週刊株式アウトルック...2020 年5 月29 日(金) 週刊株式アウトルック...
TRANSCRIPT
来週の見通しと投資ポイント
投資情報部
週刊株式アウトルック
2020年 5月 29日号
CONTENTS
1. 日本株市場見通し ................................................................................. 1
2. WEEKLY ピックアップ ............................................................................ 2
銘柄紹介:共立メンテナンス(9616) 5 月以降は需要回復へ ..................... 3
3. ドル円相場見通し .................................................................................. 4
4. 米国株市場見通し ................................................................................. 4
5. 投資部門別売買動向(現物・先物) .......................................................... 5
6. 信用取引動向 ....................................................................................... 6
7. 個人投資家の買付動向 ......................................................................... 7
8. 週間個別銘柄騰落状況(東証 1 部) ........................................................ 7
9. テクニカル分析:日経平均は「保ち合い放れにつけ」 .................................. 8
10. 来週・再来週の主なスケジュール ............................................................ 9
WEEKLY ピックアップ
テーマ 参考銘柄
経済活動再開で活発化する
個人消費関連
ミツコシイセタン(3099)、すかいHD(3197)、東祥(8920)、
エイチ・アイエス(9603)*、共立メンテ(9616)
今期会社計画が増収・増益 ベネ・ワン(2412)、テクノス JPN(3666)、小野薬(4528)、
オービック(4684)、JESHD(6544)
受注回復期待のFA関連 SMC(6273)、THK(6481)、キーエンス(6861)、
ファナック(6954)
*本レポート作成時点で当該銘柄は証券金融会社の注意喚起銘柄に指定されている
2020年 5月 29日(金) 週刊株式アウトルック
本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。
1.日本株市場見通し 長谷川 景子
【日経平均の推移と来週の見通し】
注:予想はSMBC日興証券 出所:QUICKよりSMBC日興証券作成
今週の日経平均は大きく上昇
今週の日経平均は21,000円台を回復。25日に緊急事態宣言が全面解除、経済の回復期待が一段と高まっ
た。27日には第2次補正予算案が閣議決定され、政府による財政出動も相場を後押しした。足元の売買代金
を伴う上昇加速は需給面によるところもあろうが、基調は強いと言えよう。一方で、中国による香港国家安全
法の制定を巡る動きに対して、米国は制裁を科す可能性を示唆するなど、両国は対立色を強めている。
日本株上昇は小休止か
株式市場では世界的な金融緩和・財政出動に加えて、経済のV字回復期待を背景にリスクオンムードが高ま
り、日経平均は22,000円が射程圏内に入った。同水準を明確に上抜けるには“米中問題”が鍵を握ろう。
2019年の相場を振り返ると、4月、9月に22,000円台を回復した。ただし、米中対立などを背景に押し戻され
た。その後、10月に同水準を上抜け上昇が加速。きっかけとなったのは、第1段階の米中通商合意に向けて
進展したことである。つまり、22,000円というのは米中問題が一旦収束したことで回復できた水準と言えよう。
足元でトランプ米大統領が対中批判を強めているのは、11月大統領選を見据えた支持率上昇を狙ったアピ
ールといった側面が大きいだろう。となれば、経済の回復に水を差すまでの対中激化は回避され、日本株が
大幅に調整する可能性は低いとみている。一方で、米中の緊張関係は続くだろう。28日に香港国家安全法
の制定方針が採択されたことで、来週にかけて米国の対応が注目される。短期的な過熱感がみられる日本
株が調整を挟む格好の材料として、“米中問題”に目が向く可能性があるだろう。
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19/12/10 19/12/30 20/1/24 20/2/14 20/3/6 20/3/27 20/4/16 20/5/12 20/6/1(年/月/日)
(円)
東証一部売買代金(右軸)
日経平均(左軸)
25日移動平均(左軸)
75日移動平均(左軸)
22,250円
20,750円
<予想レンジ>
(兆円)
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2020年 5月 29日(金) 週刊株式アウトルック
本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。
経済活動再開で活発化する個人消費関連 東京都の緩和ステップ
5月25日に緊急事態宣言が全面解除となった。経済
活動が本格的に再開することで、景気回復期待が高
まっている。
自粛要請は順次緩和され、個人消費も活発になろ
う。消費者マインドは新型肺炎の感染者数低下や10
万円給付などですでに改善しつつある。また政府に
よる飲食や旅行などの消費喚起策も追い風だ。
出所:東京都HPよりSMBC日興証券作成
今期会社計画が増収・増益 21/3期営業利益会社計画の状況
20/3期決算発表が概ね一巡した。例年であれば、新
年度計画が注目されるものの、今回は新型肺炎の影
響で全体の約6割が未定としている。
一方で、先行きが不透明な中でも堅調な業績予想を
打ち出す企業は選好されやすいだろう。
下記は20/3期4Q(1-3月)が前年同期比増収・営業増
益、21/3期会社計画が増収・営業増益の銘柄だ。
注:TOPIX採用3月期決算企業を対象。5/27時点 出所: QUICKよりSMBC日興証券作成
受注回復期待のFA関連 工作機械受注額の推移
5月26日発表の4月工作機械受注額は新型肺炎の感
染拡大を背景に前年同月比▲48.3%となった。
一方、世界に先駆けて経済活動を再開した中国向け
は下落率が縮小。半導体製造装置向け需要が堅調
なほか、中国政府による支援策もあり自動車販売が
回復していることも寄与している。景気回復に向け
て、FA関連の引き合いは更に強まろう。
出所: INDBよりSMBC日興証券作成
ステップ1
5/26~ステップ2 ステップ3 全面解除
展示施設博物館、美術館、図書館等
商業施設生活必需品以外の小売店・売場での営業
飲食店 22時まで営業可能 24時まで営業可能
遊興施設等映画館、スポーツジム等
カラオケ、パチンコ、遊園地等
ライブハウス等
イベント屋内100人以下、
屋外200人以下屋内、外ともに1,000人以下
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合計 うち中国向け
(前年同月比、%)
(年/月)
2.WEEKLY ピックアップ 長谷川 景子
参考銘柄
ミツコシイセタン(3099)、すかい HD(3197)、東祥(8920)、
エイチ・アイエス(9603)*、共立メンテ(9616)
参考銘柄
ベネ・ワン(2412)、テクノス JPN(3666)、小野薬(4528)、
オービック(4684)、JESHD(6544)
参考銘柄
SMC(6273)、THK(6481)、キーエンス(6861)、
ファナック(6954)
*本レポート作成時点で当該銘柄は証券金融会社の注意喚起銘柄に指定されている
営業増益13%
営業減益24%
計画未定
63%
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2020年 5月 29日(金) 週刊株式アウトルック
本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。
銘柄紹介:共立メンテナンス(9616) 5月以降は需要回復へ 石田 卓也
【ドーミーインを展開】 寮事業(20/3期売上高比率29.6%)とホテル事業(同46.5%)が主力。ホテル
事業はリゾートホテルの他、「ドーミーイン」ブランドのビジネスホテルを全国87箇所(2019年12月14
日時点)で展開。ご当地グルメを取り揃えた朝食や大浴場などユニークなサービスで人気を博し、ド
ーミーイン事業の売上高は、15/3期の234億円から20/3期には460億円と5年間でほぼ倍増した。
【コロナ禍で宿泊ニーズが急低下】 ドーミーイン宿泊者の3割程度を占める訪日客需要は、中国人
観光客などの取り込みが進んでいた。しかし、新型コロナウイルスの感染が拡大するとともに、ドーミ
ーインの稼働率は2月84.4%→3月57.4%→4月30.6%と急低下。ただ、日本人宿泊者の取り込みに
より、2、3月も市場動向以上の稼働率を維持した(図表1)。
【稼働率は回復傾向】 今期(21/3期)会社計画は未定としているが、ストック(積み上げ)ビジネスで
ある寮事業は比較的堅調に推移するだろう。業績変動要因となるホテル事業に関しても、稼働率は
5月上旬以降、回復傾向と会社はコメントしている。また、7月下旬に始まる予定の政府の支援策で
ある「Go To キャンペーン」も追い風だ。株価は経済正常化を見据えて上昇してきたが、今後は月
次データによる稼働状況などで、需要回復への自信を深めるとともに上昇が継続しよう。
図表1.ホテル稼働率の推移 図表2.株価チャート
出所:INDB、会社資料よりSMBC日興証券作成 出所:QUICK よりSMBC日興証券作成
図表3.共立メンテナンスの業績
注:予想はSMBC日興証券(5 月28 日時点)。米国会計基準、国際会計基準の場合、経常利益欄は税引き前利益を表示 出所: QUICKなどよりSMBC日興証券作成
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全国ビジネスホテル ドーミーイン(%)
(年/月)
3月42.2%
3月57.4%
4月30.6%
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(円)
2020/5/28 終値 3,600.0 円 (単位:百万円)
決算期 売上高 営業利益 経常利益 純利益 1株益(円) 配当(円) PER(倍)
2020/03 169,770 11,205 12,499 6,927 177.68 45.00 -
2021/03(会予) - - - - - - -
2021/03(予) 199,900 18,500 18,200 12,200 312.90 59.00 11.5
2022/03(予) 208,300 19,600 19,300 12,900 330.85 67.00 10.9
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2020年 5月 29日(金) 週刊株式アウトルック
本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。
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6月 8月 10月 12月 2月 4月 6月 8月 10月 12月
(%)
(限月)
雇用統計発表前(6/2)時点
直近(7/6)時点
2016年 2017年
今から2回の利上げを
織り込む水準
今から1回の利上げを
織り込む水準
3.ドル円相場見通し 龍 翔太
【ドル円相場の推移と来週の見通し】 今週のドル円は、米景気の回復期待と米
中の対立懸念など好悪材料が入り混じりと
なる中、107円台での小動きに終始した。
中国が香港国家安全法の導入を28日に
決定したことを受け、米政府は新たな対中
政策を29日に発表するとしている。政策の
内容は不明だが、両国の対立が一段と強
まる可能性が高いだろう。
来週は米国でISM製造業景況指数など重
要な経済指標が発表される。マインド指標
は下げ止まりが確認されており、ISMでも
同様の結果が得られれば、景気の先行き
に対する安心感がドル円を下支えしよう。
そうした中、ドル円は4月から続く106~108
円台でのレンジ推移がまだ続くと予想す
る。ただし、対中政策の内容次第では円高
圧力が強まり、レンジの下限を割り込む恐
れもある点に注意しておきたい。
出所: BloombergよりSMBC日興証券作成
4.米国株市場見通し 田中 浩介
【 S&P500バリュー指数対S&P500の相対チャートと
ISM製造業景況指数】
今週(5/26~28)の米国株式市場で、主要3
指数は前週末比で上昇した。新型肺炎の
治療薬・ワクチン開発、米経済の活動再
開等を巡る前向きな材料が優勢となった。
S&P500が底をつけた今年3月23日から5
月28日までのラッセル2000(小型株で構
成)とS&P500のパフォーマンスをみると、
両者とも上昇しつつ、上昇率ではラッセル
2000が優位となっている。1979年以降の5
回の景気後退局面でこうした動きがみられ
たケースでは、追随して景気後退が終焉
する傾向があった。今回もこの傾向が当て
はまるならば、景況感を示すISM製造業
景況指数等の改善が今後期待されよう。
経験則上、景況感の底打ち・改善時には
バリュー(割安)株や景気敏感株が相対的
に優位となる傾向がある(図表)。ポートフ
ォリオの中核は業績安定成長銘柄としつ
つ、一部に景気改善を見込んだ銘柄を加
える戦略が現時点で有効と考えられる。 出所:BloombergよりSMBC日興証券作成
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S&P500バリュー指数
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ISM製造業景況指数
(年)
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11/1 11/22 12/13 1/3 1/24 2/14 3/6 3/27 4/17 5/8 5/29
(月/日)
(円/ドル)
108.50円
106.00円
<来週の予想レンジ:106.00~108.50円>
2019年 2020年
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2020年 5月 29日(金) 週刊株式アウトルック
本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。
5.投資部門別売買動向(現物・先物) 大倉 正稔
現物・先物の投資部門別売買動向
【日経平均株価と主な投資部門別売買動向の推移】 5月第 3週( 5/18~22 )の海外投資家は
+3,864億円と15週ぶりに買い越しに転じ
た。経済活動が再開へと進む中、当該週も
株価は上昇。反発局面で一段の上昇を見
込んだ買いや売り方の買戻しなどが優勢と
なった模様。海外投資家の投資スタンスの
変化の確認には今後のデータを注視する
必要があろう。
一方、個人投資家は▲1,081億円と売り越
しに転じた。安値で仕込んだ現物を株価
上昇により利益確定した動きがみられた。
投資信託は▲1,191億円と2週連続で売り
越した。20年以降では売り買いが拮抗して
いる。
注:売買動向は2019年11月第4週から2020年5月第3週まで、指数は2020年5月28日までのデータ
出所:QUICKよりSMBC日興証券作成
現物・先物の投資部門別売買動向 直近26週分データ
注:2019年11月第4週から2020年5月第3週までのデータ。現物は二市場一・二部等。先物は日経225、日経225mini、JPX日経400、TOPIX先物、ミニ TOPIXの合計 出所:QUICKよりSMBC日興証券作成
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19/11/30 20/1/4 20/2/8 20/3/14 20/4/18 20/5/23
信託銀行(左軸)
事業法人(左軸)
海外投資家(左軸)
個人(左軸)
(億円)
(年/月/日)
日経平均(右軸)(円)
(単位:億円)
生保・損保都銀・
地銀等信託銀行
その他
金融機関
19/11/30 64 613 677 2,253 3,639 57 651 997 995 283 932 508 132 168 125
19/12/07 353 2,367 2,013 1,013 720 8 273 933 992 254 586 32 318 268 32
19/12/14 121 3,127 3,248 3,719 6,278 158 847 576 452 530 711 191 237 279 4
19/12/21 171 1,734 1,906 498 1,351 9 3,746 2,035 709 191 2,611 206 298 2,575 127
19/12/28 50 191 240 1,537 1,528 14 263 180 140 459 236 156 409 316 13
20/01/04 212 425 637 1,109 1,548 25 223 481 29 76 152 52 329 104 21
20/01/11 916 7,476 6,560 754 3,046 23 2,737 1,096 903 48 4,783 35 864 4,031 77
20/01/18 346 2,324 1,978 1,207 2,817 32 3,556 1,177 906 2 3,824 21 489 3,622 266
20/01/25 52 567 619 2,196 2,083 80 813 1,476 814 203 354 61 216 280 80
20/02/01 206 1,598 1,804 3,699 7,829 112 2,214 1,003 1,368 217 374 546 130 796 6
20/02/08 352 1,361 1,713 4,491 7,917 140 1,573 1,716 980 54 784 136 454 236 42
20/02/15 1 1,475 1,476 934 952 17 1,442 1,559 1,107 43 1,033 143 72 944 159
20/02/22 152 2,189 2,341 1,457 2,849 115 1,064 646 1,016 52 2,778 150 75 3,024 21
20/02/29 841 4,033 4,874 6,016 17,792 193 6,709 3,302 2,068 513 825 240 316 1,198 183
20/03/07 848 2,663 1,815 4,964 11,252 151 4,322 2,282 1,629 91 502 310 757 787 163
20/03/14 318 7,214 7,531 1,568 9,684 160 425 1,168 1,580 187 200 839 109 283 247
20/03/21 664 3,958 3,294 1,570 7,741 87 2,790 324 660 51 1,756 381 1,082 3,389 170
20/03/28 1,883 4,086 2,203 2,746 6,119 78 6,740 2,854 224 265 4,374 948 706 6,238 209
20/04/04 341 642 301 509 3,340 60 2,590 3,174 36 345 6,073 4 257 6,271 451
20/04/11 636 1,101 464 1,791 4,172 54 5,554 1,111 456 51 3,935 97 597 3,449 14
20/04/18 67 3,758 3,691 109 4,346 35 581 116 309 51 336 31 1,061 1,498 71
20/04/25 98 4,106 4,204 1,637 5,261 40 621 881 469 252 461 325 223 712 149
20/05/02 63 2,034 2,098 1,020 2,133 28 956 964 39 152 183 410 329 39 63
20/05/09 4 522 527 718 1,344 4 1,531 1,403 64 28 37 69 33 158 85
20/05/16 273 1,825 2,098 2,283 4,045 74 410 599 932 33 777 263 256 753 16
20/05/23 292 2,020 2,312 1,081 3,864 63 408 1,191 283 48 453 84 357 8 3
総計自己計 委託計
個人 海外投資家 証券会社 法人投資信託 事業法人
その他
法人等金融機関
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2020年 5月 29日(金) 週刊株式アウトルック
本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。
6.信用取引動向 大倉 正稔
信用評価損益率は2月21日以来▲20%を上回る
5月22日申し込み分の買い残は前週比211億円増の2.04兆円、売り残は294億円増の8,320億円。当該週
(5/18~5/22)の日経平均は前週末比350円上昇。こうした中、前週同様、買い残、売り残ともに増加した。堅調
な推移が続くとみる買い方と、反落を見込む売り方の強弱感が対立する展開が続いた。二市場評価損益率
は▲17.70%と底値圏とみられる▲20%水準を上回った。これは欧米で新型肺炎の拡大が本格化する直前の
2月21日申し込み分以来のこと。
【二市場信用買い残、売り残、信用倍率】 【TOPIXと二市場信用評価損益率】
注:東京・名古屋二市場の制度信用と一般信用の合計。5月22日申し込み分まで。信用倍率は金額ベース
出所:QUICKよりSMBC日興証券作成
注:評価損益率は東京・名古屋二市場の制度信用と一般信用の合計買い建玉に対する評価損の割合。5月22日申し込み分まで
出所:QUICKよりSMBC日興証券作成
ゆうちょ銀の買い残が急増
ゆうちょ銀(7182)は15日引け後に21/3期の年間配当を未定とする決算を発表。これをネガティブ視した様子
で当該週の株価は急落した。これらを機に下値を拾う動きが強まった模様で買い残は大幅に増加。一方、売
り方の利益確定などで売り残は減少した。取組倍率は1倍割れが続いていたが、当該週は2.07倍にまで高ま
った。この水準は18年8月以来。
【取り組み倍率が改善した上位銘柄】 【取り組み倍率が悪化した上位銘柄】
注:東証の制度信用と一般信用の合計。5月22日申し込み分まで。日経500種採用銘柄で、買い残100万株以上、売り残50万株以上の銘柄が対象。取り組み倍率の変化幅ランキング。同じ変化幅の場合はコード順とする
出所:QUICKよりSMBC日興証券作成
1.5
2.0
2.5
3.0
3.5
4.0
4.5
5.0
5.5
6.0
0.0
0.5
1.0
1.5
2.0
2.5
3.0
3.5
4.0
17/5 17/11 18/5 18/11 19/5 19/11 20/5
二市場信用買い残(左軸)
二市場信用売り残(左軸)
信用倍率(右軸)
(兆円) (倍)
(年/月)
-50
-45
-40
-35
-30
-25
-20
-15
-10
-5
01,000
1,200
1,400
1,600
1,800
2,000
17/5 17/11 18/5 18/11 19/5 19/11 20/5
二市場合計 信用評価損益率(右逆軸)
TOPIX(左軸)
(%)
(年/月)
(pt)
前週 当該週 前週 当該週 前週 当該週
1 8848 レオパレス 1,053.3 1,515.8 9,511.7 8,327.0 9.03 5.49
2 5803 フジクラ 603.5 1,187.7 1,958.9 1,836.2 3.25 1.55
3 3289 東急不HD 319.4 627.8 1,096.2 1,262.1 3.43 2.01
4 8585 オリコ 790.4 809.1 17,978.2 17,353.9 22.75 21.45
5 4321 ケネディクス 912.7 1,365.4 2,800.2 2,617.7 3.07 1.92
6 2413 エムスリー 558.9 782.6 1,398.9 1,100.4 2.50 1.41
7 4974 タカラバイオ 371.0 548.7 1,775.9 2,041.4 4.79 3.72
8 8002 丸紅 1,592.5 1,666.8 10,175.0 8,997.1 6.39 5.40
9 3402 東レ 703.1 712.4 6,220.3 5,610.7 8.85 7.88
10 7752 リコー 624.1 636.4 1,829.7 1,275.8 2.93 2.00
コード 銘柄略称売残(千株) 買残(千株) 取組倍率
前週 当該週 前週 当該週 前週 当該週
1 9501 東電HD 1,004.1 843.9 15,064.7 16,295.2 15.00 19.31
2 8515 アイフル 4,692.3 3,527.8 26,293.1 31,226.6 5.60 8.85
3 6178 日本郵政 1,022.3 1,002.7 3,399.7 6,030.5 3.33 6.01
4 7182 ゆうちょ銀 1,288.5 964.7 280.2 1,995.9 0.22 2.07
5 8750 第一生命HD 867.5 779.7 7,565.9 8,015.2 8.72 10.28
6 4005 住友化 2,542.3 1,958.7 6,913.5 8,324.0 2.72 4.25
7 1605 国際石開帝石 897.4 808.4 5,223.1 5,895.8 5.82 7.29
8 4188 三菱ケミHD 1,145.3 791.8 4,717.5 4,209.3 4.12 5.32
9 5020 JXTG 3,393.3 2,347.6 6,286.6 6,374.2 1.85 2.72
10 9437 NTTドコモ 830.7 846.6 1,316.3 1,974.6 1.58 2.33
コード 銘柄略称売残(千株) 買残(千株) 取組倍率
6
2020年 5月 29 日(金) 週刊株式アウトルック
本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。
7.個人投資家の買付動向 髙山 裕介
【買付代金上位10銘柄(5/21~5/27、銘柄コード順)】 アンジェス(4563)は、新型肺炎のワクチン
の治験を7月に開始し、早ければ年内にも
承認を受けて実用化される可能性があると
報じられたことから、注目を集めた様子。
JAL(9201)は、国内の緊急事態宣言が全
面解除されたことや、観光需要の喚起策と
して旅行代金を補助するクーポン券の発
行方針が示されたことなどを背景に、投資
家の見直し買いが向かった模様。
ファーストリテイ(9983)は、今夏にも高機能
素材を用いた通気性の良いマスクでマスク
事業に参入すると報じられたことなどから
注目を集めたとみられる。
注:弊社のリテール部門での国内上場銘柄の買付手口を集計。ただし、取引所外取引およびブロックトレードのみデータから除外して集計。コスモス薬品(3349)の株価は6月1日を効力発生日として普通株式1株を2株とする分割を反映
出所:QUICKよりSMBC日興証券作成
8.週間個別銘柄騰落状況(東証1部) 髙山 裕介
【値上がり率上位10銘柄(5/21~5/27)】
日経平均は5/21~5/27の間、4.0%上昇。
オイラ大地(3182) 36.6%上昇:
外出自粛による食材宅配拡大を好機とし
た21/3期の2割営業増益計画を好感。
マーベラス(7844) 35.5%上昇:
中国のIT大手テンセントからの出資の発表
を受け、今後の事業拡大期待が高まった。
オープンドア(3926) 27.6%上昇:
政府による観光需要喚起策の発表を好
感。
はせがわ(8230) 12.0%下落:
20/3期の営業赤字、期末配当無配、株主
優待廃止の発表を嫌気。
ギークス(7060) 8.0%下落:
20/3期の大幅経常増益から一転、21/3期
会社計画の2桁減益を嫌気。
【値下がり率上位10銘柄(5/21~5/27)】
注:対象は東証1部銘柄 出所:QUICKよりSMBC日興証券作成
コード 銘柄名 業種5/20終値
(円)
5/27終値
(円)
値上がり率(%)
1 7187 ジェイリース その他金融 233.0 412.0 76.8
2 3182 オイラ大地 小売 1,679.0 2,293.0 36.6
3 7844 マーベラス 情報・通信 577.0 782.0 35.5
4 7408 ジャムコ 輸送用機器 601.0 814.0 35.4
5 2764 ひらまつ 小売 163.0 215.0 31.9
6 6997 日ケミコン 電気機器 1,235.0 1,601.0 29.6
7 6191 エアトリ サービス 1,048.0 1,350.0 28.8
8 6616 トレックスセミ 電気機器 1,035.0 1,329.0 28.4
9 3926 オープンドア 情報・通信 1,117.0 1,425.0 27.6
10 6547 グリーンズ サービス 476.0 605.0 27.1
コード 銘柄名 業種5/20終値
(円)
5/27終値
(円)
値下がり率(%)
1 6187 LITALICO サービス 2,898.0 2,544.0 -12.2
2 8230 はせがわ 小売 400.0 352.0 -12.0
3 6803 ティアック 電気機器 149.0 132.0 -11.4
4 9274 国際紙パ 卸売 312.0 282.0 -9.6
5 3157 ジューテックH 卸売 1,045.0 955.0 -8.6
6 2767 フィールズ 卸売 421.0 385.0 -8.6
7 3393 スターティアHD 卸売 727.0 665.0 -8.5
8 6062 チャームケア サービス 944.0 866.0 -8.3
9 7595 アルゴグラフ 情報・通信 3,660.0 3,360.0 -8.2
10 7060 ギークス サービス 1,439.0 1,324.0 -8.0
コード 銘柄名 市場 業種5/20終値
(円)
5/27終値
(円)
騰落率(%)
1357 日経ダブ 東証 ETF 965.0 888.0 -8.0
1570 日経レバ 東証 ETF 16,340.0 17,670.0 8.1
3349 コスモス薬品 東証1部 小売 14,590.0 15,050.0 3.2
4563 アンジェス マザーズ 医薬品 1,565.0 2,070.0 32.3
4901 富士フイルム 東証1部 化学 4,936.0 4,932.0 -0.1
6758 ソニー 東証1部 電気機器 6,747.0 6,750.0 0.0
7974 任天堂 東証1部 その他製品 44,210.0 44,100.0 -0.2
9201 JAL 東証1部 空運 1,870.5 2,186.5 16.9
9983 ファーストリテイ 東証1部 小売 52,650.0 57,000.0 8.3
9984 ソフトバンクG 東証1部 情報・通信 4,539.0 4,734.0 4.3
7
2020 年 5 月 29 日(金) 週刊株式アウトルック
本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。
5月26日、日経平均は3月後半からの三角保ち合いにおける上値抵抗線(高値と高値を結んだ線)を上抜い
た。「保ち合い放れにつけ」といわれる。保ち合いゾーンから上や下に放れた場合、その方向へトレンドが生ま
れることが多い。従って、素直に放れた方向に乗るべきという格言である。
5月28日には2月26日以来となる200日移動平均線を回復(終値ベース)。この先、大きく崩れなければ、25日
移動平均が75日移動平均線を上回るゴールデンクロス(中期的な上昇を示唆)が示現するだろう。
【日経平均】
注: 76.4%はフィボナッチ比率で相場の高値、安値メドを計る際に使われる。高値、安値はザラ場ベース。株価は日足データ
出所: QUICKよりSMBC日興証券作成
【日本株市場関連データ(5/28時点)】
5月28日の東証1部 売買代金は4月30日以来の3
兆円台となった。
5月28日まで東証1部騰落レシオ(25日)は3営業日
連続で130%超。3営業日連続は2019年10月以来。
注:予想は東証1部配当利回り及び東証1部予想PERは日経予想、東証REIT指数予想分配金利回りはQUICK予想。配当・分配金利回りは加重平均。テクニカル指標は一般的に、騰落レシオ:120%以上が買われ過ぎ、70%以下が売られ過ぎ、サイコロジカル:75%以上が買われ過ぎ、25%以下が売られ過ぎ、スローストキャスティクス:70%以上が買われ過ぎ、30%以下が売られ過ぎ、RSI:70%以上が買われ過ぎ、30%以下が売られ過ぎと判断される
出所:QUICKよりSMBC日興証券作成
15,000
16,000
17,000
18,000
19,000
20,000
21,000
22,000
23,000
24,000
25,000
1/14 2/7 3/6 4/2 4/28 5/28 6/23 (月/日)
(円)
25日移動平均線
75日移動平均線
200日移動平均線
高値24,115円(1/17)
安値16,358円(3/19)
76.4%戻し
22,285円
全値戻し
24,115円
上値抵抗線
5/28
終値(円)
日経平均株価 21,916.31 1528.15 7.50
25日移動平均 20,177.12 8.61
75日移動平均 20,278.93 8.07
200日移動平均 21,656.73 1.19
売買高(東証1部、万株、①) 208,753
25日移動平均 134,381
売買代金(東証1部、億円、②) 33,816
25日移動平均 22,541
売買単価(円、②/①) 1,619.90
移動平均乖離率
指数前週末比(円)
前週末比(%)
5/28
終値(円,pt)
TOPIX 1,577.34 99.54 6.74
JPX日経400 14,195.52 911.57 6.86
東証2部指数 6,182.96 281.79 4.78
東証マザーズ指数 947.98 21.27 2.30
日経ジャスダック平均 3,395.27 70.91 2.13
東証REIT指数 1,671.67 51.78 3.20
【テクニカル指標】 [単位:%]
騰落レシオ(東証1部、25日) 136.27
サイコロジカル(TOPIX) 66.67
スローストキャスティクス(TOPIX) 94.91
RSI(TOPIX) 76.94
判定
買われ過ぎ
―
買われ過ぎ
買われ過ぎ
1.86
東証1部予想PER(倍) 24.31
東証1部PBR(倍) 1.19
東証REIT指数予想分配金利回り(%) 4.29
東証1部予想配当利回り(%)
指数前週末比(円,pt)
前週末比(%)
9.テクニカル分析:日経平均は「保ち合い放れにつけ」 花田 政人
8
2020年 5月 29日(金) 週刊株式アウトルック
本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。
10.来週・再来週の主なスケジュール 大倉 正稔
来週、米国では5月ISM製造業景況指数が1日、非製造業景況指数が3日に発表される。4月は新型肺炎の
感染拡大による工場稼動停止や外出禁止令などを受けて景況感は大幅に悪化したが、経済活動が徐々に
再開された5月分では改善度合いを確認したい。
5月米雇用統計が5日に発表される。非農業部門雇用者数は市場予想では過去最大の悪化となった4月比で
改善が見込まれている。また、中国では5月貿易統計が7日に発表予定。
【来週の主なスケジュール】
注:発表日は現地時間。市場予想と実績は2020年5月28日12時時点のBloombergの値を表示。前回値は断りがない限り、月次データは前月値、四半期データは前四半期値。スケジュールは予告なしに変更されることがあります
出所: Bloomberg、QUICK、各種報道などよりSMBC日興証券作成
発表日 国・地域 市場予想 前回値
1-3月期 設備投資(法人企業統計、ソフトウエア除く、前年比) - ▲5.0%
1-3月期 (法人企業統計、ソフトウエア含む、前年比) - ▲3.5%
5月 新車販売台数(軽自動車除く、前年比) - ▲25.5%
米国 5月 ISM製造業景況指数 43.3 41.5
英国 - EUとFTA(自由貿易協定)などを巡る交渉(~週内) - -
中国 5月 財新 製造業PMI(購買担当者景気指数、50が好不調の目安水準) 49.9 49.4
- - NZ市場など休場 - -
米国 5月 自動車販売台数(年換算) 1,120万台 858万台
豪州 - 政策金利(金融政策理事会、前回値は現在水準) 0.25% 0.25%
インドネシア 5月 消費者物価指数(前年比) - 2.67%
5月 ADP雇用統計(前月比) ▲900.0万人 ▲2023.6万人
5月 ISM非製造業景況指数(総合) 44.7 41.8
4月 製造業受注(前月比) ▲15.1% ▲10.4%
ユーロ圏 4月 失業率 - 7.4%
イタリア - 移動制限解除 - -
豪州 1-3月期 実質GDP(前年比) - 2.2%
中国 5月 財新 非製造業PMI(購買担当者景気指数、50が好不調の目安水準) - 44.4
トルコ 5月 消費者物価指数(前年比) 10.70% 10.94%
ブラジル 4月 鉱工業生産(前年比) - ▲3.8%
4月 貿易収支(季調済) ▲420億ドル ▲444億ドル
- 新規失業保険申請件数(前週分) - -
-ECB(欧州中央銀行)理事会、政策金利(前回値は現在水準)、
ラガルドECB総裁による記者会見- 0.00%
4月 小売売上高(前月比) - ▲11.2%
4月 小売売上高(前月比) - 8.5%
4月 貿易収支(季調済) - 106.0億豪ドル
4月 家計調査-実質消費支出(前年比) - ▲6.0%
4月 景気一致CI指数 - 90.2
4月 景気先行CI指数 - 84.7
5月 非農業部門雇用者数(前月比) ▲800.0万人 ▲2053.7万人
5月 失業率 19.7% 14.7%
5月 時間当たり賃金(前年比) 8.1% 7.9%
インド 1-3月期 経常収支(原数値、前回値は前四半期値、30日までに発表予定) - ▲13.9億ドル
ロシア 5月 消費者物価指数(前年比) - 3.1%
6月6日(土) - - - - -
日本 - 改正外為法 全面適用 - -
5月 貿易収支(原数値、前回値は前月値) - 453.4億ドル
5月 輸出(前年比) - 3.5%
5月 輸入(前年比) - ▲14.2%
日本
6月1日(月)
6月2日(火)
米国
日本
米国6月5日(金)
中国6月7日(日)
6月3日(水)
米国
ユーロ圏
豪州
6月4日(木)
9
2020年 5月 29日(金) 週刊株式アウトルック
本レポートについての注意事項は巻末をご覧ください。
再来週、日本では5月景気ウォッチャー調査が8日に発表される。12日はメジャーSQ算出日。
米国は9~10日の日程でFOMCが開催される。一段の緩和策が打ち出されるかに注目が集まる。
【再来週の主なスケジュール】
注:発表日は現地時間。市場予想と実績は2020年5月28日12時時点のBloombergの値を表示。前回値は断りがない限り、月次データは前月値、四半期データは前四半期値。スケジュールは予告なしに変更されることがあります
出所: Bloomberg、QUICK、各種報道などよりSMBC日興証券作成
発表日 国・地域 市場予想 前回値
1-3月期 実質GDP(2次速報、前期比年率、前回値は1次速報) - ▲3.4%
5月 景気ウォッチャー調査-現状判断DI - 7.9
5月 景気ウォッチャー調査-先行き判断DI - 16.6
4月 経常収支(季調済) - 9,423億円
ドイツ 4月 鉱工業生産(前月比) - ▲9.2%
- - 豪市場 休場 - -
日本 4月 毎月勤労統計-現金給与総額(前年比) - 0.1%
米国 - FOMC(連邦公開市場委員会、~10日) - -
ユーロ圏 1-3月期 実質GDP(確定値、前年比、前回値は改定値) - ▲3.2%
4月 貿易収支(原数値、前回値は前月値) - 174億ユーロ
4月 輸出(前月比) - ▲11.7%
4月 輸入(前月比) - ▲5.0%
メキシコ 5月 消費者物価指数(前年比) - 2.15%
日本 4月 機械受注(船舶・電力除く民需、前月比) - ▲0.4%
-政策金利(FOMC〈連邦公開市場委員会〉)、経済見通し公表
パウエルFRB(連邦準備制度理事会)議長が記者会見0.00%~0.25% 0.00%~0.25%
5月 消費者物価指数(食品・エネルギーを除く、前年比) - 1.4%
5月 新規銀行融資(15日までに発表予定) - 16,978億元
5月 マネーサプライM2(前年比、15日までに発表予定) - 11.1%
5月 消費者物価指数(前年比) - 3.3%
ブラジル 5月 IPCA(拡大消費者物価指数、前年比) - 2.40%
4-6月期 法人企業景気予測調査(景況判断BSI-大企業製造業、前期比) - ▲17.2%pt
4-6月期 (景況判断BSI-大企業全産業、前期比) - ▲10.1%pt
5月 生産者物価指数(前月比) ▲0.1% ▲1.3%
- 新規失業保険申請件数(前週分) - -
欧州 - ユーロ・グループ(非公式ユーロ圏財務相会合) - -
- - ブラジル市場 休場 - -
日本 - メジャーSQ(特別清算指数)算出日 - -
ユーロ圏 4月 鉱工業生産(前月比) - ▲11.3%
インド 5月 消費者物価指数(前年比) - 5.84%
トルコ 4月 経常収支(原数値、前回値は前月値) - ▲49.2億ドル
6月13日(土) - - - - -
6月14日(日) - - - - -
日本
6月8日(月)
6月9日(火)
米国
中国
6月10日(水)
日本
米国6月11日(木)
6月12日(金)
ドイツ
10
2020年 5月 29日(金) 週刊株式アウトルック
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びその他の費用等)をお支払いいただきます。債券、株式等を募集、売出し等又は相対取引により購入する場合は、購入対価のみをお
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す。上記手数料等のうち、消費税が課せられるものについては、消費税分を含む料率又は金額を記載しております。
リスク等について
各商品等には株式相場、金利水準、為替相場、不動産相場、商品相場等の価格の変動等及び有価証券の発行者等の信用状況(財
務・経営状況を含む。)の悪化等それらに関する外部評価の変化等を直接の原因として損失が生ずるおそれ(元本欠損リスク)、又は元
本を超過する損失を生ずるおそれ(元本超過損リスク)があります。
なお、信用取引又はデリバティブ取引等(以下「デリバティブ取引等」といいます。)を行う場合は、デリバティブ取引等の額が当該デリバ
ティブ取引等についてお客様の差入れた委託保証金又は証拠金の額(以下「委託保証金等の額」といいます。)を上回る場合があると共
に、対象となる有価証券の価格又は指標等の変動により損失の額がお客様の差入れた委託保証金等の額を上回るおそれ(元本超過
損リスク)があります。
また、店頭デリバティブ取引については、弊社が表示する金融商品の売付けの価格と買付けの価格に差がある場合があります。
上記の手数料等及びリスク等は商品毎に異なりますので、当該商品等の契約締結前交付書面や目論見書又はお客様向け資料等をよ
くお読みください。なお、目論見書等のお問い合わせは弊社各部店までお願いいたします。
商 号 等 SMBC日興証券株式会社 金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第 2251 号
加入協会 日本証券業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会、一般社団法人金融先物取引業協会、一般社団法人第二種金融商
品取引業協会
(2019/10/01版)