ける兵器の建造及び引赦し席は言月二.〇億ドルに優し〓竿...

16
朝鮮動乱の勃発を契機として、米国経済は国防盗済へ バトン・プオ●プロダ 詠minist琵iOn)及び国 争』が開始せられた。 その後の韓移を見るに軍籍生産は鰐輿的増大を示して小る。竺図 軍需生産愚の剖倉な示して小藩。わィルソン国防動員総本部長唐は山 ける兵器の建造及び引赦し席は言月二.〇億ドルに優し〓竿前の約三罷 塞国国防経済の甥段陀 二九 一欝常生産の増大せ民鰐生産の抑制 還姦の増大と財政政貸 ≡欝銀物価の上昇と窪済安定政飴 四 他界轟済への 叫 軍需生産の檜大と民需生産の抑制 ?米国国 OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ

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  • 朝鮮動乱の勃発を契機として、米国経済は国防盗済へ移行せられ、国防動員総本部人Defeロのe MObi-i邑iOn

    バトン・プオ●プロダ 詠minist琵iOn)及び国防鎮座本部(D2ぎ等2邑u註On出○鼠)が設逢せられ軍備大拡張計画即ち『生産戦 クシ冒ン

    争』が開始せられた。

    その後の韓移を見るに軍籍生産は鰐輿的増大を示して小る。竺図聖九ぎ○年以降に於ける総生産蓋に対する

    軍需生産愚の剖倉な示して小藩。わィルソン国防動員総本部長唐は山九五脚年度報告書にぬて『一九五一年慶虹於

    ける兵器の建造及び引赦し席は言月二.〇億ドルに優し〓竿前の約三罷となつている。…:㌧:・朝鮮動乱勃発後に於

    塞国国防経済の甥段陀

    二九

    一欝常生産の増大せ民鰐生産の抑制

    二靂還姦の増大と財政政貸

    ≡欝銀物価の上昇と窪済安定政飴

    四 他界轟済への膠撃

    叫 軍需生産の檜大と民需生産の抑制

    ?米国国防経)済∵の-現段階

    楷 村

    OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ

  • ス既に依ると『民需生産は一九五〇年番一・四半期.に対し

    て完五・二年同期は五。忍下に削讐㌔攣㌻軸半新 札

    更に縮小されるであろう』、と言つている。

    叉-;-ズ、ウィーク誌ほ『自動畢生屈ほ一=九五一年第

    †・四半期〟六〇万合に対し、一九五二年同期は九三万台

    へ (筍三国参席)テレゲイジ・ヨン生産は一九五〇年第一・

    四半期二.二〇万台、山九五-年間朝一恵○万台に対して一

    九革二年同期は五五万台乃至八〇方台に激滅する』と富つ

    第 一 図

    “As19520penS,We face 翠period

    during which the burden of the

    defense progr■am W主11increase

    greatly}’This chart shows ratio of

    de辱nse totota10utput:

    欝〓十五巻 第ふ尊

    I950 19引 1q52

    Cさtender‰rs ヽ

    三〇

    ける我国の軍備拡張は相互安全保障協定に基く外国への

    武器援助をノ含めて約二百億ドルに達している』と述べて

    詳1

    いる。

    然しながら最初の『バクも大砲も』のスP-ガンほ失

    敗に帰し軍需生産が拡充されればされる程戌常生産ほ副

    減されつゝある。第二図に示す如く第〓次大戦中に於け

    る軍需生産と民需生産の鋏状的傾向は朝鮮動乱と共に再

    現し、ますます拡大化しっゝある。三ヨーク、タイム

    第 二 図

    “An expanding economy has paid※珊

    richdivideふdsirihelpipg us assume the new b11r・dens of wor1d r・eSpOnSibi-

    1ity.沖This chart shows trendoftotal

    production:

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  • すます耐久消費財に対する原料割当の削減もきびしくな

    るであろう。

    本年度第一・四半期に対する賞薮原料の割合を一九五

    〇年同靭に比較して見ると次の如くである。

    鋼 鉄 ト∴六●六

    億ポ

    第 ≡ 囲

    AUT¢p的中眠T10牌‡㌻椚朋酬㈹ 聡国国防経済の環段階

    8

    ÅV ▲々 ウー

    山 九五.〇等

    質一・四半期

    百万トン

    ー:二 .

    向I句 何滴 九 九

    二八 二八 ‰彪;㍉%彪

    一九・四

    億ポ

    一九五二年

    第仙・四半期

    百方トン

    向向 向l勾 玉四四五 入二 ・一九 鬼;免; 鬼;鬼;

    、-- lqSトー∴= 」l朝詑 ●Esti恥bd

    課3

    ている○

    テジオ及びテレゲィ汐ヨソ、′個動畢、家庭用u用等民雫耐久

    消費財の生産抑劇の傾向を、国表忙示せば第四囲町好くであ √

    ?」

    る。

    キ・ヾテリア心

    他方軍常盤産に於予産科特に盛儀金属である鋼儀、銅、

    アルミの不足に億り計画通り払充挙れ得なぃ状態にあるヶ

    上れに対して上院側に於てほ『民需生産が多過る』との批

    難(ミtOOmuCビbutte㌔、c甘や毒e盟が多い。ノ従って今後ま ▲.血.ノ

    第 四 欝

    〃丼※※Civilian※※※ O11tplユt Ⅵrillhave

    tobecuれailed敦琴※becauseof〔secul- rity〕priority for・Certain:metals・け

    Thisi$the consumer・-・gOOds record alld tIle forecast:

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  • 〓 軍事費の檜大と財政政策

    ∴月〓十一口∵トルマン大統領は議会に恒例の予箪教軍を送り

    未年七月一日に始ま瓢一九五三年会計年度の歳出計画に塞く寛

    出漁額を八五四倍ドル阜発表した。これを今年度及び昨年度の

    予算と比較すると筍五閃の如くである。

    . 更

    正二九四〇年以降濫於けを歳出歳入の関係を見るに解六図

    堅不す如く筒二次大戦中は勉大な潜入不足を示しているが÷の

    傾向は一九五二年度に再現している。

    菖万ポソド

    百方ポシド 九

    六ニ

    ア.ルミ四七六・六謡耶議○。○由緒闊相∞醐

    葡一月九日マレ/シュ マン国防生産本部長官は、上下間院軍備委員会に於いて『本年四月から大部分の家庭用品の

    生産は朝鮮動乱前の水準の四〇%に削減せられ、住宅の新規建築ほ約二三%減らされるであろう。鼠本年上半期紅

    計劫草生産は少くとも更に七%、新規鉄道車輌の生産数ほ山四%縮小されるであろう』と述べている。

    註l ㌢fenseMObi-iNm亘RepOrt、tOP蒜Sid①阜byA旨url√○-senこan.㌘-冨追

    9 望e宅ぺOrk Times-Dec◆-グー¢巴

    3一望e竜S」司eek) Dec.芝}-父ご

    4./ 宅e竜S宅ee村V Dec●-○〉-①ご

    第二十五巻 第山号

    第 、五 図

    qAdequatetaxationis essentialboth

    toassurea、soundfiscalpo畠ition and

    to maintain economic stability.”This

    ○ 虫○ ■○ (lO 、.80 100

    拍細野d心血・b

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  • (一二光%)維海神修費一二山億ドル(二四%)人件費二〇億ドル(二一%)土地建物費三五倍ド、ル(七%)研究

    調査勝二四億ドル (三%)である。

    これを象するに歳出掩離の六〇%が軍事費、薮にその約四〇解が兵器畢で占められている。しか滝予塔竺匹五

    ほ新課税又ほ国債に依つて賄われるものである。(第入園参照)

    これ忙対する歳山総領は八五四億ドルで、その内訳は軍啓費五∵二倍ド

    ル(六′○%)対外援助庸二〇八倍ドん、(一三%)国内非軍事費一二九億ド

    ル(仙五%)が主なる項

    軍事轡五一二億ドルの内訳は、第十図の示す如く、兵解像二〇〇億ドル

    第 六 周

    肇国国防経済の現段階

    硯三〇八倍ドル (三六%)蹄人

    税二七三億ドル (三±%)関税

    収入三四倍ドル (四%)消費税

    九四倍ドル (∵ヅ%) で、歳入

    不足新二四五倍芋ル (山七%)

    侍「九四〇年以降に於ける国民所梅と国境との関係を見るに額七図に

    示す如く、⊥九貯四年より∵「九五〇年までは国偵の′方が国民所得を上甲

    っていたが、一九四九年後の国民所得の急激な上昇に依り頭轟わところ

    国民所得ノ以下である。

    ヤ九五言年度予覚申歳入絶嶽は七〇九倍ドルで、その内訳は個人所得

    囲 第 七

    In♭l】1ions oナ dollars

    醐射場如瑚用=り机町隼外勤農禁

    OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ

  • 第 十 図 第 八 田

    第二十五巻 第副署

    蕗汲巨ヰ鮎.考β肌脚 TOmエー参引い2β兄いON

    この下ルマン大統領の比較的放洩な財政改質に対して国内に聾者

    両論がある。これに関する冤済評論象ジョセフ、A、ロフクス民の

    註ユ

    所論を見るに次の如くである。

    倍ドルの歳入不足を示している絹状である。

    セン教授で、次の如く論

    じている。

    一、改廃の内債は個人の

    債涛又は尊堂の借入金

    とは本質的に典り、債

    務と呼ぶべき性質のも

    を直に国民偶々に割当ることが出来ない場合に起るものである。

    この経費は駆出せしめて支払わる1ものであるが、国民への免租

    割合の方法の決忠が将来にのばされているに過ぎない。

    のではない。即ち国家 第

    が戦争又は恐慌等質意

    署態に処する為に個人

    が為し褐ず叉その経費

    賛成論の代表翫なものほハ

    ーヴフード大学ブルヴィン、m比、ハン

    ro掬巨朗5一.点別乙川削

    三四

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  • 三ナポレオン戦争後英国略国民所属の約二倍の国嬢を有し・ていたが、十丸せ紀を通じて歴史上未曾有の繁栄時代

    を学費した。

    これに対しで米国の層偵根来年度に於ても国民所得の二億になる可能性ほ全然ない。硯癖迄ほ一九四六年度に於

    て「五〇%になつただけで、▲山九五山年以降ほ国民所緒の方が上回つている。

    三.支出は公的私的を問わず社会の他の各子の所得となるものセ、庶出と所得は同一物の両面である。

    これに対すか強力な反対論の代表的なものはブルヤクキングズ、インスチチユションの(ロルド、H、ムルトン

    氏の意見である。

    て政府は或る場合に於ては国債の利子及びその他の債務を女払う為に充分な歳入を確保出盛ない場合もあり得

    る。冥際問題として従来政府は深刻な財政危捷にさらされて来たことがある。歴史附葛英が証明する如く、すべ

    ての場合徴税と国縫針子の支払は計∵経済桟棉に於ける金野の痩受で国債間題を解決する方法でほない。

    二、国低は完済する必寮はないが、容易笹処理し得る範囲即ち歳入で賄いうる範囲に限癒すぺきである。将来困難

    及る事態に備え出来るだけ塾麗してお5」とが常道であり健全な財政政賛である。

    三、歳出と協入は同蒜の両面であると言う見解は誤つぺいる。頻出はあく迄儲出で国民にと\つては所得になるが

    国庵にとつでほ支出である。

    四、政府の発出ばすべて靡入増加の淑になると音う議絡も誤りである。資本的支出は将来歳入せ増加させかが滋苺

    螢の大部分は顔入増加の基礎にならない。

    琵1 雷名Bi粥a寄t百官DebtCan・戸S・官。n。冒yS百ndこ。SepFA・どぎ㌣芽竜ぎr河TimeⅧこぎ・当∴忘畠

    寒国国防荘済の甥殿陀

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  • 「梵銀、物価安定政策

    ∴竺琴生産の拡充 民需生産の抑制、Y原料不卑の深刻化は物価の弟騰、と生計費の上昇をもたらした。

    朝鮮動乱後に於ける生計費上昇の趨勢を労働統計局消費者物価指数に依つて偽るに食費一五%張、衣服藤二三% 註

    1

    象光一六%強、豪産用品費サ四%弱、全項目平均山一%弱である。

    生計費の昂騰は質銀引上乗衷となることは当然の帰結である。朝鮮動乱後に於ける主賓歯糞部門の労働者平均箆

    銀の上昇率は鋼鉄部門山一∴九%、日勤寧部門一〇、⊥%、石涙部門九、九%である。

    こゝに於て政府は物価と賃銭の安定を図る為恕済安定掩容部(EcOnO邑c Stabi-iNatiOn Ad…mnistぺa貫首)を設

    けその内部に物価安定局(呵旨e菅abi-iNatiOロ皆aa)と貸銀安定局(Wa顎S琵bi-i註tiOロ哲a已)を設置し.、

    】九義一年一月二十六日物価と貸銀の凍結を行つた。

    二、鋼鉄貸銀争議

    貸銀凍結時に於て、一時間当平均饗銀は鋼鉄労働者ほ一、六七ドルより一、八二ドルヘ、石敦労働薯ほ二、〇二

    ゼルょり二、二二ドルヘ、自動革労働葱正二、七七ドルより】、九孟ドルへ夫々引上られた。これを一時間当貸銀

    増加額隠してみるに鋼鉄労働者〓ハセント、扇動革労働潜二五セ.ント、.石炭労働者二九セントで∵鋼鉄労働者が最

    註2

    低となつている。

    従つ七昨年末来C・王・0系の金氷製鋼労働組合は褒銀夢窯局制定の方式に依る少額の贋上ほ不満であるとして

    (十Y」時間当一入」鼠セントの値上襲求 (二)土曜日略財務に対する割増給

    第二十置巻∵第十号

    三 寛銀物慣の上昇と経済安定政策

    OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ

  • 襲求を続け、年末ス…イキを計画した。芳しスト∴ライ芸人れば鋼鉄坐産最(迎撃言方トン)の九五%が減産

    されるあけ′である。トルマン大統領は直冨銀安定局をし<経営者側と組合側の意見の根本的相違を調教する醸に

    命じた。

    霞評論㌔りH・ラ.宝蒜.は二各章、…-ク・タイムズ紙に間者の音見を対比して次の興賢る一

    文を寄せている。

    絶食側は鋼鉄労働者の平均週給ほ七由・九六ドルで、その六〇%以上のもの・ほ労働省に依つて必粟と考えられてい

    働省所定の喋準生計蟹に於ても三人豪族を例とすれゼ、週七ドル超過してい

    ることを主喝している。

    六二)生 産 率

    苛国国防荘済の現摂帽

    る四人象族の適正なる生計費七九、

    範.十 一 図 (≠一)質鋭七物価

    四大ドル以下の餐括をしていること及び悪銭を引上てせ鋼鉄個格さえ引上なけ

    ればインフレ助長にならぬ点を主張している。(第十一国参照)

    これに対して経営者側は鋼鉄蟹銀の引上ほ仝経済転於ける賃銀と物価

    の悪循惣を惹超し、悪性インフレ

    忙な牒危険が多分忙あること、叉

    鋼鉄貸銀は第十二図堅不耳邦く一

    九三九年以降の小売物価指数の上

    昇以上に引上げられており、、且労

    第 十 二 田 lふ0

    ほ0

    80

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  • 染 十 義 盛 間に於ける生産力の上昇率は副七%であるが、時間当平均賃銀は」〇三%で

    ‥あると論じてい驚(第十四図参偲)

    これに対して経営潜側は鋼鉄巣の利潤は少く且減少しっゝあり、一九五〇

    年度に於いて新設工場及卿設に対する技監約四〇億ドルを除けば、四十茸主

    簸 十 三 図

    第二十五巻 第二暑

    くして梵銀の引上ほ可能である。即ち

    第十茸図に示す如く最近五ケ年間に於

    ける税込み利潤の上昇率ほ三九四%で

    税引後の利潤の上昇率でさえ山田〇%

    であると述べている。

    (三)利 潤

    組合側は鋼鉄尭の利潤は魅大なもので、

    これに対して経営者側は鋼鉄貿銀

    は、過去十年問に於いて「人当生産

    蜃の上昇率に対して六倍も上つてい

    る。即ち脚九四一年より山九五一年

    三八

    ト組合側は第十三図に示す如く山九四年八月より㌦九五山年六月に到る間

    の労働者十人〟時間当生産恵は一二、入%増加しているのに実質窯銀ほ六、

    六%しか上つていないことを指摘している。

    謀卜十 四 囲 価格引上や配当削減を行うことな

    2ざ

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    OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ

  • ことがあれば、その経噂増の八〇%即ち五倍ご千五百方ドルが聯邦漁人

    税として政府に納むべき耕を食込むであろう。然してこれが他産業区政 \

    及すれば、傭人所持税の増収四十倍ドルな差引いても聯邦法人税は首十

    1僚ドルの減収となると主張してい\る。(第十七図参照)

    元来鋼鉄貸銀ほ主賓産業の基準鼠銀 (宅agepatte旨)であり、これ

    寮鹿東部竹中も±十七位である。

    の低い利潤も増加する税金の為減少しつゝあり、昨年潜初の九サ月間紅於いて販売ほ二五%増加しているのに利潤

    濾エ○%減少している点を強調んている。

    (四)租 税

    が蟹上ほ他部門に影響するのは勿論のこと、必然的に製品価格の引上となり↓ますますインフレ左感化サる素因を

    醸成するものと考えられる。上の鋼鉄箕銀をめぐる争論ほ貨銀安定局の六人特別委員会の十四日問の審試を終え、

    第 十六 図

    1」.....」.■..」.-」-.」

    米国国防経済の親授陀

    El叩!ムyeざ Cor野ー中之

    Taxや Wa豆es Rev州¢

    粗食側ほ潰し鋼鉄貸銀を引上れば他の選集部門にも波及し、これが為聯

    邦潜人偏は百十億ドル減少するであろぅと言う凝営薯例の説は、何等根拠

    がないと言つている。.過去の疲験は賃銀が引上られても聯邦汝人儲が減少

    することはない。例えば二九五山年とを比較して蟹銀は二倍となつている

    が法人税は八億となつエいる。(第十大岡参照)

    これに対して経営薯側は、芳

    し政府が肇銀引上を認める様な

    第 十 七 図

    ㌍ 卸 が 矩

    iS 和 ら

    Reveリ¢

    ifra椅e

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    OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ

  • 第二ヤ義巻 夢一骨

    四〇

    註4

    日下、ネザン∴P・ファインシンガ貸銀定定局長の許に賂出せられている。これに対して組合側は讃し薯銀引上要求

    が認められない場合は≡竺十言訂してストライクに入る旨声明を発表してい・攣慧嘉側も至が姦され

    れば貸上山セント当りに対して一トン五十セントの価格引上を襲求している。

    三、貿銀物価安定政策転封する彗判

    若し鋼鉄労働者の質上寮求を認め.るならば、貸銀安定局の統朝方式を破壊すること七なり、従ってその基礎であ

    竃国防生産法(DefensePぺOductiOnAct}の存廃が問題となつている。

    トルマγ大統領は本年二月国会に対し、国防生産汝を吏竺盲年継続せしめ

    力な魔鴎を与えられんことを要求した。大統宙は東町全国的インフレ′の諸要因が米国経済に内包されていること、

    特匠所樽の増大、消費財

    然し裟著聞に於ては班在公定価格以下で取引せられている商品、例えば尊宅、木綿品、皮革、獣帖等に関しては

    公定価格を廃止すべしとする説が相当強く主肇せられている。

    ミッチよル・Ⅴ。ディサール物価せ党逼長は、これほ一博的現象で今後六ケ打開に国昭生産が硝化されればイン

    6

    これらの政府の経輩安定政策に対してほ‥各方面より強い反対論があるが1、その代襲閏なものはニューズ。ウィ

    註7

    土名望月十五日骨に発表せられたヘシワト。ヘスワット氏の意見である。

    『国会が国防生産法をあと二年延長したり・∵…大統領に嫁が襲親している大帖な砥限を附与するであろうと考

    えるもめほ稚もいないり多分規府又は梢緩和された物価貸銀統制漁があと一年継続されるだけであろう。

    ∴真のイ㌧ンフレの根本的原周波適億と借用の膨腋笹あるの.†ある∵しのことほ構貫カを増加せしめ、貨幣価値を引

    OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ

  • ノ、I

    下げ、物価を昇騰せしめるりかって仙庶でもトルマン大瀧領の教書はこの最も蜜襲な贋困にふれたことがあつた

    ストロング・プライス・コン守口ール

    でぁろうか。彼はインフレ討究として、「張力なる紛価統制}のみを述べ、聯邦準備銀行の通貨政策には一言も

    鎗及℃ていない。彼はインフレは物潜の供給不足に伐つて起ると論じ、ているがJこれほ矛盾して

    準備局の数字に依ると工菜食魔指数は叫九ヨ九年山〇九、J山九五〇争六月一九九に対して一九五二年一月ほ二一

    八を示めしている。tかも彼の官を借りて亨えぼ山九五〇年六月より一九五叫ノ年一月迄に劫売物価指数ほ一七%

    小売物価指数ほ八%上昇していか。ししかしこれは決して物資の不足があつた為ではない。しからば物価の上昇は

    何に依つて起るか。大統領はそれは消鰭普及共著の『買漁り』(buying昔話2)であると雷っている。しかし彼

    はせの買掛の金が何処から来ると思うのだろうか。彼は却薫物価指数が壱%上つた時に銀行の貸出しがで七%

    増加し、小売物価指数が八%上つた時に銀行預金が八%減少していることを知つていただろうか』

    以上紆如くハズワット氏は経済安定政策を物価頗銀統制に依らず金融の収縮政策に伐るべきこ七を主張し、現凄の

    W。牒。毘尋a驚ぎbiご邑iOnBOa已

    去れを襲するに米国法濱の現段階は軍需銀座の増大、民需生届の抑制、生計欄、物鳳の昇給、賃戯の引上等一連の

    イツァレ的様相を浮彫しっゝあることは事実である。

    詮」 宅m竜豆Ork TiヨeS、ロec●-の〉-器-

    3 望e≦、艮drk TiBeS-ロec.冨.-聖霊∵

    3 只ey lssues intb仲S紆e-〔ase一by A,嵩●Ra∽kin-2e毛dOりk Times}Feb.-『.-¢諾

    4 Ste2=ssues宅ea巧SFO宅dO宅nいAH㌻d仁Str珂Aw思tsOutcOme-2e宅め宅eek〉句eb●誤〉-芸岨

    5 S訂e【オStrike Date-2e宅S≦1eekリ リ白ar.ひ)-器岨

    帝国国防経済の甥鷲昭

    四山

    OLIVE 香川大学学術情報リポジトリ

  • 四〓

    療二十五巻、第小暑

    6 宅ag?勺ricのCOntrO-s F発e E已enslOnTest)byC冨ユe∽E。同gan-宅の宅■Ork Tim2S〉Feb・-q}-冨山

    7 守ic?COntrOI FOi-ies Of-¢諾-by一Hemry HaN≡t∵2ews宅eek-Feb・誤V-冨虻

    田 世界経済への影響

    朝鮮動乱の巻起した旋風は再革備の遊行とともにその影響を世界経済の各方面阻及ぼし′っゝある。塙に世界盛洛

    の中心をなしている米国経済の動向ほ直接他の自由諸国に影響を及ぼしていることほ勿論である。

    奏国は

    七億八千ポンドであつたから、約倍加されたことになる。仏国に於ては再軍備費ほ二兆ブランと雑ぜられている。

    帝王次大戦後疲弊していかせ界経済に、米国の驚くべき国防費の外にこれだゆの金額に相賞する物資と労務の爾

    第 十 八 田

    [亘亘亙ユ←

    要が新に加わるのであるから戦略物資の争奪戦が起り、世界物価水

    準が昂濁するのほ当然の帰結である。

    二原料のせ界的不足

    軍備拡張計画に於いて原料の確保は基本的問題である。米国ほ過

    姦二年草その彪犬な鞘眉力に依って戦略物資を買漁つた。

    経済評論象ミッチェル。ム・ホフマン氏は『米国はその滋大な生産

    力の為にせ界の原料な余や眉換り過なと言う恐怖が欧洲にある∵・

    ……チャチル首相が米国を訪問したのは原料問題で財政問題ではな

    註1

    い(呵○ベS訂e-u nOけ的○-d)』と喜つている。錫、亜鉛、鉛、アルミ

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  • 第 十和i、九 図

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    忙放いて∵九四九年及†九五」年度転於けるせ兎仝消費盈に対する

    米国消費魔の割合を見る転礪十入国乃澄碍二十十図の如くセある。

    即ち錫は、山九・四九年

    に於ては米国洛懇意

    は二九%であつたが

    一九五二竿には三七

    %に増加しており、

    鉛も六三%より七三

    %へ、アルミは三七

    %より五二%へ、亜

    針は四〇%よれ四甲

    %へ増加している。

    一九定一年初靭ぬ於ける戦略物資柊得の困乱状態ほ、国際原料会議

    (inte旨a昏nロa-Mate計訂C。nfe蒜nCe)及その七晶段別委員会

    忙依る国際協力に依り棉改善せられた。英国の軍需省は亜鉛とニッ

    ケルを除いては、輸入原料不足の危機は仙応切ぬけたと発表してい

    る。

    欧洲各国が現在不足し互いるものは右袈と鉄であり、その結晶と

    四三

    第 二 十

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  • ホラマン氏は『欧洲各国の九主演触入原料の物価指数は、一九四九Ⅰ五〇年を仙00として」九畢一年第㌻四半

    期竺〇二を示ゆしている』と雪ている。ハーグァトド大学サムナ・H。スリクク教授は完至年度の米国に

    於ける物価上昇Ⅵ見澄してとして/消繚者が引続き購買を葺蛙えるならば滴費薯物価指数の上昇は五%どまりに食止

    めることができる。しかし広範囲な貸金引上から消費支出が薯増したり、見地買を庵てたりする場合は物価打騰勢

    ほ大いに強くなるだちうと述べている。

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    第二十五巻 第山号

    四四

    して鋼鉄不足に悩んでいる。英国の鋼鉄生産量は一九五〇年二ハ三九二、000トンに対し、仙九宕二年ほ∵五、

    六三八、000トンに過ぎ.ない。仏国は脚九五山年の鋼鉄生産盈は一九五〇年よりもノ一、000、000トン増加を

    示しているが、コークス不足の為それ以上の増産は困難である。

    二、世界物価水準の轟掩

    護2

    朝鮮動乱後に於ける各国に於ける物価水準の上昇率を見る笹次の如くである◎

    一一二

    ベ ル ギ-

    ノ ル、ウェ イ

    シ ス

    山一一

    一一二

    一山ニ

    ー二ニ

    ー二〇

    一二二

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