東海道四百年の点となり、その後、五街道を中心に …1 1 1 板橋旧道...

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1 1 1 板橋旧道 小田原市 早川 I.C 小田原西 I.C 早川の びらん樹 神奈川県立生命の星 ・地球博物館 箱根口 I.C 山崎 I.C 西湘バイパス 箱根板橋 箱根登山鉄道 84 km 日本橋より 85 km 87 km 88 km 89 km 91 km 92 km 93 km 早 川 86 km 風祭 入生田 箱根湯本 塔ノ沢 小田原 90 km 1 国際通り 新宿 本町 御幸の浜 箱根口 早川口 板橋見附 上板橋 山崎 三枚橋 小田原市民会館前 青物町 外郎博物館 本間美術館 箱根町立 郷土資料館 山崎古戦場碑 徳常院 街かど博物館(干物) 街かど博物館 (陶器) 明治天皇 宮ノ前行在所跡 明治天皇 本町行在所跡 報徳二宮神社 /報徳博物館 14 清閑亭 15 小田原城 13 古稀庵 20 板橋の地蔵尊 21 小田原用水 取入口 22 長興山紹太寺 24 御感の藤 正眼寺 2 早雲寺  1 小田原文学館 街かど博物館 (かまぼこ) 街かど博物館(和紙、茶) 街かど博物館(菓子) 街かど博物館(漆器) 街かど博物館 (豆腐) なりわい 交流館 小田原市郷土文化館分館 松永記念館 小田原市 郷土文化館 街かど博物館 (かつおぶし) 街かど博物館 (梅干) 街かど博物館 (薬) 街かど 博物館 (呉服) 箱根町役場 松原神社 10 11 12 16 17 18 19 23 街かど博物館 (漆器) 街かど博物館 (寄木細工) 街かど博物館 (干物) 街かど 博物館 (つけもの) 街かど博物館 (鋳物) 街かど博物館(塩から) 傳肇寺 秋葉山の 火防祭 居神神社 光円寺 平成輔の墓所 大久寺 滄浪閣跡 正恩寺 北村透谷の碑 箱根町 萬松院 石垣山一夜城跡 入口 象ヶ鼻 一里塚跡 一里塚跡 箱根観音 小田原市役所 中央連絡所 小田原市役所 大窪支所 135 271 255 県道湯本元箱根 73 出山信号所 一般国道1号 小田原箱根道路 街かど博物館 (かまぼこ) 名所・史跡 3 旧東海道 宿内 一般国道 主要地方道 県道 有料道路 石畳区間 トイレ 公園 駐車場 その他のポイント 東海道現代 遊楽帖 観光案内所 地図の凡例 徳常院 とくじょういん 11 曹洞宗の寺院。境内には、江戸時代、箱根の賽の 河原にあり、明治時代に移された地蔵菩薩が安置 されています。像は青銅製で、高さ5メートルに およぶ大仏です。 北村透谷の碑 きたむらとうこく   ひ 12 近代文学の先駆者、北村透谷の碑です。碑文ならび に書は島崎藤村が、碑のデザインは日本美術院同人 牧雅雄氏が手がけました。 宿姿小田原宿 松原神社 まつばらじんじゃ 10 小田原宿の総鎮守で、祭神は 日本武尊。小田原北条氏の深 い庇護により、隆昌しました。 小田原城 だ わらじょう 13 前身は、室町時代に大森氏が築いた山城。 その後、戦国大名小田原北条氏、譜代大名 大久保氏等、城主は変わりましたが、大いに 栄えました。現在、城址公園である本丸・二 の丸は国指定史跡として、銅門(あかがねも ん)や馬出門(うまだしもん)などの復元整備 も進み、当時の様子を伝えています。 居神神社 いがみじんじゃ 16 板橋と山角町の氏神。境内には鎌倉末期の 古碑群が残されています。 報徳二宮神社/報徳博物館 ほうとくにのみやじんじゃ ほうとく はくぶつかん 14 報徳二宮神社は小田原の生んだ農聖、 二宮尊徳(金治郎)翁を祀るため、明治 27年(1894年)に創建されました。 また、報徳博物館は幕末の疲弊した社 会の再建人・尊徳二宮金次郎の、「報徳」 と呼ばれる人づくり、国づくりの思想とそ の業績を伝える博物館です。 ※毎週水曜日定休日 清閑亭 せいかんてい 15 清閑亭は、明治末期から大正初期にか けて黒田長成侯爵の別邸としてつくられ た邸園(建物と庭園)です。建物は国の 登録有形文化財となっています。 萬松院 ばんしょういん 23 徳川家康の嫡男松平信康供養のために 文禄元年(1592年)、小田原城主大久保 忠世が開基しました。 ちょうこう ざん しょう たい 長興山紹太寺 24 黄檗宗の名僧鉄牛和尚が開山。小田 原藩主稲葉正則は寛文9年(166 9年)、城下の山角町(南町)にあった 菩提寺を入生田村に移し、長興山紹 太寺を建立しました。稲葉一族の墓 所や鉄牛和尚の寿塔があります。 傳肇寺 で んじょう じ 17 浄土宗の寺。創建は1300年代。詩人の北原 白秋が境内に「みみづくの家」を建て、大正7 年から15年まで、ここでたくさんの童謡を発 表した。山田耕筰作曲の「かやの木山の」の モデルの木が境内に立っている。 光円寺 こうえんじ 18 寛永年間に、三代将軍家光の乳母である春 日の局が開基した寺です。 大久寺 だいきゅうじ 19 日蓮宗で、小田原大久保氏の氏寺。寺内の 墓所には開基忠世をはじめ大久保氏の墓 があります。 板橋の地蔵尊 いたばし   ぞうそん 21 「板橋のお地蔵さん」と地元で親しまれて います。永禄12年(1569年)香林寺 九世の文察和尚が、湯本宿の古堂に祀ら れていたものを現在地に移転しました。 小田原用水(板橋上水)取入口 わらようすい いたばしじょうすい とりいれぐち 22 小田原北条氏時代に小田原では古 水道がつくられ、城下での飲用水と して使われていました。この地は、そ の際の取入口で早川の水を取り入 れていました。 古稀庵 こ き あん 20 明治の元勲山縣有朋が、明治40年 (1907年)に構えた別荘で、「古稀庵」と命 名されました。残念ながら当時の建物はあ りませんが、近代日本庭園の傑作といわれ る庭園は毎週日曜日に参観できます。 「ういろう」はもともと外郎(ういろう)家の姓で約六百年 前、外郎家二代目が自らつくって客の接待に供したお菓子 がはじまりです。明治18年築の蔵を利用した小さな博物館 では、「ういろう」の名の由来、お菓子と薬の起源、歌舞伎 十八番「外郎売」との関係などを知ることができ、また甘味 喫茶もあります。 東海道 知っ得 瓦 版 東海道 っ得 瓦 版 外郎博物館 正眼寺 しょうげん じ 2 建立は鎌倉時代まで遡ります。江戸時代には、 東海道を挟んで反対側に地蔵堂もありました。 慶応4年(1868年)、戊辰戦争の「箱根山崎 の戦い」において敗走する遊撃隊の放火によ り、焼失しました。現在の本堂は、昭和7年に別 荘を移築したものです。 早雲寺 1 そううん じ 大永元年(1521年)、伊勢宗瑞(北条早雲) の遺命によりその子、北条氏綱が建てた京都 紫野大徳寺派の名刹です。この寺には小田原 北条文化の香りを伝える数多くの文化財が残 されており、小田原北条文化を語るのに欠くこ とのできない寺です。 0 500m 1:10,000 1000m 東海道 知っ得 瓦 版 東海道 っ得 瓦 版 箱根には17以上もの温泉場があります。なかで も箱根七湯は江戸時代から賑わっている代表的な 湯治場で、筋肉痛などにも効能があり、疲れた足腰 を休めるのに立ち寄ってみるのもいいでしょう。 ※ 注 湯 本 温 泉、塔 之 沢 温 泉、堂ヶ島 温 泉、宮ノ下 温 泉、 底倉温泉、木賀温泉、芦之湯温泉 箱根七湯 はこ ね  なな 温泉地・・・ ※注 そこくら 小田原文学館 北村透谷、北原白秋、谷崎潤一郎、三好達治、尾崎一雄 など、小田原出身及びゆかりの文学者の資料を展示して います。文学の町、小田原を物語る施設です。 開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで) 休館日:12/28~1/3 小田原市郷土文化館 自然・考古・歴史・民俗の分野からなる総合博 物館です。郷土をとりまく豊かな自然と、城下 町・宿場町として発展した小田原の歴史や文 化を紹介しています。 開館時間:9:00~17:00(観覧無料)  休館日:12/28~1/3 3月中旬~下旬(燻蒸作業による) 小田原市郷土文化館分館 松永記念館 電力王・松永安左ヱ門ゆかりの品々や小田原市所蔵の美術品を公開しています。園内に ある国登録有形文化財の老欅荘や葉雨庵は、茶会等の利用も可能です。 開館時間:9:00~17:00(観覧無料。特別の展示の際、有料の場合があります。)  休館日:12/28~1/3 なりわい交流館 昭和7年に建設された旧網問屋を再 整備し、平成13年に市民や観光客の 「憩いの場」として、開館しました。誰で も立ち寄れる「お休み処」や市民活動 の発表の場として利用されています。 箱根町立郷土資料館 館内には、江戸時代頃を境に現在の温泉観光地へと移り 変わっていく様子を、温泉開発などを絡めて紹介した常 設展示室をはじめ、特別展や企画展を展示する特別展示 室、約2万冊の参考図書を備えた図書室などがあります。 開館時間:9:00~16:30(入館は16:00ま で) 休館日:毎週水曜日、毎月最終月曜日、12/28~1/4 街かど博物館 小田原の街角のいたるところに、「街かど博物館」という小田原の古く から栄えた地域資産である、かまぼこ、かつおぶし、和紙などを紹介す るミニ博物館があります。街のあちこちに点在しているので、散歩しな がら小田原の魅力ある産業にふれてはいかがですか。 ※マップ紹介箇所:かまぼこ、干物、かつおぶし、和紙、茶、豆腐、塩から、菓子、 陶器、つけもの、薬、梅干、漆器、木象嵌、鋳物、寄木細工 東海道 東海道 現 代 現 代 遊楽帖 遊楽帖 東海道 現 代 遊楽帖 開館及び利用時間 ●観光案内・お休み処(1階) (4~10月)10:00~19:00 (11~3月)10:00~18:00 ●イベントスペース(2階) 10:00~22:00(事前予約制) 休館日:原則として年中無休 宿場マップについて 東海道には53の宿場が(神奈川県内では9宿)ありました。これらの宿場 は旅の宿として繁盛し、現在もその周辺には当時の名残をとどめる史跡や名 所が数多く残っています。そこで、このマップでは道中の見どころや自然、行事 などを広く網羅して、歩きながら東海道の“むかし”と“いま”が楽しめるように 神奈川県内の9宿を5冊に分けて編集しています。 なお、表示していますルートは概ね旧東海道に沿ったウォーキングルート であり、実際の旧東海道とは異なる場合があります。 現在の道を守っています かつての東海道は、現在国道1号や15号として、人の移動や物流を 支えています。横浜国道事務所ではこれら神奈川県内の主要な国 道(神奈川県内の国道延長の約4割にあたる約256km)を管理して います。道路を安全で快適に使っていただくために、日々の点検やパト ロールをはじめ、道路構造物の補修や修繕、清掃作業などを行って 小田原箱根道路 西 湘 バ イパス・小 田原厚木道路と箱根 新道を結ぶ国道1号 のボトルネック解消 を目的とした、延長約 2.2kmの4車線 バイパス道路です。 箱根新道(13.8km)が無料に 昭和37年に一般有料道路として供用を開始しましたが、平成23 年7月の料金徴収期間満了に伴い通行料金が無料となり、現在は横 浜国道事務所が管理を行なっています。無料となり料金所は撤去さ れましたが、自動車専用道路ですので、125cc以下の自動二輪や自 転車、歩行者の通行は出来ません。 至 大磯 至 大磯 至 大磯 山崎 IC 山崎 IC 山崎 IC 山崎 IC 至 御殿場 至 御殿場 至 御殿場 至 御殿場 至 三島 至 三島 至 三島 至 三島 至 厚木 至 厚木 至 厚木 至 厚木 箱根口 IC 箱根口 IC 箱根口 IC 箱根口 IC 小田原厚木道路 小田原厚木道路 小田原厚木道路 小田原厚木道路 西湘バイパス 西湘バイパス 西湘バイパス

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Page 1: 東海道四百年の点となり、その後、五街道を中心に …1 1 1 板橋旧道 小田原市 早川 I.C 小田原西 I.C 早川の びらん樹 神奈川県立生命の星

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板橋旧道

小田原市

早川 I.C

小田原西 I.C

早川のびらん樹

神奈川県立生命の星・地球博物館

小田原

厚木道路

箱根口 I.C

山崎 I.C

箱 根 新 道

西 湘 バイ パ ス

箱根板橋

箱 根 登 山 鉄 道

84km

日本橋より

85km

87km

88km

89km

91km

92km

93km

早 川

86km

風祭

入生田

箱根湯本

塔ノ沢

小田原

90km

1

国際通り

新宿

本町

御幸の浜

箱根口

早川口板橋見附

上板橋

山崎三枚橋

小田原市民会館前

青物町

浜町

外郎博物館

本間美術館

箱根町立郷土資料館

山崎古戦場碑

徳常院

街かど博物館(干物)

街かど博物館(陶器)

明治天皇宮ノ前行在所跡

明治天皇本町行在所跡

報徳二宮神社/報徳博物館

14

清閑亭15

小田原城13

古稀庵20板橋の地蔵尊21

小田原用水取入口

22

長興山紹太寺

24

御感の藤正眼寺 2早雲寺 

1

小田原文学館

街かど博物館(かまぼこ)

街かど博物館(和紙、茶)

街かど博物館(菓子)

街かど博物館(漆器)

街かど博物館(豆腐)

なりわい交流館

小田原市郷土文化館分館松永記念館

小田原市郷土文化館

街かど博物館(かつおぶし)

街かど博物館(梅干)

街かど博物館(薬)

街かど博物館(呉服)

箱根町役場

松原神社10

1112

16

17

18

19

23

街かど博物館(漆器)

街かど博物館(寄木細工)

街かど博物館(干物)

街かど博物館(つけもの)

街かど博物館(鋳物)

街かど博物館(塩から)

傳肇寺

秋葉山の火防祭

居神神社

光円寺

平成輔の墓所

大久寺

滄浪閣跡

正恩寺

北村透谷の碑

箱根町

萬松院

石垣山一夜城跡入口

象ヶ鼻

一里塚跡

一里塚跡箱根観音

小田原市役所中央連絡所

小田原市役所大窪支所

135

271

255

県道湯本元箱根

73

出山信号所

一般国道1号小田原箱根道路

街かど博物館(かまぼこ)

名所・史跡3旧東海道 宿内 一般国道 主要地方道 県道 有料道路 石畳区間 トイレ 公園 駐車場 その他のポイント 東海道現代遊楽帖 観光案内所地図の凡例 楽

徳常院とくじょういん11曹洞宗の寺院。境内には、江戸時代、箱根の賽の河原にあり、明治時代に移された地蔵菩薩が安置されています。像は青銅製で、高さ5メートルにおよぶ大仏です。

北村透谷の碑きたむらとうこく   ひ12近代文学の先駆者、北村透谷の碑です。碑文ならびに書は島崎藤村が、碑のデザインは日本美術院同人牧雅雄氏が手がけました。

 

慶長六年(一六〇一年)、徳川家康が東海道に宿駅伝馬

制度を定め、街道の整備を始めてから四百年あまりもの

歳月が流れました。

 

慶長九年(一六〇四年)には、江戸日本橋が五街道の起

点となり、その後、五街道を中心に一里塚や並木などの施

東海道四百年の

歩みを踏みしめる

設が次々と整備され、東海道は日本を支える大動脈とし

て、人・物・文化の交流に大きな役割を果たしてきまし

た。

 

さまざまな歴史を運んだ東海道、この道を歩き、踏み

しめ、道が果たしてきた役割、これからの姿を見つめま

小田原宿

松原神社まつばらじんじゃ10小田原宿の総鎮守で、祭神は日本武尊。小田原北条氏の深い庇護により、隆昌しました。

小田原城お だ わらじょう13前身は、室町時代に大森氏が築いた山城。その後、戦国大名小田原北条氏、譜代大名大久保氏等、城主は変わりましたが、大いに栄えました。現在、城址公園である本丸・二の丸は国指定史跡として、銅門(あかがねもん)や馬出門(うまだしもん)などの復元整備も進み、当時の様子を伝えています。

居神神社 いがみじんじゃ16板橋と山角町の氏神。境内には鎌倉末期の古碑群が残されています。

報徳二宮神社/報徳博物館 ほうとくにのみやじんじゃ ほうとくはくぶつかん14報徳二宮神社は小田原の生んだ農聖、二宮尊徳(金治郎)翁を祀るため、明治27年(1894年)に創建されました。また、報徳博物館は幕末の疲弊した社会の再建人・尊徳二宮金次郎の、「報徳」と呼ばれる人づくり、国づくりの思想とその業績を伝える博物館です。※毎週水曜日定休日

清閑亭せいかんてい15清閑亭は、明治末期から大正初期にかけて黒田長成侯爵の別邸としてつくられた邸園(建物と庭園)です。建物は国の登録有形文化財となっています。

萬松院ばんしょういん23徳川家康の嫡男松平信康供養のために文禄元年(1592年)、小田原城主大久保忠世が開基しました。

ちょうこう ざん しょう たい じ

長興山紹太寺 24黄檗宗の名僧鉄牛和尚が開山。小田原藩主稲葉正則は寛文9年(1669年)、城下の山角町(南町)にあった菩提寺を入生田村に移し、長興山紹太寺を建立しました。稲葉一族の墓所や鉄牛和尚の寿塔があります。

傳肇寺でんじょうじ17浄土宗の寺。創建は1300年代。詩人の北原白秋が境内に「みみづくの家」を建て、大正7年から15年まで、ここでたくさんの童謡を発表した。山田耕筰作曲の「かやの木山の」のモデルの木が境内に立っている。

光円寺こうえんじ18寛永年間に、三代将軍家光の乳母である春日の局が開基した寺です。

大久寺だいきゅうじ19日蓮宗で、小田原大久保氏の氏寺。寺内の墓所には開基忠世をはじめ大久保氏の墓があります。

板橋の地蔵尊いたばし   じ ぞうそん21「板橋のお地蔵さん」と地元で親しまれています。永禄12年(1569年)香林寺九世の文察和尚が、湯本宿の古堂に祀られていたものを現在地に移転しました。

小田原用水(板橋上水)取入口お だ わらようすい いたばしじょうすい とりいれぐち22小田原北条氏時代に小田原では古水道がつくられ、城下での飲用水として使われていました。この地は、その際の取入口で早川の水を取り入れていました。

古稀庵こ き あん20明治の元勲山縣有朋が、明治40年(1907年)に構えた別荘で、「古稀庵」と命名されました。残念ながら当時の建物はありませんが、近代日本庭園の傑作といわれる庭園は毎週日曜日に参観できます。

「ういろう」はもともと外郎(ういろう)家の姓で約六百年前、外郎家二代目が自らつくって客の接待に供したお菓子がはじまりです。明治18年築の蔵を利用した小さな博物館では、「ういろう」の名の由来、お菓子と薬の起源、歌舞伎十八番「外郎売」との関係などを知ることができ、また甘味喫茶もあります。

東海道知っ得瓦 版

東海道知っ得瓦 版 外郎博物館

正眼寺しょうげん じ2建立は鎌倉時代まで遡ります。江戸時代には、東海道を挟んで反対側に地蔵堂もありました。慶応4年(1868年)、戊辰戦争の「箱根山崎の戦い」において敗走する遊撃隊の放火により、焼失しました。現在の本堂は、昭和7年に別荘を移築したものです。

早雲寺1 そううん じ

大永元年(1521年)、伊勢宗瑞(北条早雲)の遺命によりその子、北条氏綱が建てた京都紫野大徳寺派の名刹です。この寺には小田原北条文化の香りを伝える数多くの文化財が残されており、小田原北条文化を語るのに欠くことのできない寺です。

0 500m1:10,000

1000m

東海道知っ得瓦 版

東海道知っ得瓦 版

箱根には17以上もの温泉場があります。なかでも箱根七湯は江戸時代から賑わっている代表的な湯治場で、筋肉痛などにも効能があり、疲れた足腰を休めるのに立ち寄ってみるのもいいでしょう。※注 湯本温泉、塔之沢温泉、堂ヶ島温泉、宮ノ下温泉、   底倉温泉、木賀温泉、芦之湯温泉  

箱根七湯はこ ね  なな ゆ

温泉地・・・

※注

そこくら

小田原文学館北村透谷、北原白秋、谷崎潤一郎、三好達治、尾崎一雄など、小田原出身及びゆかりの文学者の資料を展示しています。文学の町、小田原を物語る施設です。開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)休館日:12/28~1/3

小田原市郷土文化館自然・考古・歴史・民俗の分野からなる総合博物館です。郷土をとりまく豊かな自然と、城下町・宿場町として発展した小田原の歴史や文化を紹介しています。開館時間:9:00~17:00(観覧無料) 休館日:12/28~1/3    3月中旬~下旬(燻蒸作業による)

小田原市郷土文化館分館 松永記念館電力王・松永安左ヱ門ゆかりの品々や小田原市所蔵の美術品を公開しています。園内にある国登録有形文化財の老欅荘や葉雨庵は、茶会等の利用も可能です。開館時間:9:00~17:00(観覧無料。特別の展示の際、有料の場合があります。) 休館日:12/28~1/3

なりわい交流館昭和7年に建設された旧網問屋を再整備し、平成13年に市民や観光客の「憩いの場」として、開館しました。誰でも立ち寄れる「お休み処」や市民活動の発表の場として利用されています。

箱根町立郷土資料館館内には、江戸時代頃を境に現在の温泉観光地へと移り変わっていく様子を、温泉開発などを絡めて紹介した常設展示室をはじめ、特別展や企画展を展示する特別展示室、約2万冊の参考図書を備えた図書室などがあります。開館時間:9:00~16:30(入館は16:00まで)休館日:毎週水曜日、毎月最終月曜日、12/28~1/4

街かど博物館小田原の街角のいたるところに、「街かど博物館」という小田原の古くから栄えた地域資産である、かまぼこ、かつおぶし、和紙などを紹介するミニ博物館があります。街のあちこちに点在しているので、散歩しながら小田原の魅力ある産業にふれてはいかがですか。※マップ紹介箇所:かまぼこ、干物、かつおぶし、和紙、茶、豆腐、塩から、菓子、 陶器、つけもの、薬、梅干、漆器、木象嵌、鋳物、寄木細工

東海道東海道現 代現 代遊楽帖遊楽帖

東海道現 代遊楽帖

開館及び利用時間●観光案内・お休み処(1階)(4~10月)10:00~19:00 (11~3月)10:00~18:00 ●イベントスペース(2階) 10:00~22:00(事前予約制) 休館日:原則として年中無休

宿場マップについて 東海道には53の宿場が(神奈川県内では9宿)ありました。これらの宿場は旅の宿として繁盛し、現在もその周辺には当時の名残をとどめる史跡や名所が数多く残っています。そこで、このマップでは道中の見どころや自然、行事などを広く網羅して、歩きながら東海道の“むかし”と“いま”が楽しめるように神奈川県内の9宿を5冊に分けて編集しています。 なお、表示していますルートは概ね旧東海道に沿ったウォーキングルートであり、実際の旧東海道とは異なる場合があります。

現在の道を守っています かつての東海道は、現在国道1号や15号として、人の移動や物流を支えています。横浜国道事務所ではこれら神奈川県内の主要な国道(神奈川県内の国道延長の約4割にあたる約256km)を管理しています。道路を安全で快適に使っていただくために、日々 の点検やパトロールをはじめ、道路構造物の補修や修繕、清掃作業などを行って

小田原箱根道路 西湘バイパス・小田原厚木道路と箱根新道を結ぶ国道1号のボトルネック解消を目的とした、延長約2.2kmの4車線バイパス道路です。

箱根新道(13.8km)が無料に 昭和37年に一般有料道路として供用を開始しましたが、平成23年7月の料金徴収期間満了に伴い通行料金が無料となり、現在は横浜国道事務所が管理を行なっています。無料となり料金所は撤去されましたが、自動車専用道路ですので、125cc以下の自動二輪や自転車、歩行者の通行は出来ません。

至 大磯至 大磯至 大磯

山崎 IC山崎 IC山崎 IC山崎 IC

至 御殿場至 御殿場至 御殿場至 御殿場 至 三島至 三島至 三島至 三島

至 厚木至 厚木至 厚木至 厚木

箱根口 IC箱根口 IC箱根口 IC箱根口 IC

小田原厚木道路小田原厚木道路小田原厚木道路小田原厚木道路 西湘バイパ

ス西湘バイパ

ス西湘バイパ

国道1号

国道1号

国道1号

国道1号

国道1号

国道1号

箱根新道

箱根新道

箱根新道

箱根新道

小田原箱根道路

小田原箱根道路

小田原箱根道路

Page 2: 東海道四百年の点となり、その後、五街道を中心に …1 1 1 板橋旧道 小田原市 早川 I.C 小田原西 I.C 早川の びらん樹 神奈川県立生命の星

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1

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畑 宿

須雲川 I.C

箱根峠 I.C

箱根旧街道杉並木

箱根旧街道杉並木

箱根旧街道石畳

箱 根旧 街

道 石畳

西海子坂

畑宿自然探勝歩道

畑 宿自 然

探 勝歩 道

箱 根 新 道

箱 根 新 道

芦 ノ 湖  

75

75

737732

73295km

96km

97km

100km

101km

大芝

畑宿入口

元箱根

箱根関所南

弁天山清流公園

鎖雲寺

3

箱根関所13

お玉ヶ池7

賽の河原12 権現坂98

10

畑宿一里塚

5

芦之湯への道標4

箱根駅伝記念碑

森のふれあい館

六道地蔵への道標

ケンペル・バーニーの碑

樫木坂

箱根旧街道休憩所

成川美術館

一里塚跡

畑宿寄木会館

須雲川自然探勝歩道

弘法大師碑女転ばし坂

道の駅「箱根峠」

94km

日本橋より

箱根神社11 

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箱根旧街道杉並木箱根旧街道

杉並木

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箱根エコパーキング

猿滑坂

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●箱根旧街道石畳入口

県道湯本元箱根

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旧街道

98km

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甘酒茶屋6

箱根馬子唄の碑

城見ず坂(新編相模国風土記稿では「白水坂」)

99km

箱根町役場箱根出張所

横断歩道を渡る

階段を通る

階段を通る

102km

日本橋より

←三島宿方面

石畳

箱根八里歌碑

東海道宿場探訪マップ

てくてく東海道宿場探訪マップ

てくてく

箱根八里は東海道の最大の難所でした。標高800メートルを越える山中であることに加え、ひとたび雨や雪などが降ると、旅人はすねまで泥につかるありさまで、歩くことが大変困難なところでした。そこで旅人の便宜を図るためにつくられたのが石畳の道です。しかし、当初は石ではなく、箱根山に群生している通称「箱根竹」と呼ばれる細竹が使われていました。ところが道に敷かれた竹は腐ってしまうため、毎年敷き変えなければならず、多くの竹と人手とお金が必要となってしまうため、竹にかえて、石畳としたのです。箱根峠から小田原宿へと下る東坂には、現在7地点、3.3kmにわたって石畳が残っています。

東海道知っ得瓦 版

東海道知っ得瓦 版箱根の石畳

 

箱根宿は元和四年(一六一八年)、小田原・三島の両宿から各五十軒

ずつを芦ノ湖畔に移住させて開設され、さらにその翌年に「出女」の取

り締まりの厳しさで有名な関所が設置されたといわれています。ご存

知のように箱根は街道一の難所であり、女転し坂、西海子坂、権現坂・・・

その全域が旅人には過酷な急坂でした。そして、これら坂道は雨が降る

とすねまでつかる泥道となるため、竹道にかえられました。しかし、竹

は毎年枯れてしまうため、石畳が敷かれたのです。

箱根の箱根のイベントイベント情報情報箱根の

イベント情報●東京箱根間往復大学駅伝競走(東京~箱根間/1月2・3日)関東の大学20校の学生が、往復217.9km、10区間の駅伝に挑みます。特に5区の心臓破りの箱根の山登りは見物です。

●湖水まつり(芦ノ湖/7月31日)●鳥居焼まつり(芦ノ湖/8月5日)●箱根大文字焼(強羅/8月16日)明星ヶ岳(大文字山)で行われる送り火。花火大会も同時に行われます。

●箱根大名行列(湯本/11月3日)「下にー、下にー」と先頭の六尺の大きな掛け声とともにきらびやかな大名行列が旧街道や温泉街を練り歩きます。

※開催日時等の詳細は、主催者または町へご確認ください。

鎖雲寺さ うん じ3夫唱婦随で見事仇討ちの本懐を遂げた物語「箱根霊験躄仇討(はこねれいげんいざりのあだうち)」の主人公、勝五郎とその妻初花の墓があります。

箱根エコパーキング箱根エコパーキングは天下の険として有名な箱根峠の国道1号沿いに平成15年3月にオープンしました。太陽光・風力を利用した照明発電やフジサクラの歩道並木、石畳舗装の歩道や環境にやさしい循環型トイレ、箱根八里記念碑(峠の地蔵)など環境・自然・歴史に配慮されており、ウォーキングサポートの拠点となる休憩ポイントです。

東海道東海道現 代現 代遊楽帖遊楽帖

東海道現 代遊楽帖

箱根旧街道杉並木慶長9年(1604年)江戸幕府は街道に並木を植えるように命じていますが、杉並木の樹齢は350年程で50年近く若い木であることがわかっています。現在でも約400本の杉の大木が並んでいます。

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道の駅「箱根峠」芦ノ湖や箱根の山々を望む絶好の場所にあります。軽食(そば・うどん他)や、地元芦ノ湖産のわかさぎの佃煮・寄木細工などのお土産も販売しています。開設時間 午前9時~午後5時 (年中無休)     軽食コーナー:午前9時~午後4時     駐車場・トイレ・公衆電話などは24時間利用可。

東海道東海道現 代現 代遊楽帖遊楽帖

東海道現 代遊楽帖

畑宿一里塚はたじゅくいち り づか5江戸日本橋から数えて、23番目にあたる一里塚。平成10年、復元整備が完成し、現在はどこか昔ながらの趣のあるくつろぎスポットです。

芦之湯への道標4箱根七湯のひとつ、芦之湯へ向かう「滝坂道」を示す道標です。箱根八里から芦之湯へ向かう近道として江戸時代から湯冶客が足を運んでいますが、急坂で困難な道です。

六道地蔵への道標8箱根八里から六道地蔵(鎌倉時代に建立された磨崖仏:国指定重要文化財)を経て、箱根七湯へと向かう道の分岐点を示す道標です。享保年間に江戸の人によって建立されたものです。

ケンペル・バーニーの碑10およそ300年前来日したにドイツ人医師である博物学者のケンペルが、日本の山々や自然の美しさなどを称え、記したのが『日本誌』です。その後、イギリス人貿易商バーニーは、ケンペルの書いた『日本誌』に感激し、箱根の自然保護を訴えました。この2人の功績を称える石碑が、箱根旧街道の杉並木の入口に立っています。毎年4月12日には、ケンペル・バーニー祭が行われます。

甘酒茶屋あまざけちゃ や6江戸時代、箱根八里には13箇所に「甘酒茶屋」がありました。ここには3、4軒の甘酒茶屋が軒を並べていました。

賽の河原さい か わら12地蔵信仰の霊地として、参拝者を集めていたところで、箱根町の指定史跡となっています。江戸時代には、芦ノ湖のほとりに沿って広く、石仏・石塔が並んでいましたが、明治に入って廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)の際、多くの石仏が失われ、また、芦ノ湖の整備などにより徐々に規模が縮小され、現在にいたっています。

箱根神社はこ ね じんじゃ11関東総鎮守として、源頼朝をはじめ後北条氏など代々の武将の信仰を集めていました。紅葉の時期、芦ノ湖の対岸からみる箱根神社はオススメの写真撮影スポットです。

箱根関所はこ ね せきしょ13主として諸大名の謀反防止のために開設されたといわれ、「出女」を厳重に取り締まりました。平成19年3月に足掛け9年の歳月をかけて、幕末の関所の姿が復元されました。それは江川文庫(静岡県伊豆の国市)に残っていた史料を基に忠実に当時の姿に復元したもので

権現坂ごんげんざか9芦ノ湖が見えてくる、一番景色のよい下り坂です。坂の長さが8町(約870メートル)あるので、八町坂ともいわれます。

5STEPSTEP

箱根宿小田原宿

はこ ね きゅう かい どう すぎ なみ き

箱根宿険しい坂道、厳しい取り締まりに

季節ごとに印象を変える山々。

時には旅人を悩ませ、

時には壮大な景色を拝めた宿。

石畳区間・・・

0 500m1:10,000

1000m

六道地蔵へは、国道1号を強羅方面に車で約5分かかります。

六道地蔵

お玉ヶ池たま いけ7

関所破りをした玉という娘が処刑されたのが、この池の近くだったことから名付けられました。その由来となる石碑が池のほとりにあります。

横浜国道事務所では、現在の国道1号・15号(一部区間を除く)をはじめとした、神奈川県内の主要な国道を管理し、皆さまの安全・安心な道路利用のために道路の維持・修繕などを行っています。

~老朽化する橋梁の修繕~ おおむね5年間隔で横浜国道管理の全橋梁に対する定期点検を実施し、一定以上の損傷が確認された橋梁については速やかに補修し、構造物の長寿命化を図り道路利用者の安全を確保します。

東海道知っ得瓦 版

東海道知っ得瓦 版

現在「白水坂」と表記されている坂道を、付近の土地の古老は「城見ず坂」と呼んでいます。天正 18 年 (1590 年 ) 豊臣秀吉が小田原攻略の時、小田原北条方の軍勢が尾根上から大量の石を落としたため進軍を阻まれ、やむなく小田原城を見ることなく引き返した。といういわれがある坂です。

城見ず坂

橋梁補修の例

安全・安心な道路利用のために

発行:国土交通省関東地方整備局 横浜国道事務所〒221-0855 横浜市神奈川区三ツ沢西町13-2 TEL045-311-2981

H25.3

縦桁を増設することで床板を補強し、大規模な補修を未然に防止します。

道路の異状を見つけたらご一報ください

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※特に高速道路については、異状箇所特定のため、道路名、進行方向、キロポスト、周辺の施設名等をご確認いただきますようお願い致します。※県管理の道路等については、夜間・土・日・祭日は対応出来ない場合もあります。※故障車は、高速道路のみ対象となります。※事故情報は、警察(110 番)へ連絡してください。ただし、首都高速道路においては、事故を含む緊急事案全般を受け付けます。※道路交通情報については、(財)日本道路交通情報センター(TEL.03-3264-1331)へお問い合せください。※道路交通法により運転中の通話は禁止されています。駐車場等の安全な場所に停車しておかけください。

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