迷惑メールフィルタリングサービス...

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迷惑メールフィルタリングサービス 設定マニュアル ・OCNホスティング メール&ウェブ ・Bizメール&ウェブ プロ ・Bizメール&ウェブ プレミアム 2.32013529

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Page 1: 迷惑メールフィルタリングサービス 設定マニュアル迷惑メールフィルタリングサービス 設定マニュアル ・OCNホスティングメール&ウェブ

迷惑メールフィルタリングサービス

設定マニュアル

・OCNホスティング メール&ウェブ・Bizメール&ウェブ プロ

・Bizメール&ウェブ プレミアム

第2.3版2013年5月29日

Page 2: 迷惑メールフィルタリングサービス 設定マニュアル迷惑メールフィルタリングサービス 設定マニュアル ・OCNホスティングメール&ウェブ

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本書の内容について

本書をご利用いただく前に

本書の記述について

特に注意の必要な内容や、禁止事項を示します。

操作のポイントになる重要な内容や、補足事項を示します。

参照先をご案内しています。

本書では、以下のサービスをご利用のお客さまが、迷惑メールフィルタリングサービスをご利用いただく際に必要となるセットアップ方法およびご利用方法をご案内します。

<対象のサービス>・メール&ウェブ(30/100/200/エントリー/スタンダード/アドバンス)・Bizメール&ウェブ プロ(A/B/C/L1/L2/L3/Privateサーバー)・Bizメール&ウェブ プレミアム

●予告なくサービス内容等が変更になる場合がございます。最新の情報はサービスのユーザサポートページにてご確認ください。

「ユーザーサポートページ」http://www.ocn.ne.jp/hosting/support/index.html

●本書のほかに各ホスティングサービスのマニュアルがございます。上記「ユーザサポート」ページからご利用のホスティングサービスのマニュアルをご参照ください。

本書にて記載している内容以外のご利用方法やトラブル対処方法については、弊社ではサポートいたしておりません。また、他社ソフトウェアにつきましては提供元各社へ直接お問い合せください。

●本書の一部または全部をNTTコミュニケーションズ株式会社の許可なく複製することを禁じます。●本書の内容は予告なく変更することがあります。●本書における製品に関する記述は、情報を提供する目的で書かれたもので、これらの製品について保証もしくは推奨するものではありません。●OCNは、NTTコミュニケーションズ株式会社の商標です。●製品名などの固有名詞は、各メーカの登録商標または商標です。

X.X.XX.X.X参照

Page 3: 迷惑メールフィルタリングサービス 設定マニュアル迷惑メールフィルタリングサービス 設定マニュアル ・OCNホスティングメール&ウェブ

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目次

1.1 サービスの概要 41.1.1 サービスの概要 4

1.2 サービスの詳細 51.2.1 迷惑メール/SPFの判定・度合い付与 5

1.2.2 迷惑メールのフィルタリング設定 5

1.2.3 迷惑メールのフィルタリング処理順位 7

1.2.4 隔離ボックスの操作 8

1.2.5 隔離ボックスの設定 8

1.2.6 宛先不明メール対策の設定 9

1.2.7 SPFによる判定機能 9

1.2.8 管理者および一般利用者の設定・操作内容 10

1.2.9 誤判定メールのフィードバック 10

1.2.10 迷惑メール受信状況レポート 11

1.3 ご利用上の注意事項 121.3.1 ご利用上の注意事項 12

1. サービス内容

2.1 セットアップの概要 152.1.1 セットアップの概要 15

2.1.2 コントロールパネルへのログイン方法 15

2.2 ユーザ登録 172.2.1 ユーザ登録の概要 17

2.2.2 「アドレス登録メニュー」による

ユーザ登録方法 17

2.2.3 「アドレス管理&隔離詳細設定メニュー」

によるユーザ登録方法 20

2.2.4 ログインパスワードの文字種・文字数制限 26

2.2.5 その他の「アドレス管理メニュー」の利用方法 27

2.3 フィルタリング設定 292.3.1 フィルタリング設定の概要 29

2.3.2 ドメイン全体の迷惑メール処理方法の設定 30

2.3.3 メールアドレス単位の迷惑メール処理方法

の設定 31

2.4 優先フィルタ設定 322.4.1 優先フィルタ設定の概要 32

2.4.2 優先フィルタの設定 32

2.5 宛先不明メール対策 332.5.1 宛先不明メール対策の概要 33

2.5.2 宛先不明メール対策の設定 33

2.6 SPF判定結果によるスタンプ付与機能 342.6.1 SPF判定結果によるスタンプ付与機能の概要 34

2.6.2 SPF判定結果によるスタンプ付与機能の設定 34

【Bizメール&ウェブ プロ(L1/L2/L3/Privateサーバー)

ご契約のお客様】

2.7 横入り防止設定 352.7.1 横入り防止設定の概要 35

2.7.2 横入り防止設定の登録 35

2.8 お客さまDNSサーバの設定 372.8.1 お客さまDNSサーバの設定 37

2. セットアップ方法

Page 4: 迷惑メールフィルタリングサービス 設定マニュアル迷惑メールフィルタリングサービス 設定マニュアル ・OCNホスティングメール&ウェブ

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1. サービス内容

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1.1 サービスの概要

「迷惑メールフィルタリングサービス」は、NTTコミュニケーションズが、迷惑メール判定DBに基づき、迷惑メール度合いを判定し、その判定度合いをメールヘッダに付与するサービスです。

迷惑メール度合いの高いメールを、 本サービスにてお客さまのメールアドレス単位に用意された隔離ボックスへ自動振り分けしたり、Subjectへ[SPAM!!]といった識別子を付与したりすることで、不要なメールをブロックできます。また、個別設定により迷惑メールをブロック/削除することもできます。

本サービスにより迷惑メールの振分けや削除の手間が省き、業務を効率化することができます。

■ご利用対象者以下のホスティングサービスをご利用のお客さま

サービス プラン

メール&ウェブ 30 / 100 / 200 / エントリー / スタンダード / アドバンス

Bizメール&ウェブ プロ A / B / C / L1 /L2 /L3 /Privateサーバー

Bizメール&ウェブ プレミアム -

※サービス内容・料金については、下記のホームページをご覧下さい。

http://www.ocn.ne.jp/hosting/ocn/07.html

1.1.1 サービスの概要

NTTコミュニケーションズ

お客さま

ブロック削除

迷惑メールフィルタリングサービスコントロールパネル

個別設定

迷惑メール度判定

迷惑メールフィルタリング

サービス

隔離ボックス確認

迷惑メール確認

フィッシングメール

SPAM!!

ホスティングメールサーバフィッシング

メール

SPAM!!

100%

100% 0%

0%

スパムメール

100%

迷惑メール個別設定

フィルタリング設定

迷惑メールフィルタリングサービス管理者用コントロールパネル

ユーザ登録

インターネット未承諾広告

メールスパムメール フィッシング

メール

メール受信

Page 6: 迷惑メールフィルタリングサービス 設定マニュアル迷惑メールフィルタリングサービス 設定マニュアル ・OCNホスティングメール&ウェブ

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1.2 サービスの詳細

1.2.1 迷惑メール/SPFの判定・度合い付与

迷惑メール判定

度付与

判定DBにもとづく迷惑メール度合いをメールのヘッダに自動付与します。

ヘッダの表示内容例 X-OCN-SPAM-CHECK:100.00% (少数第2位まで)

SPF判定結果付与

SPF認証結果をヘッダーに自動付与します。

ヘッダの表示内容例 Received-SPF: none (OCN: hp-sv010.toc: 10.70.3.21 isneither permitted nor denied by domain of nospf.spfcheck.toc)

1.2.2 迷惑メールのフィルタリング設定

管理者はドメイン全体およびメールアドレス単位で設定をすることができます。

迷惑メールの自動処理方法の設定

迷惑メールとする基準値を定義します。定義した基準値を超えた迷惑メールの処理方法を設定することができます。

迷惑メール基準値 90%以上、100%のいずれかを選択 ※100%推奨

迷惑メールの処理方法

※基準値を定義し、

いずれかを選択します

「そのまま受信する」

「メールの件名(Subject)に文字列を挿入し、受信する」

[MEIWAKU!!]、[SPAM!!]のいずれかを選択

「隔離ボックスに自動的に隔離する」

初期設定 【ドメイン全体】

「メールの件名(Subject)に[MEIWAKU!!]を挿入し、受信する」

受信拒否リスト設定

迷惑メール判定にかかわらず、受信拒否するメールの条件を設定し、条件に一致したメールを自動的に削除することができます。

※ドメイン全体に適用する条件、およびアドレス個々に適用する条件を、各々300個

まで設定できます。

※削除されたメールは確認できません。また、差出人に削除通知はされません。

条件設定 From:アドレス指定、ドメイン指定

Subject:指定文字列全体指定、部分指定

受信許可リスト設定

迷惑メール判定にかかわらず、受信許可するメールの条件を設定し、条件に一致したメールを自動的に受信することができます。

※ドメイン全体に適用する条件、およびアドレス個々に適用する条件を、各々300個

まで設定できます。(アドレスフィルタ優先の場合に、アドレス個々の許可リストを

ご利用になれます)

条件設定 From:アドレス指定、ドメイン指定

Subject:指定文字列全体指定、部分指定

Page 7: 迷惑メールフィルタリングサービス 設定マニュアル迷惑メールフィルタリングサービス 設定マニュアル ・OCNホスティングメール&ウェブ

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1.2 サービスの詳細

1.2.2 迷惑メールのフィルタリング設定(続き)

優先フィルタの設定

迷惑メールに対して、指定した処理方法の優先順位を選択できます。(次ページを参照下さい)

初期設定 アドレスフィルタ優先

※2007年12月6日以前より本サービスをご利用の場合、初期設定はドメインフィルタ優先です。

宛先不明メール対策

迷惑メールメールフィルタリングサービスに登録されていないメールアドレス宛のメールをブロックすることが出来ます。

条件設定 宛先不明メールを有効 のON/OFF

初期設定 無効(OFF)

SPFによる判定機能

ドメイン名を詐称した「なりすまし」メールの対策として、SPF認証(送信元ドメイン認証)

の結果をヘッダに付与し、認証結果に基づき件名へスタンプの付与を行うことが出来ます。

条件設定 SPF判定結果が「fail」の場合、SPF判定結果が「fail」または「softfail」の場合のいずれかを選択

初期設定 無効

2007年12月6日以前より本サービスをご利用で、アドレス個々の受信許可リストを利用する場合は、優先フィルタをアドレスフィルタ優先へ設定変更していただく必要があります。(設定変更に伴い、迷惑メール処理方法の適用順位が次ページのとおり変更になりますので、変更内容をご確認の上、設定変更をお願いします。)

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1.2.3 迷惑メールのフィルタリング処理順位

1.2 サービスの詳細

(1)「アドレスフィルタ優先」の場合

(注)※の指定がない場合は、

「判定基準値未満」と同様の動作となる

◆特徴・「ドメイン全体」と「アドレス単位」の受信許可リストを利用可能。

・迷惑メールに対して、ユーザ(アドレス)の指定処理がドメインの指定処理より優先される。

(2)「ドメインフィルタ優先」の場合 ◆特徴

・「ドメイン全体」」の受信許可リストを利用可能。

・迷惑メールに対して、ドメインの指定処理がユーザ(アドレス)の指定処理より優先される。

ユーザ受信拒否リスト

ユーザの判定基準値

ドメイン受信拒否リスト

ドメイン受信許可リスト

ドメインSPF判定

ユーザ受信許可リスト

ドメインの判定基準値

登録あり

登録なし

登録なし

登録なし

登録なし

条件に一致しない

値未満

値未満

受信

削除

削除

受信

受信

ごみ箱

ごみ箱

ドメイン指定処理[スタンプ]付与

ユーザの指定処理

ドメインの指定処理

登録あり

登録あり

登録あり

条件に一致する

値以上

値以上

[スタンプ]付与受信

[スタンプ]付与

受信

隔離ボックス

隔離ボックス

隔離

隔離

ドメイン受信拒否リスト

ドメイン受信許可リスト

ドメインSPF判定ドメイン指定処理[スタンプ]付与

ドメインの判定基準値

ユーザ受信拒否リスト

削除

受信

ごみ箱

ユーザ受信拒否リスト

ドメインの指定処理

ユーザの判定基準値 ユーザの指定処理

登録なし

登録なし

条件に一致しない

値未満

条件に一致する

値以上

[スタンプ]付与

登録なし

値未満 [スタンプ]付与

隔離ボックス

登録あり

登録あり削除 ごみ箱

削除 ごみ箱

受信

登録あり

値以上

隔離

隔離ボックス

隔離

Page 9: 迷惑メールフィルタリングサービス 設定マニュアル迷惑メールフィルタリングサービス 設定マニュアル ・OCNホスティングメール&ウェブ

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1.2.4 隔離ボックスの操作

閲覧

隔離されたメールの一覧、個々のメールの内容を閲覧することができます。

一覧表示項目 送信元、宛先(管理者のドメイン全体表示のみ)、件名、日付、迷惑メール度合いを一覧で表示します。

検索 隔離されたメールの一覧から、条件を指定して、検索することができます。

削除 隔離されたメールを削除することができます。

受信

隔離されたメールを受信するとともに、迷惑メールフィルタリングの受信許可リストに設定(ドメイン全体のみ)をすることができます。

迷惑メールフィルタリング設定

(管理者のみ)

「受信許可リストへは登録しない」

受信許可リストへは登録せずにメールを受信します。

「送信者のメールアドレスを受信許可リストへ登録する」

ドメイン全体の受信許可リストに送信者のメールアドレスを登録

し、メールを受信します。今後、この送信者から送られてきた

メールは隔離されません。

「送信者のドメインを受信許可リストへ登録する」

ドメイン全体の受信許可リストに送信者のドメインを登録し、

メールを受信します。今後、このドメインから送られてきたメール

は隔離されません。

転送(管理者のみ) 隔離されたメールを任意のメールアドレスに転送することができます。

隔離ボックスの

ディスク容量制限

管理者は、メールアドレス単位で、隔離ボックスのディスク容量の上限を設定することができます。

※上限を超えると、送信元にエラーが返信されます。

隔離ボックスのディスク容量警告メール

隔離ボックスのディスク使用量が上限値の80%以上になった場合、警告メールが通知されます。

契約(ドメイン)単位 契約容量の80%を超えると、管理者宛に警告メールを通知します。

メールアドレス単位 メールアドレスに設定した上限値の80%を超えると、利用者メールアドレス宛に警告メールを通知します。

メール保存期間

管理者は、メールアドレス単位で隔離されたメールの保存期間を設定することができます。

※設定した保存期間を超えるとメールは自動的に削除されます。

設定可能な保存期間 1~14日間 (初期設定は14日間)

隔離メールの一覧通知

管理者、利用者はメールアドレス単位で、隔離されたメールの概要の一覧を通知設定することができます。

通知可能な周期 1~14日間 (初期設定は通知なし)

迷惑メールの自動処理方法の設定を 「隔離ボックスに自動的に隔離する」にした場合、迷惑メール判定基準値

以上のメールは隔離ボックスに配送されます。隔離ボックスに配送されたメールは、迷惑メールフィルタリングサービスコントロールパネルで以下の操作をすることができます。

●管理者 :ドメイン全体、メールアドレス単位に対して操作することができます。

●一般利用者:自分宛のメールのみ操作することができます。

1.2.5 隔離ボックスの設定

1.2 サービスの詳細

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1.2 サービスの詳細

1.2.7 SPFよる判定機能

1.2.6 宛先不明メール対策の設定

迷惑メールフィルタリングサービスに登録されていないメールアドレス宛のメールに対して、送信元へエラーメール(UserUnknownメール)を返し、お客様のメールサーバへは配信を行わない機能です。

宛先不明メール対策機能の設定は、迷惑メールフィルタリングサービス コントロールパネルより、管理者がドメイン全体への設定として登録できます。

・アドレスの登録がない場合、存在しないメールアドレスとみなして送信元にエラーメールを返してしまいますので、ご利用アドレスを必ず全て登録して、本機能をご利用ください。(ご利用開始後も、メールアドレス追加されましたら、本サービスへのアドレス登録が必要です。)

・本機能ご利用の場合、迷惑メール集計レポートは、実在するアドレス宛のメール通数を集計したものになります。(ドメイン全体のレポートの受信メール数に、エラー処理したメール通数は含まれません。)

本サービスでは受信したメールについて、送信元の認証(送信ドメイン認証:SPF)を行い、認証結果をメールヘッダに追加しています。この認証結果を元に、送信元を偽って送られた「なりすまし」メールの可能性があるメールに対して、件名にスタンプを付与することが出来ます。

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1.2 サービスの詳細

項目管理者 一般利用者

ドメイン全体 メールアドレス単位 自アドレス

迷惑メール

フィルタリング設定

迷惑メール処理方法の設定 ○ ○ ×

受信拒否リストの設定 ○ ○ ○

受信許可リストの設定 ○ △※3 △※3

優先フィルタの設定 ○ × ×

宛先不明メール対策の設定 ○ × ×

SPFによる判定機能 ○ × ×

隔離ボックスの操作、

設定

一覧表示、内容閲覧、検索、削除、受信、転送※1 ○ ○ ○

ディスク容量設定 × ○ ×

ディスク使用量の確認 ○ ○ ○

隔離メール保存期間の設定 × ○ ×

隔離メールの概要通知設定 × △※2 ○

※1 隔離されたメールの指定されたメールアドレスへの転送は、管理者のみご利用いただけます。※2 通知メールは、管理者へは通知されません。※3 優先フィルタの設定が「アドレスフィルタ優先」の場合にご利用いただけます。

管理者と一般利用者では、操作できる内容が次のとおり異なります。

1.2.8 管理者および一般利用者の設定・操作内容

・「迷惑メールフィルタコンパネ」の利用方法の詳細は、ユーザマニュアル(管理者向け/一般ユーザ向け)をご参照ください。ユーザマニュアルは、迷惑メールフィルタリングサービスコントロールパネルの「お知らせ」メニューよりダウンロードいただけます。

1.2.9 誤判定メールのフィードバック

フィードバック

正常メールのフィードバック本来正常なメールが誤って迷惑メールと判断された場合、その正常メールをフィードバックすることができます。

迷惑メールのフィードバック本来迷惑メールであるのに、迷惑メールと判定されなかったメールをフィードバックできます。

本サービスにおける迷惑メールの検出率は98%を超えていますが、まれに迷惑メール等の誤検出があった場合、該当メールを管理者および一般利用者が判定データベースへフィードバックすることができます。

フィードバック方法は、迷惑メールフィルタリングサービスコントロールパネル「フィードバックメニュー」のオンラインヘルプをご参照ください。

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1.2.10 迷惑メール受信状況レポート

1.2 サービスの詳細

管理者はドメイン全体およびメールアドレス単位の受信メール数および迷惑メール数を集計したCSVファイルをダウンロードすることができます。

迷惑メール受信状況レポートの各項目の見方については、迷惑メールフィルタリングサービス管理者用コントロールパネルのメール設定メニューのオンラインヘルプをご参照ください。

前月分 当月分

①ドメイン全体 1日~月末分まで

(月全体、日単位で集計)

1日~前日分まで

(月全体、日単位で集計)②メールアドレス単位

閲覧方法 迷惑メールフィルタリングサービス管理者用コントロールパネルから

ダウンロード

データ形式 CSV形式

※前月分より前のデータは、保管しておりません。

■集計レポートの種類

■レポートの閲覧方法

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1.3 ご利用上の注意事項

1.3.1 ご利用上の注意事項

1.ご利用開始にあたり、以下の設定が必要です。(1)ユーザ登録初期設定時には、ご契約ドメイン宛のメールを迷惑メール判定しますが、ご契約ドメインで利用している

メールアドレスを全て登録する必要があります。未登録のアドレスがあった場合は、下記の2点についてご注意願います。・隔離機能などフィルタリングサービスの利用ができない。・宛先不明メール対策機能を有効にした際に、受信メールがユーザ存在無しとして判断され送信者へエラーで返信される。

メールアドレスの追加、変更を行った場合、「迷惑メールフィルタリングサービス管理者用コントロールパネル」から追加、変更を行ったメールアドレスのユーザ登録を実施する必要があります。なお、ユーザ登録は各プランごとに定められた利用アドレス数を上限に行うことができます。

(2)フィルタリング設定利用開始時は、迷惑メール度合いを判定し、メールヘッダに判定度合いを百分率で付与する設定になっ

ています。迷惑メールを自動的に隔離したい場合、またはメールの件名に[SPAM!!]などの文字列を挿入したい場合は、フィルタリング設定を行ってください。

2.ご利用開始にあたり、以下の設定が必要な場合があります。お客さま管理のDNSサーバをご利用の場合、MXレコードに指定するサーバ名として、所定のメール受信用ゲートウェイサーバ名を設定する必要があります。ホスティングサービスのDNSサーバをご利用の場合、本設定はNTTコミュニケーションズにて行います。

3.本サービスは、クラウドマーク社の迷惑メール判定エンジン「Authority」を利用しています。稀に、お客さまが意図する判定をしない場合がありますので、ご注意ください。・隔離ボックスの機能をご利用の場合は、定期的に隔離ボックスにアクセスし、ご確認ください。・お客さまの意図する判定をしない場合、受信許可リスト/受信拒否リストの設定をあわせてご利用ください。

4.本サービスはドメイン名単位で提供致します。Bizメール&ウェブ プロおよびBizメール&ウェブ プレミアムにて複数のドメイン名を付与してご利用の場合、ドメイン名ごとに迷惑メールフィルタリングサービスをお申し込みいただく必要があります。なお、テンポラリドメイン名ではご利用いただけませんのでご了承ください。

5.メール&ウェブにて迷惑メールフィルタリングサービスをご利用の場合、転送用メールアドレスの転送先に別の転送用メールアドレスを設定し2回以上連続してメールを転送しようとすると、メールが正しく転送されない場合がありますので、ご注意ください。(メールが正しく転送されなかった場合、送信者にエラーメールを返信します。)

6.隔離ボックスに配送された隔離メールは、一定期間後(初期設定では14日間)、自動的に削除されます。また、ウィルスチェックサービスのご契約有無にかかわらず、隔離ボックス内のメールはウィルスチェック処理前の状態のため、隔離メールの転送を行う際はご注意ください。

7.受信拒否リストに登録した条件と一致した場合、そのメールは削除されるため、リスト登録時は誤登録のないようご注意ください。(ドメイン全体の受信拒否リストに登録されたメールは、ドメイン内の全ての利用者が受信できなくなります。)

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1.3 ご利用上の注意事項

1.3.1 ご利用上の注意事項(続き)

8.以下のメールについては、迷惑メールの判定度合いの付与および、迷惑メールの処理がおこなわれません。

・迷惑メールフィルタリングの隔離ボックスディスク使用量80%超時の警告メール・迷惑メールフィルタリングの隔離ボックスに隔離されたメール概要一覧の通知メール・ウイルス検知時の警告メール(メール&ウェブ ウイルスチェックサービスをご利用の場合)

<Bizメール&ウェブ プロ(A/B/C)をご利用の場合>・ご契約サーバのOSからの標準送信メールおよび管理者向けレポート機能で送信されるメール・ご契約サーバのメールアドレスから、同一契約サーバ内のメールアドレス宛に送信されるメール(メール送信元ドメインとメール送信先ドメインが異なる場合を含みます。)

<Bizメール&ウェブ プロ(L1/L2/L3/Privateサーバー)をご利用の場合>・ご契約サーバのOSからの標準送信メールおよび管理者向けレポート機能で送信されるメール・ご契約サーバのメールアドレスから、同一契約サーバ内のメールアドレス宛に送信されるメール(メール送信元ドメインとメール送信先ドメインが異なる場合を含みます。)※メール監査アーカイブサービスをご契約で、対象ドメインにおいてメールを送受信した場合、ポータルで提供しております「メール監査アーカイブサービス内部配送設定」がONにされていると、上記メールにおいても迷惑メールフィルタリングの対象となります。

<Bizメール&ウェブ プレミアムをご利用の場合>・ご契約サーバのOSからの標準送信メールおよび管理者向けレポート機能で送信されるメール・ご契約サーバのメールアドレスから、同一契約サーバ内のメールアドレス宛に送信されるメール(メール送信元ドメインとメール送信先ドメインが異なる場合を含みます。)※メール監査アーカイブサービスをご契約で、対象ドメインにおいてメールを送受信した場合、上記メールにおいても迷惑メールフィルタリングの対象となります。

9.迷惑メールフィルタリングサービスをご利用のお客さまが各種変更・廃止申込みを行う場合は、ご利用サービスのセットアップガイドにて、「迷惑メールフィルタリングサービスに関するお申込時の注意事項」をご確認の上、お申込みください。

Page 15: 迷惑メールフィルタリングサービス 設定マニュアル迷惑メールフィルタリングサービス 設定マニュアル ・OCNホスティングメール&ウェブ

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2. セットアップ方法

Page 16: 迷惑メールフィルタリングサービス 設定マニュアル迷惑メールフィルタリングサービス 設定マニュアル ・OCNホスティングメール&ウェブ

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2.1 セットアップの概要

本サービスのご利用にあたり、迷惑メールフィルタリングサービス管理者用コントロールパネル(以下、「管理者用コンパネ」といいます。)および迷惑メールフィルタリングサービスコントロールパネル(以下、「迷惑メールフィルタコンパネ」といいます。)により、ユーザ登録およびフィルタリング設定を行います。

項目 内容 使用するコントロールパネル

ユーザ登録 「メールアドレス」、「利用権限」、「迷惑メールフィルタコンパネのログインパスワード」を設定します。

「管理者用コンパネ」

フィルタリング設定 迷惑メールの処理方法を設定します。 「迷惑メールフィルタコンパネ」

2.1.1 セットアップの概要

2.22.2参照

2.32.3参照

■お客さまDNSサーバの設定お客さま管理のDNSサーバをご利用の場合、上記設定に加え、ご利用ドメイン名のDNSサーバ設定(MXレコード)を変更していただく必要があります。なお、ホスティングサービスのDNSをご利用の場合、本作業は必要ありません。

2.42.4参照

2.1.2 コントロールパネルへのログイン方法

コンパネ名 アクセス先URL ログイン方法

管理者用

コンパネ

Bizメール&ウェブ プロ(L1/L2/L3/Privateサーバー)以外 :https://mw-filter.ocn.ad.jp/

「ご利用内容のご案内」に記載さてれいる「認証ID」「認証パスワード」※を使用してログインします。

Bizメール&ウェブ プロ(L1/L2/L3/Privateサーバー) ・Bizメール&ウェブ プレミアム:https://option-cp.ocn.ad.jp

迷惑メールフィルタ

コンパネ

https://filter.ocn.ad.jp/ 「管理者用コンパネ」にて登録した「メールアドレス」「ログインバスワード」を使用してログインします。

※ Bizメール&ウェブ プロおよびBizメール&ウェブ プレミアムをご利用の場合、迷惑メールフィルタリングサービスをお申し込みいただいたドメイン名 ごとに付与される「認証ID」「認証パスワード」を使用してログインしてください。

以降の管理者用コンパネの画面は、「https://mw-filter.ocn.ad.jp/」でアクセスした場合の画面で説明を行っております。「https://option-cp.ocn.ad.jp」でアクセスした場合も、一部画面標記は異なりますが、機能については同様と

なっておりますので、読み替えてご利用ください。

Page 17: 迷惑メールフィルタリングサービス 設定マニュアル迷惑メールフィルタリングサービス 設定マニュアル ・OCNホスティングメール&ウェブ

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2.1 セットアップの概要

2.1.2 コントロールパネルへのログイン方法(続き)

■「迷惑メールフィルタコンパネ」へのログイン方法

①「管理者用コンパネ」にアクセスし、日本語メニューか英語メニューを選択します。

(ここでは日本語メニューを選択)

②ご利用内容のご案内に記載されている「ドメイン名」、「認証ID」、「認証パスワード」を入力します。

③「ログイン」をクリックします。

「管理者用コンパネ」は、迷惑メールフィルタリングサービスご利用開始日の当日からログイン可能となります。

①「迷惑メールフィルタコンパネ」にアクセスし、「管理者用コンパネ」より登録した管理者の「メールアドレス」、「パスワード」を入力します。

②「ログイン」をクリックします。

■「管理者用コンパネ」へのログイン方法

Page 18: 迷惑メールフィルタリングサービス 設定マニュアル迷惑メールフィルタリングサービス 設定マニュアル ・OCNホスティングメール&ウェブ

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2.2 ユーザ登録

2.2.1 ユーザ登録の概要

「管理者用コンパネ」では、迷惑メールフィルタリングサービスを利用するユーザ管理を行います。

ご利用開始前に、「管理者メールアドレス」 および「一般利用者メールアドレス」と、それに対応するログインパスワードを登録することにより、各利用者が「迷惑メールフィルタコンパネ」へアクセスする権限を付与します。

ユーザ登録には、以下の2通りの方法がありますので、ご利用目的に応じて選択します。

ユーザの登録を行わない場合でも、ご契約ドメイン宛のメールすべてに対して迷惑メールのチェックが行われますが、個別の設定(隔離ボックスの設定、フィルタリング条件の設定)は、ユーザの登録がされていないと使用できません。また、宛先不明メール対策の設定を行う場合は、必ずご契約ドメインのご利用になっているすべての

メールアドレスの登録を行ってください。

メニュー 内容

アドレス管理メニュー ・アドレス等の登録、削除、照会を行います。・アドレス追加時は新たに登録するアドレス(差分)のみを指定します。

このメニューで登録時に設定できる項目は以下になります。

アドレス管理&隔離

詳細設定メニュー

・アドレスおよび隔離詳細情報を一括変更・登録できます。

・アドレス登録時はデータが一括上書きされるため、すでに登録されているアドレスで、引続きご利用になるアドレスは、本メニューでアップロードするCSVファイル内に全て入力してご利用いただきます。

このメニューで変更・登録時に設定できる項目は以下になります。

2.2.22.2.2参照

2.2.32.2.3参照

2.2.2 「アドレス管理メニュー」によるユーザ登録方法

①「管理者用コンパネ」にログインします。

②プルダウンより「メールアドレス登録」を選択し、「実行」をクリックします。

2.1.22.1.2参照

なお、「メールアドレス」、「ログインパスワード」の文字種・文字数制限については、2.2.4をご参照ください。

2.2.42.2.4参照

メールアドレス ユーザの種別 パスワード

○ ○ ○

メールアドレスユーザの種別

パスワード通知メール

設定保存期間

隔離Boxの容量

○ ○ ○ ○ ○ ○

Page 19: 迷惑メールフィルタリングサービス 設定マニュアル迷惑メールフィルタリングサービス 設定マニュアル ・OCNホスティングメール&ウェブ

- 18 -

@ドメイン名

2.2 ユーザ登録

2.2.2 「アドレス管理メニュー」によるユーザ登録方法(続き)

③メールアドレスを「個別登録」するか「一括登録」するかを選択します。「個別登録」する場合④へ、「一括登録」する場合⑦へお進みください。

【「個別登録」する場合】

④「迷惑メールフィルタコンパネ」へアクセスするための管理者メールアドレス・ログインパスワード、一般利用者メールアドレス・ログインパスワードを登録します。※ここで登録するログインパスワードは、ホスティングサービスで利用中のメールパスワードと同一である必要はありません。

※未登録のメールアドレス宛てのメールはフィルタリングされませんのでご注意ください。

⑤「メールアドレスの種別」を選択します。 「2→管理者」、「1→一般利用者」※管理者アドレスを必ず登録してください。管理者として登録できるアドレスは1つです。

⑥「登録の実行」をクリックします。これでユーザ登録は完了です。

⑤⑥

【「一括登録」する場合】

⑦CSVファイルを作成します。A:「メールアドレス」を入力します。※ドメイン名まで記述しても構いません。※未登録のメールアドレス宛てのメールは

フィルタリングされませんのでご注意ください。

B:「メールアドレスの種別」を入力します。※管理者のアドレスを必ず登録してください。管理者として登録できるアドレスは1つです。

C:「ログインパスワード」を入力します。

⑧CSV形式でファイルを保存します。

useruser1

user2user3

2111

pass00pass10pass20pass30

12345

A B C D

A B C

・入力ルールは、 [2.2.3]の《参考1》を参照してください。

2.2.3 《参考1》2.2.3 《参考1》参照

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@ドメイン名

2.2 ユーザ登録

2.2.2 「アドレス管理メニュー」によるユーザ登録方法(続き)

⑨「一括登録」を選択し、「登録の実行」をクリックします。

⑩「参照」ボタンをクリックし、⑦~⑧で作成したCSVファイルを指定します。

⑪「登録の確定」をクリックします。これでユーザ登録は完了です。

・メールアドレスの「一括削除」およびログインパスワードの「一括変更」の方法については、2.2.5をご覧下さい。

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2.2 ユーザ登録

2.2.3 「アドレス管理&隔離詳細設定メニュー」によるユーザ登録方法

①「管理者用コンパネ」にログインします。

②プルダウンより「アドレス&隔離詳細設定 一括照会」を選択し、「実行」をクリックします。※ファイルをダウンロード(保存)し、現在の登録内容のバックアップを行います。

2.1.22.1.2参照

■本メニューのご利用手順

【手順1】アドレス&隔離詳細設定「一括照会」の実施(2回目以降登録時)ファイルをダウンロード(保存)し、現在の登録内容のバックアップを行います。(セキュリティ上、パスワード情報はバックアップがとれません。ご了承ください。)

【手順2】 「一括更新」用ファイルの作成指定様式《参考1》に従って、CSVファイルを作成します。

【手順3】アドレス&隔離詳細設定「一括更新」の実施【手順2】で作成したファイルをアップロードします。「差分情報」ファイル《参考2》にて、更新内容を再確認します。問題がなければ、「更新の確定」ボタンを押します。

手順の詳細は以下のとおりです。

【手順1】

・本メニューでの変更は、データが一括上書きされるため、すでに登録されているアドレスで、引続きご利用になるアドレスは、本メニューでアップロードするCSVファイル内に全て入力してご利用いただく必要があります。

そのため、手順1の一括照会で取得できるファイルを利用して変更・修正を行ってください。

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2.2 ユーザ登録

2.2.3 「アドレス管理&隔離詳細設定メニュー」によるユーザ登録方法(続き)

③以下の様式に従い、CSVファイルを作成します。

初回登録時:一括更新用CSVファイル(例)

※ファイル形式:CSVカンマ区切り、1行1レコード

#1:アドレス #2:種別 #3:パスワード #4:通知メール #5:保存期間 #6:隔離容量

user01 2 aaaa01 1

user02 1 bbbb02 1

6文字以上の文字列

1は一般ユーザ2は管理者権限ユーザ

(1アドレスのみ)

ドメイン名(@以降)は省略可

2回目以後登録時:一括更新用CSVファイル(例)

※ファイル形式:CSVカンマ区切り、1行1レコード

#1:アドレス #2:種別 #3:パスワード #4:通知メール #5:保存期間 #6:隔離容量

user01

user03 1 ccc03 1

user04 1 ddd04 1 10 10

既存アドレス

削除アドレス

追加アドレス

追加アドレス

【2回目設定例】・user01は変更しない。・user02を削除する。・user03-04を追加登録する。概要通知メールを1日毎に設定する。・user04は、保存期間を10日に、上限容量を10MBに設定する。・上記以外はデフォルト設定とする。

1~14日※省略可

省略時は0(メール通知なし)

1以上の整数値(MB単位で設定)※省略可

省略時は0(容量制限なし)

1~14日※省略可省略時は14日

・既存アドレス情報は、既存の情報と比べ変更のない限りスキップします。・「パスワード」情報は、入力有無に関わらず既存情報が優先されます。(ユーザ自身が変更可能なため)※ただし、管理者が変更になる場合、新管理者のパスワード入力が必要です。

【初回設定例】・user01-02を初めて登録する。user01が管理者。・user01-02の概要通知メールを1日毎に設定する。・上記以外はデフォルト設定とする。

新たなCSVファイルに既存のアドレスが存在しない場合は、削除するアカウントと見なして削除する。

・CSVファイルは、指定様式で作成してください。様式が異なると、誤って現在の登録データが削除される場合があります。

・#1:アドレス欄(例:user01)は必須項目です。ファイル内に存在しない場合、該当アドレスに関する隔離ボックス・設定情報は全て削除されます。(アドレス追加時はデータが一括上書きされるため、既に登録されているアドレスで、引き続きご利用になるアドレスは、本メニューでアップロードするCSVファイル内に全て入力していただく必要があります。)

・1行目のフィールド行は省略可能です。(フィールド名を入れる場合は、#1:アドレス等、上の例で書いてある名称を入力してください。一括照会メニューで出力すると、上の例どおりのフィールド名が出力されます。)

【手順2】

※「概要通知メール」情報は、既存情報が「0」又は「0e」の場合に上書きされます。

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2.2 ユーザ登録

《参考1》 CSVファイルの様式

《参考1》CSVファイルの様式

フィールド名 設定項目 説明 備考

アドレス管理&隔離設定メニューで使用するC

SV

ファイルの様式

アドレス管理メニューで使用するC

SV

ファイルの様式

#1:アドレスメールアドレス

登録するメールアドレスを設定します。

メールアドレス(@より左側の部分)の登録には、次の文字がご利用になれます。1.アルファベット:"A"から"Z"までの英大文字、"a"から"z"までの英小文字2.数字:"0"から"9"まで3.記号の一部: _ (アンダーバー) -(ハイフン).(ドット) ! = ~※次の文字は、アドレス登録に利用できません。ご了承ください。

# % ' * + / ? ^ ` { | $ & }

#2:種別メールアドレス種別

登録するアドレスの迷惑メールフィルタリング契約内容と種別を設定します。

1:契約あり(一般利用者)2:契約あり(管理者)

#3:パスワードログインパスワード

登録するアドレスに対するパスワードを設定します。

ログインパスワードは次の書式で登録してください。1.使用文字数は、6文字以上128文字以下2.アルファベット:"A"から"Z"までの英大文字、"a"から"z"までの英小文字3.数字:"0"から"9"まで4.記号の一部: ! $ % & ‘ ( ) * + , - / ; < = > ? [ ]^ { } ~ _ # @ :5.2文字以上のアルファベットと、1文字以上の数字又は記号を用いて作成してください。

#4:通知メール概要通知メール

登録するアドレスにおける隔離ボックスの概要通知メールのOn/OFF、受信頻度の設定を行います。

概要通知メール設定は次のルールで登録してください。(半角数字)0:通知メールを受信しない(デフォルト設定、日本語でディスク容量アラートメールを受信する)1~14:日本語で通知メールを受信する(受信頻度を数字で指定、例:1日毎→「1」を設定)0e:通知メールを受信しない(英語でディスク容量アラートメールを受信する)1e~14e:英語で通知メールを受信する(受信頻度+eで指定、例:1日毎→「1e」を設定)

#5:保存期間隔離メール保存期間

隔離ボックスに自動振分けしたメールの保存期間を設定します。

隔離メール保存期間設定は次のルールで登録してください。(半角数字)1~14:保存期間を数字で指定(例:7日間保存→「7」を設定)

#6:隔離容量隔離容量設定

登録するアドレスが利用できる隔離ボックス容量に上限を設定します。

隔離容量設定は次のルールで設定してください。(半角数字)0:アドレス単位に上限は設定しない(デフォルト設定)1以上の整数値:アドレス単位に上限を設定する(上限値MBを数字で指定、例:5MB→「5」を設定)

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2.2 ユーザ登録

2.2.3 「アドレス管理&隔離詳細設定メニュー」によるユーザ登録方法(続き)

④プルダウンより「アドレス&隔離詳細設定 一括更新」を選択し、「実行」をクリックします。

⑤「参照」ボタンをクリックし、③で作成したCSVファイルを指定します。

⑥「次へ」をクリックします。

【手順3】

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2.2 ユーザ登録

2.2.3 「アドレス管理&隔離詳細設定メニュー」によるユーザ登録方法(続き)

⑦画面上のサマリー情報で更新概要を確認します。

⑧ 「差分情報ファイルの生成・ダウンロード」をクリックし、既登録データと更新データの差分情報ファイルを生成・ダウンロードします。

⑨差分情報ファイルの内容を確認し、更新情報に間違いがなければ、□にチェック を入れます。※ファイルの見方については《参考2》をご覧ください。

⑩「更新の確定」ボタンを押します。これでユーザ登録は完了です。

⑦ ⑧

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2.2 ユーザ登録

《参考2》 差分情報ファイルについて

《参考2》差分情報ファイルについて

■差分情報ファイルとは

・「アドレス&隔離詳細設定 一括更新」メニューを利用時に、データ登録前に、更新内容に誤りがないか、確認していただくためのデータファイルです。

・初めて登録する場合は、登録する全ての情報を表示します。・既登録データがある場合は、変更箇所を表示します。

(CSVカンマ区切り、1アカウント1行)

フィールド名 項目 説明

#0:ステータス ステータス該当アドレスが、一括更新により「追加」/「削除」されるのか、「既存」のまま変更ないのかを表示します。

#1:アドレス メールアドレス

#2:種別 メールアドレス種別

更新内容(変更箇所のみ)が表示されます。

#3:パスワード パスワード

#4:通知メール 概要通知メール

#5:保存期間 隔離メール保存期間

#6:隔離容量 隔離容量設定

・「ステータス=削除」のアドレスについては、引き続き利用するアドレスが誤って削除されないよう再度確認をお願いします。

・アドレスが削除された場合、該当アドレスの隔離ボックス・設定情報が全て削除されますのでご注意ください。

■差分情報ファイルの形式

次の形式で差分情報ファイルを提供します。

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2.2 ユーザ登録

2.2.4 ログインパスワードの文字種・文字数制限

項目 内容

使用可能な文字種 ①アルファベット

A から Z までの英大文字、 a から z までの英小文字

②数字

0 から 9 まで

③記号の一部

! $ % & ‘ ( ) * + , - / ; < = > ? [ ] ^ { } ~ _ # @ : ’

※ ,(カンマ)は個別登録の場合のみ使用可能(一括登録の場合使用不可)

文字数 6文字以上128文字以下

その他 2文字以上のアルファベットと1文字以上の数字、又は記号を用いて作成すること

ログインパスワードは以下の書式で登録してください。

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2.2 ユーザ登録

2.2.5 その他の「アドレス管理メニュー」の利用方法

■メールアドレスの「一括削除」

「アドレス管理メニュー」を利用して、メールアドレスを一括で削除することができます。手順は以下のとおりです。

・一括削除の場合、CSVファイルには「メールアドレス」の項目のみを設定してください。

・「管理者」として登録したアドレスは、「メールアドレス削除」メニューでは削除できません。「管理者」のメールアドレスを変更する場合は、「管理者アドレス変更」メニューをご利用

ください。

user1user2

user3user4

12345

A B C D

①削除するメールアドレスを入力し、CSV形式でファイルを保存します。※メールアドレスにドメイン名まで記述しても問題ありません。

②「メールアドレス削除」メニューで「一括削除」を選択し、「削除の実行」をクリックすると、以下の画面が表示されます。

③「参照」ボタンをクリックし、①で作成したCSVファイルを指定します。

④「削除の確定」をクリックします。「メールアドレス一括削除を完了しました。」の表示がでれば完了です。

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2.2 ユーザ登録

2.2.5 その他の「アドレス管理メニュー」の利用方法(続き)

・ログインパスワードの一括変更の場合、CSVファイルには、「メールアドレス」,「新しいログインパスワード」の2項目を入力してください。

①ログインパスワードを変更するメールアドレスを入力します。※メールアドレスにドメイン名まで記述しても問題ありません。

②新しいログインパスワードを入力し、CSV形式でファイルを保存します。

③「ログインパスワード変更」メニューで「一括パスワード変更」を選択し、「変更の実行」をクリックすると、以下の画面が表示されます。

④「参照」ボタンをクリックし、①~②で作成したCSVファイルを指定します。

⑤「変更の確定」をクリックします。「ログインパスワード一括変更を受付ました」の表示がでれば完了です。

■ログインパスワードの「一括変更」

「アドレス管理メニュー」を利用して、ログインパスワードを一括で変更することができます。手順は以下のとおりです。

useruser1user2user3

12345

A B C D

pass000pass001

pass002pass003

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2.3 フィルタリング設定

2.3.1 フィルタリング設定の概要

「管理者用コンパネ」より登録した管理者アドレスで「迷惑メールフィルタコンパネ」へアクセスし、ドメイン全体の迷惑メール自動処理方法の設定を行います。また、必要に応じてメールアドレス単位の設定を行うこともできます。なお、各設定項目の内容については、1.2をご覧下さい。

1.21.2参照

・迷惑メールを自動的に隔離、あるいは、メールの件名に文字列を挿入して利用される場合、迷惑メールの自動処理方法の設定が必要です。

・初期状態の設定は、迷惑メールの判定を行い、メールのヘッダに以下の文字列を付与します。例: X-OCN-SPAM-CHECK:100.00% (少数第2位まで)

■「迷惑メールフィルタコンパネ」画面の説明

【管理者用画面の場合】 【一般利用者用画面の場合】

AB

C

A

B

C

A

記号 内容

A 設定、操作しているドメイン、メールアドレスが表示されます。

管理者がログイン

した場合

ドメイン全体の

設定・操作中

ドメインのみが表示されます。 【例:example.com】

さらに、タイトルの先頭に「ドメイン名」が表示されます。

メールアドレス

単位の設定・

操作中

ドメインと、操作しているメールアドレスが表示されます。

【例: example.com | [email protected]

(タイトルの先頭に「ドメイン名」は表示されません。)

一般利用者が

ログインした場合

自分のメールアドレスが表示されます。 【例:[email protected]

B メニューの大項目が表示されます。 設定、操作している大項目の文字が黄色で表示されます。

C メニューの小項目が表示されます。 設定、操作している小項目の背景が白色で表示されます。

画面の左上に、設定対象のドメインまたはメールアドレスの情報と、設定可能なメニューが表示されます。

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2.3 フィルタリング設定

2.3.2 ドメイン全体の迷惑メール処理方法の設定

①「迷惑メールフィルタコンパネ」にログインします。

・管理者は、ドメイン全体の設定/メールアドレス単位のいずれの設定をしているか、注意してご利用ください。

2.1.22.1.2参照

②「フィルタリング設定」をクリックします。

③「迷惑メールの処理方法」をクリックします。

④迷惑メールの処理方法を選択します。「以下の処理方法を適用する」を選択した場合、⑤以降の設定を行います。

⑤迷惑メールとみなす度合いを選択します。 ※ご利用開始時は「100%」を推奨します。

⑥⑤で選択した迷惑メール度合い以上と判定されたメールの処理方法を選択します。

⑦「適用」ボタンをクリックし、設定を保存します。これでドメイン全体のフィルタリング設定は完了です。

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2.3 フィルタリング設定

2.3.3 メールアドレス単位の迷惑メール処理方法の設定

①「迷惑メールフィルタコンパネ」にログインします。

・管理者は、ドメイン全体の設定/メールアドレス単位のいずれの設定をしているか、注意してご利用ください。

2.1.22.1.2参照

⑤「フィルタリングの設定」をクリックします。

⑥「迷惑メールの処理方法」をクリックします。

⑦迷惑メールの処理方法を選択します。「以下の処理方法を適用する」を選択した場合、⑧以降の設定を行います。

⑧迷惑メールとみなす度合いを選択します。※ご利用開始時は「100%」を推奨します。

⑨⑧で選択した迷惑メール度合い以上と判定されたメールの処理方法を選択します。

⑩「適用」ボタンをクリックし、設定を保存します。これでメールアドレス単位のフィルタリング設定は完了です。

②「メールアドレス」をクリックします。

③「メールアドレスの一覧」をクリックします。

④個別の設定をしたいメールアドレスをクリックします。

選択したユーザのコントロールパネルが画面表示されます。

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2.4 優先フィルタ機能

2.4.1 優先フィルタ設定の概要

「管理者用コンパネ」より登録した管理者アドレスで「迷惑メールフィルタコンパネ」へアクセスし、「ドメイン全体に対するフィルタリング設定」と「メールアドレス単位へのフィルタリング設定」のどちらの処理方法を優先的に適用するかの設定を行います。 この機能は、管理者のみ設定する事が可能です。

「迷惑メールフィルタコンパネ」の画面説明については、2.3.1をご覧ください。 2.3.12.3.1参照

2.4.2 優先フィルタの設定

①「迷惑メールフィルタコンパネ」に管理者でログインします。

②「フィルタリングの設定」をクリックします。

③左メニューの「優先フィルタの設定」をクリックします。

④フィルタの優先順位を選択します。●アドレスフィルタ優先迷惑メールに対して、アドレス単位への指定処理が、ドメイン全体への指定処理よりも優先されます。

●ドメインフィルタ優先迷惑メールに対して、ドメイン全体への指定処理が、アドレス単位への指定処理よりも優先されます。

⑤「適用」ボタンをクリックし、設定を保存します。これで優先フィルタ設定は完了です。

2.1.22.1.2参照

優先フィルタの初期設定は「アドレスフィルタ優先」ですが、2007年12月6日以前より本サービスをご利用の場合は「ドメインフィルタ優先」が設定されております。

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2.5 宛先不明メール対策

2.5.1 宛先不明メール対策の概要

「管理者用コンパネ」より登録した管理者アドレスで「迷惑メールフィルタコンパネ」へアクセスし、ドメイン全体の宛先不明メール対策の設定を行います。この機能は、管理者がドメイン全体の設定として設定することが出来ます。

「迷惑メールフィルタコンパネ」の画面説明については、2.3.1をご覧ください。

・アドレスの登録がない場合、存在しないメールアドレスとみなして送信元にエラーメールを返してしまいますので、ご利用アドレスを必ず全て登録して、本機能をご利用ください。(ご利用開始後も、メールアドレス追加されましたら、本サービスへのアドレス登録が必要です。)

2.3.12.3.1参照

2.5.2 宛先不明メール対策の設定

①「迷惑メールフィルタコンパネ」に管理者でログインします。

②「宛先不明メール対策」をクリックします。

③画面下部の「宛先不明メール対策を利用する。」にチェックを入れます。※初期設定では、チェックは入っていません。

④「適用」ボタンをクリックし、設定を保存します。これでドメイン全体の宛先不明メール対策設定は完了です。

2.1.22.1.2参照

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2.6 SPFによる判定機能

2.6.1 SPFによる判定機能の概要

「管理者用コンパネ」より登録した管理者アドレスで「迷惑メールフィルタコンパネ」へアクセスし、SPF判定結果によるスタンプ付与の設定を行います。この機能は、管理者がドメイン全体の設定として設定することが出来ます。

「迷惑メールフィルタコンパネ」の画面説明については、2.3.1をご覧ください。 2.3.12.3.1参照

2.6.2 SPFによる判定機能の設定

①「迷惑メールフィルタコンパネ」に管理者でログインします。

②「フィルタリングの設定」をクリックします。

③左メニューの一番下「SPFによる判定」をクリックします。

④画面下部の「SPF判定結果にもとづき、メールの件名に[SPF_NG]の文字列を挿入する。」にチェックを入れます。※初期設定では、チェックは入っていません。

⑤[SPF_NG]の文字列を挿入する条件が選択できるようになるので、以下のいずれかを選択します。

・SPF判定結果が「fail」の場合(送信ドメインは詐称されている)・SPF判定結果が「fail」または「softfail」の場合(送信ドメインは詐称されている可能性がある)

⑥「適用」ボタンをクリックし、設定を保存します。これでSPFによる判定機能の設定は完了です。

2.1.22.1.2参照

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①「ポータルサイト」に管理者でログインします。

②画面上部のメニューから「お客さまサポート」をクリックします。

③お客さまサポート画面の中ごろの「メール設定」より「迷惑メール横入り防止設定」をクリックします。

2.7 横入り防止設定 [Bizメール&ウェブ プロ(L1/L2/L3/Privateサーバー) ご契約のお客さま]

2.7.1 横入り防止設定の概要

横入り防止設定とは、ご契約のホスティングサーバへ直接メールの配送を行う迷惑メール送信者からのメールをブロックする機能です。この機能は「Bizメール&ウェブ プロ( L1/L2/L3/Privateサーバー )」のいずれかのホスティングサーバをご

契約のお客さまのみご利用頂ける機能になっており、ご利用いただくには、VPSポータルサイトからの設定が必要になります。

Bizメール&ウェブ プロのポータルへのログイン方法は、各ホスティングサービスのオンラインマニュアルをご覧下さい。

Bizメール&ウェブ プロ(L1/L2/L3/Privateサーバー)

2.7.2 横入り防止設定の登録

:http://www.ocn.ne.jp/hosting/support/manual/mwpro2/system/02.html

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2.7 横入り防止設定 [Bizメール&ウェブ プロ(L1/L2/L3/Privateサーバー) ご契約のお客さま]

2.7.2 横入り防止設定の登録(続き)

④ご契約のドメインを入力します。

⑤ドメインを入力しましたら、「登録」ボタンをクリックします。

⑥登録が完了しましたら、契約ドメイン登録欄の下に以下のように表示されます。

④ ⑤

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2.8 お客さまDNSサーバの設定

2.8.1 お客さまDNSサーバの設定

お客さま管理のDNSサーバをご利用の場合、ご利用開始日以降に、ご利用ドメイン名のDNSサーバ設定(MXレコード)を変更していただく必要があります。なお、ホスティングサービスのDNSをご利用の場合、本作業は不要です。

ご利用サービス 変更内容 変更方法

メール&ウェブ

(エントリー/スタンダード/アドバンス)

お客さまドメイン名のMXレコードに、迷惑メールフィルタリングサービス有りの場合のホスト名を指定します。

セットアップガイド「1.6 お客さまDNSサーバの設定」をご覧下さい。

メール&ウェブ

(30/100/200)

セットアップガイド「7 ステップ3 お客さまDNSサーバの設定」のB-b-1をご覧下さい。

Bizメール&ウェブ プロ

(A/B/C)

セットアップガイド「7 ステップ5 お客さまDNSサーバの設定」のBをご覧下さい。

Bizメール&ウェブ プロ

(L1/L2/L3/Privateサーバー)

セットアップガイド「1.7 ステップ6 お客さまDNSサーバの設定」をご覧下さい。

Bizメール&ウェブ プレミアム

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2.8 お客さまDNSサーバの設定

2.8.1 お客さまDNSサーバの設定(続き)

変更前の状態 変更後の状態 弊社工事内容 お客さまDNSサーバ設定変更内容

PowerMailをご利用 メール&ウェブの迷惑メールフィルタリングサービスをご利用

1回目:メール&ウェブを追加

2回目:メール&ウェブに迷惑メールフィルタリングサービスを追加

1回目: 1回目のご利用開始日の前日までにMXレコードにメール&ウェブの迷惑メールフィルタリングサービス無しの場合のホスト名を指定します。

2回目: 2回目のご利用開始日以降にMXレコードにメール&ウェブの迷惑メールフィルタリングサービス有りの場合のホスト名を指定します。

メール&ウェブの迷惑メールフィルタリングサービスをご利用

PowerMailをご利用 1回目:メール&ウェブの迷惑メールフィルタリングサービスを廃止

2回目:PowerMailを追加

1回目:お申込み前にMXレコードにメール&ウェブの迷惑メールフィルタリングサービス無しの場合のホスト名を指定します。

2回目: 2回目のご利用開始日の前日までにMXレコードにPowerMailの場合のホスト名を指定します。

※上記2パターンは、URLが「https://:www17」で始まるコントロールパネルをお使いのお客さまに限り、設定が必要になります。

PowerMailをご利用 Bizメール&ウェブプロ(A/B/C)の迷惑メールフィルタリングサービスをご利用

1回目:Bizメール&ウェブプロ(A/B/C)を追加

2回目:Bizメール&ウェブプロ(A/B/C)に迷惑メールフィルタリングサービスを追加

1回目: 1回目のご利用開始日の前日までにMXレコードにBizメール&ウェブ プロ(A/B/C)の迷惑メールフィルタリングサービス無しの場合のホスト名を指定します。

2回目: 2回目のご利用開始日以降にMXレコードにBizメール&ウェブ プロ(A/B/C)の迷惑メールフィルタリングサービス有りの場合のホスト名を指定します。

Bizメール&ウェブ プロ(A/B/C)の迷惑メールフィルタリングサービスをご利用

PowerMailをご利用 1回目:Bizメール&ウェブプロ(A/B/C)の迷惑メールフィルタリングサービスを廃止

2回目:PowerMailを追加

1回目:お申込み前にMXレコードにBizメール&ウェブ プロ(L1/L2/L3/Privateサーバー)の迷惑メールフィルタリングサービス無しの場合のホスト名を指定します。

2回目: 2回目のご利用開始日の前日までにMXレコードにPowerMailの場合のホスト名を指定します。

PowerMailをご利用 Bizメール&ウェブプロ(L1/L2/L3/Privateサーバー) の迷惑メールフィルタリングサービスをご利用

1回目:Bizメール&ウェブプロ(L1/L2/L3/Privateサーバー)を追加

2回目:Bizメール&ウェブプロ(L1/L2/L3/Privateサーバー)に迷惑メールフィルタリングサービスを追加

1回目: 1回目のご利用開始日の前日までにMXレコードにBizメール&ウェブ プロ(L1/L2/L3/Privateサーバー)の迷惑メールフィルタリングサービス無しの場合のホスト名を指定します。

2回目: 2回目のご利用開始日以降にMXレコードにBizメール&ウェブ プロ(L1/L2/L3/Privateサーバー)の迷惑メールフィルタリングサービス有りの場合のホスト名を指定します。

Bizメール&ウェブ プロ(L1/L2/L3/Privateサーバー)の迷惑メールフィルタリングサービスをご利用

PowerMailをご利用 1回目: Bizメール&ウェブプロ(L1/L2/L3/Privateサーバー)の迷惑メールフィルタリングサービスを廃止

2回目:PowerMailを追加

1回目:お申込み前にMXレコードにBizメール&ウェブプロ(L1/L2/L3/Privateサーバー)の迷惑メールフィルタリングサービス無しの場合のホスト名を指定します。

2回目: 2回目のご利用開始日の前日までにMXレコードにPowerMailの場合のホスト名を指定します。

・DNSサーバ設定(MXレコード)の変更はご利用開始日以降に実施してください。ご利用開始日前に実施した場合、メールを受信できない場合がありますので、ご注意ください。

・迷惑メールフィルタリングサービスの廃止時は、廃止申込み前に、お客さまDNSサーバの設定変更(ドメイン名のMXレコードに迷惑メールフィルタリングサービス無しの場合のホスト名を指定)を行ってください。設定方法は、ご利用サービスのセットアップガイドをご覧下さい。

・弊社サーバ設備の都合により、お申し込みパターンによっては、お客さまDNSサーバの設定変更が2回必要となる場合があります。お客さまにはご不便をおかけ致しますが、予めご了承ください。

【お客さまDNSサーバの設定変更が2回必要となるケース】

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