集団生物学研究室 - 東京海洋大学外来種の遺伝的ルーツ の解明...

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集団生物学研究室 Laboratory of Population Biology 生物資源の現状把握、将来予測と調整 准教授 横田 賢史 yokota*kaiyodai.ac.jp (*=@) 研究テーマ: ① 種苗放流による遺伝的影響に関する理論的研究 ② 水産生物の伝染病の拡散予測とリスク評価 ③ 数値シミュレーションによる集団の持続性解析 ④ 海洋生物の成長・繁殖および分布 ⑤ 遺伝的多様性の保全 ⑥ 外来侵入種の動態 キーワード: 水産資源学、生物多様性、集団遺伝、数理モデル、伝染病 教授 ストルスマン・カルロス・アウグスト carlos*kaiyodai.ac.jp (*=@) 研究テーマ: ① 魚類の再生産機構に及ぼす地球温暖化の影響 ② 魚類の性分化機構(遺伝・環境依存型性決定機構) ③ 高水温による魚類生殖細胞のアポトーシスと退行変性 ④ 耳石の微量元素解析による天然魚の温度履歴推定 ⑤ 繁殖工学を用いた魚類の保全・駆除 ⑥ 魚類配偶子・受精卵の生物学と凍結保存 ⑦ トウゴロウイワシ科魚類の生物学と増養殖 キーワード: 温暖化、再生産機構、性分化、温度依存型性決定、性制御、アポトーシス、耳石、凍 結保存、希少種、外来種

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集団生物学研究室 Laboratory of Population Biology

《 生物資源の現状把握、将来予測と調整 》

准教授 横田 賢史 yokota*kaiyodai.ac.jp (*=@) 研究テーマ: ① 種苗放流による遺伝的影響に関する理論的研究 ② 水産生物の伝染病の拡散予測とリスク評価 ③ 数値シミュレーションによる集団の持続性解析 ④ 海洋生物の成長・繁殖および分布 ⑤ 遺伝的多様性の保全 ⑥ 外来侵入種の動態 キーワード: 水産資源学、生物多様性、集団遺伝、数理モデル、伝染病

教授 ストルスマン・カルロス・アウグスト carlos*kaiyodai.ac.jp (*=@) 研究テーマ: ① 魚類の再生産機構に及ぼす地球温暖化の影響 ② 魚類の性分化機構(遺伝・環境依存型性決定機構) ③ 高水温による魚類生殖細胞のアポトーシスと退行変性 ④ 耳石の微量元素解析による天然魚の温度履歴推定 ⑤ 繁殖工学を用いた魚類の保全・駆除 ⑥ 魚類配偶子・受精卵の生物学と凍結保存 ⑦ トウゴロウイワシ科魚類の生物学と増養殖 キーワード: 温暖化、再生産機構、性分化、温度依存型性決定、性制御、アポトーシス、耳石、凍結保存、希少種、外来種

イセエビの赤ちゃん

耳石の微量元素分析

② 水生生物の遺伝的変異性

水生生物の“見えない”違いをDNAの比較によって検出する

外来種の遺伝的ルーツの解明

在来種の遺伝的多様性の評価・有効集団サイズの推定

③ 希少種の保全

絶滅危惧種を未来に残す

外来種の繁殖抑制対策

魚類生殖細胞移植

配偶子・受精卵の

凍結保存

外来種が在来生物群

集に与える影響

在来種の生活史・集団

構造・分布

イセエビ幼生の栄養

摂取機構

① 水生生物の生態

水生生物はどんな生活をしているのか?

⑤ コンピュータ・シミュレーション

実験や再現の困難な生物現象を模擬的に検証・予測する

種苗放流が水産資源に与える遺伝

的影響

伝染病の流行や侵入生物定着の

メカニズムの解明と予測

魚類資源に及ぼす機構変動の影響

我々は、個体の生理現象

レベルから個体群動態レ

ベルまで、幅広い研究活

動を行っています

国際学会で発表! 温度依存型性決定のペヘレイ!

④ 再生産に及ぼす環境の影響

地球温暖化による水温の上昇は魚類の再生産にどんな影響を与えるのか?

高水温が魚類の生殖腺と繁殖機構に与える影響

遺伝的性決定機構と温度依存型性決定機構(温度による決定)メカニズムの解明

野生集団のモニタリング技術の開発