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120191215日(日) 511昭和52年10月1日 第三種郵便物認可 ( 発行所 日本室内装飾事業協同組合連合会 Japan Interior Decoration Association (JIDA) 〒105-0003 東京都港区西新橋3-6-2 西新橋企画ビル8F Tel(03)3431-2775 Fax(03)3431-4667 月刊●毎月15日発行●講読料 年間2,4001部20012 月号 2019/令和元年 No.  511 11 12 調調調10 10 30 調日装連理事・全国組合理事長会を開催 重要3テーマの状況を報告 2講演会「建設分野の特定技能 外国人の受入れについて」 3コラム 防炎品で暮らしに安心を⑨ 4技能検定「化粧フィルム」受験 者数・合格者数一覧 北から南からクローズアップ 福岡組合 8最前線探訪 41 兵庫県室内装飾事業協同組合 小坂田理事長の挨拶 講演会の模様 調明日への提言 11 12 調49 調調70 30 調40 42

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Page 1: 重要3テーマの状況を報告重要3テーマの状況を報告 主なニュース 2面 講演会「建設分野の特定技能 外国人の受入れについて」 3面 コラム

日 装 連 新 聞(1) 2019年12月15日(日) 第511号昭和52年10月1日第三種郵便物認可( )

発行所日本室内装飾事業協同組合連合会 Japan Interior Decoration Association ( JIDA)

〒105-0003東京都港区西新橋3-6-2 西新橋企画ビル8FTel(03)3431-2775 Fax(03)3431-4667月刊●毎月15日発行●講読料 年間2,400円 1部200円

12月号 2019/令和元年 No.  511

 

日装連は、さる11月12

日、東京ベイ有明ワシン

トンホテルにて、日装連

理事と全国の組合理事長

が集結する「日装連理

事・全国組合理事長会」、

および講演会、懇親会を

開催した。

 「日装連理事・全国組

合理事長会」は、通常総

会と同様に全国から各都

道府県の理事長が一堂に

会する重要な会合で、「日

装連中間期決算報告」を

はじめ、現在日装連が取

り組む重要テーマに関す

る状況報告が行われる。

 

今回テーマとなったの

は、「建設キャリアアッ

プシステムの概要、登録

方法等について」、「日装

連実態調査報告」、「日装

連ID資格の厚労大臣認

定の進捗状況について」

の3点である。

 

まず「建設キャリアア

ップシステムの概要、登

録方法等について」は、

同システムの運営主体で

ある一般財団法人建設業

振興基金の建設キャリア

アップ事業本部普及促進

部普及促進課・鮫島優課

長代理をお招きし、講演

していただいた。

 「建設キャリアアプシ

ステム」は、技能者不足

が深刻化する中、技能者

の能力や経験を可視化す

ることで処遇改善につな

げ、担い手確保を進めて

いこうという主旨で今年

4月に本運用をスタート

したもの。講演では同シ

ステムの主旨や概要、具

体的な登録方法まで詳し

く解説した。

 

次に「日装連実態調査

報告」は、総務委員会担

当副理事長の関山豊光副

理事長が行った。

 「日装連実態調査」は、

昨年10月に日装連として

はじめて実施したもので、

2度の総務委員会WGを

経て、10月1日には各委

員会の委員長出席のもと

により深い分析を実施、

その結果の詳細が報告さ

れた。関山副理事長は、

全30問におよぶ質問事項

に関する回答結果を紹介

するとともに、その結果

から導かれる今後の課題

や方向性などの見解を述

べた。

 

なお実態調査結果は組

合別にもまとめられ資料

として配布された。

 

最後に「日装連ID資

格の厚労大臣認定の進捗

日装連理事・全国組合理事長会を開催

重要3テーマの状況を報告

主 な ニ ュ ー ス

2面 講演会「建設分野の特定技能外国人の受入れについて」

3面 コラム  防炎品で暮らしに安心を⑨

4面 技能検定「化粧フィルム」受験者数・合格者数一覧北から南からクローズアップ 福岡組合

8面 最前線探訪 41 兵庫県室内装飾事業協同組合

小坂田理事長の挨拶

講演会の模様

状況について」は、日装

連ID・教育資格委員会

の小林克己委員長が報告

した。現在、日装連イン

テリアデコレーターの厚

生労働大臣認定資格化の

実現に向けて試験制度の

再構築を実行中で、その

具体案や進行状況などの

報告が行われた。

 

小坂田理事長は冒頭の

挨拶で、「建設キャリア

アップシステムへの取り

組み、登録基幹技能者の

増員、技能検定『化粧フ

ィルム工事作業』の充

実、日装連IDの厚労大

臣認定資格化、組合員実

態調査から見えた課題の

実戦、防炎商品の一般ユ

ーザーへのPR、日装連

ホームページの改革、外

国人材受入体制の明確

化、日リ協の『住宅リフ

ォーム事業者団体』への

登録、青年部次世代層へ

の積極的な働きかけなど

さまざまな課題に成果を

出していく覚悟です。今

後ともご支援をお願いし

ます」と力強く語った。

 

なお終了後は、一般財

団法人建設技能人材機構

(JAC)管理部長の江

口大暁氏による「建設分

野の特定技能外国人の受

入れについて」と題した

講演会が行われた。

明日への提言 

さる11月12日、日装連の全国組

合理事長会が東京・有明で開催さ

れ、日装連の中間決算報告や、建

設キャリアアップシステムの登録

方法、また日装連の実態調査報

告・ID資格厚労大臣認定の進捗

状況等の説明が行われた。

 

その中で総務委員会がはじめて

アンケートをもとに取りまとめた

全国49都道府県単組の実態調査の

報告が目を引いた。その調査結果

によると、全国の組合員数が約5

300社を超えるとのこと。企業

形態、企業規模、事業内容、工事

請負形態、年商等々は多種多様だ

が、企業規模から推測すれば、中・

小・零細企業に属することが明確

となった。特に全体の70%が一

次・二次・三次の下請け企業形態

であり、元請け形態の企業は30%

に満たないことが分かった。

 

その調査結果を踏まえて現状を

把握してみた。現況は、担い手三

法案、働き方改革法案、消費税増

税法案が成立し、人手不足の中、

社員や現場労働者の残業を制限

し、建築物の品質向上を図り、賃

金アップを行うなど社員や現場労

働者の処遇改善を実現しなければ

ならない厳しい現実を突きつけら

れている。社会的問題として報道

されていることもあって少しずつ

意識していたわけだが労働者や社

員の処遇改善に向けて、生産性と

収益をどのようにマッチさせてい

けばいいのか、効果的な策が浮か

ばなかったというのが経営者の本

音ではないかと思う。

 

しかし、法施行が迫っているこ

とから事業者の決断が迫られてい

る。また一方では「建設キャリア

アップシステム」の導入が始ま

り、技能者の経験がカードに蓄積

される仕組みが構築され、評価に

応じた処遇改善を目指す仕組みと

なり、事業者も技能者もシステム

への登録が必要となった。

 

目まぐるしい程の変化に対応し

ていかないと立ち遅れてしまい、

経営に支障をきたすことになりそ

うである。

 

先日、某テレビ局の番組で、「日

本の成長戦略」と言うテーマの中

である経済学者がショッキングな

発言をした。紹介すると「全国に

中小企業が357万社あるが、40

年後には160万社に減少する可

能性がある」とのこと。少子化に

よって生産人口が42%減少すると

考えた場合に、中小企業の数がこ

のままとは考えにくいとの理由で

ある。また180万社は後継者が

いないことから企業の合併が起き

ることが予想されると言うことで

あった。さらに、人の手間に頼っ

ている企業は消える可能性があり、

生産性を上げるためには最先端技

術の開発も必要だが中小零細企業

にとっては資金的に難しいという。

学者の発言通りに成るとは思わな

いが、まったく的外れの発言でも

ないだろう。

 

私たちは、いつの時代も多くの

課題を乗り越えてきているから、

自信をもって難題に立ち向かって

行きたいものだが、現況を理解し

ながら新時代にマッチした経営戦

略を求めていきたい。

現況の把握から

未来の経営を考える

防炎・施工管理委員長 細野呼(

こゆう)攸

Page 2: 重要3テーマの状況を報告重要3テーマの状況を報告 主なニュース 2面 講演会「建設分野の特定技能 外国人の受入れについて」 3面 コラム

日 装 連 新 聞 (2)第511号 2019年12月15日(日)昭和52年10月1日第三種郵便物認可( )

 

昨年秋の臨時国会にお

いて、特定分野の現場で

人材を確保していくこと

が難しいため、その特定

分野の現場で外国人を労

働者として受け入れてい

くという内容を柱とする

改正入管法が成立しまし

た。この改正入管法につ

いては、人手不足対策待

ったなしという考え方で

今年の4月1日から施行

されたと私は理解してお

ります。一方で制度を周

知する十分な期間がなか

ったことから、なかなか

理解が進んでいないのが

現状であります。この場

をお借りして、建設分野

における特定技能外国人

の受け入れについてお話

しさせていただきたいと

思います。

 

まず、我々の建設、その

他として介護、宿泊、農業、

外食などの14分野に限っ

て、外国人を特定技能外

国人とし労働者として受

け入れていく。これが昨

年12月に成立した改正入

管法の主な内容です。

 

どのようなビザで入国

するのかというと、一つ

は特定技能1号です。在

留期間は通算で5年、家

族の帯同は不可となりま

す。その上に位置づけら

れるのが特定技能2号と

いうビザです。特定技能

2号のポイントは在留期

間に定めがなく、更新の

手続きを行い、問題がな

ければずっと日本に在留

することができます。ま

た家族の帯同については

配偶者と子供に限って認

められております。

 

この特定技能2号は造

船と建設の2分野だけに

限定されています。

 

ここから建設分野に特

化して話を進めます。

 

平成31年3月31日まで

の状況ですが、技能実習

2号は3年、技能実習3

号なら5年の在留期間が

認められています。

 

また、技能実習を修了

された方で、引き続き在

留して国土交通省の外国

人建設就労者事業でご活

躍されている就労者の方

には特定活動というビザ

が出ております。この制

度は東京オリンピック・

パラリンピックの建設需

要に対して万全を期すと

いう趣旨から2022年

度までの時限措置として

技能実習を修了された方

に引き続き在留して就労

者としてご活躍いただく

という制度です。

 

ここに今年4月1日以

降、新たに特定技能外国

人制度が設けられました。

 

このビザを受けるため

には、我々JACが行い

ます海外での技能試験

(技能検定3級レベル)

と国際交流基金等が行い

ます日本語試験(N4レ

ベル等)の両方に合格す

る必要があります。

 

内装仕上げについて

は、我々JACは日装連

と協力して来年3月にベ

トナムで技能試験を行う

ことを前提に各種準備を

行っております。

 

特定技能1号で通算5

年の在留期間を満了する

と多くの方はご帰国にな

ると思います。しかし、

一定の要件を満たす外国

人の技能者については引

き続き在留してご活躍い

ただけるステージが用意

されております。具体的

には、技能検定1級、ま

たはJACが将来行いま

す技能検定1級相当の技

能試験に合格しているこ

と。それに加えて一定の

班長経験がある熟練した

外国人については、再度

入国審査を受けて、特定

技能2号のビザが発給さ

れます。

 

内装仕上げは技能実習

の職種の一つでありま

す。この制度では、技能

実習2号または3号の修

了者については、海外で

の技能試験と日本語試験

に合格したとみなして試

験免除となります。つま

り、一定の手続きをとれ

ば試験免除で特定技能1

号のビザが出るのです。

当面はこのルートでの人

数が圧倒的に多くなると

私は考えております。

 

特定活動については、

この方たちはすでに技能

実習2号、または3号を

修了しているので試験免

除で特定技能1号のビザ

が出ます。

 

とはいえ、技能実習を

修了すれば、どのような

職種もすべて特定技能1

号になれるということで

はありません。あくまで

海外で技能試験を行う職

種に限って、技能実習2

号または3号の修了者に

ついては試験免除となり

ます。内装仕上げについ

ては、我々JACは日装

連と協力して来年3月に

ベトナムで技能試験を行

うことを前提に各種準備

を行っておりますので、

この4月1日から技能実

習を修了すれば、試験免

除で特定技能1号になる

ことができます。ご安心

ください。

 

さて、特定技能の対象

となっている14分野のう

ち、建設分野ついては特

徴的な取り組みが2つあ

ります。1つ目は、特定

技能外国人と雇用契約を

結ぶ受入企業は受入計画

を作成して、国土交通大

臣に認定申請を出し、認

定を受ける必要がありま

す。2つ目は、受入企業

はJACに直接または間

接的にJACに加入いた

だく必要があります。こ

こにいらっしゃる日装連

の方々はご心配ありませ

ん。日装連がJACに直

接加入されておりますの

で、皆様はJACに間接

的に加入していることに

なります。

 

国土交通大臣の受入計

画の認定基準の主なもの

は6つと言われておりま

す。①建設業許可を持っ

ていること、②建設キャ

リアアップシステムに登

録していること、③JA

Cに加入していること、

④日本人と同一技能であ

れば同一賃金であるこ

と、日給月給ではなく月

給制であること、スキル

アップしたら昇給させる

こと、⑤重要事項は母国

語で説明すること、⑥国

土交通省、JACがFI

TSに委託して行う巡回

指導を受け入れること、

という6つであります。

 

次に手続きにかかる時

間ですが、国土交通省の

受入計画の審査に約2カ

月、出入国在留管理庁の

入国審査に約2カ月、計

4カ月かかると思って計

画的な準備をされること

が賢明かと思います。例

えば、技能実習満了後に

特定技能に切り替える場

合、国土交通省は技能実

習の満了予定日の半年前

から受入計画を受け付け

ると言っております。つ

いては、技能実習の満了

予定日の半年前に各種書

類の準備に着手するので

はなく、半年前には国土

交通省に受入計画を提出

されるようお願いします。

 

また受入負担金につい

てですが、「試験免除者」

は1万2500円/月額、

「試験合格者」2万500

0円/月額、「試験合格者

(試験のみ)」1万500

0円/月額となります。

毎月JACから日装連に

請求し、日装連から何ら

かの方法で受入企業に請

求される形となります。

 

JACでは外国での技

能試験、その前に行う技

能訓練、受入企業への外

国人の就職斡旋、特定技

能外国人への転職支援、

受入企業への巡回指導な

どを行う関係上、一定の

費用が発生してしまうこ

とをご理解いただきたい

と思います。

 

最後に、実際に受け入れ

を希望する企業が主にす

べきことをご説明します。

 

まず正会員団体(日装

連)に対して会員証明書

の発行を申請します。

 

次に受入計画書を作成

し国交省に申請します。

計画書のフォーマットは

インターネットでダウン

ロードできます。

 

その次に外国人支援計

画を作成し、地方出入国

在留管理局に申請すると

いう流れになります。

 

この特定技能外国人受

入事業について正しくご

理解いただき、賢く活用

することで、それぞれの

企業の人材確保の一助と

していただければ幸いです。

 

日装連青年部・次世代

委員会(岡山隆昭委員

長)は、11月13日、東京

ビッグサイト会議室にて

青年部・次世代全国代表

者会議を開催した。

 

同会議は、青年部の在

り方や方向性を討議する

場として企画されたもの

で、全国30組合の青年

部、あるいは青年部設立

を目指す組合関係者など

約50名が参加した。

 

第1部では、日装連事

業報告として、「日装連

ID社内認定制度」(日

装連・山﨑正通顧問)、

「日装連リフォーム推進

協議会について」(日リ

協・渡邊英和事業本部

長)、「特定技能外国人材

について」(JAC・東

郷清次郎氏)の3事業の

経過報告が行われた。

 

続く第2部にて、青年

部の今後の在り方につい

ての討議を実施、まず先

進事例として埼玉、長

野、大阪、和歌山、広島、

福岡の青年部が事例発表

を行った。その話を受け

る形でテーブルディスカ

ッションを実施、ランダ

ムに分かれたテーブルで

今後の青年部の方向性を

討議した。最後に各テー

ブルの代表者がグループ

ごとの結論を発表した。

 

終了後は情報交換会

(懇親会)を実施、活発

な情報交換が行われた。

経済産業省製造産業局生活製品課課長

杉浦宏美 氏国土交通省

土地・建設産業局局長

青木由行 氏自由民主党参議院議員

三宅伸吾 氏公明党衆議院議員

佐藤英道 氏自由民主党衆議院議員

石破 茂 氏

中締めヤヨイ化学販売株式会社代表取締役社長

二口真氏 氏

乾杯公益財団法人日本防炎協会

理事長

鷺坂長美 氏一般財団法人建設業振興基金

理事長

佐々木基 氏厚生労働省

人材開発統括官主任職業能力検定官

成毛 節 氏

来賓ご紹介

懇親会

講演会(要旨) 建設分野の特定技能外国人の受入れについて

一般社団法人建設技能人材機構(JAC)

管理部長 江口大暁氏

青年部・次世代全国代表者会議を開催

今後の方向性を熱く討議

 

日装連理事・全国組合理事長会、

および講演会終了後には、国会議員、

官庁関係者、関連団体、メーカー関

係者を招き懇親会を行った。

 

懇親会に先立ち来賓を代表して、

石破茂衆議院議員(自民党)、佐藤英

道衆議院議員(公明党)、三宅伸吾参

議院議員(自民党)をはじめ、国土交通

省、経済産業省、厚生労働省、一般

財団法人建設業振興基金など関係省

庁、関連団体の代表者からご挨拶を

いただいた。その後、公益財団法人

日本防炎協会・鷺坂長美理事長より

乾杯のご発声をいただき、ヤヨイ化

学販売㈱二口真社長が中締めを務めた。

Page 3: 重要3テーマの状況を報告重要3テーマの状況を報告 主なニュース 2面 講演会「建設分野の特定技能 外国人の受入れについて」 3面 コラム

日 装 連 新 聞(3) 2019年12月15日(日) 第511号昭和52年10月1日第三種郵便物認可( )

 

公益財団法人日本防炎

協会(鷺坂長美理事長)

は、11月21日、明治記念

館にて令和元年度防炎関

係者表彰の表彰式を執り

行った。

 

防炎関係者表彰は、長

年にわたり防炎品の品質

確保、普及に努め、地域

社会に安心・安全の確保

に貢献するなど防炎関係

の発展に多大な貢献をし

た功労者を表彰するもの

で、今年は野口義明氏(山

形組合理事長)、藤間健

史氏(千葉組合理事長)、

中村武久氏(三重組合理

事長)、竹内剛氏(広島

組合理事長)、月野瑛史

氏(鹿児島組合理事長の

5名が表彰された。

 

表彰式の後は、祝賀会

を盛大に行った。

令和元年度防炎関係者表彰

日装連から5名表彰

左から月野氏、中村氏、藤間氏、野口氏(竹内氏は表彰式欠席)

 

令和元年度「現代の名

工」に選出された富山組

合の川口衛氏(前号にて

お名前の表記に誤りがあ

りました。お詫びして訂

正いたします)が、11月

11日、リーガロイヤルホ

テル東京にて開催された

表彰式に出席した。

 

今年「現代の名工」に

選ばれたのは148名。

川口氏は室内装飾工の代

表として表彰された。

 

39年間にわたり壁紙と

床をトータルで施工する

技能者として活躍した川

口氏は、「素晴らしい賞

をいただき身の引き締ま

る思いです。職人が少な

くなる中、今後は後進の

育成に力を注いでいきま

す。また一生懸命がんば

っていけば、こうして認

められるということも伝

えていきたいと思ってい

ます」語った。

現代の名工 川口

衛氏

「卓越した技能者」表彰式に出席

一般社団法人日装連リフォーム推進協議会(略称:日リ協)http://www.nichirikyo.com

TEL:0120-970-133 FAX:03-6721-5389 E-mail:info@nichir ikyo.com

事務局までお問い合わせは

新会員を募集しています!

国土交通大臣登録の「住宅リフォーム事業者団体」をめざします

表彰式の様子

防ボウエン炎品で暮らしに安心を⑨

防炎ラベルおよび防炎物品の管理は正確・厳重に

公益財団法人 

日本防炎協会

防炎コラム

 

防炎ラベルは法令によ

って登録表示者が責任を

もって表示するものです。

 

このため防炎ラベルの

受け払いは正確に記録し

ておく必要があります。

仮に防炎ラベルがついた

品物が燃えるという事故

が起きたときに、責任の

所在を調査・追及するた

めには、ラベルがどの品

物に何枚使われたのかと

いう記録がなければなり

ません。

 

防炎ラベルの交付を受

ける際には、必ず防炎材

料(原反)の試験番号を

確認し、「防炎ラベル交

付申請書」に記入し申請

してください。

 

また、毎月の使用状況

を「防炎ラベル等使用報

告書」にて所属組合へ提

出するようお願いしま

す。そしてラベルの管理

に加えて防炎物品の現物

の仕入と販売等の管理も

重要となりますので、「防

炎物品の受入管理及び払

出管理記録簿」による記

録保持もお願いします。

●法令 消防庁告示第9

号 (平成16年5月31

日改正)

 

防炎性能を有する生地

その他の材料からカーテ

ンその他の防炎対象物品

を縫製する者、防炎性能

を有するじゅうたん等を

施工する者は~(中略)

~防炎物品の受入管理及

び払出管理の方法を定め

ていなければならない。

●(公財)日本防炎協会 

防炎ラベル等取扱い及

び品質管理に関する規

程 第5条

 

2 

防炎ラベル等の交

付を受けた者は、防炎ラ

ベル等について管理責任

者を定め~(中略)~防

炎ラベル等受払記録簿に

記録をさせるとともに、

毎月の使用状況を防炎ラ

ベル等使用報告書により

報告するものとする。

 

4 

協会は、登録表示

者等の防炎ラベル等の管

理状況について関係者の

承諾を得て調査すること

ができる。

防炎ラベル関係書式

防炎ラベル交付申請書(記入例)R〇〇年〇月〇日

 公益財団法人 日本防炎協会理事長殿申請者〒〇〇〇 - 〇〇〇〇 住所 東京都○○区○○〇 〇 - 〇 - 〇氏名(法人の場合は、名称及び代表者氏名)  ㈱△△△△インテリア 代表 〇 〇 〇 〇   印

   担当者 × × × ×   TEL 〇〇 - 〇〇〇〇 - 〇〇〇〇   FAX ○○ - 〇〇〇〇 - 〇〇〇〇

防炎ラベル等取扱い及び品質管理に関する規程に基づき、次のとおり防炎ラベルの交付を申請します。

登録者番号 E ― 〇 ― 〇 〇 〇 〇 〇

試験番号防炎物品

枚数防炎じゅうたん等

枚数 施工の現場名と現場所在地名称 ラベルの種類 商品名 ( 銘柄) ラベル

の種類

E1 ○○○○○○カーテン

暗幕どん帳

舞台幕

イロハニ ○○○○○施工用

裁断縫製1

4 ホテル△△

 東京都○○○○○○

カーテン

暗幕どん帳

舞台幕

イロハニ施工用

裁断縫製1

カーテン

暗幕どん帳

舞台幕

イロハニ施工用

裁断縫製1

カーテン

暗幕どん帳

舞台幕

イロハニ施工用

裁断縫製1

カーテン

暗幕どん帳

舞台幕

イロハニ施工用

裁断縫製1

  注1 この用紙の大きさは、日本産業規格 A4 とすること。   ※必要事項を記入し、「防炎物品の名称」「ラベルの種類」の該当するものに〇印を付けて下さい。  注2 JIS 難燃表示品とは、消防法に定める指定表示の指定を受けた日本産業規格の適合品をいう。

E1******

材料ラベ

交付ラベル

E -◯-◯◯◯◯◯

名称 書類提出先 保管期間防炎ラベル交付申請書 1 枚 目 は 申 請 者 が 保 管 し、

2 枚目の控は所属組合に提出申請者・所属組合 ともに 10 年間保管防炎ラベル等使用報告書 ※1)

防炎物品の受入管理及び払出管理記録簿 ※2)

※1)カーテン・その他用、じゅうたん等用の 2 種類あります。該当するラベルの報告書をご使用ください。※2)「防炎物品の受入管理及び払出管理記録簿」は日装連ホームページよりダウンロード可能です。

防炎ラベル等使用報告書 (記入例) 公益財団法人 日本防炎協会理事長殿 R〇〇年〇月〇日

報告者〒〇〇〇 - 〇〇〇〇 住所 東京都○○区○○〇 〇 - 〇 - 〇氏名(法人の場合は、名称及び代表者氏名) 担当者 × × × ×  ㈱△△△△インテリア TEL 〇〇 - 〇〇〇〇 - 〇〇〇〇 代表 〇 〇 〇 〇      印 FAX ○○ - 〇〇〇〇 - 〇〇〇〇登録番号 E ― 〇 ― 〇 〇 〇 〇 〇

防炎ラベル等取扱い及び品質管理に関する規程に基づき、次のとおり 〇月の防炎ラベル使用状況を報告します。

防炎物品の種類 ラベルの種類 月 日 試験番号 受 入 使 用 残 高 物品の納入先

じゅうたん等施工用

裁断縫製1

〇月〇日 E1 ○○○○○○ 15 10 5  ホテル△△

じゅうたん等施工用

裁断縫製1

じゅうたん等施工用

裁断縫製1

インテリア・TORI・KAERU

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日 装 連 新 聞 (4)第511号 2019年12月15日(日)昭和52年10月1日第三種郵便物認可( )

として大分組合の清松英

哲理事長が挨拶、福岡組

合の上尾友輔専務理事の

進行で進められた。

 

まず日装連報告として、

関山副理事長から「日装

連実態調査」の分析結果、

技能検定「化粧フィルム

工事作業」の実施状況、

特定技能外国人材受入事

業などが報告された。

 

その中で特に重要な議

題としてあがったのが技

能検定「化粧フィルム工

事作業」の実施状況であ

る。今年で第2回目の実

施となったが、全国的に

受検者数が減少するなど

課題を残す結果となった。

その中で九州ブロックの

受検者数は堅調で、その

要因として日頃のPR活

動に加え、各県の職業能

力開発協会との意思疎通

の重要性が語られた。

 

また和田日リ協理事か

らは当面の目標である会

員数300社を目指した

取り組みが報告された。

 

その後、各県の事業活

動報告が行われ、さらに

沖縄県青年部との取り組

みも協議、前向きに進め

ていく方針が示された。

 

終了後は懇親会が行わ

れ親交を深めた。

 

日装連、全室協、ジェ

イシフの3団体で運営す

る登録内装仕上工事基幹

技能者推進協議会は、登

録内装仕上工事基幹技能

者講習の宮城会場を11月

26日~28日に仙台卸商セ

ンターにて、鹿児島会場

を12月11日~13日に鹿児

島県産業会館にて開催し

た。

 

宮城会場の受講者は52

名(うち日装連7名)、

鹿児島会場の受講者は22

名(うち日装連3名)だ

った。合否判定は12月18

日開催予定の登録基幹技

能者試験・講習委員会に

て行う。

 

なお鹿児島会場にて今

年の全日程が終了した。

 

福岡県室内装飾事業協

同組合(村上浩二理事

長)・青年部(吉本祐治

会長)は、さる10月9日

~11日の3日間、福岡県

福岡市内の福祉型障がい

児入所施設「若久緑園」

の床工事を行うボランテ

ィア活動を実施した。

 「若久緑園」は、3~

18歳の男女約80名の子供

たちが学校に通いながら

生活する施設。高校卒業

と同時に新たなステージ

に立つことになり、それ

まで社会で必要

な知識や礼儀な

どを身につける

支援を行ってい

る。

 

福岡組合で

は、関山前理事

長(現日装連副

理事長)の紹介

で3年前から同

施設の支援を実

施、ボランティ

アにて内装工事

を行っている。

 

3回目となる今年は、

サンゲツから材料の提供

をいただき、床工事を行

った(施工=㈱平山、㈱

サンキ装工)。

 

福岡組合では、最後ま

で責任をもって支援を行

い、施設をきれいにリフ

ォームするとのことだ。

 

日装連新聞11月におい

て、技能検定「化粧フィ

ルム工事作業」の各都道

府県組合の受検者数、合

格者数、合格率を一覧表

で掲載した。

 

今号では、日装連関連

以外も含めたトータルの

受検者数、合格者数、合

格率を調査(日装連事務

局調べ)し、一覧表にま

とめたので、改めて掲載

する。

 

日装連九州ブロック会

が、11月28日にホテル日

航大分オアシスタワーに

て開催、日装連から関山

豊光副理事長、西浦光相

談役、日リ協として和田

則雄理事が出席した。

 

会議は九州ブロックの

村上浩二会長(福岡組合

理事長)、および開催県

12月

18日 

登録基幹技能者試

験・講習合同、テキス

ト編纂委員会

19日 

日ID特別委員会

27日 

仕事納め

2020年1月

6日 

仕事始め

20日 

日ID特別委員会

2月

5日 

試験問題作成委員

会14日 

常任理事会

3月

13日 

常任理事会

5月

15日 

常任理事会

同日 

第211回理事会

6月

5日 

第54回通常総会

7月

3日 

常任理事会

同日 

第212回理事会

11月

10日 

常任理事会・第2

13回理事会・日装連

理事・全国組合理事長

日装連行事

宮城会場

鹿児島会場

北から南からクローズアップ

技能検定「化粧フィルム工事作業」

各県での取組内容を情報交換九州ブロック会

福祉施設「若久緑園」でボランティア活動福岡組合・青年部

登録内装仕上工事基幹技能者講習

宮城・鹿児島会場にて開催

都道府県別受検者数・合格者数一覧

技能検定「化粧フィルム工事作業」

化粧フィルム工事作業 都道府県別の実施状況(日装連事務局調べ)1 級 2 級

都道府県

受検申請者

日装連

受検申請者

合格者

合格率(%)

日装連

合格者

日装連

合格率(%)

受検申請者

日装連

受検申請者

合格者

合格率

日装連

合格者

日装連

合格率(%)

北海道 8 8 3 38.0 3 38 0 0 0 0.0 0 青森県 11 6 6 55.0 4 67 5 4 4 80.0 3 75岩手県 8 1 0 0.0 0 0 0 0 0 0.0 0 宮城県 6 1 1 17.0 0 0 3 0 0 0.0 0 秋田県 1 1 0 0.0 0 0 2 2 2 100.0 2 100山形県 5 1 1 20.0 0 0 2 1 1 50.0 1 100福島県 3 3 2 67.0 2 67 0 0 0 0.0 0 茨城県 3 1 1 33.0 1 100 1 0 0 0.0 0 栃木県 2 1 0 0.0 0 0 2 1 0 0.0 0 0群馬県 8 6 5 62.0 4 67 3 3 3 100.0 3 100埼玉県 5 4 2 40.0 2 50 0 0 0 0.0 0 千葉県 6 5 83.0 0 0 0.0

東京都 29 *7 **5 13 45.0 *3

**5*43

**100 5 3 0 2 40.0 1

0 33

神奈川県 4 1 2 50.0 1 100 1 0 1 100.0 0 新潟県 7 1 6 86.0 0 0 0 0 0 0.0 0 富山県 3 1 0 0.0 0 0 0 0 0 0.0 0 石川県 3 3 0 0.0 0 0 0 0 0 0.0 0 福井県 3 3 2 67.0 2 67 1 1 1 100.0 1 100山梨県 2 2 2 100.0 2 100 0 0 0 0.0 0 長野県 8 2 4 50.0 1 50 1 1 1 100.0 1 100岐阜県 5 5 3 60.0 3 60 0 0 0 0.0 0 静岡県 13 6 3 23.0 1 17 0 0 0 0.0 0 愛知県 3 2 0 0.0 0 0 4 3 1 25.0 1 33三重県 4 4 1 25.0 1 25 3 3 3 100.0 3 100滋賀県 4 4 3 75.0 3 75 1 0 0 0.0 0 京都府 3 2 2 67.0 1 50 0 0 0 0.0 0 大阪府 15 6 2 13.0 0 0 6 5 5 83.3 4 80兵庫県 0 1 0 0.0 0 0 0 0 0 0.0 0 奈良県 0 0 0.0 0 0 0.0 和歌山県 2 1 1 50.0 1 100 1 1 0 0.0 0 0鳥取県 2 2 0 0.0 0 0 0 0 0 0.0 0 島根県 2 2 0 0.0 0 0 0 0 0 0.0 0 岡山県 0 0 0.0 0 0 0.0 0 広島県 3 3 0 0.0 0 0 0 0 0 0.0 山口県 0 0 0 0.0 0 0 0.0 徳島県 1 0 0.0 0 0 0.0 香川県 2 1 1 50.0 1 100 1 0 0 0.0 愛媛県 4 2 2 50.0 1 50 1 1 1 100.0 1 100高知県 0 0 0.0 0 0 0.0 0 福岡県 13 13 8 61.5 8 62 3 3 2 66.7 2 67佐賀県 5 3 1 20.0 1 33 0 0 0 0.0 0 長崎県 5 2 1 20.0 0 0 0 0 0 0.0 0 熊本県 3 3 1 33.0 1 33 0 0 0 0.0 0 大分県 1 1 1 100.0 1 100 0 0 0 0.0 0 宮崎県 3 3 1 33.0 1 33 0 0 0 0.0 0 鹿児島県 11 11 5 45.0 5 45 0 0 0 0.0 0 沖縄県 9 9 4 44.0 4 44 0 0 0 0.0 0 合計 238 144 95 39.9 63 41.00 46 32 27 58.7 23 71

* =東京 ** =三多摩

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日 装 連 新 聞(5) 2019年12月15日(日) 第511号昭和52年10月1日第三種郵便物認可( )

 

栃木では、いまだに台風19号の

影響を受けている。知るところで

も、組合員・ラベル会員31社余り

が床下浸水や被害を受けた。

 

台風といい、地震といい、予測

のつかない自然の力はおそろし

い。だから、「畏敬の念でつきあう」

と思うのだが、なかなかそれがで

きない。天気予報は当たっても、

地震はまだまだ当たらない。とに

かくアンテナを張ってうまく付き

合っていくより他にない。

 

四季の変化と暑さ寒さは、人生

の良い時と悪い時に似ている。永

遠に暑いままでもないし、寒いま

までもない。人生も良いこと悪い

こと、永遠には続かない。だから、

どちらにもうまく対応して感謝し

て生きたい。

 

ゴルフをしていて妙にパターが

入る日がある。会得したかな、な

んて喜ぶと、ある日から全然入ら

ない。まったく同じように打って

いるのに何でだろう。全然わから

ない。するとゴルフも人生も自然

と同じだ、なんて言い訳がはじま

る。練習もせずきっとよくなるよ

なんて考えたりしている。それだ

からちっとも上達しないのに、ま

た行きたいなんて思えたりする。

 

今は紅葉の後半戦だ。なんと美

しい、オレンジ、黄、赤であろう。

ことしは暖かい秋だから、まだ緑

の葉もあれば、すでに落葉してい

るのもある。紅葉しないで落葉す

るのもあれば、紅葉できた木もあ

る。一枚一枚の葉は皆グラデーシ

ョンが違うのに、全体でみると不

思議と一体感が生まれる。こんな

グラデーションは絶対に人工では

不可能だ。思わず感心してしまう。

眺めながら、ふとうちの会社もこ

うありたいなぁと思う。個々人い

ろいろあるけれど、全体では大き

なパワーになりたい。

 

丸く先の焦げたような葉は、今

夏の異常な暑さを思い出す。連日

の40度越え。それでも枯れること

なく着々と養分を吸収し、今年一

年で成長した木々。その集大成の

ように自信満々に紅葉している。

「素晴らしい一年でした」と頬を

紅潮させた子供の笑顔のように。

 

自分たちはどうだっただろう。

市況の厳しさにも耐え、頑張った

けど、自信満々とまではいかない

なぁ。

 

さて、今年もあっという間に一

年が過ぎて、12月。お正月がやっ

てくる。年賀状には、真夏の緑の

写真を載せたいと思っている。そ

の意気揚々とした深緑と、木々の

隆盛のイメージで、オリンピック

イヤーを迎えたい。

(栃木組合理事長)

紅葉を見て

―上田孝治

「ロールスクリーン」新発売デザイン、機能充実の

新スクリーン9タイプ登場 トーソー

お気に入りの写真をアートタイルにできる「オンデマンド エコカラット」        NITTO CERA

置敷きビニル床タイルの新作「レイフラットタイルノーワックス」新発売

田島ルーフィング

のある「ヘリンボーン」

(3色)、薄さにこだわっ

たバックコート遮光タイ

プ「スリムBC」(5色)

SEKマーク認証済みの

制菌加工スクリーン「ト

リアスプレーン制菌」(4

色)、リネンのような素

材感のあるシアースクリ

ーン「リセモ」(4色)、

透けにくく洗える高機能 ルノファブ遮光

ベイルクロス

『創業百年』の歴史を映像で紹介

永嶋社長の挨拶

 

LIXIL子会社のNIT

TO

CERAは、自由なデ

ザインで製作できるインテリ

アタイル「オンデマンド

コカラット」を発売中だ。

 

これは珪藻土の5~6倍の

調湿能力をもち、臭いや有害

物質を低減するLIXILの

内装機能建材「エコカラット

プラス」に、好みの写真やイ

ラストを焼き付けることでオ

リジナルなアートタイルを製

作するもの。

 

専用サイトからサイズと画

像を選択して注文すると、約

3週間で発送される。ゲッテ

ィイメージズ

ジャパンと提

携しており、手持ちの画像だ

けでなく、数千万点の高品質

なイメージ画像を使用するこ

とも可能である。

 

また、季節によって柄を変

えるといったアートのような

楽しみ方を提案するため、従

来の接着剤を使うタイル施工

とは異なり、タイル裏面のマ

グネットで壁に取り付ける施

工方法を採用した。マグネッ

トが付かない壁面には、同梱

のスチールペーパーを壁面に

取り付けることで施工が可

能。なお同社では、同商品を

本格展開するにあたり、施工

をサポートする業者を募集中

である。QRコードから問い

合わせフォームにアクセスで

きる。

 

トーソーは、質感や素

材感のあるスクリーンや

透過性を抑えて夜でも外

から見えにくくしたスク

リーンなどを新たにライ

ンアップした「ロールス

 

東リは、今年12月1

の『創業百年』を記念

クリーン」を新発売した。

 

新スクリーンとして登

場したのは、カーテンと

合わせやすい「ルノ」シ

リーズの遮光タイプ「ル

ノファブ遮光」(15色)

をはじめ、リネンライク

な素材感のあるノン樹脂

加工の「ベイルクロス」

(5色)、ヘリンボーン柄

でウールのような立体感

し、さる11月27日(水)、

大阪市の太閤園ガーデン

ホールにて、『創業百年』

感謝の会を盛大に開催、

シアー「ルセア」(3色)、

調光ロールスクリーンの

ベーシックデザイン「J

Qクロス」(5色)、グラ

デーションが楽しめる調

光スクリーン「フルール」

(3色)の全9タイプ。

 

また人気のレーザーカ

ット「マイテックシーズ」

には、ネコ、ヒツジ、リ

ボン、オーナメントの4

デザインを追加、新オプ

ション部品として、間仕

切りや目隠しにロールス

クリーンを使用する際に

ウェイトバーをマグネッ

トで固定する部品「マグ

ネットキャッチャーセッ

ト」も発売した。

 

同時に「バーチカルブ

ラインド」の新スクリー

ンも発売、「ロールスク

リーン」の新スクリーン

の中から「ルノファブ遮

光」(15色)、「ベイルク

ロス」(5色)、「ヘリン

ボーン」(3色)をライ

ンナップ、「ロールスク

リーン」とのコーディネ

ートが楽しめる。

取引先、業界関係者約2

80名が全国からお祝い

に駆けつけた。また、東

リ歴代社長として島田相

談役(7代目社長)、岡

田相談役(8代目社長)、

柏原相談役(9代目社長)

も出席し『創業百年』を

祝った。

 

会の冒頭では東リ『創

業百年』の歴史をまとめ

た記念映像を放映、時代

を創成期、成長期、発展

期、SHINKAという

4期に区分し、その当時

の製品とともに会社の軌

跡を振り返った。また映

像の最後には、現在活躍

する社員たちの仕事風景

が流され、新しい時代に

向かう姿勢も示した。

 

その後、永嶋社長、お

よび来賓による挨拶の後

に、鏡開きが行われ乾杯

となった。

 

また歓談の半ばにはア

トラクションとして松山

バレエ団によるお祝いの

演舞が披露され会場を大

いに沸かせた。

 

永嶋社長は挨拶で、歴

代社長を務めた島田相談

役、岡田相談役、柏原相

談役への感謝を述べた

後、「変化の時代、ます

ますスピード感が増して

いく中で、良き伝統を守

りつつも新しい事業の在

り方をビジネスパートナ

ーである皆様とともに模

索していきたいと思いま

す」と語った。

 

田島ルーフィングは、

機能性と高い質感を両立

した置敷きビニル床タイ

ルの新作として「レイフ

ラットタイルノーワック

ス」を発売した。

 「レイフラットタイル」

シリーズは、接着剤で下

地に固定しない置敷き施

工タイプのビニル床タイ

ルシリーズ。今回新発売

する「レイフラットタイ

ルノーワックス」は、ノ

ーワックスメンテナンス

対応タイプで、メンテナ

ンスの手間やコストが削

減できるほか、抗菌性も

付与、さらに表面のUV

層に光沢を抑えた耐久性

の高いものを採用してい

るため、オフィスや店舗

などさまざまな空間に使

用できる。

 

ラインナップは、50

0ミリ角(木目柄5色/

石目・抽象柄32色)、1

50×1000ミリ(木

目柄25色/石目・抽象柄

2色)の全64色(全品標

準在庫)。

業界情報アラカルト

談話室

『創業百年』感謝の会を盛大に開催

伝統を守りつつ新事業へ挑戦

東リ

施工イメージ

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日 装 連 新 聞 (6)第511号 2019年12月15日(日)昭和52年10月1日第三種郵便物認可( )

北日装連単組レポート

Nov. 2019 11

からか南

北海道

 

13日 

日装連青年部・次

世代委員会に石川委員長が

出席

 

同日 

日装連青年部・次

世代委員会全国代表者会議

に渡部氏が出席。

 

21日 

日装連ID特別委

員会。渡邊委員長が出席。

 

☆12日 

日装連理事・全

国組合理事長会、講演会、懇親会を開催。(詳細1面)

青森

 

9日 

防火壁装・防炎業

務講習会。35名が出席。

 

13日 

JAPANTEX

に小林理事長が出席。

 

同日 

青森県職業能力開

発促進大会。事務局が出席。

久保勝則氏が技能検定委員

功労者として表彰される。

 

15日 

青森県建設専門工

事業団体連合会に事務局が

出席。

 

21日 

日装連ID・教育

資格委員会に小林理事長が

出席。

岩手

 

1日 

消防機器開発普及

功労者表彰式。細野理事長

が消防庁長官表彰を受賞。

 

10日 

青年部が水沢消防

署主催の「庁舎開放」に参

加。防炎品のPR活動を実

施。

 

11日 

吉田義則理事より

水沢消防署主催の「庁舎開

放」の報告を受ける。

 

13日 

JAPANTEX

2019開会式に細野理事

長が出席。

 

同日 

青年部・次世代委

員会。吉田直生理事が出席。

 

14日 

細野理事長、徳田

副理事長打合せ。

宮城

 

13日 

JAPANTEX

2019。菊池理事長が出

席。

 

26~28日 

登録内装仕上

工事基幹技能者講習。受講

申込組合員、協力会社など

7名が受講。

 

30日 

随時実施技能検定

試験カーテン工事(外国人

受検)。菊池理事長を技能

検定委員として派遣。

秋田

 

7日 

中小企業組合士会

の組合士更新研修会に大工

原事務局長が出席。

 

15日 

青年中央会・全国

講習会。中村氏、森氏、野

口氏の組合青年部員3名が

受講・交流懇談会に出席。

山形

 

9~10日 

ものづくりフ

ェスタin山形2019

(山形県職業能力開発協会

主催)。野口理事長、武田

室内施工、山建工業㈱、㈱

多利加、㈲藤修商会、安孫

子事務局長が出席。内容・

小中学生を対象としたもの

づくり体験教室。今回は床

材に星形やいろいろな形に

切り抜いた化粧フィルム・

シールなどを貼りつけ壁掛

けを作ってもらう体験とし

た。

 

13日 

日装連青年部・次

世代全国代表者会議に武田

優二氏が出席。

 

14日 

山形県中小企業団

体事務局協議会開催の視察

研修旅行に安孫子事務局長

が参加。

 

21日 (公財)日本防炎

協会の令和元年度防炎関係

者理事長表彰。野口理事長

が受賞。

福島

 

1日 「建設技能者マネ

ジメントスキル向上特別講

習」案内送付。

 

7日 

台風19号による被

災組合員へお見舞金送付。

 

同日 

浜通り支部役員会

開催。

 

13日 

日装連青年部・次

世代委員会に梅原博理事が

出席。

 

13日 

青年部・次世代委

員会全国代表者会議に佐藤

慎悟青年部部長、名畑昭一

副理事長、佐藤岩二郎理事

が出席。

 

25日 

福島卸商団地協同

組合創立50周年記念式典に

本田理事長が出席。

 

☆19日 

日装連関東ブロ

ック会理事長会議開催。

茨城

 

28日 

役員会開催。冨山

理事長、増渕相談役、事務

局山口氏が出席。

栃木

 

13日 

ジャパンテックス

2019開会式に上田孝治

理事長が出席。

 

同日 

日装連青年部次世

代委員会に青年部会長角田

正樹氏が出席。

 

27日 

富双合成工場見学

(床クロス製造工場)。青年

部14名が参加。

 

27日 

栃装協青年部忘年

会。15名が参加。

群馬

 

5日 

群装協第58回ゴル

フコンペ。組合員・賛助会

員他20組79名が参加。

 

6~8日 

群馬県中小企

業団体中央会第71回中小企

業団体全国大会(鹿児島県

大会)。青木理事長参加。

 

9日 

職能開事業、もの

づくり体験教室に青木理事

長他9名が出席。内容・マ

ジックパズル。

 

13日 

日装連青年部・次

世代委員会全国代表者会議

及び懇親会に濱本副理事長

が出席。

 

14日 

群装協11月度理事

会、三役会開催。青木理事

長他14名、事務局出席。

 

15~16日 

群馬県職業能

力開発協会並びに群馬県技

能士会連合会合同研修会に

青木理事長、渡邉副理事長

が出席。

 

21日 

日装連ID特別委

員会に久保田理事相談役が

出席。

 

同日 

防火壁装講習会・

防炎講習会。講師・久保田

雅幸理事、補助・治田副理

事長。受付・事務局。受講

理事が出席。更新52名、新

規15名、復活1名計68名が

受講。

 

23日 

明和短期大学学園

祭協力。久保田理事、斉藤

瞳氏が出席。

 

25日 

群馬県室内装飾事

業協同組合厚生労働大臣表

彰(技能振興関係功労者)

表彰式。青木理事長が出席。

 

26日 

令和元年度群馬県

職業能力開発促進大会。表

 

12日 

カーテン研究会開

催。委員5名、事務局1名

が参加。

 

20日 

正・副理事長会開

催。理事長、副理事長2名、

事務局1名が出席。

 

同日 

定例理事会開催。

理事11名、監事1名、事務

局2名が出席。

 

21日 

広報委員会開催。

委員6名、事務局2名出席。

 

同日 

環境研究会開催。

委員5名、事務局2名出席。

 

27日 

第157回防火壁

装・防炎業務講習会。新規

10社12名、再講習18社19名

が受講。講師・小宮隆彦氏

(事務局)。三

多摩

 

8日 

日装連情報・流通

委員会に関理事長が出席。

 

19日 

理事会を開催。理

事9名が出席。

神奈川

 

6日 

年末調整等説明会

に邑田事務局主任が出席。

 

8日 

令和元年度叙勲伝

達式。受賞者・橋本一成副

理事長、渡邊専務理事。

 

13日 

日装連青年部・次

世代委員会会議に渡邊専務

理事が出席。

 

19日 

新規事業企画会

議。事務局が出席。

 

28日 

職業能力開発関係

並びに技能検定関係功労者

表彰式。受賞者・邑田事務

局主任。

山梨

 

2日 

山梨県技能士会連

合会「長野県ものづくりフ

ェア」視察研修に桜井理事

長他1名が出席。

 

5日 「山梨県技能まつ

り」出展団体会議に事務局

1名が出席。

 

13日 

ID研修ジャパン

テックス2019見学。14

名が参加。

 

17日 

第40回山梨県技能

まつり。内装仕上げ施工技

彰者・群馬県室内装飾事業

協同組合・厚生労働大臣表

彰(技能振興関係功労者)。

渡邉望氏・群馬県優秀技能

者表彰。渡邉望氏・群馬県

技能士会連合会会長表彰

(技能士会功労者)。高橋陽

一氏・群馬県技能士会連合

会会長表彰(技能士会功労

者)。櫻井博氏・技能検定

委員表彰(壁装作業)。

 

27日 

日装連より、中央

技能検定委員会内装仕上げ

施工(カーペット系床仕上

げ工事作業)に青木理事長

が出席。

埼玉

 

6日 

防火壁装講習会、

防炎講習会。91名が受講。

【講師】嶋村教育・資格委

員長、宮澤教育・資格委員。

 

7日 

青年部第5回役員

会開催。嶋村会長他青年部

役員、各委員長10名出席。

 

8日 

第6回理事会開

催。出席者8名、欠席8名。

 

13日 

JAPANTEX

2019開会式に角田理事

長が出席。

 

同日 

日装連青年部・次

世代委員会全国代表者会議

に青年部嶋村会長、出浦副

会長、角田理事長が出席。

 

14日 

青年部第2回研修

セミナー。テーマ・会社、

個人の負担と将来設計~社

会保障制度から学ぶ~。講

師・創造経営コンサルタン

ト谷塚稔氏。嶋村青年部会

長他14名が参加。

 

17日 

スミノエ宝塚フェ

アー2019に角田理事長

が参加。

 

20日 

第4回情報委員会

に田村情報委員長他3名が

出席。

 

26日 

内装材に関わる物

にふれる研修会準備。渡邉

技能委員長、常見委員が出

席。

 

27~29日 

内装材に関わ

る物にふれる研修会。主催・

埼玉県内装仕上施工技能士

会。協賛・埼玉県室内装飾

事業協同組合。内容・【1

日目】下地調整材剤、副資

材の講習。【2日目】壁装

接着剤の講習。【3日目】

床下地、接着剤、床材の講

習。他に3日間とも午後は

ものづくりマイスターによ

る実技指導。受講者、見学

者等約220名が参加。

 

28日 

第26回彩の国職業

能力開発促進大会~技能者

表彰式~」に角田理事長が

出席。

 

29日 

角田理事長「内装

材に関わる物に触れる研修

会」視察。

 

30日 

内装材に関わる物

にふれる研修会撤収作業。

渡邉技能委員長、常見委員

が出席。

千葉

 

12日 

第1回全国空き家

サミット。1.基調講演『深

刻化する空き家に問題解決

はあるのか?』。講師・豊

田俊郎氏(参議院議員)。2.

基調報告『空き家再生成功

例』。講師・牧野嶋彩子氏(株

式会社人と古民家)3.パ

ネルディスカッション。熊

谷俊人氏(千葉市長)、㈱

ゼンリン、弁護士、司法書

士他。事務局が出席。

 

13日 

通常理事会開催。

 

同日 

第4回千装協ゴル

フコンペ開催。

 

同日 

JAPANTEX

2019開催式。

 

14日 

随時3級プラスチ

ック系床。受検者4名。講

師・磯野富生氏。

 

21日 

令和元年度防災関

係者表彰。受賞者として藤

間理事長が出席。

 

25日 

メーカー打合せ。

 

28日 

総務委員会打ち合

せ。

東京

 

6日 

第51回ボウリング

大会開催。22チーム66名が

参加。

 

☆12日 

日装連北信越ブ

ロック長会議開催。

新潟

 

6日 

新潟市建設関連幹

部との意見交換会に坪谷理

事長が出席。

 

同日 

技のにぎわいフェ

スタ打合せ。樋浦理事、上

野氏、シンコール3名出席。

 

20日 

表具組合との交流

会に坪谷理事長、衣川専務

理事、樋浦理事、表具組合

幹部3名が出席。

 

22日 

技のにぎわいフェ

スタ2019準備。樋浦理

事、シンコール3名出席。

 

23日 

技のにぎわいフェ

スタ2019ブース出展。

(あすなろ会他)11名が参

加。

富山

 

2日 

呉西支部役員会開

催。5名が参加。

 

7日 

定例理事会開催。

 

11日 

現代の名工川口衛

氏。

 

12日 

富山支部役員会開

催。5名が参加。

 

13日 

日装連青年部次世

代委員会に沼田青年部長が

出席。

 

14日 

日リ協増改築相談

員資格取得研修会。4名が

参加。

 

20日 

暴力追放富山県民

大会。平岡専務理事出席。

 

同日 

建設工業新聞の取

材。小倉理事長が出席。

 

同日 

富山県中小企業団

体中央会富山県大会に小倉

理事長、川西副理事長が出

席。中央会会長表彰(組合

功労)川西信行氏。

 

21日 

富山市技能勤労者

表彰・酒井尉二氏(付き添

い出席内山支部長)。

 

22日 

富山県高校建築志

の未来授業2019(高岡

工芸高校)。沼田青年部長

他12名出席。高岡工芸高校

40名+富山工業高校40名参

加。うちインテリアに参加

生徒26名。全6分野のワー

クショップを午前と午後の

2職種体験(大工・瓦・板金・

左官・建具・インテリア)。

(写真別掲)

 

27日 

富山県職業能力開

発協会すぐれた技能者表

彰・宮村勇太氏。

 

28日 

呉西支部・賛助会

ボーリング大会。

 

29日 

富山県部門功労

表彰(技能職能)・三澤裕之

氏(付き添い出席小倉理事

長)。

石川

 

6日 

三役会開催。㈱K

CS西本氏、3役4名出席。

 

同日 

日本壁装協会第10

回「壁紙の未来を考え行動

する会」開催。宮本理事長が

出席。

 

11~22日 

平成31年度前

期技能検定合格証書交付受

取。岩田工事部長が出席。

 

13日 

JAPANTEX

開会式。宮本理事長出席。

 

同日 

ボウリング大会開

催。組合員、賛助会員77名が

出席。

 

20日 

三役会を開催。田

中昭文堂宮坂氏、3役4名

が出席。

 

同日 

第4回理事会を開

催。理事11名が出席。

 

22日 (一社)日本壁装協

会2019年度第4回理事

会(壁紙振興会第4回理事

会併催)。宮本理事長出席。

福井

 

4日 

技の祭典出場者事

前講習会開催。

 

6日 

第3回「福井技の

祭典」事前会議に西村技能

委員長、事務局2名が出席。

 

同日 

技能委員会を開

催。西村技能委員長、石井

氏、竹内氏、音氏、藤原氏、

事務局2名が出席。

 

同日 

壁装協会大阪「壁

紙の未来を考え行動する

会」に岡山理事長、渡辺理

事が出席。

 

7日 

中小企業団体中央

会全国大会in鹿児島に岡

山理事長が出席。

 

9日 

組合一日バス視察

研修。16名が参加。

 

13日 

日装連青年部・次

世代委員会代表者会議に岡

山理事長、西村理事、八ヶ

代部長、藤井委員が出席。

 

14日 

第2回敦賀工業高

等学校出前講座。講師。石

井氏、藤原氏、事務局2名。

 

16日 

ふくい技の祭典開

会式及びミニ屏風づくり体

験教室。岡山理事長、音氏、

石井氏、寺島氏、事務局が

出席。

 

17日 「福井技の祭典」

技能・製作実演大会。出場

者・岡山洋自氏(㈱豊栄)、

竹山信弥氏(竹山内装)、

八ヶ代岳氏(㈲フクイ内装

システム)、青山真也氏(青

山内装)、藤井有樹氏(㈱

藤井畳製作所)。審査員・

西村氏、上坂氏、渡辺氏、

西原氏、下坂氏、高鳥氏。

補助者・友高氏、野田氏。

 

20日 

熊本県組合へ岡山

理事長が訪問。

 

21日 

日装連九州ブロッ

ク青年部連絡協議会代表会

議に岡山理事長が出席。

 

同日 

第3回敦賀工業高

等学校出前講座。講師・杉

本氏、武内氏、事務局2名。

 

22日 

島根県組合へ岡山

理事長が訪問。

 

同日 

日装連中国ブロッ

ク青年部協議会代表会議に

岡山理事長が出席。

 

28日 

第4回敦賀工業高

等学校出前講座。講師・元

山副理事長、西村氏、音氏、

事務局2名。長

 

15日 

組合親睦ゴルフ大

会を開催。組合員、賛助会

員13名が参加。

 

16日 

次世代委員会が研

修会を開催。7名が参加。

能士会会員他が参加。内容・

砂絵教室額装タペストリー

展示。

 

25日 

甲州市社会福祉法

人「ともしびの家」にて内

装仕上げ施工技能士会ボラ

ンティア活動。桜井理事長

他6名参加。内容・廊下、

トイレ壁クロス貼替え等。

 

29日 

令和元年度山梨県

職業能力開発関係表彰式に

桜井理事長が出席。

北信越ブロック

富山組合 高校建築志の未来授業2019 長野組合 16 日

次世代委員会研修会

北海道ブロック

東北ブロック

関東ブロック

Page 7: 重要3テーマの状況を報告重要3テーマの状況を報告 主なニュース 2面 講演会「建設分野の特定技能 外国人の受入れについて」 3面 コラム

日 装 連 新 聞(7) 2019年12月15日(日) 第511号昭和52年10月1日第三種郵便物認可( )

岐阜

 

25日 

岐阜県職業能力開

発協会促進大会。技能検定

優秀者表彰・岐阜県知事賞

荻野裕也氏(インテリアオ

ギノ)受賞。

 

25日 

技能検定随時3

級。外国人検定カーテン工

事作業。宇野検定委員派遣。

 

27日 

岐阜県中央会 

阜県建設関連業団体部会県

官公需フォーラムに橋本理

事長、虫賀副理事長が参加。

内容・「中小企業の官公需

確保を目指して」。懇談会、

懇親会。

 

26、27日 

岐阜刑務所受

刑者に壁装講習実施。栗田

工事技能担当委員を派遣。  

 

28日 

青年部部会・親睦

ゴルフコンペを開催。木田

青年部長他7名が参加。

静岡

 

6日 

業務災害総合保険

についての説明会。AIG

損保(森氏、宮川氏)、事

務局縣氏が出席。

 

13日 

新型複合機の説明

および新型ラベルプリンタ

ーの説明を受ける。キャノ

ン販売(原田課長、酒井氏)、

事務局縣氏が出席。

 

15日 

総務委員会を開

催。村上理事長、山本副理

事長、事務局縣氏が出席。

 

28日 

2019年度第3

回理事会を開催。鷹尾副理

事長他11名、監事2名、事

務局縣氏が出席。

愛知

 

5日 

第355回理事会

開催。

 

8日 

日装連情報・流通

委員会。鈴木理事長が出席。

 

9、10日 

技能士会あい

ち技能プラザ。内容・壁紙

による紙袋作り体験コーナ

ー出展。

 

12日 

日装連常任理事会

に鈴木理事長が出席。

 

13日 

JAPNTEX

2019開会式に鈴木理事

長が出席。

 

同日 

日装連青年部・次

世代委員会全国代表者会議

に青年部会杉森氏が出席。

 

15日 

愛装協青年部会役

員会。

 

19日 

ID会日装連第38

次研修。とよたエコフルタ

ウン見学研修。10名が参加。

 

21日 

愛装協技能士会総

括会議。終了後、懇親会を

開催。18名が参加。

 

22日 

愛知県職業能力開

発協会促進大会(愛知県技

能士会連合会会長表彰表彰

式)。杉森副理事長が出席。

被表彰者・山田牧人氏(㈱

三装)技能士会会員功労。

 

23日 

名古屋市技能功労

者、名古屋市技能職団体連

合会優秀技能者表彰式。被

表彰者・技能功労者東村與

津男氏(㈱堀建)。優秀技

能者橋本匡史氏(㈲ヤヨイ

インテリア)。

 

26日 

全国中小企業団体

中央会記念式典国土交通大

臣優良団体表彰。鈴木理事

長が出席。

 

29日 

愛装協青年部会役

員会。

三河

 

5日 

三役会開催。

 

8日 

日装連情報・流通

委員会新聞編集会議に高柳

理事長が出席。

 

10日 

親睦ウォーキン

グ。10名が参加。

 

13日 

ジャパンテック

ス。1名が参加。

 

20日 

理事会開催。

三重

 

11日 

第331回理事会

滋賀

 

13日 

日装連青年部・次

世代委員会代表者会議。青

木副理事長、岩根理事出席。

 

28日 

第31回どんぐり会

ゴルフコンペ開催。組合員、

賛助会員17名が参加。                 

  

写真7-1

 

写真7-1

 

写真7-1

 

写真7-1

 

写真7-1

 

写真7-1

 

写真7-1

 

写真7-1

 

写真7-1京

 

1日 

2019年SJC

第1回全体会議開催。

 

8日 

ものづくりフェア

準備。

 

9~10日 

ものづくりフ

ェア2019。

 

20日 

理事会を開催。

 

22日 

ものづくり体験教

室@宇治市立槇島小学校。

4年生2学級同時実施(児

童+保護者約160名)

 

22日 

2019年度技能

検定・ものづくりフェア慰

労会開催。大

 

2日 

高槻市児童養護施

設「聖ヨハネ学園」にて青

年部会ボランティア活動。

居室の壁・床の改修と子供

達とのBBQやサッカーを

通じた交流会を実施。

 

6日 

令和元年11月度理

事会開催。大石理事長他11

名が出席。

 

8~9日 

青年部会研修

旅行。沖縄県組合の有志と

懇談。翌日は県内観光とゴ

ルフへ。

 

13日 

2019年度第2

回「防炎業務・防火壁装施

工管理者講習」。更新者・

新規取得者48名が受講。

 

同日 

日装連青年部・次

世代委員会全国代表者会議

に森大阪青年部会長と山口

前部会長が出席。

 

21日 

日装連ID特別委

員会に大石理事長・小坂田

顧問が出席。兵

 

2、3日 

技能グランプ

リ&フェスタ出展。防炎関

係展示・実験展示を行う

(協力・日本防炎協会)。約

500名がブース来場。技

能士会小物作り体験コーナ

ー運営。

 

28日 

青年部会開催。終

了後、忘年会を開催。

奈良

 

12日 

奈良県職業能力開

発協会技能フェスティバル

打合せ会議に水田理事、安

田理事が出席。

 

13日 

JAPANTEX

2019。近畿ブロック次

世代委員山口理事、次世代

委員副辻本氏が出席。

 

23日 

技能フェスティバ

ル準備並びに搬入。水田理

事、乾理事、他技能士会メ

ンバーが出席。

 

24日 

技能フェスティバ

ル。水田理事、他技能士会

メンバーが参加。ものづく

りコーナー参加者150

名。理事役員全員参加。組

合担当物品販売。

和歌山

 

1日 

Arcade in

那智勝

浦2019デジタルクロス

施工作業。谷本理事、東端

青年部長、井戸監事、松岡

氏(2名)、小比賀(岳)

氏が出席。

 

2日 

紀の国わかやまも

のづくりフェア2019 

搬入作業。東端専務理事、

安中理事、谷本理事、畑理

事、松坂理事が出席。

 

3日 

紀の国わかやまも

のづくりフェア2019。

早水理事長、山本副理事長、

東端専務理事、安中理事、

谷本理事、土居理事、西山

理事、畑理事、松坂理事、

事務局藤原氏が出席。

 

8日 

情報・流通委員会 

新聞編集会議に浦口副理事

長が出席。

 

13日 

日装連青年部・次

世代委員会全国代表者会議

に東端青年部長が出席。

 

☆22日 

日装連中国ブロ

ック青年部意見交換会を開

催。

鳥取

 

13日 

青年部・次世代全

国代表者会議に長谷川青年

委員長(理事)が出席。

 

13~14日 

ジャパンテッ

クス視察研修に組合員6名

が参加。

しまね

 

8日 

中部地区勉強会。

中部地区組合員11社13名、

東部陸役員3名、理事長、

事務局1名が出席。講師・

県土木部建築産業対策室室

長他2名。建設業法、標準

見積書の重要性について。

元請立場、下請立場、取組

について。これからの内装

業の在り方について。

 

13日 

JAPANTEX

視察研修。組合役員3名、

青年部役員7名が参加。

岡山

 

8日 

組合員へ、後期賦

課金の請求書を発送。

 

13日 

ジャパンテックス

2019開会式に高田理事

長が出席。

 

12~13日 

ジャパンテッ

クス視察研修。初日は参

加者18名が親睦を深めた。

翌日、ジャパンテックス

2019を視察。

 

13日 

日装連青年部次世

代委員会全国代表者会議に

青年部斎藤部長が出席。

広島

 

7日 

中小企業団体全国

大会に竹内理事長が出席。

 

13日 

日装連青年部・次

世代委員会全国代表者会議

に青山理事(青年部会長)

他2名が参加。

 

16~17日 

有機溶剤作業

主任者講習。21名参加。

 

20~21日 

組合研修旅行

(伊勢志摩)。18名参加。

近畿ブロック

 

☆21日 

第89回日装連四

国ブロック会開催。

徳島

 

4日 

子供フェスタに織

原理事長、大西顧問理事、

田村理事、森本氏が出席。

 

9日 

とくしま技能フェ

ア2019に織原理事長、

大西顧問理事、田村理事、

龍水氏が出席。

 

28日 

第44回徳島県職業

能力開発促進大会に織原理

事長が出席。香

 

13日 

青年部・次世代全

国代表者会議に原理事長が

出席。

 

20日 

建設専門工事業安

全大会打合せ会に三井理事

が出席。

 

29日 「働き方改革」巡

回指導1社。社会保険労務

士佐藤秀樹氏巡回指導。

愛媛

 

8日 

ボランティア(飛

散防止ガラスフィルム)施

工先現調(太山寺幼稚園)。

宮内副理事長、岡本事務局

員が出席。

 

13日 

日装連青年部次世

代委員会、全国代表者会議

に西岡哲男理事(次世代委

員会代表幹事)が出席。

 

18日 

広報委員会(IA

 

☆21日 

日装連九州ブロ

ック青年部連絡協議会。

 

☆28日 

日装連九州ブロ

ック理事長会議開催。

福岡

 

7~8日 

福装協インテ

リアデコレーター会研修、

中央会全国大会出席。研修

会「鹿児島迎賓館」「鹿児

島図書館」いずれも改装。

 

12日 

福装協防火壁装施

工管理者、防炎業務講習会。

267名が受講。講師・日

本防炎協会九州事務所所長

古賀信次氏、福装協副理事

長廣瀬信義氏。

 

13日 

JAPANTEX

に関山氏、村上氏、和田氏

が出席。

 

同日 

日装連青年部次世

代委員会。吉本青年部会長、

和田青年部副会長が出席。

 

19日 

日装連次世代委員

会に吉本会長が出席。

 

20日 

年末調整等説明会

に菅事務員が出席。

 

21日 

福装協卸部会忘年

会。組合より5名が出席。

 

22日 

日装連九州ブロッ

ク青年部連絡協議会ゴルフ

コンペ。吉本青年部会長、

和田青年部副会長が出席。

 

29日 

九州ブロック理事

長会ゴルフコンペ。関山常

任理事、和田相談役、村上

理事長が出席。

佐賀

 

1日 

賦課金振込請求書

作成・郵送。

 

7日 

組合三役会議を開

催。

 

14日 

壁装講習会受講者

の壁装施工管理者証作成。

 

15日 

壁装講習会開催。

48名が受講。

 

25日 

理事長・事務局長

業務打ち合わせ。

 

26日 

全国中小企業団体

中央会表彰のため、理事長

が東京出張。

沖縄

 

7日 

第71回中小企業中

央会全国大会に事務局宮里

氏が参加。

 

13日 

日装連青年部・次

世代委員会全国代表者会議

に仲島副理事長他3名出

席。

 

21日 

日装連九州ブロッ

ク青年部連絡協議会に仲島

進功副理事長他1名出席。

 

27日 

理事長・事務局長

業務打ち合わせ。

長崎

 

10日 

第14回理事長杯ゴ

ルフコンペを開催。

 

13日 

JAPANTEX

2019に小室理事長と桑

野青年部会長が出席。

 

13日 

日装連青年部・次

世代委員会全国代表者会議

に桑野青年部会長が出席。

 

21日 

第4回理事会及び

懇親会を開催。理事会10名

が出席。

 

25日 

第48回長崎県技能

士大会。小室理事長出席。

熊本

 

13日 

日装連青年部・次

世代委員会全国代表者会議

に廣島青年部部長・莟副部

長が出席。

 

18日 

第10回三役会・理

事会。

 

19日 

熊本県技能士会連

合会理事会に中野理事長が

出席。

大分

 

2日 

第30回県室協親睦

ゴルフコンペ開催。19名が

参加。

宮崎

 

13日 

日装連全国青年

部・次世代部長会議に藤原

青年部会長が出席。

 

15日 

第3回定例理事会

開催。理事長以下8名が出席。

 

22日 

宮崎県中小企業団

体中央会青年部50周年記念

式典。藤原青年部会長他6

名出席。組合青年部・優良

九州ブロック

組合青年部表彰受賞。中村

副理事長(前中央会青年部

会長)・功労者表彰受賞。

鹿児島

 

5日 

鹿児島市技能職種

別団体連絡協議会総会に古

市副理事長が出席。

 

同日 

鹿児島市技能功労

者・青年優秀技能者被表彰

者表彰式。月野理事長、表

彰者3名他が出席。技能功

労者表彰受賞者・城谷和広

(㈲メゾンインテリア)。青

年優秀技能者受賞者・古木

俊行(㈲メゾンインテリ

ア)。

 

7日 

中小企業団体中央

会全国大会に小村専務理

事、松下理事が出席。

 

9日 

技能まつり準備作

業。インテリアコムラ㈱3

名が参加。

 

10日 

技能まつりに溝添

技能委員長他技能者、理事

が参加。技能体験教室を開

き、約100名が塩ビタッ

クシートをつかって貯金箱

装飾に挑戦。タイルカーペ

ット、カーテン生地販売。

日本防炎協会チラシ、ポケ

ットティッシュ配布。

 

21日 

日本防炎協会防炎

関係者表彰式。表彰者・月

野理事長。

沖縄ブロック

中部ブロック

開催。理事6名、監事1名、

事務局1名が出席。

 

同日 

防火壁装・防炎業

務講習会開催。

 

13日 

JAPANTEX

2019。中村理事長出席。

 

21日 

令和元年度防炎関

係者業界表彰式に中村理事

長が出席。

えひめNo.91

第1回編集会

議)開催。中村理事長、竹

内副理事長(広報委員長)、

西岡哲男青年部次世代委員

会委員長他7名が出席。

 

23日 

太山寺幼稚園にて

ボランティア活動(飛散防

止フィルム施工)実施。宮

内副理事長(事業推進委員

会委員長)、鈴木常務理事

(事業推進委員)、職人2名、

中村理事長、岡本事務局員

が出席。

 

28日 

愛媛県職業能力開

発促進大会(技能検定成績

優秀賞表彰式)。【受賞者】

愛媛県知事賞・㈲冨岡商会

山本功太氏。高

 

5日 

定例理事会を開

催。久保理事長他10名が出

席。

 

13日 

日装連青年部・次

世代委員会に田所青年部・

次世代委員が出席。

 

19日 

定例四役会を開

催。久保理事長他4名が出

席。

 

26日 

高装協親睦ゴルフ

大会開催。20名が参加。

 

同日 

定例理事会開催。

久保理事長他11名が出席。

 

26日 

高装協忘年会を開

催。久保理事長他42が名参

加。

組合事務所の床の張り替え

作業を実施。(写真6面) 

19日 

北信支部が支部会

および忘年会を開催。

 

21日 

防炎関係者表彰・

理事長表彰(欠席)。

 

26日 

全国中央会中小企

業組合法70周年優良組合表

彰式典に竹内理事長が出

席。

 

28日 

中央会事務局代表

者協議会現地訪問研究会に

事務局が出席。

︿青年部会>

 

7、14日 

広島県立総合

技術高校/社会人外部講師

特別授業。2日間延べ20名

が参加。

 

8、29日 

広島県立福山

工業高校/社会人外部講師

特別授業。2日間延べ16名

が参加。

山口

 

8~9日 

組合研修旅行

兼ID研修会。8日・AI

CA工業㈱名古屋工場、名

古屋ショールームにて研

修。9日・トヨタ産業会館、

名古屋城等見学。(写真別

掲)

 

13日 

日装連全国青年部

会会議に青年部部長が出

席。

山口組合 組合研修旅行兼ID研修会

四国ブロック

中国ブロック

Page 8: 重要3テーマの状況を報告重要3テーマの状況を報告 主なニュース 2面 講演会「建設分野の特定技能 外国人の受入れについて」 3面 コラム

日 装 連 新 聞 (8)昭和52年10月1日第三種郵便物認可( )

今号の最前線探訪にご

登場いただくのは、19

61年(昭和36年)設立

という、日装連の中では

大阪、東京に次いで3番

目に長い歴史を有する兵

庫組合である。

国際色豊かな神戸市や

歴史と文化に溢れる姫路

市を有し、また大都市・

大阪と隣接する兵庫県

は、建設・住宅市場も大

きく内装・インテリア市

場も活発に動いている。

しかしながら、その一

方で職人不足が大きな問

現在、兵庫組合の組合

員数は188社。その規

模は全国有数であるが、

これは2006年に全国

に先駆けて協力会員(ラ

ベル会員)の廃止を実行

したことが要因だ。当時

の理事メンバーが地域別

に手分けをして協力会員

を説得した結果、約8割

が組合員に移行した。

しかし、一時は209

社まで拡大したものの高

齢化や後継ぎ不在による

廃業などで組合員は徐々

に減少、近年は190社

前後で推移している。

「現状を考えれば、組

合員を増やすことも大切

ですが、今入っている組

もちろん、技能検定や

トライアルなども組合の

メイン事業として重視し

ている。

兵庫組合では、組合の

内部に技能士会(岡田鉄

夫会長)が入っている組

織構造(会員数21名/組

合員とは異なるため組合

員数には含まれていな

い)となっており、技能

検定やトライアル、さら

に技能関連の講習会につ

いては技能士会が主体と

なって運営するそうだ。

実は技能士会も活動が

活発で、さまざまな職種

の技能者が県内の中学生

にものづくり体験をして

もらう、兵庫県立ものづ

くり大学校『ものづくり

体験講座』へ講師を派遣、

年間17講座を受け持って

いる。さらに小学生対象

合員のために何ができる

のか、組合員であること

のメリットを感じてもら

うということにより注力

していきたいと思ってい

ます」と語るのは、青木

昭夫理事長だ。

そうした方針の中で、

青木理事長が重視してい

るのが、セミナー・講習

会や地域イベントへの参

加といった、年間2〜3

回のペースで実施する兵

庫組合独自のイベント事

業である。

毎年秋開催のさまざま

な分野の職人が一堂に会

する「技能グランプリ&

フェスタ」(主催・兵庫

県技能士会連合会、神戸

市技能職団体連合会、兵

庫県、神戸市)には毎回

参加、メーカーの協力も

得ながら地域の子供たち

に施工体験をしてもらい

ながら内装業の魅力をア

ピールしている。

また年1回は青年部が

主催してイベント事業を

題となっている。現在懸

念されているのは202

5年開催予定の大阪万博

に向けた建設ラッシュで

ある。そうなれば阪神間

の職人は大阪方面に取ら

れ、職人不足はより深刻

化するだろう。

こうした環境下で活動

する兵庫組合について、

青木昭夫理事長はじめ、

岩上勝行副理事長、石田

博美副理事長、平野晴久

副理事長、岡田鉄夫技能

士会会長、および清水俊

秀事務局長にお集まりい

ただき現状と今後の方針

を語っていただいた。

実施、今年は9月にイン

テリアデザイナーの安藤

眞代さんを講師に招き

「インテリアデザイン勉

強会」を実施した。最新

の海外デザイントレンド

解説や提案の際に必要な

スキルを紹介する実践的

なもので、女性の組合関

係者も多数受講するなど

好評だった。

青年部によるイベント

事業は毎回趣向が凝らさ

れていて、昨年は「JA

PANTEX」ならぬ「H

YOGOTEX201

8」と称した勉強会を開

催(4年ぶり2回目の実

施)、6メーカーによる

新商品、施工方法の解説

このように活発に活動

を行う兵庫組合。そうし

た活動は年4回発行する

機関紙『インテリアひょ

うご』において組合全体

に向けて紹介している

が、それでも参加率は青

木理事長が思い描くほど

には高くはない。

「兵庫県というのは、

神戸・阪神から淡路、日

本海側の但馬まで非常に

広域にわたるため、組合

としてまとまって事業を

行うことが難しいという

のが実情です。この点を

どのように克服していけ

ばいいのか、大きな課題

となっています」

例えば、「防炎・防火

壁装講習会」は、神戸・

阪神支部、播磨支部、中

兵庫支部、淡路支部、但

馬支部の各支部長が、講

などが行われた。

この他にもリフォーム

部会主催としてリフォー

ム講習会、スマホ活用講

習会、メーカーの工場見

学会などさまざまな切り

口でイベントを積極的に

実施している。

のものづくりマイスター

による『ものづくり実演

&体験教室』にも参加し

複数の小学校で授業を行

うなど、次世代に向けた

活動を20年以上続けてい

るとのことだ。

「技能士会の代表には、

組合の理事メンバーとし

て組合運営に加わっても

らっています。小中学生

への講習から技能検定の

検定員、トライアルの講

師など本当にいろいろな

事業に携わっていただ

き、ありがたく思ってい

ます。体験講

座の経験者か

ら内装の世界

に入った人も

いるようで、

兵庫県の内装

業界の底上げ

にも大きく寄

与していると

考えていま

す」

師の資格を得て支部ごと

に実施するという。この

講習会にあわせて支部主

催の講習会を行い、参加

率を高める工夫も取り入

れているという。

「今後は、旅行やボー

リング大会のようなイベ

ントも行い、組合員同士

の親睦を深めることで組

合が行うイベント事業、

そして総会、新年会への

参加率を高めるなど組合

への参加意識を高めてい

きたいですね」

それに加えて、青木理

事長が重視しているのが

青年部の増強である。

現在、年1回のイベン

ト事業を受け持っている

青年部であるが、その人

数は6名であり、組合員

数188社として捉えれ

ばもっと大所帯でもおか

しくはない。

「現在は近畿ブロック

の青年部同士のネットワ

ークもあり、少数精鋭で

非常に能動的に活動して

くれていますが、やはり

青年部のメンバーは将来

の理事候補ですからもっ

ともっと拡充していかな

くてはなりません。今後

は組合員のご子息などに

入ってもらえるよう、積

極的に勧誘をしていくつ

もりです」

「2年後の2021年

には、いよいよ組合設立

60周年を迎えます。その

ときまでには、参加型の

組合運営の実現、そして

青年部のボリュームアッ

プを目指していきたいと

思っています」と語る青

木理事長であった。

第511号 2019年12月15日(日)

最前線探訪

兵庫組合

41

組合員のメリット提供へ

独自イベントを積極的に実施

技能士会も一体化し

技能関連事業を推進

2年後の設立60周年に向けて

参加型の組合運営を目指す

スマホ講習会

「HYOGOTEX2018」の模様

インテリアデザイン勉強会

技能フェスタ2019体験コーナー

兵庫組合の皆さん、前列左が青木理事長

ものづくり大学での授業