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大阪大学 医学系研究科附属未来医療イメージングセンター飼養保管室(PET エリア内)の 飼育管理マニュアル 2016/06/02

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大阪大学

医学系研究科附属未来医療イメージングセンター飼養保管室(PET エリア内)の

飼育管理マニュアル 2016/06/02

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1.未来医療イメージングセンター飼養保管室(PET エリア内)の飼育、動物実験にあたって

未来医療イメージングセンター飼養保管室(PETエリア内)にて実験動物を飼育し、放射性同

位元素を投与する際には「放射線障害防止法」関連の規制のみならず「動物の愛護及び管理に

関する法律」、「実験動物の飼養及び保管並びに苦痛の軽減に関する基準」の規定等の規制を受

ける。(実験室内で使用できる放射性同位元素の核種、数量はRI使用施設の「RI使用の手引」

を参照)

さらに、ノックアウトマウスやトランスジェニックマウス等を用いた遺伝子組換え実験を含

む動物実験においては、遺伝子組換え生物等の関連規制法の規制を受け、吹田市条例による届

出等が必要となる。

動物実験実施者はこれらの規定を熟知し、講習会や実習を受けて動物を取り扱うための資格を

得るとともに、事前に関係部署に実験計画書等を提出して実験許可を得る必要がある。

2.飼育、動物実験の資格 ・RI関連の教育訓練を受講し、当該年度のRI業務従事者として登録し承認を受けるとともに

大阪大学動物実験規程で定められた教育訓練を受講していること。

・動物実験計画書が提出され、当該動物実験の承認が得られていること。

・ノックアウトマウスやトランスジェニックマウス等を用いた遺伝子組換え実験を含む実験をす

る場合には、遺伝子組換え実験委員会の審査を受け、総長の承認を得ていること。

(RIの使用者登録、使用計画書の提出に関しては「RI使用の手引」を参照)

3.未来医療イメージングセンター飼養保管室(PET エリア内)の利用時間 深夜、早朝における実験動物の経過観察等のため、RI使用施設で定められた利用時間(「RI

使用の手引」を参照)以外に立入が必要な場合には、事前にRI管理室に申請を行うこと。

4.動物飼育管理を行う施設の所在地、部屋の位置

・ 建物の所在地:医学系研究科放射性同位元素使用施設(別図-1)

・ 飼養保管室の場所:1階平面図(別図-2a)、2階平面図(別図-2b)

・ 動物飼育室 室内配置図(別図-3)

5.部屋の用途

飼育室:動物飼育室(F1-13)

実験室:PET イメージング室(F1-12)、形態機能分析室1(F2-12)、形態機能分析室2(F2-13)

動物処理室(F1-14)

6.飼育動物種 マウス、ラット、ウサギ、ブタ、イヌ、マーモセット、サル

*他の動物種を用いた短期の飼養を伴わないRI投与実験(導入から2日以内で終了する

実験)は各実験室で実施することができる。

7.飼養保管設備

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(1)マウス用飼育チャンバー

(ステンレス W1380×D690×H1645mm、5 段、日本クレア社製 CL-5443)

(2)ラット用飼育チャンバー

(ステンレス W1660×D740×H2265mm、5 段、夏目製作所製 KN-733-NP-HS)

(3)ラット用飼育チャンバー

(ステンレス W1660×D740×H1935mm、4 段、夏目製作所製 KN-733-NP-HS)

(4)ウサギ用飼育チャンバー

(ステンレス W1380×D850×H1735mm、3 段、日本クレア社製 CL-5441)

(5)クリーン恒温恒湿飼育装置 2台

(ステンレス W2430×D1000×H2673mm、夏目製作所製 KN-734(B))

(6)イヌ・ブタ一時保管用ビニール仕切り区画:24 時間以内の保管待機場所

(7)その他:マウス用飼育ケージ、ラット用飼育ケージ、ウサギ用飼育ケージ、イヌ・ブタ

飼育兼用ケージ、マーモセット飼育用ケージ、サル用ケージ、給水瓶。マウス用飼育ケ

ージ及びラット用飼育ケージは医学部附属動物実験施設(以下「動物実験施設」という。)

にて使用されているものと同一製品を使用。

8.飼育管理 (1)実験動物の搬入

・実験動物の搬入は平日の9時から17時までとする。

・実験に供する実験動物は動物実験施設で飼育されているSPFグレードの動物で動物実験

施設から直接搬入を行うものとする。尚、販売業者から直接搬入する場合も動物実験施設

の「施設利用の手引き」に従う。

・運搬は動物実験実施者が行い、動物実験施設にて定められた実験動物の搬出手続きに従い

搬出し、RI 施設への搬入の際には「RI施設搬出動物明細書」(様式-1)等をRI管理

室へ提出し、搬入日、動物種、匹数等を事前に連絡する。

・未来医療イメージングセンター飼養保管室(PET エリア内)に搬入後、動物飼育室にて飼育

ケージに移し、輸送用の容器は動物実験施設にて定められた手続きに従い処理を行う。

・輸送用の容器は、動物種に応じて実験動物の逸走を防止する構造と強度を有しているのみ

ならず、転倒や振動で蓋が開かないこと、通気性や外気温を考慮したものを用いること。

・遺伝子組換え動物を輸送する際には、さらに輸送箱に「組換え動物取扱注意」と表示する。

・輸送距離は 20m程度である。輸送にかかる時間は2分程であるので、輸送中には給餌、給

水を特に行わないものとする。

マウス用チャンバー ラット用チャンバー クリーン恒温恒湿飼育装置

(2)実験動物の飼養

・異種の実験動物を同時に飼育する場合には各動物種専用の飼育チャンバー内にて飼育する。

・必要に応じて高さ40cm のネズミ返しを設置する。

・ノックアウトマウスやトランスジェニックマウス飼育時には実験室および飼育室の入り口

に「組換え動物等飼育中」の表示をする。

・飼養にかかる餌、床敷き、飲料水は動物実験施設にて使用しているもの、あるいは同等規

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格のものとし、搬入後は飼育室内で開封し、残ったものは室内にて清潔な保存につとめる。

・ ブタ・イヌ・サルについては、最長 72 時間までの飼育とし、RI投与実験が終了して放

射能が十分に減衰した時点で、動物施設の指定の場所に移動させる。

・ ブタ・イヌ・マーモセット・サルに関しては、いずれもクリーン恒温恒湿飼育装置

KN-734(B)内での飼育となるが、原則として同一の飼育装置内に種類の異なる中大動物の

同時飼育を行わない方針とする。

・ ブタ・イヌについて、一時保管用ビニール仕切り区画内での運搬ケージ内での待機は最

長 24時間までとする。(同時待機導入は行わない)。

(3)給餌・給水

・給餌

動物種に応じた実験動物専用の飼料を用い、マウス・ラットには週1回以上、ウサギ・イ

ヌ・ブタ・マーモセットには毎日の給餌を基本とする。マーモセットの給餌は、専用飼料

に加えてリンゴ、バナナ、マシュマロ等を適宜与える。サルの給餌については、専用飼料(ア

カゲザル 1頭につき、100〜150g、カニクイザル 1頭につき 50〜75g)を給餌する。また補助

食として、サツマイモ・リンゴ・バナナ・ドライフルーツを適宜与える。

マウス・ラットにおいては各ケージ1週間での食べきり量となるように心がけ、不足分を

日々の点検時に調整する。

・給水

マウスには専用の給水瓶、ラットには専用の給水瓶または自動給水ノズルを用いて給水す

る。給水瓶交換は週1回以上とする。ウサギ・イヌ・ブタ・マーモセット、サルについて

は、動物種に応じた専用の給水瓶を用い、毎日の給水瓶交換を基本とする。

飲料水は、動物実験施設にて動物用飲料水として使用されている水を滅菌済み瓶にてRI

施設へ輸送し使用する。水道水を使用する際には、新鮮な水を使用し必要に応じて給水瓶

の消毒を行う。

(4)ケージ交換

・動物種に応じて床敷入りケージを用い、マウス用は週1回以上、ラットは週2回以上のケ

ージ交換を基本とする。ウサギ・ブタ・イヌ・マーモセット・サル用は排泄物の受け皿を

毎日洗浄消毒し、2週間に1回以上ケージも洗浄消毒する。排泄物については、尿は受け

皿洗浄時に流し台より流し、糞については回収して一般廃棄物(可燃ごみ)として処理す

る。

「ケージサイズ」(幅・高さ・奥行き)

ウサギ用ケージ:600×420×520mm

イヌ・ブタ用ケージ:1220×890×700mm

マーモセット用ケージ:460×820×600mm

サル用シングルケージ:1027×702×705mm

・動物のケージ間の移し替え時に使用する器具、手袋等は事前に消毒しておく。

・ 床敷入りケージを用いる場合には、ケージ交換前に消毒済みケージに床敷を入れる。床

敷は飼育室内等で保管しているものを使用する。

・ ブタ、イヌ、マーモセット、サルの飼育完了時には専用ケージの洗浄に加えて、クリー

ン恒温恒湿飼育装置 KN-734(B)の内部についても 0.5%次亜塩素酸消毒薬によるスプレ

ー消毒を行い、しっかりと清拭を行う。

(5)飼育チャンバー、物置台、物置棚の消毒

0.5%次亜塩素酸消毒薬によるスプレー消毒を行い、必要に応じて裏地がビニールで施され

た汚染液体飛散防止用吸湿ろ紙を敷く。

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(6)飼養保管室の清掃

飼養保管室床はケージ交換終了後に、0.5%次亜塩素酸消毒薬に浸したモップで床拭きをし、

消毒、清掃とする。

(7)動物の観察

動物種及び実験過程を考慮し、週3回以上の頻度で健康状態を観察しその結果を記録する。

全ての動物に個体番号を付し、個体数変動のつど動物飼育履歴管理簿(様式-2)または

電子的に記載・記録し特記事項がある場合は、その旨を記載する。

実験計画による解剖時期、瀕死状態、実験計画書によるエンドポイントとなる症状が観察

されるときには、計画書に則った方法で安楽死させる。

(8)日常点検

・実験動物飼育時には毎日以下の点検を行い、飼育状況を様式―3または電子的に記録す

る。

・飼育室内の温度、湿度、換気状態、照明状況の点検を行う。(室内温度湿度は自動記録

計により記録する)

・実験動物の飼育数を記録し、実験動物が逸走していないか点検を行う。

・明暗照明 :自動タイマーを用いて照明の点滅を行う(AM 6:00~PM 6:00(点灯)、PM 6:00

~ AM 6:00(消灯))

(9)施設設備等の点検

平日の日中(9時~17時)は施設職員が、平日の時間外および休祭日においては当日

の使用者の中から選ばれた担当者により施設の点検を行う。点検結果は「飼養保管室入退

出記録簿」(様式―4)または電子的に記録する。

空調設備、冷暖房、排水設備等の異常の有無は施設管理維持者(施設係)から委託され

た業者により毎日点検を行う。

休日、夜間等に異常が発生した場合には、RI 施設連絡網に従い、守衛室から施設職員等に

通報を行う。

9.衛生管理

(1)入室手順

・医学部RI施設利用登録時に貸与されたIDバッチ(個人被ばく線量計)を用いて、未来

医療イメージングセンター飼養保管室(PET エリア内)、RI使用施設、RI使用施設管

理区域及び区画内への入退出を行う。(詳しくは「RI使用の手引」を参照。)

・飼育室への入室は、飼育室専用の実験衣、スリッパを着用する。

・飼養保管作業には、使い捨てゴム手袋、帽子、マスクを装着する。サルについてはゴーグ

ル、フェイスガードを着用する。必要に応じてサーベイメータ等で線量測定を行う。

(2)退室手順

・ゴム手袋、帽子、マスクを外し、RI使用施設管理区域内専用の実験衣、スリッパに着替

える。

・IDバッチのバーコードを備え付けのバーコードリーダーに読み込ませて、入退出記録と

する。必要に応じて、サーベイメータ等で汚染検査を実施する。

・未来医療イメージングセンター飼養保管室(PET エリア内)、RI使用施設管理区域、RI

使用施設外への退室はRI使用施設の規定に従う。

(3)使用機材の滅菌消毒

・各使用機材は必要に応じて各研究室にてオートクレーブ滅菌し、ビニール袋に密閉、箱に

梱包してRI施設へ輸送する。

・ケージなど、動物に直接触れる機材については、消毒後1週間以内に使用するように保管

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量を調節する。給水瓶は 0.5%に希釈した次亜塩素酸でスプレー消毒したものを用い使用

直前に水を充填して用いる。

・ケージ等の清掃・消毒

ケージ内の床敷きをポリ袋へ掻き出し、0.5%次亜塩素酸消毒薬に浸したペーパータオルに

て拭き取り清浄、消毒をする。汚物の除去が困難な場合には少量の水道水を使用して洗浄

する。その後、0.5%次亜塩素酸消毒薬によるスプレー消毒を行い、棚に伏せて置き、乾

燥させる。

・給水瓶の洗浄

給水瓶を少量の水道水でブラシングし、0.5%次亜塩素酸消毒薬に10分間浸漬消毒する。

乾燥後、保管容器にて保管する。

・消毒済みケージ、給水瓶等を物置棚にて保管する場合は、0.5%次亜塩素酸消毒薬によるス

プレー消毒を行った後、ビニール袋に入れて密封保管する。

・飼養保管室専用の白衣は週1回洗浄し、スリッパは着用の際に表面を 0.5%次亜塩素酸消

毒薬でスプレー消毒する。

・物置棚にてケージ等を保管する際には、消毒後ビニール袋に入れて保管する。

(4)動物遺体処理

手術器具、注射針等を取り除き、乾燥しやすいように腑分処理を行ったのち、ビニール

袋にまとめて、フリーザーで凍結保存し、その数量等の記録を行う。

適宜、医学系研究科放射性同位元素使用施設2階動物実験室に設置の動物死体乾燥装置で

乾燥を行い、専用ドラム缶内に入れ、放射性廃棄物(動物)として廃棄業者に委託廃棄す

る。なお、この廃棄委託業者は、放射性同位元素の取扱に関する法令に遵守した廃棄業者

である。

(5)床敷き等の汚物処理

使用後の床敷き、糞はすべて放射性同位元素汚染物として取り扱い、動物遺体と同様に

乾燥させてから放射性廃棄物(動物)として処理を行う。

血液、尿が付着した、ペーパー、脱脂綿、チューブ等も同様に処理を行う。

(6)消毒薬の調整

調整後1週間以上経過した 0.5%次亜塩素酸は使用しないこと。

10.危険時・非常時の対応

・火災、事故等の災害時の対応は、「大阪大学大学院医学系研究科放射線障害予防規程」に従う

(「RI使用の手引」参照)。

・実験動物がケージから逸走したと思われた際には、直ちに RI 管理室(内線 3800)へ通報、実験

動物管理者、施設管理者等に連絡し、RI使用施設管理区域外へ出る前に捕獲する。 ・実験動物由来の感染症及び実験動物による咬傷やアレルギー等が発生した場合には遅滞なく飼

養保管施設の実験動物管理者に報告し、必要に応じて大阪大学医学部付属病院感染制御部で診

察してもらう。

11.微生物汚染対策

・感染防止、拡散を防止するため、RI使用施設内に搬入した動物は原則としてRI使用施設外

へ持ち出さないものとする。ただし、RIで汚染されていない血液、臓器試料等はRI使用施

設の許可を得て搬出することができる。搬出先については、動物実験施設の許可を得る。

・実験動物観察時に実験による影響とは関係ない異常な症状が見られた場合には、感染が疑われ

る場合には必要に応じて、獣医師等の診断を受け、指示を仰ぐ。

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・感染症が発生した場合には速やかに獣医師に相談し指示に従う。

・年1回以上、飼養保管室内に収容しているすべての動物実験を終了し室全体の消毒を行う。

12.飼養保管室におけるセキュリティー

未来医療イメージングセンター飼養保管室(PET エリア内)への出入りは、RI使用施設で

定められた出入り口、方法にて入退出を行う。

動物飼育室においては、飼育時には必要に応じて出入り口扉を施錠し、入室制限を行う。

鍵の管理は入室が許可されている者(RI管理室職員を含む)が行う。

13.特殊設備の整備状況

飼育には、RI投与による放射性物質の飛散を考慮し、室内設置の飼育チャンバー内にて飼

育を行う。

飼育チャンバーには換気ファン、高性能フィルターが装着されており、飼育中は内部を陰圧

に保ちながら、室内排気口近傍に排気する。

14.法令遵守のための体制

RI使用規定の遵守:毎年、RI取り扱いに係る教育訓練を受講する。

動物実験規定の遵守:毎年、動物実験に係る教育訓練を受講する。

15.その他

・動物実験施設は未来医療イメージングセンター飼養保管室(PET エリア内)に比べクリーン

度が上位とし、実験室へ入室した者は、当日、動物実験施設へは入室はしない。

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別図-1

医学系研究科放射性同位元素使用施設 周辺図

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別図-2a

医学系研究科附属未来医療イメージングセンター飼養保管室(PET エリア内)の位置(1 階)

電源室

階段室

非常口

搬出口

ネズミ返し

ネズミ返し

ネズミ返し

ネズミ返し

ネズミ返し

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別図-2b

医学系研究科附属未来医療イメージングセンター飼養保管室(PET エリア内)の位置(2階)

別図-3

動物飼育室の平図2

動物室実験室

階段室

搬出口

ネズミ返し

DS PS

実験室 9

9-1実験室

9-2実験室

9-3実験室

飼育室1 飼育室2 飼育室3

暗室

ネズミ返し

ネズミ返し

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ウサギ飼育

チャンバ

飼育ケージ

置場

飼育チャンバ(マウス)

飼育チャンバ

(ラット)

飼育チャンバ (イヌ・ブタ・マーモセット・

サル)

実験台

実験台

調

飼育チャンバ

(ラット) 動物飼育室

(実験室3:F1-13)

流し台 ハンガー

スノコ

ネズミ返し

実験台

ドラフト

チャンバ

ビニール仕切り区画

調

飼育チャンバ (イヌ・ブタ・マーモセット・サル)

ネズミ返し

天井空調パイプ

出入口

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様式―1

年 月 日 :

RI施設搬出動物明細書

:受付N: 講座名 : 利用者 : 動物種 : 搬出日 : 搬出匹数 : 飼育室N :系統

9999 XX 講座 阪大太郎 XXX 200X.XX.XX XX x-xx XXXX

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様式-2

動物飼育履歴管理簿

入手先:医学部動物実験施設

飼育場所:未来医療イメージングセンター飼養保管室(PET エリア内)実験室3

個体番号 搬入日 搬入者名 動物種 系統 飼育終了日 最終確認者 備考(病歴等)

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様式-3

実験動物の飼育状況記録簿

飼育期間中は自動温度記録計により記録を行う

日 付 所属・氏名 現在の 現在の 現在の 前回との 匹数差の

温度 湿度 動物匹数 匹数差 理由