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運送会社各位 ■輸送品質改善事例集について 明けましておめでとうございます。 ■目標値に対する実績状況 貴社ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。日頃は弊社製品輸送にご尽力を賜り、 目標値 10~12 1~3 4~6 目標値 7~9 10~12 また輸送品質の向上活動にも多大なご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。 幹線 24 53.7 50.8 37 21. 5 48 40 再配 87. 5 114.3 89.8 84.3 67 73.3 98 さて、11月の弊社「品質月間」には、取組課題の点検・振返りとして、昨年の同時期に 路線 44 57.3 43.3 41.3 39 58 51.3 INAX輸送に関わる方々に実施していただいた「品質行動宣言」に纏わる改善事例の 155. 5 225.3 183.9 162. 6 127. 5 179.3 189.3 ご紹介をお願い致しました。その事例を、ご案内いたしました通り、事例集として纏め ※目標値との誤差10 件以下 11~20 20件以上 させていただきました。この一年間、意識、体制、技法など、様々な角度から品質を 捉えていただいたことを改めて認識しております。同時に、運送会社様毎の取組姿勢も 大きく感じられるものでした。現状、右表の通り、今期に弊社がコミットしている数値「55PPM」 には、更なる改善が必要な状況です。各位におかれましては、当資料をディスカッションツール として活用していただき、他社事例の横展開、また他社との比較等に活用していただくことで 更なるCS向上活動に繋げていただきたいと思います。 ≪目次≫ P.1 事例集について(目次) P.2 物流部長メッセージ P.3 (全体)改善事例のまとめ P.4 (業態別)改善事例のまとめ P.5~7 改善事例(幹線編) P.8~17 改善事例(再配編) P.18~20 改善事例(路線編) P.21 さいごに(WG責任者メッセージ) 2008年01月吉日 株式会社INAX物流部 輸送品質WG ■件数推移 40 48 37 53.7 50.8 98 114.3 89.8 84.3 73.3 57.3 43.3 41.3 58 51.3 0 20 40 60 80 100 120 140 10~12 1~3 4~6 7~9 10~12 (月) (件数) 87.5 67 44 39 24 21.5 品質の改善には経営者皆様の強い意志と、現場に密着した強いコミュニケーション が必要です。強制(命令)ではなく、各自が納得し、自発的に取組めるようにトップダウンとボトムアップによる全員参加、全員一致の考えが重要です。 結果として、お客様(エンドユーザー様)に喜ばれ、信頼される組織を構築でき るよう、社内外ともに、双方の最大の努力をしていきたいと考えますので、ご理 解を賜れますよう、よろしくお願い申し上げます。

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運送会社各位

■輸送品質改善事例集について

明けましておめでとうございます。 ■目標値に対する実績状況

貴社ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。日頃は弊社製品輸送にご尽力を賜り、 目標値 10~12 1~3 4~6 目標値 7~9 10~12

また輸送品質の向上活動にも多大なご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。 幹線 24 53.7 50.8 37 21.5 48 40

再配 87.5 114.3 89.8 84.3 67 73.3 98

さて、11月の弊社「品質月間」には、取組課題の点検・振返りとして、昨年の同時期に 路線 44 57.3 43.3 41.3 39 58 51.3

INAX輸送に関わる方々に実施していただいた「品質行動宣言」に纏わる改善事例の 計 155.5 225.3 183.9 162.6 127.5 179.3 189.3

ご紹介をお願い致しました。その事例を、ご案内いたしました通り、事例集として纏め ※目標値との誤差 10件以下11~20件20件以上

させていただきました。この一年間、意識、体制、技法など、様々な角度から品質を

捉えていただいたことを改めて認識しております。同時に、運送会社様毎の取組姿勢も

大きく感じられるものでした。現状、右表の通り、今期に弊社がコミットしている数値「55PPM」

には、更なる改善が必要な状況です。各位におかれましては、当資料をディスカッションツール

として活用していただき、他社事例の横展開、また他社との比較等に活用していただくことで

更なるCS向上活動に繋げていただきたいと思います。

≪目次≫

P.1 事例集について(目次)

P.2 物流部長メッセージ

P.3 (全体)改善事例のまとめ

P.4 (業態別)改善事例のまとめ

P.5~7 改善事例(幹線編)

P.8~17 改善事例(再配編)

P.18~20 改善事例(路線編)

P.21 さいごに(WG責任者メッセージ)

2008年01月吉日

株式会社INAX物流部 輸送品質WG

■件数推移

40

48

37

53.7

50.8

98

114.3

89.884.3

73.3

57.3

43.3

41.3

5851.3

0

20

40

60

80

100

120

140

10~12 1~3 4~6 7~9 10~12 (月)

(件数)幹

87.5

67

4439

24 21 .5

品質の改善には経営者皆様の強い意志と、現場に密着した強いコミュニケーションが必要です。強制(命令)ではなく、各自が納得し、自発的に取組めるように、トップダウンとボトムアップによる全員参加、全員一致の考えが重要です。結果として、お客様(エンドユーザー様)に喜ばれ、信頼される組織を構築できるよう、社内外ともに、双方の最大の努力をしていきたいと考えますので、ご理解を賜れますよう、よろしくお願い申し上げます。

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■部長メッセージ

明けましておめでとうございます。

皆様方にはお健やかに新年を迎えられたこととお喜び申し上げます。

昨年からの米国のサブプライム問題による金融不安、国内では改正建築

基準法の影響による住宅市場の激減、そして円高、株安と年初から波乱含みの展開が続く日本経済がスタートしました。諸資材のコスト動向は昨年比

から,さらに値上げが予測され、この2月からは製品運賃改定も実施します。住宅市場の減少は前半期まで尾を引き、売上はかなり厳しい状況が

予測されます。この厳しい状況だからこそ、どう立ち向かっていくのか、それぞれの企業の本質を問われるときでもあります。

今年の賀詞交歓会には川本社長から経営コンセプトとして「質の追究」、すべての企業活動を通して、これらの質を追究し続け、お客様との関係を向上・

拡大をする。と言うメッセージを伝えました。「質の追究」は、商品の質、物流面で言えば出荷・輸送品質であり、サービスの質ではマナー・モラルの向上であり、

オペレーションの質では業務の生産性向上、マネジメントの質では経営の質、コンプライアンス・CSR(企業の社会的責任)など、これらの質を高め続けることが、

お客様との関係を向上・拡大につながることになります。

さて、品質WGを発足させてから一年半が経過しました。各運送会社の皆様方にはこの間、大変にご尽力いただき、輸送品質は69PPMとなり、ちょうど

一年前と比較しますと、約30%の減少・改善がありました。しかしながら、月当たりの件数ではまだ、約170件もあり、特約店・工事店、そして強いては当社

の商品を選んで頂いた、エンドユーザーの方々にもご迷惑をお掛けしている事実があります。工場で製造している製品の歩留まりなど、PPMの概念から

言えば確かに少ない数値ですが、出荷したすべての商品はクレームに繋がっております。これらはCS(顧客満足)視点から見れば大変な問題であること

は言うまでもありません。昨年の7月までは着実に輸送品質改善は良化に向かい進歩・進化してきましたが、その後は少し改善が停滞しているのが現状

です。コミット数値である3月期までの55PPMはこのままで行くと、極めて厳しい状況です。昨年の11月には本社・東京・大阪会場にて品質・環境大会を

実施しました。会を重ねる毎に、各社様の改善取組み内容、発表ともに素晴らしいものであり、充実した大会であったと思います。しかしながら全体では

決めた数値目標に対して、まだまだ改善施策のやり切っていない部分、あるいは決めたことが徹底・継続できていない部分などがあります。今回、11月

の「品質月間」を機に、昨年から一年間の振り返りとして、宣言に対する改善事例を各運送会社様に纏めていただきました。他社事例の取り組みなど

参考にしていただき、ぜひ有効に活用していただければと思います。

今1月から3月は今期の最終四半期となります。

今までの取組みの総決算として、各運送会社皆様とINAX、一丸となって目標達成に向け、『明るく、元気に、前向きに』頑張ってやりきりましょう。

2008年1月吉日

株式会社INAX物流部

物流部長 倉田行郎

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◎全体傾向まとめ

↓35K、36K欄は、事例実施運送会社のトラブル数を合算

分類 内容 事例件数 35K 36K 削減率意識改善 コミュニケーションを通じた感性向上への取組 47.0 123.6 118.6 -4%

デジカメ撮影 5.0 2.8 3.2 13%養生強化 11.0 35.4 28.0 -21%(品質・数量)チェック方法改善 12.0 21.7 19.8 -9%小物箱運用 2.0 21.3 13.8 -35%掲示物の充実 7.0 21.6 11.4 -47%人・体制・レイアウト・5S・車両等の改善、それに伴う荷役改善 39.0 93.3 88.8 -5%

◎良化運送会社15社(1件以上削減)の傾向

分類 内容 件数 35K 36K 削減率意識改善 コミュニケーションを通じた感性向上への取組 8 34.4 20.8 -40%

養生強化 3 16.2 7.8 -52%(品質・数量)チェック方法改善 1 9.0 7.2 -20%小物箱運用 2 21.3 13.8 -35%掲示物の充実 4 14.9 6.4 -57%人・体制・レイアウト・5S・車両等の改善、それに伴う荷役改善 5 19.4 8.6 -56%

【項目(小分類)】分類 内容 件数 35K 36K 削減率

コミュニケーション強化 1 4.1 2.2 -46%注意・啓蒙 1 2.0 0.8 -60%報・連・相の精度向上 2 11.0 8.4 -24%定期的な小集団活動(ミーティング、ディスカッション) 4 18.4 9.6 -48%責任者の現場確認・指導 1 2.0 0.8 -60%傭車教育(ミーティング開催等) 1 3.0 2 -33%養生強化 3 16.2 7.8 -52%数量・(外観)荷姿のチェック方法の改善 1 9.0 7.2 -20%小物箱の運用 2 21.3 13.8 -35%体制変更(人員・勤務) 1 3.0 2 -33%体制変更(作業) 2 5.8 1.6 -73%設備変更(リフト・車輌等) 2 10.6 5 -53%ポスター・目標値・状況等の掲示 4 14.9 6.4 -57%

改善事例のまとめ 上記表示の数値は、改善事例単独の結果ではないため参考値。 35K:10月~3月、36K:7月~11月の平均値を採用。

意識改善

運用改善

作業環境改善

作業環境改善

運用改善

運用改善

作業環境改善

■目的が明確である、養生強化(荷崩れ防止)、小物箱運用(紛失防止)は、削減効果が認められる■自社トラブル状況、目標値などの掲示を充実させ、管理者だけでなく、作業者が確認できる状態にすることも効果が認められる■注意啓蒙といった曖昧な意識改善は数値に結びつきにくい

■小集団活動がトップダウンでなく、全員参加・全員思考型で「どうすることで解決できたか」などディスカッションする体制をとっている■自社の傾向を分析・把握し、狙いを定めた効果的な対応(小物箱運用、養生強化、作業改善)ができている■注意、啓蒙も具体的(注意、確認、徹底が具体策と併用)なレベルで実施できている。■エコドライブ活動を推進、実行している。

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【幹線】分類 内容 件数 35K 36K 削減率意識改善 コミュニケーションを通じた感性向上への取組 7.0 28.6 29.8 4%

デジカメ撮影養生強化 5.0 26.3 22.2 -15%(品質・数量)チェック方法改善 2.0 11.8 10.4 -12%小物箱運用 2.0 21.3 13.8 -35%掲示物の充実人・体制・レイアウト・5S・車両等の改善、それに伴う荷役改善 4.0 10.8 9.0 -17%

【再配】分類 内容 件数 35K 36K 削減率

意識改善 コミュニケーションを通じた感性向上への取組 36 63.5 56.2 -11%デジカメ撮影 5 2.8 3.2 13%養生強化 5 8.7 4.8 -45%(品質・数量)チェック方法改善 9 9.3 8.8 -6%小物箱運用掲示物の充実 7 21.6 11.4 -47%人・体制・レイアウト・5S・車両等の改善、それに伴う荷役改善 31 63.9 59.2 -7%

【路線】分類 内容 件数 35K 36K 削減率

意識改善 コミュニケーションを通じた感性向上への取組 4 31.5 32.6 3%デジカメ撮影養生強化 1 0.5 1 100%(品質・数量)チェック方法改善 1 0.5 0.6 20%小物箱運用掲示物の充実人・体制・レイアウト・5S・車両等の改善、それに伴う荷役改善 4 18.5 20.6 11%

各業態別

作業環境改善

運用改善

作業環境改善

運用改善

作業環境改善

運用改善

≪良化運送会社の事例≫■小物箱の運用 ■商品特性を意識した積込・養生の実施

(例)・袋物商品の上に段ボールを一枚載せて段済みする・役物(バラも同様)は最上段に積載する・ロータンクは転倒防止の措置をとり、CWや金具などの軽量物と出来る限り同載しない

≪良化運送会社の事例≫■破損した商品を関係者で確認し、どうすれば防御できたかを検討し、同時に商品知識を高めている■トラブル状況を掲示するだけでなく、更にひと工夫が加わっている

(例)・最前線の人員が掲示資料を作成して、意識を高めている・口頭でも関係者に周知して、個々にサインをさせている・ドライバー別のトラブル件数をグラフ化している

≪良化運送会社の事例≫■チーム全体(発店)で「パレット上で水平積み付けを保つか?」などテーマを挙げ、現場中心に改善策を検討している■バース上で他社の視察をし、よりよい方法の模索をしている

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輸送品質改善事例【幹線運送会社】

目標件数

実績平均

目標件数

実績平均

改善前 改善後

名鉄運輸 1.0 0.5 0.5 1.4

幹線G

品質向上に務め、丁寧且つ安全にお預りしたお荷物をお届けする事

指導教育は時事実行してまいりましたが、品質の向上には至らず横ばいの状況推移となっています。

配車、荷量に対する伝達は実施していましたが、詳細までの積む込み状況は把握していない状況だった。

幹線乗務員の荷組み・積み込みに立会い、危険な行為や作業に対し指摘を行った。

新人乗務員は減少してきました。随時、教育を実施して経験を積ませる事で破損件数減少に繋げて行きます。

知多仕分け

品質向上に務める事 いろいろな活動を行い少しずつは意識の変化は見られてきたが、品質の向上には大きな影響を及ぼしていない。まだまだ改善の余地はある。

・ 次の拠点の事を考えた荷組みが出来てなかった。(積込時の積載効率のみを考慮した荷組み)

・作業に追われ、安全・品質を考えた行動を取っていなかった。

・ 不安定な荷物に対してラップだけでなく紐を掛けるようにした。

・ KYTシートを自主作成・実施し、ミーティング等での意見交換を頻繁に行い、危険に対する意識の高揚を図った。

Bテントにホワイトボードを設置し、安全・品質等、全ての面で情報を共有し、“見える化”に近づけるツールとして活用した。

立会い者の疲労(精神的、肉体的)をよく理解し、押し付けの活動ではなく個々の意識の向上による活動を行っていきたい。真剣な話し合いの場を多くしていきたい。

調達G

安全輸送をする事 大事なお荷物をお預かりしていますので安全輸送する事ができました

荷物を積んでいる時も積んでいない時もあまり、変わりがない運転をしてしていました。

荷物を積んでいる時は、いつも以上、慎重に運転に徹しています。

今まで以上に安全輸送に心がけます。

商品を慎重に扱う事 商品を慎重に扱う事で構内破損を撲滅させる目的で、焦らずマニュアル通りの作業に徹しましょうと一人一人の意識付け。結果的に構内破損ゼロにはなりませんでしたが、かなりの削減に繋がりました。

時間に余裕が無い時につい焦りを感じ、リフトの作業スピードが若干速めになってしまい、商品の転倒やパレットの角で引っ掛けてしまうなどの破損が発生していた。

日々変動する出荷量で、少ないエリアの担当者は余裕が出来た時点で多いエリアの応援に入るなど、互いを思いやる気持ちで、焦りが軽減できた。破損ゼロにはなりませんでしたが、コミュニケーションなどが深まり良い環境になりました。

乗務員さんへの声掛けをし、出荷量の多い場合は立会い者の応援をお願いしコミュニケーションの輪を広げる。

他店混入を防ぐ為、仕分け後のチェックを徹底すること

仕分け場のスペース的な問題もありますが、与えられた場所で知恵を出し、1件を先に仕分けを完了させスペースを確保し、次の1件と言った要領で作業に取り組み、他店混入が激減した。仕分け後チェックも徹底しかなりの効果がでました。

外部工場の集荷を待たず仕分け業務を行い、集荷待ちをしている状況が当たり前になってしまっていた。

中継品が揃うまで仕分け・チェックをしないよう徹底をし、他店混入激減に繋がった。

カートン不良を発生させない段積を意識する。間配りで状態でカートン不良を見たら管理室へ必ず報告をし確認していただく(自己判断は禁止)

常滑運輸 0.0 0.8 0.0 1.0

安全・確実な輸送に努め、輸送トラブルゼロを目指すこと

個々に気をつけ、運転・作業に取組んだが、トラブルゼロは達成できませんでした。

中継品の荷降ろし時の落下破損の防止について、破損事故時、及び、運転者安全会議で指導していたが、なかなか定着していなかった。

中継品荷降ろし前に、運転者に荷姿の確認を徹底させ、落下破損事故の防止をした。同時に立会い者も同様に、荷姿のチェックをし落下破損を減少させました。

間配りミス防止のため、エフの確認の徹底、配る前の確認と、配った後の確認をする。また、その状況を確認し、指導する。

丸全昭和運輸 2.0 7.2 2.0 8.8

貨物状態を常にチェックし、貨物事故の防止に努めること

チェックはしていたが、後から壊れていたとの報告がよくあった。

トラックへの積込み時、タイルの上に直接住器の載ったパレットを載せていた。

タイルの上に1枚コンパネを敷くことにより、荷下ろし時の落下破損が減った。

構内パトロール実施。過去の事故事例の横展開(朝礼、点呼、安全会議時)

不明破損の削減積込立会者のスキルアップ

4.12.0イトー急行

7.03.07.33.0大橋運輸

今後の取組

5.42.0

振返り その他

改善事例35K 36K

運送会社名 グループ宣言

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輸送品質改善事例【幹線運送会社】

目標件数

実績平均

目標件数

実績平均

改善前 改善後

今後の取組振返り その他

改善事例35K 36K

運送会社名 グループ宣言

ドライバー

破損を起こさない安全な運転をすること

荷崩れ、破損を意識して走行している。走行中の破損は減らせたと思うが、到着後の荷降し作業中に破損を起こしている。

走行中、破損に繋がったかも知れないことがあっても、トラブルにならなければ報告をすることもなく、自身も忘れてしまうこともあった。

ミーティングのときに、安全走行、積み付け、両方に関してヒヤリ・ハットを報告し合っている。

ヒヤリ・ハットの報告は継続したい。荷降し終了まで緊張感を緩めないようにする為、点呼時に注意を促す。

輸送管理

立会者とドライバーが連携しての破損の減少

トラブル件数が目に見えて減少したとは言い難いが、立会者、ドライバーともに『輸送品質向上』を意識に刷り込むことがある程度出来たと思う。

1ヵ月毎目安でミーティングを開催しており、その際に前月発生した輸送トラブルの情報を並べ、意見交換をさせていた。作業者に積み込み時の写真を見せても記憶に残っていないことが多くあった。

トラブルが発生した場合、日にちを空けずに作業者にトラブル内容を伝え、原因を考えるように働きかけている。

ミーティングの場以外でも、日常的に、自発的に、ドライバーと作業者が情報交換をするように働き掛けていきたい。

立会 輸送が長時間かかることを考慮した積み込み

破損防止に有効な荷組みを考え出すような事は出来なかったが、積み込みをしながらドライバーに走行の注意を促すなど、輸送中破損を意識した作業は出来た。

積み込み時、養生の方法にはあまり口出しをせずに、積み込み作業だけをしていることが多かった。

特に、庸車のドライバーにはコンパネ、ラッシングなど、製品ごとに養生の指示を細かく注意している。

自分で荷組みをした製品の到着時の状態をドライバーに直接聞く場面を多くし、自分の作業に責任と興味(言葉が適切ではないが)を持つようにしたい。

丸日日諸産業 1.0 1.7 0.5 0.6

輸送破損が起きない積み付けを行い、品質レベルをアップ

幹線輸送において、輸送破損は大幅に減少しました、商品知識を高める為の講習会実施(11月24日実施)や、日々の中で破損事例(今までの)を作業前ミーティングで実施してきた結果だと考えます、今後も継続していきます。

イ)金具などの、中身が判らず軽い商品を段積みし段ボール破損商品破損を起こしていた。

ロ)ロータンク等不安定な商品の積み替え時、転倒させ尚且つ、積み付け時重量物を載せての積み付けによる、潰れが発生。

ハ)化粧台の組み換え作業時、一人作業を行い膝で背板を破損が相次いで発生していた。

ニ)タイルの平物、役物の区別が付かず役物を段積みパレットの下にして、破損。

イ)ダンボール形状により段積みの可否を理解し尚且つ、パレットの段積み枚数を限定して大幅に破損が減少した。

ロ)扱いが以前より丁寧になり、組み込む際には転倒防止の養生を行うようになってきた、積み付け時も金具やシャワートイレなど軽量物を載せ潰れが無くなった。

ハ)化粧台の組み換え作業は、必ず二人作業を基本とすることで、破損が無くなった(原則重量物組み換え二人作業)

ニ)タイルの役物の区別が付き、段積みパレットの最上段に積み込めるようになった。(バラタイル含む)

基本的な事ですが、判らなければ聞く、自己判断は絶対にしない、を重点的に出来るまで教育(実施中)※ドライバーの中には、無口で黙々と作業する方もいるので、声掛けも含め実行していきます、安全も含め。

荷扱い、走行すべてにおいて、自分自身がこの商品を買って使う事を前提に考えられる様に、メンタル面でのケアを行っていきます。

名古屋 更なる輸送品質の向上と異常運送発生時の迅速な対応を実施すること

【事故件数】4月~9月 前年比76%(▲4件)①輸送中の事故防止に向け実施したが、乗務員の意識が薄く、事故が減らない。②誤送事故は減少した。

①配達後の破損事故が多かった。

②誤送防止に努めたものの再発もあり、改善につながる具体的な対策が取れていなかった。

①仕分け時、運行車への積み付け時、乗務員への指示にてダブルチェックを実施中。(商品の異常チェック)

②ヒューマンエラー防止の意味で、思い込み仕分けではなく、荷札を確実にチェックし、消し込み実施中。

異常発生時(不着・破損等)は着店(再配店)及び営業本部(四国名鉄本社)との連携を密にして早期解決を解決し、再発防止を行なっている。

破損事故防止目標として輸送中事故半減を目標にして、乗務員への指示指導を実施します。

南大阪 更なる輸送品質の向上と異常運送発生時の迅速な対応を実施すること

【事故件数】4月~9月 前年比(+1件)上野発のQ便の南大阪における中継発送業務で誤送事故が削減し、精度が向上したが、事故件数は増えた。

幹線便が南大阪支店で荷卸し、四国の各着店へ仕分け再発送する際に、一人で数量確認していた。

幹線便が南大阪支店で荷卸し、四国の各着店別に仕分け再発送する際に一人目が数量チェックした後で別のものが再度個数を照合し確認することにより、誤発送を発生させないようにしている。(2重チェック)

南大阪支店にて、破損等の異常運送を発見した際はデジカメで写真を撮り、後々の「なぜなぜ分析」に利用している

今までに発生した破損事故事例とその防止策を再度確認し、再発防止策が正しく機能しているかどうかの検証を行い同様の事故を未然に防ぐ。

中越運送 0.0 1.2 0.0 0.8

商品性質に合う適切な幹線積込を行うこと

主な活動として、過去商品事故事例の対策書回覧による意識付け強化、積込前の商品チェックとバランスの良い荷造りによる荷崩れ破損事故防止を目指したものです。あくまでも事故ゼロを目標とした中で当初は破損事故が続いて発生。改善されつつある現状ですが今後も取り組み強化いたします。

パレット混載の荷造りが多くなる中で、誤仕分けが原因と思われる個数不足の異常発生が比較的多く、調査に時間がかかり遅配トラブル発生。ついには発見できずという事故事例もありました。

タイル品において、間配り時の状態のまま車両積込を行ったことが原因と思われる輸送中荷崩れ破損事故が多発しました。

直送店様向けの商品俵数チェック仕分けの完全実施 と小物品(特に板状商品)の荷造り方について指導。

タイル品については間配り時の段積み状態を一端くずして確認・修正し安定させてからラップ巻きし積込。

年配ドライバーに夜間・早朝の誤卸防止対策として、ストレッチフイルム上に再配拠点名のマジック記入を指導する

再配拠点との協議により時間的に急がれる特約店様(長岡市 品田タイル店様)のタイル商品の別仕分け幹線積込を実施。

積込完了時の幹線積み付け状況の定期立会確認。立会い者・ドライバー以外の別の視点から安全確認する。荷卸しリフト操作時の破損事故の防止

3.2四国名鉄運輸 0.0 2.8 0.0

西浦運輸 2.0 3.0 1.0 2.2

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輸送品質改善事例【幹線運送会社】

目標件数

実績平均

目標件数

実績平均

改善前 改善後

今後の取組振返り その他

改善事例35K 36K

運送会社名 グループ宣言

東西運輸 1.0 0.7 1.0 0.6

商品確認を日々しっかり行い、チェックミスをしないこと

製品のチェック業務のミスは改善されておりますが、積み付け作業時の不具合が発生したりしていた

積み易い順に積み付けをし、重量並びに荷姿・種類には注意が疎かになり、基本通りに沿わない状況があった

下段・中段・上段に分け且つ、製品の種類、重量を考慮し重要物は下段に配置し土台としその上に順次適合品を配置することにより、輸送中の製品破損及び荷降ろし中の破損事故が減少した

尚一層基本積み付けに留意し、破損事故に繋がらないように事前の予防措置作業に重点をおいた業務に努めます

立会

荷扱いを丁寧に行い、荷物事故ゼロ

取り組み以前は不明紛失が多発していた。

商品の不明紛失が多発していた。<問題点>金具やサンプル等の小物商品の紛失が多かった。

■積込時の荷姿チェック小物箱通い箱をINAX様に用意して頂き、小物はまとめて箱に入れて荷造りするようにした。

毎月の安全ミーティング時に「品質改善」を定例議題として取り組んだ。

商品特性を理解し、破損し易い商品の荷造り方法を工夫する。

東海

積込時の荷姿チェックを確実に行います

取り組み以前は不明紛失が多発していた。

配送後に不明破損が発見される事が多かった。< 問題点>ドライバーと荷造り作業者が異なる為、パ

レット毎の荷造り状況をドライバーが把握していなかった。

■積込時の荷姿チェック(1) 積込時にドライバーがパレット毎に荷造り状況をチェックし、輸送時に破損しやすい状況があれば荷造りをし直す様にした。

(2) 配送後、荷降ろし時にドライバーがパレットの周りを1週し、荷崩れ、破損が無いか確認するようにした。

毎月のドライバーズミーティング時に、「品質改善」を定例議題として取り組んだ。

マナー・モラルの向上

日硝ハイウエー 6.0 12.3 6.0 6.6

INAX製品マニアルを重視しエンドユーザーにより良い製品を届ける

トラブル件数(目標件数6件)

■開始当初は目標件数にまったく達成出来なかったものの、今期に入り品質に対する改善策と意識の向上が見られた結果、目標に近い件数になってきました。

1.小物の製品をパレットにそのまま載せている。

2.袋物の製品の上に直接パレットを載せている。

オリコンを使用し紛失防止を行なっている。

破袋を防ぐ為1m角の段ボールを載せパレタイズを行なっている。

積み込み完了後、デジカメで撮影しトラブルが発生した時に原因追求と対策に役立てています。

日硝グループとして、傭車に対する品質管理の徹底を行なっていきたい。

松岡満運輸 1.0 1.0 0.5 0.8

発送店所として安全輸送を行うこと

日々、発送上にて事故防止を念頭において、積み込み発送しております。集荷者が変更した場合は、立会い者が全面的に指導し、積み込み不良を防いでいます積み込み養生については、コンパネ使用により商品破損を防いでいます。

養生に関しては、当てダンボール紙を使用 養生に関しては、コンパネ、当てダンボールを使用

集荷時は御社の安全基準を遵守し、積み込みにおいては、養生をしっかり行い、到着店所までの安全輸送に努めます。

関商運輸 0.0 0.0 0.0 0.2

塚本運輸 0.0 0.7 0.0 0.8

南里運送 0.0 0.2

高末急送 7.25.09.05.0

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品質改善事例(再配運送会社)

目標件数

実績平均

目標件数

実績平均

改善前 改善後

松岡満運輸/札幌 2 4.2 2 1.0

各セクションでの確認作業を確実に実行する

INAX社の情報を集約し、煩雑化を防止した体制を構築しました。今後毎月第一火曜日 16時開始のINAX専門会議を開催します。 決定事項は直ちに道内店所に指示する。

運行車到着後、ホーム上にて方面別仕分け作業を行い、所定の場所に仮置きしているが、ホーム仮置き時に当事者不明事故が発生していた。但し、根室運行車到着が遅く、接岸していないので仮置きは台車の上に乗せてあった衛生陶器を破損させてしまった。

ホーム上にて方面別仕分け作業を行い、個数・荷姿確認後、接岸している方面別運行車へ直接積付けし当事者不明事故を防止した。根室運行早期接岸は無理であり、コーンを配置し破損防止を図った。

分け作業用リフト4,5t車を Ⅰ,5t車に変え小回り出来るリフトへ変更する。・ 幹線輸送時の養生材をコンパネ二変更した・ 苫小牧主管は方面別仕分けを全量チェック後運行車へ積付けする。

INAX会議は毎月第一火曜日に開催し、事故・トラブル・パレット回収を議題とする

松岡満運輸/旭川 1 0.2 0.5 1.0

各セクションでの確認作業を確実に実行すること

輸送事故ゼロを目標として目指してきましたが、リフト操作による荷捌き前の確認を怠りパレット上部の商品が落下破損等、リフトでの荷捌き作業に起因する事故を発生させております、また到着時の積付け状態を写真撮影し、事故が発生した場合の原因を速やかに解明できるように取り組みを実施致しました。

幹線輸送車よりの荷卸時は、ウィングを上げて積付け状態を未確認のまま、リフトにて取り卸を開始していた。

ウィングを上げ、地面より積載状態を確認しても、確認の範囲が狭く落下事故が発生した。

到着時の写真撮影前に、シャーシの上に上がりパレット輸送の上にバラ商品が積載されていないか、到着時の異常有無をしっかり確認する。

① 到着時、積載状態の確認作業を継続② 輸送トラブルの発生が想定できる状態の積付けが合った場合には、幹線輸送部門へ速やかに改善指示要求

リフト操作時の確認作業を徹底実施致します、また雪道を想定した集配車へのしっかりとした積付を実施し破損事故防止への取り組みを強化致します(INAX様商品荷捌き専任者として2名を固定しトラブル防止に努めます)

倉庫

幹線輸送の仕分作業にあたり、破損事故防止と確認を徹底し基本業務を厳守する

車上よりの荷卸し作業での破損事故防止は出来たが、荷卸し後の仕分けではパレット間移動時の破損事故防止と、破損状況及び、個数の確認は90%程度の達成であった。

仕分け作業時の号車別パレット間移動の落下、踏みつけによる破損事故が発生している。

作業仕分け時①.号車別パレット間移動時の不安定な積載状態のもので落下、踏みつけによる破損事故防止の為、紐で固定し、移動する事を基本として実施。②.号車別パレット間移動時の不安定な積載状態のもので落下、踏みつけによる破損事故防止がなされているか浜野リーダー以下2名の倉庫担当者が計画的に巡回確認し、守られていない場合は徹底指導し、事故防止に努め共有化を図っている。同様事故発生は現在までなし。

仕分け車上積み込み時、大口物件(個数の多い場合等)については、倉庫担当者が協力し、個数の確認を行なっている。

荷卸し後の仕分けでパレット間移動による破損事故防止と、個数確認について、“あせらず”、“慎重”に取り扱いし、継続して事故防止に努める。

4t

積荷に合った走行を行い、『急』のつく運転操作をしない

特に冬期間の走行については、道路状況(悪路)を十分に把握し、又同僚との情報交換を行い、雪道走行に注意し、積荷に合った走行と『急』のつく運転操作を守った結果、事故はありませんでした。

通常一般的な積み付け(積荷の間にダンボール、コンパネ、毛布等使用)で積荷に合った走行に徹していたが、平日の交通渋滞の中いつ『急』ブレーキを使用するかわからず破損事故防止に不安があった。

積荷(積み付け)に合った走行に徹しながらも事故防止品質向上に向け従前より積荷の間にダンボール、コンパネ、毛布等(緩衝材用)を使用し、少々の衝撃に耐える方法で、おだやかなアクセルの踏み込み、流れを読んだスピードコントロール、『急』ブレーキをかけなくても良い車間距離等に注意し走行している。

徹底した目視と、見た目判断が難しいものは、手さわりでの破損状況、過不足の確認を行い、完成品の納品に努めている。

東邦運輸/青森 0.5 0.0 0.5 0.4

創造企業(CS)NO.1を目指す事

仕分け現場・ドライバーと業務に関わる各人の意識改革を図る。

1、幹線輸送到着後荷卸において、商品検品をするとき外装異常に気ずかない場合がありました。特に配送時において、ラッピングされた状態でパレットのままトラックに積載し納品先でもフォークリフトで荷卸しおして、後日納品先より、商品のラッピングをほどき、洗面化粧台を逆さにしたら陶器部分が破損という事例がありました。

商品検品においては、具体的にはっきりと破損が明確な場合は幹線運転士に確認をとった上で事故報告をしています、なを外装チェックの段階で特に洗面化粧台・便器については、今現在ラッピングされた状態入庫しますので、明らかに商品異常と確認にできるものは、ラッピングを解き商品を逆さにして破損していないか確認をし、商品にキズがないか確認をしています。その結果倉庫検品における事故は発生していません。

幹線荷卸においては、必ずトラック荷台に誘導員を付けて、フォークリフトを操作して荷卸しを実施する。

現場納品・特約店納品について、一人で納品が困難な場合は必ず会社担当者へ連絡を入れて指示を仰ぎ自分勝手な行動は絶対しない。破損防止の為。

東邦運輸/八戸 0 0.3 0 0.0

創造企業(CS)NO.1を目指す事

扱いを間違えれば、破損に繋がる事分かっていながら、仕分けスペースの件・誘導員の件足りなかった。

仕分けスペースが狭かった為接触事故があった。荷卸時誘導員が不備の時もあり、荷台で落下事故ありました。

仕分けスペースを広く取り作業する事により接触事故が軽減しました。荷卸の際必ず、誘導員付ける事に依り破損事故防げた。

ルールに沿った作業の指導・呼びかけをしています。

関係者全員に情報を周知徹底させる。報告・連絡・相談の継続指導

東邦運輸/秋田 0.5 0.8 0.5 0.8

創造企業(CS)NO.1を目指す事

ドライバーへの個人面談を実施し、各人の意識向上に取り組み能力、考え方の統一を図る。

ドライバーの能力の格差があり、同じ教育では、その格差が埋まらない状況があった。

ドライバー全員に作業、運転、対応、環境及び身だしなみ等の項目でアンケート調査を行い、ドライバーのランク付けを行った。高い点を取れなかったドライバーには個別に指導を行い、高い点数を取っているドライバーを真似る事から始めさせ、さらに劣っている項目をピンポイントで指導することで、ドライバーの能力の格差を埋める事を行いました。効果としては、ドライバーの能力の幅が広がり、全体の事故が若干の削減傾向にあります。また、優秀とされているドライバー自らが、率先して指導するようになったことが大きな成果です。

情報の共有と重大事故を起こさない取組みの一環として、乗務後点呼時に通常点呼(運行管理で定められた事項)以外にヒヤリハット報告を定め、上がったものは一覧にして、掲示板に掲示すること行っております。

冬期間の対策として、降雪による交通事情の混乱等に巻き込まれた際の連絡の徹底についての教育。

今後の取組その他グループ宣言

1.5 1.6

改善事例

日諸産業/石狩 2 2.0

振返り35K 36K

北海道

運送会社名エリア

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品質改善事例(再配運送会社)

目標件数

実績平均

目標件数

実績平均

改善前 改善後

今後の取組その他グループ宣言改善事例

振返り35K 36K

運送会社名エリア

東邦運輸/岩手 1 0.3 1 1.4

創造企業(CS)NO.1を目指す事

荷役ヤードの環境不備による事故。Fリフト荷役時の破損事故。禁止動作を守らない事故。等の事故が発生しました。これに伴い早急に下記内容にて改善取組みを進める。

① 環境整備悪天候時、荷役エリアが他貨物と搗ち合い狭くなり、汚破損の危険性があった。

② Fリフト荷役時の破損パレット上の荷姿状況を確認不充分なまま荷役し、破損させるケースがあった。

③ 禁止動作各従事者への禁止動作が未周知のために破損事故が起きた。

①10/24・25に荷役エリアの整備を実施し、エリア拡張を図った。

→②定例従事者会議にてFリフト荷役時の注意事項として、必要に応じて第二者立合い確認誘導にて荷役するよう指導済み。

→③INAX様配布資料「製品別の取扱注意要項」を各従事者へ回覧し、禁止動作及び製品の特性を把握周知を図る。

作業マニュアルを厳守し基本作業動作で荷役エリアの安全を確保していく。

上記改善事項の保守点検を継続管理し、安全・品質の向上に努めて参ります。

東邦運輸/山形 1 0.0 0.5 0.4

創造企業(CS)NO.1を目指す事

業務に関わる一人、一人が、責任者としての意識向上をはかる事を念頭に指導業務して参りました、多少ではありますが、昨年よりは成果が上がったようです、今後も向上心を持続して業務を遂行して行きたいと思います。

① 入庫時の積み下ろし作業。② 仕分け・検品時のチェツク。③ 各車輌への積込。④ 配達先出の対応。⑤ 事務所で、出来ること。⑥ 配達後の完了報告。一日の流れの中漠然と業務していた、トラブルが起きても他人のせいにしたり、会社が何とかしてくれるなど、無責任な行動がありました。

① 関して、まず幹線車の積載状況の確認、荷崩れ、箱等の潰れ、など異常がある場合は、荷卸前に幹線便のドライバーに確認、デジカメ等にて記録する。② 複数による仕分け、検品のチェツクの徹底。(数量・破損・汚れ・異常)③ フォークリフトの取り扱い、積載時の落下、悪天候よる汚れ・濡らし。④ サービスドライバーとしての心得、言葉使い、服装。(現場でのトラブル、不在・納品場所・現場所在不明)必ず事務所に指示を仰ぐ。⑤ 現場の事前調査、地図、荷物等、時間、INAX様よりの指示事項の伝達。また現場でのトラブル等の報告をINAX様に正確に伝える。⑥ 無事故、無災害、NOクレーム。SDとして責任は、最後の報告事項で完了。

入庫時の仕分け作業の分担化、同じ業務の繰り返しによるマンネリ化防止策として、設備・建材・住器の仕分けを持ち回りにて担当(担当=責任者)整理・整頓・整備・清潔、を心得として常に心掛ける。

冬季期間対策。予想されるトラブル 降雪よる延着(路線便・配送便)・交通事故よる(走行不能・通行止め)・仕分け作業場の除雪、フォークリフトの取り扱い。連絡網の徹底。近日ミーィテングを予定

東邦運輸/仙台 0 0.0 0 0.6

創造企業(CS)NO.1を目指す事

お客様と直接接するドライバーだけではなく、仕分け、検品担当者など業務に携わる全員が常にお客様(CS)を意識しながら作業してきたことにより、配送品質が向上し成果も上げられたと思います。今後は更にレベルアップをし、CS NO.1を目指します。

毎日の業務が同じことの繰り返しでマンネリ化しており、担当者の責任感が低下し、トラブルが起きる危険性が見受けられた。

1) 担当者の意識の低下2) 担当者任せ

1)担当者の意識改善①作業ルール、マナーの再確認のための教育*(2ヶ月に1回、またはクレーム発生時に実施)②作業前の指示事項の伝達、確認、作業後の業務報告の徹底。*(各点呼時に実施)

2)検品(個数・破損・汚れ・異常)の強化①複数者での検品* (幹線車荷下ろし時、仕分け後の検品を各担当者が持ち回りで検品)②配送車へ積込はドライバーと積込担当者の2名で行う

冬季期間対策。(降雪よる延着、交通事故よる走行不能、通行止めなど予想されるトラブル対策)連絡網の徹底。

作業品質を向上させるための指導・教育の強化し、配送クレームゼロを目標とすること。

郡山運送 2 1.2 1.5 1.0

ていねいな荷扱い 走行中に速度制限を守りゆとりを持った配達を心掛けるよう指導し又、積込み時、荷卸し時が外装の点検を徹底するよう指導し、ていねいな荷扱いに対し意識させました。

商品の大、小関係なく各ドライバーが各自で積込み荷卸しを行い、その為、時間のロスが生じ、「ていねいな荷扱い」「安全な輸送」に対し注意が散漫になっていたところがありました。

グループ制を導入し、積込み時よりグループ毎に協力し積込み、又、荷卸しの際は近くの近くに走行中のドライバーと連絡を取り合い重量物の荷卸しを協力し事故防止に心掛けるようなりました。

グループ制を導入することにより各ドライバーの作業時間が大幅に短縮され、ドライバーの商品の外装チェック、ていねいな荷扱いが出来るようになり事故改善につながりました。

ドライバーから仕分け作業員に教育を落とし込み事故防止に努めます。

塚本運輸 1 3.7 1 3.2

荒井運送 4 3.5 4 2.8

不明破損及び不明紛失をなくす為に原因究明をしてなくすようにしていくこと

不明破損については幹線荷受時、仕分け時に外観チェックを強化し幹線責任か自社責任かの所在を明確にした紛失については2件発生

荷降ろし時外観チェックのみで積み込み時に破損発見で幹線業者への連絡が遅くなり了解を得られない場合が生じた

幹線荷降ろし時間を早め荷降ろし時に混載無しのパレット置き場を現場ごとに置きドライバーの数量、品番確認を早める事で報告を早く行えた

不明紛失について完全に無くす事

金澤運輸/川崎 3 3.0 2 2.0

輸送事故の削減 昨年より始まりました品質行動宣言『輸送事故の削減』ですが、全社に展開し昨年実績(48件)に比べ、3割(34件)の削減効果を出すことが出来ました。

・構内作業員の不足から仕分け作業を乗務員が兼務することが多く、時間的余裕が無いことが多く有りました。結果として事故を誘発していたと考えられます。また、協力会社などの積み込みも本人に頼ることが多く適切な指導が出来ていませんでした。

・一時凌ぎ的に協力会社を利用していた為に、製品特性の分からない乗務員が来ることが多く、荷扱いにミスから破損等に到ることが多くありました。

構内作業員の増員(3名)を行い仕分け作業の精度を上げました。また、積み込み時の立会い率も上がり、特に初めて来た協力会社乗務員への荷扱い指導の徹底が出来るようになりました。

・各協力会社の品質責任者を集め、ミーティングを行い事故削減の重要性を説明し協力を要請したことで、今まで以上に製品の特性を理解している乗務員で配車をしてくれるようになりました。結果として品質向上に繋がりました。

引き続き協力会社の品質責任者を交えたミーティングを行い、現場主体の荷扱い実地研修等を定例的に開き更なる『輸送事故の削減』に努めていきたいと思います。

東京ユニオン運輸 1 1.5 0.5 1.6

継続的改善による予防安全と作業品質の向上を図る

入荷・検品・仕分・荷揃えの流れの部分的な改善により、構内での製品事故を減少させる事は出来ましたが、車輌に関る部分(積込、走行中、荷降し)での改善が今一歩でした。

入荷チェック後仕分・検品ように、建材製品と住設製品をパレット単位でゾーン分していた。製品の大きさ等がバラバラで、検品時に視線が安定せず検品ミスを誘引し、仕分中の導線が悪く人による製品落下事故、接触事故等の要因となっていた。

製品の大きさがある程度一定した為、目線を大きく上下左右に動かすこと無く検品出来るようになったので、検品ミス、仕分チェックミスを抑止出来るようになった。又、仕分中も同一品種のパレットが近い為、移動距離が短くなり落下事故のリスクを軽減する事が出来た。

① 仕分場内の低光度部分にライトを増設し、F確認のミス防止に努めています。② 積込専従者を2名配置し、被専従者への積込指示を行い、誤積込・伝票取扱の確認を行っています。

構内(入庫・仕分・検品・荷揃え等)での製品事故防止はある程度出来てきましたが、車両絡み(積込・走行中・荷降し等)の製品事故が後を絶たない為、製品取扱について再度取り組みます。

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品質改善事例(再配運送会社)

目標件数

実績平均

目標件数

実績平均

改善前 改善後

今後の取組その他グループ宣言改善事例

振返り35K 36K

運送会社名エリア

つばめ急便/埼玉 1 1.2 0.5 1.0

明るく元気な接客対応、品質管理の向上に努める。

当センターでの今期の振り返りとしては、管理者及び各ドライバーが特約店様、お得意様に評価の得られるよう、『報告・連絡・相談の徹底とスピード対応』を中心に行動してきました。また品質管理面の向上策として『夜間作業工程の再確認・荷役中に対する安全確認』を定期的に実施し、あらゆる安全数値の向上に挑戦しました。

1、倉庫内の整理整頓が不十分であったため、仕分け作業業や積込み・積降し作業等に支障が出ていた。

また、保管場所も明確に決まっていなかった。2、夜間仕分け作業での『幹線到着時の破損確認・個数チェック、ラベルチェック』の精度が甘かった。積込み時にも商品確認が不十分な時が有り、個数違い、送り先違い等の品質事故発生を未然に防止できる対策が機能していない時が合った。3、ドライバー会議を通じ、『安全・品質・環境』に対する指導教育は行っていたものの、指導による効果確認やセンター内での報告業務が滞ることがあった。4、相対的に作業員やドライバー任せの仕事になっていた。

1、倉庫内にラックを設置しレイアウト変更を実施。商品の段積みを可能にする事により、倉庫内のスペースを最大限有効活用し、ゆとりある入出庫作業スペースを確保できた。また作業時間の短縮にもつながり特約店様向けの配送時間も安定してきた。

2、夜間作業の見直し、品質に対する意識を再認識する為に、倉庫内に貴社から頂いた啓蒙ポスターにセンター目標を記載して掲示。商品管理に対する意識向上と作業工程の見直しを実施した。

3、当センターの安全品質担当者が夜間作業工程の再確認を行うため作業立会いを実施。問題点の事前抽出と業務改善を繰り返し、1つ1つ指導教育を行った

水濡れ事故を未然に防ぐ対策として、平ボデー車での輸送時には『二重シート、三重シート掛け』を徹底した。荷降ろし時の確認作業強化に取り組んだ。

作業品質を高めるべく、各工程ごとに再度確認事項を取り決める。ルールに従った安全作業を遂行出来る様、作業員・乗務員へ指導します。また、ドライバーにサービスドライバーとして求められる資質や要素を教育し、配送先様でのマナー・モラルの向上を実現します。

丸全昭和運輸/羽沢

3 1.7 2 2.8

輸送品質の向上と輸送トラブル削減を図る

一年間の活動を通じて配送員ひとりひとりに輸送品質の向上という意識が確実に浸透してきていると見受けられます。日々の多忙な業務で忘れかけてしまう“お客様第一”の基本理念が今回の活動のお陰で常に意識出来る様になったと感じます。

どことなく元気がなかったり、朝夕の挨拶も無かったりで、覇気のない配送員の存在があり、客先での応対や配送態度にも不安がある状態でした。配送時のトラブルも発生しがちで、その度に注意をして教育を施していましたが、目に見えた改善が見受けられない状態でした。

朝の出発前の点呼で大きな声で挨拶をさせ、日替わりで個人の品質向上宣言をさせることにより、その日一日の各人の品質に対する意識を高める事を繰り返しました。また配送時のお客様とのコミュニケーションのシュミレーションも行い、接客態度の改善に努めました。その結果、朝の出発時には挨拶も元気に交わすようになり、また各自の顔に一日の始まりの緊張感が見られる様になりました。客先での応対(言葉使い等)に対する意識も格段に成長し、自分が相手に感じよく思われているかを非常に意識するようになりました。

月1回の安全会議の開催で、その月の事例や反省を挙げて全員で考えディスカッションしました。

引き続き点呼による気の引き締め、目的意識の強化を図りながら、愛される運送会社になる事を常に意識する様、意識改革に取り組んでいきたいと考えます。

つばめ急便/稲毛 1.5 1.3 1 0.2

つばめ急便/千葉 2 2.0 1.5 0.8

協立物流/越谷 1.5 0.7 1 1.2

破損、誤配等のトラブルを無くし、お客様に喜ばれる配送を目指すこと

この1年間で、トラブル防止に対するドライバーの意識は高まり、トラブル件数の減少という目に見える成果は出ております。しかし、完全に無くすにまでには至っておらず、今後も引き続き発生原因別に一つ一つ対策を立て効果を検証して参りたいと思います。

【悪い積み付け例】

※フォークリフトで持ち上げた場合にアンバランス

■トラブル原因内訳(平成18年度)

【良い積み付け】

・ はみ出し部分が無く、障害物等にぶつかる危険が無い。・ 高く積まないので、商品が崩れる可能性が低い。・ 「垂直・水平・はみ出さない」を合言葉に、ドライバ-への呼びかけを実施。⇒ 管理者が毎日チェックする。

■トラブル原因内訳(平成19年1月~9月)

フォークリフトのバック走行の徹底。 商品は必ず抱えて運ぶ。手掛け穴があっても原則使わない。

車上での積付不良によるトラブルを撲滅するために、積込状況と庸車の養生道具(緩衝材、ラッシングベルト等)所持状況の監督強化。

・ 定例ミーティングを開催する事で、情報の共有化を図れた。結果、品質向上へ繋がった。【別途活動報告書提出有り】・ 実際の商品を持ち込み、破損の分析をすることで、何がいけなかったのか、どうすれば防ぐことが出来たか?を、皆で討論することで商品知識を高め次回よりの破損を削減している。・ エコドライブに全員で取り組んでいるため必然的に納入先でアイドリングストップを実践。お客様からお褒めの言葉を頂いた。・ 歯止めを黄色くペイントして装着を啓蒙→装着率の向上。・ 制服着用方法ルールを制定(上着はボタンを5つ留める前開きファスナーは胸ポケット刺繍位置まで上げる)

・ 制服の着用方法に特別な決まり事が無く、だらしない格好をしてしまい、お客さんに不快感を与えてしまっていた。・ 定期的なミーティングを行っておらず、常にトラブルが先に起こってから対策を講じるなど、対応が後手に回ってしまっていた。・ お客様先で歯止めをしていない人がいた。・ 挨拶に対する認識が甘く、特約店様配送時等、顔見知りの方に失礼な態度をとってしまうことが有った。・ 商品に対する探究心(向上心)に欠けていた為、配送専属者であっても商品知識に欠けていた。そのため、検品に時間がかかり安全輸送に不安があった。(リフト輸送時や、商品の強いところ弱いところの認識不足)

私達のグループでは、『安全・品質・環境』の3本立てで取り組んで参りました。品質面では、昨年度あったような大規模なトラブルも無く、大幅にPPM値を下げることが出来ました。また、環境面でも社内全車両が一体となって燃費の向上に取り組み、成果を挙げることに成功しました。

安全・環境・物流品質を最優先に礼節を以って業務に従事する事

PPM値は年々減少していますが今後も現状の数値に満足することなく『何故事故が起きるのか?起きてしまったのか?』を研究し、更なるレベルアップを行います。

破損について何が一番危ないか?を追求して行く内、フォークリフトでの破損が大半を占めている事がわかりました。そこで、リフトによる破損を撲滅する目的で、社内のQC活動として活動してきた記録を添付いたします。

はみ出し

必要以上の積み上げ

不安定 且つ非効率

アンバランス解消

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品質改善事例(再配運送会社)

目標件数

実績平均

目標件数

実績平均

改善前 改善後

今後の取組その他グループ宣言改善事例

振返り35K 36K

運送会社名エリア

丸全昭和運輸/平塚

2 2.2 1.5 0.8

報(報告)・連(連絡)・走(行走)

・ 納品先に対する作業時のマナー、製品の取扱などのクレーム対応は、取組み宣言「報告、連絡」通り確実によくなっている。・ 走行に関しては車両事故、違反もはなく安全運転ができた。

・ 配達先の荷卸後のクレームが特定荷主に関し多くあった。・ クレームの問題点が応援者のドライバーに確実に伝わらないことがあった。

・ 特定荷主に関しては配達時間、ドライバー、注意事項などを配車担当者、全ドライバーと十分打合せを行い再度確認し、口頭で説明し掲示を行いサインさせ集中して点呼を行った。

・ 今後もマナー向上、品質向上に向けドライバーのモラルアップを図りクレームゼロを目指したい。・ 全車にデジタコを導入し、燃費向上の為エコドライブを推進し事故防止に繋げたい。

愛知陸運/東松山 1 0.5 0.5 0.6

誤配送/破損事故を無くすこと

誤配送は無くなりましたが破損事故か忘れた頃になると起こりました。トラックに積み込み中パレットが傾き落下、仕分け中小物か養生不足で上部より落下、チョットしたミスで起きた破損事故が多かった。

改善前の積み込みは配達ドライバー1名のみでの作業であった為に不安定な作業になりがちであった。

改善後の積み込みは配達ドライバー3名で行い荷物全体の状況を全員で確認しながら作業することにより落下事故を防げるようになった。

誤配送を無くす為積み込み前と荷降し後送り状の個数行き先とエフの確認の徹底

配送中の破損事故を無くす為積み付け養生等の工夫及び徹底について取り組みます。

中越運送/宇都宮 1 2.3 1 2.8

データーに基づき荷札個数の確認を確実に行う事

徐々にであるが、配達員の意識が変わり、誤配口割れ等が減少してきました。引き続き荷札、伝票個数の確認を確実に実行し更に品質向上に努めます。

荷物事故発生後の再発防止の対策があいまいでした。

事故事例の回覧を継続実施したところ、全員の意識が変わり事故防止に対する取り組みが前向きとなり事故減少に寄与しています。

幹線車の荷物取卸の状況確認。異常時には必ずデジカメ撮影実施しており、状況確認しております。

環境にやさしい運転を心掛け、きれいな商品をお届けするとともに社会貢献するよう取り組みします。

協立物流/前橋 1 0.7 1 2.2

荷扱いを丁寧に行い、破損をさせない様、全員で注意し合う事

日頃から、トラブルの無い安全な配送を心がけておりますが、現状はトラブルゼロの月が続いたかと思うと、立て続けにトラブルを発生させるという状態を繰り返しています。この状態は、新人ドライバーの理解不足とベテランドライバーの気の緩みに原因があるものと考えます。今後は、基本の徹底とトラブルを無くす気持ちの持続を図るべくドライバー教育の機会を増やす等、トラブル防止に努めていく所存です。

(検品方法)検品者は、ピンクの商品も他の商品と同じ配送先の分だろうと思いこみ検品する。だろう検品⇒誤配送

(検品方法)① 全商品のエフを外向き(検品者側)にする。② 数量を数える。※①と②は別工程。同時には行わない。確実な検品⇒誤配送ゼロ

「CS運動」、「作業・配送協力運動」を開始。ドライバーが以下の項目の出来具合を自己申告① 毎週月曜日、ドライバー全員で挨拶の唱和② INAX様以外の商品に関しても、荷捌き・配送の相互協力③ ヘルメット着用④ 5S推進(整理・整頓・清潔・清掃・しつけ)⑤ 報告・連絡・相談の徹底⑥ 破損等トラブル無し

管理者は、毎日ドライバーの申告をチェック表により管理することで、ドライバーの業務姿勢を客観的に判断し、指導・育成に活用する。

爪さし、落下防止等フォークリフト運転時の破損を無くす。

中越運送/富山 1 1.0 0.5 0.6

幹線車荷卸時の荷物状況の確認チェックを行ないます

幹線車到着時に積載状況をデジカメ撮影を行ない、個数、外装の異常有無確認を行ないましたが、人員の都合で実施できない日もあり、輸送品質異常に繋がった事もあった。

幹線車は他業者という意識が少なからずあり、異常が現認された時点での発生場所、原因の特定が困難であった。

幹線車の積載状況を撮影する事により積付不備による破損や個数異常を即刻発見する事ができ、原因不明による異常が減少傾向にある。

再配における緩衝材の適切な使用により、配送車内における破損事故防止を実施

人員体制を見直しし、幹線車取卸確認を完全なものにすると共に、再配時における異常撲滅を期する

名鉄運輸/金沢 0.5 0.5 0.5 0.4

名鉄運輸/福井 0.5 2.8 0.5 1.0

中越運送/三条 1 1.3 0.5 1.6

荷受・荷渡し状況確認の確実遂行

幹線車よりの受け渡しは、良好に行なわれていたが、再配便受け渡し時、仕分け状況により、確認作業にムラが有り一層の取り組みが必要。

通常、同じ人間が交代にて運行している為、荷受も馴れ合いになり、商品をいつもの場所に置いていくだけになり、商品の外装チェックも無い受け渡しになっていた。又、再配車受け渡しも数量チェックのみで、よほど大きな破損で無いと報告も無く気付かない事が多かった。その為、破損時の責任が何処にあるのか解らず苦慮していた。

幹線車到着時、デジカメにて積み込み状況を撮影し、取り卸し後も商品状態撮影。破損発生時、商品と積み込み車、撮影画像と照らし合わせ原因追求できるようになった。又、チエックシート(数・破損・名前・携帯番号・配達順番の表記 個別・全体一覧)の活用により、出発前の破損・数量チエック・トラブル時連絡が、スムーズになった。

(その他の取組)コース別仕分け場所確保の為、清掃の徹底に努め限りある仕分け場所を広く使う。

今回何件か起きてしまった破損事故内容を振り返ると、リフト絡みの事故ばかりなので、反省をふまえ、今一度リフト基本作業を徹底的に話し合い・実行していきます。

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品質改善事例(再配運送会社)

目標件数

実績平均

目標件数

実績平均

改善前 改善後

今後の取組その他グループ宣言改善事例

振返り35K 36K

運送会社名エリア

中越運送/上越 0 0.0 0 0.0

品質事故撲滅への挑戦 再配幹線の到着時の異常の有無、現物確認を確実に実行する。

幹線ドライバーが取り卸後に現物確認を行っていた為細部まで異常の有無を確認できなかった。

取り卸前の積み付け状況をデジカメにて撮影し記録に残す事により ドライバーの積み付けに対する意識も改善され到着時の異常発生はほぼ見受けられなくなった。

配送車積込時において緩衝材の適切使用により、破損事故撲滅へ向け取組む。

中越/静岡 0.5 0.8 0.5 0.2

正しく配達する事を使命とし、信頼に繋げていくこと

商品到着時、仕分け作業時、再配車輌積み込み時、輸送時、荷卸し時の各々の時点でいかに安全に取り扱うかを視点に指導してきました。担当するリフトマン、ドライバーの行動に各時点で何を注意しなければならないか、どんな事が予測されるかを考えながら作業している様子を見受けられる事ができました。

仕分け作業を行うリフトマンは配達先毎の仕分け作業だけを行い、ドライバーは自分の配達先の荷物を急いで積み込む事だけに没頭していた。その為、ドライバーによる積み込み中の破損事故が注意をしていても度々発生していた。

仕分け作業のリフトマンは勤務時間が前日夜中からの作業の為、配達先毎の仕分けが終わり次第帰らせていましたが、時間を延長させて安全積み込み確認者として再配トラック積み込み中のドライバーへの指導、パレット上の商品状況を説明するように致しました。結果、改善が見られたのはドライバーが積み込み中にパレットから商品落下させるなどの事故が無くなりました。仕分け作業もトラックに積み付ける意識をしながらパレットに商品を安定するように載せていき、ラップ、紐などを使い工夫をするようになってきました。改善前のようにそれぞれ別の作業で行ってきた時は早く終わらせようという意識だけだった事が全体の作業で丁寧な取扱に繋がったと思います。

傭車を使った運行が多いので、ミーティングで行ったドライバー指導を傭車責任者にも回覧し、サインを記入後、提出してもらう事にし、一丸となって指導を行っている。

今後も引き続き安全積み込み確認者による指導を行い、事故が発生した場合は早急に当事者だけでなくリフトマン、ドライバー、事務員全員で意見を出し合い、原因と対策、再発防止に取り組む体制にします。

高末/浜松 1 2.5 1 2.6

誤配・遅配をゼロに向けて各作業を確実・丁寧に実施する事

取り組み以前は誤配・遅配が頻繁に発生し作業終了時刻も遅くなっていた

1、 高末浜松営業所内にて仕分け(1)問題点①仕分けスペースが狭い

②雨天時水濡れの可能性がある

2、 誤配が頻繁に発生(1) ドライバーが個々に積込んでいた

①荷物の欠品、混在が発生

1、 仕分け場所移転(センコー敷地内)(1)テント倉庫内にて仕分け① スペースの確保② 雨天時水濡れ防止

2、 積込み時、俵数チェック(1) 荷積込み時俵数チェック体制の徹底

①担当:小田木

配送トラブル発生時は月1回の営業所会時に全ドライバーと対策協議実施

荷受人さまに対しての挨拶、マナーの向上

愛知陸運/御殿場 0.5 1.5 0.5 2.0

誤仕分・誤配送ゼロを目指します

誤仕分・誤配送ゼロを目指してまいりましたが、CSの面ではまだ満足のいく状態ではないので今後の取り組みとしていきます。

当社での仕分け作業に於いて使用している「チェック表」が数年前からメンテナンスされておらずにいたため、今回は「チェック表の再編成」を行いました。

字を見やすくするために文字を大きくし、仕分作業員・配達ドライバーに「分かりやすい表示」を実施。尚、今後もグループ内でのQC活動に基づき、日々メンテナンス致します。

ルート便の特約店配送の見直し(配送到着時間の短縮化を図る)11月1日より実験開始

中越運送/長野 1 0.8 0.5 0.8

御客様の製品を丁寧、迅速、確実にお届けする事

丁寧、迅速、確実にお届けするには現状の作業を踏まえ、何をどのように改善すべきか試行錯誤を繰り返し徐々にではありますがレベルアップが図られ、配送員の意識改革もみられるようになってきました。

基本作業が徹底されておらず、応用作業(手抜き作業)となり、輸送品質の異常に繋がるケースが見受けられる傾向にあった。

仕分時、配送車積込時など管理者による立会いを実施し、不適切については教育・指導を行ない徐々に基本どおりの作業が遂行されるようになり輸送品質の異常も減少傾向となってきている。

配送員とのミーティングを開催、各々の立場からの作業改善点を抽出し輸送品質の向上を目指す。

継続的に基本作業の確認是正を行ない、配送員とのミーティングを定期的に開催することにより、作業の現状を確認し是正をする事により更なる輸送品質のレベルアップを図っていく。

中越運送/松本 0.5 0.0 0.5 0.8

出発前の個数確認を実施 当初は納品先から1個不足、または別の納品先の荷物が混じっている等のクレームがありましたが、2度の個数確認と納品先での確実な検品をうけることにより個数間違いが殆ど無くなりました。

夜勤者が荷札を見ながら納品先別に仕分けをし、その後配送乗務員が出勤し直ぐに積み込みを開始していました。よって、夜勤者の仕分けミスがあったときに納品個数を間違えることがありました。

夜勤者が荷札を見ながら納品先別に仕分けをし、終了後納品先別個数の確認帳票に基づき個数の確認を実施。更に乗務員が積み込み前に再度納品先別個数の確認を実施しています。また、納品先では極力立会いをしていただきお客様からも確認をしていただいています。これにより個数間違いは殆ど無くなりました。

リフトによる大量は損が発生しないようリフトの基本走行、及び基本操作について指導致します。

阿南自動車 0.5 0.2 0 0.2

中越運送/甲府 1 0.8 1 0.4

誤配・遅延・破損の撲滅。 誤配・紛失に関しては到着時のダブルチェクの徹底を図ったので異常発生を抑えられたが、8月に配送車輌への積み付け時に小台車より落下させ破損が発生した為、二度と同じ事故を発生させない様、積み付けの対応策を周知・徹底させていきたいと思う。

1回のチェックでの作業時に度々発生していたミスの事例

1・語仕分けによる、誤持ち出し。2・配送車両への積込時(午前8時~10時頃)に

なって過不足が判明した事があった。

ダブルチェックを徹底する事による効果

1・ドライバーが商品を捜す無駄時間を無くす事が出来、配送時間の短縮に繋がる。

2・誤着等の連絡(午前5時~7時頃)及び対応策が早く取れるので、お客様への被害が最小限に抑えられる。

◆ パレットでの仮置き時にはコンパネ等で養生。

◆配送車両への積み込み時は大台車の使用の徹底。

◆ 現場等への配送は専属車にて行う。

同じ事故を2度発生させない様に、【対策・指導・管理】を到着・配送の各部門で徹底していく。

高末/東海 3 5.2 3 4.8

客様の御希望した時間に確実に荷物を届けること

1、 報告・連絡の不備により、連絡無しの着時間遅れが発生した。2、 仕分け作業、荷扱いの不備により年間54件、月平均4.5件(目標3.0件)の輸送クレームを発生させた。※破損36件、紛失14件、水濡れ2件、送り先違い2件

1、 所内の連携不備による、延着・紛失多発(1) 積込み側(運送)と仕分け作業側(2) 運行管理者とドライバー(3) 仕分けチェック体制の不備2、 所員の意識レベルの低による破損多発(1) 積載効率を重視し製品安全を軽視(2) 荷扱い・養生不良により3、 お客様(特に名支社様)から電話が繋がりにくいとのクレーム(1) 回線が一本(2) 一部の対応者の話が長い

※ 昨年度においては大幅な改善はされませんでした。しかしながら組織体制(管理者)を整備し(従来の尾崎から渡部・佐藤に変更)、まず所内、お客様との連携を強化しました。

1、 所内(1) 朝礼・終礼、定例ミーティングを確実に実施し、問題点・解決策を共有化(2) 取り組み優秀者への感謝会実施2、 お客様(1) 問い合わせ、クレーム報告書など、クイックレスポンズの実践(2) 電話回線増設による話中で繋がらないことの削減(3) 重点特約店様に対する着時間厳守配車の徹底

仕分け作業におけるトリプルチェック体制(一次仕分け時・仕分け完了時・積込み時)による紛失防止、及びドライバー荷扱い・養生技術レベルの向上指導(信賞必罰)破損削減、この2点を重点に取り組みます。

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品質改善事例(再配運送会社)

目標件数

実績平均

目標件数

実績平均

改善前 改善後

今後の取組その他グループ宣言改善事例

振返り35K 36K

運送会社名エリア

日硝/三重 1.8 1 2.2

管理 すべての作業において基本を遵守する事

配車責任者、管理者が現場へ出る機会が多く、荷主様、施主様などの御問い合わせに対し、即時のご返答が出来ない面が多々あった。

配車責任者、管理者が現場へ出る機会が多く、荷主様、施主様などの御問い合わせに対し、即時のご返答が出来ない面が多々あった。

事務所事務員が連絡を受けた者がその連絡内容に結論が出るまで対応し、ご返答までの時間を出来る限り短縮する努力をしました。

電話応対は親切・丁寧を心がけましたし、今後も継続及び進化するよう努めます。

事務員の現場応援頻度を高め、緊急時に荷受人様がお困りにならない対応に心がけてゆきます

瀬戸 一つ一つの作業を慎重且つ丁寧、確実に行い、クレーム「ゼロ」を目指す事

当グループでのクレームは発生させることなく来れています。ただ、再配業務の難しさは多種多様な要求への対応ですので今後も気を許すことなく業務を遂行してゆきます。

配達先での荷受人不在という場面が多々あり、不在置きなのか持ち戻りなのか判断に困る場面に遭遇している。

配車責任者への連絡を密にし、次工程の荷受人様への延着などの問題に発展しないようにした。また、路線業者さんがよく使用している不在連絡表の是非を検討してもらっていっる。

配達先全ての荷受人様にご迷惑を掛ける事の無い配達サービスに努めてゆきます

地場 安全輸送に留意し、安全・丁寧・迅速に荷物をお届けする事

着時間などに追われて、焦りから破損が起きてしまったり、積み込み前と荷降ろし前、荷降ろし後に荷物の確認をしなかった為にパレットなどに引っ掛ってしまうなど基本動作をしなかった為に起きた破損が多くあった。

・各自の破損実体験・その時の状況などを点故時に本人から発表してもらい、全員で共有化し注意を呼びかける。

・ 実際の破損事例でKYTシートを作成し点呼時にドライバーの危険予知能力を高めるようにした。・ お客様の大切な荷物をお預かりして、安全・確実にお届けすることが私共の使命であることを再認識するように指導した。・ 段差部分の修繕、段差を無くすためにアスファルトを盛り付けて段差を少なくしてもらった。

基本動作を怠らず、確実な作業が出来る風土を全員で作りあげる為に「声掛けを運動」をします。

・ ドライバー全員で危険な作業や危ないつみ方(破損の恐れがある)などを目撃したら直ちに注意し合う、直ぐに声を掛け合い、コミニュケーションを深め破損撲滅を目指すように努めます。

美濃 安全輸送で顧客満足を満たす事

教育・指導は可能な限り実施しましたが結果として破損事故の件数減少に繋げる施策を見つけられない状態でした。

倉庫内を垂直にラックが配置してあり、ラックを挟んで両際に再配荷物を間配りしていたため、リフトでの移動に大周りをしていた。(元もとの設置していた意図は滞留品や預かり品と当日出荷分の仕切りとして前々任者が設置した)夜間の立会者と日勤が朝出勤してくる時間に空きが約1・5時間あり、連絡や伝達事項をボードに書き漏らしたりする場合、トラブルの伝達などが遅れ、ご迷惑をお掛けする場合も有った。

ラックを取り去り、フラットな状態にした。リフトでの移動する動線が短く出来き、荷捌きエリアとして拡張し、チェックミス減少にも繋がった。

日勤者で1名早出出勤を実施。夜間立会者と日勤の担当者との繋ぎを実施。トラブルや連絡がスムーズに行え、荷物の延着発生件数は減少できた。

KYTによる安全品質意識の向上にむけた教育を少し実施

管理責任者を変更し、品質に対する取組を強化してゆきます。施策は随時、分析を行い実施してゆきます。

夜間仕訳

仕分作業で破損を出さないよう注意して製品を取り扱う事

仕分け時の破損件数はあまり減少することが出来ませんでした。ベテラン高齢者作業員の退職に伴う新人作業員の導入で教育は実施してもノウハウの薄さから発生させてしまう、また教える先輩作業員が作業に集中できず、うっかりミスを起こしてしまう、繰り返しでした。

夜間の従来の作業員体制は5名体制で行っていたが、その内のベテラン作業員2名が体調不良などで退職した。早急に増員を掛け、現状の体制を8名体制に補填した。だが、製品特性を熟知するには時間が掛かる状況となっている。

1、バースの境にラックあり、間くばりに遠周りしていた、また、立会い者が作業者の作業状態が見えない。2、出入口に段差がありリフト運搬時に落下あり。3、ロットの大小にかかわらヅバースに配り荷物であふれる事があり、4、店名の表示が小さく見にくかった。

自社事例を基にしたKYTシートを月に1枚発行し、実作業場の写真を用いた啓蒙教育を行うようにした。浸透させるまでには時間がかかると思われるが根気良く継続して行きます。1、ラックを取り除き見通しをよくした、作業状況がよく見える。

2、アスファルトで埋め段差をなくした。3、大きいロットは、臨時のバースを設置する。4、店名を大きく見易くした。(再度見直し中)

リフト作業時の発生率が減少できていないのでKYTはリフト作業用のものを意識して作成して実施してゆこうと考えます。

名鉄運輸/東海 2 4.0 2 2.4

お客様に満足して頂ける輸送品質を目指して、納期遅れ,時間指定手配モレ等の約束不履行を撲滅する事

専用車での積み合わせの関係上、前の作業が手間取り、時間指定に遅れることもありました。又、輸送事故が発生し、一部の商品に納期遅れを生じさせました。

時間に遅れそうな場合は、ドライバーの判断でお客様に遅れる旨連絡し(場合によっては連絡ナシのこともありました)、ご了解を受けていました。

予定していた作業時間がオーバーしたり、交通事情その他の理由により遅れそうな場合は、当社担当者(千田,田口)に報告し、お客様にご連絡を申し上げます。

ドライバーズマナー集を教育の一環として、活用しています。

イレギュラー発生時にはINAX様に報告し、トラブルを最小限におさえるように致します。

松川運輸/守口 6 6.5 5 2.8

商品の荷扱いを丁寧に破損、紛失、水濡れ、ご配送の目標ゼロ件

商品に対する意識レベルが向上し破損、誤送、水濡れが減少し数量チェックがしっかりするようになった。

フォークリフトの爪による積込時の破損、2t車による水濡れ、紛失のトラブルに対してドライバーには口頭でした。

フォークリフトに対しては、リフトの爪を短くした事によって破損がなくなり2t車は箱車を導入し水濡れ、紛失、のトラブルは改善しました。商品事故を起こしたドライバーに対してはグラフ指示にてドライバーの意識の向上させた結果商品事故が減少しました。

ドライバーの安全運転意識向上の為、デジタコにて管理・指導。

輸送品質トラブル目標をゼロとし、更なる品質意識の向上を目指します。

イトー急行/大阪南 3 2.7 2 2.0

安全輸送でお客様の満足にお答えする事

今年度 無理かなと思っていたが、思った以上にいい結果が出ている。今年度残り少ないが荷量の増加しても増やさない様、努力したい。

① 乗務員だけの員数確認。②口頭での伝達、休憩室に掲示板の設置。③AM3:00以降は夜勤者2名を帰していた。④中間伝達者からの報告がなかった。

夜勤者に各行き先毎の数量チェックの実施。②乗務員に持ち出し前の数量確認を再徹底。③各乗務員に伝達事項を確実に伝わる位置の掲示板の設置。④朝 積込時に専用立会い者をつけた。⑤仕分け前のケース破損及び異常があった場合に夜勤者からの報告の徹底。

到着時間順に仕分け者の出勤をずらし、到着順に仕分けをする体制にし、なるべく回転させる様な仕組みにした。(乗務員の出勤時間順等)

幹線の到着時間に制限をかけ、決まった時間帯に到着する様にしたい。

7.0イト-急行/248事業

部4 4.8 3

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品質改善事例(再配運送会社)

目標件数

実績平均

目標件数

実績平均

改善前 改善後

今後の取組その他グループ宣言改善事例

振返り35K 36K

運送会社名エリア

HOTTA 3 4.1 3 2.2

破損事故の原因追求と是正に取り組むこと

ワーキング発足当初は色々と議題を持ち出し、会議・ミーティングを行い、あれこれ試行錯誤行いました。色々な決め事やルールなどを用いて活動に取り組むも結果には結びつきませんでした。悩んだ末に行った形態が効果を出したようです。【かんたん・じぶんで・てづくり】的なものです。

● クレームを分析し事案ごとに分類(データ化)● データ化した内容をグラフにし休憩室に掲示● ドライバーを3グループに分類し、グループごとにリーダーを配置● グループごとに月次ミーティングを開催

● 事務所で集計しているデータを公開せずに倉庫作業員が模造紙・手書きで不具合を集計作成● 皆で作った手書きグラフを倉庫事務所にも掲示● ドライバー・スタッフには書面ではなく口頭で現状を通告。『今日1件、破損あったよ』的な。● 不具合も書面を読ませるのではなく、口頭で説明し、是正策を織り込み立ち話にした。● 月次ミーティングに全ドライバーから今月のヒヤリハットを発表し、皆でディスカッション。● 最前線の人員に手作りさせてワーキングの参加意識を高めた。● リフトの燃料噴出量を機械的に抑制した。

幹線の入荷時、全車両を荷降ろし前にデジカメで撮影し記録。幹線車の積み方が格段に丁寧になった。

現状の『みんなで参加している』という意識を持続させるのが今後の取り組みであり、さらに興味を誘う内容の取り組みを考案し、簡単に出来るように簡素化していきます。

大和急行 0.5 2.2 0.5 0.6

顧客に満足と信頼を提供する物流サービスを目指す

昨年度末、今年の春先まで商品の破損が多く見られました。また、ドライバーの事故の認識があまり無かった様に思えました。

・ドライバーへの伝達事項がまばらで、事故率の認識が甘い。・輸送中の荷物事故が多く、その対策が具体的になされていなかった。

・ ドライバー控え室に、ホワイトボードを設置し、連絡事項・事故事例などを閲覧できるようにした。・ 各車両に治具を装備し、輸送中の荷崩れに対応した。

現在、改善を行ったことを継続して行き、今後、荷物事故の撲滅をしていきます。

現場状況を把握し商品事故防止を考えていくこと

対策を考えましたが手荷役・リフト作業による破損事故が多く発生しております。

商品事故が発生しましたら、営業所内で月1回の会議かミーティングにおいて本人より事故説明をしてもらっています。

事故説明は継続し、本人に事故報告書の記入をしてもらい、提出する輸送トラブル対策書の回覧とサインをドライバーと関係作業者にも回覧をしています。共有化とし再発防止の為、協力会社(和田山運輸様、佐竹運輸様)も同様に回覧・サインを頂いております。

*テント倉庫内のライン引き*小物入れBOX2ヶ追加*協力会社の巡回訪問*月別事故内容・グラフの掲示*2回/月の立会い*品質行動宣言日次管理表の記入と掲示*仕分け用立体看板作成*得意先5件と和田山運輸様の客先毎の数量(タイル・設備住器・見本他)の表示

*移動式テント内のタイル置場のライン引き*コーンの購入、活用

佐竹 商 品 事 故 ゼ ロ 事故種別として破損が発生しました。 事故を起した本人に聞き取り。 週1回関係SPとのミーティングの実施。 積み込み時、養生(毛布等)のチェック。 今後は積荷の養生を習慣付けする。

和田山 商品事故を限りなくゼロに近づける事

交通事故「0」輸送事故「0」を目標としてきたが「0」オール「0」のハードルの高さを実感しつつ、全員でのミーティング等で少しずつ改善されている。

事故本人への指導 事故本人への指導とともに事故報告書、対策書の回覧により事故発生内容が全員に共有され注意事項が明確化されつつある。

人材育成のためチームリーダーを西垣から「土生田晃一」へ変更した。

一般住宅現場のためかヘルメット着用の徹底が出来ていないので実施する。

つばめ急便/大阪 1 1.0 0.5 0.6

積込み・荷降ろしの際は、伝票と商品ラベルの照合と外観チェックを2度行い、確実な納品に努めること(誤配・紛失・破損事故0防止)

輸送品質向上に向けた手段と目的を再度 明確にし『 品質が最大の武器』であることを管理者及び作業者・乗務員)が再認識。品質改善の追及 ⇒解析 ⇒ 対策 ⇒ 効果の確認を行い更なる品質向上を目指した。

① 積込み・荷降し作業での伝票と商品(配送ラベル)の照合(目視)は行っていたが、指差呼称と伝票

へのチェック機能は未実施であった。② 乗務員ミーティングで『 安全・品質 』に関する

教育は行っていたが、口頭による説明と資料の配布のみで 終わることが多かった。※ 乗務員ミーティングで教育した内容が、実際に現場で出来ているかの確認を怠っていた。③ 毎月、管理者 ⇔ 乗務員での口頭による養生治具の数量確認は行っていたが、管理者の立会い確認怠っていた為、一部の車両において規定数量(コンパネ 4枚・ラッシング 2本・ゴムバンド 2本・ロープ 1本・毛布 4枚・手押し台車 1台)より養生治具が不足していたことが発覚する。※ 結果的に乗務員任せになっていた。

① 誤配事故を防止するべく、積込み・荷降し作業での伝票と商品(配送ラベル)の照合時に、指差呼称と伝票へのチェック機能を追加実施。※ 慣れによる思い込みや過信を防ぐ。

② 管理者が夜間作業を視察。作業マニュアルに順ずる荷扱い実施の可否を『 作業手順書 』に添って確認。

③ 養生治具の適正数量や管理方法の見直しを実施したことで、適切な荷扱い作業が可能となった。

安全・品質担当者が運行車輛に添乗。積荷に見合う運行方法や、納品先での荷降し履行状態(顧客マナー含む)、エコドライブ方法を確認し、個々ドライバーの経験・技術や性格に合わせて個別に改善や指導を行った。

特定業者による特殊車輌(ユニック・パワーゲート等)の座学・実技研修会を実施し特性を理解させる。※ 特性・知識を実務者に習得させることで的確な指示、様々な局面に対しての判断及び作業手順を統一する。② 社内における拠点責任者ミーティング(品質会議)を継続し、拠点間での共有認識・連絡体制を確立させる。※ 実務担当者(業務窓口)によるレスポンスの強化を図り、拠点毎の温度差をなくす。

つばめ急便/姫路 1 0.5 1 0.6

輸送品質向上の為、常に努力を怠らない

本年は前年と比べてかなり品質が向上してきました。主な要因は『事故原因を追究し、月例ミーティング時に取り上げることにより同様の事故を防止していく』。この活動の繰り返しにより品質を上げることができました。

貨物到着時に商品を受けるだけで細かいところまで見ることが無く、後々幹線担当の輸送会社様と事故責任区分の決定に関して時間を要することが多かった。結果、原因不明状態となり事故処理がなかなか進まない上、日にちの経過と共に発生した事故が風化され、事故原因追究を怠るなど、後々の教訓となっていないことが多かった。

1.到着時に荷降し前デジカメで撮影。荷崩れ等の無いことを確認してから荷降し。仕分け時に異常を感じたらその場でデジカメ撮影。常にその後の事故原因を追究できる状態での仕分けを行っております。その為に夜間撮影でも「くっきり」写るように画素数の多い最新のデジカメを購入した。2.フォークリフトを1台をリーチ式からカウンター式に変更。幹線ドライバーによる荷降し時の安全性を考慮した。3.本年に入り2月~9月の8ヶ月間、当センター責任の品質事故がゼロ件でした。常に事故原因を深く掘り下げて追究し、今後の教訓とすべく『事故が発生しやすい作業環境や状況を作らない』とすることで類似事故防止を行っております。

過去、紛失事故が多発した時期がありチェック方法を見直しました。夜勤者2名がそれぞれチェックを行い、ドライバーも積込時にチェックする3重のチェックを行っております。

当社の過去の事故を見ると破損事故がもっとも多く見られます。特にフォークリフト操作時に多く発生しております。この項目を社内研修で取り上げるべく、フォークリフト研修会を定期的に開催します。

名鉄/和歌山 1 1.8 0.5 2.0

0.8ケイシン 1 1.7 0.5

西

をつける

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品質改善事例(再配運送会社)

目標件数

実績平均

目標件数

実績平均

改善前 改善後

今後の取組その他グループ宣言改善事例

振返り35K 36K

運送会社名エリア

四国名鉄/松山 1 0.5 0.5 0.6

更なる輸送品質の向上と異常運送発生時の迅速な対応を実施すること

事故件数】4月~9月 前年比75%(▲2件)異常運送発生時の迅速な対応を心掛けた。荷物事故の未然防止に努めた。

荷物事故未然防止について【リフト操作ミスによる事故が多く見受けられた。】①フォークの先がパレットより出ている為、前に置いた荷物を破損させる。

②荷物が不安定なままパレットを移動させ、落下・破損させる。

リフト操作時、フォークの状況、荷物の状態に気をつけるよう指示した。①フォークの先がパレットから出ないように気を付けてからのリフト操作を指示した。

②不安定な状態の荷物がないか確認してからのリフト操作を指示した。

誤送防止のため、荷物仕分け時と、積込前の荷札の二重チェック

これまでの取り組みの継続と、同様の事故を二度と発生させないように防止策を強化していく。

西条

更なる輸送品質の向上と異常運送発生時の迅速な対応を実施すること

【事故件数】4月~9月 前年比60%(▲4件)前年に比べ、明らかに荷物事故発生件数は減少したと思われます。

製品の輸送中による破損事故、事故発生原因追求や再発防止策の徹底ができていませんでした。

破損事故発生時には、迅速な対応にて「なぜなぜ分析」を行い、原因とそれに対する再発防止策を作成するとともに、発生した事故原因を追究し、再発防止に努めた。

・仕分け時と配達車両への積込前に数量を確認する。・配達前の商品の外観確認の徹底

今までに発生した商品破損事故とその防止策を再度確認し、同様の事故の再発を未然に防ぐ。

今治

更なる輸送品質の向上と異常運送発生時の迅速な対応を実施すること

【事故件数】 (西条支店に含む)異常運送発生時には迅速な対応ができた。

・再配拠点より商品を持ち出す時、荷物の総数、お客様名だけを見て、持ち出しすることが多く、住所等の違いにより、誤配する可能性があった。

・現場への配送の際に時間指定のないものに限り、配送先で他の業者と重なり、配達完了までの時間に無駄が生じることがあった。

・住所・お客様名・商品名を送り状と完全照合し、 誤配することのないよう輸送している。

・事前に現場の方へ連絡を入れるようにして、ロスタイムのないスムーズな配送を行っている。

異常運送発生時(誤着等)には本社、配達店への迅速に連絡し、措置を行うようにしている。

事故事例を紹介し、同様の事故が絶対にないように乗務員に指導し、再発防止に努めます。

伊予三島

更なる輸送品質の向上と異常運送発生時の迅速な対応を実施すること

【事故件数】 (西条支店に含む)事故ゼロ、誤配ゼロを目標とし、異常運送防止に努めたが、荷卸時に1件の破損事故を起こしてしまった。その他は特に問題なく出来ていたと思うので、その点が悔やまれる。

・ホーム上で使用できる範囲が狭く、朝は荷物と人とで溢れて作業スペースが十分に確保出来ていない部分があった。

・以前は大口商品の中に他のお客様への小口商品が混入している状態で到着し、仕分け時に混乱したり、大きく時間を取ったりしたりで、完全な仕分けが出来ないことがあった。

・ホーム上、下の整理整頓との配置を見直し、全体のホーム作業の効率化と積込時間の短縮、事故減少を実現できた。

・名古屋からの出荷状況が改善されたところが大きいが、小口の小物などは別梱包で分けられた状態で到着するようになり、伊予三島での仕分けが容易になってお客様ごとの仕分けが完全に出来るようになった。

ドライバーズ・マナー集を使った配送マナー講習会の実施

現場とドライバーからの情報を汲み取り、改善・改良を進め、INAX様と全てのお客様に満足して頂けるサービスの提供ができるように努力して参ります。

四国名鉄/徳島 0.5 0.8 0.5 0.6

更なる輸送品質の向上と異常運送発生時の迅速な対応を実施すること

事故件数】4月~9月 前年比88%(▲1件)異常運送発生時には迅速な対応ができた。

輸送中に破損事故が発生したときに、事故発生の原因追求や再発防止策がなされていなかった。また、事故惹起者だけに指導が行われていただけで、他の社員に事故の情報が伝わっていなかった。

輸送中に破損事故が発生したときに、すぐに原因追求を行い、それに対する対策防止策を作成し、必ず朝礼時に事故事例と再発防止策を周知した。

積み付けの指導、仕分け場の5S 破損事故が発生してから対策を取るのではなく、常に事故が発生しないように関係社員に声を掛けて指導し、事故を未然に防ぐ。

四国名鉄/高松 1 0.7 0.5 0.4

更なる輸送品質の向上と異常運送発生時の迅速な対応を実施すること

事故件数】4月~9月 前年比100%(±0件)事故事例の発表・掲示により作業員、ドライバーの輸送品質向上に対する意識が高まってきている。

破損事故発生時の再発防止策が取られていなかった。

破損事故発生後、「なぜなぜ分析」を行い、原因と対策を支店内会議で発表し、内容を掲示することにより、再発防止策の実施を確実にできるようになった。

仕分け場所、保管場所の監視の為の防犯カメラを増設した。

作業環境の整備と破損事故防止策が継続して実施されているかのチェックを強化する。

四国名鉄/中讃 0 0.8 0 0.2

更なる輸送品質の向上と異常運送発生時の迅速な対応を実施すること

【事故件数】4月~9月 前年比17%(▲5件)破損事故が昨年に比べて激減した。異常運送発生時には全社員が輸送品質向上に関する共通意識をもって対応できた。

INAX様製品の荷物事故が発生した時には、発生させてしまった処理だけにとどまり、事故発生の原因追求・対応策が取れなかった。

『更なる輸送品質の向上と異常運送発生時の迅速な対応を実施する事』の宣言後、過去のINAX様製品事故の事例を挙げ、実際に現場で商品の積み付けを実演して指導し、定期的に安全対応会議を行うことにより、異常運送の真因を掴む事で全社員が輸送品質向上に関する共通意識をもって業務を遂行することができるようになった

・集配乗務員への積み付けの指導・仕分け時の荷物の状態の確認の強化

今後も継続して定期的に安全対策会議を行い、同様の荷物事故発生を未然に防ぐ。

四国名鉄/大洲 0 0.0 0 0.0

更なる輸送品質の向上と異常運送発生時の迅速な対応を実施すること

【事故件数】4月~9月 前年比(+1件)異常運送発生時には発店及び営業本部へ迅速な報告を行い、お客様へのトラブルを最小限に対応できた。

輸送中、配送中に事故が発生したら、発店に連絡し、処理手配のみを行い、再発防止、事故に関する反省をしていなかった。

事故が発生したら、即原因を分析し、再発防止策を図った。事例を掲示、朝礼点呼時に支持、指導を行った。ドライバーも含めて関係社員のINAX様製品の取り扱い事故防止に対する意識が若干高揚した。

到着、配達時の外観確認、数量確認を実行 破損事故の防止、外観、数量確認を徹底して行います。

四国名鉄/高知 1 0.3 0.5 0.0

更なる輸送品質の向上と異常運送発生時の迅速な対応を実施すること

【事故件数】 (路線便配達時に事故1件発生)異常運送発生時の連絡及び原因追究につきましては迅速な対応が出来たと思いますが、荷物事故を未然に防ぐ事ができませんでした。

ドライバー及び現場作業員に対して危険予測と荷扱いに関しての指導、監督が不十分でした。

事故事例について説明と協議を十分に行い、意識向上が出来ました。

洗面化粧台等、大きい商品については二人作業を行う。

到着時に現場での作業確認と監督を行い、トラブルを未然に防ぐよう努めます。

四国名鉄/西条 1 0.7 1 1.2

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品質改善事例(再配運送会社)

目標件数

実績平均

目標件数

実績平均

改善前 改善後

今後の取組その他グループ宣言改善事例

振返り35K 36K

運送会社名エリア

双葉運輸/広島 0.5 0.4 0.5 0.2

お客様が安心される丁寧な荷扱いを行うこと

安全確実にお客様へお届ける事は言うまでも有りませんが、荷主様の心をお届けすると言った気持ちが少しずつでは有りますが、このキャンペーンを通してメンバーに浸透して来ていると確信致します。

仕分け、荷積み、荷降し時及び、養成不足による破損が発生している。

荷扱いパンフレットの活用① ワレモノ、上積み厳禁、不安定な商品の特性がつかめるので、リフト作業での破損が減少。② トラックへ積み付けて行く際、養生のポイントがつかめ配送中の破損が減少。

お届け先様でのトラブル防止 荷降し中、配送中のトラブルを無くす事が最優先課題「基本の徹底」としておりますが、キャンペーンの取り組みはセールスドライバーを養成する上でも好材料ですので、今後も活用・教育材料とします。

中国名鉄/山口 1 0.5 1 0.8

商品内容を把握し笑顔で挨拶・丁寧・確実な配送を行なうこと

品質管理者と品質担当者との間で情報の断絶があり、破損事故等発生していた事が報告されず、品質担当者において輸送トラブル対策書がINAX様に送付されており、乗務員への適切な指導が行なわれなかった。品質管理者として店所内の連絡体制が整備されていなかった事を反省しております

商品内容の把握について、INAX様の荷扱い基準マニュアルと商品積み込みマニュアルを基本として、教育を行ない又、商品カタログにて内容の確認が出来るようにして破損防止に取り組んでまいりました。

マニュアル、カタログ等に加えて破損事故の実例を写真に収め、保存可能な事故品においては実物を基に破損事故発生の原因を先ずは管理者が分析を行ない、再度乗務員とともに分析を行ない、商品がどのように梱包されているか、何故商品を上下逆に梱包しているのか等、具体的に指導が出来るように改善いたしました。

店所内の組織変更を行ない、風通しの良い職場にし「質の追求」が出来るように致します。

中国名鉄/徳山 0 0.3 0 0.6

日本トラック/松江 1 0.8 0 0.2

日本トラック/米子 1 0.0 0 0.2

日本トラック/鳥取 1 0.0 0 0.4

つばめ急便/岡山 2 2.8 1.5 2.0

商品の特徴に応じた荷扱いを行う事

ドライバー任せで仕分け→荷作り→配達を行っていたが、夜間作業責任者を配置し個人作業から共同作業へ改良。併せて事故防止に対する認識が高まったことで互いに指摘し合える環境が整った。また協力会社の経営トップとの安全合同会議開催やドライバーの合同研修会を実施し、更なる品質向上に挑戦した。

① 仕分けに関する時間や作業方法などに明確なルールが無い状態で作業を進め、仕分け後は個人の担当コースに分かれ自分の商品を自分で作り自分で配達する個人プレーに依存していた。よって品質は各自の責任という考えであった。

② 品質に関する情報を責任者が把握しつつも、ミーティングなどでセンター課員に落としこむ機能が低下していた。

③ 商品の特徴や要注意な部位などの商品情報、特に新商品や梱包が変わった場合の荷扱いなどに関する知識が無く、勉強する場を設けていなかった。

①夜間作業責任者を配置。経験豊かな適任者を選任し、各作業において品質指導を行い、作業補助から管理まで行う。安全担当者より出発前の相対点呼の実施並びに荷姿の確認と配達中の点呼で納品時の安全確認をする。②歯止めの徹底(黄色に塗りました)。③見える化を実施し、事故発生状況やその内容を掲示し誰が見ても分かる専用の掲示コーナーを設置した。また、その掲示物を活用し相対指導を行う。

④定期ミーティングでistの最新情を用いて勉強会を実施。協力会社へも先方まで出向い勉強会を開催した。

事故発生後の徹底した追及と対策の実施。破損の場合は実際の商品を用いて事故発生状況を再現し、その場で効果的な対策を打ち出し指導を実施。

① 物量に左右されない組織作りを目的に、夜間責任者を1名増員して作業補助と管理強化で品質向上に繋げる。② マナー・モラルの向上を目標に、安全担当者の添乗指導の実施・定期的な対策の浸透確認を実施する。

日硝/北九州 2 0.7 1.5 0.2

お客様に確実な商品と、真心をお届けすること

1年を振り返りまして、お客様との関係で大きなクレームは特にありませんでした。しかし、商品配送に関しては手元ミスなどにより破損事故が発生しております。全体的に見て輸送トラブルは減少しております。

① 新入社員の乗務前教育をマニュアルに頼って行っていました。

② 事故発生時、当事者との面談を行い、教育を行っておりました。

③ 引き取り業者様が取りにこられた場合商品が奥においてあったり、ばらばらに置いてあることにより、引き渡すまでに時間がかかっていました。

① 配車マン・乗務員・リフトマン立会いの下、商品(現品)を確認させ具体的に商品の特性を説明し、且つ輸送マニュアルを活用し積み込み、荷卸しを行うように致しました。

② INAX様の輸送に携わる乗務員へ、朝礼時状況報告を行い、さらに教育を行うように致しました。

③ 引き取り業者様ごとに分別を行い、業者さまが目視により確認し、引き渡すことが出来るようになり、引渡しまでの時間が短縮でき、お客様にも感謝されてい

幹線入荷後、商品積みつけ状況をリフトマンにて行い、注意すべき点があれば即時注意喚起を行う。

再配仕分け時(朝礼時)に各配送担当者へ現場搬入等の注意事項を細かく説明しております。

接客については今よりもさわやかに対応してまいります。破損事故・クレーム0を目指し、輸送品質を高める教育を、マニュアル及び他社の良い点を取り入れて行います。

日硝/福岡 2 1.7 1.5 1.2

お客様に確実な商品と、真心をお届けすること

2005年スタート当初から、事故・破損・クレームが頻繁に起きていました。その後、INAX様より頂戴しましたマニュアルの活用等で近年は数値的には、7割程度減らすことが出来ております。

破損事故が発生の場合、終了時、事例を報告し都度注意を喚起していました。

事故惹起者については、一定期間の教育を行い作業に従事させていました。

・事故発生の場合毎日の終礼時に全員で内容について検証をおこなう。(どのような状況において発生にいたったか、どうすればよかったか等)

・毎月1回報告会及び勉強会を開催するように致しました。

・INAX様マナー集の活用。

・改善の見込みのない乗務員は配置転換をしています。

気持ちよい挨拶を心がけるため、朝は元気よく声を出しています。

破損・クレーム0を目指し、更なる教育をおこなってまいります。

荷扱いを丁寧に行い、自責破損事故ゼロ

パレツト上の二段積み商品について、予め二段目を降ろしてから、積込作業を行う様改めた。

トラツク積込時便器についてパレツトのまま引き込んでいた為、取扱時破損危険度が高く、実際に破損発生した。

荷物事故について、原因の判明できるものは対策をたてることが出来ますが、原因不明何処に責任があるのか判断できない物件あ3件あり、原因究明が当面の課題です。

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品質改善事例(再配運送会社)

目標件数

実績平均

目標件数

実績平均

改善前 改善後

今後の取組その他グループ宣言改善事例

振返り35K 36K

運送会社名エリア

安全産業/宮崎 0 1.0 0 0.4

運送品質を高め、約束を守り、お客様を大切にします。

INAX様の配送を始めて1年3ヶ月になりますが、商品にも慣れ荷扱い積込時の養生ポイントその他注意すべき点等理解してきていると思います。客先での挨拶マナー等も含め指導徹底していきたいと思います。

ユニットバスの木製パレットに乗った部材の場合ラッシングによる固定が困難だった為、万全な養生をして配達するも、納品後にパネルが破損しているとの連絡が多く発生していた。

輸送事故の防止の為の養生資材の充実特にユニットバスの部材パレットが固定できるように金属製の下台を作成し、ラッシングによる固定を可能にした。これにより今まで以上に破損防止を万全なものにした。

積込指導者の増員で細かい所に目が行き届くようにした。小集団ミーティングにより、挨拶・服装・マナー・延着・破損事故防止等を話し合い品質向上に取り組んだ。

品質のレベルアップまた均一化を図る為、販促で頂いた「ドライバーズマナー集」に基づいて人の入れ替わりや新人ドライバー等の指導教育を徹底する。又班長会議及び小集団ミーティングに於いて品質向上を常に議題に取り上げていく。

運行課 総合的に輸送品質向上のための業務全般を管理・指導し結果に反映させること

他のチェック業務等に追われ、下請け運送会社や初めてINAX輸送業務に携わる乗務員への細かい注意事項などの指示、指導が出来ていなかった

各方面の輸送では、ルート別に仕分された商品を届け先毎に仕分をして、乗務員、リフトマン、作業員各自がそれぞれにチェックをし、且つ各自で荷作りを行っていたこの為、下請け運送会社や初めてINAX輸送業務に携わる乗務員に対しては自社作業がそれぞれ部分的な注意・指導に終わり店名・場所・個数チェック・荷作り方法などの詳細な部分についての指導が疎かになっていた

配車担当者や下請け運送会社にお願いをし、初めてINAX輸送業務に携わる乗務員に対しては、ベテランドライバーを同乗させ、届け先への個数チェックや荷作り方法など一連の業務を通して指導し最終は自社作業員によりチェックする方法で解消出来ております

リフトマン

荷扱い基準マニュアルに沿って、預かり品一品一品真心を持って取り扱うこと

幹線車両の荷降ろし、再配車の積込み時の事故が減少した

① 幹線車の荷降ろし時、乗務員不在にてリフトマン一人で荷降ろし作業をし、段積みの上に乗せてある製品を落下させてしまいそうになった事があった

① 幹線車ドライバー並びに再配車ドライバー同士が連携し合い、荷降ろしリフトマンに対し声を掛け合い、お互いに製品の状態を確認しながら積込み及び荷降ろし作業を行う癖が付きました

基本運転動作と声掛け、目視確認の励行を継続していく

運行課乗務員

基本運転と基本動作を遵守し、車両及び製品事故を失くす

かもしれない運転を心掛け急停止しない運転になった

① 事前にルートを把握はしていたが、要注意箇所を気にせず運行していた② 店着の時間を気にして速度超過になりがちだった

① ルートの確認と要注意箇所を前回配送したドライバーに確認し、運行上支障が出ぬよう心掛けうようになった② 事前に前回に配送したドライバーに確認することにより、着時間の予測が出来、延着しそうな場合は連絡をし余裕のある運転が出来るようになった

再度基本動作と決まり事を遵守し、輸送の質を上げていきたい

東西運輸/熊本 0.5 0.8 0.5 1.0

再配拠点となる現場の安全確認、破損状況と原因、配送状況等の管理を再度徹底いたします

幹線車両からの荷下ろし、仕分作業、積込み等の一連の作業全体に注意が届かず、乗務員への指示事項などが徹底されていない

担当業務のみに時間を費やし、荷下ろし、仕分け、積込みの一連の作業の中での注意点の指示や、時間配分がうまく行かない場合が発生していた。各業務の責任の所在がはっきりしていなかった。

再度、各人の担当業務を見直しし、その中での適任者を配置し、指導聞き取りを喚起している① 幹線車到着後は、直ちに製品荷姿異常を確認し,異常が発生した場合は後回しにせず、乗務員に聞取りをし、原因不明の事故防止に繋げている(初動動作の励行)② 荷積み・下ろし時のリフト操作と乗務員との声掛け指導③ 仕分時の製品配置を配達先別に、これまで以上に詳細に配置し(混在防止)事前の品揃えを良くさせ、積込み時間の短縮を図っています

拠点業務の本質を考慮し、安全作業と輸送のために、基本動作の励行を確実に習慣付けていきたい

安全産業/鹿児島 0.5 1.2 0.5 0.2

誤配・誤積・破損・延着防止の教育を実施し、周知徹底を図る事

この1年を振返りまして、グループとして目標を達成するために、毎日の朝礼、月1回ミーティングを実施し、社員に対して商品特性、商品知識、それに伴う商品取扱の教育を実施し、周知徹底を図りまして、当初に比べると周知されて来てはいますが、まだまだ徹底されているとは言えませんので、今後、更に周知して行きたいと思います。

※ フォークリフト作業において、フォークリフト乗務員1人での作業を行っており、積み付け状態確認、周囲の確認が疎かになっており、商品事故の要因となりかねなかった。※ 検品作業において、配送担当地区乗務員1人での作業になっており、時間的にもロスが生じていた。

※ フォークリフト作業においては、必ず補助員を付けることで商品事故防止に繋がった。

※ 必ず複数の人員で検品を実施し、確実に個数確認が行われ、また、幹線からの商品引渡しにおいても商品異常を未然に発見することに繋がった。

毎月のミーティングにおいて、個々の宣言について振返りを実施し意識付けを行った。また、納品先でのマナー等についても指導しました。

今後は、朝礼、月1回ミーティングを通じて、商品特性、商品取扱について更なるレベルアップを図ることにより商品事故0を目指すと伴にドライバーのマナーアップも同時に高めることで、お客様、INAX様より高評価を頂けるように取組んでいきます。

中津急行/大分 1 1.5 0.5 1.6

私たちのグループは、幹線入庫から配達完了までの品質を管理し、CSを推進していくこと

幹線到着から仕分け、積込、輸送、配達お届け、総ての作業工程において未だ目標品質を達成できていません。

<幹線荷物の荷卸後の仕分け作業時>ラップをカットする際に荷加重がラップにかかってしまっていた荷物がカットにより落下した事故が発生しました。仕分け作業は2名作業を基準として行っていたにも係わらず落下事故が発生。

<荷卸時の荷姿の悪い場合>下記のように作業フォローを変更しました。①フォークリフトにて荷卸後、荷姿に乱れがある場合は弊社作業員2名と幹線ドライバーによるラップ開梱をおこなう。②まず最初にラップへのよりかかりの有無を確認③危険思しき荷物を特定④必要人員(危険箇所数)にて落下予防⑤確認後にラップカット実施

ホーム下屋下での荷降ろし、仕分け作業であるため、雨天(特に九州においては台風)時の雨濡れ予防。車輌内(荷台)の突起物に陶器部が接触して破損した事例より、車輌総点検(荷台)を実施した。

「事前に危険に気付く」の徹底がまだまだ不十分。危険予知トレーニング、商品知識の習熟に力を注ぎます。

3.84 4.3東西運輸/多久 3

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品質改善事例【路線運送会社】

目標件数

実績平均

目標件数

実績平均

改善前 改善後

岡崎

私たちは発送店所として、確実な集荷、確実は発送

破損事故ゼロを目指したが、少しの養生不足等にて破損が発生していた。積込み者による『写真撮影』を日々行い、発送状況確認表にて明記した事により個人の意識レベルは向上した。(ちょっとの気配りがまだ足りない)意識レベルは満足しています。

■封筒入れの廃止 ■封筒、サンプル品の添付

■INAX状況確認表の作成

継続して積込者による『写真撮影』はしている。(安全輸送の意識付け)・・継続現状、細かい商品/衛生陶器等ある為、上記内容の継続と少しの気配り(当てダンボール)にて養生を更に強化する。(ダンボール一枚あれば防げた事故事例もある)

10月から、一部、パレット発送に切り替え、手数を減らし安全輸送を実施しております。今段階特に問題ないようなので(パレット輸送)今後、継続とします。

滋賀

私たちは発送店所として、安全な積み付け・輸送

安全な積み付け・輸送として、日々取組みを行って参りましたが、養生不足による破損事故が数件発生してしまいました。特に袋物の商品(イナメジ材)等は、積み付けする段階で、養生ダンボールで覆い、接触事故防止を図り、小物は、大きめのダンボールに入れ明記し、紛失防止に努めております。

養生不足による破損事故が数件発生 ■イナメジを養生ダンボールで覆う

■小物を大きめダンボールに入れ明記

外装確認の徹底・・・集荷後、ホーム仮置きをし、積み込みの際 外装チェックをを行っております。

運行車への積み込み完了後、2名にて安全な積み付けを確認後、チェックシートを作成し、記入後、着店所へ送信し、到着の異常の有無を確認させ、REFAXさせております。継続して参ります。

トナミ運輸 0.5 1.3 0.5 0.8

荷扱いによる貨物事故ゼロ 今年は発店での荷扱いによる貨物事故はなかったが、着店での貨物事故が度々発生した一年でした。

便器当はPPバンドを持って移動することがあった。

便器等は製品全体を両手で抱えて持つ 着店での貨物事故削減のため、御社の荷扱いマニュアルに基づき作業するように致します。

近物レックス 1.0 0.8 1.0 3.2

四国名鉄運輸 0.5 0.5 0.5 0.6

更なる輸送品質の向上と異常運送発生時の迅速な対応を実施すること

【事故件数】4月~9月 前年比76%(▲4件)①輸送中の事故防止に向け実施したが、乗務員の意識が薄く、事故が減らない。②誤送事故は減少した。

①配達後の破損事故が多かった。

②誤送防止に努めたものの再発もあり、改善につながる具体的な対策が取れていなかった。

①仕分け時、運行車への積み付け時、乗務員への指示にてダブルチェックを実施中。(商品の異常チェック)

②ヒューマンエラー防止の意味で、思い込み仕分けではなく、荷札を確実にチェックし、消し込み実施中。

1.0松岡満運輸 0.5 0.4 0.5

振返り その他 今後の取組改善事例35K 36K

運送会社名 グループ宣言

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品質改善事例【路線運送会社】

目標件数

実績平均

目標件数

実績平均

改善前 改善後振返り その他 今後の取組

改善事例35K 36K運送会社名 グループ宣言

神奈川 配達店に商品取卸までの完全作業

あらゆる場面での伝票と荷札の確認と、エコドライブによる安全運転、丁寧な荷扱いで年間無事故を達成できました。

伝票と荷物の一体化

集配・運行ともにエコドライブの徹底

未着、口割が0にできた

荷崩れによる破損事故0にできた

緩衝材の使用により、車内での荷物事故撲滅を図りました。

上記にあげた事を引き続き継続させ、高品質を保ち荷物事故0に努めます。

土浦 商品と送状の一体化による安全確実な輸送』 を宣言します。

誤仕分・誤発送と紛失事故防止指導を重点に行いました。集荷取卸し仕分け時の(一次チェク)、運行車積込時の(二次チェック)の徹底により重大クレーム事故は有りませんでした。

①集荷取卸し仕分け時、荷札住所による弊社営業所別仕分けと送状での品番・個数確認。

②運行車積込チェック時、住所・品番・個数の確認。

【確認作業が演技にならないよう確実に見るを実施】① 類似文字による誤仕分け防止の為、弊社営業所別仕分け時、荷札に弊社営業所(記号)を明記し一目で行先が分かるようにした。例 新潟(営) ニタ 上越(営) タカ

板橋(営) イタ 越谷(営) コシ

②運行車積込チェック時、住所、品番、個数確認に加え仕分け番号を記入し到着店で一目で行先が分かるようにした。

極細商品の紛失防止の為、積込時、空箱に入れることをルール化しました。

破損防止指導を行います。『フォークリフト基本操作と、荷扱いは両手でしっかり持ち、重量物は下に積む』

名古屋 商品仕分け、積込み時に於ける誤仕分けによる不着を発生させないこと

取組み開始にあたり仕分け立会い者に以前の事故発生状況事例を元に今後の取組みについて指導をする。しかし4月1日から新潟市の住所変更に伴い、仕分け時の混乱が予測され誤仕分けの発生もあり仕分け者への意識改革には手間取ったものです。

改善前は、仕分け間違いによる異常発生について、仕分け者に状況の確認をせずに事務所側でわかる中で調査をして発見、手配をしていたものです。商品の発見に時間が掛かっており即荷受人に商品を届ける事が出来なかったことです。

改善後については、仕分け間違えによる異常発生時に即仕分け立会者に仕分け状況確認と商品の形態や仕分けをした場所の特定などを聞き商品の発見について即発見が出来るようになった事と、発見が即できる事で荷受人にもすばやく届ける事になったものです。また、発見が出来なかった時には、仕分け立会者と共にミーティングを開き原因の追究と今後の対策について現場、事務所側の意見交換会を数多く取るようになり誤仕分けによる不着事故の発生が少なくなったものです。

到着店での破損が多くなっている中で、同じ商品破損が連続発生している為、INAX様より商品の特性を知る資料を頂き加工した資料を社内通達にて到着店に商品取扱いと破損防止に転化していったものです。

発送店として前年の取組み宣言を継続していく中で、今後は発店・着店での商品破損防止の取組み強化をしていくものです。

西武運輸 4.0 4.0 3.0 4.8

配達店までの輸送を確実におこないます

発店より配達店までの輸送は改善されました。

INAXバースでの着店ごとの仕分けをしていなかったため発店での仕分けに時間がかかり仕分けミスが発生したときそれを発見するのに時間がかかり、場合によっては発見できないこともあり度々誤発送させることがあった。

カゴを利用することにより、INAXバース内での仕分けが可能となり発店での着店ごとの個数確認が早くなり仮にINAXバース内で仕分けミスをしても発見が早くなり誤発送は発生していない。

配達店での破損、紛失、延着を減らすことが今後の課題であり事あるごとに啓蒙活動をしていきます。

名鉄運輸 5.0 7.0 5.0 6.0

お客様に満足して頂ける輸送品質を目指して、納期遅れ,時間指定手配モレ等の約束不履行を撲滅する事

専用車での積み合わせの関係上、前の作業が手間取り、時間指定に遅れることもありました。又、輸送事故が発生し、一部の商品に納期遅れを生じさせました。

時間に遅れそうな場合は、ドライバーの判断でお客様に遅れる旨連絡し(場合によっては連絡ナシのこともありました)、ご了解を受けていました。

予定していた作業時間がオーバーしたり、交通事情その他の理由により遅れそうな場合は、当社担当者(千田,田口)に報告し、お客様にご連絡を申し上げます。

ドライバーズマナー集を教育の一環として、活用しています。

イレギュラー発生時にはINAX様に報告し、トラブルを最小限におさえるように致します。

西濃運輸 8.5 10.8 7.0 6.4

目指せ!輸送事故削減 前年マイナス20%

貴社知多工場様からのご出荷商品を弊社幹線輸送便に積載する際の積み付けが甘く、輸送中の荷崩れ等で弊社配達店に到着時に商品破損がみられた。

貴社商品を工場内にてパレットに積みつけ、弊社幹線輸送{貴社知多工場~貴社上野工場~弊社九州継送各店}を行っておりますが、運行途上にてパレット上で荷崩れ、或いは転倒による破損が発生し、弊社配達店、中継店にて荷卸時に発見される若しくは開梱後に判明するといったケースが事故発生ベース全体で約30%存在する事が判った。

弊社従業員の貴社知多工場発送チームは貴社商品の外装寸法を基に「如何に、パレット上で水平積み付けを保つか?」「パレット上における貴社商品同士の隙間を如何に狭めるか?」「偏荷にならないように積み付けるには?」を主眼として貴社商品の外装寸法、重量の確認並びに同業他社のみなさんが如何に積み付けを行っているか等を視察或いはご指導いただき、成功事例として水平展開をしていった結果、輸送事故(主に商品破損)を減少させる事に成功した。

九州中継後、配達時における輸送事故(商品破損含む)の減少、撲滅に向け各配達店や中継店における状況を把握し、検証を行って参ります。

中越運送 2.81.51.51.5

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品質改善事例【路線運送会社】

目標件数

実績平均

目標件数

実績平均

改善前 改善後振返り その他 今後の取組

改善事例35K 36K運送会社名 グループ宣言

第一貨物 10.0 11.7 10.0 12.2

二重・三重の完全チェックを心掛け、誤発送防止に努める事

誤発送は減ってきているもののチェックが完全にはなっておらず、方面別にチェックの格差がある。

・運行便への積込み時、ドライバーがハンディ端末機により全数スキャンを実施し、誤積み防止対策をおこなっていた。・ドライバー任せ状態であった為、販促・金具等のスキャン漏れが多く、誤発送・不明貨物が発生していた。

・誤積みが多い運行便に担当者を置き、スキャンの完全実施の補助と指導を行った。・販促・金具等のスキャン漏れが少なくなり、誤発送も減り、不明貨物も減りました。(盛岡・仙台南・仙台東・山形便)

今後は、他の運行便への補助・指導を行い、全体のスキャン率を上げることに努めます。

福山通運 12.5 12.2 10.0 17.4

INAX様製品輸送の緊急性、及び荷扱いについて各担当者に認識させます。

荷物事故を減らすことが出来ず誠に申し訳ございませんでした。特に7月8月はご迷惑をおかけした件数も非常に多く反省しております。貴社に対し、改善出来ました成果を述べさせて頂くにはあまりにも程遠い状況でございました。改善の継続を心がけさせて頂きます

発送前の仕分、積込み状況を日々、確認しておりませんでした。又、仕分作業員に貴社、製品の扱いについての教育を怠っておりました。

積込み番線ごとに日々、仕分作業員、運転手に声かけを行なうことによって貴社製品に対する意識が上がった。作業員(協力会社含む)に貴社より頂いた「INAX荷扱い基準マニュアル」をもとに説明会を開き注意を促しことにより発送前の事故が減った。

品質改善 実行計画書に掲げた施策を継続することにより貴社にご迷惑をお掛けしない様、注意させて頂きます。何卒、よろしくお願い致します。

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■品質改善事例集の作成に当り

いつも大変御世話になります。

さて今期も残り後2ヶ月ほどとなりました。各位におかれましては品質改善にご尽力いただき、大変有難うございます。又、この度は多くの方より

改善事例のご報告を頂き誠に有難うございました。改めて御礼申し上げます。

今期、皆様と供にコミットした品質数値目標は「55PPM」であります。しかしながら、残念なことに今期に入り69PPMの数値から中々下がってきて

おりません。どの運送会社様も品質改善に取り組んで頂いておりますが、「良化しそのレベルが維持できている・・・」、「一向に結果が現れない・・・」、

「一旦良化したが悪化傾向にある・・・」、等、運送会社様毎に結果は様々です。全体感として、経営者の方の「本気」と現場の方の「本気」が一体となり

ベクトルが合った運送会社様はきっちりと効果が出ております。又、一旦良くなった運送会社様も人の変更や、他の変化があると悪化傾向にありますし、

一概に『本気』と申しましても、各々捉え方が様々でレベルも違う場合があり、なかなか結果としてあらわれない運送会社様も多くあります。

事務局として、昨年末には、トラブル件数の多い運送会社様に対して、部門長より文書発信すると同時に、個別打合せを行い、改善に向けての指導を

行ってきました。又、WGメンバーも何か改善できる糸口はないかを皆様とは違う目で現場を見ています。この度、先期1年間における皆様の品質改善に

関する取り組みについて、連絡をいただいた改善事例をデータとして取り纏めました。

また、経営者と現場とのコミュニケーション強化を中心とした、品質改善の取り組みは、必ずや各社様の安全・環境を含めた経営体質強化に繋がると

信じて止みません。

各位におかれましては、この事例集を品質改善の一助として頂き、残り2ケ月ではありますが、自社のトラブル件数目標を達成していただき、コミットした

「55ppm」の達成をお願い申し上げます。

2008年1月吉日

株式会社INAX物流部

輸送品質改善WG 江崎誠治