分解組立マニュアル - kito...1 分解組立を行う方について...

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1 分解組立を行う方について 分解組立は保守管理者(専門知識を有する方 )が行うか、キトーにご相談ください。 注:電気チェーンブロックの構造や仕組みに関し精通し、専門知識を有すると事業体により認められた方。 この分解組立マニュアルには、分解組立を行う方・お使いになる方や他の方への危害と財産の損害を未然に 防ぎ、安全に正しく分解組立していただくための重要な内容が記載されています。 『EQ 形電気チェーンブロックオーナーズマニュアル』(別冊)の内容も適用されますので、本マニュアルと あわせて記載内容をお守りください。 また、電気チェーンブロックの分解組立は、定期点検や修理時には欠かせない作業となります。『オーナー ズマニュアル』(別冊)を参照し正しく行ってください。 安全上のご注意 EQ 形 電気チェーンブロック(125kg ~ 980kg) 分解組立マニュアル AS No.EQ-1302-00

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Page 1: 分解組立マニュアル - KITO...1 分解組立を行う方について 分解組立は保守管理者(専門知識を有する方注)が行うか、キトーにご相談ください。

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分解組立を行う方について分解組立は保守管理者(専門知識を有する方注)が行うか、キトーにご相談ください。注:電気チェーンブロックの構造や仕組みに関し精通し、専門知識を有すると事業体により認められた方。

この分解組立マニュアルには、分解組立を行う方・お使いになる方や他の方への危害と財産の損害を未然に防ぎ、安全に正しく分解組立していただくための重要な内容が記載されています。『EQ形電気チェーンブロックオーナーズマニュアル』(別冊)の内容も適用されますので、本マニュアルとあわせて記載内容をお守りください。また、電気チェーンブロックの分解組立は、定期点検や修理時には欠かせない作業となります。『オーナーズマニュアル』(別冊)を参照し正しく行ってください。

安全上のご注意

EQ 形 電気チェーンブロック(125kg ~ 980kg)

分解組立マニュアル

AS No.EQ-1302-00

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危険■分解組立全般について

安全上のご注意

安全上のご注意

禁  止

禁  止

禁  止

禁  止

禁  止

禁  止

強  制

強  制

強  制

強  制

• ギヤオイル・グリースなど油類を使用する場合は、火気や火花の発生する場所で使用しないでください。

この内容を守らないと、引火や発火などにより火災などの重大事故の恐れがあります。

• 電気チェーンブロックを据え付け(取り外し)する場合は、安定した足場を確保して行ってください。

この内容を守らないと、転倒・落下により死亡または重傷などの重大事故の恐れがあります。

• ロードチェーンの切断・継ぎ足し、溶接はしないでください。

この内容を守らないと、死亡または重傷などの重大事故の恐れがあります。

• 電気チェーンブロックを据え付け(取り外し)する場合は、配電盤の電源を遮断してください。

この内容を守らないと、感電により死亡または重傷などの重大事故の恐れがあります。

• 組立が終了したら、機能検査(操作チェック)を行って正しく動作することを確認してください。

この内容を守らないと、死亡または重傷などの重大事故の恐れがあります。詳しくは『オーナーズマニュアル』(別冊)の「定期点検」を参照してください。

• ボルト、ナットは規定の締め付けトルクで締め付けてください。

この内容を守らないと、死亡または重傷などの重大事故の恐れがあります。

• 電気チェーンブロックの分解組立は、保守管理者以外の方は行わないでください。

一定の技能を有した保守管理者以外の方が行うと、死亡または重傷などの重大事故の恐れがあります。

• EQ 形電気チェーンブロック用純正部品以外は使用しないでください。キトー純正部品であっても、形式が異なると使用できない場合があります。本マニュアルに従って正しく部品を使用してください。

この内容を守らないと、死亡または重傷などの重大事故の恐れがあります。

• 通電状態で分解組立を行わないでください。

この内容を守らないと、感電や不要動作により死亡または重傷などの重大事故の恐れがあります。

• フリクションクラッチの調整・分解はしないでください。

調整や分解をすると、死亡または重傷などの重大事故の恐れがあります。調整や分解が必要な場合は、キトーにご相談ください。

禁  止

• 電気チェーンブロックを懸垂した状態で、分解組立は行わないでください。電気チェーンブロックの分解組立を行う場合は、下におろし作業台の上で行ってください。

懸垂した状態で分解組立を行うと、死亡または重傷などの重大事故の恐れがあります。

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注意

■分解組立の前に

安全上のご注意

強  制

強  制

強  制

分解組立の手順は代表機種をベースに説明しております。定格荷重によって若干構成部品が異なりますがご了承ください。また、仕様を予告なく変更することがあり、実物と若干異なることがありますがご了承ください。

• 分解組立を誤ると、死亡事故や重大な事故の原因になります。分解組立は、知識・経験の豊富な専任の保守管理者の方が行うか、最寄りのサービスショップまたはキトーにご相談ください。

(巻末を参照ください。)マニュアルに沿った、正しい手順で分解組立してください。• ロードチェーンの継ぎ足しは、できません。• 分解したギヤ類等の部品は、洗浄し油類の汚れを落としてから再組立してください。 • 特にプラスチックなどのハンマーを使用した場合は、ハンマーの破片等が内部に残らないよう充分に洗浄してください。ボルトのゆるみ止め(ネジロック)も準備し、指示のある所へ塗布してください。• 交換部品は、キトー純正部品を必ずご使用ください。•

これらの内容を守らないと、死亡または重傷などの重大事故の恐れがあります。

• 組立する場合は、次の内容を守ってください。分解後再使用する部品の汚れや油等は、拭き取りきれいにしてください。• スナップリングは、完全に溝に組み込んでください。• ロードチェーンはねじれのないように、組み込んでください。•

これらの内容を守らないと、製品が破損したり部品脱落などにより物的損害発生の恐れがあります。

• 再組立時、下記の部品は必ず新品と交換してください。ギヤオイル(仕様・本体サイズにより、オイル種類/必要量が異なります。24 ページを参照ください)• パッキン• グリース• オイルシール• スナップリング• Oリング• 液状ガスケット•

これらの内容を守らないと、傷害、または物的損害発生の恐れがあります。

お願い

危険

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4

安全上のご注意............................................................................................. 2

目次................................................................................................................. 4

分解組立工具................................................................................................. 5

各部の名称..................................................................................................... 6

分解手順...................................................................................................... 10

  1. 外周部品の取り外し.................................................................. 10

  2. 給電ケーブルと押しボタンコードの取り外し........................ 10

  3. 機内電装品の取り外し.............................................................. 11

  4. ギヤ部品の分解.......................................................................... 11

  5. ロードチェーン周りの分解....................................................... 12

  6. ロードシーブの分解.................................................................. 13

  7. サスペンションアイの取り外し............................................... 13

  8. クサリガイドの取り外し........................................................... 13

  9. セイドウテイコウキの取り外し............................................... 13

  10. モータおよびブレーキの分解................................................. 14

組立手順...................................................................................................... 15

  1. ロータの組立(プルロータまで分解の場合).......................... 15

  2. ステータとロータの組立........................................................... 15

  3. サスペンションアイの組立....................................................... 17

  4. セイドウテイコウキとファンカバーの組立............................ 17

  5. クサリガイドクミの組立........................................................... 17

  6. ロードシーブの組立.................................................................. 18

  7. ロードチェーンの組み込み....................................................... 19

  8. ギヤ部品の組立.......................................................................... 20

  9. 機内電装品の組立...................................................................... 21

  10. 給電ケーブルと押しボタンコードの接続............................ 22

  11. シタフックの取り付け(チェーンから外した場合)........... 23

  12. オイルの充填........................................................................... 24

  13. 動作チェックなど................................................................... 24

目次

目次

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5

分解組立には、以下の工具を用意してください。

No. 工具名 用途 アイコン

1 スパナ13mm ボルト・ナット着脱用

2六角棒スパナ4mm./.5mm./.6mm./.8mm

ソケットボルト着脱用

3 スナップリング.プライヤS(大)(小) スナップリング(軸)用

4 スナップリング.プライヤR スナップリング(穴)用

5 ソケットレンチ 10mm シタカナグ用

6 モンキーレンチ ボルト・ナット着脱用

7 プラスチックハンマー

8 ドライバー (+)(−) ネジの着脱用

9 プーラー ベアリング・ファン用

10 万力(2ケ) プルロータ用

11 トルクレンチ/ナットランナー

12 ペンチ セットピン用

●グリースは下記のものをご使用ください・JIS.K2220 転がり軸受用グリース1種2号・二硫化モリブデン潤滑剤モリサームNo2(指定銘柄:住鉱潤滑剤製)

●液状パッキンは下記のものをご使用ください・液状パッキン TB1121(スリーボンド製)

●ネジロックは下記のものをご使用ください・ThreeBond.1401(スリーボンド製)または相当品

●あると便利な工具・リムーバー:ベアリング(インナーレース&アウターレース用)、オイルシール用があると作業が正確に行えます・木製ブロック(枕木として使用)、針金(リード線案内用)なども用意されると更に便利です

トルク

分解組立工具

分解組立工具

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6

A16A17

各部の名称

各部の名称

A41

A42

A40

A44A43

A46

A45

A47A48

A49

A50A51

A52 A53

A54

A55

A

A

A23 A19

A21

A18A1

A2

A7

A3

A4

A8

A24

A25

A23A19

A27

A28A22

A23

A30

A37

A38 A39

A33

A34

A32

A31

A35 A36A29

C

B

A26

A6

A5

A9

A10 A12

A11

A13

A14

A15

CB

A ブロック

A20

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各部の名称

番号 部品番号 部品名 摘要A1 001 サスペンションアイA2 121 ツナギジクA3 033 セムスソケットボルト ツナギジク用A4 5501 ステータクミタテA5 238 ボールベアリングA6 137 セットピンSA7 820 ウォーニングシールHWA8 959 ネームプレートロードサイドA9 1223 フリクションクラッチイッシキA10 244 オイルシールA11 241 ロードシーブA12 242 ボールベアリングA13 245 オイルシールA14 243 ボールベアリングA15 207 スナップリングA16 240 ロードギヤA17 208 スナップリングA18 187 パッキンA19 153 ケーブルホルダA20 5505 セイドウテイコウキクミA21 194 セムスナベコネジ セイドウテイコウ用A22 151 コードカバーA23 152 セムスナベコネジ コードカバー、ケーブルホルダ用A24 331 クサリガイドA25 1060 リミットスイッチイッシキA26 333 リミットスイッチカバーA27 335 サラコネジA28 165 セムスソケットボルト クサリガイド用A29 110 ギヤケースA30 239 ボールベアリングA31 133 オイルプラグA32 136 プラグパッキンA33 810 ネームプレートOFA34 815 ネームプレートSPA35 167 セムスソケットボルト ギヤケース用(短い)A36 162 セムスソケットボルト ギヤケース用(長い)A37 116 ギヤケースパッキンA38 135 オイルプラグBA39 173 アイボルトパッキンA40 107 ファンカバーA41 164 ソケットボルト ファンカバー用A42 225 ハツキザガネ ファンカバー用A43 108 ファンA44 323 スナップリングA45 106 モータカバーA46 163 セムスソケットボルト モータカバー用A47 209 ボールベアリングA48 5212 ブレーキドラムクミタテA49 214 ブレーキバネA50 324 OリングA51 318 カラーA52 317 プルロータウケA53 503 プルロータA54 316 プルロータバネA55 5502 ロータブクミ

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各部の名称

B ブロック

B28

B27

B22 B24

B23

B21

B25

B26

B38

B34

B30

B29

B13 B12

B14

B15

B18

B41

B12

B20

B19

B37 B1

B5

B3

B4

B6

B9

B8B7

B36

B40

B11

B10

B16

B17

B33

B32

B31

B35

B39

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各部の名称

番号 部品番号 部品名 摘要B1 2104 コントローラカバーブクミB3 161 ソケットボルト コントローラカバー用B4 224 ハツキザガネ コントローラカバー用B5 800 ネームプレートBB6 935 ウォーニングシールEB7 1571 インバータクミB8 508 HBBキバンB9 191 セムスナベコネジ インバータ用B10 1011 シタフックイッシキB11 002 フックラッチB12 874 NCロードチェーン(短ピッチ)B13 054 リミットアテイタ EQ004IS、EQ009IS 専用B14 051 クサリバネ EQ004IS、EQ009IS 専用B15 055 バネガイド EQ004IS、EQ009IS 専用B16 041 ストッパB17 1951 ジュンカツユチューブクミタテ ロードチェーン用B18 401 クサリバケットB19 166 ソケットボルト クサリバケット用B20 226 Uナット クサリバケット用B21 1521 キュウデンケーブル4CクミタテB22 521 キュウデンケーブル4CB23 541 ケーブルウケアームB24 1542 ケーブルウケ12ブクミB25 569 ホルダーAB26 574 ケーブルパッキンB27 823 ネームプレートGB28 542 セムスナベコネジ ケーブルウケアーム用B29 1557 オシボタンコード5CクミタテB30 557 オシボタンコード5CB31 1561 3テンオシボタンスイッチMDブクミB32 565 ウォーニングタグPBB33 566 タグホルダーB34 569 ホルダーAB35 574 ケーブルパッキンB36 535 ケーブルサポート LB37 536 セムスナベコネジ ケーブルサポート L用B38 891 ホルダーBB39 892 パッキンB40 893 ホルダーナットB41 053 クッションラバー EQ001IS、EQ003IS 専用

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注意

分解手順

危険

B18(1(  クサリバケットを本体から外す

外周部品の取り外し1

• つり下げた状態で、電気チェーンブロックを絶対に分解しないでください。

つり下げた状態で分解すると、部品の落下などにより死亡または重傷などの重大事故の恐れがあります。下におろし作業台の上で整備してください。

以下、全体の分解手順を記載しますが、分解は必要な箇所のみにしてください。

分解手順

禁  止

• コントローラカバーは手で支えながら、ゆっくりと注意して外してください。

コントローラカバーが内部の電装品に接触して、破損の恐れがあります。

強  制

2

B1(1(  コントローラカバーを外すB3•  ソケットボルト(4本)をゆるめ、コントローラカバーを外します。

ギヤ部まで分解する場合は、ギヤケース下(2( 面のA31オイルプラグ(排油口用)とA32プラグパッキンを外し、ギヤオイルを抜く抜いたオイルの汚れ粘度を確認します。•.

金属粉が見られたら、ギヤなどの異常摩耗を•.

疑って慎重に点検します。

B19

B18

B20

給電ケーブルと押しボタンコードの取り外し

A38 A39(注油口用)

A31 A32(排油口用)

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11

危険

機内電装品の取り外し3

A35(1(  A36セムスソケットボルト(6本)を外し、A29ギヤケースをプラスチックハンマーでたたきながら A4 ステータクミタテから外すモータ、セイドウテイコウキ、リミットスイッ•.

チのリード線を無理に引っ張らないよう慎重に外します。ギヤケースに•. A9 フリクションクラッチが付いた状態で外れる場合があるので、注意してください。

(つづく)

分解手順

A25(1(  リミットスイッチのコネクタ線を B8

HBBキバンから外す

B7(2(  インバータクミに接続されているセイドウテイコウのリード線およびモータ線を外す

 インバータクミを取り外す(3( 

ギヤ部品の分解4• フリクションクラッチは分解しないでください。

この内容を守らないと、荷の落下などにより死亡または重傷などの重大事故の恐れがあります。禁  止

セイドウテイコウのリード線

リミットスイッチのコネクタ線

モータ線

B21(2(  給電ケーブルを B7 インバータクミから外す

B23(3(  ケーブルウケアームを本体から外し、給電ケーブルのB25ホルダーAを外し、給電ケーブルを本体から引き抜く

B29(4(  押しボタンコードのコネクタをインバータの B8 HBBキバンから外す

押しボタンコードの保護ワイヤを止めて(5( いるB36ケーブルサポート Lを本体(ギヤケース下面)から外す

押しボタンコードの(6(  B34ホルダーAを外し、押しボタンコードを本体から引き抜く

B7

B8

木製ブロック

B23

B25

B34

B38

B36

B36

B37

保護ワイヤ

B21

B3

B1

B29

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12

分解手順

分解手順(つづき)

●125kg~ 250kg(1( 無負荷側のB12ロードチェーンからB16ス

トッパ、B41クッションラバーを取り外す

●490kg~ 980kg(1( 無負荷側のB12ロードチェーンからB16ス

トッパ、B14クサリバネ、B15バネガイドを取り外す

5 ロードチェーン周りの分解

負荷側

無負荷側

B12

A37(2(  ギヤケースパッキンおよび A6 セットピンS(2本)を取り外すギヤケース接合面を傷つけないよう、十分注•.

意してください。

A9(3(  フリクションクラッチを A4 ステータクミタテから取り外す

A17(4(  スナップリングを外してA16ロードギヤを外す

ロードシーブのベアリングの(5(  A15スナップリングを外す

(2( ロードチェーンを負荷側から取り外すシタフックは必要に応じて外します。•.

A36

A29

A30

A9

A17A37

A6

A4

A16

A15

A35

B15

B14

B12

B41

B12

B16

B16

125kg~ 250kg

490kg~980kg

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13(つづく)

分解手順

A40(1(  ファンカバーを外す

A11(2(  ロードシーブを組付け目印のポンチ位置に合せ、A20セイドウテイコウキ側からロードシーブをプラスチックハンマーでたたいて外すロードシーブのポンチマークと•. A4 ステータクミタテの凹みマークを合せます。ロードシーブのベアリングの•. A15スナップリングを外してあることを確認してください。強くたたくと飛び出す恐れがあるので注意し•.

てください。

A3(1(  セムスソケットボルトを取り外して A2

ツナギジクを引き抜き、  A1 サスペンションアイを外すツナギジクの溝を利用します。•.

6 ロードシーブの分解

7

8 クサリガイドの取り外し

9 セイドウテイコウキの取り外し

A22(1(  コードカバーを外す

A24(2(  クサリガイドを外す

A19(3(  ケーブルホルダを外して、A25リミットスイッチのリード線をステータクミタテから抜き取る

A20(1(  セイドウテイコウキ、A19ケーブルホルダを外してリード線をステータクミタテから引き抜く

A11

A22

A24

A19

A19

A20

A4 ポンチマークA

凹マーク

ポンチ位置合せAから見た場合

A20

A40

A41

A11

ロードシーブ軸部

丸棒

ハンマー(たたく)

サスペンションアイの取り外し

A2

A1

A3

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14

分解手順(つづき)

分解手順

A43(1(  ファンのA44スナップリングを外す

プーラーのツメの部分をファンの外周下(2( 部に差し込み、ファンを取り外すなるべく羽根の近傍にセットし、ファンが破•.

損しないように注意してください。3本ツメプーラーを用いると、安全に作業で•.

きます。

モータおよびブレーキの分解10

プーラー

羽根

ファン

プーラーで取り外す

A44

A43

A45

A46

A48

A49A50

A55

A45(3(  モータカバーのA46セムスソケットボルトを外す

A49•  ブレーキバネで押されているので、ゆっくり、少しずつ外してください。

A48(4(  ブレーキドラム、ブレーキバネを外す

A55(5(  ロータブクミを A4 ステータクミタテから取り外す

A50(6(  O リングを外す

A4

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15

危険

危険

ロータの組立(プルロータまで分解の場合)1A53(1(  プルロータ、A54プルタロータバネ(向きに注意)をA55ロータブクミに挿入するプルロータの溝(ブレーキバネが入る部分)•.

を外側にします。プルロータバネの外周がプルロータに接触す•.

るようにします。

万力2ヶ所で、ロータとプルロータを締(2( 付け、A52プルロータウケとA51カラーを取り付ける

液状パッキンを(1(  A4 ステータクミタテ(モータカバー接合部)に塗り(16ページ参照)、A55モータジクにA56ベアリングを組付け、ステータクミタテに挿入する液状パッキンは、切れ目のないように、全周•.

に渡って塗ってください。

液状パッキン:  スリーボンド  TB1121  5 g

新品の(2(  A50 O リングをモータジクに取り付けるOリングを傷つけないようにしてください。•.

• 使用限界を超えた部品を使っての再組立は、絶対にしないでください。再組立時に新品と交換する部品は 3 ページを参照してください。• ボルトおよびナットは、規定トルクでしっかりと締め付けてください。• オイル、グリース、ネジロックは指示に従って塗布してください。•

これらの内容を守らないと、死亡または重傷などの重大事故の恐れがあります。

組立手順

組立手順

強  制

ステータとロータの組立2• モータジクのスプライン部には、必ず指定のグリースを塗ってください。

この内容を守らないと部品の摩耗、破損により荷が落下し、死亡または重傷などの重大事故の恐れがあります。強  制

部品の向き

万力

A53A54

A55

A52

A51

万力

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16

組立手順(つづき)

組立手順

液状パッキン

グリース塗布部

液状パッキン塗布

治具を用いる

A46

A49

A4

A44

A45

A47

A48

A43

A45

A49(3(  ブレーキバネ、A48ブレーキドラムを、A55モータジクに組み付けるスプライン部には、二硫化モリブデングリー•.

ス(モリサーム No. 2)を薄く均一に塗ります。ブレーキバネは、プルロータの溝に入ります。•.

ブレーキドラムがスムースに動くことを確認•.

してください。はみ出したグリースはふき取ってください。•.

モリサーム No.2 2g

A47(4(  ベアリングをモータジクに組み付ける

A45(5(  モータカバーをセットし、A46セムスソケットボルト(3本)で締め付けるはみ出した液状パッキンはふき取ってください。•.

均等に徐々に締め付けてください。•.

締付トルク M6:10.8 N·mバネザガネ:有り

液状パッキンを、モータジクのセレーショ(6( ン部に塗り、A43ファンを組み付けるモータジクやフィンの部分を直接叩かないよ•.

う注意してください。新品の•. A44スナップリングにて、ファンを止めてください。

液状パッキン:  スリーボンド  TB1121  1 g

トルク

NEW

NEW

A50

A55

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17(つづく)

セイドウテイコウキとファンカバーの組立

クサリガイドクミの組立

3

4

5

A1(1(  サスペンションアイを A4 ステータクミタテに A2 ツナギジクにて取り付けるツナギジクは、溝加工側が見えるように、挿•.

入します。

ツナギジクが抜けないように、(2(  A3 セムスソケットボルトをステータクミタテに取り付ける締付トルク M6:10.8 N·mバネザガネ:有り

A20(1(  セイドウテイコウキのリード線を A4 ステータクミタテに通してリード線長さを調整し、A19ケーブルホルダをA23セムスナベコネジにて取り付け、リード線を固定する

セイドウテイコウキをステータクミタテ(2( にA21セムスナベコネジで取り付ける

A40(3(  ファンカバーをA41ソケットボルト(4本)で取り付ける締付トルク M5:8.4 N·mハツキザガネ:有り

A25(1(  リミットスイッチのリード線をステータクミタテに通して、リード線の長さを調整して、A19ケーブルホルダをA23セムスナベコネジにて取り付ける

A24(2(  クサリガイドをA28セムスソケットボルト(2本)で取り付ける●125kg~ 490kg締付トルク M8:24.5 N·mバネザガネ:有り

●980kg締付トルク M10:49.0 N·mバネザガネ:有り

A22(3(  コードカバーをA23セムスナベコネジにて取り付けるリード線のはさみ込みに注意してください。•.

組立手順

A41

A40

A19

A20

A28

A24

A19

A22

トルク

トルク

A21

A23

A23

A23

A25

サスペンションアイの組立 A2

A3

A1

トルク

溝加工側

A4

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18

A26(1(  リミットスイッチカバーに、リミットスイッチの負荷側、無負荷側を取り付ける負荷側のリミットスイッチ(リード線が短い)•.

をリミットスイッチカバーの溝がある側に組み付けます。リミットスイッチは精密部品で壊れやすいの•.

で取り付けのときに注意してください。

リミットスイッチカバーをクサリガイド(2( にA27サラコネジにて固定するリミットスイッチカバーの向きに注意してく•.

ださい。リード線のはさみ込みに注意してください。•.

リミットスイッチが押せることを確認してく•.

ださい。

締付トルク M4:1.3 N·m

A4(1(  ステータクミタテのベアリング、オイルシールを取り付ける全ての部分にギヤオイルを塗布する

フリクションクラッチ用の(2(  A5 ベアリングを取り付ける

A55(3(  モータジクに新品のA10オイルシールを取り付けるオイルシールの向きに注意してください。•.

リップにはオイルを塗布し、傷つけないよう•.

に取り付けます。

A11(4(  ロードシーブ用のA12ベアリングを取り付ける挿入し難い場合は、治具をプラスチックハン•.

マーで軽くたたいて挿入します。

ロードシーブを目印のポンチ位置に合せて(5( 挿入する

ロードシーブ用の新品の(6(  A13オイルシールを取り付けるオイルシールの向きに注意してください。•.

リップにはオイルを塗布し、傷つけないよう•.

に取り付けます。

ロードシーブ用の(7(  A14ベアリングを取り付ける挿入し難い場合は、治具をプラスチックハン•.

マーで軽くたたいて挿入します。新品の•. A17スナップリングを取り付けます。

組立手順(つづき)

組立手順

ロードシーブの組立6

●A24クサリガイドとA25リミットスイッチイッシキを分解した場合

短い(負荷側)

リード線長い(無負荷側)

負荷側無負荷側

断面形状

断面形状

A25

A17

A14

A13

A11

A12

A5

A24

A26

A27

A10

トルク

NEW

NEW

NEW

オイル

ポンチマーク

凹マーク

A4

A4

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19

危険

(つづく)

B12(1(  ロードチェーンの溶接部がA11ロードシーブの外側にくるようにする必ずヨコリンク(図の通り)から•. A24クサリガイドに挿入します。

ロードチェーンをクサリガイドの負荷側(2( (シタフック側)から入れ、ロードシーブを手で回転させながら巻き取り、ロードチェーン出口(無負荷側)へ導き出すロードシーブにかみ合ったところでステータ•.

クミタテを無負荷側に倒してロードシーブを手回しすると、ロードチェーンが巻き取られスムーズに出てきます。

ロードチェーンの向きと、ねじれがない(3( ことを再チェックする

組立手順

• ロードチェーンの溶接部がロードシーブと噛み合うとき外側になるよう、挿入してください。

この内容を守らないと動作不良、異常摩耗の原因となり荷の落下などによる重大事故の恐れがあります。

強  制

ロードチェーンの組み込み7

無負荷側

無負荷側

負荷側

負荷側

チェーン溶接部

チェーン挿入

まわす

先端リンクは必ずヨコ

A24

B12

● 125kg~ 250kg(4( 無負荷側ロードチェーンの端末から3リ

ンク目に、B16ストッパ、B41クッションラバーを分解前と同様に取り付ける締付トルク M6:10.8 N·mバネザガネ:有り

●490kg~ 980kg(4( 無負荷側ロードチェーンの端末から3リ

ンク目に、B16ストッパ、B14クサリバネ、B15バネガイド(無負荷側)を分解前と同様に取り付けるバネガイドの向きに注意して.•.

図のように取り付けてください。

締付トルク M6:10.8 N·mバネザガネ:有り B15

B14

B16

トルク

B41

B16

トルク

B12

A24

A11

125kg~ 250kg

490kg~ 980kg

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危険• フリクションクラッチの調整はしないでください。

調整をすると、死亡または重傷などの重大事故の恐れがあります。

A16(1(  ロードギヤをA11ロードシーブに組み付け、新品の A17 スナップリングで止めるロ ー ド ギ ヤ は 凹 面 を 上 向 き に し ま す。.•.

(逆の場合スナップリング用の溝が見えません)スナップリングが確実に挿入されたかを確認•.

してください。

A6(2(  セットピンS(2本)を取り付ける

A9(3(  フリクションクラッチを組付ける

A30(4(  ベアリングをフリクションクラッチに取り付ける

新品の(5(  A37ギヤケースパッキンを A4 ステータクミタテに乗せA29ギヤケースをプラスチックハンマーでたたきながら組み付けるリード線の挟み込みに注意してください。•.

A35•. セムスソケットボルト ( 短い ) 1本と A36

セムスソケットボルト(長い)5本の計6本を使用します。ギヤケースをセムスソケットボルトでステー•.

タクミタテに仮止めしてから対角線順に均等に締め付けます。

締付トルク M6:10.8 N·mバネザガネ:有り

組立手順

組立手順(つづき)

禁  止

ギヤ部品の組立8

凹面

A35

A36

A29

A30

A37

A6

A9

A17

A16

A11

トルク

NEW

NEW

A4

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21(つづく)

組立手順

機内電装品の組立9B7(1(  インバータクミを B9 セムスナベコネジ(4本)で、ステータクミタテに取り付ける

A20(2(  セイドウテイコウキのリード線を元の通りインバータに接続する結線が正しくできているか結線図をみて•.

チェックします。結線図は、コントローラカバーの内側に貼り付けてあります。

A25(3(  リミットスイッチのコネクタ線を B8  HBBキバンに接続する

モータ線をインバータクミへ接続する(4( 結線が正しくできているか結線図をみて•.

チェックします。

B7

モータ線

A20

A25

B8

B9

インバータクミを新品交換した場合、インバータについている渡り線を精密ドライバー•.にて外し、結線図の通り(元の通り)にHBBキバンを取り付けます。※ 結線図はコントローラカバー内に貼り付けられています。

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22

給電ケーブルと押しボタンコードの接続10

B21(1(  給電ケーブルのB25ホルダーAをB38 ホルダーBに差し込み、確実に締める

B23(2(  ケーブルウケアームを取り付ける

給電ケーブルを(3(  B7 インバータに接続する結線が正しくできているか結線図をみて•.

チェックします。

B29(4(  押しボタンコードのB34ホルダー Aを B38ホルダーBに差し込み、確実に締める

保護ワイヤの先端の輪の部分に(5(  B36ケーブルサポート Lを入れ、ケーブルサポートLの溝に保護ワイヤを差し込み、本体(ギヤケース下面)にB37セムスナベコネジで止める

押しボタンコードのコネクタ(白色)を(6( インバータの B8 HBB キバンの右側コネクタ(白色)に差し込む

B1(7(  コントローラカバー(コントローラカバーパッキン付)を B3 ソケットボルト(4本)で取り付ける締付トルク M6:10.8 N·mハツキザガネ:有り

組立手順

組立手順(つづき)

お願い• ホルダー A の締め付けの際は工具などを使用せず、必ず手で締めてください。締め込み過ぎは樹

脂ネジ部の破損・断線などを引き起こす恐れがあります。• 断線や抜けを防止するため、押しボタンコードに取り付けられている保護ワイヤーを、電気チェー

ンブロック本体またはトロリに固定してください。コードが引っ張られた際の断線や抜けを防止する意味から、必ず取り付けてください。

• 断線時や接続作業などを行う場合には、必ず電源を遮断してください。

B23

B25

B34

B38

B36

B36

B37

保護ワイヤ

B38

B38

B34B29

B25B21 トルク

B1

B3

B21

B29

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注意

スラストベアリングにグリースを塗布する(1( 転がり軸受用グリース

スラストベアリングの内径が小さい方を(2( スラストウケA側(上側)にしてフックに組み込む

スラストウケAの2つでフック首部を挟(3( み、スラストカラーAをスラストウケA外周にかぶせるように組み込む

上記の組み立てたフックとロードチェー(4( ンの端末リンクをシタカナグで挟むように組み立てる

ボルトを通して、ネジロックを塗布して(5( 締め付ける●125kg~ 490kg締付トルク M6:19.6 N·mバネザガネ:有り

●980kg締付トルク M8:34.3 N·mバネザガネ:有り

フックが軽く回転するか確認する(6( 

●シタフック組立シタフック取り付け前に•. B13リミットアテイタとB14クサリバネを通しておきます。

組立手順

シタフックの取り付け(チェーンから外した場合)11• ロードチェーンの負荷側を確認して、シタフックを取り付けてください。

強  制

• スラストカラー A、スラストウケ A、スラストベアリングは、上のイラスト通りに正確に組み込んでください。

この内容を守らないと、荷の落下などにより死亡または重傷などの重大事故の恐れがあります。

危険

内部に粉塵など残らないように清掃してからグリースを塗布

スラストカラーA

スラストベアリング内径が小さい方がスラストウケA側

グリース塗布後に組立

スラストウケA

スラストベアリングの組み込みの詳細

スラストカラーAスラストウケA

スラストベアリング

シタカナグ 内径小

内径大

B13

B14

グリース

グリース

ナットトルク

ロック

強  制

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危険

組立手順

新品の(1(  A32プラグパッキンを取り付けたA31

オイルプラグ(排油口用)をしっかり締め付ける

A38(2(  オイルプラグB(注油口用)からギヤオイルを注入する適正なオイル量を注入します。•.

オイルプラグBに新品の(3(  A39アイボルトパッキンを取り付けてしっかり締め付ける

オイルの充填12• ギヤオイルは純正品を使用してください。

純正品以外のオイルを注入(混入含む)した場合、つり荷の落下などにより死亡または重傷などの重大事故の可能性があります。強  制

(1(  組み立て忘れの部品が残っていないかを確認する部品が残っていたときは再度分解・組立を行って、正確に組み立てます。•.

(2(  日常点検を行う詳細は『オーナーズマニュアル』(別冊)の「日常点検」を参照してください。•.

(3(  無負荷で異常のないことを確認してから、定格荷重をつり下げて、作動テストを行う詳細は『オーナーズマニュアル』(別冊)の「定期点検」を参照してください。•.

動作チェックなど13

形式 ギヤオイル量 (ml)EQ001ISEQ003ISEQ004IS

510

EQ009IS 840

分解・組立終了後、必ず以下の項目を確認してください。

●ギヤオイルは、キトー純正品を使用してください。

NEW

NEW

A38 A39(注油口用)

A31 A32(排油口用)

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《メモ》

メモ

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