を踏まえ選

考することとなる。

その他の主な質問項目

○大和市におけるコミュ

ニティバスの運行につい

2年間で市内全校で行え

るよう調整している。学

校等からは、児童生徒の

福祉に対する関心や理解

が深まっており、今後も

継続して実施していきた

いとの意見が出ており、

福祉の心の醸成に高い効

果を上げていると捉えて

いる。平成29年度は同講

座を小学校9校、中学校

5校で実施する見込みで、

引き続き福祉の心を広く

啓発できるよう努めてい

く。居住地交流は、子供

たちが互いのよさや多様

性を認め合うことで豊か

な人間性が育まれ、地域

とのつながりを深めるこ

とで将来の生活がより充

実していくとの考えから

今後も進めていく。

○質問 

市立中学校にお

ける高校進学の際の支援

シートの作成状況と作成

の推進について伺う。

○答弁 

支援シートは、

高校進学後も、生徒に対

する一貫した支援を行う

ため、希望する生徒の保

護者と中学校の教員が、

○質問 

本市には福島第

一原発事故後、小学校へ

12名、中学校へ6名が自

主避難している。横浜市

のいじめ発覚を受けて、

本市では、いじめはない

と公表された。教員に余

○質問 

本市の都市農業

について、生産緑地地区

に指定されると、所有者

は農地として管理を行う

ことが義務づけられ、建

物を建てるなどの営農以

外の行為が制限され、そ

れ以外の農地は、宅地並

みの固定資産税を課せら

れ、都市農業は衰退の一

途をたどった。都市部の

身近にある農地が一斉に

失われていく可能性をは

らんだ2022年問題を

どのように捉えているの

か。また、農業の継続も、

緑地保全の双方からも、

大きな危機と考えるが、

本市の都市農業施策につ

いて、市長の見解を伺う。

○答弁 

本市としては、

土地所有者の意向把握に

努めるとともに、買い取

り申し出可能時期を10年

間先送りする特定生産緑

地指定制度の創設につい

ての国の動向にも注視し

ていきたいと考えている。

農地は農産物の生産のみ

ならず、緑の環境や良好

な景観の形成、さらには

防災機能など都市生活に

安らぎと潤いを与えると

ともに、欠かせない多面

的な役割も担っている。

本市においては、生産者

と消費者が接近している

利点を生かした大和市民

朝霧市や夕やけ市、おさ

んぽマート、JA農産物

直売所などへの支援を初

め、地産地消を目指した

新鮮で安全安心な農産物

の提供など、農業振興に

取り組んでいる。今後も

本市の農業を維持・発展

していくために、担い手

を確保していくことが重

要だと考えており、農業

委員会、県などの関係機

関と連携し、新規参入者

への支援や後継者の育成

を図っていきたいと考え

ている。

裕がなければ、子どもへ

の対応も不十分になる。

子どものいじめに対する

取り組みを伺う。

○答弁 

教職員による観

察や面談だけではなく、

今年度から全校の小学5

年生と中学1年生に、学

級集団アセスメントを実

施しきめ細かい

対応をする。全

ての子どもが安

心して学校生活

を送れるよう、

いじめを生まな

い、許さない学

校づくりに努め

る。

○質問 

図書館

は基本的人権の

一つとして、知

る自由を持つ国

民に資料と施設を提供す

るものである。新図書館

は好評だが、指定管理に

は異論がある。運営コス

ト、図書の選定、休館日

の大幅削減で司書等の労

働条件はどうか。また、

新年度の取り組みはどの

ようなものか。

○質問 

DV被害件数が

増加している。DV相談

窓口の周知と、どの部署

からも支援につながる研

修と体制を要望する。D

V被害者が、本来持って

いる力を回復し、社会で

活躍できるまでの切れ目

ない支援体制を行うため

に、カウンセリングや継

続的な励ましの見守り支

援ができる「女性支援セ

ンター」を設置するべき

と考えるがどうか。

○答弁 

心身のケア、各

種支援制度に関する情報

の提供、経済的な問題や

就労支援などの自立へ向

けた取り組みが必要と認

識はしているが、センタ

ーの設置については、今

後、調査研究していく。

○質問 

DV予防は男女

共同参画の教育が必要で、

DV防止の一環、また男

女の人権の尊重、女性活

躍推進、それぞれの個性

を生かすというダイバー

シティーの推進等の考え

方をうたう男女共同参画

推進条例を策定し、全て

の人が尊重され個性が生

かされる社会を目指した

いと考えるがどうか。

○答弁 

男女共同参画推

進条例については、策定

する予定はないが、現在

これまでの支援の内容や

様子について一緒に作成

し、高校に提出するもの

である。平成27年度に、

進学時に支援シートを作

成した通常の学級の在籍

生徒は6名いた。今後も

校長会等を通して必要と

する保護者へ適切な情報

が伝わるよう努める。

の第2次やまと

男女共同参画プ

ランの実施期間

が平成30年度で

終了するため、

平成29年度の後

半から新しいプ

ランの策定に着

手する予定であ

る。その中で女

性の職業生活に

おける活躍の推

進に関する法律

子どもの生命守るいじめ根絶知る権利守る図書館を

共生社会へ向けた学び

さらなる推進を

切れ目ないDV被害者支援と

男女共同参画事業の充実を

日本共産党

宮応 ふみ子

古木

 邦明

自民党・新政クラブ

山崎

 さゆき

神奈川ネットワーク運動

神奈川ネットワーク運動

くにかね 久子

山田

 己み

智恵

公明党

個性が生かされる社会を目指して

さらなる来館者を期待

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一般質問の生中継・録画中継はホームページからごらんになれます

や ま と 市 議 会 だ よ り(7) 平成29年(2017年) 5 月 1 日 第281号

○質問 

現状、中央林間

には子供たちがボール遊

びをできる土地がなく、

ボール遊びをさせてあげ

たいとの思いは、中央林

間連合自治会や地域の大

人たちの思いであり、市

長の思いと一致している。

市と地元が一致団結をし

て、子供たちのために中

央林間の広場に防球ネッ

トを設置してはいかがか。

○答弁 

中央林間スポー

ツ広場は市営緑野住宅の

建てかえに伴って生じた

オープンスペースで、こ

こは跡地利用決定までの

間、有効活用を行うべく、

中央林間連合自治会の自

主的管理運営により、地

○質問 

認知症やその家

族を支えるための横断的

な連携体制を具体的にど

う構築しているか、また、

介護支援を受けていない

家庭の生活が立ち行かな

くならないための支援策

は準備されているか。

○答弁 

認知症サポータ

ー養成講座を積極的に開

催し普及啓発に努めてい

る。相談体制は庁内組織

○質問 

平塚市総合公園

には水遊び場としてじゃ

ぶじゃぶ池など、暑い時

期に多くの子どもたちが

訪れる人気スポットがあ

る。大和市子どもの外遊

びに関する基本条例が制

定後に、元気に外で水遊

びをして、暑い夏を家族

みんなで楽しめるよう、

泉の森、引地台公園、ゆ

とりの森に水遊びができ

 

この条例は、子どもが

外で伸び伸びと遊ぶこと

ができる環境づくりに協

力し、子どもの体力及び

運動能力の向上並びに健

やかな育成を図ることに

ついて定めるものとして

提出されました。

本会議における審議

 

最終日の本会議で、所

管の厚生常任委員長の審

査報告後、討論を経て、

全員賛成で原案のとおり

可決されました。

○賛成討論

・子どもの健やかな育成

のためには、健全で健康

的な外遊びは重要であり、

市が子どもの外遊びのた

めに積極的に施策を実施

し、その基本的な考えを

条例に規定しておくとい

うことは評価できる。外

遊びには事故や事件に巻

き込まれる危険もついて

回るので、安全確保につ

いては市が責任を持って

域のイベント等に利用い

ただいている。要望のネ

ットの設置は、大和市子

どもの外遊びに関する基

本条例の目的やボール遊

野球場しかない。他のス

ポーツもできるようにし

てほしい、ほこり対策の

ために人工芝にしてほし

いとの要望も受ける。北

部の屋外スポーツ施設、

つきみ野野球場をどう考

えているか。

○答弁 

つきみ野野球場

は、野球、ソフトボール

等のほか、自治会のイベ

ント会場や近隣地域の保

育園への開放など幅広く

利用いただいており、多

くの市民に利用いただく

ため、関連するスポーツ

団体等の意見を伺いなが

ら、施設の有効活用につ

いて調査研究を行う。

その他の主な質問項目

○大和市のPR及び商店

街活性化について

の連携を基本とし、地域

包括支援センターを初め

とする介護保険事業者等

とのネットワークの強化

を図り、横断的な支援体

制を構築している。経済

的な困窮の場合は、生活

保護の前段階の支援を行

う生活困窮者自立支援制

度に基づく自立相談窓口

で、関係機関と連携し支

援を行っている。

○質問 

介護従事者によ

る虐待の早期発見など市

の対応と、介護従事者を

びを心置きなく

楽しめる空間の

整備に関連する

ため、地元連合

自治会と協議を

進めつつ検討す

る。

○質問 

本市北

部には土地がな

く、野外スポー

ツができるとこ

ろは、つきみ野

助けられる手段はないか、

また老老介護を支援する

ための対応はどうか。

○答弁 

事業者対象の集

団指導等において、虐待

を受けたと思われる高齢

者を発見した場合は、速

やかに市に通報する義務

があることを周知してい

る。虐待が認知された場

合は、再発防止に向けた

取り組みを行うよう指導

している。老老介護への

支援は、介護サービスの

充実や各地域包括支援セ

ンター等での介護者教室

の開催、また、認知症カ

フェや介護者交流会も実

施している。さらに地域

ケア会議や多職種協働研

修の実施等、さまざまな

取り組みを行っている。

その他の主な質問項目

○待機児童問題の市の役

割について

○小中学校の不登校につ

いて

全ての市民の健康のために

北部にスポーツ施設を

認知症・介護問題積極的な取り組みを

水遊びやマリンスポーツで子どもたちに健康な身体を!

的に取り入れて実施すべ

きことを要望し、本条例

に賛成する。(公明)

厚生常任委員会における

主な質疑・答弁

○質疑 

第1条の目的に

おいて、対象とする子ど

もの年齢は何歳から何歳

までか。

○答弁 

乳幼児から中学

生までを主として想定し

ている。

○質疑 

不審者や交通事

故の情報も入っているの

で、安全対策の条文も必

要ではないかと思うが、

どのように考えているの

か。

○答弁 

これまでいろい

ろな防犯の施策に取り組

んできた。防犯カメラも

設置し、そういった意識

を今後も継続していける

よう、改めてこの条例を

定め、十分に啓発を行っ

ていく。条文を特に定め

るのではなく、市の取り

組みを強化していく。

○質疑 

今回、ボール遊

びのできる公園をさらに

充実させることで、防球

ネットをふやしていくと

○指定給水装置工事事業

者制度に更新制の導入を

求める意見書

(提出先 

衆議院議長、

参議院議長、内閣総理大

臣、総務大臣、厚生労働

大臣)

○グローバル企業による

課税逃れ「BEPS」へ

可決された意見書

子どもの外遊びに関する基本条例を可決いう予算があるが、それ

と本条例との関係性があ

れば教えてもらいたい。

○答弁 

ボール遊びもで

きる公園については、平

成26年度から既に整備を

始めている事業である。

今後、ボール遊びもでき

る公園は、平成29年度で

は13カ所、平成30年度以

降も整備を進めていく予

定であるので、本条例の

施策の一つとして捉えて

いけるものと認識してい

る。

○質疑 

近隣市でこのよ

うな条例は制定されてい

るのか。この条例は緩や

かな条文になっているが、

他との比較はどうか。

○答弁 

神奈川県内では

ない。千代田区で同様の

条例を平成25年に策定し

ており、本市は市民等の

協力としているが、同区

では区民等の責務という

ことで、若干強い表現に

なっている。また、同区

は推進会議を設置するこ

とが条文にうたわれてい

るが、本市では子ども・

子育て会議が既に設置さ

れているので、条例には

規定していない。

の対応推進を求める意見

書(提出先 

衆議院議長、

参議院議長、内閣総理大

臣、外務大臣、財務大臣、

経済産業大臣)

※詳細は、市議会ホーム

ページをごらんください。

る環境整備が必要と考え

るがどうか。

○答弁 

引地台公園やゆ

とりの森は水の流れや噴

水、池があり今後大規模

な改修の際には、子ども

たちが楽しく水遊びでき

る施設について研究して

いく。

○質問 

昨年の8月11日

に鎌倉市由比ガ浜海岸で

NPO法人大和スポーツ

クラブ主催、チーム大和

力協力のもと、第4回海

で遊ぼう、海で学ぼうを

開催した。少年野球の子

どもたち約20人が参加し、

津波警報が出た場合に避

難場所、通路の確認、砂

浜でビーチクリーンをし、

離岸流や溺れた場合のペ

ットボトルやコンビニの

袋等を使って浮く訓練、

ボディボードで波乗りも

した。本市も海などのマ

リンスポーツを活用した

海洋教育及び安全対策を

するべきではないか。

○答弁 

海洋教育及びマ

リンスポーツ等による体

験活動は、貴重な経験と

考えるが、学校からの移

動などの課題があり、授

業としては難しい。

○質問 

南林間の民間プ

ールに障がい者の水泳教

室がある。身体の負担が

少ない水泳教室を本市で

も活用できないか。

○答弁 

本人が希望する

余暇活動が行えるよう支

援していく。

しかるべき対策を実施し

ていただきたい。また、

外で遊びたくても遊べな

い子どももいることを決

して忘れてはならない。

そして、そういった子ど

もやその保護者がつらい

思いをすることのないよ

うに十分な配慮をいただ

き、なるべく早い時期に

何らかの形で具体的な規

定を定めていただくこと

を要望し、本条例に賛成

する。(自民新)

・昔に比べて低下傾向に

ある現在の子どもたちの

体力や運動能力の向上の

ため、子どもが外で伸び

伸びと遊ぶことができる

環境の確保に努める内容

となっている。これまで、

子どもたちが伸び伸びと

ボール等を使って遊べる

公園の整備を強く求めて

いたので、このように大

きく整備していくことを

高く評価する。今後外遊

びに関する意識啓発や周

知のほか、外遊びを促す

ための事業の実行に向け

ての取り組みを、市民や

保護者等との意見も積極

井上

 みつぐ

自民党・新政クラブ

青木 まさし

自民党・新政クラブ

明るいみらい大和

古こ

谷や

田た

 力つとむ

中央林間スポーツ広場

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平成29年(2017年) 5 月 1 日 第281号 (8)や ま と 市 議 会 だ よ り

○賛成 ●反対 -欠席審議結果

各 議 員 の 賛 否 賛否数自 民 新 公 明 共 産 みらい ネット虹の会※

○賛成

●反対

古木 

邦明

小田 

博士

二見 

健介

井上  

青木 

正始

中村 

一夫

小倉 

隆夫

平田 

純治

菊地  

木村 

賢一

金原 

忠博

河端恵美子

鳥渕  

山田己智恵

吉澤  

佐藤 

大地

堀口 

香奈

高久 

良美

宮応扶美子

佐藤 

正紀

町田 

零二

赤嶺 

太一

古谷田 

国兼 

久子

山崎佐由紀

石田  

大波 

修二

渡辺 

伸明

【議 案】第2号

大和市農業委員会の委員の定数に関する条例について 原案可決 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ● - ● ● ○ ○ ○ ○ ○ ○ ● ● ○ 21 5

第16号 平成29年度大和市一般会計予算 原案可決 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ● - ● ● ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ● ○ 22 4

第17号 平成29年度大和市国民健康保険事業特別会計予算 原案可決 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ● - ● ● ○ ○ ○ ○ ○ ○ ● ● ○ 21 5

第18号 平成29年度大和市下水道事業特別会計予算 原案可決 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ● - ● ● ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 23 3

第20号 平成29年度大和市介護保険事業特別会計予算 原案可決 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ● - ● ● ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ● ○ 22 4

第21号 平成29年度大和市後期高齢者医療事業特別会計予算 原案可決 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ● - ● ● ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ● ○ 22 4

第22号 平成29年度大和市病院事業会計予算 原案可決 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ - ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ● ○ ○ 25 1

【議員提出議案】第2号

労働者の権利を守る本物の「働き方改革」の実現を求める意見書 否 決 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ○ - ○ ○ ● ● ● ● ○ ○ ○ ○ ● 7 19

第3号 森友学園の国有地不正取得疑惑の解明を求める意見書 否 決 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ○ - ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ● 11 15

第4号組織犯罪処罰法改正による仮称「テロ等準備罪」の新設に反対する意見書

否 決 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ○ - ○ ○ ○ ○ ● ○ ○ ○ ○ ○ ● 10 16

第5号グローバル企業による課税逃れ「BEPS」への対応推進を求める意見書

原案可決 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ○ ○ ○ ○ ○ ○ - ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 17 9

第6号 主要農作物種子法の廃止に反対する意見書 否 決 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ○ - ○ ○ ● ● ● ● ○ ○ ○ ○ ● 7 19

第7号 水道法改正に反対する意見書 否 決 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ○ - ○ ○ ● ● ● ● ○ ○ ○ ○ ● 7 19

【陳 情】第29-1号

平成29年度からの特別徴収税額の決定・変更通知書に受給者の個人番号を記載する件についての陳情書

不 採 択 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ○ - ○ ○ ● ● ● ● ○ ○ ○ ○ ● 7 19

《3月定例会で賛否が分かれた議案等》

ん 

議案の審議結果 自民新(自民党・新政クラブ)、公明(公明党)、共産(日本共産党)、みらい(明るいみらい大和)、ネット(神奈川ネットワーク運動)、虹の会※は会派に属さない議員

【報 告】■第1号 専決処分の承認について(損害賠償)【議 案】■第1号 �大和市議会議員及び大和市長の選挙における選挙運

動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例について

■第3号 �大和市一般職の職員の勤務時間、休暇等に関する条例及び大和市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について

■第4号 �大和市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について

■第5号 �大和市手数料条例の一部を改正する条例について

■第6号 �大和市子どもの外遊びに関する基本条例について■第7号 �大和市子育て支援施設条例について■第8号 工事委託契約の変更について■第9号 工事委託契約の締結について■第10号 平成28年度大和市一般会計補正予算(第5号)■第11号 平成28年度大和市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)■第12号 �平成28年度大和市下水道事業特別会計補正予算(第2号)■第13号 �平成28年度大和市渋谷土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)■第14号 平成28年度大和市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)■第15号 平成28年度大和市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)■第19号 平成29年度大和市渋谷土地区画整理事業特別会計予算■第23号 公平委員会委員の選任について【議員提出議案】�■第1号 指定給水装置工事事業者制度に更新制の導入を求める意見書

《3月定例会で全員賛成で議決した議案等》

6月定例会の予定

 

日程は、都合により変更することがあります。

 

6月定例会で審議される請願・陳情の受け付けは、

5月29日(月)の17時までとなります。

6月

 

1日 

本会議

 

5日 

環境建設常任委

員会

 

6日 

文教市民経済常

任委員会

 

7日 

厚生常任委員会

 

8日 

総務常任委員会

 

9日 

基地対策特別委

員会

 

20日 

一般質問

 

21日 

一般質問

 

22日 

一般質問

 

27日 

本会議

大和市イベントキャラクターヤマトン

 

公平委員会委員である

鍛治邦彦氏(厚木市恩名)

の任期が3月末で満了す

ることに伴い、同氏を再

任したい旨の議案が定例

会最終日に提出され、議

会は全員賛成でこれに同

意しました。

公平委員会委員の選任に同意

請 願・陳 情 に つ い て 請願・陳情は、要望や意見を国や県、市に伝える一つの方法です。請願は議員の紹介が必要ですが、陳情は必要ありません。 提出された請願・陳情は、原則として所管の委員会に付託して審査され、本会議で最終的に採択(趣旨が認められること)か不採択かが決められます。また、委員会では、委員長の許可のもとに意見陳述を行うことができます。 請願・陳情は年 4回開催される定例会で審議されます。手続の都合上、原則として定例会初日の 3日前の17時までに提出してください。 市議会ホームページには、記入例等も掲載していますので、ごらんください。ご不明な点等ございましたら、議会事務局議事担当(電話046ー260ー5503)までお問い合わせください。