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公共施設点検マニュアル 多治見市 平成 30(2018)年1月

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Page 1: 公共施設点検マニュアル - Tajimi2 3.本マニュアルの使用方法 本マニュアルは「建物のある一般的な施設」を想定し、最低限必要な点検項目をまとめ

公共施設点検マニュアル

多治見市

平成 30(2018)年1月

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目 次

Ⅰ.はじめに

1.目 的 .......................................................................................................................................... 1

2.施設点検の種類 .......................................................................................................................................... 1

3.本マニュアルの使用方法 ....................................................................................................................... 2

Ⅱ.点検の方法・手順

1.点 検 の 方 法 .......................................................................................................................................... 3

2.定期点検の手順(年2回) .................................................................................................................... 4

3.日常点検の手順(月2回) .................................................................................................................... 5

4.緊急安全点検の手順(風水害時等) ................................................................................................. 5

5.緊急安全点検の手順(地震発生時) ................................................................................................. 6

5-1.中地震(震度5強)発生後の点検の手順

5-2.大地震(震度6強)発生後または避難所開設時の点検の手順

6.法定点検について ...................................................................................................................................... 7

7.修繕を必要とする不具合(異常、故障等)箇所発見時の対応 ........................................ 7

Ⅲ.施設点検の項目・ポイント

1.建 物 ........................................................................................................................................... 10

(1)躯体(構造体)

(2)屋上、屋根(ベランダ、庇)

(3)外壁、軒裏

(4)外部建具、外部金物

(5)内 装

2.敷 地 ........................................................................................................................................... 16

(1)外 構

3.電 気 設 備 .............................................................................................................................................. 17

(1)照 明

(2)スイッチ、コンセント

(3)受変電設備、分電盤、配線

4.機 械 設 備 .............................................................................................................................................. 19

(1)給排水、衛生設備

(2)ガス設備

(4) 空調、換気設備

5.その他 設備 .............................................................................................................................................. 22

(1)防火設備

(2)昇 降 機

Ⅳ.様 式

1.定期点検チェックシート【様式1】、記入例 ......................................................................... 25

2.日常点検チェックシート【様式2】、記入例 ......................................................................... 33

3.緊急安全チェックシート(風水害時等)【様式3】、記入例 ......................................... 35

Ⅴ.資 料

1.法定点検一覧表 ...................................................................................................................................... 36

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Ⅰ はじめに

1.目 的

施設(建物、設備、工作物等)は新築(新設)時が最も良好な状態にありますが、年

月の経過とともに徐々に劣化し、不具合(異常、故障等)が発生します。施設の劣化や

不具合等を放置することは、修繕範囲の拡大を招き、ひいては施設に大きなダメージを

与え、さらには人身事故等の重大事故の発生にもつながります。

安全・安心な施設として維持管理していくために「予防保全」の観点から日常的・定期

的に施設点検を行い、不具合(異常、故障等)箇所を早期に発見することは最も重要か

つ必要な業務といえます。

本マニュアルは、施設管理者が日常的・定期的な点検を実施することにより、事故等

を未然に防止し、適切な早期対応により改修費を最小限に抑えるとともに施設の長寿命

化につなげることを目的に作成しました。

2.施設点検の種類

施設点検は、施設管理者等が自ら行う自主点検と建築基準法等の各種法令により義務

付けられた法定点検に大きく分けられます。

施設管理者等が実施する自主点検のうち、多治見市では施設の安全性・健全性を比較

的容易に確認するための定期点検、日常点検及び緊急時安全点検を推進し、本マニュア

ルで方法や手順について定めます。

分類 点検者 点検時期・回数 点検方法

自主点検

定期点検 施設管理者 年2回

・ 5 月中旬

(大規模修繕箇所要望前)

・11 月中旬

(上記点検から半年後)

定期点検チェックシートにて

点検してください

日常点検 施設管理者 月2回程度

日常点検チェックシートにて

点検してください

緊急時

安全点検

(風水害時等)

施設管理者

災害発生前、

警報等発令時

緊急安全チェックシート(風

水害時等)にて、危険個所等

の有無を点検してください 災害発生後、

警報等解除後

緊急時

安全点検

(地震発生時)

施設管理者

中地震(震度5強)発生後

定期点検チェックシートにて

点検してください

施設管理者等

(「避難所開設・

運営の手引き」

による)

大地震(震度6強)発生後

または避難所開設前

「避難所開設・運営の手引

き」を確認してください

その他点検

(特殊な施設、

設備等)

施設管理者

または

有資格者

・専門業者

専用マニュアル

または契約書の記載に

よる

専用マニュアルまたは専

門業者等委託により点検し

てください

法定点検 有資格者

・専門業者

法令規則による

専門業者等委託により点

検してください

※予防保全:建物や設備機器等に不具合(異常、故障等)が生じる前に、修繕や交

換等のメンテナンスを行い、機能を適正な状態に維持する方法のこと。

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3.本マニュアルの使用方法

本マニュアルは「建物のある一般的な施設」を想定し、最低限必要な点検項目をまとめ

たものです。施設の状況に応じて点検項目の追加や削除を行い、適宜使用してください。

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Ⅱ 点検の方法・手順

自主点検のうち、施設管理者において次の点検を徹底してください。

点検の種類 時期・回数 目的

定期点検 年2回

(5月中旬、11 月中旬)

施設の状態を的確に把握するため

日常点検 月2回程度 不具合(異常、故障等)箇所を早期に発

見し対応するため

緊急時安全点検

災害発生時 利用者の安全確保を早期に行うため

1.点検の方法

(1)準備

下表の「点検時に用意するもの」を準備してください。

点検時に用意するもの 必要度 備考

1 各種点検チェックシート(記録用) ○ ・前回のチェックシートを利用す

ると便利です

2 〃 (前回のもの) ○

3 各設備機器の点検業者による点検シート ○

4 カメラ ○

5 図面 △

6 メジャー △

7 打診棒 (タイルやモルタルの浮きや剥落等を

打音により点検する道具) △

打診棒

○:点検に必要なもの △:点検にあるとよいもの

(2)方法

① 点検は、以下の方法を基本に点実施してください。

点検方法 主な点検内容

目視点検 ひび割れ、腐朽、染み等の不具合(異常、故障等)がみられないか

聴音点検 設備等から異音が聞こえないか

臭気点検 設備等から異臭がしないか

触手点検 手に異物が付着したり、突起物等が刺さったりしないか

ゆするとガタガタしないか

打診点検 タイルやモルタル等が浮いている異音がしないか

② 前回点検時と比較して、不具合(異常、故障等)箇所の範囲が広がっていないか等

を確認してください。

③ 点検結果を各種点検チェックシートに記入してください。

④ 不具合(異常、故障等)箇所はカメラ等で撮影して、記録に残してください。

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≪撮影のポイント≫

遠景: 施設のどの部分かわかるよ

うに撮影

近影: 不具合(異常、故障等)の

状況がわかるように撮影

測定等: メジャー等を入れて撮影

(3)注意事項

① 点検に当たっては、くれぐれも無理をせず、安全確保を徹底してください。

(建物や設備等の隠ぺい部分や高所等、危険箇所の点検は省略可)

② 未修繕箇所(前回点検時に不具合が確認されたものの、まだ修繕等を行っていない

箇所)は、点検時に改めて状況を確認するようにしてください。

③ 本マニュアルに記載している点検ポイントを日頃から意識し、点検ルートをイメー

ジして点検を実施してください。

※点検を重ねると、次第に慣れて点検すべきポイントが見えてくるようになります。

2.定期点検の手順(年2回)

定期点検チェックシート(様式1)をもとに年2回(5月中旬、11 月中旬)点検を行って

ください。

※ 5 月中旬の点検は、大規模修繕箇所の要望前までに点検を行ってください

(1)チェックシートの記入

① 点検項目

現在記載されている項目を基本とし、施設ごとに必要な項目を追加するなどして、

各施設の状況に合ったものにしてください。

② 点検結果

不具合のある箇所を発見したら、「有」にチェックし、横の「不具合箇所」欄に具

体的に記入してください。

③ 点検後の対応

点検結果に「有」とチェックした項目について、以下の表のとおり劣化度合いに応じ

て対応してください。

劣化度 対 応

項 目 例

高 修 繕 専門業者でないと修繕できないもの

⇒ ただちに修繕等の検討を行うもの

・機器設備の不良

・外壁 剥落

自己対応

管理者にて簡易的な修繕等が可能で

あるもの

⇒ ただちに対応するもの

・タイル等の浮き

・空調設備フィルターの埃

・雨樋の詰り

(※)

低 経過観察 ただちに修繕する必要は無いが、継続

的に点検・確認していくもの

・外壁のひび割れ

・塗装の剥離

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※ 浮いているタイル等は、落下の危険があるため叩き落としましょう。

清掃により、建物や設備の寿命が格段に変わります。清掃が必要な箇所

(空調設備のフィルター、雨樋等)は必ず清掃を実施してください。

④ 対応結果

点検後の対応に「修繕」とチェックした項目について、施設管理者は所管課へ報告

し、緊急性及び設計金額(見積額)に応じて修繕等の検討をしてください。

項 目 緊急性 設計額(見積額)

緊急修繕 緊急性が高く、ただちに修繕を行うもの -

小規模修繕 緊急性は低いが修繕が必要なもの 50 万円未満

大規模修繕 緊急性は低いが修繕が必要なもの 50 万円以上

(2)チェックシートの保管

・ 各施設の施設カルテの末尾のタグに、チェックシートの最新データを貼り付けて保

存してください。

・ 各種点検チェックシートのデータは各施設管理者にて、3年分保管してください。

3.日常点検の手順(月2回)

日常点検チェックシート(様式2)をもとに、月に2回程度点検してください。

こまめに点検・確認することが、不具合箇所の早期発見につながります。

(1)チェックシートの記入

「2.(1)チェックシートの記入」と同様

※ 年 2 回の定期点検時及び前回日常点検時に「経過観察」とした項目、近日中に修

繕予定のある「未修繕箇所」の項目については、備考欄にその旨を記入してくださ

い。

(2)チェックシートの保管

「2.(2)チェックシートの保管」と同様

(3)点検のポイント

日常点検は、特に以下の項目を中心に、目視等にて点検してください。

① 稼働中の電気・機器設備等の異音、異臭、漏水、液漏れ等

② 年 2 回の定期点検時及び前回日常点検時に「経過観察」とした項目

③ 近日中に修繕予定のある「未修繕箇所」の項目

4.緊急時安全点検の手順(風水害時)

緊急安全点検チェックシート(様式3)をもとに、災害発生前(警報等発令時)と

発生後(警報等解除後)に点検を行ってください。

(1)チェックシートの記入

① 点検項目

・ 現在記載されている項目を基本とし、施設ごとに必要な項目を追加するなど

して、各施設の状況に合ったものにしてください。

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② 災害発生前(警報等発令時)の点検結果

・ 危険や不具合のある箇所を発見したら「有」にチェックしてください。

・ 危険や不具合のある箇所について、対応したら「対応済」にチェックし、横の

「対応内容」欄にその内容を記入してください。

③ 災害発生後(警報等解除後)の点検結果

・ 危険や不具合のある箇所を発見したら「有」にチェックしてください。

・ 危険や不具合のある箇所について、修繕または対応したら「修繕済」にチェッ

クし、横の「修繕(対応)内容」欄にその内容を記入してください。

・ 被害が甚大な場合は、所管課へすぐに報告してください。

(2)チェックシートの保管

「2.(2)チェックシートの保管」と同様

(3)点検のポイント

災害の種類により点検するポイントは変わりますが、施設の利用者や周辺の歩行者・

車両に対しての危険性の有無を確認してください。

①大雨

・施設近くの河川の水位の状況確認

・樋、排水枡等の確認(落ち葉等による詰りがないか)

②暴風

・屋根葺材や外壁材の確認(剥がれて飛散や落下の危険性はないか)

・機器等の飛散や脱落の有無(アンテナ等の落下の危険性はないか)

・窓ガラス等の破損(窓ガラスがひび割れ、破損等の危険性はないか)

5.緊急時安全点検の手順(地震発生時)

地震の規模(震度階級)及び避難所開設の有無に応じた、点検を行ってください。

5-1.中地震(震度5強)発生後の点検の手順

定期点検チェックシートをもとに点検を行ってください。

震度5強未満の地震でも、危険性を感じたら点検を行ってください。

なお、中地震(震度5強)以下でも避難所を開設する場合は、「5-2.大地震(震度6

強)発生後または避難所開設時の点検の手順」に従ってください。

(1)チェックシートの記入

「2.(1)チェックシートの記入」と同様

(2)チェックシートの保管

「2.(2)チェックシートの保管」と同様

(3)点検のポイント

・ 安全性(建物のひび割れ、傾斜、座屈、コンクリート及び天井板等の落下物等)

を確認してください。

・ 地震発生後は地盤が緩んでいる可能性があります。地面のひび割れや周囲のが

け崩れ等の有無を確認してください。

・ 危険がある場合は、建物の中に入らない、がけ崩れ等の危険個所には近づかな

い等、身の安全を確保してください。

5-2.大地震(震度6強)発生後または避難所開設時の点検の手順

別に定める「避難所開設・運営の手引き」に従い、行動してください。

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6.法定点検について

法定点検は各種法令により定められています。(「法定点検一覧表(資料)」参照)

必要な法定点検は、各施設の規模や設置されている機器等によって異なりますので、

施設管理者は対象となる点検を確認の上、計画的かつ確実に点検を実施してください。

(1)注意事項

・有資格者及び専門業者が点検する時は、施設管理者も立会ってください。

・点検による指摘事項がある場合は、必ず有資格者及び専門業者からその説明を受け

てください。

・法定点検一覧表(資料)は参考です。点検項目は各施設によって異なりますので、

それぞれ必要に応じた点検を行ってください。

(2)点検の記録

・施設管理者は、点検による指摘事項等を所管課へ報告してください。

・所管課にて、点検による指摘事項等を施設カルテ(4.保守点検欄)に記入してくだ

さい。

7.修繕を必要とする不具合(異常、故障等)箇所発見時の対応

※不具合(異常、故障等)箇所発見から対応までのフロー図参照(P7)

(1)発 見 時

① 立入禁止等の安全対策・安全確保

② 写真撮影による現場記録

③ 専門業者やメーカーへ連絡

④ 所管課へ報告(報告時には現場記録写真を送ること)

⑤ 所管課から技術課へ相談(重大な事案の場合)

※ 技術課:専門の技術職員を配置している課

(2)現地確認

① 専門業者やメーカー、所管課、技術課との現地立会

・現場確認は図面や点検報告書等を用意しましょう。

② 専門業者やメーカーから見積り徴取

・見積書には日付と専門業者やメーカーの担当者名を記入しましょう。

・見積りを依頼する業者は、特別な理由以外は、多治見市競争入札参加資格者名簿

に登載された者の中で選定してください。(業者の選択に悩んだら、所管課または

技術課に相談してください。)

③ 応急措置

・業務に支障がでないよう、必要に応じて応急措置しましょう。

(3)修繕(現地確認後の対応)

① 設計金額:指定管理協定に定める金額以下の場合

・指定管理者にて修繕工事実施

② 設計金額:指定管理協定に定める金額超え、130 万円未満の場合

・所管課にて修繕工事実施

③ 設計金額:130 万円以上の場合

・所管課にて修繕工事実施、 技術課へ事業依頼

専門的知識が

必要な場合は、

技術課と相談

してください

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※ 事業依頼の 130 万円以上という金額は、「多治見市工事等の監督及び検査要領

(平成6年3月 31 日訓令甲第4号)」第 4 条第 1 項第 1 号を基に基づいています。

設計金額(見積額) 修 繕

実施者 技術課への依頼

① 協定に定める金額以下 指定管理者 技術支援 ※1

(所管課経由)

② 協定に定める金額超え

130 万円未満 所管課

技術支援 ※1

③ 130 万円以上 事業依頼 ※2

※1 技術支援は、設計金額(見積額)に関係なく受けることができます。

※2 事業依頼は、130 万円以上の工事(15 節)または専門知識を必要とする事業

に限ります。

(4)施設カルテの作成

所管課にて修繕内容を施設カルテ(3.工事・修繕履歴欄)に記入してください。

(5)大規模修繕要望ヒアリング時の注意事項

ヒアリング時には以下のものを用意しておいてください。

① 定期点検チェックシート(最新のもの)

② 不具合(異常、故障等)を確認した時の記録写真

③ 法定点検等の専門業者による点検結果用紙(指摘事項があったもの)

④ 修繕見積書

緊急性が高い場合:

・すぐに修繕しましょう。

緊急性が低い場合:

・劣化が進む前に、早めに修繕しましょう。

・予算と相談して、計画的に修繕しましょう。(次年度での修繕もあり。)

・50 万円以上は大規模修繕工事の対象です。要望修繕箇所票を提出しましょう。

建物の傷は、浅いうちに

直しましょう!

建物を長持ちさせる最大

のポイントです!!

※ 施設カルテは、建物の情報や修繕履歴、保守管理状況を把握することで適切な施設

管理を可能にし、長寿命化につなげるために必要なものです。

その都度、工事・修繕履歴や保守点検・維持管理情報を記入していきましょう。

多治見市工事等の監督及び検査要領

(監督員の任命基準)

第4条 市長は、当該工事ごとに次の基準により監督員を任命するものとする。当該監督員の後

任監督員が必要となった場合もまた同様とする。

(1)総括監督員 当該工事担当グループの総括主査以上の職にある職員。ただし、工事の設計金

額が 130 万円未満の場合は、契約担当者(多治見市契約規則(昭和 39 年規則第6号)第1条

に定めるものをいう。以下同じ。)が指名した総括主査以上の職にある職員とすることができる。

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■ 不具合(異常、故障等)箇所 発見から対応までのフロー図

施設管理者

(指定管理者) 所管課 技術課

≪維持保全≫

・各種点検

・保守管理(修繕含む)

・清掃

≪維持保全≫

・状態の把握

・必要な措置

(修繕計画、技術課への依

頼、調整等)

・保守管理(修繕含む)

≪維持保全、修繕≫

・技術支援

(修繕計画、技術的助言

等)

・修繕工事

①安全対策、安全確保

②現場記録(写真撮影等)

③専門業者やメーカーへ

連絡、報告

④所管課へ報告

①技術課へ相談

(重大な不具合の場合)

①技術的助言

①現場確認(所管課同行)

・専門業者やメーカー

②見積徴取

・専門業者やメーカー

③応急措置(必要な場合)

④所管課への報告

①現地確認に同行

(重大な不具合の場合は、

技術課も同行)

②技術課へ相談

③修繕計画

④施設管理者への修繕指示

①現地確認に同行

(重大な不具合の場合)

②技術的助言

③修繕計画

(重大な不具合の場合)

現地確認後の対応

(修繕)

【設計金額≦協定金額】

①修繕工事実施

【設計金額≦協定金額】

①技術支援依頼 ※1

(必要な場合)

【設計金額≦協定金額】

①技術支援 ※1

(必要な場合)

【設計金額>協定金額】

②修繕工事依頼

【設計金額≧協定金額

設計金額<130 万円】

②修繕工事実施

技術支援依頼 ※1

(必要な場合)

【設計金額≧協定金額

設計金額<130 万円】

②技術支援 ※1

(必要な場合)

【設計金額≧130 万円】

③修繕工事依頼 ※2

【設計金額≧130 万円】

③修繕工事実施 ※2

修繕後処理

①修繕内容を報告 ①修繕内容の「施設カルテ」

への記入

※1 技術支援は、設計金額(見積額)に関係なく受けることができます。

※2 事業依頼は、130 万円以上の工事(15 節)または専門知識を必要とする事業に限ります。

報告

指示

助言

助言

相談

相談

依頼

報告

報告

依頼 協力

協力

※状況に応じて、各専門の技術課へ相談しましょう。

支援

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10

Ⅲ.施設点検の項目・ポイント

1.建 物

(1)躯体(構造体)

点検項目 備考

部位 点検内容

1 建物全体

※1

・建物全体で柱、梁、床、壁、天井等の構造に

ついて、危険な箇所がある。

2 鉄筋コンクリー

ト造、コンクリー

トブロック造

・壁、柱、床、梁、屋根等でコンクリートに深

いひび割れ、剥落、浮き箇所がある。

・コンクリート内部の鉄筋が露出している箇所

がある。

・コンクリートブロック目地に深い亀裂が入っ

ている。

3

鉄骨造 ・鉄骨の柱、梁、階段等に錆びて腐食している

箇所がある。

・接合部のボルト等が外れている箇所がある。

4 木 造 ・木造の柱、梁、階段等に腐朽、蟻害等により

劣化している箇所はある。

・接合部の金物等が外れている。

【※1】躯体(構造体)の不具合(異常、故障等)箇所は、重大な事故につながります。

2-1 RC躯体損傷

3-1 鉄骨材の錆 4-1 柱腐朽

(2) 屋上、屋根(ベランダ、庇)

点検項目 備考

部位 点検内容

1 屋根全体 ・雨漏りが発生した箇所がある。(未修繕)

・屋根や屋上で水が溜る、水はけが悪い等の不良

箇所がある。

2

屋根葺材 ・屋根葺材(瓦、鋼板等)に、ひび割れ、剥れやズ

レ、錆び等がある。

3 防水 ・防水仕上げ(防水層等)に、ひび割れ、浮き、破

れ、目地材の劣化等がある。

4

庇、笠木、

パラペット

・庇、笠木、パラペット等にひび割れ、剥れ、落下

しそうな箇所がある。

5 雨樋

ルーフドレン

※1

・雨樋やルーフドレンに、落ち葉や泥やゴミ等の詰

まり、雑草等の繁殖がみられる。

・雨樋に破損個所がある。

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11

6 屋根、屋上設置物

※2

・屋根や屋上設置物(フェンス、はしご、アンテナ

等)の腐食、ぐらつき、基礎コンクリートの破損

がみられる。

・ゆすって確認する

こと。

【※1】雨樋、ルーフドレンの詰りは雨漏りの原因となります。こまめに清掃しましょう。

【※2】安全のため、屋上のトップライトに近づけないような対応(屋上出入口への施錠、

安全柵等)をしましょう。

2-1 鋼板屋根の錆 2-2 鋼板屋根(軒先)の錆 2-3 瓦屋根のひび割れ

2-4 カラーベスト葺材のズレ、

塗装劣化等

3-1 防水シートの浮き 3-2 塗膜防水層の剝れ、破れ

3-3 アスファルトシート防水の

膨れ、ひび割れ

3-4 仕上材(砂入塗料)の剥離

3-5 押えモルタルのひび割れ

目地部分の雑草繁殖

3-6 押えモルタル目地材の劣化 4-1 笠木シーリング劣化

(ひび割れ、剥離、硬化等)

4-2 笠木のひび割れ

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12

5-1 ルーフドレン詰り

(雑草の繁殖)

5-2 屋根部の雑草繁殖

5-3 雨樋 落ち葉等の詰り

5-4 雨樋破損 6-1 屋上フェンスの錆

(基礎コンクリートの破損)

6-2 屋上手すりの錆

(3)外壁、軒裏

点検項目 備考

部位 点検内容

1 外壁、軒裏

(外部確認)

※1

・外壁や軒裏の仕上材(タイル、モルタル等)

で、深いひび割れ、浮き、剥落箇所がある。

・塗装の剥離やチョーキング現象等の劣化がみ

られる。

・外壁や軒裏から錆汁、白華(表面に浮き出る

白いもの)が出ている箇所がある。

・コンクリート内部の鉄筋が露出している箇所

がある。

・金属板に亀裂、はがれ、ズレ、腐食箇所があ

る。

・外壁や軒裏パネルに破損、変形箇所がある。

・打診調査により

タイルやモルタ

ルの浮き、剥落等

を確かめること

・塗装は指で触れ

て粉が付着しな

いか確かめるこ

2 外壁、軒裏

(内部確認)

・外壁や軒裏から雨水がしみ込んだ箇所がある。

(未修繕)

3

シーリング ・目地、建具廻りシーリング材に剥がれ、亀裂、

硬化等がみられる。

・シーリングの硬

化は触って確か

めること。

【※1】ひび割れの幅が広がっていないか、定期的に測って確認しましょう。

チョーキング現象(塗装に触れて粉が手に付着する現象)がみられるようだったら、

塗替え時期が近いです。

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13

1-1 外壁のひび割れ 1-2 外壁タイルの落下、浮き 1-3 モルタル剥落、

内部鉄筋露出

1-4 外壁の白華 1-5 外壁塗装チョーキング

現象

1-6 鉄筋露出、モルタル浮き

塗装材剥離、

2-1 外壁からの雨水侵入あと 3-1 タイル目地シーリングの

亀裂

3-2 建具廻りシーリングの

劣化

(4)外部建具、外部金物

点検項目 備考

部位 点検内容

1 建具

※1

・建具に開閉不良、施錠不良がみられる。

・建具や窓格子に錆、腐食、破損、変形がみら

れる。

・建具や窓格子にガタツキ等があり、落下の危

険性がみられる。

・排煙窓等のオペレーターが正常に稼働しない。

・建具は開閉して

確かめること。

2 建具ガラス

・ガラスにひび割れがみられる。

・ガラス廻りのガラス固定材(ビード、シーリ

ング等)に破損、はずれ、硬化がみられる。

・ビードやシーリ

ング等は触って

確かめること。

3

外部金物

(手すり、外部階

段、看板、設備機

器類等)

・金物に腐食、ぐらつき、基礎コンクリートの

破損がみられる。

・ゆすって確認す

ること。

【※1】建具は建築基準法上では採光だけでなく、排煙や換気を行う役目もあります。

適正に開閉できるかどうか必ず確認してください。

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14

1-1 排煙窓の動作不良 1-2 排煙窓 オペレーターの

故障

1-3 窓鉄格子の錆

2-1 ガラス固定材パテの劣化、

硬化

2-2 ガラス固定材ビードの

外れ

3-1 外部鉄骨階段の錆

3-2 外部鉄骨階段の錆 3-3 手すり根元コンクリート

の欠損

3-4 外壁タラップ根元からの

錆汁

(5)内 部

点検項目 備考

部位 点検内容

1 内部全体 ・室内において不具合(危険、不衛生箇所)を

感じるところがある。

2 床 ・床にひび割れ、沈下箇所がある。

・床材(塗装、ビニルシート等)に浮き、剥が

れ、破損、摩耗がみられる。

・床板にはがれ、浮き、腐食、ササクレ、摩耗

等がみられる。

3 壁

※1

※2

・タイルやモルタル等にひび割れ、浮き、剥落

等がみられる。

・壁ボードやクロス等に剥がれ、浮き、腐食、

破損等がみられる。

・雨漏りや配管漏水のシミ、カビ等がみられる。

・落下の危険があ

るタイルやモル

タルは叩いて落

とすこと。

4 天井 ・天井板に剥がれ、たわみ、破損等がみられる。

・雨漏りや配管漏水のシミ、カビ等がみられる

5 内部建具 ・建具に開閉不良、施錠不良がみられる。

・建具に破損個所がみられる。

・建具は開閉して

確かめること。

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15

6

階段、手すり ・床材や滑り止め材に浮き、剥がれ、欠損、破

損、摩耗がみられる。

・手すりに変形、腐食、ぐらつき、基礎コンク

リートの破損がみられる。

・ゆすって確認す

ること。

7

附属物 ・天井や壁等への重量物(棚、TV、スピーカ

ー、扇風機等)取付け部に変形、破損、ぐら

つきがみられる。

・重量物(棚、TV、スピーカー、扇風機等)

の落下防止策が施されていない。

【※1】落下の危険があるタイルやモルタルは、可能な限り叩いて落としておいてください。

ひび割れの幅が広がっていないか、定期的に測って確認しましょう。

【※2】塗装仕上の壁に直接テープ等で掲示物を貼ると、塗装が剥がれて壁を傷つけます。

塗装仕上の壁には、直接テープを貼らないようにしましょう。

2-1 床板の腐朽 2-2 床板の欠損、ササクレ 2-3 床のひび割れ、塗装剥れ

2-4 床長尺シートの劣化 3-1 壁のひび割れ 3-2 壁の塗装の剝れ

3-3 クロス剝れ

3-4 タイルの浮き、落下 4-1 天井板の雨漏りあと

(雨漏りによる変色)

6-1 階段 段鼻 ノンスリップ材

の劣化

7-1 扇風機(附属物)の

ぐらつき及び落下防止策

7-2 舞台装置の落下防止策

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2.敷 地

(1)外 構

点検項目 備考

部位 点検内容

1 外構全体 ・建物周囲の外部構造物について、危険な箇所

等がある。

2 地盤面、舗装 ・陥没や隆起、段差、損傷等がみられる。

・舗装ブロックやタイル等が剥がれ、転倒の危

険性がある。

3 門扉、塀、囲い

※1

・門扉に開閉や施錠不良箇所がみられる。

・門扉のレールに砂やゴミがたまっている。

・フェンス等に腐食、ぐらつき、基礎コンクリ

ートの破損がみられる。

・ブロック塀等に、深いひび割れ、傾き、倒壊、

ぐらつきがみられる。

・フェンスや塀等の破損個所でケガをする危険

性がある。

・ゆすって確認す

ること。

4 側溝、集水桝

※2

・側溝や集水桝に詰り等の不具合がみられる。

・側溝や集水枡に破損がみられる。

5 擁壁 ・擁壁に深いひび割れ、傾きがみられる。

・擁壁の目地やひび割部等から常に水が流れて

いる。

6 植栽等 ・倒木の危険性がある

・枝が折れて落下する危険性がある。

7 附属物 ・案内板(看板)、外灯、電柱等に腐食、破損、

傾きがみられる。

・ゆすって確認す

ること。

【※1】門扉レール(溝)に砂等がたまっていると門扉がはずれる危険性があります。

こまめに清掃しましょう。

【※2】側溝や集水桝に泥や落ち葉等が詰まっていると適正に排水できません。

定期的に清掃しましょう。

2-1 舗装タイルの剝れ 2-2 陥没による隙間 3-1 門扉 塗装剥れ、錆

3-2 門扉の開閉不良

(レールの砂等)

3-3 塀の劣化、傾き 3-4 フェンス基礎部の破損

擁壁のひび割れ

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3-5 フェンス傾き 4-1 側溝の破損 5-1 ブロック擁壁のひび割れ

6-1 植栽の倒木、枝落下の注意 7-1 外灯の錆及び傾き 7-2 鉄柱根元の錆

3.電気設備

(1)弱電設備

点検項目 備考

部位 点検内容

1

照明器具

※1

・点灯しない照明器具がある。

・点灯に時間が掛かるものや、電球切れが極端

に頻繁に発生する器具がある。

・異常な音や異臭がする。

・錆、腐食、破損、液漏れ、ぐらつきがみられ

る。

・照度が不足している。

・自動点灯や消灯時間がズレている。

2 コンセント、

スイッチ類

※2

・器具がグラグラしているものがある。

・器具に埃がたまっている。

・洗濯機や冷蔵庫等でアースがとれていない。

・非常用呼出しボタンが作動していない。

3 配線(建物内) ・無理なタコ足配線をしている。

・机等でコードを踏んでいる。

【※1】点灯しない時は、まずは電球または蛍光灯を取替えてみましょう。

【※2】器具に埃がたまると火災の原因となります。こまめに清掃しましょう。

1-1 照明器具の劣化

(錆、異音、液漏れ等)

2-1 コンセント:たこ足配線、

2-2 スイッチの劣化

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(2)動力設備

※分電盤の中の金属部分は危険ですので、決して触らないでください。

※受変電設備は高圧電流が流れており、大変危険です。

専門業者または技術者以外は、決して開けないでください。

点検項目 備考

部位 点検内容

1 分電盤、

電気 BOX、配線

※1

・分電盤、電気B0X、電線管等に錆、腐食、

破損がみられる。

・分電盤等に異音、異臭、開閉や施錠不良がみ

られる。

・ブレーカー(漏電遮断機)が落ちることがある。

2 受変電設備

※2

・受変電設備に錆、腐食、破損がみられる。

・受変電設備に異音、異臭、施錠不良がみられ

る。

・受変電設備を囲うフェンス等に劣化、施錠不

良がみられる。

3 配線(建物外)

※3

・固定器具がはずれ、電線が垂れ下がっている。

・電線が樹木や屋根に接触している。

【※1】分電盤に雨水が侵入すると、漏電の原因となります。

【※2】腐食による穴から受変電設備に雨水が侵入すると、漏電し施設の全電気が止まり

ます。

【※3】電線が樹木に接している場合は電線であれば中部電力に、電話線であればNTT

西日本に樹木の枝払いをお願いしましょう。

1-1 分電盤 錆 1-2 漏電遮断器

(分電盤内部)

1-3 電気BOX 錆

2-1 受変電設備、フェンス

2-2 受変電設備 錆、

植物侵入

3-1 電線 樹木に接触

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4.機械設備

(1)給排水・衛生設備

点検項目 備考

部位 点検内容

1

給水・排水

※1

・水道水に、臭いや色(錆水等)がある。

・排水の流れが悪い、臭いがする。

・配管に錆、破損、腐食、水漏れ、保温材の

劣化がみられる。

・他は乾いているのに、地面が常に濡れてい

る箇所がある。

2 水道メーター ・水道使用量が異常に増加している。

・水道メーターに漏水マークが点灯している。

・水道を使用していないのに、水道メーター

のパイロットが回っている。

・水道使用量が増

加していたら、水

道メーターを確

認しましょう。

3

受水槽、

高架水槽

・受水槽、高架水槽等に錆、ひび割れ、変形、

漏水、固定金具のゆるみがみられる。

・受水槽の点検口に施錠不良がみられる。

・オーバーフロー管防虫網に破損がみられる。

4 ポンプ ・ポンプに異常な音や振動、錆、変形、漏水

がみられる。

5 衛生設備 ・衛生設備(大便器、小便器、掃除流し、手

洗い等)に破損、漏水、詰りがみられる。

6 グリストラップ

(油水分離阻集器 )

※2、3

・油脂分が槽内にたまっている。

・変形、破損、腐食がみられる。

7 ボイラー ・ボイラーに異常な音や振動、錆、変形がみ

られる。

【※1】排水異常の原因には、地盤沈下にともなう配管の沈下、経年による汚水桝内の紙

等の詰り、汚水桝への樹木根の侵入等が考えられます。外回りも点検しましょう。

【※2】グリストラップに油脂分等が詰まっていると適正に排水できません。

こまめに清掃しましょう。

【※3】グリストラップに熱湯を流すと油脂分が溶けて、配管へ流れ込み、配管内で油脂

分が固まり、詰りの原因となります。また、環境汚染にもなりますので、熱湯は流

さないようにしましょう。

1-1 水道からの赤水 1-2 水道管内の錆 1-3 配管の錆

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1-4 配管保温材の劣化 1-5 配管漏水 1-6 地面の濡れ

→ 配管漏水可能性有

1-7 水道メーター:

漏水(涙)マークの点滅

1-8 受水槽配管類の劣化、錆 1-9 ポンプの劣化

(錆、異音、異臭、漏水等)

5-1 衛生設備(便器)の劣化 6-1 グリストラップ 7-1 ボイラーの錆

(2)ガス設備

点検項目 備考

部位 点検内容

1 ガス器具、ガス管

※1

・配管に錆、破損、腐食の劣化がみられる。

・ガス臭がする。

2

ガス漏警報器

※2

・ガス漏警報器の期限が切れている。

【警報器の設置位置】・プロパンガス:床付近

・都市ガス :天井付近

【※1】ガス漏の際は、①窓を開けて換気し、②元栓を閉めて、③ガス会社へ連絡してく

ださい。また、爆発の恐れがあるため、換気扇等のスイッチは入れないでください。

【※2】ガス警報器には使用期限があります。計画的に交換していきましょう。

1-1 ガスボンベ 1-2 ガス管の塗装剝れ、錆 1-3 ガス警報器

使用期限の確認

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(3) 空調・換気設備、暖房設備

点検項目 備考

部位 点検内容

1

空調、換気設備

※1

・温度調整や風量調整ができない。

・空調設備(室内機、室外機)、換気扇等に錆、

変形、破損、ぐらつき、異常音がみられる。

・空調設備(室内機)の吹出や吸込口、フィル

ター等に埃がたまっている。

・配管に破損、腐食、水や液漏れ、保温材の劣

化がみられる。

・空調設備(室外機)に植物が入り込んでいる。

2

暖房設備 ・暖房設備に錆、変形、破損、ぐらつき、異常

音がみられる。

・FF式暖房機の給排気筒保護ガードがはずれ

ている。

【※1】機器内に埃がたたまったまま使用することは、性能を下げるとともに故障の原因

にもなります。定期的にフィルター等を清掃しましょう。

1-1 空調設備(室内機)の劣化

(錆、異音、液漏れ等)

1-2 空調設備フィルターの

清掃

1-3 空調設備フィルターの

清掃

1-4 空調設備(室内機)の劣化

(錆、異音、液漏れ等)

1-5 空調設備(室外機)の錆

(錆、異音、液漏れ等)

1-6 空調設備室外機の

転倒防止策

2-1 暖房機器の劣化 2-2 給排気筒保護ガード

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5.その他設備

(1)防火設備、消防用設備

点検項目 備考

部位 点検内容

1 防火設備

(防火扉等)

・防火扉が障害物で作動を妨害されている。

・防火扉に腐食、破損、変形がみられる。

2 非常用照明、

誘導灯

・点灯しない機器がある。

・バッテリーが切れている機器がある。

・異常な音や異臭がする。

・機器に錆、腐食、破損、液漏れ、ぐらつきが

みられる。

3 消火設備

(消火器、屋内消

火栓、スプリンク

ラー等)

・消火設備が可動しない。

・消火設備の使用期限が過ぎている。

・設備に腐食、破損、変形がみられる。

・消火設備が障害物で作動を妨害されている。

・消火器が適正な位置に設置されていない。

消火器表示板が無い。

4 警報設備

(自動火災報知

器、非常ベル、非

常放送設備等)

・警報設備が可動しない。

・設備に腐食、破損、変形がみられる。

5 避難設備

(避難はしご、救

助袋等)

・設備に腐食、破損、変形がみられる。

6 避難経路 ・避難経路(出入口、廊下、避難はしご、救助

袋等周囲)に、障害となるような物が置かれ

ている。

7 落下、

転倒防止措置

・家具や展示物等の転倒防止がされていない。

・高い家具の上の物が落下する危険性がある。

1-1 防火扉 2-1 誘導灯 3-1 消火器:「設計標準

使用期限」の確認

3-2 消火設備(屋内消火栓) 6-1 避難経路の障害物 7-1 棚の転倒防止金具

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(2)昇降機等

点検項目 備考

部位 点検内容

1 昇降機

小荷物昇降機

・扉に開閉不良がみられる。

・停止時に床面との段差がある。

・異音等の異常がある

1-1 エレベータ :

籠と床面との段差

1-2 小荷物昇降機

(フロアータイプ)

1-3 小荷物昇降機

(テーブルタイプ)

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24

Ⅳ.様 式

1.定期点検チェックシート【様式1】、記入例

2.日常点検チェックシート【様式2】、記入例

3.緊急安全チェックシート(風水害時等)【様式3】、記入例

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【様式1】

■ 定期点検チェックシート ※ 年2回(5月中旬、11月中旬) 点検しましょう!

施設名称 棟名称 点検日

施設管理者 点検者

種別

無 有 不具合箇所経過観察

自己対応

修繕 対応内容緊急修繕

小規模修繕

大規模修繕

1(1)

1.建物 全体

□ □ □ □ □ □ □ □

22.RC造 CB造

□ □ □ □ □ □ □ □

3 □ □ □ □ □ □ □ □

4 □ □ □ □ □ □ □ □

5 3.S造 □ □ □ □ □ □ □ □

6 □ □ □ □ □ □ □ □

7 4.木造 □ □ □ □ □ □ □ □

8 □ □ □ □ □ □ □ □

9(2)

1.屋根 全体

□ □ □ □ □ □ □ □

10 □ □ □ □ □ □ □ □

112.屋根 葺材

□ □ □ □ □ □ □ □

12 3.防水 □ □ □ □ □ □ □ □

134.庇・笠木等

□ □ □ □ □ □ □ □

145.雨樋

等□ □ □ □ □ □ □ □

15 □ □ □ □ □ □ □ □

166.屋根設置物

□ □ □ □ □ □ □ □

17(3)

1.外壁等(外観)

□ □ □ □ □ □ □ □

18 □ □ □ □ □ □ □ □

19 □ □ □ □ □ □ □ □

20 □ □ □ □ □ □ □ □

21 □ □ □ □ □ □ □ □

22 □ □ □ □ □ □ □ □

232.外壁等(内観)

□ □ □ □ □ □ □ □

243.シーリン

グ□ □ □ □ □ □ □ □

25(4)

1.建具 □ □ □ □ □ □ □ □

26 □ □ □ □ □ □ □ □

27 □ □ □ □ □ □ □ □

28 □ □ □ □ □ □ □ □

292.ガラ

ス□ □ □ □ □ □ □ □

30 □ □ □ □ □ □ □ □

313.外部 金物

□ □ □ □ □ □ □ □

32(5)

1.内部 全体

□ □ □ □ □ □ □ □

33 2.床 □ □ □ □ □ □ □ □

34 □ □ □ □ □ □ □ □

35 □ □ □ □ □ □ □ □

 1 建物

躯体

(

構造体

)

屋上・屋根

(

ベランダ

、庇

外壁・軒裏

外部建具・外部金物

 室内

所管課

番号

点検項目 点検結果 点検後の対応 対応結果

備考部位 点検内容

・建物全体で柱、梁、床、壁、天井等の構造について、危険な箇所がある

・壁、柱、床、梁、屋根等でコンクリートに深いひび割れ、剥落、浮き箇所がある

・コンクリート内部の鉄筋が露出している箇所がある

・コンクリートブロック(CB)目地に深い亀裂が入っている

・鉄骨の柱、梁、階段等に錆びて腐食している箇所がある

・接合部のボルト等が外れている箇所がある

・木造の柱、梁、階段等に腐朽、蟻害等により劣化している箇所はある

・接合部の金物等が外れている

・雨漏りが発生した箇所がある(未修繕箇所)

・屋根や屋上で水が溜る、水はけが悪い等の不良箇所がある

・屋根葺材(瓦、鋼板等)に、ひび割れ、剥れやズレ、錆び、落下しそうな箇所等がある

・防水仕上げ(防水層等)に、ひび割れ、浮き、破れ、目地材の劣化等がある

・庇、笠木、パラペット等にひび割れ、剥れ、落下しそうな箇所がある

・雨樋やルーフドレンに、落ち葉や泥やゴミ等の詰まり、雑草等の繁殖がみられる

・雨樋に破損個所がある

・屋根や屋上設置物(フェンス、はしご、アンテナ等)の腐食、ぐらつき、基礎コンクリートの破損がみられる

・外壁や軒裏の仕上材(塗装、タイル、モルタル等)で、深いひび割れ、浮き、剥落箇所がある

・塗装の剥離やチョーキング等の劣化がみられる

・外壁や軒裏から錆汁、白華(表面に浮き出る白いもの)が出ている箇所がある

・コンクリート内部の鉄筋が露出している箇所がある

・金属板に亀裂、はがれ、ズレ、腐食箇所がある

・外壁や軒裏パネルに破損、変形箇所がある

・外壁・軒裏から雨水がしみ込んだ箇所がある(未修繕箇所)

・目地、建具廻りシーリング材に剥がれ、亀裂、硬化等がみられる

・建具に開閉不良、施錠不良がみられる

・建具や窓格子に錆、腐食、破損、変形がみられる

・建具や窓格子にガタツキ等があり、落下の危険性がみられる

・排煙窓等のオペレーターが正常に稼働しない

・ガラスにひび割れがみられる

・ガラス廻りのガラス固定材(ビード、シーリング等)に破損、はずれ、硬化がみられる

・金物に腐食、ぐらつき、基礎コンクリートの破損がみられる

・室内において不具合(危険、不衛生箇所)を感じるところがある

・床にひび割れ、沈下箇所がある

・床材(塗装、ビニルシート等)に浮き、剥がれ、破損、摩耗がみられる

・床板にはがれ、浮き、腐食、ササクレ、摩耗等がみられる

25

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【様式1】

種別

無 有 不具合箇所経過観察

自己対応

修繕 対応内容緊急修繕

小規模修繕

大規模修繕

番号

点検項目 点検結果 点検後の対応 対応結果

備考部位 点検内容

36 3.壁 □ □ □ □ □ □ □ □

37 □ □ □ □ □ □ □ □

38 □ □ □ □ □ □ □ □

39 4.天井 □ □ □ □ □ □ □ □

40 □ □ □ □ □ □ □ □

415.内部 建具

□ □ □ □ □ □ □ □

42 □ □ □ □ □ □ □ □

436.階段

等□ □ □ □ □ □ □ □

44 □ □ □ □ □ □ □ □

457.附属

物□ □ □ □ □ □ □ □

46 □ □ □ □ □ □ □ □

47(1)

1.外構全体

□ □ □ □ □ □ □ □

48 2.舗床 □ □ □ □ □ □ □ □

49 □ □ □ □ □ □ □ □

503.門

扉・塀等□ □ □ □ □ □ □ □

51 □ □ □ □ □ □ □ □

52 □ □ □ □ □ □ □ □

53 □ □ □ □ □ □ □ □

54 □ □ □ □ □ □ □ □

554.側溝

等□ □ □ □ □ □ □ □

56 □ □ □ □ □ □ □ □

57 5.擁壁 □ □ □ □ □ □ □ □

58 □ □ □ □ □ □ □ □

596.植栽

等□ □ □ □ □ □ □ □

60 □ □ □ □ □ □ □ □

617.附属

物□ □ □ □ □ □ □ □

62(1)

1.照明器具

□ □ □ □ □ □ □ □

63 □ □ □ □ □ □ □ □

64 □ □ □ □ □ □ □ □

65 □ □ □ □ □ □ □ □

66 □ □ □ □ □ □ □ □

67 □ □ □ □ □ □ □ □

682.コンセント等

□ □ □ □ □ □ □ □

69 □ □ □ □ □ □ □ □

70 □ □ □ □ □ □ □ □

71 □ □ □ □ □ □ □ □

72 3.配線 □ □ □ □ □ □ □ □

73 □ □ □ □ □ □ □ □

 2 敷地

 外構

 3 電気設備

 弱電設備

・タイルやモルタル等にひび割れ、浮き、剥落等がみられる

・壁ボード・クロス等にはがれ、浮き、腐食、破損等がみられる

・雨漏りや配管漏水のシミ、カビ等がみられる

・天井板に剥がれ、たわみ、破損等がみられる

・雨漏りや配管漏水のシミ、カビ等がみられる

・建具に開閉不良、施錠不良がみられる

・建具に破損個所がみられる

・床材や滑り止め材に浮き、剥がれ、欠損、破損、摩耗がみられる

・手すりに変形、腐食、ぐらつき、基礎コンクリートの破損がみられる

・天井や壁等への重量物(棚、TV、スピーカー、扇風機等)取付け部に変形、破損、ぐらつきがみられる

・重量物(棚、TV、スピーカー、扇風機等)の落下防止策が施されていない

・建物周囲に、がけ崩れや地滑り等の危険な箇所等がある

・陥没や隆起、段差、損傷等がみられる

・インターロッキングやタイル等が剥がれ、転倒の危険性がある

・門扉に開閉・施錠不良箇所がみられる

・門扉のレールに砂やゴミがたまっている

・フェンス等に腐食、ぐらつき、基礎コンクリートの破損がみられる

・ブロック塀等に、深いひび割れ、傾き、倒壊、ぐらつきがみられる

・フェンス・塀等の破損個所でケガをする危険性がある

・側溝や集水桝につまり等の不具合がみられる

・側溝や集水枡に破損がみられる

・擁壁に深いひび割れ、傾きがみられる

・擁壁の目地やひび割部等から常に水が流れている

・倒木の危険性がある

・枝が折れて落下する危険性がある

・案内板(看板)、外灯、電柱等に腐食、破損、傾きがみられる

・点灯しない照明器具がある

・点灯に時間が掛かるものや、電球切れが極端に頻繁に発生する器具がある

・異常な音や異臭がする

・錆、腐食、破損、液漏れ、ぐらつきがみられる

・照度が不足している

・自動点灯や消灯時間がズレている

・器具がグラグラしているものがある

・器具に埃がたまっている

・洗濯機や冷蔵庫等でアースがとれていない

・非常用呼出しボタンが作動していない

・無理なタコ足配線をしている

・机等でコードを踏んでいる

26

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【様式1】

種別

無 有 不具合箇所経過観察

自己対応

修繕 対応内容緊急修繕

小規模修繕

大規模修繕

番号

点検項目 点検結果 点検後の対応 対応結果

備考部位 点検内容

74(2)

1.分電盤等

□ □ □ □ □ □ □ □

75 □ □ □ □ □ □ □ □

76 □ □ □ □ □ □ □ □

772.受変電設備

□ □ □ □ □ □ □ □

78 □ □ □ □ □ □ □ □

79 □ □ □ □ □ □ □ □

80 3.配線 □ □ □ □ □ □ □ □

81 □ □ □ □ □ □ □ □

82(1)

1.給水・排水

□ □ □ □ □ □ □ □

83 □ □ □ □ □ □ □ □

84 □ □ □ □ □ □ □ □

85 □ □ □ □ □ □ □ □

862.水道メーター

□ □ □ □ □ □ □ □

87 □ □ □ □ □ □ □ □

88 □ □ □ □ □ □ □ □

893.受水槽等

□ □ □ □ □ □ □ □

90 □ □ □ □ □ □ □ □

91 □ □ □ □ □ □ □ □

924.ポン

プ□ □ □ □ □ □ □ □

935.衛生設備

□ □ □ □ □ □ □ □

946.グリスト

ラップ□ □ □ □ □ □ □ □

95 □ □ □ □ □ □ □ □

967.ボイ

ラー□ □ □ □ □ □ □ □

97(2)

ガス器具

□ □ □ □ □ □ □ □

98 □ □ □ □ □ □ □ □

99 警報器 □ □ □ □ □ □ □ □

100

(3)

1.空調設備

□ □ □ □ □ □ □ □

101 □ □ □ □ □ □ □ □

102 □ □ □ □ □ □ □ □

103 □ □ □ □ □ □ □ □

104 □ □ □ □ □ □ □ □

1052.暖房設備

□ □ □ □ □ □ □ □

106 □ □ □ □ □ □ □ □

107

(1)

1.防火設備

□ □ □ □ □ □ □ □

108 □ □ □ □ □ □ □ □

1092.非常照明等

□ □ □ □ □ □ □ □

110 □ □ □ □ □ □ □ □

111 □ □ □ □ □ □ □ □

112 □ □ □ □ □ □ □ □

 5 その他設備

防火・消防用設備

・点灯しない機器がある

・バッテリーが切れている機器がある

・異常な音や異臭がする

・機器に錆、腐食、破損、液漏れ、ぐらつきがみられる

 動力設備

 4 機械設備

給排水設備等

ガス設備

空調設備

・分電盤、電気B0X、電線管等に錆、腐食、破損がみられる

・分電盤等に異音、異臭、開閉・施錠不良がみられる

・時々ブレーカーが落ちることがある

・受変電設備に錆、腐食、破損がみられる

・受変電設備に異音、異臭、施錠不良がみられる

・受変電設備を囲うフェンス等に劣化、施錠不良がみられる

・固定器具がはずれ、電線が垂れ下がっている

・電線が樹木や屋根に接触している

・水道の水に、臭いや色(錆水等)がある

・排水の流れが悪い、臭いがする

・配管に錆、破損、腐食、水漏れ、保温材の劣化がみられる

・他は乾いているのに、地面が常に濡れている箇所がある

・水道使用量が異常に増加している

・水道メーターに漏水マークが点灯している

・水道を使用していないのに、水道メーターのパイロットが回っている

・受水槽、高架水槽等に錆、ひび割れ、変形、漏水、固定金具のゆるみがみられる

・受水槽の点検口に施錠不良がみられる

・オーバーフロー管防虫網に破損がみられる

・ポンプに異音や振動、錆、変形、漏水がみられる

・衛生設備(大便器、小便器、掃除流し、手洗い等)に破損、漏水、詰りがみられる

・油脂分、ゴミ、沈殿物等が槽内にたまっている

・変形、破損、腐食がみられる

・ボイラーに異音や振動、錆、変形がみられる

・配管に錆、破損、腐食の劣化がみられる

・ガス臭がする

・ガス漏警報器の期限が切れている

・温度調整や風量調整ができない

・空調設備(室内機、室外機)、換気扇等に錆、変形、破損、ぐらつき、異音がみられる

・空調設備(室内機)の吹出・吸込口及びフィルター等に埃がたまっている

・配管に破損、腐食、水・液漏れ、保温材の劣化がみられる

・空調設備(室外機)に植物が入り込んでいる

・暖房設備に錆、変形、破損、ぐらつき、異音がみられる

・FF式暖房機の給排気筒保護ガードがはずれている

・防火扉が障害物で作動を妨害されている

・防火扉に腐食、破損、変形がみられる

27

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【様式1】

種別

無 有 不具合箇所経過観察

自己対応

修繕 対応内容緊急修繕

小規模修繕

大規模修繕

番号

点検項目 点検結果 点検後の対応 対応結果

備考部位 点検内容

1133.消火設備

□ □ □ □ □ □ □ □

114 □ □ □ □ □ □ □ □

115 □ □ □ □ □ □ □ □

116 □ □ □ □ □ □ □ □

117 □ □ □ □ □ □ □ □

118 □ □ □ □ □ □ □ □

1194.警報設備

□ □ □ □ □ □ □ □

120 □ □ □ □ □ □ □ □

1215.避難設備

□ □ □ □ □ □ □ □

1226.避難経路

□ □ □ □ □ □ □ □

1237.落下転倒

□ □ □ □ □ □ □ □

124 □ □ □ □ □ □ □ □

125

(2)

1.EV・DW

□ □ □ □ □ □ □ □

126 □ □ □ □ □ □ □ □

127 □ □ □ □ □ □ □ □

128 □ □ □ □ □ □ □ □

129 □ □ □ □ □ □ □ □

130 □ □ □ □ □ □ □ □

131 □ □ □ □ □ □ □ □

■法定点検(定期点検)チェックシート

点検日 点検周期 無 有 指摘事項経過観察

自己対応

修繕 対応内容今年度修繕

来年度修繕

大規模修繕

1 □ □ □ □ □ □ □ □

2 □ □ □ □ □ □ □ □

3 □ □ □ □ □ □ □ □

4 □ □ □ □ □ □ □ □

5 □ □ □ □ □ □ □ □

6 □ □ □ □ □ □ □ □

7 □ □ □ □ □ □ □ □

8 □ □ □ □ □ □ □ □

9 □ □ □ □ □ □ □ □

10 □ □ □ □ □ □ □ □

11 □ □ □ □ □ □ □ □

≪自由記入欄≫

※ 点検後はチェックシートを施設カルテに添付し、大規模修繕要望ヒアリング時に提出してください!

備考点検項目

昇降機等

点検項目 指摘内容

・消火設備が可動しない

・設備に腐食、破損、変形がみられる

・消火設備が障害物で作動を妨害されている

・消火器が適正な位置に設置されていない

 消火器表示板が無い

・警報設備が可動しない

・消火設備の使用期限が過ぎている。

・設備に腐食、破損、変形がみられる

・設備に腐食、破損、変形がみられる

・避難経路(出入口、廊下、避難はしご、救助袋等周囲)に、障害となるような物が置かれている

・家具や展示物等の転倒防止がされていない

・高い家具の上の物が落下する危険性がある

・扉に開閉不良がみられる

・停止時に床面との段差がみられる

・異音等の異常がみられる

28

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【様式1】

■ 定期点検チェックシート 施設名称  文化会館 棟名称 本館等 点検日

 文化スポーツ課 施設管理者 (財)多治見市文化振興事業団 点検者  ●● ●●

種別

無 有 不具合箇所経過観察

自己対応

修繕 対応内容緊急修繕

小規模修繕

大規模修繕

1(1)

1.建物 全体

☑ □ □ □ □ □ □ □

22.RC造 CB造

☑ □ □ □ □ □ □ □

3 ☑ □ □ □ □ □ □ □

4 □ ☑倉庫棟CB壁に幅2㎜のひび割れ

☑ □ □前点検からひび割れ幅変化なし

□ □ □

5 3.S造 ☑ □ □ □ □ □ □ □

6 ☑ □ □ □ □ □ □ □

7 4.木造 ☑ □ □ □ □ □ □ □

8 ☑ □ □ □ □ □ □ □

9(2)

1.屋根 全体

☑ □ □ □ □ □ □ □

10 ☑ □ □ □ □ □ □ □

112.屋根 葺材

☑ □ □ □ □ □ □ □

12 3.防水 □ ☑ □ □ ☑ 業者と所管課に連絡 □ □ ☑ H30要望

134.庇・笠木等

☑ □ □ □ □ □ □ □

145.雨樋

等□ ☑ ルーフドレインに泥 □ ☑ □ 清掃 □ □ □

15 ☑ □ □ □ □ □ □ □

166.屋根設置物

☑ □ □ □ □ □ □ □

17(3)

1.外壁等(外観)

□ ☑本館 南面 2階にタイル浮き

□ □ ☑ 業者と所管課に連絡 □ □ ☑ H30要望

18 ☑ □ □ □ □ □ □ □

19 ☑ □ □ □ □ □ □ □

20 ☑ □ □ □ □ □ □ □

21 ☑ □ □ □ □ □ □ □

22 ☑ □ □ □ □ □ □ □

232.外壁等(内観)

☑ □ □ □ □ □ □ □

243.シーリン

グ□ ☑

建具廻りシーリング材に亀裂

☑ □ □ □ □ □

25(4)

1.建具 ☑ □ □ □ □ □ □ □

26 ☑ □ □ □ □ □ □ □

27 ☑ □ □ □ □ □ □ □

28 □ ☑ □ □ ☑ 業者と所管課に連絡 ☑ □ □ 緊急修繕

292.ガラ

ス□ ☑ □ ☑ □

テープにて落下防止の応急措置

□ □ □

30 ☑ □ □ □ □ □ □ □

313.外部 金物

☑ □ □ □ □ □ □ □

32(5)

1.内部 全体

☑ □ □ □ □ □ □ □

33 2.床 □ ☑コンクリート床に幅1㎜のひび割れ

☑ □ □ □ □ □

34 ☑ □ □ □ □ □ □ □

35 ☑ □ □ □ □ □ □ □

外壁・軒裏

外部建具・外部金物

番号

 室内

 1 建物

対応結果点検結果点検項目

・コンクリート内部の鉄筋が露出している箇所がある

・コンクリートブロック(CB)目地に深い亀裂が入っている

・鉄骨の柱、梁、階段等に錆びて腐食している箇所がある

令和1年5月6日

躯体

(

構造体

)

屋上・屋根

(

ベランダ

、庇

備考

所管課

点検後の対応

部位 点検内容

・建物全体で柱、梁、床、壁、天井等の構造について、危険な箇所がある

・壁、柱、床、梁、屋根等でコンクリートに深いひび割れ、剥落、浮き箇所がある

・接合部のボルト等が外れている箇所がある

・木造の柱、梁、階段等に腐朽、蟻害等により劣化している箇所はある

・接合部の金物等が外れている

・雨漏りが発生した箇所がある(未修繕箇所)

・屋根や屋上で水が溜る、水はけが悪い等の不良箇所がある

・屋根葺材(瓦、鋼板等)に、ひび割れ、剥れやズレ、錆び、落下しそうな箇所等がある

・防水仕上げ(防水層等)に、ひび割れ、浮き、破れ、目地材の劣化等がある

・庇、笠木、パラペット等にひび割れ、剥れ、落下しそうな箇所がある

・雨樋やルーフドレンに、落ち葉や泥やゴミ等の詰まり、雑草等の繁殖がみられる

・雨樋に破損個所がある

・屋根や屋上設置物(フェンス、はしご、アンテナ等)の腐食、ぐらつき、基礎コンクリートの破損がみられる

・外壁や軒裏の仕上材(塗装、タイル、モルタル等)で、深いひび割れ、浮き、剥落箇所がある

・塗装の剥離やチョーキング等の劣化がみられる

・外壁や軒裏から錆汁、白華(表面に浮き出る白いもの)が出ている箇所がある

・コンクリート内部の鉄筋が露出している箇所がある

・金属板に亀裂、はがれ、ズレ、腐食箇所がある

・外壁や軒裏パネルに破損、変形箇所がある

・外壁・軒裏から雨水がしみ込んだ箇所がある(未修繕箇所)

・目地、建具廻りシーリング材に剥がれ、亀裂、硬化等がみられる

・建具に開閉不良、施錠不良がみられる

・建具や窓格子に錆、腐食、破損、変形がみられる

・建具や窓格子にガタツキ等があり、落下の危険性がみられる

・排煙窓等のオペレーターが正常に稼働しない

・ガラスにひび割れがみられる

・ガラス廻りのガラス固定材(ビード、シーリング等)に破損、はずれ、硬化がみられる

・金物に腐食、ぐらつき、基礎コンクリートの破損がみられる

・室内において不具合(危険、不衛生箇所)を感じるところがある

・床にひび割れ、沈下箇所がある

・床材(塗装、ビニルシート等)に浮き、剥がれ、破損、摩耗がみられる

・床板にはがれ、浮き、腐食、ササクレ、摩耗等がみられる

記入例

不具合が生じている「場所」と「状況」を

具体的に記入してください

複数棟ある場合は、必要に応じて棟名を記入してください

「経過観察」には前回点検時の状況と比較した

結果を記入してください

初めて発見した場合は、空欄としてください

対応内容を記入

29

Page 32: 公共施設点検マニュアル - Tajimi2 3.本マニュアルの使用方法 本マニュアルは「建物のある一般的な施設」を想定し、最低限必要な点検項目をまとめ

【様式1】

種別

無 有 不具合箇所経過観察

自己対応

修繕 対応内容緊急修繕

小規模修繕

大規模修繕

番号

対応結果点検結果点検項目

備考

点検後の対応

部位 点検内容

36 3.壁 □ ☑2階男子トイレの壁タイルが浮いている

□ ☑ □落下しそうなタイルを叩き落とした

□ □ □

37 ☑ □ □ □ □ □ □ □

38 ☑ □ □ □ □ □ □ □

39 4.天井 ☑ □ □ □ □ □ □ □

40 □ ☑2階会議室天井に雨漏りあと有り

☑ □ □後日、雨天時に再確認する

□ □ □

415.内部 建具

□ ☑事務室の扉が閉まらない

□ □ ☑ 業者に連絡 ☑ □ □ 建具調整

42 ☑ □ □ □ □ □ □ □

436.階段

等☑ □ □ □ □ □ □ □

44 ☑ □ □ □ □ □ □ □

457.附属

物☑ □ □ □ □ □ □ □

46 ☑ □ □ □ □ □ □ □

47(1)

1.外構全体

☑ □ □ □ □ □ □ □

48 2.舗床 □ ☑建物西側にて地盤陥没(2cm程度の隙間)

☑ □ □ H25から隙間変化なし □ □ □

49 ☑ □ □ □ □ □ □ □

503.門

扉・塀等☑ □ □ □ □ □ □ □

51 ☑ □ □ □ □ □ □ □

52 ☑ □ □ □ □ □ □ □

53 ☑ □ □ □ □ □ □ □

54 ☑ □ □ □ □ □ □ □

554.側溝

等□ ☑ 側溝に泥 □ ☑ □ 清掃 □ □ □

56 ☑ □ □ □ □ □ □ □

57 5.擁壁 □ ☑擁壁から常に水が流れている

☑ □ □所管課(技術課)に連絡

□ □ □

58 ☑ □ □ □ □ □ □ □

596.植栽

等☑ □ □ □ □ □ □ □

60 ☑ □ □ □ □ □ □ □

617.附属

物☑ □ □ □ □ □ □ □

62(1)

1.照明器具

☑ □ □ □ □ □ □ □

63 ☑ □ □ □ □ □ □ □

64 ☑ □ □ □ □ □ □ □

65 □ ☑ 蛍光灯に液漏れ □ □ ☑ 業者と所管課に連絡 ☑ □ □ 取替え

66 □ ☑ 部屋が暗い □ □ ☑業者と所管課に連絡(照度測定)

□ □ ☑ H30要望

67 ☑ □ □ □ □ □ □ □

682.コンセント等

☑ □ □ □ □ □ □ □

69 ☑ □ □ □ □ □ □ □

70 ☑ □ □ □ □ □ □ □

71 ☑ □ □ □ □ □ □ □

72 3.配線 ☑ □ □ □ □ □ □ □

73 ☑ □ □ □ □ □ □ □

 2 敷地

 3 電気設備

 外構

 弱電設備

・タイルやモルタル等にひび割れ、浮き、剥落等がみられる

・壁ボード・クロス等にはがれ、浮き、腐食、破損等がみられる

・雨漏りや配管漏水のシミ、カビ等がみられる

・天井板に剥がれ、たわみ、破損等がみられる

・雨漏りや配管漏水のシミ、カビ等がみられる

・建具に開閉不良、施錠不良がみられる

・建具に破損個所がみられる

・床材や滑り止め材に浮き、剥がれ、欠損、破損、摩耗がみられる

・手すりに変形、腐食、ぐらつき、基礎コンクリートの破損がみられる

・天井や壁等への重量物(棚、TV、スピーカー、扇風機等)取付け部に変形、破損、ぐらつきがみられる

・重量物(棚、TV、スピーカー、扇風機等)の落下防止策が施されていない

・建物周囲に、がけ崩れや地滑り等の危険な箇所等がある

・陥没や隆起、段差、損傷等がみられる

・インターロッキングやタイル等が剥がれ、転倒の危険性がある

・門扉に開閉・施錠不良箇所がみられる

・門扉のレールに砂やゴミがたまっている

・フェンス等に腐食、ぐらつき、基礎コンクリートの破損がみられる

・ブロック塀等に、深いひび割れ、傾き、倒壊、ぐらつきがみられる

・フェンス・塀等の破損個所でケガをする危険性がある

・側溝や集水桝につまり等の不具合がみられる

・側溝や集水枡に破損がみられる

・擁壁に深いひび割れ、傾きがみられる

・擁壁の目地やひび割部等から常に水が流れている

・洗濯機や冷蔵庫等でアースがとれていない

・器具がグラグラしているものがある

・器具に埃がたまっている

・非常用呼出しボタンが作動していない

・倒木の危険性がある

・枝が折れて落下する危険性がある

・点灯しない照明器具がある

・点灯に時間が掛かるものや、電球切れが極端に頻繁に発生する器具がある

・異常な音や異臭がする

・錆、腐食、破損、液漏れ、ぐらつきがみられる

・無理なタコ足配線をしている

・机等でコードを踏んでいる

・案内板(看板)、外灯、電柱等に腐食、破損、傾きがみられる

・照度が不足している

・自動点灯や消灯時間がズレている

簡易的な修繕の場合は、

所管課に連絡する必要はありません

30

Page 33: 公共施設点検マニュアル - Tajimi2 3.本マニュアルの使用方法 本マニュアルは「建物のある一般的な施設」を想定し、最低限必要な点検項目をまとめ

【様式1】

種別

無 有 不具合箇所経過観察

自己対応

修繕 対応内容緊急修繕

小規模修繕

大規模修繕

番号

対応結果点検結果点検項目

備考

点検後の対応

部位 点検内容

74(2)

1.分電盤等

□ ☑分電盤に錆、運転に支障なし

☑ □ □ □ □ □

75 ☑ □ □ □ □ □ □ □

76 ☑ □ □ □ □ □ □ □

772.受変電設備

☑ □ □ □ □ □ □ □

78 ☑ □ □ □ □ □ □ □

79 ☑ □ □ □ □ □ □ □

80 3.配線 ☑ □ □ □ □ □ □ □

81 □ ☑ 電話線が枝に接触 □ □ ☑ NTT西日本に依頼 ☑ □ □NTT西日本にて伐採

82(1)

1.給水・排水

☑ □ □ □ □ □ □ □

83 ☑ □ □ □ □ □ □ □

84 ☑ □ □ □ □ □ □ □

85 ☑ □ □ □ □ □ □ □

862.水道メーター

□ ☑前年の同時期と比較して異常に増加

□ □ ☑業者と所管課に連絡(漏水箇所調査)

□ □ □漏水箇所不明のため保留

87 □ ☑ 漏水マーク点灯 □ □ ☑業者と所管課に連絡(漏水箇所調査)

□ □ □漏水箇所不明のため保留

88 □ ☑ パイロット回転 □ □ ☑業者と所管課に連絡(漏水箇所調査)

□ □ □漏水箇所不明のため保留

893.受水槽等

☑ □ □ □ □ □ □ □

90 ☑ □ □ □ □ □ □ □

91 ☑ □ □ □ □ □ □ □

924.ポン

プ□ ☑ モーター異音 □ □ ☑ 業者と所管課に連絡 □ ☑ □ H30部品取替

935.衛生設備

□ ☑ 1階女子便所に詰り □ □ ☑ 業者に連絡 ☑ □ □ 配管洗浄

946.グリスト

ラップ□ ☑ グリーストラップにゴミ □ ☑ □ 清掃 □ □ □

95 ☑ □ □ □ □ □ □ □

967.ボイ

ラー☑ □ □ □ □ □ □ □

97(2)

ガス器具

☑ □ □ □ □ □ □ □

98 ☑ □ □ □ □ □ □ □

99 警報器 □ ☑ 警報器期限切れ □ ☑ □ 取替 □ □ □

100

(3)

1.空調設備

☑ □ □ □ □ □ □ □

101 ☑ □ □ □ □ □ □ □

102 □ ☑ フィルターに埃 □ ☑ □ 清掃 □ □ □

103 ☑ □ □ □ □ □ □ □

104 ☑ □ □ □ □ □ □ □

1052.暖房設備

☑ □ □ □ □ □ □ □

106 ☑ □ □ □ □ □ □ □

107

(1)

1.防火設備

☑ □ □ □ □ □ □ □

108 ☑ □ □ □ □ □ □ □

1092.非常照明等

☑ □ □ □ □ □ □ □

110 ☑ □ □ □ □ □ □ □

111 ☑ □ □ □ □ □ □ □

112 ☑ □ □ □ □ □ □ □

 4 機械設備

 5 その他設備

 動力設備

空調設備

防火・消防用設備

給排水設備等

ガス設備

・排水の流れが悪い、臭いがする

・配管に錆、破損、腐食、水漏れ、保温材の劣化がみられる

・分電盤、電気B0X、電線管等に錆、腐食、破損がみられる

・分電盤等に異音、異臭、開閉・施錠不良がみられる

・時々ブレーカーが落ちることがある

・受変電設備に錆、腐食、破損がみられる

・受変電設備に異音、異臭、施錠不良がみられる

・受変電設備を囲うフェンス等に劣化、施錠不良がみられる

・固定器具がはずれ、電線が垂れ下がっている

・電線が樹木や屋根に接触している

・水道の水に、臭いや色(錆水等)がある

・他は乾いているのに、地面が常に濡れている箇所がある

・水道使用量が異常に増加している

・水道メーターに漏水マークが点灯している

・水道を使用していないのに、水道メーターのパイロットが回っている

・オーバーフロー管防虫網に破損がみられる

・ポンプに異音や振動、錆、変形、漏水がみられる

・受水槽、高架水槽等に錆、ひび割れ、変形、漏水、固定金具のゆるみがみられる

・受水槽の点検口に施錠不良がみられる

・衛生設備(大便器、小便器、掃除流し、手洗い等)に破損、漏水、詰りがみられる

・油脂分、ゴミ、沈殿物等が槽内にたまっている

・配管に錆、破損、腐食の劣化がみられる

・ガス臭がする

・変形、破損、腐食がみられる

・ボイラーに異音や振動、錆、変形がみられる

・ガス漏警報器の期限が切れている

・温度調整や風量調整ができない

・配管に破損、腐食、水・液漏れ、保温材の劣化がみられる

・空調設備(室外機)に植物が入り込んでいる

・空調設備(室内機、室外機)、換気扇等に錆、変形、破損、ぐらつき、異音がみられる

・空調設備(室内機)の吹出・吸込口及びフィルター等に埃がたまっている

・暖房設備に錆、変形、破損、ぐらつき、異音がみられる

・FF式暖房機の給排気筒保護ガードがはずれている

・点灯しない機器がある

・バッテリーが切れている機器がある

・防火扉が障害物で作動を妨害されている

・防火扉に腐食、破損、変形がみられる

・異常な音や異臭がする

・機器に錆、腐食、破損、液漏れ、ぐらつきがみられる

対応ができない場合は、

「対応結果」欄はチェックせず、

その理由を「備考」に記入してください

31

Page 34: 公共施設点検マニュアル - Tajimi2 3.本マニュアルの使用方法 本マニュアルは「建物のある一般的な施設」を想定し、最低限必要な点検項目をまとめ

【様式1】

種別

無 有 不具合箇所経過観察

自己対応

修繕 対応内容緊急修繕

小規模修繕

大規模修繕

番号

対応結果点検結果点検項目

備考

点検後の対応

部位 点検内容

1133.消火設備

☑ □ □ □ □ □ □ □

114 □ ☑消火器の使用期限が過ぎている

□ ☑ □ 消火器を取替えた □ □ □

115 ☑ □ □ □ □ □ □ □

116 ☑ □ □ □ □ □ □ □

117 □ ☑消火器が所定の位置に無い

□ ☑ □消火器を所定の位置に戻す

□ □ □

118 ☑ □ □ □ □ □ □ □

1194.警報設備

☑ □ □ □ □ □ □ □

120 ☑ □ □ □ □ □ □ □

1215.避難設備

☑ □ □ □ □ □ □ □

1226.避難経路

□ ☑消防用進入用窓下に荷物が放置

□ ☑ □ 荷物を移動 □ □ □

1237.落下転倒

☑ □ □ □ □ □ □ □

124 □ ☑ 棚上段に工具箱有り □ ☑ □ 工具箱を下段に移動 □ □ □

125

(2)

1.EV・DW

☑ □ □ □ □ □ □ □

126 ☑ □ □ □ □ □ □ □

127 ☑ □ □ □ □ □ □ □

128 □ □ □ □ □ □ □ □

129 □ □ □ □ □ □ □ □

130 □ □ □ □ □ □ □ □

131 □ □ □ □ □ □ □ □

■法定点検(定期点検)チェックシート

点検日 点検周期 無 有 指摘事項経過観察

自己対応

修繕 対応内容今年度修繕

来年度修繕

大規模修繕

1 H30.1.10 1回/1年 ☑ □ □ □ □ □ □ □

2 H30.1.12 1回/1年 ☑ □ □ □ □ □ □ □

3 H30.1.12機器点検:1回/1年総合点検:1回/1年

☑ □ □ □ □ □ □ □

4 H30.1.10 1回/1年 □ ☑ ワイヤー取替 □ □ ☑ 業者と所管課に連絡 □ □ ☑ H30要望

5 □ □ □ □ □ □ □ □

6 □ □ □ □ □ □ □ □

7 □ □ □ □ □ □ □ □

8 □ □ □ □ □ □ □ □

9 □ □ □ □ □ □ □ □

10 □ □ □ □ □ □ □ □

11 □ □ □ □ □ □ □ □

≪自由記入欄≫

・漏水箇所が不明なため、今後、建物における異常個所の有無を注意深く確認していく。

・雨漏りのあとが増えているようなので、雨天時に建物内をまわり、雨漏りの確認をする必要がある。

※ 点検後はチェックシートを施設カルテに添付し、大規模修繕要望ヒアリング時に提出してください!

昇降機等

備考

点検項目 指摘内容

防火設備

消防用設備

建築設備

小荷物昇降機

点検項目

・消火器が適正な位置に設置されていない

・設備に腐食、破損、変形がみられる

・停止時に床面との段差がみられる

・異音等の異常がみられる

・消火設備が可動しない

・消火設備の使用期限が過ぎている。

・設備に腐食、破損、変形がみられる

・消火設備が障害物で作動を妨害されている

 消火器表示板が無い

・設備に腐食、破損、変形がみられる

・避難経路(出入口、廊下、避難はしご、救助袋等周囲)に、障害となるような物が置かれている

・家具や展示物等の転倒防止がされていない

・高い家具の上の物が落下する危険性がある

・扉に開閉不良がみられる

・警報設備が可動しない

チェック欄では記入できない問題点や、

後任者への引継事項等を記入してください

32

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【様式2】

■ 日常点検チェックシート ※ 2週間に1回、点検しましょう!

施設名称 点検日

点検者

種別

点検内容 無 有 不具合箇所経過観察

自己対応

修繕 対応内容

1 1 ・雨漏りが発生した箇所がある(未修繕箇所) □ □ □ □ □

2建物

・屋根葺材(瓦等)や附属物(アンテナ等)が、落下しそうな箇所がある

□ □ □ □ □

3・雨樋やルーフドレンに、落ち葉や泥やゴミ等の詰まり、雑草等の繁殖がみられる

□ □ □ □ □

4・タイルやモルタル等が、落下しそうな箇所がある

□ □ □ □ □

5・建具や窓格子等にガタツキ等があり、落下の危険性がみられる

□ □ □ □ □

6 ・ガラスにひび割れがみられる □ □ □ □ □

7・室内に危険個所(壁タイル・モルタルの浮き、床のササクレ等)がある

□ □ □ □ □

8 ・雨漏りや配管漏水のシミ、カビ等がみられる □ □ □ □ □

9 階段に危険個所(手すりのぐらつき等)がある □ □ □ □ □

10・建物周囲に、がけ崩れや地滑り、擁壁のひび割れ等の危険箇所がある

□ □ □ □ □

11・フェンスや塀、案内板等の附属物等の破損や植栽の枝の落下等の危険個所がある

□ □ □ □ □

12 ・門扉のレールに砂やゴミがたまっている □ □ □ □ □

13 ・設備から異常な音や異臭がする □ □ □ □ □

14 ・器具に埃がたまっている □ □ □ □ □

15・無理なタコ足配線をしていたり、コードを机等で踏んでいたりしている

□ □ □ □ □

16 ・設備に異音、異臭、施錠不良がみられる □ □ □ □ □

17・固定器具がはずれ、電線が垂れ下がっていたり、樹木に接触したりしている

□ □ □ □ □

18 ・水道の水に、臭いや色(錆水等)がある □ □ □ □ □

19 ・排水の流れが悪い、臭いがする □ □ □ □ □

20・他は乾いているのに、地面が常に濡れている箇所がある

□ □ □ □ □

21 ・水道使用量が異常に増加している □ □ □ □ □

22・各種設備に異音、異臭、漏水、詰り等の異常がみられる

□ □ □ □ □

23 ・ガス臭がする □ □ □ □ □

24・各種設備に破損、ぐらつき、異音等の異常がみられる

□ □ □ □ □

25 ・各種設備が障害物で作動を妨害されている □ □ □ □ □

26・各種設備に異音、異臭、破損、液漏れ、ぐらつき等の異常がみられる

□ □ □ □ □

27・避難経路(出入口、廊下、避難はしご、救助袋等周囲)に、障害物が置かれている

□ □ □ □ □

28 ・異音等の異常がみられる □ □ □ □ □

29 □ □ □ □ □

30 □ □ □ □ □

31 □ □ □ □ □

32 □ □ □ □ □

≪自由記入欄≫

1. 防火・消防  用設備

2.昇降機等

2.動力設備

備考部位

所管課

 5 その他設備

 2 敷地

 3 電気設備

 4 機械設備

1.給水・排水  設備

2.ガス設備

3.空調設備

1.弱電設備

施設管理者

番号

点検項目 点検結果

1.外構

点検後の対応

棟名称

2.外壁、軒裏

1.屋上、屋根(ベランダ、庇)

3.外部建具、  外部金物

4.室内

33

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【様式2】

■ 日常点検チェックシート ※ 2週間に1回、点検しましょう!

施設名称  文化会館 棟名称  本館等 点検日  平成31年 4月30日

 文化スポーツ課  (財)多治見市文化振興事業団 点検者  ●● ●●

種別

点検内容 無 有 不具合箇所経過観察

自己対応

修繕 対応内容

1 1 ・雨漏りが発生した箇所がある(未修繕箇所) ☑ □ □ □ □

2建物

・屋根葺材(瓦等)や附属物(アンテナ等)が、落下しそうな箇所がある

☑ □ □ □ □

3・雨樋やルーフドレンに、落ち葉や泥やゴミ等の詰まり、雑草等の繁殖がみられる

□ ☑倉庫棟の雨樋にて落ち葉が詰まり

□ ☑ □ 清掃

4・タイルやモルタル等が、落下しそうな箇所がある

□ ☑本館 南面 2階のひび割れ拡大

□ □ ☑ 業者と所管課に連絡 経過観察

5・建具や窓格子等にガタツキ等があり、落下の危険性がみられる

☑ □ □ □ □

6 ・ガラスにひび割れがみられる ☑ □ ☑ □ □

7・室内に危険個所(壁タイル・モルタルの浮き、床のササクレ等)がある

□ ☑2階男子トイレの壁タイルの浮き

□ ☑ □落下しそうなタイルを叩き落とした

8 ・雨漏りや配管漏水のシミ、カビ等がみられる □ ☑雨漏りあとのシミの広がりは無し

☑ □ □ 経過観察

9 階段に危険個所(手すりのぐらつき等)がある ☑ □ □ □ □

10・建物周囲に、がけ崩れや地滑り、擁壁のひび割れ等の危険箇所がある

☑ □ □ □ □

11・フェンスや塀、案内板等の附属物等の破損や植栽の枝の落下等の危険個所がある

☑ □ □ □ □

12 ・門扉のレールに砂やゴミがたまっている □ ☑ 門扉レールに砂 □ ☑ □ 清掃

13 ・設備から異常な音や異臭がする ☑ □ □ □ □

14 ・器具に埃がたまっている □ ☑ コンセントに埃 □ ☑ □ 清掃

15・無理なタコ足配線をしていたり、コードを机等で踏んでいたりしている

☑ □ □ □ □

16 ・設備に異音、異臭、施錠不良がみられる □ ☑ 受電設備にて異音 □ □ ☑ 業者に連絡

17・固定器具がはずれ、電線が垂れ下がっていたり、樹木に接触したりしている

□ ☑ 電線に枝が接触 □ □ ☑ 中電に連絡

18 ・水道の水に、臭いや色(錆水等)がある ☑ □ □ □ □

19 ・排水の流れが悪い、臭いがする ☑ □ □ □ □

20・他は乾いているのに、地面が常に濡れている箇所がある

□ ☑ □ □ ☑ 業者と所管課に連絡

21 ・水道使用量が異常に増加している □ ☑ □ □ ☑ 業者と所管課に連絡

22・各種設備に異音、異臭、漏水、詰り等の異常がみられる

□ ☑給水ポンプの異音は前回点検時の状態と変化無し

☑ □ □未修繕(H31修繕予定)

23 ・ガス臭がする ☑ □ □ □ □

24・各種設備に破損、ぐらつき、異音等の異常がみられる

☑ □ □ □ □

25 ・各種設備が障害物で作動を妨害されている □ ☑屋内消火栓の前に荷物が放置

□ ☑ □ 荷物を移動

26・各種設備に異音、異臭、破損、液漏れ、ぐらつき等の異常がみられる

☑ □ □ □ □

27・避難経路(出入口、廊下、避難はしご、救助袋等周囲)に、障害物が置かれている

☑ □ □ □ □

28 ・異音等の異常がみられる ☑ □ □ □ □

29 □ □ □ □ □

30 □ □ □ □ □

31 □ □ □ □ □

32 □ □ □ □ □

≪自由記入欄≫

・雨漏りのあとが増えているようなので、雨天時に建物内をまわり、雨漏りの確認をする必要がある。

所管課 施設管理者

番号

点検項目 点検結果

4.室内

 4 機械設備

1.給水・排水  設備

2.ガス設備

3.空調設備

備考部位

1.屋上、屋根(ベランダ、庇)

2.外壁、軒裏

3.外部建具、  外部金物

 5 その他設備

1. 防火・消防  用設備

2.昇降機等

 2 敷地

1.外構

 3 電気設備

1.弱電設備

2.動力設備

点検後の対応

日常点検は、棟毎にチェックシートを作成する必要はありません

複数棟ある場合は、必要に応じて棟名を記入してください

不具合が生じている「場所」と「状況」を

具体的に記入してください

なお、複数棟ある場合は、棟名も記入してくださ

経過観察及び未修繕箇所の場合、「不具合箇所」欄は

現状を具体的に記入してください

チェック欄では記入できない問題点や、

後任者への引継事項等を記入してください

経過観察及び未修繕箇所の場合、「不具合箇所」欄

経過観察及び未修繕箇所であっても、前回点検から劣化が進んだ場合は、「修繕」対応しましょう

記入例

定期点検時に「経過観察」

または「未修繕」にチェック

した項目は、備考欄に

その旨を記入してください

定期点検時、「未修繕」に

チェックした項目は、

備考欄に「修繕予定年」

を記入してください

34

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【様式3】

■ 緊急安全チェックシート (風水害時等)

棟名称

施設管理者 点検者

無 有 対応済 対応内容 無 有 修繕済 修繕(対応)内容※

1 建物 屋根 屋根材の飛散の危険性 □ □ □ □ □ □

2 建物 屋根 ドレン廻りや雨樋のつまり □ □ □ □ □ □

3 建物 外壁 外壁材の飛散の危険性 □ □ □ □ □ □

4 建物 外部壁に設置している附属物(機器、看板等)の落下の危険性

□ □ □ □ □ □

5 建物 内部 雨漏りの発生 □ □ □ □ □ □

6 建物 建具 窓ガラスのひび割れ・破損 □ □ □ □ □ □

7建物廻り

外構 排水溝や集水枡等のつまり □ □ □ □ □ □

8建物廻り

外構 植栽の倒木、枝落下の危険性 □ □ □ □ □ □

9建物廻り

外構建物周辺の備品等(よしず、バケツ等)の飛散の危険性

□ □ □ □ □ □

10 □ □ □ □ □ □

 ※ 被害が甚大な場合は、所管課へすぐに連絡してください。

備考災害発生前(警報等発令時) 災害発生後(警報等解除後)

施設名称 点検日

所管課

項目 部位 点検内容

点検項目

■ 緊急安全チェックシート (風水害時等)

文化会館 棟名称 本館等 平成31年9月15日

文化スポーツ課 施設管理者 (財)多治見市文化振興事業団 点検者 ●● ●●

無 有 対応済 対応内容 無 有 修繕済 修繕(対応)内容※

1 建物 屋根 屋根材の飛散の危険性 ☑ □ □ ☑ □ □

2 建物 屋根 ドレン廻りや雨樋のつまり □ □ ☑ 雨樋のゴミを取り除いた ☑ □ □

3 建物 外壁 外壁材の飛散の危険性 ☑ □ □ ☑ □ □

4 建物 外部壁に設置している附属物(機器、看板等)の落下の危険性

□ □ ☑ 看板をしまった □ ☑ □電線が垂れていたので、業者に連絡した

5 建物 内部 雨漏りの発生 ☑ □ □ □ ☑ □本館1階喫茶室にて雨漏り有り→業者と所管課に連絡

6 建物 建具 窓ガラスのひび割れ・破損 □ ☑ □本館棟 2階大会議室南側窓ガラスにヒビ有り

☑ □ □

7建物廻り

外構 排水溝や集水枡等のつまり □ □ ☑ 側溝のゴミを取り除いた ☑ □ □

8建物廻り

外構 植栽の倒木、枝落下の危険性 ☑ □ □ □ □ ☑植栽の枝が折れたので、撤去した

9建物廻り

外構建物周辺の備品等(よしず、バケツ等)の飛散の危険性

□ □ ☑バケツを建物内に仕舞った

□ □ □

10 □ □ □ □ □ □

 ※ 被害が甚大な場合は、所管課へすぐに連絡してください。

備考災害発生前(警報等発令時) 災害発生後(警報等解除後)項目 部位 点検内容

点検項目

施設名称 点検日

所管課

日常点検は、棟毎にチェックシートを作成する必要はありません

複数棟ある場合は、必要に応じて棟名を記入してください

記入例

35

Page 38: 公共施設点検マニュアル - Tajimi2 3.本マニュアルの使用方法 本マニュアルは「建物のある一般的な施設」を想定し、最低限必要な点検項目をまとめ

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Ⅴ.資 料

1.法定点検一覧表

※ 本表は主な法定点検であり、施設の用途、設備等の規模により、他にも必要な点検があります。

※ 法令等が改正されていることがありますので、必ず現行法令を確認してください。

※ 設備等によっては、設置時に届出が必要なものがあります。必ず確認してください。

点検項目 点検対象物 点検周期 点検内容 関係法令

建築物一般 ・特定建築物

・階数が 5 以上かつ

延べ面積が 1000 ㎡超

の事務所等の建築物

1 回/3 年 定期点検 建築基準法

第 12 条第 2 項

建築設備一般 1 回/1 年

定期点検 建築基準法

第 12 条第4項

防火設備

(防火扉等) 1 回/1 年

定期点検 建築基準法

第 12 条第4項

昇降機 ・エレベータ

・エスカレーター

・小荷物昇降機

・簡易リフト

1 回/1 年 定期点検 建築基準法

第 12 条第4項

1 回/1 年 性能検査 労働安全衛生法

第 41 条第 2 項

1 回/1 月 定期自主検査 労働安全衛生法

第 45 条第 1 項

ボイラー

圧力容器

・ボイラー(小型除く)

・第一種圧力容器 1 回/1 年

性能検査 労働安全衛生法

第 41 条第 2 項

1 回/1 月 定期自主検査 労働安全衛生法

第 45 条第 1 項

・小型ボイラー

・第二種圧力容器

・小型圧力容器

1 回/1 年

定期自主検査 労働安全衛生法

第 45 条第 1 項

自家用電気

工作物

・高圧受配電設備

・低圧負荷設備

・自家発電設備 等

保安規定

による周期

保安規定による

自主定期点検

電気事業法

第 42 条、43 条

給水設備 ・簡易専用水道

(受水槽、高架水槽等) 1 回/1 年

水槽の清掃

管理状況の検査

水質検査 等

水道法 第 34 条の2

第 1 項、2 項

浄化槽 ・浄化槽

・みなし浄化槽 1 回/1 年

定期検査

(水質検査)

浄化槽法 第9条

処理方式、

人槽による

保守点検 浄化槽法 第 8 条、

第10条 第1項、3項

処理方式

による

清掃 浄化槽法 第9条、

第10条 第1項、3項

消防用設備 ・消防用設備

(消火設備、警報設備、

避難設備、非常電源 等)

1 回/6 月 機器点検 消防法

第 17 条の3の3 1 回/1 年 総合点検

防火対象物 ・防火対象物 1 回/1 年

点検基準の適合

性の点検

消防法

第 8 条の 2 の 2

危険物の貯蔵

施設

・危険物一般取扱所

・地下タンク貯蔵所 1 回/1 年

定期点検

(技術上の基準

の適合)

消防法

第 14 条の 3 の 2

危険物の規制に関する

政令及び規則

・地下タンク等 1 回/1 年

(1回/3年)

定期点検

(漏れ点検)

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37

点検項目 点検対象物 点検周期 点検内容 関係法令

特定建築物

(ビル管理法)

・飲料水 1 回/1 年

1 回/6 月

(検査項目

による)

水質検査 建築物における衛生的

環境の確保に関する法

律(ビル管理法)

第 4 条

1 回/1 週 遊離残留塩素

検査

1 回/1 年 貯水槽の清掃

・雑用水

(水道水使用の場合は

対象外)

1 回/1 週

1 回/2 月

(検査項目

による)

水質検査

1 回/1 週 遊離残留塩素

検査

・排水設備 1 回/6 月

排水設備の清掃

・空調設備 1 回/2 月

室内空気環境

測定

1 回/1 月 空調設備類の

汚れの点検

1 回/1 年 空調設備類清掃

・清掃 1 回/6 月 大掃除

ねずみ、昆虫等(害虫) 1 回/6 月

害虫の発生

調査、駆除

事務所

(建築物または

その一部で、事

務作業に従事

する労働者が

主として使用

するもの)

・機械換気設備 1 回/2 月

新設・修理時

異常の有無の

点検

労働安全衛生法

第65条

事務所衛生基準規則

・空調設備 1 回/2 月

室内空気環境

測定

1 回/1 月 空調設備類の

汚れの点検

1 回/1 年 空調設備類清掃

・建築、大規模修繕、大規

模模様替(建築等)を行っ

た労働者を常時就業させ

る室

1回

(建築等の完

了後、使用開

始日以後最

初に到来す

る6/1~9

/30の期間

に測定)

ホルムアルデヒ

ド量の測定

・照明設備 1 回/6 月

照明設備の点検

(照度測定等)

・清掃 1 回/6 月 大掃除

・ねずみ、昆虫等(害虫) 1 回/6 月

害虫等の発生

調査、駆除

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38

点検項目 点検対象物 点検周期 点検内容 関係法令

ガス設備 ・都市ガス 1 回/40 月

技術上の基準適

合の調査

ガス事業法

第 40 条の2

・液化石油ガス

(LP ガス) 設備の種類

による

技術上の基準適

合の点検

液化石油ガスの保安の

確保及び取引の適正化

に関する法律 第 27 条

冷媒にフロン

類を使用する

業務用機器

・空調機器

・冷蔵機器

・冷凍機器 等

1 回/3 月 簡易点検

(外観確認等)

フロン類の使用の合理

化及び管理の適正化に

関する法律 第 16 条 1 回/1 年

1 回/3 年

(機器の種類

による)

定期点検

(外観、冷媒等

漏えい検査)

省エネ建築物

及び建築設備

新築、増築、改築時に省エ

ネ法の規定による届出を

行ったもの 1 回/3 年

省エネ措置の維

持保全状況の定

期報告

省エネルギーの使用の

合理化等に関する法律

(省エネ法)

第 75 条、第 75 条の2

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公共施設点検マニュアル

平成30(2018)年1月

多治見市企画部企画防災課公共施設管理室