高体連支部予選 8年ぶり2回目の優勝!8年ぶり2回目の優勝...

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旭川明成高等学校 平成24年6月15日(金) 女子バスケットボール部 顧 問 高 瀬 雅 裕 通信 第144号 主 将 佐 藤 佳 冬 高体連支部予選 高体連支部予選 高体連支部予選 高体連支部予選 8年ぶり2回目の優勝! 8年ぶり2回目の優勝! 8年ぶり2回目の優勝! 8年ぶり2回目の優勝! 2年 2年 2年 2年連続 連続 連続 連続 10 10 10 10 回目の全道へ 回目の全道へ 回目の全道へ 回目の全道へ、ベスト5に 、ベスト5に 、ベスト5に 、ベスト5に佐藤佳冬、大箭芹奈 佐藤佳冬、大箭芹奈 佐藤佳冬、大箭芹奈 佐藤佳冬、大箭芹奈 第6 5回北海道高等学校バスケットボール選手権大会旭川支部予選会は、5月2 9日(水) から3 1日(金)までの3日間、旭川北高校の当番校のもと、旭川大雪アリーナをメイン会場 に、男子1 8校女子1 9校が参加し、男女各2校の全道大会(室蘭市開催)の出場権を目指して 熱戦を繰り広げました。 明成は、予選トーナメントを着実に勝ち上がって決勝リーグへ。決勝リーグ1戦目の北 高に苦戦したものの、次の西高戦を 100 点ゲームでものにし全道を決め、最終戦の藤高を 激戦の末に下して去年果たせなかった優勝を勝ち取りました。 【女子試合結果】 121 44 112 22 明成 明成 明成 明成 43 70 66 54 43 17 18 2 84 43 110 【予選トーナメント】 105 12 77 62 39 西 119 45 64 5 6 7 93 71 55 西 11 8 76 133 14 9 10 12 13 65 84 23 40 92 19 15 16 1 3 4

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Page 1: 高体連支部予選 8年ぶり2回目の優勝!8年ぶり2回目の優勝 ...旭川明成高等学校 平成24年6月15日(金) 女子バスケットボール部 顧 問 高 瀬

旭川明成高等学校 平成24年6月15日(金)

女子バスケットボール部 顧 問 高 瀬 雅 裕

通信 第144号 主 将 佐 藤 佳 冬

高体連支部予選高体連支部予選高体連支部予選高体連支部予選 8年ぶり2回目の優勝!8年ぶり2回目の優勝!8年ぶり2回目の優勝!8年ぶり2回目の優勝! 2年2年2年2年連続連続連続連続 10101010 回目の全道へ回目の全道へ回目の全道へ回目の全道へ、ベスト5に、ベスト5に、ベスト5に、ベスト5に佐藤佳冬、大箭芹奈佐藤佳冬、大箭芹奈佐藤佳冬、大箭芹奈佐藤佳冬、大箭芹奈

第65回北海道高等学校バスケットボール選手権大会旭川支部予選会は、5月29日(水)

から31日(金)までの3日間、旭川北高校の当番校のもと、旭川大雪アリーナをメイン会場

に、男子18校女子19校が参加し、男女各2校の全道大会(室蘭市開催)の出場権を目指して

熱戦を繰り広げました。

明成は、予選トーナメントを着実に勝ち上がって決勝リーグへ。決勝リーグ1戦目の北

高に苦戦したものの、次の西高戦を100点ゲームでものにし全道を決め、最終戦の藤高を

激戦の末に下して去年果たせなかった優勝を勝ち取りました。

【女子試合結果】

121 44 112 22

旭凌雲

旭龍谷

北 明成明成明成明成

4370 66 54 43

幌萌

留 鷹

栖業

17 18富良

旭実

旭富旭2

84

商 成成成成

43 110

【予選トーナメント】

105 12 77 62 39

藤 西119 45 64

5 6 7旭 旭

93 71 55

西

11

8

76133

栄東 望

農 専

149 10 12 13

65 84

23 40 92

1915 16旭旭旭旭明明明明千

旭1 3 4旭

藤 野

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●57-100

旭藤女子

●52-91 ●44-97

●59-63

○63-62

旭 川 北

旭川明成

【決勝リーグ】

順位

勝旭 西

○91-52

旭 北

○63-59

旭明成

●62-63

○97-44

○100-57

3位

1位0○55-51

●51-55

4位

3 -

2位-1

GA学校名

旭川藤女子

旭 川 西

【2回戦】 23 - 7 ケイト12p8r セリナ12p5r ハルナ9p3r ゲン16p12r 16 - 14 ナナ2p5r イチ8p2r カナエ9p7r ナエ9p1r コトノ2p1r27 - 6 ウエ4p7r マヤ0p3r ルカ2p1r ユキ0p4r マツ2p1r レイ7p1r26 - 13 (3P 9/35 26%)(FG 41/98 42%)(FT 1/5 20%)

92旭川明成 40 旭川凌雲

(FG 17/58 29%)

29日 15:15開始、会場は明成。1回戦で羽幌を下した凌雲と対戦。スタートはケイト

(佐藤・168cm・F)、セリナ(大箭・158cm・PG)、ハルナ(鈴木・168cm・F)、ゲン(中井・

165cm・C)、ナナ(菊地・161cm・G)の3年生5人。Defは両チームハーフのマンツーマン。

開始5分のスコアが5-1。凌雲に合わせてモタモタと始まったゲームにカチンと来

て、「3年最後の高体連の始まり方がこんなんでいいのか!」と激怒。1Q残り3分で

3年生全員を下げ、前半の残りを下級生だけにして終えた。

後半3Q、「やります」と3年生が出て行ったら、8分間に1ゴールを与えただけで

一気に25点を奪い40点以上の大差をつけ、後は1・2年生に任せた。やるならやるで最

初っから徹底してやってもらいたいものだ。それが相手に対する礼儀でもある。

【3回戦】 20 - 12 ケイト6p4r セリナ17p3r ハルナ16p8r ゲン10p5r 19 - 13 ナナ15p10r イチ - カナエ6p3r ナエ3p2r コトノ0p0r22 - 20 ウエ7p2r マヤ0p1r ルカ2p2r ユキ0p0r マツ - レイ3p0r23 - 20 (3P 7/20 35%)(FG 32/87 37%)(FT 10/18 55%)

旭川明成 65 旭川商業84

(FG 22/69 32%)

30日大雪アリーナ10:30開始。スタートは同じ。Defは両チームハーフのマンツーマ

ン。旭商は久末の175cmを最長身にスタートの平均身長は164.8cm。明成は164cm。

五分五分の立ち上がりで始まったが、1Q開始4分からの4分間にディフェンスでタ

ーンオーバーを誘い、ブレイクなどを絡めながら10点を連取して主導権を握ると、2Q

に入っても旭商にインサイドを攻めさせず、リバウンドも支配し得点を止めていった。

後半に入ると、インサイドを諦めた旭商は徹底して外角に賭け、後半だけで11本もの

3Pを決め五分の得点に持ってきたが、10点差以内に詰められることがなかったので、

3Q後半からは決勝リーグを見越して3年生と下級生を組ませて戦った。

【決リーグ1】 14 - 16 ケイト10p10r セリナ10p5r ハルナ15p5r ゲン8p10r 10 - 10 ナナ10p2r イチ - カナエ0p0r ナエ - コトノ -24 - 8 ウエ2p1r マヤ - ルカ - ユキ - マツ - レイ -7 - 17 (3P 6/25 24%)(FG 21/78 27%)(FT 7/10 70%) (FG 18/64 28%)

旭川明成 55 51 旭川北

同日15:00開始。ここから決勝リーグ。その1試合目。北高の平均身長は160.1cm。

前半は得点が大きく行ったり来たりする変なゲームになった。1Q、ナナ(菊地)のジ

ャンプショットで先制したものの開始2分過ぎからパッタリとシュートが決まらなく

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なり、その間、北④平川に対するシュートファウルなどによるフリースローを含め8点

を与え、残り5分で4-10と6点を北高にリードされる。その後逆に、北高の得点が止

まり4分間無得点の間に明成が10点を連取し、残り1分に 14-10 と逆転する。が、そ

の残りの1分間に2本の3Pを決められて14-16とまた逆転され1Qを終了する。

2Qに入って北高にさらに2ゴールを追加されて 14-20 と6点をリードされたかと

思うと、今度は残り5分までに明成が3Pを2本を含む4ゴールを連取して 24-20 と

逆転して4点をリード。が、それもつかの間、また残りの3分間に3ゴールを連取され

て 24-26 の2点負けで前半を終えた。お互いシュートが極端に入ったり入らなかった

りする何とも流れの掴めないゲームだが、明成のシュートが入らなすぎる。

3Q、このままじゃいつまでもらちがあかないのでプレスに出た。これがものの見事

にはまり、この3Qだけで北高に10個のターンオーバーが出て 48-34 と14点のリード

を奪った。4Qもプレスを続け開始直後に 50-34 の16点差とする。が、これ以後また

明成のシュートが決まらなくなる。ジャンプショットも3Pも全て落ち、オフェンスリ

バウンドも取れなくなってプレスが掛けられなくなり北高が息を吹き返した。明成4分

間無得点の間にジワジワと得点を取られ、残り4分に 50-42 の8点差にされたが、こ

こから何とかしのいで残り2分を切って53-43の10点差で踏み留まった。

時間がない北高は激しくディフェンスで出てくる。明成は残り時間をきっちり使って

終わらしたいのだが、春季の決勝の失敗が頭をよぎる。「まさかまたあんな事は起きな

いよな」と。するとなぜかやっぱりダメになる。弱気になる。何でこうなるの。

ケイト(佐藤)がファウルアウトする。ウエ(上田・2年)がゴール下のノーマークに飛

ばすパスが弱くて取られる。ハルナ(鈴木)がパスを取られ、その後にシュートファウル

をして退場。サイドスローインをナナ(菊地)が失敗する。あっと言う間に連続8点を取

られ53-51の2点差になった。もう、大変!ケイトはベンチで半べそをかいている。

だが残り数秒でセリナ(大箭)がアンスポーツマンライクファウルを受けフリースロ

ーをもらった。春季の決勝でも同じシーンがありセリナは2本とも落としていた。「覚

えてるよな!セリナ!」とベンチから怒鳴る。しかし、今回はそれをしっかり入れた。

フリースローの後はセンターラインからマイボールのスローイン。セリナがきっちり受

けて時間を使ってタイムアップ。4点差の勝利だった。それにしてもシュートが入らん。

【決リーグ2】 34 - 10 ケイト21p9r セリナ18p2r ハルナ4p9r ゲン18p12r 18 - 16 ナナ26p6r イチ - カナエ10p10r ナエ0p0r コトノ -14 - 6 ウエ2p0r マヤ - ルカ1p0r ユキ - マツ - レイ0p0r34 - 25 (3P 4/14 28%)(FG 22/60 37%)(FT 9/13 69%) (FG 22/60 37%)

旭川明成 100 57 旭川西

翌31日 9:30大雪アリーナ。決勝リーグ2試合目。西高の平均身長161.8cm。

西高とは春季の準決勝で3Qまで競った。今回はそんなダラダラしたことはしたくな

い。昨日の北高戦の不甲斐なさもあってアップから怒鳴り散らしていた。

すると立ち上がりからエンジン全開で飛ばした。特にナナ(菊地)が快調でチームを引

っ張る。1Q開始3分で11-0。中盤西高に反撃を受けたが残り3分間でさらに14点を

連取し 34-10 で1Qを終え、ペースを掴んだかに思えたが、点差がつきすぎてか、飛

ばしすぎてか2Qがたるんだ。またイライラが募る。人の気持ちを逆なでする連中だ。

3Q、ディフェンスを頑張り失点を抑えるがシュートも入らん。それでもフリースロ

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ーをきっちり入れ続けて 66-32 と34点リードで4Qへ。勝負はほぼついたが隣のコー

トでやっている藤と北高が3Qを終わって50-49で北高が勝っている。

「去年は3チームが全道に出られたから2勝すれば良かったが、今年は2チームだか

らそうはいかん。最終戦で負けて2勝1敗の三すくみになってゴールアベレージになる

と、当該チーム間で決着つかない可能性が今回はある。すると決勝リーグ全チームとの

得失点が影響するから、ここで取るだけ取らなきゃダメだな」と。4Q残り5分、75-

41でタイムアウトを取りその話しをして「100点取ってこい」と送り出す。

3年生の疲労を考え、カナエ(尾美)とウエ(上田)の2年生をコートに出し3年生を交

替でやらせる。残り5分で25点はきつが、藤が西高に91点を取っていたのでそれを超え

ればと思った。3年生が猛然と頑張った。そして残り2分、ケイト(佐藤)のゴールで93

-48とし、後は3年生を休ませるため全員を下げ下級生に任せた。その後も下級生が頑

張りついに100点にたどり着くが、西高にも最後に踏ん張られ57点まで取られた。

藤対北の試合は、最後に藤が逆転して振り切り4点差で勝った。これで三すくみはな

くなり、明成と藤の全道が決まった。ちょっとホッとした。

【決リーグ3】 15 - 18 ケイト10p9r セリナ19p7r ハルナ13p0r ゲン9p8r 18 - 15 ナナ8p7r イチ - カナエ4p3r ナエ - コトノ -18 - 16 ウエ - マヤ - ルカ - ユキ - マツ - レイ -12 - 13 (3P 5/21 24%)(FG 24/67 36%)(FT 10/13 77%) (FG 25/78 32%)

旭川明成 63 62 旭川藤女子

同日12:30開始。さあ、春季の延長負けを取り返すことができるか。そして去年出来

なかった優勝を果たすことができるか。スタートはいつもの3年生5人。藤は177cmの

玉田季奈を擁するがスタートの平均身長は 164cm と、平均身長では明成と互角。Def は

両チームともハーフのマンツーマン。決勝リーグ最後の一戦が始まった。

先制したのは藤、そして6点を連取。明成がその後を追う。ゲン(中井)が玉田を懸命

に守り、周りもポストトラップで助けるが1Q残り4分で6-14と離される。この窮地

をセリナ(大箭)とケイト(佐藤)のシュートが救い15-18と3点差に詰めて1Q終了。

2Q、開始4分で19-27と再び離れる。がここから持ち直し、残り1分ハルナ(鈴木)

の連続ゴールと3Pで31-30と逆転する。その後双方譲らず33-33の同点で前半終了。

後半、リードの交替が10回も起きる熾烈なゲームになった。藤がポストで点を取る。

ケイトが3Pでひっくり返すと、藤もキャプテン大槻が3Pを入れ返す。ナナ(菊地)が

ドライブを決めれば藤も原田のブザービ-ターで追いすがる。藤が3Pを2連発決めリ

ードすると、ゲンがお返しに2連発を決めるなど、どちらも一歩も譲らない。

そして試合は残り2分を切る。59-59の同点。ここでケイトがブレイクで走りセリナ

からのパスを受けて右ショートコーナーからジャンプショットを決め2点リード。その

後の藤のシュートが失敗しゲンがリバウンドを取ると、アーリーで走ったカナエ(尾美)

がセリナからのパスもらいシュートファウルを受ける。藤タイムアウト。カナエがフリ

ースローを2本とも入れて4点差に。カナエ、いい仕事をした。

続く藤のオフェンスが失敗。藤プレスを掛ける。ゲンがフロントコートでパスミス。

これを持っていった藤がシュートに失敗。セリナがプレスをかいくぐってゴール横のゲ

ンにパス。これが決まれば6点差。だが落ちる。が、カナエがリバウンドを取ってナナ

へパスアウト。残り時間は30秒を切った。時間を使え。ところがナナが反射的に打って

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しまった。「早い!」と叫ぶが間に合わない。これを落とし運ばれてドライブにファウ

ルをしてフリースローに。1本目を決められ3点差。2本目を落としてくれたがリバウ

ンドを奪われ決められて1点差に。会場は悲鳴と歓声に。どっかで見た光景だぞ。

明成ストーリングで時間を使う。が2度目のファウルを受けた後のサイドスローイ

ン。残り7秒。なんとこのスローインを受け損ね、引っかけられて取られる。藤ほぼノ

ーマークのドリブルでゴールへ一目散。またまた大歓声と大絶叫。万事休すか。ところ

がこのドリブルをファンブルして出してしまった。明成ボールのスローイン。残り 1.3

秒。「何が何でも受けてボールを抱きかかえてじっとしていろ!」とセリナに叫ぶ。

セリナ、猛然とマークを振り切りボールを受け取ると、ボールを抱えしっかりうずく

まってタイムアップ。やっと激戦に終止符を打った。

春季の借りと、去年の借りを返した。優勝、おめでとう!

大変ドタバタとした波瀾万丈に満ちた試合で、北高戦でも藤戦でも一時はどうなるかと

思うことが何度もありましたが、ギリギリでくぐり抜けました。

春季の決勝でまさかの逆転負けを食らった3年生は、「勝負に弱い」と怒られてから、ゲ

ームの終わり方には細心の注意を払っていたはずですが、どうも弱気になって上手く行き

ません。もっと強気でガツガツいけばいいものをどこか吹っ切れませんでした。

でも、パニックになって混乱してメチャクチャになっても、何とか崖っぷちで留まって

くれました。相手のミスにも助けられ、運も神様も味方してくれて何とか優勝までたどり

着けて良かったです。何とか頑張れましたね3年生。よくやりました。

スタートの3年生5人は、噛み合うともの凄い力を出すけど、噛み合わずどこかが上手

く行かないと辛くなります。170cm を超える長身者も絶対的なエースもいない分、5人の

歯車を合わせることが不可欠で、それを訓練し続けてきました。3年生5人が合えばどこ

からでも攻められるのが最大の強みで、だから5人の得点が分散し偏りがなく、誰かの不

振も残りの者で何とかカバーできる強みもありました。

しかし、今回はそれがなかなか上手く機能しない時間が多く苦しみました。最後の高体

連だという思いもあるでしょうし、優勝しなきゃというプレッシャーもあったと思います

が、ムラが大きくパッタリと息切れを起こしたり、ガチャガチャ騒がしいだけで効果を上

げなかったりして、多くのチャンスを逃しピンチを作りました。

全道に向けては、攻めどころと守りどころを見極め、無駄と無理を省いてもっとやるこ

とをハッキリした、強く正確なバスケットをしなければと思います。

全道は6月21日から室蘭市。当番校は海星学院高校。中島先生待っとってや。

【個人ノートから】―――――――――【個人ノートから】―――――――――【個人ノートから】―――――――――【個人ノートから】――――――――― ケイトケイトケイトケイト((((佐藤佳冬・佐藤佳冬・佐藤佳冬・佐藤佳冬・3年3年3年3年・キャプテン・キャプテン・キャプテン・キャプテン)―――)―――)―――)―――

出だし、藤に連続で点を取られてしまって、自分達は攻めることがなかなか出来なくて、

スタートはずっと藤のペースで試合が進められてしまっていたと思います。

相手のセンターにリバウンドを取られてしまったら、ファウルをしたりすることでしか

止めることが出来なくて、ボックスして他の4人でリバウンドを取りに行っていれば、リ

バウンドで苦しい状態になるのも抑えれたのにと思います。

自分は全然攻めることも出来ないし迷って迷ってそしてミスをする、ということが何度

もあって本当に自分がいるせいでゲームを壊してしまっていました。大事なときにシュー

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トが決められない、大事なときにミスをする、そういうことを自分がしているせいで最後

まで辛いゲームにしてしまいました。もっと相手のディフェンスを見て、崩し方を考えな

がらプレーすることが出来ていたら、もう少し楽に攻めれていたと思います。

高体連で優勝できたことは本当にとても嬉しいです。でも反省することばかりだし、課

題がもの凄く多い試合ばかりでした。この反省・課題を残り少ない時間で改善して全道大

会に挑めるよう、精一杯やっていきたいと思います。

旭川にで出て来て、明成に来て、本当に心の底から良かったと改めて思いました。本当

にありがとうございます。(佐藤佳冬は士別南中学校出身)