金ケ崎町地域公共交通会議資料...金ケ崎町地域公共交通網形成計画での位置づけ:...
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金ケ崎町地域公共交通会議資料
スクールバス混乗実証運行について
令和2年7月14日(火)
第6回金ケ崎町地域公共交通会議 資料6
金ケ崎町役場 4階 大会議室
1
目 次
P.2~
P.3~
P.5~
P.17~
スクールバス混乗実証運行の背景
実証運行において検証すること
スクールバス混乗実証運行の内容
実証運行に関する調査・分析
金ケ崎町地域公共交通網形成計画での位置づけ:
2
スクールバス混乗実証運行の背景
基本方針(2)
町民が安心して暮らせるために必要とされる持続可能な公共交通サービスを提供する
(2)-1 安心して生活するための公共交通サービスの充実
5)スクールバスなど町が所有する車両を活用した町内バスサービス向上
スクールバス(通学用)と田園バス(通院・買い物用)の
運行路線や運行時間帯が重複している
交通資源フル活用で町内交通ネットワークを再構築する
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実証運行において検証すること ①
①移動手段の確保・代替
そう思う(中学校を卒業しても
移動手段は必要)76.9%
そう思わない(中学校を卒業
したら移動手段は不要)5.8%
分からない14.9%
無回答2.5%
n=121
良いと思う(特に問題ない)57.9%
小中学生が優先的に座席を利
用できるのであれば問題ない32.2%
スクールバスに小中学生
以外を乗せるのは嫌だ7.4%
無回答2.5%
n=121 良いと思う(特に問題ない)51.2%
小中学生が優先的に座席を利
用できるのであれば問題ない24.8%
誰でも利用できるバス便に
子どもを乗せるのは嫌だ20.7%
無回答3.3%
n=121
必要
76.9%
許容
90.1%
許容
76.0%
②スクールバス本来用途への影響
• スクールバスと田園バスを同じルート・時間帯にて運行することにより生じている
二重投資の解消、効率化・効果的な公共交通の運営に寄与するか
• スクールバス混乗によって、朝時間帯の移動手段を担うことができるか
→スクールバス混乗による効果の見込みや利用者の実用性を確認する
• 本来の用途であるスクールバスの
運行に支障が無いか
• 児童・生徒以外の乗車に抵抗感
がないか、ある場合どのような
方法であれば改善できるか
→スクールバス混乗における
施策実施上の課題を確認する 不特定多数が利用できる移動手段の必要性スクールバスの空席がある場合の
小中学生以外の利用に関する許容
▲ 児童・生徒保護者を対象としたアンケート調査結果(令和元年度)
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実証運行において検証すること ②
③スクールバス混乗を利用する上での問題点
④田園バスとの併用・他の交通手段との連携
• スクールバス混乗を利用する町民の移動需要と合致するか
• 事前登録制や事前予約制等、スクールバス混乗を利用する場合の抵抗感を
感じるか、ある場合どのような方法であれば改善できるか
• 田園バス利用者の利便性にどのような影響があるか
→スクールバス混乗化による移動需要や利便性の変化を確認する
• 往路はスクールバス混乗を利用し、
復路を田園バスを利用する方法が定着するか
• スクールバス混乗と他の交通手段が連携し、
公共交通ネットワークとして利用可能か
→スクールバス混乗を
公共交通ネットワークとして活用可能か確認する
▲ スクールバス乗り継ぎのイメージ
田園バス・県交通
乗り継ぎJR線乗り継ぎ
• スクールバス全路線(6路線)の朝の便
• 生徒が下車後、金ケ崎中学校着のうち2便が更に六原駅・金ケ崎町役場へ向かう。
凡例
乗車専用区間(従来の区間)
降車専用区間
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第一小学校
西小学校
永岡小学校
金ケ崎小学校
スクールバス混乗実証運行の内容 ①
金ケ崎中学校
①運行ルート・時刻
6
停留所 発車時刻 所用時間
真栄木 7:400:06
五百津 7:460:03
伊吹 7:490:01
遠谷巾 7:500:04
二日町 7:540:03
赤 石 7:570:03
第一小学校 8:00
0:10金ケ崎中学校 8:10
六原線
定員60人
(座席48人、補助席11人、運転席1人)
うぐいす 岩手200は666 H25(大型)
金ケ崎中学校
第一小学校
スクールバス混乗実証運行の内容 ②
7
停留所 発車時刻 所用時間
南稲沢 7:35 0:02柏商店前 7:37
0:01宮ノ目前 7:38
0:01新井田後 7:39
0:04ITSファーム入口 7:43
0:03上大沢 7:46
0:02和光ドーム前 7:48
0:01木村牧場前 7:49
0:02屯所前 7:51
0:02橇引沢 7:53
0:04駒丘入口 7:57
0:02高谷野原※冬のみ
7:590:03
西小学校 8:020:08金ケ崎小学校 8:10
和光線定員46人(座席37人、補助席8人、吊革0人、運転席1人)
ひばり 岩手200は298 H16(中型)
金ケ崎小学校
西小学校
スクールバス混乗実証運行の内容 ③
西小学校にて
金ケ崎中学校行き
スクールバスへ接続
8
停留所 発車時刻 所用時間
駒 丘 7:40 0:05
橇曳沢北 7:450:03
桂 7:480:02
千貫石 7:500:03
吉田沢 7:530:02
高谷野原西 7:550:03
高谷野原 7:580:04
西小学校 8:02
0:08金ケ崎中学校 8:10
桂線
定員37人
(座席37人、吊革24人、運転席1人)
はと 岩手22ゆ473 H5(中型)
西小学校
金ケ崎中学校
スクールバス混乗実証運行の内容 ④
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停留所 発車時刻 所用時間
鳥の海上集会所前 7:430:04
細野橋 7:470:01
河子端 7:480:03
下鳥の海 7:510:02
永岡集会所 7:530:05
永岡小学校 7:580:03
旧JA永岡支店前※冬のみ
8:01
0:09金ケ崎中学校 8:10
細野線定員45人(座席37人、補助席7人、運転席1人)
かもめ 岩手200せ777
金ケ崎中学校
永岡小学校
スクールバス混乗実証運行の内容 ⑤
10
停留所 発車時刻 所用時間
上高梨 7:440:03
上永徳寺 7:47
0:03
高 梨 7:50
0:03
永徳寺中央公民館前 7:53
0:05
永岡小学校 7:58
0:12金ケ崎中学校 8:10
永徳寺線
定員42人
(座席37人、吊革4人、運転席1人)
やまがら 岩手200は341 H17(中型)
金ケ崎中学校
永岡小学校
スクールバス混乗実証運行の内容 ⑥
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停留所 発車時刻 所用時間黒沢※冬のみ
7:37 0:05
一本木 7:420:01
笊 田 7:430:02
旧JA永栄支所前 7:450:01
下田谷前 7:460:02
五反町 7:480:02
和田前 7:500:03
前 村 7:53
0:05永岡小学校 7:58
百岡線
定員69人
(座席45人、補助席10人、吊革13人、運転席1人)
つばめ 岩手200は258 H15(大型)
永岡小学校
スクールバス混乗実証運行の内容 ⑦
永岡小学校にて
金ケ崎中学校行き
スクールバスへ接続
金ケ崎高校西
免許センター入口
六原駅
金ケ崎診療所
ビッグハウス前
金ケ崎中学校
金ケ崎町役場
六原駅でJR乗換が可能
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金ケ崎中学校着の4便のバスのうち2台は、生徒が下車後に降車専用の2便になる。
降車専用区間
スクールバス混乗実証運行の内容 ⑧
路線名 停留所発車時刻
所用時間
六原駅行き
金ケ崎中学校 8:30
金ケ崎高校西
免許センター入口
六原駅
金ケ崎町役場行き
金ケ崎中学校 8:30
金ケ崎診療所
0:03
ビッグハウス前
金ケ崎町役場金ケ崎駅西口から
JR乗換が可能
協議中
一般住民は事前登録をし、配布された色つきの利用登録証を見せて乗車
従来のスクールバス区間は乗車専用区間で、金ケ崎中学校から出る2便は降車専用
児童・生徒以外も無料
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スクールバス混乗実証運行の内容 ⑨
②利用条件
※ 利用登録証のデザインは一例
※
「診療所」まで
お願いします!
車内にアルコール消毒液を配置し、乗車時に手指消毒 マスクの着用(車内に予備マスク配置) 自宅での検温実施 かぜ症状の有無について、(仮)バス利用申告書で確認 児童用座席と一般用座席の区分
その他、必要に応じ感染予防対策を実施
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スクールバス混乗実証運行の内容 ⑩
③新型コロナウイルス感染症への対策
スクールバス混乗実証運行の内容 ⑪
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スクールバス冬期間の乗車基準に合致する児童・生徒と
同地域の住民の利用を想定する。
児童・生徒は、現行のスクールバス乗車基準で乗車する。
④想定する利用者
永岡小学校
西小学校
金ケ崎中学校
第一小学校
金ケ崎小学校
スクールバス混乗が可能なエリア
まちなか線の運行範囲外を
スクールバス混乗でカバー
(例)花巻市東和地域で実際に用いられている誓約書・登録申請書
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スクールバス混乗実証運行の内容 ⑫
右のような書類を提出し、
認められた場合に乗車許
可証が発行される。
【誓約書】
ルールに違反した場合、登
録証を返還する誓約書。
【登録申請書】
氏名・住所・電話番号を登
録する、身分証明。ここで
予め登録したルートにのみ
乗車できる。
⑤申請方法
実証運行に関する調査・分析
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①スクールバス混乗許可者アンケート調査
項目 内容
調査対象 スクールバス混乗許可証交付者(全員)
調査方法アンケート調査票の配布・回収配布:混乗許可証交付・返納時に合わせて直接配布回収:郵送
②スクールバス利用対象児童・生徒保護者アンケート調査
項目 内容
調査対象 スクールバス通学対象者(児童・生徒)の保護者(全員)
調査方法アンケート調査票の配布・回収配布・回収:学校経由にて対象者に配布・回収
今後、田園バススクールバス混乗実証運行及び田園バス実証運行の実施に向けて、住民・保護者
説明会を実施すると共に、調査実施に向け調査票の作成、関係機関協議を進める予定である。
⇒スクールバス混乗の利便性や実用性を調査し、本格運行にフィードバック
⇒スクールバス混乗実施に対する問題点を調査し、改善に向けて協議・調整